JP6249432B2 - 痛み測定装置および痛み測定システム - Google Patents
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Description
本発明は、例えば、以下の項目を提供する。
(項目1)
測定対象が有する痛みを測定する痛み測定装置であって、
前記測定対象から申告された痛みレベルと前記測定対象に与えられた刺激量との関係に基づいて、前記測定対象において基準となる痛みに対応する基準刺激量を決定する決定部と、
前記測定対象から計測された対象脳波データを、前記基準刺激量に対応する、前記測定対象の参照脳波データと比較することにより、前記対象脳波データが計測されたときに前記測定対象が有する痛みを測定する測定部と、を備える、
痛み測定装置。
(項目2)
前記決定部は、前記痛みレベルと前記刺激量との関係において刺激量の増加に対する痛みレベルの増加率が所定の閾値率を超える刺激量の範囲の代表値を、前記基準刺激量と決定する、
項目1に記載の痛み測定装置。
(項目3)
前記代表値は、最小値、中央値および最大値のうちの少なくとも1つである、
項目2に記載の痛み測定装置。
(項目4)
前記測定部は、
前記対象脳波データおよび前記参照脳波データの各々から少なくとも1つの特徴量を算出し、
前記対象脳波データから算出された少なくとも1つの特徴量と、前記参照脳波データから算出された少なくとも1つの特徴量との比較結果に基づいて、前記測定対象が有する痛みを測定する、
項目1〜3のいずれか1項に記載の痛み測定装置。
(項目5)
前記少なくとも1つの特徴量は、刺激によって誘発された脳波波形の振幅を表す第1の特徴量を含む、
項目4に記載の痛み測定装置。
(項目6)
前記測定部は、
前記参照脳波データから算出された第1の特徴量に対する前記対象脳波データから算出された第1の特徴量の相対的な大きさを示す第1の評価値が第1の閾値よりも大きい場合に、前記測定対象が前記基準となる痛みより大きな痛みを有すると判定する、
項目5に記載の痛み測定装置。
(項目7)
前記少なくとも1つの特徴量は、刺激によって誘発された脳波波形における潜時を表す第2の特徴量を含む、
項目4〜6のいずれか1項に記載の痛み測定装置。
(項目8)
前記測定部は、
前記参照脳波データから算出された第2の特徴量に対する前記対象脳波データから算出された第2の特徴量の相対的な大きさを示す第2の評価値が第2の閾値よりも小さい場合に、前記測定対象が前記基準となる痛みより大きな痛みを有すると判定する、
項目7に記載の痛み測定装置。
(項目9)
前記痛み測定装置は、さらに、
前記測定対象に複数の第1刺激量の刺激が個別に与えられたときに前記測定対象から申告された第1痛みレベルおよび前記測定対象から計測された第1脳波データに基づいて、前記複数の第1刺激量とは異なる第2刺激量の刺激が前記測定対象に与えられたときに前記測定対象から申告される第2痛みレベルおよび前記測定対象から計測される第2脳波データを推定する推定部を備え、
前記決定部は、前記第1痛みレベルおよび前記第2痛みレベルと前記第1刺激量および前記第2刺激量との関係に基づいて、前記基準刺激量を決定する、
項目1〜8のいずれか1項に記載の痛み測定装置。
(項目10)
測定対象が有する痛みを測定する痛み測定装置と、
前記測定対象に複数の刺激量の刺激を個別に与える刺激装置と、
(i)前記測定対象に前記複数の刺激量の刺激が与えられたときに前記測定対象の脳波データをそれぞれ計測し、(ii)前記測定対象の痛みの測定に用いる対象脳波データを計測する脳波計と、を備え、
前記痛み測定装置は、
前記測定対象に前記複数の刺激量の刺激が個別に与えられたときに計測された脳波データを、刺激量および前記測定対象から申告された痛みレベルとともに格納する記憶部と、
前記測定対象から申告された痛みレベルと前記測定対象に与えられた刺激量との関係に基づいて、前記測定対象において基準となる痛みに対応する基準刺激量を決定する決定部と、
前記測定対象から計測された対象脳波データを、前記基準刺激量に対応する参照脳波データと比較することにより、前記対象脳波データが計測されたときに前記測定対象が有する痛みを測定する測定部と、を備える、
痛み測定システム。
[痛み測定システムの構成]
