JP6195747B2 - 灯具ユニット及び車両用灯具 - Google Patents

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Description

本発明は、発光素子の点灯熱によって光学部材が熱変形することによる、配光パターンの形崩れを防止した、灯具ユニット及び車両用灯具の発明である。
特許文献1には、光源であるLEDからの出射光をリフレクタで反射することによって、車両の前方に配光パターンを形成するプロジェクタ型車両用灯具が示されている。特許文献1のプロジェクタ型車両用灯具においては、取付板に固着されたLEDが、回転楕円曲面形状の小凹面鏡(反射面)を有する上部リフレクタにねじ止めされることにより、前記LEDが、上部リフレクタの小凹面鏡に取り囲まれるようにして、配置される。LEDを固定した上部リフレクタは、フランジ部を下部リフレクタにねじ止めされることによって、下部リフレクタと共に小リフレクタを構成し、小リフレクタは、特許文献1の(0045)と図3,4に記載される通り、取付具(支持部材)にネジ止めされることによって、ケーシングに固定されている。
特開2005−209604号公報
第1実施例のプロジェクタ型車両用灯具の上部リフレクタは、樹脂で形成され、かつ取付板を介してLEDに連結されているため、点灯時のLEDから熱を受けて熱膨張する。上部リフレクタの熱膨張は、プロジェクタ型車両用灯具の小型化に伴って小リフレクタを小さくするほど、より大きくなる。熱を受けた小リフレクタは、左右に一体形成されたフランジ部を取付部に固定された場合、左右方向への熱膨張を規制される。その結果、熱を受けた上部リフレクタは、小凹面鏡(反射面)と共に固定されていない上方に向かって熱膨張し、小凹面鏡を予期せぬ形状に熱変形させる。小凹面鏡の熱変形は、配光パターン形状を形崩れさせる点で問題がある。
本願発明は、上記課題に鑑みて、発光素子の点灯熱によってリフレクタやシェード等の光学部材が熱変形しても、配光パターンの形崩れがおきにくい、灯具ユニット及び車両用灯具を提供するものである。
前記課題を解決するために、灯具ユニットが、樹脂によって形成され、反射領域を有し、かつ光源となる発光素子と共に支持部材に固定部を介して固定される光学部材において、熱変形吸収部を有するようにした。
(作用)発光素子の点灯時における熱変形吸収部が、光学部材の熱変形を吸収するため、光学部材は、反射領域の相似形を維持しつつ熱変形しやすくなる。その結果、形成される配光パターンが、予定されていた配光パターンに対して、相似形になりやすくなる。
また灯具ユニットの光学部材において、前記反射領域を備えたリフレクタ本体と、前記リフレクタ本体から延出形成された腕部と、を有し、前記固定部は、前記腕部に形成され、前記熱変形吸収部が、前記腕部に設けられるようにした。
反射領域を備えたリフレクタ本体は、リフレクタ本体から延出する腕部の固定部によって支持部材に固定される。
(作用)固定部を介して支持部材に固定された腕部は、熱変形吸収部により、リフレクタ本体の熱変形に伴い、リフレクタ本体の自由な熱変形を阻害しないように変形する。その結果、リフレクタ本体は、その形状の相似形を保ちつつ熱変形し、形成される配光パターンが、予定されていた配光パターンに対して、より相似形になりやすくなる。
また、灯具ユニットの光学部材において、前記熱変形吸収部が、前記反射領域と前記固定部との間に設けられるようにした。
(作用)発光素子の点灯熱を受けた光学部材は、反射領域と共に固定部に向かって熱変形しようとする。しかし、光学部材と反射領域は、固定部との間に設けられた熱変形吸収部により、相似形を維持しつつ熱変形するため、予定されていた配光パターン形状に対して相似形となる配光パターンが形成されやすくなる。
また、灯具ユニットの光学部材において、前記熱変形吸収部を、間隙部とした。
(作用)間隙部である熱変形吸収部は、光学部材の熱膨張によって間隙部が狭められることにより、反射領域と共に相似形を維持しつつ熱変形する。その結果、予定されていた配光パターン形状に対して相似形となる配光パターンが形成されやすくなる。
また、灯具ユニットの光学部材において、前記熱変形吸収部を、波形部として形成した。
