JP6201479B2 - インクジェットプリンタ用処理剤液塗布装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば用紙などの被記録媒体上にインク滴を着弾して画像を形成するインクジェットプリンタの画像滲みを抑制する滲み抑制剤などの処理剤液を、画像形成に先立って被記録媒体の記録面に塗布するインクジェットプリンタ用の処理剤液塗布装置に関するものである。
インクジェット方式の画像形成は、低騒音、低ランニングコストに加えて、カラー化が容易といった利点を有していることから、近年、急速に普及している。このインクジェットプリンタには、記録ヘッドを主走査方向(被記録媒体の幅方向)に移動させながらインク滴を吐出する主走査方向の移動動作と、被記録媒体を副走査方向に移動する動作を組み合わせて画像を印刷するシリアルプリンタと、被記録媒体の幅分の印刷幅を有するラインヘッドを有し、このラインヘッドと被記録媒体を相対的に移動させながら印刷を行うラインプリンタがある。
このラインプリンタの中には、多量印刷に適した被記録媒体として連続紙を使用する連続紙プリンタがあり、ロール状に巻かれた連続紙を高速(例えば0.5〜2m/秒)で搬送して印刷を行うプリンタである。
一方、省資源の観点から、連続紙プリンタを2台用いてタンデム運転し、1台目で連続紙の第1面(例えば表面)を印刷し、その後、連続紙を反転させて2台目で連続紙の第2面(例えば裏面)を印刷することにより、連続紙の両面に印刷する構成のインクジェットプリンタがある。
今年、このインクジェットプリンタは、インク滴の吐出タイミングやインク滴の大きさを細かく制御できるため、高画質化が進んでいるが、液滴を吐出して画像を形成する方式のため、液滴が乾燥するまでの間に着弾したドットが紙繊維に沿って滲むため、フェザリング、あるいは隣接した異なる色のインク滴と混ざって色境界が不鮮明になるカラーブリードといった現象が生じ易く、画像品質の低下を招いている。
この画像品質の低下を抑制する方法として、インク滴の顔料成分を凝集させてインクの滲みを抑制するように、被記録媒体に滲み抑制剤などの処理剤液を前処理として塗布する技術が知られている。例えば特開2002−096454号公報(特許文献1)には、インクと反応して滲み防止を促す処理剤液を被記録媒体に塗布ローラで塗布する技術が開示されている。また、例えば特開2004−330569号公報(特許文献2)には、被記録媒体に処理剤液を噴霧して塗布する技術が開示されている。
また、特開2012−196955号公報(特許文献3)には、連続した長尺状の被記録媒体に処理剤液を塗布する塗布ユニットが2つ設けられ、各塗布ユニットは、処理剤液を貯留する供給パン、その供給パン内に設けられた塗布ローラに処理剤液を供給するスクイーズローラ、前記供給パンに処理剤液を供給するカートリッジ、処理剤液を供給パンに供給する配管などを備えていることが開示されている。
さらに、特開2013−235088号公報(特許文献4)には、処理剤液を貯留する供給パン、略密閉系となったリザーブタンク、供給パンからリザーブタンクへ延びた退避経路、その退避経路上のリザーブタンクの手前側に設けられた電磁弁などを備えた処理剤液塗布装置が開示されている。
この処理剤液塗布装置は、リザーブタンクが供給パンよりも下位置に設置されており、前記電磁弁を開放すると、供給パン内にある処理剤液が水頭差によりリザーブタンクに移送され、処理剤液の粘度上昇が抑制される。
前記電磁弁を開放する契機は、被記録媒体の架け替え、印刷パターンの変更といった通常の印刷ジョブ間の作業時間より長い時間、例えば1時間以上にわたって印刷が停止されたといった場合であり、供給パンに処理剤液を充填する待ち時間が毎回の印刷停止毎に発生しないようになっている。
また前記電磁弁は電力を供給しない場合に開放となる常開式の電磁弁であり、装置の電源を遮断した場合は必ず供給パン内にある処理剤液がリザーブタンクに移送される構成になっている。
前記特許文献1や特許文献2の処理剤液塗布装置では、処理剤液の粘度により塗布量が変化するため、処理剤液の粘度管理が重要となっている。例えば処理剤液をローラで被記録媒体の記録面に塗布する場合、処理剤液の粘度により塗布量が増大する傾向にあり、塗布量が増大した場合に被記録媒体上に処理剤液が残って、被記録媒体を搬送する搬送ローラの摩擦力が低下して、被記録媒体の搬送不良を引き起こす。
また、処理剤液の乾燥が十分に行えず、後工程において画像が他の被記録媒体に転写されるなどの問題がある。
一方、特許文献3や特許文献4のように塗布ユニットを使用する場合には、次のような問題がある。
