JP6213237B2 - 現像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、現像ローラの両端部とフレームとの間に配置されたシール部材を備える現像装置に関する。
レーザプリンタなどの画像形成装置で使用される現像装置は、現像ローラや、現像剤を収容するフレーム、現像ローラの両端部とフレームの間に配置されるシール部材などを備えて構成されている。特許文献1(図8参照)の現像装置は、現像ローラの回転軸線方向において、シール部材の外側の端が現像ローラ(ローラ部分)の端よりも外側まで延出している。
特開2001−154480号公報
ところで、シール部材の端が現像ローラの端よりも外側まで延出する構成では、現像ローラがシール部材に押し当てられることで、シール部材に現像ローラの端から比較的大きな押圧力がかかり、シール部材が押し潰される。そうすると、シール部材に回転軸線方向外側に移動しようとする力が作用するので、この状態で現像ローラが回転すると、シール部材が回転軸方向外側に動いてシール部材とフレームとの間に隙間ができ、その隙間から現像剤が漏れる可能性がある。
本発明は、以上の背景に鑑みてなされたものであり、シール部材の端が現像ローラの端よりも外側まで延出する構成において、現像剤漏れを抑制することができる現像装置を提供することを目的とする。
前記した目的を達成するため、本発明の現像装置は、現像剤を担持するように構成されたローラ本体を有する現像ローラと、前記現像ローラを回転可能に支持するフレームと、前記ローラ本体の両端部と前記フレームとの間に配置される弾性変形可能なシール部材と、を備える。
前記シール部材は、前記現像ローラの回転軸線方向において、当該シール部材の外側の端が前記ローラ本体の前記回転軸線方向の端よりも外側に位置する。
前記フレームは、前記シール部材が設置される設置面と、前記回転軸線方向における前記設置面の内側に位置し、前記シール部材の内側の端と当接する内側当接面と、を有する。
前記設置面は、第1の面と、前記第1の面よりも前記回転軸線方向外側に配置される第2の面と、を有する。
前記第2の面は、前記回転軸線方向における当該第2の面の幅内に前記ローラ本体の前記回転軸線方向の端が位置するように設けられている。
前記第2の面の少なくとも一部は、前記現像ローラの径方向において、前記第1の面よりも内側に配置されている。
このような構成によれば、回転軸線方向外側の第2の面が内側の第1の面よりも径方向内側に配置されることで、シール部材を傾けて配置することができ、シール部材の内側の端部を押し潰した状態で内側当接面に押し当てることが可能となるため、シール部材と内側当接面との密着性を高めることができる。また、シール部材が多少位置ずれしても、押し潰された部分が元の形状に戻ることでシール部材と内側当接面との密着性を確保することができる。これにより、現像剤漏れを抑制することができる。
前記した現像装置において、前記フレームは、前記回転軸線方向における前記設置面の外側に位置し、前記シール部材の外側の端と当接する外側当接面を有する構成とすることができる。
これによれば、シール部材が内側当接面と外側当接面との間に挟まれることとなるので、シール部材の位置ずれを抑制することができ、現像剤漏れをより抑制することができる。
前記した現像装置において、前記設置面は、前記回転軸線方向における前記第1の面の内側の端から前記第2の面の外側の端に向かうにつれて前記径方向内側に近づく傾斜面である構成とすることができる。
これによれば、シール部材の特にローラ本体と設置面との間に挟まれる部分に対し、設置面の傾斜によって回転軸線方向内側に向かう力がシール部材に作用するので、シール部材と内側当接面との密着性を高めることができる。これにより、トナー漏れをより抑制することができる。
前記した現像装置において、前記第1の面は、前記回転軸線方向に沿った面であり、前記第2の面は、前記回転軸線方向における前記第1の面の外側の端から外側に向かうにつれて前記径方向内側に近づく傾斜面である構成とすることができる。
これによれば、シール部材に第2の面の傾斜によって回転軸線方向内側に向かう力を作用させつつ、回転軸線方向に沿った第1の面とローラ本体との間でシール部材に略均一な押圧力を与えることができる。これにより、シール部材と、フレームや現像ローラとの密着性を高めることができるので、現像剤漏れをより抑制することができる。
前記した現像装置において、前記設置面は、前記第1の面と前記第2の面との間に段差を有する構成とすることができる。
前記した現像装置において、前記シール部材は、前記第2の面に接着され、前記第1の面には接着されていない構成とすることができる。
これによれば、シール部材が第1の面には接着されていないことで、第1の面と対向する部分の変形が容易となるので、内側の端部をより圧縮した状態で内側当接面に押し当てることができ、シール部材と内側当接面との密着性をより高めることができる。また、シール部材が第2の面に接着されているので、シール部材の位置ずれを抑制することができる。これらにより、現像剤漏れをより抑制することができる。
