JP6201963B2 - 端子部品 - Google Patents

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Description

本発明は端子部品及び端子部品の製造方法に関し、特に、内部端子と外部端子とが接合された端子部品及び端子部品の製造方法に関する。
電池等の端子部の導通を確保するために、端子部の接合をレーザ溶接によって行うことが多い。しかしながら、レーザ溶接に要する費用が高額となるため、かしめ等の凝着接合を用いて端子部の接合を行うことが検討されている。
上記技術に関連し、特許文献1には、電極体と、前記電極体を収納するケースと、前記ケース外方に突出して設けられる外部端子と、前記電極体と外部端子とを接続する集電端子と、前記集電端子とケースとの間に介装されるガスケットと、を具備する二次電池を製造する方法が開示されている。特許文献1にかかる二次電池を製造する方法は、前記外部端子の一部を貫通するように、前記集電端子の一部をケース外に突出させて、その突出部をかしめ加工して前記ガスケットに圧縮力を付与し、当該かしめ加工によって形成されたかしめ部に熱を加えつつ押圧して、前記かしめ部と前記外部端子とを接合加工する工程を含む。
特開2013−161629号公報
電池の表面には、結露等によって水分が付着することがある。しかしながら、特許文献1にかかる製造方法では、接合された外部端子と内部端子(集電端子)との隙間に水分が侵入するおそれがある。そして、隙間に水分が侵入することによって、外部端子と内部端子との接合部が腐食するおそれがある。さらに、接合部が腐食することによって、外部端子と内部端子との間の導通抵抗が上昇するおそれがある。
本発明の目的は、外部端子と内部端子との間の導通抵抗の上昇を抑制することが可能な端子部品及び端子部品の製造方法を提供することにある。
本発明にかかる端子部品は、電極体を覆うカバーの上側に設けられた外部端子と、前記カバーの下側に設けられた内部端子とを有する端子部品であって、前記外部端子の貫通孔を貫通して前記外部端子の上側に突出した前記内部端子の一部が前記貫通孔よりも外側に拡張されることによって前記内部端子と前記外部端子とが接合されており、前記外部端子の上面における前記内部端子との接合面と、前記外部端子の上面における、前記接合面よりも外側の非接合面と、を有し、前記接合面は、前記非接合面の少なくとも一部よりも高い。
また、本発明にかかる端子部品の製造方法は、貫通孔と、前記貫通孔の外側に設けられた台座と、前記台座の外側に前記台座の上面よりも低く形成された非接合面とを有する外部端子を製造する工程と、前記外部端子の前記貫通孔に内部端子の一部を貫通させて前記外部端子の上側に突出させ、前記突出した前記内部端子の一部を前記外部端子の前記台座の上面に接触するように拡張させて、前記内部端子と前記外部端子とを接合させる工程とを有する。
外部端子の接合面(台座面)が非接合面の少なくとも一部よりも高くなるように形成されていることによって、非接合面に付着した水分が内部端子と外部端子との間に侵入することが抑制される。これによって、内部端子と外部端子との間に侵入した水分に起因する腐食が発生することを抑制することが可能となる。したがって、本発明においては、外部端子と内部端子との間の導通抵抗の上昇を抑制することが可能となる。
また、好ましくは、前記拡張された内部端子は、前記外部端子の前記接合面よりも外側に張り出す張出部を備える。
内部端子が外部端子の接合面よりも外側に張り出すことによって、内部端子の上側に付着した水分は非接合面に落下する。これによって、内部端子の上側に付着した水分が、内部端子と外部端子との間に侵入することがさらに抑制される。
また、好ましくは、前記外部端子の前記非接合面は、凹部を備える。
非接合面に凹部が形成されていることによって、非接合面に付着した水分が凹部に流入する。これによって、非接合面に付着した水分が内部端子と外部端子との間に侵入することが、さらに抑制される。
本発明によれば、外部端子と内部端子との間の導通抵抗の上昇を抑制することが可能な端子部品及び端子部品の製造方法を提供できる。
実施の形態1にかかる電池の概略図である。 実施の形態1にかかる端子部品の構成を示す断面図である。 実施の形態1にかかる外部端子の構造を示す断面図である。 実施の形態1にかかるかしめ加工を説明するための図である。 比較例にかかる端子部品の構成を示す断面図である。 比較例にかかる、水分が侵入した接合部の拡大断面図である。 実施の形態2にかかる外部端子の構造を示す断面図である。 本実施の形態にかかる端子部品の製造方法を説明するためのフローチャートである。
(実施の形態1)
