JP6194539B2 - 防水コネクタおよび防水コネクタ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、防水コネクタ、更に言えば、相手コネクタの少なくとも一部が挿入される中空部を有するハウジングと、該ハウジングの中空部に沿って所定の方向に案内された後にハウジングの所定位置に設置される弾性シール部材と、を備えた防水コネクタ、およびこれを利用した防水コネクタ装置に関する。
上記の構成を有する防水コネクタの一例が特許文献1に示されている。図19、図20に、特許文献1に示された弾性シール部材(パッキン)及び該パッキンを使用した防水コネクタ装置を示す。図19は、防水コネクタに使用されている弾性シール部材(パッキン)101の平面図を、図20は、このパッキン101をハウジング102に嵌着した状態の縦断正面図を、それぞれ示したものである。
パッキン101は、全体として略短筒状に形成されており、その中央に開口部113が設けられ、また、長手方向に沿ってハウジング102の内側と圧接衝合される蛇腹状の圧接面111が設けられている。更に、圧接面111の下端部近傍には、ハウジング102に設けられた係止片121と係合し得る被係止部(被係止片)112が対向配設されている。
パッキン101は、冶具を用いてハウジング102に押し込まれることによってハウジング102の中空部114の所定位置に設置される。設置時には、開口部113から離れる方向に延出した薄板矩形状の被係止片112が、ハウジング102に設けられた係止孔121に対し、外力によって圧接面111側を中心として回動するように押し込まれる。
特許第4346495号
しかしながら、この従来構成では、被係止片112が薄板矩形状とされていることから、ハウジング102に設けた係止孔121にパッキン101の被係止片112が押し込まれた後に、例えば、ハウジング102の外面から露出した被係止片112の先端を作業員が誤って押圧してしまうこと等によって被係止片112がハウジング102から容易に抜け出てしまうといった問題がある。
本願発明は、このような従来技術における問題点を解決するためになされたものであり、ハウジングの中空部に沿ってパッキンを所定方向に案内させるだけで、被係止部を利用して、弾性シール部材を防水コネクタの所定位置に容易に係止することができる防水コネクタ等を提供することを目的とする。
本発明によれば、相手コネクタの少なくとも一部が挿入される中空部を有するハウジングと、該ハウジングの中空部に沿って所定方向に案内された後に前記ハウジングの所定位置に設置される弾性シール部材と、を備えた防水コネクタであって、前記弾性シール部材は、前記中空部の内周面に配される環状の本体部と、前記本体部の径の中心から離れる方向に前記本体部から延出した被係止部と、を備え、前記被係止部の延出端は、前記所定方向における後端側に、先端側よりも外方に突出した突出部を有しており、前記中空部は前記所定方向に沿ってガイド溝を有しており、前記弾性シール部材は前記被係止部の前記延出端と前記本体部とを連結する連結部を前記ガイド溝に挟み込まれた状態で前記ガイド溝を案内され、前記突出部の突出方向における前記延出端の幅は、前記延出端が設置される設置部の入口の前記突出方向における幅より大きく、前記被係止部が前記所定方向へ移動されたときに、前記設置部入口との衝突を通じて前記突出部を変形させることによって前記突出部による前記設置部入口の通過を可能とした防水コネクタが提供される。
この構成によれば、ハウジングの中空部に沿って弾性シール部材を所定方向に案内させるだけで、被係止部を利用して、弾性シール部材を防水コネクタの設置位置に容易に係止することができる。
また、この構成によれば、弾性シール部材を、ガイド溝を利用してハウジングの所定位置に容易に案内することができるとともに、その所定位置に確実に固定することができる。
上記防水コネクタにおいて、前記先端側は、前記ハウジングの一部と前記所定方向において衝突したときに変形して前記弾性シール部材の前記所定方向への移動を可能とする変形部として形成されていてもよい。
