JP6239943B2 - ガスタービン燃焼器 - Google Patents

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Description

本発明はガスタービン燃焼器に関する。
環境保護の観点からガスタービン燃焼器にはNOx排出量のさらなる低減が求められている。ガスタービン燃焼器のNOx排出量低減のための一方策として、予混合燃焼器があげられるが、この場合、火炎が予混合器内部に入り込み燃焼器を焼損させる逆火現象が懸念される。
特開2003−148734号公報(特許文献1)には、燃焼室に燃料を供給する燃料ノズルと、この燃料ノズルの下流側に位置し、空気を供給する空気孔とを多数備え、燃料ノズルの噴出孔と空気孔とを同軸上に配置した燃料燃焼用ノズルから構成されるガスタービン燃焼器が開示されている。
特開2003−148734号公報
ガスタービン燃焼器は、着火から定格負荷まで幅広い運転条件を安定に運転させるとともに、NOx排出量の低減が必要である。
特許文献1に開示されたガスタービン燃焼器では、バーナを複数配置したマルチバーナの構成や燃料ノズルによる混合促進構造が開示されているが、燃焼用空気がバーナの空気孔プレート上流側にある燃料ノズルが複数並んだ空間を流れる際に燃料ノズルの背後に生じる流れの剥離により圧力損失が生じているという課題がある。
ガスタービン燃焼器における圧力損失はガスタービン全体の効率低下につながるため、ガスタービンの効率向上のためには、ガスタービン燃焼器における圧力損失を低減する必要がある。
本発明の目的は、NOx排出量を増加させずにガスタービン燃焼器の圧力損失の低減を可能にしたガスタービン燃焼器を提供することにある。
本発明のガスタービン燃焼器は、燃料を噴出する複数の燃料ノズルと、燃料ノズルの下流側に位置する空気孔プレートに形成されて前記各燃料ノズルとそれぞれ対にして配置された複数の空気孔とから構成されたバーナと、このバーナを構成する燃料ノズルから噴出された燃料と空気孔から噴出された空気を混合して噴出し燃焼する燃焼室とを備えたガスタービン燃焼器において、前記バーナを構成する燃料ノズルを該燃料ノズルの断面の外縁の一部が外方に突出した突出部を有する形状にすると共に、この突出部がガスタービン燃焼器の中心に向くように配置し、この燃料ノズルの周りを流れる燃焼用空気の流れの下流側に前記燃料ノズルの突出部が位置するように構成したことを特徴とする。
本発明によれば、NOx排出量を増加させずにガスタービン燃焼器燃焼器の圧力損失の低減を可能にしたガスタービン燃焼器が実現できる。
本発明の第1実施例のガスタービン燃焼器が適用されるガスタービンプラントの概略構成を示すプラント系統図。 本発明の第1実施例のガスタービン燃焼器の軸方向断面図。 図2Aに示した本発明の第1実施例のガスタービン燃焼器を燃焼室の下流から見た正面図。 比較例の燃料ノズル周りの燃焼用空気の流れを示した燃料ノズルの断面図。 図3Aに示した比較例の燃料ノズルの形状と燃料ノズルを流れる燃料流の流れを示した燃料ノズルの軸方向断面図。 本発明の第1実施例のガスタービン燃焼器における一実施態様の燃料ノズルの形状とその周りの燃焼用空気の流れを示した燃料ノズルの断面図。 図3Cに示した本発明の第1実施例のガスタービン燃焼器における燃料ノズルの形状とその周りの燃焼用空気及び燃料ノズルを流れる燃料流の流れを示した燃料ノズルの軸方向断面図。 本発明の第1実施例の燃料ノズルを備えたガスタービン燃焼器の軸垂直方向断面によって燃料ノズルの配置方法を示した燃料ノズルの配置図。 本発明の第1実施例の燃料ノズルにおける一実施態様の軸垂直方向の断面形状を示した燃料ノズルの断面図。 本発明の第1実施例の燃料ノズルにおける他の一実施態様の軸垂直方向の断面形状を示した燃料ノズルの断面図。 本発明の第1実施例の燃料ノズルにおける更に他の一実施態様の軸垂直方向の断面形状を示した燃料ノズルの断面図。 