JP6200833B2 - プラントと制御装置の診断装置 - Google Patents

プラントと制御装置の診断装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6200833B2
JP6200833B2 JP2014037692A JP2014037692A JP6200833B2 JP 6200833 B2 JP6200833 B2 JP 6200833B2 JP 2014037692 A JP2014037692 A JP 2014037692A JP 2014037692 A JP2014037692 A JP 2014037692A JP 6200833 B2 JP6200833 B2 JP 6200833B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plant
diagnostic
control device
measurement signal
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014037692A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015162140A (ja
Inventor
孝朗 関合
孝朗 関合
林 喜治
喜治 林
洋人 武内
洋人 武内
隆 荒木田
隆 荒木田
勝秀 北川
勝秀 北川
正博 村上
正博 村上
深井 雅之
雅之 深井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2014037692A priority Critical patent/JP6200833B2/ja
Publication of JP2015162140A publication Critical patent/JP2015162140A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6200833B2 publication Critical patent/JP6200833B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)

Description

本発明はプラントと制御装置の診断装置、診断方法に関する。
火力や原子力に代表される発電プラントや、医薬品・食品・化学プラントに代表される産業プラントでは、プラントの安定的な運用のために、多くのプロセス信号を監視対象としている。
具体的には、プラントの状態を把握するために、圧力・温度・流量・水位などを計測する計測器を各部に設置し、得られた計測信号値を運転員に表示する。また、ほとんどのプラントでは、異常や不具合対策、あるいは、保守の観点から、得られた信号値を専用の計算機であるデータ収録装置に保存する。
運転員はプラントの状態に変化があった場合、関連するプロセス信号の値にも変化がないかどうかを確認するため、監視画面上に該当プロセス信号の値を表示する。また、必要であれば、プロセス計算機に格納された該当プロセス信号の過去の値を監視画面上に表示する。通常は、プラントの運転制御装置と監視装置が一体になっており、リアルタイムでプラント状態の監視や制御が実施できるようになっている。
最近は、異常状態が発生するまえに、プラントの異常兆候を予測する装置やその方法が多数検討されている。また、経年劣化の有無を把握して、プラントのメンテナンス計画に活用する技術が検討されている。特許文献1には、適応共鳴理論(Adaptive Resonance Theory:ART)を用いた診断装置が開示されている。ここでARTとは、多次元のデータをその類似度に応じてカテゴリに分類する理論である。
特許文献1の技術においては、まずARTを用いて正常時の計測データを複数のカテゴリ(正常カテゴリ)に分類する。次に、現在の計測データをARTに入力してカテゴリに分類する。この計測データが正常カテゴリに分類できない時は、新しいカテゴリ(新規カテゴリ)を生成する。新規カテゴリの発生は、プラントの状態が変化したことを意味する。そこで、特許文献1の診断装置では、異常兆候の発生を新規カテゴリの発生で判断している。
一方、安全操業を確保する上で、制御システムのセキュリティ対策が急務となっている。制御装置がウイルスに感染すると、プラントの操作信号を計算する制御ロジックが書き換えられる可能性がある。ウイルスに感染した制御ロジックを用いて計算した操作信号を用いると、プラントを誤って操作する危険がある。また、操作信号が変化すると、プラントで計測する計測信号の値も変化する。
経年劣化や機器異常でプラントの特性が変化した場合、もしくはウイルス感染により制御装置の状態が変化した場合には、計測信号と操作信号が共に変化する。そのため、運転員は問題が発生した場合に制御プログラムの処理に異常があるのか、プラントに異常があるのかを判断する必要がある。特許文献2では、プラントデータ制御条件が不成立となった場合にプラントデータあるいは処理データをグラフ、もしくは表にして表示する技術が公開されており、制御条件が不成立になった原因が演算処理部の異常かプラント側の異常かを判定するための情報を運転員に提供している。また、特許文献3には制御装置のリプレース前後の制御ロジックの動作が同じであることを場内で確認するため、リプレース前後の制御ロジックに試験用の入力を与え、計算結果が一致するかどうかを確認する技術が公開されている。
特開2005−165375号公報 特開平8−50509号公報 特開2013−168038号公報
先に述べた通り、プラントの特性が変化した場合、制御装置の状態が変化した場合には計測信号と操作信号が共に変化するため、この事象を区別するには詳細なデータ解析が必要であり、原因究明に時間を要するという問題がある。
