JP6209017B2 - 遊技情報提供システム - Google Patents

遊技情報提供システム Download PDF

Info

Publication number
JP6209017B2
JP6209017B2 JP2013170017A JP2013170017A JP6209017B2 JP 6209017 B2 JP6209017 B2 JP 6209017B2 JP 2013170017 A JP2013170017 A JP 2013170017A JP 2013170017 A JP2013170017 A JP 2013170017A JP 6209017 B2 JP6209017 B2 JP 6209017B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
game information
game
access right
management server
player
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013170017A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015037511A (ja
Inventor
和俊 生田
和俊 生田
Original Assignee
ダイコク電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ダイコク電機株式会社 filed Critical ダイコク電機株式会社
Priority to JP2013170017A priority Critical patent/JP6209017B2/ja
Publication of JP2015037511A publication Critical patent/JP2015037511A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6209017B2 publication Critical patent/JP6209017B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Description

本発明は、遊技場に設置された遊技機に関する遊技情報を提供する遊技情報提供システムに関する。
従来より、遊技場に設置された各遊技機に関する遊技情報を遊技者に提供するサービスが知られている(特許文献1参照。)。このようなサービスは、一般的に、情報提供会社が遊技場から各種の遊技情報を受信してデータ管理サーバに蓄積する一方、遊技者がパソコン、携帯電話、スマートフォンなどの端末からそのデータ管理サーバにアクセスして遊技情報を閲覧するという形態で実施されている。
この遊技情報閲覧サービスでは、データ管理サーバを運用する情報提供会社が例えば月額300円等の利用料金を遊技者に課金するといったビジネスモデルが成立している。遊技場側では、遊技情報を提供することにより遊技者に来場を動機付けでき、ひいては遊技機の稼働率を向上できるという効果を期待できる。
特開2002−336529号公報
しかしながら、前記従来の遊技情報提供システムでは、次のような問題がある。すなわち、前記遊技情報提供システムは、サービスの利用料金を支払った遊技者に対して遊技情報を提供して来場を動機付けできる一方、利用料金を支払っていない遊技者については来場を動機付けることができないという問題がある。
本発明は、前記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、サービスの利用料金を遊技者に課金するというビジネスモデルを成立させつつ、利用料金を支払っていない遊技者についても来場を動機付け可能な遊技情報提供システムを提供しようとするものである。
本発明は、複数の遊技場に設置された各遊技機に関する遊技情報を遊技場毎に区分して管理サーバに蓄積し、利用料金の支払を条件として、遊技者が所持する携帯端末から前記管理サーバにアクセスすることを許可し前記遊技情報を閲覧可能とする遊技情報提供システムにおいて、
遊技場内に設けられ、前記携帯端末に対して、利用料金の支払に関係無く前記管理サーバにアクセスして遊技情報を閲覧することができるアクセス権利を付与するアクセス権利付与手段を備え、
前記管理サーバは、前記利用料金を支払っている登録済み遊技者の携帯端末からアクセスがされたときには、当該遊技者が任意に選択した遊技場の遊技情報の閲覧を可能とする一方、前記利用料金を支払っていない未登録の遊技者が所持し、前記アクセス権利が付与された携帯端末からアクセスがされたときに、利用料金の支払に関係無く当該アクセス権利を付与した遊技場のみの遊技情報の閲覧を可能とすることを特徴とする遊技情報提供システムにある(請求項1)。
本発明の遊技情報提供システムは、前記管理サーバにアクセスして遊技情報を閲覧するためのアクセス権利を付与するために遊技場内に設けられる前記アクセス権利付与手段を備えている。このアクセス権利付与手段は、利用料金の支払に関係無く、アクセス権利を前記携帯端末に付与する。
この遊技情報提供システムでは、遊技場に来場して前記アクセス権利の付与を受けることにより、本来、有料で遊技情報の閲覧を可能とする遊技情報閲覧サービスを無料で利用できる。このように本発明の遊技情報提供システムによれば、来場してくれた遊技者に対するサービス向上を図ることが可能となり、遊技者の来場意欲を高めることができる。さらに、遊技情報閲覧サービスを実際に利用させることで、そのサービスの利便性・有益性を遊技者に啓蒙でき、利用料金を支払って利用する遊技者数の増加を図ることができる。
以上のように、本発明の遊技情報提供システムは、サービスの利用料金を遊技者に課金するというビジネスモデルを成立させつつ、利用料金を支払っていない遊技者の来場を動機付けできる有用なシステムである。
なお、遊技情報閲覧サービスは、本来、有料のサービスであることから、アクセス権利による遊技情報の無料閲覧には所定の条件の設定により何らかの制約を設けることが良い。このような制約を設ければ、利用料金を支払っている遊技者と、アクセス権利を利用して無料で遊技情報を閲覧する遊技者と、の間の不公平を抑制できる。サービスの利用に制約を与える前記所定の条件としては、例えば、期限的な制約を与える条件や、閲覧可能な遊技情報の種類等の内容に制約を与える条件や、遊技情報を閲覧するための操作の手間が多い等の制約を与える条件等さまざまな条件がある。
