JP6214470B2 - 商品販売データ処理装置、据置型装置、情報端末及びそのプログラム - Google Patents

商品販売データ処理装置、据置型装置、情報端末及びそのプログラム Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、商品販売データ処理装置、据置型装置、情報端末及びそのプログラムに関する。
近年、タッチパネルを搭載した携帯型の情報端末、いわゆるタブレット端末を、プリンタおよびドロワ等を接続してなる据置型の装置と組み合わせた商品販売データ処理装置が普及している。この種の商品販売データ処理装置は、タブレット端末の携帯性を生かすために、タブレット端末と据置型装置との間の通信方式として無線通信を活用する。無線通信を活用することにより、例えば、売場にて接客をしながら客が購入する商品の販売データを登録処理でき、好都合である。
しかしながら、タブレット端末のような携帯型の情報端末は据置型装置と分離自在であるため、例えば店員が目を離した隙に情報が第三者によって持ち去られ、不正に使用されるおそれがある。
特開2012‐252605号公報
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、第三者によって情報端末が持ち去られてもその情報端末の不正使用を防止することにある。
一実施形態において、商品販売データ処理装置は、据置型装置と、この据置型装置に対して分離自在に接続される携帯型の情報端末とを備える。商品販売データ処理装置は、据置型装置と情報端末との間で周期的に無線信号の送受信を行って通信回線を確立し、商品販売データを処理する。
据置型装置は、接続確認手段、サインオン処理手段及び持ち出し処理手段を備える。接続確認手段は、情報端末が接続中か否かを確認する。サインオン処理手段は、情報端末の接続が確認されていることを条件に情報端末からユーザIDを含むサインオンコマンドを受信し、サインオンコマンドに含まれるユーザIDを記憶部で記憶する。持ち出し処理手段は、情報端末の接続が確認されていることを条件に情報端末からユーザIDを含む持ち出し要求コマンドを受信し、持ち出し要求コマンドに含まれるユーザIDが記憶部に記憶されたユーザIDと一致するとき、持ち出し要求コマンドの送信元である情報端末に対して無効化解除コマンドを送信する。
情報端末は、入力デバイスと、サインオンコマンドの送信手段と、持ち出し要求コマンドの送信手段と、検出手段と、無効化手段と、無効化解除手段とを備える。検出手段は、据置型装置から受信した無線信号の受信信号強度を検出する。無効化手段は、検出手段で検出された受信信号強度が所定のしきい値未満であるとき、入力デバイスからの入力を無効にする。無効化解除手段は、据置型装置から無効化解除コマンドを受信すると、無効化手段の動作を無効にする。
タブレット端末を用いた商品販売データ処理装置の概略図。 タブレット端末と据置型装置との要部構成を示すブロック図。 商品販売データ処理装置を適用した店舗のレイアウト例を示す平面図。 図3に示すレイアウト例において、会計カウンタを側方から見たときの模式図。 据置型装置のプロセッサが実行する主要な情報処理手順を示す流れ図。 タブレット端末のプロセッサが実行する受信割込み処理の手順を示す流れ図。 タブレット端末のプロセッサが実行するタイマ割込み処理の手順を示す流れ図。 第2の実施形態において、タブレット端末のプロセッサが実行するタイマ割込み処理の手順を示す流れ図。 第2の実施形態において、タブレット端末のプロセッサが実行する入力割込み処理の手順を示す流れ図 指向性の強いアンテナを使用した場合の実施形態を示す模式図。
以下、第三者によって持ち去られても不正使用を防止できる情報端末の実施形態について、図面を用いて説明する。なお、この実施形態は、情報端末として携帯型のタブレット端末10(図1を参照)を用いて、商品販売データを処理する場合である。
[第1の実施形態]
タブレット端末10を用いた商品販売データ処理装置1の概略を、図1に示す。図示するように、商品販売データ処理装置1は、タブレット端末10と据置型装置20とからなる。タブレット端末10は、据置型装置20に対して分離自在であり、装着した状態のときだけでなく分離した状態のときでも、商品販売データ処理装置1としての機能を実現できる。
タブレット端末10は、携帯可能な矩形板状の筐体を有する。そしてタブレット端末10は、この筐体の一面(表面と称する)にタッチパネル11を配設する。また、筐体の周縁部の図示右側に磁気カードリーダ12を取り付けている。
据置型装置20は、据え置き可能な箱型の筐体を有する。そして、据置型装置20は、筐体の上面を正面側に向けて傾斜させており、この上面をタブレット端末10の装着面21とする。
なお、タブレット端末10と据置型装置20は一対一の関係に限定されず、1つの据置型装置20に対して、複数のタブレット端末10を接続するようにしても良い。
タブレット端末10と据置型装置20との要部構成を、図2のブロック図で示す。図示するように、タブレット端末10は、プロセッサ(Central Processing Unit)31、フラッシュROM(Read Only Memory)32、RAM(Random Access Memory)33、時計部34、タッチパネルコントローラ35、USB(Universal Serial Bus)コネクタ36、及び無線部としての無線インターフェース37を搭載する。そしてタブレット端末10は、プロセッサ31と、フラッシュROM32、RAM33、時計部34、タッチパネルコントローラ35、USBコネクタ36及び無線インターフェース37とを、アドレスバス,データバス等のバスライン38で接続する。またタブレット端末10は、駆動電源としてバッテリ39を搭載する。
