本発明は、以下の明細書において述べられた、または以下の図面において描かれたコンポーネントの詳細な構成および配置の適用に制限されるものではない。本発明は、他の実施例が可能であり、様々な方法において実施され実行されるものが可能である。ここに使用される語法および用語は、本明細書のためのものであり、制限されるべきではない。例えば、ここにおける「含む」、「備える」、または「有する」文言の使用およびその変化は、その後リストされたアイテム、および追加のアイテムと同様にその等価物も包含することを意味する。
本発明の実施例は、商用、家庭用および/または産業用の製氷機、冷蔵庫および/または冷凍庫を含む冷却装置をコントロールし、維持し、修理するために新規およびユニークな手段を提供する。ポータブル電子デバイスは、冷却装置にデータを送信するために、および冷却装置からデータを受信するために、冷却装置に接続することができる。本発明の実施例は、製氷機、冷蔵庫および/または冷凍庫と相互連絡するために、ユーザーがポータブル電子デバイスを使用することを可能にする。相互連絡は、限定されるものではないが、動作パラメータをコントロールすること、インストールすること、診断すること、セッティングすること、および/または改良すること、そしてサービス、清掃(クリーニング)などのために行われることを含む。本発明の実施例は、さらにポータブル電子デバイスの使用がリマインダ、および/または管理目的に関する警報をもたらし受け取ることを可能にし、そしてポータブル電子デバイスが接続される冷却装置に関するドキュメントの表示、保証の登録手続き、保証情報の表示、冷却装置の動作履歴の表示、およびメーカー、ディーラー、サービスなどと連絡をとることを可能とする。従って、本発明の実施例は、それぞれの冷却装置へのユーザ・インターフェースの費用がかかる高価な追加を確実に回避している。
当業者によって評価されるように、本発明の実施例は、システム、方法、コンピュータ・プログラムプロダクトあるいはその任意の組合せとして具体化される。従って、本発明は、全体のハードウェアの実施例、全体のソフトウェアの実施例(ファームウェア、レジデントソフトウェア、マイクロコードなどを含む)の形式をとってもよいし、あるいは、ここに「回路」、「モジュール」、または「システム」として一般的に参照されるソフトウェアおよびハードウェアの態様を結合する実施例の形式を含んでもよい。更に、本発明は、媒体の中に組み込まれたコンピュータ使用可能なプログラムコードを有するいかなる実際の媒体に組み込まれたコンピュータプログラム製品の形式をとってもよい。
本発明は、プログラムモジュールのような、コンピューターによって実行されるコンピューター実行可能命令の一般的状況において述べられている。一般的に、プログラムモジュールは、ルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造などを含んでおり、それらは、特別のタスクを実行し、または特別のアブストラクトデータ形式を実装する。また、本発明は、通信網を介して繋がっている遠隔処理装置によりタスクが実行される分散コンピューティング環境において実行されてもよい。分散コンピューティング環境では、プログラムモジュールは、メモリ記憶装置を含むローカルおよび遠隔コンピュータ記憶媒体の両方に位置してもよい。
一つ以上のコンピュータ使用可能な媒体、あるいはコンピュータ読み取り可能な媒体の如何なる組合せも利用可能である。例えば、コンピュータ使用可能な媒体、またはコンピュータ読み取り可能な媒体は、限定されるものではないが、例えば、電子、磁気、光学、電磁気、赤外線、即ち半導体のシステム、機器、装置、または伝達媒体である。コンピュータ読み取り可能な媒体の更に特別な例として(包括的でないリスト)は、下記のものを含む:1本以上のワイヤーを有する電気接続、ポータブル・コンピューター・ディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラム可能読み取り専用メモリ(EPROMまたはフラッシュ・メモリー)、光ファイバー、ポータブルのコンパクト・ディスク読み出し専用メモリー(CDROM)、光学的記憶装置、インターネットまたはイントラネットをサポートするような伝送メディア、または磁気記憶装置である。媒体使用可能コンピューター使用可能媒体、またはコンピュータ読み取り可能媒体は、電子的にプログラムを捕らえることができるので、プログラムが印刷されている紙または別の適切な媒体でもよく、例えば、紙あるいは他の媒体の光学的に走査されて、その後、コンパイルされ、解釈され、または必要ならば、適切な別の方法で処理されるので、紙または別の適切な媒体でもよい。このドキュメントのコンテキストにおいて、コンピューター使用可能な媒体またはコンピューター読み取り可能な媒体は、命令実行のシステム、機器、または装置により使用される、あるいは関連するプログラムを含んでいるか記憶することができるあらゆる媒体である。
本発明の実行オペレーションのためのコンピュータープログラム・コードは、限定されないけれど、例えばJava(登録商標)、Smalltalk、C++、C#などのようなオブジェクト指向プログラミング言語、例えば「C」プログラミング言語のような従来の手続き的なプログラミング言語、あるいは同様のプログラミング言語を含む、1つ以上のプログラミング言語の任意の組合せの中で書かれてもよい。プログラムコードは、全体的にポータブル電子デバイス上において、部分的にはポータブル電子デバイスまたはスタンドアロン型パッケージソフトとしての冷却装置において、部分的なポータブル電子デバイスおよび部分的な遠隔コンピュータにおいて、または全体的に遠隔コンピュータまたはサーバーにおいて実行されてもよい。後のシナリオにおいては、遠隔コンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN)または広域ネットワーク(WAN)を含む任意の形式のネットワークを通ってポータブル電子デバイスに接続されてもよいし、または、接続が、外部コンピュータ(例えば、インターネット・サービス・プロバイダーを利用するインターネットを通して)になされてもよい。
図1A−1Cにおいて描かれているように、ポータブル電子デバイス100は、ポータブル電子デバイス100が冷却装置1000と相互連絡する、および/または冷却装置1000を制御することができるように、限定されるものではないが、製氷機10、冷蔵庫200および冷凍庫204を含む様々な冷却装置1000に接続してもよい。様々な実施例においては、ポータブル電子デバイス100は、スマートフォン、タブレットコンピュータ、ポータブル音楽プレーヤー(例えば、mp3プレーヤー)、ポータブルゲーム機、コンピューター、および/または製氷機10、冷蔵庫200および/または冷凍庫204をコントロールするのに適している如何なる形式のポータブル電子デバイスを含んでいる。製氷機10、冷蔵庫200および冷凍庫204は、家庭用、商用、または産業用の冷却装置1000であってもよい。ポータブル電子デバイス100は、製氷機10、冷蔵庫200および/または冷凍庫204に接続することができ、通信することができるトランシーバー106を含んでもよい。ポータブル電子デバイス100は、このため製氷機10、冷蔵庫200および/または冷凍庫204とデータを送受信することができる。従って、ポータブル電子デバイス100は、製氷機10、冷蔵庫200および/または冷凍庫204におけるデータにアクセス、読み取りおよび/または書き込みできる。ポータブル電子デバイス100のこれらおよび他のコンポーネントは、図2に関して、この明細書の他の部分においてより詳細に記載される。製氷機10は、冷却システム11、水システム50およびトランシーバー88を有するコントローラー80を含んでもよい。製氷機10のコンポーネントは、図3Aに関して、この明細書の他の部分においてより詳細に記載される。冷蔵庫200は、冷却システム201およびトランシーバー88を有するコントローラー80を含んでもよい。冷蔵庫200のこれらおよび他のコンポーネントは、図3Bに関して、この明細書の他の部分においてより詳細に記載される。冷凍庫204は、冷却システム201およびトランシーバー88を有するコントローラー80を含んでもよい。冷凍庫204のこれらおよび他のコンポーネントは、図3Cに関して、この明細書の他の部分においてより詳細に記載される。
図1A、1Bおよび1Cにおいて示されているように、様々な実施例においては、ポータブル電子デバイス100が、限定されるものではないが、Bluetooth(登録商標)、近距離無線通信(NFC)、Wi−Fi、または他の無線通信プロトコルを含む様々な方法で冷却装置1000に接近した場合、ポータブル電子デバイス100は、リンク124を介して、冷却装置1000(例えば、製氷機10、冷蔵庫200および/または冷凍庫204)と直接的に通信してもよい。図1Aに示されているように、特定の実施例では、冷却装置1000は製氷機10でもよい。図1Bに示されているように、特定の実施例では、冷却装置1000は冷蔵庫200でもよい。図1Cに示されているように、特定の実施例では、冷却装置1000は冷凍庫204でもよい。
他の実施例においては、ポータブル電子デバイス100は、冷却装置1000(例えば、製氷機10、冷蔵庫200および/または冷凍庫204)と間接的に通信するかもしれない。従って、特定の実施例では、例えば、ポータブル電子デバイス100および冷却装置1000(例えば、製氷機10、冷蔵庫200および/または冷凍庫204)は、リンク126、128を介して、無線アクセス・ポイント130にそれぞれ接続してもよい。無線アクセス・ポイント130は、Bluetooth(登録商標)、Wi−Fiまたは他の無線通信プロトコルを使用して通信してもよい。さらにポータブル電子デバイス100および冷却装置1000(例えば、製氷機10、冷蔵庫200および/または冷凍庫204)は、無線アクセス・ポイント130を介して、1つ以上のネットワーク140にアクセスしてもよい。ネットワーク140は、限定されるものではないが、LAN、WAN、インターネット、または任意の形式、および/または当分野において既知のネットワークの構成を含んでもよい。
1つ以上のサーバー、コンピューターあるいは当分野において既知の他のネットワークコンポーネントが、ネットワーク140に接続されてもよいし、ポータブル電子デバイス100および/または冷却装置1000によってアクセスされてもよい。特定の実施例においては、例えば、ポータブル電子デバイス100メーカー、および/またはポータブル電子デバイス100オペレーティングシステム114(図2参照)開発者のコンピューターまたはサーバー142が、ネットワーク140に接続されてもよい。他の実施例では、例えば、冷却装置1000のオーナーのコンピューターまたはサーバー144は、追加的にまたは代替的にネットワーク140に接続されてもよい。また、他の実施例においては、例えば、冷却装置1000のメーカーのコンピューターまたはサーバー146は、追加的にまたは代替的にネットワーク140に接続されてもよい。また、他の実施例においては、限定されるものではないが、例えば、冷却装置1000のサービス提供者、冷却装置1000のディーラーなどを含む第三者のコンピューターまたはサーバー148が、追加的にまたは代替的にネットワーク140に接続されてもよい。従って、ポータブル電子デバイス100および/または冷却装置1000は、1つ以上のコンピューターあるいはサーバー142、144、146、148、あるいはネットワーク140に接続した他のネットワークコンポーネント(図示せず)の1つ以上にデータを送信し(例えば、アップロード)、および/またはそれらの1つ以上からデータを受信する(例えば、ダウンロード)ことができる。
ここで図2を参照すると、ポータブル電子デバイス100の一実施例のブロックダイヤグラムが記述されている。ポータブル電子デバイス100は、プロセッサ104、トランシーバー106、ユーザ・インターフェース108、メモリ110、および/または入出力(I/O)コンポーネント122を含んでもよい。バス102は、プロセッサ104、トランシーバー106、ユーザ・インターフェース108、メモリ110および/またはI/Oコンポーネント122の間のデータ通信を提供してもよい。プロセッサ104は、ポータブル電子デバイス100のオペレーションをコントロールしてもよいし、バス102を介してトランシーバー106、ユーザ・インターフェース108、メモリ110および/または入出力コンポーネント122と相互連絡するようにしてもよい。プロセッサ104は、例えば市販のマイクロプロセッサー、特定用途向けIC(ASIC)あるいはASICの組合せでもよく、それらは、1つ以上の特定の機能を達成し、あるいは1つ以上の特定の装置またはアプリケーションを可能にするように設計されている。従って、プロセッサ104は、限定されるものではないが、例えば、スマートフォン、タブレット、コンピューターなどを含むポータブル電子デバイスにおいて典型的に使用されているいずれの形式のプロセッサを含んでもよい。特定の実施例においては、プロセッサ104は1つ以上のマイクロプロセッサーおよび/または1つ以上のコプロセッサを有している。
トランシーバー106は、ポータブル電子デバイス100と冷却装置1000との間の無線通信接続またはリンクを提供することができるトランシーバモジュールの集団を含んでいる。特定の実施例において、例えば、トランシーバー106は、リンク124により示されているように、製氷機10、冷蔵庫200および/または冷凍庫204との無線通信接続をポータブル電子デバイス100が確立することを可能とする(図1A−1C参照)。様々な実施例において、例えば、トランシーバー106は、Bluetooth(登録商標)を介してポータブル電子デバイス100と製氷機10、冷蔵庫200および/または冷凍庫204との間の通信を可能とする。他の実施例では、例えば、トランシーバー106は、近距離無線通信(NFC)を介してポータブル電子デバイス100と製氷機10、冷蔵庫200および/または冷凍庫204との間の通信を可能とする。また他の実施例では、トランシーバー106は、ポータブル電子デバイス100と、限定されるものではないが、GSM(登録商標)、IS−95(CDMA)、UMTS、Wi−Fi、WiMAXあるいは他の無線通信プロトコルを含む様々な通信プロトコルを使用する製氷機10、冷蔵庫200および/または冷凍庫204との間の直接的および/または間接的な通信を可能とする。特定の実施例において、例えば、トランシーバー106は、リンク126を介して無線アクセス・ポイント130にポータブル電子デバイス100が接続されることを可能にし、そしてリンク124(図1A−1C参照)の代わりに、あるいはそのリンクに加えてリンク128を介して製氷機10、冷蔵庫200および/または冷凍庫204にポータブル電子デバイス100が接続することを可能にする。さらに、トランシーバー106は、ポータブル電子デバイス100が無線アクセス・ポイント130(図1A−1C参照)を介して1つ以上のネットワーク140にアクセスすることを可能にするかもしれない。ネットワーク140(図1A−1C参照)は、限定されるものではないが、LAN、WAN、インターネットあるいは任意の形式、および/または当分野における既知のネットワークの構成を含んでいてもよい。従って、また、トランシーバー106は、ポータブル電子デバイス100が、1つ以上の広域ネットワーク、ローカルネットワークあるいは他のネットワークを介して、リモートサーバーに、コンピューターまたはサーバー142、144、146および/または148に、インターネットに、製氷機10に、冷蔵庫200に、冷凍庫204に、および/または他のポータブル電子デバイス100に接続することを可能にする。
特定の実施例においては、I/Oコンポーネント122が、様々な適切な通信インタフェースを含んでいるかもしれない。例えば、I/Oコンポーネント122は、標準シリアルポート、パラレルポート、ユニバーサル・シリアル・バス(USB)ポート、Sビデオポート、ローカルエリアネットワーク(LAN)ポート、および小型コンピュータ用周辺機器インターフェース(SCSI)ポートのような有線接続を含んでいてもよい。さらに、他の実施例においては、I/Oコンポーネント122は、例えば、赤外線ポート、光学ポート、Bluetooth(登録商標)無線ポート、無線LANポートなどのような無線接続を含んでもよい。
メモリ110はオペレーティングメモリとデータ格納メモリを操作することを含んでいてもよい。オペレーティングメモリはランダムアクセスメモリ(RAM)を含んでもよい。また、データ格納メモリは読み取り専用メモリ(ROM)、フラッシュ・メモリ、ハードドライブ、あるいは当分野における既知の他のメモリ/記憶素子を含んでもよい。特定の実施例においては、メモリ110は磁気(例えば、ハードディスクまたは駆動装置、テープなど)、光学(例えば、コンパクトディスク、DVDなどを)、および/または半導体メモリ(例えば、RAM、ROM、フラッシュ・メモリまたは駆動装置など)を単独であるいは組合せにで含んでもよい。
特定の実施例においては、メモリ110は、プロセッサ104によって実行されるソフトウェアモジュール112を格納してもよい。ソフトウェアモジュール112はオペレーティングシステム114および1つ以上のアプリケーション116を含んでいてもよい。特定の実施例において、1つのアプリケーション116は、開始させるかもしれないし、ポータブル電子デバイス100が、製氷機10、冷蔵庫200および/または冷凍庫204と相互連絡して、制御することを可能にする冷却装置コントロールアプリケーション118を含んでいてもよい。特定の実施例においては、冷却装置コントロールアプリケーション118が、ポータブル電子デバイス100にプリインストールされていてもよい。他の実施例においては、冷却装置コントロールアプリケーション118は、1つ以上のコンピュータあるいはサーバー142、144、146および148からダウンロードされてもよい。
さらに、データ120はメモリ110に格納されるかもしれない。データ120は、冷却装置コントロールアプリケーション118によって読み込まれ、記載され、および/またはアクセスされてもよいし、製氷機10、冷蔵庫200および/または冷凍庫204に関する情報および/またはアプリケーションデータを含んでいてもよい。また、データ120は、限定されるものではないが、コンタクトリスト、イメージ、電子メール・メッセージ、テキスト・メッセージ、ボイス・メール・メッセージ、および/またはポータブル電子デバイス100上で典型的に格納されたいかなる他の形式のデータを含む他のアプリケーションデータを含んでいてもよい。データ120は、この明細書の別のところで詳細に述べているように、冷却コントロールアプリケーション118によって読み込まれ、記載されおよび/または実行される様々な記録を含んでいてもよい。
ポータブル電子デバイス100は、限定されるものではないが、タッチセンサー式入力面、表示スクリーン、マイクロホン、スピーカー、キーボード、またはキーパッドなどを含むポータブル電子デバイスで典型的に含まれるいかなるユーザ・インターフェースあるいはプレゼンテーション・エレメントを含んでいるユーザ・インターフェース108を含んでいてもよい。表示スクリーンは、限定されるものではないが、本発明の範囲から逸脱しない範囲で、液晶ディスプレイ(LCD)スクリーン、1つ以上の発光ダイオードなど(LED)を含むディスプレイの形式および/またはコンポネントを含んでもよい。ポータブル電子デバイス100は、本発明の範囲から逸脱しない範囲で、ここに記載されたものに加えて他の典型的な構成を含んでもよい。
ここで図3A−3Cを参照すると、製氷機10、冷蔵庫200および冷凍庫204を含む冷却装置1000の実施例は、詳細に記述されている。図3Aにおいてブロックダイヤグラムとして描いているように、製氷機10は、コントローラー80、冷却システム11および水システム50を含めてもよい。冷却システム11は、コンプレッサ12、コンデンサー(図示せず)、熱膨張装置(図示せず)、エバポレータ・アセンブリ(図示せず)、エバポレータ・アセンブリに熱的に結合された凍結プレート(図示せず)、およびホット・ガス・バルブ24を含んでもよい。さらに、コンデンサーを冷却するためにガス冷却媒体(例えば、空気)を利用する特定の実施例において、コンデンサー・ファン15はコンデンサーを横切ってガス冷却媒体が吹き付けられるように配置されてもよい。水システム50は、給水口バルブ52、パージ・バルブ56、給水ポンプ62、水ディストリビューター(図示せず)、給水ポンプ62と水ディストリビューター(図示せず)との流体連結で接続された水ライン(図示せず)、および水を保持するのに適した凍結プレートの下に位置した水溜(図示せず)を含んでもよい。製氷機10は、本発明の範囲から逸脱しない範囲で、この明細書に記載されていない従来の他の構成を含んでもよい。製氷機10は当分野において氷を生産するために知られている典型的な方法において動作させてもよい。
