JP6248081B2 - 遊技機 - Google Patents
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例えば、特許文献1には、図柄表示装置を跨いで上可動体と下可動体とを上下に配置するとともに、上可動体は左側に設けた第一昇降機構により片持ちで昇降させ、下可動体は右側に設けた第二昇降機構による片持ちで昇降させ、ぞれぞれの可動体を関連させることで演出動作を大きく見せるようにしたパチンコ遊技機が開示されている。
また、特許文献2に記載された遊技機では、可動役物を左右のガイド部によって昇降自在に支持する場合に、一方のガイド部を、図柄表示装置の取付け枠の側面部に設けてガイドすることにより、ガイドシャフトを設けることによる奥行き幅を増大させないようにしている。
本願発明は、上記した従来技術を踏まえた上で、遊技機に設けられる演出役物装置の、特に奥行き幅をコンパクト化することを目的とする。
本発明に係る遊技機(パチンコ機P)は、遊技者と対峙する正面側に演出役物装置1を備えており、前記演出役物装置1は、それぞれ異なる駆動部(駆動モータ41,51)によって、初期位置と可動位置との間で移動可能な複数の可動体としての第1の可動体及び第2の可動体と、前記駆動部、前記第1の可動体及び前記第2の可動体が取り付けられる支持体(ベース部材10)と、を備え、前記支持体には、前記第1の可動体及び前記第2の可動体のそれぞれの一端部を移動可能に支持する共通支持部(右ベース板10R)が含まれており、前記共通支持部には、前記第1の可動体及び前記第2の可動体をそれぞれ移動させる前記駆動部のいずれもが設けられているとともに、前記共通支持部の正面又は背面のいずれか一方において、前記第1の可動体の一端部が上下方向又は左右方向に移動可能に支持され、前記共通支持部の正面又は背面のいずれか他方において、前記第2の可動体の一端部が上下方向又は左右方向に移動可能に支持されており、前記第1の可動体及び前記第2の可動体は、それぞれ異なる態様により移動可能であるとともに、前記第1の可動体又は前記第2の可動体のいずれか一方が所定の契機において移動可能であり、前記第1の可動体又は前記第2の可動体のいずれか他方が前記所定の契機と異なる契機において移動可能であることを特徴とする。
本発明では、共通支持部を設けることにより、演出役物装置1の奥行き幅(前後方向の幅)を狭くすることができる。
また、前記複数の可動体は、移動すると互いに接することとなる位置に配置されており、遊技中の所定契機で、前記複数の可動体のうちのいずれかの可動体が移動するように設定されているとともに、前記複数の可動体のうち特定の可動体が移動する契機が、他の可動体が移動する契機よりも多くなっているようにしてもよい。
このように、共通支持部の両面に、第1の可動体と第2の可動体をそれぞれ移動可能に支持するガイド部を設けることにより、演出役物装置1の奥行き幅を狭くすることができるとともに、第1の可動体及び第2の可動体の可動域を広くすることができる。
また、前記第1の可動体、前記第2の可動体の少なくとも一方の、前記一端部と反対側の他端部は、前記支持体に設けられた軸支部に回動(支持軸11)可能に軸止されたものとすることができる。
あるいは、前記第1の可動体、前記第2の可動体の少なくとも一方の、前記一端部と反対側の他端部は、前記支持体に設けられた他のガイド部(下可動体昇降機構50Lのガイドシャフト55、スライド部材56)によって、前記一端部と同方向に移動可能に支持されたものとすることができる。
なお、本明細書において、パチンコ機Pに設けられた各構成部品についての、前後(正面背面)、左右(側面)、上下(平面底面)の方向は、各構成部品をパチンコ機Pに固定した状態でパチンコ機Pを正面視したときの方向を示すものとする。
本形態に係る遊技機は、遊技媒体として遊技球を使用するパチンコ機Pである。特に図示していないが、一般的に、パチンコ機Pが設置される遊技場においては、島と呼ばれる遊技機の設置領域に、複数台のパチンコ機Pが並べて配設されるとともに、遊技球を貸し出すための遊技球貸出装置(特に図示しておらず)が各パチンコ機Pに隣接して設置される。また、各パチンコ機Pは対応する遊技球貸出装置に接続されている。
