JP6229315B2 - 情報通信装置及びデータ連携プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像データ処理装置及び画像データ処理プログラムに関する。
従来、一定の時間間隔で画面などの画像をネットワークを介して別の装置に送信する場合、画像データ処理装置は、画像を所定の大きさのブロックに分割し、ブロック毎に1つ前の画像との差分を検出して、差分を検出したブロックの圧縮画像データを送信していた。あるいは、画像データ処理装置は、差分を検出したブロック内で差分を検出した矩形領域の圧縮画像データを送信していた。
なお、差分のあるブロック内で差分のない画像ピクセルに透過色データを書き込んで送信する従来技術がある(例えば、特許文献1参照。)。また、送信する画像データのサイズを小さくするために、送信装置は原画を縦横に1ライン毎に間引いて送信し、受信装置が拡大復元する従来技術がある(例えば、特許文献2参照。)。また、各ブロック内で使用される色数が少ないほど、各画素を表示するインデックスの数を少なくし、ビット数の少ないインデックスに変換することにより画像を圧縮して送信する従来技術がある(例えば、特許文献3参照。)。
特開2007−221229号公報 特開平7−296158号公報 特開平10−74173号公報
しかしながら、例えば、パーソナルコンピュータ(以降、「PC」という。)からスマートフォンやタブレット端末に画面の画像を送信する場合のように、受信側の装置の性能が送信側と比較して低い場合、画像の復元処理の負荷が重いという問題がある。すなわち、受信装置は、圧縮された画像をブロック毎又は矩形領域毎に受信して復元する処理を行う必要があり、送信される圧縮画像に対して処理が間に合わない状況が発生する。
本発明は、1つの側面では、受信装置での画像の復元処理の負荷の低減を図ることを目的とする。
本願の開示する情報通信装置は、1つの態様において、画面がキャプチャーされた画像である対象画像を所定の大きさの複数のブロックに分割する分割部と、前記分割部による分割により得られたブロック毎に1つ前の画像と比較する比較部とを有する。さらに、情報通信装置は、前記比較部による比較の結果、1つ前の画像から更新箇所がある場合に該更新箇所に基づく更新矩形を各ブロックから抽出する抽出部を有する。さらに、情報通信装置は、各ブロックから前記抽出部により抽出された更新矩形に基づく矩形を全体矩形として特定する特定部と、前記特定部により特定された全体矩形の画像と全体矩形の情報と更新矩形の情報とをデータ連携の対象として相互認証を行った他の情報通信装置に送信し、送信した全体矩形の画像と全体矩形の情報と更新矩形の情報とに基づいて前記他の情報通信装置で表示された画面上のタッチ操作から生成された操作イベントの情報を受け取って自装置に該操作イベントに対応する操作を行う送信部とを有する。
1実施態様によれば、受信装置での画像の復元処理の負荷を低減することができる。
図1は、実施例に係るPC−スマートフォン連携システムの構成を示す機能ブロック図である。 図2は、連携部の構成を示す機能ブロック図である。 図3は、プロファイル情報のデータ構造の一例を示す図である。 図4は、リモート操作制御部の構成を示す機能ブロック図である。 図5は、PC側の画像処理部の構成を示す機能ブロック図である。 図6Aは、ブロック毎に抽出された更新矩形を示す図である。 図6Bは、全体矩形及び無変化箇所の黒塗りを示す図である。 図7は、PCからスマートフォンに送信される画面情報のデータ構造の一例を示す図である。 図8は、PCからスマートフォンに送信される画面情報の一例を示す図である。 図9は、画像処理部による画像復元方法を説明するための図である。 図10は、画面データの送信処理のフローを示すフローチャートである。 図11は、PC連携画面の一例を示す図である。 図12は、スマホ連携画面の一例を示す図である。 図13は、画像復元処理のフローを示すフローチャートである。 図14は、ソフトウェア構成を示す図である。 図15は、スマートフォンのハードウェア構成を示す図である。 図16は、PCのハードウェア構成を示す図である。
以下に、本願の開示する画像データ処理装置及び画像データ処理プログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例は開示の技術を限定するものではない。
まず、実施例に係るPC−スマートフォン連携システムについて説明する。図1は、実施例に係るPC−スマートフォン連携システムの構成を示す機能ブロック図である。図1に示すように、PC−スマートフォン連携システム1は、PC2とスマートフォン3とを有し、PC2とスマートフォン3との間で連携を行う。ここで、「連携」とは、写真、動画などのデータを相互に交換することである。
PC2は、WLAN部21と、連携部22と、入力制御部23と、出力制御部24とを有する。
WLAN部21は、無線LANを用いて通信を行い、ここでは、スマートフォン3のWLAN部31と通信を行う。WLAN部21は、WLAN部21を無線LAN通信においてアクセスポイントとして機能させるAP部211と、WLAN部21を無線LAN通信においてステーション(クライアント装置)として機能させるSTA部212とを有する。
連携部22は、WLAN部21を用いて他の情報通信装置と連携を行い、ここでは、スマートフォン3の連携部32と連携を行う。なお、連携部22の詳細については後述する。