特許文献1の方法では、データの傾向が変化したことを検知することはできるが、その原因がプラント側にあるのか制御装置側にあるのかを区別できない。また特許文献2の方法では、診断するタイミングがプラントデータ制御の条件が不成立の時である。しかし、ウイルスはいつ制御装置に侵入するか不明であり、ウイルス検知のためにはリアルタイムでの診断が必要である。また、本方式では制御ロジックが書き換えられたかどうかは判定できない。特許文献3の方法は、制御ロジックに試験用の入力を与える必要があるが、プラント運転中に試験用の入力を制御ロジックに与えることができないため、ウイルス検知に活用することは難しい。
本発明の目的は、信号が変化した原因がプラント側にあるのか、制御ロジック側にあるのかを区別することで、運転員よる原因究明の時間を短縮することにある。
上述の課題を解決するため、本発明のプラントと制御装置の診断装置は、プラントで計測された計測信号及び制御装置で生成された操作信号のそれぞれについてクラスタリング技術を用いてカテゴリに分類するデータ分類手段と、前記データ分類手段の分類結果に基づいて、正常か、プラント特性が変化したか、制御ロジックが変化したか、を区別する診断手段を備えたことを特徴とする。
信号が変化した原因がプラント側にあるのか、制御ロジック側にあるのかを区別することで、運転員よる原因究明の時間を短縮できる。
本発明の実施例である診断装置を説明するブロック図である。 プラントと制御装置の診断装置の動作フローチャート図である。 分類手段を説明するブロック図である。 分類手段でデータを分類した結果を説明する図である。 計測信号データベースと分類結果データベースに保存されるデータの態様を説明する図である。 診断手段の動作フローチャート図である。 動作が変化した制御ロジックを特定する方法を説明する図である。 画像表示装置940に表示する画面の実施例を説明する図である。
本発明の実施例である診断装置について、図面を参照して以下に説明する。
図1は、本発明の実施例である診断装置を説明するブロック図である。診断装置400を用いて、プラント100と制御装置200の状態を診断する。
プラント100には種々の計測機器が設置されており、これらの計測機器で計測した計測信号1は制御装置200に送信される。制御装置200では、プラント100を所望の運転状態に制御するため、操作信号2を計算してプラント100に送信する。制御装置200で受信した計測信号1と、制御装置200で計算した操作信号2を含む信号3はデータ収録装置300に送信されて保存される。尚、信号3には制御装置200で計算した任意の信号を含めても良い。
診断装置400は、演算装置として計測信号抽出手段500、データ分類手段600、操作信号抽出手段700、診断手段800を備える。また、診断装置400には、データベースとして信号データベース430、分類結果データベース440を備える。尚、図1においてはデータベースをDBと略記している。
信号データベース430、分類結果データベース440には電子化された情報を保存しており、通常電子ファイル(電子データ)と呼ばれる形態で情報を保存する。
また、診断装置400は、外部とのインターフェイスとして外部入力インターフェイス410、及び外部出力インターフェイス420を備えている。そして、外部入力インターフェイス410を介してデータ収録装置300に保存されている信号4と、運転管理室900に備えられているキーボード920及びマウス930で構成される外部入力装置910の操作で作成する外部入力信号5を診断装置400に取り込む。また、外部出力インターフェイス420を介して、画像表示情報16を運転管理室900に備えられている画像表示装置940に出力する。
診断装置400に取り込まれた信号6は、信号データベース430に保存する。
診断装置400は、モデル構築処理と診断処理の二つの処理モードを持つ。モデル構築処理モードでは、正常状態の信号を用いて、診断モデルを構築する。診断モデルはクラスタリング技術により構築され、正常状態の信号がいくつかのデータグループに分類される。診断処理モードでは、診断する時刻の信号を処理する。計測信号が正常状態の時と同じ特性であれば、診断モデルのデータグループのいずれか1つに分類される。特性が異なる場合は、診断モデルのデータグループには属さないことになる。
モデル構築処理モードの動作を以下に述べる。
モデル構築処理モードでは、状態変化の検知に用いる監視モデルを構築する。まず、計測信号抽出手段500を動作させて、所定期間の計測信号8を信号データベース430から抽出する。計測信号抽出手段500で抽出した計測信号10はデータ分類手段600に送信する。データ分類手段600では計測信号10をクラスタリング技術により分類する。分類結果である分類結果情報12は分類結果データベース440に送信し、保存する。
次に、操作信号抽出手段700を動作させて、所定期間の操作信号9を信号データベース430から抽出する。計測信号抽出手段700で抽出した操作信号11はデータ分類手段600に送信する。データ分類手段600では操作信号11をクラスタリング技術により分類する。分類結果である分類結果情報12は分類結果データベース440に送信し、保存する。なお、操作信号抽出手段700では、操作信号だけでなく制御装置200で計算した任意の信号を抽出し、データ分類手段600では操作信号と制御装置200で計算した任意の信号をクラスタリング技術によって分類するようにしても良い。また、計測信号と操作信号をそれぞれ任意のグループに分け、各グループ毎に診断モデルを構築するようにしても良い。
このように、本実施例の診断装置400では、計測信号と操作信号をそれぞれ個別に分類する。