プロセッサ31は、コンピュータの中枢部分に相当する。プロセッサ31は、オペレーティングシステムやアプリケーションプログラムに従って、タブレット端末としての各種の機能を実現するべく各部を制御する。
フラッシュROM32は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。フラッシュROM32は、上記のオペレーティングシステムやアプリケーションプログラムを記憶する。フラッシュROM32は、プロセッサ31が各種の処理を実行する上で必要なデータを記憶する場合もある。
RAM33は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。RAM33は、プロセッサ31が各種の処理を実行する上で必要なデータを必要に応じて記憶する。またRAM33は、プロセッサ31が各種の処理を行う際のワークエリアとしても利用される。ワークエリアは、無効化フラグF0の記憶エリアとしきい値SHLの記憶エリアとを含む。無効化フラグF0としきい値SHLとについては、後述する。
時計部34は、現在の日付及び時刻を計時する。
タッチパネルコントローラ35は、タッチパネル11を制御する。タッチパネル11は、表示デバイスであるパネル型のディスプレイ11aの表示部分に、入力デバイスであるタッチセンサ11bを配置してなる。タッチパネルコントローラ35は、ディスプレイ11aの画面表示を制御するとともに、タッチセンサ11bの信号を監視する。そしてタッチパネルコントローラ35は、タッチ操作された位置座標情報とその時点における画面情報とから、入力データを検出する。
USBコネクタ36は、USB規格に準拠した通信方式を有する種々のUSBデバイスを着脱自在に接続するためのコネクタである。本実施形態では、クレジットカード,電子マネーカード等のカード媒体に対するデータの読み取り及び書込みが可能なUSB対応のカードリーダライタ12が、USBコネクタ36に接続される。
無線インターフェース37は、無線を利用したデータの送信及び無線送信されたデータの受信を行う。
据置型装置20は、プロセッサ41、フラッシュROM42、RAM43、無線インターフェース44、ネットワークインターフェース45、複数のデバイスインターフェース46,47、電源ユニット48を搭載する。そして据置型装置20は、プロセッサ41と、フラッシュROM42、RAM43、無線インターフェース44、ネットワークインターフェース45、複数のデバイスインターフェース46,47及び電源ユニット48とを、アドレスバス,データバス等のバスライン49で接続する。
プロセッサ41は、コンピュータの中枢部分に相当する。プロセッサ41は、オペレーティングシステムやアプリケーションプログラムに従って、据置型装置20としての各種の機能を実現するべく各部を制御する。
フラッシュROM42は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。フラッシュROM42は、上記のオペレーティングシステムやアプリケーションプログラムを記憶する。フラッシュROM42は、プロセッサ41が各種の処理を実行する上で必要なデータを記憶する場合もある。
RAM43は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。RAM43は、プロセッサ41が各種の処理を実行する上で必要なデータを必要に応じて記憶する。またRAM43は、プロセッサ41が各種の処理を行う際のワークエリアとしても利用される。ワークエリアは、サインオンフラグF1の記憶エリアを含む。サインオンフラグF1については、後述する。
無線インターフェース44は、無線を利用したデータの送信及び無線送信されたデータの受信を行う。
ネットワークインターフェース45は、LAN(Local Area Network)等の通信ネットワークを介して接続されるストアサーバ等との間でデータの送受信を行う。
デバイスインターフェース46,47は、種々のデバイス機器を電気的に接続し、このデバイス機器との間でデータ信号を送受信する。本実施形態の据置型装置20は、デバイスインターフェース46にドロワ51を接続し、デバイスインターフェース47にレシートプリンタ52を接続する。なお、デバイスインターフェース46,47の数は2つに限定されるものではなく1つだけでもよいし、3つ以上であってもよい。また、デバイス機器についてもドロワ51とレシートプリンタ52とに限定されるものではなく、例えばバーコードスキャナ、客用の表示器として用いられるディスプレイ等も、デバイスインターフェース46,47に接続可能である。
電源ユニット48は、据置型装置20の駆動に必要な電源を生成し、各部に供給する。また電源ユニット48は、タブレット端末10のバッテリ39を非接触で充電する機能を有する。この機能により、据置型装置20の装着面21にタブレット端末10が装着されている間、このタブレット端末10のバッテリ39が充電される。
タブレット端末10と据置型装置20との間のデータ通信は無線で行われる。すなわち、据置型装置20の無線インターフェース44は、タブレット端末10の無線インターフェース37と無線通信を行うように設定されている。そして、無線インターフェース44は、一定の周期で無線インターフェース37に対して問合せコマンドを無線送信する。この問合せコマンドを受信した無線インターフェース37は、固有のIDを含む応答コマンドを無線インターフェース44に対して送信する。無線インターフェース44は、応答コマンドに含まれるIDを検出する。そして、同一IDを含む応答コマンドを受信している間、無線インターフェース44は、当該応答コマンド送信元の無線インターフェース37と通信回線を確立する。通信回線が確立されている間、タブレット端末10は、据置型装置20と無線を利用したデータ通信が可能である。