前記した現像装置において、前記第2の面は、前記現像ローラの回転方向上流側の上流部と、前記回転方向下流側の下流部と、前記上流部と前記下流部の間に設けられ、前記上流部および前記下流部よりも前記径方向外側に凹む凹部と、を有する構成とすることができる。
これによれば、シール部材の一部が凹部に入り込むことで、現像ローラの端から大きな押圧力を受ける部分の長さを短くできるので、シール部材に作用する回転軸線方向外側に移動しようとする力を弱めることができる。これにより、シール部材の位置ずれを抑制できるので、現像剤漏れをより抑制することができる。
前記した現像装置において、前記シール部材は、前記第1の面と対向する第1部分と、前記第2の面と対向する第2部分と、を有し、前記現像ローラの回転方向において、前記第2部分の長さは、前記第1部分の長さよりも短い構成とすることができる。
これによれば、第2部分と現像ローラの端とが接触する長さを短くできるので、シール部材に作用する回転軸線方向外側に移動しようとする力を弱めることができる。これにより、シール部材の位置ずれを抑制できるので、現像剤漏れをより抑制することができる。
前記した現像装置において、前記シール部材は、前記ローラ本体と接触する面に前記現像ローラの回転方向に延びるスリットを有する構成とすることができる。
これによれば、現像ローラが回転したときにシール部材のスリットよりも外側の部分が外側に移動しようとしても、スリットが若干開くことで、シール部材のスリットよりも内側の部分には外側に移動しようとする力がかかりにくくなる。これにより、シール部材とフレームとの密着性を確保できるので、現像剤漏れをより抑制することができる。
前記した現像装置において、前記スリットは、前記回転軸線方向において、前記第1の面と前記第2の面の境界と同じ位置または当該境界よりも内側に配置されている構成とすることができる。
これによれば、シール部材のうち、第1の面とローラ本体との間の部分の位置ずれを抑制できるので、当該部分と、フレームやローラ本体との密着性を高めることができ、現像剤漏れを一層抑制することができる。
前記した現像装置において、前記シール部材は、前記設置面に支持される第1部材と、前記第1部材と前記現像ローラとの間に配置される第2部材と、を有し、前記第1部材は、前記第2部材よりも硬く、前記内側当接面と前記外側当接面に挟まれた状態で配置されている構成とすることができる。
これによれば、シール部材の位置ずれを抑制できるので、現像剤漏れをより抑制することができる。
前記した現像装置において、前記内側当接面は、前記径方向に沿った平面であり、前記シール部材の内側の端は、前記内側当接面に当接する前の状態において、前記径方向外側から内側に向かうにつれて前記回転軸線方向内側に近づく形状を有している構成とすることができる。
これによれば、シール部材の内側の端部をより圧縮した状態で内側当接面に押し当てることが可能となるので、シール部材と内側当接面との密着性をより高めることができ、現像剤漏れをより抑制することができる。
前記した内側当接面と外側当接面とを有する現像装置において、前記シール部材は、前記設置面には接着されていない構成とすることができる。
これによれば、例えば、設置面に接着剤を塗布してからシール部材を設置する構成と比較して、フレームに対してシール部材を容易に取り付けることができ、現像装置を容易に組み立てることができる。また、シール部材に接着層を設ける構成と比較して、シール部材のコストを抑えることができる。
本発明によれば、シール部材の端が現像ローラの端よりも外側まで延出する構成において、現像剤漏れを抑制することができる。
現像装置の一例としての現像カートリッジが使用されるレーザプリンタの概略構成を示す図である。 プロセスカートリッジの断面図である。 現像カートリッジの分解斜視図である。 第1実施形態に係る設置面とシール部材の拡大斜視図である。 第1実施形態に係る現像ローラの左端部付近の構成を示す図である。 第1実施形態に係る現像カートリッジにおいてフレームにシール部材を組み付ける様子を示す図(a)と、変形例に係るシール部材を示す図(b)と、比較例に係る現像ローラの端部付近の構成を示す図(c)である。 第2実施形態に係る設置面とシール部材の拡大斜視図である。 第3実施形態に係る設置面とシール部材の拡大斜視図である。 第4実施形態に係る現像ローラの左端部付近の構成を示す図(a)と、シール部材の斜視図(b)である。 第5実施形態に係る設置面とシール部材を示す図(a)と、現像ローラを組み付けた状態を示す図(b)である。 第6実施形態に係る現像ローラの左端部付近の構成を示す図である。 第7実施形態に係る現像ローラの左端部付近の構成を示す図である。 第8実施形態に係る現像ローラの左端部付近の構成を示す図である。 変形例に係る現像ローラの左端部付近の構成を示す図である。
[第1実施形態]