被記録媒体の種類に応じて処理剤液を塗布する塗布ユニットの液塗布部を交換する処理剤液塗布装置において、使用しない液塗布部を保管する場合、液塗布部内に処理剤液が残らないようにする必要がある。液塗布部内に処理剤液が残った状態で長期間置いていた場合、処理剤液の水分蒸発により増粘してしまい、次回、液塗布部を使用するときに動作しないなどの弊害を生じてしまう。
そのため、液塗布部を交換するときには、液塗布部内に残っている処理剤液を排出する作業が必要となるが、保守員(サービスマン)による交換の場合、処理剤液が液塗布部から抜け切るまで待ってから作業すればよく、処理剤液が液塗布部から抜け切ったかどうかを検知する手段が無くても、特に問題は無かった。
しかし、ユーザによる液塗布部の交換となると、液塗布部を交換していいのかどうかの情報をユーザに知らせる必要がある。その情報は、例えば供給パンとリザーブタンクの水頭差による自然排出でかかる時間を予め設定しておくことで対応可能である。
しかし、処理剤液の排出完了までには時間がかかってしまい、ユーザが直ぐに交換したい場合に対応できず、ユーザを待たせることになる。
また、処理剤液の配管内の流れは最初は勢いよく排出されるが、供給パン内の処理剤液が減少するに伴い、徐々に液量が減っていくため、液面検知センサとして使用する電極ピンの位置が悪いと、規定量の排出が終わっているのに、ちょろちょろした液の流れを検知してしまい、処理剤液無し状態を検知するまでに時間がかかってしまうといった問題もある。
本発明の目的は、このような従来技術の問題点を解消し、塗布ユニットの液塗布部交換時の待機時間を短くして、ユーザの待ち時間を短縮できる使い勝手の良好なインクジェットプリンタ用処理剤液塗布装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明は、処理剤液を貯留する供給パンと、被記録媒体の記録面に前記処理剤液を塗布する塗布ローラと、前記供給パン中の前記処理剤液を薄膜化して前記塗布ローラに転写するスクイーズローラと、前記塗布ローラとの間で前記被記録媒体を挟み込んで搬送する加圧ローラと、前記供給パンから前記処理剤液を退避させるリザーブタンクと、前記供給パンと前記リザーブタンクを連通する退避経路と、前記処理剤液の退避の終了を検知する退避確認センサと、備え前記退避確認センサを、前記退避経路の略垂直部と、前記リザーブタンクと前記略垂直部との間の略水平部と、のそれぞれに設置したことを特徴とする。
本発明は前述のような構成になっており、塗布ユニット交換時の待機時間を短くして、ユーザの待ち時間を短縮できる使い勝手の良好なインクジェットプリンタ用処理剤液塗布装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る画像形成システムの流れを示すフローチャートである。 その画像形成システムに用いられる処理剤液塗布装置の概略構成図である。 その処理剤液塗布装置における塗布ユニットの概略構成図である。 退避経路上の退避確認センサの設置位置を示す概略構成図である。 配管内の処理剤液の流量が多いときの上面から透視した模式図である。 配管内の処理剤液の流量が多いときの正面から透視した模式図である。 配管内の処理剤液の流量が少ないときの上面から透視した模式図である。 配管内の処理剤液の流量が少ないときの正面から透視した模式図である。 退避経路中の処理剤液の流れ方向に対して電極ピンの挿入方向が90度方向になっている比較例の上面から透視した模式図である。 本発明の実施形態に係る塗布ユニット内の液塗布部の交換フローを説明するためのフローチャートである。
次に本発明の実施形態を図面とともに説明する。図1は、本発明の実施形態に係る画像形成システムの流れを示すフローチャートである。
同図に示しているように、給紙装置100から繰り出された例えば長尺状の連続紙などからなる被記録媒体Wは、最初、処理剤液塗布装置101に送り込まれ、被記録媒体Wの表裏にそれぞれ前記抑制剤などの処理剤液が塗布されて前処理が行われる。次に処理された被記録媒体Wは第1のインクジェットプリンタ102aに送り込まれて、被記録媒体Wの表側にインク滴を吐出して所望の画像が形成され、その後に反転装置103により被記録媒体Wの表裏が反転され、引き続き被記録媒体Wは第2のインクジェットプリンタ102bに送り込まれて、被記録媒体Wの裏側にインク滴を吐出して所望の画像が形成される。
このようにして被記録媒体Wの両面に印刷が施された後、後処理装置(図示せず)に送られて所定の後処理がなされるシステムになっている。
図2はこの画像形成システムに用いられる処理剤液塗布装置101の概略構成図であり、処理剤液の塗布時の状態を示している。