製氷機10のコントローラー80は、プロセッサ82、トランシーバー88、メモリ90、および入出力(I/O)コンポーネント99を含めてもよい。バス84は、プロセッサ82、トランシーバー88、メモリ90、および入出力コンポーネント99の間のデータ通信を提供してもよい。プロセッサ82は、製氷機10の動作をコントロールしてもよく、バス84を介してトランシーバー88、メモリ90、および入出力(I/O)コンポーネント99と相互連絡してもよい。入出力(I/O)コンポーネント99は、コントローラー80が製氷機10の様々なコンポーネントと通信することを可能にし、および/または制御することを可能としてもよい。特定の実施例においては、例えば、コントローラー80は、ハーベストセンサー(図示せず)、電源(図示せず)、および/または、限定されるものではないが、圧力変換器、温度センサー、音響センサーなどを含む様々なセンサーおよび/またはスイッチからの入力を受け取る構成でもよい。様々な実施例においては、コントローラー80は、例えば、これらの入力に基づいて、コンプレッサ12、コンデンサー・ファン15、およびホット・ガス・バルブ24を含む冷却システム11のコンポーネントの動作をコントロールすることができる。コントローラー80は、さらに給水口バルブ52、パージ・バルブ56および給水ポンプ62を含む水システム50のコンポーネントの動作をコントロールすることができる。
特定の実施例においては、I/Oコンポーネント99は様々な適切な通信インタフェースを含むことができる。例えば、I/Oコンポーネント99は、標準シリアルポート、パラレルポート、ユニバーサル・シリアル・バス(USB)ポート、Sビデオポート、ローカルエリアネットワーク(LAN)ポートおよび小型コンピュータ用周辺機器インターフェース(SCSI)ポートのような有線接続を含むことができる。さらに、他の実施例においては、I/Oコンポーネント99が、例えば、赤外線ポート、光学ポート、Bluetooth(登録商標)無線ポート、無線LANポートなどのような無線接続を含んでもよい。
プロセッサ82は、例えば、1つ以上の特定の機能を達成するか、または1つ以上の特定の装置あるいはアプリケーションを可能にするように設計された、市販のマイクロプロセッサー、特定用途向けIC(ASIC)あるいはASICの組合せでもよい。特定の実施例においては、製氷機10のプロセッサ82はポータブル電子デバイス100のプロセッサ104に類似しているかもしれない。特定の実施例においては、プロセッサ104は1個以上のマイクロプロセッサーおよび/または1つ以上のコプロセッサを有していてもよい。
製氷機10のトランシーバー88は、製氷機10とポータブル電子デバイス100の間のコミュニケーションを提供することができるトランシーバモジュールの集団を含んでいてもよい。特定の実施例においては、製氷機10のトランシーバー88は、構成および/またはオペレーションにおいて、ポータブル電子デバイス100のトランシーバー106に類似してもよい。特定の実施例においては、例えば、トランシーバー88は、製氷機10がリンク124によって示されるように、ポータブル電子デバイス100を備えた無線通信接続を確立することを可能にする(図1A−1C参照)。様々な実施例においては、例えば、トランシーバー88は、Bluetooth(登録商標)によって製氷機10とポータブル電子デバイス100の間の通信を可能とする。他の実施例においては、例えば、トランシーバー88は、近距離無線通信(NFC)によって製氷機10とポータブル電子デバイス100の間の通信を可能とする。また、他の実施例においては、トランシーバー88は、GSM(登録商標)、IS−95(CDMA)、UMTS、Wi−Fi、WiMAXあるいは他の無線通信プロトコルを含み、これらに限定されずに、様々な通信プロトコルを使用して、製氷機10とポータブル電子デバイス100との間の通信を直接的および/または間接的に可能とする。ある実施例においては、例えば、トランシーバー88は、リンク128を介して無線アクセス・ポイント130に、およびリンク126介してポータブル電子デバイス100に製氷機10を接続することを可能にする(図1A参照)。さらに、トランシーバー88は、製氷機10が無線アクセス・ポイント130を介して1つ以上のネットワーク140にアクセスすることを可能にしてもよい(図1A参照)。ネットワーク140(図1A参照)は、限定されるものではないが、LAN、WAN、インターネット、または当分野においては既知のあらゆる形式、および/またはネットワークの構成を含んでもよい。従って、トランシーバー88は、製氷機10が、1つ以上の広域ネットワーク、ローカルネットワークあるいは他のネットワークを介して、1つ以上のコンピューターまたはサーバー142、144、146および/または148に、リモートサーバーに、インターネットに、および/またはポータブル電子デバイス100に接続することを可能としてもよい。
製氷機10のメモリ90は、動作メモリとデータ格納メモリを含んでもよい。特定の実施例においては、製氷機10のメモリ90は、ポータブル電子デバイス100のメモリ110の構成および/または動作において類似している。動作メモリはランダムアクセス記憶装置(RAM)を含んでもよい。また、データ格納メモリは読み取り専用メモリ(ROM)、フラッシュ・メモリー、ハードドライブあるいは当分野における既知の他のメモリ/メモリ素子を含んでもよい。特定の実施例においては、メモリ90は、磁気(例えば、ハードディスクまたはハードドライブ、テープなど)、光学(例えば、コンパクトディスク、DVDなど)、および/または半導体メモリ(例えば、RAM、ROM、フラッシュ・メモリー、またはフラッシュ・メモリ駆動など)を単独であるいはそれらの組合せを含んでもよい。
特定の実施例においては、製氷機10のメモリ90は、プロセッサ82によって実行されるソフトウェアモジュール92を格納してもよい。ソフトウェアモジュール92は、オペレーティングシステム94および/または製氷機10の動作をコントロールすることができる製氷機ファームウェア96aを含んでもよい。さらに、データ98は、メモリ90に保存してもよい。データ98は、製氷機10に関する情報および/またはアプリケーションデータのデータを含んでもよい。データ98は、製氷機ファームウェア96aおよび/または製氷機10のオペレーティングシステム94により読み込まれ、記載され、および/または実行されてもよい。様々な実施例においては、データ98は、限定されるものではないが、動作のセッティングまたはパラメーター、保証情報、パフォーマンス履歴、製氷機10の名前、サービス記録、インストール記録、クリーニング記録、イベント・ログなどを含んでいてもよい。
ポータブル電子デバイス100が製氷機10に接続される場合、ポータブル電子デバイス100は製氷機10へ信号を送り、製氷機10によって送られた信号を受け取ってもよい。従って、ポータブル電子デバイス100は、コントローラー80への送信信号によって製氷機10におけるいくつかのまたは全てのコンポーネントの動作パラメーターをコントロールし、および/または設定し、および/または変更するのに適している。そこにおいて、それらの信号は、製氷機10のコントローラー80によって受け取ることができ、また、それらの信号は、設定され、および/または変更された動作パラメーターにしたがってコントローラー80に機能を実行させ、および/または製氷機10の1つ以上のコンポーネントを動作させる。したがって、特定の実施例においては、例えば、ポータブル電子デバイス100がコントローラー80に機能を実行させ、および/または製氷機10における1つ以上のコンポーネントを動作させるように、ポータブル電子デバイス100は、コントローラー80をオーバーライドすることにより、製氷機10をコントロールしてもよい。特定の実施例においては、例えば、ポータブル電子デバイス100は、製氷機ファームウェア96aをオーバーライドすることにより製氷機10を制御してもよい。特定の実施例においては、例えば、ポータブル電子デバイス100は、機能を直接的に実行することにより、および/または製氷機10の1つ以上のコンポネントを直接的に動作させることにより、製氷機10を制御してもよく、それによって、製氷機10のコントローラー80をバイパスしている。さらに、製氷機10のコントローラー80は、製氷機10に接続されたポータブル電子デバイス100を要求することなく、設定された、および/または変更された動作パラメーターに従って、製氷機10の1つ以上のコンポーネントを操作することができる。
さらに、様々な実施例においては、ポータブル電子デバイス100は、製氷機10のコントローラー80のメモリ90に格納された情報を読み取り、書き込み、および/または実行することができる。従って、様々な実施例においては、ポータブル電子デバイス100はオペレーティングシステム94、製氷機ファームウェア96aおよび/または製氷機10のコントローラー80のメモリ90上のデータ98を読み取り、書き込み、および/または実行することができる。製氷機10のコントローラー80のメモリ90上のデータ98は、この明細書の他の部分においてより詳細に記載されるように冷却コントロールアプリケーション118によって読み込まれ、書き込まれ、および/または実行された様々な記録を含んでもよい。
図3Bおよび3Cにおいて示したように、冷蔵庫200および冷凍庫204は、製氷機10と同様のコンポーネントを含んでもよい。冷蔵庫200および冷凍庫204は、低い温度Tでコンパートメント206の内部を維持するために冷却システム201を含んでもよい。冷却システム201は、コントローラー80によって制御されるコンプレッサ12、コンデンサー・ファン15、エバポレータ・ファン202およびサーモスタット208の1つ以上を含んでもよい。特定の実施例においては、冷蔵庫200および/または冷凍庫204は1台以上の冷却システムを含んでもよい。特定の実施例においては、また、冷蔵庫200および/または冷凍庫204が、例えば家庭用の冷蔵庫および/または冷凍庫において氷を作る場合、冷蔵庫200および/または冷凍庫204は、製氷機10のそれと類似の水システムを含んでもよい。さらに、冷蔵庫200および/または冷凍庫204のコントローラー80は、製氷機10のコントローラー80に本質的に類似していてもよく、または同一でもよい。即ち、冷蔵庫200および/または冷凍庫204は、例えば、図3Bおよび3Cに示すように、プロセッサ82、トランシーバー88、入出力(I/O)コンポーネント99、バス84および/またはソフトウェアモジュール92、オペレーティングシステム94およびデータ98を含むメモリ90を有するコントローラー80を含んでもよい。製氷機ファームウェア96aの代わりに、冷蔵庫200は、冷却システム201をコントロールするための冷蔵庫ファームウェア96bを含んでいてもよい。また、冷凍庫204は、冷却システム201をコントロールするための冷凍庫ファームウェア96cを含んでいてもよい。いくつかの実施例において、例えば、製氷機10、冷蔵庫200および冷凍庫204のそれぞれにおけるファームウェアは、同じでもよい。従って、冷蔵庫200および冷凍庫204の様々なコンポーネントが、前述の製氷機10のコンポーネントに対応する構成および/または動作において類似しているだろうことは理解されであろう。冷蔵庫200および冷凍庫204は、本発明の範囲を逸脱しない範囲でここに述べていない他の従来のコンポーネントを有してもよい。冷蔵庫200および冷凍庫204は、当分野において既知の典型的な方法で動作してもよい。
製氷機10と同様に、ポータブル電子デバイス100は、冷蔵庫200および/または冷凍庫204を制御するために冷蔵庫200および/または冷凍庫204に接続してもよい。ポータブル電子デバイス100が冷蔵庫200および/または冷凍庫204に接続される場合、ポータブル電子デバイス100は冷蔵庫200および/または冷凍庫204へ信号を送ってもよいし、冷蔵庫200および/または冷凍庫204によって送られた信号を受け取ってもよい。従って、ポータブル電子デバイス100は、コントローラー80に信号を送信することにより冷蔵庫200および/または冷凍庫204のコンポーネントのいくつかの、または全ての動作パラメータを制御し、および/または設定し、および/または変更するのに適していてもよい。ここにおいて、これらの信号は、冷蔵庫200および/または冷凍庫204のコントローラー80により受け取ることができ、そしてこれらの信号は、コントローラー80に機能を実行させ、設定され、変更された動作パラメータに従って冷蔵庫200および/または冷凍庫204の1つ以上のコンポネントを動作させる。従って、例えば、特定の実施例においては、ポータブル電子デバイス100がコントローラー80に機能を実行させ、および/または、冷蔵庫200および/または冷凍庫204の1つ以上のコンポーネントを動作させるように、ポータブル電子デバイス100は、コントローラー80をオーバーライドして冷蔵庫200および/または冷凍庫204を制御してもよい。特定の実施例においては、例えば、ポータブル電子デバイス100は、製氷機ファームウェア96aをオーバーライドして冷蔵庫200および/または冷凍庫204を制御してもよい。特定の実施例においては、例えば、ポータブル電子デバイス100は、直接的に機能を実行し、および/または、冷蔵庫200および/または冷凍庫204の1つ以上のコンポーネントを直接的に操作することにより、冷蔵庫200および/または冷凍庫204を制御して、冷蔵庫200および/または冷凍庫204のコントローラー80をオーバーライドしてもよい。さらに、冷蔵庫200および/または冷凍庫204のコントローラー80は、冷蔵庫200および/または冷凍庫204に接続されたポータブル電子デバイス100を要求することなく、設定された、および/または変更された動作パラメーターに従って、冷蔵庫200および/または冷凍庫204の1つ以上のコンポーネントを操作することができる。
さらに、様々な実施例においては、ポータブル電子デバイス100は、冷蔵庫200および/または冷凍庫204のコントローラー80のメモリに記憶された情報を書き込み、読み取りおよび/または実行することができる。従って、様々な実施例においては、ポータブル電子デバイス100は、オペレーティングシステム94、冷蔵庫ファームウェア96b、冷凍庫ファームウェア96c、および/または冷蔵庫200および/または冷凍庫204のコントローラー80のメモリのデータ98を読む取り、書き込みおよび/または実行することができる。冷蔵庫200および/または冷凍庫204のコントローラー80のメモリ90のデータ98は、この明細書の他の部分においてより詳細に記載されるように、冷却コントロールアプリケーション118により読ま取られ、書き込まれ、および/または実行された様々な記録を含んでもよい。
本発明の様々な実施例は、方法、装置(システム)およびコンピュータ・プログラムプロダクトのスクリーンビューに関して下記に述べられる。各スクリーンビューは、コンピュータープログラム命令によってインプレメントされサポートされ得ることを理解されるであろう。これらのコンピュータープログラム命令は、限定されるものではないが、機械を製造するために、製氷機10、冷蔵庫200、および/または冷凍庫204のポータブル電子デバイス100およびコントローラー80を含む、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、あるいは他のプログラマブルデータ・プロセシング装置のプロセッサ(例えば、プロセッサ104、プロセッサ82)に提供されて、コンピューターあるいは他のプログラマブルデータ・プロセシング装置のプロセッサを介して実行する命令が、フローチャートおよび/またはブロックダイヤグラム・ブロックまたは複数のブロックにおいて特定された機能/作用を実施するための手段を作成する。
これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータ可読媒体(例えば、メモリ110、メモリ90)に格納されてもよく、コンピュータ可読媒体は、特別の方法において機能するように、限定されるものではないが、製氷機10、冷蔵庫200、および/または冷凍庫204のポータブル電子デバイス100およびコントローラー80を含んでいるコンピューターまたは他のプログラマブルデータ・プロセシング装置を指図することができ、コンピュータ可読媒体に格納された命令が、フローチャート、および/またはブロックダイヤグラム・ブロックまたは複数のブロックにおいて特定された機能/作用を実施する命令手段を含んでいる製品を生産する。
また、コンピュータプログラム命令は、限定されるものではないが、製氷機10、冷蔵庫200および/または冷凍庫204のポータブル電子デバイス100およびコントローラー80を含むコンピューターまたは他のプログラマブルデータ・プロセシング装置にロードされ、コンピューター実行プロセスを生産するために、コンピューターまたは他のプログラマブルデータ・プロセシング装置で実施される一連のオペレーショナルステップをもたらして、コンピュータまたは他のプログラマブルデータ・プロセシング装置で実行する命令がフローチャートおよび/またはブロックダイヤグラム・ブロックあるいは複数のブロックにおいて特定された機能/行為をインプリメントするためのプロセスを提供している。
本発明の実施例は、多数の汎用または専用コンピューティングシステム環境、あるいは構成で動作可能である。本発明の使用として適している周知のコンピューティングシステム、環境および/または構成の例としては、限定されるものではないが、パソコン、サーバーコンピュータ、クラウド・コンピューティング、ハンドヘルド型あるいはラップトップ型デバイス、ポータブル電子デバイス、マルチプロセッサーシステム、マイクロプロセッサー、マイクロコントローラあるいはマイクロコンピュータベースシステム、セット・トップ・ボックス、プログラム可能な家電、ASICあるいはFPGAコア、DSPコア、ネットワークPC、ミニコンピュータ、メインフレーム・コンピューター、上記のシステムあるいはデバイスのうちのいずれかを含んでいる分散コンピューティング環境などを含んでいる。
ここで図4−4Gを参照して、ポータブル電子デバイス100が冷却装置1000と相互連絡する、および/またはコントロールする方法を詳細に記述する。冷却装置1000は、製氷機10、冷蔵庫200および/または冷凍庫204でもよい。ステップ700では、ポータブル電子デバイス100と冷却装置1000との間で無線通信接続を確立することができるように、ポータブル電子デバイス100は冷却装置1000の近くに配置される。特定の実施例においては、ポータブル電子デバイス100が冷却装置1000の約50メートル以内にある。特定の実施例においては、例えば、ポータブル電子デバイス100は約50メートル以下に冷却装置1000から離して配置される。他の実施例においては、例えば、ポータブル電子デバイス100は、約25メートル以下に冷却装置1000から離して配置される。他の実施例においては、例えば、ポータブル電子デバイス100は約20メートル以下に冷却装置1000から離して配置される。また、他の実施例においては、例えば、ポータブル電子デバイス100は約15メートル以下に冷却装置1000から離して配置される。他の実施例においては、例えば、ポータブル電子デバイス100は約10メートル以下に冷却装置1000から離して配置される。また、他の実施例においては、例えば、ポータブル電子デバイス100は約5メートル以下に冷却装置1000から離して配置される。他の実施例においては、例えば、ポータブル電子デバイス100は約3メートル以下に冷却装置1000から離して配置される。他の実施例においては、例えば、ポータブル電子デバイス100は約1メートル以下に冷却装置1000から離して配置される。特定の実施例においては、無線通信接続は、限定されるものではないが、Bluetooth(登録商標)接続、光接続、赤外線接続、WLAN接続、WAN接続、Wi−Fi接続、近距離無線コミュニケーション(NFC)接続、あるいは他の適切な他の無線通信プロトコルである。他の実施例においては、ポータブル電子デバイス100と冷却装置1000との間の通信接続は、限定されるものではないが、USB接続、シリアル接続、あるいは当分野における既知の他の有線接続を含む。
特定の実施例において、ポータブル電子デバイス100がポータブル電子デバイス100と接続される冷却装置1000の集団に接近している場合、冷却装置1000の集団の1つ以上がどれを接続するかが選択されてもよい。ポータブル電子デバイス100は、冷却装置1000の集団のうちの1つと相互連絡した後に、冷却装置1000の集団の1つ以上の残りの冷却装置1000と相互連絡することが必要とされる場合、ポータブル電子デバイス100と1つ以上の残りの冷却装置1000との間を接続することができる。他の実施例において、ポータブル電子デバイス100がポータブル電子デバイス100と接続される冷却装置1000の集団に接近している場合、ポータブル電子デバイス100は冷却装置1000の集団との接続を確立してもよい。従って、ポータブル電子デバイス100は、同時に冷却装置1000の全体の集団と相互連絡し、および/または制御することができる。例えば、ポータブル電子デバイス100は、食料雑貨店通路の全ての冷凍庫204と同時に接続することができ、全ての冷凍庫204と相互連絡して制御することができる。したがって、例えば、全ての冷凍庫のための全ての動作パラメータは直ちに設定することができる。これは、冷却装置の集団の各々に別々に接続されるより、迅速な方法で冷却装置1000の集団のための動作パラメーターを設定し、および/または変更することを助けることができる。
