JP6221646B2 - 画像処理装置および入力受付装置 - Google Patents

画像処理装置および入力受付装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6221646B2
JP6221646B2 JP2013229356A JP2013229356A JP6221646B2 JP 6221646 B2 JP6221646 B2 JP 6221646B2 JP 2013229356 A JP2013229356 A JP 2013229356A JP 2013229356 A JP2013229356 A JP 2013229356A JP 6221646 B2 JP6221646 B2 JP 6221646B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
finger
fingers
function
area
detection surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013229356A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015090523A (ja
Inventor
山口 智広
智広 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2013229356A priority Critical patent/JP6221646B2/ja
Publication of JP2015090523A publication Critical patent/JP2015090523A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6221646B2 publication Critical patent/JP6221646B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Position Input By Displaying (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)

Description

本発明は、例えば、タッチパネルを搭載した操作パネルを介して画像処理を実行するスキャナーや複合機などの画像処理装置および入力受付装置に関し、特に、視覚障害者による操作性を向上させる技術に関する。
近年、タッチパネルを搭載した操作パネルを備えるスキャナーや複合機などの画像処理装置が広く普及している。
このような画像処理装置では、例えば、操作パネルの表示画面に複数のアイコンを表示させて、タップされた位置に表示されているアイコンが示す機能を実行することができるように構成されている。
ところが、視覚障害者は、表示されたアイコンの視認が困難であり、タッチパネルによる操作は、事実上不可能に近い。
そこで、特許文献1に記載の仮想ポインティングデバイスでは、予めユーザーの5本の指にそれぞれ異なる機能を割り当てておき、ユーザーの片方の手の5本の指をタッチパネルに押し当てて、特定の指をタップすると、当該タップされた指に割り当てられた機能を実行する構成が提案されている。
このような構成を画像処理装置に適用して、視覚障害者のタッチパネルによる操作を可能にすることも考えられる。
特開平10−40014号公報 特開2003−099200号公報 特許第4702959号公報
しかしながら、特許文献1に記載の仮想ポインティングデバイスは、予め5本の指に割り当てられている機能の内容を、操作時に確認することはできないため、視覚障害者が、5本の指に割り当てられている機能の内容を失念してしまった場合には、もはや正しく操作を行うことはできない。
本発明は、上述のような事情に鑑みてなされたものであって、視覚障害者が、各指に割り当てられている機能を失念してしまった場合であっても、操作が可能な画像処理装置および入力受付装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の態様は、画像処理装置であって、二次元の検知面を有し、ユーザーの指が接触した領域を検知すると共に、当該接触した指による第1および第2のジェスチャー操作を受け付ける受付手段と、複数本の指が前記検知面に接触している場合に、各指が接触している接触領域を仮想のスイッチ領域として設定し、各スイッチ領域に画像処理に関連する機能を割り当てる割り当て手段と、第1のジェスチャー操作を受け付けると、当該操作を行った指に対応するスイッチ領域に割り当てられた機能の内容を、音声によって通知する音声通知手段と、第2のジェスチャー操作を受け付けると、当該操作を行った指に対応するスイッチ領域に割り当てられた機能を実行する実行手段と、操作用の複数のアイコンを表示する表示面を有する表示手段と、を備え、前記検知面は、前記表示面上に配置されており、前記割り当て手段は、前記複数本の指の前記検知面に接触している接触領域をスイッチ領域として、それぞれ画像処理に関する機能を割り当てる第1の割当処理と、前記複数のアイコンが表示されている各表示領域に対応する前記検知面上の検知領域をスイッチ領域として、それぞれ画像処理に関連する機能を割り当てる第2の割当処理とを選択的に実施し、前記第1と第2の割当処理との選択は、前記検知面に同時に接触しているユーザーの指の本数に応じて決定され、第2の割当処理が初期設定として実施され、前記検知面に対してN本よりも多い本数の指が同時に接触した場合に、前記第1の割当処理が選択され、Nは2以上の整数であって、前記割り当て手段は、前記第2の割当処理が実施されている場合であっても、2本以上N本以下の指の前記検知面への接触が所定時間以上継続している場合は、例外的に、第1の割当処理を選択することを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の第2の態様は、入力受付装置であって、二次元の検知面を有し、ユーザーの指が接触した領域を検知すると共に、当該接触した指による第1および第2のジェスチャー操作を受け付ける受付手段と、複数本の指が前記検知面に接触している場合に、各指が接触している接触領域を仮想のスイッチ領域として設定し、各スイッチ領域に所定の処理を実行させるための機能を割り当てる割り当て手段と、第1のジェスチャー操作を受け付けると、当該操作を行った指に対応するスイッチ領域に割り当てられた機能の内容を、音声によって通知する音声通知手段と、第2のジェスチャー操作を受け付けると、当該操作を行った指に対応するスイッチ領域に割り当てられた機能を、実行対象として選択する選択手段、操作用の複数のアイコンを表示する表示面を有する表示手段と、を備え、前記検知面は、前記表示面上に配置されており、前記割り当て手段は、前記複数本の指の前記検知面に接触している接触領域をスイッチ領域として、それぞれ画像処理に関する機能を割り当てる第1の割当処理と、前記複数のアイコンが表示されている各表示領域に対応する前記検知面上の検知領域をスイッチ領域として、それぞれ画像処理に関連する機能を割り当てる第2の割当処理とを選択的に実施し、前記第1と第2の割当処理との選択は、前記検知面に同時に接触しているユーザーの指の本数に応じて決定され、第2の割当処理が初期設定として実施され、前記検知面に対してN本よりも多い本数の指が同時に接触した場合に、前記第1の割当処理が選択され、Nは2以上の整数であって、前記割り当て手段は、前記第2の割当処理が実施されている場合であっても、2本以上N本以下の指の前記検知面への接触が所定時間以上継続している場合は、例外的に、第1の割当処理を選択することを特徴とする。
