JP6204766B2 - ラップフィルム収納箱 - Google Patents
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Description
(1)蓋部を有し筒状の巻回ラップフィルムを収納する箱本体と、当該箱本体の蓋部にその長手方向に沿って設けられ、前記箱本体の巻回ラップフィルムから引き出されたラップフィルムを切断する切断刃とを有する、ラップフィルム収納箱であって、前記切断刃は、前記箱本体の蓋部に対し少なくとも前記長手方向の両端の2カ所でカシメ固定されており、当該両端の各カシメ固定部のカシメ固定強度が2N以上15N以下であり、前記切断刃は、5カ所以上でカシメ固定されており、前記両端以外のカシメ固定部のカシメ固定強度が1N以上10N以下であり、最も中央に近いカシメ固定部のカシメ固定強度が、前記両端の各カシメ固定部のカシメ固定強度の10%以上70%以下であり、最も中央に近いカシメ固定部のカシメ固定強度が、前記両端の各カシメ固定部の隣に位置する各カシメ固定部のカシメ固定強度の10%以上70%以下であり、前記両端の各カシメ固定部のカシメ固定強度が、前記両端の各カシメ固定部の隣に位置する各カシメ固定部のカシメ固定強度よりも大きい、ラップフィルム収納箱。
(2)前記切断刃は、前記両端の各カシメ固定部とその隣に位置するカシメ固定部との間隔が、それ以外のカシメ固定部の隣同士の間隔より狭い、(1)に記載のラップフィルム収納箱。
板紙にカシメ固定された鋸刃Kの端を持ち上げ、板紙に固定された鋸刃Kと持ち上げられた鋸刃Kの端がなす角が90°になるように、鋸刃Kを90°に曲げ、板紙を鋸刃Kの長手方向にスライドさせながら鋸刃Kを上に引き上げ、固定されているカシメ爪20が剥がれた時の力を測定した。
本実施例1〜9は、図3で示したようにカシメ爪20を板紙に挿入し、挿入したカシメ爪20を横向きに倒してカシメ固定しており、掩蓋片6の両端のカシメ固定部のカシメ固定強度が2N以上15N以下の範囲内であり、両端以外のカシメ固定部のカシメ固定強度が1N以上10N以下の範囲内である。また、最も中央に近いカシメ固定部(中央部のカシメ固定部)のカシメ固定強度は、両端のカシメ固定部のカシメ固定強度の10%以上70%以下になっている。さらに、中央部のカシメ固定部のカシメ固定強度が、両端のカシメ固定部の隣りのカシメ固定部のカシメ固定強度の10%以上70%以下になっている。この鋸刃Kを具備したラップフィルム収納箱Aを用い、後述する評価基準で切断時の鋸刃Kのぐらつき、収納箱落下時の鋸刃Kの脱落、鋸刃剥がし時の鋸刃Kの撥ね返りを評価した。
本比較例1は、図3で示したようにカシメ爪20を板紙に挿入し、挿入したカシメ爪20を横向きに倒してカシメ固定しており、両端および両端から2番目の合計4ヶ所の各カシメ固定部のカシメ固定強度が20Nであり、前記4ヶ所以外の各カシメ固定部のカシメ固定強度が10Nである。また、中央部のカシメ固定部のカシメ固定強度が、両端の各カシメ固定部のカシメ固定強度の50%となっている。さらに、中央部のカシメ固定部のカシメ固定強度が、両端の各カシメ固定部のカシメ固定強度の50%となっている。
本発明に用いた評価方法及び評価尺度は以下のとおりであり、各評価結果と合否(◎、
○:合格、×:不合格)は表2に示した。
ラップフィルム収納箱Aから、掩蓋片6とラップフィルムFが直角になるようラップフィルムFを引き出し、収納箱Aを閉じてラップフィルムFを垂直にしたまま引っ張り、その際に鋸刃Kが外れるかどうかを評価した。評価後、鋸刃Kが外れていないかを確認し、外れていなければ合格とした。各実施例1〜9と比較例1は合格であったが、比較例2は7回目に中央のカシメ固定部のカシメが剥がれるのが見られたため、不合格であった。
ラップフィルム収納箱Aに巻回ラップフィルムRを入れ、120cmの高さから収納箱Aを10回落下させ、鋸刃Kの脱落が見られるか評価した。10回落下後、鋸刃Kが脱落していないか確認し、脱落していなかったら合格とした。各実施例1〜9と比較例1は合格であったが、比較例2は7回目に中央のカシメ固定部のカシメが剥がれるのが見られたため、不合格であった。
