JP6235958B2 - 建材パネルとその製造方法 - Google Patents
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Description
そして、壁面に建材パネル100を取り付ける際、一次パネル105を壁面の柱や小柱にビス106で固定し、その上に所定寸法に切断した石膏ボード107を取り付けてビス108で固定している。その際、真空断熱材102の断熱性を損なわないために、ビス108やビス106は真空断熱材102を外れた樹脂枠104に打ち込んで真空断熱材102を傷つけないようにしている。
しかも、これらの建材パネルは杭張材や断熱材等の積層枚数が多く、製造に手間がかかる欠点があった。特に後者の建材パネル100では、一次パネル105の上に石膏ボード107を固定する際、現場で石膏ボードを所定寸法に加工しなければならず、切断時に粉塵が飛散する欠点があった。
本発明によれば、現場で表面材を必要寸法に合わせて加工することがなく、表面材と断熱層とで真空断熱材を挟み込んで包むように保持したので、簡単な構成で一体化できて製造が容易である。しかも、建材パネルは薄型で真空断熱材によって高い断熱性を得られるため、建物の壁面を撤去することなく、その内側に簡単かつ容易に取り付け可能である。なお、真空断熱材は断熱層よりも高い断熱性を有する部材である。
建材パネルの断熱層の側面にパッキンを固定させたから、隣り合う建材パネルのパッキン同士を圧縮させた状態で取り付けることができ、建材パネル同士の間隙を互いのパッキンで埋めて断熱性を確保して防露性を発揮できる。しかも、パッキンの側面にパッキンより摩擦抵抗の小さいフィルムを設けたために、取り付け時に建材パネル同士の位置調整を行う際、スムーズに摺動させて建材パネルの相対位置を調整できて作業が容易である。
断熱層で表面材の端面を覆うことで表面材の端面が露出しないので端面を保護できる。
パッキンを建材パネルの表面材の表面より引込めて段差を形成することで、パッキンが建材パネルから剥がれることを防止できると共に表面材に壁紙や化粧紙等を貼着する際、パテ等を充填させて平坦に被着させることができる。
パッキンが表面材の端面に重なることで表面材の端面から粉塵等が落下することを防止できる。
本発明によれば、表面材と断熱層とで真空断熱材を挟み込んで包むように保持したので、簡単に一体化できて組立が容易であり、工程数を少なくできる。
本発明によれば、建材パネルの被覆シートを接着剤と両面テープの少なくとも一方によって建物の壁面に張り付けることができるので、現場での作業時に釘打ち等が必要なく打設音がせず、しかも柱等を探す壁面の下地調査が不要であり、簡単に壁面に取り付けできる。また、現場で石膏ボード等の表面材を切断加工する必要がないので粉塵等の発生を防止できる。
図1乃至図5は本発明の実施形態による建材パネル1を示すものである。
本実施形態による建材パネル1は、新築の建物の部屋の断熱性を高くするために部屋の壁面の上に取り付け、または壁面として取り付けることができる。或いは、建材パネル1は、リフォーム等で、既存の部屋の断熱性を高くするために壁面に張り付けたりするものである。本実施形態は、リフォームに際し、図1に示す建物の部屋2の壁面3の上に薄板状の建材パネル1を張り付けて簡便に断熱性を向上させるようにしたものである。
建材パネル1は、例えば四角形板状に形成されており、室内側に位置する表面材として例えば石膏ボード5が配設され、石膏ボード5の屋外側の裏面には板状の真空断熱材6が載置されている。石膏ボード5は予め測定された室内の壁面3の寸法に応じて切断加工されて建材パネル1に一体形成されている。
そのため、石膏ボード5の各端面5bは外部に露出せず、硬質ウレタン樹脂層7の端部7aは石膏ボード5の室内側の表面5cと面一に形成されている。更に硬質ウレタン樹脂層7の石膏ボード5と反対側の面、即ち室外側の面には被覆シート8として例えばクラフト紙やビニールシート等が被着されている。
そして、パッキン9は室外側の一方の端面9bが被覆シート8と面一に取り付けられ、室内側の他方の端面9cは、硬質ウレタン樹脂層7の室内側の端部7aより若干落ち込んだ位置にあり段差が形成されている。
まず、図5(a)において、まず、四角形の四辺に沿って仮枠13を剥離シート12と共に設置し、仮枠13に接触させて、または若干の隙間を開けて、各仮枠13の内側に石膏ボード5を載置する。次に、図5(b)において、石膏ボード5の表面中央に周縁部5aを除いて真空断熱材6を載置し、更に図5(c)に示すように、仮枠13の上に被覆シート8を被覆して石膏ボード5と被覆シート8との間の空間を封止する。
なお、建材パネル1を取り付ける部屋2の壁面3にコンセントが設けられている場合、そしてコンセントが真空断熱材6に重なる場合には真空断熱材6を加工できないので、図2に示すように開口14の部分を予め硬質ウレタン樹脂層7で形成する。そして、壁面3に建材パネル1を取り付ける際に開口14のマーキングをした石膏ボード5と硬質ウレタン樹脂層7を現場で切除してコンセントの差込口を室内に露出させるようにすればよい。