入力制御部23は、マウス、キーボードなどの入力装置を用いてユーザが入力した指示やデータを受け付け、受け付けた指示やデータを連携部22に渡す。出力制御部24は、PC2が出力する画面の情報を表示装置に表示し、PC2が出力する音声をスピーカーに出力する。
スマートフォン3は、WLAN部31と、連携部32と、無線制御部33と、入力制御部34と、出力制御部35と、呼制御部36と、マイク制御部37と、通話記録部38と、電話帳記録部39と、居場所検知制御部3aとを有する。
WLAN部31は、無線LANを用いて通信を行い、ここでは、PC2のWLAN部21と通信を行う。WLAN部31は、WLAN部31を無線LAN通信においてアクセスポイントとして機能させるAP部311と、WLAN部31を無線LAN通信においてステーション(クライアント装置)として機能させるSTA部312とを有する。
連携部32は、WLAN部31を用いて他の情報通信装置と連携を行い、ここでは、PC2の連携部22と連携を行う。なお、連携部32の詳細については後述する。
無線制御部33は、他のスマートフォン、固定電話、携帯電話サービス提供会社が設置するコンピュータなどと無線により音声通信やデータ通信を行う。入力制御部34は、タッチスクリーンを用いてユーザが入力した指示やデータを受け付け、受け付けた指示やデータを連携部32に渡す。出力制御部35は、スマートフォン3が出力する画面の情報を表示装置に表示し、スマートフォン3が出力する音声をスピーカーに出力する。
呼制御部36は、電話の接続、解放、監視などの制御を行う。マイク制御部37は、通話に使用されるマイクの制御を行い、通話記録部38は、通話を記録する。電話帳記録部39は、電話帳の管理を行い、居場所検知制御部3aは、スマートフォン3の位置検知のための制御を行う。
次に、連携部22及び32の構成について説明する。なお、連携部32は、連携部22と基本的に同様の構成を有するので、ここでは連携部22を例にとって説明する。すなわち、PC2の連携部22がスマートフォン3を他の情報通信装置として連携する場合を例にとって説明する。また、連携部32のうち連携部22と異なる部分については、異なる点を明記する。図2は、連携部22の構成を示す機能ブロック図である。
図2に示すように、連携部22は、セットアップ部221と、装置連携部222と、リモート操作制御部223と、連携データ記憶部224と、GUI部225と、制御部226とを有する。
セットアップ部221は、認証登録を行っていない他の情報通信装置と相互認証を行い、相互認証後SSID(Service Set Identifier)や装置情報を相互に登録する。ここでは、セットアップ部221は、スマートフォン3との間で相互に認証を行い、SSIDや装置情報を相互に登録する。認証登録の結果、セットアップ部221は、SSIDや装置情報など連携に必要な情報を連携データ記憶部224に格納する。
装置連携部222は、相互に認証登録済みの情報通信装置すなわちスマートフォン3と連携の確立を行う。ここで、連携の確立とは、スマートフォン3との間で無線LANによる接続を確立し、スマートフォン3の最新のプロファイル情報を取得することである。そして、装置連携部222は、無線LANによる接続時の情報に基づいて、写真、動画、歩数・活動量の取り込み処理又はリモート操作制御部223の起動を行う。一方、スマートフォン3の装置連携部322は、写真、動画、歩数・活動量の送信処理又はスマートフォン3のリモート操作制御部323の起動を行う。
リモート操作制御部223は、スマートフォン3によるPC2のリモート操作を制御する。具体的には、リモート操作制御部223は、PC2の画面のデータ及び音声のデータをスマートフォン3に送信する。PC2の画面のデータ及び音声のデータを受信したスマートフォン3のリモート操作制御部323は、画面の表示及び音声出力を行い、ユーザの操作を受け付ける。そして、スマートフォン3のリモート操作制御部323は、受け付けた操作の情報をPC2のリモート操作制御部223に送信し、PC2のリモート操作制御部223は受信した操作の情報に基づいてPC2を操作する。なお、リモート操作制御部223及びリモート操作制御部323の詳細については後述する。
連携データ記憶部224は、他の情報通信装置との連携に必要なデータを記憶し、自装置がAPとして動作する場合のSSID、相互に認証登録済の他の情報通信装置のSSID、暗号化キー、プロファイル情報などを記憶する。ここでは、連携データ記憶部224は、PC2がAPとして動作する場合のSSID、スマートフォン3のSSID、暗号化キー、プロファイル情報などを記憶する。なお、相互に認証登録済の情報通信装置が複数ある場合には、連携データ記憶部224は、各情報通信装置について、SSID、プロファイル情報、暗号化キーなどを記憶する。
図3は、プロファイル情報のデータ構造の一例を示す図である。図3に示すように、プロファイル情報は、版数、モデル、MACアドレス、ハードウェア情報、個別機能及び連携機能を記憶する。
版数には、自装置における連携部22又は32のバージョン情報が記憶される。モデルには、自装置のカテゴリ情報が記憶される。例えば、モデルには、ノート型パソコン、デスクトップ型パソコン及び携帯電話の区別が記憶される。なお、このモデルは、装置のカテゴリに合わせその内容を適宜決定すればよい。MACアドレスには、自装置のMACアドレス情報が記憶される。ハードウェア情報には、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)及びカメラについて、画素数の情報が記憶される。個別機能には、WOL(Wake On LAN)について、対応有無が記憶される。