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、実施の形態1にかかる電池1の概略図である。電池1は、例えば二次電池である。図1に示すように、電池1は、ケース2と、充放電要素である電極体4とを有する。電極体4は、ケース2の内部に収容されている。また、ケース2の上部には、電極体4を覆う蓋としての機能を有するカバー6が設けられている。また、カバー6には、正極及び負極の端子部品10が設けられている。
図2は、実施の形態1にかかる端子部品10の構成を示す断面図である。図2に示すように、端子部品10は、外部端子20と、内部端子30とを有する。外部端子20は、カバー6の上側に設けられている。また、内部端子30は、カバー6の下側に設けられている。また、外部端子20と内部端子30とは、電気的に導通するように接続されている。さらに、内部端子30は、電極体4と電気的に接続されている。これにより、外部端子20は、電極体4と電気的に接続されるように構成されている。
外部端子20とカバー6との間には、樹脂部材12が設けられている。樹脂部材12は、絶縁材で形成されている。樹脂部材12により、外部端子20は、カバー6と絶縁されている。また、内部端子30と、カバー6及び樹脂部材12との間には、シール部材14が設けられている。シール部材14は、例えばガスケット等で形成されている。シール部材14により、ケース2の内部の機密が保たれるとともに、内部端子30がカバー6と絶縁される。
また、内部端子30が外部端子20に対してかしめ加工されることによって、内部端子30と外部端子20とで接合部40を形成する。この接合部40によって、内部端子30及び外部端子20は、カバー6に接合される。さらに、接合部40において接合されることによって、内部端子30と外部端子20とが電気的に導通するように接合される。本実施の形態1においては、接合部40において、内部端子30と外部端子20との間に水分が侵入することが抑制されている。詳しくは後述する。
図3は、実施の形態1にかかる外部端子20の構造を示す断面図である。外部端子20には、貫通孔24が設けられている。内部端子30が外部端子20に対してかしめ加工されるときに、図4を用いて後述するように、内部端子30の一部が、この貫通孔24に挿入される。
また、貫通孔24の外側には、台座22が設けられている。台座22の上面である台座面22aは、後述するように、かしめ加工された内部端子30の一部と接合するように構成されている。つまり、台座面22aは、内部端子30と接合する接合面である。また、台座面22aの径(つまり台座22の外周の径)は、D1[mm]となるように形成されている。また、台座面22aは、外部端子20の上面における台座22(台座面22a)よりも外側の面である非接合面20aよりも高くなるように形成されている。言い換えると、非接合面20aは、台座面22aよりも低くなるように形成されている。
例えば、台座22は、外部端子20の上面における台座22に対応する位置の外側を低くするように形成されてもよい。言い換えると、外部端子20の上面における非接合面20aに対応する箇所を低く形成することで、台座22が形成され得る。具体的には、貫通孔24の中心を中心とした直径D1(台座面22aの径)の円の外側を薄くするようにして、台座22が形成されるようにしてもよい。具体的には、プレス加工又は鍛造加工によって、外部端子20に台座22が成形されるようにしてもよい。または、非接合面20aに対応する箇所を切削することによって、外部端子20に台座22が成形されてもよい。また、例えば、台座22に対応する部分(凹み)が設けられた型を用いることによって、台座22が形成されるようにしてもよい。
このようにして、外部端子20は、台座22の台座面22aが非接合面20aよりもH1[mm]高くなるように形成される。言い換えると、外部端子20は、外部端子20の上面における非接合面20aが台座面22aよりもH1[mm]低くなるように形成される。このように貫通孔24の周りに台座22が形成されることによって、接合部40において、外部端子20と内部端子30との間に水分が侵入することが抑制される。詳しくは後述する。
図4は、実施の形態1にかかるかしめ加工を説明するための図である。図4に示すように、内部端子30は、かしめ加工される前、突出部34を有する略T字型に形成されている。そして、かしめ加工される際に、外部端子20と樹脂部材12とカバー6とシール部材14とが積層された状態で、矢印Aに示すように、貫通孔24に内部端子30の突出部34が挿入される。
