JP6233367B2 - 電子時計 - Google Patents
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Description
このような電子機器として、例えば、腕時計のように、使用者と共に移動する機器を想定した場合、電子機器が屋内や地下街等の衛星信号を受信できない環境に移動していることが考えられる。
このような場合、長期間、受信処理が行われないので、衛星信号を受信して得られる時刻情報で内部時刻を修正することができず、時刻精度が低下するおそれがある。このため、衛星信号の受信処理を確実に実行できるものが求められていた。
ここで、過去の受信処理としては、時刻受信制御部による受信時刻での受信処理が含まれるが、光を検出して受信処理を行う機能も備える場合には、この光受信処理を含めてもよい。さらに、ユーザーのボタン操作などで実施される強制受信処理も含めてもよい。
衛星信号受信装置のユーザーの生活パターンはほぼ同じである。特に、通勤・通学者の平日の行動パターンはほぼ一定であり、過去に受信に成功した時刻には、衛星信号の受信に適した環境に衛星信号受信装置が配置されている可能性が高い。
従って、過去に受信に成功した時刻を受信時刻に設定すれば、受信実績に関係なく受信時刻を固定している場合に比べて、受信成功確率を向上できる。
特に、光受信処理で受信に成功した時刻を受信時刻に設定すれば、ユーザーの生活パターンにおいて、受信に適した屋外に移動している時間帯である可能性が高いので、受信に成功する確率を向上できる。
また、時刻受信処理で受信に成功した時刻を受信時刻に設定した場合も、ユーザーの生活パターンにおいて、受信に適した屋外に移動している時間である可能性が高いので、受信に成功する確率を向上できる。
さらに、強制受信処理で受信に成功した時刻を受信時刻に設定した場合も、ユーザーが屋外の受信に適した環境に移動していることを認識して受信処理を行っている可能性が高く、生活パターンが同じであれば、同じ時間に受信に適した屋外に移動している可能性が高いので、受信に成功する確率を向上できる。
これに対し、本発明では、3種類の受信処理を実施でき、いずれかで受信に成功すれば受信時刻を設定できるので、利便性を高めることができる。
このように最新の受信成功時刻から受信時刻に設定すれば、ユーザーの行動パターンが変化した場合でも、新しい行動パターンにおいて屋外に移動している時間を受信時刻に設定しやすくなり、受信に成功する確率も向上できる。
すなわち、ユーザーが通常と異なる行動パターンの際に強制受信処理を行うことも考えられるため、強制受信成功時刻のみで受信時刻を設定すると、受信成功確率が低下する可能性もある。
一方、ユーザーが屋外にいることが多い時間に意識的に強制受信処理を行った場合には、光受信処理や時刻受信処理の受信成功時間に受信に失敗しても、強制受信成功時刻に受信に成功する確率が高まる場合もある。
従って、受信時刻を、光受信処理や時刻受信処理での成功時刻と、強制受信処理での成功時刻とで切り替えて設定することで、受信成功確率を高めることができる。
すなわち、一定時間とは、例えば、5分、10分、30分、1時間などであり、適宜設定すればよい。例えば、通勤のために自宅を出る時刻が7時0分であり、その時刻に合わせて受信時刻が設定されていた場合に、自宅を出る時間が10分遅れた場合、受信時刻である7時0分には衛星信号受信装置が屋内にあって受信に失敗することがある。このような場合に、翌日の受信時刻を30分ずらした7時30分に設定すれば、翌日の受信に成功する確率を高めることができる。
以下、この発明の好適な実施の形態の一つである第1実施形態を、添付図面等を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る衛星信号受信装置を備える電子機器である電子時計1の平面図であり、図2は電子時計1の概略断面図である。図1から明らかなように、電子時計1は、使用者の手首に装着される腕時計であり、文字板11および指針12を備え、時刻を計時して表面に表示する。文字板11の大部分は、光および1.5GHz帯のマイクロ波が透過し易い非金属の材料(例えば、プラスチックまたはガラス)で形成されている。指針12は、文字板11の表面側に設けられている。また、指針12は、回転軸13を中心に回転移動する秒針121、分針122および時針123を含み、歯車を介してステップモーターで駆動される。