連携機能には、各連携機能について、サポートの有無を示す情報が記憶される。連携機能としては、写真、動画及び歩数・活動量の取り込みとリモート操作がある。例えば、リモート操作の情報が「1」である場合には、リモート操作機能がサポートされている。なお、プロファイル情報は、装置毎に自装置に備えられた連携データ記憶部224又は324に記憶され、例えば出荷時に記憶される。
GUI部225は、GUI(Graphical User Interface)を用いてユーザとの対話を行う。ここでは、GUI部225は、入力制御部23からユーザが入力したデータを受け取って制御部226に渡し、制御部226から表示データや音声データを受け取って出力制御部24に渡す。
制御部226は、連携部22全体の制御を行い、具体的には、機能部間の制御の移動や機能部と記憶部の間のデータの受け渡しなどを行うことによって、全体を連携部22として機能させる。
次に、リモート操作制御部223及び323の詳細について説明する。図4は、リモート操作制御部223及び323の構成を示す機能ブロック図である。図4は、PC2側のリモート操作制御部223及びスマートフォン3側のリモート操作制御部323を示す。
PC2側のリモート操作制御部223は、画像処理部41と、音声処理部42と、操作処理部43と、通信制御部44とを有する。
画像処理部41は、PC2の画面のキャプチャー、1つ前の画面との差分の抽出、差分がある箇所の画像の圧縮などを行って、スマートフォン3に送信する画面のデータを作成する。画像処理部41は、例えば、11画面/秒のデータを作成する。なお、画像処理部41の詳細については後述する。
音声処理部42は、PC2の音声のキャプチャーやフォーマット変換などを行って、スマートフォン3に送信する音声のデータを作成する。また、音声処理部42は、PC2のスピーカーを消音する。音声処理部42がリモート操作中にスピーカーを消音することによって、リモート操作中のPC2からの不要な音声の出力をなくすことができる。
操作処理部43は、スマートフォン3でのユーザにより行われたキー入力、マウス操作、文字列入力などのリモート操作をPC2に反映させる。
通信制御部44は、画面データ及び音声データをスマートフォン3に送信し、キー入力、マウス操作、文字列入力などの操作イベントの情報をスマートフォン3から受信する。
スマートフォン3側のリモート操作制御部323は、画像処理部51と、音声処理部52と、タッチ制御部53と、通信制御部54とを有する。
画像処理部51は、PC2から送信された画面データから画面を復元し、スマートフォン3の表示装置に表示する。画像処理部51は、受信部511と、復元部512と、生成部513と、表示部514とを有する。
受信部511は、PC2が送信する画面情報を通信制御部54を介して受信する。復元部512は、受信部511が受信した画面情報に基づいて更新矩形画像を復元する。生成部513は、復元部512が復元した更新矩形画像を1つ前の画面の対応する位置に貼り付けることにより、画面を生成する。表示部514は、生成部513により生成された画面を表示装置に表示する。
音声処理部52は、PC2から送信された音声データのストリーム再生を行う。タッチ制御部53は、スマートフォン3でユーザにより行われたタッチ操作にPC2上で対応するキー入力、マウス操作、文字列入力などの操作イベントの情報を生成する。通信制御部54は、画面データ及び音声データを通信制御部44から受信し、キー入力、マウス操作、文字列入力などの操作イベントの情報を通信制御部44へ送信する。
次に、PC側の画像処理部41の構成について説明する。図5は、PC側の画像処理部41の構成を示す機能ブロック図である。図5に示すように、画像処理部41は、キャプチャー部61と、差分抽出部62と、黒塗り部63と、画像圧縮部64と、画像送信部65と、画像データ記憶部66とを有する。
キャプチャー部61は、PC2の表示装置に現在表示されている画面をキャプチャーし、キャプチャーした画面の画像データを画像データ記憶部66に格納する。
差分抽出部62は、キャプチャー部61によりキャプチャーされた現在の画面と1つ前の画面とで異なる箇所を含む最小の矩形の画像を現在の画面から抽出する。差分抽出部62は、分割部621と、比較部622と、抽出部623と、変換部624と、特定部625とを有する。
分割部621は、現在の画面及び1つ前の画面を64×64ピクセルのブロックに分割する。なお、ここでは、64×64ピクセルのブロックに分割するが、分割部621は、例えば128×128ピクセルなど他の大きさのブロックに分割することができる。
比較部622は、現在の画面と1つ前の画面をブロック毎に比較する。比較部622は、2つのブロックの比較を、奇数行→偶数行→奇数行→・・・と変えて行う。すなわち、比較部622は、最初のブロックの比較を奇数行で行い、次のブロックの比較を偶数行で行い、3番目のブロックの比較を奇数行で行い、・・・という処理を行う。比較部622は、2つのブロックの比較を、奇数行→偶数行→奇数行→・・・と変えて行うことにより、2つのブロックを効率よく比較することができる。
抽出部623は、比較部622による比較で異なった箇所を含む最小の矩形の領域を更新矩形として各ブロックから抽出する。そして、抽出部623は、ブロック毎に、ブロックの座標、更新矩形の座標を画像データ記憶部66に格納する。格納される座標は、ブロック又は更新矩形の左上及び右下のX座標とY座標である。
