JP6241367B2 - 複リンク式ピストンクランク機構におけるリンク連結構造およびリンク連結方法 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関の複リンク式ピストンクランク機構に関し、特に複リンク式ピストンクランク機構におけるリンク部材の連結構造および連結方法に関する。
この種の内燃機関の複リンク式ピストンクランク機構として、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1に記載されたものでは、ピストンにピストンピンを介して一端が連結されたアッパリンクと、このアッパリンクとクランクシャフトのクランクピンとを連結するロアリンクと、一端が機関本体に揺動可能に支持され、且つ他端が上記ロアリンクに連結されるコントロールリンクとを備えていて、上記アッパリンクとロアリンクとはアッパピンを介して互いに回転可能に連結され、上記コントロールリンクとロアリンクとはコントロールピンを介して互いに回転可能に連結されている。
そして、上記ロアリンクに対するアッパリンクまたはコントロールリンクの連結部に着目した場合、特許文献1には具体的明示はされていないものの、例えば特許文献2に記載されているように、ロアリンクの該当部位に二股状の軸受支持部を形成するとともに、この軸受支持部の二股状空間に相手側となるアッパリンクまたはコントロールリンクの端部を挿入した上で、当該軸受支持部にピンを圧入することで両者を互いに回転可能に連結している。この場合において、ロアリンク側の軸受支持部に対してピンを圧入構造とすることでピンそのものは回転不能とし、このピンに対してアッパリンクまたはコントロールリンクが回転可能な軸受支持構造としている。
特許第5332746号公報 特開2010−185329号公報
特許文献1,2に代表されるような複リンク式ピストンクランク機構のリンク連結構造においては、その構造上ロアリンクに大きな負荷が繰り返し加わるため、ロアリンクのうちでもアッパリンクまたはコントロールリンクとの連結部、上記の例では二股状空間を含む二股状の軸受支持部の疲労強度を高めて、その耐久性の向上を図ることが望まれている。その対策として、上記二股状空間を含む二股状の軸受支持部にフィレットロール加工やバニッシュ加工、あるいはショットピーニング処理を施すことが考えられるが、疲労強度の向上が要求される部位が狭隘な部位故に、工法的に適用できなかったり、あるいは工法的には適用できたとしても工数増加やコストアップを招くこととなり、なおも改善の余地を残している。
また、上記のような疲労強度向上のための機械的な加工や処理に代えて焼き入れ処理を採用することも可能であるが、その場合には焼き入れ深さを大きくしようとすると処理時間が長くなるほか、焼き入れ深さの増大に伴って熱処理歪みも大きくなるので、加工精度の悪化や後加工での切削代を大きくする必要があり、上記と同様に工数増加やコストアップを招くこととなって好ましくない。
本発明はこのような課題に着目してなされたものであり、工数増加やコストアップを招くことなしにロアリンクの軸受支持部の疲労強度を高めて、その耐久性の向上を図ることができるリンク連結構造およびリンク連結方法を提供するものである。
本発明は、ピストンにピストンピンを介して一端が連結されたアッパリンクと、このアッパリンクの他端にピンを介して連結され、且つクランクシャフトのクランクピンに連結されたロアリンクと、一端が機関本体に揺動可能に支持され、且つ他端が上記ロアリンクにピンを介して連結されたコントロールリンクとを備え、リンク部材であるアッパリンクまたはコントロールリンクと上記ロアリンクとの連結部の構造として、上記ロアリンクの一部に対向配置された一対の軸受フランジ部をもって二股状の軸受支持部を設けてあるとともに、上記軸受支持部の軸受フランジ部同士の間の受容溝に相手側となるリンク部材を挿入し、上記一対の軸受フランジ部とリンク部材とに跨ってピンを圧入することによりロアリンクに対してリンク部材を回動可能に連結してある内燃機関における複リンク式ピストンクランク機構のリンク連結構造を前提としている。
