JP6195341B2 - 医療用コネクタ - Google Patents

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Description

この発明は、第1のチューブ(例えば、留置針に接続されたチューブ)と第2のチューブ(例えば、輸液管)とを接続する医療用コネクタに関するものである。
治療のために血液透析や輸液、輸血などを行うための器具として留置針が使用されるが、この留置針には、輸液管が医療用コネクタを用いて接続される。
この医療用コネクタは、第1の管と第2の管とを軸方向へ移動させて嵌合させた後、第1の管と第2の管とを相対的に軸と直交する周方向へ相対的に回転させてロックすることにより、第1の管に接続された第1のチューブと、第2の管に接続された第2のチューブとを接続する構成のものが提案とされている(例えば、特許文献1参照)。
また、第1の管と第2の管とを軸方向へ移動させて嵌合させた後、第2の管の外周に設けた押圧リングを第1の管の段差部に係合させてロックし、第1の管と押圧リングとで第2の管を挟持することにより、第1の管に接続された第1のチューブと、第2の管に接続された第2のチューブとを接続する構成のものが提案とされている(例えば、特許文献2参照)。
特許第3382053号公報 特開2006−136479号公報
従来の医療用コネクタは、第1の管と第2の管とをシールするための押し込み量を確保することができるものの、第1の管と第2の管との嵌合を維持するロック機構の構成が複雑であった。
この発明は、上記した不都合を解消するためになされたもので、第1の管と第2の管とをシールするための押し込み量を確保しつつ、第1の管と第2の管との嵌合を維持するロック機構の構成を簡単にすることのできる医療用コネクタを提供するものである。
(1)この発明の医療用コネクタは、第1のチューブと第2のチューブとを接続する医療用コネクタであって、一端側の内周面が前記一端へ向かって拡開する拡開傾斜面とされ、前記一端の外周にロック雄ねじ部が設けられるとともに、他端に前記第1のチューブが接続される第1の管と、他端側の外周面が前記第1の管の拡開傾斜面に嵌合する縮閉傾斜面とされるとともに、一端に前記第2のチューブが接続される第2の管と、前記第2の管の外周に、前記第2の管の軸方向および前記第2の管の周方向へ移動可能に設けられ、前記第2の管の他端側へ抜け出るのを防止されるとともに、他端側に前記ロック雄ねじ部に螺合するロック雌ねじ部が設けられたロック管と、前記第1の管の外周に、前記第1の管の軸方向へ移動可能に設けられるとともに、前記ロック雄ねじ部に当接して前記第1の管の一端側へ抜け出るのを防止された第1の対向部材と、前記第1の対向部材に一体的に設けられた第1の係合部と、前記第2の管の外周または前記ロック管の外周に、前記第2の管の軸方向および前記ロック管の軸方向へ移動可能に設けられるとともに、前記ロック管に当接して前記第2の管の他端側へ抜け出るのを防止され、または、前記ロック管の他端側へ抜け出るのを防止された第2の対向部材と、前記第2の対向部材に一体的に設けられ、前記第1の係合部と係合する第2の係合部とを備え、前記第1の係合部と前記第2の係合部との係合が、前記第1の係合部または前記第2の係合部の弾性変形によって解除可能であることを特徴とする。
(2)この発明の医療用コネクタは、(1)に記載の医療用コネクタにおいて、前記第1の管と前記第1の対向部材とに、前記第1の対向部材を前記第1の管の軸方向へ案内する第1の案内機構が設けられていることを特徴とする。
(3)この発明の医療用コネクタは、(1)または(2)に記載の医療用コネクタにおいて、前記第1の対向部材の前記第2の対向部材と対向する面に前記第1の対向部材内へ軸方向に延びる第1の案内部、または、前記第2の対向部材の前記第1の対向部材と対向する面に前記第2の対向部材内へ軸方向に延びる第2の案内部が設けられ、前記第2の対向部材の前記第1の対向部材と対向する面に前記第2の対向部材から軸方向へ突出して前記第1の案内部に案内される第1の被案内部、または、前記第1の対向部材の前記第2の対向部材と対向する面に前記第2の対向部材から軸方向へ突出して前記第2の案内部に案内される第2の被案内部が設けられていることを特徴とする。