本発明の第1実施例の燃料ノズルにおける別の一実施態様の軸垂直方向の断面形状を示した燃料ノズルの断面図。 本発明の第2実施例のガスタービン燃焼器の軸方向断面図。 図6Aに示した本発明の第2実施例のガスタービン燃焼器を燃焼室の下流から見た正面図。 本発明の第2実施例のガスタービン燃焼器の軸垂直方向断面によって燃料ノズルの配置方法を示した燃料ノズルの配置図。 本発明の第3実施例における燃料ノズルの配置方法を示した燃料ノズルの配置図。 本発明の第4実施例における燃料ノズルの配置方法を示した燃料ノズルの配置図。 本発明の第5実施例の一実施態様の燃料ノズルの形状とその周りの燃焼用空気の流れを示した燃料ノズルの断面図。 図10Aに示した本発明の第5実施例における燃料ノズルの軸方向断面図。 本発明の第5実施例の他の一実施態様の燃料ノズルの形状とその周りの燃焼用空気の流れを示した燃料ノズルの断面図。 図10Cに示した本発明の第5実施例における燃料ノズルの軸方向断面図。 本発明の第5実施例の更に他の一実施態様の燃料ノズルの形状とその周りの燃焼用空気の流れを示した燃料ノズルの断面図。 図10Eに示した本発明の第5実施例における燃料ノズルの軸方向断面図。
本発明の実施例であるガスタービン燃焼器について図面を用いて以下に説明する。
本発明の第1実施例であるガスタービン燃焼器について図1、図2A、図2B、図3C、図3D、図4、及び図5を用いて説明する。
図1は本発明の第1実施例のガスタービン燃焼器が適用されるガスタービンプラントの概略構成を示すプラント系統図である。
図1に示したガスタービンプラントにおいて、発電用ガスタービンは、吸い込み空気15を加圧して高圧空気16を生成する圧縮機1と、圧縮機1で生成した高圧空気16とガス燃料50とを燃焼させて高温燃焼ガス18を生成する燃焼器2と、ガスタービン燃焼器2で生成した高温燃焼ガス18によって駆動されるタービン3と、タービン3の駆動によって回転され電力を発生させる発電機8と、圧縮機1、タービン3及び発電機8を一体に連結するシャフト7を備える。
そして、ガスタービン燃焼器2はケーシング4の内部に格納されている。また、ガスタービン燃焼器2は、その頭部にバーナ6を備え、このバーナ6の下流側となる燃焼器2の内部に、高圧空気と燃焼ガスとを隔てる概略円筒状の燃焼器ライナ10を備えている。
この燃焼器ライナ10の外周には、高圧空気を流下させる空気流路を形成する外周壁となるフロースリーブ11が配設されている。フロースリーブ11は燃焼器ライナ10よりも直径が大きく、燃焼器ライナ10とほぼ同心円の円筒状に配設されている。
また、燃焼器ライナ10の下流側には、ガスタービン燃焼器2の燃焼室5で発生した高温燃焼ガス18をタービン3に導くための尾筒内筒12が配設されている。また、尾筒内筒12の外周側に、尾筒外筒13が配設されている。
吸い込み空気15は、圧縮機1によって圧縮された後に高圧空気16となり、ガスタービン定格負荷では、圧力比によっては400℃以上の高温となる。
高圧空気16は、ケーシング4内に充満した後、尾筒内筒12と尾筒外筒13の間の空間に流入し、尾筒内筒12を外壁面から対流冷却する。
さらに高圧空気16は、フロースリーブ11と燃焼器ライナ10との間に形成された環状の流路を通ってガスタービン燃焼器2の頭部に向かって流れる。高圧空気16は流れる途中で、燃焼器ライナ10の対流冷却に使用される。
また、高圧空気16の一部は、燃焼器ライナ10に設けられた多数の冷却孔から燃焼器ライナ10内へその内壁面に沿うように噴き出て、冷却空気膜を形成し、燃焼器ライナ10を高温の燃焼ガス18から保護し冷却する。
高圧空気16のうち燃焼器ライナ10の冷却に使用されなかった残りの燃焼用空気17は、燃焼室5の上流側壁面に位置する空気孔プレート31に設けられた多数の空気孔32から燃焼室5に流入する。
多数の空気孔32から燃焼器ライナ10に流入した燃焼用空気17は、燃料ノズル26から噴出される燃料とともに、燃焼室5で燃焼して高温燃焼ガス18を生成する。
