JP6236111B2 - 車体前部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の車体前部構造に関する。
従来、車両の左右一対のフロントサイドフレームの前端部に、正面視で矩形枠形状を呈するフロントバルクヘッドをボルト締結することが行われている(特許文献1参照)。特許文献1に記載の構造では、フロントバルクヘッドの後面が、フロントサイドフレームのフランジ部にボルト締結されている。
特許第4945324号公報
かかる構造を有する車両が水平面と傾斜面との間の屈曲路面を走行する場合等には、車両のフロントバルクヘッドが接地することがある。この場合には、フロントバルクヘッドの下端部に付加される接地荷重が、フロントバルクヘッドを前方に倒そうとするモーメントとして作用する。そのため、接地荷重によるフロントバルクヘッドの前方への倒れを好適に抑制することが可能な構造が望まれている。
また、特許文献1に記載の構造では、ボルト締結がフロントバルクヘッドの後方から行われるため、組付作業が困難であった。
本発明は、前記の点に鑑みてなされたものであり、接地荷重によるフロントバルクヘッドの前方への倒れを抑制するとともに組付性を向上することが可能な車体前部構造を提供することを課題とする。
前記した課題を解決するために、本発明の車体前部構造は、車両の前後方向に延設されるフロントサイドフレームと、前記フロントサイドフレームの前端部に取り付けられるフロントバルクヘッドの縦枠部と、を備える車体前部構造であって、前記縦枠部と前記フロントサイドフレームとが締結される前締結部と、前記前締結部よりも後方において、前記縦枠部と前記フロントサイドフレームとが締結される後締結部と、を備え、前記縦枠部は、少なくとも下部が閉断面構造を呈しており、前記前締結部と前記後締結部とは、上下方向にオフセットするように配置されていることを特徴とする。
かかる構成によると、後締結部が前締結部と上下方向にオフセットする位置に配置されているので、正面からの前締結部及び後締結部の組付性を向上することができる。
また、フロントバルクヘッドの縦枠部の少なくとも下部が閉断面構造を呈するので、車両が水平面と傾斜面との間の屈曲路面を走行してフロントバルクヘッドの下端部が路面に接地する場合等の剛性を確保しつつ、縦枠部の上部を開放断面構造として軽量化することができる。
また、後締結部及び前締結部によってフロントバルクヘッドとフロントサイドフレームとがボルト締結されているので、車両が水平面と傾斜面との間の屈曲路面を走行する場合にフロントバルクヘッドの下端部が路面に接地しても、フロントバルクヘッドが前方に倒れることを抑制することができる。
前記前締結部と前記後締結部とは、車幅方向にラップするように配置されている構成であってもよい。
かかる構成によると、前締結部と後締結部とが車幅方向にラップする位置に配置されているので、接地荷重によって縦枠部にねじれが発生することを防止し、さらに、フロントバルクヘッドが前方に倒れることをより好適に抑制することができる。
前記縦枠部は、少なくとも、内壁部、前壁部及び後壁部を備えているとともに、前記フロントサイドフレームよりも下方においては、外壁部を備えて閉断面構造を呈しており、前記前壁部から車幅方向外方に延設されて前記前締結部の一部を構成する前延長部と、前記後壁部から車幅方向外方に延設されて前記後締結部の一部を構成する後延長部と、を備える構成であってもよい。
かかる構成によると、縦枠部が内壁部、前壁部及び後壁部を備えるので、ラジエータ等の冷却機器の収納空間をフロントサイドフレームの前端部の車幅方向内方に構成することができる。
また、前延長部及び後延長部を備えるので、接地荷重を縦枠部の前壁部及び後壁部からフロントサイドフレームへ好適に伝達することができる。
前記前締結部は、前記前延長部と、前記フロントサイドフレームの前端部から上下方向のいずれかに延設されており、前記前延長部と締結される前フランジ部と、を備え、前記後締結部は、前記後延長部と、前記フロントサイドフレームの下壁部から下方に延設されており、前記後延長部と締結される後ブラケット部と、を備え、前記後ブラケット部は、前記下壁部に取り付けられる基部と、前記基部の前端部から下方に延設される取付部と、前記基部及び前記取付部から前記基部及び前記取付部間の屈曲部を跨いで前後方向に延設される側壁部と、を備える構成であってもよい。