(作用)波形部は、光学部材の熱変形によって伸縮し、光学部材の熱変形を吸収する。光学部材及び反射領域は、共に左右対称の形状を維持した状態で変形するため、予定されていた配光パターン形状に対して相似形となる配光パターンが形成されやすくなる。
また、発光素子を光源とする灯具ユニットの光学部材において、前記反射領域による反射光によって前方に結ばれた焦点近傍に配置されて、前記反射光の一部を遮光するシェードが設けられるようにした。
(作用)シェードを含む光学部材は、熱変形吸収部により、相似形を維持しつつ熱変形する。その結果、シェードによって形成されるカットオフラインの相対的な位置が下がらず、予定されていた配光パターン形状に対して相似形となる配光パターンが形成されやすくなる。
また、発光素子を光源とする灯具ユニットの光学部材において、前記シェードが熱変形吸収部を有するようにした。
(作用)シェードの熱変形が熱変形吸収部によって吸収されるため、シェードが、相似形を維持した状態で変形しやすくなる。その結果、シェードによるカットオフラインの相対的な位置が下がらず、予定されていた配光パターン形状に対して相似形となる配光パターンが更に形成されやすくなる。
また、灯具ユニットの光学部材において、前記シェードは、反射領域を有し、前記熱変形吸収部は、前記シェードの反射領域以外の領域に設けられるようにした。
(作用)シェードに設けられた熱変形吸収部が、反射領域に入射する光の反射を阻害しにくくなるため、予定されていた配光パターン形状を得やすくなる。
また、車両用灯具は、前面カバー及びランプボディの内側の灯室に各請求項に記載の光学部材を備えるようにした。
(作用)光学部材が、反射領域の相似形を維持しつつ熱変形しやすくなるため、車両用灯具において形成される配光パターンが、予定されていた配光パターンに対して、相似形になりやすくなる。
各請求項に記載された灯具ユニットと車両用灯具によれば、光学部材の熱変形によって反射領域が変形しても、予定されていた配光パターンに対して相似形となる配光パターンが形成されやすくなるため、形崩れの少ない配光パターンを得ることが出来る。
また、灯具ユニットと車両用灯具により、反射領域に入射する光が熱変形吸収部によって阻害されることなく適切に反射されるため、更に形崩れの少ない配光パターンを得ることが出来る。
また、灯具ユニットと車両用灯具により、シェードによって形成されるカットオフラインの相対的な位置が下がらないため、更に形崩れの少ない配光パターンを得ることが出来る。
(a)第1実施例の車両用前照灯のリフレクタの平面図。(b)第1実施例のリフレクタを後方の斜め上方からみた斜視図。(c)第1実施例の光学部材を左斜め上方から見た斜視図。 (a)第2実施例の車両用前照灯のリフレクタの平面図。(b)第1実施例のリフレクタを後方の斜め上方からみた斜視図。(c)第1実施例のリフレクタを左斜め上方から見た斜視図。 第2実施例のリフレクタを取り付けた車両用前照灯の分解斜視図。 図3のプロジェクタ型車両用前照灯の光線説明図。 シェードを一体に設けた第3実施例のリフレクタの斜視図 リフレクタ本体をシェードにした第4実施例のリフレクタの斜視図 (a)シェード付レンズホルダーとリフレクタを有する第5実施例の光学部材の斜視図。(b)第5実施例の光学部材の左側面図。 (a)第5実施例の光学部材の平面図。(b)第5実施例の光学部材の底面図。 第5実施例の光学部材を支持部材に固定して灯具ユニットを形成した第6実施例を示す斜視図である。
第1実施例の車両用前照灯のリフレクタを図1(a)〜(c)によって説明する。リフレクタは、LED光源からの光を反射して制御する光学部材であり、車両用前照灯は、車両用の発光装置である車両用灯具の1つである。尚、図1から図6においては、図1(a)に示すように、リフレクタ本体の反射面がレンズに正対する方向と反射面の背面方向を前後方向(符号Fr及びRe方向)、リフレクタ本体に一体形成された腕部の形成方向を左右方向(符号Le及びRi方向)、腕部の取付孔が伸びる方向を上下方向(符号Up及びLo方向)として説明する。
第1実施例のリフレクタ1は、樹脂性のリフレクタ本体2と、リフレクタ本体2に一体成形された一対の腕部(3,4)によって構成される。樹脂性のリフレクタ本体2は、半回転放物面形状を後方から前方に斜めに切断した形状を有する。その結果、リフレクタ本体2は、前方に開口し、かつ上面から見てほぼU字の形状を有する。リフレクタ本体2の内側には、回転放物面形状の一部からなる反射面5が銀蒸着等によって形成される。第1実施例及び、後述する第2実施例及び第3実施例の反射面(5,26,26’)は、光を入射させて反射光を形成する反射領域と、反射領域以外の領域(光を入射させない領域)とを有する。