この高温燃焼ガス18は尾筒内筒12を通じてタービン3に供給される。高温燃焼ガス18は、タービン3を駆動した後に排出されて、排気ガス19となる。
タービン3で得られた駆動力は、シャフト7を通じて圧縮機1及び発電機8に伝えられる。タービン3で得られた駆動力の一部は、圧縮機1を駆動して空気を加圧し高圧空気を生成する。また、タービン3で得られた駆動力の他の一部は、発電機8を回転させて電力を発生させる。
ガスタービン燃焼器2の頭部に設置されたバーナ6は燃料系統51、52の複数の燃料系統を備える。それぞれの燃料系統51、52は燃料流量調整弁21、22を備えており、各燃料系統51、52の流量は燃料流量調整弁21、22で調節され、ガスタービンプラント9の発電量が制御される。
また複数の燃料系統51、52に分岐する上流側には、燃料を遮断するための燃料遮断弁20が備えられている。
図2Aは第1実施例のガスタービン燃焼器2の軸方向断面図を示し、図2Bにはガスタービン燃焼器2を燃焼室5の下流から見たときの正面図を示す。
本実施例のガスタービン燃焼器2は、一つのバーナ6により構成され、そのバーナ6には多数の燃料ノズル26と、燃料を多数の燃料ノズル26に分配する燃料ノズルヘッダ24と、空気及び燃料が通過する多数の空気孔32が燃料ノズル26に一対一で対応して配置された空気孔プレート31から構成される。
これらの燃料ノズル26と空気孔プレート31に形成された空気孔32は、バーナ6の中心軸80を中心とした3列の同心円上に環状に配置されている。燃焼用空気17はバーナ6の外周から流入し、複数の燃料ノズル26の間隙をすり抜けながらバーナ中心80に向かって流れつつ空気孔プレート31に形成された空気孔32に流入する。
空気孔プレート31の空気孔32の中で燃焼用空気17と燃料噴流27が混合し、その混合気が燃焼室5に供給される。また、バーナの空気孔32は燃焼室5の軸心に対して傾斜して形成されることによって、バーナ6の下流に旋回流40を形成し、旋回流40で生じた循環流41により火炎42を形成する。
本実施例のガスタービン燃焼器2は一つのバーナ6により構成されるため、バーナ6の中心軸80とガスタービン燃焼器2の中心軸81は一致する。
ここで、本実施例におけるガスタービン燃焼器2のバーナ6を構成する燃料ノズル26の形状を示す。
図3A及び図3Bはガスタービン燃焼器2のバーナ6を構成する燃料ノズル26の断面形状が比較例の燃料ノズルと同じ円形である場合の燃料ノズル26周りの燃焼用空気17の流れを示す図であり、図3C及び図3Dは本発明の第1実施例のガスタービン燃焼器2のバーナ6を構成している一実施態様の燃料ノズル26の形状、及び、その周りの燃焼用空気の流れを示す図である。
図3A及び図3Bに示したように、断面形状が円形である比較例の燃料ノズル26の場合、燃料ノズル26の周りを流れる燃焼用空気17はその背後で流れが剥離することで再循環流61が形成され、これが複数の燃料ノズルで生じることによりガスタービン燃焼器の圧力損失につながっている。
そこで、図3C及び図3Dに示した本実施例のガスタービン燃焼器2では、バーナ6を構成する燃料ノズル26の形状を、該燃料ノズル26の断面の外周側の一部が外方に突出した突出部となるエッジ62を形成させ、該燃料ノズル26の周りを流れる燃焼用空気17の下流側に前記燃料ノズル26のエッジ62が位置するように配置したものである。
そして、この燃料ノズル26の外方に突出した突出部となるエッジ62を燃焼用空気62の流れの下流側に向けて配置させることによって、燃料ノズル26の周りの燃焼用空気17の流れが整流されることで、剥離に伴う再循環流の形成が抑制され、ガスタービン燃焼器2の圧力損失を低減することが可能となる。
図4には図2A及び図3Dで示した断面37におけるガスタービン燃焼器2のバーナ6の軸垂直方向断面図により本実施例のガスタービン燃焼器2のバーナ6を構成する燃料ノズル26の配置方法を示す。
