JP6243806B2 - 作業車両の周囲監視装置および周囲監視装置用プログラム - Google Patents

作業車両の周囲監視装置および周囲監視装置用プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6243806B2
JP6243806B2 JP2014131570A JP2014131570A JP6243806B2 JP 6243806 B2 JP6243806 B2 JP 6243806B2 JP 2014131570 A JP2014131570 A JP 2014131570A JP 2014131570 A JP2014131570 A JP 2014131570A JP 6243806 B2 JP6243806 B2 JP 6243806B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
vehicle
viewpoint
camera
viewpoint image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014131570A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016010129A (ja
Inventor
舜 辻村
舜 辻村
川股 幸博
幸博 川股
守飛 太田
守飛 太田
古渡 陽一
陽一 古渡
慶仁 稲野辺
慶仁 稲野辺
鈴木 正和
正和 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP2014131570A priority Critical patent/JP6243806B2/ja
Publication of JP2016010129A publication Critical patent/JP2016010129A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6243806B2 publication Critical patent/JP6243806B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Road Paving Machines (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Description

本発明は、作業車両の周囲監視装置、および周囲監視装置用プログラムに関する。
舗装工事現場では、ロードローラやタイヤローラ等の締固め用の道路機械を用いて締固め作業が行われる。この締固め作業においては、道路機械周囲の作業員や他の作業機械と連携して作業を行うため、オペレータは常に道路機械周囲の状況を監視する必要があった。
一方、車両周囲を監視するシステムとして、特許文献1に記載のような装置が知られている。すなわち、車両の周囲を監視するカメラを複数設置し、それらのカメラの映像を上方視点の画像に変換して合成し、車両周囲の俯瞰画像を提供するようにしている。
WO00/07373号公報
ところで、道路機械による作業、例えば上述した舗装工事においては、路肩との境界部分まで確実に締固めが行われるように境界線に沿って道路機械を移動させる。そのため、境界線付近においては慎重な操作が要求される。同時に、道路機械周囲の状況を常に監視する必要もある。そのため、路肩の境界線付近と道路機械周囲との間の視点移動を頻繁に行わなければならず、この作業性の悪さが道路機械のオペレータにとって大きな負担になっている。
また、上述した周囲監視システムを適用した場合、カメラの映像を車両の真上付近からの視点(上方視点)の画像に変換し、1つの画像に合成する俯瞰表示を行う場合に、画像の合成面の位置が考慮されておらず、路肩が画像の合成面処理の影響で見えにくい場合があり、路肩に沿った運転がしにくいという問題があった。
請求項1の発明による作業車両の周囲監視装置は、車両に設けられた複数のカメラにより撮像された車両周囲の画像に基づき、車両の前方を確認するための前方確認画像および車両の後方を確認するための後方確認画像を生成する画像生成部と、生成された前記前方確認画像および前記後方確認画像の一方を選択する画像選択指令が入力される画像選択指令入力部と、前記画像選択指令入力部で選択された画像を表示部に出力する出力部と、を備え、前記前方確認画像は、車両前方のカメラで取得した画像に基づいて生成される前方視点画像と、車両前方のカメラ、車両左側方のカメラおよび車両右側方のカメラで取得した各画像に基づいて生成される第1上方視点俯瞰画像とから合成され、かつ、前記前方確認画像における作業車両を模した車両アイコンの車両前面を通り該車両前面に平行な線に沿って、前記前方視点画像と前記第1上方視点俯瞰画像とが接続されるように合成され、前記後方確認画像は、車両後方のカメラで取得した画像に基づいて生成される後方視点画像と、車両後方のカメラ、車両左側方のカメラおよび車両右側方のカメラで取得した各画像に基づいて生成される第2上方視点俯瞰画像とから合成され、かつ、前記後方確認画像における前記車両アイコンの車両後面を通り該車両後面に平行な線に沿って、前記後方視点画像と前記第2上方視点俯瞰画像とが接続されるように合成され、前記第1上方視点俯瞰画像は、前記車両右側方のカメラで取得した画像に基づく上方視点画像である右上方視点画像および前記車両左側方のカメラで取得した画像に基づく上方視点画像である左上方視点画像と、前記車両前方のカメラで取得した画像に基づく上方視点画像である前上方視点画像と、の合成ラインが、前記表示部の前記作業車両が占める領域の前側ラインに一致し、かつ、前記右上方視点画像、前記左上方視点画像および前記前上方視点画像の尺度が同一となるよう、当該右上方視点画像、当該左上方視点画像および当該前上方視点画像を合成して生成され、前記第2上方視点俯瞰画像は、前記車両右側方のカメラで取得した画像に基づく上方視点画像である右上方視点画像および前記車両左側方のカメラで取得した画像に基づく上方視点画像である左上方視点画像と、前記車両後方のカメラで取得した画像に基づく上方視点画像である後上方視点画像と、の合成ラインが、前記表示部の前記作業車両が占める領域の後側ラインに一致し、かつ、前記右上方視点画像、前記左上方視点画像および前記後上方視点画像の尺度が同一となるよう、当該右上方視点画像、当該左上方視点画像および当該後上方視点画像を合成して生成され、前記画像選択指令入力部は、オペレータからの前記画像選択指令を受け付ける画像切替スイッチである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の作業車両の周囲監視装置において、前記画像生成部は、前記車両アイコンが前記表示部の所定表示領域に表示されるように、前記前方確認画像または前記後方確認画像と前記車両アイコンと合成する。