そして、矢印B方向に内部端子30の突出部34が押圧される。これによって、内部端子30の突出部34は、径方向に貫通孔24よりも拡張するように変形する。そして、図2に示すように、接合部40において傘形状のかしめ部32が形成される。かしめ部32には、下方向(外部端子20側)に押圧する力が付与されている。これによって、接合部40において、内部端子30は、外部端子20と凝着接合される。具体的には、接合部40において、かしめ部32の接合面32aが、外部端子20に形成された台座22の台座面22aに押圧された状態で接触している。このようにして、外部端子20の台座22と、内部端子30のかしめ部32とからなる接合部40が形成される。
ここで、上述したように、台座22は、台座面22aが非接合面20aよりも高さH1[mm]だけ高くなるように形成されている。これによって、外部端子20の表面(非接合面20a)に付着した水滴W1が、外部端子20に形成された台座22の台座面22a(接合面)と、内部端子30に形成されたかしめ部32の接合面32aとの間(隙間G1)に侵入することが抑制される。言い換えると、水滴W1が、接合部40において、外部端子20と内部端子30との間に侵入することが抑制される。
つまり、台座面22aが非接合面20aよりも高くなっているので、非接合面20aに付着した水滴W1は、台座22を乗り越えることが困難となる。言い換えると、台座22が堤防のような役割を果たす。したがって、水滴W1は、台座22の台座面22a(接合面)とかしめ部32の接合面32aとの間に到達しにくくなる。
また、かしめ部32は、台座22よりも外側に張り出す張出部32bを備えるように形成されている。つまり、かしめ部32のかしめ径D2は、台座面22aの径D1よりも大きくなるように形成されている。これによって、かしめ部32の上側(つまり内部端子30の上側)に付着した水滴W2が、外部端子20に形成された台座22の台座面22a(接合面)と、内部端子30に形成されたかしめ部32の接合面32aとの間に侵入することが抑制される。言い換えると、水滴W2が、接合部40において、外部端子20と内部端子30との間に侵入することが抑制される。
具体的には、かしめ部32は、台座22よりも外側に張り出す張出部32bを備えているので、かしめ部32の上側に付着した水滴W2は、台座面22aに落下しないで、外部端子20の非接合面20aに落下する。つまり、かしめ部32が傘のような役割を果たす。よって、水滴W2は、かしめ部32の端部よりも内側にある、台座面22aと接合面32aとの隙間G1に到達しにくい。なお、外部端子20の非接合面20aに落下した水滴(水滴W1)は、上述したように、台座22を乗り越えることが困難である。したがって、水滴W2は、台座22の台座面22a(接合面)とかしめ部32の接合面32aとの間に到達しにくくなる。
なお、台座面22aの高さH1は、結露等によって発生し得る水分量に応じて、適宜、決定されてもよい。つまり、例えば、結露が多く発生する地域で電池1が使用される場合には、台座面22aの高さH1を高くするようにしてもよい。同様に、かしめ径D2についても、結露等によって発生し得る水分量に応じて、適宜、決定されてもよい。つまり、例えば、結露が多く発生する地域で電池1が使用される場合には、かしめ径D2を台座面22aの径D1と比較して大きくなるようにしてもよい。
(比較例)
以下、比較例を用いてさらに実施の形態1にかかる構成について説明する。
図5は、比較例にかかる端子部品110の構成を示す断面図である。実施の形態1と同様に、端子部品110は、外部端子120と内部端子130とを有する。そして、内部端子130が外部端子120に対してかしめ加工されることによって、内部端子130にかしめ部132が形成されている。これによって、接合部140において、外部端子120と内部端子130とが結合されている。
ここで、比較例においては、実施の形態1とは異なり、内部端子130のかしめ部132は、外部端子120の上面120aに接触している。つまり、かしめ部132の接合面132aは、外部端子120の上面120aと接触している。このとき、かしめ部132の接合面132aと外部端子120の上面120aとの隙間G2の高さは、上面120aと同じとなる。または、かしめ部132が外部端子120の上面120aを押圧することによって上面120aが凹むことで、隙間G2の高さは、上面120aよりも低くなり有る。したがって、外部端子120の上面120aに付着した水滴W1は、かしめ部132の接合面132aと外部端子120の上面120aとの隙間G2に容易に侵入してしまうおそれがある。
さらに、かしめ部132の上側に付着した水滴W2についても、かしめ部132から落下するときに、隙間G2に容易に侵入してしまう。つまり、かしめ部132の外側の端部が隙間G2の端部とほぼ同じ位置にあるので、水滴W2は、かしめ部132から落下する際に隙間G2の端部に容易に到達し、したがって、隙間G2に容易に侵入してしまう。また、たとえ水滴W2が外部端子120の上面120aに落下したとしても、上述したように、上面120aに落下した水滴(W1)は、隙間G2に容易に侵入してしまう。