リフレクタ本体2には、外周面2aの下端部2bに沿って、水平方向に突出するリブ6が設けられる。リブ6の左右の前端部(6a、6b)は、リフレクタ本体2の前端部(2c、2d)から後方に離間した位置にそれぞれ設けられる。
一対の腕部(3,4)は、リブ6の前端部(6a、6b)の近傍から左右に延出するようにリフレクタ本体2の外周面2aに一体に設けられる。一対の腕部(3,4)の左右端部(3b、4b)には、後端部(3a、4a)の近傍、かつ外周面2aから左右に離間した位置に、図示しない支持部材に対する固定部である円孔(7,8)が設けられる。円孔(7,8)は、上下に貫通する。
腕部(3,4)には、円孔(7,8)との間において、リブ6と腕部(3,4)との境界部分に熱変形吸収部(熱膨張誘導部)である間隙部(9,10)が、それぞれ形成される。リフレクタ本体や後述するシェードは、発光素子の点灯熱によって変形する。リフレクタ本体や後述するシェードに発生する熱膨張等の熱変形は、熱変形吸収部(熱膨張誘導部)に誘導されることによって吸収される。間隙部(9,10)は、腕部の後端部(3a,4a)からリフレクタ本体2の下端部2bに沿って前方に形成される。間隙部(9,10)は、固定部である円孔(7,8)と、反射領域を有する反射面5との間に形成される。
リフレクタ1は、円孔(7,8)に挿入したねじ部材(図示せず)を車両用前照灯の支持部材(図示せず)のリフレクタ固定部に螺着することによって、支持部材に固定される。
リフレクタ本体2は、発光素子(図示せず)の熱を支持部材から受けて熱膨張等の熱変形をする際に、間隙部(9,10)の左右方向のクリアランスが狭められることにより、支持部材への固定部、即ち円孔(7,8)に向かって左右方向に熱変形することが出来る。リフレクタ本体2の熱変形は、間隙部(9,10)を介して左右方向に発生することにより、上下方向のみに発生しない。従って、リフレクタ本体2とその内側の反射面5は、共に左右対称となる形状を維持しつつ熱変形する。その結果、反射面5は、予定されていた配光パターンに対して相似形となる配光パターンを形成し、配光パターンの形崩れが防止される。
尚、間隙部(9,10)は、前端部(9a,10a)を円孔(7,8)の前端部(7a,8a)とほぼ面一にするか、よりも前方に位置するように腕部(3,4)に設けることが望ましい。仮に間隙部(9,10)の前端部(9a,10a)が、円孔(7,8)の前端部(7a,8a)よりも後方に設けられて、円孔(7,8)の左右方向の領域と重なって配置された場合、リフレクタ1は、腕部(3,4)における、円孔(7,8)の前端部(7a,8a)と、外周面2aとの間の領域において、相似形を維持しつつ左右方向に熱変形しにくくなる恐れがある。間隙部(9,10)の前端部(9a,10a)が、円孔(7,8)の前端部(7a,8a)とほぼ面一か、それよりも前方に設けられた場合、リフレクタ本体2は、より左右の熱変形を阻害されにくくなるため、配光パターンの形崩れが更に防止される。
また、腕部(3,4)とリブ6との連続領域(6c,6d)の強度を維持するために、腕部(3,4)とリブ6は、後端部(3a,3b)から、リブ6の前端部(6a,6b)までの前後距離L1が、後端部(3a,3b)から間隙部(9,10)の前端部(9a,10a)までの前後距離L2よりも十分に長くなるように(例えば、L1をL2の倍以上の距離にする)形成されることが望ましい。
次に、第2実施例の車両用前照灯のリフレクタを図2(a)〜(c)によって説明する。
第2実施例のリフレクタ20は、第1実施例のリフレクタ本体2と同形状のリフレクタ本体21に、熱変形吸収部(熱膨張誘導部)である波形部(24、25)を設けた左右一対の腕部(22,23)を柔軟性のある樹脂(例えば、ポリカーボネイト(PC)、ポリプロピレン(PP)、ポリカーボネイトABS(PC−ABS)等の樹脂)で一体成形したものである。リフレクタ本体2の内側には、回転放物面形状の一部からなる反射面26が、銀蒸着等によって形成される。