図2A及び図4に示すように、空気孔プレート32と燃料ノズルヘッダ24の間の空間では燃焼用空気17はバーナ6の外周からその中心80に向かって複数の燃料ノズル26の間隙をすり抜けながら流れる。
本実施例のガスタービン燃焼器2のバーナ6を構成する燃料ノズル26の後縁に形成した突出部であるエッジ62は燃焼用空気17の流れの下流方向であるバーナ中心を向くように配置されている。
図2A、図2B、及び図4では、ガスタービン燃焼器2のバーナ6を構成する多数の燃料ノズル26及びこれらの多数の燃料ノズル26と対になって空気孔プレート31に形成された多数の空気孔32は、ガスタービン燃焼器2の中心から半径方向外方にかけて同心円状に複数列配置、例えば図4では3列で配置されているが、これらは3列に限定されるものではなく、4列以上で同心円状に配置されていてもよい。
また、多数の空気孔32の配列は、それぞれの列で環状に配置されていればバーナ6と同心円上の配列に限定されるものではなく、それぞれの環の中心がバーナ中心80と異なっていてもよい。
また、燃料ノズル26の背後での燃焼用空気の流れの剥離を抑制することができるのであれば、燃料ノズル26の断面の流れの上流側の形状は図3C及び図3Dに示すような鈍頭形状に限らず、図5Aに示すように後縁のエッジ62と同様なエッジを形成した形状でもよい。
また、燃料ノズル26の断面形状の流れに対して燃料ノズル26の断面の上流側と下流側の形状は、図5Aに示したように滑らかに接続する形状となるように形成してもよいし、図5Bに示したように傾斜面が交差するような不連続な形状で接続してもよい。
燃料ノズル26の背後での燃焼用空気の流れの剥離を抑制し圧力損失を低減するには、燃料ノズル26の後縁が外方に突出した突出部となるエッジ62の形状が最適であるが、図5Cに示すように燃料ノズル26の軸垂直断面の流れに対する突出部の幅63が下流方向に緩やかに縮小するような突出部の形状であれば、流れの剥離は最小限に抑えられるため、燃料ノズル26の後縁の突出部の形状はエッジ形状に限らず、曲率を形成していてもよい。
また、図5Dに示すように、燃料ノズル26の突出部の形状は、エッジ部後縁が平面であっても、再循環領域61は図3A及び図3Bに示した円形断面の背後に生じる再循環領域よりは小さくなるため圧力損失は低減できる。
図3C及び図3D、並びに、図5A、図5B、図5C、及び図5Dに圧力損失を低減できる燃料ノズル26の後縁に形成した突出部の構造をそれぞれ示したが、ガスタービン燃焼器2のノズル6は、燃料ノズル26の後縁に形成した突出部が全て同一形状であっても、燃料ノズル26の後縁に形成した突出部が異なる複数の形状を組み合わせて配置したものであってもよい。
本実施例のガスタービン燃焼器2のバーナ6に前述した構成の後縁に突出部を形成した燃料ノズル26を採用することで、燃料ノズル26周りの流れが整流され、流れの剥離が原因となって燃料ノズル26に作用する非定常の流体力が抑制され、ガスタービン燃焼器2の構造の信頼性が向上する。
また、着目する燃料ノズル26と空気孔プレート31に形成した空気孔32の対よりも下流、すなわち、よりバーナ6の中心に近い燃料ノズル26と空気孔32の対に対して流入する燃焼用空気17の乱れが低減されるため、空気孔32への燃焼用空気の流入量が均一化され、ガスタービン燃焼器2の燃焼室5内での局所燃空比が一様になることでNOx排出量は低減する。
以上説明したように、本実施例によれば、NOx排出量を増加させず圧力損失の低減を可能にしたガスタービン燃焼器が実現できる。
次に本発明の第2実施例であるガスタービン燃焼器2について図6A、図6B、及び図7を用いて説明する。
第2実施例のガスタービン燃焼器2では、第1実施例のガスタービン燃焼器2と共通した構成及び作用効果についての説明は省略し、相違する部分についてのみ以下に説明する。
図6Aは第2実施例のガスタービン燃焼器2の軸方向断面図を示し、図6Bは図6Aに示したガスタービン燃焼器2を燃焼室5の下流から見た正面図である。