図6は、比較例にかかる、水分が侵入した接合部140の拡大断面図である。なお、図6に示すように、外部端子120(外部端子20)の表面には、すずめっき120bが被覆されている。上述したように、比較例においては、隙間G2に水分が侵入する。したがって、接合部140(特に内部端子130)は、隙間G2に侵入した水分によって酸化する。これによって、内部端子130には、矢印Cで示すように、腐食が生じてしまう。この腐食により、外部端子120と内部端子30との間の導通抵抗が上昇してしまう。
一方、上述したように、実施の形態1においては、外部端子20に台座22が設けられていることにより、外部端子20の上面120aに付着した水滴W1が、接合部40において、外部端子20と内部端子30との間に侵入することが抑制される。また、実施の形態1においては、内部端子30が張出部32bを備え、かしめ部32が台座22よりも外側に張り出すように形成されていることにより、かしめ部32の上側に付着した水滴W2が、接合部40において、外部端子20と内部端子30との間に侵入することが抑制される。つまり、実施の形態1においては、端子部品10の表面に付着した水滴が、接合部40において、外部端子20と内部端子30との間に侵入することが抑制されている。
したがって、実施の形態1においては、接合部40における内部端子30及び外部端子20の腐食を抑制することが可能となる。また、これによって、実施の形態1においては、外部端子120と内部端子30との間の導通抵抗の上昇を抑制することが可能となる。
さらに、実施の形態1においては、接合部40における外部端子20に台座22を設けることによって、接合部40において、内部端子30及び外部端子20の腐食を抑制しつつ、内部端子30と外部端子20とを接合することが可能となる。したがって、実施の形態1においては、腐食の抑制のための構成を、接合部40と別個に設けることが不要となる。例えば、内部端子30の表面(特に接合面32aとなる箇所)に特別な腐食防止のための処理等を施すことが不要となる。
さらに、実施の形態1にかかる構成を用いることによって、外部端子20と内部端子30とを接合する際に、凝着接合を採用しても、外部端子20と内部端子30との間の導通抵抗の上昇を抑制することが可能となる。したがって、費用が高額であるレーザ溶接を採用することなく、外部端子20と内部端子30との間の導通抵抗の上昇が抑制された接合を実現することが可能となる。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2について説明する。
図7は、実施の形態2にかかる外部端子20の構造を示す断面図である。実施の形態2においては、外部端子20の非接合面20aが凹部26を備えている点で、実施の形態1とは異なる。また、実施の形態2においては、非接合面20aの全てが、台座面22a(接合面)よりも低く形成されている必要はない。
凹部26は、例えば断面略矩形の溝形状で形成されている。凹部26は、台座22の外側を囲むように形成されている。例えば、凹部26は、台座22に対応する位置の外側に沿って外部端子20の上面(非接合面20a)が低くなるように形成されてもよい。これによって、深さH2[mm]の凹部26が形成される。言い換えると、凹部26の底面26aは、他の非接合面20aよりもH2低くなるように構成されている。なお、凹部26の底面26aは、非接合面20aの一部である。
また、凹部26が形成されることによって、底面26a(非接合面20aの一部)よりもH2[mm]高い台座面22aを有する台座22が形成される。このように、実施の形態2においては、溝形状の凹部26を形成するだけで、台座22を形成することが可能となる。言い換えると、台座22の外側の非接合面20aの全てを低くする必要がない。したがって、実施の形態1と比較して、外部端子20の成形が容易である。また、実施の形態1と比較して、外部端子20の非接合面20aに対応する箇所の厚さを全て薄くする必要がないので、外部端子20の強度が実施の形態1よりも向上する。
また、他の非接合面20aの箇所と比較して、凹部26の底面26aは低くなっている。したがって、非接合面20aに水分が付着した場合に、その水分が凹部26に流入する。さらに、凹部26の底面26aは、台座22の台座面22aよりも低くなっている。したがって、凹部26に流入した水分は、台座面22aに到達することが困難となる。