無線インターフェース37は、受信信号強度(RSSI:Received Signal Strength Indication)の検出手段371を備える。この検出手段371は、据置型装置20の無線インターフェース44から無線送信される電波をどれだけの強度(dB:デシベル)で受信しているのかを検出するものであり、周知の技術である。前述したしきい値SHLは、この受信信号強度に対するしきい値である。
図3は、店舗60のレイアウト例を示す平面図である。この店舗60は、出入口61の正面に会計カウンタ62が配置され、この会計カウンタ62から店内に向かって複数の商品棚63が配置される。すなわち、出入口61から入店した買物客は、商品棚63に陳列されている商品の中から購買商品を求め、会計カウンタ62にて会計を行った後、出入口61から出店するという運用である。
このような店舗60において、商品販売データ処理装置1は、会計カウンタ62の上に据置型装置20が載置され、さらにこの据置型装置20の装着面21にタブレット端末10が装着されて、商品販売データ処理装置1としての機能を実現する。また、例えば店員がタブレット端末10を据置型装置20から持出し、例えば商品棚63が配置されている店内でタッチパネル11を操作しても、商品販売データ処理装置1としての機能を実現可能である。したがって、タブレット端末10と据置型装置20との各無線インターフェース37,44は、タブレット端末10が据置型装置20から持ち出されても店内であれば双方向の無線通信が可能なように電波強度が設定されている。
図4は、会計カウンタ62を側方から見たときの模式図である。図3及び図4において、破線70は、タブレット端末10の検出手段371で検出される受信信号強度がしきい値SHLのレベルとなる境界を示している。すなわち、この破線70の内側であれば電波受信強度がしきい値SHL以上であるが、破線70の外側では電波受信強度がしきい値SHL未満となることを示している。なお、破線70の範囲は、図3、図4の範囲に限らず、適宜変更できる。
図5は、据置型装置20のプロセッサ41が実行する主要な情報処理手順を示す流れ図である。この手順は、フラッシュROM42に実装された制御プログラムに従う。なお、図5に示すとともに以下に説明する処理の内容は一例であって、同様な結果を得ることが可能な様々な処理を適宜に利用できる。
はじめに、プロセッサ41は、サインオンフラグF1を“0”にリセットする(Act1)。次いで、プロセッサ41は、オペレータによるサインオンを受け付ける(Act2)。サインオンがされない場合(Act2にてNO)、プロセッサ41は、サインオンを待機する。
無線インターフェース44により通信回線が確立されたタブレット端末10からサインオンのコマンドを受信したならば(Act2にてYES)、プロセッサ41は、コマンド送信元のタブレット端末10が当該据置型装置20と電気的に接続中であるか否かを確認する(Act3)。
例えばプロセッサ41は、電源ユニット48によってタブレット端末10のバッテリ39を充電しているか否かを確認する。そして充電している場合、プロセッサ41は、当該据置型装置20の装着面21にタブレット端末10が装着されており、電気的に接続中であると判断する。これに対し、充電状態にない場合には、プロセッサ41は、当該据置型装置20の装着面21にタブレット端末10が装着されておらず、分離中であると判断する。
タブレット端末10が接続中でない場合(Act3にてNO)、プロセッサ41は、Act2の処理に戻り、再びサインオンを受け付ける。タブレット端末10が接続中である場合には(Act3にてYES)、プロセッサ41は、サインオンが有効であるか否かを判断する。
例えば、商品販売データ処理装置1の操作が許容された店員は、タブレット端末10のタッチパネル11を操作して自らに設定された固有の店員IDを入力するとともにサインオンを宣言するキーボタンにタッチすることでサインオンを行う。この操作により、タブレット端末10からは店員IDを含むサインオンのコマンドが無線送信される。
店員IDを含むサインオンのコマンドは、通信回線が確立された据置型装置20で受信される。据置型装置20のフラッシュROM42には、商品販売データ処理装置1の操作が許容された全店員の店員IDが予め登録されている。プロセッサ41は、サインオンのコマンドに含まれる店員IDがフラッシュROM42に登録されているか否かを確認する。登録されている場合、プロセッサ41は、サインオンを承認とする。登録されていない場合には、プロセッサ41は、サインオンを承認しない。
商品販売データ処理装置1の操作が許容された全店員のID保存先は、フラッシュROM42に限定されるものではない。例えばネットワークインターフェース45を介して接続されるストアサーバの記憶装置であってもよい。
サインオンを承認しない場合(Act4にてNO)、プロセッサ41は、Act2の処理に戻り、再びサインオンを受け付ける。
サインオンを承認した場合(Act4にてNO)、プロセッサ41は、サインオンコマンドに含まれる店員IDをRAM43に格納するとともに、サインオンフラグF1を“1”にセットする(Act5)。またプロセッサ41は、通信回線が確立されたタブレット端末10に対し、無効化設定のコマンドを無線送信する(Act6)。このコマンドを受けたタブレット端末10の動作については、後述する。