同図に示すように、ローラの端部に軸受け(図示せず)を有し、回転自在のガイドローラ1が処理剤液塗布装置101内に多数本設置されて、被記録媒体Wの搬送パスを確保している。
図中の符号2はモータなどの駆動源(図示せず)で回転駆動するFIローラ(フィードインローラ)であり、FIローラ2にはばね(図示せず)の引張力でFIニップローラ(フィードインニップローラ)4が押し付けられるようになっている。
被記録媒体WはFIローラ2とFIニップローラ4の間で弾性的に挟持されており、前記駆動源によりFIローラ2を回転することで、この処理剤液塗布装置101の内部に前記給紙装置100から被記録媒体Wを引き込むことができる。
また、FIローラ2とFIニップローラ4から送り出された被記録媒体Wは若干弛ませてエアループALを形成している。
エアループALを経た被記録媒体Wは、パスシャフト5とエッジガイド6の間を通る。図示していないが、被記録媒体Wの搬送方向(矢印方向)と直交する方向に2本のパスシャフト5が配置され、被記録媒体Wがそのパスシャフト5の間をSの字状に通る。このパスシャフト5に一対の板状エッジガイド6が支持されており、エッジガイド6の間隔は被記録媒体Wの幅寸法と同寸に設定されている。
そのためパスシャフト5とエッジガイド6の働きにより、被記録媒体Wの幅方向の走行位置が規制され、安定した走行が可能となる。なお、エッジガイド6は、パスシャフト5に例えばねじなどの固定手段によって固定されており、使用する被記録媒体Wの幅寸法に応じてエッジガイド6の位置が調整可能になっている。
パスシャフト5とエッジガイド6の間を通過した被記録媒体Wは、固定状態にあるテンションシャフト7により走行安定化のための張力が付加される。
テンションシャフト7を通過した被記録媒体Wは、モータなどの駆動源(図示せず)で回転駆動するインフィードローラ8とフィードニップローラ9の間を通る。フィードニップローラ9は図示していないが、インフィードローラ8の軸方向に沿って複数個配置されており、各フィードニップローラ9はばね10によりインフィードローラ8側に押し付けられている。
インフィードローラ8とフィードニップローラ9の間を通過した被記録媒体Wは、回転自在な1本の第1のダンサーローラ11の下側から巻き掛けられている。
第1のダンサーローラ11はローラ端部に設けた軸受け(図示せず)を介して第1の可動フレーム12に回転自在に取り付けられて、第1のダンサーユニット17を構成している。従ってこの第1のダンサーユニット17は被記録媒体Wで吊り下げられた状態になっている。
この第1のダンサーユニット17は、重力方向Aに沿って移動可能になっている。第1のダンサーユニット17の位置を検出する第1のダンサーユニット位置検出手段(図示せず)が設けられており、この位置検出手段の出力に応じて前記インフィードローラ8の駆動源を駆動制御することで、第1のダンサーユニット17の位置が調整できる構成になっている。
第1のダンサーユニット17を通過した被記録媒体Wは、それの表面側に処理剤液を塗布する表面塗布ユニット13f、ならびに被記録媒体Wの裏面側に処理剤液を塗布する裏面塗布ユニット13rを順次通過することにより、被記録媒体Wの両面に処理剤液が塗布される。処理剤液の塗布ユニット13については、後で説明する。
裏面塗布ユニット13rを通過した被記録媒体Wは、モータなどの駆動源(図示せず)で回転駆動するアウトフィードローラ14とフィードニップローラ9の間を通る。フィードニップローラ9は図示していないが、アウトフィードローラ14の軸方向に沿って複数個配置されており、各フィードニップローラ9はばねによりアウトフィードローラ14側に押し付けられている。
アウトフィードローラ14とフィードニップローラ9の間を通過した被記録媒体Wは、回転自在な第2のダンサーローラ15a,15bならびに両ダンサーローラ15a,15bの間に配置されたガイドローラ1にわたってW型に巻き掛けられている。
2本のダンサーローラ15a,15bはそれぞれローラ端部に設けた軸受け(図示せず)を介して第2の可動フレーム16に回転自在に取り付けられて、第2のダンサーユニット18を構成している。従ってこの第2のダンサーユニット18も被記録媒体Wによって吊り下げられた状態になっている。
この第2のダンサーユニット18も重力方向Aに沿って移動可能になっており、第2のダンサーユニット18の位置を検出する第2のダンサーユニット位置検出手段(図示せず)が設けられており、この位置検出手段の出力に応じて前記アウトフィードローラ14の駆動源を駆動制御することで、第2のダンサーユニット18の位置が調整できる構成になっている。