(4)この発明の医療用コネクタは、(1)から(3)のいずれか1つに記載の医療用コネクタにおいて、前記第1の係合部と前記第2の係合部とは、前記第1の対向部材と前記第2の対向部材とが当接したときに係合することを特徴とする。
この発明の医療用コネクタによれば、第1の管の拡開傾斜面と第2の管の縮閉傾斜面との嵌合(係合)によって第1の管と第2の管とのシール性を確保し、第1の係合部と第2の係合部との係合によって第1の管と第2の管との係合をロックしているので、第1の管と第2の管とをシールするための押し込み量を確保しつつ、第1の管と第2の管との嵌合を維持するロック機構の構成を簡単にすることができる。
この発明の第1実施例である医療用コネクタの結合、ロック状態における縦断面図である。 図1に示した第1の管の斜視図である。 図2に示した第1の管の軸方向における中心線位置での縦断面図である。 図2のA−A線による断面図である。 図1に示した第2の管の斜視図である。 図5に示した第2の管の軸方向における中心線位置での縦断面図である。 図1に示したロック管の斜視図である。 図7に示したロック管の軸方向における中心線位置での縦断面図である。 図1に示した第1の対向部材および第1の係合部の斜視図である。 図9に示した第1の対向部材および第1の係合部の軸方向における中心線での縦断面図である。 図9に示した第1の対向部材のB−B線による断面図である。 図1に示した第2の対向部材および第2の係合部の斜視図である。 図12に示した第2の対向部材の軸方向における中心線での縦断面図である。 この発明の第1実施例である医療用コネクタの未結合状態における縦断面図である。 この発明の第2実施例である医療用コネクタの未結合状態における縦断面図である。 この発明の第2実施例である医療用コネクタの結合、ロック状態における縦断面図である。 この発明の第3実施例である医療用コネクタの未結合状態における縦断面図である。 この発明の第3実施例である医療用コネクタの結合、ロック状態における縦断面図である。 この発明の第4実施例である医療用コネクタの構成を示す説明図である。 この発明の第5実施例である医療用コネクタの構成を示す説明図である。
以下、この発明の実施例を、図面を参照して説明する。
図1はこの発明の第1実施例である医療用コネクタの結合、ロック状態における縦断面図、図2は図1に示した第1の管の斜視図、図3は図2に示した第1の管の軸方向における中心線位置での縦断面図、図4は図2のA−A線による断面図、図5は図1に示した第2の管の斜視図、図6は図5に示した第2の管の軸方向における中心線位置での縦断面図、図7は図1に示したロック管の斜視図、図8は図7に示したロック管の軸方向における中心線位置での縦断面図、図9は図1に示した第1の対向部材および第1の係合部の斜視図、図10は図9に示した第1の対向部材および第1の係合部の軸方向における中心線での縦断面図、図11は図9に示した第1の対向部材のB−B線による断面図、図12は図1に示した第2の対向部材および第2の係合部の斜視図、図13は図12に示した第2の対向部材の軸方向における中心線での縦断面図、図14はこの発明の第1実施例である医療用コネクタの未結合状態における縦断面図である。
この発明の第1実施例である医療用コネクタCは、第1の管11(図2〜図4参照)と、第2の管21(図5および図6参照)と、ロック管31(図7および図8参照)と、第1の対向部材41(図9〜図11参照)と、第1の係合部51(図9および図10参照)と、第2の対向部材61(図12および図13参照)と、第2の係合部71(図12および図13参照)とで構成されている。
