JP6201795B2 - 蓄電装置の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、集電板と露出部とが溶接されてなる蓄電装置及びその製造方法に関する。
特許文献1〜3には、集電板に形成された凸部の少なくとも一部において集電板と極板の露出部とを溶接することが記載されている。
特開2001−256952号公報 特開2007−250442号公報 特開2000−294222号公報
特許文献1に記載の溶接方法では、集電板に形成された円弧状凸部の内周面(上面)にレーザビームを照射して、円弧状凸部の下に位置する露出部を溶融させる。一般に、円弧状凸部では、その形状上の理由から、先端(下端)において熱が逃げ難い。そのため、円弧状凸部の内周面にレーザビームを照射すると、円弧状凸部の先端では、温度が上昇し、その結果、貫通孔が形成されることがある。集電板に貫通孔が形成されると、レーザビームがその貫通孔を通って電極体側へ照射される。その結果、電極体に含まれるセパレータが溶融され易くなるので、内部短絡の発生を引き起こす。
特許文献2に記載の溶接方法では、集電板の凸部の傾斜面に形成された貫通孔の周縁に高エネルギー線を照射する。この方法であっても、高エネルギー線がその貫通孔を通って電極体側へ照射される恐れがあるので、内部短絡の発生を引き起こす。これを防止するために照射するエネルギー線のエネルギーを小さくすると、集電板が溶融されないことがある。このように、溶接条件の制御が難しい。そのため、この溶接方法を用いて蓄電装置を量産すると、蓄電装置の信頼性の低下を引き起こす。
特許文献3に記載の溶接方法では、集電板に形成された突条部を露出部に押圧した状態で、突条部の長手方向(図18の矢印で指示された直線)に沿ってレーザビームを照射する。突条部の底部(下部)は、溶融状態から冷却されるときに、集電板の厚み方向に引っ張られながら収縮する。この収縮により、その突条部の底部に接続された露出部には引っ張り応力が発生し、よって、露出部では集電体が切断される(図19)。その結果、露出部と集電板との導通を確保できず、例えば蓄電装置のI−V抵抗の上昇等を引き起こす。このように、特許文献1〜3の何れの方法を用いても蓄電装置の性能が低下することがある。本発明は、性能に優れた蓄電装置及びその製造方法の提供を目的とする。
本発明の蓄電装置の製造方法は、集電体が合剤層から露出されてなる露出部が幅方向一端に設けられた極板を準備する工程と、露出部の先端面に対向する集電板の対向部と対向部よりも露出部側に突出する集電板の凸部との境界にエネルギービームを照射する工程とを備える。
上記の蓄電装置の製造方法では、エネルギービームの照射により得られた溶融物には、エネルギービームの照射位置から対向部に沿って遠ざかる方向と、エネルギービームの照射位置から凸部の側面に沿って遠ざかる方向とに、表面張力がはたらく。これにより、上記境界では、溶融物の飛散を招くことなく溶融物の溜りが形成されるので、溶融物が露出部側へ流れ落ちることを防止できる。よって、内部短絡の発生を防止できる。
エネルギービームの照射を停止すると、溶融物は、冷却され、エネルギービームの照射位置から対向部に沿って遠ざかる方向と、エネルギービームの照射位置から凸部の側面に沿って遠ざかる方向とに、収縮される。これにより、溶融物が集電板の厚み方向に引っ張られながら収縮されることを防止できるので、露出部に引っ張り応力が発生することを防止できる。よって、露出部において集電体が切断されることを防止できる。
「極板」は、正極及び負極のうちの少なくとも一方、又は、陽極及び陰極のうちの少なくとも一方を意味する。「極板の幅方向」は、電極体(後述)を形成していない状態の極板の長手方向に対して垂直な方向であって極板の厚さ方向とは異なる方向を意味する。「露出部の先端面」は、極板の幅方向端部に位置する露出部の端面を意味する。
「露出部の先端面に対向する集電板の対向部」には、露出部の先端面の少なくとも一部が集電板の対向部に接する場合だけでなく、集電板の対向部全体が露出部の先端面よりも極板の幅方向の外側に配置されて当該先端面を被覆する場合も含まれる。「エネルギービーム」は、集電板を溶融可能なエネルギーを有することが好ましく、例えばレーザ光又は電子ビームである。