図3は塗布ユニット13の概略構成図であり、表面塗布ユニット13aも裏面塗布ユニット13bも同じ構成になっている。
図2に示すように塗布ユニット13(13a、13b)は、被記録媒体Wの搬送経路上に設けられている。この塗布ユニット13は図3に示すように、搬送されて来る被記録媒体Wに処理剤液22を塗布する液塗布部20と、液塗布部20に処理剤液22を供給する液供給部21から主に構成されている。
処理剤液22としては、水溶性の色材を凝集させるか、又は不溶化させる機能を有する水溶性の凝集剤を水あるいは有機溶剤に溶解又は分散させた液が用いられる。
液塗布部20は、処理剤液22を溜めておく供給パン23と、処理剤液22を被記録媒体Wに塗布する塗布ローラ24と、処理剤液22を汲み上げて薄膜化して塗布ローラ24に転写するスクイーズローラ25と、塗布ローラ24との間で被記録媒体Wを挟み込んで搬送する加圧ローラ26などを備えており、各部材は図に示すような配置関係になっている。
図3に示すようにスクイーズローラ25は、その一部が供給パン23内の処理剤液22に浸されており、モータ(図示せず)により回転駆動されて、処理剤液22を塗布ローラ24側に汲み上げている。
スクイーズローラ25により汲み上げられた処理剤液22は、余剰分をメータリングブレード(図示せず)により掻き落され、規定量が塗布ローラ24とのニップ部に運ばれる。このニップ部に運ばれた処理剤液22は、両ローラ24,25の間で軸方向に均一に引き伸ばされて薄膜化されつつ、塗布ローラ24に転写される。塗布ローラ24は、周面がゴムなどの弾性体で覆われており、モータ(図示せず)により回転駆動される。
塗布ローラ24に転写された処理剤液22は、塗布ローラ24と加圧ローラ26の間で挟持・搬送される被記録媒体Wに塗布される。そして被記録媒体Wは処理剤液22が塗布された後、インクジェットプリンタ102(図1参照)へ送られる。
塗布ローラ24は、被記録媒体Wに処理剤液22を転写した後、クリーナブレード(図示せず)により清掃され、次の処理剤液22の塗布に備えられる。加圧ローラ26は揺動可能なアームに回転自在に支持されており、搬送移動する被記録媒体Wに圧接して従動回転する。
供給パン23の側壁には液面検知センサ28が付設されており、液面検知センサ28の検知信号は制御部(図示せず)に入力され、供給パン23内の処理剤液22の貯留量は制御部により監視されている。印刷の繰り返しにより処理剤液22が消費されて、供給パン23内の処理剤液22の液面位置が既定の高さより下がると、それを液面検知センサ28が検知し、制御部からの制御信号により処理剤液22が供給パン23に補給され、供給パン23内の処理剤液22の液量(液面)が一定に維持している。
次に液供給部21について説明する。
供給パン23は塗布ローラ24とスクイーズローラ25を収容しており、供給パン23の上部は塗布ローラ24を覆うように形成されていて、供給パン23内にある処理剤液22の蒸発を少なく抑える形状となっている。しかし、塗布ローラ24と加圧ローラ26のニップ部27は開口しておく必要があり、完全な密閉系となっていない。
このため処理剤液22の液供給部21には、略密閉系となっている、すなわち供給パン23よりも密閉性の高いリザーブタンク29が設けられている。
リザーブタンク29は供給パン23よりも低い位置に配置されている。供給パン23とリザーブタンク29は配管からなる退避経路30で連通しており、退避経路30上のリザーブタンク29の手前側にある電磁弁31を開放することで、供給パン23とリザーブタンク29の間の水頭差により、供給パン23からリザーブタンク29に処理剤液22が移送され、処理剤液22の蒸発に伴う粘度上昇を抑えることが可能な構成となっている。
この電磁弁31を開放する契機は、被記録媒体Wの架け替え、印刷パターンの変更といった通常の印刷ジョブ間の作業時間より長い時間、例えば1時間以上にわたって印刷が停止された場合であり、供給パン23に処理剤液22を充填する待ち時間が毎回の印刷停止毎に発生しないようになっている。
前記電磁弁31は電力を供給しない場合に開放となる電磁弁であり、塗布装置の電源を遮断した場合は必ず供給パン23内の処理剤液22がリザーブタンク29に送給され、供給パン23内に長期にわたって処理剤液22が放置されない構成になっている。
さらに退避経路30からはフィルタ室32に連通する配管からなる循環経路33aが分岐していて、フィルタ室32の上流側に電磁弁34が配置されている。フィルタ室32の高さ方向の中間位置付近には、フィルタ35が架設されている。フィルタ室32の下部から供給パン23側に向けて循環経路33bが延びており、循環経路33bの途中に三方電磁弁36が設けられ、さらに供給パン23と三方電磁弁36の間に供給ポンプ37が設けられている。