本発明における遊技機としては、遊技媒体としての玉を使用(発射)して遊技されるパチンコ遊技機や、所定の入賞図柄が停止表示されたときに入賞を発生させるスロットマシン等がある。パチンコ遊技機としては、入賞に応じて玉を払い出すタイプであっても良く、ポイントを使用して玉を発射し入賞に応じてポイントが付与される、いわゆる封入式のパチンコ遊技機であっても良い。スロットマシンとしては、メダルやコイン等の遊技媒体を使用して遊技されるタイプであっても良いが、遊技媒体を使用せずポイントを使用して(賭けて)遊技でき、入賞したときにポイントが付与される、いわゆる完全クレジット式のスロットマシンであっても良い。さらに、玉を遊技媒体として使用するパロット(R)であっても良い。
本発明における好適な一態様の遊技情報提供システムにおける管理サーバは、前記利用料金を支払っていない未登録の遊技者が所持し、前記アクセス権利が付与された携帯端末からアクセスがされたときには、当該アクセス権利の付与後、予め定められた期限内のアクセスに限って、利用料金の支払に関係無く当該アクセス権利を付与した遊技場のみの遊技情報の閲覧を可能とする(請求項2)。
遊技情報を閲覧可能な期間に期限を設ければ、アクセス権利を活用した無料の遊技者による無期限の閲覧を回避できる。このような遊技情報の閲覧制限は、制約を受けることなく無制限に遊技情報閲覧サービスを利用したいという遊技者側の欲求を喚起し、利用料金の支払を伴う正規利用の動機付けとなり得る。
さらに、アクセス権利を付与したアクセス権利付与手段が設けられた遊技場内に携帯端末が位置していることを前記所定の条件に加えることも良い。この場合であれば、アクセス権利を付与した当日内であるという期限を設定することも良い。当日、遊技場に滞在する限り遊技情報閲覧サービスを利用できることになるので、長く遊技場に滞在するように仕向けることが可能になる。遊技場内に携帯端末が位置しているという条件付けとして、例えば、遊技場に設置されたWiFiスポットを経由したアクセスに限るという条件を設定することも良い。あるいは、携帯端末で受信可能な電波を遊技場側から送信するように構成すると共に、携帯端末がその電波を受信している状態下のアクセスに限るという条件等を設定することも良い。
本発明における好適な一態様の遊技情報提供システムにおいて、前記アクセス権利付与手段は、各遊技機と1対1で対応する位置に設けられ、
前記携帯端末を識別するためのID情報を読み取ったときに当該携帯端末に対して前記アクセス権利を付与する(請求項3)。
このように各遊技機毎に個別にアクセス権利付与手段を設ける場合であれば、遊技機から離席することなくアクセス権利を取得できるので遊技者側の利便性が向上する。これによりアクセス権利を活用したサービスの利用を促進でき、本発明の作用効果を向上できる。
本発明における好適な一態様の遊技情報提供システムにおいて、前記アクセス権利付与手段が付与するアクセス権利は、当該アクセス権利付与手段が設けられている遊技場に関する遊技情報に限り有効である(請求項4)。
前記アクセス権利を活用して閲覧できる遊技情報を、そのアクセス権利を付与した遊技場に関する遊技情報に制限する場合には、その遊技場で遊技を続けるように遊技者を動機付けできる。利用料金を支払っている遊技者の有利を維持できると共に、アクセス権利を活用して遊技情報を閲覧した遊技者が他の遊技場に流れてしまうおそれを抑制できる。
本発明における好適な一態様の遊技情報提供システムにおける管理サーバは、前記アクセス権利が付与された携帯端末からアクセスがされたとき、当該携帯端末を所持する遊技者が既に利用料金を支払っている場合には、予め定められた特典を付与する(請求項5)。
この場合には、利用料金を支払って遊技情報閲覧サービスを利用する遊技者の有利度合いを高め、無料の利用者に対する優位性を確保できる。利用料金を支払っている遊技者がアクセス権利を取得してアクセスした際に付与する特典としては、例えば、利用料金の割引や、通常は閲覧できない特別な情報を閲覧可能にすること等が考えられる。
実施例1における、遊技情報提供システムの全体構成を示す構成図。 実施例1における、遊技情報表示装置を示す正面図。 実施例1における、遊技情報表示装置の電気的構成を示すブロック図。 実施例1における、サイトアクセス情報を表す2次元コードを表示する遊技情報表示装置を示す正面図。 実施例1における、遊技情報閲覧サービスによるホール選択画面を示す説明図。 実施例1における、遊技情報閲覧サービスによるデータ選択画面を示す説明図。 実施例1における、遊技情報閲覧サービスによる遊技情報の表示画面を例示する説明図。
本発明の実施の形態につき、以下の実施例を用いて具体的に説明する。
(実施例1)
本例は、遊技情報閲覧サービスを提供する遊技情報提供システム1に関する例である。この内容について、図1〜図7を用いて説明する。
本例の遊技情報提供システム1には、図1のごとく、各遊技場の場内システム2、及びデータ管理サーバ(管理サーバ)10が含まれている。遊技情報提供システム1においては、データ管理サーバ10と場内システム2とが、通信可能な状態でインターネット等の公衆通信回線100に接続されている。この遊技情報提供システム1が提供する遊技情報閲覧サービスは、例えば、公衆通信回線100に接続可能なスマートフォン等の携帯端末やPC(パーソナルコンピュータ)等によって利用可能である。
場内システム2は、スロットマシン51やパチンコ遊技機52などの複数の遊技機5を管理するための各遊技場のシステムであり、遊技場管理装置20を中心としてシステム構成されている。遊技場では、遊技情報表示装置3及び貸出装置25が各遊技機5毎に個別に設置されている。遊技情報表示装置3は、遊技機5の上側に配置され、貸出装置25は、隣り合う遊技機5との間の隙間のスペースに配置されている。
場内システム2では、遊技場管理装置20のほか、遊技機5毎に設置された中継装置27や遊技場内のフロアに設置された登録端末機29等が場内ネットワーク200に接続されている。遊技機5、遊技情報表示装置3、及び貸出装置25は、中継装置27を介して通信可能な状態で遊技場管理装置20に接続されている。遊技場に設置された各遊技機5に関する遊技情報は、遊技場管理装置20によって遊技機5毎に管理されている。
遊技場管理装置20が管理する遊技情報は、公衆通信回線100を介して遊技場外のデータ管理サーバ10に送信されて蓄積され、遊技場毎に区分して管理される。例えば情報提供会社等によって保守管理されるデータ管理サーバ10に対しては、公衆通信回線100に接続可能な携帯端末15からのアクセスが可能となっている。
携帯端末15を所持する遊技者は、データ管理サーバ10に蓄積された遊技情報を閲覧する遊技情報閲覧サービスを利用可能である。この遊技情報閲覧サービスは、本来、利用料金の支払を要する有料サービスである一方、遊技場内で付与されるアクセス権利に基づく限定範囲内の無料利用が可能となっている。