これにより、水分が、台座22の台座面22a(接合面)とかしめ部32の接合面32aとの間に到達しにくくなる。言い換えると、接合部40において、水分が外部端子20と内部端子30との間に侵入することが抑制される。これによって、実施の形態2においても、実施の形態1と同様に、接合部40における内部端子30及び外部端子20の腐食を抑制することが可能となる。したがって、外部端子120と内部端子30との間の導通抵抗の上昇を抑制することが可能となる。
なお、凹部26の大きさは、結露等によって発生し得る水分量に応じて、適宜、決定されてもよい。つまり、例えば、結露が多く発生する地域で電池1が使用される場合には、凹部26の底面26aの深さH2をより深くするようにしてもよい。また、この場合、凹部26の深さだけでなく幅も大きくするようにしてもよい。なお、凹部26の大きさを大きくしすぎると、外部端子20の強度を保つことができないおそれがある。したがって、実施の形態2にかかる構成については、端子部品10に付着する水分の量が少ない場合に採用してもよい。
(端子部品の製造方法)
以下、本実施の形態にかかる端子部品10の製造方法について説明する。
図8は、本実施の形態にかかる端子部品10の製造方法を説明するためのフローチャートである。工程1(S12)において、台座22を有する外部端子20が製造される。具体的には、実施の形態1にかかる外部端子20を製造する場合、図3に示す外部端子20が製造される。この場合、上述したように、例えば、外部端子20の上面における台座22に対応する位置の外側が低くなるように外部端子20についてプレス加工又は鍛造加工等を行うことによって、台座22を形成するようにしてもよい。このように製造することによって、台座22の成形が容易となる。
また、実施の形態2にかかる外部端子20を製造する場合、図7に示す外部端子20が製造される。この場合、上述したように、台座22に対応する位置の外側に沿って外部端子20の上面(非接合面20a)が低くなるように外部端子20についてプレス加工又は鍛造加工等を行うことによって、凹部26を形成するようにしてもよい。このように製造することによって、非接合面20aに対応する箇所の厚さを全て薄くせずに、台座22を成形することが可能となる。
次に、工程2(S14)において、内部端子30と外部端子20とを接合させる。具体的には、図4を用いて上述したように、外部端子20に設けられた貫通孔24に内部端子30の一部(突出部34)を貫通させて外部端子20の上側に突出させる。そして、この突出した突出部34を押圧して、台座22の上面(台座面22a)に接触するように拡張させる。これによって、内部端子30は、外部端子20と接合される。このとき、内部端子30のかしめ部32は、台座22よりも外側に張り出す張出部32bを備えるように形成される。
(変形例)
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、実施の形態2にかかる構成を、実施の形態1に適用してもよい。
具体的には、実施の形態1のように、非接合面20aよりもH1高い台座面22aを有する台座22の周りに、さらに凹部26を形成するようにしてもよい。この場合、台座面22aは、凹部26の底面26aよりもH1+H2[mm]高くなる。したがって、実施の形態1及び実施の形態2と比較して、さらに、接合部40において、水分が外部端子20と内部端子30との間に侵入することが抑制される。
1 電池
2 ケース
4 電極体
6 カバー
10 端子部品
20 外部端子
20a 非接合面
22 台座
22a 台座面
24 貫通孔
26 凹部
26a 底面
30 内部端子
32 かしめ部
32a 接合面
32b 張出部
40 接合部

Claims (2)

  1. 電極体を覆うカバーの上側に設けられた外部端子と、
    前記カバーの下側に設けられた内部端子と
    を有する端子部品であって、
    前記外部端子の貫通孔を貫通して前記外部端子の上側に突出した前記内部端子の一部が前記貫通孔よりも外側に拡張されたかしめ部と前記外部端子の上面の前記貫通孔の周囲に設けられた台座とによって前記内部端子と前記外部端子とが接合されており、
    前記外部端子の上面の前記台座における前記内部端子の前記かしめ部との接合面と、前記外部端子の上面における、前記接合面よりも外側の非接合面と、を有し、前記接合面は、前記非接合面の少なくとも一部よりも高く、
    前記かしめ部の径は、前記台座の径よりも大きく、前記かしめ部の前記台座よりも外側に張り出した部分の下面は、前記台座の上面よりも高く、
    前記接合面は、前記非接合面から離れている
    端子部品。
  2. 前記外部端子の前記非接合面は、凹部を備える
    請求項1に記載の端子部品。
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