無効化設定のコマンドを送信した後、プロセッサ41は、通信回線が確立されたタブレット端末10から持出要求のコマンドを受信するか、サインオフのコマンドを受信するのを待機する(Act7,8)。
例えばタブレット端末10を持ち出して作業を行う店員は、タッチパネル11を操作して自らの店員IDを入力するとともに持出を宣言するキーボタンにタッチする。この操作により、タブレット端末10からは店員IDを含む持出要求のコマンドが据置型装置20に無線送信される。また、商品販売データ処理装置1の操作を終了する店員は、タッチパネル11のサインオフを宣言するキーボタンにタッチする。この操作により、タブレット端末10からはサインオフのコマンドが据置型装置20に無線送信される。
通信回線が確立されたタブレット端末10から持出要求のコマンドを受信した場合(Act7にてYES)、プロセッサ41は、このコマンドを承認するか否かを確認する(Act9)、すなわちプロセッサ41は、コマンドに含まれる店員IDが、サインオン時にRAM43に格納した店員IDと一致するか否かを確認する。一致する場合、プロセッサ41は、持出要求のコマンドを承認する。一致しない場合には、プロセッサ41は、持出要求のコマンドを無視する。
無視する場合(Act9にてNO)、プロセッサ41は再び、持出要求のコマンドを受信するか、サインオフのコマンドを受信するのを待機する(Act7,8)。持出要求のコマンドを承認する場合には(Act9にてYES)、プロセッサ41は、通信回線が確立されたタブレット端末10に対し、無効化解除のコマンドを無線送信する(Act10)。このコマンドを受けたタブレット端末10の動作についても、後述する。
無効化解除のコマンドを送信した後、プロセッサ41は、据置型装置20からタブレット端末10が分離されるのを待機する(Act11)。例えばプロセッサ41は、電源ユニット48によってタブレット端末10のバッテリ39を充電しているか否かを確認する。充電状態にある場合、プロセッサ41は、タブレット端末10が分離されていないと判断する。充電状態でなくなった場合には、プロセッサ41は、タブレット端末10が分離されたと判断する。
タブレット端末10が当該据置型装置20から分離された場合(Act11にてYES)、プロセッサ41は、通信回線の確立状態にあるタブレット端末10が当該据置型装置20と電気的に接続されるのを待機する(Act12)。例えばプロセッサ41は、電源ユニット48によってタブレット端末10に搭載されたバッテリ39の充電を開始するか否かを確認する。そして充電していない場合、プロセッサ41は、タブレット端末10が分離されていると判断する。バッテリ39の充電が開始された場合には、プロセッサ41は、タブレット端末10が電気的に接続されたと判断する。タブレット端末10が電気的に接続された場合(Act12にてYES)、プロセッサ41は、通信回線が確立されたタブレット端末10に対し、無効化設定のコマンドを無線送信する(Act6)。
なお、タブレット端末10が据置型装置20と電気的に接続中であるか否かの確認方法は、バッテリの充電状態の監視に限定されるものではない。例えば、据置型装置20の装着面21にタブレット端末10の有無を検出するセンサを設け、このセンサの信号を監視することで確認してもよい。あるいは、据置型装置20の無線インターフェース44に電波受信強度の検出手段を設け、タブレット端末10からの電波強度が所定レベル以上のときには接続中であり、所定レベル未満のときには分離中であると判断してもよい。この所定レベルは、しきい値SHLと等しいか、しきい値SHLより大きい値とすればよい。
無効化設定のコマンドを無線送信した後、プロセッサ41は、当該タブレット端末10から持出要求のコマンドを受信するか、サインオフのコマンドを受信するのを待機する(Act7,8)。
サインオフのコマンドを受信した場合(Act8にてYES)、プロセッサ41は、Act1の処理に戻る。すなわちプロセッサ41は、サインオンフラグF1を“0”にリセットする。その後、プロセッサ41は、Act2以降の処理を再度実行する。
図6は、タブレット端末10のプロセッサ31が実行する受信割込み処理の手順を示す流れ図である。この手順は、フラッシュROM32に実装された受信割込みプログラムに従う。なお、図6に示すとともに以下に説明する処理の内容は一例であって、同様な結果を得ることが可能な様々な処理を適宜に利用できる。
プロセッサ31は、無線インターフェース37により通信回線が確立された据置型装置20から無線送信される種々のコマンドを受信する毎に、図6に示す手順の処理を開始する。すなわちプロセッサ31は、受信したコマンドの種類を識別する(Act21,23)。
受信コマンドが無効化設定のコマンドであった場合(Act21にてYES)、プロセッサ31は、無効化フラグF0を“1”にセットする(Act22)。受信コマンドが無効化解除のコマンドであった場合には(Act23にてYES)、プロセッサ31は、無効化フラグF0を“0”にリセットする(Act24)。
図7は、タブレット端末10のプロセッサ31が実行するタイマ割込み処理の手順を示す流れ図である。この手順は、フラッシュROM32に実装されたタイマ割込みプログラムに従う。なお、図7に示すとともに以下に説明する処理の内容は一例であって、同様な結果を得ることが可能な様々な処理を適宜に利用できる。
