JP6201407B2 - 混合した植物と土砂との分離方法 - Google Patents

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Description

本発明は、混合した植物と土砂との分離方法に関する。
一般廃棄物を焼却のために分別する方法として、廃棄物を、破砕装置で破砕し、分解混合装置で粉砕すると共に脱水して混合した後に、比重分類装置で比重別に分別する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。この方法では、一般廃棄物が、金属類、重可燃物等の重比重ごみと、残飯類、レンガ、コンクリート等の中比重ごみと、高分子シート、上、布類等の軽比重ごみとに分別される。
特開平4−260487号公報
ところで、放射能で汚染された土地を除染する除染作業の際には、地面に落ちている植物を回収し、回収した植物を焼却して減容化する必要がある。しかし、回収する植物は土砂と混合しているため、焼却しても土砂分が減容化されず、減容化の割合は小さくなる。従って、処分費用を低減するために、回収した植物と土砂とを分離する必要がある。ここで、植物は多くの水分を含んで腐敗した状態になっているため、混合した植物と土砂とを分離する作業は難作業となるが、この分離作業を効率的に実施してさらに処分費用を低減することが望まれる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、混合した植物と土砂との分離作業を効率的に実施して汚染された植物の処分費用を低減することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る混合した植物と土砂との分離方法は、植物と土砂との混合物を、衝撃式粉砕脱水機に投入して衝撃により粉砕すると共に脱水する工程と、前記衝撃式粉砕脱水機で粉砕されると共に脱水された前記混合物を、ファンにより生じる空気の流れによってサイクロン分級機に投入して、植物の粒子と土砂の粒子とに分級する工程とを備え、前記ファンによる送気量を、前記サイクロン分級機において、土砂粒子が下降し、植物粒子が上昇するように設定し、前記サイクロン分級機から前記植物の粒子を運ぶ空気流を、流路を一部を空けて遮る壁であって当該壁の下部にのみ前記流路との間に隙間を形成する壁で変化させ、前記植物の粒子を該壁に衝突させることで、前記植物の粒子を空気流から分離して回収する。
前記混合した植物と土砂との分離方法において、前記サイクロン分級機から前記植物の粒子を運ぶ空気流を、流路を一部を空けて遮る壁であって当該壁の下部にのみ前記流路との間に隙間を形成する壁で変化させ、前記植物の粒子を該壁に衝突させることで、前記植物の粒子を空気流から分離して回収してもよい。
また、本発明に係る混合した植物と土砂との分離方法は、植物と土砂との混合物を、衝撃式粉砕脱水機に投入して衝撃により粉砕すると共に脱水する工程と、前記衝撃式粉砕脱水機で粉砕されると共に脱水された前記混合物を、ファンにより生じる空気の流れによってサイクロン分級機に投入して、植物の粒子と土砂の粒子とに分級する工程とを備え、前記ファンによる送気量を、前記サイクロン分級機において、土砂粒子が下降し、植物粒子が上昇するように設定し、前記サイクロン分級機から前記植物の粒子を運ぶ空気流を、流路の途中に設けられた流路断面積が拡大する拡大部により減速させ、前記植物の粒子を、前記拡大部に連通する排出管を通して該拡大部から下方に落下させることで、前記植物の粒子を空気流から分離して回収する
また、前記混合した植物と土砂との分離方法において、前記衝撃式粉砕脱水機は、複数の部材が回転軸から放射方向に延びる回転体と、該回転体の周囲に設けられたライナ板とを備え、該回転体の回転中に前記複数の部材が前記混合物に与える衝撃と、前記回転体の回転による遠心力により前記ライナ板に衝突することにより前記混合物に与える衝撃とにより、前記混合物を粉砕すると共に脱水してもよい。
本発明によれば、混合した植物と土砂との分離を効率的に実施して汚染された植物の処分費用を低減することができる。