また、上記防水コネクタにおいて、前記変形部によって前記弾性シール部材が前記所定方向へ移動されたときに、前記設置部入口との衝突を通じて前記突出部を変形させることによって前記突出部による前記設置部入口の通過を可能とし、該設置部入口を通過した後に前記突出部を変形前の状態に復元させることにより該突出部が前記ハウジングの一部の対向側に位置する前記ハウジングの他の部分と衝突し得るように構成されていてもよい。
この構成によれば、弾性シール部材を防水コネクタの所定位置に確実に係止することができる。
また、上記防水コネクタにおいて、前記変形部は、逆U字状の窪部によって隔てられ、前記所定方向に向かって突出する、2つの山部によって形成されており、前記弾性シール部材が前記ハウジングの一部と前記所定方向において衝突したときに、該衝突に応じて前記2つの山部は互いに離れる方向に変形し得る構成されていてもよい。
また、上記防水コネクタにおいて、前記ガイド溝の前記突出方向における幅は、前記所定方向に沿って小さくなるように設定されていてもよい。
この構成によれば、弾性シール部材をガイド溝に沿って案内する際に、弾性シール部材の連結部を、ガイド溝によって徐々に締め付ける方法で容易に且つ確実に固定することができる。
更に、上記防水コネクタにおいて、前記連結部の前記突出方向における幅は、前記ガイド溝の入口付近の前記突出方向における幅より小さく、且つ、前記延出端が設置される前記設置部の位置付近の前記突出方向における幅に等しいかそれより小さいのが好ましい。
このような大きさに連結部の幅を設定することによって、ガイド溝の入口付近では弾性シール部材をスムーズに設置することができ、一方、所定位置付近では弾性シール部材を確実に固定することができる。
また、このような大きさに連結部の幅を設定することによって、突出部は、その裏面において、ガイド溝を形成するハウジングの外面と衝突することになり、弾性シール部材のハウジングの中空部への倒れ込みを抑制することができる。
また、上記防水コネクタにおいて、前記延出端は、正面視略逆台形状であってもよい。
更に、上記防水コネクタにおいて、前記本体部は平面視略矩形状を有し、前記被係止部は前記平面視略矩形状を成す各辺の中間付近に設けられていてもよい。
矩形状とすることにより、ハウジングに対する弾性シール部材の向きの設定を容易にすることができる。
また、前記被係止部は、前記平面視略矩形状の3辺に設けられていてもよい。
3辺に設けるとしたことにより、1辺や2辺にのみ設けた場合に比べて弾性シール部材50をハウジング21に対してより安定した状態で設置することができ、また、4辺に設けた場合に比べて装置の大型化を防ぐことができる。
尚、本発明によれば、また、前記に記載の防水コネクタと、前記相手コネクタとを組み合わせた防水コネクタ装置も提供される。
本発明によれば、ハウジングの中空部に沿って弾性シール部材を所定方向に案内させるだけで、被係止部を利用して、弾性シール部材を防水コネクタの所定位置に容易に係止することができる防水コネクタが提供される。
本発明の一実施形態による防水コネクタ装置の上面斜視図であって、レセプタクルコネクタとプラグコネクタの嵌合前の状態を示す図である。 本発明一実施形態による防水コネクタ装置の上面斜視図であって、レセプタクルコネクタとプラグコネクタの嵌合後の状態を示す図である。 本発明の一実施形態による防水コネクタに用いる弾性シール部材の正面図である。 本発明の一実施形態による防水コネクタに用いる弾性シール部材の上面斜視図である。 本発明の一実施形態による防水コネクタに用いる弾性シール部材の底面斜視図である。 本発明の一実施形態による防水コネクタに用いる弾性シール部材の平面図である。 図6のA−A線断面図である。 本発明の一実施形態によるレセプタクルコネクタのハウジングの内部構造を示す図である。 本発明の一実施形態によるレセプタクルコネクタのハウジングの内部構造を示す図である。 本発明の一実施形態によるレセプタクルコネクタのハウジングの内部構造を示す図である。 レセプタクルコネクタを案内方向に見た平面図である。 図11の縦A−A線断面図であって、首部の働きを示す図である。 