図1は、実施の形態1における痛み測定システムの構成を示すブロック図である。痛み測定システムは、痛み測定装置10と、刺激装置20と、脳波計30と、を備える。
次に、痛み測定装置10の詳細な構成について説明する。図1に示すように、痛み測定装置10は、記憶部11と、決定部12と、測定部13と、を備える。
次に、以上のように構成された痛み測定システムの動作について説明する。
以上のように、本実施の形態に係る痛み測定装置10によれば、決定部12は、測定対象99から申告された痛みレベルと測定対象99に与えられた刺激量との関係に基づいて、測定対象99において基準となる痛みに対応する基準刺激量を決定することができる。そして、測定部13は、基準刺激量に対応する、測定対象99の参照脳波データを用いて、痛みを測定することができる。したがって、痛み測定装置10は、測定対象99の個性に適した参照脳波データを用いて、基準となる痛みに対する測定対象99の相対的な痛みを測定することができる。その結果、痛み測定装置10は、測定対象99が有する痛みを客観的かつ高精度に測定することができる。
次に、実施の形態2について説明する。本実施の形態では、測定対象に実際には与えられていない刺激量に対応する痛みレベルおよび脳波データを推定し、推定結果を用いて基準刺激量を決定する点が上記実施の形態1と異なる。以下に、上記実施の形態1と異なる点を中心に本実施の形態について説明する。
図6は、実施の形態2における痛み測定システムの構成を示すブロック図である。図6において、図1と実質的に同一の構成要素については、同一の符号を付し、適宜説明を省略する。本実施の形態に係る痛み測定システムは、痛み測定装置10Aと、刺激装置20と、脳波計30と、を備える。
次に、以上のように構成された痛み測定システムの動作について説明する。脳波データおよび痛みレベルの収集処理については、与えられる刺激の数を除いて、実施の形態1と実質的に同一であるので、図示を省略する。
以上のように、本実施の形態に係る痛み測定装置10Aによれば、推定部14Aは、測定対象99に実際には与えられていない刺激量に対応する痛みレベルおよび脳波データを推定することができる。したがって、痛み測定システムは、測定対象99に刺激が与えられる回数を削減すること、および、刺激によって測定対象99に生じる痛みを抑制することができる。特に、大きな刺激量に対応する痛みレベルおよび脳波データが推定されることにより、大きな刺激によって測定対象99に生じる大きな痛みを回避することができる。
以上、本発明の1つまたは複数の態様に係る痛み測定装置について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものも、本発明の1つまたは複数の態様の範囲内に含まれてもよい。
11 記憶部
12 決定部
13 測定部
14A 推定部
20 刺激装置
30 脳波計
Claims (36)
- 測定対象が有する痛みを測定する痛み測定装置であって、
前記測定対象から申告された痛みレベルと前記測定対象に与えられた刺激量との関係に基づいて、前記測定対象において基準となる痛みに対応する基準刺激量を決定する決定部と、
前記測定対象から計測された対象脳波データを、前記基準刺激量に対応する、前記測定対象の参照脳波データと比較することにより、前記対象脳波データが計測されたときに前記測定対象が有する痛みを測定する測定部と、を備え、
前記決定部は、前記痛みレベルと前記刺激量との関係において刺激量の増加に対する痛みレベルの増加率が所定の閾値率を超える刺激量の範囲の代表値を、前記基準刺激量と決定する、
痛み測定装置。 - 前記代表値は、最小値、中央値および最大値のうちの少なくとも1つである、
請求項1に記載の痛み測定装置。 - 前記測定部は、
前記対象脳波データおよび前記参照脳波データの各々から少なくとも1つの特徴量を算出し、
前記対象脳波データから算出された少なくとも1つの特徴量と、前記参照脳波データから算出された少なくとも1つの特徴量との比較結果に基づいて、前記測定対象が有する痛みを測定する、
請求項1又は2に記載の痛み測定装置。 - 前記少なくとも1つの特徴量は、刺激によって誘発された脳波波形の振幅を表す第1の特徴量を含む、
請求項3に記載の痛み測定装置。 - 前記測定部は、