プロセッサ31は、時計部34にて計時される時刻が例えば1秒を経過する毎に、図7に示す手順の処理を開始する。すなわちプロセッサ31は、無効化フラグF0を確認する(Act41)。
無効化フラグF0が“1”にセットされている場合(Act31にてYES)、プロセッサ31は、検出手段371によって検出されている電波受信強度を取得する(Act32)。そしてプロセッサ31は、電波受信強度がしきい値SHL以上であるか否かを確認する(Act33)。
電波受信強度がしきい値SHL以上の場合(Act33にてYES)、プロセッサ31は、タッチパネルコントローラ35に対してタッチパネル11の有効化を設定する(Act34)。また、無効化フラグF0が“0”にリセットされている場合においても(Act31にてNO)、プロセッサ31は、タッチパネルコントローラ35に対してタッチパネル11の有効化を設定する(Act34)。
これに対し、電波受信強度がしきい値SHL未満の場合には(Act33にてNO)、プロセッサ31は、タッチパネルコントローラ35に対してタッチパネル11の無効化を設定する(Act35)。
タッチパネルコントローラ35は、タッチパネル11の有効化を設定された場合、ディスプレイ11aに対する画面表示を制御する。またタッチパネルコントローラ35は、タッチセンサ11bからの信号を監視する。そしてタッチパネルコントローラ35は、タッチ操作された位置座標情報とその時点における画面情報とから、入力データを検出する。
一方、タッチパネル11の無効化を設定された場合には、タッチパネルコントローラ35は、ディスプレイ11aに対する画面表示を制御しない。その結果、ディスプレイ11aの画面は消去される。またタッチパネルコントローラ35は、タッチセンサ11bからの信号を監視しない。その結果、ディスプレイ11aの画面にタッチしても、入力は無効となる。
ここに、無効化フラグF0は、無効化手段を有効にするか否かを識別する情報として機能する。RAM33は、上記情報の記憶手段として機能する。図6のAct21,22,23,24の各処理は、RAM33に無効化フラグF0を設定する設定手段として機能する。
図7のAct33,35の各処理は、検出手段371で検出された受信信号強度が所定のしきい値SHL未満であるとき、入力デバイス(タッチセンサ11b)からの入力を無効にする無効化手段として機能する。詳しくは、無効化手段は、無効化フラグF0が“1”にセットされている状態で、検出手段371で検出された受信信号強度が所定のしきい値SHL未満であるとき、タッチセンサ11bからの入力を無効にし、無効化フラグF0が“0”にリセットされている状態では、受信信号強度によらずタッチセンサ11bからの入力を有効にする。
図7のAct33,34の各処理は、検出手段371で検出された受信信号強度が所定のしきい値SHL以上であるとき、入力デバイス(タッチセンサ11b)からの入力を有効にする有効化手段として機能する。詳しくは、有効化手段は、無効化フラグF0が“1”にセットされている状態で、検出手段371で検出された受信信号強度が所定のしきい値SHL以上であるとき、タッチセンサ11bからの入力を有効にし、かつ受信信号強度が所定のしきい値SHL未満であるときには、タッチセンサ11bからの入力を無効とし、無効化フラグF0が“0”にリセットされている状態では、受信信号強度によらずタッチセンサ11bからの入力を有効にする。
例えば図3に示すように、会計カウンタ62に据置型装置20が載置され、さらに、この据置型装置20の装着面21にタブレット端末10が装着されている場合を想定する。なお、据置型装置20とタブレット端末10とは、無線により通信回線が確立されている。ただし、据置型装置20は、サインオンフラグF0が“0”にリセットされていてサインオフ状態にある。サインオフ状態のとき、商品販売データ処理装置1は、商品販売データを処理できない。
商品販売データ処理装置1の操作が許容された店員がサインオン操作を行うと、据置型装置20では、図5のAct5の処理にてサインオンフラグF0が“1”にセットされて、サインオン状態となる。サインオン状態のとき、商品販売データ処理装置1は、商品販売データを処理可能となる。
また、据置型装置20では、図5のAct6の処理にて無効化設定のコマンドがタブレット端末10に無線送信される。このコマンドを受信したタブレット端末10では、図6のAct22の処理にて無効化フラグF1が“1”にセットされる。
無効化フラグF1がセットされたタブレット端末10では、タイマ割込みが発生する毎に、図7のAct32の処理にて電波受信強度が検出される。そして、Act33の処理にて電波受信強度がしきい値SHLと比較される。その結果、電波受信強度がしきい値SHL以上の場合には、図7のAct34の処理にてタッチパネル11の有効化が設定される。これに対して、電波受信強度がしきい値SHL未満の場合には、図7のAct35の処理にてタッチパネル11の無効化が設定される。
すなわち、タブレット端末10が据置型装置20から分離され、図3または図4の破線70で示す領域の外側まで持ち出された場合には、電波受信強度がしきい値SHL未満となるので、タッチパネル11が無効化される。タッチパネル11が無効化された場合、ディスプレイの画面が消去される。また、画面をタッチしても、その入力は無効となる。したがって、例えば店員が目を離した隙に第三者がタブレット端末10を持ち去っても、このタブレット端末10を不正に使用することはできない。