図6Aは、ブロック毎に抽出された更新矩形を示す図である。図6Aにおいて、2次元に配列される正方形が64×64ピクセルのブロック71である。ただし、画面の右端のブロックは48×64ピクセルのブロック72であり、画面の下端のブロックは64×12ピクセルのブロック73であり、画面の右下隅のブロックは48×12ピクセルのブロック74である。また、斜線で示される矩形が更新矩形75である。図6Aでは、14個の更新矩形75が抽出されている。
変換部624は、画面の解像度が1280×720より大きい場合に、画面の解像度を1280×720に変換し、変換した画像を画像データ記憶部66に格納する。また、変換部624は、ブロック毎に記憶したブロックの座標、更新矩形の座標を解像度の変換に対応させて変換し、画像データ記憶部66に格納する。なお、ここでは、画面の解像度を1280×720に変換するが、変換部624は、受信側の装置の画面解像度に基づいて他の画面解像度に変換することができる。また、変換部624は、解像度のアスペクト比を保って1280×720以内に解像度を変換することもできる。
特定部625は、画像データ記憶部66に記憶した各更新矩形の座標を用いて、各更新矩形を含む最小の矩形を全体矩形として特定し、特定した全体矩形の現在の画面の画像を全体矩形画像として座標とともに画像データ記憶部66に格納する。
黒塗り部63は、全体矩形画像のうち更新矩形以外の箇所、すなわち、1つ前の画面から変更がなかった箇所を黒塗りした黒塗り画像を作成し、画像データ記憶部66に格納する。図6Bは、全体矩形及び無変化箇所の黒塗りを示す図である。図6Bに示すように、全体矩形76のうち14個の更新矩形75を除く箇所が黒塗りされている。
黒塗り部63が、全体矩形76のうち更新矩形75を除く箇所を黒塗りすることによって、画像圧縮部64による圧縮率を高くすることができる。したがって、リモート操作制御部223はPC2の画面を効率良くスマートフォン3に伝送することができる。
画像圧縮部64は、全体矩形画像が30キロバイト(KB)未満である場合に、JPEG(Joint Photographic Experts Group)により黒塗り画像を圧縮する。なお、画像圧縮部64は、JPEG以外の圧縮方式で画像を圧縮することもできる。
画像送信部65は、全体矩形画像が30KB未満である場合には、全体矩形画像をスマートフォン3に送信する。一方、30KB以上である場合には、画像送信部65は、全体矩形画像とJPEGによる圧縮画像のサイズを比較し、サイズが小さい方の画像をスマートフォン3に送信する。
このように、画像送信部65は、JPEGによる圧縮画像と非圧縮画像である全体矩形画像とが混在する形式でスマートフォン3に画像を送信する。したがって、画面の更新がある時間(例えば1秒間)発生しない場合に、圧縮画像と非圧縮画像の境目でモスキートノイズが発生するときがある。ここで、モスキートノイズとは、圧縮画像において色の変化の激しい部分で起こる画像の乱れである。
そこで、画像送信部65は、今回の画像が前回の送信画像と同じである回数を無変化回数として数え、無変化回数が10回になると、現在の画面全体の画像をスマートフォン3に送信することによって、画面をリフレッシュする。画像送信部65は、無変化回数が10回になると、現在の画面全体の画像をスマートフォン3に送信することによって、モスキートノイズの発生を抑えることができる。
画像データ記憶部66は、画像処理部41が処理を行う場合に必要とするデータを記憶する。具体的には、画像データ記憶部66は、現在と1つ前の画面について、キャプチャーされた画面の画像データ、各ブロックの画像データ、各ブロックの座標、各更新矩形の座標を記憶する。また、画像データ記憶部66は、画面の画像データ、各ブロックの座標及び各更新矩形の座標については、解像度変更前と解像度変更後のデータを記憶する。また、画像データ記憶部66は、全体矩形画像のデータ、全体矩形の座標、黒塗り画像のデータ、JPEG圧縮後の画像データ、アスペクト比などを記憶する。
次に、PC2からスマートフォン3に送信される画面データのデータ構造について説明する。図7は、PC2からスマートフォン3に送信される画面情報のデータ構造の一例を示す図である。
図7に示すように、PC2からスマートフォン3に送信される画面情報には、画面解像度の幅及び高さ、画像サイズの幅及び高さ及び全体矩形データが含まれる。また、全体矩形データには、画像が圧縮か非圧縮かを示す画像フォーマット、全体矩形データの開始X座標及びY座標を示す全体矩形画像X及びY、全体矩形データの幅及び高さを示す全体矩形画像幅及び高さ、更新矩形格納数、更新矩形サイズが含まれる。また、全体矩形データには、さらに、画像データサイズ、画像データが含まれる。また、各更新矩形サイズには、矩形の開始X座標及びY座標を示す矩形X及びY、矩形の幅及び高さを示す矩形幅及び高さが含まれる。
図8は、PC2からスマートフォン3に送信される画面情報の一例を示す図である。図8に示す例の画面情報には、画面解像度の幅及び高さとして「1280」及び「720」が含まれ、画像サイズの幅及び高さとして「1150」及び「520」が含まれる。
また、全体矩形データにはJPEGにより圧縮された全体矩形画像のデータが含まれ、全体矩形の開始X座標及び開始Y座標は「100」及び「40」であり、全体矩形の幅及び高さは「1000」及び「380」である。また、全体矩形データには、図6Aに示した14個の更新矩形75の開始X座標、開始Y座標、幅及び高さが含まれる。