図6A、図6Bに示した本実施例のガスタービン燃焼器2では、図1A及び図1Bに示した第1実施例のガスタービン燃焼器2のバーナ6を、ガスタービン燃焼器2の中央となる内周側に1個の中央バーナ35を配置し、その外周に複数個の外周バーナ36を配置(例えば6個)して組み合わせて1つのマルチバーナ34を構成したものである。
実施例のガスタービン燃焼器2においては、図6A、図6Bに示したようなマルチバーナ34の構成とすることで、燃料系統を51〜54のように複数化して、ガスタービンの負荷の変化に対して柔軟に対処することができるとともに、組み合わせる数により、ガスタービン燃焼器1缶あたりの容量の異なるものを比較的に容易に提供できる。
本実施例で示すガスタービン燃焼器2のマルチバーナ34においても、燃焼用空気17はマルチバーナ34の外周から流入し、外周バーナ36の複数の燃料ノズル26の間隙及び複数の外周バーナ36の間隙をすり抜け、さらに中央バーナ35の複数の燃料ノズル26の間隙をすり抜けながら燃焼器中心81に向かって流れつつ、複数の外周バーナ36及び中央バーナ35の空気孔32に流入する。
本実施例のガスタービン燃焼器2における燃料ノズル26としては、第1実施例のガスタービン燃焼器2で示した燃料ノズル26の形状のいずれの形状であってもよく、それらを複数組み合わせて設置してもよい。
図7には図6Aで示したガスタービン燃焼器2の断面38におけるマルチバーナ34の軸垂直方向断面図により本実施例の燃料ノズル26の配置の概略を示す。
本実施例のガスタービン燃焼器2におけるマルチバーナ34の構成の場合、ガスタービン燃焼器2の中央バーナ35の中心80はガスタービン燃焼器2の中心81と一致するため、燃料ノズル26の後縁の突出部であるエッジ62は燃焼用空気流17の流れ方向であるバーナの中心81に向くように配置されている。
すなわち、図4に示す第1実施例のガスタービン燃焼器2における燃料ノズル26と同じ配置方法となる。一方、本実施例のガスタービン燃焼器2を構成する複数のバーナのうち、外周バーナ36は、その中心80とガスタービン燃焼器2の中心81が一致せず、燃焼用空気17は図7に示すようにバーナ26の中心80ではなくガスタービン燃焼器2の中心81に向かって流れる。
したがって、ガスタービン燃焼器2の外周に位置するバーナ6の燃料ノズル26は図7に示すように、燃焼用空気流17の下流側のそれぞれのエッジ62がバーナ中心80ではなくガスタービン燃焼器2の中心81を向くように配置される。
本実施例のガスタービン燃焼器2によれば、単一のバーナ6と同様にマルチバーナ34においても、燃料ノズル26の背後での流れの剥離を抑制し、圧力損失を低減できる。加えて、燃料ノズル26の周りの流れが整流されることで、流れの剥離が原因となって燃料ノズル26に作用する非定常の流体力が抑制され、ガスタービン燃焼器2の構造の信頼性が向上する。
また、着目する燃料ノズル26と空気孔32の対より下流、すなわち、より燃焼器中心81に近い燃料ノズル26と空気孔32の対に対して流入する燃焼用空気17の乱れが低減されるため、空気孔32への燃焼用空気17の流入量が均一化され、ガスタービン燃焼器2の燃焼室5内での局所燃空比が一様になることでNOx排出量は低減する。
よって本実施例によれば、バーナを複数個組み合わせてマルチバーナを構成するようにしたガスタービン燃焼器においてもNOx排出量を増加させず圧力損失の低減を実現できる。
以上説明したように、本実施例によれば、NOx排出量を増加させず圧力損失の低減を可能にしたガスタービン燃焼器が実現できる。
次に本発明の第3実施例であるガスタービン燃焼器2について図8を用いて説明する。
図8に示した第3実施例のガスタービン燃焼器2では、第1実施例のガスタービン燃焼器2と共通した構成及び作用効果についての説明は省略し、相違する部分についてのみ以下に説明する。