リフレクタ本体21には、外周面21aの下端部21bに沿って、水平方向に突出するリブ27が設けられる。リブ6の左右の前端部(27a、27b)は、リフレクタ本体21の前端部(21c、21d)から後方に離間した位置にそれぞれ設けられる。一対の腕部(22,23)は、リブ27の前端部(27a、27b)の近傍から左右に延出するようにリフレクタ本体21の外周面21aに一体に設けられる。一対の腕部(22,23)の左右端部(22b、23b)には、後端部(22a、23a)の近傍、かつ外周面21aから左右に離間した位置に、後述する支持部材に対する固定部である貫通円孔(28,29)が設けられる。
左右の腕部(22,23)には、円孔(28,29)と、リブ27との間に熱変形吸収部(熱膨張誘導部)である波形部(24,25)がそれぞれ形成される。左右の波形部(24,25)は、凸部(24a,25a)が上下に交互に連続した蛇腹形状を有する。また、凸部(24a,25a)は、曲げ部(24b,25b)において、外周面21aの下端部21bに沿って、後方から前方に末広がりとなるように曲げられる。
リフレクタ20は、図3に示すように円孔(28,29)に挿入したねじ部材(44,45)によって、後述する車両用前照灯33の支持部材38に固定される。支持部材38に固定されるLED(発光素子)36によって発生する熱は、支持部材38を介してリフレクタ20に伝達される。リフレクタ本体21がLEDの熱を受けた場合、リフレクタ本体21は、腕部(22,23)の波形部(24,25)が縮むことにより、円孔(28,29)に向かって左右方向に熱変形する。その結果、リフレクタ本体21とその内側の反射面26は、共に左右方向の熱変形を阻害されないため、左右対称となる形状を維持しつつ熱変形する。その結果、反射面26は、予定されていた配光パターンに対して相似形となる配光パターンを形成し、配光パターンの形崩れが防止される。
次に、図3及び4により、第2実施例のリフレクタ20を含むプロジェクタ型の車両用前照灯33を説明する。車両用前照灯33は、リフレクタ20、LED(発光素子)36、LED36を取り付ける給電用アタッチメント37、樹脂製の支持部材38,可動型シェードユニット39,レンズホルダー40、及び投影レンズ41を有する。また、プロジェクタ型の車両用前照灯33は、図4に示すように前方に開口する樹脂等で成形したランプボディ34と、ランプボディ34の前方を閉塞する透明または半透明の前面カバー35と、の内側に形成される灯室S内に配置され、かつ図示しないエイミング機構(傾動機構)によってランプボディ34に支持される。
LED36は、給電用アタッチメント37を介して支持部材38に固定される。給電用アタッチメント37は、支持部材38の上面38aの一対の突起(38b,38c)を給電用アタッチメント37の円孔(37a,37b)に嵌合させること等により、LED36の基板の裏面を上面38aに接触させた状態で支持部材38に固定される。また、支持部材38の上面38aには、リフレクタ20の一対の腕部(22,23)の円孔(28,29)に対応する位置に一対のリフレクタ固定部(42,43)が設けられている。リフレクタ20は、一対のねじ部材(44,45)を円孔(28,29)に挿入して、リフレクタ固定部(42,43)の内側に設けた雌ねじ孔(42a,43a)に螺着することによって、リフレクタ固定部(42,43)に取り付けられる。その結果、リフレクタ20は、反射面26がLED36を取り囲んだ状態で支持部材38に固定される。
支持部材38の前方には、可動型シェードユニット39が配置され、可動型シェードユニット39の前方には、レンズホルダー40に取り付けられた投影レンズ41が配置される。可動型シェードユニット39と、レンズホルダー40は、3つのねじ部材(46a〜46c)を可動型シェードユニット39の端部に設けた円孔(39a〜39c)と、レンズホルダー40に設けた円孔(40a〜40c)にそれぞれ挿入して、支持部材38の前端部に設けた3つの固定部(48,49及びもう1箇所は図示せず)の雌ねじ孔(48a,49a及びもう1箇所は図示せず)に螺着することによって、支持部材38に固定される。
可動型シェードユニット39は、円孔(39a〜39c)を有する支持板50に取り付けられたモーター51,モーター51の回動軸に取り付けられた歯車52,支持板50に一端を回動可能に取り付けられると共に歯車52に噛み合う歯車付アーム53、上端にカットオフライン形成部55を有し、かつ一端をアーム53の他端に回動可能に取り付けられたシェード56及びねじりコイルばね57によって構成される。