その上で、上記一対の軸受フランジ部にピンが圧入される前は、上記受容溝の開放端側の溝幅を底部側の溝幅よりも予め大きく形成してある一方、上記一対の軸受フランジ部にピンが圧入された状態では、上記受容溝の開放端側の溝幅と底部側の溝幅とがほぼ同じになるように設定してあることを特徴とする。
この場合において、例えば上記一対の軸受フランジ部にピンを圧入するに際して、上記受容溝の開放端側の溝幅と底部側の溝幅とがほぼ同じになるように双方の軸受フランジ部を弾性変形させた状態でピン穴にピンを圧入し、上記一対の軸受フランジ部にピンが圧入された状態では、上記受容溝の開放端側の溝幅と底部側の溝幅とがほぼ同じになる当該ピンの圧入状態を双方の軸受フランジ部の弾性復元力によって自己保持させるものとする。
本発明によれば、ロアリンクの軸受支持部である一対の軸受フランジ部に圧縮残留応力を付与することができるので、その一対の軸受フランジ部が有する疲労強度を高めて耐久性向上を図ることができる。また、ロアリンクに焼き入れ処理を施す場合にも、同じ疲労強度を持たせるための焼き入れ深さを小さくすることができ、熱処理時間の短縮とともに後加工での切削代も小さくして、加工工数の低減とともにコストダウンに寄与することができる。
また、一対の軸受フランジ部は圧入されたピンをその弾性復元力により保持しているので、相対的にピンの圧入代を小さくすることができ、ピンの圧入によるロアリンクの歪みを抑制できる利点がある。
本発明に係るリンク連結構造の第1の実施の形態を示す図で、複リンク式ピストンクランク機構を可変圧縮比機構として構成した内燃機関の断面説明図。 図1に示したロアリンクの縦断面説明図。 図2のリンク連結部の詳細を示す図で、(A)は図2のA−A線に沿った拡大断面図、(B)は同図(A)におけるロアリンクアッパ単独での断面図。 図3の(B)に示したロアリンクアッパの作製過程を示す工程説明図。 本発明に係るリンク連結構造の第2の実施の形態を示す図で、ロアリンクアッパの作製過程の別の例を示す工程説明図。 本発明に係るリンク連結構造の第3の実施の形態を示す図で、ロアリンクアッパの作製過程および連結過程の別の例を示す工程説明図。 本発明に係るリンク連結構造の第4の実施の形態を示す図で、ロアリンクアッパの作製過程のさらに別の例を示す工程説明図。
図1〜4は本発明を実施するためのより具体的な第1の形態を示し、特に図1は複リンク式ピストンクランク機構を可変圧縮比機構として構成した内燃機関の断面説明図を示している。
図1では、クランクシャフト1のほか、ロアリンク2と、アッパリンク3と、コントロールリンク4と、を主体とした複リンク式ピストンクランク機構を備えている。
図1のクランクシャフト1は、複数のジャーナル部5とクランクピン6とを備えており、シリンダブロック7の主軸受にジャーナル部5が回転可能に支持されている。クランクピン6は周知のようにジャーナル部5から所定量偏心しており、このクランクピン5に対してロアリンク2が回転可能に連結されている。なお、図1の符号8はカウンタウエイトで、このカウンタウエイト8はジャーナル部5とクランクピン6とを接続するクランクウェブからクランクピン6とは反対側に延びている。
ロアリンク2は、後述するように上下方向で二部材に分割されたいわゆる半割構造のものとして形成されていて、そのほぼ中央部のクランクピン軸受部9が上記クランクシャフト1のクランクピン6に嵌合している。
アッパリンク3は、下端側がアッパピン10によりロアリンク2の一端に回動可能に連結され、上端側がピストンピン11によりピストン12に回動可能に連結されている。ピストン12は燃焼室での燃焼圧力を受けてシリンダブロック7のシリンダ13内を上下方向に往復動する。
ロアリンク2の運動を拘束するコントロールリンク4は、上端側がコントロールピン14によりロアリンク2の他端に回動可能に連結され、下端側が制御軸15を介して機関本体の一部となるシリンダブロック7の下部に回動可能に連結されている。詳しくは、制御軸15は機関本体に回転可能に支持されているとともに、その回転中心から偏心している偏心カム部16を有し、この偏心カム部16にコントロールリンク4の下端部が回転可能に嵌合している。