ここで、前記機能毎に、その実行された回数を履歴として記憶する記憶手段を備え、前記割り当て手段は、前記実行された回数が多い機能から優先的に選択してスイッチ領域に割り当てることが望ましい。
または、前記割り当て手段は、特定の画像処理のジョブについて最終的な実行指示を受け付けるスイッチ領域だけは、実行された履歴に応じた割り当てを行わずに、特定の指の接触領域に固定的に割り当てることが望ましい。
もしくは、片方の5本の指が前記検知面に接触している場合に、接触した各指が、親指、人差し指、中指、薬指および小指のいずれかを判断する判定手段を備え、前記割り当て手段は、前記実行された回数が多い機能から順に、親指、人差し指、中指、小指および薬指に対応するスイッチ領域に割り当てることが望ましい。
また、前記第1および第2のジェスチャー操作は、それぞれ、タップ、ダブルタップおよびスライド動作のうちの相異なる1の操作であることが望ましい。
ここで、前記割り当て手段は、前記スイッチ領域の面積を、前記各指が検知面に接触している面積よりも所定量拡大して設定しており、前記第1のジェスチャー操作は、タップ、ダブルタップおよびスライド動作のうちの一の操作であり、前記第2のジェスチャー操作は、前記スイッチ領域の、前記第1のジェスチャー操作を行った指の接触領域以外の部分に対してなされた、他の指によるタップ動作もしくはダブルタップ動作であることが望ましい。
さらに、前記割り当て手段は、前記接触した複数の指のうち特定の2本以上の指の組に対して、当該組に固有の機能を割り当てており、前記音声通知手段は、前記特定の2本以上の組により第1のジェスチャー操作が同時になされると、当該指の組に割り当てられた固有の機能の内容を音声によって通知し、前記実行手段は、前記2本以上の指による第2のジェスチャー操作が同時になされると、前記各指に割り当てられていた機能を一時無効にして、当該2本以上の指の組に対して割り当てられた固有の機能を実行することが望ましい。
また、前記割り当て手段は、前記検知面にユーザーの指が接触していない場合、第2の割当処理を実行することが望ましい。
上記構成の画像処理装置によれば、特に視覚障害を有するユーザーが各スイッチ領域に割り当てられている機能の内容を失念した場合であっても、第1のジェスチャー操作を受け付けた場合、操作を行った指に触れたスイッチ領域に割り当てられている機能の内容が音声によって通知されるので、その機能の内容を知ることができ、さらに、第1のジェスチャー操作を行った指で、第2のジェスチャー操作を行うことにより、目的の機能を安心して実行させることができる。
本発明の実施の形態に係る画像処理装置としての一例の複合機を示す外観斜視図である。 操作パネルの構成を説明するための図である。 制御部の構成と、これの制御対象となる主構成要素との関係を示すブロック図である。 上記操作パネル受付制御処理で用いられる機能対応テーブルの内容を示す図である。 上記制御部で実施される操作パネル受付制御処理で用いられる第1使用履歴テーブルの内容を示す図である。 上記操作パネル受付制御処理で用いられる第2使用履歴テーブルの内容を示す図である。 上記操作パネル受付制御処理の前半の内容を示すフローチャートである。 上記操作パネル受付制御処理の後半の内容を示すフローチャートである。 視覚障害者向け受付モードでの受付操作を説明する図である。 ジェスチャー操作(その1)を説明するための図である。 ジェスチャー操作(その2)を説明するための図である。 ジェスチャー操作(その3)を説明するための図である。
以下、本発明に係る画像処理装置の実施の形態について、カラー複合機(以下、単に「複合機」という。)を例にして図面に基づき説明する。
(1)複合機の全体構成
図1は、本実施の形態に係る複合機1の外観斜視図である。
同図に示すように、複合機1は、主な構成要素として、プリンター部10、給紙部20、スキャナー部30および制御部50を備え、プリンター部10とスキャナー部30の間のスペースを排紙トレイとして利用する、いわゆる胴内排紙型の複合機であって、プリンター部10上部には、操作パネル40が取着されている。
複合機1は、ネットワーク(例えばLAN)に接続されており、外部端末(不図示)からのプリントジョブの実行指示を受付け、プリント処理を実行する機能を有するとともに、操作パネル40を介して、スキャン、コピー、ファクスなどの各種ジョブの実行指示を受け付けて(以下、「操作パネル受付制御処理」という。)、これらのジョブを実行するものである。
ここで、スキャナー部30は、原稿載置台31上にセットされた原稿を1枚ずつ繰り出して搬送し、その原稿画像を読み取って画像データを生成する(スキャン)。
プリンター部10は、スキャナー部30で読み取った画像データや、外部端末からプリントジョブとともに送られてくる画像データに基づいて、給紙部20から搬送されてくる記録シートに印刷する(コピー、プリント)。
給紙部20は、給紙カセットに収容された記録シートを、一枚ずつ繰り出してプリンター部10へとタイミングを計って搬送する。
制御部50は、これらプリンター部10、給紙部20、スキャナー部30および次に説明する操作パネル40を統括的に制御する。
(2)操作パネルの構成
図2は、操作パネル40の構成を説明するための図である。
同図に示すように、操作パネル40は、初期設定を行う初期設定キー411などを含む複数のボタンからなるハードキー部41、液晶表示部42、タッチパネル43および音声通知部44などで構成されている。
液晶表示部42は、LCD(Liquid Crystal Display)の裏面にバックライト光源を配してなり、制御部50により表示制御されて、例えば、スタート、コピー、スキャン、プリント、カラー/モノクロの切り替え、コピー倍率の設定、用紙選択などの各種仮想ボタンを備える操作画面を表示するほか、ジョブの実行状況や実行履歴、エラー発生時にはエラー内容を示すメッセージを表示させる。
タッチパネル43は、例えば、投影型静電容量方式などの多点の検出が可能な透明なタッチパネルであって、液晶表示部42の表示面に積層されており、制御部50は、タッチパネル43を介してユーザーによる設定入力(タッチ入力)を受け付ける。