図8に第3実施例のガスタービン燃焼器2における燃料ノズル26の配置方法を示す。第1実施例のガスタービン燃焼器2で示したバーナ6のように、燃料ノズル26がガスタービン燃焼器の中心から半径方向外方にかけて同心状に複数列の環状に配置されている場合、燃料ノズル26の周りを流れる燃焼用空気17の流速は、内周側に配置した燃料ノズル26よりも外周側に配置した燃料ノズル26の周りを流れる燃焼用空気17の方が流速が速くなる。
つまり、複数列の環状に配置された燃料ノズル26は、より外周側に位置する燃料ノズル26ほどその背後に形成される循環流は大きくなり、それに伴う圧力損失も大きくなる。
よって、第1実施例のガスタービン燃焼器2に示す燃料ノズル26の後縁の突出部の形状であるエッジ部62の形状に変更することによる圧力損失低減の効果も、内周側に位置する燃料ノズル26よりも外周側に位置する燃料ノズル26の方が大きくなる。
一方で、燃料ノズル26の後縁の突出部の形状変更に伴い、燃料ノズル26及びガスタービン燃焼器自体の加工費が増加する可能性がある。加工費の増加を抑えるためには、形状を変更する燃料ノズル26の本数を減らす方法が考えられる。
その場合、図8に示すように、複数列の環状に配列された燃料ノズル26のうち、最外周の燃料ノズル26のみを第1実施例のガスタービン燃焼器2の燃料ノズル26の後縁に示す突出部であるエッジ部32の形状の通りに変更することで、加工費の増加を抑えつつ、圧力損失の低減効果を最大化することができる。
ガスタービン燃焼器2の燃料ノズルが4列以上の環状に配置される場合であっても、その最外周の燃料ノズル26のみを第1実施例のガスタービン燃焼器2の燃料ノズル26に示す突出部の形状であるエッジ部62の形状の通りに変更することで、3列に配置されたガスタービン燃焼器2の燃料ノズル26の場合と同様の効果が得られる。
また、加工費の増加がある程度許容されるのであれば、燃料ノズル26の形状の変更を最外周に限定せず、増加が許容される範囲内で最外周から優先的に複数周の燃料ノズル26の形状を変更することも可能である。
以上のように、本実施例のガスタービン燃焼器2によれば、形状を変更する燃料ノズル26の本数を限定することにより、加工費の増加を抑えつつ圧力損失の低減を実現できる。
以上説明したように、本実施例によれば、NOx排出量を増加させず圧力損失の低減を可能にしたガスタービン燃焼器が実現できる。
次に本発明の第4実施例であるガスタービン燃焼器2について図9を用いて説明する。
図9に示した第4実施例のガスタービン燃焼器2では、第1実施例のガスタービン燃焼器2と共通した構成及び作用効果についての説明は省略し、相違する部分についてのみ以下に説明する。
図9には第4実施例のガスタービン燃焼器2における燃料ノズル26の配置方法を示す。第3実施例では燃料ノズル26の形状の変更に伴う加工費の増加を抑えつつ圧力損失を低減するための、一つのバーナ6で構成されるガスタービン燃焼器2における燃料ノズル26の配置方法を示したが、本実施例のガスタービン燃焼器2における燃料ノズル26の配置方法では、第2実施例のガスタービン燃焼器2に示した複数のバーナを組み合わせて一つのマルチバーナ34としたガスタービン燃焼器においても第3実施例のガスタービン燃焼器2と同様な効果を得ることができる燃料ノズル26の配置方法を示す。
複数のバーナを組み合わせて一つのマルチバーナ34とした本実施例のガスタービン燃焼器2においても、燃料ノズル26の周りを流れる燃焼用空気の流速は燃焼器中心81から離れるほど速くなるため、燃焼器中心81から離れて位置する燃料ノズル26ほどその背後に形成される再循環流は大きくなり、それに伴う圧力損失も大きくなる。よって、第1実施例のガスタービン燃焼器2に示す燃料ノズル26の形状とすることによる圧力損失低減の効果も大きくなる。
そこで、燃焼器中心81を中心とする半径Rの円82を定義し、円82の外側に中心が位置する燃料ノズル26のみを第1実施例のガスタービン燃焼器2に示す燃料ノズル26の形状に変更することにより、形状を変更するノズル本数を限定して燃料ノズル26の加工費の増加を抑えつつ、圧力損失の低減効果を最大化することができる。