以下、本例の遊技情報提供システム1を構成する機器について説明する。まず、遊技場内に設置等された遊技機5、貸出装置25、登録端末機29、遊技情報表示装置3、遊技場管理装置20、携帯端末15を概説し、その後、遊技場外に設置されたデータ管理サーバ10について概説する。
まず、場内システム2を構成する機器について説明する。
(遊技機)
遊技機5としては、スロットマシン51、及びパチンコ遊技機52がある。
スロットマシン51は、スタートレバーの操作に応じて図柄が変動してゲームが開始される遊技機である。スロットマシン51の遊技では、ストップボタンの操作に応じて停止表示された図柄の組合せによって入賞が発生する。入賞役としては、入賞特典としてメダルの払出が設定された小役、リプレイ役のほか、小役の入賞確率が高まるボーナス状態の発生契機となるボーナス役等が設定されている。ボーナス役としては、払出数が多く最も有利なBB(ビッグボーナス)状態の契機役であるBB役と、RB(レギュラーボーナス)状態に対応するRB役と、が設定されている。
スロットマシン51の遊技では、所定数のメダルの投入によってゲームを開始でき、入賞した小役の種類に応じて所定数のメダルの払出を受けられる。入賞に応じて払い出されたメダルの払出数から遊技者が投入したメダルの投入数を差し引いた差メダル数が、遊技を通じて遊技者が獲得したメダルの枚数となる。
スロットマシン51は、遊技信号の外部出力機能を備えており、遊技の進行に伴って以下の遊技信号を中継装置27に出力する。
(1)セーフ信号(払出信号):入賞に応じたメダルを1枚付与する毎に1回出力される。
(2)アウト信号(投入信号):ゲームで消費されたメダルの枚数分、出力される。ゲームの開始に応じて出力される。
(3)スタート信号:ゲームが開始されたことを表す信号。スタートレバーの有効操作に応じて図柄変動が開始されたときに出力される。
(4)ボーナス信号:ボーナスゲームの継続中に出力されるレベル信号。BB状態に対応するBB信号と、RB状態に対応するRB信号と、がある。
パチンコ遊技機52は、いわゆるセブン機と呼ばれるパチンコ遊技機であり、玉を遊技媒体として遊技される遊技機である。このパチンコ遊技機52の遊技では、所定の始動口への玉の入賞に応じて大当たり判定用の抽選乱数が抽出されて大当たり抽選が実行されると共に、図柄変動がスタートする。大当たり抽選に当選したときには、「777」等の揃いの図柄の停止表示により大当たり当選が報知される。大当たり当選が発生すると、いわゆるアタッカーと呼ばれる大入賞装置が開口するラウンド遊技が複数回繰り返される大当たり状態が開始される。
パチンコ遊技機52は、遊技信号の外部出力機能を備えており、遊技の進行に伴って以下の遊技信号を中継装置27に出力する。
(1)セーフ信号(払出信号):払出玉10玉毎に1回出力される。セーフ(払出玉数)は、セーフ信号数×10玉となる。
(2)アウト信号(投入信号):使用玉10玉毎に1回出力される。アウト(使用玉数)は、アウト信号数×10玉となる。なお厳密には、アウト信号はパチンコ遊技機52ではなく、使用玉を回収するために付設された玉回収装置から出力される。
(3)スタート信号:始動口への入賞を契機とした図柄変動(役物作動、スタート処理)1回につき1パルス出力される。
(4)大当たり信号:大当たり状態の継続中にレベル出力される状態信号。
(貸出装置)
貸出装置25は、各遊技機5に個別に対応するよう、隣り合う遊技機5との台間スペースに設置されている。貸出装置25は、遊技媒体である玉あるいはメダルの払出(貸出)機能、及び会員カード等の遊技カードの受付機能を備えている。貸出装置25の前面パネルには、遊技媒体である玉等の貸出代金となる貨幣を投入する貨幣投入口や、玉等を払い出させる払出ボタン、会員カード等を挿入するカード挿入口等が配設されている。
貸出装置25は、中継装置27を介して場内ネットワーク200に接続され、売上信号など各種の信号を遊技場管理装置20に向けて出力する。
(登録端末機)
登録端末機29は、全ての遊技者が利用できるように遊技場内のフロアに設置されたスタンド型の装置である。登録端末機29は、大画面のタッチパネル式の液晶ディスプレイのほか、会員カードに記録された遊技者IDを読み取るカードリーダや、近接型非接触通信のための非接触リーダ等を備えている。登録端末機29では、液晶ディスプレイの表示画面の下側に、会員カードを挿入するカード挿入口や、非接触リーダのリーダ読取面が配置されている。
登録端末機29を利用すれば、会員カードの遊技者IDに対して、携帯端末15の識別コードである携帯IDを対応付けて登録できる。この登録を実行させるためには、登録端末機29による表示画面等の指示に従って、カード挿入口に会員カードを挿入した後、近接型非接触通信対応の携帯端末15をリーダ読取面に近接させれば良い。登録端末機29は、このような登録操作を受付したとき、会員カードから読み取った遊技者IDと携帯端末15から読み取った携帯IDとを相互に対応付けて遊技場管理装置20に出力する。
(遊技情報表示装置)
遊技情報表示装置3は、各遊技機5毎に1:1で個別に対応して設けられ、大当たり回数やゲーム回数等その遊技機5に関する各種の遊技情報を表示する装置である。遊技情報表示装置3は、中継装置27を介して遊技機5側から受信した遊技信号の受信回数をカウント等して遊技データを集計し、各種の遊技情報を生成する機能を備えている。生成された遊技情報は、遊技情報表示装置3により表示されると共に、遊技場管理装置20に送信される。
特に、本例の遊技情報表示装置3は、公衆通信回線100を経由してデータ管理サーバ10にアクセスするためのサイトアクセス情報を表示する機能を備えている。このサイトアクセス情報には、遊技情報閲覧サービスを提供するデータ管理サーバ10に対するアクセス権利が包含されている。サイトアクセス情報を読み取った携帯端末15であれば無料で遊技情報閲覧サービスを限定利用できる。なお、遊技情報表示装置3の詳しい構成及び機能については、後で詳しく説明する。
(遊技場管理装置)
遊技場管理装置20は、遊技場に設置された各種の機器を管理する装置である。遊技場管理装置20は、液晶ディスプレイや図示しないプリンタ等を含む出力部と、各種の演算処理を実行する装置本体と、キーボード及び図示しないマウスを含む入力部と、を備えている。装置本体は、演算処理を実行するCPU(Central Processing Unit)を中心とした制御機能、ハードディスクドライブ、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を利用する記憶機能、及び各種信号あるいは情報を送受信する通信機能等を有している。