ステップ704では、冷却装置コントロールアプリケーション118がポータブル電子デバイス100上で開始される。特定の実施例においては、冷却装置コントロールアプリケーション118は、ポータブル電子デバイス100のユーザーによって開始される。他の実施例においては、冷却装置コントロールアプリケーション118は、ポータブル電子デバイス100によって開始される。特定の実施例においては、冷却装置コントロールアプリケーション118は、ステップ700に先立って開始される。特定の実施例においては、冷却装置コントロールアプリケーション118は、ステップ702に先立って開始される。他の実施例においては、一旦ポータブル電子デバイス100と冷却装置1000との間の無線通信接続が確立されれば、冷却装置コントロールアプリケーション118は自動的に開始される。
ステップ706では、冷却装置1000が識別される。特定の実施例においては、この識別は、限定されるものではないが、シリアル番号、モデル番号、および/またはポータブル電子デバイス100への名前情報を含む識別情報を送信する冷却装置1000によって行われる。他の実施例においては、冷却装置1000の識別は、限定されるものではないが、受信識別情報を含む様々な方法における冷却装置コントロールアプリケーション118によって行われる。また、受信識別情報は、限定されるものではないが、シリアル番号、モデル番号、および/または冷却装置1000からの情報、NFCのタグが冷却装置1000の識別情報を含んでいる冷却装置1000に配置されたNFCタグを走査すること、ポータブル電子デバイス100がカメラを含んでいるポータブル電子デバイス100を備えた冷却装置の写真を撮ること、バーコードあるいはデータの他の何らかの機械可読表示を走査すること、二次元のバーコード(例えば、クイックレスポンス(QR)コード)あるいはデータの他の何らかの機械可読表示を走査すること、および/またはユーザーの手動入力識別情報を含む。
他の実施例において、パスワードは、冷却装置1000との無線通信接続を確立するために、冷却装置コントロールアプリケーション118に入力されるように要求される。パスワードを要求する特定の実施例においては、パスワードの使用は、冷却装置1000のコントローラー80への無許可のアクセスを防ぐことを助ける。様々な実施例においては、例えば、パスワードは冷却装置1000のシリアル番号である。例えば、シリアル番号は冷却装置1000の内部にあり、冷却装置1000の一部あるいは全てを開くことができる人だけに見ることができる。他の実施例においては、パスワードは冷却装置1000の持ち主、サービスの人、製造者などによって作成された英数字のパスワードでもよい。他の実施例においては、パスワードは、正確なキーを有するポータブル電子デバイスだけが冷却装置1000に接続することができるように、冷却装置1000によって認識されたポータブル電子デバイス100に格納された、または配置されたデータまたは物理的キーを含んでいる。他の形式のパスワードおよび/または当分野において既知の冷却装置1000に接続することを試みるポータブル電子デバイス100を確証する手段が、本発明の範囲から逸脱しない範囲で使用されることは理解されるであろう。
ステップ708では、ポータブル電子デバイス100は、ポータブル電子デバイス100のユーザ・インターフェース108上に冷却装置1000に対応する情報を表示する。表示された情報は、限定されるものではないが、冷却装置1000の識別情報を含んでいる。図4A−4Gにおいて示された図4の方法のオプションのステップに関して記述されているように、様々な他の情報はポータブル電子デバイス100のユーザ・インターフェース108上に提供されるか、表示される。
図4Aで示されているように、図4の方法は、以下のステップを選択的に含む:製氷機10の製氷サイクル710を開始すること、冷却装置1000の名前711を設定しおよび/または変更すること、クリーニングサイクル712を開始すること、パージ量713を設定しおよび/または変更すること、ハーベストサイクル714を開始すること、氷生産限度時刻715を設定しおよび/または変更すること、氷の厚み716を設定しおよび/または変更すること、最大氷生産限度715を設定しおよび/または変更すること、霜取サイクル718を開始すること、冷蔵庫200および/または冷凍庫204のコンパートメント206の中の温度(T)を設定しおよび/または変更すること。この明細書の他の部分においてより詳細に記載されているように、各々のステップ710−720は、冷却装置1000に接続されたポータブル電子デバイス100で行われる。
ここで図4Bを参照すると、図4の方法はポータブル電子デバイス100のユーザ・インターフェース108上に、以下の1つ以上を表示するか、提供することを選択的に含む:インストール・チェックリスト722、クイッククリーン・チェックリスト724、全部のクリーン・チェックリスト726、全部の消毒チェックリスト728、外表面クリーン・チェックリスト730、マニュアル・クリーニング・コントロール732、および拡張シャットダウン・チェックリスト734。この明細書の他の部分においてより詳細に記載されているように、各々のステップ722−734は、冷却装置1000に接続されたポータブル電子デバイス100で行われる。
図4Cに示されているように、図4の方法は、この明細書の他の部分においてより詳細に記載されているように、冷却装置1000に接続されたポータブル電子デバイス100で、リマインダ736をセット・アップすること、および/またはリマインダ738を受け取る受信者を選択することを選択的に含んでいる。
ここで図4Dを参照すると、図4の方法は、ポータブル電子デバイス100のユーザ・インターフェース108に以下の1つ以上を表示するか、提供することを選択的に含む:エイジェンシー承認書740、パーツマニュアル742、サービスマニュアル744、ユーザ用マニュアル746、性能および仕様書748、および保証規定書750。この明細書の他の部分においてより詳細に記載されているように、各々のステップ740−750は冷却装置1000に接続されたポータブル電子デバイス100で行われる。
図4Eに示されているように、図4の方法は、ポータブル電子デバイス100のユーザ・インターフェース108に、保証範囲752のステータスおよび/または継続期間および/またはメーカー754の保証規定の1つ以上を表示するか提供することを選択的に含んでいる。特定の実施例においては、冷却装置1000のための保証の登録は、ステップ756でポータブル電子デバイス100で行うことができる。この明細書の他の部分においてより詳細に記載されているように、各々のステップ752−756は冷却装置1000に接続されたポータブル電子デバイス100で行われる。
ここで図4Fを参照すると、図4の方法は、選択的に下記の1つ以上のステップを含む:ステップ758で冷却装置1000のメーカー、ディーラー、サービスする者などの1つ以上と連絡をとること、ステップ760で冷却装置1000のコントローラー80をオーバーライドすること、ステップ762で診断ルーチンを行うこと、ステップ764で冷却装置1000の現在の動作情報を表示すること、ステップ766で冷却装置1000の履歴ログを表示すること、そしてステップ774で冷却装置1000のファームウェアを表示しおよび/または更新すること、のステップを含む。履歴ログの表示は、ステップ768で冷却装置1000のサービス履歴を表示すること、ステップ770で冷却装置の性能履歴および/または動作情報を表示すること、および/またはステップ772で冷却装置1000のイベント・ログを表示すること、の任意のステップを更に含んでもよい。この明細書の他の部分においてより完全に記載されるように、各々のステップ758−774は冷却装置1000に接続されたポータブル電子デバイス100で行われる。
図4Gにおいて示されているように、図4の方法は、ポータブル電子デバイス100のユーザ・インターフェース108に、以下の1つ以上を表示するか提供することを選択的に含む:ステップ776で冷却コントロール・アプリケーション118の使い方のチュートリアル、およびステップ778で一般的な質問。この明細書の他の部分においてより完全に記載されるように、各々のステップ776−778は冷却装置1000に接続されたポータブル電子デバイス100で行われる。
様々なステップは1つの順番でここでは説明するが、本発明の範囲から逸脱することなく、上記方法の他の実施例は、任意の順番で実行でき、および/または上記ステップの全てが実行されないことがあることを理解されるであろう。
図5−43に描かれたものは、本発明の一実施例による冷却装置1000と相互連絡するおよび/またはコントロールする1つ以上の方法の実行において使用するためのポータブル電子デバイス100のユーザ・インターフェース108に表示された冷却装置コントロール・アプリケーション118のユーザ・インターフェースの例である。特にこの実施例においては、冷却装置1000は製氷機10であるが、冷却装置コントロール・アプリケーション118は、本発明の範囲から逸脱しない範囲で同様の方法における冷蔵庫200および/または冷凍庫204と相互連絡して、および/またはコントロールすることは理解されるであろう。「アプリケーション」への言及は、ポータブル電子デバイス100における冷却装置コントロール・アプリケーション118を意味しており、用語「スクリーン」は、ポータブル電子デバイス100上で動作する冷却装置コントロール・アプリケーション118によってポータブル電子デバイス100のユーザ・インターフェース108に表示された情報に言及する。
次の図は、様々なスクリーンに表示される様々なユーザ・インターフェース・エレメントを示す。ユーザ・インターフェース要素のうちのいくつかあるいは全ては、限定されるものではないが、ボタン、テキストボックスおよび/またはここに記載された他の入力を含んでおり、ユーザーによって操作されたときに機能してもよい;しかしながら、ボタン、テキストボックスおよび/またはここに記載された他の入力によって実行される機能は、特定の時間および特定の実施例で、ユーザーにより操作されることなくポータブル電子デバイス100のプロセッサ104により実行されてもよい。ボタン、テキストボックスおよび/またはここに記載された他の入力のユーザーの操作は、限定されるものではないが、ボタンを押す、スライダを移動させる、ボタンを強打するかスライドする、ラジオ・ボタンをチェックする、テキストをタイプする、番号を選択するなどを含む。しかしながら、多くの変更、多様化、改良化およびユーザ・インターフェース要素の他の使用およびアプリケーションが可能であることは当分野で精通している人々とっては明白であろう。本発明の趣旨および範囲から逸脱しない変更、多様化、改良化、および他の使用およびアプリケーションはすべて、本発明によってカバーされる。
図5を参照すると、ポータブル電子デバイス100の冷却装置コントロール・アプリケーション118を開始すると、フロントパネル・スクリーン300はポータブル電子デバイス100のユーザ・インターフェース108に提供される。フロントパネル・スクリーン300は製氷機10上の物理的コントロールパネルの表現であってもよい。フロントパネル・スクリーン300は、製氷機10を操作するボタンの集団を含んでいてもよい。特定の実施例においては、フロントパネル・スクリーン300はディスプレイ302、パワー・ボタン304、クリーン・ボタン306、ハーベスト・ボタン308、厚みボタン310およびメニュー・ボタン312を含んでいてもよい。特定の実施例においては、ディスプレイ302は3つのディジット、7つのエレメント・ディスプレイをエミュレートしてもよい。ディスプレイ302はユーザーにフィードバックを提供してもよい。
様々な実施例においては、パワー・ボタン304を操作することは、製氷機をオンおよびオフに切り替えることができる。パワー・ボタン304を操作することは、前記のように製氷機10により製氷を開始するように、製氷機10のコントローラー80に信号を送信するようにしてもよい。クリーン・ボタン306を操作することは、クリーンおよび消毒プロセスを開始するように、製氷機10のコントローラー80に信号を送信するようにして、安全で効率的な動作条件に維持するように、製氷機10から、ミネラル、メタル、バイオロジクスおよび/または他の汚染物質を除去してもよい。ハーベスト・ボタン308を操作することは、ハーベストサイクルを開始するホット・ガス・バルブ24を開くように、製氷機10のコントローラー80に信号を送信するするようにしてもよい。厚みボタン312を操作することは、製氷機10によって作られた氷の厚みを設定し、および/または変更するように、追加のスクリーンおよび機能へのアクセスを提供することができる。メニュー・ボタン312を操作することは、製氷機10を制御するために、追加のスクリーンおよび機能へのアクセスを提供することができる。
図6は、メニュー・ボタン312が操作された後にアクセスされるメニュー・スクリーン314の実施例を描いている。メニュー・スクリーン314はポータブル電子デバイス100のユーザ・インターフェース108上に提供される。メニュー・スクリーン314は、限定されるものではないが、フロントパネル・ボタン316、チェックリスト・ボタン322、リマインダ・ボタン324、ドキュメント・ボタン326、保証ボタン328、氷設定ボタン330、サービス・ボタン332、およびヘルプ・ボタン334に戻すボタンの集団を含んでいる。フロントパネル・ボタン316の操作は、フロントパネル・スクリーン300にアプリケーション118を戻す。チェックリスト・ボタン322、リマインダ・ボタン324、ドキュメント・ボタン326、保証ボタン328、氷設定ボタン330、サービス・ボタン332、およびヘルプ・ボタン334の操作は、この明細書の他の部分においてより詳細に記載されているように、製氷機10との相互連絡、および/またはコントロールを許可するアプリケーション118のメニューおよびサブメニューに入る。
チェックリスト・ボタン322に対応するアプリケーション118のメニューおよびサブメニューは、図7−14を参照して詳細に記述される。リマインダ・ボタン324に対応するアプリケーション118のメニューおよびサブメニューは、図15−17を参照して詳細に記述される。ドキュメント・ボタン326に対応するアプリケーション118のメニューおよびサブメニューは、図18−20を参照して詳細に記述される。保証ボタン328に対応するアプリケーション118のメニューおよびサブメニューは、図21−22を参照して詳細に記述される。氷設定ボタン330に対応するアプリケーション118のメニューおよびサブメニューは、図23−29を参照して詳細に記述される。サービス・ボタン332に対応するアプリケーション118のメニューおよびサブメニューは、図30−42を参照して詳細に記述される。ヘルプ・ボタン334に対応するアプリケーション118のメニューおよびサブメニューは、図43を参照して詳細に記述される。
ここで図7を参照すると、チェックリスト・ボタン322を操作することは、チェックリスト・スクリーン336をポータブル電子デバイス100のユーザ・インターフェース108上に提供することができる。チェックリスト・スクリーン336は、限定されるものではないが、インスタレーション・チェックリスト・ボタン340、クイッククリーン・ボタン342、フルクリーン・ボタン344、フル消毒ボタン346、外表面クリーン・ボタン348、拡張シャットダウン・ボタン350、クリーニングコントロール・ボタン352を含むボタンの集団を含んでいてもよい。また、チェックリスト・スクリーン336は、図6に示されているメニュー・スクリーン314にアプリケーション118を戻すように、メニュー・スクリーン・ボタン338を含んでいてもよい。
図8A、8Bおよび8Cに示されているようなポータブル電子デバイス100のユーザ・インターフェース108上に提供されるように、インスタレーション・チェックリスト・ボタン340を操作することにより、インスタレーション・スクリーン354をもたらすことができる。インスタレーション・スクリーン354はスクロールすることができるスクリーンであり、また、全体のスクリーンを表示するように、異なるスクロールされた位置での多数のビューが図8A、8Bおよび8Cに示されている。インスタレーション・スクリーン354は、製氷機10をインストールするためのステップのリストを表示してもよい。インスタレーション・スクリーン354は、さらに、操作される時、図7に示されているチェックリスト・スクリーン336にアプリケーション118を戻すチェックリスト・スクリーン・ボタン356を含んでもよい。ラジオ・ボタン358の集団は、製氷機10のインスタレーション(インストール)の進行を追跡許可する個々のステップに対応する。従って、特定の実施例においては、ラジオ・ボタン358の集団は、インスタレーションの一ステップが終了したことを示すために、操作され、または「チェック」される。特定の実施例においては、インスタレーション・スクリーン354が図8A、8Bおよび8Cにおいて描かれているステップのうちのいくつかあるいは全てを含むことができ、および/または本発明の範囲を逸脱しない範囲で描かれていない追加のステップを含んでいることは、理解されるであろう。
また、インスタレーション・スクリーン354は、アクション・ボタンの集団を含んでおり、アクション・ボタンが操作された時、特定のステップが終了し、および/または機能を開始するよう製氷機10のコントローラー80へ信号を送信するアプリケーション118をもたらすことを許可する。従って、インスタレーション・スクリーン354上のアクション・ボタンの集団は、限定されるものではないが、マシン命名ボタン362、完了保証登録ボタン364、設定リマインダ・ボタン366、設定パージ量ボタン368、設定氷厚みボタン370、設定生産時刻ボタン372、設定生産限度ボタン374、および/またはインスタレーション完了ボタン378を含んでいてもよい。また、インスタレーション・スクリーン354は、マシン命名ボタン362を操作し、そして製氷機10の所望の名前のテキストを入力することができる製氷機360aを指定する一ステップを含んでいてもよい。マシンあるいは製氷機10の名前を設定することは、図24に関してより詳細に記載されている。従って、マシン命名ボタン362を操作することは、アプリケーション118がマシン名スクリーン494にジャンプすることをもたらす(図24参照)。マシンを指定した後、製氷機10のインストールが継続するように、アプリケーション118がインスタレーション・スクリーン354に戻る。さらに、インスタレーション・スクリーン354は保証登録ステップ360bを含んでいる。
保証登録の完了が必要な場合、完了保証登録ボタン364が操作され、アプリケーション118はサブメニューに入る。ここにおいて、製氷機10は、保証登録情報を格納するために、ウェブサイト、サーバー、ポータブル電子デバイス100、および/または任意の適切な場所に登録される。したがって、特定の実施例においては、保証登録情報は、限定されるものではないが、オーナー情報、製氷機10のシリアル番号、製氷機10のモデル番号、製氷機10の位置、および/または製氷機10のインストールの時間を含んでもよい。オーナー情報は、限定されるものではないが、製氷機10の持ち主の名前、製氷機10の持ち主の電話番号、製氷機10の持ち主の電子メール・アドレス、および/または製氷機10の持ち主の住所を含んでもよい。従って、保証登録情報は、アプリケーション118に入力され、そして、アプリケーション118は、製氷機10のメモリ90に、ポータブル電子デバイス100のメモリ110に、ウェブサイトに、コンピューターあるいはサーバー142、144、146および/または148に、リモートサーバーに、および/または製氷機10の保証登録情報の記録の格納に適切な任意の場所に、保証情報を書き込みし、保存し、および/またはアップロードすることができる。特定の実施例においては、この明細書の他の部分においてより詳細に記載されているように、この記録は、サービス記録の集団のうちの1つかもしれない。
さらに、設定リマインダ・ボタン366は、設定リマインダ・ステップ360cに従って操作される。図15−17により詳細に述べられているように、様々なリマインダが設定される。従って、設定リマインダ・ボタン366を操作することは、アプリケーション118をリマインダ・スクリーン424、セット・アップ・リマインダ・スクリーン430、および/またはレシピエント・スクリーン4440(図15−17を参照)にジャンプさせる。リマインダを設定した後、製氷機10のインストールが継続するように、アプリケーション118はインスタレーション・スクリーン354に戻ってもよい。
