JP6213752B1 - 誘導システム、誘導方法、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 安全に又は効率的にユーザを目的地に誘導することができる誘導システムを提供する。【解決手段】 誘導システムは、携帯端末のユーザを所定の目的地に誘導する誘導システムであって、携帯端末の位置又は向きの変化に応じて、目的地に案内するための案内情報を携帯端末に出力させる連動出力部と、目的地を含む第1の領域に、ユーザの携帯端末が入っているか否かを判定する第1判定部と、第1の領域を囲むように設定された第2の領域に、ユーザの携帯端末が入っているか否かを判定する第2判定部と、第2判定部によりユーザの携帯端末が第2の領域に入っていると判定され、かつ、第1判定部により当該携帯端末が第1の領域に入っていないと判定された場合に、連動出力部による出力を禁止する連動出力禁止部とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、誘導システム、誘導方法、及びプログラムに関する。
例えば、特許文献1には、持ち運び自在な発信機から発信される信号の信号強度に応じた仮想的な地理領域を定義する条件と当該地理領域に対応付けられた所定の処理とを規定する規定部と、前記発信機からの前記信号を携帯端末が受信したときの信号強度情報と前記条件とに基づいて前記地理領域に前記携帯端末が存在するか否かを判定する判定部と、前記判定部により前記地理領域に対する前記携帯端末の存在または非存在を判定された場合に、前記規定部で規定された前記所定の処理を実行させる管理部とを備える仮想的な地理領域管理装置が開示されている。
また、特許文献2には、目的地への経路案内を行う端末であって、表示部と、端末の移動に係るデータを出力するセンサと、センサから出力されたデータに基づいて端末が移動中であるか否かを判定する状態判定部と、状態判定部が端末が移動中でないと判定した場合、表示部に経路案内情報を表示し、状態判定部が端末が移動中であると判定した場合、表示部において経路案内情報の表示の制限を行う制御部とを有する携帯端末が開示されている。
また、特許文献3には、物体が、ジオフェンスによって境界を示されたエリアに入ったことまたはそのエリアを出たことに応答して、警報を与えるようにジオフェンスを維持するためのシステムが開示されている。
また、特許文献4には、情報処理端末が、利用者の入力に応じて設定された現在地及び目的地の情報を送信する送信部と、経路案内装置により生成された案内経路表示画面を表示させる表示部とを備え、経路案内装置が、実際に存在する物理的なサインのサイン情報と位置情報とを対応付けて記憶する記憶部と、現在地及び目的地の情報をもとに利用者に提示する案内経路を検索し、案内経路上のサインを検索する検索部と、検索された現在地から目的地までの案内経路上のサインに対応するサイン情報を順に表示させる経路案内表示画面を生成する表示画面生成部とを備える経路案内システムが開示されている。
特開2016−015613 特開2015−059769 特表2015−503137 特開2015−108615
安全又は効率的にユーザを目的地に誘導することができる誘導システムを提供することを目的とする。
本発明に係る誘導システムは、携帯端末のユーザを所定の目的地に誘導する誘導システムであって、携帯端末の位置又は向きの変化に応じて、目的地に案内するための案内情報を携帯端末に出力させる連動出力部と、前記目的地を含む第1の領域に、ユーザの携帯端末が入っているか否かを判定する第1判定部と、前記第1の領域を囲むように設定された第2の領域に、ユーザの携帯端末が入っているか否かを判定する第2判定部と、前記第2判定部によりユーザの携帯端末が前記第2の領域に入っていると判定され、かつ、前記第1判定部により当該携帯端末が前記第1の領域に入っていないと判定された場合に、前記連動出力部による出力を禁止する連動出力禁止部とを有する。
好適には、前記第2判定部によりユーザの携帯端末が前記第2の領域に入っていると判定され、かつ、前記第1判定部により当該携帯端末が前記第1の領域に入っていないと判定された場合に、携帯端末の位置又は向きの変化に連動しない非連動コンテンツによって目的地に案内する案内情報を携帯端末に出力させる非連動出力部をさらに有する。
好適には、前記連動出力部は、携帯端末の位置又は向きに応じて変化する地図情報を用いて、前記案内情報を携帯端末に表示させ、前記非連動出力部は、前記連動出力禁止部が前記連動出力部による表示を禁止している場合に、目的地を示唆する第1のヒント情報を非連動コンテンツで携帯端末に表示させる。
好適には、前記非連動出力部は、前記第1判定部によってユーザの携帯端末が第1の領域に入ったと判定された後で、前記第2判定部によって当該携帯端末が第2の領域に入ったと判定された場合に、前記第1のヒント情報と異なる第2のヒント情報を当該携帯端末に表示させる。
好適には、目的地、それぞれの目的地を含む第1の領域、及び、それぞれの第1の領域を囲む第2の領域が複数セット設定されており、前記第1判定部によって携帯端末が第1の領域に入っていると判定されていることを条件として、当該携帯端末に対してユーザが既定の操作を行った場合に、当該第1の領域に含まれる目的地におけるミッションが完了したと判定するクリア判定部をさらに有し、前記連動出力部又は前記非連動出力部は、前記クリア判定部によって、いずれかの目的地におけるミッションが完了したと判定された場合に、この目的地の第1の領域又は第2の領域における案内情報の出力を終了する。
好適には、前記第2の領域の安全性又は混雑状況に応じて、当該第2の領域の広さ又は形状を変化させる領域変更部をさらに有し、前記第2判定部は、前記領域変更部によって変更される第2の領域に基づいて判定を行う。