このため、処理剤液22を塗布している最中に、適時、退避経路30の電磁弁31を閉じ、電磁弁34を開き、三方電磁弁36をフィルタ室32と供給パン23が連通する状態にして供給ポンプ37を駆動することで、供給パン23内の処理剤液22の一部を循環してフィルタ35でろ過することができる。
このようにすることで、被記録媒体Wと塗布ローラ25および加圧ローラ26の摺動で発生し、供給パン23内に溜まっている紙粉などの異物をフィルタ35により除去して、供給パン23内の処理剤液22が糊状になることを防止することができる。
また、リザーブタンク29とフィルタ室32の間は配管からなる循環/供給経路38で連通し、循環/供給経路38の途中に電磁弁39が設けられている。
さらに、三方電磁弁36にはフレッシュな(新品の)処理剤液22を補給する配管からなる補給経路40が接続され、補給経路40の他端側には1個または複数個のカートリッジ41が接続されている。本実施形態では、複数個のカートリッジ41a,41bが並列に接続されている。
各カートリッジ41a,41bの出口側にはそれぞれ電磁弁42a,42bが設けられ、また、補給経路40上で三方電磁弁36の手前側には、エンプティーセンサ43が設けられている。
従って、供給パン23に対する処理剤液22の補給系統として、リザーブタンク29に貯留されている処理剤液22を、リザーブタンク29→循環/供給経路38→フィルタ室32→循環経路33b→三方電磁弁36→供給ポンプ37→循環経路33bを通して供給パン23に補給する第1の補給系統と、カートリッジ41に充填されているフレッシュな処理剤液22を、カートリッジ41→補給経路40→三方電磁弁36→供給ポンプ37→循環経路33bを通して供給パン23に処理剤液22を補給する第2の補給系統の2系統が備わっている。
前記第1の補給系統からはフィルタ35を通して浄化した処理剤液22を補給することができ、一方、第2の補給系統からはカートリッジ41に充填している未使用のフレッシュな処理剤液22を補給することができる。なお、前記補給経路40上に設けられているエンプティーセンサ43は、カートリッジ41内の処理剤液22が無くなったことを検知するためのセンサで、光学式のセンサを用いている。
リザーブタンク29に処理剤液22が有る場合は、循環経路33aにある電磁弁34を閉じ、循環/経路38に有る電磁弁39を開き、三方電磁弁36をフィルタ室32と供給パン23が連通した状態にして、供給ポンプ37を駆動することで、リザーブタンク29内の処理剤液22の液量を一定値内に収まるようにしている。また、循環/経路38を経由して処理剤液22を循環する際にはフィルタ35を通るため、リザーブタンク29に移送された処理剤液22をリフレッシュできる効果もある。
リザーブタンク29には液面検知センサ44が付設されており、リザーブタンク29内の処理剤液22の有無を監視しており、リザーブタンク29内の処理剤液22が無くなると、カートリッジ41からの処理剤液22の補給に切り替えるシステムになっている。
カートリッジ41が複数個設置されている場合は、カートリッジ41a,41b毎に設けられている電磁弁42a,42bにより処理剤液22を供給するカートリッジ41a,41bを選択する構成になっている。
この場合、三方電磁弁36をカートリッジ41と供給パン23が連通した状態で供給ポンプ37を駆動させ、例えば電磁弁42aを閉じて電磁弁42bを開けば、カートリッジ41bから処理剤液22が供給されることになる。従って、供給ポンプ37の駆動と、電磁弁42を開いているアンド条件の時間(両者の稼動が重複している時間)が、カートリッジ41からの処理剤液22の供給時間としてカウントされる。
次に液供給部21に設けられている退避経路30の構成について説明する。
前述のように塗布装置の電源を遮断したときのリザーブタンク29への処理剤液22の退避は塗布ユニット13の液塗布部20(図3参照)を外さないので問題はないが、液塗布部20を交換するときは、交換した後の保管時に処理剤液22の増粘を防止するために、供給パン23内の処理剤液22は一度排出してから、塗布ユニット13の液塗布部20を外さなければならない。
そこで本発明では退避経路30の一方の端部が供給パン23に対して取り外し可能に接続されており、すなわち、液塗布部20は液供給部21(塗布装置本体)に対して交換可能になっている。