音声通知部44は、スピーカーであり、制御部50から出力される音声信号を音声に変換する。
(3)制御部の構成
図3は、制御部50の構成と、これの制御対象となる主構成要素との関係を示すブロック図である。
制御部50は、CPU(Central Processing Unit)51、ROM(Read Only Memory)52、RAM(Random Access Memory)53、通信I/F部54、画像データ記憶部55、第1使用履歴記憶部56および第2使用履歴記憶部57などを備える。
CPU51は、プリンター部10、給紙部20、スキャナー部30および操作パネル40を制御するためのプログラムを実行する。
本実施の形態に係る複合機1では、上述の操作パネル受付制御処理において、健常者から操作指示を受付ける健常者向け受付モードと、視覚障害者から操作指示を受付ける視覚障害者向け受付モードとを有している。
ここで、健常者向け受付モードとは、ユーザーが、液晶表示部42に表示されるアイコンを確認しながら、タッチパネル43へのタッチ操作により、タッチされた箇所に表示されているアイコンが示す機能を実行する公知の受付モードを意味する。
また、視覚障害者向け受付モードとは、全盲の人でも操作を行えるように、ユーザーがタッチパネル43上のタッチした指の接触領域を、所定の機能を実行する仮想のスイッチとなる領域(以下、「スイッチ領域」という。)として設定して、音声案内を行いつつユーザーから操作指示を受付けるモードである。
CPU51は、操作パネル40を制御する処理の一環として、このような操作パネル受付制御処理を実行する。詳細な内容については、後述する。
ROM52は、CPU51により実行される各種プログラムや液晶表示部42で表示すべき画像データを格納するストレージであり、操作パネル受付制御処理を実行するためのプログラムおよび当該処理を実行する際に参照するテーブル(以下、「機能対応テーブル」という。)190も格納されている。
このテーブルは、視覚障害者向け受付モードにおいて、各指に対応する機能が決定された後、それらの指のジェスチャー操作に対応して実行される下層の機能もしくは動作が登録されているものである。
図4は、機能対応テーブル190の構成を示す図である。
左から1番目の列191には、視覚障害者向け受付モードにおいて実行可能な機能が示されている。
左から2番目の列192には、タップ動作が行われたときに実行される機能の内容が示されている。
左から3番目の列193には、ダブルタップ動作が行われたときに実行される機能の内容が示されている。
ここで、列192および列193において、「読み上げあり」と示されているのは、他の機能とは違い、タップ動作やダブルタップ動作を繰り返すことによって、複数の選択肢の中から1つの機能を選択し、実行するものであるため、1つの動作が行われるたびに、現在どの機能が選択されているのかを、音声で通知することを意味している。
左から4番目の列194には、ユーザーがスライド動作を行ったときに、各機能の内容を音声で通知するための音声データ1〜9が格納されている。
図3に戻って、RAM53は、CPU51がプログラムを実行するときのワークエリアである。
通信I/F部54は、LANに接続するためのLANカード、LANボードといったインターフェースである。
画像データ記憶部55は、通信I/F部54を介して外部端末から送られてきた、印刷用の画像データおよびスキャナー部30で読み取った画像データを記憶する。
また、第1使用履歴記憶部56および第2使用履歴記憶部57は、いずれも視覚障害者向け受付モードで受付けられた操作指示により実行された機能の使用履歴を登録するテーブルが記憶される。
このうち第2使用履歴記憶部57は、操作の開始から最終的なジョブ処理の指示が完了するまでの間に、タッチパネルから何らかの操作があれば、該当するテーブルの使用回数をそのたびに更新されるが、第1使用履歴記憶部56は、上記第2使用履歴記憶部57における更新内容を参照し、ジョブ指示が完了するまで同一機能に対する同種の操作が何回行われても実質的な使用回数を1回とみなすと共に、最終的なジョブ指示が完了した後に、使用履歴が更新されるようになっている。例えば、図4の機能対応テーブルにおいて、「倍率」という機能が選択された後、最終的に目的の倍率が決定されるまで何回がタップ操作されたとしても、倍率が1回行われたとして履歴を更新することにより、操作者の意図に即した実質的な使用履歴が残されるように構成されている。
図5は、第1使用履歴テーブル160の内容の一例を示す図である。
左から1番目の列162には、複合機1の製品納品時から現在までの視覚障害者向け受付モードで受け付けた機能毎の実行回数が示されている。
また、左から2番目の列163には、視覚障害者向け受付モードにおいて実行指示された機能の内容が示されている。
ここで、機能の内容とは、例えば、スタート、枚数設定、リセット、2in1、倍率、両面/片面の切り替え、カラー/モノクロの切り替え、ストップ、用紙の選択などのことである。
また、左から3番目の列164には、視覚障害者向け受付モードにおいて実行された機能について、実行回数が多いほど、高順位となるようにランク付けされた値が示されおり、本第1使用履歴テーブル160では、この値が昇順となるように各行のデータが並び替えられている。
本実施の形態に係る複合機1では、タッチパネル43が複数本の指で同時に触れられた場合、このユーザーが視聴覚障害者であると推定して、健常者向け受付モードから視覚障害者向け受付モードに切り替えて、各指が置かれているタッチパネル43上のスイッチ領域に、列163に示されている機能を割り当てている。
左から4番目の列165は、これらのスイッチ領域のいずれに、列163に示された機能を割り当てるのかを定義するものであって、本実施の形態では、例えば、使用頻度の高い順に、一番右側に位置するスイッチ領域から割り当てるようにしている。
図6は、第2使用履歴テーブル170の構成を示す図である。
第2使用履歴テーブル170は、同図に示すように、第1使用履歴テーブル160とほぼ同様のテーブルであって、左から1列目に、視覚障害者向け受付モードにおいて操作中のユーザーによって実行された機能毎の実行回数を記憶する列171が新たに追加されている点と、第1使用履歴テーブル160の列165に相当するものが存在しない点が、第1使用履歴テーブル160と異なっている。
第2使用履歴テーブル170の左から2番目以降の列172、列173および列174は、それぞれ第1使用履歴テーブル160の列162、列163および列164列と同様であるため、説明を省略する。
なお、この第2使用履歴テーブル170は、いずれかの機能が実行されると、制御部50により、列171、列172および列174の該当する値が更新されるようになっている。