遊技場管理装置20は、遊技場に設置された各遊技機5に関する遊技情報を、遊技機5毎に設置された遊技情報表示装置3から収集して管理する機能を備えている。遊技場管理装置20が管理する各遊技機5に関する遊技情報は、遊技場を特定する遊技場IDを対応付けられた上、遊技場外のデータ管理サーバ10に転送される。なお、遊技場管理装置20が管理する遊技情報は、上記の登録端末機29によって参照することも可能である。
(携帯端末)
遊技情報閲覧サービスは、いわゆるスマートフォンと呼ばれる多機能型携帯電話等、公衆通信回線100への接続機能を備えた携帯端末15を用いて利用可能である。携帯端末15は、タッチパネル式の大型の液晶ディスプレイ150を備えており、画面へのタッチ操作に応じて各種機能を実行可能である。さらに、携帯端末15は、カメラ機能を備えており、撮影したQRコード(R)等の2次元コードの読み取りが可能である。
携帯端末15としては、通信機能の仕様が異なる2種類の端末がある。第1の携帯端末15は、音声通信機能に加えて、公衆通信回線100にアクセスする機能、WiFi等の無線LAN機能、赤外線通信機能等を備えている。第2の携帯端末15は、これらの通信機能に加えて、近接型非接触通信機能を備えている。上記の登録端末機29等が備えるリーダ読取面に第2の携帯端末15をかざせば、遊技者IDに対する携帯IDの対応付け登録が可能である。
次に、遊技場外に設置されたデータ管理サーバ10について説明する。
(データ管理サーバ)
遊技場外で情報提供会社により保守管理されるデータ管理サーバ10は、公衆通信回線100を利用して遊技情報閲覧サービスを提供するウェブサイトを運営するインターネットサーバである。
データ管理サーバ10は、演算処理を実行するCPU(Central Processing Unit)を中心とした制御機能、ハードディスクドライブ、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を利用する記憶機能、及び各種信号あるいは情報を送受信する通信機能等を備えるコンピュータ装置である。このデータ管理サーバ10には、液晶ディスプレイやプリンタ等の図示しない周辺機器や、キーボードやマウス等の図示しない入力デバイス等を接続可能である。
データ管理サーバ10は、各遊技場の遊技場管理装置20が遊技機5毎に管理する遊技情報を収集し、遊技場毎に区分して管理している。データ管理サーバ10に対しては、例えば5分毎等、一定時間毎に各遊技場の遊技場管理装置20から最新の遊技情報が転送されて来る。データ管理サーバ10では、各遊技場から転送された遊技情報によって随時、データ更新を実施し、常に最新の遊技情報の蓄積・管理が可能になっている。
インターネットサーバとしてのデータ管理サーバ10は、公衆通信回線100を介してアクセスしてきた携帯端末15等からのリクエストを受け付け、対応する遊技情報をデータ送信する。データ管理サーバ10では、各遊技機5に関する遊技情報が遊技場毎に区分して管理されている。データ管理サーバ10は、携帯端末15等からのリクエストに応じて、特定の遊技場の特定の遊技機5の遊技情報や、特定の遊技場の特定の機種の遊技情報等をデータ送信可能である。
データ管理サーバ10に蓄積される遊技情報としては以下の各遊技情報がある。データ管理サーバ10では、当日分のほか、過去2日間の遊技情報が管理されている。
スロットマシン51に関する遊技情報としては、(1)ゲーム数、(2)BB回数、(3)RB回数、(4)払出数から投入数を差し引いた差メダル数(出玉)等がある。この差メダル数については、遊技場の開店後、一定時間毎の時系列データが遊技機5毎に管理されている。
パチンコ遊技機52に関する遊技情報としては、(1)スタート回数、(2)大当たり回数、(3)払出数から投入数を差し引いた差玉数(出玉)等がある。この差玉数については、スロットマシン51の場合と同様、遊技場の開店後、一定時間毎の時系列データが遊技機5毎に管理されている。
データ管理サーバ10は、さらに、遊技情報閲覧サービスを提供するウェブサイトのログインID及び認証用のパスワードを管理している。ログインIDとしては、遊技情報閲覧サービスの利用契約を交わし利用料金を支払って遊技情報閲覧サービスを利用する利用者に付与される利用者毎のログインIDのほか、遊技場毎のログインIDがある。データ管理サーバ10は、携帯端末15からのアクセス時に受信したIDについて、いずれかのログインIDと照合でき、パスワードによる認証が行われたとき、ウェブサイトへのログインを認めて遊技情報閲覧サービスの利用を許可する。
次に、遊技場内で遊技機5毎に個別に設置された遊技情報表示装置3について詳しく説明する。遊技情報表示装置3は、図2のごとく、大型の液晶ディスプレイよりなる液晶表示部33を備える装置である。液晶表示部33の表示画面330の下側には、呼出ボタン341、及びデータ切替ボタン343が配置され、上側には、ランプ部32が配設されている。表示画面330の下側の右端、データ切替ボタン343の右側のスペースには、後述する非接触リーダライタ35のリーダ読取面351が形成されている。
液晶表示部33は、タッチパネル33P(図3)が積層されたタッチ操作可能な表示部である。液晶表示部33の表示画面330には、大当たり履歴や過去の遊技情報等、各種情報を表示可能である。表示画面330の表示は、データ切替ボタン343の操作に応じて適宜切り替えでき、アクセス権利を包含するサイトアクセス情報を表す2次元コード(図4を参照して後述する。)を表示させることも可能である。
遊技情報表示装置3は、図3のごとく、制御部31を中心として電気的に構成されている。制御部31は、ソフトウェアを実行して各種演算を実施するCPU311、メモリ手段としてのROM312、RAM314、信号の入出力を行うI/O部315を含んでいる。制御部31に対しては、外部と信号の送受信を実行するI/F部38、液晶表示部33、従業員の呼出機能を有するランプ部32、タッチパネル33P、呼出ボタン341、データ切替ボタン343、近接型非接触通信のための非接触リーダライタ35等が電気的に接続されている。
遊技情報表示装置3が中継装置27を経由して遊技機5から取り込む遊技信号としては、(1)セーフ信号、(2)アウト信号、(3)スタート信号、(4)ボーナス信号あるいは大当たり信号等がある。
遊技情報表示装置3が集計するスロットマシン51に関する遊技情報としては、例えば、以下の各遊技データがある。
(1)BB回数:BB状態の発生回数。
(2)RB回数:RB状態の発生回数。