請求項の発明は、車両に設けられた複数のカメラにより撮像された車両周囲の画像に基づいて、車両の前方を確認するための前方確認画像および車両の後方を確認するための後方確認画像を生成する画像生成機能、オペレータからの指令を受け付ける画像切替スイッチを介して、生成された前記前方確認画像および前記後方確認画像の一方を選択する画像選択指令を受け付ける画像選択機能、前記画像選択機能により選択を受け付けた画像を表示部に出力する出力機能、をコンピュータに実現させるための作業車両の周囲監視装置用プログラムであって、前記前方確認画像は、車両前方のカメラで取得した画像に基づいて生成される前方視点画像と、車両前方のカメラ、車両左側方のカメラおよび車両右側方のカメラで取得した各画像に基づいて生成される第1上方視点俯瞰画像とから合成され、かつ、前記前方確認画像における前記作業車両を模した車両アイコンの車両前面を通り該車両前面に平行な線に沿って、前記前方視点画像と前記第1上方視点俯瞰画像とが接続されるように合成され、前記後方確認画像は、車両後方のカメラで取得した画像に基づいて生成される後方視点画像と、車両後方のカメラ、車両左側方のカメラおよび車両右側方のカメラで取得した各画像に基づいて生成される第2上方視点俯瞰画像とから合成され、かつ、前記後方確認画像における前記車両アイコンの車両後面を通り該車両後面に平行な線に沿って、前記後方視点画像と前記第2上方視点俯瞰画像とが接続されるように合成され、前記第1上方視点俯瞰画像は、前記車両右側方のカメラで取得した画像に基づく上方視点画像である右上方視点画像および前記車両左側方のカメラで取得した画像に基づく上方視点画像である左上方視点画像と、前記車両前方のカメラで取得した画像に基づく上方視点画像である前上方視点画像と、の合成ラインが、前記表示部の前記作業車両が占める領域の前側ラインに一致し、かつ、前記右上方視点画像、前記左上方視点画像および前記前上方視点画像の尺度が同一となるよう、当該右上方視点画像、当該左上方視点画像および当該前上方視点画像を合成して生成され、前記第2上方視点俯瞰画像は、前記車両右側方のカメラで取得した画像に基づく上方視点画像である右上方視点画像および前記車両左側方のカメラで取得した画像に基づく上方視点画像である左上方視点画像と、前記車両後方のカメラで取得した画像に基づく上方視点画像である後上方視点画像と、の合成ラインが、前記表示部の前記作業車両が占める領域の後側ラインに一致し、かつ、前記右上方視点画像、前記左上方視点画像および前記後上方視点画像の尺度が同一となるよう、当該右上方視点画像、当該左上方視点画像および当該後上方視点画像を合成して生成される、作業車両の周囲監視装置用プログラムである。
本発明によれば、車両の周囲および前方を確認しやすい周囲監視装置を提供することができる。
図1は、周辺監視システムを搭載する作業機械の側面図である。 図2は、作業機械の平面図である。 図3は、周囲監視システムの全体構成を示すブロック図である。 図4は、周辺監視装置における画像変換を説明する図である。 図5は、前方視点画像600を示す図である。 図6は、前方確認画像の合成に用いられる上方視点画像700を示す図である。 図7は、2視点画像800を示す図である。 図8は、前方確認画像900を示す図である。 図9は、後方視点画像1600を示す図である。 図10は、上方視点画像1700を示す図である。 図11は、2視点画像1800を示す図である。 図12は、後方確認画像1900を示す図である。 図13は、画像処理フローを説明するフローチャートである。 図14は、タイヤローラ400を用いた締固め作業の一例を示す図である。 図15は、図14に示す状況における周囲監視画像を示す図である。
以下、図を参照して本発明を実施するための形態について説明する。図1,2は、周辺監視システムを搭載する作業機械の外観を示す図であり、図1は側面図、図2は平面図である。本実施の形態では、作業機械として、道路の締固めを目的とした道路機械であるタイヤローラを例に説明するが、本発明の周囲監視装置は、タイヤローラに限らずロードローラやホイールローダ等の作業機械にも適用することができる。
図1に示すように、タイヤローラ400は、タイヤローラ本体401、駆動軸タイヤ402、遊動軸タイヤ403を備えている。タイヤローラ本体401には、運転席404、ハンドル405、運転席404の上方を覆うキャノピ406が設けられている。また、タイヤローラ本体401には、周囲監視システムを構成する周囲監視装置200および表示装置265が設けられている。表示装置265は運転席404の前方であってハンドル405の側方に配置されて、周囲監視装置200とケーブルを介して接続されている。運転席404に着座したオペレータは、表示装置265に表示された画像を監視しながらタイヤローラ400の運転を行うことができる。
図2に示すように、タイヤローラ本体401の前部、後部、右側部および左側部には、前方カメラ205、後方カメラ210、右カメラ215および左カメラ220が設けられている。これらのカメラ205,210,215,220は図1に示す周囲監視装置200に接続されている。