次に、第1実施形態について適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明においては、まず、実施形態に係る現像装置が使用されるレーザプリンタの概略構成について説明した後、現像装置の詳細な構成について説明する。また、以下の説明において、方向は、レーザプリンタ1を使用するユーザを基準にした方向で説明する。具体的には、ユーザから見て手前側である図1の左側を「前」とし、ユーザから見て奥側である図1の右側を「後」とし、図1の紙面手前側を「右」、紙面奥側を「左」とする。また、図1の上下方向を「上下」とする。
<レーザプリンタの概略構成>
図1に示すように、レーザプリンタ1は、本体ケーシング2内に用紙3を給紙するためのフィーダ部4や、用紙3に画像を形成するための画像形成部5などを備えている。
フィーダ部4は、本体ケーシング2内の底部に着脱可能に装着される給紙トレイ6と、給紙トレイ6内に設けられた用紙押圧板7と、用紙3の搬送や紙粉取りを行う各種ローラ11とを主に備えている。フィーダ部4では、給紙トレイ6内の用紙3が、用紙押圧板7によって上方に寄せられ、各種ローラ11によって画像形成部5に搬送される。
画像形成部5は、スキャナユニット16、プロセスカートリッジ17、定着部18などを備えている。
スキャナユニット16は、本体ケーシング2内の上部に設けられ、図示しないレーザ発光部、回転駆動するポリゴンミラー19、レンズ20,21、反射鏡22,23,24などを備えている。スキャナユニット16では、レーザビームが図の鎖線で示す経路を通って、感光体ドラム27の表面上に高速走査にて照射される。
プロセスカートリッジ17は、本体ケーシング2の前側に設けられたフロントカバー2Aを適宜開放することで、本体ケーシング2に対して着脱可能に装着される構造となっている。プロセスカートリッジ17は、現像装置の一例としての現像カートリッジ28と、ドラムユニット39とを主に備えて構成されている。
現像カートリッジ28は、ドラムユニット39に装着された状態で、本体ケーシング2に対して着脱可能となっている。現像カートリッジ28は、図2に示すように、現像ローラ31と、層厚規制ブレード32と、供給ローラ33と、現像剤の一例としてのトナーを収容する収容部34とを主に備えている。
現像カートリッジ28では、収容部34内のトナーが、回転するアジテータ34Aで攪拌された後、供給ローラ33により現像ローラ31に供給される。現像ローラ31に供給されたトナーは、現像ローラ31の回転に伴って、層厚規制ブレード32と現像ローラ31との間に進入し、一定厚さの薄層として現像ローラ31上に担持される。
ドラムユニット39は、感光体ドラム27と、帯電器29と、転写ローラ30とを主に備えている。ドラムユニット39では、感光体ドラム27の表面が、帯電器29により一様に帯電された後、スキャナユニット16からのレーザビームの高速走査により露光されることで、感光体ドラム27上に画像データに基づく静電潜像が形成される。
その後、現像ローラ31上に担持されているトナーが、感光体ドラム27に供給されることで、感光体ドラム27上にトナー像が形成される。そして、感光体ドラム27と転写ローラ30の間で用紙3が搬送されることで、感光体ドラム27上のトナー像が用紙3に転写される。
図1に示すように、定着部18は、加熱ローラ41と、加熱ローラ41と対向して配置され加熱ローラ41を加圧する加圧ローラ42とを主に備えている。定着部18では、用紙3上に転写されたトナーを、用紙3が加熱ローラ41と加圧ローラ42の間を通過する間に熱定着させる。定着部18で熱定着された用紙3は、排紙ローラ45により排紙トレイ46上に排出される。
<現像カートリッジの詳細構成>
図2および図3に示すように、現像カートリッジ28は、前記した現像ローラ31や層厚規制ブレード32、供給ローラ33などのほか、ロアフィルム35と、フレーム100と、シール部材200とをさらに備えている。
なお、以下の説明においては、左右方向に相当する現像ローラ31の回転軸線方向を「回転軸線方向」といい、現像ローラ31の径方向を「径方向」といい、現像ローラ31の回転方向(図2などの矢印参照)を「回転方向」というものとする。
現像ローラ31は、軸部31Aと、表面にトナーを担持するように構成されたローラ本体31Bとを主に有して構成されている。ローラ本体31Bは、軸部31Aの表面を、導電性を有するゴムなどで被覆することで形成されている。
層厚規制ブレード32は、回転する現像ローラ31のローラ本体31Bの表面に接触してローラ本体31Bの表面に付着した過剰なトナーを掻き落とすことで、ローラ本体31Bに担持されるトナーの量を規制するように構成された部材である。層厚規制ブレード32は、板金から形成された板状部材32Aと、ゴムから形成されてローラ本体31Bに接触する接触部材32Bとを主に有して構成され、ネジ38によりフレーム100に固定されている。
ロアフィルム35は、ポリエチレンテレフタレート(PET)などの樹脂からなるシート状の部材であり、現像ローラ31とフレーム100との間で回転軸線方向に延びてローラ本体31Bの下部に接触した状態で配置されている。このようなロアフィルム35を備えることで、ローラ本体31Bの下部とフレーム100との間からのトナー漏れが抑制されている。