上記した第1の管11は、図2〜図4に示すように、一端側(図2および図3における右端側)の内周面が一端(右端)へ向かって拡開(拡径)する拡開傾斜面12(円錐面)とされ、一端(右端)の外周に、第1の対向部材41が一端側から抜け出るのを防止(阻止)する第1の対向部材抜け止め係止部として機能するロック雄ねじ部13が設けられ、他端側(図2および図3における左端側)に第1のチューブT1が接続される。
そして、第1の管11には、上下の外周に180度の間隔で軸方向へ延びる突条15,16が設けられている。
上記したロック雄ねじ部13は、ごく短いねじ山(例えば、1/2山〜1山)となっており、周回して設けられた山部13aと、この山部13aに一端側から他端側へ回転するように(ロック雄ねじ部13を一端側(右側)から見た場合、時計方向へ回転するように)設けられた谷部13bとで構成されている。
上記した第2の管21は、図5および図6に示すように、他端側(左端側)の外周面が第1の管11の拡開内周面12に嵌合する縮閉傾斜面22(一端側(右端側)から他端(左端)へ向かって縮径する円錐面)とされ、一端(右端)に第2のチューブT2が接続される。
そして、第2の管21には、軸方向の一端側(右端側)の外周に、ロック管31が他端側(左端側)へ抜け出るのを防止(阻止)する、周回した抜け止め係止部23が設けられている。
上記したロック管31は、第2の管21の外周に、第2の管21の軸方向および第2の管21の周方向へ移動可能に設けられ、第2の管21の他端側(左端側)へ抜け出るのを抜け止め係止部23によって防止(阻止)されるとともに、図7および図8に示すように、他端(左端)の内周にロック雄ねじ部13に螺合するロック雌ねじ部32が設けられている。
そして、ロック管31には、図7および図8に示すように、軸方向の他端(左端)の外周に、第2の対向部材61が他端側(左端側)へ抜け出るのを防止(阻止)する、周回した第2の対向部材抜け止め係止部34が設けられ、図7に示すように、第2の対向部材抜け止め係止部34よりも一端側(右側)の外周に、軸方向へ延びる滑り止め用の突条35が周方向へ所定の間隔で複数本設けられている。
この突条35は、1本でもよく、間隔をおいた複数本であってもよい。
上記した第1の対向部材41は、図9〜図11に示すように、四角柱状で、第1の管11の外周に、第1の管11の軸方向へ移動可能に設けられるとともに、ロック雄ねじ部13に当接して第1の管11の一端側(右端側)へ抜け出るのを防止(阻止)される。
この第1の対向部材41は、四角柱状の他、多角柱や円柱、または他の形状であってもよい。
この第1の対向部材41は、第1の管11に案内される構造を有する。
その一例は、第1の管11の突条15,16と、この突条15,16が嵌る被案内溝42、被案内切り欠き43とで構成されている。
被案内溝42は突条15に沿って軸方向へ延び、被案内切り欠き43は、突条16に沿って軸方向へ延びている。
この被案内溝42、被案内切り欠き43と、突条15,16とによって、第1の案内機構が構成されているが、他の組み合わせであってもよい。
さらに、第1の対向部材41は、好ましくは、第2の対向部材61を案内する適宜の構造を有する。
その一例は、第2の対向部材61と対向する面に、第1の対向部材41内へ軸方向に延びる円筒状の複数、例えば、4つの円柱孔(第1の案内部)44Aと、第1の対向部材41内へ軸方向に延びる四角柱状の複数、例えば、2つの四角柱孔(第1の案内部)44Bとで構成されている。
上記した第1の係合部51は、図9および図10に示すように、第1の対向部材41の上面に一体的に、第1の対向部材41の軸方向へ平行して延びる第1、第2の案内突条52,53と、第1の案内突条52と第2の案内突条53との間に、第1および第2の案内突条52,53と直交するように延びる係合突条54と、第1の案内突条52と第2の案内突条53との間に、係合突条54から一端側(右端側)へ傾斜して下る傾斜突条55とで構成されている。
上記した第2の対向部材61は、図12および図13に示すように、四角柱状で、ロック管31の外周に、第2の管21の軸方向およびロック管31の軸方向へ移動可能に設けられるとともに、第2の対向部材抜け止め係止部34によって第2の管21の他端側(左端側)へ抜け出るのを防止(阻止)される。
