JP6223056B2 - 3次元画像システム - Google Patents

3次元画像システム Download PDF

Info

Publication number
JP6223056B2
JP6223056B2 JP2013168211A JP2013168211A JP6223056B2 JP 6223056 B2 JP6223056 B2 JP 6223056B2 JP 2013168211 A JP2013168211 A JP 2013168211A JP 2013168211 A JP2013168211 A JP 2013168211A JP 6223056 B2 JP6223056 B2 JP 6223056B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video signal
dimensional image
video
unit
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013168211A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015036060A (ja
Inventor
昌史 梅村
昌史 梅村
誠 春見
誠 春見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Corp filed Critical Olympus Corp
Priority to JP2013168211A priority Critical patent/JP6223056B2/ja
Publication of JP2015036060A publication Critical patent/JP2015036060A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6223056B2 publication Critical patent/JP6223056B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Endoscopes (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)

Description

本発明は3次元画像を生成する3次元画像システムに関する。
近年、内視鏡は医療分野等において広く用いられるようになっている。通常の内視鏡は、1つの撮像装置を備え、1つの撮像装置で撮像する2次元画像となる。一方、手術を行うような場合には、2つの撮像装置を備えた立体内視鏡または3次元内視鏡が用いられる場合がある。
立体内視鏡を用いた場合には、奥行き感のある3次元画像が得られるため、術者は、手術等を行い易くなる場合がある。
第1の従来例としての特開平9−266879号公報は、2つの撮像装置を備えた立体内視鏡と、立体内視鏡に設けられた無線送信を行うトランシーバと、トランシーバにより送信される無線信号を受信してビデオ映像を生成する1つのビデオプロセッサと、ビデオプロセッサにより生成された3次元映像を表示するTVモニタを備えたシステムを開示している。
また、第2の従来例としての特開2004−233480号公報は、立体内視鏡と1つの信号処理装置とを有線で接続して、立体画像を表示するシステムを開示している。上記第1の従来例及び第2の従来例は、それぞれ1つの筐体内に2つの信号処理回路を内蔵し、2つの撮像素子により撮像した画像から立体画像を生成することを開示している。
なお、従来の3次元画像システムとして、立体内視鏡に内蔵された2つの撮像装置に対してそれぞれ信号処理を行う2つ(2台)の信号処理装置と、2つの信号処理装置から出力される2つの映像信号(画像信号)を画像合成装置で合成して3次元画像(立体画像)を生成する画像合成装置を備えたものもある。
特開平9−266879号公報 特開2004−233480号公報
上記のように第1の従来例及び第2の従来例は、1つの筐体内に2つの信号処理回路を内蔵し、2つの撮像素子により撮像した画像から立体画像を生成する立体画像専用の信号処理装置となっているため、立体画像でない通常の2次元の内視鏡画像の表示に利用することが困難となる。
また、別体となる2台の信号処理装置を用いた場合には、立体画像と2次元画像との表示に使い分けて利用することができるが、従来例においては使い分けするためにケーブルの接続及び取り外しの作業が必要となる。このため、このような煩わしい作業を低減でき、簡単に立体画像と2次元画像との表示に使い分けて利用することができる利便性の高い3次元画像システムが望まれる。
本発明は上述した点に鑑みてなされたもので、簡単に立体画像と2次元画像との表示に使い分けて利用することができる利便性の高い3次元画像システムを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る3次元画像システムは、同一の被写体を視差を持って撮像する第1の撮像部及び第2の撮像部を有し、前記第1の撮像部及び第2の撮像部を用いてそれぞれ生成された第1の信号及び第2の信号を出力する立体内視鏡と、前記第1の信号に対して第1の映像信号を生成する処理を行う第1の映像信号処理手段と、第1の映像信号処理手段と異なる筐体に設けられ、前記第2の信号に対して第2の映像信号を生成する処理を行う第2の映像信号処理手段と、前記第1及び第2の映像信号処理手段における少なくとも一方の映像信号処理手段としての前記第2の映像信号処理手段に設けられ、少なくとも前記第2の映像信号を無線送信する無線映像送信手段と、前記無線映像送信手段により無線送信された映像信号を受信する無線映像受信手段と、前記無線映像受信手段を備え、前記第1の映像信号及び前記第2の映像信号が入力された場合には、前記第1の映像信号及び前記第2の映像信号を合成して3次元画像の映像信号を生成する3次元画像合成手段と、前記3次元画像合成手段に設けられ、前記第1の映像信号及び前記第2の映像信号の2つの映像信号を検出した場合には前記3次元画像合成手段が前記3次元画像の映像信号を生成して出力するように制御し、更に、1つの映像信号のみを検出した場合には検出した前記1つの映像信号のみを前記3次元画像合成手段が出力するように制御する制御手段と、前記3次元画像合成手段から出力される映像信号が入力され、当該映像信号に対応する2次元画像又は3次元画像を表示する第1のモニタと、を備える。
本発明によれば、簡単に立体画像と2次元画像との表示に使い分けて利用することができる利便性の高い3次元画像システムを提供できる。
図1は本発明の第1の実施形態の3次元画像システムの全体構成を示すブロック図。 図2は第1の実施形態の全体構成の外観を示す図。 図3は第1の実施形態の内部構成を立体画像(3D画像)と2次元画像(2D画像)とを切替可能な接続状態で示す図。 図4は2D/3D変換部の構成を示す回路図。 図5はリンクモード(第2のモード)の場合の説明図。 図6はスタンドアローンモード(第1のモード)の場合の説明図。 図7は第1の実施形態の動作内容を示すフローチャート。 図8Aは第1プロセッサシステムが第2プロセッサシステムよりも前に起動した場合の動作の説明図。 図8Bは第2プロセッサシステムが第1プロセッサシステムよりも前に起動した場合の動作の説明図。 図9は3Dミキサ、第1プロセッサ、第2プロセッサの詳細な動作の説明図。 図10は第1の実施形態の第1変形例の構成を3D観察が可能な状態で示す図。 図11は第1の実施形態の第2変形例における記録装置の構成を示す図。 図12は第2変形例の動作の説明図。 図13は本発明の第2の実施形態における記録装置の構成を示す図。 図14は第2の実施形態の動作の動作の説明図。 図15は第2の実施形態の変形例の構成を示す図。 図16は変形例の動作内容を示すフローチャート。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1又は図2に示すように本発明の第1の実施形態の3次元画像システム1は、立体画像(又は3次元画像、以下3D画像と略記)を生成するために2つの撮像装置(又は撮像部)を備えた立体内視鏡(3D内視鏡とも言う)2と、3D画像を生成するための第1及び第2の信号処理システム(又は内視鏡システム又は内視鏡装置)としての第1プロセッサシステム3及び第2プロセッサシステム4とを有する。
図2に示すように第1プロセッサシステム3及び第2プロセッサシステム4は、それぞれ移動自在となる載置手段としてのカート5,6に、それぞれ通常の2次元画像(2D画像と略記)を生成する複数の装置が載置される。
カート5には、第1プロセッサシステム3を構成する光源装置7A、第1の映像信号処理手段としての第1プロセッサ8A、3次元画像合成手段としての3Dミキサ(3次元ミキサ)9、2D及び3D画像を表示する第1モニタ10A、記録を行う記録装置11が搭載されている。
また、カート6には、第2プロセッサシステム4を構成する光源装置7B、第2の映像信号処理手段としての第2プロセッサ8B、少なくとも2D画像を表示する第2モニタ10Bとが搭載されている。
以下の説明においては、3D画像を表示する場合、第1プロセッサ8Aが右目用の画像となる第1の映像信号を生成し、第2プロセッサ8Bが左目用の画像となる第2の映像信号を生成する場合で説明する。勿論、左右を逆にしても良い。
なお、本実施形態等において使用される立体内視鏡2は、図3において説明するように照明光を伝送して、先端から出射するライトガイド21を備えているが、発光ダイオードによる光源を立体内視鏡2の内部に備えた構成にした場合には、光源装置7A,7Bを必要としない。
また、術者などのユーザは、第1モニタ10A等に表示される3D画像を観察する場合には、例えば液晶メガネ12を装着する。
液晶メガネ12は、右目用の液晶シャッタ12a、左目用の液晶シャッタ12b、両液晶シャッタ12a,12bを交互に透過、遮光状態に制御する制御部12c、制御部12cに電源を供給するバッテリ等を有する。また、制御部12cは、3Dミキサ9から無線送信されるシャッタ信号を受信する無線受信部12d(図3参照)を備え、制御部12cは、無線受信部12dが受信したシャッタ信号に同期して両液晶シャッタ12a,12bを交互に透過、遮光する。具体的には、右目用画像が表示されるフィールド期間には、制御部12cは右目用の液晶シャッタ12aを透過状態、左目用の液晶シャッタ12bを遮光状態に設定し、左目用画像が表示されるフィールド期間には、制御部12cは右目用の液晶シャッタ12aを遮光状態、左目用の液晶シャッタ12bを透過状態に設定する。そして、ユーザは、1フレーム期間に交互に表示される右目用画像及び左目用画像から立体視認(立体観察)が可能となる。
3D内視鏡2は、体内又は体腔内に挿入される細長の挿入部14と、この挿入部14の後端(基端)に設けられた太径の把持部15と、把持部15から延出されるケーブル16とを有し、ケーブル16の末端側の光源用コネクタ17は、光源装置7A(又は7B)に着脱自在に接続される。
また、上記ケーブル16の末端の第1の信号用コネクタ(図面では単にコネクタ)18Aは、第1プロセッサ8Aのコネクタ受け19A(図3参照、図面では単にコネクタ受け)に着脱自在に接続され、第2の信号用コネクタ18Bは、第2プロセッサ8Bのコネクタ受け19Bに着脱自在に接続される。
なお、図1においては、第1の信号用コネクタ18A及び第2の信号用コネクタ18Bが光源用コネクタ17から分岐したケーブル20A,20Bを介してコネクタ受け19A及びコネクタ受け19Bに接続する例を示しているが、このような構造の場合に限定されるものでない。例えば、図3に示すように3D内視鏡2からそれぞれケーブル20A,20Bを延出し、それぞれの末端の第1の信号用コネクタ18A及び第2の信号用コネクタ18Bをコネクタ受け19A及びコネクタ受け19Bに接続する構造にしても良い。