図3に示すように、フレーム100は、収容部34を形成するとともに、現像ローラ31や層厚規制ブレード32、供給ローラ33などを支持する部材である。このフレーム100は、現像ローラ31や供給ローラ33などを回転可能に支持している。フレーム100は、収容部34内のトナーを供給ローラ33を介して現像ローラ31に供給するための回転軸線方向に長い開口110と、開口110の左右両側にそれぞれ形成された設置面120、内側当接面130および外側当接面140とを主に有している。
図4および図5に左側の設置面120付近の構成を示す。なお、本実施形態において、設置面120付近の構成は略同じであるため、右側の設置面120付近の構成については図示を省略する。
図4および図5に示すように、設置面120は、径方向(図5では上下方向に相当)においてシール部材200と対向する、シール部材200が設置される面である。本実施形態において、設置面120は、第1の面121と、第1の面121よりも回転軸線方向外側に隣接して配置された第2の面122とを有している。第1の面121および第2の面122は、回転軸線方向に略平行な、回転方向に長い面として形成されている。
第2の面122は、回転軸線方向における幅W2内に現像ローラ31のローラ本体31Bの回転軸線方向の端31Eが位置するように設けられている。また、第2の面122は、径方向において、第1の面121よりも内側(現像ローラ31に近い位置)に配置されている。具体的には、第2の面122は、第1の面121に対して1段高い位置にある面として形成されている。つまり、本実施形態において、設置面120は、第1の面121と第2の面122との間に段差125を有している。
内側当接面130は、回転軸線方向における設置面120の内側に位置する面である。詳しくは、内側当接面130は、ロアフィルム35が貼着される回転軸線方向に長いフィルム取付部105の側面であり、設置面120(第1の面121)の回転軸線方向内側の端から径方向内側に向けて延びる、径方向に略平行な平面(径方向に沿った平面)として形成されている。内側当接面130は、後述するシール部材200の回転軸線方向内側の端である内側端201と当接する。
外側当接面140は、回転軸線方向における設置面120の外側に位置して内側当接面130に対向する面である。詳しくは、外側当接面140は、フレーム100の側壁101の回転軸線方向内側の面から内側に向けて突出する突出部102の回転軸線方向内側の面であり、設置面120(第2の面122)の回転軸線方向外側の端から径方向内側に向けて延びる、内側当接面130に略平行な平面として形成されている。外側当接面140は、シール部材200の回転軸線方向外側の端である外側端202と当接する。
本実施形態では、シール部材200は、内側端201が内側当接面130に当接し、外側端202が外側当接面140に当接しているので、内側当接面130と外側当接面140とに挟まれた状態で配置されている。
シール部材200は、現像ローラ31の両端部とフレーム100との間からのトナー漏れを抑制するための部材であり、現像ローラ31の両端部とフレーム100との間に配置されている。詳しくは、シール部材200は、回転軸線方向において、外側端202がローラ本体31Bの回転軸線方向の端31Eよりも外側まで延出した状態で、内側端201側がローラ本体31Bの端部とフレーム100の設置面120との間に配置されている。
シール部材200は、弾性部材210と、弾性部材210と現像ローラ31との間に配置される接触部材220とを主に有して構成されている。
弾性部材210は、押し潰されたときの復元力により接触部材220を現像ローラ31に密着させることを目的として設けられており、例えば、ウレタンスポンジなどの弾性変形可能な材料から形成されている。
接触部材220は、ローラ本体31Bに接触する部材である。この接触部材220は、現像ローラ31をスムーズに回転させるため、ローラ本体31Bとの摺動抵抗を小さくすることを目的として、例えば、パイル織物などの織布や、フェルトなどの不織布、樹脂フィルムや樹脂テープなどから形成されている。
シール部材200は、第2の面122に接着され、第1の面121には接着されていない状態で設置面120に設置されている。なお、シール部材200と第1の面121との接着方法は特に限定されるものではないが、例えば、接着剤や両面テープなどを用いて接着することができる。
次に、以上のように構成された本実施形態の作用効果について説明する。
図6(c)に比較例として示すように、設置面920が面一な面である場合、シール部材200の外側端202が現像ローラ31のローラ本体31Bの端31Eよりも外側まで延出していると、現像ローラ31がフレーム100に取り付けられてシール部材200に押し当てられることで、シール部材200の外側の端部にローラ本体31Bの端31Eから比較的大きな押圧力がかかり、シール部材200の外側の端部が押し潰される。
そうすると、シール部材200の復元力によってシール部材200がローラ本体31Bの端31Eを押すことで、シール部材200に矢印で示す回転軸線方向外側に移動しようとする力が作用する。この状態において、現像ローラ31が回転すると、シール部材200の接触部材220側が回転軸方向外側に動き、内側端201と内側当接面130との間に隙間ができて、その隙間からトナーが漏れる可能性がある。このような可能性は、ローラ本体31Bの端部の径がその少し内側の部分よりも大きい場合に顕著となる。