この第2の対向部材61は、第1の対向部材41と同様に、四角柱状の他、多角柱や円柱、または他の形状であってもよい。
そして、第2の対向部材61には、他端側(左端側)に、ロック管31の第2の対向部材抜け止め係止部34を収容する、周回した収容凹部62が設けられ、下端に、軸方向へ延びる切り欠き63が設けられている。
さらに、第2の対向部材61には、第1の対向部材41と対向する面に、第2の対向部材61から第1の対向部材41側(第1および第2の対向部材41,61の軸方向)へ突出して4つの円柱孔44Aに案内される4つの円柱突起(第1の被案内部)65Aと、第2の対向部材61から第1の対向部材41側へ突出して2つの四角柱孔44Bに案内される2つの四角柱突起(第1の被案内部)65Bとが設けられている。
上記した第2の係合部71は、図12および図13に示すように、第2の対向部材61の上面に一体的に、第2の対向部材61から軸方向(第1の対向部材41側)へ突出して延びる弾性片72と、この弾性片72の先端(他端)に設けられ、係合突条54に係合する係合部73とで構成されている。
そして、係合部73の係合突条54と対向する他端側(左端側)は、第1の対向部材41、傾斜突条55および係合突条54に係合部73が引っ掛からずに案内されるように、他端に向かって上昇するように傾斜する(第1の対向部材41、傾斜突条55および係合突条54から離れるように傾斜する)被案内面(傾斜面)73aとされるのが好ましい。
上記した各部材は、図14に示すように、組み立てられている。
すなわち、第1の管11の外周に第1の対向部材41が、被案内溝42内に突条15を位置させるとともに、被案内切り欠き43内に突条16を位置させた状態で取り付けられ、第1の管11の他端側(左端側)に第1のチューブT1が取り付けられている。
また、第2の管21の外周にロック管31が取り付けられ、このロック管31の外周に第2の対向部材61が取り付けられるとともに、第2の管21の一端側(右端側)に第2のチューブT2が取り付けられている。
次に、医療用コネクタCの結合(接続)について説明する。
まず、第1の管11の一端側(右端側)に第2の管21の他端側(左端側)を挿入し、拡開傾斜面12に縮閉傾斜面22を当接させて第1の管11と第2の管21とを嵌合させる。
そして、ロック管31を第1の管11側へ移動させてロック雌ねじ部32をロック雄ねじ部13に螺合させると、ロック管31が抜け止め係止部23に当接して第2の管21を第1の管11側へ押すことにより、拡開傾斜面12に縮閉傾斜面22が密着するとともに、ロック管31がロック雄ねじ部13にロックされる。
このように、ロック管31を第1の管11に対してロックすることにより、第1の管11と第2の管21との嵌合が、不用意に解除するのを防止(阻止)する。
次に、第1の対向部材41を、第1の案内機構(突条15,16、被案内溝42、被案内切り欠き43)によって第2の対向部材61側へ移動させ、第2の対向部材61を第1の対向部材41側へ移動させながら各円柱孔44A内へ対応する円柱突起65Aを挿入するとともに、各四角孔44Bへ対応する四角柱突起65Bを挿入する。
このように、円柱孔44A内へ円柱突起65Aを挿入するとともに、四角孔44Bへ四角柱突起65Bを挿入すると、係合部73は、第1の案内突条52と、第2の案内突条53との間の第1の対向部材41に沿って挿入される。
そして、第1の対向部材41と、第2の対向部材61とが互いに接する状態まで押すと、図1に示すように、係合部73は傾斜突条55に案内されて係合突条54を乗り越え、係合突条54に係合し、第1の対向部材41と第2の対向部材61とをロックし、第1の対向部材41と第2の対向部材61との結合が不用意に解除するのを防止(阻止)する。
このように、第1の対向部材41と第2の対向部材61とがロックされた状態では、第2の対向部材抜け止め係止部34が第2の対向部材61の収容凹部62に収容され、第1の対向部材41と第2の対向部材61とで挟まれる。
