JP6205304B2 - 導入装置 - Google Patents

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Description

本発明は、駆動部の回転駆動力をトルクワイヤによって伝達して機能部を動作させる導入装置に関する。
内視鏡は、医療分野及び工業用分野等において利用されている。内視鏡は、被検部内に挿入される挿入部を有する。医療分野に用いられる内視鏡は、細長な挿入部を体内に導入することによって観察、或いは、処置等を行える。工業用分野に用いられる内視鏡は、細長な挿入部をジェットエンジン内、工場の配管内等に導入することによって、傷の有無、腐蝕の有無等の観察、検査を行える。
内視鏡においては、挿入部に機能部として例えば上下左右に湾曲する湾曲部を設けたものがある。湾曲部を備える内視鏡の挿入部は、体内深部への導入を容易に行え、且つ、先端部の観察光学系を所望する方向に向けることが可能である。
内視鏡の湾曲部は、湾曲ワイヤーを牽引弛緩することによって湾曲動作する構成になっている。湾曲ワイヤーは、一般に、操作部に設けられている例えば湾曲操作装置を使用者が手指で操作することによって牽引弛緩される。しかし、湾曲操作装置を操作する際、使用者の手指に大きな負荷がかかる。
このため、湾曲ワイヤーをモーターの駆動力で牽引弛緩する電動湾曲機構を備えた電動湾曲内視鏡が実現されている。電動湾曲内視鏡によれば、湾曲ワイヤーを牽引弛緩させる際の術者の負担が解消される。
なお、電動湾曲機構は、主に、湾曲ワイヤーが接続された例えばスプロケットと、スプロケットを回動させるモーターと、を備えて構成されている。
また、内視鏡においては、電動の機能部として上述した電動湾曲機構の他に、パワーアシスト機構、或いは、挿入補助機構等が周知である。
パワーアシスト機構は、湾曲ワイヤーの牽引操作力量の低減を図って回転操作装置を操作する操作者の負担を軽減する電動の機能部である。パワーアシスト機構は、主に、湾曲ワイヤーが遊嵌状態で巻回配置されるプーリーと、プーリーを常時回転させるモーターと、を備えて構成される。
挿入補助機構は、内視鏡の挿入部に対して前進或いは後退するための推進力を付与する電動の機能部である。挿入補助機構は、主に、挿入部の外周面に回動自在に配置される機能部である螺旋形状部と、螺旋形状部を挿入部の軸回りに回転させるモーターと、を備えて構成されている。
上述した電動機構において、駆動部であるモーターと、駆動対象であるスプロケット、プーリー、或いは螺旋形状部とは、歯車等の伝達部を介して直接的に、或いは、駆動力を伝達するトルクワイヤ等の駆動力伝導部材を介して間接的に接続される。
そして、駆動部と駆動対象とを駆動力伝導部材を介して接続することによって、駆動力伝導部材の長さ分、駆動部と駆動対象とを離間させて配置することができる。言い換えれば、駆動対象を例えば内視鏡の操作部に設け、駆動部を内視鏡の外部装置に設けることによって操作部の軽量化等を実現できる。
なお、伝達部の一例として特許文献1には、内視鏡の動力伝達部に設けられた先端部に一対の案内部を設けた第1の連結部と、内視鏡外部の動力源に設けられ該案内部に対応する被案内部を設けた第2の連結部と、が着脱自在であって同軸に連結可能な内視鏡装置が開示されている。
案内部は、中心部に軸方向の盲穴を有する円筒に十字形状となるように形成されたスリットを有して構成されている。スリットを嵌合溝として設けたことによって形成される4つの凸部の先端部は、先端側から後方側に向かって傾斜する略四角錐状の傾斜面として形成されている。一方、被案内部は、略円錐形状に形成された先細の突起部を有する円筒にスリットに嵌合する嵌合部を有して構成されている。
したがって、特許文献1の内視鏡装置においては、コネクタを湾曲制御装置接続部に接続する際に、第1の連結部と第2の連結部の中心軸とがたとえ偏心した状態で連結されようとした場合であっても被案内部の先細の突起部が案内部の先端部の傾斜面に沿って移動して、嵌合部が嵌合溝であるスリットに合致するように挿入されて、同軸に連結される。
そして、動力源の駆動力は、第1の連結部と第2の連結部とが連結された状態で第1のベベルギア及び第2のベベルギアを介して操作ワイヤーが接続されたチェーンが噛合するスプロケットに伝達される。
特開平6−114001号公報
しかしながら、特許文献1の内視鏡装置においては、第1の連結部と第2の連結部との噛み合わせ位置が位置ずれしている場合、操作ワイヤーが接続された第1の連結部の回転軸に固定されている第1のベベルギアが回転されることによって、突起部が案内部の傾斜面に沿って移動して嵌合部がスリットに噛み合う。言い換えれば、第1の連結部と第2の連結部とを連結するとき、第1のベベルギアが回転不能であった場合、突起部が案内部の傾斜面に沿って移動することができず、嵌合部をスリットに噛み合わせることが困難になる。そして、上述した電動機構において、駆動部の駆動力を駆動対象に対してトルクワイヤによって伝達する構成の場合、駆動力の伝達性能を向上させる目的でトルクワイヤを捻れ難く構成した場合、第1の連結部と第2の連結部との噛み合わせ位置が位置ずれしていたとき、第1の連結部と第2の連結部との噛合が困難になる。この逆に、第1の連結部と第2の連結部との接続を容易に行えるようにトルクワイヤを捻れ易く構成した場合、容易に回転することによって第1の連結部と第2の連結部との噛合は可能になるが、駆動力の伝達性能が低下してモーターの駆動力を駆動対象に対して十分に伝達することが困難になる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、駆動部の出力部と、駆動部の駆動力を伝達するトルクワイヤの入力部との取り付け取り外しを行え、駆動部の駆動力をトルクワイヤによって駆動対象に伝達して機能部の有する機能を最大限に得られる導入装置を提供することを目的にしている。