(4)操作パネル受付制御処理
以下、本実施の形態に係る操作パネル受付制御処理の内容について説明する。
図7および図8は、それぞれ制御部50で実行される操作パネル受付制御処理の内容の前半と後半を示すフローチャートである。
この制御は、複合機1全体の動作を制御するメインフローチャート(不図示)のサブルーチンとして実施される。
まず、図7のステップS101において、CPU51は、液晶表示部42のアイコンが表示されている領域の直上のタッチパネル43の領域を、機能を実行させるスイッチとなる領域(以下、「スイッチ領域」という。)として設定し、当該スイッチ領域に当該アイコンが示している機能を割り当てる(ステップS101)。
このような割り当てが可能となっているのは、CPU51が、液晶表示部42のアイコン表示の制御を行っており、現在表示中のアイコンが液晶表示部42の表示面における2次元座標上のどこに位置しているのかを把握すると共に、当該2次元座標とタッチパネル4の2次元座標との対応関係を把握しているか、もしくは、双方の2次元座標の共用化が図られているからである。例えば、共用化が図られている場合、アイコンが表示されている2次元座標で示される領域と、当該アイコンが示している機能との組をテーブルとして記憶することで、上記の割り当てが行われるものである。
操作パネル受付制御処理の最初にステップS101の処理を行っているのは、操作頻度の高い健常者向け受付モードによる操作の受け付けを基本としているからである。
次に、CPU51は、タッチパネル43にユーザーの指が触れているか否かを判定し、タッチパネル43にユーザーの指が触れている場合(ステップS102:YES)、その指の数が3つ以上であれば(ステップS103:YES)、本ユーザーが視覚障害者であると推定して、第1使用履歴記憶部56に格納されている第1使用履歴テーブル160を参照し(ステップS104)、このテーブルに従って、例えば、今までに実行された機能のうち実行頻度の高いものから順に、タッチパネル43上の本ユーザーの指が接触している各領域の右側から左側へと順に割り当てて行く(ステップS105)。
本実施の形態では、操作者が、左手の指がタッチパネル43に触れて操作することを前提としている。図9は、左手の5本の指がタッチパネルに接触した場合における、機能割当ての例を示す図である。
CPU51は、第1使用履歴テーブル160の列165(図5参照)に示されている使用頻度順に従い、ユーザーの各指が触れているスイッチ領域201、スイッチ領域202、スイッチ領域203、スイッチ領域204およびスイッチ領域205の順に、右側から、スタート、枚数、リセット、2in1および倍率の順で、各機能を実行させるためのスイッチとして機能する領域(以下、「スイッチ領域」という。)を割り当てる。
通常、日本人は、親指から数を数える習慣があり、本実施の形態のように左手で操作する場合には、親指のある位置(右端)から、使用頻度が高い機能を並べると、視覚障害者が期待する機能が直感的に操作し易くなり、ユーザーフレンドリー性が向上する。
なお、このような割り当てを実行するに当り、ステップS101において健常者向け受付モード用に割り当てられていたスイッチ領域の機能は、無効にされる。
そして、CPU51は、前回、タッチパネル43の検出状況に変化が生じてからM秒以内に、ユーザーの指の接触状況に何の変化も生じない場合には(ステップS106:NO)、健常者のユーザーが、無意識のうちに手をタッチパネル43に添えていることも考えられるので、その場合には、もう一度初めから操作パネル受付制御処理をやり直すために、メインフローチャートにリターンし、メインフローチャートが循環して操作パネル受付制御処理を実行する際に、ステップS101以降の処理を再び実行する。
ここで、M秒の具体的値は、例えば、3sec〜5secに設定されている。
一方、ユーザーの指がタッチパネル43に触れてからM秒以内に、ユーザーの指の接触状況に変化が生じた場合には(ステップS106:YES)、ユーザーが視覚障害者向け受付モードで操作しているものと考えられるので、図8のステップS107に移って、当該接触状態の変化がスライド動作(第1のジェスチャー操作)か否かを判定する。
このスライド動作は、例えば、次のようにして検出される。
即ち、CPU51は、所定時間内において、タッチパネル43におけるタッチ位置の2次元座標値を所定のサンプリング周期で取得し、これらの2次元座標値を参照して、当該位置が移動していればスライド操作であると判定する。
スライド動作であれば(ステップS107:YES)、スライドした指に対応するスイッチ領域に割り当てられた機能の内容を音声で通知し(ステップS108)、図7の106に戻って、再びM秒以内にタッチ状態に変化があるか否かを判定する処理を実行する。
また、上記指の接触状況の変化がスライド動作によるものでなく(ステップS107:NO)、ダブルタップ動作(第2のジェスチャー操作)によるものでもなく(ステップS109:NO)、タップ動作によるものでもない場合には(ステップS110:NO)、装置が想定されている以外の操作が行われたことを示すエラーメッセージを音声で通知して(ステップS111)、ステップS106以降の処理を実行する。
また、上記指の接触状況の変化がタップ動作(第2のジェスチャー操作)によるものである場合(ステップS107:NO、ステップS109:NO、ステップS110:YES)、CPU51は、機能対応テーブル190を参照して、当該タップ動作を実行した指が触れているスイッチ領域のタップ動作に割り当てられている機能を選択すると共に、第2使用履歴テーブル170における当該機能の操作回数Nの値(図5の列171参照)を1だけインクリメントし(ステップS112)、さらに、操作回数Nの値が0から1に更新されたときにだけ、この機能に対応する使用回数Q(図5の列172参照)の値を1だけインクリメントする(ステップS113)。
ここで、タップ動作の検出は、所定時間内において、タッチパネル43におけるタッチ位置の2次元座標値を所定のサンプリング周期で取得し、タッチ位置が検出されない期間が1回だけ生じた場合、タップ操作であると判定し、また、タッチ位置が検出されない期間が2回だけ生じた場合には、ダブルタップ操作であると判定する。
このように、操作回数Nの値が0から1に更新されたときにだけに、使用回数Qの値をインクリメントしているのは、例えば、倍率を設定する場合などでは、ユーザーの所望する倍率に設定するために、同じ指で複数回タップ動作が繰り返されることになるので、その度に回数Qの値をインクリメントすると、他の機能よりも過剰に回数がカウントされてしまい、本来取得したい機能別の使用頻度の情報が正しく得られなくなるからである。
