JP6196373B2 - Mtcデバイスへのシステム情報のシグナリング - Google Patents

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Description

本発明は、一般に、無線通信システムにおけるシステム情報に関し、具体的には、MTCデバイスなどのユーザ機器(UE)へのシステム情報のシグナリングに関する。
マシンタイプ通信(MTC又はM2M)は、急速に広がっており、移動体通信事業者にとって多大な収益を生み出す可能性を有している。MTCデバイスは、音声加入者よりも少なくとも2桁数多くなることが予測されている。これよりもはるかに多くなるとの予測もある。MTCは、マシン同士が直接通信することを可能にする。M2M通信は、我々の周りの世界及び人々がマシンと対話する方法を根本的に変容させる可能性を有している。
技術が進歩するにつれ、ケイパビリティ及びコストに重大な変化がある。演算能力、メモリ、及び通信ケイパビリティの増大により、以前は人が行っていたいくつかの作業をマシンが実行できるようになる。人の労力の代わりにマシンを使用することは、しばしば、低コストと関連付けられる。増大するケイパビリティと低コストとが相まって、以前は経済的な理由で提供されなかった、収益を生み出すサービスについての新たな機会を生み出し得る。
MTCデバイスは、多種多様の特徴を提供し得る。ホームオートメーションの分野では、MTCデバイスは、温度や湿度や扉又は窓の開/閉/ロックの感知、電力量計、水量計などのセンサーケイパビリティ、並びに、ヒーター/クーラーの電源投入や、照明又はポンプのオン/オフの切り替えや、家庭及び作業場のオートメーションに関連する類似の用途などのための種々のアクチュエータ、を提供し得る。マシンツーマシン通信を使用することのできる別の分野として、家庭及び職場に関連するセキュリティ及び監視がある。モーションセンサー、煙探知機、カメラなど、様々なセンサーが局所又は中央セキュリティシステムに接続され、それらのシステムは、サイレン、スプリンクラー、スピーカーなどのアクチュエータへ接続される。他にも自動車の分野があり、車両は幅広い種類のセンサー及びアクチュエータを含み得る。他にも輸送及び物流の分野があり、物流センター及び輸送用車両はいずれも、特定の料金ゲートにおける追跡又は文書の作成のためのセンサー及びアクチュエータを含み得る。資材及び商品は、例えば、温度又は機械的衝撃など、特定の品質要件が満足されていることを監視又は制御する、センサー及び/又はアクチュエータを含み得る。
将来の“ネットワーク化された社会”のシナリオでは、前述したように、無線ネットワーク内に非常に数多くのMTCデバイスが存在することが予測される。MTCデバイスの多くは、比較的少量のアップリンクデータをごくたまに、例えば100ビットを1時間に1回、送信する。LTEには、今日において通信が不可能なエリアにおいてMTC通信を可能にするという目標で、いわゆる“拡張(enhanced)MTCカバレッジ”のための新たな解決策を導入する計画がある。その目標は、LTEのリンクバジェットが、レガシーLTE標準[3GPP Tdoc RP−121441]によりサポートされるものと比べて約20dB増加されるように策定されている。拡張MTCカバレッジのためのこうした解決策は、MTCタイプの解決策にとってLTEをより一層魅力的なものにすると予測される。というのも、それは、無線状態が非常に悪いMTCデバイスであってもLTEネットワークにおいて通信することができるようにされることを暗に示しているからである。すなわち、例えば無線状態が悪いために今日のLTEネットワーク(本明細書では“レガシー”ネットワークと呼ぶ)において通信することのできないデバイスが、拡張MTCカバレッジをサポートするLTEネットワークにおいては通信することができるかもしれない。しかしながら、この改善をいかに達成するか、は未だ不明である。また、こうしたシステムにおいて、MTCトラフィックと例えばレガシーデータトラフィックとをどのように調和させるべきか、も不明である。
本明細書に記載されている技術は、レガシーLTEシステムと、上述の拡張MTCカバレッジの実装といった拡張(extended)カバレッジ用のシステムと、の間の帯域内無線リソースの効率的な共用を可能にする。例えば基地局により送信され拡張カバレッジUEにより受信される同期信号を変更することにより、拡張カバレッジ用システムのアクセスパラメータを迅速に変更することができる。この方法は、遅延に寛容なトラフィックをサポートするデバイスであってこの方法が呈する追加のオーバヘッド及び複雑性を受け入れられる(prohibitive)デバイスにとって有用である。それは、ネットワークがもはや例えば他の優先順位の高いユーザにより輻輳していない場合に、遅延に寛容なトラフィックを使用するデバイスがその測定値をレポートすることを可能にするための、最適化方法である。
第1の局面に従えば、無線通信システム内で動作可能なネットワークノードにより実行される、システム情報を更新するための方法が提供される。方法は、複数の選択肢セットを含むシステム情報(SI)を1つ以上のUEへと送信することと、各セットは、1つ又は複数の無線システムパラメータへ異なる値を割り当てることと、を含む。方法は、複数の選択肢セットのうちのいずれのセットがその時点でUEに適用されるべきかを判定することと、判定されたセットを示すSI選択信号をUEへさらに送信することと、それにより、UEがその時点で適切な無線システムパラメータを適用することが可能とされることと、をさらに含む。
第2の局面に従えば、無線通信システム内で動作可能なUEにより実行される、システム情報を更新するための方法が提供される。方法は、複数の選択肢セットを含むSIをネットワークノードから受信することと、各セットは、1つ又は複数の無線システムパラメータへ異なる値を割り当てることと、を含む。方法は、選択肢セットのうちの1つを示すSI選択信号をネットワークノードから受信すること、をさらに含む。方法は、SI選択信号により示されるセットを適用することと、それにより、好ましくない無線状態において、システム情報のすばやい更新が可能とされることと、をさらに含む。
第3の局面に従えば、システム情報を更新するためのネットワークノードが提供される。ネットワークノードは、無線通信システムにおいて動作可能であり、1つ又は複数の無線システムパラメータへ異なる値を各々が割り当てる複数の選択肢セットを含むSIを、1つ以上のUEへと送信するように適合される送信ユニットを含む。ネットワークノードは、複数の選択肢セットのうちのいずれのセットがその時点でUEに適用されるべきかを判定するように適合される制御ユニットをさらに含む。ネットワークノードは、判定されたセットを示すSI選択信号を、UEへと送信するようにさらに適合される。
第4の局面に従えば、システム情報を更新するためのUEが提供される。UEは、無線通信システムにおいて動作可能であり、1つ又は複数の無線システムパラメータへ異なる値を各々が割り当てる複数の選択肢セットを含むSIを、ネットワークノードから受信するように適合される受信ユニットを含む。受信ユニットは、選択肢セットのうちの1つを示すSI選択信号を、ネットワークノードから受信するようにさらに適合される。UEは、SI選択信号により示されるセットを適用するように適合される適用ユニットをさらに含む。