モーター51に通電がされていない場合におけるシェード56は、ねじりコイルばね57により、支持板50に設けられた上方への位置決めストッパー(図示せず)に付勢され、カットオフライン形成部55は、水平状態を保持しつつ、投影レンズ41の後方焦点S1の近傍に配置される。モーター51に通電すると、図3に示すシェード56は、歯車付アーム53の揺動によって、LED36による光線を遮光しない位置まで下降する。LED36による光線を遮光しない位置まで下降したシェード56は、モーター51の通電を切ると、ねじりコイルばね57の付勢力を受けて上昇し、カットオフライン形成部55は、投影レンズ41の後方焦点S1の近傍に戻される。
図4に示す通り、LED36からの出射光B1は、反射面26において投影レンズ41の後方焦点S1近傍で焦点を結ぶように反射される。モーター51への通電が切られている場合、出射光B1は、シェード56のカットオフライン形成部55によって一部を遮光され、投影レンズ41と前面カバー35を通過して、車両用前照灯33の前方にロービーム用配光パターンを形成する。一方、モーター51に通電されている場合、出射光B1は、シェード56によって遮光されず、車両用前照灯33の前方にハイビーム用配光パターンを形成する。
LED36の発光によって熱変形するリフレクタ20は、熱変形吸収部(熱膨張誘導部)である波形部(24,25)が収縮することによって、相似形を維持しつつ熱変形するため、形崩れの無い配光パターンが、車両用前照灯33の前方に形成される。
次に図5により、シェードを一体に設けたリフレクタの第3実施例を説明する。第3実施例のリフレクタ60は、図4の可動型シェードユニット39を設ける代わりに第2実施例のリフレクタ20にシェード61を形成したものである。シェード61とリフレクタ本体21’は、光学部材であるリフレクタ60を形成する。シェード61は、板状に形成され、かつリフレクタ本体21’の内側に一体成形される。また、シェード61は、リフレクタ本体21’の前端部(21c’、21d’)から下端部21b’に沿って後方に延出形成される。シェード61の前端部61aには、段差を有するカットオフライン形成部62が上端に設けられている。カットオフライン形成部62は、図示しない投影レンズの後方焦点近傍に配置される。尚、第3実施例のリフレクタ60の形成においては、シェード61とリフレクタ本体21’を別々に形成し、熱カシメや接着等の接合手段によってシェード61をリフレクタ本体21’に接合することで形成されても良い。
シェード61の上面には、銀蒸着等により、反射面63が設けられる。また、シェード61には、熱変形吸収部(熱膨張誘導部)である一対の間隙部(64,65)がそれぞれ設けられる。一対の間隙部(64,65)は、シェード61の左右両端部(61c、61d)の近傍において、前端部61aから反射面26’の湾曲形状に沿って後方に伸びるようにシェード61に形成される。
尚、図5に示すように、シェード61の反射面63は、光の反射に利用される反射領域63aと、光の反射に利用されない非反射領域(63b、63c)とを有する。反射領域63aは、反射面63において、間隙部64の内側縁部64aを通る延伸線Li1と、及び間隙部65の内側縁部65aを通る延伸線Li2との間に形成される。また、非反射領域63bは、延伸線Li1の外側に形成され、非反射領域63cは、延伸線Li2の外側に形成される。一対の間隙部(64,65)は、反射面63の非反射領域(63b、63c)にそれぞれ形成されるため、反射領域63aにおける光の反射を阻害せず、配光パターンに形崩れを生じさせない。
図示しないLEDから出射して反射面26’によって反射された光は、カットオフライン形成部62の近傍で集光することによって、光の一部を遮光され、図示しない投影レンズ及び前面カバーから車両用前照灯の前方に出射する。また、カットオフライン形成部62によって遮光された光もまた、反射面63によって斜め上方に再反射され、図示しない投影レンズ及び前面カバーから車両用前照灯の前方に出射する。リフレクタ60のシェード61は、腕部22’の波形部24’と腕部23’の図示しない波形部がそれぞれ収縮することと、シェード61の間隙部(64,65)によって、左右方向への自由な熱変形を促進される。その結果、リフレクタ本体21’の反射面26’と、シェード61は、相似形を維持しつつ熱変形するため、形崩れの無い配光パターンを形成する。