ところで、サインオンした店員がタブレット端末10を持ち出して、店内で接客をしながら客が購入する商品の販売データを登録処理する場合がある。このような場合には、店員は、タブレット端末10を持ち出す前にタッチパネル11を操作して持出要求を宣言する。そうすると、据置型装置20では、図5のAct10の処理にて無効化解除のコマンドがタブレット端末10に無線送信される。このコマンドを受信したタブレット端末10では、図6のAct24の処理にて無効化フラグF1が“0”にリセットされる。
無効化フラグF1がリセットされたタブレット端末10では、電波受信強度の強弱に係らず、図7のAct34の処理にてタッチパネル11の有効化が設定される。すなわち、タブレット端末10が据置型装置20から分離され、図3または図4の破線70で示す領域の外側まで持ち出されても、タッチパネル11は無効化されない。したがって、店員はタブレット端末10を店内に持ち出して接客しながら商品販売データを処理できる。
なお、店員によって持ち出されたタブレット端末10が据置型装置20の装着面21に戻された場合、図5のAct6の処理にて無効化設定のコマンドがタブレット端末10に無線送信される。したがって、その後、第三者によってタブレット端末10が持ち出されても、このタブレット端末10は、電波受信強度がしきい値SHL未満となった時点でタッチパネル11が無効化されるので、やはり不正使用を防止できる。
[第2の実施形態]
第1の実施形態で説明した商品販売データ処理装置1の場合、持出要求を行い承認された店員がタブレット端末10を持ち出した後、例えば商品棚63に置き忘れると、第三者に不正使用されるおそれがある。そこで、このような不正使用についても防止する機能を備えた第2の実施形態について、図8及び図9を用いて説明する。
なお、商品販売データ処理装置1の概略構成、タブレット端末10と据置型装置20との要部構成、制御プログラムにしたがって据置型装置20のプロセッサ41が実行する情報処理手順、及び受信割込みプログラムにしたがってタブレット端末10のプロセッサ31が実行する情報処理手順は第1の実施形態と同一なので、第2の実施形態でも図1〜図6をそのまま用いるものとし、詳しい説明は省略する。
図8は、タブレット端末10のプロセッサ31が実行するタイマ割込み処理の手順を示す流れ図である。この手順は、フラッシュROM32に実装されたタイマ割込みプログラムに従う。なお、図8に示すとともに以下に説明する処理の内容は一例であって、同様な結果を得ることが可能な様々な処理を適宜に利用できる。
図8において、図7に示した第1の実施形態の同手順と共通する処理ステップには同一符号を付してある。すなわち第2の実施形態が第1の実施形態と異なる点は、無効化フラグF0が“0”にリセットされているときの処理である。
タイマ割込みが発生したとき、無効化フラグF0が“0”にリセットされていると(Act31にてNO)、プロセッサ31は、タッチパネルコントローラ35に対してタッチパネル11の有効化を設定する(Act41)。また、プロセッサ31は、タイマカウンタtを“1”だけカウントアップする(Act42)。タイマカウンタtは、例えばRAM33に形成されている。
プロセッサ31は、タイマカウンタtが上限値Tを超えたか否かを確認する(Act43)。タイマカウンタtが上限値Tを超えていない場合(Act43にてNO)、プロセッサ31は、このタイマ割込み処理を終了する。タイマカウンタtが上限値Tを超えた場合には(Act43にてYES)、プロセッサ31は、無効化フラグF0を“1”にセットする(Act44)。以上で、プロセッサ31は、このタイマ割込み処理を終了する。
図9は、タブレット端末10のプロセッサ31が実行する入力割込み処理の手順を示す流れ図である。この手順は、フラッシュROM32に実装された入力割込みプログラムに従う。なお、図9に示すとともに以下に説明する処理の内容は一例であって、同様な結果を得ることが可能な様々な処理を適宜に利用できる。
プロセッサ31は、タッチパネルコントローラ35を介してタッチパネル11のタッチ入力を検知すると、図9に示す手順の処理を開始する。すなわちプロセッサ31は、タイマカウンタtを“0”にリセットする(Act51)。次いで、プロセッサ31は、タッチ入力に応じた情報の入力処理を実行する(Act52)。なお、先にタッチ入力に応じた情報の入力処理を実行し、その後、タイマカウンタtを“0”にリセットしてもよい。
このように構成された第2の実施形態の商品販売データ処理装置1においては、持出要求を行い承認された店員がタブレット端末10を持ち出した後、例えば商品棚63に置き忘れた場合、タブレット端末10では入力割込みが発生しないので、タイマカウンタtが漸次カウントアップする。そして、やがてタイマカウンタtが上限値Tを超えると、無効化フラグF0が“1”にセットされる。
無効化フラグF0がセットされると、タイマ割込みが発生する毎に電波受信強度が検出され、しきい値SHLと比較される。その結果、電波受信強度がしきい値SHL以上の場合には、タッチパネル11の有効化が設定され、しきい値SHL未満の場合には、タッチパネル11の無効化が設定される。
通常、商品棚63に置き忘れられたタブレット端末10では、電波受信強度がしきい値SHL未満である。したがって、タッチパネル11が無効化されるので、第三者によってタブレット端末10が不正使用されるのを未然に防止できる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではない。
例えば、前記実施形態では、据置型装置20の周辺部を、タブレット端末10における電波受信強度のしきい値範囲としたが、図10に示すように、特定の商品棚63の方向に指向性の強いアンテナを据置型装置20に使用して、この商品棚63の前での電波受信強度をしきい値範囲内としてもよい。こうすることにより、持出要求を行わなくても、商品棚63の前での作業は可能であるが、商品棚63から外れるとタブレット端末10を操作できなくなる。