また、上記指の接触状況の変化がスライド動作によるものでなく(ステップS107:NO)、ダブルタップ動作によるものであると判定されれば(ステップS109:YES)、機能対応テーブル190を参照して、ダブルタップ動作を実行した指に接触しているスイッチ領域のダブルタップ動作に割り当てられた機能を選択すると共に、第2使用履歴テーブル170における当該機能の操作回数Nの値(図5の列171参照)を1だけインクリメントし(ステップS114)、ステップS113以降の処理を実行する。
続いて、CPU51は、選択されている機能を実行すると共に(ステップS115)、実行された機能が、コピーやスキャンなどの画像処理を完了させる最終的な機能を実行させる「スタート」である場合には(ステップS116:YES)、第1使用履歴テーブル160の現在までに使用された回数の値(図5の列162参照)を、第2使用履歴テーブル170の現在までに使用された回数Q(図6の列172参照)の値に更新すると共に、当該回数の大小関係が入れ替わる場合には、実行頻度の順位の値(図5の列164参照)およびスイッチ領域に機能を割り当てる際の右からの順番の値(図5の列165参照)を更新し(ステップS117)、第2使用履歴テーブル170の各機能に対応づけられているNの値を全て0にリセットし(ステップS118)、不図示のメインフローチャートにリターンする。
例えば、図6に示すように、第2使用履歴テーブル170の「2in1」と「倍率」の実行頻度の順位が入れ替わっている場合、第2使用履歴テーブル170の列174の順位が昇順となるように、各行が並べ替えられた上で、列172〜列174のデータを第1使用履歴テーブル160に上書きして更新している。
図7に戻って、ステップS119の判定において、指のタッチ数が1であれば(ステップS119:YES)、健常者向け受付モードでの操作が受付けられていると考えられるため、指でタップされたアイコンが示す機能を実行対象として選択し(ステップS120)、選択されている機能を実行するステップS115以降の処理を実行する。
また、指のタッチ数が2であって(ステップS103:NO→ステップS119:NO)、タッチされてからK秒以内に指のタッチ位置に変化がある場合には(ステップS121:YES)、2本の指を広げたり狭めたりすることでその場所を拡大または縮小表示するピンチ動作を行っているか否かを判定し(ステップS122)、ピンチ動作であれば(ステップS122:YES)、その動作の内容に応じて拡大または縮小表示を行って(ステップS123)、不図示のメインフローチャートにリターンする。
また、ピンチ動作でなければ(ステップS122:NO)、本動作の内容が特定できないため、不図示のメインフローチャートにリターンする。
一方、タッチされてからK秒以内に指のタッチ位置に変化がなければ(ステップS121:NO)、本ユーザーは、2本の指により視覚障害者向け受付モードの操作を行おうとしている可能性があるので、ステップS104以降の処理を実行する。
ここで、K秒の具体的値は、例えば、3sec〜5secに設定されている。
以上のように、本実施の形態における複合機1では、3本以上の指がタッチパネル43に触れると、本ユーザーを視覚障害者であると推定して、タッチパネル43上のユーザーの指が触れている場所に、機能を実行するためのスイッチ領域を割り当てており、指をスライドさせると、当該指が触れているスイッチ領域に割り当てられている機能が音声により通知されるため、ユーザーがスイッチ領域を割り当てられている機能の内容を失念したとしても、その内容を知ることができ、誤操作の防止が可能となる。
<変形例>
本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、次のような変形例も考えることができる。
(1)上記の実施の形態では、各指の1つの接触領域毎に1つの機能を割り当てていたが、これに限らず、複数の指に対応づけられている接触領域の組に、当該組固有の1つの機能を割り当ててもよい。
例えば、図11に示すように、右から2本目と3本目の指(図11では、人差し指62と中指63)に対応するスイッチ領域202、スイッチ領域203の組みに、カラーモードへの切り替えの機能を割り当てても構わない。
この場合、人差し指62と中指63とを同時にスライドさせることにより、当該機能の内容、例えば、「2指同時にタップでカラーモードに切り替えます。2指同時にダブルタップで取り消します!」の内容が音声で通知される。
音声どおりに、人差し指62と中指63とを同時にタップすることで、カラーモードに切り替えることができ、また、人差し指62と中指63とを同時にダブルタップすることで、モノクロモードに復帰することができる。
このように2指の組み合わせで機能を指定する場合には、上記実施の形態における1つの指のスイッチ領域に割り当てられた機能を一時的に無効にする。これにより2指の組み合わせで機能を指定する際に、誤って個々の指に割り当てられた2つの機能が同時に指定されたとご認識されるのを防ぐことができる。
無論、再び1本の指で機能が指定された場合には、通常の機能の割り当ての状態に復帰する。
なお、ユーザーがタップ操作、ダブルタップ操作およびスライド操作などを同時に行おうとしても、厳密的には、僅かな時間的なずれが生じていると思われるため、コンマ数秒程度のずれが生じている操作であっても、同時に操作したものとみなす。
また、機能が割り当てられる1つの組に属するスイッチ領域の数は、2つに限らず、3つ以上であっても構わない。
(2)上記変形例(1)において、複数のスイッチ領域の組に当該組固有の機能を割り当てることにより、実行できる機能のバリエーションを増やす例を示したが、これ以外によっても、実行できる機能のバリエーションを増やすことができる。
例えば、図9において、小指65が接触しているスイッチ領域205に、スイッチ領域201〜スイッチ領域204に割り当てられている機能を切り替える機能(以下、「メニュー更新機能」という。)を割り当てておけば、小指65でタップするたびに、スイッチ領域201〜スイッチ領域204に割り当てられる機能が切り替わって、数多くの機能が実行可能となる。
このような場合であっても、機能が切り替わったスイッチ領域に触れている指でスライド動作を行うと、切り替わった機能の内容が音声で通知されるので、ユーザーは戸惑うことなく機能を実行することができる。
例えば、複合機にオプションで後処理装置を装着している場合などにおいては、設定項目が増加するため、このようなメニューの切り替え機能は有用である。
(3)上記実施の形態および上記変形例(1)および(2)では、スライド動作で音声案内ならびにタップおよびダブルタップ動作で機能を実行しているが、これに限らず、音声案内および機能を実行させるジェスチャー操作は、どのようなジェスチャー操作であっても構わない。
(4)上記の実施の形態では、視覚障害者向け受付モードでの受付操作において、片手だけを用いる場合について説明を行ったが、これに限らず、両手を用いてもよい。