図6(a)に示すように、本実施形態では、外側の第2の面122が内側の第1の面121に対し1段高いことで、シール部材200を傾けて配置することができる。このとき、シール部材200の内側の端部を押し潰した状態で内側当接面130に押し当て、図5に示すように、現像ローラ31を組み付けることで、シール部材200の復元力によってシール部材200と内側当接面130との密着性を高めることができる。また、仮に現像ローラ31が回転したときにシール部材200が外側へ多少位置ずれしても、押し潰された部分が元の形状に戻ることでシール部材200と内側当接面130との密着性を確保することができる。これにより、トナー漏れを抑制することができる。
また、本実施形態では、フレーム100が内側当接面130と外側当接面140を有するので、内側当接面130や外側当接面140にシール部材200の端201,202を当接させることで、シール部材200の回転軸線方向の位置を決めることができる。さらに、本実施形態では、シール部材200が内側当接面130と外側当接面140との間に挟まれているので、シール部材200の位置ずれをより抑制することができ、トナー漏れをより抑制することができる。
また、本実施形態では、シール部材200が第1の面121には接着されていないことで、第1の面121と対向する部分の変形が容易となるので、シール部材200の内側の端部をより圧縮した状態で内側当接面130に押し当てることができ、シール部材200と内側当接面130との密着性をより高めることができる。また、シール部材200が第2の面122に接着されているので、シール部材200の位置ずれ自体を抑制することができる。これらにより、トナー漏れを一層抑制することができる。
なお、図6(b)に示すように、シール部材200は、その内側端201が、内側当接面130に当接する前の状態において、径方向外側から内側に向かうにつれて回転軸線方向内側に近づくような傾斜した形状(図6の下側から上側に向かうにつれて左側に延出するような傾斜した形状)を有していてもよい。このような構成によれば、シール部材200の内側の端部をより圧縮した状態で内側当接面130に押し当てることが可能となるので、シール部材200と内側当接面130との密着性をより高めることができ、トナー漏れをより抑制することができる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。なお、本実施形態を含む以下で説明する実施形態では、主に第1実施形態と異なる構成要素について詳細に説明し、先に説明した実施形態と同様の構成要素については同一符号を付してその説明を省略することとする。
図7に示すように、第2の面122は、矢印で示す回転方向上流側の上流部122Aと、回転方向下流側の下流部122Bと、上流部122Aと下流部122Bの間に設けられた凹部122Cとを有している。
第2の面122の一部である上流部122Aと下流部122Bは、径方向において第1の面121よりも内側に配置された面、具体的には、第1の面121に対して1段高い位置にある面として形成されている。
凹部122Cは、上流部122Aおよび下流部122Bよりも径方向外側に凹む面、具体的には、上流部122Aおよび下流部122Bに対して1段低い位置にある面として形成されている。補足すると、本実施形態において、凹部122Cは、第1の面121と面一な面として形成されている。
このような本実施形態では、シール部材200と現像ローラ31をフレーム100に組み付け、シール部材200がローラ本体31Bの端31Eから押圧力を受けたとき、シール部材200の一部(ハッチングを付した部分付近)が第2の面122の凹部122Cに入り込むことで、端31Eから大きな押圧力を受ける部分の長さを短くできる。これにより、シール部材200に作用する回転軸線方向外側に移動しようとする力を弱めることができるので、シール部材200の位置ずれを抑制でき、トナー漏れをより抑制することができる。
なお、本実施形態では、凹部122Cが第1の面121と面一な面であったが、これに限定されず、凹部は、上流部と下流部よりも低い位置にある限り、第1の面より高い位置にある面であってもよいし、第1の面より低い位置にある面であってもよい。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態について説明する。
図8に示すように、シール部材200は、第1の面121と対向する第1部分203と、第2の面122と対向する第2部分204とを有している。
第1部分203は、現像ローラ31の回転方向に延びる第1の面121に対応して、矢印で示す回転方向に長く形成されている。