そして図4に示すように、退避経路30の中の略垂直状態で配管されている略垂直部46に退避確認センサ45aを設置し、また、リザーブタンク29の手前の配管部に退避確認センサ45bを設置している。このように退避経路30に所定の間隔をおいて複数の退避確認センサ45a、45bを設置することで、退避経路30内の処理剤液22の有無を確認している。
この退避確認センサ45は、2本の電極ピン47を有し、一方の電極ピン47に交流電圧を印加し、他方の電極ピン47を地絡させ、電極ピン47間のインピーダンスを測定し、インピーダンスを直流電圧に変換して、基準電圧との差を比較することで、退避経路30内の処理剤液22の有無を検知するセンサを使用している。
退避経路30内のほぼ全般にわたって処理剤液22の有無を監視することから、退避確認センサ45は退避経路30上に所定の間隔をおいて複数箇所設置されているが、退避確認センサ45(特に電極ピン47)の設置位置が重要である。
図5〜図8は、配管48に対する電極ピン47の位置関係を説明するための図である。図5および図6は配管48内の処理剤液22の流量が多いときの模式図で、図5は上面から透視した模式図、図6は正面から透視した模式図である。
これらの図に示しているように退避経路30は、複数本の配管48と、配管48と配管48を連結する複数個の継ぎ手49の組み合わせによって構成されており、略垂直状態に配置された配管48もあり、略水平状態に配置された配管48もある。
図5および図6に示すように処理剤液22の流量が多い場合は、退避確認センサ45の電極ピン47の先端が処理剤液22に接触した状態になっており、退避確認センサ45により処理剤液22の有りを検知する。
前述したように、供給パン23とリザーブタンク29との間の水頭圧を利用して処理剤液22を退避しているので、供給パン23内の処理剤液22は一気に排出されず、供給パン23内の処理剤液22が少なくなるにつれて流速も徐々に遅くなり、処理剤液22の液量にもよるが、処理剤液22が供給パン23内から完全に排出されるまでには約30分以上もかかる。
一方、供給パン23内の処理剤液22は完全に排出する必要はなく、保管時に供給パン23内に残った処理剤液22の水分が100%蒸発して残ったとしても、次に供給パン23を使用するときにその中に新しい処理剤液22が供給され、再分散したときに使用許容範囲の処理剤液粘度に収まっていれば問題はない。
図7および図8は配管48内の処理剤液22の流量が少なくなったときの模式図で、図7は上面から透視した模式図、図8は正面から透視した模式図である。
図7および図8に示すように処理剤液22の流量が少なくなった場合、退避確認センサ45aの電極ピン47の先端と配管48の内壁面との間に適当な隙間Lが形成されるように電極ピン47が配管48に固定されている。この隙間Lは、液供給部21の構造などによって適宜に設定される。
このように、処理剤液22の流量が少なくなると、退避確認センサ45a,45bの両方のセンサの電極ピン47が処理剤液22と接触しなくなることで、処理剤液22の退避動作終了と判定する。
図8の状態は、退避確認センサ45aの方の電極ピン47は処理剤液22と接触しておらず非検知になっているが、退避確認センサ45bの方の電極ピン47はまだ処理剤液22と接触して検知状態になっているから、処理剤液22の退避動作終了前の状態である。
退避確認センサ45は退避経路30(配管48)のうちで略垂直になっている略垂直部46(図3参照)に設置するのが望ましい。配管48が少し傾斜している場合もあるので、それらを含めて略垂直部46と称している。この略垂直部46に設置することにより、配管の巻癖などによる液溜まりを防止することができる。
また、その略垂直部46における退避確認センサ45(電極ピン47)の高さ方向の位置は、配管48内が処理剤液22で満たされた状態になる位置よりも高い位置、例えば図3、図4に示すように略垂直部46の半分よりも上側位置とすると良い。
図8に示すように処理剤液22の流量が少なくなっても退避経路30(配管48)のうちで略水平になっている略水平部50(図8参照)では処理剤液22が多い状態が維持されていることがあり、供給パン23内の処理剤液22は規定量以下になっているのに、いつまでも処理剤液22が排出されていないと認識されてしまう。
さらに退避経路30(配管48)に対する退避確認センサ45の電極ピン47の挿入方向であるが、図9に示すように処理剤液22の流れ方向(図面に向かって水平方向)に対して電極ピン47の挿入方向が処理剤液22の流れ方向に対して90度方向(図面に向かって垂直方向)になっており、電極ピン47の先端が処理剤液22の流れる位置に向かっていないから、流量が低下したときの処理剤液22の有無が確実に検知できないことがある。