一実施形態に係る植物と土砂との分離方法で使用する処理装置を示す図である。 他の実施形態に係る回収部を示す斜視図である。 他の実施形態に係る回収部を示す図である。 他の実施形態に係る植物と土砂との分離方法で使用する処理装置を示す図である。 他の実施形態に係る植物と土砂との分離方法で使用する処理装置を示す図である。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照しながら説明する。本実施形態に係る植物と土砂との分離方法では、除染作業の際に地面から除染物として回収した植物と土砂との混合物を対象とする。図1は、本実施形態に係る植物と土砂との分離方法で使用する処理装置10を示す図である。この図に示すように、処理前の混合物は、一時的にヤードに仮置きされた後にホッパ11に投入されてベルトコンベア12で処理装置10に搬送される。そして、処理装置10で分離された土砂と植物とは夫々ホッパ13、14に投入されてベルトコンベア15、16で仮置き場に搬送される。
処理装置10は、含水した植物と土砂との混合物1を粉砕すると共に乾燥させる粉砕脱水機20と、粉砕され脱水された混合物の粒子2を植物と土砂とに分離する分級機30とを備えている。粉砕脱水機20は、内部に粉砕脱水室21を有するボックス22と、ボックス22の上部に設けられた投入部23と、粉砕脱水室21内に設けられた回転ブレード24と、ボックス22の側壁内面に貼り付けられたライナ板25と、ボックス22の側壁下部に設けられた給気口26と、ボックス22の上部に設けられたダクト27とを備えている。
ダクト27は、ボックス22の上部から上方へ延びている。このダクト27の上部には円筒状のケーシング28が設けられており、このケーシング28に循環ファン40が設置されている。また、ケーシング28と分級機30の上部とは水平に延びるダクト42で接続されている。さらに、分級機30のトップノズル32Dと上記給気口26とはダクト44で接続されている。即ち、処理装置10では、空気が、給気口26、粉砕脱水室21、ダクト27、ケーシング28、ダクト42、分級機30、ダクト44、そして給気口26の順序で循環する。
粉砕脱水機20では、投入部23から粉砕脱水室21に含水した植物と土砂との混合物1が投入される。また、回転ブレード24は、粉砕脱水室21の下部に鉛直軸周りに回転可能に配されており、高速で回転されて混合物1を粉砕する。大きな粒子は、回転ブレード24の内周側において繰返し粉砕され、粉砕された小さい粒子2は、回転ブレード24の回転による遠心力でライナ板25に衝突される。
ここで、混合物1の粒子が回転ブレード24の衝撃で破壊することにより、粒子の表層の水分が弾き出され、粉砕された小さい粒子2がライナ板25に衝突した衝撃で破壊することにより、粒子2の水分が搾り出される。これにより、乾燥した小さい粒子2が得られる。そして、粉砕脱水室21内の粉砕された小さい粒子2と、該粒子2から搾り出されてできた水滴(ミスト)5とは、粉砕脱水室21から分級機30に流れる空気によって分級機30へ送られる。
分級機30は、サイクロン式の乾式分級機であり、上部32Aが円筒状に、下部32Bが下方に向かって径が小さくなる円錐台形状に形成されたケーシング32を備える。このケーシング32の上部32Aには、ダクト42が接続されている。ここで、ダクト42は、ケーシング32の接線方向に延びると共にケーシング32の軸心から外周側にずれた位置に接続されており、これにより、ケーシング32内では壁面に沿って旋回する空気流が形成される。
また、ケーシング32の下部32Bにはボトムノズル32Cが設けられ、ケーシング32の上部32Aにはトップノズル32Dが設けられている。ボトムノズル32Cは、下部32Bの先端に設けられた開口であり、一方、トップノズル32Dは、上部32Aの軸心に上部32Aの上面を貫通するように設けられた円筒状の管である。
