JP6207347B2 - 導波管スロットアレーアンテナ装置 - Google Patents
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Description
図1〜図3を参照して、実施の形態1の導波管スロットアレーアンテナ装置について説明する。
図中、1は矩形導波管である。矩形導波管1は、電波の放射面となる広壁面(以下、「放射面」と記載)1aに放射スロット11,12を有し、放射面1aと対向する側に設けられた導体ブロック20によって支持されている。矩形導波管1と導体ブロック20により、サブアレー5が構成されている。
サブアレー5は、矩形導波管1の放射面1aと直交する両側に設けられた隣接する狭壁面1b間に隙間部2を介在するようにして複数個が並列に配置されている。複数個のサブアレー5により、導波管スロットアレーアンテナ装置100が構成されている。
図3に示すごとく、隙間部2の放射面側端部Sと広幅隙間部21の開口端部O間の長さLは、隙間部2を伝搬する電波の伝搬波長の1/4長さの奇数倍の長さのいずれかの長さに設定されている。
矩形導波管1に入力された電波は、放射スロット11,12の部分で結合して、外部の空間に放射される。このとき、サブアレー5の横断方向に沿って電界が立ち、サブアレー5の横断方向の直線偏波を主偏波とした電波が外部に放射される。
その結果、放射された電波が隙間部2に漏れ込むことを阻止して、より良好な放射特性を得ることができる。
図4は、規格化周波数値−利得特性を示す特性図である。図4の横軸は、設計中心周波数を規格化周波数値1とした場合の規格化周波数値を示している。縦軸は、導波管スロットアレーアンテナ装置の利得[dBi]の計算結果を示している。
特性線B1は、端部S−O間の長さLを電波の伝搬波長の1/4長さの奇数倍に設定した導波管スロットアレーアンテナ装置100における規格化周波数値−利得特性を示している。一方、比較対象の特性線A1は、端部S−O間の長さLを電波の伝搬波長の1/4長さの奇数倍に設定しなかった導波管スロットアレーアンテナ装置における規格化周波数値−利得特性を示している。
図4から明らかなように、広幅隙間部21と連通した隙間部2の端部S−O間の長さLを適切な値に設定することにより、規格化周波数値が1.00〜1.05の範囲内では、特性線B1の利得は特性線A1の利得に対して最大0.9dB改善されている。
また、広幅隙間部21はサブアレー5を支持する導体ブロック20の一部を切り欠いて形成しているので、装置全体を軽量にすることができる。
図7〜図9を参照して、実施の形態2の導波管スロットアレーアンテナ装置について説明する。
図中、1は矩形導波管である。矩形導波管1は、電波の放射面となる狭壁面(放射面)1cに放射スロット10を穿設し、放射面1cに対向する側に設けられた導体ブロック20によって支持されている。これら矩形導波管1と導体ブロック20により、サブアレー5が構成されている。
サブアレー5は、矩形導波管1の放射面1cと直交する両側に設けられた隣接する広壁面1d間に隙間部2を介在するようにして複数個が並列に配置されている。複数個のサブアレー5により、前方アレーアンテナ6aが構成されている。
また、後方アレーアンテナ6bは、前方アレーアンテナ6aの矩形導波管1の後方に隙間部3を介在するようにしてそれぞれ並列に配置されている。複数個の前方アレーアンテナ6aおよび後方アレーアンテナ6bにより、導波管スロットアレーアンテナ装置200が構成されている。
隙間部2および隙間部3の矩形導波管1の放射面側端部Sと広幅隙間部21a,21bの開口端部O間の長さLは、隙間部2および隙間部3を伝搬する電波の伝搬波長の1/4長さの奇数倍の長さに設定されている。
矩形導波管1に入力された電波は、放射スロット10の部分で結合し、外部の空間に放射される。このとき、放射スロット10が傾斜して配置されているので、矩形導波管1の放射面に沿う管軸方向に対して斜めの方向に電界が立つ。そのため、矩形導波管1の管軸方向の第1直線偏波成分と、管軸方向に直交する方向の第2直線偏波成分の両方の電波が外部に放射される。
その結果、放射された電波が隙間部2および隙間部3に漏れ込むことを阻止し、より良好な放射特性を得ることができる。
また、広幅隙間部21a,21bはサブアレー5を支持する導体ブロック20の一部を切り欠いて形成しているので、装置全体を軽量にすることができる。
外部導体となる方形導波管4と、その長手方向が管軸方向に沿う扁平状の内部導体41によって同軸線路が構成されている。方形導波管4は、放射スロット10を有する面に対向して設けた導体ブロック20によって支持されている。このような同軸線路と導体ブロック20によって、サブアレー5が構成されている。
図12を参照して、導体ブロック20に給電部を設けた導波管スロットアレーアンテナ装置について説明する。
図中、30は給電用同軸線路である。給電用同軸線路30は、導体ブロック20の内部を貫通し、矩形導波管1に電気的に接続されている。給電用同軸線路30によって給電部が構成されている。
なお、給電部以外は実施の形態1の導波管スロットアレーアンテナ装置100と同様の構成を備えており、説明を省略する。
また、広幅隙間部21はサブアレー5を支持する導体ブロック20の一部を切り欠いて形成しているので、装置全体を軽量にすることができる。
Claims (8)
- 電波の放射面に複数のスロットが設けられた導波管を含む導波管スロットアレーアンテナがサブアレーとして複数個配列されている導波管スロットアレーアンテナ装置において、
隣接する前記サブアレー間に隙間部が設けられており、
前記電波の伝搬波長の1/4長さの奇数倍だけ前記放射面から前記隙間部の前記電波の伝搬方向に沿って離れた位置に、前記隙間部に連通して前記隙間部よりも広幅の広幅隙間部が形成されており、
前記サブアレーは、前記導波管を支持する導体ブロックを具備し、
前記導体ブロックにより前記広幅隙間部が形成されている
ことを特徴とする導波管スロットアレーアンテナ装置。 - 前記導体ブロックは、前記導波管に接続された給電部を具備することを特徴とする請求項1記載の導波管スロットアレーアンテナ装置。
- 前記導波管は断面が矩形の矩形導波管で構成されており、前記スロットは前記矩形導波管の前記放射面となる広壁面に設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の導波管スロットアレーアンテナ装置。
- 前記導波管は断面が矩形の矩形導波管で構成されており、前記スロットは前記矩形導波管の前記放射面となる狭壁面に設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の導波管スロットアレーアンテナ装置。
- 前記導波管と該導波管内に設けられた導体とで同軸線路が構成されており、前記スロットは前記放射面となる前記同軸線路に設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の導波管スロットアレーアンテナ装置。
- 前記給電部は給電用同軸線路で構成されていることを特徴とする請求項2記載の導波管スロットアレーアンテナ装置。
- 前記給電部は給電用導波管で構成されていることを特徴とする請求項2記載の導波管スロットアレーアンテナ装置。
- 前記給電部は給電用結合孔で構成されていることを特徴とする請求項2記載の導波管スロットアレーアンテナ装置。
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