円82の半径Rは、許容される加工費の増加から算出される変更可能な燃料ノズルの本数や、要求される圧力損失の低減の大きさより決定される。
以上のように、本実施例のガスタービン燃焼器2によれば、複数のバーナを組み合わせて一つのマルチバーナとしたガスタービン燃焼器においても、形状を変更する燃料ノズルの本数を限定することにより、加工費の増加を抑えつつ圧力損失の低減を実現できる。
以上説明したように、本実施例によれば、NOx排出量を増加させず圧力損失の低減を可能にしたガスタービン燃焼器が実現できる。
次に本発明の第5実施例であるガスタービン燃焼器2について図10A〜図10Fを用いて説明する。
図10A〜図10Fに示した第5実施例のガスタービン燃焼器2では、第1実施例のガスタービン燃焼器2と共通した構成及び作用効果についての説明は省略し、相違する部分についてのみ以下に説明する。
本実施例のガスタービン燃焼器2では、燃料ノズル26の背後での燃焼用空気の流れの剥離を抑制してガスタービン燃焼器の圧力損失を低減しつつ、燃料ノズル26の先端を空気プレート31に形成した空気孔32の中に挿入できるガスタービン燃焼器2の燃料ノズル26の構造を示す。
図10A〜図10Fは本実施例のガスタービン燃焼器2の燃料ノズル26の形状を示した図である。
図10A〜図10Fに示したように、本実施例のガスタービン燃焼器2の燃料ノズル26では、空気プレート31に形成した空気孔32内での燃料と空気の混合促進を目的として、燃料ノズル26の先端を空気孔32に挿入する構造が考えられる。
しかし、第1実施例に示したガスタービン燃焼器2の燃料ノズル26の形状では、燃料ノズル26の断面の最大幅が空気孔32の径よりも大きくなり、燃料ノズル26を空気孔32に挿入できない場合がある。
そこで本実施例のガスタービン燃焼器2の燃料ノズル26においては、図10A及び図10Bに示すように、燃料ノズル26の形状を、燃料ノズル26の軸方向の根元部の断面が後縁側に突出した突出部となるエッジ62を形成しているが、燃料ノズル26の軸方向の先端部の断面は円形である円筒形状となるように形成することにより、燃焼用空気の流れの剥離による圧力損失を低減しつつ、燃料ノズル26の先端を空気孔32に挿入することを可能にしたものである。
また、図10A及び図10Bに示した本実施例のガスタービン燃焼器2の燃料ノズル26の形状では、根元の形状と先端の形状が不連続に変化しているため、その不連続部において流れが剥離することによって生じる乱れが、空気孔32への燃焼用空気17の流入に影響を与える可能性がある。
そこで、図10C、図10D、図10E、及び図10Fに示すように、本実施例のガスタービン燃焼器2の燃料ノズル26の形状を燃料ノズル26の根元部に形成した突出部となるエッジ62の形状から、燃料ノズル26の先端部の円筒形状へ連続的に滑らかに変化させる連続部を形成することにより、不連続部で生じる流れの乱れを抑制することが可能となる。
上記した本実施例のガスタービン燃焼器2の燃料ノズル26により、燃料ノズル26の背後での燃焼用空気17の流れの剥離を抑制してガスタービン燃焼器の圧力損失を低減しつつ、燃料ノズル26の先端の空気孔32への挿入を実現できる。
以上説明したように、本実施例によれば、NOx排出量を増加させず圧力損失の低減を可能にしたガスタービン燃焼器が実現できる。
1:圧縮機、2:ガスタービン燃焼器、3:タービン、4:ケーシング、5:燃焼室、6:バーナ、7:シャフト、8:発電機、9:ガスタービンプラント、10:燃焼器ライナ、11:フロースリーブ、12:尾筒内筒、13:尾筒外筒、15:吸い込み空気、16:高圧空気、17:燃焼用空気、18:高温燃焼ガス、19:排気ガス、20:燃料遮断弁、21、22:燃料流量調節弁、24:燃料ノズルヘッダ、26:燃料ノズル、27:燃料噴流、28:燃料流、31:空気孔プレート、32:空気孔、34:マルチバーナ、35:中央バーナ、36:外周バーナ、37、38:ガスタービン燃焼器中心軸に垂直で燃料ノズルを横断する断面、40:旋回流、41:循環流、42:火炎、50〜54:燃料、56:燃料流量制御装置、61:再循環流、62:燃料ノズル断面エッジ部、63:燃料ノズルの軸垂直断面の流れに対する幅、80:バーナ中心、中心軸、81:燃焼器中心、中心軸、82:ガスタービン燃焼器と同心の半径Rの円。

