JP6244624B2 - 保持器及び保持器を備えたころ軸受 - Google Patents

保持器及び保持器を備えたころ軸受 Download PDF

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Description

本発明は、ころを収容するポケットを備えた保持器及び当該保持器を備えたころ軸受に関する。
例えば、図4に示すように、ころ軸受100は、転動面111が内周に形成されるとともに軸端部にころ130の軸方向への移動を規制する鍔部112が形成された外輪110と、円筒状のころ130と、当該ころ130を保持するポケット123が周方向に等間隔に形成された保持器120とを備えている。
更に、ころ軸受100は、転動面141が外周に形成され、軸端部の径方向外側に面取り部142が形成された内輪140を備えている。ころ130は外輪110の転動面111上及び内輪140の転動面141上を転動する。
上記保持器120は、同心かつ同径であり所定間隔だけ隔てられた一対の円環部121と、両円環部121を接続するために周方向に一定間隔を隔てて複数設けられた柱部122とで構成されている。保持器120は、樹脂製の一体品である。一対の円環部121と隣り合う柱部122とで構成されるポケット123にころ130が収容される(特許文献1参照)。
柱部122には、ポケット123に収容されたころ130の外周面131と対向する面の径方向内側端部に、周方向に突出する爪部127が形成されている。この爪部127は、保持器120に収容されたころ130が径方向内側に離脱することを防止するためのものであり、十分な高さで形成されている。
従来、上述のようなころ軸受100は、外輪110に保持器120を挿入し、この保持器120のポケット123にころ130を径方向内側から外輪110に向かって押し込み、外輪110、保持器120及びころ130からなる組立て品を得て、その後、当該組立て品の内側空間に内輪140又は回転軸を嵌め込むことで組み立てられていた。
特開2008−215475号公報
しかし、上述のころ軸受100の構成及び組立て方法では、図5に示すように、外輪110に挿入された保持器120のポケット123に、ころ130を径方向内側から外輪110の転動面111に向かって押し入れる際に、爪部127を大きく変形させて乗り越えなければならない。
このため、ころ130が爪部127を乗り越えた後に、勢い余って外輪110の転動面111に衝突することがあり、この場合、ころ130の外周面131や外輪110の転動面111に傷が発生してしまう恐れがある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、ころ軸受の組み立て時にころの外周面や外輪の転動面に傷が発生するのを防止できる保持器及び当該保持器を備えたころ軸受を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明は、外輪の内周に形成された転動面を転動するころを保持するポケットが周方向に等間隔に形成された保持器であって、前記ころの外周面に接触することで、当該ころを前記保持器の径方向に位置保持することが可能であり、かつ、前記ころによる前記径方向の乗り越えを許容する突起と、当該突起よりも前記保持器の径方向内側に位置し、前記ころの外周面に当接することで、前記径方向内側への当該ころの離脱を阻止する爪部とが、前記ポケットにおける前記ころの外周面に対向する対向面に形成され前記突起は、前記ころの外周面と前記外輪の転動面との間に形成される隙間の寸法が、内輪又は回転軸の軸端部の径方向外側に形成されている面取り部の径方向寸法未満となる位置で前記ころと接触し、当該ころの外周面の稜線と前記外輪の転動面の稜線とが軸方向に平行となる状態で保持し、前記爪部は、軸端部に前記ころの軸方向への移動を規制する鍔部が形成された外輪に、前記ポケットに保持させた前記ころを軸方向に沿って直線的に挿入することを可能とする位置で、当該ころと当接して離脱を阻止することを特徴とする。
本発明の保持器は、ころの外周面に接触することで、ころを保持器の径方向に位置保持することが可能であり、かつ、ころによる保持器の径方向の乗り越えを許容する突起を備えている。更に、保持器は、当該突起よりも保持器の径方向内側に位置し、ころの外周面に当接することで、径方向内側へのころの離脱を阻止する爪部を備えている。
このため、保持器のポケットに径方向外側からころを挿入することで、ころは、突起を乗り越えて突起と爪部の間に収められる。これにより、保持器にころが組み込まれた組立て品を外輪に挿入することが可能である。
