JP6245595B2 - 放射性物質汚染土壌洗浄剤および放射性物質汚染土壌の分級により発生した汚染シルトの除染方法 - Google Patents
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特許文献3(特開平6−59095号)には、放射能汚染物をd−リモネンを用いて除染する方法が開示されている。リモネン自体の毒性が比較的低く、放射能汚染物を除染する方法として有効であると考えられるが、より簡易に入手でき、効率的な除染作業が可能な洗浄剤の開発が望まれる。
1. 水、酸性溶媒、金属塩化物、分散剤および多価カルボン酸を含む、放射性物質汚染土壌洗浄剤。
2. さらに界面活性剤を含む、請求項1に記載の洗浄剤。
3. 酸性溶媒が、塩酸、硫酸、硝酸、シュウ酸、リン酸およびこれらの2以上の混合物の水溶液からなる群から選択される、請求項1または2に記載の洗浄剤。
4. 金属塩化物が、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化セシウム、塩化マグネシウム、塩化カルシウム、塩化ストロンチウム、塩化バリウムおよびこれらの2以上の混合物からなる群から選択される、請求項1〜3のいずれか1項に記載の洗浄剤。
5. 分散剤が、ポリエチレングリコール、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロースおよびこれらの2以上の混合物からなる群から選択される、請求項1〜4のいずれか1項に記載の洗浄剤。
6. 多価カルボン酸が、クエン酸、フマル酸、マレイン酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、イミノ二酢酸、エチレンジアミン四酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸、およびこれらの2以上の混合物からなる群から選択される、請求項1〜5のいずれか1項に記載の洗浄剤。
7. 界面活性剤が、塩化ドデシルトリメチルアンモニウム、ドデシル硫酸ナトリウム、オクタエチレングリコールモノドデシルエーテルおよびこれらの2以上の混合物からなる群から選択される、請求項2〜6のいずれか1項に記載の洗浄剤。
8. 放射性物質が放射性セシウムである、請求項1〜7のいずれか1項に記載の洗浄剤。
9. 放射性物質により汚染された土壌を分級して、放射性物質汚染シルトを得、次いで水、酸性溶媒、金属塩化物、分散剤およびジカルボン酸を含む放射性物質汚染土壌洗浄剤と、該放射性物質汚染シルトとを接触させ、該放射性物質汚染シルトに含有される放射性物質をイオン交換によって水中に溶解させて、放射性物質を含有しないシルトと放射性物質汚染水とを得る、放射性物質により汚染された土壌を洗浄する方法。
10. 放射性物質汚染土壌洗浄剤がさらに界面活性剤を含む、請求項9に記載の方法。
11. 酸性溶媒が、塩酸、硫酸、硝酸、シュウ酸、リン酸およびこれらの2以上の混合物の水溶液からなる群から選択される、請求項9または10に記載の方法。
12. 金属塩化物が、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化セシウム、塩化マグネシウム、塩化カルシウム、塩化ストロンチウム、塩化バリウムおよびこれらの2以上の混合物からなる群から選択される、請求項9〜11のいずれか1項に記載の方法。
13. 分散剤が、ポリエチレングリコール、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロースおよびこれらの2以上の混合物からなる群から選択される、請求項9〜12のいずれか1項に記載の方法。
14. 多価カルボン酸が、クエン酸、フマル酸、マレイン酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、イミノ二酢酸、エチレンジアミン四酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸、およびこれらの2以上の混合物からなる群から選択される、請求項9〜13のいずれか1項に記載の洗浄剤。
15. 界面活性剤が、塩化ドデシルトリメチルアンモニウム、ドデシル硫酸ナトリウム、オクタエチレングリコールモノドデシルエーテルおよびこれらの2以上の混合物からなる群から選択される、請求項10〜14のいずれか1項に記載の方法。
16. 放射性物質が放射性セシウムである、請求項9〜15のいずれか1項に記載の方法。
17. 該放射性物質汚染水と、シクロデキストリンと有機二塩基酸または有機二塩基酸ハロゲン化物とが縮合したシクロデキストリンポリマーとを接触させて、放射性物質を該シクロデキストリンポリマーに選択的に固着させる工程をさらに含む、請求項9〜16のいずれか1項に記載の方法。
以下、本発明を詳細に説明する。
本明細書において「シルト」とは、一般的には砂より小さく粘度よりも粗い採屑物のことをいい、概ね粒径が1/16mm〜1/256mmのものを指す。放射性物質汚染土壌は、上記の放射性物質であるヨウ素、セシウム、ストロンチウム、プルトニウムなどを含有するシルト分を多く含有していると考えられる。本発明の放射性物質土壌洗浄剤は、上記のような比較的粒径の小さい粘土質のシルトに放射性物質が強く吸着されている場合に、これを洗浄するのに有効に用いられる。