前記参照脳波データから算出された第1の特徴量に対する前記対象脳波データから算出された第1の特徴量の相対的な大きさを示す第1の評価値が第1の閾値よりも大きい場合に、前記測定対象が前記基準となる痛みより大きな痛みを有すると判定する、
請求項4に記載の痛み測定装置。 - 前記少なくとも1つの特徴量は、刺激によって誘発された脳波波形における潜時を表す第2の特徴量を含む、
請求項3〜5のいずれか1項に記載の痛み測定装置。 - 前記測定部は、
前記参照脳波データから算出された第2の特徴量に対する前記対象脳波データから算出された第2の特徴量の相対的な大きさを示す第2の評価値が第2の閾値よりも小さい場合に、前記測定対象が前記基準となる痛みより大きな痛みを有すると判定する、
請求項6に記載の痛み測定装置。 - 前記痛み測定装置は、さらに、
前記測定対象に複数の第1刺激量の刺激が個別に与えられたときに前記測定対象から申告された第1痛みレベルおよび前記測定対象から計測された第1脳波データに基づいて、前記複数の第1刺激量とは異なる第2刺激量の刺激が前記測定対象に与えられたときに前記測定対象から申告される第2痛みレベルおよび前記測定対象から計測される第2脳波データを推定する推定部を備え、
前記決定部は、前記第1痛みレベルおよび前記第2痛みレベルと前記第1刺激量および前記第2刺激量との関係に基づいて、前記基準刺激量を決定する、
請求項1〜7のいずれか1項に記載の痛み測定装置。 - 測定対象が有する痛みを測定する痛み測定装置と、
前記測定対象に複数の刺激量の刺激を個別に与える刺激装置と、
(i)前記測定対象に前記複数の刺激量の刺激が与えられたときに前記測定対象の脳波
データをそれぞれ計測し、(ii)前記測定対象の痛みの測定に用いる対象脳波データを計測する脳波計と、を備え、
前記痛み測定装置は、
前記測定対象に前記複数の刺激量の刺激が個別に与えられたときに計測された脳波データを、刺激量および前記測定対象から申告された痛みレベルとともに格納する記憶部と、
前記測定対象から申告された痛みレベルと前記測定対象に与えられた刺激量との関係に基づいて、前記測定対象において基準となる痛みに対応する基準刺激量を決定する決定部と、
前記測定対象から計測された対象脳波データを、前記基準刺激量に対応する参照脳波データと比較することにより、前記対象脳波データが計測されたときに前記測定対象が有する痛みを測定する測定部と、を備え、
前記決定部は、前記痛みレベルと前記刺激量との関係において刺激量の増加に対する痛みレベルの増加率が所定の閾値率を超える刺激量の範囲の代表値を、前記基準刺激量と決定する、
痛み測定システム。 - 測定対象が有する痛みを測定する痛み測定装置の作動方法であって、
前記測定対象から申告された痛みレベルと前記測定対象に与えられた刺激量との関係に基づいて、前記測定対象において基準となる痛みに対応する基準刺激量を決定する工程であって、前記痛みレベルと前記刺激量との関係において刺激量の増加に対する痛みレベルの増加率が所定の閾値率を超える刺激量の範囲の代表値を、前記基準刺激量と決定する、工程と、
前記測定対象から計測された対象脳波データを、前記基準刺激量に対応する、前記測定対象の参照脳波データと比較することにより、前記対象脳波データが計測されたときに前記測定対象が有する痛みを測定する工程と、を含む、
痛み測定装置の作動方法。 - 前記痛みを測定する工程は、
前記測定対象において前記基準刺激量に対応する前記参照脳波データを取得する工程と、
前記測定対象において、前記対象脳波データを取得する工程と、
前記対象脳波データと、前記参照脳波データとを比較することにより、前記対象脳波データが計測されたときに前記測定対象が有する痛みを決定する工程と、
を含む、請求項10に記載の方法。 - 前記代表値は、最小値、中央値および最大値のうちの少なくとも1つである、
請求項10に記載の方法。 - 前記測定する工程は、
前記対象脳波データおよび前記参照脳波データの各々から少なくとも1つの特徴量を算出し、
前記対象脳波データから算出された少なくとも1つの特徴量と、前記参照脳波データから算出された少なくとも1つの特徴量との比較結果に基づいて、前記測定対象が有する痛みを測定する、