制御軸15は、図示しないエンジンコントロールユニットからの制御信号に基づいて作動する同じく図示しない圧縮比制御アクチュエータによって回動位置が制御される。
このような複リンク式ピストンクランク機構を用いた可変圧縮比機構においては、制御軸15が圧縮比制御アクチュエータによって回動されると、偏心カム部16の中心位置、特に機関本体に対する相対位置が変化する。これにより、コントロールリンク4の下端の揺動支持位置が変化する。そして、コントロールリンク4の揺動支持位置が変化すると、ロアリンク2およびアッパリンク3を介してピストン12の行程が変化し、ピストン上死点(TDC)におけるピストン12の位置が高くなったり低くなったりする。これにより機関圧縮比を変えることが可能となる。
図2にロアリンク2の縦断面説明図を示す。図2に示すように、ロアリンク2は、クランクピン6が嵌合するほぼ中央部のクランクピン軸受部9と、アッパピン10を保持するために一端部の軸受支持部24に形成されたアッパピン用ピン穴17と、コントロールピン14を保持するために他端部の軸受支持部25に形成されたコントロールピン用ピン穴18と、を備えている。そして、クランクピン6への組立性を確保するために、ロアリンク2はクランクピン軸受部9の中心を通る分割面19に沿って、アッパピン用ピン穴17を含むロアリンクアッパ20と、コントロールピン用ピン穴18を含むロアリンクロア21と、に二分割されたいわゆる半割構造のものとなっている。
その上で、ロアリンクアッパ20とロアリンクロア21とは、クランクピン軸受部9の両側にそれぞれ配置された2本のボルト22,23がロアリンクアッパ20またはロアリンクロア21側にそれぞれ設けられためねじ部と螺合することによって一体的に締結結合されている。つまり、ロアリンク2はロアリンクアッパ20とロアリンクロア21との二分割構造とされながら、それらのロアリンクアッパ20とロアリンクロア21は2本のボルト22,23によって締結結合されている。
なお、ロアリンク2の構成要素であるロアリンクアッパ20とロアリンクロア21は、平坦面をもって形成された分割面19にて突き合わされて密着している。
図1に示したシリンダ13が上下方向を指向するように配置されているものとすると、クランクケース内でロアリンクアッパ20が上側に、ロアリンクロア21が下側にそれぞれ位置している。そして、2本のボルト22,23のうち一方のボルト22はロアリンクアッパ20の上面側から下方へ向けて挿入されているとともに、他方のボルト23はロアリンクロア21の下面側から上方へ向けて挿入されている。
図3の(A)はロアリンク2とアッパリンク3との連結部、すなわちロアリンクアッパ20とアッパリンク3との連結部の詳細を示し、図2のA−A線に沿った拡大断面図を示している。なお、図2では、アッパリンク3は図示省略している。
図2,3に示すように、ロアリンクアッパ20のうち図2のアッパピン用ピン穴17の周囲の軸受支持部24は、互いに対向するように形成された一対の軸受フランジ部24a,24bをもって二股状に形成されていて、それらの一対の軸受フランジ部24a,24b同士の対向間隙である受容溝26内にアッパリンク3のボス部3aを受容するようになっている。そして、一対の軸受フランジ部24a,24bにはそれぞれにピン穴17a,17bが形成されているとともに、アッパリンク3のボス部にはアッパピン用ピン穴27が形成されている。
さらに、それらのピン穴17a,17b,27に対し当該ピン穴17a,17b,27が共有するアッパピン10を挿入することで、アッパピン10を回転中心としてロアリンクアッパ20に対しアッパリンク3を相対回転可能に連結してある。なお、図2では、図3の(A)に示した一対の軸受フランジ部24a,24bからなる軸受支持部24のアッパピン用ピン穴17a,17bを集約するかたちで当該ピン穴を符号17で示している。
ここで、アッパピン10と各ピン穴17a,17b,27とのはめ合いの関係に着目した場合に、アッパピン10は単純円筒状のものであり、アッパピン10と各軸受フランジ部24a,24b側のアッパピン用ピン穴17a,17bとは所定の締め代のもとで締まりばめとなるような強圧入の嵌合構造となっている一方、アッパピン10とアッパリンク3側のピン穴27とは両者の間に常に所定の隙間が確保される隙間ばめとなるような遊嵌的な嵌合構造となっている。