図11の縦A−A線断面図であって、首部の働きを示す図である。 レセプタクルコネクタを案内方向に見た平面図である。 図14の縦B−B線断面図であって、頭部の働きを示す図である。 図14の縦B−B線断面図であって、頭部の働きを示す図である。 図14の縦B−B線断面図であって、頭部の働きを示す図である。 図14の縦B−B線断面図であって、頭部の働きを示す図である。 従来の防水コネクタに使用されている弾性シール部材の平面図である。 弾性シール部材をハウジングに嵌着した、従来の防水コネクタの縦断正面図である。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の好適な実施形態のうちの一つを説明する。
図1、図2に、本発明による防水コネクタ装置1の上面斜視図を示す。この防水コネクタ装置1は、所定の方向(図示矢印「α」方向)に沿って互いに嵌合可能なレセプタクルコネクタ(防水コネクタ)20とプラグコネクタ70(相手コネクタ)の対から成る。図1は、これらレセプタクルコネクタ20とプラグコネクタ70の嵌合前の状態を、図2は、嵌合後の状態をそれぞれ示す。これらはいずれも左右対称形状を成しているが、必ずしも左右対称とする必要はない。
レセプタクルコネクタ20は、プラグコネクタ70の一部が挿入される中空部27を有する。この中空部27にプラグコネクタ70の一部を挿入することによって、レセプタクルコネクタ20とプラグコネクタ70を互いに嵌合させることができる。嵌合時には、レセプタクルコネクタ20の上面に設けたロック孔31に、プラグコネクタ70の上面に設けた弾性係止片82のロック突部81が、レセプタクルコネクタ20の内部から外部に向かって貫通した状態で嵌って、レセプタクルコネクタ20とプラグコネクタ70の嵌合がロックされる。このロックは、ロック突部81の近傍に設けた操作部83をプラグコネクタ70の接近側に変位させることによって簡単に解除することができる。
図面上は明らかでないが、実際の使用時には、レセプタクルコネクタ20とプラグコネクタ70のそれぞれに複数のケーブル(図示されていない)が接続される。これらレセプタクルコネクタ20側の複数のケーブルとプラグコネクタ70側の複数のケーブルは、レセプタクルコネクタ20とプラグコネクタ70の嵌合側とは反対側の導出口47、77からそれぞれ導出される。レセプタクルコネクタ20とプラグコネクタ70のそれぞれの内部には、各ケーブルに対応して複数のコンタクト(図示されていない)が設けられており、各ケーブルは、これら複数のコンタクトを通じて電気的に接続され得る。
プラグコネクタ70は、ハウジング71と、このハウジング71によって保持される上記複数のコンタクトを有する。ハウジング71は、略矩形断面の細長体として形成されており、レセプタクルコネクタ20の中空部27に挿入される小径の挿入部71Aと、大径のケーブル導出部71Bから成る。挿入部71Aには、ケーブル導出部71B側に向かって延びる弾性係止片82が設けられている。弾性係止片82は、レセプタクルコネクタ20とプラグコネクタ70の嵌合時にレセプタクルコネクタ20との間にロックを形成し得る。弾性係止片82の挿入部71Aの側には、ロック突部81が、ロック突部81よりケーブル導出部71Bの側に、弾性係止片82を操作するための操作部83が設けられている。
レセプタクルコネクタ20は、ハウジング21と、このハウジング21によって保持される上記複数のコンタクトと、更に、弾性シール部材50を有する。ハウジング21は、プラグコネクタ70のハウジング71と同様に、略矩形断面の細長体として形成されている。ハウジング21は、略中心に位置する小径の基部21Cと、基部21Cの一方の側にある大径の嵌合部21Aと、更に、基部21Cの他方の側にある中径のケーブル導出部21Bから成る。嵌合部21Aには、プラグコネクタ70の挿入部71Aや弾性シール部材50が挿入される中空部27や、プラグコネクタ70との間でロックを達成するロック孔31が設けられている。弾性シール部材50は、プラグコネクタ70と同様に、嵌合部21Aに設けた中空部27に沿って嵌合方向と同じ方向「α」に案内された後に、ハウジング21の所定位置に設置される。弾性シール部材50の延出部(51A等)に対応して、中空部27には、上方及び左右側方に張り出した拡径部28、29が設けられている。