かかる構成によると、接地荷重によってフロントバルクヘッドが前方に倒れる曲げモーメントを、下側のナット付ブラケットの側壁部が支持するので、フロントバルクヘッドの前方への倒れを抑制するとともに、接地荷重を側壁部を介してフロントサイドフレームに好適に伝達することができる。
前記外壁部は、上下方向に延設されるビード形状を有する構成であってもよい。
かかる構成によると、重量増加を抑制しつつ、フロントサイドフレームよりも下方の縦枠部の剛性を向上することができる。
前記車体前部構造は、前記縦枠部の下端部に取り付けられた、当該縦枠部よりも脆弱な脆弱部を備える構成であってもよい。
かかる構成によると、接地初期に接地荷重によって脆弱部が潰れるように圧壊することによって、フロントバルクヘッドの前方への倒れを好適に抑制することができる。
前記フロントバルクヘッドは、正面視で矩形枠形状を呈し、前記縦枠部は、内壁部、前壁部及び後壁部を構成して車幅方向外側に開口を有する本体部材と、前記フロントサイドフレームよりも下方において外壁部を構成する蓋部材と、を備える構成であってもよい。
かかる構成によると、コ字形状を呈する本体部材がフロントバルクヘッドの矩形枠形状の剛性を向上するとともに、蓋部材が縦枠部のフロントサイドフレームよりも下方の剛性をさらに向上し、フロントサイドフレームよりも上方には蓋部材が設けられていないので軽量化を実現することができる。
前記前締結部には、バンパビームが締結されており、前記バンパビームは、前記前締結部とは別の部位において前記縦枠部と固定されている構成であってもよい。
かかる構成によると、バンパビームをフロントバルクヘッドの縦枠部に予め組み付けた状態で前締結部に締結することができるので、組付性を向上することができる。
本発明によると、車体前部構造において接地荷重によるフロントバルクヘッドの前方への倒れを抑制するとともに組付性を向上することができる。
本発明の実施形態に係る車体前部構造を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る車体前部構造を示す正面図である。 本発明の実施形態に係る車体前部構造を示す平面図である。 フロントサイドフレーム及びフロントバルクヘッドの縦枠部を車幅方向内側から見た斜視図である。 フロントサイドフレーム及びフロントバルクヘッドの縦枠部を車幅方向外側から見た側面図である。 フロントサイドフレーム及びフロントバルクヘッドの縦枠部を車幅方向外側から見た分解斜視図である。 (a)は、フロントサイドフレームの前端部を車幅方向内側のやや前方から見た斜視図、(b)は、フロントサイドフレームの前端部を車幅方向内側のやや後方から見た斜視図である。 図5のVIII−VIII線断面図である。 図2のIX−IX線断面図である。 車体前部構造の部分拡大図であり、(a)は前締結部を示す正面図、(b)は後締結部を示す正面図である。
本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。説明において、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。なお、各図中に矢印で示される「前後」は、車体前後方向を示し、「上下」は、車体上下方向を示し、「左右」は、運転席から見た左右方向(車幅方向)を示している。また、各図において、ボルトB及びナットNの記載を適宜省略している。
<車体前部構造>
図1から図3に示すように、本発明の実施形態に係る車両の車体前部構造1は、左右一対のフロントサイドフレーム2,2と、左右一対のフロントサイドフレーム2,2の前端部に取り付けられているフロントバルクヘッド3と、左右一対のフロントサイドフレーム2,2の前端部間に架設されているバンパビーム4と、バンパビーム4の前面に取り付けられている衝撃吸収部材5と、を備える。
<フロントサイドフレーム>
左右一対のフロントサイドフレーム(フロントサイドメンバともいう)2,2は、それぞれ前後方向に延設されている金属製の構造部材である。フロントサイドフレーム2,2は、例えば断面コ字形状を呈する圧延鋼板を組み合わせることによって中空構造に形成されている。
図4から図6に示すように、フロントサイドフレーム2は、軸圧壊許容部10と、折曲変形許容部20と、フランジ部材30と、上下一対のナット付後ブラケット部材40,40と、を備える。
≪軸圧壊許容部≫