カメラ205,210,215,220は、例えば耐久性や耐候性などに優れたCCDやCMOSなどの撮像素子と広角レンズとを備えた広角ビデオカメラなどから構成されている。前方カメラ205は画角がおよそ180度で斜めに見下ろすように配置され、その撮影範囲510はタイヤローラ400の前方を網羅する。後方カメラ210も画角がおよそ180度で斜めに見下ろすように配置され、その撮影範囲520はタイヤローラ400の後方を網羅する。右カメラ215も画角がおよそ180度で斜めに見下ろすように配置され、その撮影範囲530はタイヤローラ400の右側方を網羅する。左カメラ220も画角がおよそ180度で斜めに見下ろすように配置され、その撮影範囲540はタイヤローラ400の左側方を網羅する。
前方カメラ205と右カメラ215とは、撮影範囲510と撮影範囲530とが重なるように配置される。また、前方カメラ205と左カメラ220とは、撮影範囲510と撮影範囲540とが重なるように配置される。同様に、後方カメラ210と、右カメラ215あるいは左カメラ220とは、撮影範囲520と、撮影範囲530あるいは撮影範囲540とが重なるように配置される。
図3は、周囲監視システムの全体構成を示すブロック図である。周囲監視システムは、前方カメラ205と、後方カメラ210と、右カメラ215と、左カメラ220と、周囲監視装置200と、表示装置265とから構成される。周囲監視装置200は、映像獲得部225、進行方向視点画像生成部230、表示画像生成部235、切替判定部240、バッファ250、上方視点画像生成部255、2視点画像合成部260、制御部270および入出力インタフェース245を備えている。表示装置265は、表示部2650および入力部2651(例えば、液晶表示装置が使用される)を備えている。
各カメラ205,210,215,220からそれぞれ原画像のNTSCなどのコンポジット信号は映像獲得部225に入力され、映像獲得部225は、これら各コンポジット信号をA/D変換してRGB信号にデコードする。映像獲得部225で処理された映像データは、バッファ250に一時的に記憶される。
上方視点画像生成部255は、バッファ250に記憶された映像データに基づいて、車両上方の視点から見下ろすような画像(以下では、上方視点画像と呼ぶ)を作成する。進行方向視点画像生成部230は、タイヤローラ400の進行方向に向かう視点に関する画像を生成する。すなわち、車両前進時には車両前方に向かう視点から見た車両前方の画像(以下では、前方視点画像と呼ぶ)を生成し、車両後退時には車両後方に向かう視点から見た車両後方の画像(以下では後方視点画像と呼ぶ)を生成する。
2視点画像合成部260は、上方視点画像生成部255により生成された上方視点画像と、進行方向視点画像生成部230により生成された進行方向視点画像とを、一つの画像に合成処理する。前述した前方視点画像と上方視点画像とを2視点画像に合成処理する場合には、上方視点画像として、前方カメラ205、右カメラ215および左カメラ220の映像に基づく上方視点画像が使用される。この場合の合成処理後の2視点画像を、前方確認画像と呼ぶことにする。一方、後方視点画像と上方視点画像とを合成処理する場合には、上方視点画像として、後方カメラ210、右カメラ215および左カメラ220の映像に基づく上方視点画像が使用される。この場合の合成処理後の2視点画像を、後方確認画像と呼ぶ。
表示画像生成部235は、2視点画像合成部260により生成した2視点画像(前方確認画像および後方確認画像)に対してタイヤローラ400を示す表示(アイコンなど)を合成して表示画像を生成する。切替判定部240には、前方確認画像を合成するか後方確認画像を合成するかを判定するための判定情報が入力される。切替判定部240は、入力された判定情報に基づいて、前方確認画像および後方確認画像のいずれを合成すべきかの指令を2視点画像合成部260に送る。2視点画像合成部260は、前方確認画像を合成すべきとの指令が入力されると前方確認画像用の2視点画像を生成し、後方確認画像を合成すべきとの指令が入力されると後方確認画像用の2視点画像を生成する。
切替判定部240に入力される判定情報としては、例えば、車両の前後進を切り替えるシフトレバーの位置情報(フロント・バック・ニュートラル)がある。また、表示装置265に画像切替スイッチを設けておいて、その画像切替スイッチの操作情報を用いても良い。画像切替スイッチとしては、表示部2650に表示される切替ボタンでもよいし、トグルスイッチやボタンのようなハード的なボタンであってもよい。
表示画像生成部235で生成された表示画像(前方確認画像または後方確認画像)は、表示装置265の表示部2650に表示される。入力部2651は、上述した画像切替スイッチや、画像表示に関する入力操作を行うためのスイッチ等で構成される。制御部270は、周囲監視装置200の全体を制御するものであり、後述する画像生成処理に関するプログラムを実行する。画像生成処理プログラムは、制御部270に設けられたメモリ(例えば、ROM)に記憶されている。
図4〜7は、前方確認画像の生成方法を説明する図である。図4(a)は、前方カメラ205で撮影された画像のイメージを示す図である。具体的には、格子線32a,32bが描かれた平らな路面を撮像したと仮定した場合の、画像を示したものである。各カメラ205,210,215,220は左右の画角が約180°の広角レンズを用いて撮影しているので、一般に、撮影された画像31における格子線32a,32bは、中央部が拡大されて周辺部が縮小されるように歪んでいる。
図4(b)は、図4(a)の画像31にレンズ歪み補正処理を行った後の画像33を示したものである。補正処理後の画像33においては、図4(a)の格子線32a,32bは前方カメラ205の視点による遠近法に従った形に補正される。その結果、格子線32a,32bは直線状の格子線34a,34bに変換される。画像33は、前方カメラ205の見下ろし角度に応じた画像となっている。