図3乃至図7に、レセプタクルコネクタ20に用いる弾性シール部材50の詳細を示す。図3は、この弾性シール部材50の正面図、図4は、その上面斜視図、図5は、その底面斜視図、図6は、その平面図、図7は、図6のA−A線断面図である。弾性シール部材50は、ゴムや樹脂等の材料で一体成形されており、中空部27の内部に配置されて防水機能を発揮する本体部52と、中空部27の外部に配置されて弾性シール部材50をハウジング21に対して係止させる被係止部51とを含む。
本体部52は、平面視略矩形状の環状体(略矩形断面を有する短筒体)を成し、案内方向(図示矢印「α」方向)に沿って所定幅を有する。本体部52の幅方向中央付近の外周面には、環状の外面突起53が設けられており、本体部52が中空部27に設置された際に、この外面突起53はハウジング21の内周面に圧接状態で密着し、これによって、ハウジング21の内周面と弾性シール部材50の外面との間の防水を図る。一方、外面突起53よりも若干案内方向「α」の側にずれた、本体部52の内周面に、環状の内面突起57が設けられている。この内面突起57は、レセプタクルコネクタ20の中空部27にプラグコネクタ70の挿入部71Aが挿入された際に、挿入部71Aの先端側の外周面によって押しつぶされてプラグコネクタ70と密着し、これによって、プラグコネクタ70の外面と弾性シール部材50の内面との間の防水を図る(後述する図10参照)。
本体部52の案内方向「α」の先端側には、段部66が設けられており、これによって若干先細の嵌入部65が形成されている。案内方向「α」の力を受けたとき、この嵌入部65は若干変位して、弾性シール部材50の案内方向「α」への移動を助長し得る。
本体部52の平面視略矩形状の上部周縁63、特に、平面視略矩形状の3辺の各中間付近から斜め上方に向かって計3個の被係止部51A、51Bが設けられている。3辺に被係止部を設けたことにより、1辺や2辺にのみ設けた場合に比べて弾性シール部材50をハウジング21に対してより安定した状態で設置することができ、また、4辺に設けた場合に比べて装置の大型化を防ぐことができる。これらの被係止部51A、51Bは全て、本体部52の径の中心から離れる方向(図示矢印「β」方向)に延出されている。3個の被係止部51A、51Bのうち、対向配置された2個の被係止部51Aは、互いに同じ形状及び大きさを有し、これらの間に位置する被係止部51Bは、案内方向「α」に沿う長さが被係止部51Aのそれより若干短く設定されているが、それ以外の点については、被係止部51Aと同様のものと考えてよい。尚、以下の記載では、被係止部51Aと被係止部51Bとを区別する必要がある場合にのみ、「A」、「B」の文字を付す。
被係止部51は、主に、延出端に設けられた頭部54と、この頭部54と本体部52とを連結する首部55から成る。
頭部54は、例えば、正面視略逆台形状とされている。案内方向「α」に向かって突出した先細の先端側に、逆U字状の窪部56によって隔てられた、2つの山部58が形成されている。山部58や窪部56によって形成されたこの先端側は、変形部として機能する。頭部54が設置される設置部33(図1、図2参照)付近において山部58がハウジング21の切欠部34の下面34b(図1、図2参照)と案内方向「α」において衝突したとき、頭部54の先端側は、窪部56や山部58の働きによって山部58がつぶされるような状態で変形し得る。この変形部の働きによって、被係止部51は、切欠部34の下面34bと衝突した後も、更に案内方向「α」へ移動することができる。一方、案内方向「α」の先端側(即ち、衝突側)とは反対側の後端側の上面60は、平面状とされ、変形部58よりも外方(図示矢印「γ」方向)に突出した耳部59が形成されており、この結果、案内方向の先端側から、先端側とは反対の側に向かって、テーパー69が形成されている。尚、耳部59を除いた頭部54の突出方向「γ」における幅「a」(図6参照)は、首部55の突出方向「γ」における幅「a」に等しい大きさとされている。