(3)ボーナス間スタート回数:直前のボーナス状態が終了してからのスタート回数(ゲーム数)。
(4)本日累計スタート回数:当日、開店後の累計のスタート回数(ゲーム数)。
(5)差メダル数:遊技者側から見たメダル収支。払出信号を受信する毎に1枚ずつ加算される払出枚数から、投入信号を受信する毎に1枚ずつ加算される投入枚数を差し引いて差メダル数が演算される。
遊技情報表示装置3が集計するパチンコ遊技機52に関する遊技情報としては、例えば、以下の各遊技データがある。
(1)大当たり回数:大当たり状態の発生回数。
(2)ボーナス間スタート回数:直前の大当たり状態が終了してからのスタート回数。
(3)本日累計スタート回数:当日、開店後の累計のスタート回数。
(4)差玉数:遊技者側から見た収支。払出信号を受信する毎に10玉ずつ加算される払出玉数から、投入信号を受信する毎に10玉ずつ加算される投入玉数を差し引いて差玉数が演算される。
本例の遊技情報表示装置3は、個人遊技情報の集計機能を備えている。遊技者IDに対して携帯IDが対応付け登録済みの携帯端末15を所持する遊技者であれば、その携帯端末15をリーダ読取面351に近接させると共に所定の遊技開始操作を行うことで、個人遊技情報の集計を開始させることができる。個人遊技情報の集計は、その後、所定の遊技終了操作が行われるまで継続される。なお、個人遊技情報として集計される遊技情報は、上記の遊技機5に関する遊技情報と同様である。遊技者は、適宜データ切替ボタン343を操作することで、遊技機5に関する遊技情報から切替えて、個人遊技情報を表示させることができる。
図2中の表示画面330は、パチンコ遊技機52に関する遊技情報の表示例である。遊技情報表示装置3の表示画面330は、略中央に配置されたセンター表示枠331を中心として構成されている。センター表示枠331の左側には、大当たり回数の表示欄332が配置され、上から、本日、前日、2日前の各大当たり回数が表示される。センター表示枠331の右側には、過去最高大当たり回数の表示欄337、大当たり間スタート回数の表示欄338、本日累計スタート回数の表示欄339が配置されている。さらに、センター表示枠331の下側には、最新10回分の大当たり間スタート回数を棒グラフで表示するグラフ表示欄335が配置されている。図2の表示画面330は、差玉数の変動グラフがセンター表示枠331に表示された例である。
特に、本例の遊技情報表示装置3は、アクセス権利付与手段としての機能を備えており、データ切替ボタン343を適宜操作することで、図4に例示するサイトアクセス画面をセンター表示枠331に表示できる。このサイトアクセス画面には、サイトアクセス情報を表す2次元コードと、携帯端末15による2次元コードの読み取りを促すメッセージとが配置されている。
サイトアクセス情報には、遊技情報閲覧サービスを提供するウェブサイトのURL情報、及び遊技情報閲覧サービスのログインIDのほか、遊技情報表示装置3に対応する遊技機5の機種、台番等が含まれている。特に、遊技情報閲覧サービスの利用に必要なアクセス権利である上記のログインIDは、遊技場毎に割り当てられたログインIDである。このログインIDは遊技場毎に異なっており、データ管理サーバ10側では、ログインIDによってアクセス権利の付与元の遊技場を特定できる。なお、上記のアクセス権利に基づいて遊技情報閲覧サービスを利用する際は、ログイン時のパスワードによる認証が不要となっている。
このアクセス権利は、遊技中の遊技場に関する遊技情報のみ閲覧可能という条件、及び発行後の有効時間が1時間のみという条件付きの権利となっている。そのため、アクセス権利による遊技情報閲覧サービスの利用の場合には、アクセス権利を取得した遊技場に関する遊技情報を1時間だけ閲覧でき、1時間が経過した時点でアクセス権利が無効化されてサービスの利用ができなくなる。
次に、以上のような構成の遊技情報提供システム1における携帯端末15を用いた遊技情報閲覧サービスの利用方法について説明する。まず、システム側に登録済みであって利用料金を支払って遊技情報閲覧サービスを正規利用する遊技者の利用手順について説明し、その後、サイトアクセス情報による無料の利用手順について説明する。
システム側に登録済みであって自分のログインIDを持っている遊技者の場合、携帯端末15を利用してデータ管理サーバ10が提供するウェブサイトにアクセスし、図示しないログイン画面上でログインIDとパスワードを入力すれば良い。なお、ログインIDを取得していない未登録の遊技者については、携帯端末15に表示された新規登録画面を利用して新規会員登録の手続きを行うことでログインIDを取得でき、ログインが可能になる。
ログインを済ませた携帯端末15では、図5のホール選択画面が表示される。同図(a)のホール選択画面には、都道府県名の入力欄150Aと、遊技場の名称の入力欄150Bと、検索ボタン150Cと、が配置されている。少なくともいずれか一方の入力欄150A・Bへの入力を済ませた状態で検索ボタン150Cをタッチ操作すると、入力した検索条件に合致する遊技場が検索され、同図(b)のように検索条件に適合する遊技場が一覧表示される。遊技情報を閲覧したい遊技場の表示欄をタッチ操作すると、閲覧する遊技情報の種類を選択するためのデータ選択画面(図6)の表示に切り替わる。
図6のデータ選択画面は、少なくとも、同図(a)の機種選択画面と、同図(b)のデータ種類選択画面とを含んで構成されている。遊技場が選択されると、まず、その遊技場に設置された遊技機5の機種を一覧表示する機種選択画面に切り替わる。この機種選択画面では、遊技情報を閲覧したい機種を選択可能である。機種選択画面を利用して機種が選択されると、閲覧するデータの種類を選択するデータ種類選択画面に切り換わる。このデータ種類選択画面では、大当たり一覧、出玉詳細、出玉推移、大当たり履歴の中から閲覧するデータの種類を選択できる。
ここで、遊技情報閲覧サービスで閲覧できるデータの種類について説明する。データ種類選択画面で特定のデータの種類が選択されると、携帯端末15に図7のような閲覧画面が表示されて所望の遊技情報の閲覧が可能になる。
同図(a)は、大当たり一覧が選択されたときに表示される大当たり一覧画面である。この大当たり一覧画面によれば、機種毎の大当たりの発生状況を一目でチェックできる。
同図(b)は、出玉詳細が選択されたときに表示される出玉詳細画面である。大当たり回数や、スタート回数等の遊技情報を表示する出玉詳細画面によれば、遊技機5に付設された遊技情報表示装置3を見ているような感覚で遊技情報を閲覧できる。
同図(c)は、出玉推移が選択されたときに表示される出玉推移画面である。差メダル数の変動グラフ等を含む出玉推移画面を利用すれば、出玉の波を把握することができる。