以上がモデル構築処理モードの動作である。
次に、診断処理モードの動作を述べる。
診断処理モードでは、診断する時間の計測信号と操作信号をそれぞれ計測信号抽出手段500と操作信号抽出手段700で抽出する。その後、モデル構築処理モードで構築した診断モデルを参照しながらデータ分類手段600にて診断する時間の計測信号と操作信号を分類する。その分類結果に基づいて、診断手段800にてプラント100と制御装置200の状態を診断する。診断結果情報15は外部出力インターフェイス420に出力する。
モデル構築処理モード、及び診断処理モードを実行するタイミングは任意に設定できる。
例えば、計測信号のサンプリング周期毎にモデル構築処理モードと診断処理モードの両方を動作させて診断する。計測信号を取得する毎に診断モデルを更新することで、常に最新のモデルを用いた診断が可能である。しかし、モデル構築に用いるデータ量が多い時は、本処理に時間を要するため、サンプリング周期内に計算が終了しない可能性がある。このような場合は、所定の設定期間毎にモデル構築処理モードを動作させ、サンプリング周期毎に診断処理モードのみを動作させて診断することもできる。また、モデル構築処理モード、診断処理モードを実施するための外部入力信号5を診断装置400に入力することで、任意のタイミングでモデル構築処理モードと診断処理モードを動作させることもできる。
なお、本実施例の診断装置400においては、計測信号抽出手段500、データ分類手段600、操作信号抽出手段700、診断手段800、信号データベース430、分類結果データベース440が診断装置400の内部に備えられているが、これらの一部の装置を診断装置400の外部に配置し、データのみを装置間で通信するようにしてもよい。
また、診断装置400に設置された信号データベース430、分類結果データベース440、に保存されているデータベース情報50は、運転管理室900とデータ通信できるようになっており、データベースの情報を画像表示装置940に表示できる。また、これらの情報は、キーボード920とマウス930で構成する外部入力装置910を操作して生成する外部入力信号2で修正できる。
また、本発明の実施形態として、診断装置400を動作させて得られた情報を運転員に提供する情報提供サービス、診断装置400を搭載した運転制御装置も含まれる。また、本実施例ではプラント100と制御装置200の信号を用いて診断モデルを構築しているが、データ収録装置300にプラント100と制御装置200を模擬するシミュレータのデータを保存しておき、このデータを用いて診断モデルを構築するようにしても良い。
図2は診断装置400の動作フローチャート図である。
モデル構築処理モードでは、ステップ1000、1010、1020、1030、1040、1050を組み合わせて実行する。また、診断処理モードではステップ1000、1010、1020、1030、1040、1050、1060、1070を組み合わせて実行する。
ステップ1000では、データ収録装置300に保存されている信号4を、外部入力インターフェイス410を介して診断装置400に取り込み、信号6を信号データベース430に保存する。
ステップ1010では、計測信号抽出手段500を動作させて、所定期間の計測信号8を信号データベース430から抽出する。計測信号抽出手段500で抽出した計測信号10はデータ分類手段600に送信する。
ステップ1020ではデータ分類手段600を動作させて計測信号10をクラスタリング技術により分類する。分類結果である分類結果情報12は分類結果データベース440に送信し、保存する。
ステップ1030では、操作信号抽出手段700を動作させて所定期間の操作信号9を信号データベース430から抽出する。計測信号抽出手段700で抽出した操作信号11はデータ分類手段600に送信する。
ステップ1040では、データ分類手段600を動作させて操作信号11をクラスタリング技術により分類する。分類結果である分類結果情報12は分類結果データベース440に送信し、保存する。
ステップ1050では動作モードを判定する。モデル構築処理モードの場合は終了し、診断処理モードの場合はステップ1060に進む。尚、モデル構築処理モードと診断処理モードが動作するタイミングは、運転員によって任意に設定できる。
ステップ1060では診断手段800を動作させて、プラント100と制御装置200の状態を診断し、診断結果情報15を外部出力インターフェイス420に出力する。診断手段800の動作内容については、図6を用いて後述する。診断結果情報15は外部出力インターフェイス420にて画像表示情報16に変換し、画像表示装置940に表示する。
ステップ1070では終了判定を実施し、終了判定を満足する場合は診断処理モードを終了する。終了条件を満たさない場合は、ステップ1000に戻る。ここで終了条件とは、予めユーザによって定められた条件である。例えばステップ1000〜ステップ1070の繰り返し回数が所定の値を超えた時に診断モードを終了する。
このように、本実施例の診断装置400では、計測信号と操作信号をそれぞれ個別に分類する。そして、それぞれの分類結果に基づいて診断することで、信号が変化したことの原因がプラント側にあるのか、制御装置側にあるのかを区別する。具体的な区別方法は、図6を用いて後述する。
図3は、データ分類手段600を説明する図である。
本実施例では、信号を分類する技術として、適応共鳴理論(Adaptive Resonance Theory:ART)を適用した場合について述べる。尚、ベクトル量子化、サポートベクターマシン等、他のクラスタリング手法を用いることもできる。
図3(a)に示すように、データ分類機能はデータ前処理装置610とARTモジュール620で構成する。データ前処理装置610は、運転データをARTモジュール620の入力データに変換する。