次いで、図8乃至図10を参照して、レセプタクルコネクタ20のハウジング21の嵌合部21Aにおける内部構造と、この嵌合部21Aに挿入される弾性シール部材50やプラグコネクタ70との関係を説明する。
図8乃至図10は、ハウジング21の嵌合部21Aを弾性シール部材50等とともに示した断面斜視図であって、図8は、弾性シール部材50が中空部27の入口付近に配置されているときの状態を、図9は、弾性シール部材50が中空部27に沿って案内方向「α」に案内された後にハウジング21の所定位置に設置されたときの状態を、更に、図10は、弾性シール部材50が所定位置に設置された後に、中空部27にプラグコネクタ70の挿入部71Aが挿入されたときの状態を、それぞれ示す。
弾性シール部材50は、本体部52の、特にその外面突起53を、中空部27の内壁に密着させた状態で案内方向「α」に沿って案内される。案内中、頭部54は、ハウジング21の内部に収容されたままであり、ハウジング21の所定位置(設置部33)に完全に設置されたときに初めて外部に露出する。中空部27には、弾性シール部材50の被係止部51Aを案内するため、ガイド溝23が案内方向「α」に沿って設けられている。ガイド溝23は、例えば、案内用リブ30によって形成することができる。弾性シール部材50は、ガイド溝23に、頭部54Aと本体部52Aとを連結する首部55Aを挟み込んだ状態でその左右対称位置において案内される。このような構成とすることにより、被係止部51Aを、ハウジング21の所定位置に容易に案内することができ、また、その所定位置に確実に固定することができる。尚、被係止部51Bにガイド溝は設けられていないが、被係止部51Aが安定した状態で案内されることによって、結果的に、被係止部51Bも安定した状態で案内されることになる。勿論、被係止部51Bについて、同様のガイド溝を設けてもよい。
弾性シール部材50が中空部27に沿って案内方向「α」に案内され、ハウジング21の所定位置に設置されたとき、図9、図10に示されるように、弾性シール部材50の本体部52に設けた嵌入部65は、ハウジング21の規制段部38の周囲に環状に設けられた溝35に嵌る。これにより、本体部52はハウジング21の所定位置に確実に位置決めされる。
また、図10に示すように、ハウジング21の中空部27に、プラグコネクタ70の挿入部71Aが挿入されたとき、挿入部71Aはその前面において、ハウジング21の規制段部39の衝突面43と衝突してその移動が規制される。このとき、本体部52の内面突起57は、プラグコネクタ70の挿入部71Aの外周面に密着し、この結果、プラグコネクタ70との間の防水を図ることができる。同時に、レセプタクルコネクタ20のコンタクト(図示されていない)とプラグコネクタ70のコンタクト(図示されていない)が接続される。コンタクトの接続は、規制段部38の衝突面43の近辺にて行われる。特に、レセプタクルコネクタ20の衝突面43には、ハウジング21の一部を利用して、コンタクトを保持するためのランス42が孔37に収容された状態で設けられている。
図11乃至図13に、ハウジング21の中空部27に沿って弾性シール部材50が案内される際の首部55の働きを示す。図11は、レセプタクルコネクタを案内方向に見た平面図、図12、図13は、図11の縦A−A線断面図であって、図12は、弾性シール部材50が中空部27の入口付近に配置された状態を示したもの、図13は、弾性シール部材50が中空部27に沿って案内方向「α」に案内された後にハウジング21の所定位置に設置されたときの状態を示したものである。尚、図11において、弾性シール部材50は、完全に設置された状態、即ち、図13に示す位置にあるものとする。
これらの図に示されているように、被係止部51Aの首部55Aが挟み込まれるガイド溝23の、突出方向「γ」における幅は、案内方向「α」に沿って小さくなるように設定されている。この構成によれば、弾性シール部材50をガイド溝23に沿って案内する際に、弾性シール部材50の首部55Aを、ガイド溝23によって徐々に締め付ける方法で容易に且つ確実に固定することができる。