次に、スマートフォン3の画像処理部51による画像復元方法について説明する。図9は、画像処理部51による画像復元方法を説明するための図である。なお、図9は、図8に示した画面情報がPC2から送られてきた場合の例を示す。
画像処理部51の復元部512は、JPEGにより圧縮された黒塗り画像を伸長する。そして、復元部512は、更新矩形の開始X座標、開始Y座標、幅及び高さに基づいて、伸長された黒塗り画像から14個の更新矩形画像(1)〜(14)を抽出する。そして、生成部513が、PC2から全体矩形について送られてきた開始X座標及び開始Y座標と更新矩形の開始X座標、開始Y座標、幅及び高さに基づいて、14個の更新矩形画像を1つ前の画面の画像に貼り付ける。
このように、画像処理部51が、全体矩形及び更新矩形の開始X座標、開始Y座標、幅及び高さに基づいて、伸長された黒塗り画像から更新矩形画像を抽出して1つ前の画面の画像に貼り付けることによって、画像復元の処理負荷を低減することができる。
次に、画面データの送信処理のフローについて説明する。図10は、画面データの送信処理のフローを示すフローチャートである。なお、図10に示す処理は、連携機能としてユーザによって「リモート操作」が選択されると実行される。ユーザは、スマートフォン3から図11に示すPC連携画面において、「PCを操作する」を選択することにより「リモート操作」を選択する。また、ユーザは、PC2から図12に示すスマホ連携画面において、「スマホでPC操作」を選択することにより「リモート操作」を選択する。
図10に示すように、キャプチャー部61がPC2の画面をキャプチャーし(ステップS1)、差分抽出部62がキャプチャー画面が1画面目であるか否かを判定する(ステップS2)。そして、1画面目である場合には、差分抽出部62は、ステップS9に進む。
一方、1画面目でない場合には、差分抽出部62は、1つ前の画面との差分を抽出する処理を行う。すなわち、分割部621が、キャプチャーした画面を64×64ピクセル単位でブロック化し(ステップS3)、比較部622が、前回キャプチャーした画面と今回キャプチャーした画面とをブロック単位で比較する(ステップS4)。
そして、差分抽出部62は、ブロック間で変更箇所があるか否かを判定し(ステップS5)、変更箇所がない場合には、ステップS7に進み、変更箇所がある場合には、抽出部623が、変更があった箇所を含む最小の矩形を更新矩形とし、更新矩形の座標を算出して保存する(ステップS6)。そして、差分抽出部62は、全ブロックで比較が完了したか否かを判定し(ステップS7)、完了した場合にはステップS9に進み、完了していない場合には、比較ブロック数に1を加え(ステップS8)、ステップS5に戻って次のブロックを処理する。なお、比較ブロック数は、比較したブロックの数であり、「1」に初期化され、画面をブロックに分割して得られるブロック数に比較ブロック数が到達すると、全ブロックの比較が完了する。
そして、差分抽出部62は、前回送信した画像から変化はあったか否かを判定し(ステップS9)、変化がなかった場合には、無変化画像数に1を加える(ステップS10)。ここで、無変化画像数は、キャプチャーした画面に変化がない回数であり、「0」に初期化されている。そして、差分抽出部62は、無変化画像数が「10」であるか否かを判定する(ステップS11)。その結果、無変化画像数が「10」でない場合には、差分抽出部62はステップS1に戻り、キャプチャー部61が画面をキャプチャーする。
一方、無変化画像数が「10」である場合には、変換部624が、キャプチャーした画面の画面解像度を1280×720に変換し(ステップS12)、モスキートノイズの発生を抑えるために、画像送信部65が全画面送信を行う(ステップS13)。そして、差分抽出部62は、無変化画像数を「0」に初期化し(ステップS14)、ステップS1に制御が戻って、キャプチャー部61が画面をキャプチャーする。
また、前回送信した画像から変化があった場合には、変換部624が、キャプチャーした画面の画面解像度を1280×720に変換し(ステップS15)、キャプチャー画像の解像度と1280×720の縦横比を算出する(ステップS16)。ここで、縦横比とは、キャプチャー画像の解像度と1280×720との縦の比率及び横の比率である。そして、変換部624は更新矩形の座標を縦横比で補正する(ステプS17)。
そして、特定部625が全ブロックの比較結果から全更新矩形を含む最小の矩形を全体矩形とし、変換部624により補正された更新矩形の座標に基づいて全体矩形の座標を算出する(ステップS18)。そして、特定部625は、全体矩形の座標を画像データ記憶部66に保存する(ステップS19)。
そして、黒塗り部63が、全体矩形画像のうち1つ前の画像と比較して変更がない箇所を黒塗りし(ステップS20)、黒塗りした黒塗り画像のデータを画像データ記憶部66に保存する。
そして、画像送信部65は、黒塗り前の全体矩形画像のデータの大きさが30KB未満か否かを判定し(ステップS21)、30KB未満でない場合には、画像圧縮部64が黒塗り画像をJPEG変換する(ステップS22)。そして、画像送信部65は、黒塗り前の画像とJPEG圧縮画像とでデータの大きさを比較し(ステップS23)、データの大きさが小さい方を送信画像にする(ステップS24)。一方、黒塗り前の全体矩形画像のデータの大きさが30KB未満の場合には、画像送信部65は、黒塗り前の全体矩形画像を送信画像にする(ステップS25)。