本発明の一態様における導入装置は、回転駆動力を発生する駆動部と、前記駆動部と連結し、前記駆動部の回転駆動力を伝達する出力軸と、前記出力軸に接続された第1係合部材と、内視鏡と、前記内視鏡に設けられたトルクワイヤと、前記内視鏡に設けられ、前記トルクワイヤの回転力により駆動する機能部と、前記内視鏡に設けられ、前記第1係合部材と係合することで前記駆動部の回転駆動力を受けて前記トルクワイヤに回転駆動力を伝達するために所定の軸回りに回動可能な第2係合部材と、前記第1係合部材に設けられ、前記第2係合部材が入り込むことで前記第1係合部材の回転駆動力を前記第2係合部材に伝達するための駆動力伝達部と、前記第1係合部材に設けられ、前記第2係合部材が入り込むための前記駆動力伝達部の幅に対して広く形成された開口部と、前記第1係合部材に設けられ、前記開口部と前記駆動力伝達部との間に形成され、前記第2係合部材を前記所定の軸回りに回転させながら前記駆動力伝達部に案内するための斜面を備えた案内部と、を有し、前記案内部の斜面の傾斜角度は、前記第2係合部材を前記第1係合部材に係合する際に必要な装着力量が予め決めた所定の力量以下となるように設定され、前記トルクワイヤは、前記所定の力量以下で前記第2係合部材が前記斜面に沿って前記駆動力伝達部まで移動可能にする捩れ特性を有している。
本発明によれば、駆動部の出力部と、駆動部の駆動力を伝達するトルクワイヤの入力部との取り付け取り外しを用意に行え、駆動部の駆動力をトルクワイヤによって駆動対象に伝達して機能部の有する機能を最大限に得られる導入装置を実現できる。
図1−図9は本発明の第1実施形態に係り、図1は第1の実施形態の内視鏡装置を説明する図 図1の内視鏡の湾曲部が有する湾曲機能を電動で動作させる電動湾曲機構を説明する図 ユニバーサルコードの接続コネクタに設けられた駆動ケーブル接続部の入力用連結部と駆動ケーブルの第1接続部に設けられた出力用連結部とを説明する図 出力用連結部の筒状部材の開口側を見た正面図 出力用連結部の連結凸部の開口側を見た正面図 駆動力伝達部の中心軸線とピン部材の中心軸に直交する装着方向線とが一致している状態を説明する図 図6AのY6B-Y6B線断面図であって、中心軸線と装着方向線とが一致している状態において駆動力伝達部へ収容されるピン部材を説明する図 駆動力伝達部の中心軸線とピン部材の中心軸に直交する装着方向線とが不一致な状態を説明する図 図7AのY7B-Y7B線断面図であって、中心軸線と装着方向線とが不一致な状態において駆動力伝達部へ収容されるピン部材を説明する図 (A)ピン部材の外周面が案内部の傾斜面に当接した状態を説明する図であり、(B)案内部の傾斜面に当接したピン部材が傾斜面に沿って駆動力伝達部に収容される状態を説明する図 装着力量と傾斜角度との関係を説明するための図 図10及び図11は本発明の第2実施形態に係り、図10は第2の実施形態の内視鏡装置を説明する図 湾曲部が有する湾曲機能を電動で動作させるパワーアシスト機構を説明する図 図12−図15は本発明の第2実施形態に係り、図4は第2の実施形態の内視鏡装置を説明する図 挿入部と、挿入部に設けられた挿入補助機構とを説明する図 挿入部に設けられた挿入補助機構と、挿入補助機構を電動で回転動作させる電動駆動機構部との関係を説明する図 図14のY15−Y15線断面図
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1−図9を参照して本発明の第1実施形態を説明する。
図1に示すように本実施形態の導入装置である内視鏡装置100は、内視鏡1と、内視鏡外部装置である光源装置11、表示用プロセッサ12、モニター13及び制御装置15を具備して主要部が構成されている。符号14は、接続ケーブルであり、光源装置11と制御装置15とを電気的に接続する。
内視鏡1は、例えば体内に挿入される細長な挿入部2を有している。挿入部2の基端には操作部3が設けられ、操作部3からはユニバーサルコード4が延出している。ユニバーサルコード4の延出端には光源装置11に着脱自在な接続コネクタ5が設けられている。
挿入部2の先端部2a側には例えば、上下湾曲機能部及び左右湾曲機能部を有する湾曲部2bが設けられている。湾曲部2bは、後述する駆動部である駆動モーターの回転駆動力が駆動対象部である後述するプーリーに伝達されることによって湾曲動作する電動の湾曲機能部として構成されている。符号2cは、可撓性を有する可撓管部である。
操作部3には、操作指示部材として、上下湾曲操作指示ノブ3UD及び左右湾曲操作指示ノブ3RLを備えた湾曲操作装置が設けられている。指示ノブ3UD、3RLは、それぞれ図示されていない軸に対して回動自在である。
接続コネクタ5は、光源装置11のコネクタ接続部11sに着脱自在である。光源装置11は、表示用プロセッサ12に対して図示しない接続ケーブルで電気的に接続されている。表示用プロセッサ12は、モニター13と電気的に接続されている。制御装置15は、湾曲部2bを電動で駆動する制御を行う制御部(不図示)を備えている。
接続コネクタ5の側部には入力用連結部102及び電気接点(図3の符号5b、5c参照)備える駆動ケーブル接続部5sが設けられている。入力用連結部102には、駆動ケーブル20の第1接続部21に設けられている後述する出力用連結部(図2等の符号101)が取り付け取り外し自在である。
なお、駆動ケーブル20の第1接続部21とは反対側に位置する第2接続部22は、制御装置15の装置接続口15sに対して着脱自在である。第2接続部22が装置接続口15sに接続された状態において、制御部で生成された制御信号は、駆動ケーブル20の第1接続部21内に設けられた駆動モーター(図2の符号23参照)に出力される。
図1−図3を参照して内視鏡装置100の湾曲機能を電動で湾曲動作させる電動駆動機構について説明する。
なお、図面を簡略化するため、図2において湾曲部2bについては上下湾曲機能を電動で駆動する電動湾曲機構についてその構成を説明して、左右湾曲機能を電動で駆動する電動湾曲機構については説明を省略する。
図2に示すように湾曲部2bを湾曲させる電動湾曲機構は、主に、駆動部である駆動モーター(以下、モーターと略記する)23と、トルクワイヤである駆動シャフト30と、駆動対象であるプーリー7とを備えて構成されている。
モーター23は、湾曲部2bを湾曲動作させるための回転駆動力を発生する。モーター23は、制御装置15から出力される制御信号及び電力に基づいて駆動される。
図2、図3に示すように駆動ケーブル20の第1接続部21内には、モーター23、モーター用エンコーダー25及び出力用連結部101が設けられている。一方、内視鏡1の接続コネクタ5の側部には、入力用連結部102を有する駆動ケーブル接続部5sが設けられている。そして、第1接続部21と駆動ケーブル接続部5sとは着脱自在である。
モーター23は、モーター軸を時計回り、又は、反時計回りに回転可能である。モーター23の回動量は、モーター用エンコーダー25で検出される。モーター用エンコーダー25からは第1信号線26aが延出している。検出された検出値は、第1信号線26aを介して制御装置15に出力される。