ガイド溝23の幅を調整するため、ここでは、中空部27の入口付近の幅広部23Aと、中空部27の最奥付近の幅狭部23Cと、それらの間のテーパー部23Bとを設けている。首部55Aの突出方向「γ」における幅「a」は、ガイド溝23の入口付近の突出方向「γ」における幅「c’」より小さく、且つ、被係止部51が設置される設置部33付近の突出方向「γ」における幅「a’」に等しいかそれより小さいことから、ガイド溝23の入口付近では弾性シール部材50をスムーズに設置することができ、一方、所定位置付近では弾性シール部材50を確実に固定することができる。また、このような大きさに首部55の幅を設定することによって、頭部58の耳部59は、その裏面61において、ガイド溝23を形成する案内用リブ30の外面22と衝突し、弾性シール部材50のハウジング21の中空部27への倒れ込みを抑制することができる。
首部55の動きに伴って、頭部54も案内方向「α」に移動する。図14乃至図18に、ハウジング21の中空部27に沿って弾性シール部材50が案内されるときの頭部54の働きを時系列的に示す。図14は、レセプタクルコネクタを案内方向に見た平面図、図15乃至図18は、図14の縦B−B線断面図をそれぞれ示す。尚、図14において、弾性シール部材50は、完全に設置された状態、即ち、図18に示す位置にあるものとする。
図15は、弾性シール部材50が中空部27の入口付近に配置された状態を示している。この図に示すように、ハウジング21の対応位置における突出方向「γ」における幅「b’」は、耳部59を含めた頭部54の突出方向「γ」における幅「b」よりも若干大きく設定されている。この結果、中空部27の入口付近において頭部54はハウジング21にスムーズに挿入される。
一方、図16に示すように、頭部54がある程度挿入されると、頭部54から突出した耳部59が、その下方に位置するテーパー69付近にて、ハウジング21の対応箇所に設けられたテーパー39と接触することから、被係止部51Aの案内方向「α」の移動は妨げられる。また、頭部54の変形部(56、58)の突出方向「γ」における幅「a」は、ハウジング21の設置部入口36の突出方向「γ」における幅「a’」より小さいが、耳部59を含めた頭部54の突出方向「γ」における幅「b」は、ハウジング21の設置部入口36の突出方向「γ」における幅「a’」より大きいことから、頭部54Aの先端側の一部は、設置部入口36に容易に挿入され得るものの、何らの力も加えなければ、耳部59を含めた頭部54の全体が、設置部入口36を通過することはない。この場合、冶具等を用いて弾性シール部材50を案内方向「α」へ更に移動させ、耳部59を変形させて初めて、頭部54Aは設置部入口36を通過することができる。
図17に、頭部54Aが設置部入口36を通過する途中の状態を示す。このとき、頭部54Aの先端側に設けた変形部(56A、58A)は、ハウジング21の切欠部34の下面34b(図1、図2参照)と案内方向「α」において衝突し、この結果、変形部の2つの山部58が互いに離れる方向に変形して、被係止部51の案内方向「α」への更なる移動が許容されている。また、弾性シール部材50が案内方向「α」に更に移動したとき、耳部59は、ハウジング21のテーパー39や設置部入口36と衝突して上方へと跳ね上げられ、この結果、設置部入口36を通過することが可能となっている。
図18は、耳部59が完全に設置部入口36を通過し、耳部59Aが変形前の状態に復元した状態を示している。このとき、耳部59Aは、ハウジング21の下面34bの対向側に位置するハウジング21の上面34aと衝突することから、被係止部51が設置部33から容易に抜け出ることはない。尚、被係止部51の所定の部分と衝突し得る上面34a及び下面34bは、本実施形態では、ハウジング21の一部を横方向に全体的に切り欠く切欠部34によって形成されているが、衝突部が形成されれば足り、必ずしも切欠部34によって衝突部を形成する必要はない。また、頭部54の上面60と設置部33との間に形成されたクリアランス2は、耳部59Aを設置部33に押し込むために必要であるが、耳部59Aの大きさや変形部の変形具合によっては取り除くこともできる。