そのため本実施形態では図5および図6に示すように、電極ピン47の先端が処理剤液22の流れる位置に向かうように配置されている。そのため、流量が少なくなったときの処理剤液22の有無を確実に検知することができる。
なお、配管48内での処理剤液22の流れる位置を特定するために、配管48をどちらかの方向に若干傾斜させることもできる。
図3において、符号51は廃液タンク、52はリザーブタンク29と廃液タンク51の間を連通する配管からなる廃液経路、53は廃液経路52の途中に設けられた廃液ポンプである。使用を繰り返した処理剤液22は、廃液ポンプ53によって廃液タンク51内に排出されて処理される。
なお、液塗布部20の交換は、例えば被記録媒体Wの種類変更時などに行われる。また、何らかの障害が液塗布部20に原因があった場合、スペアの液塗布部20に交換することもでき、スペアの液塗布部20に交換することにより、ダウンタイムの低減が図れる。
図10は、塗布ユニット13内の液塗布部20の交換フローを説明するためのフローチャートである。
S1において液塗布部20の交換フローの実行を開始し、S2で供給パン23内に処理剤液22があるか否かの判断がなされる。この供給パン23内の処理剤液22の有無は、液面検知センサ28の出力状況により判断される。
供給パン23内に処理剤液22が有ると判断されると(S2でYES)、S3で呼び水動作が実行される。この呼び水動作については後で説明する。
S2で供給パン23内に処理剤液22が無いと判断されると(S2でNO)、S4でリザーブタンク29内に処理剤液22があるか否かの判断がなされる。このリザーブタンク29内の処理剤液22の有無は、液面検知センサ44の出力状況により判断される。
S4でリザーブタンク29内に処理剤液22が有ると判断されると(S4でYES)、S5で三方電磁弁36をフィルタ室32と供給パン23が連通するように切り替えて、電磁弁39を開放し、リザーブタンク29から循環/供給経路38、フィルタ室32ならびに循環経路33bを経て、供給パン23内に処理剤液22の充填処理が実行される。
一方、S4でリザーブタンク29内に処理剤液22が無いと判断されると(S4でNO)、S6で三方電磁弁36を補給経路40と供給パン23が連通するように切り替えて、電磁弁42a又は42bを開放し、カートリッジ41a又は41b(図3参照)から補給経路40ならびに循環経路33bの一部を経て、供給パン23内にフレッシュな処理剤液22の充填処理が実行される。
次にS7で、供給パン23内への処理剤液22の充填処理が完了したか否かの判断がなされる。
塗布装置において、供給パン23内の処理剤液22をリザーブタンク29に排出する場合、排出時間を短くするため、供給パン23と連通する退避経路30内に処理剤液22を充填しておく必要があり、そのために一度、供給パン23内に所定量の処理剤液22を充填する。この処理剤液22の充填処理が前述のS7である。
S7で供給パン23内への処理剤液22の充填処理が完了したと判断されると(S7でYES)、S8で呼び水動作を行い、退避経路30ならびに循環経路33a内に処理剤液22を充填する。前記S3での呼び水動作を実行する場合も同様に、退避経路30ならびに循環経路33a内に処理剤液22を充填する。
そしてS9で呼び水動作が完了したか否かの判断がなされ、呼び水動作が完了したと判断されると、S10で退避経路30内の電磁弁31を開放する。このとき、循環経路33a内の電磁弁34は閉鎖しておく。退避経路30内の電磁弁31を開放することにより、供給パン23内の処理剤液22は水頭差によって、退避経路30を通ってリザーブタンク29に移動する。処理剤液22の退避動作が行われてしばらくの間は、図6に示すように退避経路30内に設けられている2箇所の退避確認センサ45a,45bは共に処理剤液22の流れ(退避)を検知している。
なお、前記呼び水動作はオープン制御(ポンプ駆動時間と回数で制御)であって、予め組まれた制御動作を実施すれば、呼び水動作完了となる。
S11で2箇所の退避確認センサ45a,45bが非検知になったか否かの判断がなされ、両方の退避確認センサ45a,45bが非検知になったと判断されると(S11でYES)、S12で液塗布部20が交換可能であることを、塗布装置の操作パネルに設けられている表示部(図示せず)に表示する。
液塗布部20は、塗布装置本体側でラッチ機構などでロックされており、前述のように退避確認センサ45a,45bの非検知に基づいて液塗布部20が交換可能になったら、ロック状態が自動的に解除され、液塗布部20の引き出しが可能になる構成となっている。