好適には、前記クリア判定部により判定されたミッション完了の件数に基づいて、前記第2の領域の広さを変化させる領域変更部をさらに有し、前記第2判定部は、前記領域変更部によって変更される第2の領域に基づいて判定を行う。
好適には、前記第1判定部によりユーザの携帯端末が第1の領域に入っていると判定されたことを条件として、当該第1の領域に対応する目的地のミッションとして、クイズを当該ユーザに提供するミッション提供部をさらに有し、前記クリア判定部は、前記ユーザが携帯端末に入力したクイズの答えが正解であるか否かを判定し、正解である場合に、ミッション完了であると判定し、前記ミッション提供部は、前記クリア判定部により判定されたミッション完了の件数に基づいて、提供するクイズの難易度を変える。
好適には、前記クリア判定部により目的地のミッションが完了したと判定されておらず、かつ、前記第2判定部により当該目的地に対応する第2の領域から携帯端末が出たと判定された場合に、当該目的地に向かうことを促す戻りメッセージを携帯端末に出力させる戻り出力部をさらに有する。
好適には、前記第2判定部による判定結果に基づいて、携帯端末が第2の領域に滞在する時間を計測する滞在時間計測部をさらに有し、前記非連動出力部は、前記滞在時間計測部によって計測された携帯端末の滞在時間が既定の基準値を超えた場合に、前記第1のヒント情報と異なる第2のヒント情報を当該携帯端末に表示させる。
好適には、前記第1判定部の判定結果と前記第2判定部の判定結果に基づいて、携帯端末が第2の領域を超えて第1の領域に入った判定された場合に、当該携帯端末のカメラによる拡張現実撮影を可能にする拡張現実撮影部をさらに有する。
好適には、前記第1の領域及び前記第2の領域において、既定の距離以内まで互いに近接した複数の携帯端末を特定する近接端末特定部と、前記第1判定部によりユーザの携帯端末が第1の領域に入っていると判定されたことを条件として、当該第1の領域に対応する目的地のミッションを当該ユーザに提供するミッション提供部とをさらに有し、前記ミッション提供部は、前記クリア判定部の判定結果に基づいて、前記近接端末特定部により特定された携帯端末のうち、一つの携帯端末がミッションを完了しており、かつ、他の携帯端末がミッションを完了していない場合に、当該他の携帯端末に対して、当該一つの携帯端末とは内容の異なるミッションを提供する。
好適には、前記第2判定部は、前記第1判定部とは異なる方式を用いて、携帯端末が領域に入っているか否かを判定する。
また、本発明に係る誘導方法は、携帯端末のユーザを所定の目的地に誘導する誘導方法であって、携帯端末の位置又は向きの変化に応じて、目的地に案内するための案内情報を携帯端末に出力させる連動出力ステップと、前記目的地を含む第1の領域に、ユーザの携帯端末が入っているか否かを判定する第1判定ステップと、前記第1の領域を囲むように設定された第2の領域に、ユーザの携帯端末が入っているか否かを判定する第2判定ステップと、前記第2判定ステップによりユーザの携帯端末が前記第2の領域に入っていると判定され、かつ、前記第1判定ステップにより当該携帯端末が前記第1の領域に入っていないと判定されている場合に、前記連動出力ステップによる出力を禁止する連動出力禁止ステップとを有する。
また、本発明に係るプログラムは、携帯端末の位置又は向きの変化に応じて、目的地に案内するための案内情報を携帯端末に出力させる連動出力ステップと、前記目的地を含む第1の領域に、ユーザの携帯端末が入っているか否かを判定する第1判定ステップと、前記第1の領域を囲むように設定された第2の領域に、ユーザの携帯端末が入っているか否かを判定する第2判定ステップと、前記第2判定ステップによりユーザの携帯端末が前記第2の領域に入っていると判定され、かつ、前記第1判定ステップにより当該携帯端末が前記第1の領域に入っていないと判定されている場合に、前記連動出力ステップによる出力を禁止する連動出力禁止ステップとをコンピュータに実行させる。
安全又は効率的にユーザを目的地に誘導することができる。
ユーザ回遊システム1の全体構成を例示する図である。 携帯端末3のハードウェア構成を例示する図である。 携帯端末3の機能構成を例示する図である。 ミッションデータベース360に登録される情報を例示する図である。 ユーザ回遊システム1におけるユーザ誘導処理(S10)を説明するフローチャートである。 ユーザ回遊システム1における戻り停滞案内処理(S20)を説明するフローチャートである。 変形例1におけるユーザ回遊システム1の全体構成を例示する図である。 管理サーバ2のハードウェア構成を例示する図である。 変形例1における管理サーバ2及び携帯端末3の機能構成を例示する図である。 変形例1における領域変更処理(S30)を説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
図1は、ユーザ回遊システム1の全体構成を例示する図である。
図1に例示するように、ユーザ回遊システム1は、少なくとも一つの携帯端末3を含み、3種類の領域(エリアA、エリアB及びエリアC)が定義されている。
携帯端末3は、ユーザが操作する携帯型のコンピュータ端末である。本例では、スタンプラリーに参加する複数のユーザそれぞれが、携帯端末3を保持している。
エリアAは、目的地を含む第1の領域である。例えば、エリアAは、目的地を中心とした円状に設定されてもよいし、エリアA全体が目的地であってもよい。本例のエリアAは、ビーコン発信機9が設置された位置を中心として、ビーコン発信機9からの受信強度が既定値以上となる領域である。
エリアBは、エリアAを囲むように設定された第2の領域である。図1に例示するように、エリアBは、エリアAの外周を囲むドーナツ形状の領域であってもよいし、エリアAを囲む矩形形状の領域であってもよい。本例のエリアBは、GPS(Global Positioning System)信号によって測定される地球上の座標によって定義されている。