駆動ケーブル20内には、第1信号線26aの他に、モーター23に接続される図示しない電源ケーブル、第2信号線26b、第3信号線26cが設けられている。第2信号線26bは、第電気1接点27aから制御装置15に延出され、第3信号線26cは第2電気接点27bから制御装置15に延出される。
出力用連結部101は、図3、図4に示すように筒状の出力側ケース体110と、筒状部材111とを備えて主に構成される。
出力側ケース体110には、モーター固定孔112、回転防止凹部113、及び脱落防止部材取付孔114が設けられている。
モーター固定孔112は、出力側ケース体110の底部の中央に設けられ、凹部空間S1と外部とを連通する貫通孔である。凹部空間S1内には後述する入力側ケース体120の連結凸部121が配置される。モーター固定孔112にはモーター23が配設される。
回転防止凹部113は、出力側ケース体110の円環状部の開口側内面の予め定めた位置に、予め定めた幅寸法及び深さ寸法で設けられている。回転防止凹部113には入力側ケース体120の連結凸部121に設けられた回り止め突起122が配置される。回転防止凹部113及び回り止め突起122は、第1接続部21と駆動ケーブル接続部5sとを連結する際の案内部を兼ねている。
本実施形態においては、回転防止凹部113及び回り止め突起122を2つずつ設ける構成を示している。しかし、該凹部113及び該突起122数は、2つずつに限定されるものでは無く、当該凹部113及び当該突起122を少なくとも1つずつ設けてあればよい。
脱落防止部材取付孔114は、円環状部の内周面及び外周面にそれぞれ開口を有する貫通孔であって、例えば3つ設けられている。脱落防止部材取付孔114の内面には例えば雌ネジが形成されており、ボールプランジャ115が螺合配置されるようになっている。
ボールプランジャ115は、スプリング115sとボール115bとを備えている。ボール115bは、連結凸部121の外周面に設けられた例えばV字形状の周溝123にスプリング115sの付勢力によって係入配置される構成になっている。
図3に示すように筒状部材111は、モーター23の回転駆動力を伝達する出力軸であるモーター軸23aに接続されて回転力出力ユニットを構成する。筒状部材111は、第1係合部材である。筒状部材111は、図6Aに示すように円環状部の開口側円周に沿って凹部116と凸部117とを交互に複数配列して構成される櫛部118を備えている。
筒状部材111の互いに隣設する凸部117の間に位置する凹部116の底面側には平行な内面を有して構成された駆動力伝達部116aが設けられている。駆動力伝達部116aの内面の幅寸法は、後述するピン部材140の直径より予め定めた寸法大きく設定されている。また、駆動力伝達部116aの先端側から底面までの深さ寸法(図6BのD参照)は、少なくともピン部材140の半径よりも大きく設定される。これらの結果、ピン部材140の両端部は、それぞれ駆動力伝達部116a内に入り込んで係合配置され、ピン部材140の外周面が駆動力伝達部116aの内面に当接可能である。
本実施形態において、筒状部材111の隣設する凸部117の互いに対向する面は、案内部119である。案内部119の対向する面は、ピン部材140の両端部を駆動力伝達部116aに導くため、凸部117の先端から駆動力伝達部116aの先端側に至る斜面119fである。案内部119の幅は、先端側の開口部116mから駆動力伝達部116aにいくにしたがって徐々に幅狭になるように予め定めた傾斜角度に設定されている。そして、斜面119fの傾斜角度は、後述するように駆動シャフト30の捩れ特性を考慮した上で、装着力量を踏まえて設定されている。
なお、凸部117の先端頂部には、ピン部材140を開口部116mと駆動力伝達部116aの先端側との間の斜面119fにスムーズに導くための曲面rが設けられている。開口部116mに曲面rを設けたことによって、開口部116mの最先端開口が拡径される。この結果、ピン部材140は、開口部116m、斜面119fを介してよりスムーズに駆動力伝達部116aに導かれる。
一方、接続コネクタ5の側部に設けられた入力用連結部102は、図3、図5に示すように筒状の入力側ケース体120と、駆動力伝達部130とを備えて構成される。
入力側ケース体120は、剛性を有する例えば金属製で凸字形状であり、ケース本体124と、連結凸部121とを備えて構成されている。連結凸部121は、ケース本体124の一面から突出して形成されている。連結凸部121は、回り止め突起122及び周溝123を備えている。回り止め突起122は、連結凸部121に対して一体、又は別体で構成される。
ケース本体124は、第1回転入力軸131が挿通される第1軸孔133と、第2回転入力軸132が挿通される対向する一対の第2軸孔134とを備えている。
第1軸孔133近傍には、第1回転入力軸131を回動自在に保持する、第1軸受135が設けられている。一対の第2軸孔134の近傍には、第2回転入力軸132を回動自在に保持する、第2軸受136がそれぞれ設けられている。
そして、第1回転入力軸131は、連結凸部121の円形空間S2の中心軸上に配置されている。また、第1回転入力軸131と第2回転入力軸132とは、第1回転入力軸131の中心軸と第2回転入力軸132の中心軸とが直交した位置関係で配置されている。
第1回転入力軸131の一端側の予め定めた位置には予め定めた径寸法及び長さ寸法のピン部材140が固定されている。ピン部材140の中心軸は、第1回転入力軸131の中心軸に対して直交している。
ピン部材140は、第1回転入力軸131の一端側の予め定めた位置に一体に固定されて回転力入力ユニットを構成する第2係合部材である。ピン部材140の両端部は、それぞれ、第1回転入力軸131の外周面より予め定めた量突出している。一方、第1回転入力軸131の他端側の予め定めた位置には予め定めた構成の第1傘歯車137が固定されている。
第2回転入力軸132の一端側の予め定めた位置には第1傘歯車137に噛合する第2傘歯車138が固定されている。一方、第2回転入力軸132の他端部端面中央には駆動シャフト30の一端側を固設するための凹部132hが設けられている。
駆動シャフト30の一端部は、凹部132h内に配置され、半田、接着、或いは、ネジ止めによって第2回転入力軸132に一体的に固定されて回転入力ユニットを構成している。