なお、図10のS7で供給パン23内への処理剤液22の充填処理が完了していないと判断されると(S7でNO)、S13で処理剤液22の供給を自動停止して、表示部でエラー表示を行う。
本発明は前述のように、処理剤液の退避動作の終了を検知する退避確認センサを、退避経路内の略垂直方向に配置された略垂直部に設置したことを特徴とするものである。そのため、処理剤液の退避動作の終了を適切にかつ短時間に検知でき、そのために、液塗布部交換時の待機時間を短くして、ユーザの待ち時間を短縮できる使い勝手の良好なインクジェットプリンタ用処理剤液塗布装置の提供が可能となる。
13a,13b: 塗布ユニット、
20:液塗布部、
21:液供給部、
22:処理剤液、
23:供給パン、
24:塗布ローラ、
25:スクイーズローラ、
26:加圧ローラ、
29:リザーブタンク、
30:退避経路、
31:電磁弁、
45a,45b:退避センサ、
46:略垂直部、
47:電極ピン、
48:配管、
101:処理剤液塗布装置、
102:インクジェットプリンタ、
W:被記録媒体、
L:隙間。
特開2002−096454号公報 特開2004−330569号公報 特開2012−196955号公報 特開2013−235088号公報

Claims (7)

  1. 処理剤液を貯留する供給パンと、
    被記録媒体の記録面に前記処理剤液を塗布する塗布ローラと、
    前記供給パン中の前記処理剤液を薄膜化して前記塗布ローラに転写するスクイーズローラと、
    前記塗布ローラとの間で前記被記録媒体を挟み込んで搬送する加圧ローラと、
    前記供給パンから前記処理剤液を退避させるリザーブタンクと、
    前記供給パンと前記リザーブタンクを連通する退避経路と、
    前記処理剤液の退避の終了を検知する退避確認センサと、備え
    前記退避確認センサを、前記退避経路の略垂直部と、前記リザーブタンクと前記略垂直部との間の略水平部と、のそれぞれに設置したことを特徴とするインクジェットプリンタ用処理剤液塗布装置。
  2. 請求項1に記載のインクジェットプリンタ用処理剤液塗布装置において、
    記退避確認センサが設置される前記略垂直部の高さ方向の位置は、前記処理剤液の退避時に、当該略垂直部の処理剤液が充満する部分よりも高い位置であることを特徴とするインクジェットプリンタ用処理剤液塗布装置。
  3. 請求項1または2に記載のインクジェットプリンタ用処理剤液塗布装置において、
    前記退避確認センサは複数の電極ピンを有し、
    当該電極ピンの先端は、前記退避経路内の処理剤液の流れる位置に向かうように配置され、かつ、前記電極ピンの先端と前記退避経路の内壁面の間に隙間が形成されていることを特徴とするインクジェットプリンタ用処理剤液塗布装置。
  4. 請求項3に記載のインクジェットプリンタ用処理剤液塗布装置において、
    前記退避確認センサは、前記電極ピンのうち、一方の電極ピンに交流電圧を印加し、他方の電極ピン地絡させ、両電極ピン間のインピーダンスを測定し、インピーダンスを直流電圧に変換して、基準電圧との差を比較することで、前記退避経路内の前記処理剤液の有無を検知するように構成されていることを特徴とするインクジェットプリンタ用処理剤液塗布装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載のインクジェットプリンタ用処理剤液塗布装置において、
    前記供給パンと前記塗布ローラと前記スクイーズローラと前記加圧ローラとを含む液塗布部を有し、前記液塗布部は、交換可能に構成されていることを特徴とするインクジェットプリンタ用処理剤液塗布装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載のインクジェットプリンタ用処理剤液塗布装置において、
    前記リザーブタンクは前記供給パンよりも気密性が高いことを特徴とするインクジェットプリンタ用処理剤液塗布装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項に記載のインクジェットプリンタ用処理剤液塗布装置において、
    前記リザーブタンクは前記供給パンよりも低い位置に配置され、
    前記退避経路に開閉弁が設けられており、
    前記供給パン内の前記処理剤液を前記リザーブタンクに退避させる際、前記開閉弁を開いて、前記供給パンと前記リザーブタンクの水頭差により前記処理剤液を前記リザーブタンクに移送する構成になっていることを特徴とするインクジェットプリンタ用処理剤液塗布装置。
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