本明細書に開示されている技術の上記の並びに他の目的、特徴、及び利点は、添付の図面に示される実施形態についての以下のより具体的な説明から明らかになるであろう。図面は必ずしも原寸に比例しておらず、本明細書に開示されている技術の原理を示す際に強調がなされている。
例示的な一実施形態に従った、無線通信システム内の基地局(BS)とユーザ機器(UE)との間のシグナリングを示す図である。 例示的な一実施形態に従った、例示的なシグナリング方式を示す図である。 例示的な一実施形態に従った、BS内での手順を示すフロー図である。 例示的な一実施形態に従った、BS内での手順を示すフロー図である。 例示的な一実施形態に従った、UE内での手順を示すフロー図である。 例示的な一実施形態に従った、BSを示すブロック図である。 例示的な一実施形態に従った、UEを示すブロック図である。 例示的な一実施形態に従った、構成を示すブロック図である。
本明細書では、拡張カバレッジ及び拡張カバレッジモードに言及する。ここでは、拡張カバレッジは、LTEコミュニティにおいて検討されているいわゆる“拡張MTCカバレッジ”(これについては以下でもさらに説明する)といった拡張機能を意味する。本明細書では、拡張カバレッジは、代替的に“ディープカバレッジ”と呼ばれ得る。拡張カバレッジモードで動作しているデバイスは、本明細書では、例えば“ディープカバレッジUE”又は“ディープカバレッジMTCデバイス”として言及され得る。同様に、拡張カバレッジを利用しているサービスは、本明細書では、例えば“ディープカバレッジサービス”と呼ばれ得る。MTCデバイスは、UEの一種であると考えられ、UEの一種として言及される。
本明細書に記載されている解決策は、排他的ではないが主に、UEが拡張カバレッジモードで通信する必要がある状況に関連している。拡張カバレッジモードでの通信は、少なくとも拡張カバレッジが繰り返しの使用により達成される場合には、通常の通信モードで同じ量の情報を通信する場合よりも長い時間と多くのリソースを消費すると予測される。こうしたモードでは、例えばシステム情報を受信するのに、長い時間がかかると予測される。非常に良い無線状態では、UEは、拡張カバレッジモードを使用する必要がない。本明細書では、解決策は主に、MTCデバイスのコンテキストで説明される。これは、数多くのMTCデバイスが無線状態の悪い場所にあることが予測されるため、またそれ故に拡張カバレッジモードで通信することが予測されるため、である。しかしながら、他のUEが拡張カバレッジモードで通信することで恩恵を受け得る例が存在する。解決策は、例えば、荒野において長距離の拡張エリアカバレッジを提供し得る。
拡張カバレッジをサポートするシステム内には、拡張カバレッジモードで通信する、例えばMTCデバイスといったデバイスが存在するが、拡張カバレッジをサポートしない、又は当面は拡張カバレッジモードを使用しない、例えばスマートフォンやMTCデバイスといったデバイスも存在し得る。これらの異なるデバイスは好ましくは、ネットワーク内で共存でき、及び利用可能なリソースを共用できなければならない。こうしたシナリオでは、いずれのデバイスがある時間において通信することを許可され、いずれのデバイスがその時間に通信することを許可されないか、を制御することが望まれ得る。これは、例えばそれらのデバイスのシステム情報(SI)の特定の部分を更新することによって達成され得る。システム情報は、UEが、ネットワークにアクセスすることと、そのネットワーク内で及び特定のセル内で適切に動作することと、を可能にする情報である。システム情報は、典型的に、ネットワークにより繰り返しブロードキャストされる。システム情報は、とりわけ、ダウンリンク及びアップリンクのセル帯域幅、TDDの場合のアップリンク/ダウンリンク構成、ランダムアクセス送信に関連する詳細なパラメータ、及びアップリンク電力制御、に関する情報を含む。システム情報は、いわゆる“セル規制(cell barring)情報”をさらに含む。これは、例えば、セルがアクセスされ得るか否かに関する情報である。
セルにおいて一時的な容量問題がある場合、いくつかのデバイスについてのセル規制情報を変更することが望ましいことがある。例えば、繰り返し等により少数のビットを送信するために多数のリソースを使用するデバイスが、セルのリソースを使用することを、一時的に抑制することが望ましいことがある。しかしながら、例えば非常に重要な情報について、又は少数のビットの配信のために高額を支払っている加入者のデバイスについては、その抑制から除外することも望ましいことがある。このため、例えばセル規制情報を変更する際に、選択的である可能性を有することが望ましいことがある。
“拡張MTCカバレッジ”について検討されている20dBのカバレッジ拡張は、100倍高い信号対ノイズ比を達成することに相当する。LTEにおいて20dB程度のカバレッジ拡張を達成するためには、複数の物理チャネル及び物理信号を改善する必要がある。必要な改善が非常に大きいため、及びLTEが既に非常に優秀である、すなわちLTEにはほぼ100倍に匹敵する改善を提供することのできる既知の欠陥が存在しないため、必要なカバレッジ改善のほとんどを提供するために、繰り返しが使用されるであろう。すなわち、受信される信号が非常に弱いことに起因して、受信器が情報を正しく復号することができるためには、同じ情報を例えば100回、送信することが必要になり得る。現行のLTE信号は、影響を及ぼすことなく約100回繰り返すことは容易にできない。それ故に、この目的のために新たな信号を定義することが必要になり得る。
したがって、MTCデバイスのための拡張カバレッジに関する3GPPの取り組みの成果は、既存のレガシーLTE信号及び物理チャネルに加えて定義される信号及び物理チャネルの新たなセットであり得る。この信号及びチャネルの新たなセットは、好ましくは、現行のLTEキャリアのデータ領域内に定義され得る。このようにすることで、既存のレガシーUEは、新たな信号及びチャネルを単に無視するであろう。なぜなら、それらは他の何らかのUEへ向けられたデータであるように見えるであろうし、実際のところ、そうだからである。ただし、シグナリングフォーマットは新しいかもしれない。
無線リソースの別個のセット、例えばある周波数帯、をディープカバレッジMTC端末専用に割り当てることは、非常に高くつく可能性がある。このため、レガシーサービス及びディープカバレッジサービスが同じキャリア上に共存することが可能とされることが望ましい。ディープカバレッジMTCデバイスなどのディープカバレッジUEは、デバイス一台につき非常に低い収入を生む間に大量の無線リソースを消費し得る。ピークトラフィックの時間中、それらの無線リソースは、例えば通常のサービス、レガシーサービス、音声サービス、及びモバイルブロードバンドサービスのために使用された方がよく、それらはより多くの収入を生み出す。このため、そのようなときにはディープカバレッジのトラフィックの一部を一時的に規制する、すなわち排除する、ことができることは有益であり得る。しかし、所与の時点でレガシーサービスによって必要とされないリソースは、今日では無駄となっているため、こうしたリソースがレガシーサービスと効率的に共用されることができる限り、それらのリソースをディープカバレッジサービスへ割り当てることにそれほどコストはかからないであろう。