エリアCは、エリアA又はエリアB以外の領域である。
本例では、ユーザが、携帯端末3から出力される誘導情報に基づいて、順に複数の目的地を回遊し、ミッションを実行する。つまり、スタンプラリーに参加するユーザは、携帯端末3を介して、ユーザ回遊システム1からの誘導を受け、各目的地でミッションを実施する。ミッションは、目的地に表示されたキーワードの入力であってもよいし、目的地で出題されたクイズに対する解答であってもよいし、目的地における既定のジェスチャー(ハイタッチなど)であってもよい。
携帯端末で目的地までの案内情報をユーザに提供する場合に、一般に、ユーザは、目的地に近づくほど、案内情報に注視するようになる。さらに、このような案内情報に注視しているユーザが、目的地の周囲に多数集まってくると、接触事故や転倒事故などの危険性が高まってくる。
そこで、本例のユーザ回遊システム1では、エリアCにおいて、携帯端末3の位置や向きによって案内情報を変化させる連動出力を用いて、目的地への誘導を行い、ユーザがエリアBに入ると、連動出力を禁止する。これにより、携帯端末3に注視したままの状態で目的地を探させないようにする。さらに、エリアBでは、目的地へのヒントを、テキストなどの非連動コンテンツで表示することによって、ユーザの関心を携帯端末3から周囲に振り向けることができる。
エリアAの外縁は、特定の地点からの距離精度が高いビーコン信号によって定義され、エリアBの外縁は、距離精度がビーコン信号よりも劣るが、座標で定義できるGPS信号によって定義されている。つまり、エリアAとエリアBで、外縁を定義する方式が異なっている。より目的地に近い領域の外縁を、より距離精度が高い方式で定義することによって、ユーザのミスリードを抑制している。例えば、GPS信号による位置精度は、誤差があり、かつ、変動することもある。そのため、目的地の案内情報に誤差やブレが混じり込む可能性がある。
また、異なる方式で領域(エリア)を定義することによって、いずれか一方の方式で障害が発生した場合(例えば、GPS信号が建物等で受信できない場合)でも、他方の方式でエリアを定義できる可能性がある。
図2は、携帯端末3のハードウェア構成を例示する図である。
図2に例示するように、携帯端末3は、CPU300、揮発性メモリ302、不揮発性メモリ304、ネットワークインタフェース306(ネットワークIF306)、タッチパネル308、カメラ310、位置特定装置312、音声入出力装置314、及びモーションセンサ315を有し、これらの構成はバス316を介して互いに接続している。
CPU300は、例えば、中央演算装置である。
揮発性メモリ302は、例えば、主記憶装置として機能する。
不揮発性メモリ304は、例えば、不揮発性の記録装置としてコンピュータプログラムやその他のデータファイルを格納する。
ネットワークIF306は、無線で通信するためのインタフェースであり、電話回線又はインターネットを介した通信を実現する。
タッチパネル308は、例えば、表示装置及び入力装置として機能するディスプレイである。
カメラ310は、例えば、携帯端末3に内蔵された撮影装置である。なお、カメラ310は、USBケーブルなどにより外部接続された撮影装置であってもよい。
位置特定装置312は、例えば、GPS信号を受信し、受信した信号に基づいて現在位置を特定する装置である。本例の位置特定装置312は、GPS信号による座標の特定機能に加えて、ビーコン信号の受信強度に基づく測距機能を有する。なお、位置特定装置312は、無線アクセスポイントに基づく位置特定機能や、赤外線通信やBluetooth(登録商標)などの近距離通信による位置特定機能を有してもよい。
音声入出力装置314は、例えば、マイク及びスピーカを含み、音声の入力及び出力を実現する。
モーションセンサ315は、携帯端末3の向きを検知するジャイロセンサや、携帯端末3の加速度を検知する加速度センサ等である。
図3は、携帯端末3の機能構成を例示する図である。
図3に例示するように、本例の携帯端末3には、携帯誘導プログラム32がインストールされると共に、ミッションデータベース360(ミッションDB360)が構成される。
携帯誘導プログラム32は、第1判定部320、第2判定部322、連動出力部324、連動出力禁止部326、非連動出力部328、ミッション提供部330、滞在時間計測部332、戻り出力部334、クリア判定部336、及び拡張現実撮影部338を有する。
なお、携帯誘導プログラム32の一部又は全部は、ASICなどのハードウェアにより実現されてもよく、また、OS(Operating System)の機能を一部借用して実現されてもよい。
携帯誘導プログラム32において、第1判定部320は、エリアA(第1の領域)に、携帯端末3が入っているか否かを判定する。
本例の第1判定部320は、ビーコン発信機9から受信したビーコン信号の信号強度が基準値以上である場合に、携帯端末3がエリアAの中に存在すると判定し、受信したビーコン信号の信号強度が基準値未満である場合に、携帯端末3がエリアAの外に存在すると判定する。
第2判定部322は、エリアB(第2の領域)に、携帯端末3が入っているか否かを判定する。
本例の第2判定部322は、携帯端末3が受信したGPS信号に基づいて、携帯端末3の座標(緯度及び経度)を特定し、特定された座標に基づいて、エリアBに入っているか否かを判定する。
連動出力部324は、携帯端末3の位置又は向きの変化に応じて、目的地に案内するための案内情報を携帯端末3に出力させる。例えば、連動出力部324は、携帯端末3の位置及び向きに応じて、目的地が表示された地図を連動表示してもよいし、目的地までの距離や方向を音声等で示唆してもよい。