リフォームの場合、図1において、部屋2の壁面3の縦横寸法を測定して建材パネル1の加工工場に寸法を連絡し、工場で製造する建材パネル1の縦横寸法を決定する。そして、製造された建材パネル1について、図3に示すように、建材パネル1の屋外側裏面に設けた被覆シート8の周縁部近傍に両面テープ15を接着すると共にその内側または外側に接着剤16を塗布する。
そして、予め測定した寸法に基づいて壁面3に複数の建材パネル1を隙間なく敷き詰めて張り合わせる。また、建材パネル1は隣り合うパッキン9同士を圧接することでパッキン9の室内側の端面9bに段差による凹部が形成されるが、この凹部に漆喰等のパテを充填して敷き詰めた複数の建材パネル1の表面全体に壁紙(図示せず)等を貼り付けることで平面状にきれいに壁紙を貼着することができる。
また、建材パネル1の各側面1aに断熱性のあるパッキン9と樹脂フィルム10を積層状態で被着させたから、壁面3に複数の建材パネル1を互いに当接させて接着する際、パッキン9同士を圧縮させて固定することで、建材パネル1同士の隙間も断熱させることができて防露性を向上できる。しかも、パッキン9の表面に摩擦抵抗の小さい樹脂フィルム10を設けたために、取り付け時に建材パネル1同士の位置調整を行う際、スムーズに摺動させて建材パネル1の相対位置を調整できて作業が容易である。
また、本実施形態による建材パネル1は薄型で高い断熱性を得られるため、部屋2の壁面3を撤去することなく、その内側に両面テープ15や接着剤16で固定できるので簡単かつ容易に取り付けることができる。
図6は本発明の変形例による建材パネル1Aを示すものであり、本変形例による建材パネル1Aは石膏ボード5が建材パネル1Aの端縁である側面1aまで延びており、石膏ボード5の表面上に真空断熱材6と硬質ウレタン樹脂層7とが設置されている。
また、表面材として石膏ボード5以外の合板等、適宜の材料を用いることができる。断熱層も硬質ウレタン樹脂層7以外に適宜の断熱材を用いることができる。
また、上述した実施形態では、硬質ウレタン樹脂層7の端部7aを石膏ボード5の室内側の表面5cと面一に形成したが、硬質ウレタン樹脂層7の端部7aを石膏ボード5の表面5cより引っ込ませて段差を形成してもよい。内装クロスが硬質ウレタン樹脂層7と接着し難い場合があるので、その場合には、端部7aの表面にパテを塗布することで内装クロスと接着させることができる。
また、上述の実施形態では、リフォームに際し建材パネル1、1Aを部屋の壁面3に取り付けるようにしたが、これに代えて建物の新築時や壁面3を除去したリフォーム時等に際し、壁面として建材パネル1,1Aを取り付けるようにしてもよい。この場合、建材パネル1,1Aは壁面を1枚で形成して釘打ち等で柱や小柱や梁に固定したり、接着剤や両面テープ等で裏面を柱や梁、小柱等に取り付けることができる。
3 壁面
5 石膏ボード
6 真空断熱材
7 硬質ウレタン樹脂層
8 被覆シート
9 パッキン
10 樹脂フィルム
15 両面テープ
16 接着剤
Claims (5)
- 表面材と、
該表面材に設置した真空断熱材と、
前記真空断熱材を覆って前記表面材の周縁部に取り付けた断熱層と、
該断熱層の前記真空断熱材と反対側の面に被着した被覆シートと、
前記断熱層の側面に被着した弾性を備えた断熱性のパッキンと、
前記パッキンの前記断熱層と反対側の側面に設けたフィルムと、
を備えたことを特徴とする建材パネル。 - 前記断熱層は表面材の端面を覆っている請求項1に記載された建材パネル。
- 表面材と、
該表面材に設置した真空断熱材と、
前記真空断熱材を覆って前記表面材の周縁部に取り付けた断熱層と、
該断熱層の前記真空断熱材と反対側の面に被着した被覆シートと、
前記断熱層の側面に被着した弾性を備えた断熱性のパッキンと、を備え、
前記パッキンの端面は前記表面材の表面より引込められていることを特徴とする建材パネル。 - 表面材と、
該表面材に設置した真空断熱材と、
前記真空断熱材を覆って前記表面材の周縁部に取り付けた断熱層と、
該断熱層の前記真空断熱材と反対側の面に被着した被覆シートと、
前記断熱層の側面に被着した弾性を備えた断熱性のパッキンと、を備え、
前記パッキンは前記表面材の端面に重なっていることを特徴とする建材パネル。 - 表面材の端面または端面近傍に仮枠を配設する工程と、
前記表面材の一方の面に真空断熱材を載置する工程と、
前記真空断熱材を覆うように前記仮枠上に被覆シートを載置する工程と、
前記表面材及び前記被覆シートの間の空間に前記真空断熱材を覆うように断熱材を形成する工程とを備えたことを特徴とする建材パネルの製造方法。
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