図3の(B)は同図(A)における軸受支持部24の受容溝26に相手側のアッパリンク3が挿入されておらず、しかもアッパピン用ピン穴17a,17bにアッパピン10が圧入されていないロアリンクアッパ20単独での状態を示している。
図3(B)から明らかなように、ロアリンクアッパ20単独の状態では、対向配置された一対の軸受フランジ部24a,24bの厚み寸法t1が共に均一であって、且つそれぞれの軸受フランジ部24a,24bの外側面と内側面とが平行である場合に、それら双方の軸受フランジ部24a,24b同士の間の受容溝26のうちその底部である内底面側の溝幅W1よりも開放端側の溝幅W2が大きくなるように、それぞれの軸受フランジ部24a,24bが根元部から外側に向かって開き気味に形成されている。つまり、双方の軸受フランジ部24a,24bの外側面同士が非平行となるように形成されている。なお、各軸受フランジ部24a,24bのうち受容溝26の内底面に近い部分を根元部と定義し、根元部と反対側で受容溝26の開放端に近い部分を先端部と定義するものとする。
そして、外開き気味のそれぞれの軸受フランジ部24a,24bに形成されたアッパピン用ピン穴17a,17bは、各軸受フランジ部24a,24bの外側面または内側面に対して面直角の関係となっていて、ロアリンクアッパ20単独の状態では、双方の軸受フランジ部24a,24bに個別に形成されたアッパピン用ピン穴17a,17b同士の関係として、双方のピン穴17a,17b同士が同一軸線上に位置していない関係となっている。なお、図3の(B)における一対の軸受フランジ部24a,24bの外開き度合いは説明の都合上誇張して描いているものであり、実際の外開き度合いを示しているものではない。
このように構成されたロアリンクアッパ20に対してアッパリンク3を連結するには、図3の(A)に示すように、双方の軸受フランジ部24a,24b同士が平行となるように、ひいては双方の軸受フランジ部24a,24b同士の間の受容溝26について、同図(B)に示す内底面側の溝幅W1と開放端側の溝幅W2とが同じ大きさとなるように(両者がほぼ同じ大きさとなる場合を含む)、それぞれの軸受フランジ部24a,24bの弾性域を利用して加圧拘束するものとする。このような一対の軸受フランジ部24a,24bの加圧拘束状態下では、双方の軸受フランジ部24a,24bのアッパピン用ピン穴17a,17b同士は互いに同一軸線上に位置することになる。
そして、上記のような一対の軸受フランジ部24a,24bの加圧拘束状態下で、一対の軸受フランジ部24a,24b同士の間の受容溝26に対してアッパリンク3の端部のボス部3aを挿入するとともに、双方の軸受フランジ部24a,24bとアッパリンク3の三者に跨るように、いずれか一方の軸受フランジ部24aまたは24b側からアッパピン用ピン穴17a,17b,27にアッパピン10を圧入するように打ち込むものとする。これにより、図3の(A)に示すように、アッパピン10は一対の軸受フランジ部24a,24bに両持ち支持されるとともに、そのアッパピン10に対してアッパリンク3が回転可能に支持され、結果としてロアリンクアッパ20とアッパリンク3はアッパピン10を介して相対回転可能に連結されたことになる。
なお、アッパピン10と各ピン穴17a,17b,27とのはめ合いの関係は先に述べたとおりであって、アッパピン10と各軸受フランジ部24a,24b側のアッパピン用ピン穴17a,17bとは所定の締め代のもとで締まりばめとなるような強圧入の嵌合構造となっている一方、アッパピン10とアッパリンク3側のピン穴27とは両者の間に常に所定の隙間が確保される隙間ばめとなるような遊嵌的な嵌合構造となっている。また、各軸受フランジ部24a,24bの内側面とアッパリンク3のボス部3aとの間には相対回転のための所定の隙間が確保される。