「露出部の先端面に対向する集電板の対向部と対向部よりも露出部側に突出する集電板の凸部との境界にエネルギービームを照射する」には、エネルギービームの照射によって露出部と集電板とが接続されるとともに集電板が一体化される場合も含まれる。例えば、第1対向部を有する第1集電板と、第2対向部及び凸部を有する第2集電板とを用いても良い。この場合には、エネルギービームの照射によって、露出部と第1集電板及び第2集電板とが接続され、第1集電板と第2集電板とが一体化される。また、対向部を有する第3集電板と、凸部を有する第4集電板とを用いても良い。この場合には、エネルギービームの照射によって、露出部と第3集電板及び第4集電板とが接続され、第3集電板と第4集電板とが一体化される。
好ましくは、対向部と対向部から延びる凸部とを有する集電板を準備する工程を更に備え、対向部と凸部との境界に位置する角部にエネルギービームを照射する。これにより、露出部へのエネルギービームの照射を防止できる。
好ましくは、角部において対向部と凸部とのなす角度は90°以上120°以下である。この角度が90°以上であれば、露出部と集電板の凸部との接触状態が良好となる。この角度が120°以下であれば、溶融物が露出部側へ流れ落ちることを更に防止でき、露出部における引っ張り応力の発生を更に防止できる。
「角部において対向部と凸部とのなす角度」は、角部において対向部と凸部の側面とのなす角度のうちの小さい方の角度を意味する。
好ましくは、露出部の長手方向と凸部の長手方向とが平面視において交差するように露出部と集電板とを配置する工程をさらに備える。これにより、露出部と集電板との接続強度を確保できる。
「平面視において」とは、露出部の先端面の上に集電板を配置し、その集電板の上方から集電板を見た場合を意味する。
本発明の蓄電装置は、例えば本発明の蓄電装置の製造方法にしたがって製造され、極板の幅方向一端に設けられ、集電体が合剤層から露出されてなる露出部と、露出部に接続された集電板とを備える。集電板は、露出部の先端面に対向する対向部と、対向部から延び、対向部よりも露出部側に突出する凸部と、対向部と凸部との境界に位置する角部とを有し、角部において露出部に溶接されている。
好ましくは、角部において対向部と凸部とのなす角度が90°以上120°以下である。好ましくは、露出部の長手方向と凸部の長手方向とが平面視において交差する。
本発明では、内部短絡の発生を防止でき、また、露出部において集電体が切断されることを防止できるので、蓄電装置の性能を高めることができる。
本発明の一実施形態の非水電解質二次電池の内部構造を示す平面図である。 本発明の一実施形態の電極体の斜視図である。 本発明の一実施形態の電極体の要部側面図である。 本発明の一実施形態の集電板の平面図である。 図4に示すV−V線における断面図である。 (a)は、本発明の一実施形態の非水電解質二次電池の要部平面図であり、(b)は、図6(a)に示すVIB領域の斜視図である。 (a)は、エネルギービームが角部に照射されたときの様子を模式的に示す側面図であり、(b)は、溶接部が形成されるときの様子を模式的に示す側面図である。 正極集電板の角部にエネルギービームを照射したときの側面画像である。 負極集電板の角部にエネルギービームを照射したときの側面画像である。 本発明の一実施形態の非水電解質二次電池の製造方法を工程順に示すフロー図である。 (a)、(b)は、本発明の一実施形態の非水電解質二次電池の製造方法の一部を示す側面図である。 本発明の一実施形態の集電板の平面図である。 本発明の一実施形態の集電板の平面図である。 本発明の一実施形態の集電板の平面図である。 本発明の一実施形態の集電板の平面図である。 本発明の一実施形態の集電板の平面図である。 本発明の一実施形態の集電板の平面図である。 従来の集電板と露出部との溶接方法を示す平面画像である。 不具合を示す側面画像である。
以下、本発明について図面を用いて説明する。なお、本発明の図面において、同一の参照符号は、同一部分又は相当部分を表すものである。また、長さ、幅、厚さ、深さ等の寸法関係は図面の明瞭化と簡略化のために適宜変更されており、実際の寸法関係を表すものではない。