特定の実施例においては、様々なセッティング操作は、インスタレーション・スクリーン354上で設定され、および/または変更される。セッティング操作は、限定されるものではないが、パージ量、氷厚み、生産時刻、最大の氷生産限度などを含む。各冷却サイクルでパージされる水の量は、設定されたパージ量ステップ360dに従って設定パージ量ボタン368を操作することにより追加的に設定される。パージ量の設定は、図26により詳細に述べられている。従って、設定パージ量ボタン368を操作することにより、アプリケーション118がパージ量スクリーン506にジャンプする(図26参照)。パージ量を設定した後、製氷機10のインストールが継続するように、アプリケーション118がインスタレーション・スクリーン354に戻ってもよい。製氷機10によって生産された氷の厚みは、設定された氷厚みステップ360eに従って設定氷厚みボタン370を操作することにより追加的に設定される。氷の厚みの設定については、図25に関してより詳細に述べられている。従って、設定氷厚みボタン370を操作することは、アプリケーション118を氷厚みスクリーン500(図25を参照)にジャンプさせる。氷厚みを設定した後、製氷機10のインストールが継続するように、アプリケーション118はインスタレーション・スクリーン354に戻ってもよい。
追加的にさらに様々な他の操作の設定は、ステップ360f、360gに従って設定されてもよい。製氷機10が生産する時刻は、製造時刻ステップ360pに従った設定生産時刻ボタン372を操作することにより追加的に設定される。生産時間の設定は、図28により詳細に述べられている。従って、設定生産時刻ボタン372を操作することは、アプリケーション118を、氷生産時間スクリーン518にジャンプさせる(図28参照)。氷が生産されるべき時刻を設定した後、製氷機10のインストールが継続するように、アプリケーション118がインスタレーション・スクリーン354に戻る。製氷機10が1日以上の間に生産するために必要な氷の量は、設定生産限度ステップ360qに従った設定生産限度ボタン374を操作することにより、追加的に設定される。製氷機10によって生産されるべき氷の量を設定することは、図29により詳細に述べられている。従って、設定生産限度ボタン374を操作することは、アプリケーション118を生産限度スクリーン524(図29参照)にジャンプさせる。生産されるべき氷の量が設定された後、製氷機10のインストールが継続するように、アプリケーション118はインスタレーション・スクリーン354に戻ってもよい。
様々な実施例においては、製氷機10の場所は、ポータブル電子デバイス100を使用して、任意に設定されてもよい。特定の実施例においては、ポータブル電子デバイス100は、ポータブル電子デバイス100が当分野において既知の位置を計算することを可能にする全地球測位システム(GPS)チップを含んでいてもよい。従って、ポータブル電子デバイスは、製氷機10の近くに、あるいはその製氷機上に置かれてもよく、ポータブル電子デバイス100の現在位置が製氷機10の場所として設定されてもよい。アプリケーション118は、この位置の記録を、製氷機10のメモリ90に、ポータブル電子デバイス100のメモリ110に、ウェブサイトに、コンピューターあるいはサーバー142、144、146および/または148に、リモートサーバーに、および/または製氷機10の位置の記録の格納に適切な場所に、書き込みし、保存し、および/またはアップロードする。従って、この記録は、製氷機10の位置を決定するために、後でアクセスし、および/または見ることができる。シリアル番号のクエリーは、そのシリアル番号を有する製氷機10の位置を戻すように、この位置が製氷機10のシリアル番号に関連付けられてもよい。特定の実施例においては、この記録が、この明細書の別のところでより詳細に記載されているように、サービス記録の集団のうちの1つであってもよい。
更に、インストーラーの名前は、あなたの名前入力ステップ360h従ったテキストボックス376に入力されてもよい。インスタレーション完了ボタン378を操作することによって、製氷機10のインストールは完了する。従って、インスタレーション完了ボタン378を操作することは、アプリケーション118がインストールの記録を、製氷機10のメモリ90に、ポータブル電子デバイス100のメモリ110に、ウェブサイトに、コンピューターあるいはサーバー142、144、146および/または148に、リモートサーバーに、および/またはインストールの記録の格納に適切な任意の場所に、書き込みし、保存し、および/またはアップロードする。従って、この記録としては、インストールの様々な態様を決定するために、後でアクセスし、および/または見ることができるものであり、限定されるものではないが、製氷機をインストールした者、インストールが完了した時刻、動作パラメーター、製氷機10の名前などを含む。特定の実施例においては、この記録は、この明細書において別のところでより詳細に記載されているようにサービス記録の集団のうちの1つかもしれない。製氷機10のインストールが完了した後、製氷機10のコントローラー80は、製氷機10に接近した、および/または接続されたポータブル電子デバイスを要求することなく、インストール中の様々な動作パラメーターの入力に従って製氷機10を制御することができる。従って、コントローラー80は独立して製氷機10を制御することができる。
ここで図7に戻ると、クイッククリーン・ボタン342を操作することにより、クイッククリーン・スクリーン380が図9に示すようにポータブル電子デバイス100のユーザ・インターフェース108上に提供される。クイッククリーン・スクリーン380は、製氷機10の迅速にクリーンにするためのステップのリストを表示する。また、クイッククリーン・スクリーン380は、チェックリスト・スクリーン・ボタン356を含んでおり、操作された時、図7に示されているようにチェックリスト・スクリーン354にアプリケーション118が戻される。ラジオ・ボタン358の集団は、製氷機10を迅速にクリーンにする進行を追跡許可する個々のステップに対応することを表示する。従って、特定の実施例においては、ラジオ・ボタン358の集団は、迅速にクリーンにする1ステップが完了したことを示すように、操作され、即ち「チェック」される。特定の実施例においては、クイッククリーン・スクリーン380が図9において描かれているステップのうちのいくつかあるいは全てを含むかもしれないし、および/または本発明の範囲を逸脱することなく、描かれていない追加のステップを含んでもよいことは理解されるであろう。
また、クイッククリーン・スクリーン380は、アクションボタンの集団を含んでおり、アクションボタンが操作された時、特定のステップを終了させ、および/またはアプリケーション118が機能を開始するように製氷機10のコントローラー80に信号を送信することを可能にする。従って、クイッククリーン・スクリーン380上のアクション・ボタンの集団は、限定されるものではないが、クリーン・ボタン384、および/またはクイッククリーン完了ボタン386を含む。ステップ382aでは、製氷機10から、ミネラル、メタル、バイオロジクスおよび/または他の汚染物質を除去するクリーンおよび消毒プロセスを開始するために、製氷機10のコントローラー80に信号を送信させるクリーン・ボタン384が操作される。ステップ382bでは、クイッククリーン(迅速にクリーニング)する人は、テキストボックス376に彼らの名前を入力してもよい。クイッククリーン完了ボタン386の操作によって、製氷機10を迅速にクリーンにすることが完了する。
従って、クイッククリーン完了ボタン386を操作することは、アプリケーション118が、クイッククリーンの記録を製氷機10のメモリ90に、ポータブル電子デバイス100のメモリ110に、ウェブサイトに、コンピューターあるいはサーバー142、144、146および/または148に、リモートサーバーに、および/またはクイッククリーンの記録の格納に適切な任意の場所に、書き込みし、保存しおよび/またはアップロードすることである。従って、この記録は、クイッククリーンの様々な態様を決定するために、後でアクセスし、および/または見ることができ、限定されるものではないが、クイッククリーンを行う人、クイッククリーンが完了した時刻などを含む。特定の実施例においては、この記録は、この明細書において別のところでより詳細に記載されているようにサービス記録の集団のうちの1つかもしれない。製氷機10のクイッククリーンが完了した後、製氷機10のコントローラー80は、製氷機10に接近した、および/または接続されたポータブル電子デバイスを要求することなく、インストール中の様々な動作パラメーターの入力に従って製氷機10を制御することができる。従って、コントローラー80は独立して製氷機10を制御することができる。
ここで図7に戻ると、フルクリーン・ボタン344を操作することは、図10A、10Bおよび10Cに示されているように、フルクリーン・スクリーン388がポータブル電子デバイス100のユーザ・インターフェース108上に提供される。フルクリーン・スクリーン388はスクロールすることができるスクリーンであり、全スクリーンを表示するように、スクロールされた異なる位置で多数のビューが図10A、10Bおよび10Cに示されている。図10A、10Bおよび10Cに描かれているように、フルクリーン・スクリーン388の実施例は、製氷機10のフルクリーンを導くためのステップの集団を表示する。また、フルクリーン・スクリーン388は、操作された時、図7に示されているように、チェックリスト・スクリーン354にアプリケーション118を戻すチェックリスト・スクリーン・ボタン356に戻すことを含んでいる。ラジオ・ボタン358の集団は、製氷機10のフルクリーンの進行を追跡許可する個々のステップに対応することを表示する。従って、特定の実施例においては、ラジオ・ボタン358の集団は、フルクリーンの1ステップが完了したことを示すように、操作され、即ち「チェック」される。特定の実施例においては、フルクリーン・スクリーン388が図10A、10Bおよび10Cに描かれたステップのうちのいくつかあるいは全てを含むかもしれないし、および/または本発明の範囲を逸脱することなく、描かれていない追加のステップを含んでもよいことは理解されるであろう。
また、フルクリーン・スクリーン388は、アクション・ボタンの集団を含んでおり、アクション・ボタンが操作された時、特定のステップを完了させ、および/またはアプリケーション118が機能を開始するように製氷機10のコントローラー80へ信号を送信することを可能にする。従って、フルクリーン・スクリーン388上のアクション・ボタンの集団は、限定されるものではないが、クリーン・ボタン384、削除部分表示ボタン392、製氷ボタン394、および/またはフルクリーン完了ボタン396を含む。ステップ390aでは、クリーン・ボタン384が操作されて、製氷機10から、ミネラル、メタル、バイオロジクスおよび/または他の汚染物質を除去するクリーンおよび消毒プロセスを開始するために、製氷機10のコントローラー80に信号を送信させる。ステップ390bでは、削除部分表示ボタン392が操作されて、フルクリーンを実行するために除去する必要のある製氷機10の部分がユーザ・インターフェース108に表示される。ステップ390cでは、製氷ボタン394が操作されて、氷を作るために製氷機10のコントローラー80に信号を送信することができる。ステップ390dでは、フルクリーンを行う人が、テキストボックス376に彼らの名前を入力してもよい。フルクリーン完了ボタン396の操作によって、製氷機10のフルクリーンが完了する。
従って、フルクリーン完了ボタン396を操作することは、アプリケーション118が、フルクリーンの記録を製氷機10のメモリ90に、ポータブル電子デバイス100のメモリ110に、ウェブサイトに、コンピューターあるいはサーバー142、144、146および/または148に、リモートサーバーに、および/またはフルクリーンの記録の格納に適切な任意の場所に、書き込みし、保存しおよび/またはアップロードすることである。従って、この記録は、フルクリーンの様々な態様を決定するために、後でアクセスし、および/または見ることができ、限定されるものではないが、フルクリーンを行う人、フルクリーンが完了した時刻などが含まれる。特定の実施例においては、この記録は、この明細書において別のところでより詳細に記載されているようにサービス記録の集団のうちの1つかもしれない。製氷機10のフルクリーンが完了した後、製氷機10のコントローラー80は、製氷機10に接近した、および/または接続されたポータブル電子デバイスを要求することなく、インストール中の様々なパラメーターの入力に従って製氷機10を制御することができる。従って、コントローラー80は独立して製氷機10を制御することができる。
ここに図7に戻ると、フル消毒ボタン346操作することは、図11に示されているように、フル消毒スクリーン398がポータブル電子デバイス100のユーザ・インターフェース108上に提供される。図11に描かれているように、フル消毒スクリーン398の実施例は、製氷機10のフル消毒を導くためのステップの集団を表示する。また、フル消毒スクリーン398は、操作された時、図7に示されているように、チェックリスト・スクリーン354にアプリケーション118を戻すチェックリスト・スクリーン・ボタン356を含んでいる。ラジオ・ボタン(図示せず)の集団は、製氷機10のフル消毒の進行を追跡許可する個々のステップに対応することを表示する。従って、特定の実施例においては、ラジオ・ボタン(図示せず)の集団は、フル消毒の1ステップが完了したことを示すように、操作され、即ち「チェック」される。特定の実施例においては、フル消毒スクリーン398が図11に描かれたステップのうちのいくつかあるいは全てを含むかもしれないし、および/または本発明の範囲を逸脱することなく、描かれていない追加のステップを含んでもよいことは理解されるであろう。
また、フル消毒スクリーン398は、アクション・ボタンの集団を含んでおり、アクション・ボタンが操作された時、特定のステップを完了させ、および/またはアプリケーション118が機能を開始するように製氷機10のコントローラー80へ信号を送信する。従って、フル消毒スクリーン398上のアクション・ボタンの集団は、限定されるものではないが、フル消毒完了ボタン402を含む。ステップ400aでは、フル消毒を行う人が、テキストボックス376に彼らの名前を入力してもよい。フル消毒完了ボタン402の操作によって、製氷機10のフル消毒が完了する。
従って、フル消毒完了ボタン402を操作することにより、アプリケーション118が、フル消毒の記録を製氷機10のメモリ90に、ポータブル電子デバイス100のメモリ110に、ウェブサイトに、コンピューターあるいはサーバー142、144、146および/または148に、リモートサーバーに、および/またはフル消毒の記録の格納に適切な任意の場所に、書き込みし、保存しおよび/またはアップロードする。従って、この記録は、フル消毒の様々な態様を決定するために、後でアクセスし、および/または見ることができ、限定されるものではないが、フル消毒を行う人、フル消毒が完了した時刻などが含まれる。特定の実施例においては、この記録は、この明細書において別のところでより詳細に記載されているように、サービス記録の集団のうちの1つでもよい。製氷機10のフル消毒が完了した後、製氷機10のコントローラー80は、製氷機10に接近した、および/または接続されたポータブル電子デバイスを要求することなく、インストール中の様々なパラメーターの入力に従って製氷機10を制御することができる。従って、コントローラー80は独立して製氷機10を制御することができる。
ここに図7に戻ると、外表面クリーン・ボタン348を操作することにより、図12に示されているように、外表面クリーン・スクリーン404がポータブル電子デバイス100のユーザ・インターフェース108上で提供される。図12に描かれているように、外表面クリーン・スクリーン404の実施例は、製氷機10の外表面クリーンを導くためのステップの集団を表示する。また、外表面クリーン・スクリーン404は、操作された時、図7に示されているように、チェックリスト・スクリーン354にアプリケーション118を戻すチェックリスト・スクリーン・ボタン356を含んでいる。ラジオ・ボタン358の集団は、製氷機10の外表面クリーンの進行を追跡許可する個々のステップに対応することを表示する。従って、特定の実施例においては、ラジオ・ボタン358の集団は、外表面クリーンの1ステップが完了したことを示すように、操作され、即ち「チェック」される。特定の実施例においては、外表面クリーン・スクリーン404が図12に描かれたステップのうちのいくつかあるいは全てを含むかもしれないし、および/または本発明の範囲を逸脱することなく、描かれていない追加のステップを含んでもよいことは理解されるであろう。
また、外表面クリーン・スクリーン404は、アクション・ボタンの集団を含んでおり、アクション・ボタンが操作された時、特定のステップを完了させ、および/またはアプリケーション118が機能を開始するように製氷機10のコントローラー80へ信号を送信する。従って、外表面クリーン・スクリーン404上のアクション・ボタンの集団は、限定されるものではないが、外表面クリーン完了ボタン408を含む。ステップ406aでは、外表面クリーンを行う人が、テキストボックス376に彼らの名前を入力してもよい。外表面クリーン完了ボタン408の操作によって、製氷機10の外表面クリーンが完了する。
従って、外表面クリーン完了ボタン408を操作することにより、アプリケーション118が、外表面クリーンの記録を製氷機10のメモリ90に、ポータブル電子デバイス100のメモリ110に、ウェブサイトに、コンピューターあるいはサーバー142、144、146および/または148に、リモートサーバーに、および/または外表面クリーンの記録の格納に適切な任意の場所に、書き込みし、保存しおよび/またはアップロードする。従って、この記録は、外表面クリーンの様々な態様を決定するために、後でアクセスし、および/または見ることができ、限定されるものではないが、外表面クリーンを行う人、外表面クリーンが完了した時刻などを含むものである。特定の実施例においては、この記録は、この明細書において別のところでより詳細に記載されているようにサービス記録の集団のうちの1つでもよい。
ここに図7に戻ると、拡張シャットダウン・ボタン350を操作することは、図13Aと13Bに示されているように、拡張シャットダウン・スクリーン410がポータブル電子デバイス100のユーザ・インターフェース108上で提供される。拡張シャットダウン・スクリーン410はスクロールすることができるスクリーンであり、全スクリーンを表示するように、スクロールされた異なる位置で多数のビューが図13Aと13Bに示されている。図13Aおよび13Bに描かれているように、拡張シャットダウン・スクリーン410の実施例は、製氷機10の拡張シャットダウンを導くためのステップの集団を表示する。また、拡張シャットダウン・スクリーン410は、操作された時、図7に示されているように、チェックリスト・スクリーン354にアプリケーション118を戻すチェックリスト・スクリーン・ボタン356を含んでいる。ラジオ・ボタン358の集団は、製氷機10の拡張シャットダウンの手順の進行を追跡許可する個々のステップに対応することを表示する。従って、特定の実施例においては、ラジオ・ボタン358の集団は、拡張シャットダウン手順の1ステップが完了したことを示すように、操作され、即ち「チェック」される。特定の実施例においては、拡張シャットダウン・スクリーン410が図13Aおよび13Bに描かれたステップのうちのいくつかあるいは全てを含むかもしれないし、および/または本発明の範囲を逸脱することなく、描かれていない追加のステップを含んでもよいことは理解されるであろう。
また、拡張シャットダウン・スクリーン410は、アクション・ボタンの集団を含んでおり、アクション・ボタンが操作された時、特定のステップを完了させ、および/またはアプリケーション118が機能を開始するように製氷機10のコントローラー80へ信号を送信することを可能にする。従って、拡張シャットダウン・スクリーン410上のアクション・ボタンの集団は、限定されるものではないが、クリーンおよび消毒ボタン414、パージウォータ・ボタン416、バルブ開放ボタン418、マシーン遮断ボタン420、および/または拡張シャットダウン完了ボタン422を含む。また、ステップ412aでは、クリーンおよび消毒ボタン414が操作されて、製氷機10から、ミネラル、メタル、バイオロジクスおよび/または他の汚染物質を除去するクリーンおよび消毒プロセスを開始するために、製氷機10のコントローラー80に信号を送信させる。ステップ412bでは、パージウォータ・ボタン416が操作されて、給水ポンプ62を起動するように、製氷機10のコントローラー80に信号を送信し、および製氷機10から全ての水をパージするように製氷機のパージ・バルブ56を開放することができる。ステップ412cでは、開放バルブ・ボタン418が操作されて、給水口バルブ52を開放するように、製氷機10のコントローラー80に信号を送信し、および製氷機10のパージ・バルブ56を開放することができる。ステップ412dでは、マシン・シャットダウン・ボタン420が操作されて、製氷機10を遮断することができる。ステップ412eでは、拡張シャットダウンの手順を行う人が、テキストボックス376にそれらの名前を入力してもよい。拡張シャットダウン完了ボタン422の操作によって、製氷機10の拡張シャットダウンの手順が完了する。