以下に、前記データ前処理装置610及びARTモジュール620によるそれらの手順について説明する。
まず、データ前処理装置610において、計測項目毎にデータを正規化する。計測信号を正規化したデータNxi(n)及び正規化したデータの補数CNxi(n)(=1−Nxi(n))を含むデータを入力データIi(n)とする。この入力データIi(n)が、ARTモジュール620に入力される。
ARTモジュール620においては、入力データである計測信号10、もしくは操作信号11を複数のカテゴリに分類する。
ARTモジュール620は、F0レイヤー621、F1レイヤー622、F2レイヤー623、メモリ624及び選択サブシステム625を備え、これらは相互に結合している。F1レイヤー622及びF2レイヤー623は、重み係数を介して結合している。重み係数は、入力データが分類されるカテゴリのプロトタイプ(原型)を表している。ここで、プロトタイプとは、カテゴリの代表値を表すものである。
次に、ARTモジュール620のアルゴリズムについて説明する。
ARTモジュール620に入力データが入力された場合のアルゴリズムの概要は、下記の処理1〜処理5のようになる。
処理1:F0レイヤー621により入力ベクトルを正規化し、ノイズを除去する。
処理2:F1レイヤー622に入力された入力データと重み係数との比較により、ふさわしいカテゴリの候補を選択する。
処理3:選択サブシステム625で選択したカテゴリの妥当性がパラメータρとの比により評価される。妥当と判断されれば、入力データはそのカテゴリに分類され、処理4に進む。一方、妥当と判断されなければ、そのカテゴリはリセットされ、他のカテゴリからふさわしいカテゴリの候補を選択する(処理2を繰り返す)。パラメータρの値を大きくするとカテゴリの分類が細かくなり、ρの値を小さくすると分類が粗くなる。このパラメータρをビジランス(vigilance)パラメータと呼ぶ。
処理4:処理2において全ての既存のカテゴリがリセットされると、入力データが新規カテゴリに属すると判断され、新規カテゴリのプロトタイプを表す新しい重み係数を生成する。
処理5:入力データがカテゴリJに分類されると、カテゴリJに対応する重み係数WJ(new)は、過去の重み係数WJ(old)及び入力データp(又は入力データから派生したデータ)を用いて下記式(1)により更新される。
WJ(new)=Kw・p+(1−Kw)・WJ(old) ・・・(1)
ここで、Kwは、学習率パラメータ(0<Kw<1)であり、入力ベクトルを新しい重み係数に反映させる度合いを決定する値である。
尚、式(1)及び後述する式(2)乃至式(12)の各演算式は前記ARTモジュール620に組み込まれている。
ARTモジュール620のデータ分類アルゴリズムの特徴は、上記の処理4にある。
処理4においては、学習した時のパターンと異なる入力データが入力された場合、記録されているパターンを変更せずに新しいパターンを記録することができる。このため、過去に学習したパターンを記録しながら、新たなパターンを記録することが可能となる。
このように、入力データとして予め与えた運転データを与えると、ARTモジュール620は与えられたパターンを学習する。したがって、学習済みのARTモジュール620に新たな入力データが入力されると、上記アルゴリズムにより、過去におけるどのパターンに近いかを判定することができる。また、過去に経験したことのないパターンであれば、新規カテゴリに分類される。
図3(b)は、F0レイヤー621の構成を示すブロック図である。aF0レイヤー621では、入力データIiを各時刻で再度正規化し、F1レイヤー621、及び選択サブシステム625に入力する正規化入力ベクトルuiを作成する。
始めに、入力データIiから、式(2)に従ってwi 0を計算する。ここで、aは定数である。
次に、wi 0を正規化したxi 0を、式(3)を用いて計算する。ここで、||・||はノルムを表す記号である。
そして、式(4)を用いて、xiからノイズを除去したvi 0を計算する。ただし、θはノイズを除去するための定数である。式(4)の計算により、微小な値は0となるため、入力データのノイズが除去される。
最後に、式(5)を用いて正規化入力ベクトルui 0を求める。ui 0はF1レイヤーの入力となる。
図3(c)は、F1レイヤー622の構成を示すブロック図である。F1レイヤー622では、式(5)で求めたui 0を短期記憶として保持し、F2レイヤー722に入力するρiを計算する。F2レイヤーの計算式をまとめて式(6)〜式(12)に示す。ただし、a、bは定数、f(・)は式(4)で示した関数、TjはF2レイヤー623で計算する適合度である。
ただし、
図4はデータ分類手段600で計測信号10、もしくは操作信号11を分類した結果を説明する図である。
図4(a)は、計測信号10、もしくは操作信号11を、カテゴリに分類した結果を説明する図である。横軸は、時間、縦軸は計測信号、カテゴリ番号である。図4(b)は、データ分類手段600にてカテゴリに分類した分類結果の一例を示す図である。
図4(b)は、一例として、計測信号のうちの2項目を表示したものであり、2次元のグラフで表記した。また、縦軸及び横軸は、それぞれの項目の計測信号を規格化して示した。
計測信号は、図3(a)のARTモジュール620によって複数のカテゴリ630(図6(b)に示す円)に分割される。1つの円が、1つのカテゴリに相当する。
本実施例では、計測信号は4つのカテゴリに分類されている。カテゴリ番号1は、項目Aの値が大きく、項目Bの値が小さいグループ、カテゴリ番号2は、項目A、項目Bの値が共に小さいグループ、カテゴリ番号3は項目Aの値が小さく、項目Bの値が大きいグループ、カテゴリ番号4は項目A、項目Bの値が共に大きいグループである。