この結果、従来の外輪に保持器を挿入した後にころを径方向内側から保持器に組み込む場合のように、爪部を乗り越えたころが外輪の転動面に勢い余って衝突して、ころの外周面や外輪の転動面に傷が発生することがない。したがって、ころ軸受の組み立て時にころの外周面や外輪の転動面に傷が発生するのを防止することができる。
また、内輪又は回転軸を嵌め込む前に、ころを突起によって径方向に保持した状態とすることで、ころが径方向内側に移動するのを防ぎ、内輪又は回転軸の嵌め込み作業が容易になる。したがって、ころ軸受の組み立て作業性が向上する。
上記の保持器において、前記突起は、前記ころの外周面と前記外輪の転動面との間に形成される隙間の寸法が、内輪又は回転軸の軸端部の径方向外側に形成されている面取り部の径方向寸法未満となる位置で、前記ころと接触して保持する。
この場合、外輪、保持器及びころからなる組立て品の内側空間に内輪又は回転軸を嵌め込むことにより、内輪又は回転軸の面取り部ところが接触して、ころを使用状態の位置まで径方向外側に移動させることができる。このため、内輪又は回転軸の嵌め込み作業が更に容易になり、ころ軸受の組み立て作業性が飛躍的に向上する。
また、内輪又は回転軸の嵌め込みが完了すると、ころが突起に保持されている位置から保持器の径方向外側に移動するため、ころ軸受の使用状態においてころが突起に接触することがない。
また、上記の保持器において、前記爪部は、軸端部に前記ころの軸方向への移動を規制する鍔部が形成された外輪に、前記保持器のポケットに保持させた前記ころを軸方向に沿って直線的に挿入可能とする位置で、当該ころと当接して離脱を阻止することが好ましい。
この場合、鍔部が形成された外輪に対して、ころが保持器の突起と爪部の間に収められた組立て品を組み込むことができる。
また、上記の保持器は、軸方向に所定間隔だけ隔てられている一対の円環部と当該円環部同士を接続する複数の柱部とを備え、当該柱部は軸方向に対して傾斜している傾斜部を含み、当該傾斜部に前記突起が形成されている構成とすることができる。
また、本発明は、転動面が内周に形成された外輪と、当該転動面を転動するころと、上記いずれかに記載の保持器と、を備えたころ軸受である。
この発明により、ころ軸受の組み立て時にころの外周面や外輪の転動面に傷が発生するのを防止することができる。
本発明の一実施形態に係る保持器及び当該保持器を備えたころ軸受の説明図である。 ころ軸受の組み立て時の外輪と保持器ところの位置関係の説明図である。 内輪を嵌め込む前後のころと内輪の位置関係の説明図である。 従来の保持器及び当該保持器を備えたころ軸受の説明図である。 従来のころ軸受の組み立て方法の説明図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る保持器20及び当該保持器20を備えたころ軸受1の説明図である。詳しくは、図1(a)は、使用状態におけるころ軸受1の一部拡大縦断面図であり、図1(b)は、保持器1の一部拡大正面図である。
図2は、ころ軸受1の組み立て時の外輪10と保持器20ところ30の位置関係の説明図である。なお、図2では外輪10及び保持器20を直線的に概略化して示している。図3は、内輪40を嵌め込む前後のころ30と内輪40の位置関係の説明図である。詳しくは、図3(a)は、外輪10と保持器20ところ30からなる組立て品に内輪40を嵌め込む前の状態を示し、図3(b)は、内輪40を嵌め込んだ後の状態を示している。
本実施形態に係るころ軸受1は、図1(a)に示すように、外輪10、内輪40、ころ30、及び保持器20で構成されている。
外輪10は、円環形状を有し、内周にころ30が転動する転動面11が形成されている。外輪10の軸方向の両端部には、ころ30が軸方向へ移動することを規制する鍔部12が転動面11よりも径方向内側に突出する態様で形成されている。
内輪40は、円環形状を有し、ころ30が転動する転動面41が外周に形成されている。また、内輪40には、外輪10、ころ30、及び保持器20からなる組立て品の内側空間への当該内輪40の組み込みを容易にするために、軸方向両端部の径方向外側に面取り部42が形成されている。
なお、内輪40には、回転軸(図示省略)への内輪40の挿入を容易に行うために、軸方向両端部の径方向内側にも面取り部が形成されている。
ころ30は、円筒状に形成されており、ころ軸受1の使用状態において、ころ30は、その外周面31を外輪10の転動面11及び内輪40の転動面41と接触させながら当該転動面11,41上を転動する。