こうして、アッパピン10の圧入をもってロアリンクアッパ20とアッパリンク3が連結されたならば、それまで一対の軸受フランジ部24a,24bに付与されていた加圧拘束力を解除する。そして、加圧拘束力が解除されることで、一対の軸受フランジ部24a,24bは図3の(B)のような外開き状態に自己復元力により復元しようとするが、各軸受フランジ部24a,24bのアッパピン用ピン穴17a,17bに既にアッパピン10が圧入されていることで図3の(B)の状態には復元することはできず、結果として、同図(A)のようなアッパピン10の圧入に基づくロアリンクアッパ20とアッパリンク3との連結状態を自己保持することになる。
なお、これまでに述べたロアリンクアッパ20(ロアリンク2)とアッパリンク3との連結構造は、ロアリンクロア21(ロアリンク2)と図1のコントロールリンク4との連結部についても基本的に同様であり、ロアリンクロア21の軸受支持部を図2に符号25で示している。
したがって、図3に示したようなリンク連結構造によれば、一対の軸受フランジ部24a,24bが有する自己弾性域の範囲において、軸受フランジ部24a,24b自体が同図(B)のような外開き状態への自己復元を拘束されて、その自己弾性力により同図(A)の連結状態を自己保持しているので、それぞれの軸受フランジ部24a,24bの根元部には曲げによる圧縮応力が付与されたままとなっている。これにより、各軸受フランジ部24a,24bの根元部での疲労強度ひいては機械的強度が向上し、ロアリンクアッパ20の耐久性向上に寄与することができる。
また、図3(A)の状態では、同図(B)の外開き状態に復元しようとする各軸受フランジ部24a,24bの復元力がアッパピン10の固定保持力としても作用することになるので、アッパピン10の固定保持力が向上することになる。このことは、アッパピン10とアッパピン用ピン穴17a,17bとのはめ合いのための締め代を小さくすることができることを意味し、アッパピン10の圧入によるロアリンクアッパ20の変形や歪みの発生を抑制することができる。
さらに、ロアリンクアッパ20に焼き入れ処理を施す場合にも、同じ疲労強度を持たせるための焼き入れ深さを小さくすることができ、熱処理時間の短縮とともに後加工での切削代も小さくして、加工工数の低減とともにコストダウンに寄与することができる。
ここで、図3に示したロアリンクアッパ20を作製するには、例えば図4に示す手順とする。図4の(A)に示すように、軸受支持部24となる双方の軸受フランジ部24a,24bを外開き気味の粗形状に形成してあって且つアッパピン用ピン穴17a,17bを仕上げ加工してないロアリンクアッパ20を、相手側となるロアリンクロア21と図2の2本のボルト22,23を用いて正規組付状態で締結する。このロアリンクロア21とのボルト締結力を受けてロアリンクアッパ20の双方の軸受フランジ部24a,24b同士が互いに接近するようにして内側に撓み、双方の軸受フランジ部24a,24b同士が互いに平行になる方向に矯正される。
さらに、上記のような矯正力に加えてさらなる外力を図示外の治具等を用いて付加し、双方の軸受フランジ部24a,24b同士が互いに平行になるように加圧拘束する。そして、この加圧拘束状態において、図4の(B)に示すように双方の軸受フランジ部24a,24b同士の間の受容溝26の仕上げ加工を施すとともに、双方の軸受フランジ部24a,24bに対しアッパピン用ピン穴17a,17bの仕上げ加工を施す。アッパピン用ピン穴17a,17bは共に同心状に加工する。このアッパピン用ピン穴17a,17bの加工後に、それまで付加していた外力を解除するとともにロアリンクロア21とのボルト締結を解除するべく分解することで、図4の(C)に示すように双方の軸受フランジ部24a,24bが自己弾性力より外開き気味に復元して、図3の(B)に示すロアリンクアッパ20が作製されることになる。
ここで、図4の(A),(B)に示すように、ロアリンクアッパ20における外開き気味の双方の軸受フランジ部24a,24bが互いに平行になるように加圧拘束するにあたり、先に述べたロアリンクロア21とのボルト締結に代えて、治具等による加圧拘束力のみで行うようにしても良い。また、ロアリンクアッパ20とボルト締結するロアリンクロア21に代えて、そのロアリンクロア21を模した治具等を用いても良い。
さらに、軸受支持部24を形成している軸受フランジ部24a,24bに対するアッパピン10の圧入方法として焼きばめや冷やしばめを採用しても良く、さらにはアッパピン10のより確実な固定のために溶接を併用しても良い。