遊技球貸出装置は、紙幣の投入や遊技球の貸し出しに必要な価値情報が記憶される記憶媒体(カード)の挿入が可能となっている。そして、遊技球貸出装置に紙幣を投入(又は、カードを挿入)した上で、パチンコ機Pに対して所定の操作を行うことにより、遊技球貸出装置Rから遊技球の貸し出しを受けることができるようになっている。
第1始動入賞口150は、遊技領域120の中央下部に設けられている。本実施の形態では、第1始動入賞口150へは、第1遊技領域121を流下する遊技球を受け入れ可能であり、第2遊技領域122を流下する遊技球は、第1始動入賞口150へは入球できないようになっている。
なお、可動片161の構成は特に限定されるものではなく、たとえば、遊技盤110に直交する軸を中心に左右方向に回動して第2始動入賞口160を開閉する一対の羽根部材や、水平な軸を中心に前後方向に回動して第2始動入賞口160を開閉する蓋部材により構成してもよいし、また、上下方向にスライドして第2始動入賞口160を開閉するシャッター部材により構成してもよい。
そして、第1始動入賞口150へ遊技球が入球すると、第1特別図柄表示装置300において、所定時間にわたり特別図柄の変動表示が行われ、第2始動入賞口160へ遊技球が入球すると、第2特別図柄表示装置310において、所定時間にわたり特別図柄の変動表示が行われる。また、この間、液晶表示装置200の表示画面210では所定の変動演出が行われる。そして、所定時間の経過後、第1特別図柄表示装置300又は第2特別図柄表示装置310の変動表示が停止し、大当たり抽選の結果を示す特別図柄が停止表示される。所定の特別遊技が当選している場合には当該特別遊技に対応付けられた特別図柄が停止表示され、ハズレの場合にはハズレに対応付けられた所定の図柄が停止表示される。液晶表示装置200においても図柄変動を停止させて、抽選結果に応じた図柄を停止表示させる。特別遊技に対応付けられた特別図柄が停止表示された場合には、特別遊技が開始される。
なお、一般入賞口140、第1始動入賞口150、第2始動入賞口160及び大入賞口180に入球した遊技球も、遊技盤110の背面側に導かれ回収される。
なお、遊技盤110の盤面において、大入賞口180の近傍には、基板面に複数のLED(図示せず)が搭載された大入賞口発光部60(図4参照)が設けられている。大入賞口発光部60は、大入賞口180に遊技球が入球した場合に、発光表示によってその旨を報知するためのものである。また、本実施の形態では、上記以外にも、大入賞口発光部60の発光表示が、以下に述べる演出役物装置1の作動と連動して行われる場合があるようになっているが、これについては後述する。
次に、演出役物装置1の構造について詳述する。
演出役物装置1は、図3及び図5示すように、大きく分けて、上可動体20と、下可動体30と、上可動体20を昇降移動させるための上可動体昇降機構40と、下可動体30を昇降移動させるための下可動体昇降機構50と、上可動体20、下可動体30、上可動体昇降機構40及び下可動体昇降機構50を支持固定するベース部材10とから構成されている。
ベース部材10は、図3に示すように、演出役物装置1の左右側に位置する薄板状の部材であり、右側に位置する右ベース板10Rと、左側に位置する左ベース板10Lとから構成されている。
左ベース板10Lの上端付近には、上可動体20を上下方向に揺動可能に軸止する支持軸11が設けられているとともに、右ベース板10R及び左ベース板10Lの正面には、図3及び図5に示すように、それぞれ、前方に突出する中固定部12及び表下固定部13が設けられている。中固定部12及び表下固定部13は、下可動体昇降機構50を取り付けるための箱体である。また、右ベース板10Rの背面には、図3及び図7に示すように、後方に突出する裏上固定部14及び裏下固定部15が設けられている。裏上固定部14及び裏下固定部15は、上可動体昇降機構40を取り付けるための箱体である。