さらに、レンズ歪み補正処理後の画像33に対して、視点を車両上方に移す(すなわち、車両上方の視点から見下ろすような)視点変換処理を行うと、図4(c)に示すような画像35(上方視点画像)に変換される。図4(b)の格子線34a,34bは、図4(c)の上下左右に直交する格子線36a,36bに変換される。ここで、図4(b)に示す矩形状領域37の画像は、図4(c)の台形状領域39の画像に変換される。また、図4(b)の台形状領域38の画像は、図4(c)の矩形状領域40の画像に変換される。
右カメラ215、左カメラ220および後方カメラ210で取得された映像に関しても、それぞれ図4に示すような変換を行うことにより、画像31,33,35と同様の画像が生成される。
なお、図4(a)の画像31から図4(b)の画像33への変換や、図4(b)の画像33から図4(c)の画像35への変換は、予め制御部270のメモリに保存された専用の画素変換テーブル(変換前の画像を構成する各画素のアドレスと変換後の各画素のアドレスとの対応関係を記載した画素変換テーブル)を用いた画素座標変換によって行われる。また、図4(a)の画像から、図4(b)の画像を経ずに図4(c)の画像へ変換する場合においても、同様の画素座標変換によって画像変換が行われる。
広角カメラで撮影した画像は映像の歪みが大きくなるため、直線を撮影した場合にはその直線がカーブを描くような画像となってしまう。しかし、本実施の形態では、図4(a)の画像31から図4(b)の画像33へ変換する際にレンズ歪み補正処理が行われ、直線状の撮像対象物は、図4(b)の画像33においても直線状の画像として表示される。図4(b)では格子線34a,34bが直線となっている。
図3の進行方向視点画像生成部230では、図4(b)の領域37の画像データに基づいて図5に示すような進行方向視点画像としての前方視点画像600が生成される。もちろん、図4(a)に示すような画像33の一部(図4(b)の領域37の画像に相当する画像)から、前方視点画像600を直接生成するようにしても良い。
上述した図4(b)の領域37の画像は、進行方向視点の見下ろし角度に応じた画像となっているが、前方視点画像600における見下ろし角度は、表示部2650に表示するための所定見下ろし角度とされている。なお、この見下ろし角度が前方カメラ205の見下ろし角度と同一であれば、図4(b)の領域37の画像と図5の前方視点画像600とは同一画像となる。前方視点画像600の直線(格子線)610は、図4(a)の格子線32a、図4(b)の格子線34aおよび図4(c)の格子線36aに対応している。なお、図5の前方視点画像600では、図4(c)の格子線36bに対応する格子線は図示を省略している。
図3の上方視点画像生成部255では、前方カメラ205、右カメラ215および左カメラ220から取得した映像データに基づいて、図4(c)と同様の上方からの視点に変換する処理を行うことで、タイヤローラ400の前方部分の上方視点画像が生成される。前方部分の上方視点画像は、前方確認画像を合成する場合に用いられる。同様に、後方カメラ210、右カメラ215および左カメラ220から取得した映像データに基づいて、タイヤローラ400の後方部分の上方視点画像を生成する。後方部分の上方視点画像は、後方確認画像を合成する場合に用いられる。
図6は、前方確認画像の合成に用いられる上方視点画像700を示す図である。上方視点画像700の内、符号710で示す領域の画像は前方カメラ205の映像データに基づく上方視点画像であり、図4(c)に示す矩形状領域40の画像に相当している。また、符号720で示す領域の画像は右カメラ215の映像データに基づく上方視点画像であり、符号730で示す領域の画像は、左カメラ220の映像データに基づく上方視点画像である。画像720と画像730との間の格子線の無い領域750は、タイヤローラ400が占める領域である。画像720,730は、タイヤローラ400の車体の側方領域の上方視点画像内、前側半分の上方視点画像に相当するものである。
これら3つの画像を合成する場合、右カメラ215の画像720および左カメラ220の画像730と、前方カメラ205の画像710との合成ライン740が、領域750の前側ライン(タイヤローラ400の前面に対応するライン)に対してほぼ平行になり、そのラインと一致するように合成処理が行われる。また、画像の尺度が同一となるように、各画像710,720,730における格子線710a,710b,720a,720b,730a,730bの間隔が同一となるように合成される。
図3の2視点画像合成部260では、図5に示した前方視点画像600と図6に示した上方視点画像700とを合成することにより、図7に示すような2視点画像800が生成される。この合成においては、前方視点画像600の格子線610と上方視点画像700の格子線710aとが接続されるように画像合成が行われる。このように、画像600,710,720,730をつなぎ合わせる合成を行う際には、境界の前後における画像のつながりを持たせるようにしている。
図3の表示画像生成部235では、2視点画像800に対して、タイヤローラ400の領域を示す車両アイコン910を合成することで、図8に示すような前方確認画像900が生成される。前方確認画像900における車両アイコン910は、タイヤローラ400の中央から前端までの上方視点画像に対応している。車両アイコン910は表示部2650の表示画面下辺の中央に隣接して表示され、その車両アイコン910を基準にタイヤローラ400の周囲の2視点画像800が表示部2650に表示される。
2視点画像800において、格子線610,710a,720aは連続しており、格子線710a,720aは車両アイコン910の前後方向の軸線に対して平行となっている。また、格子線610は、前方カメラ205の視点による遠近法に従った形状、すなわち、2視点画像800の上辺中央方向に傾いた直線となっている。
上述したように、本実施の形態では、カメラで撮像された映像データに基づいて図7の2視点画像800を生成する際に、レンズ歪み補正処理を行うと共に、画像600,700〜730を合成する際にも各画像の格子線が直線となるように画像合成が行われる。その結果、車両前方の路肩が直線であるか曲線であるかを判別しやすくなり、路肩に沿った運転がしやすくなるという効果がある。また、前方視点画像600を表示することで車両前方の画像が遠方まで提供され、運転者は進行方向の様子を確認できる。