本例の連動出力部324は、GPS信号及びジャイロセンサの出力に基づいて、携帯端末3の位置及び向きを特定し、特定された携帯端末3の位置及び向きに応じて、目的地が表示された地図を変化させて、タッチパネル308に表示させる。このように、本願において、携帯端末3の位置又は向きの変化に連動して案内情報を表示する形態を連動表示と呼び、携帯端末3の位置又は向きの変化に連動しない固定的なコンテンツで案内情報を表示する形態を非連動表示と呼ぶ。
連動出力禁止部326は、第2判定部322により携帯端末3がエリアBに入っていると判定され、かつ、第1判定部320により当該携帯端末3がエリアAに入っていないと判定された場合に、連動出力部324による出力を禁止する。
本例の連動出力禁止部326は、第2判定部322により携帯端末3がエリアBに入っていると判定されるまでの間(すなわち、携帯端末3がエリアCに存在する場合)、連動出力部324による連動表示を許可し、第2判定部322により携帯端末3がエリアBに入ったと判定された後、連動出力部324による連動表示を禁止し、非連動出力部328に非連動表示を実行させる。
非連動出力部328は、第2判定部322により携帯端末3がエリアBに入っていると判定され、かつ、第1判定部320により当該携帯端末3がエリアAに入っていないと判定された場合に、携帯端末3の位置又は向きの変化に連動しない非連動コンテンツによって目的地に案内する案内情報を携帯端末3に出力させる。
本例の非連動出力部328は、連動出力禁止部326により連動表示が禁止された場合に、目的地の位置を示唆するヒント情報をテキスト又は静止画で表示させる。ヒント情報は、例えば、ランドマークとなる建物や看板の色や形状を示す文章や画像、又は、目的地に配置されたスタッフのユニフォームやのぼりを説明する文章などである。
ミッション提供部330は、第1判定部320により携帯端末3がエリアA(第1の領域)に入っていると判定されたことを条件として、このエリアAに対応する目的地のミッションとして、クイズを当該ユーザに提供する。なお、ミッション提供部330は、第2判定部322により携帯端末3がエリアBに入っていると判定されたことを条件として、このエリアBに対応する目的地のミッションを、ユーザに提供してもよい。
滞在時間計測部332は、第2判定部322による判定結果に基づいて、携帯端末3がエリアB(第2の領域)に滞在する時間を計測する。なお、滞在時間計測部322は、第2判定部322により判定結果に基づいて、携帯端末3がエリアBに入った時からエリアBの外側に出た時までの時間(すなわち、エリアAに滞在する時間も含む)を滞在時間として計測してもよい。
戻り出力部334は、クリア判定部336により目的地のミッションが完了したと判定されておらず、かつ、第2判定部322により当該目的地に対応するエリアBから携帯端末3が出たと判定された場合に、当該目的地に向かうことを促す戻りメッセージを携帯端末3に出力させる。すなわち、戻り出力部334は、ミッションを完了せずに目的地から遠ざかりエリアBから出たユーザに対して、目的地に向かうよう促す。
本例の戻り出力部334は、クリア判定部336により目的地のミッションが完了したと判定されていない場合に、第2判定部322により当該目的地に対応するエリアBから携帯端末3が出たと判定されたタイミングで、携帯端末3のバイブレーション機能で携帯端末3を振動させ、目的地に向かうことを促す文章をテキストでタッチパネル308に表示させる。
クリア判定部336は、第1判定部320によって携帯端末3がエリアAに入っていると判定されていることを条件として、当該携帯端末3に対して、ユーザがミッション提供部330で指定された既定の操作(ミッション)を行った場合に、当該エリアAに含まれる目的地におけるミッションが完了したと判定する。
本例のクリア判定部336は、ミッション提供部330により携帯端末3に提供されたクイズについて、ユーザが携帯端末3に入力した答えが正解であるか否かを判定し、正解である場合に、ミッション完了であると判定する。
拡張現実撮影部338は、第1判定部320の判定結果と第2判定部322の判定結果に基づいて、携帯端末3がエリアBを超えてエリアAに入った判定された場合に、当該携帯端末3のカメラによる拡張現実撮影を可能にする。つまり、携帯端末3の電源を切った状態でエリアAに入った場合には、拡張現実撮影は許可されない。
本例の拡張現実撮影部338は、第1判定部320及び第2判定部322の判定結果に基づいて、携帯端末3がエリアBを超えてエリアAに入った判定され、かつ、クリア判定部336によってミッションが完了したと判定された場合に、当該携帯端末3のカメラ310による拡張現実撮影を可能にする。
図4は、ミッションデータベース360に登録される情報を例示する図である。
図4に例示するように、本例のミッションDB360には、クイズ及びその正解が、チェックポイント及び難易度に関連付けて登録されている。チェックポイントとはスタンプラリーの目的地である。本例では、複数のチェックポイントが設定されており、その順番が定義されている。すなわち、本例のスタンプラリーは、各チェックポイントを既定の順番にクリアする必要がある。
また、ミッションDB360には、チェックポイントに関連付けて、各チェックポイントを探すための手がかりとなる複数のヒント情報(ヒント1及びヒント2)と、各チェックポイントのエリアAの基準受信強度と、各チェックポイントのエリアBの座標とが登録されている。本例の非連動出力部328は、チェックポイントに関連付けられたヒント情報を固定的コンテンツとしてタッチパネル308に表示させる。
また、各チェックポイントに対して、互いに難易度の異なる複数のクイズ群が関連付けられており、各クイズ群に複数のクイズが含まれている。