そして、画像送信部65は、送信画像の画像情報をスマートフォン3に送信する(ステップS26)。具体的には、画像送信部65は、画像データを送信するパケットのヘッダに全体矩形情報と更新矩形単位の矩形情報を付与して画像情報として送信する。
このように、画像送信部65が全体矩形情報と更新矩形単位の矩形情報を付与して1枚の画像をスマートフォン3に送信することで、画像処理部41はスマートフォン3の画像復元処理の負荷を低減することができる。
なお、ここでは、各ブロックから更新矩形を抽出後に画面解像度を変換する場合について説明したが、画像処理部41は、画面解像度を変換した後でブロック分割及び更新矩形の抽出を行うこともできる。また、画像処理部41は、全体矩形画像のデータの大きさがいくつであっても常に黒塗りやJPEG圧縮することなく全体矩形画像のデータを送ることもできる。
次に、スマートフォン3による画像復元処理のフローについて説明する。図13は、画像復元処理のフローを示すフローチャートである。図13に示すように、スマートフォン3の受信部511が、PC2から画面情報を受信し(ステップS41)、復元部512が画面情報の解析を行う(ステップS42)。
そして、復元部512は、画面情報に含まれる画像データをバッファ領域に展開する(ステップS43)。ここで、画面情報の解析の結果、画像データがJPEGによる圧縮画像のデータである場合には、復元部512は、画像の伸長処理を行った後、画像データをバッファ領域に展開する。
そして、復元部512は、画面情報に含まれる更新矩形格納数を矩形カウンタにセットする(ステップS44)。そして、復元部512は、全体矩形データから更新矩形の座標、幅及び高さを取得し(ステップS45)、バッファから更新矩形を切り取る(ステップS46)。
そして、生成部513が全体矩形の座標及び更新矩形の座標に基づいて更新矩形を表示中の全体画像に貼り付け(ステップS47)、画像処理部51が矩形カウンタから「1」を引く(ステップS48)。そして、画像処理部51は、矩形カウンタの値が「0」であるか否か、すなわち、全ての更新矩形を処理したか否かを判定し(ステップS49)、矩形カウンタが「0」でない場合には、ステップS45に戻って次の更新矩形を処理する。一方、矩形カウンタが「0」の場合には、次の画面情報の受信を待ち、画面情報を受信すると(ステップS50,Yes)、ステップS42に戻る。
このように、画像処理部51は、1枚の画像のデータを処理することにより画像を復元することができ、少ない負荷でスマートフォン3の画面を更新することができる。
上述してきたように、実施例では、PC2の分割部621が、現在の画面及び1つ前の画面を64×64ピクセルのブロックに分割し、比較部622がブロック毎に比較する。そして、抽出部623が、異なる箇所を含む最小の矩形の領域を更新矩形として各ブロックから抽出する。そして、特定部625が、各更新矩形を含む最小の矩形を全体矩形として特定する。そして、画像送信部65が全体矩形の画像データを全体矩形及び各更新矩形の情報とともにスマートフォン3に送信する。また、スマートフォン3の画像処理部51が、全体矩形及び各更新矩形の情報に基づいて各更新矩形画像を受信画像データから取り出して表示中の画面に貼り付ける処理を行う。したがって、スマートフォン3は、少ない処理負荷で画面を復元することができる。
また、実施例では、黒塗り部63が、全体矩形画像のうち1つ前の画像と比較して変更がない箇所を黒塗りし、画像圧縮部64が黒塗り画像をJPEG圧縮する。そして、画像送信部65がJPEG圧縮された画像をスマートフォン3に送信する。したがって、PC2はスマートフォン3へ効率よく画面を転送することができる。
また、実施例では、変換部624は、画面の解像度を1280×720に変換し、変換に対応して更新矩形の座標を補正する。したがって、スマートフォン3は1280×720の解像度の表示装置でPC2の画面を表示することができる。
また、実施例では、差分抽出部62が無変化画像数を数え、無変化画像数が「10」になると、画像送信部65が全画面送信を行う。したがって、画像処理部41は、スマートフォン3でのモスキートノイズの発生を抑えることができる。
次に、PC2及びスマートフォン3間の連携を実現するためのソフトウェアの構成について説明する。図14は、ソフトウェア構成を示す図である。図14に示すように、PC2及びスマートフォン3間の連携を実現するためのソフトウェアは、OS710、ドライバ720及びアプリケーション730を有する。OS710、ドライバ720、アプリケーション730は、ハードウェア700と協働して連携処理を実現する。
ドライバ720には、WLANプログラム721が含まれる。PC2において実行されるWLANプログラム721は、図1に示したWLAN部21の機能を実現する。また、スマートフォン3において実行されるWLANプログラム721は、図1に示したWLAN部31の機能を実現する。このWLANプログラム721は、STAプログラム721a及びAPプログラム721bを含む。PC2において実行されるSTAプログラム721a及びAPプログラム721bは、図1に示したSTA部212及びAP部211の各機能を実現する。また、スマートフォン3において実行されるSTAプログラム721a及びAPプログラム721bは、図1に示したSTA部312及びAP部311の各機能を実現する。