軸圧壊許容部10は、フロントサイドフレーム2の前部を構成する部材であって、材料、厚み等の選択によって折曲変形許容部20よりも脆弱に構成されている部材である。
車両の前突時において、軸圧壊許容部10は、前突荷重F1によって当該軸圧壊許容部10の軸方向に圧壊する。
軸圧壊許容部10の内壁部、外壁部及び下壁部には、脆弱部として、前後方向に配列された複数の凹部10aが形成されている。複数の凹部10aは、縦長形状(内壁部及び外壁部においては上下方向に長く、下壁部においては車幅方向に長い形状)を呈しており、当該軸圧壊許容部10の内部へ向けて凹んでいる。軸圧壊許容部10は、かかる複数の凹部10aによって、車両の前突時に軸方向に圧壊しやすくなっている。
≪折曲変形許容部≫
折曲変形許容部20は、フロントサイドフレーム2の中央部及び後部を構成する部材であって、材料、厚み等の選択によって軸圧壊許容部10よりも高剛性に構成されている部材である。
折曲変形許容部20の後部の外壁部には、ダンパハウジング6が溶接等によって接合されている(図3参照)。
かかるダンパハウジング6は、平面視で車幅方向外側に開口を有する略U字形状を呈しており、その内部には、車両の前輪が懸架されるダンパが収容されている。
車両の前突時において、折曲変形許容部20は、当該折曲変形許容部20の屈曲形状、ダンパハウジング6等といった他部材との組付の影響等によって、前突荷重F1によって平面視で蛇腹状、すなわち、山と谷とが交互に現れるように折曲変形する(図3の太点線を参照)。
≪フランジ部材≫
フランジ部材30は、軸圧壊許容部10の前端部に取り付けられている金属製部材である。
フランジ部材30は、外壁部、上壁部及び下壁部によって正面視コ字形状を呈する基部31と、基部31の前端部から当該矩形筒部31の外方(上方、車幅方向外方、下方)に延設されるフランジ部32と、を一体的に備える。基部31は、別部材を介した溶接等によって軸圧壊許容部10の前端部に接合されている。
≪ナット付前フランジ部≫
フランジ部32の上部は、上側のナット付前フランジ部33を構成している。上側のナット付前フランジ部33には、ボルトB挿通用の孔部33aが形成されているとともに、当該孔部33aの後側にナットNが取り付けられている。
フランジ部32の下部は、下側のナット付前フランジ部34を構成している。下側のナット付前フランジ部34には、ボルトB挿通用の孔部34aが形成されているとともに、当該孔部34aの後側にナットNが取り付けられている。
また、フランジ部32の中間部には、ボルトB挿通用の孔部32aが形成されているとともに、当該孔部32aの後側にナットNが取り付けられている。
≪ナット付後ブラケット部材≫
ナット付後ブラケット部材40は、軸圧壊許容部10のフランジ部材30のフランジ部32よりも後方となる部位に取り付けられている金属製部材である。
図6及び図7に示すように、ナット付後ブラケット部材41は、軸圧壊許容部10の上壁部又は下壁部に取り付けられる基端部41と、基端部41の前端部から上下方向の一方に延設されている取付部42と、基端部41及び取付部42の車幅方向一端部から後方に延設されている側壁部43と、を一体的に備える金属製部材である。
取付部42には、ボルトB挿通用の孔部42aが形成されているとともに、当該孔部42aの後側にナットNが取り付けられている。
側壁部43は、基端部41と取付部42との間の屈曲部を跨いで設けられており、側面視でL字形状を呈する。
<フロントバルクヘッド>
図2に示すように、フロントバルクヘッド3は、正面視で矩形枠形状を呈する金属製の構造部材である。
フロントバルクヘッド3は、左右一対の縦枠部50,50と、左右一対の縦枠部50,50間に架設されている上下一対の横枠部60,60と、を備える。
上側の横枠部60は、縦枠部50,50の上端部間に架設されており、下側の横枠部60は、縦枠部50,50の下端部間に架設されている。本実施形態において、上側の横枠部60は、閉断面構造を呈しており、下側の横枠部60は、開放断面形状を呈している。
≪縦枠部≫
図4に示すように、縦枠部50は、内壁部51と、前壁部52と、後壁部53と、外壁部54と、を備える。
内壁部51、前壁部52及び後壁部53は、縦枠部50の上下方向全体にわたって設けられており、外壁部54は、縦枠部50のうち、フロントサイドフレーム2よりも下方に設けられている。
すなわち、縦枠部50は、フロントサイドフレーム2よりも下方においては、内壁部51、前壁部52、後壁部53及び外壁部54によって閉断面形状を呈している。