このようにして得たシルトは、粘土質であるが故、放射性物質がより強く吸着されており、土壌に含まれる放射性物質の大半はシルト中に含まれていると云って良い。本発明の放射性物質汚染土壌洗浄剤をこのようなシルトの除染に用いる場合、含有されている放射性物質の量にもよるが、通常は放射性物質を含有するシルトの体積を基準として1倍〜1000倍、好ましくは5倍〜500倍、さらに好ましくは10倍〜100倍の放射性物質汚染土壌洗浄剤を使用する。除染すべきシルトを適当な容器に入れ、ここに本発明の放射性物質汚染土壌洗浄剤を添加する。放射性物質を含有するシルトと該洗浄剤とを攪拌してよく混合し、次いで静置してシルトを沈殿させる。放射性物質は上澄み液に移動するため、これを除くことにより、放射性物質を含有しないシルトを得ることができる。
ビーカー(500 mL)に水(380 g)を入れ、氷浴につけた。次に硫酸(20 g、キシダ化学)を加えてから塩化マグネシウム(80 g、純正化学)をゆっくりと加えた。最後にビーカーを氷浴から取り出した後、ヒドロキシエチルセルロース(200-300 mPa.s、4 g、東京化成工業)を加え、室温で完全に溶解するまで撹拌した。この洗浄剤1を「硫酸+α」と称し、ここで、「α」は「塩化マグネシウムとヒドロキシエチルセルロールを意味する。以下、「α」については同様とする。
ビーカー(500 mL)に水(360 g)を入れ、氷浴につけた。次に硫酸(40 g、キシダ化学)を加えてから塩化マグネシウム(80 g、純正化学)をゆっくりと加えた。最後にビーカーを氷浴から取り出した後、ヒドロキシエチルセルロース(200-300 mPa.s、4 g、東京化成工業)を加え、室温で完全に溶解するまで撹拌した。この洗浄剤2を「硫酸(10%)+α」と称する。
ビーカー(500 mL)に水(400 g)を入れ、氷浴につけた。次にクエン酸(20 g、純正化学)を加えてから塩化マグネシウム(80 g、純正化学)をゆっくりと加えた。最後にビーカーを氷浴から取り出した後、ヒドロキシエチルセルロース(200-300 mPa.s、4 g、東京化成工業)を加え、室温で完全に溶解するまで撹拌した。この洗浄剤3を「クエン酸+α」と称する。
ビーカー(500 mL)に水(400 g)を入れ、氷浴につけた。次にクエン酸(40 g、純正化学)を加えてから塩化マグネシウム(80 g、純正化学)をゆっくりと加えた。最後にビーカーを氷浴から取り出した後、ヒドロキシエチルセルロース(200-300 mPa.s、4 g、東京化成工業)を加え、室温で完全に溶解するまで撹拌した。この洗浄剤4を「クエン酸(10%)+α」と称する。
ビーカー(500 mL)に水(380 g)を入れ、氷浴につけた。次に硫酸(20 g、キシダ化学)とクエン酸(20 g、純正化学)を加えてから塩化マグネシウム(80 g、純正化学)をゆっくりと加えた。最後にビーカーを氷浴から取り出した後、ヒドロキシエチルセルロース(200-300 mPa.s、4 g、東京化成工業)を加え、室温で完全に溶解するまで撹拌した。この洗浄剤5を「硫酸+クエン酸+α」と称する。
ビーカー(500 mL)に水(380 g)を入れ、氷浴につけた。次に硫酸(20 g、キシダ化学)とカルボン酸(ここでカルボン酸は、フマル酸、マレイン酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、イミノ二酢酸、エチレンジアミン四酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸を用いた。)(20 g)を加えてから塩化マグネシウム(80 g、純正化学)をゆっくりと加えた。最後にビーカーを氷浴から取り出した後、ヒドロキシエチルセルロース(200-300 mPa.s、4 g、東京化成工業)を加え、室温で完全に溶解するまで撹拌した。これらの洗浄剤を「硫酸+(各カルボン酸)+α」と称する。
滴下ロート、風船付き三方コック、活栓の付いた200 mLの三つ口フラスコに、乾燥α-シクロデキストリン(以下、αCDと略す、0.97 g、1.0 mmol、含水量1%以下、純正化学)と特級ピリジン(50 mL、和光純薬工業)を入れて室温で15分撹拌した。フラスコを氷浴につけた後、特級テトラヒドロフラン(40 mL、和光純薬工業)に溶解した二塩化テレフタロイル(0.61 g、3.0 mmol、東京化成工業)を30分かけて滴下した。滴下後、氷浴を外し、湯浴(80℃)で3時間撹拌した。反応終了後、蒸留水(0.11 g、6.0 mmol)を加え、1時間撹拌した。結晶を吸引濾過した後、得られた結晶を蒸留水(50 mL×3)、1級アセトン(50 mL×3、純正化学)の順で洗浄し、得られた固体を70℃で終夜真空乾燥した。1.28 gのシクロデキストリンポリマー(TC3-WA-αCD)が得られた。
放射性物質汚染土壌(福島県より採取)を大型篩機(会社名:バウアー)とサイクロン機(会社名:バウアー)を使用して粒径および比重の違いにより分級し、平均粒径75μmの放射性物質汚染シルトを得た。。