アプリケーション730には、連携プログラム731が含まれる。PC2において実行される連携プログラム731は、図1に示した連携部22の機能を実現する。また、スマートフォン3において実行される連携プログラム731は、図1に示した連携部32の機能を実現する。連携プログラム731は、WLANプログラム721を用いて他の情報通信装置と連携を行う。すなわち、PC2(又はスマートフォン3)の連携プログラム731は、スマートフォン3(又はPC2)の連携プログラム731と連携処理を実行する。
次に、図14に示したハードウェア700について説明する。図15は、スマートフォンのハードウェア構成を示す図である。図15に示すように、スマートフォン800は、無線通信部810と、表示部820と、音声入出力部830と、入力部840と、プロセッサ850と、記憶部860とを有する。無線通信部810、表示部820、音声入出力部830、入力部840及び記憶部860は、それぞれプロセッサ850と接続されている。
記憶部860は、プログラム記憶部861と、データ記憶部862と、RAM(Random Access Memory)863とを有する。プログラム記憶部861には、図1に示した連携部32の機能を実現する連携プログラム731などのプログラムが記憶される。データ記憶部862には、図2に示した連携データ記憶部224に記憶されるSSID、暗号化キー、プロファイル情報など各種データが記憶される。RAM863には、プログラムの実行により生成されるデータなどが記憶される。
プロセッサ850は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やCPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などの電子回路である。そして、プロセッサ850が連携プログラム731などのプログラムを記憶部860から読み出してRAM863にロードすることにより、連携プログラム731などのプログラムは、連携タスクなどのタスクとして機能するようになる。そして、連携タスクは、データ記憶部862から読み出した情報などを適宜RAM863上の自身に割り当てられた領域にロードし、このロードしたデータなどに基づいて各種データ処理を実行する。
図16は、PCのハードウェア構成を示す図である。図16に示すように、PC900は、メインメモリ910と、CPU(Central Processing Unit)920と、LAN(Local Area Network)インタフェース930と、HDD(Hard Disk Drive)940とを有する。また、PC900は、スーパーIO(Input Output)950と、DVI(Digital Visual Interface)960と、ODD(Optical Disk Drive)970とを有する。また、PC900は、音声を出力するスピーカーを有する。
メインメモリ910は、プログラムやプログラムの実行途中結果などを記憶するメモリである。CPU920は、メインメモリ910からプログラムを読み出して実行する中央処理装置である。CPU920は、メモリコントローラを有するチップセットを含む。
LANインタフェース930は、PC900をLAN経由で他のコンピュータに接続するためのインタフェースである。HDD940は、プログラムやデータを格納するディスク装置であり、スーパーIO950は、マウスやキーボードなどの入力装置を接続するためのインタフェースである。DVI960は、液晶表示装置を接続するインタフェースであり、ODD970は、DVDの読み書きを行う装置である。
LANインタフェース930は、PCIエクスプレスによりCPU920に接続され、HDD940及びODD970は、SATA(Serial Advanced Technology Attachment)によりCPU920に接続される。スーパーIO950は、LPC(Low Pin Count)によりCPU920に接続される。
そして、PC900において実行されるプログラムは、DVDに記憶され、ODD970によってDVDから読み出されてPC900にインストールされる。あるいは、プログラムは、LANインタフェース930を介して接続された他のコンピュータシステムのデータベースなどに記憶され、これらのデータベースから読み出されてPC900にインストールされる。そして、インストールされたプログラムは、HDD940に記憶され、メインメモリ910に読み出されてCPU920によって実行される。
なお、実施例では、PC2をスマートフォン3からリモート操作する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、ある装置から他の装置に画像を伝送して他の装置で画像を表示する場合にも同様に適用することができる。
また、本実施例では、更新箇所を含む最小の矩形を更新矩形とし、全更新矩形を含む最小の矩形を全体矩形とする場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、更新箇所に基づく矩形を更新矩形とし、全更新矩形に基づく矩形を全体矩形とする場合にも同様に適用することができる。
1 PC−スマートフォン連携システム
2 PC
3 スマートフォン
21,31 WLAN部
22,32 連携部
23,34 入力制御部
24,35 出力制御部
33 無線制御部
36 呼制御部
37 マイク制御部
38 通話記録部
39 電話帳記録部
3a 居場所検知制御部
41 画像処理部
42 音声処理部
43 操作処理部
44 通信制御部
51 画像処理部
52 音声処理部
53 タッチ制御部
54 通信制御部
61 キャプチャー部
62 差分抽出部