また、縦枠部50は、フロントサイドフレーム2と同じ高さ及びそれよりも上方においては、内壁部51、前壁部52及び外壁部54によって開放断面形状を呈している。
縦枠部50は、前壁部52から車幅方向外側に延設されている上下一対の前延長部55,55と、後壁部53から車幅方向外側に延設されている上下一対の後延長部56,56と、を備える。
前延長部55は、前壁部52と一体に形成されており、後延長部56は、後壁部53又は外壁部54に溶接等によって接合された別部材によって形成されている。
上側の前延長部55には、孔部33aに対応する位置にボルトB挿通用の孔部55aが形成されている。下側の前延長部55には、孔部34aに対応する位置にボルトB挿通用の孔部55aが形成されている。
上側の後延長部56には、上側のナット付後ブラケット部材40の孔部42aに対応する位置にボルトB挿通用の孔部56aが形成されている。下側の後延長部56には、下側のナット付後ブラケット部材40の孔部42aに対応する位置にボルトB挿通用の孔部56aが形成されている。
図3に示すように、内壁部51には、上下方向に延設されている前後一対のビード部51a,51aが形成されている。ビード部51a,51aは、内壁部51の下端部近傍から軸圧壊許容部10の上端部よりも上方にかけて形成されている。
内壁部51において、前後一対のビード部51a,51a間は、前後一対のビード部51a,51a外よりも車幅方向外方に位置する。
内壁部51の前後一対のビード部51a,51a間には、縦長形状を呈する複数の孔部(開口部)51b,51bが形成されている。
一つの孔部51bは、フロントサイドフレーム2の軸圧壊許容部10と同じ高さに形成されている。
本実施形態において、複数の孔部51bは、前後一対のビード部51a,51a間に形成された、縦長形状を呈する凹部51c内に形成されている。凹部51cは、凹部51c外よりも車幅方向外方に位置している。
換言すると、前側のビード部51aは、前壁部52と凹部51cの前側の上下方向に延びる稜線との間に構成されており、後側のビード部51aは、後壁部53と凹部51cの後側の上下方向に延びる稜線との間に構成されている。
また、内壁部41の前後一対のビード部51a,51a間には、前記した孔部51bと交互に配置された複数の孔部(開口部)51dが形成されている。
孔部51dは、位置決め用の丸孔であり、車両の前突時には、孔部51bと同様に前後方向に潰れるように変形する。
前後一対のビード部51a,51aは、接地荷重F2に対する縦枠部50の剛性を向上するためのものであり、孔部51b,51dは、前突荷重F1に対する縦枠部50の前後方向への変形のしやすさを向上するためのものである。
また、外壁部54には、上下方向に延設されている前後一対のビード部54a,54aが形成されている。ビード部54a,54aは、外壁部54の下端部から上端部にかけて形成されている。
外壁部54において、前後一対のビード部54a,54a間となる凹部は、前後一対のビード部54a,54aよりも車幅方向内方に位置する。
換言すると、前側のビード部54aは、前側のフランジ部57(後記する)と凹部の前側の上下方向に延びる稜線との間に構成されており、後側のビード部54aは、後側のフランジ部57と凹部の後側の上下方向に延びる稜線との間に構成されている。
前後一対のビード部54a,54aは、接地荷重F2に対する縦枠部50の剛性を向上するためのものである。
≪本体部材及び蓋部材≫
内壁部51、前壁部52、後壁部53及び前延長部55は、車幅方向外側に開口を有する本体部材50Aによって構成されており、外壁部54は、蓋部材50Bによって構成されている。
図8に示すように、蓋部材50Bは、外壁部54の前後端部のそれぞれから車幅方向外方へ延設されているフランジ部57,57を備えている。
前側のフランジ部57は、前壁部52の後側に配置されて当該前壁部52と溶接等によって接合されている。
後側のフランジ部57は、後壁部53の前側に配置されて当該後壁部53と溶接等によって接合されている。
≪脆弱部≫
図1に示すように、車体前部構造1は、左右一対の脆弱部70,70を備える。
脆弱部70は、縦枠部50の下端部に取り付けられている金属製部材である。
脆弱部70は、材料、厚み等の選択によって縦枠部50よりも脆弱に構成されている部材である。