例えば、10本の指でタッチパネル43に触れた場合には、10本の指が触れているスイッチ領域の右から順に機能を割り当てても構わない。
(5)上記の実施の形態では、指のタッチ数が3以上である場合に、視覚障害者向け受付モードによる操作の受け付けを実施しているが(図7のステップS103参照)、これに限らない。
このようにしているのは、健常者であるユーザーが2本の指を用いてピンチ動作を行なわれることが想定されており、健常者が3本以上の指を使った操作が想定さていないためである。
しかしながら、時代とともに操作方法も変化するものと思われ、健常者が3本以上の指を使った操作方法も登場する可能性もある。
よって、健常者が操作に使用する指の最大の想定本数をRとすると、視覚障害者向け受付モードによる操作の受付は、R本よりも多い指が、タッチパネル43に同時に接触している場合に実施され、健常者向け受付モードによる操作の受付は、R本以内の指がタッチパネル43に同時に接触している場合に実施されることが望ましい。
(6)上記の実施の形態では、スイッチ領域の大きさについて言及していなかったが、図9に示すように、各指に対応するスイッチ領域201〜205の面積を各指がタッチパネル43に接触している面積よりも若干大きく設定してもよい。
その場合、隣接するスイッチ領域同士が重なり合わない程度の大きさにする必要がある。
このようにすると、例えば、図12に示すように、左手の人差し指が触れているスイッチ領域202に対して、右手の人差し指162でタップ動作をすると、これをタップ動作と同様の操作と推定して、当該スイッチ領域に割り当てられている機能を実行することができる。
なお、CPU51は、通常、タップ動作の検出を、スイッチ領域における指の接触の有無を判定しているが、上述のような動作を検出する場合は、スイッチ領域における指の接触面積の増減を判定する必要がある。
(7)上記の実施の形態では、実行頻度の高い機能を、単に、スイッチ領域の右側から割り当てていたが、これに限らない。
例えば、図9に示すように、片方の手の5本の指がタッチパネル43に触れている場合、各指が、親指61、人差し指62、中指63、薬指64および小指65のいずれであるのかを特定し、実行頻度の高い機能から、指を動かし易い順、即ち、親指61、人差し指62、中指63、小指65および薬指64が接触しているスイッチ領域へと割り当てて行くことが望ましい。
この場合、左右どちらの手かを判別する必要があるが、これには、図8に示すように、親指61と人差し指62の指先の間隔L1が、他の指の間隔L2〜L4よりも大きくなっていることに基づいて、間隔が広い側が右側に位置する場合は左手、間隔が広い側が左側に位置する場合は右手とする公知の判定方法を用いれば実施可能である。
(8)上記実施の形態では、実行頻度の高い機能から優先的にスイッチ領域に割り当てていたが、これに限らず、各機能をスイッチ領域に固定的に割り当ててもよい。
例えば、工場出荷の時点から、視覚障害者向け受付モードにおいて、スイッチ領域の右側(左側からでもよい)から割り当てる機能の順番が設定されており、初期設定キー411(図2参照)が押された場合にのみ、この順番を変更できる構成としてもよい。
この変更は、例えば、初期設定キー411を押すと、CPU51が、図4の第1使用履歴テーブル160を液晶表示部42に表示し、タッチパネル43からのユーザーの指示にもとづき、列165に示された、スイッチ領域に機能を割り当てる際の右からの順番を変更することにより実施される。
この場合、第1使用履歴テーブル160において、各機能をスイッチ領域に流動的に割り当てるために用意された列162および列164は、もはや必要ないので、本テーブルより抹消することが望ましい。
さらに、第2使用履歴テーブルも、各機能をスイッチ領域に流動的に割り当てるために必要なものなので、抹消することが望ましい。
これらの変更に伴い、図8におけるフローチャートの一部の処理が不要となるので、以下のように変更する必要がある。
即ち、ステップS112および114におけるNの値をインクリメントする処理を廃止すると共に、ステップS113におけるQの値をインクリメントする処理を廃止し、さらに、ステップS117およびステップS118を廃止する。
(9)上記実施の形態では、図7のフローチャートのステップS101に示すように、操作パネル受付制御処理のサブルーチンが実行される際、必ず健常者向け受付モードに移行しているが、これに限らない。
上述したように、操作パネル受付制御処理は、複合機1全体の動作を制御するメインフローチャート(不図示)のサブルーチンとして繰り返し実施されるものであるため、CPU51の負荷を軽減するため、必要に応じてモードの切り替え、即ち、スイッチ領域への機能の割り当てを行った方が望ましい。
例えば、タッチパネル43への指のタッチを検出できなくなった時点で、次のユーザーの操作に備えて、健常者向け受付モードに移行してもよく、もしくは、ステップS119の判定が「YES」で、ステップS120へと移行する間で、ステップS101の処理、即ち、液晶表示部42のアイコンが表示されている領域の直上のタッチパネル43の領域に、スイッチ領域を割り当ててもよい。
(10)上記実施の形態では、タップやダブルタップなどの操作(第2のジェスチャー操作)の少なくとも1つを行うことにより、例えば、倍率の設定を変更するという機能を実行したり、タップ操作のみでリセットを選択する機能を実行しているが、このように、1つスイッチ領域に割り当てられた機能を実行させる操作(第2のジェスチャー操作)は、1種類でも2種類でもよく、また、3種類以上であっても構わない。
(11)上記実施の形態では、タッチパネル43の下方に液晶表示部42が設けられている例を示したが、これに限らない。
視覚障害者は、そもそも液晶表示部42の表示を必要としないため、タッチパネル43の下方に液晶表示部42がない構成、例えば、複合機1の筐体の外面にタッチパネルを形成して、これをタッチ操作する構成であっても構わない。
(12)上記実施の形態では、画像処理装置の一例として、複合機1の構成について、説明したが、これに限らず、操作パネル40と同様の操作パネルを有するスキャナーであってもよい。
また、上記実施の形態および各変形例は可能な限り組み合わせてもよい。
本発明は、例えば、入力受付装置および画像形成装置や画像読取装置などの画像処理装置の操作性を向上させる技術として好適である。
1 複合機
10 プリンター部
20 給紙部
30 スキャナー部
31 原稿載置台
40 操作パネル
41 ハードキー部
42 液晶表示部
43 タッチパネル
44 音声通知部
50 制御部
51 CPU
52 ROM
53 RAM
54 通信I/F部
55 画像データ記憶部
56 第1使用履歴記憶部
57 第2使用履歴記憶部
160 第1使用履歴テーブル
170 第2使用履歴テーブル
190 機能対応テーブル
201 スイッチ領域
201 領域
201〜205 スイッチ領域
411 初期設定キー