従って、外表面クリーン完了ボタン408を操作することにより、アプリケーション118が、拡張シャットダウンの記録を製氷機10のメモリ90に、ポータブル電子デバイス100のメモリ110に、ウェブサイトに、コンピューターあるいはサーバー142、144、146および/または148に、リモートサーバーに、および/または拡張シャットダウンの記録の格納に適切な任意の場所に、書き込みし、保存しおよび/またはアップロードする。従って、この記録は、拡張シャットダウンの様々な態様を決定するために、後でアクセスし、および/または見ることができ、限定されるものではないが、拡張シャットダウンを行う人、拡張シャットダウンが完了した時刻などが含まれる。特定の実施例においては、この記録は、この明細書において別のところでより詳細に記載されているようにサービス記録の集団のうちの1つでもよい。
ここに図7に戻ると、クリーニングコントロール・ボタン352を操作することにより、図14に示されているように、クリーニングコントロール・スクリーン425がポータブル電子デバイス100のユーザ・インターフェース108上で提供される。図14に描かれているように、クリーニングコントロール・スクリーン425の実施例は、アクション・ボタンの集団を表示してもよく、アクション・ボタンが操作されると、1つ以上の信号を製氷機10のコントローラー80に送信し、コントローラー80が製氷機10の1つ以上のコンポーネントを動作させる。従って、クリーニングコントロール・スクリーン425のボタンの集団は、ポータブル電子デバイス100が製氷機10の動作のうちのいくらかあるいは全てを制御することができるように、ポータブル電子デバイス上のアプリケーション118が製氷機ファームウェア96aをオーバーライドすることを可能にする。様々な実施例においては、クリーニングコントロール・スクリーン425のアクション・ボタンの集団は、限定されるものではないが、クリーニングコントロール・スクリーン425が、ハーベスト・ボタン427、クリーン・ボタン429、消毒ボタン431、製氷機10パワーON/OFFボタン433、給水ポンプ62ON/OFFボタン435、給水口バルブ52ON/OFFボタン437、パージ・バルブ56ON/OFFボタン439、および/または、いずれのクリーニング・コマンドも完了した場合、どの機械かを特定するためにフェンダン・ボタン441を表示する。フェンダン・ボタン441が「製氷」に設定された場合、クリーンにすることが完了したとき製氷機10は氷を作るであろう。フェンダン・ボタン441が「ターンオフ」に設定された場合、クリーニングが完了したとき製氷機10は停止する。また、クリーニングコントロール・スクリーン425は、チェックリスト・スクリーン・ボタン356に戻ることを含んでおり、操作されたとき、図7に示すようにアプリケーション118がチェックリスト・スクリーンに戻る。
図6に戻ると、リマインダ・ボタン324を操作することは、図15に示すように、リマインダ・スクリーン424がポータブル電子デバイス100のユーザ・インターフェース108上に提供される。リマインダ・スクリーン424は、ボタンの集団を含んでおり、そのボタンは、限定されるものではないが、セット・アップ・リマインダ・ボタン426およびセレクト・レシピエント・ボタン428を含む。セット・アップ・リマインダ・ボタン426およびセレクト・レシピエント・ボタン428を操作することは、製氷機10のクリーンおよび/またはルーチンサービスのためのリマインダを許可し、そしてレシピエント(受信者)に対してリマインダのテキスト・メッセージ、電子メール、ボイス・メール、電話、インスタント・メッセージ、カレンダーリマインダなどを送信する。さらに、リマインダは、ポータブル電子デバイス100上のカレンダー・アイテムとしてユーザーの個人カレンダーが設定され、あるいは製氷機10の一般的なリマインダ警告として設定される。また、リマインダ・スクリーン424は、メニュー・ボタン338に戻すことを含んでおり、操作された時、図6に示されているように、アプリケーション118がメニュー・スクリーン314が戻る。
セット・アップ・リマインダ・ボタン426を操作することは、図16に示されているように、セット・アップ・リマインダ・スクリーン430がポータブル電子デバイス100のユーザ・インターフェース108上で提供される。図16に描かれているように、セット・アップ・リマインダ・スクリーン430の実施例は、製氷機10のクリーンおよび/またはルーチンサービスのための計画されうるリマインダの集団を表示することができる。また、セット・アップ・リマインダ・スクリーン430は、リマインダ・ボタン431に戻ることを含んでおり、操作された時、図15に示すようにアプリケーション118がリマインダ・スクリーン424に戻る。ラジオ・ボタン358の集団は、活性されまたは設定された必要なリマインダを選択するように操作される。特定の実施例において、セット・アップ・リマインダ・スクリーン430は、図16に描かれているリマインダのうちのいくつかあるいは全てを含んでいてもよく、および/または、本発明の範囲を逸脱することなく、描かれていない追加のリマインダを含んでいてもよい。クリーンおよび消毒のリマインダが必要とされる場合、クリーンおよび消毒のリマインダに対応するラジオ・ボタン358が選択され、そしてリマインダが生じる時刻がテキストボックス432に記入され、選択される。
さらに、浄水器交換リマインダが必要とされた場合、浄水器交換リマインダに対応するラジオ・ボタン358が選択され、そしてリマインダが生じる時刻がテキストボックス434に記入され、および/または選択される。更に、クリーンおよび消毒の手順が完了していない場合、および/または浄水器が交換されていない場合に、繰り返しリマインダを送ることが必要とされているとき、繰り返しリマインダに対応するラジオ・ボタン358が選択され、そして、繰り返しリマインダが生じた時刻がテキストボックス436に記入され、および/または選択される。さらに、クリーンおよび消毒の手順が完了し、および/または浄水器が交換されたとき、確認メッセージを送ることが必要な場合、完了したリマインダのときの確認に対応するラジオ・ボタン358が選択される。
設定リマインダ・ボタン438の操作によって、選択されたリマインダは活性し、あるいは設定される。従って、設定リマインダ・ボタン438を操作することにより、アプリケーション118が、選択されたリマインダの記録を製氷機10のメモリ90に、ポータブル電子デバイス100のメモリ110に、ウェブサイトに、コンピューターあるいはサーバー142、144、146および/または148に、リモートサーバーに、および/または選択されたリマインダの記録の格納に適切な任意の場所に、書き込みし、保存しおよび/またはアップロードする。従って、製氷機10、ポータブル電子デバイス100、ウェブサイト、コンピューターあるいはサーバー142、144、146、および/または148、リモートサーバーなどは、その後、テキストボックス432、434、436に記載された時刻に従って選択されたリマインダを送信してもよい。リマインダは、図17に関連して記載されているように望ましいレシピエント(受信者)に発送される。特定の実施例においては、また、製氷機10は、コントローラー80によって報告されおよび/または示されたように、メッセージ、リマインダ、エラーまたは故障メッセージなどを表示することができるディスプレイ(図示なし)を含む。ディスプレイは、任意のディスプレイであってもよく、限定されるものではないが、本発明の範囲から逸脱しない範囲のLCDスクリーン、1つ以上のLEDなどを含むディスプレイでもよい。特定の実施例においては、製氷機10は、セットリマインダに対応する可聴警報を提供するアラーム(図示せず)を含めてもよい。アラームは、限定されるものではないが、スピーカー、ブザー、チャイム、ベル、および/または可聴および/または非可聴の音を作ることができる他の装置を含む。
図15に戻ると、セレクト・レシピエント・ボタン428を操作することにより、レシピエント・スクリーン440が、図17に示されているように、ポータブル電子デバイス100のユーザ・インターフェース108上に提供される。レシピエント・スクリーン440において、セット・アップ・リマインダ・スクリーン430上で選択され、および設定されたリマインダを送付したいレシピエントでリストが作られる。また、レシピエント・スクリーン440は、リマインダ・ボタン431に戻すことを含んでおり、リマインダ・ボタン431が操作された時、図15に示されるように、リマインダ・スクリーン424へアプリケーション118を戻す。特定の実施例においては、また、レシピエント・スクリーン440は、テスト・ボタン442を含んでおり、テスト・ボタン442は、リマインダを適切に送受信することができたかどうかを確認するために、1つ以上の選択されたレシピエント(受信者)にテストリマインダを送信することができる。従って、アプリケーション118は、選択されたレシピエントの記録を製氷機10のメモリ90に、ポータブル電子デバイス100のメモリ110に、ウェブサイトに、コンピューターあるいはサーバー142、144、146および/または148に、リモートサーバーに、および/またはレシピエントのリストの記録の格納に適切な任意の場所に、書き込みし、保存しおよび/またはアップロードする。従って、製氷機10、ポータブル電子デバイス100、ウェブサイト、コンピューターあるいはサーバー142、144、146および/または148、リモートサーバーなどにおける1つ以上は、テキストボックス432、434、436に記載された時間に従って選択されたレシピエントに対してリマインダを発信する。選択されたリマインダは、限定されるものではないが、テキスト・メッセージにより、電子メールにより、ボイス・メールにより、電話により、インスタント・メッセージにより、カレンダーリマインダにより、などの様々な方法によりリストアップされたレシピエントへ送信してもよい。
図6に戻ると、ドキュメント・ボタン326を操作することにより、ドキュメント・スクリーン444が、図18に示されているように、ポータブル電子デバイス100のユーザ・インターフェース108上に提供される。図18に描かれているように、ドキュメント・スクリーン444は、限定されるものではないが、冷却装置識別名ボタン446、エイジェンシー承認ボタン448、パーツマニュアル・ボタン450、サービスマニュアル・ボタン452、ユーザ用マニュアル・ボタン454、性能および仕様ボタン456、および保証規定ボタン458を含むボタンの集団を含んでもよい。また、ドキュメント・スクリーン444は、メニュー・スクリーン・ボタン338への戻すことを含んでおり、メニュー・スクリーン・ボタン338が操作された時、図6に示されているように、アプリケーション118をメニュー・スクリーン314へ戻す。利用可能なドキュメントは、ポータブル電子デバイス100が接続された製氷機10に対応するものを見るためにデフォルトとなるかもしれない。従って、操作するエイジェンシー承認ボタン446、パーツマニュアル・ボタン450、サービスマニュアル・ボタン452、ユーザ用マニュアル・ボタン454、性能および仕様ボタン456、および保証規定ボタン458は、ポータブル電子デバイス100が接続される製氷機10に対応する情報を提供し、または表示することができる。冷却装置識別名ボタン446は、名前、シリアル番号、モデル番号、および/または他の製氷機10、即ち、ポータブル電子デバイス100が接続され、ドキュメントが必要な装置を表示してもよい。さらに、冷却装置識別名ボタン446は、名前、シリアル番号、モデル番号および/または他の製氷機10、即ちポータブル電子デバイス100が現在接続されない冷却装置1000を選択するために操作されてもよい。特定の実施例においては、ユーザーが、冷却装置1000に接続されているポータブル電子デバイス100のない冷却装置1000に関する情報を調べることを可能としてもよい。他の実施例においては、ポータブル電子デバイス100が現在接続されていない冷却装置を選択するために、冷却装置識別名ボタン446を操作して、ユーザーがポータブル電子デバイス100が接続される冷却装置1000と異なる冷却装置1000に関する情報を調べることを可能としてもよい。
様々な実施例においては、アプリケーション118が、エイジェンシー承認書、パーツマニュアル、サービスマニュアル、ユーザ用マニュアル、性能および仕様書、および保証規定などを提供し、および/または表示してもよい。特定の実施例においては、例えば、エイジェンシー承認書、パーツマニュアル、サービスマニュアル、ユーザ用マニュアル、性能および仕様書、および保証規定の1つ以上は、ポータブル電子デバイス100のメモリ110上に格納してもよい。他の実施例においては、例えば、エイジェンシー承認書、パーツマニュアル、サービスマニュアル、ユーザ用マニュアル、性能および仕様書、および保証規定は、製氷機10のメモリ90、ウェブサイト、コンピューターあるいはサーバー142、144、146および/または148、リモートサーバー、および/またはそのような情報をダウンロードできるあらゆる適切な場所からダウンロードしてもよい。したがって、特定の実施例においては、最も最新のドキュメントが、表示されるかもしれない。これらのドキュメントは、後で見るために、印刷され、電子メールされ、ダウンロードされ、あるいは転送される。
エイジェンシー承認ボタン448が操作することにより、図19に示されているように、エイジェンシー承認スクリーン458がポータブル電子デバイス100のユーザ・インターフェース108上に提供される。図19に描かれているように、エイジェンシー承認スクリーン458は、限定されるものではないが、アンダーライタ・ラボラトリ(UL)承認ボタン462、CE承認ボタン464、NSFリスティング・ボタン466、およびシティ承認ボタン468を含むボタンの集団を含んでもよい。また、エイジェンシー承認スクリーン458は、ドキュメント・スクリーン・ボタン460に戻ることを含んでもよく、ドキュメント・スクリーン・ボタン460は、操作された時、図18に示すように、アプリケーション118がドキュメント・スクリーンに戻る。アンダーライタ・ラボラトリ(UL)承認ボタン462、CE承認ボタン464、およびNSFリスティング・ボタン466を操作して、ポータブル電子デバイス100が接続される製氷機10に明確なエイジェンシー承認情報を提供してもよい。さらに、図20に示されているように、シティ承認ボタン468を操作して、ポータブル電子デバイス100が接続される製氷機10に正確な特定のシティ承認情報を提供してもよい。したがって、シティ承認ボタン468を操作することは、図20に示されているように、シティ承認スクリーン470がポータブル電子デバイス100のユーザ・インターフェース108上に提供される。図20に描かれているように、シティ承認スクリーン470は、対応するシティからの承認情報にアクセスするために操作されるシティ名ボタンの集団を含んでもよい。また、シティ承認スクリーン470は、エイジェンシー承認スクリーン・ボタン472に戻ることを含んでもよく、エイジェンシー承認スクリーン・ボタン472が、操作された時、図18に示されているように、アプリケーション118がエイジェンシー承認スクリーン458に戻る。
図6に戻ると、保証ボタン328を操作することにより、保証スクリーン474が、図21に示されているように、ポータブル電子デバイス100のユーザ・インターフェース108上に提供される。図21に描かれているように、保証スクリーン474は、限定されるものではないが、メニュー・ボタン338、保証ステータス・ボタン476および保証規定ボタン478に戻ることを含むボタンの集団を含んでもよい。また、メニュー・スクリーン・ボタン338に戻ることは、操作された時、図6に示されているように、メニュー・スクリーン314にアプリケーション118を戻す。保証ステータス・ボタン476を操作して、保証ステータス・スクリーン480が、図22に示されているように、ポータブル電子デバイス100のユーザ・インターフェース108上に提供される。図22に描かれているように、保証ステータス・スクリーン480は、ポータブル電子デバイス100が接続される製氷機10に特有の保証ステータス情報を提供する。また、保証ステータス・スクリーン480は、操作された時、図21に示されているように、アプリケーション118を保証スクリーン474に戻す保証スクリーン・ボタン482が含まれてもよい。
従って、保証ステータス・ボタン476を操作することにより、製氷機10のシリアル番号に対応する保証ステータス情報を決定し、および表示するために、アプリケーション118を、コンピューターあるいはサーバー142、144、146および/または148、に設けられたデータベースに問い合わせてもよい。アプリケーション118、製氷機10のシリアル番号に対応する製氷機10の保証ステータス情報、および製氷機10のコントローラー80にプログラムされた、および/またはアプリケーション118へプログラムされた保証規定を使用することにより、製氷機10に格納されたインストールデータを、追加的にまたは代替的に表示してもよい。保証ステータス情報は、限定されるものではないが、製氷機10のシリアル番号、製氷機10の名前、製氷機10がインストールされた日付、製氷機10のための稼働保証が終了する日付、製氷機10のための部品保証が終了する日付、製氷機10が稼働保証にカバーされているかまたはいないかの表示などが含まれる。また、保証ステータス情報は、製氷機10の持ち主に関する情報を含んでいてもよく、その持ち主に関する情報としては、限定されるものではないが、名前、電子メール、電話番号、住所、および/または他のコンタクト情報を含んでもよい。さらに、保証ステータス・スクリーン480に表示された保証ステータス情報は、製氷機10の場所を含んでもよい。製氷機10の場所は、この明細書の他のところでより詳細に述べるように、設定することができる。
図6に戻ると、氷設定ボタン330を操作することにより、図23に示すように、氷設定スクリーン484が、ポータブル電子デバイス100のユーザ・インターフェース108上に提供される。図23に描かれているように、氷設定スクリーン484は、限定されるものではないが、現在のマシン名ボタン486、キューブ厚みボタン488、パージ量ボタン490、および省エネルギー・ボタンを含むボタンの集団を含んでもよい。また、氷設定スクリーン484は、メニュー・スクリーン・ボタン338に戻すことを含んでいてもよく、それは、図6に示されているように、操作された時、アプリケーション118をメニュー・スクリーン314に戻す。現在のマシン名ボタン486を操作して、マシン名スクリーン494が、図24に示されているように、ポータブル電子デバイス100のユーザ・インターフェース108上に提供されてもよい。マシン名スクリーン494は、ポータブル電子デバイス100が接続され、製氷機10の名前の記入を許可する製氷機10の形式、シリアル番号、モデル番号などを提供し、表示する。図24に描かれているように、マシン名スクリーン494は、製氷機10の識別を補助するために、製氷機10の名前を入力するテキストボックス376を含んでいてもよい。名前記録ボタン498を操作して、アプリケーション118が、テキストボックス376に入力された名前の記録を、製氷機10のメモリ90に、ポータブル電子デバイス100のメモリ110に、ウェブサイトに、コンピューターまたはサーバー142、144、146および/または148に、リモートサーバーに、および/または製氷機10の名前の記録を格納するのに適切な任意の場所に、書き込みし、保存しおよび/またはアップロードしてもよい。特定の実施例においては、この記録は、この明細書の他のところでより詳細に述べるように、サービス記録の集団のうちの1つでもよい。また、マシン名スクリーン494は、氷設定スクリーン・ボタン496に戻すことを含んでいてもよく、操作された時、図23に示すように、アプリケーション118を氷設定スクリーン484に戻してもよい。