本実施形態において、脆弱部70は、金属製薄板を折曲加工することによって略筐体形状とし、当該略筐体形状を呈する部材を溶接等によって縦枠部50の下端部(前壁部52、後壁部53等)に接合することによって構成されている。
車両のフロントバルクヘッド3接地時において、脆弱部70は、接地荷重F2によって潰れるように圧壊する。
<バンパビーム及び衝撃吸収部材>
図1に示すように、バンパビーム4は、左右一対のフロントサイドフレーム2,2と同じ高さにおいて、左右一対の縦枠部50,50間に架設されている金属製部材である。また、衝撃吸収部材5は、バンパビーム4の前面に取り付けられており、車両の前突時に積極的に変形して衝撃を吸収することによって衝突物を保護するための金属製又は樹脂製部材である。
バンパビーム4の左端部は、金属製の固定部材80を介してフロントバルクヘッド3の縦枠部50と固定(ボルト締結)されている。
固定部材80は、縦枠部50の前壁部52に溶接等によって接合される基部81と、基部81にボルト締結される平板部82と、を備える。
バンパビーム4の左端部は固定部材80の平板部82にボルト締結されている。
バンパビーム4には、孔部55a,33aに対応する位置、及び、孔部55a,34aに対応する位置に、それぞれボルトB挿通用の孔部4a,4aが形成されている。
また、バンパビーム4には、孔部32aに対応する位置にボルトB挿通用の孔部4bが形成されている。
図9に示すように、バンパビーム4の右端部は、金属製のプレート90を介してフロントバルクヘッド3の縦枠部50と固定(ボルト締結)されている。
プレート90は、右側の縦枠部50の前壁部52とバンパビーム4の右端部との間に設けられている薄板であり、車両の前部における牽引用のフック(いわゆるアイボルト)を取り付けるためのものである。右側の縦枠部50の前壁部52及びプレート90には、それぞれボルトB挿通用の孔部52a,90aが形成されており、前壁部52及びプレート90は、かかる孔部52a,90aにおいて前方からボルト締結されている。また、バンパビーム4とプレート90とは、溶接等によって接合されている。また、バンパビーム4及び衝撃吸収部材5には、孔部52a,90aの前方に位置する部位に開口4c,5aがそれぞれ形成されている。
<締結構造>
図10に示すように、車体前部構造1は、上下一対の前締結部A1,A1と、上下一対の後締結部A2,A2と、締結部A3と、を備える。
≪前締結部≫
図10(a)に示すように、上側の前締結部A1は、バンパビーム4と、フロントバルクヘッド3の縦枠部50の上側の前延長部55と、フロントサイドフレーム2の上側のナット付前フランジ部33と、を前側から順に重ね合わせ、これらの孔部4a,55a,33aにおいて前方からボルト締結することによって構成されている。
下側の前締結部A1は、バンパビーム4と、フロントバルクヘッド3の縦枠部50の下側の前延長部55と、フロントサイドフレーム2の下側のナット付前フランジ部34と、を前側から順に重ね合わせ、これらの孔部4a,55a,34aにおいて前方からボルト締結することによって構成されている。
本実施形態において、前締結部A1とは、ボルト締結されたバンパビーム4、前延長部55及びナット付前フランジ部33の全てが重なって互いに当接している領域のことをいう。
なお、前締結部A1をフロントサイドフレーム2と縦枠部50との締結部であるとした場合には、ボルト締結された前延長部55及びナット付前フランジ部33,34が重なって互いに当接している領域が、前締結部A1であるといえる。
特に、上側の前締結部A1に関しては、ボルトBが2本使用されており、前記した定義に該当する前締結部A1の車幅方向外側において、ボルト締結された前延長部55及びナット付前フランジ部33が重なって互いに当接している領域も、前締結部A1であるといえる。
≪後締結部≫
図10(b)に示すように、上側の後締結部A2は、フロントバルクヘッド3の縦枠部50の上側の後延長部56と、フロントサイドフレーム2の上側のナット付後ブラケット部材40と、を前後に重ね合わせ、これらの孔部56a,42aにおいて前方からボルト締結することによって構成されている。
下側の後締結部A2は、フロントバルクヘッド3の縦枠部50の下側の後延長部56と、フロントサイドフレーム2の下側のナット付後ブラケット部材40と、を前後に重ね合わせ、これらの孔部56a,42aにおいて前方からボルト締結することによって構成されている。