図4(a)に示すように、診断開始前の正常期間のデータは、カテゴリ1〜3に分類された。監視開始後の前半のデータはカテゴリ2に分類されており、モデルデータと同じカテゴリである。この場合、データの傾向が同じであることから、状態は変化していないと判断する。一方、監視開始後の後半のデータはカテゴリ4に分類されており、モデルデータと異なるカテゴリに分類されている。データの傾向が異なることから、プラントの状態が変化したと判断する。
尚、本実施例においては、2項目の計測信号をカテゴリに分類する例を述べたが、3項目以上の計測信号について多次元の座標を用いてカテゴリに分類することもできる。
図5は計測信号データベース430と、分類結果データベース440に保存されているデータの態様を説明する図である。
図5(a)に示すように、計測信号データベース430には、計測信号と操作信号(図では、データ項目A、B、Cを記載)の値が、サンプリング周期(縦軸の時刻)毎に保存される。
表示画面431において縦横に移動可能なスクロールボックス432及び433を用いることにより、広範囲のデータをスクロール表示することができる。
図5(b)に示すように、分類結果データベース440には、カテゴリの重み係数(表示画面441)、時刻と計測信号分類時のカテゴリ番号と操作信号分類時のカテゴリ番号(表示画面442)、操作信号分類時のカテゴリ番号と計測信号分類時のカテゴリ番号の関係(表示画面443)、計測信号分類時のカテゴリ番号と、操作信号分類時のカテゴリ番号の関係(表示画面444)を保存する。分類結果データベース440に保存されている分類結果情報14を用いて、診断手段800ではプラント100と制御装置200の状態を診断する。
図6は、診断手段800の動作フローチャート図であり、図2のステップ1060の詳細な動作を説明する図である。ステップ1060では、図6(a)で示したフローと図6(b)で示したフローを同時に動作させてプラントと制御装置の状態が変化したかどうかを診断する。図6(a)はプラントの状態を診断するフローチャート図であり、図6(b)は制御装置の状態を診断するフローチャート図である。
まず、図6(a)の動作について説明する。
ステップ1100では、診断処理モードを動作させた時の操作信号を分類したカテゴリが過去と同じかどうかを判定する。同じ場合はステップ1110に進み、異なる場合はステップ1140に進む。
ステップ1110では、分類結果データベース440を参照し、同じ操作信号カテゴリ番号における計測信号カテゴリを抽出し、診断処理モードを動作させた時の計測信号を分類したカテゴリと一致するかどうかを判定する。一致する場合はステップ1130に進み、一致しない場合はステップ1120に進む。
ステップ1120に進んだ場合はプラントの状態変化検知と診断し、ステップ1130に進んだ場合は正常状態と診断し、ステップ1140に進んだ場合は予兆状態と診断する。
ステップ1120でプラントの状態変化と判定することの妥当性を以下に述べる。モデル構築処理モードにおいて、操作信号カテゴリ番号が1の時の計測信号カテゴリ番号は図5(b)の画面443より、1、2、5のいずれかである。診断処理モードにおいて、操作信号カテゴリ番号が1に分類され、計測信号カテゴリ番号が上記以外となった場合、プラントに入力するデータ傾向は同じだがプラントから出力されるデータの傾向が異なることを意味する。 この原因は、経年劣化、機器故障によりプラント特性が変化したと考えられるため、本実施例ではプラントの状態変化と判定する。
次に、図6(b)の動作について説明する。
ステップ1200では、診断処理モードを動作させた時の計測信号を分類したカテゴリが過去と同じかどうかを判定する。同じ場合はステップ1210に進み、異なる場合はステップ1240に進む。
ステップ1210では、分類結果データベース440を参照し、同じ計測信号カテゴリ番号における操作信号カテゴリを抽出し、診断処理モードを動作させた時の操作信号を分類したカテゴリと一致するかどうかを判定する。一致する場合はステップ1230に進み、一致しない場合はステップ1220に進む。
ステップ1220に進んだ場合は制御装置の状態変化検知と診断し、ステップ1230に進んだ場合は正常状態と診断し、ステップ1240に進んだ場合は予兆状態と診断する。
ステップ1220で制御装置の状態変化と判定することの妥当性を以下に述べる。モデル構築処理モードにおいて、計測信号カテゴリ番号が1の時の操作信号カテゴリ番号は図5(b)の画面444より1、2、4のいずれかである。診断処理モードにおいて、計測信号カテゴリ番号が1に分類され、操作信号カテゴリ番号が上記以外となった場合、制御装置に入力するデータ傾向は同じだが制御装置から出力されるデータの傾向が異なることを意味する。この原因は、ウイルスにより制御ロジックが書き換えられたためであると考えられるため、本実施例では制御装置の状態変化と判定する。
本実施例の診断装置400は上記の方法で診断するので、制御装置に対する入力(計測信号)が同じなのに制御装置の出力(操作信号)が正常時と異なるときは、制御ロジックが変化した場合と判定し、プラントに対する入力(操作信号)が同じなのにプラントの出力(計測信号)が正常時と異なるときは、プラントの特性が変化したと判定する。また、信号ノイズによる誤判定を抑制するため、ARTなどのクラスタリング技術を活用している。
図7は、制御装置の状態変化を検知した際に、変化した制御ロジックを特定する方法を説明する図である。
図7(a)は制御装置200に搭載されている制御ロジックと、データ収録装置300で記録する信号3の例を説明する図である。本実施例の診断装置400では、データ分類手段600にて過去の運転データに基づきロジック毎の入出力関係を記憶しておき、入出力関係が過去と異なるロジックを抽出することができる。