請求項10〜12のいずれか一項に記載の方法。 - 前記少なくとも1つの特徴量は、刺激によって誘発された脳波波形の振幅を表す第1の特徴量を含む、
請求項13に記載の方法。 - 前記測定する工程は、
前記参照脳波データから算出された第1の特徴量に対する前記対象脳波データから算出された第1の特徴量の相対的な大きさを示す第1の評価値が第1の閾値よりも大きい場合に、前記測定対象が前記基準となる痛みより大きな痛みを有すると判定する、
請求項14に記載の方法。 - 前記少なくとも1つの特徴量は、刺激によって誘発された脳波波形における潜時を表す第2の特徴量を含む、
請求項13〜15のいずれか1項に記載の方法。 - 前記測定する工程は、
前記参照脳波データから算出された第2の特徴量に対する前記対象脳波データから算出された第2の特徴量の相対的な大きさを示す第2の評価値が第2の閾値よりも小さい場合に、前記測定対象が前記基準となる痛みより大きな痛みを有すると判定する、
請求項16に記載の方法。 - 前記方法は、さらに、
前記測定対象に複数の第1刺激量の刺激が個別に与えられたときに前記測定対象から申告された第1痛みレベルおよび前記測定対象から計測された第1脳波データに基づいて、前記複数の第1刺激量とは異なる第2刺激量の刺激が前記測定対象に与えられたときに前記測定対象から申告される第2痛みレベルおよび前記測定対象から計測される第2脳波データを推定する工程を備え、
前記決定する工程は、前記第1痛みレベルおよび前記第2痛みレベルと前記第1刺激量および前記第2刺激量との関係に基づいて、前記基準刺激量を決定する、
請求項10〜17のいずれか1項に記載の方法。 - 測定対象が有する痛みを測定する痛み測定方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記測定対象から申告された痛みレベルと前記測定対象に与えられた刺激量との関係に基づいて、前記測定対象において基準となる痛みに対応する基準刺激量を決定する工程であって、前記痛みレベルと前記刺激量との関係において刺激量の増加に対する痛みレベルの増加率が所定の閾値率を超える刺激量の範囲の代表値を、前記基準刺激量と決定する、工程と、
前記測定対象から計測された対象脳波データを、前記基準刺激量に対応する、前記測定対象の参照脳波データと比較することにより、前記対象脳波データが計測されたときに前記測定対象が有する痛みを測定する工程と、を前記コンピュータに実行させる、
プログラム。 - 前記痛みを測定する工程は、
前記測定対象において前記基準刺激量に対応する前記参照脳波データを取得する工程と、
前記測定対象において、前記対象脳波データを取得する工程と、
前記対象脳波データと、前記参照脳波データとを比較することにより、前記対象脳波データが計測されたときに前記測定対象が有する痛みを決定する工程と、
を含む、請求項19に記載のプログラム。 - 前記代表値は、最小値、中央値および最大値のうちの少なくとも1つである、
請求項19に記載のプログラム。 - 前記測定する工程は、
前記対象脳波データおよび前記参照脳波データの各々から少なくとも1つの特徴量を算出し、
前記対象脳波データから算出された少なくとも1つの特徴量と、前記参照脳波データから算出された少なくとも1つの特徴量との比較結果に基づいて、前記測定対象が有する痛みを測定する、
請求項19〜21のいずれか一項に記載のプログラム。 - 前記少なくとも1つの特徴量は、刺激によって誘発された脳波波形の振幅を表す第1の特徴量を含む、
請求項22に記載のプログラム。 - 前記測定する工程は、
前記参照脳波データから算出された第1の特徴量に対する前記対象脳波データから算出された第1の特徴量の相対的な大きさを示す第1の評価値が第1の閾値よりも大きい場合に、前記測定対象が前記基準となる痛みより大きな痛みを有すると判定する、
請求項23に記載のプログラム。 - 前記少なくとも1つの特徴量は、刺激によって誘発された脳波波形における潜時を表す第2の特徴量を含む、
請求項22〜24のいずれか1項に記載のプログラム。 - 前記測定する工程は、
前記参照脳波データから算出された第2の特徴量に対する前記対象脳波データから算出された第2の特徴量の相対的な大きさを示す第2の評価値が第2の閾値よりも小さい場合に、前記測定対象が前記基準となる痛みより大きな痛みを有すると判定する、