Claims (9)

  1. 二次元の検知面を有し、ユーザーの指が接触した領域を検知すると共に、当該接触した指による第1および第2のジェスチャー操作を受け付ける受付手段と、
    複数本の指が前記検知面に接触している場合に、各指が接触している接触領域を仮想のスイッチ領域として設定し、各スイッチ領域に画像処理に関連する機能を割り当てる割り当て手段と、
    第1のジェスチャー操作を受け付けると、当該操作を行った指に対応するスイッチ領域に割り当てられた機能の内容を、音声によって通知する音声通知手段と、
    第2のジェスチャー操作を受け付けると、当該操作を行った指に対応するスイッチ領域に割り当てられた機能を実行する実行手段と
    操作用の複数のアイコンを表示する表示面を有する表示手段と、を備え、
    前記検知面は、前記表示面上に配置されており、
    前記割り当て手段は、
    前記複数本の指の前記検知面に接触している接触領域をスイッチ領域として、それぞれ画像処理に関する機能を割り当てる第1の割当処理と、
    前記複数のアイコンが表示されている各表示領域に対応する前記検知面上の検知領域をスイッチ領域として、それぞれ画像処理に関連する機能を割り当てる第2の割当処理とを選択的に実施し、
    前記第1と第2の割当処理との選択は、前記検知面に同時に接触しているユーザーの指の本数に応じて決定され、
    第2の割当処理が初期設定として実施され、前記検知面に対してN本よりも多い本数の指が同時に接触した場合に、前記第1の割当処理が選択され、
    Nは2以上の整数であって、前記割り当て手段は、前記第2の割当処理が実施されている場合であっても、2本以上N本以下の指の前記検知面への接触が所定時間以上継続している場合は、例外的に、第1の割当処理を選択する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記機能毎に、その実行された回数を履歴として記憶する記憶手段を備え、
    前記割り当て手段は、前記実行された回数が多い機能から優先的に選択してスイッチ領域に割り当てることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記割り当て手段は、
    特定の画像処理のジョブについて最終的な実行指示を受け付けるスイッチ領域だけは、実行された履歴に応じた割り当てを行わずに、特定の指の接触領域に固定的に割り当てることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 片方の5本の指が前記検知面に接触している場合に、接触した各指が、親指、人差し指、中指、薬指および小指のいずれかを判断する判定手段を備え、
    前記割り当て手段は、前記実行された回数が多い機能から順に、親指、人差し指、中指、小指および薬指に対応するスイッチ領域に割り当てることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  5. 前記第1および第2のジェスチャー操作は、それぞれ、タップ、ダブルタップおよびスライド動作のうちの相異なる1の操作であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 前記割り当て手段は、前記スイッチ領域の面積を、前記各指が検知面に接触している面積よりも所定量拡大して設定しており、
    前記第1のジェスチャー操作は、タップ、ダブルタップおよびスライド動作のうちの一の操作であり、
    前記第2のジェスチャー操作は、前記スイッチ領域の、前記第1のジェスチャー操作を行った指の接触領域以外の部分に対してなされた、他の指によるタップ動作もしくはダブルタップ動作であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. さらに、前記割り当て手段は、前記接触した複数の指のうち特定の2本以上の指の組に対して、当該組に固有の機能を割り当てており、
    前記音声通知手段は、前記特定の2本以上の組により第1のジェスチャー操作が同時になされると、当該指の組に割り当てられた固有の機能の内容を音声によって通知し、
    前記実行手段は、前記2本以上の指による第2のジェスチャー操作が同時になされると、前記各指に割り当てられていた機能を一時無効にして、当該2本以上の指の組に対して割り当てられた固有の機能を実行することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の画像処理装置。
  8. 前記割り当て手段は、前記検知面にユーザーの指が接触していない場合、第2の割当処理を実行することを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の画像処理装置。
  9. 二次元の検知面を有し、ユーザーの指が接触した領域を検知すると共に、当該接触した指による第1および第2のジェスチャー操作を受け付ける受付手段と、
    複数本の指が前記検知面に接触している場合に、各指が接触している接触領域を仮想のスイッチ領域として設定し、各スイッチ領域に所定の処理を実行させるための機能を割り当てる割り当て手段と、
    第1のジェスチャー操作を受け付けると、当該操作を行った指に対応するスイッチ領域に割り当てられた機能の内容を、音声によって通知する音声通知手段と、
    第2のジェスチャー操作を受け付けると、当該操作を行った指に対応するスイッチ領域に割り当てられた機能を、実行対象として選択する選択手段と
    操作用の複数のアイコンを表示する表示面を有する表示手段と、を備え、
    前記検知面は、前記表示面上に配置されており、
    前記割り当て手段は、
    前記複数本の指の前記検知面に接触している接触領域をスイッチ領域として、それぞれ画像処理に関する機能を割り当てる第1の割当処理と、
    前記複数のアイコンが表示されている各表示領域に対応する前記検知面上の検知領域をスイッチ領域として、それぞれ画像処理に関連する機能を割り当てる第2の割当処理とを選択的に実施し、
    前記第1と第2の割当処理との選択は、前記検知面に同時に接触しているユーザーの指の本数に応じて決定され、
    第2の割当処理が初期設定として実施され、前記検知面に対してN本よりも多い本数の指が同時に接触した場合に、前記第1の割当処理が選択され、
    Nは2以上の整数であって、前記割り当て手段は、前記第2の割当処理が実施されている場合であっても、2本以上N本以下の指の前記検知面への接触が所定時間以上継続している場合は、例外的に、第1の割当処理を選択する
    ことを特徴とする入力受付装置。
JP2013229356A 2013-11-05 2013-11-05 画像処理装置および入力受付装置 Active JP6221646B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013229356A JP6221646B2 (ja) 2013-11-05 2013-11-05 画像処理装置および入力受付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013229356A JP6221646B2 (ja) 2013-11-05 2013-11-05 画像処理装置および入力受付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015090523A JP2015090523A (ja) 2015-05-11
JP6221646B2 true JP6221646B2 (ja) 2017-11-01