次に図6により、リフレクタ本体をシェードにした第4実施例のリフレクタを説明する。光学部材である第4実施例のリフレクタ70は、前後に伸びる板状のリフレクタ本体71と、リフレクタ本体71の後端部71aから、左右に延出形成された一対の腕部(72,73)によって形成される。腕部(72,73)には、図示しない支持部材に対する固定部であって、上下に貫通する円孔(74,75)が設けられる。
リフレクタ本体71(または腕部(72,73))には、円孔(74,75)との間に熱変形吸収部(熱膨張誘導部)である一対の間隙部(76,77)が、形成される。間隙部(76,77)は、リフレクタ本体71の後端部71a(または腕部(72,73)の後端部(72a,73a))から、前方に伸びるようにリフレクタ本体71または腕部(72,73)に形成される。
また、リフレクタ本体71の上面には、銀蒸着等によって反射面78が形成される。また、リフレクタ本体71の前端部71bの上端には、図示しない投影レンズの後方焦点近傍に配置されるように、段差状のカットオフライン形成部79が形成される。その結果、リフレクタ本体71は、シェードとしての機能も有する。
図6に示すように、リフレクタ本体71の反射面78は、光の反射に利用される反射領域78aと、光の反射に利用されない非反射領域(78b、78c)とを有する。反射領域78aは、間隙部76の内側端部76aを通る延伸線Li3と、間隙部77の内側端部77aを通る延伸線Li4との間に形成される。非反射領域78bは、延伸線Li3の外側に形成され、非反射領域78cは、延伸線Li4の外側に形成される。一対の間隙部(76,77)は、反射面78の非反射領域(78b、78c)にそれぞれ形成されるため、反射領域78aにおける光の反射を阻害せず、配光パターンに形崩れを生じさせない。
図示しないLEDから出射した光は、カットオフライン形成部79によって光の一部を遮光され、図示しない投影レンズ及び前面カバーから車両用前照灯の前方に出射する。また、カットオフライン形成部79に遮光された光もまた、反射面78によって斜め上方に再反射され、図示しない投影レンズ及び前面カバーから車両用前照灯の前方に出射する。リフレクタ本体71のカットオフライン形成部79と反射面78は、間隙部(76,77)により、上方のみならず左右方向への自由な熱変形を促進されるため、反射面78と、カットオフライン形成部79は、相似形を維持しつつ熱変形する。その結果、形崩れの無い配光パターンが形成される。
尚、第1実施例から第4実施例のリフレクタには、それぞれ腕部と固定部が一対ずつ設けられているが、腕部と固定部は、1つだけ設けても良いし、3以上設けても良い。
次に図7及び図8により、シェード付レンズホルダーとリフレクタを有する第5実施例の光学部材85を説明する。
図7から図9においては、光学部材85の長手方向を前後方向(符号Fr及びRe方向)とし、光学部材85の幅方向を左右方向(符号Le及びRi方向)とし、光学部材85の高さ方向を上下方向(符号Up及びLo方向)として説明する。
第5実施例の光学部材85は、樹脂性のリフレクタ86と、シェード88を有するレンズホルダー87によって構成される。リフレクタ86は、上面から見てU字形状を有し、かつ内側に回転放物面形状の一部からなる反射面89を有する。リフレクタ86は、レンズホルダー87に固定される。
レンズホルダー87は、レンズ保持部91と、リフレクタ保持部92によって構成される。レンズ保持部91は、リフレクタ保持部92の前端部92aに連続して設けられ、中央に半球面形状の投影レンズ(図示せず)を取り付ける取付孔91aを有する。
リフレクタ保持部92は、前端部92aの近傍に設けられた固定部である一対の円孔(93,94)と、後端部92bの近傍に設けられた熱カシメ用の一対の円孔(図示せず)と、反射光を通過させる光通過部95を有する。円孔(93,94は、上下に貫通し、光通過部95は、一対の円孔(93,94)の内側に設けられる。熱カシメ用の一対の円孔(図示せず)には、リフレクタ86に設けられた一対の突起(図示せず)が挿入され、一対の突起の先端は、熱をかけて潰されることにより熱カシメ部を熱カシメ部(90a、90b)となる。リフレクタ86は、熱カシメ部(90a、90b)によってレンズホルダー87に固定される。
