JP6195146B2 - 保護層転写シートおよびその製造方法 - Google Patents
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Description
前記活性光線硬化樹脂層が、不飽和基含有アクリル共重合体を含んでなる活性光線硬化性樹脂に、少なくとも2回以上、活性光線を照射することにより硬化したものであることを特徴とするものである。
で表されるモノマー単位を含むことが好ましい。
支持体上に離型層および/または剥離層を形成し、
前記離型層および/または剥離層上に、活性光線硬化性樹脂を含んでなる塗工液を塗布して、塗膜を形成し、
前記塗膜に、少なくとも2回以上、活性光線を照射して、活性光線硬化樹脂層を形成する、ことを含んでなることを特徴とするものである。
本明細書において、活性光線硬化性樹脂とは活性光線を照射する前の前駆体または組成物を意味し、活性光線線を照射して活性光線硬化性樹脂を硬化させたものを活性光線硬化樹脂というものとする。
本発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態による保護層転写シートの断面模式図を示したものである。本発明による保護層転写シートは、図1に示すように、支持体1と、支持体1上に離型層および/または剥離層2を介して設けられた活性光線硬化樹脂層4と、を少なくとも備えている。また、活性光線硬化樹脂層4上には、中間層5および接着層6が設けられていてもよい。このような保護層転写シート10を用いて被転写体(図示せず)へ保護層7を転写すると、活性光線硬化樹脂層4(中間層5および接着層6が設けられている場合には、活性光線硬化樹脂層4、中間層5および接着層6)が保護層7として、被転写体へ転写される。以下、本発明による保護層転写シートを構成する各層について、説明する。
次に、上記した保護層転写シートを製造する方法を説明する。図2は、本発明による保護層転写シートの製造方法の各工程を示した概略工程図である。本発明による保護層転写シートの方法は、支持体1上に離型層および/または剥離層2を積層し、前記離型層および/または剥離層2上に、活性光線硬化性樹脂を含んでなる塗工液を塗布して、塗膜3を形成し、前記塗膜に、少なくとも2回以上活性光線を照射して、活性光線硬化樹脂層4を形成することにより、支持体1と、前記支持体1上に離型層および/または剥離層2を介して設けられた活性光線硬化樹脂層4と、を少なくとも備えてなる保護層転写シートを製造するものである。以下、各工程について説明する。
窒素気流下の三ツ口フラスコに、メタアクリル酸メチル58部、ベンジルメタクリレート30部、メタアクリル酸12部を投入し、さらにエタノール500部およびα、α′−アゾビスイソブチロニトリル3部を投入し、窒素気流中80℃のオイルバスで6時間反応させた。その後、トリエチルアンモニウムクロライド3部、およびグリシジルメタクリレート0.6部を加え、3時間反応させることにより、アクリル系共重合体1を得た。
窒素気流下の三ツ口フラスコに、メタアクリル酸メチル40部、ベンジルメタクリレート30部、シクロヘキシルアクリレート20部、メタアクリル酸12部を投入し、さらにエタノール500部およびα、α′−アゾビスイソブチロニトリル3部を投入し、窒素気流中80℃のオイルバスで6時間反応させた。その後、トリエチルアンモニウムクロライド3部、およびグリシジルメタクリレート0.6部を加え、3時間反応させることにより、アクリル系共重合体2を得た。
窒素気流下の三ツ口フラスコに、メタアクリル酸メチル60部、ベンジルメタクリレート20部、メタアクリル酸20部を投入し、さらにエタノール500部およびα、α′−アゾビスイソブチロニトリル3部を投入し、窒素気流中80℃のオイルバスで6時間反応させた。その後、トリエチルアンモニウムクロライド10部、およびグリシジルメタクリレート10.0部を加え、3時間反応させることにより、アクリル系共重合体3を得た。