ミッション提供部330は、ミッションDB360に登録されているクイズの中から、ユーザが滞在するチェックポイント(目的地)に関連付けられたクイズを、ユーザの携帯端末3に表示させる。また、ミッション提供部330は、クイズの難易度を変えて、ユーザの携帯端末3にクイズを提供することができる。
図5は、ユーザ回遊システム1におけるユーザ誘導処理(S10)を説明するフローチャートである。なお、本例では、ユーザがエリアCにおいてスタンプラリーを開始する形態を具体例として説明する。
図5に例示するように、ステップ100(S100)において、携帯端末3の連動出力部324(図3)は、次のチェックポイントを示す地図情報を、携帯端末3の位置及び向きに連動させて表示する。
ステップ105(S105)において、第2判定部322は、GPS信号に基づいて特定された座標に基づいて、エリアBに入ったか否かを判定する。携帯誘導プログラム32は、第2判定部322がエリアBに入ったと判定した場合に、S110の処理に移行し、これ以外の場合に、S100に戻って、次のチェックポイントの連動表示を継続する。
ステップ110(S110)において、連動出力禁止部326は、第2判定部322によって携帯端末3がエリアBに入ったと判定されると、連動出力部324による連動表示を停止させ、非連動出力部328に非連動表示を開始させる。
非連動出力部328は、連動出力禁止部326からの指示に応じて、チェックポイントに関連付けられた第1のヒント情報(ヒント1)を固定的コンテンツとしてタッチパネル308に表示させる。
ステップ115(S115)において、第1判定部320は、ビーコン発信機9から受信したビーコン信号に基づいて、携帯端末3がエリアAに入ったか否かを判定する。携帯誘導プログラム32は、第1判定部320がエリアAに入ったと判定した場合に、S120の処理に移行し、これ以外の場合に、S110に戻って、非連動表示を継続する。
なお、携帯端末3がエリアBからエリアCに出た場合の処理は、図6を参照して後述する。
ステップ120(S120)において、ミッション提供部330は、第1判定部320によって携帯端末3がエリアAに入ったと判定されると、チェックポイントに関連付けられたクイズをミッションとしてタッチパネル308に表示させる。
ステップ125(S125)において、クリア判定部336は、タッチパネル308を介して、ユーザのクイズに対する答えの入力を受け付ける。
ステップ130(S130)において、クリア判定部336は、ユーザにより入力された答えと、ミッションDB360に登録されている正解とを比較し、一致した場合に、ミッション完了であると判定し、これ以外の場合に、ミッション未完であると判定する。携帯誘導プログラム32は、クリア判定部336によってミッション完了であると判定された場合に、S135の処理に移行し、これ以外の場合に、S125の処理に戻る。
ステップ135(S135)において、拡張現実撮影部338は、クリア判定部336によってミッション完了であると判定されると、AR(Augmented Reality)撮影を可能化する。
ステップ140(S140)において、連動出力部324は、クリア判定部336によってミッション完了であると判定されると、次のチェックポイントの連動表示を開始する。
このように、ユーザ回遊システム1では、携帯端末3は、エリアCに存在する間、次のチェックポイントを示す地図情報を連動表示し、エリアBに入ると、連動表示を中止して非連動表示でチェックポイントの位置をヒント情報で示唆する。ユーザがチェックポイントでクイズに正解すると、このチェックポイントのクリア(ミッション完了)となり、AR撮影が可能になる。
図6は、ユーザ回遊システム1における戻り停滞案内処理(S20)を説明するフローチャートである。
図6に例示するように、ステップ200(S200)において、携帯誘導プログラム32は、第2判定部322によって携帯端末3がエリアBに入ったと判定されるまで戻り停滞案内処理を待機させ(S200:No)、エリアBに入ったと判定されると、S205の処理に移行する(S200:Yes)。
ステップ205(S205)において、滞在時間計測部332は、エリアBの滞在時間の計測を開始する。
ステップ210(S210)において、携帯誘導プログラム32は、第2判定部322によって携帯端末3がエリアBの外側に出たと判定された場合に、S215の処理に移行し(S210:Yes)、これ以外の場合に、S225の処理に移行する(S210:No)。
ステップ215(S215)において、携帯誘導プログラム32は、クリア判定部336によってミッション完了であると判定された場合に、戻り停滞案内処理(S20)を終了し(S215:Yes)、これ以外の場合に、S220の処理に移行する(S215:No)。
ステップ220(S220)において、戻り出力部334は、バイブレーション機能で携帯端末3を振動させ、目的地に向かうことを促す文章をテキストでタッチパネル308に表示させる。
ステップ225(S225)において、携帯誘導プログラム32は、滞在時間計測部332により計測された滞在時間が既定値以上である場合に、S225の処理に移行し(S225:Yes)、滞在時間計測部332により計測された滞在時間が既定値未満である場合に、S210の処理に戻る(S225:No)。
ステップ230(S230)において、滞在時間計測部332は、エリアBの滞在時間が既定値以上であることを非連動出力部328に通知し、非連動出力部328は、この通知に応じて、既出のヒント情報とは異なる第2のヒント情報(ヒント2)をタッチパネル308に表示させる。
このように、ユーザ回遊システム1では、ユーザがエリアBに既定時間以上滞留した場合には、チェックポイントを示唆する第2のヒント情報を表示して、チェックポイントへの到達をより簡易化する。また、ミッション未完の状態でエリアBから出ていくユーザに対しては、未完のチェックポイントに戻るよう促すメッセージが出力される。