Claims (8)

  1. 燃料を噴出する複数の燃料ノズルと、燃料ノズルの下流側に位置する空気孔プレートに形成されて前記各燃料ノズルとそれぞれ対にして配置された複数の空気孔とから構成されたバーナと、このバーナを構成する燃料ノズルから噴出された燃料と空気孔から噴出された空気を混合して噴出し燃焼する燃焼室とを備えたガスタービン燃焼器において、
    前記バーナを構成する燃料ノズルを該燃料ノズルの断面の外縁の一部が外方に突出した突出部を有する形状にすると共に、この突出部がガスタービン燃焼器の中心に向くように配置し、この燃料ノズルの周りを流れる燃焼用空気の流れの下流側に前記燃料ノズルの突出部が位置するように構成したことを特徴とするガスタービン燃焼器。
  2. 請求項1に記載したガスタービン燃焼器において、
    燃料ノズルの断面の外縁の一部が外方に突出した突出部は、エッジ状に形成されていることを特徴とするガスタービン燃焼器。
  3. 請求項1に記載したガスタービン燃焼器において、
    燃料ノズルの断面の外縁の一部が外方に突出した突出部は、燃焼用空気の流れに対する燃料ノズルの軸垂直断面の突出部の幅が燃焼用空気の流れの下流方向に緩やかに縮小する形状に形成されていることを特徴とするガスタービン燃焼器。
  4. 請求項1に記載したガスタービン燃焼器において、
    前記燃料ノズルは、燃料ノズルの断面の外縁の一部が外方に突出した突出部がエッジ状に形成されている燃料ノズルと、燃焼用空気の流れに対する燃料ノズルの軸垂直断面の突出部の幅が燃焼用空気の流れの下流方向に緩やかに縮小する形状に形成されている燃料ノズルとを組み合わせて配置していることを特徴とするガスタービン燃焼器。
  5. 請求項1に記載したガスタービン燃焼器において、
    前記バーナをガスタービン燃焼器の中央となる内周側に設置した中央バーナと、前記バーナをガスタービン燃焼器の外周側となる前記中央バーナの外周側に複数設置した外周バーナを組み合せてマルチバーナを構成したことを特徴とするガスタービン燃焼器。
  6. 請求項1に記載したガスタービン燃焼器において、
    前記バーナ構成する複数の燃料ノズルと、該燃料ノズルの下流側に位置する空気孔プレートに形成されて前記各燃料ノズルとそれぞれ対にして配置された複数の空気孔は、ガスタービン燃焼器の中心から半径方向外方にかけて同心円状に複数列配置されており、
    前記ガスタービン燃焼器の中心から半径方向外方に同心円状に配置された複数列の一部の列に設置された燃料ノズルに対して、燃料ノズルの断面の外縁の一部が外方に突出した突出部を形成していることを特徴とするガスタービン燃焼器。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載したガスタービン燃焼器において、
    前記バーナを構成する燃料ノズルは、その軸方向の断面形状が燃料ノズルの根元部では燃料ノズルの断面の外縁の一部が外方に突出した突出部を形成すると共に、燃料ノズルの先端部では円筒形状に形成されていることを特徴とするガスタービン燃焼器。
  8. 請求項7に記載したガスタービン燃焼器において、
    前記バーナを構成する燃料ノズルは、その軸方向の断面形状が燃料ノズルの根元部のノズル突出部と該燃料ノズルの先端部の円筒形状との間に形状が連続的に滑らかに変化する連続部を形成していることを特徴とするガスタービン燃焼器。
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