なお、これらの秒針121による指示は受信中も行われる。すなわち、測時モードで受信中は秒針121が「Time」の位置(5秒位置)に移動し、測位モードで受信中は秒針121が「Fix」の位置(10秒位置)に移動する。また、GPS衛星が捕捉できない場合は秒針121が「N」の位置(20秒位置)に移動する。
従って、本発明の受信部は、GPSアンテナ23およびGPS受信回路30を備えて構成されている。
例えば、過充電により電池特性が劣化する状態にならないよう、二次電池24の電池電圧が所定値以上となる場合には、充電制御用スイッチ42をオフする。
受信時刻設定部71は、自動的に受信する受信時刻を設定する。
時刻受信制御部72は、受信時刻設定部71で設定した受信時刻に内部時刻が達した際に、GPS受信回路30を作動して受信処理を実行する。時刻受信制御部72による受信処理が本発明における時刻受信処理である。以下、時刻受信処理を時刻自動受信処理と表現する。
光受信制御部73は、電圧検出回路44で検出した開放電圧(照度)が所定の閾値以上の場合に、GPS受信回路30を作動して受信処理を実行する。光受信制御部73による受信処理が本発明における光受信処理である。以下、光受信処理を光自動受信処理と表現する。
なお、時刻受信制御部72および光受信制御部73による自動的な受信処理(時刻自動受信処理、光自動受信処理)は1日に1回のみ実施するように制御されている。
強制受信制御部74は、ユーザーがボタン15を押して強制受信操作を行った場合に、GPS受信回路30を作動して受信処理(強制受信処理)を実行する。
次に、第1実施形態における受信制御処理に関し、図5,6のフローチャートを参照して説明する。
制御回路40の受信制御部70は、時計部50で計時している内部時刻が午前0時0分0秒になると、図5の受信制御処理を開始する。
そして、S1でYesと判定された場合、受信制御部70は、受信時刻設定部71によって受信時刻設定処理を実施する(S2)。
受信成功時刻の記録がない場合には受信時刻も設定されていないため、時刻受信制御部72による時刻自動受信処理は実行されない。すなわち、光受信制御部73または強制受信制御部74による受信処理が行われて受信に成功するまでは、時刻自動受信処理は実行されない。以下に、これらの処理を説明する。
S3でNoと判定され、受信制御処理を開始してから1日が経過していない場合、受信制御部70は、ボタン15による強制受信操作があるか否かを判定する(S5)。
S5でYesと判定されると、受信制御部70の強制受信制御部74は、GPS受信回路30を作動して強制受信処理を実施する(S6)。
強制受信制御部74は、強制受信処理で受信に成功したか否かを判定する(S7)。ここで、受信に成功した場合は、受信時刻設定部71は、強制受信に成功した時刻で記憶部60に記憶される強制受信成功時刻を更新する(S8)。
さらに、制御回路40は、GPS受信回路30から取得した時刻情報により時計部50で計時している内部時刻を修正する(S9)。これにより指針12で表示される時刻が正しい時刻に修正される。
一方、S5でNoと判定された場合、受信制御部70は、電圧検出回路44の検出値(開放電圧)つまり照度が所定の閾値を超えたか否かを判定する(S11)。
S11でYesと判定された場合、受信制御部70の光受信制御部73は、GPS受信回路30を作動して光自動受信処理を実施する(S12)。
さらに、制御回路40は、GPS受信回路30から取得した時刻情報により時計部50で計時している内部時刻を修正する(S15)。これにより指針12で表示される時刻が正しい時刻に修正される。
S11でNoと判定された場合、受信制御部70は、受信時刻設定処理S2で設定された受信時刻が存在するかを判定する(S16)。ここで、システムリセット後で、強制受信処理や光自動受信処理による受信成功時刻が記録されていない場合には、受信時刻設定処理S2の処理も行われないため、S16でNoと判定される。このため、時刻自動受信処理は実行されずに、S3、S5,S11の判定処理が繰り返される。
一方、S17でYesと判定された場合、受信制御部70の時刻受信制御部72は、GPS受信回路30を作動して時刻自動受信処理を実施する(S18)。