図23に戻ると、キューブ厚みボタン488を操作することにより、氷厚みスクリーン500が、図25に示されているように、ポータブル電子デバイス100のユーザ・インターフェース108上に提供される。図25に描かれているように、氷厚みスクリーン500は、限定されるものではないが、氷設定ボタン496、氷厚みインプット502、および氷厚み設定ボタン504に戻ることを含んでいてもよい。現在の氷厚みの設定は、ポータブル電子デバイス100のユーザ・インターフェース108に表示される。氷厚みインプット502は、製氷機10によって作られる氷の厚みの設定を可能とする。氷厚みインプット502は、所望の氷の厚みを選択するためにスライドすることができるスライダとして描かれている。しかしながら、氷厚みインプット502は、製氷機10によって作られる氷の厚みを入力し、および/または選択することを可能にする任意の形式のユーザ・インターフェース・エレメントでもよいことは理解されるであろうし、ユーザ・インターフェース・エレメントとしては、限定されるものではないが、本発明の範囲を逸脱しない範囲でテキストボックス、ナンバーピッカーなどを含む。製氷機ファームウェア96aが、選択された厚みに氷を生産することができるように、氷厚み設定ボタン504を操作して、アプリケーション118が、製氷機10のメモリ90に設定された氷厚みの記録を書き込みし、保存しおよび/またはアップロードする。特定の実施例においては、アプリケーション118が、選択された氷の厚みの記録を、ポータブル電子デバイス100の記憶110に、ウェブサイトに、コンピューターまたはサーバー142、144、146および/または148に、リモートサーバーに、および/または氷の選択された厚みの記録の格納に適切な任意の場所に、書き込みし、保存しおよび/またはアップロードしてもよい。特定の実施例においては、この記録は、この明細書の他のところでより詳細に述べているようにサービス記録の集団のうちの1つでもよい。
必要に応じて、追加操作設定は、氷設定ボタン496に戻る操作を行うことにより、図23に示すように、氷設定スクリーンに戻って設定することができる。そこで、パージ量ボタン490を操作することにより、パージ量スクリーン506が、図26に示されているように、ポータブル電子デバイス100のユーザ・インターフェース108上に提供される。現在のパージ量設定は、ポータブル電子デバイス100のユーザ・インターフェース108に表示される。図26に描かれているように、パージ量スクリーン506は、限定されるものではないが、氷設定ボタン496、パージ量入力508、ラジオ・ボタン358、およびパージ量設定ボタン510を含む。パージ量インプット508は、氷の設定された量当たりの製氷機10からパージされる水の量を設定することを可能にする。従って、パージ量は、各製氷サイクル中における製氷機10から流れ出る水の量である。様々な実施例においては、パージ量は、氷100ポンド当たりのガロンで測定できる。パージ量は、本発明の範囲から逸脱しない範囲で、様々な方法において測定されることが理解されるであろう。図26に示されているように、例えば、パージ量は、氷の100ポンド当たり18から24ガロンに設定され得るが、パージ量の他の最小および最大の限界としては、本発明の範囲から逸脱しない範囲で特定されることが理解されであろう。
パージ量インプット508は、所望のパージ量を設定するためにスライドさせることができるスライダとして描かれている。しかしながら、パージ量インプット508が、パージ量を入力し、および/または選択することを可能とする任意の形式のユーザ・インターフェース・エレメントでもよいことが理解されるであろうし、限定されるものではないが、テキストボックス、ナンバーピッカーなどを含む。さらに、ラジオ・ボタン358は、製氷機10が逆浸透(RO)あるいは非イオン化(DI)水を使用するかどうかを示すために選択される。ラジオ・ボタン358がROあるいはDI水が使用されていることを示すために選択されていれば、製氷機10はどのような水もパージしない(ゼロパージ)。パージ量設定ボタン508を操作して、製氷機ファームウェア96aが、氷の選択された量を除去することができるように、アプリケーション118が、選択されたパージ量の記録を製氷機10のメモリ90に、書き込みし、保存しおよび/またはアップロードされてもよい。また、特定の実施例においては、アプリケーション118は、選択されたパージ量の記録を、ポータブル電子デバイス100のメモリ110に、ウェブサイトに、コンピューターまたはサーバー142、144、146および/または148に、リモートサーバーに、および/または選択されたパージ量の記録を格納するに適切な任意の場所に、書き込みし、保存しおよび/またはアップロードしてもよい。
必要に応じて、追加の氷設定は、氷設定ボタン496に戻る操作により、図23に示すように、氷設定スクリーンに戻り設定されうる。そこで、省エネルギー・ボタン492を操作して、省エネルギー・スクリーン512が、図27に示されているように、ポータブル電子デバイス100のユーザ・インターフェース108上に提供される。図27に描かれているように、省エネルギー・スクリーン512は、限定されるものではないが、氷設定ボタン496、氷生産時間ボタン514、および毎日の氷生産限度ボタン516を含むボタンの集団を含んでいる。氷生産時間ボタン514を操作して、氷生産時間スクリーン518が、図28に示されているように、ポータブル電子デバイス100のユーザ・インターフェース108上に提供される。図28に描かれているように、氷生産時間スクリーン518は、その周の毎日の氷生産のオンオフ時刻に対応するテキストボックス376の集団、および、時間設定ボタン522を含む。
従って、氷生産が終了となる(OFF)時刻、および氷生産が開始となる(ON)時刻は、その週の毎日設定することができる。このオプションは、製氷機10が、その日のある期間において省エネルギーにすることを可能にする。特定の実施例においては、氷生産時間スクリーン518は、氷生産時間を、一日毎に、一週毎に、一か月毎に、一年毎になどで設定することができるカレンダーを提供してもよい。製氷機ファームウェア96aが選択された開始(ON)および停止(OFF)の間に氷を生産することができるように、時間設定ボタン522を操作することにより、アプリケーション118が、設定された氷生産時刻の記録を製氷機10のメモリ90に書き込みし、保存しおよび/またはアップロードする。また、特定の実施例においては、アプリケーション118が、設定された氷生産時間の記録を、ポータブル電子デバイス100のメモリ110に、ウェブサイトに、コンピューターまたはサーバー142、144、146および/または148に、リモートサーバーに、および/または設定された氷生産時間の記録を格納するに適切な任意の場所に、書き込みし、保存しおよび/またはアップロードする。
必要に応じて、追加の省エネルギー設定は、省エネルギー・スクリーン・ボタン520に戻る操作を行うことにより、図27に示すように、省エネルギー・スクリーン512に戻って設定することができる。そこで、毎日の氷生産限度ボタン516を操作して、毎日の氷生産限度スクリーン524が、図29に示されているように、ポータブル電子デバイス100のユーザ・インターフェース108上に提供される。図29に描かれているように、毎日の氷生産限度スクリーン524は、その週の毎日毎の最大氷生産限度に対応するテキストボックス376の集団、限度設定ボタン526を含んでいる。様々な実施例においては、最大氷生産限度は、氷のポンドで測定される。最大氷生産限度は、本発明の範囲から逸脱しない範囲で様々な方法で測定されることが理解されるであろう。その週の日々においては、異なる、および/または同じ最大氷生産限度を有しているかもしれない。必要に応じて、例えば、氷生産限度は、金曜日、土曜日および日曜日にその週の残り曜日より、より高く設定され得る。従って、製氷機10によって作られる氷の最大量は、その週の毎日毎に設定することができる。特定の実施例においては、毎日の氷生産限度スクリーン524が、最大氷産生量を一日毎に、一週毎に、一か月毎に、一年毎になどで設定することができるカレンダーを提供してもよい。
特定の実施例においては、最大氷生産限度は、氷生産時間スクリーン518に設定された氷生産時間がオーバーライドされるかもしれない。例えば、製氷機10は、ある日の午前8時から午後8時に氷を作るように設定されてもよく、その同じ日に最高100ポンドの氷を作るように設定されてもよい。従って、製氷機10は、その日に午後8時前に100ポンドの氷を作った場合には、たとえ時刻が氷生産時間に到達していなくても、氷生産最大に到達したとき、製氷機10は氷の生産を停止してもよい。他の実施例においては、時刻が氷生産時間に到達するまで、製氷機10は最大氷生産限度を越えて、氷を作り続けてもよい。最大氷生産限度に到達するまで、製氷機ファームウェア96aが氷を生産することができるように、限度設定ボタン526を操作して、アプリケーション118が、設定された最大氷生産限度の記録を製氷機10のメモリ90に書き込みし、保存しおよび/またはアップロードしてもよい。また、特定の実施例においては、アプリケーション118が、設定された最大氷生産限度の記録を、ポータブル電子デバイス100のメモリ110に、ウェブサイトに、コンピューターまたはサーバー142、144、146および/または148に、リモートサーバーに、および/または設定された最大氷生産限度の記録の格納に適切な任意の場所に、書き込みし、保存しおよび/またはアップロードしてもよい。また、生産限度スクリーン524は、エネルギー・スクリーン・ボタン520に戻すことを含んでおり、エネルギー・スクリーン・ボタン520が、操作された時、図23に示されているように、アプリケーション118を省エネルギー・スクリーン512に戻す。
図6に戻ると、サービス・ボタン332を操作して、サービス・スクリーン528が、図30に示されているように、ポータブル電子デバイス100のユーザ・インターフェース108上に提供される。図30に描かれているように、サービス・スクリーン528は、限定されるものではないが、メニュー・スクリーン・ボタン338、メーカー接触ボタン530、オーバーライド・コントローラー・ボタン532、自動診断ボタン534、履歴ログ・ボタン536、およびファームウェア・ボタン538に戻すことを含むボタンの集団を含んでいる。メニュー・スクリーン戻りボタン338は、操作された時、図6において示されているように、メニュー・スクリーン314にアプリケーション118を戻してもよい。
メーカー接触ボタン530を操作して、メーカー接触スクリーン540は、図31に示されているように、ポータブル電子デバイス100のユーザ・インターフェース108上に提供される。図31に描かれているように、メーカー接触スクリーン540は、限定されるものではないが、サービス・スクリーン・ボタン542、コール・アス・ボタン544、およびイーメール・アス・ボタン546に戻ることを含むボタンの集団を含んでいる。コール・アス・ボタン544を操作して、製氷機10のメーカーへの通話を開始してもよい。通話は、ポータブル電子デバイス100上で実行されてもよい。イーメール・アス・ボタン546を操作して、電子メールが構成され、製氷機10のメーカーへ送信されるアプリケーションを開始してもよい。また、特定の実施例においては、メーカー接触スクリーン540は、限定されるものではないが、製氷機10の最も近いディーラーのリスト、製氷機10の最も近いサービスのリストおよび/または製氷機10のための工場受付のリストを含む他の情報を表示してもよい。サービス・スクリーン・ボタン542に戻す操作は、図30に示されているように、アプリケーション118をサービス・スクリーン528に戻してもよい。
従って、必要に応じて、追加のサービス機能は、サービス・スクリーン・ボタン542に戻す操作により、図30に示されているように、サービス・スクリーン528に戻ることによって、実行されうる。そこで、オーバーライド・コントローラー・ボタン532を操作することは、オーバーライド・コントローラー・スクリーン548が、図32Aと32Bに示されているように、ポータブル電子デバイス100のユーザ・インターフェース108上に提供される。オーバーライド・コントローラー・スクリーン548は、スクロールすることができるスクリーンであり、そして、全体のスクリーンを表示するように、スクロールされた異なる位置での多数のビューが図32Aと32Bに示されている。オーバーライド・コントローラー・スクリーン548を操作することにより、ポータブル電子デバイス100上のアプリケーション118が、アプリケーション118がモニターすること、および/または製氷機10のコントローラー80をオーバーライドする製氷機10のコントローラー80に信号を送信し、コントローラー80から信号を受信することを可能とする。したがって、アプリケーション118は、製氷機10の様々なコンポーネントの現在の、および/または履歴の操作情報に関する情報を受け取ることができる。
従って、特定の実施例においては、オーバーライド・コントローラー・スクリーン548は、コンプレッサ12、コンデンサー・ファン15、給水ポンプ62、ホット・ガス・バルブ24、パージ弁56、給水口バルブ52の1つ以上の動作情報を表示してもよい。他の実施例においては、オーバーライド・コントローラー・スクリーン548は、氷貯蔵ビンが満杯かどうかに関する情報、および製氷機10の溜りの水位の深さに関する情報を表示する。従って、アプリケーション118は、コントローラー80に、コントローラー80のメモリ90に格納された製氷機ファームウェア96aに従う代わりにアプリケーション118からの入力に従って製氷機を操作させることができる。オーバーライド・コントローラー・スクリーン548は、製氷機10のコントローラー80によってポータブル電子デバイス100に報告した製氷機10の操作状態に関する情報を、提供し、または表示することができる。この情報としては、制限されるものではないが、製氷機10の現在の動作モード(例えば、冷凍、ハーベスト、パージ、など)、そのモードにおいて予想される残り時間、最後の冷却サイクルあるいはモードの期間、最後のハーベストサイクルあるいはモードの期間、溜まりの中の水の高さ、内蔵のバッテリー(もし装備をされていれば)の充電量などを含むかもしれない。
更に、オーバーライド・コントローラー・スクリーン548は、選択された時、コントローラー80をオーバーライドするようコントローラー80に信号を送信するラジオ・ボタン358の集団を含む。したがって、アプリケーション118は、製氷機10の様々なコンポーネントを操作するようにコントローラー80を強制することができる。例えば、ラジオ・ボタン358aを選択すると、アプリケーション118が給水ポンプ62を起動するようコントローラー80に強制する信号をコントローラー80に送信する、ラジオ・ボタン358bを選択すると、アプリケーション118がホット・ガス・バルブ24を開くようコントローラー80に強制する信号をコントローラー80に送信する、ラジオ・ボタンを358cを選択すると、アプリケーション118がパージ弁24を開くようコントローラー80に強制する信号をコントローラー80に送信する、ラジオ・ボタン358dを選択すると、アプリケーション118がコンデンサー・ファン15を起動するようコントローラー80に強制する信号をコントローラー80に送信する、ラジオ・ボタン358eを選択すると、アプリケーション118がコンプレッサ12を起動するようコントローラー80に強制する信号をコントローラー80に送信する、ラジオ・ボタンを358fを選択すると、アプリケーション118が給水口バルブ52を開くようコントローラー80を強制する信号をコントローラー80に送信する、ことを行ってもよい。さらに、オーバーライド・コントローラー・スクリーン548は、製氷機10の追加のコンポーネントをオーバーライドするために1つ以上の予備のラジオ・ボタン358を含んでもよい。
特定の実施例においては、オーバーライド・コントローラー・スクリーン548上のラジオ・ボタン358の集団のうちのいくらかあるいはすべては、同時または同様の時に選択されてもよい。例えば、ラジオ・ボタン358a、358bおよび358cは、すべてが同時に、あるいは略同時ぐらいに選択されてもよい。他の実施例においては、オーバーライド・コントローラー・スクリーン548上のラジオ・ボタン358の集団のうちの1つだけがその時に選択されてもよい。特定の実施例においては、アプリケーション118によるコントローラー80のオーバーライドは、ある期間の間、続いてもよい。その期間としては、約5秒から約1分(例えば、約5秒、約10秒、約15秒、約20秒、約25秒、約30秒、約35秒、約40秒、約45秒、約50秒、約55秒、約1分)であってもよい。他の実施例においては、ラジオ・ボタン358が選択されている限り、アプリケーション118によるコントローラー80のオーバーライドは続いてもよい。アプリケーション118でコントローラー80をオーバーライドすることによって、製氷機10のコンポーネントが適切に動いているかどうかが判断されて、製氷機10は診断される。
必要に応じて、サービス・スクリーン・ボタン542に戻る操作を行うことにより、図30に示されているように、追加のサービス機能は、サービス・スクリーン528に戻ることにより実行される。そこで、自動診断ボタン534を操作することにより、自動診断スクリーン550は、図33Aと33Bに示されているように、ポータブル電子デバイス100のユーザ・インターフェース108上に提供される。自動診断スクリーン550は、スクロールすることができるスクリーンであり、全スクリーンを表示するように、スクロールされた異なる位置の多数のビューが、図33Aと33Bに示されている。自動診断ボタン534を操作して、ポータブル電子デバイス100上のアプリケーション118が、診断ルーチンを始めるために製氷機10のコントローラー80に信号を送信し、および/またはコントローラー80から受け取るようにしてもよい。そこで、製氷機10のコントローラー80は、製氷機10のコンポーネントの故障モードを検知するために診断ルーチンを行うことができ、ポータブル電子デバイス100に信号を送り、それにより、診断ルーチンの結果を連絡する。このため、アプリケーション118は、ユーザ・インターフェース108上に診断ルーチンの結果を提供し表示することができる。従って、ユーザーは、製氷機10のコンポーネントの動作状態に関する情報を見ることができる。自動診断スクリーン550は、製氷機10の診断ルーチンの結果を示すことができるラジオ・ボタン358の集団を含んでいてもよい。
特定の実施例においては、ラジオ・ボタン358の集団のうちのいくらかあるいはすべては、製氷機10の診断ルーチンの結果に関してコントローラー80から受信した情報に基づいたアプリケーション118によって選択される。例えば、診断ルーチンが1つ以上の故障モードを示す場合、アプリケーション118は、1つ以上のラジオ・ボタン358が1つ以上の故障モードが検知されたものを表示するようにしてもよい。特定の実施例においては、アプリケーション118は、1つ以上のラジオ・ボタン358を赤くすることにより、故障モードが検知されたことを示してもよい。したがって、製氷機10の1つ以上のコンポーネントが適切に動作していることを診断ルーチンが示している場合、アプリケーション118は、1つ以上のラジオ・ボタン358が製氷機10の1つ以上のコンポーネントが適切に動作していることを表示するようにしてもよい。特定の実施例においては、アプリケーション118は、1つ以上のラジオ・ボタン358を緑色に変えることにより、製氷機10の1つ以上のコンポーネントが適切に動作していることを示してもよい。したがって、ユーザーがラジオ・ボタンの集団を選択する必要なく、ラジオ・ボタン358の集団は、診断ルーチンの結果を示すことができる。本発明の範囲を逸脱しない範囲で、診断ルーチンの結果を表示する他の手段が使用できることは理解できるであろう。
例えば、ポータブル電子デバイス100上のアプリケーション118は、コントローラー80および/または製氷機10が電源を有しているかどうかを製氷機10とのコミュニケーション・ステータスから判断することができる。コントローラー80および/または製氷機10が電源を有していない場合、ポータブル電子デバイス100は製氷機10に接続することができない。コントローラー80および/または製氷機10が電源を有していなければ、アプリケーション118は電源に関する問題を示して、ラジオ・ボタンを358hを赤くしてもよい。そこで、アプリケーション118は、製氷機10が電力を有していない理由を表示することができる。別の例において、給水口バルブ52が適切に動作していることを製氷機10のコントローラー80により実行された診断ルーチンが決めた場合、アプリケーション118はラジオ・ボタン358jを緑色にしてもよい。