図3に示すように3D内視鏡2は、挿入部14内及び把持部15の長手方向に照明光を伝送するライトガイド21が挿通され、把持部15から更にケーブル16(図2参照)内を挿通されたライトガイド21の入射端部となる光源用コネクタ17は、光源装置7Aに着脱自在に接続される。なお、光源用コネクタ17を光源装置7Aでなく、光源装置7Bに接続しても良い。
光源装置7Aは、白色の照明光を発生する照明光発生部としての光源ランプ22と、照明光を集光してライトガイド21の入射端部に入射させる集光レンズ23とを有する。光源ランプ22として、又は光源ランプの代わりに例えば白色光で発光する発光ダイオード(LEDと略記)を用いて照明光発生部を構成しても良い。なお、光源装置7Bは、光源装置7Aと同じ構成である。
ライトガイド21の入射端部に入射された照明光は、ライトガイド21の先端側に伝送され、挿入部14の先端部に設けた照明窓に臨む出射端部から前方側に出射され、患部などの被写体を照明する。そして、照明された患部などの被写体は、以下のような視差を有するように構成された2つの撮像部により撮像される。
挿入部14の先端部には、例えば右左方向に両光軸Oa,Ob間の距離がDだけ、離間して右左の対物レンズ25a,25bが配置され、対物レンズ25a,25bそれぞれの結像位置には、光電変換する機能を備えた2次元撮像素子としての例えば電荷結合素子(CCDと略記)26a,26bが配置されて第1及び第2の撮像部(単に撮像部とも言う)27a,27bが形成される。なお、CCD26a,26bの撮像面には、光学的に色分離する色分離フィルタ28a,28bがそれぞれ配置され、撮像面を構成する各画素に入射する光を例えば赤(R),緑(G),青(B)に色分離する。
上記右左の対物レンズ25a,25bと、CCD26a,26bとは、それぞれ特性が揃ったものが採用されている。
従って、第1及び第2の撮像部27a,27bは、同一の被写体を上記距離Dにより視差を有するように撮像し、撮像した第1の信号及び第2の信号を生成する。
図3に示す3D内視鏡2は、CCD26a,26bの出力信号からさらにR,G,Bの色信号をそれぞれ生成する色信号生成部(又は色信号生成回路)29a,29bを備え、出力インタフェース(出力IFと略記)30a,30bを介してそれぞれの色信号を第1の信号及び第2の信号として第1プロセッサ8A及び第2プロセッサ8Bに出力する。
上記のように3D内視鏡2は、色信号生成部29a,29bを備えているが、このような構成の場合に限定されるものでなく、CCD26a,26bの出力信号を(色信号生成部29a,29bを用いることなく)それぞれ第1プロセッサ8A及び第2プロセッサ8Bに第1の信号及び第2の信号として出力する構成にしても良い。
このように3D内視鏡2は、第1及び第2の撮像部27a,27bを用いてそれぞれ生成した第1の信号及び第2の信号を、第1の映像信号処理手段を構成する第1プロセッサ8Aと、第2の映像信号処理手段を構成する第2プロセッサ8Aとに出力する。
第1プロセッサ8Aの筐体内には、コネクタ受け19Aから入力される第1の信号に対して第1の2D画像の第1の映像信号(又は画像信号)を生成する信号処理を行う映像生成部(又は映像信号生成回路)31aと、映像生成部31aにより生成された映像信号を第1の映像信号として外部に出力する映像出力IF32aとが設けてある。なお、映像生成部31aが映像出力IF32aを内部に含む構成にしても良い。映像出力IF32aに一端が着脱自在に接続されるケーブル36aは、3Dミキサ9の第1映像入力IFとなる右映像入力部41aに他端が接続される。
また、第1プロセッサ8Aは、1フレームの映像信号を生成するタイミングを決定する同期信号を生成する同期信号生成部(又は同期信号生成回路)33aと、3Dミキサ9と通信を行う通信制御部(又は通信部又は通信回路)34aと、3Dミキサ9との通信結果に応じたモードで映像生成部31aが映像信号を生成するように切り替えるモード切替部(又はモード切替回路)35aとを有する。なお、通信制御部34aは、通信ケーブル37aを介して3Dミキサ9の通信制御部45と通信する。なお、本明細書においては、上記のように○部を○回路と記載しても良い。以下に説明する他の○部に対しても同様である。
上記モードは、第1プロセッサ8Aと第2プロセッサ8Bとが独立的に映像信号を生成するように動作する第1のモードとなるスタンドアローンモード、又は第1プロセッサ8Aが独立的でなく、第1プロセッサ8Aと第2プロセッサ8Bとが連携して映像信号を生成するように動作する第2のモードとなるリンクモード(又は連携モード)である。
また、上記モードは、後述する動作の内容で説明すると、第1のモード(スタンドアローンモード)の場合には、第1プロセッサ8Aと第2プロセッサ8Bとの両者が独立して、又は両方の一方が2Dの映像信号を生成し、3Dミキサ9は一方の2Dの映像信号を生成する2Dモードで動作する。
これに対して、第2のモード(リンクモード)の場合には、第1プロセッサ8Aと第2プロセッサ8Bとが連携した右及び左の2Dの映像信号をそれぞれ生成して、3Dミキサ9に出力し、3Dミキサ9は3Dの映像信号を生成する3Dモードで動作する。
モード切替部35aは、通信制御部34aを介して3Dミキサ9から第2のモードの送信信号を受けない場合には、同期信号生成部33aにより生成した同期信号を用いて、該同期信号に同期した映像信号を生成し、生成した映像信号を第1の映像信号としてケーブル36aを介して3Dミキサ9に出力する。
これに対して、モード切替部35aは、通信制御部34aを介して3Dミキサ9から第2のモードの送信信号を受けた場合には、3Dミキサ9から出力される同期信号を用いて該同期信号に同期した映像信号を生成し、生成した映像信号を第1の映像信号として3Dミキサ9に出力する。
また、第2プロセッサ8Bの筐体内には、入力される信号が第1プロセッサ8Aとは異なるが、第1プロセッサ8Aにおいて説明したのと同じ構成要素を備えている。但し、本実施形態においては、第1プロセッサ8Aは、有線で第1の映像信号を出力(送信)するのに対して、第2プロセッサ8Bは、無線で第1の映像信号を出力(送信)する構成である。
そのため、第2プロセッサ8Bは、更に無線映像送信手段としての無線送信部(又は無線送信回路)38bを有し、この無線送信部38bは映像生成部31bが生成した第2の映像信号を無線の第2の映像信号に変換して無線送信する。
すなわち、第2プロセッサ8Bの筐体内には、コネクタ受け19Bから入力される第2の信号に対して第2の2D画像の第2の映像信号を生成する信号処理を行う映像生成部31bと、映像生成部31bにより生成された映像信号を第2の映像信号として外部に出力する映像出力IF32bと、映像生成部31bにより生成された第2の映像信号を無線の第2の映像信号に変換して送信する無線送信部38bとが設けてある。なお、映像生成部31bが映像出力IF32bを内部に含む構成にしても良い。
また、第2プロセッサ8Bは、1フレームの映像信号のタイミングを決定する同期信号を生成する同期信号生成部33bと、3Dミキサ9と通信を行う通信制御部(又は通信部)34bと、3Dミキサ9との通信結果に応じたモードで映像生成部31bが映像信号を生成するように切り替えるモード切替部35bとを有する。なお、通信制御部34bは、通信ケーブル37bを介して3Dミキサ9の通信制御部と通信する。
モード切替部35bは、通信制御部34bを介して3Dミキサ9から第2のモードの送信信号を受けない場合には、同期信号生成部33bにより生成した同期信号を用いて、該同期信号に同期した映像信号を生成する。
これに対して、モード切替部35bは、通信制御部34bを介して3Dミキサ9から第2のモードの送信信号を受けた場合には、3Dミキサ9から出力される同期信号を用いて該同期信号に同期した映像信号を生成する。
また、第2プロセッサ8Bの映像出力IF32bはケーブルを介して第2モニタ10Bが接続される。従って、この接続状態において、第2プロセッサ8Bの電源がONされ、かつ第2モニタの電源もONにされていると、映像生成部31bにより生成された第2の映像信号が第2モニタ10Bに入力され、第2の映像信号の画像としての第2の2D画像が第2モニタ10Bの表示面に表示される。
3Dミキサ9は、右映像入力部(又は第1の映像入力部)41a及び無線受信部42bからそれぞれ入力される2つの2D画像の映像信号としての第1の映像信号及び第2の映像信号を合成して3D画像の映像信号を生成(変換)すると共に、1つの映像信号(つまり1つの2Dの映像信号)が入力された場合には、その2Dの映像信号を出力する2D/3D変換部43と、2D画像の映像信号又は生成した3D画像の映像信号を外部に出力する利像出力部としての映像出力IF44とを有する。映像出力IF44は、2つの映像出力コネクタを備え、一方の映像出力コネクタには第1モニタ10Aが接続され、他方の映像出力コネクタには記録装置11が接続される。なお、図3において3Dミキサ9の通信制御部45とプロセッサ8B間をケーブル37bにより有線で通信を行う構成例を示しているが、無線で通信を行う無線通信部を備えた構成にしても良い。無線で通信を行う構成を、後述する変形例、第2の実施形態の場合に適用しても良い。
図4は2D/3D変換部43の構成を示す。右映像入力部41aから入力される右の2Dの映像信号と、無線受信部42bから入力される左の2Dの映像信号とはそれぞれ切替スイッチ56a,56bの接点aをそれぞれ経て倍速信号変換器(又は倍速信号変換回路)57a、57bに入力される。
倍速信号変換器57a,57bは、それぞれ1フレームの2Dの映像信号を2倍の周波数(周期が半分)の映像信号に変換する。つまり、倍速信号変換器57a,57bは、それぞれ1フレームの半分の周期の1フィールドの映像信号に変換してミキサ回路を構成する加算器53に出力する。加算器53は、倍速信号変換器57aの1フィールドの映像信号と倍速信号変換器57bの1フィールドの映像信号とを例えば奇数フィールド、偶数フィールドの映像信号として加算して1フレームの3Dの映像信号に合成して、3Dフォーマットの(3Dの)映像信号として出力する。また、加算器53から出力される3Dの映像信号は、切替スイッチ54の接点aを経て2D/3D変換部43から出力される。
なお、倍速信号変換器57a,57bは、それぞれ2つのフレームメモリを用いて構成され、書き込み時は2Dの映像信号を2Dの映像信号に対応した普通のレートで行われ、読み出し時には書き込み時の倍の速度で行うことにより、倍速の映像信号を生成する。
また、切替スイッチ56a,56bの接点bは、切替スイッチ55の接点a,bに接続され、その共通接点cは、切替スイッチ54の接点bに接続される。
このような構成の2D/3D変換部43においては、2つの映像信号が2D/3D変換部43に入力される場合には、制御部47の制御信号により図4の実線で示すように切替スイッチ56a,56b,54が設定される。つまり、2D/3D変換部43は、3Dの映像信号を出力する。
これに対して、1つの映像信号(例えば右の映像信号)のみが2D/3D変換部43に入力される場合には、制御部47は、点線で示すように切替スイッチ56a,56bの接点bを選択するように切り替え、また切替スイッチ55に対しては接点aを選択するように切り替え、さらに切替スイッチ54に対しては接点bを選択するように切り替えるように制御する。そして、この場合には、2D/3D変換部43に入力される1つの映像信号(例えば右の映像信号)を2D/3D変換部43から2Dフォーマットの(2D)の映像信号として出力する。なお、左の映像信号のみが2D/3D変換部43に入力される場合には、制御部47は、切替スイッチ55の接点bが選択するように切り替える。