次に、医療用コネクタCの結合の解除について説明する。
図1に示す状態で、弾性片72を弾性変形させて(撓ませて)係合突条54に対する係合部73の係合を解除しつつ第1の対向部材41と、第2の対向部材61とを引き離し、前述の操作と逆の手順で操作を行うことにより、第1の管11と第2の管21とを引き離すことができる。
この発明の第1実施例によれば、ロック機構が2つ設けられているので、第1の管11と第2の管21との嵌合が、不用意に解除するのを確実に防止(阻止)することができる。
また、第1の管11の拡開傾斜面12と第2の管21の縮閉傾斜面22との嵌合(係合)によって第1の管11と第2の管21とのシール性を確保し、第1の係合部51と第2の係合部71との係合によって第1の管11と第2の管21との係合をロックしているので、第1の係合部51と第2の係合部71とを係合させるための押し込み量が第1の管11と第2の管21とをシールするための押し込み量となることにより、第1の管11と第2の管21とをシールするための押し込み量を確保することができ、シール性を確保することができる。
また、第1の管11の拡開傾斜面12と第2の管21の縮閉傾斜面22との嵌合(係合)によって第1の管11と第2の管21とのシール性を確保し、第1の係合部51と第2の係合部71との係合によって第1の管11と第2の管21との係合をロックしているので、ロック機構に関与しない第1の管11と第2の管21とを硬質材、例えば、硬質塩化ビニル、またはポリカーボネイトなどで製造することができる。
また、第1の管11の拡開傾斜面12と第2の管21の縮閉傾斜面22との嵌合(係合)によって第1の管11と第2の管21とのシール性を確保し、第1の係合部51と第2の係合部71との係合によって第1の管11と第2の管21との係合をロックしているので、第1の管11と第2の管21とのロック機構(第1の対向部材41、第1の係合部51、第2の対向部材61および第2の係合部71)は、第1の管11と第2の管21とをシールするための押し込み量を確保できればよい構成であればよいため、簡単な構成にすることができる。
また、第1の案内機構(突条15,16、被案内溝42、被案内切り欠き53)を設けたので、第1の対向部材41が第1の管11の周方向へ回動しなくなることにより、第1の係合部51と第2の係合部71とが係合し易くなる。
また、第1の案内部(円柱孔44A、四角柱孔44B)と、第1の被案内部(円柱突起65A、四角柱突起65B)とを設けたので、第1の係合部51と第2の係合部71とを確実に係合させることができ、また、第1の対向部材41および第2の対向部材61が第1の管11および第2の管21の周方向へ回動しなくなることにより、ロック雄ねじ部13とロック管31とのロック(係合)および第1の係合部51と第2の係合部71とのロック(係合)が解除されにくくなり、ロックの確実性が向上する。
また、第1の案内部を形状の異ならせた構成(円柱孔44A、四角柱孔44B)とするとともに、第1の被案内部の形状を異ならせた構成(円柱突起65A、四角柱突起65B)としたので、第1の対向部材41と第2の対向部材61との方向性、すなわち、第1の係合部51と第2の係合部71とを係合させるための第1の対向部材41と第2の対向部材61との位置合わせが容易になり、第1の係合部51と第2の係合部71とを確実に係合させることができる。
また、第1の対向部材41と第2の対向部材61とが当接したときに第1の係合部51と第2の係合部71とが係合するので、第1の対向部材41と第2の対向部材61との間に異物が進入して第1の係合部51と第2の係合部71との係合を解除するのを防止することができる。
また、第1の対向部材41などを備えた第1の管11と、ロック管31のみを備えた第2の管21(通常の第2の管)とを係合させたり、第1の対向部材41などを備えない第1の管11(通常の第1の管)と、ロック管31などを備えた第2の管21とを係合させることができるので、使用者による選択の範囲が広くなり、使い勝手のよいものとなる。