図5は本発明の第2の実施の形態としてロアリンクアッパ20の別の例を示す図である。
この第2の実施の形態では、同図(B)に示すように、単品状態では外側に開き気味の双方の軸受フランジ部24a,24bに形成されるアッパピン用ピン穴37a,37bを互いに同心状のものとして形成したものである。この第2の実施の形態のロアリングアッパ20を作製するには、図5の(A)に示すように、双方の軸受フランジ部24a,24b同士の間の受容溝26の仕上げ加工を図4の(A)と同様にロアリンクロア21とのボルト締結状態で行う一方、このロアリンクロア21とのボルト締結状態を解除して双方の軸受フランジ部24a,24bをそれぞれ外開き気味に自己復元させた後に、図5の(B)に示すようにロアリンクアッパ20単独の状態で双方のアッパピン用ピン穴37a,37bの仕上げ加工を施すものとする。なお、図5の(A)における双方の軸受フランジ部24a,24bの加圧拘束は、ロアリンクロア21とのボルト締結に代えて図示外の治具等によって行うようにしても良い。
この第2の実施の形態のロアリンクアッパ20を用いた場合でも、先の第1の実施の形態と同様の効果が得られることになる。
図6は本発明の第3の実施の形態としてロアリンクアッパの別の例を示す図である。
この第3の実施の形態では、図6の(A)に示すように、ロアリンクアッパ120単独の状態で、双方の軸受フランジ部24a,24b同士の間の粗形状の受容溝26についてその仕上げ加工を施す。この場合において、双方の軸受フランジ部24a,24bの外側面同士が互い平行になるように予め仕上げられているので、各軸受フランジ部24a,24bの根元部の厚み寸法t2よりも先端部側での厚み寸法t3が小さくなるように加工する(t2>t3)。これにより、双方の軸受フランジ部24a,24Bの外側面同士が互い平行でありながら、受容溝26についてはその根元部側の溝幅W1よりも開放端側の溝幅W2の方が大きいものとなる。
そして、受容溝26の加工に続いて、同図(B)に示すようにそれぞれの軸受フランジ部24a,24bにアッパピン用ピン穴47a,47bの加工を施す。双方のアッパピン用ピン穴47a,47bは互いに同心状のものとする。
この後、同図(C)に示すように、双方の軸受フランジ部24a,24b同士の間の受容溝26にアッパリンク3のボス部3aを挿入した上で、双方の軸受フランジ部24a,24bのアッパピン用ピン穴47a,47bおよびアッパリンク3側のピン穴27を貫通するようにアッパピン10を圧入して、ロアリンクアッパ120とアッパリンク3とを連結する。この場合において、双方の軸受フランジ部24a,24b同士を内側に撓ませて、各軸受フランジ部24a,24bの内側面同士が平行になるように、つまり同図(A)に示した内底面側の溝幅W1と開放端側の溝幅W2とがほぼ等しくなるように拘束した状態(ほぼ平行になる状態を含む。)でアッパピン10を圧入するものとする。
このような連結状態では、各軸受フランジ部24a,24bの根元部に撓み変形による圧縮応力が付与されていることから、先に述べた第1の実施の形態のもと同様に、それらの各軸受フランジ部24a,24bの疲労強度を向上させることができる。また、各軸受フランジ部24a,24bの根元部側の厚み寸法t2よりも先端部側の厚み寸法t3が小さくなっていることから、その先端部側での断面係数を小さくすることができる。そして、双方の軸受フランジ部24a,24bの先端部がアッパピン10を介して図3の(C)で上向きの荷重を受けた場合に、相対的に厚み寸法t3が小さな先端部の弾性変形量が大きくなるため、先端部が受ける最大接触面圧Pmaxが小さくなる。それ故に、最大接触面圧Pmaxを小さくすることで各軸受フランジ部24a,24bの先端部の疲労強度を向上させることができるので、結果として各軸受フランジ部24a,24bの根元部および先端部の双方の疲労強度を大きくすることができる。
図7は本発明の第4の実施の形態としてロアリンクアッパのさらに別の例を示す図である。