図9〜12は後方確認画像を説明する図であり、上述した前方確認画像900に関する図5〜8に相当する図である。図9は、後方カメラ210の映像データに基づく進行方向視点画像としての後方視点画像1600を示す図である。後方視点画像1600では、上辺側の画像が車両に近い画像となり、下辺側の画像が遠方の画像となっている。そのため、格子線1610は、下辺中央側に傾いた直線となっている。
図10は、後方確認画像を合成する場合の上方視点画像1700を示したものである。上方視点画像1700では、後方カメラ210の映像データに基づく上方視点画像(画像1710)の上側に、左カメラ220の映像データに基づく上方視点画像(画像1730)および右カメラ215の映像データに基づく上方視点画像(画像1720)が配置される。画像1720,1730は、タイヤローラ400の車体の側方領域の上方視点画像の内の、後方側半分の上方視点画像に相当するものである。画像1720および1730と画像1710との合成ライン1740は、タイヤローラ400の後面に対して平行で、タイヤローラ400の後面と一致するように形成される。領域1750は、車両アイコンが表示される領域である。
図11は、後方確認画像を合成する場合の2視点画像1800を示したものである。2視点画像1800では、後方カメラ210の映像データによる上方視点画像と後方視点画像1600が接続されるように、すなわち、上方視点画像1700の下側に後方視点画像1600が接続されるように合成が行われる。図12は、図11の2視点画像1800に車両アイコン1910を合成した後方確認画像1900を示す図である。後方確認画像1900における車両アイコン1910は、タイヤローラ400の中央から後端までの上方視点画像に対応している。
次に、図3の制御部270で処理される画像処理フローについて、図13を用いて説明する。ステップS300では、本周囲監視システムの起動状態を確認したり、エラー診断を行ったりする起動処理を行う。ステップS305では、映像獲得部225において前方カメラ205、後方カメラ210、右カメラ215、左カメラ220からの映像をデジタル化し、さらにデジタル化した映像をバッファ250に一時的に保存する。
ステップS310では、切替判定部240で管理されている監視方向を示す判定情報が前方か後方かを判定することで、前方確認画像900(図8参照)または後方確認画像1900(図12参照)のいずれを生成するかを決定する。そして、監視方向が前方である場合にはステップS315に進み、監視方向が後方である場合にはステップS325に進む。
ステップS315では、前方カメラ205で取得した映像を進行方向視点画像生成部230で進行方向の視点に変換する処理を行うことで、図5の前方視点画像600を生成する。ステップS320では、上方視点画像生成部255において、右カメラ215、左カメラ220、前方カメラ205から取得した映像を上方からの視点に変換する処理を行うことで、タイヤローラ400の前方部分の上方視点画像700(図6参照)を生成する。
一方、ステップS310からステップS325に進んだ場合には、ステップS325において、後方カメラ210で取得した映像を進行方向視点画像生成部230で進行方向の視点に変換する処理を行うことで後方視点画像1600(図9参照)を生成する。
ステップS330では、上方視点画像生成部255において、右カメラ215、左カメラ220、後方カメラ210から取得した映像を上方からの視点に変換する処理を行うことで、タイヤローラ400の後方部分の上方視点画像を生成する。ステップS330の処理を終了したならばステップS335に進む。
ステップS335では、ステップS315あるいはステップS325で生成した進行方向視点画像(前方視点画像600または後方視点画像1600)と、ステップS320あるいはステップS330で作成した上方視点画像とを2視点画像合成部260で合成処理することで、2視点画像800または1800(図7,11参照)を生成する。
ステップS340では、ステップS335で生成した2視点画像800,1800とタイヤローラ400の車両アイコン910,1910(図8,12参照)とを表示画像生成部235で合成処理し、前方確認画像900(図8参照)または後方確認画像1900(図12参照)を生成する。
ステップS345では、ステップS340で作成した前方確認画像900(図8参照)または後方確認画像1900(図12参照)を、図3の表示部2650に表示する。
このように、制御部270は、車両に設けられた複数のカメラ205〜220により撮像された車両周囲の画像に基づいて、以下のような車両周囲の監視画像を表示する周囲監視装置用プログラムを実行する。すなわち、周囲監視装置用プログラムは、前方カメラ205または後方カメラ210で取得した画像に基づいて前方視点画像600または後方視点画像1600を生成する処理と、前方カメラ205または後方カメラ210で取得した画像、左カメラ220で取得した左側方画像および右カメラ215で取得した右側方画像に基づいて、前方視点画像600または後方視点画像1600に対応する上方視点画像700または1700を生成する処理と、上方視点画像700または1700と、その上方視点画像700または1700に対応する前方視点画像600または後方視点画像1600を合成して監視画像を生成する処理と、監視画像を表示部2650に表示させる処理とをコンピュータで実行させるものである。
図14は、タイヤローラ400を用いた締固め作業の一例を示す図であり、道路420の締固め作業を行う場合を示したものである。タイヤローラ400の運転者(不図示)は、運転席410にてタイヤローラ400の操舵や加減速などの運転操作を行う。道路420の締固め作業においては、タイヤローラ400による締固め作業が行われると共に、こぼれたアスファルトの回収などを行うために作業員110がタイヤローラ400の周辺で作業する。運転者は、タイヤローラ400を道路の路肩430に沿って前進および後進させることによって路面の締固めを行う。