窒素気流下の三ツ口フラスコに、メタアクリル酸メチル58部、ベンジルメタクリレート30部、メタアクリル酸12部を投入し、さらにエタノール500部およびα、α′−アゾビスイソブチロニトリル3部を投入し、窒素気流中80℃のオイルバスで6時間反応させることによりアクリル系共重合体4を得た。
窒素気流下の三ツ口フラスコに、メタアクリル酸メチル58部、ベンジルメタクリレート30部、メタアクリル酸12部を投入し、さらにエタノール500部およびα、α′−アゾビスイソブチロニトリル3部を投入し、窒素気流中80℃のオイルバスで6時間反応させた。その後、トリエチルアンモニウムクロライド3部、およびグリシジルメタクリレート60.0部を加え、3時間反応させることにより、アクリル系共重合体5を得たが、ゲル化してしまい使用することができなかった。
厚さ25μmのポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム(東レ(株)製、ルミラー)を支持体として用い、その一方の面に、下記の組成からなる剥離層塗工液をグラビアコーティングにより、乾燥後の厚みが1.5μmになるように塗布し乾燥して剥離層を形成した。
<剥離層塗工液組成>
ノルボルネン系樹脂(日本合成ゴム(株)製、アートンG) 40部
アクリルポリオール樹脂 10部
(商品名サーモラックSU−100A、綜研化学(株)製)
溶媒(メチルエチルケトン:トルエン=2:8) 50部
<活性光線硬化性樹脂塗工液A組成>
ウレタンオリゴマー 40部
(商品名NKオリゴ A−9300、新中村化学工業株式会社製)
多官能オリゴマー 25部
(商品名NKオリゴ UA−122P、新中村化学工業株式会社製)
アクリル系共重合体1 30部
光重合開始剤 5部
(商品名イルガキュア907、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製)
メチルエチルケトン 200部
ピーク照度:50mW/cm2
積算露光量:50mj/cm2
<中間層塗工液組成A>
ポリビニルブチラール樹脂 8部
(商品名BX−1、エレックスBシリーズ、積水化学株式会社製)
メチルエチルケトン 90部
硬化剤(コロネートHX、日本ポリウレタン株式会社製) 2部
<接着層塗工液組成>
塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 20部
アクリル樹脂 10部
溶媒(酢酸エチル:トルエン=2:5) 70部
実施例1において、活性光線硬化性樹脂塗工液Aを塗布した塗膜への電子線の照射条件を、表1に示す条件に変更した以外は、実施例1と同様にして保護層転写シートを作製した。
実施例1において、2回目の活性光線照射である電子線照射に代えて、高圧水銀灯による紫外線照射を行い、また、2回目の活性光線照射までの放置時間を表1に示す時間に変えた以外は、実施例1と同様にして保護層転写シートを作製した。
実施例3において、塗膜へ紫外線照射を行った直後に塗膜上に中間層塗工液を塗布し、続いて中間層塗工液上に接着層塗工液を塗布した後、直ぐに、中間層および接着層を介して、塗膜へ、表1に示す照射条件にて2回目の紫外線照射を行った以外は、実施例3と同様にして保護層転写シートを作製した。
実施例5において、使用した活性光線硬化性樹脂塗工液A中のアクリル系共重合体1をアクリル系共重合体2に代えた以外は、実施例5と同様にして保護層転写シートを作製した。
実施例5において、使用した活性光線硬化性樹脂塗工液A中のアクリル系共重合体1をアクリル系共重合体3に代えた以外は、実施例5と同様にして保護層転写シートを作製した。
実施例5において、塗膜へ紫外線照射を行った直後に塗膜上に中間層塗工液を塗布した後、直ぐに中間層を介して、塗膜へ2回目の紫外線照射を行った後、50℃で24時間エージングを行い、その後、中間層上に接着層を形成した以外は、実施例5と同様にして保護層転写シートを作製した。
実施例8において、使用した活性光線硬化性樹脂塗工液A中のアクリル系共重合体1をアクリル系共重合体2に代えた以外は、実施例8と同様にして保護層転写シートを作製した。