コントローラー80は、アプリケーション118から更なる介入がなく製氷機10の特定のコンポーネントの診断ルーチンを行っている間、コントローラー80は、製氷機10の他のコンポーネントの診断ルーチンを行うことができない。例えば、製氷機10のコントローラー80は、コンデンサー・ファン15、コンプレッサ12および/またはホット・ガス・バルブ24に電力が供給されているかどうかを判断することができるが、特定の実施例においては、コントローラー80がこれらのコンポーネントのうちのいずれもが実際に動作しているか、または動作していないかを判断することができないかもしれない。これらのコンポーネントのために、そしてコントローラー80が自動診断ルーチンを行うことができないかもしれない他の潜在的な可能性のために、アプリケーション118の診断の特徴は、製氷機10に関する問題を診断するためにアプリケーション118のユーザーに提供された情報を使用できることである。ファン・オン・ボタン352、コンプレッサ・オン・ボタン554、および/または、ホット・ガス・バルブ・オン・ボタン556を操作することにより、製氷機10のコンポーネントの1つ以上で故障モードが生じたかどうかを決定するコントローラー80において補助するために、信号が、ポータブル電子デバイス100上のアプリケーション118から製氷機10のコントローラー80に送信することができる。例えば、コントローラー80は、コンデンサー・ファン15を起動することを試みることができ、そしてアプリケーション118のユーザーは、コンデンサー・ファン15が起動しているかどうかを見ることができ、および/または聞くことができる。ユーザーがコンデンサー・ファン15をオフすることを決めた場合、コンデンサー・ファン15がオフとなるように、ユーザーは、ファン・オン・ボタン352をオフに操作して、コントローラー80に送信することができる。そこで、アプリケーション118は故障モードを示す、ラジオ・ボタン358kを赤くする。
1つ以上のコンポーネントの1つ以上の故障モードが生じた場合、アプリケーション118は、ユーザ・インターフェース108上、故障モードが生じた理由の可能性のある説明を示す1つ以上のスクリーンを提供し、または表示してもよい。故障モードに対する潜在的な処置は、ユーザ・インターフェース108上に提供されるか、または表示される。例えば、図34に示されているように、製氷機10がビン・スイッチを含み、ビン・スイッチの故障モードの発生が決定した場合、ラジオ・ボタン358iは、故障モードが検知されたことを示し、ビン・スイッチ・フェイラー・スクリーン551がポータブル電子デバイス100のユーザ・インターフェース108上に提供され、または表示される。ビン・スイッチ・フェイラー・スクリーンは、故障モードまたは故障モードの原因となる問題点をリストにあげてもよい。また、ビン・スイッチ・フェイラー・スクリーン551は、診断スクリーン・ボタン553に戻すことを含んでもよく、診断スクリーン・ボタン553が操作された時、図33Aと33Bに示されているように、アプリケーション118を診断スクリーン550に戻す。本発明の範囲を逸脱しない範囲で、製氷機10の他のコンポーネントの1つ以上のために、ビン・スイッチ・フェイラー・スクリーン551に類似のスクリーンをアプリケーション118が提供し、表示することが理解されるであろう。
必要に応じて、追加のサービス機能は、サービス・スクリーン・ボタン542に戻す操作を行うことにより、図30に示されているように、サービス・スクリーン528に戻ることによって、実行されうる。そこで、履歴ログ・ボタン536を操作することにより、履歴スクリーン558が、図35に示されているように、ポータブル電子デバイス100のユーザ・インターフェース108上で提供される。図35に描かれているように、履歴スクリーン558は、限定されるものではないが、サービス・スクリーン・ボタン542、サービス履歴ボタン560、実行履歴ボタン532、イベント・ログ・ボタン564に戻すことを含むボタンの集団を含む。サービス・スクリーン・ボタン542に戻す操作は、図30に示されているように、アプリケーション118をサービス・スクリーン528に戻す。サービス履歴ボタン560を操作することにより、サービス履歴スクリーン566が、図36に示されているように、ポータブル電子デバイス100のユーザ・インターフェース108上で提供される。さらに、アプリケーション118のサービス履歴ボタン560を操作することにより、アプリケーション118が、製氷機10のメモリ90に、ポータブル電子デバイス100のメモリ110に、ウェブサイトに、コンピューターあるいはサーバー142、144、146および/または148に、リモートサーバーに、および/または製氷機10のサービス記録データを格納するあらゆる適切な場所に保存されたサービス記録データにアクセスし、および読み込むことができる。図36に描かれているように、サービス履歴スクリーン566は、限定されるものではないが、履歴スクリーン・ボタン568および追加新サービス記録ボタン570に戻すことを含むボタンの集団を含んでもよい。また、サービス履歴スクリーン566は、以前のサービス記録のリストを表示することができ、それにより、ポータブル電子デバイス100が付けられている製氷機10のためのサービス履歴を示している。履歴スクリーン・ボタン568に戻る操作は、図35に示されているように、履歴スクリーン558にアプリケーション118を戻す。
従って、この明細書の他において詳細に述べているように、アプリケーション118を使用して様々なアクションが完了した後、サービス記録データは、アプリケーション118により追加投入される。限定されるものではないが、これには、インストールがインスタレーション完了ボタン378(図8Aおよび8B、8C参照)を操作することにより完了した場合、クイッククリーンがクイッククリーン完了ボタン385(図9参照)を操作することにより完了した場合、フルクリーンがフルクリーン完了ボタン396(図10A、10B、10C参照)を操作することにより完了した場合、フル消毒がフル消毒完了ボタン402(図11参照)を操作することにより完了した場合、外表面クリーンが外表面クリーン完了ボタン408(図12参照)を操作することにより完了した場合、および/または、拡張シャットダウンが拡張シャットダウン完了ボタン422(図13A、13B参照)を操作することにより完了した場合、が含まれる。
また、他のサービス記録データと同様に上記のサービス記録データは、サービス記録情報の入力を許可する追加サービス記録ボタン570を操作することにより追加される。サービス記録情報としては、限定されるものではないが、サービスを行う人、行われたサービスの形式、サービスの日付、および/またはサービスに関する注意点を含む。そこで、アプリケーション118は、追加されたサービス記録を、製氷機10のメモリ90に、ポータブル電子デバイス100のメモリ110に、ウェブサイトに、コンピューターまたはサーバー142、144、146および/または148に、リモートサーバーに、および/またはサービス記録データの格納するのに適切な任意の場所に、書き込みし、保存しおよび/またはアップロードする。必要に応じて、追加の履歴情報は、履歴スクリーン・ボタン568に戻す操作により、図35に示されているように、履歴スクリーン558に戻ることによって見ることができる。
図35に戻ると、実行履歴ボタン562を操作すると、実行履歴スクリーン572を、図37に示されているように、ポータブル電子デバイス100のユーザ・インターフェース108上に提供する。また、アプリケーション118の実行履歴ボタン562を操作すると、製氷機10のメモリ90、ポータブル電子デバイス100のメモリ110、ウェブサイト、コンピューターあるいはサーバー142、144、146および/または148、リモートサーバーおよび/または製氷機10の実行履歴情報を格納するあらゆる適切な場所に格納されたサービス実行履歴情報に、アプリケーション118を、アクセスし、および読み込むようにする。特定の実施例においては、実行履歴スクリーン572に表示された実行履歴情報は、限定されるものではないが、生産された氷の量、エネルギー消費量、使用された水の重量、あるいは必要とされるあらゆる他の実行履歴情報が含まれる。特定の実施例においては、過去7日のそれぞれの実行履歴情報が表示されてもよい。他の実施例においては、先月の実行履歴情報が表示されてもよい。また、他の実施例においては、昨年の実行履歴情報が表示されてもよい。従って、実行履歴情報は、本発明の範囲を逸脱しない範囲で、任意の期間が表示されることが理解されるであろう。
また、図37に描かれているように、実行履歴スクリーン572は、グラフ・ボタン574を含んでもよく、グラフ・ボタン574は、操作された時、グラフフォーマットでの実行履歴情報を表示する。従って、グラフ・ボタン574を操作すると、氷生産スクリーン576(図38参照)、エネルギー消費スクリーン586(図39参照)、あるいは水使用スクリーン588(図40参照)が、ポータブル電子デバイス100のユーザ・インターフェース108上に提供される。氷ボタン580、エネルギー・ボタン582および水ボタン584は、氷生産スクリーン576、エネルギー消費スクリーン586および水使用スクリーン588のそれぞれを表示し、氷生産スクリーン576、エネルギー消費スクリーン586および水使用スクリーン588との間の切り替えを可能としてもよい。グラフは、実行履歴の棒グラフを示しており、その棒は、表示された量に基づいて、コード化された色付けされてもよい。例えば、製氷機10が必要な範囲内の氷の設定量を生産している場合には、その棒は緑色かもしれない。製氷機10が必要な範囲より下であり、しかし許容範囲内の氷を生産している場合には、その棒は黄色でもよい。製氷機10が許容範囲より下の氷を生産している場合には、その棒は赤色でもよい。同様のカラーコードはエネルギー消費および水使用(図39と40)の表示のために使用されてもよい。さらに、図38、39、40に示されているグラフは棒グラフであり、本発明の範囲を逸脱しない範囲で任意の形式のデータのビジュアル化がなされることは理解されであろう。特定の実施例においては、実行履歴は、後で見るために、印刷されるか、電子メールされるか、ダウンロードされるか、そうでなければ転送されてもよい。また、氷生産スクリーン576、エネルギー消費スクリーン586および水使用スクリーン588のそれぞれは、実行履歴スクリーン・ボタン578に戻すことを含んでおり、実行履歴スクリーン・ボタン578が操作された時、実行履歴スクリーン572が、図37に示されているように、ポータブル電子デバイス100のユーザ・インターフェース108上に提供される。
図35に戻ると、イベント・ログ・ボタン564を操作すると、イベント・ログ・スクリーン590が、図41に示されているように、ポータブル電子デバイス100のユーザ・インターフェース108上に提供される。また、アプリケーション118のイベント・ログ・ボタン564を操作すると、アプリケーション118は、製氷機10のメモリ90、ポータブル電子デバイス100のメモリ110、ウェブサイト、コンピューターあるいはサーバー142、144、146および/または148、リモートサーバー、および/または製氷機10のイベント・ログ情報を格納する任意の適切な場所に格納されたイベント・ログ情報にアクセスし、読み込む。図41に描かれているように、イベント・ログ・スクリーン590は、限定されるものではないが、履歴スクリーン・ボタン568に戻るボタンの集団を含んでいる。また、イベント・ログ・スクリーン590は、ポータブル電子デバイス100が接続される製氷機10に対応するものに生じた各種の出来事のリストを表示してもよい。特定の実施例においては、イベント・ログ・スクリーン590は、製氷機10のコントローラー80の入出力のすべての出来事の履歴を表示してもよい。例えば、イベント・ログ・スクリーン590は、オン/オフ・ビン・フル状態が検知された日付および/また回数、断水故障モードが検知された日付および/または回数、コンデンサー・ファン15が遮断および起動された日付および/または回数などを含む各種の出来事を表示する。イベント・ログ・スクリーン590に各種出来事を表示することは、コンポーネントの清掃、交換を必要としているかどうか、および/または製氷機10が適切に動作しているかどうかを判断することの助けとなる。例えば、コンデンサー・ファン15のオン/オフ回数は、コンデンサーをクリーンにする必要を示す。履歴スクリーン・ボタン568に戻す操作は、図35に示されているように、履歴スクリーン558にアプリケーション118を戻してもよい。
図30に戻ると、ファームウェア・ボタン538を操作すると、ファームウェア・スクリーン592が、図42に示されているように、ポータブル電子デバイス100のユーザ・インターフェース108上に提供される。従って、アプリケーション188は、製氷機ファームウェア96aのバージョンを決定することができ、最新の利用可能なバージョンに製氷機ファームウェア96aを更新することができる。また、アプリケーション118のファームウェア・ボタン538を操作すると、アプリケーション118は、製氷機10のメモリ90、ポータブル電子デバイス100のメモリ110、ウェブサイト、コンピューターあるいはサーバー142、144、146および/または148、リモートサーバー、および/または製氷機10の製氷機ファームウェア96aを格納するあらゆる適切な場所に格納された現在の製氷機ファームウェア96aにアクセスし、読み込みおよび/または決定することをもたらす。また、アプリケーション118は、製氷機10のために利用可能な製氷機ファームウェア96aの最新バージョンを決定してもよく、ポータブル電子デバイス100のメモリ110に、ウェブサイトに、コンピューターあるいはサーバー142、144、146および/または148に、リモートサーバーに、および/または製氷機10の製氷機ファームウェア96aの最新バージョンを格納するあらゆる適切な場所に問い合わせることにより、ポータブル電子デバイス100が製氷機10に接続される。従って、ファームウェア・スクリーン592は、製氷機10の現在のファームウェアバージョン、製氷機10のための最新のファームウェア、および/または製氷機10の現在のファームウェアが最新かどうか(即ち、利用可能な最新のファームウェアと同じかどうか)を表示する。
製氷機10の現在のファームウェアが最新でない場合、更新ファームウェア・ボタン594は、ポータブル電子デバイス100メモリ110から、ウェブサイトから、コンピューターあるいはサーバー142、144、146および/または148から、リモートサーバーから、および/または製氷機10の製氷機ファームウェア96aの最新バージョンを格納するあらゆる適切な場所から、製氷機ファームウェア96aの最新バージョンをダウンロードするように操作されてもよい。そして、そこで製氷機10のメモリ90で、ポータブル電子デバイス100のメモリ110で、ウェブサイトで、コンピューターあるいはサーバー142、144、146および/または148で、リモートサーバーで、および/または、製氷機10の製氷機ファームウェア96aのバージョンを格納する適切な任意の場所で利用可能な製氷機ファームウェア96aの最新バージョンをアップロードする。さらに、ファームウェア・スクリーン592は、リストア・ファクトリー・デフォルト・ボタン596を含んでおり、リストア・ファクトリー・デフォルト・ボタン596は、アプリケーション118を、製氷機10のコントローラー80の設定のすべてをファクトリー・デフォルトに戻すように操作される。特定の実施例においては、例えば、製氷機ファームウェア96aの先のバージョンは、製氷機10のメモリ90、ポータブル電子デバイス100のメモリ110、ウェブサイト、コンピューターあるいはサーバー142、144、146および/または148、リモートサーバー、および/または製氷機10の製氷機ファームウェア96aのバージョンを格納する適切な任意の場所でアップロードされる。また、ファームウェア・スクリーン592は、サービス・スクリーン・ボタン542に戻すことを含んでおり、サービス・スクリーン・ボタン542が操作された時、図30に示されているように、サービス・スクリーン528へのアプリケーション118を戻す。
図6に戻ると、ヘルプ・ボタン334を操作することにより、ヘルプ・スクリーン598は、図43に示されているように、ポータブル電子デバイス100のユーザ・インターフェース108上に提供される。ヘルプ・スクリーン598は、限定されるものではないが、メニュー・スクリーン・ボタン338、チュートリアル・ボタン600および一般的質問(FAQ)ボタン602を含むボタンの集団を含んでいる。メニュー・スクリーン・ボタン338に戻す操作は、図6に示されているように、メニュー・スクリーン314にアプリケーション118を戻す。チュートリアル・ボタン600を操作することにより、アプリケーション118を使用方法のプログラムが、ポータブル電子デバイス100のユーザ・インターフェース108上に提供される。一般的質問(FAQ)ボタン602を操作することにより、限定されるものではないが、アプリケーション118の使用、製氷機10、製氷機10のメーカー、製氷機10のディーラー、製氷機10のメーカーによって製造された他の製品などに関する一般的な質問のリストを、ポータブル電子デバイス100のユーザ・インターフェース108上で提供してもよい。
アプリケーション118は、本発明の範囲から逸脱しない範囲で、ポータブル電子デバイス100のユーザ・インターフェース108に提供され、または表示される、追加のおよび/または代替のスクリーンを含むことが理解されであろう。特定の実施例においては、例えば、ファクトリー・スクリーンは、製氷機10が氷をうまく作ることができたかどうかを判断するために、製氷機10の品質管理テストを始めるためのボタンを提供するユーザ・インターフェース108に表示する。品質管理テスト・ボタンを操作することにより、製氷機10に製氷テストを開始させる信号を製氷機10のコントローラー80に送信する。そこで、コントローラー80は、ポータブル電子デバイス100のユーザ・インターフェース108上に提供されるテストの結果に関してポータブル電子デバイス100に信号を送信することができる。その結果には、第1のバッチの氷を作成するためのサイクル・タイムの表示が含まれている。他のボタンも、ファクトリー・スクリーン上に提供されてもよく、他のボタンが操作された時、アプリケーション118は、製氷機10のメモリ90に、ポータブル電子デバイス100のメモリ110に、ウェブサイトに、コンピューターあるいはサーバー142、144、146および/または148に、リモートサーバーに、および/または製氷テストの記録を格納するのに適切な場所に、製氷テストの記録を書き込みし、保存しおよび/またはアップロードさせてもよい。特定の実施例においては、この明細書における別のところでより詳細に述べるように、この記録はサービス記録の集団のうちの1つでもよい。
他の実施例において、例えば、製氷機10の日付および時刻を設定するためのサブメニュー、アプリケーション118のための日付フォーマット、製氷機10のインストール日、アプリケーション118の言語、アプリケーション118の単位系、および/または、製氷機10のための保証登録オプションは、ポータブル電子デバイス100のユーザ・インターフェース108に表示されてもよい。他の実施例においては、この情報は、ポータブル電子デバイス100上の他の操作によって設定してもよい。例えば、ポータブル電子デバイス100がスマートフォンであり、そしてポータブル電子デバイスのオペレーティングシステム114における言語と単位が、スペイン語であり、メートル単位系であれば、アプリケーション118はスペイン語で表示され、そしてメートル単位系を使用することができる。
他の実施例においては、例えば、アプリケーション118は、ポータブル電子デバイス100のユーザ・インターフェース108に供給スクリーンを表示してもよい。供給スクリーンは、限定されるものではないが、クリーニング・ケミカル・ボタン、クリーニング・キット・ボタン、フィルター・ボタン、パーツ・ボタン、およびサービス・ボタンを含むボタンの集団を表示してもよい。これらのボタンの1つ以上を操作することにより、製氷機10のためにクリーニング・ケミカル、クリーニング・キット、フィルター、パーツ、およびサービスを購入するためのオプションを提供するスクリーンが、ポータブル電子デバイス100のユーザ・インターフェース108上に表示される。特定の実施例においては、その供給はアプリケーション118の内部から購入されてもよい。
図5−43は製氷機10に関して述べているが、冷却装置コントロールアプリケーション118は、本発明の範囲から逸脱しない範囲で、同様の方法において商用、家庭用と業務用の冷蔵庫200および/または冷凍庫204と相互連絡し、および/または制御することは理解されるであろう。次に述べる例は、アプリケーション118が商用、家庭用と業務用の冷蔵庫200および/または冷凍庫204と相互連絡し、および/または制御する非包括的な記述方法である。従って、アプリケーション1118の上記の機能のうちのいくつかあるいはすべてが、本発明の範囲から逸脱しない範囲で、商用、家庭用と業務用の冷蔵庫200および/または冷凍庫204と相互連絡し、および/または制御することが適用されることは理解されるであろう。