図15は、図14に示す状況における周囲監視画像、すなわち表示部2650に表示された前方確認画像100(上述した前方確認画像900に対応する)を示したものである。前方確認画像100は、前方視点画像120の下側に上方視点画像125を合成し、さらにタイヤローラ400の領域を示すアイコン105を合成したものである。前方視点画像120には、作業員110および左右の路肩115が表示されている。上方視点画像125には、アイコン105の左右に路肩115が表示されている。
このように、車両上方から見下ろすような上方視点画像125を表示することで、車両と車両周辺に位置する対象(路肩等)との位置関係がわかりやすい画像を提供することができる。さらに、上方視点画像125に加えて前方視点画像120を表示することで、車両周辺状況だけでなく、車両からやや離れた位置にいる作業員110を表示画面上で同時に把握することができる。図14に示す路肩430は車両前後方向に直線状に延びているが、前方確認画像100における路肩115も、前方視点画像120と上方視点画像125とに亘る一本の路肩115として表示されている。さらに、前方視点画像120における路肩115は歪み無く直線状に表示されている。そのため、車両前方の路肩が直線であるか曲線であるかを判別しやすくなり、路肩に沿った運転がしやすくなる。
なお、上述した実施形態では、図13のフローチャートで説明したように、切替判定部240に入力される判定情報が前方か後方かによって、前方確認画像900または後方確認画像1900を選択的に生成する構成としたが、前方確認画像900のみを合成して表示する構成、または、後方確認画像1900のみを合成して表示する構成であっても構わない。
以上説明したように、本実施の形態の周囲監視装置は以下のような特徴を備えている。
(a)画像生成部に対応する進行方向視点画像生成部230,上方視点画像生成部255,2視点画像合成部260および表示画像生成部235は、前方確認画像および後方確認画像の少なくとも一方を生成する。前方確認画像900は、前方カメラ205で取得した映像に基づいて生成される前方視点画像600と、前方カメラ205、左カメラ220および右カメラ215で取得した各画像に基づいて生成される上方視点画像700とから合成される。後方確認画像1900は、後方カメラ210で取得した映像に基づいて生成される後方視点画像1600と、後方カメラ210、左カメラ220および右カメラ215で取得した各映像に基づいて生成される上方視点画像1700とから合成される。このように、前方確認画像900や後方確認画像1900には、車両周囲の上方視点画像700,1700に加えて前方視点画像600や後方視点画像1600も合成されている。そのため、運転者は、前方確認画像900や後方確認画像1900から車両の進行方向および左右方向を同時に視認することができ、従来のような前方状況と周囲状況とを確認するための視点移動が不要となり、進行方向の障害物などの情報と、路肩の直線性や連続性などの情報とを同時に認識することができる。
なお、上述した実施形態では、車両アイコン910が合成された前方確認画像900を監視用の画像として表示部2650に表示したが、2視点画像800のように車両アイコン910が配置される領域750が空白状態の画像を、監視用の画像として表示部2650に表示しても構わない。
(b)さらに、前方確認画像900または後方確認画像1900のように、作業機械の領域を示す車両アイコン910,1910を所定の表示領域(領域750,1750)に合成表示することにより、車両と路肩または障害物との距離を直感的に把握することができる。
(c)また、図6に示すように、前方カメラ205の映像データに基づく上方視点画像710と上方視点画像(720,730)とを、車両アイコン910の車両前面を通り該車両前面に平行な合成ライン740に沿って接続されるように画像合成するようにしたので、合成画像上における路肩付近の画像の歪みが抑えられ、路肩を見やすくすることができる。平行な合成ライン740に沿って接続した場合、接続領域付近の画像生成には、被写体により近い方のカメラの映像データが用いられるようになり、より解像度の高い表示画像を得ることができる。その結果、路肩の視認性が向上する。
(d)表示部2650に表示される表示画像として前方確認画像900および後方確認画像1900の一方を選択する画像選択指令(上述した判定情報)が入力される画像選択指令入力部としての切替判定部240を備え、その判定情報に基づいて前方確認画像900または後方確認画像1900を表示画像生成部235により生成させるようにしても良い。このような構成とすることで、例えば、車両前進時には前方確認画像900が表示部2650に表示され、車両後進時には後方確認画像1900が表示されるようにすることができ、車両操作性の向上を図ることが可能となる。
なお、以上の説明はあくまでも一例であり、本発明の特徴を損なわない限り、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではない。例えば、上述した実施の形態では、判定情報に応じて前方確認画像900または後方確認画像1900を生成し、生成された画像を表示部2650に表示するようにしたが、判定情報に係わらず常に前方確認画像900と後方確認画像1900の両方を生成し、判定情報に応じていずれか一方を表示部2650に表示するような構成としても良い。
115,430…路肩、200…周囲監視装置、205…前方カメラ、210…後方カメラ、215…右カメラ、220…左カメラ、225…映像獲得部、230…進行方向視点画像生成部、235…表示画像生成部、240…切替判定部、245…入出力インターフェイス、255…上方視点画像生成部、260…2視点画像合成部、265…表示装置、400…タイヤローラ、600,1600…前方視点画像、700,1700…上方視点画像、740,1740…合成ライン、800,1800…2視点画像、900…前方確認画像、910,1910…車両アイコン、1900…後方視点画像、2650…表示部