図3における映像出力IF44に接続される記録装置11は、映像出力IF44から3Dの映像信号を出力する状態において記録の指示操作がされると、3Dの映像信号を3Dフォーマットで記録し、映像出力IF44から2Dの映像信号を出力する状態において記録の指示操作がされると、2Dの映像信号を2Dフォーマットで記録する。
また、3Dミキサ9は、第1プロセッサ8Aの通信制御部34a及び第2プロセッサ8Bの通信制御部34bとそれぞれ通信ケーブル37a,37bを介して通信を行う通信制御部(又は通信部)45と、3D画像を生成する場合に用いる同期信号を生成する同期信号生成部46と、通信制御部45による通信結果等に応じて2D/3D変換部43の動作を制御する制御手段としての制御部47とを有する。
また、3Dミキサ9は、3D画像を表示する場合において液晶メガネ12にシャッタ信号を無線送信する無線送信部48と、3Dミキサ9に関する各種の設定を行う設定部49が設けてある。3D画像を表示する場合、液晶メガネ12にシャッタ信号を無線送信する動作は制御部47が制御する。
なお、図3において点線で示すように有線により第2の映像信号としての左映像信号を入力する左映像入力部41bを設けるようにしても良い。そして、第2プロセッサ8Bが第1プロセッサ8Aと同じ構成(有線で第2の映像信号を出力する構成)の場合にも対応できるようにしても良い。
また、例えば制御部47は、映像信号の有無を検出する映像信号検出手段としての映像信号検出部47aを有し、2D/3D変換部43の2つの入力端に入力される2つの映像信号の有無を、映像信号のレベルの有無により検出する。
制御部47は、映像信号検出部47aによる検出結果と、通信制御部45による通信結果とに応じて、2D/3D変換部43の動作を制御する。なお、制御部47は、一方のみの結果(検出結果又は通信結果)により、2D/3D変換部43の動作を制御するようにしても良い。
両方の結果を利用する場合のメリットとして、例えば図3のようにケーブル36a,37a,37bで接続された状態において、1つのケーブルのみの接続が不十分であるような場合、一方の結果のみでは不十分な状態を検出できない場合が発生するが、両方の検出を利用すると、ケーブルの接続が不十分であることを検出できる。
また、本実施形態においては、制御部47は通信制御部45が通信制御部34a及び通信制御部34bと通信できる状態である通信結果を取得し、更に映像信号検出部47aにより2つの映像信号を検出した検出結果を取得した場合には、同期信号生成部46で生成した同期信号を通信制御部45を介して第1プロセッサ8A及び第2プロセッサ8Bに送信する。そして、制御部47(内の同期制御部47b)は、第1プロセッサ8A及び第2プロセッサ8Bが、3Dミキサ9から送信した同期信号に同期してそれぞれ第1及び第2の映像信号を生成するように制御を行い、かつ2D/3D変換部43を3D画像を生成するように制御する。換言すると、制御部47は、3次元画像システム1が第2のモード(リンクモード)で動作するように制御する。
これに対して、図4において説明したように一方のプロセッサのみからの映像信号及び通信結果を取得した場合には、制御部47は、当該プロセッサのみからの映像信号を2D/3D変換部43から出力するように制御する。この場合には、制御部47は、3次元画像システム1が第1のモード(スタンドアローンモード)で動作するように制御する。
図5と図6は、制御部47が第2のモードで動作させる場合と第1のモードで動作させる場合の説明図を示す。
図5に示すように、2つの映像信号が入力される第2のモード(リンクモード)の場合には、制御部47は同期信号生成部46が生成した同期信号を同期信号出力IF46aから通信ケーブル52a,52bを経由して、第1プロセッサ8Aの同期信号入力IF51aと、第2プロセッサ8Bの同期信号入力IF51bと送信する。
なお、同期信号出力IF46a、同期信号入力IF51a、同期信号入力IF51bは、それぞれ通信制御部45,34a,34b内に設けたものを利用し、また通信ケーブル52a,52bは図2の通信ケーブル37a,37bを兼用しても良いし、兼用しないでケーブルを用いても良い。
このモードの場合、第1プロセッサ8A及び第2プロセッサ8Bのモード切替部35a,35bは、図5に示すように送信された同期信号を映像生成部31a,13bに出力する切替スイッチとして機能する。そして、映像生成部31a,13bは、共通の同期信号を用いて、それぞれ第1の映像信号及び第2の映像信号を生成し、3Dミキサ9に出力又は送信する。第2プロセッサ8Bは第2の映像信号を生成し、無線送信部38bを介して3Dミキサ9に無線送信する。3Dミキサ9内の無線受信部42bで受信した第2の映像信号と、有線で入力された第1の映像信号とが2D/3D変換部43に入力される。
2D/3D変換部43は、2つの映像信号を合成して3D画像の映像信号を生成し、映像出力IF44を介して第1モニタ10A等に出力する。また、無線送信部48は、液晶メガネ12にシャッタ信号を無線送信する。
なお、このモードにおいては、第1プロセッサ8A内の同期信号生成部33a及び第2プロセッサ8Bの同期信号生成部33bは、映像生成部31a,13bが生成する映像信号に関与しない状態となる。
一方、第1のモードの場合には、図6に示すように、3Dミキサ9には1つの映像信号が入力されるため、3Dミキサ9は、同期信号生成部46で生成した同期信号を3Dミキサ9の外部に出力しない。なお、図6における動作は、例えば第1プロセッサ8Aの電源がON、第2プロセッサ8Bの電源がOFFにされている場合を想定している。
このモードにおいては、モード切替部35aは、同期信号生成部33aにより生成した同期信号が映像生成部31aに入力される切替状態となり、第1プロセッサ8Aは、スタンドアローンモードで映像信号を生成し、生成した映像信号を3Dミキサ9に出力する。
3Dミキサ9内の2D/3D変換部43は、入力された映像信号をそのまま映像出力IF44に出力する。
なお、図6においては、第1プロセッサ8Aが生成した第1の映像信号(右の映像信号)が有線で3Dミキサ9に入力される場合で示しているが、第1プロセッサ8Aの映像信号が3Dミキサ9に入力されない状態で、第2プロセッサ8Bによる映像信号が入力される場合も殆ど同様の動作となる。
図3に示すように、本実施形態においては、3Dミキサ9に近くに配置され、殆どの場合この3Dミキサ9と接続して使用されるプロセッサ8Aは、生成した映像信号を有線で3Dミキサ9に入力する構成にしている。これに対して、他方のプロセッサ8Bは、プロセッサ8Aと連携して3Dミキサ9に映像信号を入力する場合があると共に、3Dミキサ9に映像信号を入力しないで、プロセッサ8A側とは独立して映像信号の生成に使用する場合もある。
そのため、プロセッサ8Bは、無線で映像信号を3Dミキサ9に入力したり、入力停止(遮断)することが簡単にできるような構成にしている。このような構成にすることにより、後述する動作の説明から分かるように簡単な操作で3D画像と2D画像との表示を使い分けができるような構成にしている。
このように本実施形態の3次元画像システム1は、同一の被写体を視差を持って撮像する第1の撮像部27a及び第2の撮像部27bを有し、前記第1の撮像部27a及び第2の撮像部27bを用いてそれぞれ生成された第1の信号及び第2の信号を出力する立体内視鏡2と、前記第1の信号に対して第1の映像信号を生成する処理を行う第1の映像信号処理手段としての第1プロセッサ8Aと、第1の映像信号処理手段と異なる筐体に設けられ、前記第2の信号に対して第2の映像信号を生成する処理を行う第2の映像信号処理手段としての第2プロセッサ8Bと、前記第1及び第2の映像信号処理手段における少なくとも一方の映像信号処理手段にとしての前記第2の映像信号処理手段に設けられ、少なくとも前記第2の映像信号を無線送信する無線映像送信手段としての無線送信部38bと、前記無線映像送信手段により無線送信された映像信号を受信する無線映像受信手段としての無線受信部42bと、前記無線映像受信手段を備え、前記第1の映像信号及び前記第2の映像信号が入力された場合には、前記第1の映像信号及び前記第2の映像信号を合成して3次元画像の映像信号を生成する3次元画像合成手段としての3Dミキサ9と、前記3次元画像合成手段に設けられ、前記第1の映像信号及び前記第2の映像信号の2つの映像信号を検出した場合には前記3次元画像合成手段が前記3次元画像の映像信号を生成して出力するように制御し、更に、1つの映像信号のみを検出した場合には検出した前記1つの映像信号のみを前記3次元画像合成手段が出力するように制御する制御手段としての制御部47と、前記3次元画像合成手段から出力される映像信号が入力され、当該映像信号に対応する2次元画像又は3次元画像を表示する第1のモニタ10Aと、を備えることを特徴とする。
次に本実施形態の動作を説明する。図7は、本実施形態における概略の動作を説明するフローチャートを示す。なお、第1プロセッサシステム3と第2プロセッサシステム4とは、例えば図2に示すように設定されているものとする。
図7に示すように3Dミキサ9を含む第1プロセッサシステム3と、3Dミキサ9を含まない第2プロセッサシステム4との電源が投入されてそれぞれ起動した場合、ステップS1に示すように3Dミキサ9内の制御部47は、第1プロセッサシステム3の3Dミキサ9にプロセッサ8A,8Bが接続されているか否かの判定を行う。
上述したように、2D/3D変換部43の映像入力端に入力される2つの映像信号の信号レベルが閾値を超えるか否かを映像検出部47aが検出することにより、接続されているか否かの判定を行うようにしても良いし、通信により2つのプロセッサ8A,8Bが接続されているか否かの判定を行うようにしても良いし、両方を用いて判定しても良い。なお、第1プロセッサシステム3と、第2プロセッサシステム4とが時間的に前後して起動する場合の動作に関しては、後述する。
ステップS1の判定処理において、2つの映像信号の入力が検出されない場合には、ステップS2に示すように第1プロセッサシステム3のプロセッサ8Aと、第2プロセッサシステム4のプロセッサ8Bとをそれぞれ2Dシステムとして動作するように切替(設定)する。この場合、3Dミキサ9の2D/3D変換部43は、第1プロセッサシステム3内の第1プロセッサ8Aからの2D画像の映像信号をそのまま、第1モニタ10Aに出力する状態となる。
そして、ステップS3に示すように、2つのプロセッサシステムは、それぞれ独立した第1のモード(スタンドアローンモード)で動作する状態になる。
一方、ステップS1の判定処理において2つの映像信号が入力される判定結果の場合にはステップS4に示すように制御部47は、2つのプロセッサ8A,8Bが第2のモード(連携モード)で動作するように切り替える(設定する)。
この場合には、3Dミキサ9の同期信号生成部46は、生成した同期信号を2つのプロセッサ8A,8Bに送信し、両プロセッサ8A,8Bは、この同期信号に同期した第1の映像信号及び第2の映像信号を生成する。
また、ステップS5に示すように3Dミキサ9内の2D/3D変換部43は、2つの映像信号から3D画像の映像信号を生成する3Dモード状態に切り替えられる。そして、第1モニタ10Aには、3D画像が表示される。
なお、ステップS3又はステップS5の状態においてもステップS1の処理が行われるため、第1のモードから第2のモード、又はこの逆の切り替えも行われる。