保持器20は、図1(b)に示すように、一対の円環部21と当該円環部21同士を接続する柱部22とで構成されている。一対の円環部21は、同心かつ同径であり軸方向にころ30の軸方向寸法に比べて僅かに広い間隔だけ隔てられている。柱部22は、一対の円環部21同士を軸方向に沿って接続しており、ころ30の直径より僅かに広い間隔で周方向に沿って複数設けられている。一対の円環部21と隣り合う柱部22とで構成されるポケット23の内側空間(ポケット空間S)にころ30が収められる。
柱部22は、各円環部21との接続部分に設けられた軸方向に平行な第1平行部22Aと、柱部22の中央部分に設けられた、第1平行部22Aよりも径方向内側に位置する軸方向に平行な第2平行部22Cと、第1平行部22A及び第2平行部22Cを接続し、軸方向に対して傾斜している傾斜部22Bとで構成されている(図1(a)参照)。
傾斜部22Bは、ころ30の外周面31と対向する両対向面23Aに、ころ30の外周面31に接触することで、当該ころ30を保持器20の径方向に位置保持することが可能であり、かつ、ころ30による保持器20の径方向の乗り越えを許容する突起25を備えている。
突起25は、図2に示すように、ころ30のPCD(Pitch Circle Diameter)のライン(ころ軸受1の使用状態におけるころ30の回転中心を通る円)よりも保持器20の径方向内側の位置に設けられている。
また、突起25は、ころ30の径方向最大幅の位置において、傷がつかない程度に当該ころ30の外周面31と両側から接触することにより、ころ30を保持し得る高さ(対向面23Aから保持器20の周方向への突出高さ)で形成されている。
更に、突起25は、図3(a)に示すころ30の径方向最大幅の位置でころ30を保持している状態において、ころ30の外周面31と外輪10の転動面11との間に形成される隙間の寸法Cが、内輪40の面取り部42の径方向寸法B未満となる位置に形成されている。なお、図3(a)は、図2の30Bの状態に対応している。
第2平行部22Cは、ころ30の外周面31と対向する両対向面23Aに、ころ30の外周面31に当接することで、径方向内側への当該ころ30の離脱を阻止する爪部27を備えている。
爪部27は、突起25よりも径方向内側である柱部22の径方向内側端部に位置している。また、爪部27は、保持器20の周方向に突出し、ころ30の離脱を阻止するために突起25に比べ、突出高さが高く形成されている。
更に、爪部27は、軸端部にころ30の軸方向への移動を規制する鍔部12が形成された外輪10に、保持器20のポケット23に保持させたころ30を軸方向に沿って直線的に挿入可能とする位置でころ30と当接して離脱を阻止する(図2の30Aの状態)。
上記ころ軸受1は、ころ30を保持器20に挿入して保持させ、保持器20ところ30からなる組立て品を外輪10に挿入し、外輪10と保持器20ところ30からなる組立て品に内輪40を嵌め込んで組み立てられる。
詳述すると、先ず、保持器20のポケット空間Sに径方向外側からころ30を挿入し、ころ30が突起25を弾性変形させることで乗り越えて、突起25と爪部27との間に収められた組立て品を組み立てる。
爪部27は、少なくともころ30が爪部27と当接している状態において、保持器20の中心軸からころ30の保持器20径方向外側の端部までの寸法が、外輪10の中心軸から鍔部12の端面12Aまでの寸法よりも小さくなるように径方向の位置や高さ等が定められている。これにより、外輪10の鍔部12にころ30が当たることなく、保持器20ところ30からなる組立て品が外輪10へ挿入される。
保持器20ところ30からなる組立て品を外輪10に挿入した後(図2の30Aの状態)、ころ30を保持器20の径方向外側へ僅かに押しやって、ころ30の径方向最大幅の位置においてころ30を突起25に接触させて保持させる(図2の30Bの状態)。
この状態において、ころ30と外輪10の転動面11との間に隙間を有し、更に、この隙間の寸法Cと、内輪40の面取り部41の径方向寸法B(図3(a)参照)は、B>Cの関係を満たしている。
外輪10と保持器20ところ30からなる組立て品に内輪40を挿入すると、ころ30が内輪40の面取り部42により押されて径方向外側に移動して突起25を乗り越える。そして、ころ30の外周面31が外輪10の及び内輪40の転動面41に接すると共に突起25からころ30が外れて接触が回避され(図2の30Cの状態)、ころ軸受1が組み上がる(図3(a)及び(b)参照)。