なお、図示した例では、左ベース板10Lが単一の板部材となっているが、左ベース板10Lが、上可動体20を支持する部分と、下可動体30支持する部分とに分割された構造としてもよい。この場合には、左ベース板10Lの無駄な部分を省くことができるので、演出役物装置1をより軽量化することができる。
上可動体20は、図5に示すように、正面視すると剣の形をした板状の部材であり、剣の刃の部分に該当する第1部材21と、剣の柄の部分に該当する第2部材22と、から構成されている。
ここで、第1部材21は、図6(B)に示すように、表板211と裏板212とから構成されており、第2部材22も同様に、表板221と裏板222とから構成されている。そして、第1部材21の表板211と裏板212の間に生じた隙間213に第2部材22の裏板222が挿入されるとともに、第2部材22の表板221と裏板222の間に生じた隙間223に第1部材21の表板211が挿入されて、第1部材21と第2部材22とが合体して上可動体20を構成している。
また、第1部材21の剣先側(図5における右側、図6における左側)の端部には、ピン23を介して、後述する上可動体昇降機構40のスライド部材46を連結するためのピン孔21A(図6参照)が設けられており、第2部材22の柄本側(図5における左側、図6における右側)の端部近傍には、左ベース板10Lの支持軸11を挿通可能な軸孔22A(図6参照)が設けられている。
なお、図示した例では、第1部材21の正面に可動体発光部70を設けているが、第1部材21の表板211を二重構造にして、表面側の板が中央から幅方向(図5における上下方向)に分割されるように形成し、表面側の板の下側に可動体発光部70を設けてもよい。そして、第1部材21が分割されたときに可動体発光部70を発光表示させるようにしてもよい。
下可動体30は、図5に示すように、中央部に位置する円板状の装飾板31と、装飾板31から左右に伸びるアーム部32,32と、から構成されている。
装飾板31の正面には、装飾部材が装着されている。装飾部材は、内部に設けられた発光体(LEDなど)の点灯により発光表示されるようにしてもよい。また、装飾板31は、前後方向の回転軸を中心に回転するように形成されていてもよい。
アーム部32,32の端部には、後述する下可動体昇降機構50のスライド部材56,56が固定される。そして、下可動体昇降機構50のガイドシャフト55に沿ってスライド部材56,56が上下方向に移動することにより下可動体30が昇降移動し、下可動体30が、図5に示す下方位置と、図8に示す上方位置との間で変位するものとなる。
上可動体昇降機構40は、図5及び図7に示すように、右ベース板10Rの裏上固定部14の正面に設けられた駆動モータ41と、裏上固定部14及び裏下固定部15のそれぞれに内蔵されたベルト車42,42と、ベルト車42,42に掛け渡されたベルト44と、裏上固定部14に内蔵されたベルト車42と駆動モータ41とを連結する連結ギア43と、裏上固定部14と裏下固定部15との間に取り付けられた一対のガイドシャフト45,45と、ガイドシャフト45,45に沿って上下動可能なスライド部材46と、を備えている。
上記構成を有する上可動体昇降機構40による上可動体20の作動について説明する。
まず、初期状態においては、図5に示すように、上可動体20は水平位置にある。このとき、スライド部材46はロック機構47によって最上位置にロックされている。
なお、裏上固定部14には、特に図示していないが、最上位置にあるスライド部材46を検知する上センサが設けられており、初期状態では、この上センサが検知状態となっている。
ここで、図5及び図7(B)に示すように、裏下固定部15の上端部には、上面にゴムなどの弾性部材を装着したストッパ16が設けられている。そして、降下したスライド部材46の下面がストッパ16に当接することにより、スライド部材46は裏下固定部15の直上となる最下位置で停止するとともに、上可動体20が図9に示す傾斜位置で停止する。
下可動体昇降機構50は、図5に示すように、右ベース板10Rに設けられた下可動体昇降機構50Rと、左ベース板10Lに設けられた下可動体昇降機構50Lとから構成される。右側の下可動体昇降機構50Rと左側の下可動体昇降機構50Lは同一の機構的構成を備えている。以下の説明において、単に下可動体昇降機構50というときは、左右の下可動体昇降機構50L、50Rを含むものとする。