以上説明したように、本実施形態のユーザ回遊システム1によれば、ユーザが目的地であるチェックポイントに一定以上近づくと、携帯端末3による連動表示を禁止し、非連動表示によってチェックポイントへのヒントを表示させる。これにより、ユーザの注意を携帯端末の画面から周囲に振り向けることができ、ユーザの安全性が確保される。さらに、ヒントの内容によっては、実空間における人的交流を促すことができる。
[変形例1]
次に、上記実施形態の変形例を説明する。
図7は、変形例1におけるユーザ回遊システム1の全体構成を例示する図である。
本変形例のユーザ回遊システム1は、管理サーバ2を追加した構成をとる。管理サーバ2は、複数のユーザの携帯端末3の位置情報を管理し、スタンプラリーの進行状況や安全性に応じて、エリアBの大きさや形状を変化させる。
図8は、管理サーバ2のハードウェア構成を例示する図である。
図8に例示するように、管理サーバ2は、CPU200、メモリ202、HDD204、ネットワークインタフェース206(ネットワークIF206)、表示装置208、及び、入力装置210を有し、これらの構成はバス212を介して互いに接続している。
CPU200は、例えば、中央演算装置である。
メモリ202は、例えば、揮発性メモリであり、主記憶装置として機能する。
HDD204は、例えば、ハードディスクドライブ装置であり、不揮発性の記録装置としてコンピュータプログラム(例えば、図9のサーバ側プログラム22)やその他のデータファイル(例えば、図9のミッションデータベース260)を格納する。
ネットワークIF206は、有線又は無線で通信するためのインタフェースであり、例えば、携帯端末3との通信を実現する。
表示装置208は、例えば、液晶ディスプレイである。
入力装置210は、例えば、キーボード及びマウスである。
図9は、変形例1における管理サーバ2及び携帯端末3の機能構成を例示する図である。なお、本図に示される各構成のうち、図3に示された構成と実質的に同一のものには同一の符号が付されている。
図9に例示するように、管理サーバ2には、サーバ側プログラム22がインストールされると共に、ミッションデータベース260(ミッションDB260)が構成される。ミッションDB260には、図4に例示する情報が登録されている。
また、本変形例の携帯端末3には、携帯側プログラム34がインストールされる。
図9に例示するように、サーバ側プログラム22は、領域変更部220、近隣端末特定部222、ミッション提供部224、戻り出力部226、及びクリア判定部228を有する。
サーバ側プログラム22において、領域変更部220は、エリアA又はエリアBの安全性又は混雑状況に応じて、当該エリアA又はエリアBの広さ又は形状を変化させる。より具体的には、領域変更部220は、次のチェックポイントが含まれるエリアA又はエリアBが基準の状態よりも危険である場合に、このエリアA又はエリアBを狭くして、監視員による監視を容易にする。また、領域変更部220は、次のチェックポイントが含まれるエリアA又はエリアBが基準の状態よりも混雑している場合に、このエリアA又はエリアBを広くして、エリア内の参加者の密度を下げる。
また、領域変更部220は、クリア判定部228により判定されたミッション完了の件数に基づいて、エリアA又はエリアBの広さを変化させる。例えば、領域変更部220は、クリア判定部228により判定されたミッション完了の件数が既定の時刻における基準数よりも小さい場合に、エリアA又はエリアBの広さを広げて、スタンプラリーの進行を早める。なお、変更されるエリアの広さ又は形状は、3次元であってもよいし、2次元であってもよい。
近隣端末特定部222は、エリアA及びエリアBにおいて、既定の距離以内まで互いに近接した複数の携帯端末3を特定する。
ミッション提供部224は、クリア判定部228の判定結果に基づいて、近接端末特定部222により特定された携帯端末3のうち、一つの携帯端末3がミッションを完了しており、かつ、他の携帯端末3がミッションを完了していない場合に、当該他の携帯端末3に対して、当該一つの携帯端末3とは内容の異なるミッションを提供する。具体的には、ミッション提供部224は、ミッション完了の携帯端末3に近接したミッション未完の携帯端末3に対して、同一のクイズ群に属する他のクイズをミッションとして提供する。
また、ミッション提供部224は、クリア判定部228により判定されたミッション完了の件数に基づいて、提供するクイズの難易度を変える。例えば、ミッション提供部224は、クリア判定部228により判定されたミッション完了の件数が既定の時刻における基準数を超える場合に、提供するクイズの難易度を上げて、スタンプラリーの進行を遅め、クリア判定部228により判定されたミッション完了の件数が既定の時刻における基準数を下回る場合に、提供するクイズの難易度を下げて、スタンプラリーの進行を早める。
戻り出力部226は、クリア判定部228によりチェックポイントのミッションが完了したと判定されていない場合に、第2判定部322により当該目的地に対応するエリアBから携帯端末3が出たと判定されたタイミングで、この携帯端末3のバイブレーション機能で携帯端末3を振動させ、目的地に向かうことを促す文章を携帯端末3に送信し、テキストで携帯端末3のタッチパネル308に表示させる。
クリア判定部228は、ミッション提供部224によりユーザに提供されたクイズについて、ユーザが携帯端末3に入力した答えが正解であるか否かを判定し、正解である場合に、ミッション完了であると判定する。ここで、ミッションの提供は、ユーザの携帯端末3にクイズを送信する形態でもよいし、チェックポイントの近傍に設置された表示装置にクイズを表示してもよいし、クイズを印刷して提供してもよい。