例えば、冷却装置1000が家庭用の製氷機10である特定の実施例においては、アプリケーション118は内蔵の浄水器を交換するようリマインダがセット・アップされて使用されている。別の実施例において、例えば、冷却装置1000が家庭用の製氷機10である場合、アプリケーション118がドレン・ポンプの故障モードをチェックする診断ルーチンを開始するために使用されてもよい。また、他の実施例においては、例えば、冷却装置1000が冷蔵庫200および/または冷凍庫204である場合、アプリケーション118がイベント・ログを、図41に関して記述されたものと同じように、提供し、表示してもよい。例えば、イベント・ログは、限定されるものではないが、オン/オフ・ビン・フル状態が検知された日付および/または回数、エバポレータの温度を読んだ日付および/または回数、コンデンサー・ファン15がオンおよびオフされた日付および/または回数などを含む各種の出来事を表示してもよい。各種の出来事の表示は、コンポーネントを清掃し、交換することが必要であるかどうか、および/または冷蔵庫200および/または冷凍庫204が適切に動作しているかどうかの判断を補助することができる。例えば、コンデンサー・ファン15オン/オフ回数は、コンデンサーの清掃を必要とすることを示す。様々な実施例においては、例えば、冷却装置1000が冷蔵庫200および/または冷凍庫204である場合、冷蔵庫200および/または冷凍庫204は、目詰まりしている、または目詰まりしたコンデンサーを検知することができる気圧センサを含んでいる。アプリケーション118は、コンデンサーが清掃および/または交換を必要とするかどうかを判断することに助けとなるように、コンデンサーが目詰まりしている、または目詰まりしたかどうかを提供し、表示してもよい。
他の実施例においては、例えば、冷却装置1000が冷蔵庫200および/または冷凍庫204である場合、アプリケーション118は、図7−14に関して記述されたものと同様に、インストール、清掃、サニタイジング(消毒)、シャットダウン(遮断)などのチェックリストを提供し、または表示してもよい。他の実施例においては、例えば、冷却装置1000が冷蔵庫200および/または冷凍庫204である場合、清掃および/または修理のためのリマインダ、および設定されたリマインダを受け取る受取人は、図15−17に関して記述されたものと同様にアプリケーション118を使用して設定されてもよい。他の実施例においては、例えば、冷却装置1000が冷蔵庫200および/または冷凍庫204である場合、アプリケーション118は、ポータブル電子デバイス100が接続される冷蔵庫200および/または冷凍庫204に対応する様々なドキュメントを表示してもよく、限定されるものではないが、図18−20に関して記述されたものと同様に、エイジェンシー承認書、パーツマニュアル、サービスマニュアル、ユーザ用マニュアル、性能および仕様書、および保証書などを含む。
他の実施例においては、例えば、冷却装置1000が冷蔵庫200および/または冷凍庫204である場合、アプリケーション118は、冷蔵庫200および/または冷凍庫204の手動の霜取りを行うためにチェックリストを表示し、または提供してもよい。他の実施例においては、アプリケーション118が、冷蔵庫200および/または冷凍庫204のコントローラー80に霜取りサイクルを開始するように信号を送信してもよい。また、他の実施例においては、例えば、冷却装置1000が冷蔵庫200および/または冷凍庫204である場合、アプリケーション118は冷蔵庫200および/または冷凍庫204のための保証登録を許可してもよい。製氷機10に関してこの明細書における他の部分でより詳細に述べているように、冷蔵庫200および/または冷凍庫204のための保証登録情報は、アプリケーション118に入力されてもよく、アプリケーション118は、冷蔵庫200および/または冷凍庫204のメモリ90に、ポータブル電子デバイス100のメモリ110に、ウェブサイトに、コンピューターあるいはサーバー142、144、146および/または148に、リモートサーバーに、および/または冷蔵庫200および/または冷凍庫204の保証登録情報の記録を格納するのに適切な任意の場所に、保証登録情報を、書く込みし、保存し、および/またはアップロードしてもよい。特定の実施例においては、この記録は、この明細書の他の場所でより詳細に述べているようにサービス記録の集団のうちの1つとしてもよい。
また、他の実施例においては、例えば、冷却装置1000が冷蔵庫200および/または冷凍庫204である場合、ポータブル電子デバイス100上のアプリケーション118は、図33−34に関して記述された診断ルーチンと同様に、診断ルーチンを始めるために、冷蔵庫200および/または冷凍庫204のコントローラー80に信号を送信し、および/またはコントローラー80から信号を受信してもよい。そこで、冷蔵庫200および/または冷凍庫204のコントローラー80は、冷蔵庫200および/または冷凍庫204のコンポーネントの故障モードを検知するために診断ルーチンを行うことができ、ポータブル電子デバイス100に信号を送って、診断ルーチンの結果を連絡することができる。従って、アプリケーション118は、ユーザ・インターフェース108上の診断ルーチンの結果を提供し、または表示することができる。
また、他の実施例においては、冷却装置1000が冷蔵庫200および/または冷凍庫204である例において、アプリケーション118は、限定されるものではないが、コール・アス・および/またはイーメール・アス・ボタンを含むボタンの集団を含んでもよく、これらが操作されたとき、図31に関して記述されたものと同様に、冷蔵庫200および/または冷凍庫204のメーカー、ディーラー、サービス、工場受付などに対して通話を開始してもよく、および/または電子メールを送信してもよい。
また、他の実施例においては、冷却装置1000が冷蔵庫200および/または冷凍庫204である場合、図31に関して記述したように、また図32Aと32Bに関して記述したコントローラー・オーバーライドと同様に、アプリケーション118は、アプリケーション118が冷蔵庫200および/または冷凍庫204のコントローラー80を監視し、および/またはオーバーライドすることを許可した冷蔵庫200および/または冷凍庫204のコントローラー80に信号を送信し、および/またはコントローラー80から信号を受信してもよい。
また、他の実施例においては、冷却装置1000が冷蔵庫200および/または冷凍庫204である場合、アプリケーション118はポータブル電子デバイス100のユーザ・インターフェース108に供給スクリーンを表示してもよい。供給スクリーンは、限定されるものではないが、クリーニング・ケミカル・ボタン、クリーニング・キット・ボタン、フィルター・ボタン、パーツ・ボタン、およびサービス・ボタンを含むボタンの集団を表示してもよい。これらのボタンの1つ以上を操作すると、ポータブル電子デバイス100のユーザ・インターフェース108上に、冷蔵庫200および/または冷凍庫204のためのクリーニング・ケミカル、クリーニング・キット、フィルター、パーツ、およびサービスを購入するオプションを提供するスクリーンを表示する。特定の実施例においては、その供給は、アプリケーション118の内部から購入することができる。
次に列挙した実施態様は、本発明の一態様を示するために提供されたものであり、本発明の範囲を制限するように意図したものではない。
1.ポータブル電子デバイスを使用した冷却装置と相互連絡する方法は、前記冷却装置が1つ以上の冷却コンポーネントを含む冷却システム、および1つ以上の冷却コンポーネントを制御するのに適したコントローラーを含み、前記ポータブル電子デバイスが、前記冷却装置の前記コントローラーと相互連絡するためのアプリケーションを備えており:前記方法は、
前記ポータブル電子デバイスを前記冷却装置に接近して配置する;
前記冷却装置と前記ポータブル電子デバイスとの間の無線通信接続を確立する;および
前記ポータブル電子デバイスが接続される前記冷却装置に対応する前記ポータブル電子デバイスに関する情報を表示する、
ステップを含む。
2.情報を表示する前記ステップが、前記冷却装置のシリアル番号、前記冷却装置のモデル番号、ファームウェアバージョン、および前記冷却装置の名前の1つ以上を表示することを含む、列挙された実施態様1の方法。
3.情報を表示する前記ステップが、前記冷却装置をインストールすること、前記冷却装置を清掃すること、前記冷却装置を消毒すること、および拡張された期間、前記冷却装置をシャットダウンすること、の1つ以上のためのチェックリストを表示することを含む、列挙された実施態様1の方法。
4.表示された前記チェックリストの完了の経過を追跡するためにボタンの集団を操作することをさらに含む、列挙された実施態様3の方法。
5.1ステップ以上の表示された前記チェックリストを完了し、および/または前記ポータブル電子デバイスから前記冷却装置の前記コントローラーに信号を送るために1つ以上のアクション・ボタンを操作することをさらに含む、列挙された実施態様3の方法。
6.表示された前記チェックリストを完了すること、および
完了され表示された前記チェックリストのサービス記録を保存すること、さらに含む、列挙された実施態様3の方法。
7.情報を表示する前記ステップが、1つ以上のサービス記録を表示することを含む、列挙された実施態様1の方法。
8.1つ以上のサービス記録を加えることをさらに含む、列挙された実施態様7の方法。
9.前記冷却装置のファームウェアのバージョンを決定すること、
前記ポータブル電子デバイスに決定されたファームウェアバージョンを表示すること、
ポータブル電子デバイスから冷却装置にファームウェアのバージョンをアップロードすること、をさらに含む、列挙された実施態様1の方法。
10.情報を表示する前記ステップが、ポータブル電子デバイスが接続される前記冷却装置に対応するドキュメントを表示することを含み、そこで表示された前記ドキュメントが、エイジェンシー承認書、パーツマニュアル、サービスマニュアル、ユーザ用マニュアル、性能および仕様書、および保証書の1つ以上を含む、列挙された実施態様1の方法。
11.情報を表示する前記ステップが、前記ポータブル電子デバイスが接続される前記冷却装置の保証ステータスを表示することを含む、列挙された実施態様1の方法。
12.情報を表示する前記ステップが、前記冷却装置の現在の動作情報を表示することを含む、列挙された実施態様1の方法。
13.情報を表示する前記ステップが、前記冷却装置の動作情報の履歴を表示することを含む、列挙された実施態様1の方法。
14.前記ポータブル電子デバイスを使用して前記冷却装置の保証を登録するステップをさらに含む、列挙された実施態様1の方法。
15.保証を登録する前記ステップが、前記ポータブル電子デバイスへ保証情報を入力すること、およびウェブサイト、コンピューター、サーバーおよび前記冷却装置の1つ以上へ保証情報をアップロードすること、を含む、列挙された実施態様14の方法。
16.ポータブル電子デバイスの1つ以上の前記冷却コンポーネントの1つ以上の動作設定を設定し、および/または変更する、および
前記ポータブル電子デバイスを使用して冷却装置において設定され、および/または変更された1つ以上の動作設定を保存する、ステップをさらに含む、列挙された実施態様1の方法。
17.前記動作設定が、氷の厚み、パージ量、温度、氷生産限度時刻、および最大氷生産限度、の1つ以上を含む、列挙された実施態様16の方法。
18.前記冷却装置の清掃および/またはルーチンサービスのために1つ以上のリマインダを計画すること、および1つ以上の前記リマインダを受け取るために1つ以上の受信者を選択すること、をさらに含む、列挙された実施態様1の方法。
19.1つ以上の前記リマインダのそれぞれの頻度が調整可能である、列挙された実施態様18の方法。
20.1つ以上の選択された前記受信者に1つ以上のリマインダを送ることをさらに含む、列挙された実施態様18の方法。
21.テキスト・メッセージ、電子メール、ボイス・メール、通話、インスタント・メッセージ、カレンダーリマインダの1つ以上を介してリマインダが送られる、列挙された実施態様20の方法。
22.前記冷却装置が、冷却システムと水システムを含む製氷機であり、前記冷却システムが、コンプレッサ、コンデンサー・ファンおよびホット・ガス・バルブの1つ以上を含み、および水システムが、および給水ポンプ、給水口バルブおよびパージ・バルブの1つ以上を含む、列挙された実施態様1の方法。
23.前記ポータブル電子デバイスから前記製氷機の前記コントローラーへ1つ以上の信号を送ること、および
前記ポータブル電子デバイスから送った1つ以上の信号に応じて、製氷機のコントローラーによって、コンプレッサ、コンデンサー・ファン、ホット・ガス・バルブ、給水ポンプ、給水口バルブおよびパージ・バルブの1つ以上を操作すること、により製氷機のコントローラーをオーバーライドすることをさらに含む、列挙された実施態様22の方法。
24.前記コンプレッサ、前記コンデンサー・ファン、前記ホット・ガス・バルブ、前記給水ポンプ、前記給水口バルブおよび前記パージ・バルブの1つ以上の動作が、ある期間継続する、列挙された実施態様23の方法。
25.前記ある期間が約5秒から約1分である、列挙された実施態様24の方法。
26.前記ポータブル電子デバイスから前記製氷機の前記コントローラーに診断ルーチンを開始するために信号を送ること、および
前記ポータブル電子デバイスから送られた1つ以上の信号に応じて前記製氷機の前記コントローラーによって診断ルーチンを開始すること、および
前記コンプレッサ、前記コンデンサー・ファン、前記ホット・ガス・バルブ、前記給水ポンプ、前記給水口バルブおよび前記パージ・バルブの1つ以上に故障モードが発生しているかどうかを検知するために、前記製氷機の前記コントローラーにより診断ルーチンを実施すること、により製氷機の1つ以上の故障を診断することをさらに含む、列挙された実施態様22の方法。
27.1つ以上の故障モードがコントローラーによって検知された場合、前記ポータブル電子デバイスに1つ以上の検知された故障モードの指示を表示すること、をさらに含む、列挙された実施態様26の方法。
28.前記コンプレッサ、前記コンデンサー・ファン、前記ホット・ガス・バルブ、前記給水ポンプ、前記給水口バルブおよび前記パージ・バルブの1つ以上の故障モードの1つ以上の潜在的な原因を、前記ポータブル電子デバイスに表示すること、をさらに含む、列挙された実施態様27の方法。
29.前記コンプレッサ、前記コンデンサー・ファン、前記ホット・ガス・バルブ、前記給水ポンプ、前記給水口バルブ、および前記パージ・バルブの1つ以上の動作状態を示すように、前記ポータブル電子デバイスから前記製氷機の前記コントローラーに信号を送ること、をさらに含む、列挙された実施態様26の方法。
30.前記コンプレッサ、前記コンデンサー・ファン、前記ホット・ガス・バルブ、前記給水ポンプ、前記給水口バルブおよび前記パージ・バルブの1つ以上の故障モードの1つ以上の潜在的な原因を、前記ポータブル電子デバイスに表示すること、をさらに含む、列挙された実施態様29の方法。
31.前記冷却装置が冷却システムとコンパートメントを備える冷蔵庫であり、前記冷却システムが、コンプレッサ、コンデンサー・ファン、エバポレータ・ファンおよびサーモスタットを備え、前記冷却システムが前記コンパートメントの中の温度を維持するよう構成された、列挙された実施態様1の方法。
32.前記ポータブル電子デバイスを使用して前記冷蔵庫の前記コンパートメントの中の温度を設定し、および/または変更すること、をさらに含む、列挙された実施態様31の方法。
33.前記ポータブル電子デバイスから前記冷蔵庫の前記コントローラーへ1つ以上の信号を送ること、および
前記ポータブル電子デバイスから送られた1つ以上の信号に応じて前記コンプレッサ、前記コンデンサー・ファンおよび前記エバポレータ・ファンの1つ以上を、前記冷蔵庫の前記コントローラーによって操作すること、により前記冷蔵庫の前記コントローラーをオーバーライドすることをさらに含む、列挙された実施態様31の方法。
34.前記コンプレッサ、前記コンデンサー・ファンおよび前記エバポレータ・ファンの1つ以上の操作が、ある期間継続する、列挙された実施態様33の方法。
35.前記ある間が約5秒から約1分である、列挙された実施態様34の方法。
36.前記ポータブル電子デバイスから前記冷蔵庫の前記コントローラーへ診断ルーチンを開始するために信号を送ること、そして
前記ポータブル電子デバイスから送られた1つ以上の信号に応じて前記冷蔵庫の前記コントローラーによって診断ルーチンを開始すること、そして
前記コンプレッサ、前記コンデンサー・ファンおよび前記エバポレータ・ファンの1つ以上に故障モードが発生したかどうかを検知するために、前記冷蔵庫の前記コントローラーにより診断ルーチンを実施すること、により前記冷蔵庫の1つ以上の故障を診断することをさらに含む、列挙された実施態様31の方法。
37.1つ以上の故障モードが前記コントローラーによって検知された場合、前記ポータブル電子デバイスに1つ以上の検知された故障モードの指示を表示すること、さらに含む、列挙された実施態様36の方法。
38.前記コンプレッサ、前記コンデンサー・ファンおよび前記エバポレータ・ファンの1つ以上の故障モードの1つ以上の潜在的な原因を、前記ポータブル電子デバイスに表示すること、をさらに含む、列挙された実施態様37の方法。
39.前記ポータブル電子デバイスから前記コンプレッサ、前記コンデンサー・ファンおよび前記エバポレータ・ファンの1つ以上の動作状態を示す前記冷蔵庫の前記コントローラーへ信号を送ること、をさらに含む、列挙された実施態様36の方法。
40.前記コンプレッサ、前記コンデンサー・ファンおよび前記エバポレータ・ファンの1つ以上の故障モードの1つ以上の潜在的な原因を、前記ポータブル電子デバイスに表示することを、さらに含む、列挙された実施態様39の方法。
41.前記冷却装置が冷却システムとコンパートメントを含む冷凍庫であり、前記冷却システムはコンプレッサ、コンデンサー・ファン、エバポレータ・ファンおよびサーモスタットの1つ以上を含み、前記冷却システムが前記コンパートメントの中で温度を維持するよう構成された、列挙された実施態様1の方法。
42.前記冷却装置の前記コンパートメントの中で前記ポータブル電子デバイスを使用して、温度が設定され、および/または変更されることをさらに含む、列挙された実施態様41の方法。
43.前記冷凍庫の動作の制御が、霜取サイクルを始めることを含む、列挙された実施態様41の方法。
44.前記ポータブル電子デバイスから前記冷却装置の前記コントローラーへ1つ以上の信号を送ること、および
前記ポータブル電子デバイスから送られた1つ以上の信号に応じて前記コンプレッサ、前記コンデンサー・ファンおよび前記エバポレータ・ファンの1つ以上を、前記冷凍庫の前記コントローラーによって操作すること、により前記冷凍庫の前記コントローラーをオーバーライドすることをさらに含む、列挙された実施態様41の方法。
45.前記コンプレッサ、前記コンデンサー・ファンおよび前記エバポレータ・ファンの1つ以上の動作が、ある期間継続する、列挙された実施態様44の方法。
46.前記ある期間が約5秒から約1分である、列挙された実施態様45の方法。
47.前記ポータブル電子デバイスから前記冷凍庫の前記コントローラーに診断ルーチンを始めるために信号を送ること、および
前記ポータブル電子デバイスから送られた1つ以上の信号に応じて前記冷凍庫の前記コントローラーによって診断ルーチンを始めること、および
前記冷凍庫の前記コントローラーによって、前記コンプレッサ、前記コンデンサー・ファンおよび前記エバポレータ・ファンに1つ以上の故障モードが発生したかどうかを検知するために診断ルーチンを実施すること、により前記冷凍庫の1つ以上の故障を診断することをさらに含む、列挙された実施態様41の方法。
48.1つ以上の故障モードが前記コントローラーによって検知された場合、前記ポータブル電子デバイスに1つ以上の検知された故障モードの指示を表示すること、をさらに含む、列挙された実施態様47の方法。
49.前記コンプレッサ、前記コンデンサー・ファンおよび前記エバポレータ・ファンの1つ以上の故障モードの1つ以上の潜在的な原因を、ポータブル電子デバイスに表示することをさらに含む、列挙された実施態様48の方法。
50.前記コンプレッサ、前記コンデンサー・ファンおよび前記エバポレータ・ファンの1つ以上の動作状態を示すように前記ポータブル電子デバイスから前記冷凍器の前記コントローラーに信号を送ることをさらに含む、列挙された実施態様47の方法。
51.前記コンプレッサ、前記コンデンサー・ファンおよび前記エバポレータ・ファンの1つ以上の故障モードの1つ以上の潜在的な原因を、ポータブル電子デバイスに表示することをさらに含む、列挙された実施態様50の方法。
したがって、ポータブル電子デバイスで冷却装置と相互に作用し、および/または制御するために、新規な方法、システムおよび器具が示され、述べられており、これらは前述の従来技術の問題の多くを克服するものである。しかしながら、主題の装置および方法のために、多くの変更、変化、改良およびその他の使用と適用が可能であることは、当分野における人々にとっては明白であろう。本発明の趣旨および範囲から外れない範囲で、そのような全ての変更、変化、改良および他の使用と適用は、以下に続く請求項により限定された発明によってカバーされるであろう。