以下では、蓄電装置の一例として非水電解質二次電池を例に挙げて本発明を説明するが、本発明は、非水電解質二次電池に限定されず、コンデンサ等にも適用可能である。
≪第1の実施形態≫
[非水電解質二次電池の構成]
図1は、本発明の第1の実施形態の非水電解質二次電池の内部構造を示す平面図である。図2及び図3は、それぞれ、本実施形態の電極体の斜視図及び要部側面図である。図4は、本実施形態の集電板の平面図であり、図5は、図4に示すV−V線における断面図である。図6(a)は、本実施形態の非水電解質二次電池の要部平面図であり、図6(b)は、図6(a)に示すVIB領域の斜視図である。図1等において、「電極体の軸方向」は電極体11の製造時に用いた巻回軸の長手方向を意味し、「長軸方向」及び「短軸方向」は、それぞれ、電極体11の横断面における長軸方向及び短軸方向を意味する。以下では、長軸方向に対して平行な方向を単に「長軸方向」と記すことがあり、短軸方向に対して平行な方向を単に「短軸方向」と記すことがある。また、「セパレータの幅方向」は、セパレータ15の長手方向に対して垂直な方向であってセパレータ15の厚さ方向とは異なる方向を意味する。
図1に示す非水電解質二次電池では、電極体11と正極集電板31と負極集電板71と電解質とがケース1のケース本体1Aに設けられている。電極体11は、正極13と負極17とがセパレータ15を挟んで巻回され扁平化されて形成されたものである。正極13の幅方向一端には、正極集電体13Aが正極合剤層13Bから露出されてなる正極露出部13Dが設けられている。負極17の幅方向一端には、負極集電体17Aが負極合剤層17Bから露出されてなる負極露出部17Dが設けられている。正極合剤層13Dと負極露出部17Dとは、電極体11の軸方向においてセパレータ15から互いに逆向きに突出している。
正極露出部13Dは、正極集電板31によって、ケース1の蓋体1Bに設けられた正極端子3に接続され、絶縁部材51,53によって、蓋体1Bとは絶縁されている。同様に、負極露出部17Dは、負極集電板71によって、蓋体1Bに設けられた負極端子7に接続され、絶縁部材51,53によって、蓋体1Bとは絶縁されている。
正極集電板31は、正極露出部13Dの先端面に対向する正極対向部33と、正極対向部33から延び正極対向部33よりも正極露出部13D側に突出する正極側凸部35と、正極対向部33と正極側凸部35との境界に位置する正極側角部37と、正極対向部33から電極体11の軸方向内側に延びる正極延出部39とを有する。正極集電板31は、正極側角部37において正極露出部13Dに溶接されている(正極側溶接部43)。正極延出部39は、正極端子3に電気的に接続されている。
負極集電板71は、負極露出部17Dの先端面に対向する負極対向部73と、負極対向部73から延び負極対向部73よりも負極露出部17D側に突出する負極側凸部75と、負極対向部73と負極側凸部75との境界に位置する負極側角部77と、負極対向部73から電極体11の軸方向内側に延びる負極延出部79とを有する。負極集電板71は、負極側角部77において負極露出部17Dに溶接されている(負極側溶接部47)。負極延出部79は、負極端子7に電気的に接続されている。以下では、極性に限定されない場合には、正極又は負極を先頭に付すことなく部材名を記し、正極の部材に付された符号を付す。
このように、集電板31は角部37において露出部13Dに溶接されているので、エネルギービームの照射に起因する内部短絡の発生を防止でき、また、冷却時に露出部13Dにおいて集電体13Aが切断されることを防止できる。よって、非水電解質二次電池の性能を高めることができる。したがって、本実施形態の非水電解質二次電池は、例えばハイブリッド自動車もしくは電気自動車などの自動車用電源、工場用電源又は家庭用電源などに使用される大型電池として好適である。以下、詳細に示す。
図7(a)は、エネルギービームが角部37に照射されたときの様子を模式的に示す側面図であり、図7(b)は、溶接部43が形成されるときの様子を模式的に示す側面図である。図8は、正極集電板の角部にエネルギービームを照射したときの側面画像であり、図9は、負極集電板の角部にエネルギービームを照射したときの側面画像である。