例えば、信号270aと信号270bを入力とした診断モデルで新規カテゴリが発生した場合はロジックA220、信号270bと信号270cを入力とした診断モデルで新規カテゴリが発生した場合はロジックB230、信号270bと信号270dを入力とした診断モデルで新規カテゴリが発生した場合はロジックC240が変化したと診断する。
このように、本実施例の診断装置400では、入出力関係が過去と異なるロジックを抽出することができ、ウイルス感染で書き換えられた制御ロジックの情報を運転員に提供できる。
図7(b)は正常な制御ロジックを説明する図である。本制御ロジックは、変化率制限器(RL)221と、比例積分制御器(PI)222で構成している。図7(c)(d)は、ウイルスによって変更された制御ロジックの例である。図7(c)は変化率制限器(RL)が削除されており、図7(d)は比例ゲインの値が書き換えられている。このように制御ロジックが変更されるとロジックの入出力関係が変わるため、本実施例の診断装置400で状態変化を検知できる。また、変更前後の制御ロジックの画像を比較する図面認識技術を活用して、書き換えられた内容を特定する機能を診断手段800に加えても良い。
図8は、画像表示装置940に表示する画面を説明する図である。
図8(a)に示すように、図6のフローチャートを動作させて得られた診断結果950を画面に表示する。すなわち、プラントにて計測された計測信号及び制御装置で生成された操作信号の少なくとも一方が変化した原因が、プラントの状態変化及び制御ロジックの状態変化のどちらであるかを診断した結果を表示させる指令信号を画像表示装置940に送信する。正常判定時にはボックス951、制御装置状態変化判定時にはボックス952、プラント状態変化時にはボックス953、予兆状態検知時にはボックス954の色を変えて強調表示し、プラント100の運転員に診断結果を通知する。
図8(b)は、制御ロジックの状態変化を検知した時に、動作の変化したロジックを抽出した結果を表示する画面である。状態変化が起きた制御ロジックを表示させる指令信号を画像表示装置940に送信することで、図7で説明した方式を用いて抽出した制御ロジックA961を強調して表示し、運転員に状態が変化した制御ロジックを通知する。
本実施例の画像表示装置940には上述した画面の他にも、計測信号、操作信号のトレンドグラフや各種データベースの情報を表示し、運転員がプラント100と制御装置200の状態を把握できる。以上説明した本実施例のプラントと制御装置の診断装置は、プラント100で計測された計測信号8(計測信号10)及び制御装置200で生成された操作信号9(操作信号11)をカテゴリに分類するデータ分類手段600と、データ分類手段600の分類結果に基づいて、正常か、プラント特性が変化したか、制御ロジックが変化したかを区別する診断手段800を備えている。このような診断装置によれば、信号が変化した原因がプラント特性の変化によるものか、制御ロジックの変化によるものかを区別できる。すなわち、プラントの経年劣化や異常と、制御装置へのウイルス感染を区別でき、運転員が原因究明に要する時間を短縮できる。
本実施例の診断手段800は、モデル構築処理モードでの所定期間である第一の期間の分類結果と、診断処理モードで診断する時間である第二の期間の分類結果を比較するものである。具体的には図6で示したように、計測信号と操作信号とのカテゴリの関係が、第一の期間と第二の期間で同じ場合は正常と判定し(ステップ1130、1230)、計測信号のカテゴリの関係が同じで操作信号のカテゴリの関係に相違がある場合は制御ロジックが変化したと判定し(ステップ1220)、操作信号のカテゴリの関係が同じで計測信号のカテゴリの関係に相違がある場合はプラント特性変化と判断する(ステップ1120)。
本実施例はさらに、データ分類手段の分類結果を保存する分類結果データベース440を備え、操作信号は、制御装置200で複数の制御ロジックに基づいて生成されるものであり、データ分類手段600は、制御ロジックの入出力毎のカテゴリに分類した結果を分類結果データベース440に送るものである。このような構成とすれば、図7を用いて説明したように、入出力関係が過去と異なるロジックを抽出することができる。診断手段800が制御ロジックが変化したと判定した際に、分類結果データベース440の情報に基づいて変化した制御ロジックを特定することができるため、運転員が原因究明に要する時間をより短縮できるとともに、適切な処置を検討することができる。
本発明は、診断装置として、火力発電プラント、原子力発電プラントなど、各種プラントに適用可能である。
1 ・・・ 計測信号
2 ・・・ 操作信号
3 ・・・ 信号
4 ・・・ 信号
5 ・・・ 外部入力信号
6 ・・・ 信号
7 ・・・ 時刻情報
8 ・・・ 計測信号
9 ・・・ 操作信号
10 ・・・ 計測信号
11 ・・・ 操作信号
12 ・・・ 分類結果情報
13 ・・・ 分類結果情報
14 ・・・ 分類結果情報
15 ・・・ 診断結果情報
16 ・・・ 画像表示情報
50 ・・・ データベース情報
100 ・・・ プラント
200 ・・・ 制御装置
300 ・・・ データ収録装置
400 ・・・ 診断装置
410 ・・・ 外部入力インターフェイス
420 ・・・ 外部出力インターフェイス
430 ・・・ 計測信号データベース
440 ・・・ 分類結果データベース
500 ・・・ 計測信号抽出手段
600 ・・・ データ分類手段
700 ・・・ 操作信号抽出手段
800 ・・・ 診断手段
900 ・・・ 運転管理室
910 ・・・ 外部入力装置
920 ・・・ キーボード
930 ・・・ マウス
940 ・・・ 画像表示装置