以下では、ディープカバレッジデバイスは、MTCデバイスとして言及される。上記のような、セル内の一時的な容量問題が解消したら直ちに、一時的に規制されたMTCデバイスに対して、再度システムに戻ることができる旨をすばやく通知することが望ましい。しかしながら、ブロードキャストされるシステム情報(SI)の内容を変更するには、通常、実行するのにかなりの時間がかかる。3GPP TS 36.331 §5.2.1.3に記載されているように、システム情報は、特定の無線フレーム又は変更期間においてのみ更新されることができる。SIの変更期間についての賢明なオプションは、それが少なくとも、そのセル内のデバイス群の最大DRXサイクルよりも長くなければならない、というものである。MTCについて数分程度のDRXサイクルが現時点で検討されていることを考慮すると、必要なSI変更期間についての着想を得ることができる。通常の環境下であっても、こうしたプロセスのためには、いくつものページングインターバルが必要である。屋内地下室にある電力計など、拡張カバレッジモードで動作している極めて劣悪なリンク性能を有する低速のデバイスにとって、システム情報の受信も問題である。更新された大量のシステム情報を非常に性能の低い無線リンクを通じて受信するには、時間のかかる信号繰り返しを非常に多く必要とする可能性がある。このため、MTCデバイスへのシステム情報を変更することは、通常モードで動作しているUEと比べて、さらに長い時間がかかることがある。これは、解決策を必要とする問題である。
従来のシステムでは、システム情報を十分に速く変更することができない。セル規制情報は、異なるユーザが異なるセル規制パラメータを有するように情報を区別できなければならない場合に特に、非常に大量になり得る。同時に、トラフィックの変動は、ミリ秒の時間スケールで発生している。このため、システム情報の複数の部分をすばやくかつ選択的に変更する新しい方法が求められる。本明細書では、この問題への解決策を提供する。これについて以下により詳細に説明する。
図1は、解決策の例示的な一実施形態を示す。基地局は、カバレッジ拡張の特徴、例えば大量の繰り返しを必要とするMTCデバイスへ、システム情報を送信する。システム情報は、オプション的な準静的部分と、少なくとも2つの選択肢(alternative)部分(この例では第1の部分及び第2の部分)と、からなる。すなわち、互いに異なる選択肢を含むシステム情報が、MTCデバイスへ提供される。
なお、基地局は、他のシステム情報を図示されていない他のユーザへも送信し得る。例えば、図示されているMTCシステム情報は、カバレッジ拡張の特徴を必要としていないレガシーUEに向けられ及びそれにより受信される“正規の”又は“通常の”システム情報(図示せず)とは完全に区別されるものであり得る。代替的に、システム情報のサブセットは、通常のシステム情報と同一であり得る。しかしながら、この場合においても、MTCデバイスにとって厳しいカバレッジ状態が理由で、MTCデバイスのためのシグナリング方式は、レガシー手順とは異なり得る。
オプション的なシステム情報のいずれの部分を適用するかをMTCデバイスが分かるように、基地局は、MTCデバイスへSI選択信号も送信し得る。MTCデバイスは、このSI選択信号を使用して、複数の選択肢システム情報(SI)部分のうちいずれの部分がその時点で適用されるかを選択する。MTCデバイスは、SI情報のうちいずれの部分が特定のSI選択信号により示されるかについて、何らかの時点で知らされていたはずである。代替的に、MTCデバイスは、SI選択信号の変更を検出すると、複数の選択肢の間で切り替えたり、連続するSI部分へと変更したりすることができる。
1つの実施形態では、このSI選択信号は、MTCデバイスが時間及び周波数の同期を獲得することができるように、基地局からいずれにせよ送信される同期信号であってよい。このMTCの同期信号は、通常の(非拡張カバレッジモードの)レガシーUEへ送信される通常のレガシー同期信号とは別個のものであってよいことに留意されたい。
代替的に、SI選択信号は、基地局からいずれにせよ送信される復調リファレンス信号など、他の目的のためにも使用される、同期信号以外の何らかの信号であり得る。それはまた、明らかにこの目的のために設計される新たな信号であってもよい。SI選択信号は、様々な方法でシグナリングされ得る。例えば、それは、カバレッジエリア全体にわたってブロードキャストされる情報ビットとしてシグナリングされてもよいし、単一のユーザ又は特定のユーザのグループへのみ送信されてもよい。SI選択信号は、1つ以上のビットからなってよく、プロトコルヘッダの一部であり得る、すなわち、例えばいわゆるマスター情報ブロック(MIB)の一部として送信され得る。
SI選択信号を通信するために同期信号を使用する場合、送信される同期シーケンスと、基地局の物理セルID(PCI)との間の関係を考慮する必要がある。通常、PCIは、同期信号波形に対して1対1のマッピングを有する。UEは、同期信号(LTE Rel−8ではプライマリ同期信号(PSS)とセカンダリ同期信号(SSS)とからなる)を検知すれば、セルの物理セルIDも分かる。PCIは、シグナリング及び測定プロトコルにおいて、例えばハンドオーバ中に、セルを識別するために使用されるローカルに一意な識別子であるが、それはまた、主にアップリンク及びダウンリンクの復調リファレンス信号など、セル固有の多数の信号を導出するためにも使用される。いずれのシステム情報部分がその時点で適用されるのかを示すために同期信号波形が使用される場合、同期信号の変更をMTCデバイスがどのように解釈すべきかを明確に定義することが重要である。避けられねばならない1つの解釈は、古いセルが消失し及び新しいセルが現れた、とMTCデバイスが考えることである。これは、MTCデバイスが新たに発見されたPCIに対応するセルを介してネットワークへの接続を試みる不必要なアタッチ手順をトリガしかねない。そうではなく、MTCデバイスは、新しい同期信号が古いセルと同じセルに対応していることを正しく理解しなければならない。このため、MTCデバイスは、そのすべてのコンテキスト、例えば、送信及び受信バッファ、無線ベアラ構成、CRNTI(cell-radio network temporary identifier)など、を基地局内に保持し得る。
これを実現するための1つの方法は、拡張カバレッジを必要とするMTCデバイスのための同期信号からPCIを分離することである。レガシーUE及び拡張カバレッジMTCデバイスのために別々の同期信号が定義される場合、セルがいくつものPCIと関連付けられるリスクを避けることが望ましければ、これは有益であるかもしれない。MTCデバイスがシグナリング及び測定プロトコルにおいて正しいPCIを使用することができるようにするために、PCIは、拡張カバレッジデバイスを対象とするシステム情報の一部として明示的にシグナリングされることが可能である。