リフレクタ保持部92において、円孔(93,94)を形成した部位と、熱カシメ部(90a、90b)との間には、シェード88が設けられる。シェード88は、シェード本体97,カットオフライン形成部98、及び熱変形吸収部である一対の間隙部(99,100)を有する。シェード本体97は、リフレクタ86の反射面89に対向する反射面(図8(b)のシェード本体97の裏面)を有し、シェード本体97の前端部には、前方から後方に向かって凹型となる円弧に近似した形状のカットオフライン形成部98が設けられる。カットオフライン形成部98は、レンズ保持部91に取り付けられる投影レンズ(図示せず)の後方焦点近傍に配置される。
熱変形吸収部である一対の間隙部(99,100)は、シェード本体97に設けられる。図8(b)のシェード本体97の裏面に形成される反射面は、光の反射に利用される反射領域97aと、光の反射に利用されない非反射領域(97b、97c)とを有する。反射領域97aは、間隙部99の内側端部99aを通る延伸線Li5と、間隙部100の内側端部100aを通る延伸線Li6との間に形成される。非反射領域97bは、延伸線Li5の外側に形成され、非反射領域97cは、延伸線Li6の外側に形成される。間隙部99は、反射領域97a及び固定部である円孔93の端との間に位置する非反射領域97bに形成され、間隙部100は、反射領域97a及び円孔94との間に位置する非反射領域97cに形成される。
図示しないLED光源による光は、リフレクタ86の反射面89により、シェード88に向けて反射される。反射光の一部は、カットオフライン形成部98から光通過部95を通過して前方の投影レンズに入射し、反射光の残りの一部は、シェード本体97の反射領域97aによって前方に再反射されて投影レンズに入射する。投影レンズに入射した光は、投影レンズの前方に出射してカットオフライン形成部98の形状に基づいた配光パターンを形成する。
支持部材に固定されるリフレクタ86は、同じく支持部材に固定される図示しないLED光源の点灯時にLED光源から熱を受けて変形する。しかし、シェード本体97及び反射領域97aは、反射領域97aの外側に設けられた間隙部(99,100)によって変形を吸収されることで相似形を保ったまま変形するため、配光パターンの外形を形崩れさせることが無い。また、間隙部(99,100)は、円孔(93,94)の間の内側において、非反射領域(97b、97c)に形成されているため、シェード本体97による反射光の再反射を阻害しない。即ち、リフレクタ86による反射光は、円孔(93,94)を通過して失われることが無い。
尚、第1実施例から第5実施例における間隙部及び波形部(熱変形吸収部)は、固定部と反射領域の間にある非反射領域であれば、何処に形成されても良い。
次に図9により、光学部材85を金属製の支持部材105に固定して形成した灯具ユニット104に関する第6実施例を説明する。
灯具ユニット104は、樹脂によって形成され、反射領域を備えたリフレクタ86を有する光学部材85と、光源となる発光素子と共に光学部材85を保持する金属製の支持部材105と、を有する灯具ユニット104において、リフレクタ86から離間する方向に延びる複数の放熱フィン109をリフレクタ86の隣に配置されるように支持部材105に設けたことを特徴とする。
灯具ユニット104の構成は、具体的には以下のようになる。支持部材105は、光学部材85の保持部106と、保持部106の左右に延出形成された一対の取付部(107,108)と、保持部の後方に延出形成された複数の放熱フィン109を有する。
保持部106の上部106aには、光学部材85の固定部である円孔(93,94)に対応する位置に図示しない固定孔が設けられ、かつ光学部材85のリフレクタ保持部92が搭載される。光学部材85は、円孔(93,94)と保持部106側の固定孔に図示しないボルト等の締結部材を挿入して保持部106の図示しない孔に設けた雌ねじ孔に取り付けること等によって、保持部106の上部106aに固定される。灯具ユニットは、取付部(107,108)の複数の円孔(107a,108の円孔は図示せず)を介してボルト等の締結部材により、図示しないランプボディ等に固定される。