エネルギービームが角部37に照射されると、角部37では集電板31が溶融されて溶融物42が得られる。溶融物42には、エネルギービームの照射位置から対向部33に沿って遠ざかる方向(横方向)と、エネルギービームの照射位置から凸部35の側面に沿って遠ざかる方向(縦方向)とに、表面張力がはたらく。図7(a)では、エネルギービームの照射位置から凸部35の側面に沿って遠ざかる方向は、エネルギービームの照射位置から対向部33に沿って遠ざかる方向に直行する。これにより、角部37では、溶融物42の飛散を招くことなく溶融物42の溜り(溶融溜り)が形成されるので、溶融物42が電極体11側へ流れ落ちることを防止できる。よって、内部短絡の発生を防止できる。
正極集電板31の材料としては、アルミニウム又はアルミニウム合金を用いることが多い。アルミニウム又はアルミニウム合金の溶融物に働く表面張力は小さいことが知られている。しかし、本発明者らは、アルミニウムからなる集電板を用いた場合であっても溶融溜りが形成されることを確認している(図8)。また、負極集電板71の材料としては銅を用いることが多いが、銅からなる集電板を用いた場合に溶融溜りが形成されることを本発明者らは確認している(図9)。
更に、エネルギービームは、角部37に照射されるので、電極体11の軸方向に対して傾斜した角度で角部37に照射される(図7(a))。これにより、エネルギービームの照射位置から電極体11(特にセパレータ15)までの距離を確保できる。それだけでなく、エネルギービームが電極体11へ直接、照射されることを防止できる。これらのことから、エネルギービームの照射によるセパレータ15の熱収縮を防止できるので、内部短絡の発生を更に防止できる。
その上、エネルギービームを角部37に照射すれば上記効果が得られるので、エネルギービームの照射条件を容易に制御できる。例えば、エネルギービームの照射角度を制御しなくても、スパッタ等の形成を防止でき、エネルギービームが電極体11へ直接、照射されることを防止でき、更には、露出部13Dとの接続強度を十分、確保できる程度にまで集電板31を溶融させることができる。これらのことから、非水電解質二次電池の生産性が高くなるので、信頼性に優れた非水電解質二次電池を量産できる。
エネルギービームの照射により溶融物42が形成されるので、溶融物42はエネルギービームの照射方向に沿って形成される。これにより、溶融溜りは、角部37の表面側(エネルギービームが放射された側)から角部37の裏面側(露出部13Dの先端面が対向する側)へ至るように形成される。よって、溶融物42又は溶融溜りが露出部13Dの少なくとも先端面に接触することとなる。この状態でエネルギービームの照射が停止されると、溶融物42は冷却されて溶接部43となり、溶接部43によって集電板31と露出部13Dとが接続される。
溶融物42は、角部37において冷却されるので、エネルギービームの照射位置から対向部33に沿って遠ざかる方向と、エネルギービームの照射位置から凸部35の側面に沿って遠ざかる方向とに、収縮される(図7(b))。これにより、溶融物42が集電板31の厚み方向に引っ張られながら収縮されることを防止できる。よって、露出部13Dに引っ張り応力が発生することを防止できるので、露出部13Dにおいて集電体13Aが切断されることを防止できる。したがって、非水電解質二次電池の電気的特性を高めることができる。例えば非水電解質二次電池のI−V抵抗の増大を防止できる。以下では、電極体11及び集電板31を具体的に示す。
<電極体>
電極体11は、正極13と負極17とがセパレータ15を挟んで巻回され扁平化されて形成されているので、長軸方向中央に平坦部を有し、長軸方向両端にコーナー部を有する。平坦部では、正極13とセパレータ15と負極17とが長軸方向に延びている。コーナー部では、正極13とセパレータ15と負極17とがアーチ状に配置されている。
<集電板>
対向部33は、好ましくは対向部33に対向する露出部13Dの先端面の一部に当接し、より好ましくはその先端面全体に当接する。一方、凸部35は、その先端面よりも電極体11の軸方向内側に位置する。
電極体11の軸方向端部に位置する電極体11の端面の外形に応じて、対向部33の外形を決定することが好ましい。電極体11は扁平な電極体であるので、対向部33の外形は矩形であることが好ましい。