また、係合部73が弾性変形しつつ傾斜突条55、係合突条54を乗り越えて元の状態に戻る際、衝撃および音(例えば、パッチンという音)が発生するので、ロック管31がロック雄ねじ部13にロックされたことを使用者が感覚(触覚および聴覚)で確認することができる。
上記した第1実施例において、第2の対向部材61に第1の案内部(円柱孔44A、四角柱孔44B)と同様に機能する第2の案内部を設け、第1の対向部材41に第1の被案内部(円柱突起65A、四角柱突起65B)と同様に機能する第2の被案内部を設ける構成としても、同様な効果を得ることができる。
また、第1の対向部材41に第2の係合部71と同様に機能する係合部を設け、第2の対向部材61に第1の係合部51と同様に機能する係合部を設ける構成としても、同様な効果を得ることができる。
また、第2の対向部材61を、第2の管21の外周に設け(配置し)、第2の対向部材61がロック管31に当接して第2の管21の他端側(左端側)へ抜け出るのを防止(阻止)される構成としても、同様な効果を得ることができる。
図15はこの発明の第2実施例である医療用コネクタの未結合状態における縦断面図、図16はこの発明の第2実施例である医療用コネクタの結合、ロック状態における縦断面図であり、図1〜図14に示した部分と同一部分または相当部分に同一符号を付し、その説明を省略する。
この第2実施例の医療用コネクタCが、第1実施例の医療用コネクタCと相違するところは、ロック雄ねじ部13を第1の対向部材抜け止め係止部として機能させ、ロック管31を省略して第2の管21の外周に第2の対向部材61を設け(配置し)、第2の対向部材61が抜け止め係止部23に当接して第2の管21の他端側(左端側)へ抜け出るのを防止(阻止)されているところである。
他の部分は、第1実施例の医療用コネクタCと同様に構成されている。
この第2実施例の医療用コネクタCにおいても、第1実施例の医療用コネクタCと同様に結合、分離することができ、第1実施例の医療用コネクタCと同様な効果を得ることができる。
この第2実施例において、第2の対向部材61に第1の案内部(円柱孔44A、四角柱孔44B)と同様に機能する第2の案内部を設け、第1の対向部材41に第1の被案内部(円柱突起65A、四角柱突起65B)と同様に機能する第2の被案内部を設ける構成としても、第1実施例の医療用コネクタCと同様な効果を得ることができる。
また、第1の対向部材41に第2の係合部71と同様に機能する係合部を設け、第2の対向部材61に第1の係合部51と同様に機能する係合部を設ける構成としても、第1実施例の医療用コネクタCと同様な効果を得ることができる。
また、第2の対向部材61を、第2の管21の外周に設け(配置し)、第2の対向部材61がロック管31に当接して第2の管21の他端側(左端側)へ抜け出るのを防止(阻止)される構成としても、第1実施例の医療用コネクタCと同様な効果を得ることができる。
また、第1の案内機構(突条15,16、被案内溝42、被案内切り欠き53)を省略し、第2の管21と第2の対向部材61とに、第2の対向部材61を第2の管21の軸方向へ案内する第1の案内機構と同様に機能する第2の案内機構を設ける構成としても、第1実施例の医療用コネクタCと同様な効果を得ることができる。
図17はこの発明の第3実施例である医療用コネクタの未結合状態における縦断面図、図18はこの発明の第3実施例である医療用コネクタの結合、ロック状態における縦断面図であり、図1〜図16に示した部分と同一部分または相当部分に同一符号を付し、その説明を省略する。
この第3実施例の医療用コネクタCが、第2実施例の医療用コネクタCと相違するところは、第1の対向部材41を第1の管11に一体的に設け、第2の対向部材61を管21に一体的に設けたところである。
他の部分は、第2実施例の医療用コネクタCと同様に構成されている。
この第3実施例の医療用コネクタCにおいても、第1、第2実施例の医療用コネクタCと同様に結合、分離することができ、第1、第2実施例の医療用コネクタCと同様な効果を得ることができる。