同図(d)は、大当たり履歴が選択されたときに表示される大当たり履歴画面である。この大当たり履歴画面を利用すれば、大当たり毎の発生時刻、大当たり発生までのスタート回数、大当たりでの出玉を詳細に把握することができる。
次に、サイトアクセス情報によるアクセス権利を活用した無料のサービス利用について説明する。アクセス権利を活用して遊技情報閲覧サービスを利用するに当たっては、図4のサイトアクセス画面内のメッセージに従って携帯端末15のカメラ機能を利用して2次元コードを撮影し、サイトアクセス情報を読み取る必要がある。
サイトアクセス情報を読み取った携帯端末15では、そのサイトアクセス情報に含まれるURL情報のウェブサイトがブラウザ表示されると共に、サイトアクセス情報に含まれるログインIDによって遊技情報閲覧サービスへのログインが自動的に完了する。また、アクセス権利に基づく遊技情報閲覧サービスでは、アクセス権利の付与元の遊技場に関する遊技場のみが閲覧可能となっている。そのため、利用料金を支払って利用する上記の正規利用の場合とは相違し、ログイン画面(図示略)やホール選択画面(図5)の表示が省略されることになる。
アクセス権利に基づく遊技情報閲覧サービスでは、ログインが完了すると、直ちに図6のデータ選択画面の表示が開始される。図6(a)の機種選択画面で機種を選択した後、同図(b)のデータ種類選択画面で閲覧するデータの種類を選択すれば、図7の閲覧画面のうちのいずれかを携帯端末15に表示させ、遊技情報の閲覧が可能になる。
なお、サイトアクセス情報のアクセス権利は、上記のごとく、遊技中の遊技場に関する遊技情報のみ閲覧可能という条件に加えて、発行後の有効時間が1時間のみという条件付きの権利となっている。そのため、サイトアクセス情報による遊技情報閲覧サービスの利用では、アクセス権利を取得した遊技場に関する遊技情報を1時間だけ閲覧でき、1時間が経過した時点でアクセス権利が無効化されてサービスの利用ができなくなる。
以上のような構成の遊技情報提供システム1が提供する遊技情報閲覧サービスは、本来、月額の利用料金の支払いを必要とする有料サービスである。一方、この遊技情報提供システム1では、遊技中の遊技機5に対応して設けられた遊技情報表示装置3に表示された2次元コードを携帯端末15で撮影してサイトアクセス情報を読み取ることで、条件付きながら無料で遊技情報閲覧サービスを利用できる。
このように、本例の遊技情報提供システム1は、遊技情報閲覧サービスの利用料金を遊技者に課金するというビジネスモデルを成立させつつ、利用料金を支払っていない遊技者の来場を動機付け可能な有用なシステムである。
遊技情報閲覧サービスを無料で利用した遊技者の中には、その利便性や遊技に対する有用性を認知し、利用料金を支払ってサービスを継続的に利用しようとする者が少なからず存在すると期待できる。このように遊技情報提供システム1であれば、無料で遊技情報閲覧サービスを利用させることで利便性をアピールでき、有料利用者の加入を促進できる。
本例の構成に代えて、あるいは加えて以下のような構成を採用することも良い。また、以下の各構成を適宜組み合わせて採用することも良い。
本例の遊技情報提供システム1は、遊技場外のデータ管理サーバ10が情報提供会社によって運営されることを前提としたシステムとなっている。これに代えて、遊技場自身が運営するデータ管理サーバ10を採用することもできる。
本例では、遊技情報表示装置3からサイトアクセス情報を読み取ってデータ管理サーバ10にアクセスした際、その遊技場の遊技情報のみを閲覧可能としている。これに代えて、他の遊技場の遊技情報を閲覧可能に設定しても良い。
本例では、遊技情報表示装置3から読み取ったサイトアクセス情報のアクセス権利の有効期限を1時間としている。有効期限はこれに限定されず、例えば当日中に限って有効にしたり、2日間に渡って有効にしたり等、適宜設定することができる。
本例では、URL情報及びログインIDに加えて、機種や台番号の情報等を含めてサイトアクセス情報を構成している。サイトアクセス情報に含まれる機種や台番号の情報を利用すれば、データ管理サーバ10側で遊技機5の機種の特定が可能になる。例えば、遊技中の機種の遊技情報を自動的に選択して携帯端末15に表示させるような構成を採用することも良い。なお、URL情報及びログインIDについては、サイトアクセス情報に必須の情報である一方、機種や台番号の情報については省略することも可能である。
本例の携帯端末15は、2次元コードを撮影してサイトアクセス情報を読み取ってアクセス権利を取得するように構成されている。近接型非接触通信機能を備える携帯端末15の場合であれば、非接触リーダライタ35による近接型非接触通信でサイトアクセス情報を受信することも良い。この場合であれば、2次元コードの撮影が必要でなくなり、遊技者側の手間が少なくなる。さらに、携帯端末15がWiFi等の無線LAN機能を備えている場合であれば、サイトアクセス情報を無線で受信することも良い。
なお、既に会員登録し月額の利用料金を支払っている遊技者がサイトアクセス情報を読み取ってデータ管理サーバ10にアクセスした場合には、何らかの特典を付与するようにしても良い。特典としては、例えば、月額の利用料金の割引や、通常は閲覧できない特定の情報を閲覧可能にすること等が考えられる。
本例は、遊技情報表示装置3からアクセス権利を取得できるように構成した例である。アクセス権利を付与する機器は遊技情報表示装置3に限定されず、遊技場内に設置されるサービス用機器(貸出装置25、遊技媒体計数装置、景品交換装置など)であればいずれの機器であっても良い。
本例の遊技情報表示装置3は、携帯IDを読み取りできたか否かに関わらず、データ切替ボタン343の操作に応じてサイトアクセス情報を表す2次元コードを表示するように構成されている。これに代えて、携帯IDを読み取りできた場合に、2次元コードを表示することも良い。
以上、実施例のごとく本発明の具体例を詳細に説明したが、これらの具体例は、特許請求の範囲に包含される技術の一例を開示しているにすぎない。言うまでもなく、具体例の構成や数値等によって、特許請求の範囲が限定的に解釈されるべきではない。特許請求の範囲は、公知技術や当業者の知識等を利用して前記具体例を多様に変形、変更、あるいは組み合わせた技術を包含している。
1 遊技情報提供システム
10 データ管理サーバ(管理サーバ)
15 携帯端末
100 公衆通信回線
2 場内システム
20 遊技場管理装置
200 場内ネットワーク
25 貸出装置
27 中継装置
29 登録端末機
3 遊技情報表示装置(アクセス権利付与手段)
5 遊技機
51 スロットマシン
52 パチンコ遊技機