なお、符号139は、チューブ固定口金である。チューブ固定口金139には保護チューブ33の一端部が外嵌配置され、例えば接着によって一体に固定される。保護チューブ33は、駆動シャフト30の外周を覆って保護する。
また、本実施形態において、第2回転入力軸132の他端は、チューブ固定口金139の貫通孔139h内に配置されている。しかし、第2回転入力軸132の他端を、チューブ固定口金139の他端から突出させて保護チューブ33内に配置させる構成であってもよい。
駆動シャフト30は、フレキシブルシャフトであって、保護チューブ33によって覆われた状態でユニバーサルコード4内に挿通されている。駆動シャフト30は、保護チューブ33内において遊嵌状態であって、該チューブ33内において回動自在である。
駆動シャフト30は、モーター23の駆動力をプーリー7に伝達する。そのため、駆動シャフト30は、予め定めた捩れ特性を備えている。本実施形態の駆動シャフト30の捩れ特性は、出力用連結部101と入力用連結部102との装着性と、駆動力伝達性能とを考慮して設定されている。
図2に示すように駆動シャフト30のプーリー7側に位置する他端にはプーリー用傘歯車141が固設され、保護チューブ33の他端部は操作部3に設けられるチューブ固定部142に対して予め定めた位置関係で固定されている。そして、駆動シャフト30の基端は、保護チューブ33の基端より突出している。
操作部3内には、回動自在なプーリー7と、プーリー7の回動量を検出するプーリー用
ポテンショメータ40と、ノブ軸用ポテンショメータ42とが設けられている。
ノブ軸用ポテンショメータ42は、上下湾曲操作指示ノブ3UDのノブ軸3UDaの回動量を検出する。符号43は、第2ケーブルであり、ノブ軸用ポテンショメータ42から延出している。ノブ軸用ポテンショメータ42で検出した検出値は、第2ケーブル43、第3電気接点5b、第1電気接点27a、第2信号線26bを介して制御装置15に入力される構成である。
なお、接続コネクタ5とコネクタ接続部11sとの接続部位において、第3電気接点5bを接続コネクタ5に設け、第1電気接点27aをコネクタ接続部11sに設けるようにしても良い。
この場合、第2信号線26bは、光源装置11を介して、若しくは光源装置11と表示用プロセッサ12を介して制御装置15まで延設される。この構成によれば、ノブ軸用ポテンショメータ42で検出した検出値は、光源装置11を介して、若しくは光源装置11及び表示用プロセッサ12を介して制御装置15に入力される。
プーリー7は、回転されて湾曲ワイヤー8u、8dを牽引弛緩することによって湾曲部2bを上湾曲あるいは下湾曲させる。したがって、プーリー7には先端が湾曲部2bの予め定めた上方向に固設された上湾曲ワイヤー(以下、上ワイヤーと略記)8uの基端が設けられると共に、先端が湾曲部2bの予め定めた下方向に固設された下湾曲ワイヤー(以下、下ワイヤーと略記)8dの基端が設けられている。
プーリー7には駆動力受け部が設けられている。駆動力受け部は、プーリー7に一体な第1平歯車9と、第2平歯車36と、第2平歯車36に一体な駆動力受け傘歯車(以下、受け歯車)35とを備えて構成されている。
プーリー7は、第1平歯車9と共に回動自在である。第2平歯車36は、受け歯車35と共に回動自在である。第2平歯車36は、操作部3内に設けられ、第1平歯車9に噛合している。受け歯車35には駆動シャフト30のプーリー用傘歯車141が噛合している。
本実施形態において、第1接続部21を駆動ケーブル接続部5sに連結することによって出力用連結部101の出力側ケース体110が入力用連結部102のケース本体124に設けられた連結凸部121に装着される。
この装着状態において、筒状部材111の駆動力伝達部116a内にピン部材140が係入配置されて、モーター23の回転駆動力をプーリー7に伝達可能な状態になる。
そして、モーター23のモーター23aが例えば時計回りに回転されることによって、ピン部材140が回転される。すると、ピン部材140の両端部の外周面の一部が駆動力伝達部116aの一方の内面に当接し、第1回転入力軸131が回転されて第1傘歯車137が回転する。第1傘歯車137の回転に伴って第2傘歯車138が回転して第2回転入力軸132が回転する。そして、第2回転入力軸132が回転することによって駆動シャフト30が図中矢印Yr方向に回転する。駆動シャフト30の回転駆動力は、駆動力受け部を介してプーリー7に伝達される。
この結果、プーリー7は、図中矢印Yp方向に回転される。すると、上ワイヤー8uが図中矢印Yu方向に牽引され、湾曲部2bが上方向に湾曲する。そして、プーリー7が図中矢印Yp方向とは逆方向に回転されることによって下ワイヤー8dが図中矢印Yd方向に牽引されて湾曲部2bが下方向に湾曲する。
つまり、第1傘歯車137、第2傘歯車138、第1回転入力軸131、及び第2回転入力軸132は、モーター23の回転駆動力を駆動シャフト30に伝達する伝達部である。そして、内視鏡1に設けられた上下湾曲機能部及び左右湾曲機能部は、駆動シャフト30の回転力により駆動する。
なお、符号41は、第3ケーブルであり、プーリー用ポテンショメータ40から延出している。プーリー用ポテンショメータ40で検出した検出値は、第3ケーブル41、第4電気接点5c、第2電気接点27b、第3信号線26cを介して制御装置15に入力される構成である。
ここで、接続コネクタ5とコネクタ接続部11sとの接続部位において、第4電気接点5cを接続コネクタ5に設け、第2電気接点27bをコネクタ接続部11sに設けるようにしても良い。
この場合、第3信号線26cは、光源装置11を介して、若しくは光源装置11と表示用プロセッサ12を介して制御装置15まで延設される。この構成によれば、プーリー用ポテンショメータ40で検出した検出値は、光源装置11を介して、若しくは光源装置11及び表示用プロセッサ12を介して制御装置15に入力される。
ここで、出力用連結部101の出力側ケース体110を入力用連結部102のケース本体124の連結凸部121に連結する第1接続部21と駆動ケーブル接続部5sとの装着について説明する。
第1接続部21と駆動ケーブル接続部5sとを装着する際、出力用連結部101と入力用連結部102とを徐々に近接させていく。そして、回転防止凹部113内に回り止め突起122を配置させる。この後、さらに、出力用連結部101と入力用連結部102とを近接させていく。