次に図8Aを参照してより詳細な動作説明を行う。図8Aは、第1プロセッサシステム3が第2プロセッサシステム4より先に起動した場合の動作を示す。
なお、第1プロセッサシステム3と第2プロセッサシステム4とは、例えば図2に示すように設定されているものとする。また、図8A(後述する図8B等も同様)における縦軸(上から下)が時間の経過方向となる。
図8Aに示すように第2プロセッサシステム4の電源がOFFの状態における、ある時間において第1プロセッサシステム3の電源がONの処理Sp10がされると、制御部47は、処理Sp11に示すように3Dミキサ9に2つのプロセッサ8A,8Bが信号を入力できるように接続又はこれに等価な状態になっているか否かの接続検知を行う。なお、ここでの接続検知は、2つのプロセッサ8A,8Bが3Dミキサ9に2つの映像信号を入力する状態と、ケーブル36a,36bにより3Dミキサ9と通信を行うことができる状態であるか否かの検知を含む。このため、接続検知の代わりに、信号検知を用いても良い。
この接続検知の処理は、定期的に行われる。上記の図8Aの場合には、プロセッサ8Bの接続(信号)が検知されないため、処理Sp12のように制御部47は、プロセッサ8B(又は第2プロセッサシステム4)の接続(信号)なしと判定する。
この判定結果に従って、処理Sp13に示すように制御部47は、プロセッサ8Aを第1のモード(スタンドアローンモード)に設定する。また、処理Sp14に示すように制御部47は、プロセッサシステム3の3Dミキサ9内の2D/3D変換部43を2Dモードに設定する。従って、3Dミキサ9は、2Dモードで動作する状態の設定となる。また、処理Sp15に示すようにプロセッサシステム3は、2Dモードで起動する。
プロセッサシステム3が2Dモードで起動した後の時間において、プロセッサシステム4の電源がONにされる処理Sp16が行われたとする。すると、制御部47は、処理Sp17に示すように3Dミキサ9に2つのプロセッサ8A,8Bが接続されているか否かの接続検知の判定を行った際に、プロセッサ8Bの接続(信号)が検知され、処理Sp18のようにプロセッサ8Bの接続(信号)ありと判定する。
この判定後に、処理Sp19Aに示すように制御部47は、プロセッサ8Aを第2のモード(リンクモード)に設定する。換言すると、制御部47は、プロセッサ8Aを第1のモードから第2のモード(リンクモード)に切り替える。
また、処理Sp19Bに示すように制御部47は、プロセッサ8Bを第2のモード(リンクモード)に設定する。
また、処理Sp20に示すように制御部47は、2D/3D変換部43を3Dモードに設定する。換言すると、制御部47は、2D/3D変換部43を2Dモードから3Dモードに切り替える。
このようにして、処理Sp21に示すようにプロセッサシステム3と4は、3Dプロセッサシステムとして起動する。図8Aにおいては、第1プロセッサシステム3の電源が先にONとなる場合を説明したが、図8Bにおいて第2プロセッサシステム4の電源が先にONとなる場合を説明する。
図8Bに示すように第1プロセッサシステム3の電源がOFFの状態における、ある時間において第2プロセッサシステム4の電源がONの処理Sp30がされると、処理Sp31に示すようにプロセッサシステム4は第1のモード(スタンドアローンモード)で起動する。なお、この場合には、3D内視鏡2の光源用コネクタ17は光源装置7Bに接続されているものとする。プロセッサシステム4が起動した場合には、プロセッサ8Bが生成した2D画像の映像信号が第2モニタ10Bに出力され、2D画像が表示される。
このプロセッサシステム4が起動後に、第1プロセッサシステム3の電源が処理Sp32でONにされたとする。すると、処理Sp33に示すように第1プロセッサシステム3内の制御部47は、(図8Aにおいて説明したように)3Dミキサ9にプロセッサ8A,8Bが接続されているか否かの接続検知を行う(接続検知の判定を行う)。
この場合には、処理Sp34に示すように制御部47は、3Dミキサ9に2つのプロセッサ8A,8Bが接続されている(信号が入力されている)と判定する。なお、プロセッサシステム4の無線送信部38bは、起動後に無線で映像信号を送信する状態を維持するが3Dミキサ9と通信を行う状態になった後に無線送信部38bが無線送信するようにしても良い。
処理Sp34以降は、図8Aにおける処理Sp19A−21と殆ど同様の処理となる。つまり、処理Sp35Aに示すように制御部47は、プロセッサ8Aを第2のモード(リンクモード)に設定する。また、処理Sp35Bに示すように制御部47は、プロセッサ8Bを第2のモード(リンクモード)に設定する。換言すると、制御部47は、プロセッサ8Bを第1のモードから第2のモード(リンクモード)に切り替える。
また、処理Sp36に示すように制御部47は、2D/3D変換部43を3Dモードに設定する。換言すると、制御部47は、2D/3D変換部43を2Dモードから3Dモードに切り替える。
このようにして、処理Sp37に示すようにプロセッサシステム3と4は、3Dプロセッサシステムとして起動する。
次に図9を参照して3Dミキサ9,第1プロセッサ8A,第2プロセッサ8B内部の動作を説明する。
図2に示すように接続して、3Dミキサ9,第1プロセッサ8A,第2プロセッサ8B等の電源を投入する。この場合、図9に示すように第1プロセッサ8Aの映像出力IF32aは、3Dミキサ9と有線で接続され、モード切替部35aはスタンドアローンモードで起動する。また、第2プロセッサ8Bの無線送信部38bは、3Dミキサ9の無線受信部42bに無線で映像信号を送信し、モード切替部35bはスタンドアローンモードで起動する。
また、3Dミキサ9の右映像入力部41aには第1プロセッサの右目用の映像信号が入力され、無線受信部42bには第2プロセッサ(図9ではPRと略記)の左目用の映像信号が入力され、映像出力IF44は、2Dの映像信号を出力する。なお、図9においては、3Dミキサ9の制御部として通信制御部45と制御部47とを1つのブロックで示している。
そして、制御部47内の映像検出部47aは、右映像入力部41aから及び無線受信部42bから2D/3D変換部43に入力される右及び左の映像信号の有無を検出する。そして、右及び左の映像信号有りか否かの判定を行う。この場合には、両映像信号が有りと判定する。そして、制御部47は、リンクモードに設定する処理を行う。
制御部47は、通信制御部45からプロセッサ8A,8Bの通信制御部34a,34bにリンクモードに設定するコマンドを送り、両通信制御部34a,34bは、そのコマンドを受信する。そして、モード切替部35a,35bをリンクモードに設定する。リンクモードに設定することにより、図5で説明したように両プロセッサ8A,8Bは3Dミキサ9からの同期信号を受信して、該同期信号に同期した映像信号をそれぞれ生成する。
また、制御部47は、3Dミキサ9の2D/3D変換部43が3Dの映像信号を出力するように制御し、映像出力部44は3Dの映像信号をモニタ10Aに出力する。
このようにモニタ10Aに3Dの映像信号が出力して、モニタ10Aに3D画像が表示される状態において、例えばプロセッサ8Bの無線送信部38bを停止して、図9に示すようにプロセッサ8Bは3Dミキサ9から分離した状態にする。
この状態においては、プロセッサ8Bの無線送信部38bは3Dミキサ9の無線受信部42bから切断された状態となり、また通信制御部34bは、3Dミキサ9の通信制御部45と通信により3Dミキサ9からの切断を確認する。そして、プロセッサ8Bのモード切替部35bは、リンクモードからスタンドアローンモードに切り替える。
また、この状態においては、3Dミキサ9の制御部47は、定期的に映像信号の入力を検知し、その際、右映像入力部41aへの映像信号の入力を検知するが、無線受信部42bへの映像信号の入力を検知しない。図9では、無信号と表記している。
従って、右及び左の映像信号有りか否かに関しては、右の映像信号のみであり、両映像信号の入力は無しになる。この結果、3Dミキサ9の制御部47は、通信制御部45を介して第1プロセッサ8Aの通信制御部34aにスタンドアローンモードに設定するコマンドを送信し、通信制御部34aはこのコマンドを受信する。そして、通信制御部34aはモード切替部35aをスタンドアローンモードに設定する。
また、3Dミキサ9の制御部47は、2D/3D変換部43を2Dモードで動作するように制御し、映像出力IF44は、2Dの映像信号をモニタ10Aに出力する。
従って、モニタ10Aには第1プロセッサ8Aによる2Dの画像を表示する状態となる。この状態において、第2プロセッサ8Bの無線送信部38bを送信する状態に設定することにより、第2プロセッサ8Bの映像信号を3Dミキサ9に入力することができる(図9では3Dミキサ9に接続と表記)。
無線送信部38bの映像信号を3Dミキサ9に入力する状態にすると、3Dミキサ9の無線受信部42bにこの映像信号が入力される状態となる。
従って、制御部47の映像検出部47aは、2つの映像信号の入力を検知し、両映像信号有りと判定する。また、制御部47は、通信制御部45を介して第1プロセッサ8Aの通信制御部34aと第2プロセッサ8Bの通信制御部34bとにリンクモードに設定するコマンドを送信し、通信制御部34aと34bはこのコマンドを受信する。そして、両通信制御部34a、34bはモード切替部35a、35bをリンクモードに設定する。
また、3Dミキサ9の制御部47は、2D/3D変換部43を3Dモードで動作するように制御し、映像出力IF44は、3Dの映像信号をモニタ10Aに出力する。そして、モニタ10Aには3D画像を表示する状態となる。
このように動作する本実施形態は、3Dミキサ9内の2D/3D変換部43に2つの映像信号を入力した場合には、3D画像を生成して第1モニタ10Aに3D画像を表示させることができ、1つの映像信号のみを入力した場合には、2D画像を生成して第1モニタ10Aに2D画像を表示させることができる。
従って、本実施形態によれば、簡単に3D画像(立体画像)と2D画像(2次元画像)との表示に使い分けて利用することができる利便性の高い3次元画像システムを提供できる。
また、本実施形態によれば、3Dミキサ9と共にプロセッサ8A等を搭載した一方のカート5に対して、(別体のカート6をカート5から引き離す等して)カート6のプロセッサシステム4を通常の2Dの映像信号を生成する内視鏡システムとして使用することが簡単な作業でできる。例えば3Dミキサ9の通信制御部45とプロセッサ8B間を接続するためのケーブル37bを外すことにより、カート6のプロセッサシステム4を通常の2Dの映像信号を生成する内視鏡システムとして使用することができる。これに対して、第1の従来例は、このような使い分けができない。
上述した第1の実施形態においては、3Dミキサ9の近くに配置される第1プロセッサ8Aは、生成した映像信号を有線で3Dミキサ9に入力する構成の場合を説明したが、以下に説明するように無線で3Dミキサ9に入力する構成にしても良い。この第1変形例の3次元画像システム1Bの外観的な構成は図1,図2と同様となり、第1プロセッサなどの内部構成は図10のようになる。
図10に示す第1変形例の3次元画像システム1Bは、図3における第1プロセッサ8Aの内部構成を第2プロセッサ8Bと同様の構成にしている。図10に示す第1プロセッサ8Aは、映像生成部31aの映像信号を映像出力IF32aに出力すると共に、無線で送信する無線送信部38aに出力する。