ここで、ケーシング32の下部32Bでは、壁面に沿って旋回しながら下降する空気流A1と、中心部で上昇する空気流A2とが生じる。また、土砂の粒子3は植物の粒子4に比して比重が大きくなっており、比重の大きな土砂の粒子3は、空気流A1によりボトムノズル32Cから排出され、比重の小さな植物の粒子4と水滴5とは、空気流A2によりトップノズル32Dから排出されるように、循環ファン40により分級機30へ送る空気量が設定されている。そして、ボトムノズル32Cから排出された土砂の粒子3は、ホッパ13に投入されてベルトコンベア15で仮置き場に搬送される。一方、トップノズル32Dから排出された植物の粒子4と水滴5とは、空気と共にダクト44内を流れる。
トップノズル32Dから水平に延びるダクト44の水平部44Aには、植物の粒子4を回収する回収部50が設けられている。この回収部50は、隔壁52と排出管54とを備える。水平部44Aの断面は矩形状であり、隔壁52は、水平部44Aを上流側と下流側とに隔てる矩形状の板である。ここで、隔壁52の上辺及び左右の側片は夫々、水平部44Aの上面及び左右の側面に接合されているのに対して、隔壁52の下辺と水平部44Aの下面との間には狭い間隙55が形成されている。また、水平部44Aの下面には矩形状の開口44Bが形成されている。この開口44Bは、隔壁52の直下から上流側へ広がっており、水平部44Aの下部の開口44Bの周囲に排出管54の上端が接合されている。排出管54は、下端が開口したチューブ状の管状体である。
以上のような構成の回収部50では、植物の粒子4を運ぶ空気が隔壁52の手前で隔壁52の下側に回りこんで間隙55を通過する。この際、植物の粒子4は、慣性力によりそのまま直進して隔壁52に衝突し、排出管54内に落下する。即ち、回収部50は、慣性衝突を利用したインパクタであり、空気流から植物の粒子4を分離する。そして、排出管54内に落下した植物の粒子4は、排出管54内を滑り落ちてホッパ14に投入されベルトコンベア16で仮置き場に搬送される。
以上説明したように、本実施形態に係る植物と土砂との分離方法では、まず、除染作業の際に回収した植物と土砂との混合物1を、衝撃式の粉砕脱水機20に投入して衝撃により粉砕すると共に脱水し、次に、衝撃式の粉砕脱水機20で粉砕されると共に脱水された混合物1を、サイクロン式の分級機30に投入して、植物の粒子4と土砂の粒子3とに分級する。これにより、除染作業の際に回収して焼却する植物から、焼却後に減容化されない土砂を除去できるため、除染作業の際に回収した汚染物の減容化の割合を大きくすることができ、当該汚染物の処分費用を低減できる。
また、粉砕脱水機20において水分を含んだ植物と土砂との混合物1を、粉砕すると共に脱水することにより、サイクロン式の分級機30において分級し易い微粉の粒子2を得ることができる。従って、混合した植物と土砂との分離を効率的に実施して汚染植物の処分費用をさらに低減できる。
また、衝撃式の粉砕脱水機20では、加熱によらずに衝撃により混合物1を脱水するため、脱水のための外部熱源を不要にすることができる。従って、消費電力を低減でき、汚染物の処分費用をさらに低減できる。
さらに、本実施形態に係る処理装置10では、サイクロン式の分級機30から植物の粒子4を運ぶ空気流を、ダクト44の水平部44A内の流路を一部を空けて遮る隔壁52で変化させ、植物の粒子を隔壁52に衝突させることにより、即ち、慣性衝突を利用することにより、植物の粒子4を空気流から分離して回収する。これにより、2段式のサイクロン分級機等に比して装置を小型化できる。
図2は、他の実施形態に係る回収部60を示す斜視図である。この図に示すように、回収部60は、ダクト44の水平部44Aに設けられた拡大部62と、拡大部62から下方に延びる上述の排出管54とを備える。拡大部62は、矩形箱状に形成されており、水平部44Aの流路断面積が拡大部62において拡大する。また、拡大部62の下面には開口62Bが形成されており、拡大部62の下部の開口62Bの周囲に排出管54の上端が接合されている。
以上のような構成の回収部60では、拡大部62において水平部44Aの流路断面積が拡大していることにより、拡大部62において空気の流速が低下する。これによって、空気流で運ばれた植物の粒子4(図1参照)は、減速して排出管54内に落下する。また、水滴5(図1参照)は空気流で運ばれる。即ち、回収部60は、植物の粒子4を運ぶ空気流を減速させることにより、水分を含んだ空気流から植物の粒子4を分離する。