実施例8において、使用した活性光線硬化性樹脂塗工液A中のアクリル系共重合体1をアクリル系共重合体3に代えた以外は、実施例8と同様にして保護層転写シートを作製した。
実施例8において、使用した活性光線硬化性樹脂塗工液Aを、下記の活性光線硬化性樹脂塗工液Bに代えた以外は実施例8と同様にして保護層転写シートを作製した。
<活性光線硬化性樹脂塗工液組成B>
ウレタンオリゴマー 55部
(商品名NKオリゴ A−9300、新中村化学工業株式会社製)
多官能オリゴマー 35部
(商品名NKオリゴ UA−122P、新中村化学工業株式会社製)
アクリル系共重合体1 5部
光重合開始剤 5部
(商品名イルガキュア907、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製)
メチルエチルケトン 200部
実施例8において、2回目の活性光線照射の紫外線のピーク照度を600mw/cm2、および積算露光量を300mj/cm2に変えた以外は実施例8と同様にして保護層転写シートを作製した。
実施例12において、使用した活性光線硬化性樹脂塗工液Aを、下記の活性光線硬化性樹脂塗工液Cに代えた以外は実施例12と同様にして保護層転写シートを作製した。
<活性光線硬化性樹脂塗工液組成C>
ウレタンオリゴマー 40部
(商品名NKオリゴ A−9300、新中村化学工業株式会社製)
多官能オリゴマー 20部
(商品名NKオリゴ UA−122P、新中村化学工業株式会社製)
アクリル系共重合体1 30部
光重合開始剤 5部
(商品名イルガキュア907、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製)
微粒子 5部
(テクポリマーSSX−101、平均粒径1.0μm、材質:架橋ポリメタクリル酸メチル、積水化成社製)
メチルエチルケトン 200部
実施例13において、使用した活性光線硬化性樹脂塗工液C中のアクリル系共重合体1をアクリル系共重合体2に代えた以外は、実施例13と同様にして保護層転写シートを作製した。
実施例13において、使用した活性光線硬化性樹脂塗工液C中のアクリル系共重合体1をアクリル系共重合体3に代えた以外は、実施例13と同様にして保護層転写シートを作製した。
実施例12において、使用した活性光線硬化性樹脂塗工液Aを、下記の活性光線硬化性樹脂塗工液Dに代えた以外は実施例12と同様にして保護層転写シートを作製した。
<活性光線硬化性樹脂塗工液組成D>
ウレタンオリゴマー 40部
(商品名NKオリゴ A−9300、新中村化学工業株式会社製)
多官能オリゴマー 20部
(商品名NKオリゴ UA−122P、新中村化学工業株式会社製)
アクリル系共重合体1 30部
光重合開始剤 5部
(商品名イルガキュア907、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製)
微粒子 10部
(テクポリマーSSX−101、平均粒径1.0μm、材質:架橋ポリメタクリル酸メチル、積水化成社製)
メチルエチルケトン 200部
実施例12において、使用した活性光線硬化性樹脂塗工液Aを、下記の活性光線硬化性樹脂塗工液Eに代えた以外は実施例12と同様にして保護層転写シートを作製した。
<活性光線硬化性樹脂塗工液組成E>
ウレタンオリゴマー 40部
(商品名NKオリゴ A−9300、新中村化学工業株式会社製)
多官能オリゴマー 25部
(商品名NKオリゴ UA−122P、新中村化学工業株式会社製)
アクリル系共重合体1 30部
光重合開始剤 5部
(商品名イルガキュア907、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製)
微粒子 5部
(XC99−A8808、平均粒径0.87μm、材質:シリコーン樹脂、モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社製)
メチルエチルケトン 200部