代替的な方法は、同期信号とPCIとの間で複数対1のマッピングを設計することである。MTCデバイスは、例えば、同期信号インデックスをPCIに、曖昧さを除去するモジュロ演算を使用してマッピングし得る。LTEでは、同期信号は、2つの信号、すなわち、PSS(プライマリ同期信号)(これは3つの異なる代替的な実現値(alternative realizations)を有する)及びSSS(セカンダリ同期信号)(これは168個の異なる代替的な実現値を有する)を含み、セルIDは、それらのインデックスから導出される。こうしたマルチステージの同期信号を使用することで、1つの信号(例えばSSS)のみによりセルを判定することができ、SI選択信号を他方の信号(例えばPSS)とすることができる。これは、現行のLTEの数値を再使用して、SIの3つの選択肢の中から1つを選択することを可能にする。
マッピングは、例えば、2つ以上の同期信号を1つのPCIへとグループ化するテーブルルックアップに基づいてもよく、テーブルルックアップは例えば仕様において定められることができる。なお、各PCIに対して同じ数の同期信号をマップすることは必須ではない。同期信号インデックスとPCIとの間のマッピングテーブルは、MTCデバイスを対象とするシステム情報の一部として明示的にシグナリングされてもよい。現行のLTE標準と比べて、同期信号の数を増やしてもよいことにも留意されたい。
2つ以上の同期信号/シーケンスの存在は、MTCデバイスでハードコードされるかもしれない。そうすれば、上の段落で示したような、不必要なアタッチ手順につながる“消失したセル”による誤ったトリガのリスクが排除される。
図2は、本明細書で提案されている技術の別の例を示す。基地局“BS”は、拡張カバレッジセル内の多くの又は全てのMTCデバイスへ、システム情報を送信する。ある瞬間に、セル内で低い負荷が検出されると、MTCデバイスのいくつか又は全てについてシステムへのアクセスを制限する必要はない。したがって、一例として、“SI選択信号1”が送信される。MTCデバイスは、この信号を検出して、例えばマッピングテーブルを調べることにより、対応する“第1の選択肢システム情報部分”が適用されることを理解する。この第1のシステム情報部分が有効である又は適用されている間に、MTCデバイスは、図2に破線で示されている、1つ以上の送信を開始し得る。その後のある瞬間に、基地局は、セル内で高い負荷を検出し、MTCデバイスのうちいくつかについてネットワークへのアクセスを制限又は抑制したいと願う。そこで、“SI選択信号2”を送出する。MTCデバイスは、この信号を検出して、今度は、対応する“第2の選択肢システム情報部分”が代わりに適用されなければならないことを理解する。この例では、第2の選択肢システム情報部分が有効である又は適用されるとき、MTCデバイスは、いかなる送信も開始することを許可されない。また、MTCデバイスは、この信号が古い信号と同じネットワークノードから送信されていること、及び、それ(当該MTCデバイス)がそのすべてのコンテキストをネットワークノード内に保持していること、も理解する。
異なる選択肢システム情報部分、例えば図1に示されているような第1の部分及び第2の部分は、MTCデバイスがそのレポートを送出するレートも制御し得る。例えば第1の選択肢システム情報部分に対応する通常の状況では、MTCデバイスは、そのデフォルト構成に従って、例えば15分ごとに1回、ネットワークにアクセスすることを許可され得る。しかしながら、オーバーロードの状況が発生すると、このレートは、例えば予め定義された分だけ低減され得る。例えば、オーバーロードの状況の間は、MTCデバイスは代わりに、30分ごとに1回、又は1時間ごとに1回、ネットワークにアクセスすることが許可され得る。この新たな(低減された)構成は、例えば図2に示されているような“SI選択信号2”の送信により、MTCデバイスへシグナリングされる又は示され得る。低減されたアクセスレート又は頻度を適用する場合、例えば、MTCデバイスの今後予定されている測定レポートのうちのいくつかを完全にスキップすること、又は、各々が複数個の測定レポートを含むより低い頻度の送信へと測定レポートをまとめることができるようにそれらを先延ばしにすること、を、ネットワークはMTCデバイスに通知することができる。
個々の測定レポートをスキップするか、それとも先延ばしにするかは、例えば、RRCシグナリングにより構成可能であるか、又は、同期信号の選択を通じて示されることができる。後者の場合、追加の同期信号を定義することが必要になり得る。それは、例えばデータの優先順位等の様々な要因に基づいて又はUEの加入者情報に基づいて、前もって又はその場で決定されることができる。例えば、アクセス制限が適用される場合、何らかのタイプの情報、例えば種々のアラームは、遅滞なく許可されることが望ましいのに対し、他の情報、例えば電気メーターの読取り値は、完全にスキップされるか又は低減された周期でレポートされることができる。低減された周期のレポートは、前述のように、2回以上の測定機会からの複数の測定レポートを含む可能性がある。
システム情報は、ブロードキャスト又は専用送信を介して送信されることができる。ブロードキャストを介した送信は、システムが満杯であるときにオーバヘッドが低減される利点があるのに対し、専用シグナリングは、例えば、いくつかの重要なMTCデバイスが高い負荷にもかかわらず送信を許可されねばならない場合のような、より柔軟な構成を可能にする利点がある。こうした重要なMTCデバイスは、例えば、同じ選択肢型SIの複数の選択肢で又は単一の選択肢のみで構成されることができ、単一の選択肢はこの場合、SI選択信号とは無関係に、常に使用されなければならない。それにより、こうしたMTCデバイスは、例えば、様々なSI選択信号のブロードキャストを使用する場合にも高いアクセスレートを有することができる。さらに、このオン/オフのグルーピング専用のシグナリングは、例えば、一部のMTCデバイスは高い負荷の間は送信することを一切許可されず、一部のMTCデバイスは高い負荷の間は低減された周期で送信することを許可され、また一部のMTCデバイスは全く影響を受けない、といった、より精細な粒度のアプローチを可能にする。専用シグナリングに関連付けられる高いオーバヘッドを回避するために、“ベースライン”(ここでは“ベースライン”は、それが多くの又はほとんどのMTCについて有効であることを意味する)のシステム情報構成は、ベースラインの選択肢セットを含めて、ブロードキャストされてよく、“逸脱した”(“極めて少数について有効”又は“ベースラインバージョンの例外”を意味する)MTCの振る舞いは、専用シグナリングを介して、該当するMTCデバイスへとシグナリングされてよい。
本明細書に提示されている解決策の実施形態に従った、MTCデバイスへ向けられる新規のSI及びSI選択信号は、現行の(レガシー)SI及びSIBのために使用されるのと同じ時間及び周波数リソースで送信されることができ、それらは、例えば異なる信号について異なるコードを使用することにより、区別されることができる。