Claims (8)

  1. プラントと制御装置の診断装置において、
    プラントで計測された計測信号及び制御装置で生成された操作信号のそれぞれについてクラスタリング技術を用いてカテゴリに分類するデータ分類手段と、
    前記データ分類手段の分類結果に基づいて、正常か、プラント特性が変化したか、制御ロジックが変化したか、を区別する診断手段を備えたことを特徴としたプラントと制御装置の診断装置。
  2. 請求項1に記載したプラントと制御装置の診断装置において、
    前記診断手段は、第一の期間の分類結果と第二の期間の分類結果を比較するものであることを特徴とするプラントと制御装置の診断装置。
  3. 請求項2に記載したプラントと制御装置の診断装置において、
    前記診断手段は、前記計測信号と操作信号とのカテゴリの関係が、前記第一の期間と前記第二の期間で同じ場合は正常と判定し、
    前記計測信号のカテゴリの関係が同じで前記操作信号のカテゴリの関係に相違がある場合は制御ロジック変化と判定し、
    前記操作信号のカテゴリの関係が同じで前記計測信号のカテゴリの関係に相違がある場合はプラント特性変化と判断することを特徴とするプラントと制御装置の診断装置。
  4. 請求項3に記載したプラントと制御装置の診断装置において、
    前記データ分類手段の分類結果を保存する分類結果データベースを備え、
    前記操作信号は、複数の制御ロジックに基づいて生成されるものであり、
    前記データ分類手段は、前記制御ロジックの入出力毎のカテゴリに分類した結果を前記分類結果データベースに送ることを特徴とするプラントと制御装置の診断装置。
  5. 請求項4に記載したプラントと制御装置の診断装置において、
    前記診断手段が制御ロジック変化と判定した際に、前記分類結果データベースの情報に基づいて変化した制御ロジックを特定することを特徴とするプラントと制御装置の診断装置。
  6. プラントと制御装置の診断方法において、
    第一の期間にプラントで計測された計測信号及び制御装置で生成された操作信号のそれぞれについてクラスタリング技術を用いてカテゴリに分類して診断モデルを構築し、
    第二の期間にプラントで計測された計測信号及び制御装置で生成された操作信号のそれぞれについてクラスタリング技術を用いてカテゴリに分類し、前記診断モデルと比較することを特徴とするプラントと制御装置の診断方法。
  7. 請求項6に記載したプラントと制御装置の診断方法において、
    前記計測信号と操作信号とのカテゴリの関係が、前記第一の期間と前記第二の期間で同じ場合は正常と判定し、
    前記計測信号のカテゴリの関係が同じで前記操作信号のカテゴリの関係に相違がある場合は制御ロジック変化と判定し、
    前記操作信号のカテゴリの関係が同じで前記計測信号のカテゴリの関係に相違がある場合はプラント特性変化と判断することを特徴とするプラントと制御装置の診断方法。
  8. 請求項7に記載したプラントと制御装置の診断方法において、
    制御ロジック変化と判定した際に、制御ロジック毎の入出力データを分類した結果に基づいて、変化した制御ロジックを特定することを特徴とするプラントと制御装置の診断方法。
JP2014037692A 2014-02-28 2014-02-28 プラントと制御装置の診断装置 Active JP6200833B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014037692A JP6200833B2 (ja) 2014-02-28 2014-02-28 プラントと制御装置の診断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014037692A JP6200833B2 (ja) 2014-02-28 2014-02-28 プラントと制御装置の診断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015162140A JP2015162140A (ja) 2015-09-07
JP6200833B2 true JP6200833B2 (ja) 2017-09-20