また、前記実施形態では、タッチパネル11の有効化または無効化について説明したが、カードリーダライタ12についても同様に有効化または無効化を設定してもよい。カードリーダライタ12に対して無効化を設定した場合、カードリーダライタ12は、カードデータを読み取ったり、カードにデータを書き込んだりすることができなくなる。したがって、第三者によって不正にカードデータが読み取られたり、カードデータを改ざんされたりするおそれはなくなる。
また、前記実施形態では、商品販売データ処理装置としてのタブレット端末10を情報端末として例示したが、情報端末はタブレット端末に限定されるものではない。入力デバイス、表示デバイス及び無線部を搭載し、無線部により無線通信が可能な据置型装置と分離自在に接続する携帯型の情報端末であれば、本発明を適用できるものである。
なお、商品販売データ処理装置の譲渡は一般に、制御プログラム等のプログラムがROMに記憶された状態にて行われる。しかしこれに限らず、コンピュータ装置が備える書き込み可能な記憶デバイスに、このコンピュータ装置とは個別に譲渡された制御プログラム等がユーザなどの操作に応じて書き込まれてもよい。制御プログラム等の譲渡は、リムーバブルな記録媒体に記録して、あるいはネットワークを介した通信により行うことができる。記録媒体は、CD−ROM,メモリカード等のようにプログラムを記憶でき、かつ装置が読み取り可能であれば、その形態は問わない。また、プログラムのインストールやダウンロードにより得る機能は、装置内部のOS(オペレーティング・システム)等と協働してその機能を実現させるものであってもよい。
この他、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]入力デバイス、表示デバイス及び無線部を搭載し、前記無線部により無線通信が可能な据置型装置と分離自在に接続する携帯型の情報端末であって、前記据置型装置から送信され、前記無線部で受信した無線信号の受信信号強度を検出する検出手段と、この検出手段で検出された前記受信信号強度が所定のしきい値未満であるとき、前記入力デバイスからの入力を無効にする無効化手段と、を具備する情報端末。
[2]前記無効化手段を有効にするか否かを識別する情報を記憶する記憶手段、をさらに具備し、前記無効化手段は、前記記憶手段により前記無効化手段を有効にする旨の情報が記憶されている状態で、前記検出手段で検出された前記受信信号強度が所定のしきい値未満であるとき、前記入力デバイスからの入力を無効にし、前記無効化手段を有効にする旨の情報が記憶されていない状態では、前記受信信号強度によらず前記入力デバイスからの入力を有効にする付記[1]記載の情報端末。
[3]前記記憶手段に前記情報を設定する設定手段、をさらに具備する付記[2]記載の情報端末。
[4]入力デバイス、表示デバイス及び無線部を搭載し、前記無線部により無線通信が可能な据置型装置と分離自在に接続する携帯型の情報端末であって、前記据置型装置から送信され、前記無線部で受信した無線信号の受信信号強度を検出する検出手段と、
この検出手段で検出された前記受信信号強度が所定のしきい値以上であるとき、前記入力デバイスからの入力を有効にする有効化手段と、を具備する情報端末。
[5]前記有効化手段を有効にするか否かを識別する情報を記憶する記憶手段、をさらに具備し、前記有効化手段は、前記記憶手段により前記有効化手段を有効にする旨の情報が記憶されている状態では、前記検出手段で検出された前記受信信号強度が所定のしきい値以上であるとき、前記入力デバイスからの入力を有効にし、かつ前記受信信号強度が所定のしきい値未満であるときには、前記入力デバイスからの入力を無効とし、前記有効化手段を有効にする旨の情報が記憶されていない状態では、前記受信信号強度によらず前記入力デバイスからの入力を有効にする付記[4]記載の情報端末。
[6]入力デバイス、表示デバイス及び無線部を搭載し、前記無線部により無線通信が可能な据置型装置と分離自在に接続する携帯型の情報端末におけるコンピュータに、前記据置型装置から送信され、前記無線部で受信した無線信号の受信信号強度が所定の閾値未満であるか否かを判定する機能、前記受信信号強度が所定のしきい値未満であるとき、前記入力デバイスからの入力を無効にする機能、を実現させるためのプログラム。
1…商品販売データ処理装置、10…タブレット端末(情報端末)、11…タッチパネル、12…カードリーダライタ、20…据置型装置、31,41…プロセッサ、37,44…無線インターフェース、371…電波受信強度の検出手段。

Claims (6)

  1. 据置型装置と、前記据置型装置に対して分離自在に接続される携帯型の情報端末と、を備え、前記据置型装置と前記情報端末との間で周期的に無線信号の送受信を行って通信回線を確立し、商品販売データを処理する商品販売データ処理装置において、
    前記据置型装置は、
    前記情報端末が接続中か否かを確認する接続確認手段と、
    前記情報端末の接続が確認されていることを条件に前記情報端末からユーザIDを含むサインオンコマンドを受信し、前記サインオンコマンドに含まれる前記ユーザIDを記憶部で記憶するサインオン処理手段と、
    前記情報端末の接続が確認されていることを条件に前記情報端末からユーザIDを含む持ち出し要求コマンドを受信し、前記持ち出し要求コマンドに含まれる前記ユーザIDが前記記憶部に記憶された前記ユーザIDと一致するとき、前記持ち出し要求コマンドの送信元である前記情報端末に対して無効化解除コマンドを送信する持ち出し処理手段と、