実施例12において、使用した活性光線硬化性樹脂塗工液Aを、下記の活性光線硬化性樹脂塗工液Fに代えた以外は実施例12と同様にして保護層転写シートを作製した。
<活性光線硬化性樹脂塗工液組成F>
ウレタンオリゴマー 40部
(商品名NKオリゴ A−9300、新中村化学工業株式会社製)
多官能オリゴマー 25部
(商品名NKオリゴ UA−122P、新中村化学工業株式会社製)
アクリル系共重合体1 30部
光重合開始剤 5部
(商品名イルガキュア907、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製)
微粒子 5部
(テクポリマーMXB−8、平均粒径8.0μm、材質:架橋ポリメタクリル酸メチル、積水化成社製)
メチルエチルケトン 200部
実施例13において、1回目の活性光線照射から2回目の活性光線照射までの放置時間を表1に示す時間に変えた以外は、実施例13と同様にして保護層転写シートを作製した。
実施例19において、使用した中間層塗工液Aを、下記の中間層塗工液Bに代えた以外は実施例19と同様にして保護層転写シートを作製した。
<中間層塗工液組成B>
ポリビニルブチラール樹脂 7.5部
(商品名BX−1、エレックスBシリーズ、積水化学株式会社製)
メチルエチルケトン 90部
硬化剤(コロネートHX、日本ポリウレタン株式会社製) 2部
微粒子 0.5部
(テクポリマーSSX−101、平均粒径1.0μm、材質:架橋ポリメタクリル酸メチル、積水化成社製)
実施例20において、使用した活性光線硬化性樹脂塗工液Cを、活性光線硬化性樹脂塗工液Aに代えた以外は実施例20と同様にして保護層転写シートを作製した。
実施例1において、電子線照射を行わなかった以外は実施例1と同様にして保護層転写シートを作製した。
実施例5において、使用した活性光線硬化性樹脂塗工液A中のアクリル系共重合体1をアクリル系共重合体4に変更し、また、2回目の紫外線照射を、下記表1に示す条件に変更した以外は、実施例5と同様にして保護層転写シートを作製した。
実施例8において、使用した活性光線硬化性樹脂塗工液A中のアクリル系共重合体1をアクリル系共重合体4に変更し、また、2回目の紫外線照射を、下記表1に示す条件に変更した以外は、実施例8と同様にして保護層転写シートを作製した。
比較例3において、2回目の紫外線照射を電子線に変更し、表1に示す条件にて照射した以外は、比較例3と同様にして保護層転写シートを作製した。
下記材料組成のカード基材の受像層表面に、VDS製カードプリンターCP510用スタンダードの染料層を備えた熱転写シートを用いて、イエロー、マゼンタ、シアンの順で画像を形成したものを被転写体とした。
<カード基材の材料組成>
・ポリ塩化ビニルコンパウンド(重合度800) 100部
(安定化剤等の添加剤を10%含有)
・白色顔料(酸化チタン) 10部
・可塑剤(DOP) 0.5部
・サーマルヘッド: KGT−217−12MPL20(京セラ株式会社製)
・発熱体平均抵抗値:3195(Ω)
・主走査方向印字密度:300dpi
・副走査方向印字密度:300dpi
・印加電力:0.12(w/dot)
・1ライン周期:5(ミリ秒)
・印字開始温度:40(℃)
・印加パルス:1ライン周期中に、1ライン周期を256に等分割したパルス長を持つ分割パルスの数を0〜255個まで可変できるマルチパルス方式のテストプリンターを用い、分割パルスのDuty比を60%固定とし、ライン周期あたりのパルス数を210個固定とし、ベタ印画を行い、印画面全面に保護層を転写してカードを作製した。
◎:問題のあるカードの枚数が0〜9枚
○:問題のあるカードの枚数が10〜19枚
△:問題のあるカードの枚数が20〜29枚
×:問題のあるカードの枚数が30枚以上
評価結果は、下記の表2に示される通りであった。
○:外観上の問題がない
△:外観上、僅かに突起が確認できる
×:外観上、明らかに突起が確認できる
評価結果は、下記の表2に示される通りであった。
2 離型層および/または剥離層