Family

ID=54185183

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014037692A Active JP6200833B2 (ja) 2014-02-28 2014-02-28 プラントと制御装置の診断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6200833B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105849399B (zh) * 2013-12-12 2021-09-14 雷诺股份公司 用于使用点火提前管理设备控制排气再循环阀的运行的设备和方法

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6678182B2 (ja) * 2015-10-09 2020-04-08 株式会社日立製作所 異常検知装置
JP6606003B2 (ja) * 2016-03-31 2019-11-13 株式会社東芝 プロセス診断装置、プロセス診断方法及びコンピュータプログラム
WO2019123510A1 (ja) 2017-12-18 2019-06-27 三菱電機株式会社 表示制御装置、表示システム、表示装置、表示方法および表示プログラム
JP7180985B2 (ja) * 2018-03-01 2022-11-30 株式会社日立製作所 診断装置および診断方法
WO2019207766A1 (ja) * 2018-04-27 2019-10-31 株式会社日立製作所 制御装置および制御方法
JP7408911B2 (ja) * 2018-10-26 2024-01-09 富士電機株式会社 異常検知装置及び異常検知方法
JP7260292B2 (ja) * 2018-12-04 2023-04-18 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 異常診断装置及び異常診断方法
GB2581523A (en) * 2019-02-22 2020-08-26 Bae Systems Plc Bespoke detection model
KR102249868B1 (ko) * 2019-05-14 2021-05-11 두산중공업 주식회사 플랜트 제어 장치 및 방법

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53131374A (en) * 1977-04-22 1978-11-16 Hitachi Ltd Abnormality detecting apparatus of automatic control apparatus
JP3470457B2 (ja) * 1995-05-24 2003-11-25 株式会社日立製作所 制御システムの診断・解析方法および装置
JP2007041982A (ja) * 2005-08-05 2007-02-15 Toshiba Corp プラント警報システムおよびプラント警報方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105849399B (zh) * 2013-12-12 2021-09-14 雷诺股份公司 用于使用点火提前管理设备控制排气再循环阀的运行的设备和方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015162140A (ja) 2015-09-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6200833B2 (ja) プラントと制御装置の診断装置
EP2905665B1 (en) Information processing apparatus, diagnosis method, and program
JP6672132B2 (ja) 昇降機診断システム、昇降機診断装置、及び昇降機診断方法
JP5544418B2 (ja) プラントの診断装置、診断方法、及び診断プログラム
JP5484591B2 (ja) プラントの診断装置及びプラントの診断方法
JP6361175B2 (ja) 異常診断装置及びプログラム
JP5946572B1 (ja) 異常予兆診断システム及び異常予兆診断方法
JP4046309B2 (ja) プラント監視装置
JP7108417B2 (ja) 異常検知システム
US11782430B2 (en) Abnormality diagnosis method, abnormality diagnosis device and non-transitory computer readable storage medium
JP6871877B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びコンピュータプログラム
JP2013140135A (ja) 周期的駆動系の異常検知装置、周期的駆動系を有する処理装置、周期的駆動系の異常検知方法、およびコンピュータプログラム
JP6778132B2 (ja) 設備機器の異常診断システム
JP6523815B2 (ja) プラント診断装置及びプラント診断方法
JP2019079356A (ja) 異常検出システムおよび異常検出方法
JP6674033B2 (ja) プラント異常診断装置及びプラント異常診断システム
JP6714498B2 (ja) 設備診断装置及び設備診断方法
KR102618023B1 (ko) 고장유형에 따른 패턴 분석을 통한 고장 예지 진단시스템 및 방법
EP3469434B1 (en) Automatic visual and acoustic analytics for event detection
JP6685124B2 (ja) 診断装置及び診断方法
WO2020230422A1 (ja) 異常診断装置及び方法
TW202045898A (zh) 解析裝置、解析方法及程式
JP2023106472A (ja) 異常検知装置及び異常検知方法
US20220026312A1 (en) Method and device for detecting anomalies in sensor recordings of a technical system
JP6785715B2 (ja) 正常異常判別装置、正常異常判別方法、及び正常異常判別システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160621

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20170110

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20170112

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170411

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170418

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170612

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170704

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170713

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170801

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170828

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6200833

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150