    を具備し、
    前記情報端末は、
    入力デバイスと、
    前記サインオンコマンドの送信手段と、
    前記持ち出し要求コマンドの送信手段と、
    前記据置型装置から受信した前記無線信号の受信信号強度を検出する検出手段と、
    前記検出手段で検出された前記受信信号強度が所定のしきい値未満であるとき、前記入力デバイスからの入力を無効にする無効化手段と、
    前記据置型装置から前記無効化解除コマンドを受信すると、前記無効化手段の動作を無効にする無効化解除手段と、
    を具備する商品販売データ処理装置
  2. 前記据置型装置は、
    前記無効化解除コマンドを送信した後に前記情報端末の分離を確認し、再び前記情報端末の接続を確認すると、前記情報端末に対して無効化設定コマンドを送信する接続処理手段、
    をさらに具備し、
    前記情報端末は、
    前記据置型装置から前記無効化設定コマンドを受信すると、前記無効化解除手段により無効となった前記無効化手段の動作を有効にする第1の無効化設定手段、
    をさらに具備する請求項1記載の商品販売データ処理装置
  3. 前記情報端末は、
    前記入力デバイスへの入力有無をタイマ監視する監視手段と、
    前記監視手段により入力デバイスへの入力が一定時間ないことを確認すると、前記無効化解除手段により無効となった前記無効化手段の動作を有効にする第2の無効化設定手段と、
    をさらに具備する請求項1又は2に記載の商品販売データ処理装置。
  4. 入力デバイス、ユーザIDを含むサインオンコマンドの送信手段、前記ユーザIDを含む持ち出し要求コマンドの送信手段、据置型装置から受信した無線信号の受信信号強度を検出する検出手段、前記検出手段で検出された前記受信信号強度が所定のしきい値未満であるとき、前記入力デバイスからの入力を無効にする無効化手段、及び、前記据置型装置から無効化解除コマンドを受信すると、前記無効化手段の動作を無効にする無効化解除手段を備えた携帯型の情報端末を分離自在に接続し、前記情報端末との間で周期的に無線信号の送受信を行って通信回線を確立し、商品販売データを処理する据置型装置であって、
    前記情報端末が接続中か否かを確認する接続確認手段と、
    前記情報端末の接続が確認されていることを条件に前記情報端末から前記サインオンコマンドを受信し、前記サインオンコマンドに含まれる前記ユーザIDを記憶部で記憶するサインオン処理手段と、
    前記情報端末の接続が確認されていることを条件に前記情報端末から前記持ち出し要求コマンドを受信し、前記持ち出し要求コマンドに含まれる前記ユーザIDが前記記憶部に記憶された前記ユーザIDと一致するとき、前記持ち出し要求コマンドの送信元である前記情報端末に対して無効化解除コマンドを送信する持ち出し処理手段と、
    を具備する据置型装置
  5. 情報端末が接続されていることを条件に前記情報端末からユーザIDを含むサインオンコマンドを受信し、前記サインオンコマンドに含まれる前記ユーザIDを記憶部で記憶し、前記情報端末が接続されていることを条件に前記情報端末からユーザIDを含む持ち出し要求コマンドを受信し、前記持ち出し要求コマンドに含まれる前記ユーザIDが前記記憶部に記憶された前記ユーザIDと一致するとき、前記持ち出し要求コマンドの送信元である前記情報端末に対して無効化解除コマンドを送信する据置型装置に対して分離自在に接続され、前記据置型装置との間で周期的に無線信号の送受信を行って通信回線を確立し、商品販売データを処理する情報端末であって、
    入力デバイスと、
    前記サインオンコマンドの送信手段と、
    前記持ち出し要求コマンドの送信手段と、
    前記据置型装置から受信した前記無線信号の受信信号強度を検出する検出手段と、
    前記検出手段で検出された前記受信信号強度が所定のしきい値未満であるとき、前記入力デバイスからの入力を無効にする無効化手段と、
    前記据置型装置から前記無効化解除コマンドを受信すると、前記無効化手段の動作を無効にする無効化解除手段と、
    を具備する情報端末。
  6. 入力デバイスを備えた情報端末が接続されていることを条件に前記情報端末からユーザIDを含むサインオンコマンドを受信し、前記サインオンコマンドに含まれる前記ユーザIDを記憶部で記憶し、前記情報端末が接続されていることを条件に前記情報端末からユーザIDを含む持ち出し要求コマンドを受信し、前記持ち出し要求コマンドに含まれる前記ユーザIDが前記記憶部に記憶された前記ユーザIDと一致するとき、前記持ち出し要求コマンドの送信元である前記情報端末に対して無効化解除コマンドを送信する据置型装置に対して分離自在に接続され、前記据置型装置との間で周期的に無線信号の送受信を行って通信回線を確立し、商品販売データを処理する情報端末のコンピュータ
    前記サインオンコマンドの送信手段、
    前記持ち出し要求コマンドの送信手段、
    前記据置型装置から受信した前記無線信号の受信信号強度を検出する検出手段、
    この検出手段で検出された前記受信信号強度が所定のしきい値未満であるとき、前記入力デバイスからの入力を無効にする無効化手段、及び、
    前記据置型装置から前記無効化解除コマンドを受信すると、前記無効化手段の動作を無効にする無効化解除手段、
    として機能させるためのプログラム。
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