なお、回収部60には上述の隔壁52を設けてもよい。また、拡大部62を矩形箱状にすることは必須ではなく、拡大部62は、水平部44Aの流路断面積を拡大させる構成であればよい。
図3は、他の実施形態に係る回収部70を示す図である。この図に示すように、回収部70は、ダクト44の水平部44Aの下流側の鉛直部44Cに設けられた拡大部72と、拡大部72に設けられた回転体74と、回転体74の外周面に当接したスクレーパー76と、スクレーパー76の近傍において拡大部72に接続された排出管78とを備えている。
拡大部72は、矩形箱状に形成されており、鉛直部44Cの流路断面積が拡大部72において拡大する。回転体74は、網材等の多孔材で形成された多孔ベルト74Aと、この多孔ベルト74Aを回転させる左右一対のドラム74B、74Cとを備えている。多孔ベルト74Aの上下両面は鉛直部44Cに面して配されており、鉛直部44Cで下向きに流れる空気流が、多孔ベルト74Aの上下両面を通過する。ここで、多孔ベルト74Aの孔径は、植物の粒子4の粒径より小さく設定されており、空気流で運ばれた植物の粒子4は、多孔ベルト74Aの上面で捕獲される。
スクレーパー76は、多孔ベルト74Aのドラム74Bに巻き掛けられた部分に当接しており、多孔ベルト74Aの上面側から植物の粒子4を掻き落とす。また、スクレーパー76は、掻き落とした植物の粒子4の排出路と空気流路とを隔てるように配されている。これにより、スクレーパー76で多孔ベルト74Aの上面側から掻き落とされた植物の粒子4は、排出管78内に落下する。また、水滴5(図1参照)は空気流で下方へ運ばれる。即ち、回収部70は、植物の粒子4を回転する多孔ベルト74Aで捕獲して排出路へ送ることにより、水分を含んだ空気流から植物の粒子4を分離する。
なお、多孔材からなる回転体をベルトとすることは必須ではなく、該回転体は、多孔材からなるドラムでもよい。また、スクレーパー等の植物の粒子4を回転体から掻き取る部材を設けることは必須ではなく、植物の粒子4を回転体から自重で落下させるようにしてもよい。
図4は、他の実施形態に係る植物と土砂との分離方法で使用する処理装置100を示す図である。この図に示すように、処理装置100は、分級機30に加えて分級機150を備える。この分級機150は、分級機30と同様の構成のサイクロン式の乾式分級機であり、分級機30のトップノズル32Dと分級機150のケーシング32の上部32Aとは、ダクト142で接続されている。このダクト142は、ケーシング32の接線方向に延びると共にケーシング32の軸心から外周側にずれた位置に接続されており、これにより、ケーシング32内では壁面に沿って旋回する空気流が形成される。
ここで、植物の粒子4が、壁面に沿って旋回しながら下降する空気流A1によりボトムノズル32Cから排出され、水滴(ミスト)5が、中心部で上昇する空気流A2によりトップノズル32Dから排出されるように、循環ファン40により分級機150に送る空気量が設定されている。そして、ボトムノズル32Cから排出された植物の粒子4は、ホッパ14に投入されてベルトコンベア16で仮置き場に搬送される。
図5は、他の実施形態に係る植物と土砂との分離方法で使用する処理装置200を示す図である。この図に示すように、処理装置200は、粉砕脱水機20に替えてツイスター工法を用いた粉砕脱水機220を備える。この粉砕脱水機220は、内部に粉砕脱水室221が形成された円筒状のケース222と、ケース222の軸心に配された回転軸223と、回転軸223の軸方向の複数の位置に夫々複数ずつ取り付けられたチェーン224とを備えている。各位置に取り付けられた複数のチェーン224は、回転軸223の周りに所定の角度間隔(例えば、90°)で配されている。