凸部35は長軸方向(対向部33の長手方向)の両端に設けられ、長軸方向に延びている。長軸方向両端では、正極13とセパレータ15と負極17とがアーチ状に配置されている。そのため、露出部13Dの長手方向と凸部35の長手方向とは平面視において交差する(図6)。これにより、2つ以上の露出部13D(本実施形態では「周回の異なる露出部13D」)が1枚の集電板31に接続される。
詳細には、電極体11は、扁平な電極体(本実施形態)に限定されず、円筒型電極体(後述の第3の実施形態)であっても良いし、積層型電極体(正極とセパレータと負極とセパレータとが順に積層されて構成された電極体)であっても良い。いずれの場合であっても露出部13Dの長手方向と凸部35の長手方向とが平面視において交差するように凸部35が集電板31に形成されていれば、2つ以上の露出部13Dが1枚の集電板31に接続されることとなる。よって、露出部13Dと集電板31との接続強度を確保できる。なお、露出部13Dの長手方向と凸部35の長手方向とが平面視において交差する角度は、0°よりも大きければ良く、90°に限定されない。
凸部35が対向部33よりも露出部13D側へ突出しているのであれば、凸部35の構成は特に限定されない。例えば、凸部35の高さ(凸部35の突出方向における凸部35の大きさ)は、0.1mm以上2mm以下であることが好ましい。凸部35の高さが0.1mm以上であれば、溶融物42に働く表面張力が上記二つの方向に分かれ易くなるので、溶融物42が電極体11側へ流れ落ちることを更に防止できる。また、溶融物42が上記二つの方向に分かれて収縮され易くなるので、露出部13Dでの引っ張り応力の発生を更に防止できる。よって、非水電解質二次電池の性能が更に高くなる。凸部35の高さが2mm以下であれば、凸部35による露出部13Dの破損が抑えられる。より好ましくは、凸部35の高さは0.3mm以上1mm以下である。
凸部35の平面形状、凸部35の大きさ、凸部35の個数及び凸部35同士の間隔は限定されない(後述の第2の実施形態を参照)。集電板31に要求される機械的強度及び電気的特性を満足するように、これらを決定することが好ましい。
集電板31における凸部35の位置もまた限定されない(後述の第2の実施形態を参照)。好ましくは、露出部13Dの長手方向と凸部35の長手方向とが平面視において交差するように、凸部35を集電板31に形成する。このような凸部35は、例えば座繰り加工又はプレス加工等によって形成可能である。
凸部35は、その側面が電極体11側へ向かって先細となるように形成されていても良いが、好ましくは突出方向先端に端面を有し、より好ましくはその端面が対向部33に対して平行である。これにより、凸部35は露出部13Dと面接触し易くなるので、凸部35との接触に起因する露出部13Dの破損を防止できる。
また、角部37において対向部33と凸部35とのなす角度θは、90°以上120°以下であることが好ましい。この角度θが90°以上であれば、凸部35と露出部13Dとの接触状態が良好となるので、非水電解質二次電池の電気的特性等を高く維持できる。この角度θが120°以下であれば、溶融物42に働く表面張力が上記二つの方向に分かれ易くなるので、溶融物42が電極体11側へ流れ落ちることを更に防止できる。また、溶融物42の収縮方向が上記二つの方向に分かれ易くなるので、露出部13Dでの引っ張り応力の発生を更に防止できる。より好ましくは、角度θは、90°以上110°以下である。なお、角部37は、丸みを帯びていても良い。この場合には、対向部33に接する接線と凸部35の側面に接する接線とがなす角度を上記角度θとみなす。
[非水電解質二次電池の製造]
図10は、本実施形態の非水電解質二次電池の製造方法を工程順に示すフロー図である。ステップS101において、電極体11及び集電板31を準備する。次に、ステップS102において、凸部35が対向部33よりも露出部13D側に位置するように集電板31の対向部33と露出部13Dの先端面とを対向させる。これにより、対向部33は露出部13Dの先端面に当接し、凸部35はその先端面よりも電極体11の軸方向内側に位置する(図6(b)参照)。