Claims (3)

  1. 車両に設けられた複数のカメラにより撮像された車両周囲の画像に基づき、車両の前方を確認するための前方確認画像および車両の後方を確認するための後方確認画像を生成する画像生成部と、
    生成された前記前方確認画像および前記後方確認画像の一方を選択する画像選択指令が入力される画像選択指令入力部と、
    前記画像選択指令入力部で選択された画像を表示部に出力する出力部と、を備え、
    前記前方確認画像は、車両前方のカメラで取得した画像に基づいて生成される前方視点画像と、車両前方のカメラ、車両左側方のカメラおよび車両右側方のカメラで取得した各画像に基づいて生成される第1上方視点俯瞰画像とから合成され、かつ、前記前方確認画像における作業車両を模した車両アイコンの車両前面を通り該車両前面に平行な線に沿って、前記前方視点画像と前記第1上方視点俯瞰画像とが接続されるように合成され、
    前記後方確認画像は、車両後方のカメラで取得した画像に基づいて生成される後方視点画像と、車両後方のカメラ、車両左側方のカメラおよび車両右側方のカメラで取得した各画像に基づいて生成される第2上方視点俯瞰画像とから合成され、かつ、前記後方確認画像における前記車両アイコンの車両後面を通り該車両後面に平行な線に沿って、前記後方視点画像と前記第2上方視点俯瞰画像とが接続されるように合成され、
    前記第1上方視点俯瞰画像は、前記車両右側方のカメラで取得した画像に基づく上方視点画像である右上方視点画像および前記車両左側方のカメラで取得した画像に基づく上方視点画像である左上方視点画像と、前記車両前方のカメラで取得した画像に基づく上方視点画像である前上方視点画像と、の合成ラインが、前記表示部の前記作業車両が占める領域の前側ラインに一致し、かつ、前記右上方視点画像、前記左上方視点画像および前記前上方視点画像の尺度が同一となるよう、当該右上方視点画像、当該左上方視点画像および当該前上方視点画像を合成して生成され、
    前記第2上方視点俯瞰画像は、前記車両右側方のカメラで取得した画像に基づく上方視点画像である右上方視点画像および前記車両左側方のカメラで取得した画像に基づく上方視点画像である左上方視点画像と、前記車両後方のカメラで取得した画像に基づく上方視点画像である後上方視点画像と、の合成ラインが、前記表示部の前記作業車両が占める領域の後側ラインに一致し、かつ、前記右上方視点画像、前記左上方視点画像および前記後上方視点画像の尺度が同一となるよう、当該右上方視点画像、当該左上方視点画像および当該後上方視点画像を合成して生成され、
    前記画像選択指令入力部は、オペレータからの前記画像選択指令を受け付ける画像切替スイッチである、作業車両の周囲監視装置。
  2. 請求項1に記載の作業車両の周囲監視装置において、
    前記画像生成部は、前記車両アイコンが前記表示部の所定表示領域に表示されるように、前記前方確認画像または前記後方確認画像と前記車両アイコンと合成する、作業車両の周囲監視装置。
  3. 車両に設けられた複数のカメラにより撮像された車両周囲の画像に基づいて、車両の前方を確認するための前方確認画像および車両の後方を確認するための後方確認画像を生成する画像生成機能、
    オペレータからの指令を受け付ける画像切替スイッチを介して、生成された前記前方確認画像および前記後方確認画像の一方を選択する画像選択指令を受け付ける画像選択機能、
    前記画像選択機能により選択を受け付けた画像を表示部に出力する出力機能、をコンピュータに実現させるための作業車両の周囲監視装置用プログラムであって、
    前記前方確認画像は、車両前方のカメラで取得した画像に基づいて生成される前方視点画像と、車両前方のカメラ、車両左側方のカメラおよび車両右側方のカメラで取得した各画像に基づいて生成される第1上方視点俯瞰画像とから合成され、かつ、前記前方確認画像における前記作業車両を模した車両アイコンの車両前面を通り該車両前面に平行な線に沿って、前記前方視点画像と前記第1上方視点俯瞰画像とが接続されるように合成され、
    前記後方確認画像は、車両後方のカメラで取得した画像に基づいて生成される後方視点画像と、車両後方のカメラ、車両左側方のカメラおよび車両右側方のカメラで取得した各画像に基づいて生成される第2上方視点俯瞰画像とから合成され、かつ、前記後方確認画像における前記車両アイコンの車両後面を通り該車両後面に平行な線に沿って、前記後方視点画像と前記第2上方視点俯瞰画像とが接続されるように合成され、
    前記第1上方視点俯瞰画像は、前記車両右側方のカメラで取得した画像に基づく上方視点画像である右上方視点画像および前記車両左側方のカメラで取得した画像に基づく上方視点画像である左上方視点画像と、前記車両前方のカメラで取得した画像に基づく上方視点画像である前上方視点画像と、の合成ラインが、前記表示部の前記作業車両が占める領域の前側ラインに一致し、かつ、前記右上方視点画像、前記左上方視点画像および前記前上方視点画像の尺度が同一となるよう、当該右上方視点画像、当該左上方視点画像および当該前上方視点画像を合成して生成され、
    前記第2上方視点俯瞰画像は、前記車両右側方のカメラで取得した画像に基づく上方視点画像である右上方視点画像および前記車両左側方のカメラで取得した画像に基づく上方視点画像である左上方視点画像と、前記車両後方のカメラで取得した画像に基づく上方視点画像である後上方視点画像と、の合成ラインが、前記表示部の前記作業車両が占める領域の後側ラインに一致し、かつ、前記右上方視点画像、前記左上方視点画像および前記後上方視点画像の尺度が同一となるよう、当該右上方視点画像、当該左上方視点画像および当該後上方視点画像を合成して生成される、作業車両の周囲監視装置用プログラム。
JP2014131570A 2014-06-26 2014-06-26 作業車両の周囲監視装置および周囲監視装置用プログラム Active JP6243806B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014131570A JP6243806B2 (ja) 2014-06-26 2014-06-26 作業車両の周囲監視装置および周囲監視装置用プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014131570A JP6243806B2 (ja) 2014-06-26 2014-06-26 作業車両の周囲監視装置および周囲監視装置用プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016010129A JP2016010129A (ja) 2016-01-18
JP6243806B2 true JP6243806B2 (ja) 2017-12-06