ラップフィルム収納箱Aを展開し板紙の状態にし、長手方向の鋸刃Kの端を摘み、カシメ固定されている鋸刃Kと鋸刃Kの端を摘んだ手とが垂直になるように鋸刃Kを引き剥がした。鋸刃Kの引き剥がし後、引き剥がした鋸刃Kの両端部が1周以上丸まらないかを確認し、丸まらなければ合格とした。また、1周以上丸まった場合を×、1周以上丸まらないが剥がした鋸刃Kの両端の距離が15cm未満の場合を○、1周以上丸まらず剥がした鋸刃Kの両端の距離が15cm以上の場合を◎とした。各実施例1〜9と比較例2は合格であったが、比較例1はカシメ固定強度が高いため、1周以上の丸まりを生じ、鋸刃Kの端を摘んだ手元に引き剥がした鋸刃Kの端が当たったため、不合格であった。
2 底板
3 後板
4 脇板
5 蓋板
6 掩蓋片
7 切り取り線
8 開封片
9 脇板
10 縁折片
11 ガイド片
12 補助脇板
13 補助脇板
14 補助脇板
20 カシメ爪
A ラップフィルム収納箱
F ラップフィルム
K 鋸刃
M 収納室
N 蓋部
Q フィルム仮留め部材
R 巻回ラップフィルム
P1〜P7 カシメ固定部
Claims (2)
- 蓋部を有し筒状の巻回ラップフィルムを収納する箱本体と、当該箱本体の蓋部にその長手方向に沿って設けられ、前記箱本体の巻回ラップフィルムから引き出されたラップフィルムを切断する切断刃とを有する、ラップフィルム収納箱であって、
前記切断刃は、前記箱本体の蓋部に対し少なくとも前記長手方向の両端の2カ所でカシメ固定されており、当該両端の各カシメ固定部のカシメ固定強度が2N以上15N以下であり、
前記切断刃は、5カ所以上でカシメ固定されており、
前記両端以外のカシメ固定部のカシメ固定強度が1N以上10N以下であり、
最も中央に近いカシメ固定部のカシメ固定強度が、前記両端の各カシメ固定部のカシメ固定強度の10%以上70%以下であり、
最も中央に近いカシメ固定部のカシメ固定強度が、前記両端の各カシメ固定部の隣に位置する各カシメ固定部のカシメ固定強度の10%以上70%以下であり、
前記両端の各カシメ固定部のカシメ固定強度が、前記両端の各カシメ固定部の隣に位置する各カシメ固定部のカシメ固定強度よりも大きい、ラップフィルム収納箱。 - 前記切断刃は、前記両端の各カシメ固定部とその隣に位置するカシメ固定部との間隔が、それ以外のカシメ固定部の隣同士の間隔より狭い、請求項1に記載のラップフィルム収納箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013189570A JP6204766B2 (ja) | 2013-09-12 | 2013-09-12 | ラップフィルム収納箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013189570A JP6204766B2 (ja) | 2013-09-12 | 2013-09-12 | ラップフィルム収納箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015054716A JP2015054716A (ja) | 2015-03-23 |
JP6204766B2 true JP6204766B2 (ja) | 2017-09-27 |
Family
ID=52819374
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013189570A Active JP6204766B2 (ja) | 2013-09-12 | 2013-09-12 | ラップフィルム収納箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6204766B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP3170371B2 (ja) * | 1992-12-21 | 2001-05-28 | 旭化成株式会社 | ラップフイルム収納箱 |
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-
2013
- 2013-09-12 JP JP2013189570A patent/JP6204766B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015054716A (ja) | 2015-03-23 |
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