第2部分204は、回転方向において、その全体の長さ(L21+L22)が第1部分203の長さ(L11)よりも短く形成されている。具体的に、第2部分204は、第1部分203の回転軸線方向外側の側面うち、回転方向の上流側部分と下流側部分から回転軸方向外側に向けて延出するように形成され、回転方向の中央部分には形成されていない。これにより、シール部材200は、第2部分204の回転方向中央に回転軸線方向内側に向けて凹む凹部を有するようなU字形状に形成されている。
このような本実施形態では、シール部材200と現像ローラ31をフレーム100に組み付けたときに、第2部分204とローラ本体31Bの端31Eとが接触する長さを短くできる。これにより、シール部材200に作用する回転軸線方向外側に移動しようとする力を弱めることができ、シール部材200の位置ずれを抑制できるので、トナー漏れをより抑制することができる。
なお、本実施形態では、回転方向において、第2部分の長さが第1部分の長さよりも短くなる構成であれば、シール部材の形状は特に限定されるものではない。例えば、図8に示した形態では、第2部分204が回転方向において2つに分断されていたが、これに限定されず、回転方向において3つ以上に分断された櫛歯形状に形成されていてもよい。また、シール部材は、T字形状、具体的には、第2部分が、第1部分の回転軸線方向外側の側面うち、回転方向の中央部分のみから回転軸方向外側に向けて延出するように形成され、回転方向の上流側部分と下流側部分には形成されていない形状に形成されていてもよい。また、シール部材は、L字形状に形成されていてもよい。
[第4実施形態]
次に、第4実施形態について説明する。
図9(a),(b)に示すように、シール部材200は、ローラ本体31Bと接触する面にスリット240を有している。スリット240は、シール部材200に切れ目を入れることで形成されている。詳しくは、スリット240は、接触部材220の表面から弾性部材210の途中までの深さで形成されている。また、スリット240は、矢印で示す回転方向に沿って延びるように、回転方向におけるシール部材200の上流側の端から下流側の端まで形成されている。また、スリット240は、回転軸線方向において、第1の面121と第2の面122の境界である段差125よりも内側、詳しくは、段差125と、第1の面121と対向する部分の中央部との間の範囲(一点鎖線参照)のうち、段差125寄りに配置されている。
このような本実施形態では、現像ローラ31が回転したときにシール部材200のスリット240よりも外側の部分が外側に移動しようとしても、スリット240が若干開くことで、シール部材200のスリット240よりも内側の部分には外側に移動しようとする力がかかりにくくなる。これにより、内側端201と内側当接面130との密着性を確保できるので、トナー漏れをより抑制することができる。
また、本実施形態では、スリット240が段差125よりも回転軸線方向内側に配置されていることで、シール部材200のうち、第1の面121とローラ本体31Bとの間の部分の位置ずれを抑制することができる。これにより、シール部材200の第1の面121と対向する部分と、フレーム100やローラ本体31Bとの密着性を高めることができるので、トナー漏れを一層抑制することができる。
なお、図9(a)を参考にして説明すると、スリットは、回転軸線方向において、第1の面121と第2の面122の境界である段差125と同じ位置(図示右側の一点鎖線上)に配置されていてもよい。
[第5実施形態]
次に、第5実施形態について説明する。
図10(a)に示すように、シール部材200は、第1部材の一例としてのベース部材250と、ベース部材250と現像ローラ31(詳しくは接触部材220)との間に配置される第2部材の一例としての弾性部材210と、接触部材220とを有している。
ベース部材250は、設置面120に支持される部材であり、弾性部材210よりも硬い、弾性変形しにくい材料、例えば、PETなどの樹脂から形成されている。図10(b)に示すように、ベース部材250は、シール部材200が設置面120に設置されたとき、内側当接面130と外側当接面140に挟まれた状態で配置されている。なお、本実施形態において、シール部材200(ベース部材250)は、設置面に120に接着されていてもよいし、されていなくてもよい。
このような本実施形態によれば、硬いベース部材250が内側当接面130と外側当接面140の間に挟まれることで、シール部材200の位置ずれを抑制することができる。これにより、トナー漏れをより抑制することができる。
[第6実施形態]
次に、第6実施形態について説明する。
図11に示すように、設置面120は、回転軸線方向における第1の面121の内側の端から第2の面122の外側の端に向かうにつれて径方向内側に近づく傾斜面として形成されている。つまり、設置面120は、その全体が、回転軸線方向内側から外側に向かうにつれて、径方向内側に近づくような傾斜面として形成されている。
シール部材200は、第2の面122に接着されている。言い換えると、本実施形態では、シール部材200は、ローラ本体31Bの端31Eと対向する部分で設置面120に接着され、シール部材200が接着された面が第2の面122となり、第2の面122よりも回転軸線方向内側のシール部材200が接着されていない面が第1の面121となる。