Family

ID=55227378

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014131570A Active JP6243806B2 (ja) 2014-06-26 2014-06-26 作業車両の周囲監視装置および周囲監視装置用プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6243806B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110983914A (zh) * 2019-12-19 2020-04-10 徐工集团工程机械股份有限公司道路机械分公司 一种具有全景贴边压实***的压路机

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6753113B2 (ja) * 2016-03-31 2020-09-09 日産自動車株式会社 車両用表示方法及び車両用表示装置
EP3263405B1 (en) * 2016-06-27 2019-08-07 Volvo Car Corporation Around view monitoring system and method for vehicles
JP6621429B2 (ja) * 2017-02-15 2019-12-18 日立建機株式会社 転圧車両
JP6663370B2 (ja) * 2017-02-21 2020-03-11 日立建機株式会社 転圧機械のモニタ装置
JP2019014585A (ja) * 2017-07-07 2019-01-31 株式会社タダノ クレーン車
JP7267755B2 (ja) * 2019-01-23 2023-05-02 株式会社小松製作所 作業機械のためのシステム及び方法
JP7094247B2 (ja) * 2019-06-19 2022-07-01 日立建機株式会社 転圧機械
DE102022211154A1 (de) * 2022-10-20 2024-04-25 Bomag Gmbh Tandemwalze mit verbesserter sicht für den bediener und arbeitszug mit derartigen tandemwalzen

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4016768B2 (ja) * 2002-08-27 2007-12-05 日産自動車株式会社 車両周囲情報表示装置
JP5182042B2 (ja) * 2008-11-28 2013-04-10 富士通株式会社 画像処理装置、画像処理方法及びコンピュータプログラム
JP2012051678A (ja) * 2010-08-31 2012-03-15 Sumitomo Heavy Ind Ltd 視界補助システム
JP5644477B2 (ja) * 2010-12-22 2014-12-24 日産自動車株式会社 運転支援表示装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110983914A (zh) * 2019-12-19 2020-04-10 徐工集团工程机械股份有限公司道路机械分公司 一种具有全景贴边压实***的压路机
CN110983914B (zh) * 2019-12-19 2022-06-17 徐工集团工程机械股份有限公司道路机械分公司 一种具有全景贴边压实***的压路机

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016010129A (ja) 2016-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6243806B2 (ja) 作業車両の周囲監視装置および周囲監視装置用プログラム
JP5814187B2 (ja) 自走式産業機械の表示装置
JP5775283B2 (ja) 作業機械のモニタ装置
CN109691088B (zh) 图像处理设备、图像处理方法、以及程序
JP2010166196A (ja) 車両周辺監視装置
JP5914013B2 (ja) 運転支援装置
US20140111648A1 (en) Device For Monitoring Area Around Working Machine
JP5341789B2 (ja) パラメータ取得装置、パラメータ取得システム、パラメータ取得方法、及び、プログラム
JP6386213B2 (ja) ショベル
KR20170015854A (ko) 작업 기계의 표시 시스템, 작업 기계의 표시 장치, 및 작업 기계의 표시 방법
JP5066198B2 (ja) 作業機械のモニタ装置
JP2012147149A (ja) 画像生成装置
JP2013253402A (ja) 作業機械の周囲監視装置
JP2007109166A (ja) 運転支援システム
WO2014119081A1 (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JP5841821B2 (ja) 画像処理装置、車両、画像処理方法、及び、プログラム
EP2757768A1 (en) Camera calibration device, camera, and camera calibration method
US9162621B2 (en) Parking support apparatus
JP2008240362A (ja) 建設機械および建設機械の後進移動ガイダンス方法
JP2011049735A (ja) 車両周辺画像提供装置
JP6378801B2 (ja) ショベル
JP2012001126A (ja) 車両用周辺監視装置
JP5752631B2 (ja) 画像生成方法、画像生成装置、及び操作支援システム
JP2012065225A (ja) 車載用画像処理装置、周辺監視装置、および、車両
JP4059309B2 (ja) 車載カメラの画像表示制御方法及びその装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160426

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20160914

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20161020

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170314

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170511

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171031

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171110

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6243806

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150