本明細書に記載されている方法及びメッセージは、そのトラフィックが遅延を許容できるMTCデバイスのために適用され得る。異なるMTCデバイスによりサポートされるトラフィックタイプに関する情報は、従来技術に従ってネットワークへ提供されることができる。本明細書に記載されている方法及びシグナリング構造は、例えば、追加のSI関連のメッセージを読むために及び2つ以上の同期シーケンスを使用するために必要とされ得る追加のエネルギー消費に対処することのできるデバイスによってサポートされ得る。
先に述べたように、本明細書では解決策は主に、MTCデバイスについて説明されるが、他のタイプのUEも、本解決策を使用し及びそれから恩恵を受けることができる。例えば、スマートフォンなどのUEが、UE信号が基地局に到達しないせいで初期アクセスに関して問題を抱える可能性のある、非常に大型のセルでは、UEは、セルへアクセスするために拡張カバレッジ手順を使用することができる。セルへのアクセスが済み、例えばアップリンクにおいてより多くのデータを送信する必要がある場合には、ビーム形成を使用して、UEと基地局との間の通常の通信を可能にすることができる。
一般化された形で、本明細書で提案されている解決策は、1つ又は複数の無線システムパラメータへ異なる値を各々が割り当てる複数の(選択肢)セットを含むシステム情報(SI)を、第1の無線通信ノードが第2の無線通信ノードへ送信すること、と記述されることができる。例えば、1つ又は複数の無線システムパラメータは、セル規制情報などの、アクセス関連のパラメータであり得るのに対し、他の状態及びパラメータは、異なるSIセットを適用したときに影響を受けることはない。こうした他の状態及びパラメータは、例えば、UEのコンテキスト、CRNTI、システム帯域幅などに関連し得る。本明細書で提案されている解決策の実施形態は、無線通信システムにおいてその時点で適用可能なセットを示す信号(これは“SI選択信号”と呼ばれ得る)を、無線通信ノード(第1の送信ノード、又は別のもの)が送信すること、をさらに含み得る。第2の無線通信ノードは、複数の選択肢セットを含むSIを受信し、その後、その時点で適用可能なセットを示す信号を受信し得る。受信した信号に基づいて、第2の無線通信ノードは、いずれのセットを適用するかを判定し得る。第1の無線通信ノードは、eNBなどの基地局であってよく、第2の無線通信ノードは、例えば建屋内の地下室に配置されるMTCデバイスなどのUEであってよい。SI選択信号は、MTCデバイス専用であり得る同期信号であるか、又は、レガシーUEと拡張カバレッジモードで動作しているUEとの両方へ向けられる信号であってよい。
SIは、例えばセットアップ時に1度、そしてその後おそらくは、何らかの大幅な変更に起因してSI情報の全部又は複数の部分を置換する必要がある場合に、極めてまれにデバイスへ送信されるかもしくは他の方法で提供され、又は、極めてまれに少なくともMTCデバイスによって受信されるものと想定される。
LTEネットワーク内のeNBといったネットワークノードにおける例示的な手順を図3aに示す。ネットワークノードは、上述のように、“拡張MTCカバレッジ”の実装などの拡張カバレッジモードをサポートするように動作可能である。ネットワークノードは、アクション301において、1つ以上のUEへSIを送信する。これらのUEも、拡張カバレッジモードをサポートする。SIは、複数の選択肢がそれについて提供される少なくとも1つの部分を含む。すなわち、SIは、各セットが1つ又は複数の無線システムパラメータへ異なる値を割り当てる複数の選択肢セットを含む。その後、ネットワークノードは、複数の選択肢セットのうちのいずれのセットがその時点でUEに適用されるべきかを判定する(303)。このアクションは、例えば、図3bに示されるように2つのアクション303:1及び303:2により実現されることができる。これについてはさらに後述する。
ネットワークノードはその後、SI選択信号をUEへ送信する。SI選択信号は、アクション303における判定に従って、判定されたセットを示す。これにより、UEは、その時点で適切な無線システムパラメータ、すなわち判定されたシステム情報セット内のパラメータ、を適用することが可能とされる。
UEは、電力計又はアラームセンサーといったMTCデバイスであり得るが、代替的に、例えばスマートフォン、タブレット、コンピュータ、又は他のデバイスであってもよい。UEは、好ましくない無線状態に遭遇し、例えば大量の繰り返しなど、拡張カバレッジモードに関連付けられた特徴を必要とする可能性がある。SIは、先に述べたように、専用の方法でブロードキャスト又は送信されることができる。SIの、選択肢セットがそれについて提供されている1つ又は複数の部分は、異なる事柄に関連し得る。これについてはさらに後述する。
複数の選択肢セットのうちのいずれのセットがその時点でUEに適用されるべきかの判定は、様々な方法で実行されることができる。例えば、ネットワークノードは、そのネットワークノードと関連付けられているセルにおけるその時点の負荷を判定することができる。セルの判定された負荷は、例えば高い負荷として定義される負荷と通常の負荷として定義される負荷との間の境界を表すしきい値と、比較されることができる。この比較に応じて、その時点の負荷が、例えば“高い”か“通常”かを判定することができ、複数の選択肢セットの中から、判定されたその時点の状態に対応するセットを判定又は識別して、関連付けられたSI選択信号を介して該当するUEへと示すことができる。SI選択信号は、先に述べたように、様々な方法で実装又は実現されることができる。
例えば、ある時点で、負荷は“高い”とネットワークノードにより判定され得る。すると、ネットワークノードは、高い負荷の間に特定のタイプのUEにより使用されるべき選択肢SIセット_2を選択する。“特定のタイプのUE”は、例えば、優先順位の低いMTCデバイスのことであり得る。その後、選択肢SIセット_2に関連付けられ及びそれを示すSI選択信号が、その特定のタイプであるUEへ送信される。その後のある時点で、セル内の負荷が変化したことで“通常”と判定され得る。その場合、通常の負荷では、複数の選択肢セットのうち、特定のタイプのUEに適用されるべき別のセット、例えば選択肢SIセット_1があり得る。そこで、選択肢SIセット_1に関連付けられ及びそれを示すSI選択信号が、そのUEへ送信され得る。セル内の判定された負荷に基づく異なるSI選択信号の送信は、図3bに、アクション304及び305として示されている。3つ以上の選択肢SI選択信号及び選択肢SIセットが存在し得る。決定基準も、図3bに示された例と異なってもよい。
1つ又は複数の無線システムパラメータは、セルアクセスに関連し得る。すなわち、選択肢セット内に含まれているシステムパラメータは、例えば、UEがセルにアクセスすることを許可されるか否か、又はUEがセルへのアクセスをどの程度まで許可されるか、を制御し得る。例えば、1つ又は複数の無線システムパラメータは、いわゆるセル規制に関連し得る。