また、図10の3Dミキサ9は、図3に示した3Dミキサ9において、さらに前記無線送信部38aにより無線で送信される映像信号を受信する無線受信部42aを有し、この無線受信部42aで受信した映像信号は2D/3D変換部43に入力される。なお、本変形例においては、図10に示すプロセッサ8Aを使用する場合には、3Dミキサ9において、図3で示した右映像入力部41aを備える構成は必要でないが、図3に示したプロセッサ8Aを用いて3次元画像システムを構成する選択に対応できるように、無線受信部42aと共に、右映像入力部41aを備える構成にしても良い。このため、図10においては右映像入力部41aを点線で示す。
また、本変形例では、第1プロセッサ8Aは、第2プロセッサ8Bと同様に無線で映像信号を送信するため、図3において必要としたケーブル36aが不要となる。
なお、本変形例においては、両プロセッサ8A,8Bとも無線で映像信号を送信するために、無線送信部38aと無線送信部38bとがそれぞれ送信する送信周波数を異なる周波数に設定することができる構成にしている。また、無線受信部42aと無線受信部42bがそれぞれ受信する受信周波数は、それぞれ無線送信部38aの送信周波数、無線送信部38bの送信周波数に一致するように設定することができる構成にしている。
そして、このような設定後においては、プロセッサ8Aにおける無線送信部38aの電源をONにすると、無線送信部38aが送信する映像信号を3Dミキサ9の無線受信部42aが受信する。また、同様に、プロセッサ8Bにおける無線送信部38bの電源をONにすると、無線送信部38bが送信する映像信号を3Dミキサ9の無線受信部42bが受信する。
また、プロセッサ8Aにおける無線送信部38aの電源をOFFすると、無線送信部38aは、映像信号の送信を停止し、同様にプロセッサ8Bにおける無線送信部38bの電源をOFFすると、無線送信部38bは、映像信号の送信を停止する。
その他の構成は、第1の実施形態と同様である。本変形例の動作は、上述した第1の実施形態におけるプロセッサ8Aが有線で3Dミキサ9に映像信号を入力する構成、つまりプロセッサ8Aがケーブル36aを介して3Dミキサ9に映像信号を入力する動作を無線送信部38aから無線で3Dミキサ9の無線受信部42aに映像信号を入力する動作に読み替える動作に相当する。
本変形例においては、ケーブル36aを用いることなく、プロセッサ8Aで生成した映像信号を無線で3Dミキサ9に送信することができるため、術者などのユーザがケーブル36aでプロセッサ8Aと3Dミキサ9とを接続する作業が不要となる効果を有する。その他、第1の実施形態と同様の作用効果を有する。
なお、記録装置11は、第1モニタ10Aに出力される映像信号を記録すると、3Dの映像信号と2Dの映像信号とを混在した状態で記録する場合が発生する。一方、記録装置11に記録された映像信号を再生する場合には、3Dモニタにおいては、2Dフォーマットの2Dの映像信号と、3Dフォーマットの3Dの映像信号とのいずれの映像信号に対しても再生することができるが、2Dモニタにおいては、2Dフォーマットの2Dの映像信号は再生できるが、3Dフォーマットの3Dの映像信号を正しく表示することができないので、2Dと3Dが混在する映像信号(2D/3D混在映像信号)を記録した場合には、再生できる環境が大幅に制限されてしまう。
このため、図3又は図10において、さらに点線で示すように2Dの映像信号(ここでは右の映像信号)を映像出力IF44を介して記録装置11の内部の2D記録部(又は2D録画部)62b(図11参照)に2Dの映像信号の入力端に入力し、2D記録部62bは、入力される2Dの映像信号を専用に記録(録画)する構成にしても良い。
また、記録装置11が、図10における映像出力IF44から実線で示す経路で入力される2D又は3Dの映像信号に対しては、3Dミキサ9内の制御部47の(点線で示す)記録制御部47cが記録装置11内部の3D記録部(又は3D録画部)62a(図11参照)によって3Dの映像信号を専用に記録(録画)するように制御する構成にしても良い。
図11は本変形例の場合の記録装置11の概略の構成例を示す。2D/3Dの映像信号は、インタフェース(IF)61aを介して3Dの映像信号を記録する3D記録部62aに入力され、記録される。また、2Dの映像信号は、IF61bを介して2Dの映像信号を記録する2D記録部62bに入力さ、記録される。
また、制御部47からの3DモードのON/OFF信号は、通信IF61cを介して記録の制御を行う記録制御部63に入力される。
記録制御部63は、通信IF61cを介して入力される信号に応じて、3D記録部62aと、2D記録部62bの記録の制御を行う。
図12は、この記録装置11を用いて記録を行う場合の動作の説明図を示す。図12の動作例として、記録装置11に2D又は3Dの映像信号が入力される場合には、全て記録するように設定されている場合で説明する。より具体的には、2Dの映像信号は常時入力され、3Dの映像信号は、入力される期間と入力されない期間がある場合で説明する。
そして、制御部47(の記録制御部47c)が3Dモードの切替(ON/OFF)の信号を記録装置11に送り、記録装置11は、3Dモードに設定された場合には3D記録部62aは、3Dモードの3Dの映像信号を記録し、2D記録部62bは常時2Dの映像信号を記録する。
上記のように、記録装置11は、内部に2つの記録部62a,62bを備え、記録部62a,62bは、入力される映像信号をそれぞれ3Dフォーマット専用、2Dフォーマット専用で記録する。
図12における時間t1から始まる最初の期間T1においては、第1プロセッサ8Aのみが2Dの映像信号を出力する状態(図12ではONで示す)であり、3Dミキサ9は2Dの映像信号を出力し、第1モニタ10Aも2Dの映像信号の2D画像を表示する。
この場合、記録装置11における記録部62bは、2Dフォーマット専用であるので、2Dの映像信号を記録(録画)する。これに対して、記録部62aは、3Dフォーマット専用であるので、3Dの映像信号が入力されていないために記録(録画)を行わない。
時間t2において、第2プロセッサ8Bも2Dの映像信号を出力する状態(図12ではONで示す)になると、制御部47(の記録制御部47c)は3DモードONの制御信号(図12では3DモードON)を出力し、3Dミキサ9は3Dの映像信号を出力し、第1モニタ10Aも3Dの映像信号の3D画像を表示する。
この場合、制御部47(の記録制御部47c)が3DモードONの制御信号を記録装置11の記録制御部63に送り、記録制御部63は、この信号を受けて、記録装置11における3D記録部62aが3Dの映像信号を記録を開始するように制御する。なお、第1プロセッサ8Aは、2Dの映像信号を出力するため、2D記録部62bは、2Dの映像信号を記録する。
また、時間t3になると、第2プロセッサ8Bが2Dの映像信号を出力しない状態(図12ではOFFで示す)になるため、制御部47は3DモードOFFの制御信号(図12では単にOFF)を出力する。
そして、3D記録部62aは、3Dの映像信号の記録を停止する。この期間T3は、時間t1からt2までの期間T1の場合と同様の動作状態となる。また、時間t4において、第2プロセッサ8Bも2Dの映像信号を出力する状態になると、制御部47(の記録制御部47c)は3DモードONの制御信号を出力する。この期間T4(時間t4からt5)は、時間t2からt3までの期間T2と同じ動作状態となる。このような動作を繰り返す。
このような構成及び動作により、記録装置11に記録した映像信号を3Dの映像信号が生成されて出力される期間においても、2Dフォーッマトで2Dの映像信号として記録しているので、2Dモニタのみを備えた環境においても2D記録部62bに記録した2Dの映像信号を再生することが可能になる。また、3Dモニタを備える環境においては、3D記録部62bに記録した2Dの映像信号も、2D記録部62aに記録した3Dの映像信号も、再生することができる。
なお、例えば設定部49により、3D記録部62aに対しては、3Dミキサ9の出力信号、つまり2D/3D混在の映像信号を記録する選択を行うことができるようにしても良い。この場合には、図12において2Dモードの期間T1,T3においては3D記録部62aは2Dの映像信号を記録する(図12中において[2D記録]で示す)。
このような構成及び動作によると、記録装置11に記録した映像信号を3Dの映像信号が生成されて出力される期間においても、2Dフォーッマトの2Dの映像信号を記録しているので、2Dモニタのみを備えた環境においても2D記録部62bに記録した2Dの映像信号を再生することが可能になる。
また、3Dモニタを備えた環境においては、2D及び3Dの映像信号が混在した2D/3D混在映像信号の状態においても、その混在に対応して2D及び3Dの映像信号を再生することができる。その他、第1の実施形態と同様の作用効果を有する。
(第2の実施形態)
次に本発明の第2の実施形態を説明する。本実施形態の3次元画像システムは、第1の実施形態において、図13に示すような記録装置11Cを備える。本実施形態においては、2D画像を表示する期間と3D画像を表示する期間とが混在するような場合に対して説明する。
患部を手術するような場合には、術者は2D画像よりも3D画像から立体視できる観察状態で行う方が、患部の様子を立体的に視認し易い。しかし、立体視の観察状態は、通常の2D画像を観察する観察状態よりも、術者が疲労し易い状態となるため、立体視を必要としない状態では2D画像に切り替えられる。本実施形態は、このような場合に対応したシステムである。
図13に示す記録装置11Cは、3Dミキサ9から出力される2D/3Dの映像信号が入力されるIF71aを介して入力される映像信号のファイルを生成する処理を行うファイル化処理部72が設けられている。
ファイル化処理部72には、記録制御部73から2D又は3Dの映像信号の切り替わりのタイミング情報となるタイムスタンプの情報が入力され、ファイル化処理部72は、生成したファイル(のヘッダ等)にタイムスタンプの情報を付加して、その後段側のファイル分離/変換部75に出力する。なお、記録制御部73には、通信IF74を介して制御部47の記録制御部47c等からタイムスタンプの情報が入力される。
ファイル化処理部72の出力端には、タイムスタンプの情報を利用して、3Dのファイルと2Dのファイルを分離すると共に、3Dのファイルを2Dのファイルに変換するファイル分離/変換部75が設けられ、このファイル分離/変換部75により処理された3Dのファイルと2Dのファイルが画像記録手段又は画像記録部としてのハードディスク装置(HDD)76に記録される。なお、タイムスタンプは、後述するユーザ(術者)による例えば音声による2Dモードと3Dモードとの切替指示で発生する(音声による切替に限定されるものでない)。
このHDD76は、記録制御部73により記録と共に、再生の動作が制御される。HDD76は、3D再生用の信号処理を行う3D再生用処理部77aを介して3D再生用IF78aに接続されると共に、2D再生用の信号処理を行う2D再生用処理部77bを介して2D再生用IF78bに接続されている。
記録装置11C以外の構成は、図3又は図10に示した構成と同様である。
図14は、本実施形態における代表的な動作の説明図を示す。なお、図14における横軸は時間の経過を示す。
図14に示すように、3Dミキサ9は、1つの2Dの映像信号が時間taから入力された場合には、その時間taの情報を2Dの映像信号の開始の時間情報に付加して出力する。そして、時間tbのタイミングにおいて2つの2Dの映像信号が入力されると、その時間tbにおいて、3Dミキサ9は、3Dモードで動作する状態、つまり3DモードがONとなる。そして、3Dミキサ9は、2つの2Dの映像信号を合成して3Dの映像信号を出力開始すると共に、その時間tbの情報が3DモードONのタイムスタンプの情報となり、記録制御部47cは3DモードONのタイムスタンプの情報を記録装置11Cの記録制御部73に送信する。