このような本実施形態では、シール部材200の特にローラ本体31Bと設置面120との間に挟まれる部分に対し、設置面120の傾斜によって回転軸線方向内側に向かう力がシール部材200に作用する。これにより、内側端201と内側当接面130との密着性を高めることができるので、トナー漏れをより抑制することができる。
[第7実施形態]
次に、第7実施形態について説明する。
図12に示すように、設置面120は、第1の面121が、第1実施形態と同様に回転軸線方向に略平行な面(回転軸線方向に沿った面)として形成されている。一方、第2の面122は、回転軸線方向における第1の面121の外側の端から外側に向かうにつれて径方向内側に近づく傾斜面として形成されている。
このような本実施形態では、シール部材200に第2の面122の傾斜によって回転軸線方向内側に向かう力を作用させつつ、第1の面121とローラ本体31Bとの間でシール部材200に略均一な押圧力を与えることができる。これにより、シール部材200と、内側当接面130やローラ本体31Bとの密着性を高めることができるので、トナー漏れをより抑制することができる。
[第8実施形態]
次に、第8実施形態について説明する。
図13に示すように、設置面120には、現像ローラ31のローラ本体31Bの端31Eと対向する位置に、径方向内側(図13の上側)に向けて突出する突起127が形成されている。この突起127は、ボス状のものであってもよいし、回転方向に延びるリブ状のものであってもよい。
第1の面121は、突起127よりも回転軸線方向内側に位置する面である。
第2の面122は、突起127の表面であり、回転軸線方向における幅W7内に端31Eが位置し、第1の面121よりも径方向内側に配置にされている。
このような本実施形態では、突起127(第2の面122)が回転軸線方向に幅狭なので、シール部材200と現像ローラ31をフレーム100に組み付けたとき、突起127がシール部材200に食い込むこととなる。これにより、シール部材200の位置ずれが抑制されるので、トナー漏れをより抑制することができる。
以上、実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、下記のように発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
前記実施形態では、図5に示したように、径方向の位置(高さ)が異なる第1の面121と第2の面122とを有する設置面120が予めフレーム100に形成されていたが、これに限定されるものではない。例えば、図14に示すように、フレーム100は、シール部材200と対向する面一な対向面103を有し、対向面103の回転軸線方向外側の部分に厚めの両面テープ150などを貼ることで、高さが異なる第1の面121と第2の面122とを有する設置面120が形成されるように構成されていてもよい。
前記実施形態では、シール部材200が第2の面122のみに接着されていたが、これに限定されず、例えば、シール部材は、第1の面と第2の面の両方に接着されていてもよい。また、図5を参考にして説明すると、シール部材200が内側当接面130と外側当接面140とに挟まれた状態で配置されるような構成においては、シール部材200は、設置面120に接着されていなくてもよい。これによれば、例えば、設置面に接着剤を塗布してからシール部材を設置する構成と比較して、フレームに対してシール部材を容易に取り付けることができるので、現像カートリッジを容易に組み立てることができる。また、シール部材に接着層を設ける構成と比較して、シール部材のコストを抑えることができる。
前記実施形態では、外側当接面140がフレーム100の側壁101に設けられた突出部102の回転軸線方向内側の面であったが、これに限定されるものではない。例えば、図4を参考にして説明すると、フレーム100に突出部102が設けられていない構成において、外側当接面は、フレーム100の側壁101の回転軸線方向内側の面であってもよい。また、前記実施形態では、フレーム100が外側当接面140を有していたが、これに限定されず、例えば、フレームは、外側当接面を有しない構成であってもよい。
前記第1実施形態などでは、シール部材200が弾性部材210と接触部材220を有する2層構造であったが、これに限定されず、例えば、シール部材は、単層構造であってもよいし、3層以上の多層構造であってもよい。
前記実施形態では、現像装置として現像カートリッジ28を例示したが、これに限定されず、例えば、現像装置は、さらに感光体ドラムや帯電器などを備える構成であってもよい。具体的には、現像装置は、前記実施形態のプロセスカートリッジ17と同様の構成であってもよい。このとき、現像カートリッジとドラムユニットは、着脱可能に構成されていてもよいし、一体に構成されていてもよい。また、現像装置としての現像カートリッジは、現像ローラや層厚規制ブレードが配置された部分と、トナーを収容する収容部(トナーボックス)とが着脱可能に構成されていてもよい。