この第3実施例において、第2の対向部材61に第1の案内部(円柱孔44A、四角柱孔44B)と同様に機能する第2の案内部を設け、第1の対向部材41に第1の被案内部(円柱突起65A、四角柱突起65B)と同様に機能する第2の被案内部を設ける構成としても、第1、第2実施例の医療用コネクタCと同様な効果を得ることができる。
また、第1の対向部材41に第2の係合部71と同様に機能する係合部を設け、第2の対向部材61に第1の係合部51と同様に機能する係合部を設ける構成としても、第1、第2実施例の医療用コネクタCと同様な効果を得ることができる。
図19はこの発明の第4実施例である医療用コネクタの構成を示す説明図であり、図1〜図18に示した部分と同一部分または相当部分に同一符号を付し、その説明を省略する。
この第4実施例の医療用コネクタCが、第1実施例の医療用コネクタCと相違するところは、第1および第2の対向部材41,61と、第1および第2の係合部51,71とを省略し、ロック管31のロック雌ねじ部32の所定位置に、ロック突起33を設けたところである。
他の部分は、第1実施例の医療用コネクタCと同様に構成されている。
この第4実施例の医療用コネクタCの場合、ロック管31を第1の管11側へ移動させてロック雌ねじ部32をロック雄ねじ部13に螺合させると、ロック管31が抜け止め係止部23に当接して第2の管21を第1の管11側へ押すことにより、拡開傾斜面12に縮閉傾斜面22が密着し、ロック雄ねじ部13がロック突起33に乗り上げるときに抵抗が大きくなり、ロック雄ねじ部13がロック突起33に乗り上がると抵抗が小さくなり、ロック管31がロック雄ねじ部13にロックされるとともに、ロック管31がロック雄ねじ部13にロックされたことを使用者が衝撃(触覚)で確認することができる。
この第4実施例の医療用コネクタCにおいても、第1〜第3実施例の医療用コネクタCと同様な効果を得ることができる。
また、ロック雄ねじ部13がロック突起33に乗り上がることにより、ロック雄ねじ部13とロック管31とのロックが解除されるのを防止することができる。
図20はこの発明の第5実施例である医療用コネクタの構成を示す説明図であり、図1〜図19に示した部分と同一部分または相当部分に同一符号を付し、その説明を省略する。
この第5実施例の医療用コネクタCが、第1実施例の医療用コネクタCと相違するところは、第1および第2の対向部材41,61と、第1および第2の係合部51,71とを省略し、第1の管11の外周の、ロック雄ねじ部13の延長上の所定位置に、山部13aよりも高い(外径の大きい)ロック突起14を設け、ロック管31の他端側の内周に、ロック突起14を収容する周回した保持溝33Aを設けたところである。
他の部分は、第1実施例の医療用コネクタCと同様に構成されている。
この第5実施例の医療用コネクタCの場合、ロック管31を第1の管11側へ移動させてロック雌ねじ部32をロック雄ねじ部13に螺合させると、ロック管31が抜け止め係止部23に当接して第2の管21を第1の管11側へ押すことにより、拡開傾斜面12に縮閉傾斜面22が密着し、ロック突起14が保持溝33Aの縁を乗り越えるときに抵抗が大きくなり、ロック突起14が保持溝33A内に入って保持されると抵抗が小さくなることにより、ロック管31がロック雄ねじ部13、ロック突起14にロックされるとともに、ロック管31がロック雄ねじ部13、ロック突起14にロックされたことを使用者が衝撃(触覚)で確認することができる。
この第5実施例の医療用コネクタCにおいても、第4実施例の医療用コネクタCと同様な効果を得ることができる。
また、ロック突起14が保持溝33Aに保持されることにより、ロック雄ねじ部13とロック管31とのロックが解除されるのを防止することができる。
上述した各実施例の医療用コネクタCは、それぞれ他の実施例の医療用コネクタCと組み合わせて利用(使用)することができる。
C 医療用コネクタ
11 第1の管
12 拡開傾斜面