3、3’ 活性光線硬化性樹脂からなる塗膜
4 活性光線硬化樹脂層
5 中間層
6 接着層
10 保護層転写シート
Claims (22)
- 支持体と、前記支持体上に離型層および/または剥離層を介して設けられた活性光線硬化樹脂層と、を少なくとも備えてなり、前記活性光線硬化樹脂層が、不飽和基含有アクリル共重合体を含む活性光線硬化樹脂を含んでなる、多段階活性光線照射層である、保護層転写シートを製造する方法であって、
支持体上に離型層および/または剥離層を形成し、
前記離型層および/または剥離層上に、活性光線硬化性樹脂を含んでなる塗工液を塗布して、塗膜を形成し、
前記塗膜に、少なくとも2回以上、活性光線を照射して、活性光線硬化樹脂層を形成する、ことを含んでなり、
前記活性光線の照射が、別工程にて少なくとも2回以上行われることを特徴とする、方法。 - 前記活性光線硬化樹脂層が微粒子を含んでなる、請求項1に記載の方法。
- 前記微粒子が、0.05〜5μmの平均粒子径を有するものである、請求項2に記載の方法。
- 前記微粒子が、前記活性光線硬化樹脂層中に、0.01〜30質量%の割合で含まれてなる、請求項2または3に記載の方法。
- 前記不飽和基含有アクリル共重合体が、前記一般式(1)のモノマー単位を、0.01〜50質量%含む、請求項5に記載の方法。
- 前記不飽和基含有アクリル共重合体の酸価が5〜500mgKOH/gである、請求項5または6に記載の方法。
- 前記不飽和基含有アクリル共重合体の質量平均分子量が3000〜100000である、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
- 前記活性光線硬化性樹脂が、前記不飽和基含有アクリル共重合体を10〜80質量%含んでなる、請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
- 前記活性光線硬化樹脂層の厚みが、5μm〜20μmである、請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。
- 前記活性光線硬化樹脂層上に設けられた接着層をさらに備えてなる、請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法。
- 前記活性光線硬化樹脂層と前記接着層との間に設けられた中間層をさらに備えてなる、請求項11に記載の方法。
- 1回目の照射時の照射エネルギーよりも、2回目の照射時の照射エネルギーの方が高くなるように、前記活性光線の照射を行う、請求項1〜12のいずれか一項に記載の方法。
- 1回目の照射時の活性光線が紫外線である、請求項1〜13のいずれか一項に記載の方法。
- ピーク照度10〜350mW/cm2、かつ積算露光量10〜200mj/cm2の紫外線で第1回目の照射を行う、請求項14に記載の方法。
- 2回目の照射の活性光線が、紫外線または電子線である、請求項1〜15のいずれか一項に記載の方法。
- 積算露光量50〜500mj/cm2の紫外線で2回目の照射を行う、請求項16に記載の方法。
- 照射線量50〜300kGyの電子線で2回目の照射を行う、請求項16に記載の方法。
- 前記塗布膜に1回目の活性光線の照射を行った後、前記塗布膜上に中間層を積層し、前記中間層を介して、2回目の活性光線の照射を行う、請求項1〜18のいずれか一項に記載の方法。
- 前記塗布膜に1回目の活性光線の照射を行った後、前記塗布膜上に接着層を積層し、前記接着層を介して、2回目の活性光線の照射を行う、請求項1〜18のいずれか一項に記載の方法。
- 前記中間層の形成した後、さらに前記中間層上に接着層を積層し、前記中間層および接着層を介して、2回目の活性光線の照射を行う、請求項19に記載の方法。
- 前記第1回目の照射の後、少なくとも2時間以上経過後に2回目の照射を行う、請求項1〜21のいずれか一項に記載の方法。
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