前記実施形態では、本発明の現像装置が使用される画像形成装置として、モノクロ画像のみを形成可能なレーザプリンタ1を例示したが、これに限定されず、例えば、カラー画像を形成可能なプリンタであってもよい。また、画像形成装置は、プリンタに限定されず、例えば、フラットベッドスキャナなどの原稿読取装置を備える複写機や複合機などであってもよい。
28 現像カートリッジ
31 現像ローラ
31B ローラ本体
31E 端
100 フレーム
120 設置面
121 第1の面
122 第2の面
125 段差
130 内側当接面
140 外側当接面
200 シール部材
201 内側端
202 外側端

Claims (13)

  1. 現像剤を担持するように構成されたローラ本体を有する現像ローラと、
    前記現像ローラを回転可能に支持するフレームと、
    前記ローラ本体の両端部と前記フレームとの間に配置される弾性変形可能なシール部材と、を備え、
    前記シール部材は、前記現像ローラの回転軸線方向において、当該シール部材の外側の端が前記ローラ本体の前記回転軸線方向の端よりも外側に位置し、
    前記フレームは、前記シール部材が設置される設置面と、前記回転軸線方向における前記設置面の内側に位置し、前記シール部材の内側の端と当接する内側当接面と、を有し、
    前記設置面は、第1の面と、前記第1の面よりも前記回転軸線方向外側に配置される第2の面と、を有し、
    前記第2の面は、前記回転軸線方向における当該第2の面の幅内に前記ローラ本体の前記回転軸線方向の端が位置するように設けられ、
    前記第2の面の少なくとも一部は、前記現像ローラの径方向において、前記第1の面よりも内側に配置されていることを特徴とする現像装置。
  2. 前記フレームは、前記回転軸線方向における前記設置面の外側に位置し、前記シール部材の外側の端と当接する外側当接面を有することを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記設置面は、前記回転軸線方向における前記第1の面の内側の端から前記第2の面の外側の端に向かうにつれて前記径方向内側に近づく傾斜面であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記第1の面は、前記回転軸線方向に沿った面であり、
    前記第2の面は、前記回転軸線方向における前記第1の面の外側の端から外側に向かうにつれて前記径方向内側に近づく傾斜面であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の現像装置。
  5. 前記設置面は、前記第1の面と前記第2の面との間に段差を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の現像装置。
  6. 前記シール部材は、前記第2の面に接着され、前記第1の面には接着されていないことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の現像装置。
  7. 前記第2の面は、前記現像ローラの回転方向上流側の上流部と、前記回転方向下流側の下流部と、前記上流部と前記下流部の間に設けられ、前記上流部および前記下流部よりも前記径方向外側に凹む凹部と、を有することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の現像装置。
  8. 前記シール部材は、前記第1の面と対向する第1部分と、前記第2の面と対向する第2部分と、を有し、
    前記現像ローラの回転方向において、前記第2部分の長さは、前記第1部分の長さよりも短いことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の現像装置。
  9. 前記シール部材は、前記ローラ本体と接触する面に前記現像ローラの回転方向に延びるスリットを有することを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の現像装置。
  10. 前記スリットは、前記回転軸線方向において、前記第1の面と前記第2の面の境界と同じ位置または当該境界よりも内側に配置されていることを特徴とする請求項9に記載の現像装置。
  11. 前記シール部材は、前記設置面に支持される第1部材と、前記第1部材と前記現像ローラとの間に配置される第2部材と、を有し、
    前記第1部材は、前記第2部材よりも硬く、前記内側当接面と前記外側当接面に挟まれた状態で配置されていることを特徴とする請求項2に記載の現像装置。
  12. 前記内側当接面は、前記径方向に沿った平面であり、
    前記シール部材の内側の端は、前記内側当接面に当接する前の状態において、前記径方向外側から内側に向かうにつれて前記回転軸線方向内側に近づく形状を有していることを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の現像装置。
  13. 前記シール部材は、前記設置面には接着されていないことを特徴とする請求項2に記載の現像装置。
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