500mLの三角フラスコに、上記の通りに得た放射性物質汚染シルト(4.0g)と、各洗浄剤(400g)とを入れ、500rpmで24時間撹拌した。撹拌終了後、吸引ろ過を行い、土壌と汚染水とを回収した。回収したシルト中の放射性セシウム濃度を線量測定装置(EMF211、EMFジャパン株式会社)で測定し、放射性セシウムの除去率を算出した。
なお、比較洗浄剤として、硫酸のみ(硫酸5%)(C1)、クエン酸のみ(クエン酸5%)(C2)、および硫酸とクエン酸とを混合したもの(硫酸5%、クエン酸5%)(C3)を用意し、それぞれの比較洗浄剤400gと放射性物質汚染シルト4.0gとを、上記と同様に接触させ、土壌と汚染水とを回収し、回収したシルト中の放射性セシウム濃度を同様に測定した。
この結果を表1に示す。
洗浄剤1、3、5および比較洗浄剤C1およびC2を用い、実施例1で得られたシルトを再度洗浄した。洗浄の方法は実施例1と同様であった。実施例2は、放射性物質汚染シルトを各洗浄剤を用いて合計2回洗浄したときの除染効果を確かめるために行った。この結果を表2に示す。
洗浄剤5を用い、実施例2で得られたシルトを再度洗浄した。洗浄の方法は実施例1と同様であった。実施例3は、放射性物質汚染シルトを洗浄剤5を用いて合計3回洗浄したときの除染効果を確かめるために行った。この結果を表3に示す。
洗浄剤として洗浄剤6−1〜6−8(硫酸と、各種多価カルボン酸とを組み合わせた洗浄剤)を用いて、実施例1と同様の処理を行った。これらの結果を表4に示す。
実施例1より発生した放射性物質汚染水(500mL)に上記のシクロデキストリンポリマー(TC3−WA−αCD)(20g)を充填したカラムに通した。シクロデキストリンポリマーを充填したカラムを通過した水溶液を回収し、水溶液中の放射性セシウム濃度を線量測定装置(EMF211、EMFジャパン株式会社)で測定し、放射性セシウムの除去率を算出した。この結果を表5に示す。
本発明の洗浄剤(洗浄剤6−1〜6−8)については、表4に示すように、組み合わせる多価カルボン酸の種類によりばらつきは見られるものの、シルトに含まれた放射性セシウムを除去することができることが判った。特にイミノ二酢酸、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)、およびジエチレントリアミン五酢酸(DTPA)を組み合わせた洗浄剤(洗浄剤6−6、6−7および6−8)については、これらを用いて1回洗浄しただけで、シルトに含まれていた放射性セシウムの70%以上を除去することができた。
本発明の洗浄剤を用いて洗浄した結果発生した放射性物質汚染水は、シクロデキストリンポリマーを利用することにより、ほぼ完全に除染することができた(表5、セシウム137について98.0%、セシウム134について97.3%)。
本発明の放射性物質汚染土壌洗浄剤を使用して放射性汚染土壌中に含まれる放射性物質汚染シルトを効果的に除染し、場合によりシクロデキストリンポリマー吸着剤などの適切な放射性物質吸着剤を利用することにより、放射性物質で汚染された土壌や水の容積を大幅に削減することができる。
Claims (5)
- 水、硫酸から選択される酸性溶媒、塩化マグネシウムから選択される金属塩化物、ヒドロキシエチルセルロースから選択される分散剤およびクエン酸、フマル酸、マレイン酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、イミノ二酢酸、エチレンジアミン四酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸、およびこれらの2以上の混合物からなる群から選択される多価カルボン酸を含む、放射性物質汚染土壌洗浄剤。
- 放射性物質が放射性セシウムである、請求項1に記載の洗浄剤。
- 放射性物質により汚染された土壌を分級して、放射性物質汚染シルトを得、次いで水、硫酸から選択される酸性溶媒、塩化マグネシウムから選択される金属塩化物、ヒドロキシエチルセルロースから選択される分散剤およびクエン酸、フマル酸、マレイン酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、イミノ二酢酸、エチレンジアミン四酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸、およびこれらの2以上の混合物からなる群から選択される多価カルボン酸を含む放射性物質汚染土壌洗浄剤と、該放射性物質汚染シルトとを接触させ、該放射性物質汚染シルトに含有される放射性物質をイオン交換によって水中に溶解させて、放射性物質を含有しないシルトと放射性物質汚染水とを得る、放射性物質により汚染された土壌を洗浄する方法。
- 放射性物質が放射性セシウムである、請求項3に記載の方法。
- 該放射性物質汚染水と、シクロデキストリンと有機二塩基酸または有機二塩基酸ハロゲン化物とが縮合したシクロデキストリンポリマーとを接触させて、放射性物質を該シクロデキストリンポリマーに選択的に固着させる工程をさらに含む、請求項3または4に記載の方法。
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