図9に例示するように、変形例1の携帯側プログラム34は、第1判定部320、第2判定部322、連動出力部324、連動出力禁止部326、非連動出力部328、滞在時間計測部332、及び拡張現実撮影部338を有する。
第1判定部320は、領域変更部220により設定されたエリアAに基づいて、携帯端末3がエリアAに入っているか否かを判定し、判定結果を管理サーバ2に通知する。例えば、第1判定部320は、領域変更部220から受信したビーコン信号の基準受信強度に基づいて、エリアAに入っているか否かを判定する。
第2判定部322は、領域変更部220により設定されたエリアBの座標に基づいて、携帯端末3がエリアBに入っているか否かを判定し、判定結果を管理サーバ2に通知する。
連動出力部324、連動出力禁止部326、非連動出力部328、滞在時間計測部332、及び拡張現実撮影部338は、図3を参照して説明したものと実質的に同じである。
図10は、変形例1における領域変更処理(S30)を説明するフローチャートである。
図10に示すように、ステップ300(S300)において、領域変更部220は、各チェックポイント近傍の安全性に関する情報を収集し、チェックポイント近傍が危険であるか否かを判定する。安全性に関する情報は、監視員により入力された情報であってもよいし、ウェブ等で収集した天気予報(警報の有無など)であってもよいし、受信した緊急地震速報であってもよいし、時間帯(危険な時間帯であるか否か)であってもよい。
ステップ305(S305)において、領域変更部220は、チェックポイント近傍が危険であると判定した場合に、S310の処理に移行し、これ以外の場合に、S315の処理に移行する。
ステップ310(S310)において、領域変更部220は、エリアAを縮小し、縮小されたエリアAに対応するビーコン信号の基準受信強度を、携帯端末3の第1判定部320に通知する。
ステップ315(S315)において、領域変更部220は、クリア判定部336により判定された各チェックポイントのミッション完了の件数と、各チェックポイント及び時間帯に関連付けて設定された基準数とを比較し、ミッション完了の件数が基準数よりも小さい場合に、スタンプラリーの進行が遅延していると判定する。
ステップ320(S320)において、領域変更部220は、スタンプラリーの進行が遅延していると判定した場合に、S325の処理に移行し、これ以外の場合に、S330の処理に移行する。
ステップ325(S325)において、領域変更部220は、エリアAを拡大し、拡大されたエリアAに対応するビーコン信号の基準受信強度を、携帯端末3の第1判定部320に通知する。
ステップ330(S330)において、領域変更部220は、エリアAに入っているユーザ(参加者)の密度を算出する。
ステップ335(S335)において、領域変更部220は、エリアAの密度が基準値よりも高い場合に、S340の処理に移行し、これ以外の場合に、領域変更処理(S30)を終了する。
ステップ340(S340)において、領域変更部220は、エリアAを拡大し、拡大されたエリアAに対応するビーコン信号の基準受信強度を、携帯端末3の第1判定部320に通知する。
このように、変形例1のユーザ回遊システム1によれば、管理サーバ2が、現場の状況(安全性や混雑状況)やイベントの進行状況などを把握して、エリアA又はエリアBの広さや形状を変更することができる。これにより、イベントの進行状況を調整したり、監視体制がとりやすいエリアでイベントを開催することができる。
1…ユーザ回遊システム
2…管理サーバ
3…携帯端末
32…携帯誘導プログラム
22…サーバ側プログラム
34…携帯側プログラム
9…ビーコン発信機
320…第1判定部
322…第2判定部
324…連動出力部
326…連動出力禁止部
328…非連動出力部
330…ミッション提供部
332…滞在時間計測部
334…戻り出力部
336…クリア判定部
338…拡張現実撮影部
220…領域変更部
222…近接端末特定部

Claims (15)

  1. 携帯端末のユーザを所定の目的地に誘導する誘導システムであって、
    携帯端末の位置又は向きの変化に応じて、目的地に案内するための案内情報を携帯端末に出力させる連動出力部と、
    前記目的地を含む第1の領域に、ユーザの携帯端末が入っているか否かを判定する第1判定部と、
    前記第1の領域を囲むように設定された第2の領域に、ユーザの携帯端末が入っているか否かを判定する第2判定部と、
    前記第2判定部によりユーザの携帯端末が前記第2の領域に入っていると判定され、かつ、前記第1判定部により当該携帯端末が前記第1の領域に入っていないと判定された場合に、前記連動出力部による出力を禁止する連動出力禁止部と
    を有する誘導システム。
  2. 前記第2判定部によりユーザの携帯端末が前記第2の領域に入っていると判定され、かつ、前記第1判定部により当該携帯端末が前記第1の領域に入っていないと判定された場合に、携帯端末の位置又は向きの変化に連動しない非連動コンテンツによって目的地に案内する案内情報を携帯端末に出力させる非連動出力部
    をさらに有する請求項1に記載の誘導システム。
  3. 前記連動出力部は、携帯端末の位置又は向きに応じて変化する地図情報を用いて、前記案内情報を携帯端末に表示させ、
    前記非連動出力部は、前記連動出力禁止部が前記連動出力部による表示を禁止している場合に、目的地を示唆する第1のヒント情報を非連動コンテンツで携帯端末に表示させる
    請求項2に記載の誘導システム。
  4. 前記非連動出力部は、前記第1判定部によってユーザの携帯端末が第1の領域に入ったと判定された後で、前記第2判定部によって当該携帯端末が第2の領域に入ったと判定された場合に、前記第1のヒント情報と異なる第2のヒント情報を当該携帯端末に表示させる