図9における複数の放熱フィン109は、それぞれ平板形状を有し、かつ保持部106の後方に延出する。平板状の複数の放熱フィン109は、保持部106の後方から更に上方に延出して、リフレクタ86の隣にそれぞれ配置される。平板状の複数の放熱フィン109は、互いに平行になるように配置される。
灯具ユニット104において発光素子の点灯時によって発生した熱の一部は、金属製の支持部材105の放熱フィン109から放出され、またはリフレクタ86に伝達されてリフレクタ86の温度を上昇させる。複数の放熱フィン109は、リフレクタ86に伴って温度上昇したリフレクタ86の周囲の空気を隣り合う放熱フィンの109の間に通過させて、リフレクタ86から離間する方向に流動させるという作用を奏し、かつ高温の空気をリフレクタ86の周囲に滞留させないことによってリフレクタ86の温度上昇による熱変形を低減させるという効果を奏する。
具体的には、図9に示すように、リフレクタ86の外周面近傍で暖められた空気は、リフレクタ86の外周面に沿って後方の放熱フィン109に向かって流れ(符号W1を参照)、リフレクタ86の後端部86aの近傍に留まることなく複数の放熱フィン109の間を抜けて放熱フィン109の更に後方に放出される(符号W2を参照)。
尚、図9の複数の平板状の放熱フィン109は、リフレクタの後方に延出形成されているが、平板状の放熱フィン109は、リフレクタ86から離間する方向に延びる複数の板状部位であれば、リフレクタの斜め後方や側方に延出形成してもよい。
1 リフレクタ(光学部材)
2 リフレクタ本体
2a リフレクタ本体の外周面
3,4 腕部
5 反射面
7,8 円孔(請求項1の固定部)
9,10 間隙部(請求項5の熱変形吸収部)
20 リフレクタ(光学部材)
21、21’ リフレクタ本体
21a リフレクタ本体の外周面
22,23,22’,23’ 腕部
24,25,24’,25’ 波形部(請求項63の熱変形吸収部)
28,29 円孔
33 車両用前照灯(車両用灯具)
60 リフレクタ(光学部材)
61 リフレクタ本体に一体化されたシェード(請求項4) 63a 反射面の反射領域
63b、63c 反射面の非反射領域(反射領域以外の領域)
64,65 シェードの間隙部(請求項8の熱変形吸収部)
70 リフレクタ(光学部材)
71 リフレクタ本体
76,77 間隙部(請求項1及び8の熱変形吸収部)
78a 反射面の反射領域
78b、78c 反射面の非反射領域(反射領域以外の領域)
85 光学部材
88 シェード
93,94 円孔
97a 反射面の反射領域
97b、97c 反射面の非反射領域(反射領域以外の領域)
99,100 シェードの間隙部(請求項8の熱変形吸収部)

Claims (8)

  1. 光源である発光素子が固定された金属製の支持部材と、樹脂によって形成された光学部材とを備えた灯具ユニットにおいて、
    前記光学部材は、前記発光素子からの光を反射させる反射領域と一対の固定部とを有し、かつねじ部材によって前記支持部材に固定された前記一対の固定部の間で、前記一対の固定部と前記反射領域との間に熱変形吸収部を有することを特徴とする、灯具ユニット。
  2. 一対の前記固定部が、左右に設けられたことを特徴とする、請求項1に記載の灯具ユニット。
  3. 前記光学部材は、前記反射領域を備えたリフレクタ本体と、前記リフレクタ本体から延出形成された腕部と、を有し、一対の前記固定部は、前記腕部に形成され、
    前記熱変形吸収部が、前記腕部に設けられたことを特徴とする請求項1または2に記載の灯具ユニット。
  4. 前記反射領域による反射光によって前方に結ばれた焦点近傍に配置されて、前記反射光の一部を遮光するシェードが設けられ、前記シェードが熱変形吸収部を有することを特徴とする請求項1または2に記載の灯具ユニット。
  5. 前記シェードは、反射領域を有し、
    前記熱変形吸収部は、前記シェードの反射領域以外の領域に設けられたことを特徴とする、請求項に記載の灯具ユニット。
  6. 前記熱変形吸収部は、間隙部であることを特徴とする、請求項1から5のうちいずれかに記載の灯具ユニット。
  7. 前記熱変形吸収部は、波形部であることを特徴とする、請求項1から5のうちいずれかに記載の灯具ユニット。
  8. 前面カバー及びランプボディの内側の灯室に請求項1から7に記載の灯具ユニットを備えたことを特徴とする車両用灯具
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