さらに、制御回路40は、GPS受信回路30から取得した時刻情報により時計部50で計時している内部時刻を修正する(S15)。これにより指針12で表示される時刻が正しい時刻に修正される。
また、受信に成功した場合、成功した時刻で強制受信成功時刻や自動受信成功時刻を更新する。なお、受信に成功した時刻とは、通常は、受信成功処理の開始時刻であるが、受信成功処理の終了時刻でもよいし、受信成功処理の処理中の時刻でもよい。
次に、受信時刻設定処理S2に関し、図6を参照して説明する。
受信制御部70は、S1で受信成功時刻が記録されている場合、受信時刻設定部71を作動してS2の受信時刻設定処理を実行する。
受信時刻設定部71は、前回の光自動受信処理、または、時刻自動処理は受信に成功したかを判定する(S21)。すなわち、時刻受信制御部72、光受信制御部73、強制受信制御部74は、それぞれの受信処理において受信に成功したか否かの履歴を記憶部60に記憶しており、受信時刻設定部71はこの受信履歴を確認して判定する。
そして、S22でNoと判定された場合、つまり直前の受信成功処理が光自動受信処理または時刻自動受信処理であった場合、自動受信成功時刻を受信時刻に設定する(S23)。
一方、S22でYesと判定された場合、つまり直前の受信成功処理が強制受信処理であった場合、強制受信成功時刻を受信時刻に設定する(S24)。
従って、いずれの場合も直近の受信成功時刻が受信時刻として設定されることになる。
そこで、S25でYesと判定された場合、受信時刻設定部71は、強制受信成功時刻の記録があるかを判定する(S26)。S26でYesと判定された場合、受信時刻設定部71は、強制受信成功時刻を受信時刻に設定する(S24)。
すなわち、受信時刻に自動受信成功時刻を設定した際の時刻自動受信処理に失敗しているので(S21でNo)、新たに受信時刻を強制受信成功時刻で更新することで、別の時間に時刻自動受信処理を実行できるように設定する。
そして、S27でYesと判定された場合は、受信時刻設定部71は、自動受信成功時刻を受信時刻に設定する(S23)。
また、S27でNoと判定された場合は、受信時刻設定部71は、強制受信成功時刻を受信時刻に設定する(S24)。
S2で受信時刻が設定されると、図5のS16でYesと判定されるので、午前0時に受信制御を開始した後、強制受信処理や光自動受信処理が実行されることなく、設定した受信時刻に達した場合には、時刻自動受信処理が実行されることになる。
このような第1実施形態によれば、システムリセット後に、強制受信処理か光自動受信処理で受信に成功すると、受信時刻設定部71は、その受信成功時刻を受信時刻に設定し、時刻受信制御部72は設定された受信時刻に受信処理を実行する。このため、電子時計1が洋服で隠れており、ユーザーが屋外に移動しても光受信制御部73が作動しない場合でも、時刻受信制御部72により1日に1回は受信処理を確実に実行できる。従って、長期間、衛星信号を受信できず、表示時刻の精度が低下することを防止できる。
次に、本発明の第2実施形態を図7,8に基づいて説明する。
なお、第2実施形態は、受信制御処理の内容は第1実施形態と相違するが、電子時計1の構造および制御回路での衛星信号の受信処理は、前記第1実施形態と同様であるから、その詳細な説明は省略または簡略化する。
また、図7,8のフローチャートにおいて、前記第1実施形態の図5,6のフローチャートと同一または同様の処理については同じ符号を付して説明を省略する。
受信制御部70は、S31でYesと判定した場合、その日の受信制御処理を終了する(S32)。
また、S33で受信時刻が設定された後や、S1でNoと判定された場合の処理S3〜S18は第1実施形態と同じであるため、説明を省略する。
次に、第2実施形態における受信時刻設定処理S33を図8に基づいて説明する。この図8においても、図6に示す第1実施形態の受信時刻設定処理S2と同じ処理には同じ符号を付して説明を簡略する。
受信時刻設定部71は、前日および一昨日に受信を休止しており、本日が受信開始日であれば、S34でYesと判定する。この場合、受信時刻設定部71は、自動受信成功時刻の記録があるかを確認し(S27)、記録があれば自動受信成功時刻を受信時刻に設定する(S23)。