下可動体昇降機構50は、図5及び図7に示すように、ベース部材10の表下固定部13の裏面に設けられた駆動モータ51と、中固定部12及び表下固定部13のそれぞれに内蔵されたベルト車52,52と、ベルト車52,52に掛け渡されたベルト54と、表下固定部13に内蔵されたベルト車52と駆動モータ51とを連結する連結ギア53と、中固定部12と表下固定部13との間に取り付けられた一対のガイドシャフト55,55と、ガイドシャフト55,55に沿って上下動可能なスライド部材56とを備えている。
上記構成を有する下可動体昇降機構50による下可動体30の作動について説明する。
まず、初期状態においては、図5に示すように、下可動体30は下方位置にある。このとき、スライド部材56は表下固定部13の直上に位置する最下位置にある。
ここで、表下固定部13には、特に図示していないが、最下位置にあるスライド部材56を検知する下センサが設けられており、初期状態では、この下センサが検知状態となっている。
なお、スライド部材56を上方位置に係止するためのロック機構を設けてもよい。また、スライド部材56が最上位置にあるとき(下可動体30が上方位置にあるとき)に駆動モータ51を駆動停止させた場合には、スライド部材56がスライド部材56及び下可動体30の自重によって、ガイドシャフト55,55に沿って落下するようにしてもよい。
演出役物装置1は、遊技状態に応じて、上可動体20、下可動体30のいずれか一方が作動するようになっている。これは、本実施の形態では、演出役物装置1の前後方向の厚さをできるだけ薄くするため、図7(A)に示すように、上可動体20と下可動体30を同一平面上に配置した関係上、上可動体20が傾斜位置(図9参照)、下可動体30が上方位置に同時に移動すると、上可動体20と下可動体30とが衝突してしまうことによる。
また、上可動体20の可動域と、下可動体30の可動域が重ならない構造とした場合には、各可動体の移動範囲が制限されてしまうものの、上可動体20と下可動体30を同時に作動させることができるものとなる。
さらに、上述した実施の形態では、スライド部材46、スライド部材56を上下動させるためにベルト44、ベルト45を用いていたが、スライド部材56を上下動させる機構として、チェーンとチェーンスプロケットや、ラックギア構造を用いてもよい。
本実施の形態では、大当たりに当選して上可動体20が作動する場合には、大入賞口発光部60及び可動体発光部70のLEDが点灯して、一体的な発光表示演出である特別遊技役物連動演出が行われるようになっている。具体的には、パチンコ機Pの制御装置は、上可動体20が傾斜位置に移動したタイミングで、可動体発光部70のLEDを点灯させるとともに、大入賞口発光部60のLEDを点灯させる。可動体発光部70のLEDが点灯されると、図10に示すように、上可動体20の第1部材21(剣の刃の部分)が発光し、遊技盤110(液晶表示装置200の表示画面210)の左上から右下にかけて、直線状の発光領域Xが表示される。また、大入賞口発光部60のLEDが点灯されると、大入賞口180を開いた位置にある開閉羽根181と、遊技球を大入賞口180へと誘導する誘導位置にある誘導羽根182の近傍に、短い右下がりの直線状の発光領域Yが表示される。
なお、大入賞口発光部60は、図示するように、傾斜位置に移動した上可動体20の可動体発光部70の発光表示の延長線の直上に配置されていなくてもよく、正面視したとき、発光領域Xと発光領域Yがほぼ一直線に見えるような一体的な演出が実行されていることを確認できる位置に設置されていればよい。
また、可動体発光部70の複数のLEDを順次点滅させて、発光部分が大入賞口180に向かって流れるような点灯パターンとし、大入賞口発光部60もその点灯パターンと連動する点灯パターンとなるように形成すれば、より効果的に大入賞口180の位置を明確に示唆することができる。
なお、既述したように、大入賞口発光部60は、特別遊技中に大入賞口180に遊技球が入球した場合には、上可動体20が作動していなくても発光表示される。