本実施形態において、後締結部A2とは、ボルト締結された後延長部56及びナット付後ブラケット部材40が重なって互いに当接している領域のことをいう。
≪締結部≫
図10(a)に示すように、締結部A3は、上下一対の前締結部A1,A1間に設けられており、バンパビーム4と、フロントサイドフレーム2のフランジ部32と、を前後に重ね合わせ、これらを前方からボルト締結することによって構成されている。
なお、衝撃吸収部材5には、締結部A3の前方となる部位に、開口5bが形成されている。
図10(b)に示すように、上下一対の後締結部A2,A2は、正面視で、フロントサイドフレーム2に対して上下一対の前締結部A1,A1よりも上下にオフセットした位置に設けられている。
すなわち、上側の後締結部A2は、上側の前締結部A1よりも上方に設けられているとともに、下側の後締結部A2は、下側の前締結部A1よりも下方に設けられており、全ての締結部A1,A2が正面視で視認可能となっている。
本発明において、上下一対の前締結部A1,A1と上下一対の後締結部A2,A2は、各締結部A1,A2のボルトB挿通用の孔部が正面視で視認可能で、正面からのボルト締結作業が可能なように上下にオフセットしていればよい。
また、上下一対の後締結部A2,A2は、正面視で、上下一対の前締結部A1,A1と車幅方向に重なる(ラップする)位置に設けられている。
<前突時>
車両の前突時には、図5に示すように、車体前部構造1に対して後ろ向きの前突荷重F1が作用する。軸圧壊許容部10は、前突荷重F1によって軸圧壊し、残り領域B1の幅まで小さくなる。
これに対し、フロントバルクヘッド3の縦枠部50は、残り領域B1よりも大きい領域B2内に孔部51bが形成されている。かかる縦枠部50は、前突荷重F1によって軸圧壊許容部10の軸圧壊と同時に孔部51b,51dが前後方向に潰れるように変形する、又は、孔部51b,51dにおいて折れ曲がるように変形するとともに、かかる変形と同時又はその後にナット付後フランジ部40の取付部42が後方に倒れるように変形する(図5の二点鎖線を参照)ことによって、残り領域B1内の領域B3まで小さくなる。
すなわち、軸圧壊許容部10と同じ高さにおいて、縦枠部50の前後方向の幅は、軸圧壊許容部10が前突荷重F1によって軸圧壊しきったときの前後方向の幅B1よりも大きい。
また、かかる縦枠部50のかかる幅広の部位には、孔部51b,51dが形成されている。
縦枠部50は、前突荷重F1によって孔部51b,51dが潰れるように変形する、又は、孔部51b,51dにおいて折れ曲がるように変形することによって、前後幅が残り領域B1以下の残り領域B3まで小さくなるように変形する。
軸圧壊許容部10と同じ高さにおいて、縦枠部50の前後方向の幅と孔部51bの前後方向の幅との差は、軸圧壊許容部の残り領域B1の前後幅以下であることが望ましい。
<接地時>
車両が水平面と傾斜面との間の屈曲路面を走行する場合等には、車両のフロントバルクヘッド3が接地することがある。車両のフロントバルクヘッド3の接地時には、図5に示すように、フロントバルクヘッド3の下端部に後ろ斜め上向きの接地荷重F2が作用する。脆弱部70は、かかる接地荷重F2よって潰れるように圧壊する。また、接地荷重F2は、前記した前突荷重F1よりも小さいため、当該接地荷重F2によるナット付後フランジ部40の側壁部43の屈曲変形は抑えられる。したがって、接地荷重F2は、縦枠部50及び下側のナット付後フランジ部40の側壁部43を介してフロントサイドフレーム2へ伝達される。
本実施形態では、下側のナット付フランジ部40の側壁部43は、接地荷重F2を好適に伝達するために、上側のナット付フランジ部40の側壁部43よりも幅広に形成されている。
本発明の実施形態に係る車体前部構造1は、上下一対の後締結部A2,A2が上下一対の前締結部A1,A1と上下方向にオフセットする位置に配置されているので、正面からの前締結部A1及び後締結部A2の組付性を向上することができる。
また、車体前部構造1は、フロントバルクヘッド3の縦枠部50の少なくとも下部が閉断面構造を呈するので、車両が水平面と傾斜面との間の屈曲路面を走行してフロントバルクヘッド3の下端部が路面に接地する場合等の剛性を確保しつつ、縦枠部50の上部を開放断面構造として軽量化することができる。