このとき、図6A、図6Bに示すように駆動力伝達部116aの中心軸線116bと、ピン部材140の中心軸140aに直交する装着方向線140bとが一致している場合、ピン部材140の両端部は、それぞれ出力用連結部101と入力用連結部102との近接に伴って、案内部119の斜面119fに当接することなく、破線に示すように駆動力伝達部116a内に収容配置される。
上記収容配置状態において、ボール115bがスプリング115sの付勢力によって周溝123に係入配置されて、収容位置が規制されると共に、第1接続部21の接続コネクタ5からの脱落が防止される。
これに対して、図7A、図7Bに示すように駆動力伝達部116aの中心軸線116bと、ピン部材140の中心軸140aに直交する装着方向線140bとが不一致の場合、ピン部材140の両端部は、出力用連結部101と入力用連結部102とが近接した際にそれぞれの外周面が案内部119の斜面119fに当接する。
本実施形態において、駆動シャフト30の捩れ特性は、上述したように出力用連結部101と入力用連結部102との装着性を考慮して設定されている。したがって、ピン部材140の両端部がそれぞれ案内部119の斜面119fに当接し、その後、さらに、出力用連結部101と入力用連結部102とを近接されようとすると、駆動シャフト30が捩られてピン部材140が図8の(A)に示すように回転入力軸131の軸中心131aに対して矢印Y8方向に移動されていく。言い換えれば、ピン部材140は、案内部119の斜面119f上を駆動力伝達部116a内に向かって移動していく。
そして、上述したようにボール115bが周溝123に係入配置されるまで出力用連結部101と入力用連結部102とを近接させていく。この結果、図8の(B)に示すようにピン部材140がさらに軸中心131aに対して矢印Y8方向に移動されてピン部材140の両端部がそれぞれ案内部119の斜面119f上を移動して駆動力伝達部116a内に収容配置される。
なお、本実施形態においては、ピン部材140の両端部が平行な内面を有する駆動力伝達部116a内に収容配置されるとしている。しかし、駆動力伝達部116aが平行な内面の代わりに中心軸線116bを挟んで対称な斜面、或いは、曲面等を有する構成であってもよい。
また、案内部119の斜面119fの傾斜角度の違いによって、ピン部材140を駆動力伝達部116a内に収容する力である出力用連結部101と入力用連結部102とを連結する際の力、すなわち、第1接続部21と駆動ケーブル接続部5sとを装着する装着力量の大きさが変化する。
本実施形態においては、装着力量Fsが予め定めた力量Fより小さな値にするために案内部119の斜面119fの傾斜角度θを設定している。
図9に示すθは、案内部119の斜面119fの傾斜角度であり、装着力量Fsは予め定めた力量Fより小さくなるように設定される。このため、装着力量Fs=Fとする。装着力量Fで出力用連結部101と入力用連結部102とを連結しようとして、ピン部材140が案内部119に当接すると、ピン部材140が案内部119に当接したときの反力Nは、
N=Fsinθ …(1) と表せる。
そして、水平反力Nhは、Nh=Ncosθであり、(1)を代入することにより、
Nh=Fsinθ*cosθ …(2) となる。
一方、垂直反力Ndは、Nd=Nsinθであり、(1)を代入することにより、
Nd=Fsinθ* sinθとなる。… (3)
ピン部材140が案内部119に当接した後、ピン部材140を案内部119に沿って回転させるためのトルクTは、T=Nh*rで表される。rは、軸中心131aから当接点までの距離である。
ピン部材140が案内部119の斜面119fに当接した後、ピン部材140を駆動力伝達部116a内に収納配置させるために必要な駆動シャフト30の変形量をαとする。…(4)
駆動シャフト30を変形量α分だけ変形させたときの反力をTN1とする。
本実施形態において、駆動シャフト30は、装着力量Fのときの変形量αとなるように設定されている。
本実施形態における予め定めた力量Fは、力の弱い使用者でも装着が可能な力量であり、この力量Fにおいて、Nh≧TN1の関係を満たすように傾斜角度θと反力TN1とが設定される。
そして、上述の(2)に示すようにNhは、Nh=Fsinθ*cosθ である。
したがって、Nh≧TN1の関係は、Fsinθ*cosθ≧TN1 となる。…(5)
そして、(5)の式は、F≧TN1/sinθ*cosθ と表せる。…(6)
したがって、式(6)を満たすTN1、θとすることによって、装着力量Fsを規定値
以下、すなわち、予め定めた力量F以下にすることができる。
言い換えれば、駆動力伝達性能と、装着力量Fs(=F)のときの変形量αと、を考慮した上で、駆動シャフト30を選択するとともに、傾斜角度θを設定している。
このように、案内部119の斜面119fの傾斜角度θを力の弱い使用者でも装着することが可能な力量Fを考慮した上で設定している。したがって、図7A、図7Bに示すように出力用連結部101と入力用連結部102とが近接してピン部材140の外周面が案内部119に当接した場合に力の弱い使用者でも、第1接続部21と駆動ケーブル接続部5sとの装着作業をスムーズに且つ確実に行うことができる。
また、駆動シャフト30の捩れ特性を、駆動力伝達性能と力量Fとを考慮して選定している。このため、モーター23の回転駆動力を駆動シャフト30によってプーリー7に確実に伝達することができ、この結果、湾曲部2bが駆動シャフト30によって伝達されたモーター23の駆動力によって電動湾曲される。
なお、本実施の形態においては、湾曲部2bを湾曲させるために操作される操作指示部材として湾曲操作ノブ3UD、3RLを挙げている。しかし、操作指示部材は、該ノブ3UD、3RLに限定されるものではなく、ジョイスティック、あるいは、トラックボール等であってもよい。
図10及び図11は本発明の第2実施形態に係り、図10は第2の実施形態の内視鏡装置を説明する図、図11は湾曲部が有する湾曲機能を電動で動作させるパワーアシスト機構を説明する図である。
図10、図11に示す本実施形態の内視鏡装置100Aの構成は、上述した第1実施形態に示した内視鏡装置100と略同様で有り、上述した第1実施形態と同部材には同符号を付して説明を省略する。