上述の実施形態に係る保持器20は、ころ30の外周面31に接触することで、ころ30を保持器20の径方向に位置保持することが可能であり、かつ、ころ30による保持器20の径方向の乗り越えを許容する突起25を備えている。
更に、保持器20は、当該突起25よりも保持器20の径方向内側に位置し、ころ30の外周面31に当接することで、径方向内側へのころ30の離脱を阻止する爪部27を備えている。
また、爪部27は、鍔部12が形成された外輪10に、保持器20のポケット23に保持させたころ30を軸方向に沿って直線的に挿入可能とする位置で、ころ30と当接して離脱を阻止する。
このため、保持器20のポケット23に径方向外側からころ30を挿入することで、ころ30は、突起25を乗り越えて突起25と爪部27の間に収めることができる。そして、保持器25にころ30が組み込まれた組立て品を外輪10に挿入することができる。
この結果、従来の外輪100に保持器120を挿入した後にころ130を径方向内側から保持器120に組み込む場合とは異なり、ころ30が爪部27を乗り越える必要がなく、爪部27を乗り越えたころ30が外輪10の転動面11に勢い余って衝突することがない。したがって、ころ軸受1の組み立て時にころ30の外周面31や外輪10の転動面11に傷が発生するのを防止することができる。
また、外輪100に保持器120を挿入した後にころ130を径方向内側から保持器120に組み込む場合に比べて、外輪10、保持器20及びころ30からなる組立て品の組み立てが容易にでき、ころ軸受1の組み立て作業性が飛躍的に向上する。
また、突起25は、ころ30と外輪10の転動面11との間の隙間の寸法Cが、内輪40の面取り部42の径方向寸法B未満となる位置で、ころ30と接触して保持する。
このため、外輪10、保持器20及びころ30からなる組立て品の内側空間に内輪40を嵌め込むことにより、内輪40の面取り部42ところ30が接触して、ころ30を使用状態の位置まで径方向外側に移動させることができる。したがって、内輪40の嵌め込み作業が容易になり、ころ軸受1の組み立て作業性が飛躍的に向上する。
また、内輪40の嵌め込みが完了すると、突起25がころ30の径方向最大幅の位置で両側から接触することで、ころ30が突起25に保持されている位置から保持器20の径方向外側に移動する。このため、ころ軸受1の使用状態においてころ30が突起25に接触することがない。
なお、突起25は、ころ30の径方向最大幅近傍の位置において、当該ころ30の外周面31と両側から接触することにより、ころ30を保持し得る高さで形成されていればよく、必ずしもころ30の径方向最大幅の位置でころ30を保持する構成でなくてもよい。
1:ころ軸受、10:外輪、11:転動面、12:鍔部、20:保持器、21:円環部、22:柱部、22B:傾斜部、23:ポケット、23A:対向面、25:突起、27:爪部、30:ころ、31:外周面、40:内輪、41:転動面、42:面取り部、B:径方向寸法、C:隙間の寸法

Claims (3)

  1. 外輪の内周に形成された転動面を転動するころを保持するポケットが周方向に等間隔に形成された保持器であって、
    前記ころの外周面に接触することで、当該ころを前記保持器の径方向に位置保持することが可能であり、かつ、前記ころによる前記径方向の乗り越えを許容する突起と、
    当該突起よりも前記保持器の径方向内側に位置し、前記ころの外周面に当接することで、前記径方向内側への当該ころの離脱を阻止する爪部とが、
    前記ポケットにおける前記ころの外周面に対向する対向面に形成され
    前記突起は、前記ころの外周面と前記外輪の転動面との間に形成される隙間の寸法が、内輪又は回転軸の軸端部の径方向外側に形成されている面取り部の径方向寸法未満となる位置で前記ころと接触し、当該ころの外周面の稜線と前記外輪の転動面稜線とが軸方向に平行となる状態で保持し
    前記爪部は、軸端部に前記ころの軸方向への移動を規制する鍔部が形成された外輪に、前記ポケットに保持させた前記ころを軸方向に沿って直線的に挿入することを可能とする位置で、当該ころと当接して離脱を阻止することを特徴とする保持器。
  2. 軸方向に所定間隔だけ隔てられている一対の円環部と当該円環部同士を接続する複数の柱部とを備え、当該柱部は軸方向に対して傾斜している傾斜部を含み、当該傾斜部に前記突起が形成されている請求項1に記載の保持器。
  3. 転動面が内周に形成された外輪と、当該転動面を転動するころと、請求項1又は2に記載の保持器と、を備えたころ軸受。
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