Claims (5)

  1. 複数の遊技場に設置された各遊技機に関する遊技情報を遊技場毎に区分して管理サーバに蓄積し、利用料金の支払を条件として、遊技者が所持する携帯端末から前記管理サーバにアクセスすることを許可し前記遊技情報を閲覧可能とする遊技情報提供システムにおいて、
    遊技場内に設けられ、前記携帯端末に対して、利用料金の支払に関係無く前記管理サーバにアクセスして遊技情報を閲覧することができるアクセス権利を付与するアクセス権利付与手段を備え、
    前記管理サーバは、前記利用料金を支払っている登録済み遊技者の携帯端末からアクセスがされたときには、当該遊技者が任意に選択した遊技場の遊技情報の閲覧を可能とする一方、前記利用料金を支払っていない未登録の遊技者が所持し、前記アクセス権利が付与された携帯端末からアクセスがされたときに、利用料金の支払に関係無く当該アクセス権利を付与した遊技場のみの遊技情報の閲覧を可能とすることを特徴とする遊技情報提供システム。
  2. 前記管理サーバは、前記利用料金を支払っていない未登録の遊技者が所持し、前記アクセス権利が付与された携帯端末からアクセスがされたときには、当該アクセス権利の付与後、予め定められた期限内のアクセスに限って、利用料金の支払に関係無く当該アクセス権利を付与した遊技場のみの遊技情報の閲覧を可能とすることを特徴とする請求項1に記載の遊技情報提供システム。
  3. 前記アクセス権利付与手段は、各遊技機と1対1で対応する位置に設けられ、
    前記携帯端末を識別するためのID情報を読み取ったときに当該携帯端末に対して前記アクセス権利を付与することを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技情報提供システム。
  4. 前記アクセス権利付与手段が付与するアクセス権利は、当該アクセス権利付与手段が設けられている遊技場に関する遊技情報に限り有効であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の遊技情報提供システム。
  5. 前記管理サーバは、前記アクセス権利が付与された携帯端末からアクセスがされたとき、当該携帯端末を所持する遊技者が既に利用料金を支払っている場合には、予め定められた特典を付与することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の遊技情報提供システム。
JP2013170017A 2013-08-20 2013-08-20 遊技情報提供システム Active JP6209017B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013170017A JP6209017B2 (ja) 2013-08-20 2013-08-20 遊技情報提供システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013170017A JP6209017B2 (ja) 2013-08-20 2013-08-20 遊技情報提供システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015037511A JP2015037511A (ja) 2015-02-26
JP6209017B2 true JP6209017B2 (ja) 2017-10-04