続いて、ステップS103において、角部37にエネルギービームを照射する。これにより、集電板31が角部37において溶融され、よって、露出部13Dと集電板31とが溶接部43によって接続される(図7(a)、(b))。
なお、エネルギービームの照射条件としては、電極体の露出部と集電板とを溶接するときのエネルギービームの照射条件として公知の条件を適用できる。
ステップS103の後には、集電板31が接続された電極体11をケース本体1Aに配置し、蓋体1Bで蓋をする。その後、蓋体1Bに形成された注液用孔から電解質を入れ、その後、その注液用孔を封止する。このようにして非水電解質二次電池が得られる。
集電板31とは異なる集電板を用いて本実施形態の非水電解質二次電池を製造しても良い。例えば、貫通孔又は薄肉部が角部37に形成された集電板を用いても良い。また、次に示す方法にしたがって本実施形態の非水電解質二次電池を製造しても良い。図11(a)、(b)は、非水電解質二次電池のまた別の製造方法の一部を示す側面図である。
ステップS101では、集電板31の代わりに、第1対向部83を有する第1集電板131と、第2対向部93と凸部35とを有する第2集電板132とを準備する。
次に、ステップS102では、凸部35が第2対向部93よりも露出部13D側に位置するように、第2対向部93と露出部13Dの先端面とを対向させる。また、露出部13Dの先端面のうち第2集電板132に覆われていない部分と第1集電板131の第1対向部83とを対向させる。これにより、第1集電板131の第1対向部83と第2集電板132の第2対向部93とは露出部13Dの先端面に当接し、凸部35はその先端面よりも電極体11の軸方向内側に位置する。
続いて、ステップS103では、第1集電板131の第1対向部83と第2集電板132の凸部35との境界にエネルギービームを照射する(図11(a))。これにより、エネルギービームは隣り合う第1対向部83の周縁及び凸部35の開口周縁に照射され、よって、これらが溶融される。このようにして、溶融物42及び溶融溜りが形成される。溶融物42及び溶融溜りが冷却されると、第1集電板131と第2集電板132とが一体化され、また、一体化された箇所において露出部13Dと集電板31とが接続される(図11(b))。その後、上述の方法にしたがって電極体11と電解質とをケース本体1Aに入れて、本実施形態の非水電解質二次電池が得られる。
集電板31を用いて非水電解質二次電池を製造する場合の方が、第1集電板131と第2集電板132とを用いて非水電解質二次電池を製造する場合に比べて、電極体11へのエネルギービームの照射を防止できる。よって、エネルギービームの照射によるセパレータ15の熱収縮を防止できるので、内部短絡の発生をより一層、防止できる。したがって、集電板31を用いて非水電解質二次電池を製造する方が好ましい。
なお、正極集電板31及び負極集電板71の少なくとも一方が本実施形態に記載の構成を有していれば良い。好ましくは、正極集電板31が本実施形態に記載の構成を有する。アルミニウムの溶融物に働く表面張力の方が銅の溶融物に働く表面張力よりも小さいので、正極集電板の溶融物の方が負極集電板の溶融物よりも電極体側へ流れ落ち易い。正極集電板31が本実施形態に記載の構成を有していれば、正極集電板31の溶融物が電極体11側へ流れ落ちることを効果的に防止できるので、本実施形態に記載の効果が効果的に得られる。これらのことは、後述の第2及び第3の実施形態においても言える。
また、溶接部43は、角部37の少なくとも一部に形成されていれば良いが、角部37全体に亘って形成されていることが好ましい。これにより、露出部13Dと集電板31との接続強度を確保できるので、非水電解質二次電池の電気的特性が更に向上する。このことは、後述の第2及び第3の実施形態においても言える。
また、積層型電極体に接続される集電板として集電板31を用いても良い。この場合であっても、本実施形態に記載の効果が得られる。このことは、後述の第2の実施形態においても言える。
≪第2の実施形態≫
図12〜15は、それぞれ、本発明の第2の実施形態の集電板の平面図である。いずれの集電板にも上記第1の実施形態の凸部35が形成されているので、上記第1の実施形態に記載の効果が得られる。以下では、上記第1の実施形態とは異なる点を主に示す。