この第4の実施の形態では、図7の(A)に示すように、ロアリンクアッパ220単独の状態で、双方の軸受フランジ部24a,24b同士の間の粗形状の受容溝26についてその仕上げ加工を施す。この場合において、双方の軸受フランジ部24a,24bの外側面同士が互い平行になるように予め仕上げられているので、図6の(A)と同様に、各軸受フランジ部24a,24bの根元部の厚み寸法t2よりも先端部側での厚み寸法t3が小さくなるように加工する。これにより、双方の軸受フランジ部24a,24bの外側面同士が互い平行でありながら、図6の(A)と同様に、受容溝26についてはその根元部側の溝幅W1よりも開放端側の溝幅W2の方が大きいものとなる。
続いて、各軸受フランジ部24a,24bでのアッパピン用ピン穴が未加工の状態のままで、図7の(B)に示すように、ロアリンクアッパ220を相手側となるロアリンクロア21と2本のボルトにてボルト締結する。このボルト締結状態は図4の(A),(B)と同じ状態である。
その際に、上記ボルト締結力を受けて双方の軸受フランジ部24a,24b同士が互いに接近するようにそれぞれに内側に撓むことになるももの、上記ボルト締結力に加えて双方の軸受フランジ部24a,24b同士を内側に撓ませる外力を治具等により付加し、同図のように双方の軸受フランジ部24a,24b同士の間の受容溝26の根元部側の溝幅W1と開放端側の溝幅W2とが同じになるように(ほぼ同じになる状態を含む。)双方の軸受フランジ部24a,24bを加圧拘束する。なお、溝幅W1,W2は図6の(A)と同じである。つまり、双方の軸受フランジ部24a,24bの内側面同士が平行となるように加圧拘束することで、双方の軸受フランジ部24a,24bの外側面同士は非平行となり、ロアリンクロア220の総厚みの関係としてはD1>D2となる。
なお、加工対象となるロアリンクアッパ220を2本のボルトにてロアリンクロア21とボルト締結するのに代えて、ロアリンクアッパ220の加圧拘束のための治具等を用い、この治具等のみでロアリンクアッパ220を加圧拘束しても良いことは先の実施の形態と同様である。
そして、図7の(B)の加圧拘束状態のままで、それぞれの軸受フランジ部24a,24bに同心状にアッパピン用ピン穴57a,57bの仕上げ加工を施す。アッパピン用ピン穴57a,57bの加工が終了したならば、ロアリンクアッパ220とロアリンクロア21とのボルト締結を解除するとともに、それまで付加していた加圧拘束力を解除する。これにより、図7の(C)に示すように、ロアリンクアッパ220における双方の軸受フランジ部24a,24bはその自己弾性力により元の状態に復元することになる。この復元状態では、同図(A)と同様に受容溝26の根元部側の溝幅よりも開放端側の溝幅の方が大きくなるので、双方の軸受ランジ部24a,24bに形成されているアッパピン用ピン穴57a,57同士は互いに同心状のものでなくなる。
このように作製されたロアリンクアッパ220とアッパリンク3とのアッパピン10による連結は、基本的には図6の(C)と同様である。ただし、図7の(C)のロアリンクアッパ220は図6の(C)のものと異なり、各軸受フランジ部24a,24bのアッパピン用ピン穴57a,57b同士が当初は同心状のものではないので、アッパピン10は双方の軸受フランジ部24a,24bが復元しようとする力を受けることから、そのアッパピン10の固定保持力を向上させることができる。その結果としてアッパピン10とアッパピン用ピン穴57a,57bとの間の締め代を小さくすることができ、アッパピン10の圧入による変形や歪みの発生を未然に回避することができる。
1…クランクシャフト
2…ロアリンク
3…アッパリンク(リンク部材)
4…コントロールリンク(リンク部材)
6…クランクピン
10…アッパピン
11…ピストンピン
12…ピストン
14…コントロールピン
17a,17b…アッパピン用ピン穴
20…ロアリンクアッパ
21…ロアリンクロア
24…軸受支持部
24a,24b…軸受フランジ部
26…受容溝
27…ピン穴
37a,37b…アッパピン用ピン穴
47a,47b…アッパピン用ピン穴
57a,57b…アッパピン用ピン穴
120…ロアリンクアッパ
220…ロアリンクアッパ

Claims (8)

  1. ピストンにピストンピンを介して一端が連結されたアッパリンクと、