図10に示す内視鏡装置100Aを構成する内視鏡1Aは、機能部として湾曲部2bを湾曲させる電動湾曲機構の代わりにパワーアシスト機構を備えている。また、操作部3Aには、ジョイスティック53が設けられている。ジョイスティック53は、湾曲部2bを上下左右方向に湾曲させる操作指示部材である。そのため、以下の説明においては、相違点を主に説明する。
なお、パワーアシスト機構を備える構成を説明する図11において、図面を簡略化する目的で、湾曲部2bを上方向に湾曲させる構成について説明をして、湾曲部2bを下方向へ湾曲させる構成及び湾曲部2bを左右方向に湾曲させる構成についての説明を省略している。
図11に示すようにジョイスティック53は、回転中心53cを備え、該スティック53は回転中心53cに対して上下左右方向にそれぞれ傾倒自在である。ジョイスティック53の端部には、例えば十字形状の吊り枠54が一体固定されている。吊り枠54の予め定めた上用端部54uには、先端が湾曲部2bの予め定めた上方向に固設された上ワイヤー8uの基端が固定されている。
上ワイヤー8uの中途部は、プーリー57の外周に遊嵌配置された縮径可能なCリング形状部であるCリング51に巻回されるとともに、ガイドローラー55に配置されている。
なお、本実施形態において、挿入部2B内に挿通されている図示されていない下ワイヤー、右ワイヤー、左ワイヤーは、プーリー57の外周にそれぞれ遊嵌配置されている各ワイヤーに対応するCリング51の外周にそれぞれ巻回されるとともに、ガイドローラー55に配置されている。また、各ワイヤーの基端は、吊り枠54のワイヤー毎に予め定められている下用端部54d等に固定されている。
本実施形態において上ワイヤー8uは、第1実施形態のプーリー7では無く、プーリー57の外周に対して摩擦力を以て接触自在なCリング51に巻回配置されている。
Cリング51は、ジョイスティック53の傾倒操作に伴って、上ワイヤー8uが牽引されることによって縮径されるように構成されている。Cリング51の内周面とプーリー57の外周面との間隔は、Cリング51が縮径されるにしたがって狭まっていく。
そして、Cリング51は、縮径されて該リング51の内周面が回転されているプーリー57の外周面に接触して摩擦力の発生に伴って、プーリー57と共に一方向に回転する。
プーリー57と共にCリング51が回転されることによって上ワイヤー8uに回転力が伝達されて該ワイヤー8uが牽引される。プーリー57の回転力は、Cリング51から上ワイヤー8uに牽引補助力として伝達される。
なお、Cリング51は、プーリー57の外周に接触後、プーリー57と一体的に回転するのでは無く、プーリー57の外周を滑りながらプーリー57と同じ方向に回転される。
内視鏡装置100Aは、ジョイスティック53の傾倒操作力量の軽減を図る電動駆動機構を備えている。本実施形態の電動駆動機構は、パワーアシスト機構であって、モーター23と、駆動シャフト30と、プーリー57と、を備えて主に構成されている。
本実施形態においてプーリー57は、駆動対象であって駆動力受け部を備える。駆動力受け部は、プーリー57に一体な第1平歯車59と、第2平歯車36と、第2平歯車36に一体な駆動力受け傘歯車(以下、受け歯車)35とを備えて構成されている。
プーリー57は、第1平歯車59と共に一方向である矢印Yp方向に回転自在である。
第2平歯車36は、受け歯車35と共に一方向である矢印Yp方向とは逆方向に回転自在である。
第2平歯車36は、操作部3内に設けられ、第1平歯車59に噛合している。受け歯車35には駆動シャフト30のプーリー用傘歯車141が噛合している。
そして、本実施形態において第1接続部21内には、第1実施形態と同様にモーター23、モーター用エンコーダー25及び出力用連結部101が設けられている。一方、内視鏡1の接続コネクタ5の側部には、入力用連結部102を有する駆動ケーブル接続部5sが設けられている。そして、第1接続部21と駆動ケーブル接続部5sとは上述したように着脱自在である。
本実施形態においても、上述した実施形態と同様に出力用連結部101を構成する筒状部材111の案内部119に設けられる斜面119fの傾斜角度θを力の弱い使用者でも装着することが可能な力量Fを考慮して設定されている。
したがって、第1実施形態と同様に出力用連結部101と入力用連結部102とを近接させ入力用連結部102を構成するピン部材140の外周面が案内部119の斜面119fに当接した場合であっても力の弱い使用者は、第1接続部21と駆動ケーブル接続部5sとの装着作業をスムーズに且つ確実に行うことができる。
また、駆動シャフト30の捩れ特性は、駆動力伝達性能と力量Fとを考慮して選定されているので、モーター23の回転駆動力を駆動シャフト30によってプーリー57に確実に伝達して牽引補助力を得ることができる。
なお、本実施の形態において、操作指示部材をジョイスティック53としているが、第1実施の形態と同様な操作ノブを用いる構成であってもよい。
図12−図15を参照して本発明の第3実施形態を説明する。
図12は第3実施形態の内視鏡装置を説明する図、図13は挿入部と、挿入部に設けられた挿入補助機構とを説明する図、図14は挿入部に設けられた挿入補助機構と、挿入補助機構を電動で回転動作させる電動駆動機構部との関係を説明する図、図15は図14のY15−Y15線断面図である。なお、上述した実施形態と同部材には同符号を付して説明を省略する。
図12に示す本実施形態の内視鏡装置100Bは、内視鏡1Bと、内視鏡外部装置である光源装置11、表示用プロセッサ12、モニター13及び制御装置15を具備して主要部が構成されている。
内視鏡1Bは、細長な挿入部2Bを有している。本実施形態において、挿入部2Bの先端側の外周には挿入部2Bの被検体内における挿入性及び抜去性を向上させる機能部である挿入補助機構部70が設けられている。
符号80は、挿入補助機構操作スイッチ(以下、外部スイッチと記載する)である。外部スイッチ80は、フットスイッチ接続部81、フットスイッチケーブル82、フットスイッチ部83を備えて構成されている。フットスイッチ接続部81は、制御装置15のフットスイッチ接続口15rに着脱自在である。
なお、本実施形態において、挿入部2Bの先端部2a側には上下湾曲機能部と、左右湾曲機能部とを有する湾曲部2bが設けられている。湾曲部2bは、挿入部2Bの基端に設けられた操作部3Bに配置されている上下湾曲ノブ3aあるいは左右湾曲ノブ3bを操作して、湾曲ワイヤーを手動で牽引することによって湾曲動作する従来の構成である。したがって、湾曲部2bを湾曲させる構成については省略する。また、内視鏡1は、上述した第1実施形態に示した電動湾曲機構を備える構成であってもよい。