SI選択信号は、同期信号であってもよい。同期信号は、同期のためにUEにより使用されるリファレンス信号又はシーケンスを意味する。それは、レガシーUEにより、及び/又は、MTCデバイスなどの拡張カバレッジモードを必要とするUEにより、同期のために使用される同期信号であることができる。代替的に、1つ以上の専用の信号をSI選択信号として使用することもできる。
UEにより実行される、システム情報を更新するための手順を、図4に示す。UEは、例えば、いわゆる“拡張MTCカバレッジ”の実装など、拡張カバレッジモードをサポートし及び当該モードで動作可能な、MTCデバイス又はスマートフォンであり得る。システム情報(SI)がネットワークノードから受信される(401)。このSIは、複数の選択肢セットを含み、各セットは、1つ又は複数の無線システムパラメータへ異なる値を割り当てる。さらに、SI選択信号がネットワークノードから受信される(402)。このSI選択信号は、複数の選択肢セットのうちの1つを示す。その後、UEは、複数の選択肢セットのうち、SI選択信号に対応するセットを適用する(404、405)。これにより、無線状態が悪い場合でも、システム情報のすばやい更新が可能とされる。
SIは、エアインタフェースを通じて基地局から受信され得る。代替的に、SI及びその関連付けられた選択肢部分は、他の何らかの方法で、例えばインストール中に例えばUSBメモリなどの携帯型記憶デバイスを使用して、UEに提供されてもよい。受信されたSIは、UE内に、例えばメモリ内に記憶され得る。
例えばUEが無線状態の悪い場所にある場合、SIの受信に長い時間がかかり得る。例えば、拡張カバレッジモードが繰り返しに依存する場合、UEがSIを正しく復号することができるためには、SIは例えば100回、受信される必要があり得る。SI選択信号も、同じ理由で、何回も受信される必要があり得るが、SI選択信号は、SI情報と比較して、何分の一かの量のデータしか含まないため、SI選択信号の受信にかかる時間は、比較して短い。
SI選択信号により示されるセットを適用することは、受信されたSI選択信号によりいずれの選択肢SIセットが示されているのかを判定することを含み得る。この判定は、UE内に記憶されているか又は少なくともUEがアクセス可能なマッピングテーブル又は他の解釈方式を使用することを含み得る。マッピングテーブルは、例えば受信されるSIの一部として、又は、他の何らかのそのために好適な方法で、UEに提供されることができる。その後のある瞬間に、UEは、受信されたSIの複数の選択肢SIセットのうち別のセットが、受信された第1のSI選択信号に基づいて判定/選択されたセットの代わりに使用されるべきであることを示す、第2のSI選択信号を受信し得る。そこで、UEは、第2のSI選択信号に基づいて、いずれの選択肢SIセットが適用されるべきかを判定し得る。この、SI選択信号に基づいて異なるSIセットを適用することは、図4に、アクション404及び405として示されている。なお、3つ以上の選択肢SI選択信号及びセットが存在し得る。
上述のように、1つ又は複数の無線システムパラメータは、セル規制など、セルアクセスに関連し得る。
SI選択信号(これは例えば同期信号であり得る)については上で述べたので、ここではより詳細には説明しない。
本明細書に記載されている実施形態は、無線通信システムにおいて動作可能なネットワークノードにも関連する。ネットワークノードは、上述の方法の少なくとも1つの実施形態を実行するよう適合される。ネットワークノードは、上述の方法と同じ技術的特徴、目的、及び利点と関連付けられる。不必要な繰り返しを避けるために、ネットワークノードについては簡単に説明する。
以下に、上述の手順をネットワークノードにおいて実行することを可能にするよう適合される、例示的なネットワークノード(501)について、図5を参照して説明する。ネットワークノードは、上述の拡張MTCカバレッジモードの実装といった、拡張カバレッジモードをサポートする。
ネットワークノードのうち、本明細書に記載されている方法への適合により最も影響を受ける部分が、破線で囲まれ、構成501として示されている。ネットワークノードは、LTE通信システム内のeNBといった基地局であり得る。ネットワークノード500及び構成501は、さらに、構成501の一部とみなされ得る通信ユニット502を介して、他のエンティティと通信するように示されている。通信ユニットは、例えば受信器509及び送信器508、又は送受信器といった、通信のための手段を含む。通信ユニットは、代替的に“インタフェース”とも呼ばれ得る。構成又はネットワークノードは、例えば通常のeNB機能を提供する機能ユニットのような、他の機能ユニット507をさらに含み、また、1つ以上の記憶ユニット506もさらに含み得る。
構成501は、上述のアクション、例えば図3a〜3bのいずれかにおけるアクションを実行するように構成される、プロセッサもしくはマイクロプロセッサ及び十分なソフトウェア並びにそれを記憶するためのメモリ、プログラマブルロジックデバイス(PLD)もしくは他の電子コンポーネント又は処理回路、のうちの1つ以上によって実現されることができる。
ネットワークノードの構成部分は、次のように実現及び/又は記述され得る:
ネットワークノードは、1つ又は複数の無線システムパラメータへ異なる値を各々が割り当てる複数の選択肢セットを含むシステム情報(SI)を、1つ以上のUEへと送信するように適合される送信ユニット503を含む。ネットワークノードは、複数の選択肢セットのうちのいずれのセットがその時点でUEに適用されるべきかを判定するように適合される制御ユニット504をさらに含む。制御ユニット、又は構成内の他の何らかのユニットは、判定されたセットを示すSI選択信号をUEへ送信するようにさらに適合される。“送信”という用語は、SI選択信号の送信をトリガすることもカバーする。
上述のように、1つ又は複数の無線システムパラメータは、セルアクセス、例えばセル規制に関連し得る。さらに、SI選択信号は、先に述べたように、同期信号であり得る。
本明細書に記載されている実施形態は、無線通信システムにおいて動作可能なUEにも関連する。UEは、上述の方法の少なくとも1つの実施形態を実行するよう適合される。UEは、UEにより実行される、上述の方法と同じ技術的特徴、目的、及び利点と関連付けられる。不必要な繰り返しを避けるために、ネットワークノードについては簡単に説明する。
以下に、上述の手順をUEによって実行することを可能にするよう適合される、例示的なUE601について、図6を参照して説明する。UE600は、無線通信システムにおいて動作可能である。UEは、上述の拡張MTCカバレッジモードの実装といった、拡張カバレッジモードをサポートする。
UEのうち、本明細書に記載されている方法への適合により最も影響を受ける部分が、破線で囲まれ、構成601として示されている。ネットワークノードは、LTE通信システム内のMTCデバイス又はスマートフォンといったUEであり得る。UE600及び構成601は、さらに、構成601の一部とみなされ得る通信ユニット602を介して、他のエンティティと通信するように示されている。通信ユニットは、例えば受信器609及び送信器608、又は送受信器といった、通信のための手段を含む。通信ユニットは、代替的に“インタフェース”とも呼ばれ得る。構成又はUEは、例えば通常のUEの機能を提供する機能ユニットのような、他の機能ユニット607をさらに含み、また、1つ以上の記憶ユニット606もさらに含み得る。