図12に示す集電板231の対向部233には、凸部35は、長軸方向(対向部233の長手方向)の両端だけでなく長軸方向の中央付近にも設けられている。これにより、溶接部43の個数が上記第1の実施形態よりも増加するので、露出部13Dと集電板231との接続状態が維持され易くなる。よって、非水電解質二次電池の性能が更に向上する。
長軸方向の中央付近に設けられた凸部35は、互いに間隔をあけて短軸方向(対向部233の短手方向)に並んで配置され、短軸方向に延びている。長軸方向の中央付近では、正極13とセパレータ15と負極17とが長軸方向に延びている。そのため、長軸方向の中央付近においても、凸部35の長手方向(短軸方向)と露出部13Dの長手方向(長軸方向)とが平面視において交差する。
図13に示す集電板331の対向部333は、図12に示す集電板231の対向部233のうち凸部35が形成されていない部分の一部が取り除かれて形成されたものである。これにより、非水電解質二次電池の軽量化を図ることができる。また、電極体11への電解質の含浸性が高まり、電極体11からのガスの排出性も高まる。
図14に示す集電板431の対向部433には、凸部35は、長軸方向の端部を除く部分に長軸方向に間隔をあけて設けられ、短軸方向に延びている。また、図15に示す集電板531の対向部533には、凸部35は、長軸方向の端部を除く部分に長軸方向に間隔をあけて設けられ、対向部533の表面の周縁から短軸方向の途中まで延びている。長軸方向の端部を除く部分では、正極13とセパレータ15と負極17とが長軸方向に延びている。そのため、集電板431,531のどちらにおいても、凸部35の長手方向(短軸方向)と露出部13Dの長手方向(長軸方向)とが平面視において交差する。
≪第3の実施形態≫
図16及び図17は、それぞれ、本発明の第3の実施形態の集電板の平面図である。本実施形態の集電板は、円筒型電極体に用いられる。どちらの集電板にも上記第1の実施形態の凸部35が形成されているので、上記第1の実施形態に記載の効果が得られる。以下では、上記第1の実施形態とは異なる点を主に示す。
円筒型電極体は、正極13と負極17とがセパレータ15を挟んで巻回されて構成されたものである。そのため、円筒型電極体の軸方向端部に位置する円筒型電極体の端面の外形は円形である。よって、対向部633,733の外形は円形であることが好ましい。
円筒型電極体には、巻回軸を取り出したことにより中空部が形成されている。そのため、対向部633,733のうち中空部に対向する部分には、それぞれ、貫通孔633a,733aが形成されている。
図16に示す対向部633には、凸部35は、対向部633の表面の周縁から貫通孔633aへ向かって対向部633の径方向に延びている。図17に示す対向部733には、凸部35は、対向部733の径方向に間隔をあけて設けられ、対向部733の径方向に延びている。円筒型電極体では、露出部13Dはその周回方向に延びている。そのため、どちらの集電板においても、凸部35の長手方向(対向部633の径方向)と露出部13Dの長手方向(電極体11の周回方向)とが平面視において交差する。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。また、第1の実施形態と第2の実施形態とを組み合わせても良く、例えば、非水電解質二次電池において、正極集電板が第1の実施形態の集電板であり、負極集電板が第2の実施形態の集電板のいずれかであっても良い。また、非水電解質二次電池において、正極集電板が図12に示す集電板であり、負極集電板が図13に示す集電板であっても良い。
非水電解質二次電池は、例えば電池容量が3.6Ahのリチウムイオン二次電池であることが好ましい。正極は、リチウムイオン二次電池の正極として公知の構成を有することが好ましい。正極集電体は、例えば厚さが15μmのアルミニウム箔又はアルミニウム合金箔であることが好ましい。正極合剤層は、正極活物質(例えばコバルト酸リチウム)と導電剤(カーボン粉末)とポリフッ化ビニリデン(結着剤)とを含むことが好ましい。正極合剤層における正極活物質、導電剤及び結着剤のそれぞれの含有量は、リチウムイオン二次電池の正極合剤層における正極活物質、導電剤及び結着剤のそれぞれの含有量として公知の含有量であることが好ましい。