図13に示すように挿入部2Bの予め定めた外周面には挿入補助機構部70が回動自在に配置されている。
挿入部2Bは、先端側から順に先端部2a、湾曲部2b、受動湾曲部2d、可撓管部2cを備えて構成されている。受動湾曲部2dは、湾曲部2bが湾曲ワイヤーの牽引弛緩によって湾曲動作されるのに対し、外力を受けることによって受動的に湾曲する。
本実施形態の可撓管部2cは、先端側に位置する第1の可撓管2caと、該第1の可撓管2caの基端に接続された第2の可撓管2cbとで構成されている。
湾曲部2bと受動湾曲部2dとは第1接続管151を介して接続され、受動湾曲部2dと第1の可撓管2caとは第2接続管152を介して接続され、第1の可撓管2caと第2の可撓管2cbとは第3接続管153を介して接続されている。
第1接続管151及び第3接続管153は、挿入補助機構取付部を兼ね、第1接続管151には挿入補助機構部70の一端が取り付けられ、第3接続管153には挿入補助機構部70の他端が取り付けられる。
挿入補助機構部70は、挿入部2の軸(符号2Ba)回りに対して時計回り及び反時計回りで回動するように構成されている。
挿入補助機構部70は、チューブ本体71と、螺旋形状部72とを備えて構成されている。螺旋形状部72は、チューブ本体71の外周面から突出する凸部であって、螺旋状に設けられている。螺旋形状部72を構成する凸部は、チューブ本体71の外周面から該チューブ本体71の径方向外側に向かって予め定めた量、突出している。また、螺旋形状部72は、軸2Baに対する角度αが、例えば45°より大きくなる角度により螺旋状に巻回されている。そして、挿入補助機構部70は、回動に伴い螺旋形状部72が体腔壁に接触することによってネジ作用により挿入部2に推進力を付与するものである。
本実施形態においては、螺旋形状部72が操作部3B側から見て時計回りに回転することによって、挿入部2Bを体腔深部に向けて前進させる第1の推進力を得られるようになっている。一方、螺旋形状部72が操作部3B側から見て反時計回りに回転することによって、挿入部2Bを体腔深部から体外に向けて後退させる第2の推進力を得られるようになっている。
なお、時計回りに回転させることによって第2の推進力を得られ、反時計回りに回転させることによって第1の推進力を得られる構成であってもよい。
図14を参照して内視鏡1Bの挿入部2Bに設けられた挿入補助機構部70を電動で回転動作させる電動駆動機構部について説明する。
図14に示す電動駆動機構部は、挿入補助機構部70であって、モーター23と、駆動シャフト30と、チューブ本体回転部76と、を備えて主に構成されている。
本実施形態においてチューブ本体回転部76は、駆動対象であって挿入部2B内に設けられ、駆動力受け部である伝達ギア75に噛合する構成になっている。本実施形態において、伝達ギア75は、駆動シャフト30の他端部に一体に固設されている。
そして、本実施形態において第1接続部21内には、上述した実施形態と同様にモーター23、モーター用エンコーダー25及び出力用連結部101が設けられている。一方、内視鏡1の接続コネクタ5の側部には、入力用連結部102を有する駆動ケーブル接続部5sが設けられている。そして、第1接続部21と駆動ケーブル接続部5sとは上述したように着脱自在である。
本実施形態においても、上述した実施形態と同様に出力用連結部101を構成する筒状部材111の案内部119に設けられる斜面119fの傾斜角度θを力の弱い使用者でも装着することが可能な力量Fを考慮して設定されている。
したがって、第1実施形態と同様に出力用連結部101と入力用連結部102とを近接させ入力用連結部102を構成するピン部材140の外周面が案内部119の斜面119fに当接した場合であっても力の弱い使用者は、第1接続部21と駆動ケーブル接続部5sとの装着作業をスムーズに、且つ、確実に行うことができる。
また、駆動シャフト30の捩れ特性は、駆動力伝達性能と力量Fとを考慮して選定されているので、モーター23の回転駆動力を駆動シャフト30によってチューブ本体回転部76に確実に伝達して推進力を得ることができる。
なお、本実施形態において、モーター23は、図12に示した外部スイッチ80によって停止、時計回りへの回転、あるいは、反時計回りへの回転を切り換えられるようになっている。
本実施形態において、挿入補助機構部70は、上述したように操作部3B側から該補助機構部70を見て螺旋形状部72が時計回りに回転することによって、挿入部2Bを前進させる第1の推進力を発生する。
チューブ本体回転部76は、内周面側に伝達ギア75に噛合するギア部76gを備えている。チューブ本体回転部76の外周面には、挿入補助機構部70のチューブ本体71が一体に固設されている。ギア部76gは、貫通孔153hから第3接続管153に突出している。
伝達ギア75は、駆動シャフト30と共に回動自在である。また、チューブ本体71は、チューブ本体回転部76と共に回動自在である。
本実施形態においては、駆動シャフト30が反時計回りに回転されることによって、図
15に示すように伝達ギア75が図中矢印Y15方向に回転される。一方、挿入補助機構部70は、矢印Y15とは逆方向に回転される。この結果、挿入補助機構部70は、挿入部2Bを前進させる第1の推進力を発生する。
なお、上述した実施形態においては、筒状部材111をモーター軸23aに一体に固定して回転力出力ユニットを構成し、ピン部材140を第1回転入力軸131の一端側に固定して回転力入力ユニットを構成するとしている。しかし、モーター軸23aにピン部材140を一体に固定して回転力出力ユニットを構成し、第1回転入力軸131の一端側に筒状部材111を固定して回転力入力ユニットを構成するようにしてもよい。
なお、本発明は、以上述べた実施形態のみに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
1、1A、1B…内視鏡 2、2B…挿入部 2Ba…軸 2a…先端部 2b…湾曲部2c…可撓管部 2ca…第1の可撓管 2cb…第2の可撓管 2d…受動湾曲部
3、3A、3B…操作部 3RL…左右湾曲操作指示ノブ
3UD…上下湾曲操作指示ノブ 3UDa…ノブ軸 3a…上下湾曲ノブ
3b…左右湾曲ノブ 4…ユニバーサルコード 5…接続コネクタ 5b…第3電気接点5c…第4電気接点 5s…駆動ケーブル接続部 7…プーリー 8d…下ワイヤー