13 ロック雄ねじ部(第1の対向部材抜け止め係止部)
13a 山部
13b 谷部
14 ロック突起
15 突条(第1の案内機構)
16 突条(第1の案内機構)
21 第2の管
22 縮閉傾斜面
23 抜け止め係止部
31 ロック管
32 ロック雌ねじ部
33 ロック突起
33A 保持溝
34 第2の対向部材抜け止め係止部
35 突条
41 第1の対向部材
42 被案内溝(第1の案内機構)
43 被案内切り欠き(第1の案内機構)
44A 円柱孔(第1の案内部)
44B 四角柱孔(第1の案内部)
51 第1の係合部
52 第1の案内突条
53 第2の案内突条
54 係合突条
55 傾斜突条
61 第2の対向部材
62 収容凹部
63 切り欠き
65A 円柱突起(第1の被案内部)
65B 四角柱突起(第1の被案内部)
71 第2の係合部
72 弾性片
73 係合部
73a 被案内面
T1 第1のチューブ
T2 第2のチューブ

Claims (4)

  1. 第1のチューブと第2のチューブとを接続する医療用コネクタであって、
    一端側の内周面が前記一端へ向かって拡開する拡開傾斜面とされ、前記一端の外周にロック雄ねじ部が設けられるとともに、他端に前記第1のチューブが接続される第1の管と、
    他端側の外周面が前記第1の管の拡開傾斜面に嵌合する縮閉傾斜面とされるとともに、一端に前記第2のチューブが接続される第2の管と、
    前記第2の管の外周に、前記第2の管の軸方向および前記第2の管の周方向へ移動可能に設けられ、前記第2の管の他端側へ抜け出るのを防止されるとともに、他端側に前記ロック雄ねじ部に螺合するロック雌ねじ部が設けられたロック管と、
    前記第1の管の外周に、前記第1の管の軸方向へ移動可能に設けられるとともに、前記ロック雄ねじ部に当接して前記第1の管の一端側へ抜け出るのを防止された第1の対向部材と、
    前記第1の対向部材に一体的に設けられた第1の係合部と、
    前記第2の管の外周または前記ロック管の外周に、前記第2の管の軸方向および前記ロック管の軸方向へ移動可能に設けられるとともに、前記ロック管に当接して前記第2の管の他端側へ抜け出るのを防止され、または、前記ロック管の他端側へ抜け出るのを防止された第2の対向部材と、
    前記第2の対向部材に一体的に設けられ、前記第1の係合部と係合する第2の係合部とを備え、
    前記第1の係合部と前記第2の係合部との係合が、前記第1の係合部または前記第2の係合部の弾性変形によって解除可能である、
    ことを特徴とする医療用コネクタ。
  2. 請求項1に記載の医療用コネクタにおいて、
    前記第1の管と前記第1の対向部材とに、前記第1の対向部材を前記第1の管の軸方向へ案内する第1の案内機構が設けられている、
    ことを特徴とする医療用コネクタ。
  3. 請求項1または請求項2に記載の医療用コネクタにおいて、
    前記第1の対向部材の前記第2の対向部材と対向する面に前記第1の対向部材内へ軸方向に延びる第1の案内部、または、前記第2の対向部材の前記第1の対向部材と対向する面に前記第2の対向部材内へ軸方向に延びる第2の案内部が設けられ、
    前記第2の対向部材の前記第1の対向部材と対向する面に前記第2の対向部材から軸方向へ突出して前記第1の案内部に案内される第1の被案内部、または、前記第1の対向部材の前記第2の対向部材と対向する面に前記第2の対向部材から軸方向へ突出して前記第2の案内部に案内される第2の被案内部が設けられている、
    ことを特徴とする医療用コネクタ。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の医療用コネクタにおいて、
    前記第1の係合部と前記第2の係合部とは、前記第1の対向部材前記第2の対向部材とが当接したときに係合する、
    ことを特徴とする医療用コネクタ。
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