負極は、リチウムイオン二次電池の負極として公知の構成を有することが好ましい。負極集電体は、例えば厚さが10μmの電解銅箔であることが好ましい。負極合剤層は、負極活物質(例えば天然黒鉛)と結着剤(ポリフッ化ビニリデン)とを含むことが好ましい。負極合剤層における負極活物質及び結着剤のそれぞれの含有量は、リチウムイオン二次電池の負極合剤層における負極活物質及び結着剤のそれぞれの含有量として公知の含有量であることが好ましい。
セパレータは、リチウムイオン二次電池のセパレータとして公知の構成を有することが好ましい。セパレータは、異なる樹脂からなる2以上の層が積層されて構成されても良いし、150℃以上の耐熱温度を有する耐熱層を有していても良い。
非水電解質は、リチウムイオン二次電池の非水電解質として公知の構成を有することが好ましく、例えば溶媒とリチウム塩とを含むことが好ましい。溶媒は1種以上の有機溶媒を含むことが好ましく、溶媒としてゲル溶媒を用いても良い。非水電解質の一例としては、、エチレンカーボネートとジエチルカーボネートとの混合溶媒(例えば体積比が1:1)と、約1mol/リットルのLiPF6とを含む非水電解液が挙げられる。
正極集電板は、リチウムイオン二次電池の正極集電板として公知の構成を有することが好ましく、例えばアルミニウムからなることが好ましい。正極集電板の大きさは限定されず、例えば、厚さが0.6mmであり、幅が12mmであり、長さ(正極対向部の長さ)が50mmである。
負極集電板は、リチウムイオン二次電池の負極集電板として公知の構成を有することが好ましく、例えば銅からなることが好ましい。負極集電板の大きさは限定されず、例えば、厚さが0.6mmであり、幅が12mmであり、長さ(負極対向部の長さ)が50mmである。
正極集電板に形成された凸部の大きさの一例は、幅が0.5mmであり、高さが0.5mmである。負極集電板に形成された凸部の大きさは、正極集電板に形成された凸部の大きさと同一であっても異なっても良く、その一例は、幅が0.5mmであり、高さが0.5mmである。
1 ケース、1A ケース本体、1B 蓋体、3 正極端子、7 負極端子、11 電極体、13 正極、13A (正極)集電体、13B 正極合剤層、13D (正極)露出部、15 セパレータ、17 負極、17A 負極集電体、17B 負極合剤層、17D 負極露出部、31,231,331,431,531 (正極)集電板、33,233,333,433,533,633,733 (正極)対向部、35 (正極側)凸部、37 (正極側)角部、39 正極延出部、42 溶融物、43 (正極側)溶接部、47 負極側溶接部、51,53 絶縁部材、71 負極集電板、73 負極対向部、75 負極側凸部、77 負極側角部、79 負極延出部、83 第1対向部、93 第2対向部、131 第1集電板、132 第2集電板。

Claims (4)

  1. 集電体が合剤層から露出されてなる露出部が幅方向一端に設けられた極板を準備する工程と、
    前記露出部の先端面に対向する集電板の対向部と前記対向部よりも前記露出部側に突出する前記集電板の凸部との境界にエネルギービームを照射する工程と
    を備え
    前記境界において、前記露出部の前記先端面と、前記集電板の前記対向部とが溶接される、蓄電装置の製造方法。
  2. 前記対向部と前記対向部から延びる前記凸部とを有する集電板を準備する工程をさらに備え、
    前記対向部と前記凸部との境界に位置する角部の少なくとも一部に前記エネルギービームを照射する請求項1に記載の蓄電装置の製造方法。
  3. 前記角部において前記対向部と前記凸部とのなす角度が90°以上120°以下である請求項2に記載の蓄電装置の製造方法。
  4. 前記露出部の長手方向と前記凸部の長手方向とが平面視において交差するように前記集電板と前記露出部とを配置する工程をさらに備える請求項1〜3のいずれかに記載の蓄電装置の製造方法。
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