構成601は、上述のアクション、例えば図4におけるアクションを実行するように構成される、プロセッサもしくはマイクロプロセッサ及び十分なソフトウェア並びにそれを記憶するためのメモリ、プログラマブルロジックデバイス(PLD)もしくは他の電子コンポーネント又は処理回路、のうちの1つ以上によって実現されることができる。
UEの構成部分は、次のように実現及び/又は記述され得る:
UEは、1つ又は複数の無線システムパラメータへ異なる値を各々が割り当てる複数の選択肢セットを含むシステム情報(SI)をネットワークノードから受信するように適合され、及び、複数の選択肢セットのうちの1つを示すSI選択信号をネットワークノードから受信するようにさらに適合される、受信器ユニット603を含む。UEは、SI選択信号により示されるセットを適用するように適合される適用ユニット605をさらに含む。
上述のように、1つ又は複数の無線システムパラメータは、セルアクセス、例えばセル規制に関連し得る。さらに、SI選択信号は、先に述べたように、例えば同期信号であり得る。
UEは、判定ユニット604(代替的に“選択ユニット”及び/又は“識別ユニット”と呼ぶこともできる)をさらに含み得る。判定ユニットは、いずれのSI選択信号が受信されたかを判定し、及び、SIの複数の選択肢セットのうちいずれのセットが適用されるべきかを受信したSI選択信号に基づいて判定するように適合され得る。判定は、先に述べたように、マッピングテーブル又は他の決定方式など、UEに記憶されている様々なものに基づくことができる。代替的に、適用ユニットが、このステップを実行するように適合されることもできる。
図7は、構成700のあり得る一実施形態を概略的に示す。これは、図5又は図6のいずれかに示される構成501又は601の一実施形態を開示する代替的な方法でもあり得る。構成700に含まれるのは、ここでは、例えばデジタル信号プロセッサ(DSP)を含む処理ユニット706である。処理ユニット706は、本明細書に記載されている手順の様々なアクションを実行する単一のユニット又は複数のユニットであり得る。構成700は、他のエンティティから信号を受信するための入力ユニット702、及び他のエンティティへ信号を提供するための出力ユニット704、も含み得る。入力ユニット702及び出力ユニット704は、統合された1つのエンティティとして配置され得る。
さらに、構成700は、例えばEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)、フラッシュメモリ、及び/又はハードドライブなどの不揮発性又は揮発性メモリの形の、少なくとも1つのコンピュータプログラムプロダクト708を含み得る。コンピュータプログラムプロダクト708は、コンピュータプログラム710を含み得る。当該プログラムはコード手段を含み、それは、構成700内の処理ユニット706において実行されると、構成及び/又は当該構成が含まれるノードに、例えば図3a、図3b、又は図4に関連して前述した手順のアクションを実行させる。
コンピュータプログラム710は、コンピュータプログラムモジュール内に構築されるコンピュータプログラムコードとして構成され得る。このため、ネットワークノードでの使用のための例示的な一実施形態では、構成700のコンピュータプログラム710内のコード手段は、システム情報を送信するための送信器モジュール710aを含む。コンピュータプログラム710は、セルの負荷を判定するための判定モジュール710bをさらに含み得る。コンピュータプログラム710は、SIに関連する複数のセットのうちいずれのセットが適用されるかを例えばセルの負荷に基づいて選択又は判定し、それにより、いずれのSI選択信号をUEへ送信するかを判定するための選択モジュール710cをさらに含む。コンピュータプログラムは、ネットワークノードにおける手順に関連して上述した実施形態の様々なアクションのうちのいくつか又は全てを提供するように適合される追加のコンピュータプログラムモジュール710dをさらに含み得る。
UEにおける対応する構成は、必要な変更が施されて、同様の方法で説明されることができる。変更は、本明細書の他の部分から導出され得る。
モジュール710a〜710cは、図3a又は図3bに示されるフローのアクションを実質的に実行することで、図5に示される構成501をエミュレートすることができる。
図7に関連して上に開示された実施形態におけるコード手段は、処理ユニットにおいて実行されたときに上記の図に関連して上述したアクションをデコーダに実行させるコンピュータプログラムモジュールとして実現されるが、それらコード手段の少なくとも1つは、代替的な実施形態においては、少なくとも部分的にハードウェア回路として実現され得る。
プロセッサは、単一の中央処理ユニット(CPU)であり得るが、2つ以上の処理ユニットを含むこともできる。例えば、プロセッサは、汎用マイクロプロセッサ、命令セットプロセッサ及び/又は関連のチップセット及び/又はASIC(Application Specific Integrated Circuit)などの特定用途向けマイクロプロセッサ、を含み得る。プロセッサは、キャッシングのためのボードメモリも含み得る。コンピュータプログラムは、プロセッサへ接続されるコンピュータプログラムプロダクトによって担持され得る。コンピュータプログラムプロダクトは、コンピュータプログラムが記憶されるコンピュータ可読媒体を含み得る。例えば、コンピュータプログラムプロダクトは、フラッシュメモリ、RAM(Random-access memory)、ROM(Read-Only Memory)、又はEEPROMであり得る。上述のコンピュータプログラムモジュールは、代替的な実施形態においては、ネットワークノード内の又はUE内のメモリの形の、様々なコンピュータプログラムプロダクト上に、分配されることができる。
本明細書で提案されている技術の様々な実施形態についての以上の説明は、LTEシステムにおける使用に限定されることなく、既存の3GPP標準及びその改訂版のコンテキストにおいて読まれ及び理解されてよく、また、記載されている技術を実行するための既知の物理構造及びデバイスの適合を反映するものと理解されてよい。
本明細書で提案されている技術のいくつかの実施形態の例を、上に詳細に説明した。本明細書で提案されている技術が、提案されている技術の本質的な特性から逸脱することなく、本明細書に具体的に説明されている方法以外の方法で実現されることができることは、当業者には理解されるであろう。
発明者らにより提案される解決策は、本明細書では、主としてEPS/LTEの観点から説明されている。しかしながら、解決策の全般的な概念は、少なくともUMTS/WCDMA/HSPAに、及び、好ましくない無線状態において例えばMTCデバイスをサポートする拡張カバレッジモードを有する他のシステムにも適用可能であることに留意されたい。
相互作用するユニット又はモジュールの選択も、ユニットの呼称も、例示のためだけのものであり、上述の方法のいずれかを実行するのに好適なノードは、提案されているプロセスアクションを実行することができるように、複数の代替的な方法で構成され得ることを理解されたい。