8u…湾曲ワイヤー 9…第1平歯車 11…光源装置 11s…コネクタ接続部
12…表示用プロセッサ 13…モニター 14…接続ケーブル 15…制御装置
15r…フットスイッチ接続口15s…装置接続口 20…駆動ケーブル
21…第1接続部 22…第2接続部 23…モーター 23a…モーター軸
25…モーター用エンコーダー 26a…第1信号線 26b…第2信号線
26c…第3信号線 27a…第1電気接点 27b…第2電気接点
30…駆動シャフト 33…保護チューブ 35…受け歯車 36…第2平歯車
40…プーリー用ポテンショメータ 41…第3ケーブル
42…ノブ軸用ポテンショメータ 43…第2ケーブル 51…Cリング
53…ジョイスティック 53c…回転中心 54…吊り枠 54d…下用端部
54u…上用端部 55…ガイドローラー 57…プーリー 59…第1平歯車
70…挿入補助機構部 71…チューブ本体 72…螺旋形状部 75…伝達ギア
76…チューブ本体回転部 76g…ギア部 80…外部スイッチ
81…フットスイッチ接続部 82…フットスイッチケーブル 83…フットスイッチ部100、100A、100B…内視鏡装置 101…出力用連結部
102…入力用連結部 110…出力側ケース体 111…筒状部材
112…モーター固定孔 113…回転防止凹部 114…脱落防止部材取付孔
115…ボールプランジャ 115b…ボール 115s…スプリング 116…凹部
116a…駆動力伝達部 116b…中心軸線 116m…開口部
117…凸部 118…櫛部 119…案内部 119f…斜面
120…入力側ケース体 121…連結凸部 122…突起
123…周溝 123h…貫通孔 124…ケース本体 130…駆動力伝達部
131…第1回転入力軸 131a…軸中心 132…第2回転入力軸 132h…凹部133…第1軸孔 134…第2軸孔 135…第1軸受 136…第2軸受
137…第1傘歯車 138…第2傘歯車 139…チューブ固定口金
139h…貫通孔 140…ピン部材 140a…中心軸 140b…装着方向線
141…プーリー用傘歯車 142…チューブ固定部 151…第1接続管
152…第2接続管 153…第3接続管

Claims (6)

  1. 回転駆動力を発生する駆動部と、
    前記駆動部と連結し、前記駆動部の回転駆動力を伝達する出力軸と、
    前記出力軸に接続された第1係合部材と、
    内視鏡と、
    前記内視鏡に設けられたトルクワイヤと、
    前記内視鏡に設けられ、前記トルクワイヤの回転力により駆動する機能部と、
    前記内視鏡に設けられ、前記第1係合部材と係合することで前記駆動部の回転駆動力を受けて前記トルクワイヤに回転駆動力を伝達するために所定の軸回りに回動可能な第2係合部材と、
    前記第1係合部材に設けられ、前記第2係合部材が入り込むことで前記第1係合部材の回転駆動力を前記第2係合部材に伝達するための駆動力伝達部と、
    前記第1係合部材に設けられ、前記第2係合部材が入り込むための前記駆動力伝達部の幅に対して広く形成された開口部と、
    前記第1係合部材に設けられ、前記開口部と前記駆動力伝達部との間に形成され、前記第2係合部材を前記所定の軸回りに回転させながら前記駆動力伝達部に案内するための斜面を備えた案内部と、
    を有し、
    前記案内部の斜面の傾斜角度は、前記第2係合部材を前記第1係合部材に係合する際に必要な装着力量が予め決めた所定の力量以下となるように設定され、
    前記トルクワイヤは、前記所定の力量以下で前記第2係合部材が前記斜面に沿って前記駆動力伝達部まで移動可能にする捩れ特性を有することを特徴とする導入装置。
  2. 前記第1係合部材は、円周外壁に沿って複数の凹部と凸部とを交互に配列して構成される櫛部を備え、
    前記駆動力伝達部は、前記第1係合部材の互いに隣設する凸部の間に設けられ、幅寸法が前記第2係合部材の直径寸法より予め定めた寸法大きく、底面から前記駆動力伝達部の開口までの深さ寸法が少なくとも前記第2係合部材の半径よりも大きく設定され、
    前記案内部は、前記第1係合部材の互いに隣設する凸部の対向する面に設けられ、先端から前記駆動力伝達部の溝開口に至る前記斜面を形成して該凸部を先細形状に設定することを特徴とする請求項1に記載の導入装置。
  3. 前記第2係合部材と前記トルクワイヤとは伝達部を介して回転可能に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の導入装置。
  4. 前記機能部は、前記内視鏡の挿入部に設けられた湾曲部を湾曲動作させる電動湾曲機能部であって、
    前記電動湾曲機能部は、
    前記トルクワイヤの回転駆動力が伝達されて回転する駆動力受け部を設けたプーリーと、
    先端が前記湾曲部の予め定めた位置に固設され、基端が前記プーリーに固設された複数の湾曲ワイヤーと、
    を具備することを特徴とする請求項に記載の導入装置。
  5. 前記機能部は、前記内視鏡の操作部に設けられた操作指示部材の操作力量を軽減する電動駆動機構であって、
    前記電動駆動機構は、
    前記トルクワイヤの回転駆動力が伝達されて回転する駆動力受け部を設けたプーリーと、
    先端が湾曲部の予め定めた位置に固設され、基端が前記操作指示部材の端部に一体固定された吊り枠の予め定めた位置に固設され、前記基端と前記先端との間の中途部が前記プーリーの外周に遊嵌配置された縮径可能なCリング形状部に巻回される複数の湾曲ワイヤーと、
    を具備することを特徴とする請求項1に記載の導入装置。
  6. 前記機能部は、前記内視鏡の挿入部の先端側の外周に設けられ、該挿入部の被検体内における挿入性及び抜去性を向上させる挿入補助機構部であって、
    前記挿入補助機構部は、
    前記トルクワイヤの駆動力が伝達されて回転する伝達ギアと、
    前記伝達ギアに噛合するギア部を備えたチューブ本体回転部と、
    前記チューブ本体回転部の外周面に一体に固定され、該チューブ本体回転部と共に回動自在である前記挿入部の外周に配置されたチューブ本体と、
    前記チューブ本体の外周面から突出する螺旋状に設けられた螺旋形状部と、
    を具備することを特徴とする請求項1に記載の導入装置。
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