以上のような構成の粉砕脱水機220では、大きな粒子が、チェーン224で繰返し粉砕される。また、混合物1の粒子がチェーン224の衝撃で破壊することにより、粒子の表層の水分が弾き出される。これにより、乾燥した小さい粒子2が得られる。そして、粉砕脱水室221内の粉砕された小さい粒子2と、該粒子2から搾り出されてできた水滴(ミスト)5とは、粉砕脱水室221から分級機30に流れる空気によって分級機30へ送られる。
なお、上述の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。例えば、上述の実施形態では、慣性衝突を利用した回収部50やサイクロン式の分級機150により、植物の粒子4を空気流から分離したが、例えば、排気口を備える回収ボックスを設けて、この回収ボックスに植物の粒子4を空気流で送り、植物の粒子4を回収ボックス内に溜め、排気口から排気することで、植物の粒子4を空気流から分離する等してもよい。
1 混合物、2、3、4 粒子、5 水滴、10 処理装置、11 ホッパ、12 ベルトコンベア、13、14 ホッパ、15、16 ベルトコンベア、20 粉砕脱水機、21 粉砕脱水室、22 ボックス、23 投入部、24 回転ブレード、25 ライナ板、26 給気口、27 ダクト、28 ケーシング、30 分級機、32 ケーシング、32A 上部、32B 下部、32C ボトムノズル、32D トップノズル、40 循環ファン、42、44 ダクト、44A 水平部、44B 開口、44C 鉛直部、50 回収部、52 隔壁、54 排出管、55 間隙、60 回収部、62 拡大部、62B 開口、70 回収部、72 拡大部、74 回転体、74A 多孔ベルト、74B、74C ドラム、76 スクレーパー、78 排出管、100 処理装置、142 ダクト、150 分級機、200 処理装置、220 粉砕脱水機、221 粉砕脱水室、222 ケース、223 回転軸、224 チェーン

Claims (3)

  1. 混合した植物と土砂とを分離する方法であって、
    植物と土砂との混合物を、衝撃式粉砕脱水機に投入して衝撃により粉砕すると共に脱水する工程と、
    前記衝撃式粉砕脱水機で粉砕されると共に脱水された前記混合物を、ファンにより生じる空気の流れによってサイクロン分級機に投入して、植物の粒子と土砂の粒子とに分級する工程と
    を備え、
    前記ファンによる送気量を、前記サイクロン分級機において、土砂粒子が下降し、植物粒子が上昇するように設定し、
    前記サイクロン分級機から前記植物の粒子を運ぶ空気流を、流路を一部を空けて遮る壁であって当該壁の下部にのみ前記流路との間に隙間を形成する壁で変化させ、前記植物の粒子を該壁に衝突させることで、前記植物の粒子を空気流から分離して回収する、混合した植物と土砂との分離方法。
  2. 混合した植物と土砂とを分離する方法であって、
    植物と土砂との混合物を、衝撃式粉砕脱水機に投入して衝撃により粉砕すると共に脱水する工程と、
    前記衝撃式粉砕脱水機で粉砕されると共に脱水された前記混合物を、ファンにより生じる空気の流れによってサイクロン分級機に投入して、植物の粒子と土砂の粒子とに分級する工程と
    を備え、
    前記ファンによる送気量を、前記サイクロン分級機において、土砂粒子が下降し、植物粒子が上昇するように設定し、
    前記サイクロン分級機から前記植物の粒子を運ぶ空気流を、流路の途中に設けられた流路断面積が拡大する拡大部により減速させ、前記植物の粒子を、前記拡大部に連通する排出管を通して該拡大部から下方に落下させることで、前記植物の粒子を空気流から分離して回収する、混合した植物と土砂との分離方法。
  3. 前記衝撃式粉砕脱水機は、複数の部材が回転軸から放射方向に延びる回転体と、該回転体の周囲に設けられたライナ板とを備え、該回転体の回転中に前記複数の部材が前記混合物に与える衝撃と、前記回転体の回転による遠心力により前記ライナ板に衝突することにより前記混合物に与える衝撃とにより、前記混合物を粉砕すると共に脱水する請求項1又は2に記載の混合した植物と土砂との分離方法。
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