また、時間tcのタイミングにおいて1つの2Dの映像信号のみが3Dミキサ9に入力される状態になると、その時間tcにおいて、3Dモードが停止した状態、つまり3DモードがOFFとなり、3Dミキサ9は、2Dの映像信号を出力する状態に移行すると共に、その時間tcの情報が3DモードOFFのタイムスタンプの情報となり、記録制御部47cは3DモードOFFのタイムスタンプの情報を記録装置11Cの記録制御部73に送信する。
さらに、時間tbのタイミングにおいて2つの2Dの映像信号が入力されると、その時間tdにおいて、3Dミキサ9は、3DモードがONとなり、3Dミキサ9は、2つの2Dの映像信号を合成して3Dの映像信号を出力開始すると共に、その時間tdの情報が3DモードONのタイムスタンプの情報となり、記録制御部47cは3DモードONのタイムスタンプの情報を記録装置11Cの記録制御部73に送信する。
また、時間teのタイミングにおいて1つの2Dの映像信号のみが3Dミキサ9に入力される状態になると、3Dミキサ9は2Dの映像信号を出力する状態に移行する。
ファイル化処理部72は、入力される映像信号に応じて、時間taからtbの期間Taにおいては、2Dファイルを生成し、時間tbからtcの期間Tbにおいては、3Dファイルを生成し、時間tcからtdの期間Tcにおいては、2Dファイルを生成し、時間tdからteの期間Tdにおいては、3Dファイルを生成する。
その場合、ファイル化処理部72は、各ファイルにおいて、3DモードのON/OFFの切り替わりのタイムスタンプの情報を付加する。
ファイル分離/変換部75は、タイムスタンプの情報を用いて、期間Taにおける2Dファイルはそのまま2Dファイルとし、これに対して期間Tbにおける3Dファイルに対しては、3Dファイルに分離すると共に、分離した3Dファイルから2Dファイルを生成する。なお、ファイル分離/変換部75は、3Dファイルにおける3D画像の各フレームにおける一方のフィールドの2D画像のみを抽出することにより、3Dファイルから2Dファイルを生成する画像分離手段又は映像分離手段を形成する。
また、期間Tcにおいては期間Taと同様に2Dファイルを生成するように動作し、また期間Tdにおいては期間Tbと同様に、分離した3Dファイルを生成すると共に、2Dファイルを生成する。
ファイル分離/変換部75により生成された2Dファイルと3DファイルとはHDD76において、図14に示すように、2Dモード及び3Dモードの全期間において2Dファイルを記録し、3Dモード期間のみ3Dファイルを記録する。HDD76に記録された3Dファイルと2Dファイルとは、3D再生用処理部77a、3D再生用IF78a、2D再生用処理部77b、2D再生用IF78bを介して再生することができる。例えば、3D再生用IF78aに3Dモニタを接続した場合には、3Dモニタにおいて3Dファイルを再生することができ、また2D再生用IF78bに2Dモニタを接続した場合には、2Dモニタにおいて2Dファイルを再生することができる。勿論、2D再生用IF78bに3Dモニタを接続した場合には、3Dモニタにおいて2Dファイルを再生することもできる。その他の作用効果は、第1の実施形態で説明した作用効果と同様である。また、本実施形態においては、3Dミキサ9が3D画像の映像信号を出力する場合には、3D画像の映像信号を記録することができると共に、3D画像の映像信号を構成する2D画像の映像信号も同時に記録することができる。
なお、図13の構成及び図14の説明においては、画像記録部(又は画像記録デバイス)としてのHDD76に、ファイル分離/変換部75により生成した2Dファイルと3Dファイルとを記録する場合で説明しているが、ファイル化処理部72で生成した2Dファイルと3Dファイルが混在した2D/3DファイルをHDD76に記録した後に、タイムスタンプの情報を利用してファイル分離/変換部75が2Dファイルと3Dファイルとを分離し、分離した2Dファイルと3DファイルとをHDD76等に記録するようにしても良い。本実施形態は、3Dミキサ9が、2D画像の映像信号と3D画像の映像信号とが混在して時系列に出力する場合、画像記録部に記録する前、または記録した後に、2D画像の映像信号と3D画像の映像信号とを分離して記録可能とする画像記録手段としてのHDD76と、記録制御手段としての記録制御部73等を備える。
また、第2の実施形態の変形例として、図15に示す構成にしても良い。図15に示す3次元画像システム1Dは、例えば図1〜図3に示す3次元画像システム1において、さらに術者が音声入力を行う音声入力用マイク81aと、音声確認用のイヤフォン81bとを設けると共に、音声を無線で送信する無線送信部12eを制御部12c内に設けている。なお、記録装置としては、簡略的に示した図11の記録装置11を採用しているが、図15の記録装置11Cを採用する構成にしても良い。
なお、液晶メガネ12のフレームに音声入力用マイク81aと、音声確認用のイヤフォン81bとを着脱自在に設けるようにしても良い。
また、3Dミキサ9には、無線送信部12eにより送信される音声信号を無線で受信する無線受信部83を有し、無線受信部83は受信した音声信号を制御部47に送る(図15においては無線送受信部84により無線送信部48と、無線受信部83を表す)。
制御部47は、音声信号が所定のコマンドの音声であるか否かを判定する音声認識部47dを有すると共に、所定のコマンドを格納するメモリ等からなるコマンド格納部47eを有する。コマンド格納部47eには、所定のコマンドとして、3Dモードから2Dモードの切替と、2Dモードから3Dモードへの切替の音声データが予め格納(登録)している。
制御部47は、ユーザ(例えば術者)により音声により3Dモードと2Dモードの切替指示が行われた場合、コマンド格納部47eに格納されている切替の音声データに該当するか否かの認識を行い、該当する場合には対応する切替の制御を行う。その他の構成は、図3と同様である。
図16は、本変形例の動作のフローチャートを示す。例えば図15の3次元画像システム1Dの電源が投入され、第1プロセッサシステム3と第1プロセッサシステム4とが起動する。
ステップS41に示すように3Dミキサ9には2つのプロセッサ8A,8Bからの両映像信号が入力された場合、3次元画像システム1Dは3Dモードに対応するリンクモードに設定される。そして、ステップS42に示すように3Dミキサ9は、3Dモードで動作し、3Dの映像信号を第1モニタ10Aに出力する。
なお、3Dの映像信号は、図4において説明したように右の映像信号と左の映像信号が奇数及び偶数フィールドで交互に第1モニタ10Aに出力される映像信号である。従って、第1モニタ10Aには右の映像信号の2D画像と左の映像信号の2D画像が奇数及び偶数フィールドにおいて交互に表示される。
また、ステップS43に示すように制御部47は、液晶メガネ12に対して、シャッタ信号を無線送信する。
ステップS44に示すように液晶メガネ12の制御部12cは、無線受信部12dにより受信したシャッタ信号を用いて、液晶メガネ12の右目用の液晶シャッタ12a、左目用の液晶シャッタ12bを、右の映像信号と左の映像信号の表示に同期して交互に透過、遮光(ON/OFF)する。
このようにして、液晶メガネ12を両眼前に液晶シャッタ12a、12bが配置されるように装着したユーザは、右目用画像及び左目用画像から立体視認(立体観察)が可能となる。
ステップS45に示すように3Dミキサ9の制御部47は、音声による切替指示の有無を監視する。術者は、3Dモードにする必要性が少ないと思うような場合には、マイク81aに対して3Dモードから2Dモードの切替指示の音声入力を行う。音声入力が行われると、ステップS46に示すように音声信号が入力された無線送信部12eは、音声信号を無線送信する。
ステップS47に示すように無線受信部83は、音声信号を受信し、制御部47に送り、制御部47の音声認識部47dは音声認識を行う。そして、ステップS48に示すように音声認識部47dは、コマンド格納部47eに格納された登録された3Dモードから2Dモードの切替指示のコマンドに該当するか否かの音声認識を行う。このコマンドに該当しない認識結果の場合には、ステップS45の処理に戻る。
これに対して切替指示のコマンドに該当する認識結果の場合には、ステップS49の処理に進み、このステップS49において制御部47は、3次元画像システム1Dを2Dモードとしてのスタンドアローンモードに切り替える制御を行う。例えば制御部47は、3Dミキサ9における無線受信部42bを、無線を受信する動作を休止する省電力の状態に設定する。そして、3Dミキサ9は、2Dの映像信号を第1モニタ10Aに出力する。
また、ステップS50に示すように制御部47は、液晶メガネ12に対して両液晶シャッタ12a,12bが常時、透過状態とするための制御信号を無線で送信する。そして、ユーザは、2D画像を両眼で観察することができる状態になる。
また、2Dモードになると、ステップS51に示すように3Dミキサ9の制御部47は、音声による切替指示の有無を監視する。ユーザは、例えば患部等を立体的に観察するために2Dモードから3Dモードへの切替指示を音声入力により行う。音声入力が行われると、ステップS52に示すように音声信号が入力された無線送信部12eは、音声信号を無線送信する。
ステップS53に示すように無線受信部83は、音声信号を受信し、制御部47に送り、制御部47の音声認識部47dは音声認識を行う。そして、ステップS54に示すように音声認識部47dは、コマンド格納部47eに格納された登録された2Dモードから3Dモードの切替指示のコマンドに該当するか否かの音声認識を行う。このコマンドに該当しない認識結果の場合には、ステップS51の処理に戻る。
これに対して切替指示のコマンドに該当する認識結果の場合には、ステップS41の処理に戻り、このステップS41において制御部47は、3次元画像システム1Dをリンクモードに設定(切替)し、ステップS42に示すように3Dモードで動作する。さらに、上述したステップS43等の処理を行い、術者は3Dモードで患部等を立体視することができる。
このように動作する本変形例によれば、術者等のユーザはモードの切替を音声で行うことができるので、医療分野における利便性が向上する。医療分野においては、ユーザとなる術者は、内視鏡を把持したり、手術を行う処置具などを操作するために、簡単にモードの切替が行えることが望まれる。
本変形例によれば、ユーザによる音声指示により、簡単に3Dモードと2Dモード間の切替及び切替に対応した動作状態に設定することができる。その他、第1の実施形態と同様に効果を有する。
なお、上述した変形例の場合を含む実施形態を部分的に組み合わせて構成される実施形態も本発明に属する。
1…3次元画像システム、2…3D内視鏡、3…第1プロセッサシステム、4…第2プロセッサシステム、5,6…カート、7A,7B…光源装置、8A…第1プロセッサ、8B…第2プロセッサ、9…3Dミキサ、10A…第1モニタ、10B…第2モニタ、11…記録装置、14…挿入部、15…把持部、16…ケーブル、18A,18B…コネクタ、19A,19B…コネクタ受け、20A,20B…ケーブル、21…ライトガイド、27a,27b…撮像部、31a,31b…映像信号生成部、33a,33b,46…同期信号生成部、34a,34b,45…通信制御部、35a,35b…モード切替部、38b…無線送信部、42b…無線受信部、43…2D/3D変換部、47…制御部、47a…映像検出部、47b…同期制御部、47c…記録制御部、57a,57b…倍速変換器、76…HDD