また、本開示において説明されているユニット又はモジュールは、論理エンティティとみなされるものであって、必ずしも別々の物理エンティティとみなされるものではないことにも留意されたい。
略語
3GPP 3rd Generation Partnership Project
BS Base Station, e.g. eNB
C−RNTI Cell Radio Network Temporary Identifier
eNB,
eNodeB evolved (E-UTRAN) NodeB
EPS Evolved Packet System
E−UTRAN Evolved UTRAN
HSPA High Speed Packet Access
LTE Long Term Evolution
MTC Machine Type Communication
RRC Radio Resource Control
UE User Equipment
UMTS Universal Mobile Telecommunications System
UTRAN Universal Terrestrial Radio Access Network

Claims (18)

  1. 無線通信システム内のネットワークノードにより実行される、システム情報を更新するための方法であって、前記無線通信システムは、第1のカバレッジモードをサポートする第1グループのユーザ機器(UE)及び前記第1のカバレッジモードとは異なる第2のカバレッジモードをサポートする第2グループのUEを含み、前記方法は、
    複数の選択肢セットを含むシステム情報(SI)を1つ以上のUEへと送信することと、各セットは、1つ又は複数の無線システムパラメータへ異なる値を割り当てることと、
    前記複数の選択肢セットのうちのいずれのセットがその時点で前記第1グループのUEに適用されるべきかを判定することと、
    判定された前記セットを示すSI選択信号を前記第1グループのUEへ送信することと、
    それにより、前記第1グループのUEがその時点で適切な無線システムパラメータを適用することが可能とされることと、
    を含む方法。
  2. 前記1つ又は複数の無線システムパラメータは、セルアクセスに関連する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記1つ又は複数の無線システムパラメータは、セル規制に関連する、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記SI選択信号は、同期信号である、請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
  5. 前記第1グループのUEは、マシンタイプ通信(MTC)デバイスを含む、請求項1〜4のいずれかに記載の方法。
  6. 無線通信システム内の第1のユーザ機器(UE)により実行される、システム情報を更新するための方法であって、前記第1のUEは、第1のカバレッジモードをサポートする第1グループのUEに属し、前記無線通信システムは、前記第1グループのUE及び前記第1のカバレッジモードとは異なる第2のカバレッジモードをサポートする第2グループのUEを含み、前記方法は、
    複数の選択肢セットを含むシステム情報(SI)をネットワークノードから受信することと、各セットは、1つ又は複数の無線システムパラメータへ異なる値を割り当てることと、
    前記選択肢セットのうちの前記第1グループのUEに適用されるべきセットを示すSI選択信号を前記ネットワークノードから受信することと、
    前記SI選択信号により示される前記セットを適用することと、
    それにより、システム情報のすばやい更新が可能とされることと、
    を含む方法。
  7. 前記1つ又は複数の無線システムパラメータは、セルアクセスに関連する、請求項6に記載の方法。
  8. 前記1つ又は複数の無線システムパラメータは、セル規制に関連する、請求項6又は7に記載の方法。
  9. 前記SI選択信号は、同期信号である、請求項6〜8のいずれかに記載の方法。
  10. 前記第1グループのUEは、マシンタイプ通信(MTC)デバイスを含む、請求項6〜9のいずれかのいずれかに記載の方法。
  11. 無線通信システムにおいて動作可能な、システム情報を更新するためのネットワークノードであって、前記無線通信システムは、第1のカバレッジモードをサポートする第1グループのユーザ機器(UE)及び前記第1のカバレッジモードとは異なる第2のカバレッジモードをサポートする第2グループのUEを含み、前記ネットワークノードは、
    1つ又は複数の無線システムパラメータへ異なる値を各々が割り当てる複数の選択肢セットを含むシステム情報(SI)を、1つ以上のUEへと送信するように適合される送信ユニット(503)と、
    前記複数の選択肢セットのうちのいずれのセットがその時点で前記第1グループのUEに適用されるべきかを判定するように適合される制御ユニット(504)と、
    を含み、
    判定された前記セットを示すSI選択信号を、前記第1グループのUEへと送信するようにさらに適合される、
    ネットワークノード。
  12. 前記1つ又は複数の無線システムパラメータは、セルアクセスに関連する、請求項11に記載のネットワークノード。
  13. 前記1つ又は複数の無線システムパラメータは、セル規制に関連する、請求項11又は12に記載のネットワークノード。
  14. 前記SI選択信号は、同期信号である、請求項11〜13のいずれかに記載のネットワークノード。
  15. 無線通信システムにおいて動作可能な、システム情報を更新するための第1のユーザ機器(UE)であって、前記第1のUEは、第1のカバレッジモードをサポートする第1グループのUEに属し、前記無線通信システムは、前記第1グループのUE及び前記第1のカバレッジモードとは異なる第2のカバレッジモードをサポートする第2グループのUEを含み、前記第1のUEは、
    1つ又は複数の無線システムパラメータへ異なる値を各々が割り当てる複数の選択肢セットを含むシステム情報(SI)を、ネットワークノードから受信するように適合され、及び、前記選択肢セットのうちの前記第1グループのUEに適用されるべきセットを示すSI選択信号を、前記ネットワークノードから受信するようにさらに適合される受信ユニット(603)と、
    前記SI選択信号により示される前記セットを適用するように適合される適用ユニット(605)と、
    を含む第1のUE
  16. 前記1つ又は複数の無線システムパラメータは、セルアクセスに関連する、請求項15に記載の第1のUE
  17. 前記1つ又は複数の無線システムパラメータは、セル規制に関連する、請求項15又は16に記載の第1のUE
  18. 前記SI選択信号は、同期信号である、請求項15〜17のいずれかに記載の第1のUE
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