    このアッパリンクの他端にピンを介して連結され、且つクランクシャフトのクランクピンに連結されたロアリンクと、
    一端が機関本体に揺動可能に支持され、且つ他端が上記ロアリンクにピンを介して連結されたコントロールリンクと、
    を備え、
    リンク部材であるアッパリンクまたはコントロールリンクと上記ロアリンクとの連結部の構造として、
    上記ロアリンクの一部に対向配置された一対の軸受フランジ部をもって二股状の軸受支持部を設けてあるとともに、
    上記軸受支持部の軸受フランジ部同士の間の受容溝に相手側となるリンク部材を挿入し、
    上記一対の軸受フランジ部とリンク部材とに跨ってピンを圧入することによりロアリンクに対してリンク部材を回動可能に連結してある内燃機関における複リンク式ピストンクランク機構のリンク連結構造において、
    上記一対の軸受フランジ部にピンが圧入される前は、上記受容溝の開放端側の溝幅を底部側の溝幅よりも予め大きく形成してある一方、
    上記一対の軸受フランジ部にピンが圧入された状態では、上記受容溝の開放端側の溝幅と底部側の溝幅とがほぼ同じになるように設定してあることを特徴とする複リンク式ピストンクランク機構におけるリンク連結構造。
  2. 上記ピンが圧入されるピン穴を一対の軸受フランジ部にそれぞれに形成してあることを特徴とする請求項1に記載の複リンク式ピストンクランク機構におけるリンク連結構造。
  3. 上記一対の軸受フランジ部にピンが圧入される前は、上記受容溝の開放端側の溝幅が底部側の溝幅よりも大きくなるように一対の軸受フランジ部の開放端側が互いに外側に開いていて、
    上記開放端側が外側に開いているそれぞれの軸受フランジ部に面直角のかたちでピン穴を形成してあることを特徴とする請求項2に記載の複リンク式ピストンクランク機構におけるリンク連結構造。
  4. 上記一対の軸受フランジ部にピンが圧入される前は、上記受容溝の開放端側の溝幅が底部側の溝幅よりも大きくなるように一対の軸受フランジ部の開放端側が互いに外側に開いていて、
    上記開放端側が外側に開いているそれぞれの軸受フランジ部に当該軸受フランジ部に圧入されるピンの軸心と平行にピン穴を形成してあることを特徴とする請求項2に記載の複リンク式ピストンクランク機構におけるリンク連結構造。
  5. 上記一対の軸受フランジ部にピンが圧入される前は、上記一対の軸受フランジ部の外側面同士が互いに平行であって、且つそれら一対の軸受フランジ部の先端部側の厚み寸法を根元部側の厚み寸法よりも小さく形成してあるとともに、それぞれの軸受フランジ部の外側面に面直角のかたちでピン穴を形成してあることを特徴とする請求項2に記載の複リンク式ピストンクランク機構におけるリンク連結構造。
  6. 上記一対の軸受フランジ部にピンが圧入される前は、上記一対の軸受フランジ部の外側面同士が互いに平行であって、且つそれら一対の軸受フランジ部の先端部側の厚み寸法を根元部側の厚み寸法よりも小さく形成してあるとともに、それぞれの軸受フランジ部の内側面に面直角のかたちでピン穴を形成してあることを特徴とする請求項2に記載の複リンク式ピストンクランク機構におけるリンク連結構造。
  7. 上記一対の軸受フランジ部のピン穴とそれに圧入されるピンとのはめ合いの関係が締まりばめであることを特徴とする請求項2〜6のいずれか一つに記載の複リンク式ピストンクランク機構におけるリンク連結構造。
  8. 請求項2〜7のいずれか一つに記載のリンク連結構造のためのリンク連結方法であって、
    上記一対の軸受フランジ部にピンを圧入するに際して、上記受容溝の開放端側の溝幅と底部側の溝幅とがほぼ同じになるように双方の軸受フランジ部を弾性変形させた状態でピン穴にピンを圧入し、
    上記一対の軸受フランジ部にピンが圧入された状態では、上記受容溝の開放端側の溝幅と底部側の溝幅とがほぼ同じになる当該ピンの圧入状態を双方の軸受フランジ部の弾性復元力によって自己保持させることを特徴とする複リンク式ピストンクランク機構におけるリンク連結構方法。
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