以上のように、本実施の形態における演出役物装置1は、左端部が軸止され右端部が昇降移動することにより揺動する上可動体20及び全体が昇降移動する下可動体30を支持するベース部材10のうち、右側に位置する右ベース板10Rの正面側に下可動体昇降機構50を設けるとともに、背面側に上可動体昇降機構40を設けている。また、左側に位置する左ベース板10Lの正面側には、下可動体昇降機構50Lを設けるとともに、上可動体20を軸止する支持軸11を設けている。すなわち、右ベース板10R及び左ベース板10Lは、上可動体20及び下可動体30の双方を支持する共通支持部として機能している。このように、単一のベース部材10を複数の可動体で共有することにより、部品点数を削減できるとともに前後方向の厚さを極力薄くすることができ、演出役物装置1全体の軽量化及びコンパクト化を図ることができる。また、上可動体昇降機構40と下可動体昇降機構50Rを右ベース板10Rの正面と背面に設けてあるので、上可動体20と下可動体30の可動域を広くすることができ、狭いスペースを有効利用して演出効果を上げることができる。
上述した実施の形態では、下可動体30が、左ベース板10Lと右ベース板10Rの間で両持ち状態で支持されるものとなっていたが、上可動体20又は下可動体30のいずれか一方又は双方が、左ベース板10L又は右ベース板10Rのいずれか一方に、片持ち状態で支持される構造としてもよい。すなわち、上述の実施の形態では、左ベース板10L又は右ベース板10Rの双方が、2つの可動体を支持するための共通支持部として機能していたが、共通支持部は1つであってもよい。また、共通支持部材は、単一の部材でなく、複数の部材から構成されていてもよい。
さらに、ベース部材10に支持される可動体は2つに限られない。例えば、上述の実施の形態において、左ベース板10Lの背面に第3の可動体昇降機構を設け、第3の可動体を片持ち支持で取り付けることができる。あるいは、左ベース板10Lの背面に軸止部を設け、第3の可動体を揺動可能に取り付けてもよい。要は、可動体を支持固定する支持体としてのベース部材10が、複数の可動体を移動可能に支持する単一の部材からなる共通支持部を備えていればよい。
10 ベース部材(支持体) 10R 右ベース板(共通支持部)
10L 左ベース板 11 支持軸(軸止部)
20 上可動体(第1の可動体) 30 下可動体(第2の可動体)
40 上可動体昇降機構 41 駆動モータ(駆動部)
42 ベルト車 44 ベルト
45 ガイドシャフト(第1のガイド部)
46 スライド部材(第1のガイド部)
50 下可動体昇降機構 51 駆動モータ(駆動部)
52 ベルト車 54 ベルト
55 ガイドシャフト(第2のガイド部、他のガイド部)
56 スライド部材(第2のガイド部、他のガイド部)
Claims (1)
- 遊技者と対峙する正面側に演出役物装置を備えた遊技機であって、
前記演出役物装置は、
それぞれ異なる駆動部によって、初期位置と可動位置との間で移動可能な複数の可動体としての第1の可動体及び第2の可動体と、
前記駆動部、前記第1の可動体及び前記第2の可動体が取り付けられる支持体と、を備え、
前記支持体には、前記第1の可動体及び前記第2の可動体のそれぞれの一端部を移動可能に支持する共通支持部が含まれており、
前記共通支持部には、前記第1の可動体及び前記第2の可動体をそれぞれ移動させる前記駆動部のいずれもが設けられているとともに、前記共通支持部の正面又は背面のいずれか一方において、前記第1の可動体の一端部が上下方向又は左右方向に移動可能に支持され、前記共通支持部の正面又は背面のいずれか他方において、前記第2の可動体の一端部が上下方向又は左右方向に移動可能に支持されており、
前記第1の可動体及び前記第2の可動体は、それぞれ異なる態様により移動可能であるとともに、前記第1の可動体又は前記第2の可動体のいずれか一方が所定の契機において移動可能であり、前記第1の可動体又は前記第2の可動体のいずれか他方が前記所定の契機と異なる契機において移動可能であることを特徴とする遊技機。
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