また、車体前部構造1は、上下一対の後締結部A2,A2及び上下一対の前締結部A1,A1によってフロントバルクヘッド3とフロントサイドフレーム2とがボルト締結されているので、車両が水平面と傾斜面との間の屈曲路面を走行する場合にフロントバルクヘッド3の下端部が路面に接地しても、フロントバルクヘッド3が前方に倒れることを抑制することができる。
また、車体前部構造1は、上下一対の前締結部A1,A1と上下一対の後締結部A2,A2とが車幅方向にラップする位置に配置されているので、接地荷重F2によって縦枠部50にねじれが発生することを防止し、さらに、フロントバルクヘッド3が前方に倒れることをより好適に抑制することができる。
また、車体前部構造1は、縦枠部50が内壁部51、前壁部52及び後壁部53を備えるので、ラジエータ等の冷却機器の収納空間をフロントサイドフレーム2の前端部の車幅方向内方に構成することができる。
また、車体前部構造1は、縦枠部50のフロントサイドフレーム2よりも下方が閉断面構造を呈するので、軸圧壊許容部10の軸圧壊を阻害することなく、フロントバルクヘッド2が接地した際の接地荷重F2に対する剛性を向上することができる。
また、車体前部構造1は、前延長部55及び後延長部56を備えるので、接地荷重F2を縦枠部50の前壁部52及び後壁部53からフロントサイドフレーム2へ好適に伝達することができる。
また、車体前部構造1は、接地荷重F2によってフロントバルクヘッド3が前方に倒れる曲げモーメントを、下側のナット付ブラケット40の側壁部43が支持するので、フロントバルクヘッド3の前方への倒れを抑制するとともに、接地荷重F2を側壁部43を介してフロントサイドフレーム2に好適に伝達することができる。
また、車体前部構造1は、縦枠部50の外壁部54に形成されたビード部54aを備えるので、重量増加を抑制しつつ、フロントサイドフレーム2よりも下方の縦枠部50の剛性を向上することができる。
また、車体前部構造1は、脆弱部70を備えるので、接地初期に接地荷重F2によって脆弱部70が潰れるように圧壊することによって、フロントバルクヘッド3の前方への倒れを好適に抑制することができる。
また、車体前部構造1は、縦枠部50が本体部材50A及び蓋部材50Bによって構成されているので、コ字形状を呈する本体部材50Aがフロントバルクヘッド3の矩形枠形状の剛性を向上するとともに、蓋部材50Bが縦枠部50のフロントサイドフレーム3よりも下方の剛性をさらに向上し、フロントサイドフレーム3よりも上方には蓋部材50Bが設けられていないので軽量化を実現することができる。
また、車体前部構造1は、バンパビーム4をフロントバルクヘッド3の縦枠部50に予め組み付けた状態で前締結部A1に締結することができるので、組付性を向上することができる。
また、車体前部構造1は、フロントバルクヘッド3の縦枠部50に孔部51bが形成されているので、車両の前突時に縦枠部50が前突荷重F1によって前後方向に潰れるように変形し、フロントバルクヘッド3が軸圧壊許容部10の変形を阻害することがない。
また、車体前部構造1は、フロントバルクヘッド3が軸圧壊許容部10の車幅方向内側に設けられているので、車体の前後方向の小型化を実現することができる。
また、車体前部構造1は、縦枠部50の孔部51bの前後にビード部51aが形成されているので、接地荷重F2に対する剛性を向上するとともに、車両の前突時に縦枠部50が前突荷重F1によって前後方向に潰れるように変形し、フロントバルクヘッド3が軸圧壊許容部10の変形を阻害することがない。
また、車体前部構造1は、軸圧壊許容部10の前締結部A1と後締結部A2との間に脆弱部としての凹部10aが形成されているので、前突荷重F1によって軸圧壊許容部10が好適に軸圧壊することができる。
また、車体前部構造1は、ナット付後ブラケット部材40が側面視L字形状を呈するので、前突荷重F1によってナット付後ブラケット部材40が屈曲部において屈曲することによってフロントバルクヘッド3を後退させ、衝撃エネルギーを好適に吸収することができる。
また、車体前部構造1は、軸圧壊許容部10の軸圧壊後の残り領域B1よりも大きな領域B2において縦枠部50が孔部51b,51dを有するので、前突荷重F1によって縦枠部50を残り領域B1内まで変形させ、衝撃エネルギーを好適に吸収することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、前締結部A1及び後締結部A2は、フロントサイドフレーム2に対して上下の一方のみに設けられていてもよく、前締結部A1がフロントサイドフレーム2の上下の一方に設けられており、後締結部A2がフロントサイドフレーム2の上下の他方に設けられている構成であってもよい。また、前締結部A1,A1及び後締結部A2,A2のボルトB(すなわち、各孔部)は、上下方向に延びる一直線上に配置されていることが望ましい。