    請求項3に記載の誘導システム。
  5. 目的地、それぞれの目的地を含む第1の領域、及び、それぞれの第1の領域を囲む第2の領域が複数セット設定されており、
    前記第1判定部によって携帯端末が第1の領域に入っていると判定されていることを条件として、当該携帯端末に対してユーザが既定の操作を行った場合に、当該第1の領域に含まれる目的地におけるミッションが完了したと判定するクリア判定部
    をさらに有し、
    前記連動出力部又は前記非連動出力部は、前記クリア判定部によって、いずれかの目的地におけるミッションが完了したと判定された場合に、この目的地の第1の領域又は第2の領域における案内情報の出力を終了する
    請求項4に記載の誘導システム。
  6. 前記第2の領域の安全性又は混雑状況に応じて、当該第2の領域の広さ又は形状を変化させる領域変更部
    をさらに有し、
    前記第2判定部は、前記領域変更部によって変更される第2の領域に基づいて判定を行う
    請求項1に記載の誘導システム。
  7. 前記クリア判定部により判定されたミッション完了の件数に基づいて、前記第2の領域の広さを変化させる領域変更部
    をさらに有し、
    前記第2判定部は、前記領域変更部によって変更される第2の領域に基づいて判定を行う
    請求項5に記載の誘導システム。
  8. 前記第1判定部によりユーザの携帯端末が第1の領域に入っていると判定されたことを条件として、当該第1の領域に対応する目的地のミッションとして、クイズを当該ユーザに提供するミッション提供部
    をさらに有し、
    前記クリア判定部は、前記ユーザが携帯端末に入力したクイズの答えが正解であるか否かを判定し、正解である場合に、ミッション完了であると判定し、
    前記ミッション提供部は、前記クリア判定部により判定されたミッション完了の件数に基づいて、提供するクイズの難易度を変える
    請求項5に記載の誘導システム。
  9. 前記クリア判定部により目的地のミッションが完了したと判定されておらず、かつ、前記第2判定部により当該目的地に対応する第2の領域から携帯端末が出たと判定された場合に、当該目的地に向かうことを促す戻りメッセージを携帯端末に出力させる戻り出力部
    をさらに有する請求項5に記載の誘導システム。
  10. 前記第2判定部による判定結果に基づいて、携帯端末が第2の領域に滞在する時間を計測する滞在時間計測部
    をさらに有し、
    前記非連動出力部は、前記滞在時間計測部によって計測された携帯端末の滞在時間が既定の基準値を超えた場合に、前記第1のヒント情報と異なる第2のヒント情報を当該携帯端末に表示させる
    請求項3に記載の誘導システム。
  11. 前記第1判定部の判定結果と前記第2判定部の判定結果に基づいて、携帯端末が第2の領域を超えて第1の領域に入った判定された場合に、当該携帯端末のカメラによる拡張現実撮影を可能にする拡張現実撮影部
    をさらに有する請求項1に記載の誘導システム。
  12. 前記第1の領域及び前記第2の領域において、既定の距離以内まで互いに近接した複数の携帯端末を特定する近接端末特定部と、
    前記第1判定部によりユーザの携帯端末が第1の領域に入っていると判定されたことを条件として、当該第1の領域に対応する目的地のミッションを当該ユーザに提供するミッション提供部と
    をさらに有し、
    前記ミッション提供部は、前記クリア判定部の判定結果に基づいて、前記近接端末特定部により特定された携帯端末のうち、一つの携帯端末がミッションを完了しており、かつ、他の携帯端末がミッションを完了していない場合に、当該他の携帯端末に対して、当該一つの携帯端末とは内容の異なるミッションを提供する
    請求項5に記載の誘導システム。
  13. 前記第2判定部は、前記第1判定部とは異なる方式を用いて、携帯端末が領域に入っているか否かを判定する
    請求項1に記載の誘導システム。
  14. 携帯端末のユーザを所定の目的地に誘導する誘導方法であって、
    携帯端末の位置又は向きの変化に応じて、目的地に案内するための案内情報を携帯端末に出力させる連動出力ステップと、
    前記目的地を含む第1の領域に、ユーザの携帯端末が入っているか否かを判定する第1判定ステップと、
    前記第1の領域を囲むように設定された第2の領域に、ユーザの携帯端末が入っているか否かを判定する第2判定ステップと、
    前記第2判定ステップによりユーザの携帯端末が前記第2の領域に入っていると判定され、かつ、前記 第1判定ステップにより当該携帯端末が前記第1の領域に入っていないと判定されている場合に、前記連動出力ステップによる出力を禁止する連動出力禁止ステップと
    を有する誘導方法。
  15. 携帯端末の位置又は向きの変化に応じて、目的地に案内するための案内情報を携帯端末に出力させる連動出力ステップと、
    前記目的地を含む第1の領域に、ユーザの携帯端末が入っているか否かを判定する第1判定ステップと、
    前記第1の領域を囲むように設定された第2の領域に、ユーザの携帯端末が入っているか否かを判定する第2判定ステップと、
    前記第2判定ステップによりユーザの携帯端末が前記第2の領域に入っていると判定され、かつ、前記第1判定ステップにより当該携帯端末が前記第1の領域に入っていないと判定されている場合に、前記連動出力ステップによる出力を禁止する連動出力禁止ステップと
    をコンピュータに実行させるプログラム。
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