Claims (10)

  1. 同一の被写体を視差を持って撮像する第1の撮像部及び第2の撮像部を有し、前記第1の撮像部及び第2の撮像部を用いてそれぞれ生成された第1の信号及び第2の信号を出力する立体内視鏡と、
    前記第1の信号に対して第1の映像信号を生成する処理を行う第1の映像信号処理手段と、
    第1の映像信号処理手段と異なる筐体に設けられ、前記第2の信号に対して第2の映像信号を生成する処理を行う第2の映像信号処理手段と、
    前記第1及び第2の映像信号処理手段における少なくとも一方の映像信号処理手段としての前記第2の映像信号処理手段に設けられ、少なくとも前記第2の映像信号を無線送信する無線映像送信手段と、
    前記無線映像送信手段により無線送信された映像信号を受信する無線映像受信手段と、
    前記無線映像受信手段を備え、前記第1の映像信号及び前記第2の映像信号が入力された場合には、前記第1の映像信号及び前記第2の映像信号を合成して3次元画像の映像信号を生成する3次元画像合成手段と、
    前記3次元画像合成手段に設けられ、前記第1の映像信号及び前記第2の映像信号の2つの映像信号を検出した場合には前記3次元画像合成手段が前記3次元画像の映像信号を生成して出力するように制御し、
    更に、1つの映像信号のみを検出した場合には検出した前記1つの映像信号のみを前記3次元画像合成手段が出力するように制御する制御手段と、
    前記3次元画像合成手段から出力される映像信号が入力され、当該映像信号に対応する2次元画像又は3次元画像を表示する第1のモニタと、
    を備えることを特徴とする3次元画像システム。
  2. 前記第1の映像信号処理手段は、前記第1の映像信号を前記3次元画像合成手段に有線で入力するように配置され、
    前記無線映像送信手段は、前記第2の映像信号を無線送信するように配置され、
    前記制御手段は、前記第1の映像信号を検出し、かつ前記第2の映像信号を検出した場合には、前記3次元画像合成手段が前記3次元画像の映像信号を生成して前記第1のモニタに出力するように制御し、
    更に、前記第1の映像信号を検出し、かつ前記第2の映像信号を検出しない場合には、前記3次元画像合成手段が前記第1の映像信号を前記第1のモニタに出力するように制御することを特徴とする請求項1に記載の3次元画像システム。
  3. 前記3次元画像合成手段は、前記第1の映像信号処理手段により生成される前記第1の映像信号と前記第2の映像信号処理手段により生成される前記第2の映像信号とを同期させるための同期信号を生成する同期信号生成手段と、
    前記3次元画像の映像信号を生成する場合には、前記同期信号を前記第1の映像信号処理手段と前記第2の映像信号処理手段に送信して、前記第1の映像信号と前記第2の映像信号とを同期させる制御を行う同期制御手段と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の3次元画像システム。
  4. 前記3次元画像合成手段は、該3次元画像合成手段における2つの映像信号入力端に入力される映像信号の信号レベルが閾値以上であるか否かを判定することにより前記2つの映像信号の有無を検出する映像検出部を有することを特徴とする請求項1に記載の3次元画像システム。
  5. 更に、前記3次元画像合成手段の出力信号が入力され、該3次元画像合成手段から出力される前記3次元画像の映像信号又は前記2次元画像の映像信号を記録可能な画像記録装置を有し、
    前記画像記録装置は、前記3次元画像合成手段が前記3次元画像の映像信号を出力する場合には、前記3次元画像の映像信号と、当該3次元画像の映像信号に対応する2次元画像の映像信号とを同時に画像記録部に記録するように制御する記録制御手段を有することを特徴とする請求項1に記載の3次元画像システム。
  6. 前記画像記録装置は、更に前記3次元画像の映像信号から該3次元画像の映像信号を形成する2次元画像の映像信号を生成する映像分離手段を有することを特徴とする請求項5に記載の3次元画像システム。
  7. 前記3次元画像合成手段は、該3次元画像合成手段に入力されるそれぞれ1フレーム分の前記第1の映像信号及び前記第2の映像信号を倍速変換回路によりそれぞれ奇数フィールドの映像信号と偶数フィールドの映像信号に変換して前記3次元画像の映像信号を生成し、
    更に、ユーザの左右の眼前に装着され、前記第1のモニタに出力される前記奇数フィールドの映像信号と偶数フィールドの映像信号に同期して、遮光、透過する左右の液晶シャッタを備えた液晶メガネを有し、
    前記制御手段は、前記液晶メガネにおける前記左右の液晶シャッタを無線で前記奇数フィールドの映像信号と偶数フィールドの映像信号に同期して、遮光、透過の状態にする制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の3次元画像システム。
  8. 前記制御手段は、前記3次元画像合成手段が前記3次元画像の映像信号を生成する場合には、前記液晶メガネにおける左右の液晶シャッタを前記奇数フィールド及び偶数フィールドに同期して遮光、透過の状態にする制御を行い、
    前記3次元画像合成手段が前記2次元画像の映像信号を生成する場合には、前記液晶メガネにおける左右の液晶シャッタを常時透過の状態にする制御を行うことを特徴とする請求項7に記載の3次元画像システム。
  9. 更に、前記3次元画像合成手段に前記第1の映像信号及び前記第2の映像信号の2つの映像信号が入力可能な状態において、ユーザからの音声を入力する音声入力部と、入力された音声を無線で前記3次元画像合成手段に設けた無線受信部に送信する送信部とを備え、
    前記制御手段は、前記ユーザからの音声により切替指示に応じて、前記3次元画像合成手段が前記3次元画像の映像信号を出力する3次元モードと、前記2次元画像となる1つの映像信号との一方の映像信号を出力する2次元モードとの切替を行うことを特徴とする請求項7に記載の3次元画像システム。
  10. さらに前記第2の映像信号処理手段からの前記第2の映像信号が入力され、該第2の映像信号の2次元画像を表示する第2のモニタを有し、
    前記第1の映像信号処理手段と、前記無線映像受信手段を備えた前記3次元画像合成手段と、前記第1のモニタとが配置される第1の載置手段とは別体で、移動可能な第2の載置手段に前記第2の映像信号処理手段と、前記第2のモニタとが配置されることを特徴とする請求項1に記載の3次元画像システム。
JP2013168211A 2013-08-13 2013-08-13 3次元画像システム Active JP6223056B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013168211A JP6223056B2 (ja) 2013-08-13 2013-08-13 3次元画像システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013168211A JP6223056B2 (ja) 2013-08-13 2013-08-13 3次元画像システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015036060A JP2015036060A (ja) 2015-02-23
JP6223056B2 true JP6223056B2 (ja) 2017-11-01