一方、S27でNoと判定された場合、自動受信成功時刻の記録がないため、受信時刻設定部71は、強制受信成功時刻を受信時刻に設定する(S24)。
また、S26でNoと判定された場合、受信時刻設定部71は、自動受信成功時刻を受信時刻に設定する(S23)。
S33で受信時刻が設定されると、図7のS16でYesと判定されるので、午前0時に受信制御を開始した後、強制受信処理や光自動受信処理が実行されることなく、設定した受信時刻に達した場合には、時刻自動受信処理が実行されることになる。
このような第2実施形態においても、前記第1実施形態と同じ作用効果を奏することができる。
さらに、第2実施形態では、受信成功後に2日間受信を休止しているので、受信処理の頻度を少なくでき、省電力化を実現できる。なお、時計部50における内部時計の精度は、クオーツ時計と同じ精度であるため、数日間受信できなくても、時刻表示の精度は実用上問題が無いレベルに維持できる。
次に、本発明の第3実施形態を図9に基づいて説明する。
なお、第3実施形態は、時刻自動受信処理S18の受信失敗時の処理が前記第1実施形態と相違する。それ以外の処理は前記第1実施形態と同様であるから、その詳細な説明は省略または簡略化する。そのため、図9のフローチャートにおいて、前記第1実施形態の図5のフローチャートと同一または同様の処理については同じ符号を付している。
そして、時刻自動受信処理S18が行われた後、時刻受信制御部72は受信に成功したかを判定する(S41)。
S41で受信に成功したと判定された場合は、第1実施形態と同じく自動受信成功時刻を更新し(S14)、内部時刻を修正する(S15)。
このため、次に受信時刻設定処理S2において、自動受信成功時刻によって受信時刻が設定される場合には、今回の受信失敗した時刻から10分後の時刻が設定されることになる。
なお、この加算時刻は、+10分に限らず、+30分や、−20分、−40分などでもよい。さらに、加算時刻として、複数の時刻を用意しておき、S41で受信に失敗した度に、加算時刻を変更してもよい。
このような第3実施形態においても、前記第1実施形態と同じ作用効果を奏することができる。
さらに、時刻自動受信処理で受信に失敗した場合に、自動受信成功時刻に所定の時間を加算して自動受信成功時刻を更新しているので、次の受信時刻はこの時間が加算された時刻に設定できる。従って、受信実績がある時刻に近い時間帯で時刻自動受信処理を実行できるので、例えば、自宅から外出する時間が多少ずれた場合でも、受信に成功できる確率を向上できる。
次に、本発明の第4実施形態を図10、11に基づいて説明する。
第4実施形態は、主に強制受信成功時刻で設定された受信時刻での時刻自動受信処理に失敗した場合に、強制受信失敗回数をカウントし、そのカウント値が規定値を超えた場合には強制受信成功時刻による時刻自動受信処理を中止する点が前記第1実施形態と相違する。それ以外の処理は前記第1実施形態と同様であるから、その詳細な説明は省略または簡略化する。そのため、図10、11のフローチャートにおいて、前記第1実施形態の図5、6のフローチャートと同一または同様の処理については同じ符号を付している。
そして、時刻自動受信処理S18が行われた後、時刻受信制御部72は受信に成功したかを判定する(S41)。
S41で受信に成功したと判定された場合は、第1実施形態と同じく自動受信成功時刻を更新し(S14)、内部時刻を修正する(S15)。
S51でYesと判定された場合のみ、受信制御部70は強制受信失敗回数に1を加算して記憶部60に記憶する(S52)。
また、強制受信処理S6が行われて受信に成功した場合(S7でYes)、第1実施形態と同じくS8,S9の処理を行い、さらに、受信制御部70は、記憶部60に記憶された強制受信失敗回数を「0」にリセットする(S53)。
一方、S1でYesと判定された場合に実施される受信時刻設定処理S54を、図11に参照して説明する。
受信時刻設定処理S54は、第1実施形態の受信時刻設定処理S2と同じくS21〜S27の処理を行う。さらに、S26でYesと判定された場合に、受信時刻設定部71は、記憶部60に記憶された強制受信失敗回数が予め設定された規定値を超えているかを判定する(S55)。この規定値は適宜設定されるが例えば「3」等に設定すればよい。