63 黒塗り部
64 画像圧縮部
65 画像送信部
66 画像データ記憶部
71,72,73,74 ブロック
75 更新矩形
76 全体矩形
211,311 AP部
212,312 STA部
221 セットアップ部
222 装置連携部
223,323 リモート操作制御部
224 連携データ記憶部
225 GUI部
226 制御部
511 受信部
512 復元部
513 生成部
514 表示部
621 分割部
622 比較部
623 抽出部
624 変換部
625 特定部
700 ハードウェア
710 OS
720 ドライバ
721 WLANプログラム
721a STAプログラム
721b APプログラム
730 アプリケーション
731 連携プログラム
800 スマートフォン
810 無線通信部
820 表示部
830 音声入出力部
840 入力部
850 プロセッサ
860 記憶部
861 プログラム記憶部
862 データ記憶部
863 RAM
900 PC
910 メインメモリ
920 CPU
930 LANインタフェース
940 HDD
950 スーパーIO
960 DVI
970 ODD

Claims (7)

  1. 画面がキャプチャーされた画像である対象画像を所定の大きさの複数のブロックに分割する分割部と、
    前記分割部による分割により得られたブロック毎に1つ前の画像と比較する比較部と、
    前記比較部による比較の結果、1つ前の画像から更新箇所がある場合に該更新箇所に基づく更新矩形を各ブロックから抽出する抽出部と、
    各ブロックから前記抽出部により抽出された更新矩形に基づく矩形を全体矩形として特定する特定部と、
    前記特定部により特定された全体矩形の画像と全体矩形の情報と更新矩形の情報とをデータ連携の対象として相互認証を行った他の情報通信装置に送信し、送信した全体矩形の画像と全体矩形の情報と更新矩形の情報とに基づいて前記他の情報通信装置で表示された画面上のタッチ操作から生成された操作イベントの情報を受け取って自装置に該操作イベントに対応する操作を行う送信部と
    を有することを特徴とする情報通信装置。
  2. 前記特定部により特定された全体矩形の画像のうち前記更新矩形のいずれにも含まれない箇所を黒塗りして黒塗り画像を生成する黒塗り部と、
    前記黒塗り部により生成された黒塗り画像を圧縮する圧縮部をさらに備え、
    前記送信部は、前記圧縮部により圧縮された画像を全体矩形の画像として送信することを特徴とする請求項1に記載の情報通信装置。
  3. 前記送信部は、全体矩形の画像と圧縮後の黒塗り画像とでデータの大きさを比較し、圧縮後の黒塗り画像のデータの大きさが小さい場合に圧縮後の黒塗り画像を送信し、圧縮後の黒塗り画像のデータの大きさが小さくない場合に全体矩形の画像を送信することを特徴とする請求項2に記載の情報通信装置。
  4. 前記対象画像の解像度が所定の解像度より大きい場合に該対象画像の解像度と該所定の解像度との縦及び横の比率を算出する算出部をさらに有し、
    前記更新矩形は、前記算出部により算出された縦及び横の比率に基づいて補正された矩形であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の情報通信装置。
  5. 前記抽出部が更新矩形を1つも抽出できないことが所定の回数繰り返された場合に、前記送信部は、対象画像を送信することを特徴とする請求項2に記載の情報通信装置。
  6. 画面がキャプチャーされた画像である対象画像を所定の大きさに分割して得られる複数のブロックのうち、1つ前の画像から変更があるブロックから変更箇所に基づいて更新矩形として抽出された矩形の情報と、更新矩形に基づいて全体矩形として特定された矩形の情報と、該全体矩形の画像の情報とをデータ連携の対象として相互認証を行った他の情報通信装置から受信する受信部と、
    前記受信部により受信された更新矩形の情報、全体矩形の情報及び全体矩形の画像の情報に基づいて更新矩形の画像を復元する復元部と、
    前記復元部により復元された更新矩形の画像で1つ前の画像の対応する矩形の画像を置き換えることで全体画像を生成する生成部と、
    前記生成部により生成された全体画像を表示装置に表示し、表示した画面上のタッチ操作から操作イベントを生成して前記他の情報通信装置に送信して該他の情報通信装置が該操作イベントに対応する操作を行う表示部と
    を有することを特徴とする情報通信装置。
  7. 画面がキャプチャーされた画像である対象画像を所定の大きさの複数のブロックに分割し、
    分割により得られたブロック毎に1つ前の画像と比較し、
    比較の結果、1つ前の画像から更新箇所がある場合に該更新箇所に基づく更新矩形を各ブロックから抽出し、
    各ブロックから抽出された全ての更新矩形に基づく矩形を全体矩形として特定し、
    特定した全体矩形の画像と全体矩形の情報と更新矩形の情報とをデータ連携の対象として相互認証を行った情報通信装置に送信し、送信した全体矩形の画像と全体矩形の情報と更新矩形の情報とに基づいて前記情報通信装置で表示された画面上のタッチ操作から生成された操作イベントの情報を受け取って自装置に該操作イベントに対応する操作を行う
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とするデータ連携プログラム。
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