請求項25に記載のプログラム。 - 前記プログラムは、さらに、
前記測定対象に複数の第1刺激量の刺激が個別に与えられたときに前記測定対象から申告された第1痛みレベルおよび前記測定対象から計測された第1脳波データに基づいて、前記複数の第1刺激量とは異なる第2刺激量の刺激が前記測定対象に与えられたときに前記測定対象から申告される第2痛みレベルおよび前記測定対象から計測される第2脳波データを推定する工程を前記コンピュータに実行させるものであり、
前記決定する工程は、前記第1痛みレベルおよび前記第2痛みレベルと前記第1刺激量および前記第2刺激量との関係に基づいて、前記基準刺激量を決定する、
請求項19〜26のいずれか1項に記載のプログラム。 - 測定対象が有する痛みを測定する痛み測定方法をコンピュータに実行させるプログラムを格納する記録媒体であって、
前記測定対象から申告された痛みレベルと前記測定対象に与えられた刺激量との関係に基づいて、前記測定対象において基準となる痛みに対応する基準刺激量を決定する工程であって、前記痛みレベルと前記刺激量との関係において刺激量の増加に対する痛みレベルの増加率が所定の閾値率を超える刺激量の範囲の代表値を、前記基準刺激量と決定する、工程と、
前記測定対象から計測された対象脳波データを、前記基準刺激量に対応する、前記測定対象の参照脳波データと比較することにより、前記対象脳波データが計測されたときに前記測定対象が有する痛みを測定する工程と、を前記コンピュータに実行させるプログラムを格納する、
記録媒体。 - 前記痛みを測定する工程は、
前記測定対象において前記基準刺激量に対応する前記参照脳波データを取得する工程と、
前記測定対象において、前記対象脳波データを取得する工程と、
前記対象脳波データと、前記参照脳波データとを比較することにより、前記対象脳波データが計測されたときに前記測定対象が有する痛みを決定する工程と、
を含む、請求項28に記載の記録媒体。 - 前記代表値は、最小値、中央値および最大値のうちの少なくとも1つである、
請求項28に記載の記録媒体。 - 前記測定する工程は、
前記対象脳波データおよび前記参照脳波データの各々から少なくとも1つの特徴量を算出し、
前記対象脳波データから算出された少なくとも1つの特徴量と、前記参照脳波データから算出された少なくとも1つの特徴量との比較結果に基づいて、前記測定対象が有する痛みを測定する、
請求項28〜30のいずれか一項に記載の記録媒体。 - 前記少なくとも1つの特徴量は、刺激によって誘発された脳波波形の振幅を表す第1の特徴量を含む、
請求項31に記載の記録媒体。 - 前記測定する工程は、
前記参照脳波データから算出された第1の特徴量に対する前記対象脳波データから算出された第1の特徴量の相対的な大きさを示す第1の評価値が第1の閾値よりも大きい場合に、前記測定対象が前記基準となる痛みより大きな痛みを有すると判定する、
請求項32に記載の記録媒体。 - 前記少なくとも1つの特徴量は、刺激によって誘発された脳波波形における潜時を表す第2の特徴量を含む、
請求項31〜33のいずれか1項に記載の記録媒体。 - 前記測定する工程は、
前記参照脳波データから算出された第2の特徴量に対する前記対象脳波データから算出された第2の特徴量の相対的な大きさを示す第2の評価値が第2の閾値よりも小さい場合に、前記測定対象が前記基準となる痛みより大きな痛みを有すると判定する、
請求項34に記載の記録媒体。 - 前記記録媒体は、さらに、
前記測定対象に複数の第1刺激量の刺激が個別に与えられたときに前記測定対象から申告された第1痛みレベルおよび前記測定対象から計測された第1脳波データに基づいて、前記複数の第1刺激量とは異なる第2刺激量の刺激が前記測定対象に与えられたときに前記測定対象から申告される第2痛みレベルおよび前記測定対象から計測される第2脳波データを推定する工程を前記コンピュータに実行させるプログラムを格納するものであり、
前記決定する工程は、前記第1痛みレベルおよび前記第2痛みレベルと前記第1刺激量および前記第2刺激量との関係に基づいて、前記基準刺激量を決定する、
請求項28〜35のいずれか1項に記載の記録媒体。
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