1 車体前部構造
2 フロントサイドフレーム
3 フロントバルクヘッド
4 バンパビーム
10 軸圧壊許容部
10a 凹部(脆弱部)
20 折曲変形許容部
30 フランジ部材
40 ナット付後ブラケット部材(後ブラケット部)
41 基部
42 取付部
43 側壁部
50 縦枠部
50A 本体部材
50B 蓋部材
51 内壁部
51a ビード部
51b 孔部
52 前壁部
53 後壁部
54 外壁部
54a ビード部
55 前延長部
56 後延長部
57 フランジ部
60 横枠部
70 脆弱部
80 固定部材
90 プレート
B ボルト
F1 前突荷重
F2 接地荷重
N ナット

Claims (8)

  1. 車両の前後方向に延設されるフロントサイドフレームと、
    前記フロントサイドフレームの前端部に取り付けられるフロントバルクヘッドの縦枠部と、
    を備える車体前部構造であって、
    前記縦枠部と前記フロントサイドフレームとが締結される前締結部と、
    前記前締結部よりも後方において、前記縦枠部と前記フロントサイドフレームとが締結される後締結部と、
    を備え、
    前記縦枠部は、少なくとも下部が閉断面構造を呈しており、
    前記前締結部と前記後締結部とは、上下方向にオフセットするように配置されている
    ことを特徴とする車体前部構造。
  2. 前記前締結部と前記後締結部とは、車幅方向にラップするように配置されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の車体前部構造。
  3. 前記縦枠部は、
    少なくとも、内壁部、前壁部及び後壁部を備えているとともに、
    前記フロントサイドフレームよりも下方においては、外壁部を備えて閉断面構造を呈しており、
    前記前壁部から車幅方向外方に延設されて前記前締結部の一部を構成する前延長部と、
    前記後壁部から車幅方向外方に延設されて前記後締結部の一部を構成する後延長部と、
    を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の車体前部構造。
  4. 前記前締結部は、
    前記前延長部と、
    前記フロントサイドフレームの前端部から上下方向のいずれかに延設されており、前記前延長部と締結される前フランジ部と、
    を備え、
    前記後締結部は、
    前記後延長部と、
    前記フロントサイドフレームの下壁部から下方に延設されており、前記後延長部と締結される後ブラケット部と、
    を備え、
    前記後ブラケット部は、前記下壁部に取り付けられる基部と、前記基部の前端部から下方に延設される取付部と、前記基部及び前記取付部から前記基部及び前記取付部間の屈曲部を跨いで前後方向に延設される側壁部と、を備える
    ことを特徴とする請求項3に記載の車体前部構造。
  5. 前記外壁部は、上下方向に延設されるビード形状を有する
    ことを特徴とする請求項3に記載の車体前部構造。
  6. 前記縦枠部の下端部に取り付けられた、当該縦枠部よりも脆弱な脆弱部を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の車体前部構造。
  7. 前記フロントバルクヘッドは、正面視で矩形枠形状を呈し、
    前記縦枠部は、
    内壁部、前壁部及び後壁部を構成して車幅方向外側に開口を有する本体部材と、
    前記フロントサイドフレームよりも下方において外壁部を構成する蓋部材と、
    を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の車体前部構造。
  8. 前記前締結部には、バンパビームが締結されており、
    前記バンパビームは、前記前締結部とは別の部位において前記縦枠部と固定されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の車体前部構造。
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