これに対し、第4実施形態では、S26でYesの場合も、強制受信失敗回数が規定値よりも大きく、かつ、自動受信成功時刻の記録があれば、自動受信成功時刻を受信時刻に設定し(S23)、強制受信成功時刻による時刻自動受信処理を、再度強制受信処理で受信に成功してS53で強制受信失敗回数がリセットされるまで、中止している。
ただし、この場合も自動受信成功時刻の記録がなく、強制受信成功時刻の記録のみがある場合には、強制受信成功時刻を受信時刻に設定している(S24)。
このような第4実施形態においても、前記第1実施形態と同じ作用効果を奏することができる。
さらに、第4実施形態では、強制受信成功時刻での受信処理に規定数より多く失敗した場合、自動受信成功時刻の記録があれば、強制受信成功時刻での受信処理を中止している。このため、ユーザーの行動パターンにおいて、強制受信成功時刻に屋外に移動していることがない場合に、無駄な受信処理を継続することがなく、省電力化を図ることができる。
また、強制受信処理に再度成功すれば、強制受信成功時刻での受信処理を再開できるので、ユーザーが屋外に移動している時間に強制受信処理を行うだけで、受信処理の中止を容易に解除できる。
なお、本発明は前記実施形態の構成に限定されず、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
なお、一定時間間隔は24時間に限らず、設定したい受信頻度に応じて設定すればよい。この場合、受信時刻設定部71は、電池電圧を検出し、電池電圧に応じて一定時間間隔を変更しても良い。例えば、電池電圧が所定値以上と高い場合は24時間に設定し、電池電圧が低下したら一定時間間隔を36時間、48時間などと長く設定すればよい。
このように光受信制御部73を優先させていれば、屋外に移動した場合に受信する可能性を高めることができ、受信成功確率を向上できる。
受信に連続して失敗した時刻は、ユーザーの行動パターンにおいて受信に適さない時刻であると推定でき、この時刻を外すことで無駄な受信処理を無くすことができる。
Claims (8)
- 信号を受信する受信部と、
内部時刻を計時する計時部と、
ソーラーセルと、
前記ソーラーセルに入射する光の照度を検出する電圧検出回路と、
前記電圧検出回路で検出された照度が設定された閾値以上であるかを判定する処理と、前記電圧検出回路で検出された照度が設定された閾値以上である場合に前記受信部を作動する処理と、を含む光受信処理を行う光受信制御部を有する受信制御部と、を有し、
前記受信制御部は、前記内部時刻が毎日所定の時刻になると、受信休止日であるかを判定し、
前記光受信制御部は、前記受信休止日ではないと判定された場合、前記光受信処理を実行し、前記受信休止日と判定された場合、前記受信休止日と判定された日は前記光受信処理を行わない
ことを特徴とする電子時計。 - 請求項1に記載の電子時計において、
前記受信制御部は、
前記計時部で計時する時刻が受信時刻になったかを判定する処理と、前記計時部で計時する時刻が前記受信時刻になった場合に前記受信部を作動する処理と、を含む時刻受信処理を行う時刻受信制御部を有し、
前記時刻受信制御部は、前記受信休止日と判定された場合、前記受信休止日と判定された日は前記時刻受信処理を行わない
ことを特徴とする電子時計。 - 請求項1または請求項2に記載の電子時計において、
受信履歴を記憶する記憶部を有し、
前記受信制御部は、前記受信履歴に基づいて、前記受信休止日であるかを判定する
ことを特徴とする電子時計。 - 請求項3に記載の電子時計において、
前記受信履歴は、受信が成功したことの情報を含む
ことを特徴とする電子時計。 - 請求項1または請求項2に記載の電子時計において、
前記受信制御部は、前日に受信が成功した場合、前記受信休止日であると判定する
ことを特徴とする電子時計。 - 請求項1または請求項2に記載の電子時計において、
前記受信制御部は、一昨日に受信が成功した場合、前記受信休止日であると判定する
ことを特徴とする電子時計。 - 請求項1から請求項6のいずれかに記載の電子時計において、
前記所定の時刻は、午前0時である
ことを特徴とする電子時計。 - 請求項1から請求項7のいずれかに記載の電子時計において、
前記信号は、時刻情報を含む衛星信号である
ことを特徴とする電子時計。
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