Family

ID=52686777

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013168211A Active JP6223056B2 (ja) 2013-08-13 2013-08-13 3次元画像システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6223056B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017176318A (ja) 2016-03-29 2017-10-05 ソニー・オリンパスメディカルソリューションズ株式会社 医療用立体観察装置、医療用立体観察方法、プログラム、及び医療用立体観察システム
JP6884607B2 (ja) * 2017-03-10 2021-06-09 ソニー・オリンパスメディカルソリューションズ株式会社 医療画像表示装置、医療情報処理システム、及び医療画像表示制御方法
JP6503522B1 (ja) * 2017-06-30 2019-04-17 オリンパス株式会社 画像処理装置、画像処理システムおよび画像処理方法
JP7055624B2 (ja) * 2017-12-01 2022-04-18 ソニー・オリンパスメディカルソリューションズ株式会社 医療用撮像装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06261341A (ja) * 1993-03-05 1994-09-16 Olympus Optical Co Ltd 映像表示装置
JP2930495B2 (ja) * 1993-03-15 1999-08-03 オリンパス光学工業株式会社 立体視内視鏡装置
JPH07336729A (ja) * 1994-06-10 1995-12-22 Canon Inc 画像表示装置
EP0774231A1 (en) * 1995-11-20 1997-05-21 Wilson Greatbatch Ltd. Battery powered electronic video endoscope
JP2000270347A (ja) * 1999-03-17 2000-09-29 Sharp Corp 記録装置、及び該記録装置を用いた監視システム
JP3947404B2 (ja) * 2002-02-06 2007-07-18 オリンパス株式会社 内視鏡用画像表示装置
JP4477286B2 (ja) * 2002-03-06 2010-06-09 オリンパス株式会社 電子内視鏡システム
JP4246510B2 (ja) * 2003-01-29 2009-04-02 Hoya株式会社 立体内視鏡システム
JP5331948B2 (ja) * 2011-08-26 2013-10-30 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 内視鏡システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015036060A (ja) 2015-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5331948B2 (ja) 内視鏡システム
US9584795B2 (en) Wireless transfer system
WO2010122711A1 (ja) 立体画像表示装置、立体画像再生装置および立体画像目視システム
CN109565563B (zh) 多相机***、信息处理装置以及非暂态计算机可读介质
JP6223056B2 (ja) 3次元画像システム
JPWO2018211782A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラム
CN113647098A (zh) 图像处理装置、图像处理方法和程序
CN108353144B (zh) 多摄像机***、摄像机、摄像机处理方法、确认设备和确认设备处理方法
JPWO2015056701A1 (ja) 画像信号出力装置及び画像信号送受信システム
JP2016046780A (ja) 画像記録装置
US10924724B2 (en) Medical stereoscopic observation device, medical stereoscopic observation method, program, and medical stereoscopic observation system
JPWO2016092941A1 (ja) カプセル内視鏡システム及びその撮像方法
JP2013223666A (ja) 電子内視鏡、画像処理装置、電子内視鏡システム及び立体視用画像生成方法
US10855980B2 (en) Medical-image display control device, medical image display device, medical-information processing system, and medical-image display control method
JP2014022947A (ja) 立体視映像伝送装置、立体視映像伝送方法及び立体視映像処理装置
JP7081597B2 (ja) 通信システムおよび送信装置
WO2018230510A1 (ja) 画像処理装置、画像処理方法および撮像システム
JP3766598B2 (ja) 観察システム
JP6021215B2 (ja) 立体映像記録装置と、立体映像表示装置と、それらを用いた立体映像記録システム
CN110771102B (zh) 通信***和控制设备
JPH07313448A (ja) 立体内視鏡撮像装置
KR20110065905A (ko) 영상표시 시스템 및 osd 처리 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20150422

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20150525

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160805

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170518

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170606

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170807

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170919

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171003

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6223056

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250