Family

ID=53194035

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013229356A Active JP6221646B2 (ja) 2013-11-05 2013-11-05 画像処理装置および入力受付装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6221646B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111770659A (zh) * 2020-07-17 2020-10-13 余斌 一种安装于墙内的自适应电子开关

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6502175B2 (ja) * 2015-05-27 2019-04-17 京セラ株式会社 機能存在報知装置
KR102560749B1 (ko) * 2021-04-19 2023-08-30 주식회사 에이티랩 가상 레이어를 갖는 터치스크린 기반 월패드, 터치스크린 기반 디스플레이 장치에 저장되는 어플리케이션 및 디스플레이 장치의 조작 방법

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04118715A (ja) * 1990-09-07 1992-04-20 Nippon I N S:Kk ページめくり機能付カーソル移動方向指示キーおよび表示端末装置
US5835079A (en) * 1996-06-13 1998-11-10 International Business Machines Corporation Virtual pointing device for touchscreens
JP2003076476A (ja) * 2001-08-31 2003-03-14 Ricoh Co Ltd 操作パネルおよび画像形成装置
JP2003337659A (ja) * 2002-05-20 2003-11-28 Sharp Corp 入力装置およびタッチ領域登録方法
JP2003341437A (ja) * 2002-05-27 2003-12-03 Fujikura Ltd 自動車用電装品操作装置
JP4258836B2 (ja) * 2002-06-03 2009-04-30 富士ゼロックス株式会社 機能制御装置およびその方法
JP5011806B2 (ja) * 2006-04-25 2012-08-29 トヨタ自動車株式会社 車両用入力装置
JP2008217548A (ja) * 2007-03-06 2008-09-18 Tokai Rika Co Ltd 操作入力装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111770659A (zh) * 2020-07-17 2020-10-13 余斌 一种安装于墙内的自适应电子开关

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015090523A (ja) 2015-05-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9479658B2 (en) Image forming apparatus interface where user selections are displayed in a hierarchical manner
US10921953B2 (en) Display controlling device, display controlling method, and non-transitory computer-readable recording medium storing instructions therefor
US10277757B2 (en) Electronic device and image forming apparatus
US20150092228A1 (en) Display input device, image forming apparatus and method of controlling display input device
US9699336B2 (en) Function setting device and image forming apparatus
JP2018110308A (ja) 画像処理装置
JP6221646B2 (ja) 画像処理装置および入力受付装置
JP2023075150A (ja) 表示制御装置
JP2007072536A (ja) タッチパネル付表示装置およびボタン表示プログラム
JP5516128B2 (ja) 入力装置および入力制御プログラム
JP2013240983A (ja) 画像形成装置
JP5716515B2 (ja) 操作表示装置、表示制御プログラム、操作表示装置を含む画像形成装置。
US10506116B2 (en) Image processing apparatus causing display to display images, method, and non-transitory computer-readable recording medium storing computer-readable instructions
JP6003166B2 (ja) タッチパネルシステム、タッチパネル装置及びプログラム
JP5853778B2 (ja) 印刷設定装置、印刷設定方法、印刷設定プログラムおよび記録媒体
JP2004145791A (ja) タッチパネル制御装置及び、それを備えた操作装置又は画像形成装置
JP2006209499A (ja) 操作パネル、操作パネル付き装置、操作パネルの操作方法およびプログラム
JP2019067108A (ja) 表示制御装置、表示制御方法及び表示制御プログラム
JP2014067123A (ja) 情報処理装置
US10627989B2 (en) Display control device, display control method and non-transitory computer-readable recording medium storing instructions therefor
JP6784179B2 (ja) 表示装置および表示プログラム
JP6724818B2 (ja) タッチ操作装置及び画像形成装置
US9819817B2 (en) Display input device and method of controlling display input device
JP7143709B2 (ja) 表示制御装置
EP4064079A1 (en) Information processing apparatus and recording medium recording information processing program

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160822

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170516

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170517

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170703

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170905

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170918

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6221646

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150