尚、本発明は、上述した実施の形態に限定されるわけではなく、その他種々の変更が可能である。例えば、本実施形態では、延出端54を正面視略逆台形状としたが、上記の機能、作用を発揮できるような形状であれば足り、その形状は任意である。
ハウジングに係止させる必要がある弾性シール部材を備えた防水コネクタに幅広く応用することができる。
1 防水コネクタ装置
20 レセプタクルコネクタ(防水コネクタ)
21 ハウジング
23 ガイド溝
27 中空部
36 設置部入口
50 弾性シール部材
54 頭部(端部)
55 首部(連結部)
56 逆U字型の窪部
58 山部
59 耳部(突出部)
69 テーパー
70 プラグコネクタ(相手コネクタ)

Claims (10)

  1. 相手コネクタの少なくとも一部が挿入される中空部を有するハウジングと、該ハウジングの中空部に沿って所定方向に案内された後に前記ハウジングの所定位置に設置される弾性シール部材と、を備えた防水コネクタであって、
    前記弾性シール部材は、前記中空部の内周面に配される環状の本体部と、前記本体部の径の中心から離れる方向に前記本体部から延出した被係止部と、を備え、
    前記被係止部の延出端は、前記所定方向における後端側に、先端側よりも外方に突出した突出部を有しており、
    前記中空部は前記所定方向に沿ってガイド溝を有しており、前記弾性シール部材は前記被係止部の前記延出端と前記本体部とを連結する連結部を前記ガイド溝に挟み込まれた状態で前記ガイド溝を案内され、
    前記突出部の突出方向における前記延出端の幅は、前記延出端が設置される設置部の入口の前記突出方向における幅より大きく、前記被係止部が前記所定方向へ移動されたときに、前記設置部入口との衝突を通じて前記突出部を変形させることによって前記突出部による前記設置部入口の通過を可能とした防水コネクタ。
  2. 前記先端側は、前記ハウジングの一部と前記所定方向において衝突したときに変形して前記弾性シール部材の前記所定方向への移動を可能とする変形部として形成されている請求項1に記載の防水コネクタ。
  3. 前記変形部によって前記弾性シール部材が前記所定方向へ移動されたときに、前記設置部入口との衝突を通じて前記突出部を変形させることによって前記突出部による前記設置部入口の通過を可能とし、該設置部入口を通過した後に前記突出部を変形前の状態に復元させることにより該突出部が前記ハウジングの一部の対向側に位置する前記ハウジングの他の部分と衝突し得るように構成されている請求項2に記載の防水コネクタ。
  4. 前記変形部は、逆U字状の窪部によって隔てられ、前記所定方向に向かって突出する、2つの山部によって形成されており、前記弾性シール部材が前記ハウジングの一部と前記所定方向において衝突したときに、該衝突に応じて前記2つの山部は互いに離れる方向に変形し得る請求項2又は3のいずれかに記載の防水コネクタ。
  5. 前記ガイド溝の前記突出方向における幅は、前記所定方向に沿って小さくなるように設定されている請求項1乃至のいずれかに記載の防水コネクタ。
  6. 前記連結部の前記突出方向における幅は、前記ガイド溝の入口付近の前記突出方向における幅より小さく、且つ、前記延出端が設置される設置部の位置付近の前記突出方向における幅に等しいかそれより小さい請求項1乃至5のいずれかに記載の防水コネクタ。
  7. 前記延出端は、正面視略逆台形状とされている請求項1乃至6のいずれかに記載の防水コネクタ。
  8. 前記本体部は平面視略矩形状を有し、前記被係止部は前記平面視略矩形状を成す各辺の中間付近に設けられている請求項1乃至のいずれかに記載の防水コネクタ。
  9. 前記被係止部は、前記平面視略矩形状の3辺に設けられている請求項に記載の防水コネクタ。
  10. 請求項1乃至に記載の防水コネクタと、前記相手コネクタとから成る防水コネクタ装置。
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