Family

ID=52631056

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013170017A Active JP6209017B2 (ja) 2013-08-20 2013-08-20 遊技情報提供システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6209017B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6726001B2 (ja) * 2016-03-03 2020-07-22 ダイコク電機株式会社 遊技情報表示装置
JP6168230B1 (ja) * 2016-12-06 2017-07-26 株式会社セガゲームス 情報処理装置及びプログラム

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07275479A (ja) * 1994-04-13 1995-10-24 Glory Ltd 遊技情報提供装置
JP5590853B2 (ja) * 2009-10-19 2014-09-17 グローリー株式会社 情報提供装置および情報提供システム
JP2012110612A (ja) * 2010-11-26 2012-06-14 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機及び遊技システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015037511A (ja) 2015-02-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006236071A (ja) 遊技用サービス提供方法、遊技用サービス提供システム、サービス提供用サーバ、遊技機、サービス提供用プログラム、遊技機用プログラム、および、携帯端末用プログラム
JP6754303B2 (ja) 遊技情報管理システム
JP6209017B2 (ja) 遊技情報提供システム
JP5824252B2 (ja) サービス提供システム
JP2017113052A (ja) 遊技場用システム
JP6739994B2 (ja) 遊技場用システム
JP6742199B2 (ja) 遊技情報表示システム
JP6209018B2 (ja) 遊技情報提供システム
JP6502675B2 (ja) 遊技場用システム
JP6412800B2 (ja) 遊技場用システム
JP2019063197A (ja) 遊技場用システム
JP6778587B2 (ja) 遊技情報表示システム
WO2016001945A1 (ja) サービス提供装置、サービス提供システム、及びサービス提供方法
JP6884612B2 (ja) 遊技場用システム
JP6935250B2 (ja) 遊技情報表示システム
JP2006333930A (ja) 会員サービス提供システム
JP6285287B2 (ja) 遊技場用システム
JP2019180886A (ja) 遊技場用システム
JP2024024389A (ja) 遊技場用システム
JP2014033748A (ja) 遊技場用システム
JP2022024930A (ja) 遊技場用管理システム
JP6502676B2 (ja) 遊技場用システム
JP6742198B2 (ja) 遊技情報表示システム
JP2024024385A (ja) 遊技場用システム
JP6993914B2 (ja) 遊技場用管理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160524

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170314

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170310

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170407

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170829

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170908

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6209017

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250