JP6190839B2 - インクジェット記録用インク組成物及びインクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録用インク組成物及びインクジェット記録装置 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、インクジェット記録用インク組成物に関する。
インクジェット記録方法は、インクの微小液滴を飛翔させ、記録媒体に付着させて印刷を行う方法である。この方法には、高解像度で高品質な画像を高速で印刷できるという特徴がある。インクジェット記録方法は、オフィスなどで使用される普通紙印刷用プリンタや、ラベルプリンタなどの産業用プリンタに採用されている。
近年、産業用プリンタで使用するインクジェットインクとしては、染料系の色剤を使用したものに代わり、顔料系の色剤を使用したものが増えてきている。これは、顔料を用いたインクは、染料を用いたインクと比較して、耐水性や耐光性に優れているからである。
特開平11−199811号公報 特開2003−345080号公報 特開2001−081369号公報
本発明が解決しようとする課題は、インクジェット記録装置のメンテナンスに要する労力を増大させることなしに、顔料を含んだインク組成物を用いて、非浸透性の記録媒体に対して密着性に優れた印刷層を形成可能とすることにある。
実施形態によれば、インクジェット記録用インク組成物は、水とグリコールエーテルとを含んだ分散媒であって、前記グリコールエーテルはトリプロピレングリコールモノメチルエーテルのみである分散媒と、顔料と、疎水性アクリル樹脂からなるコアと、水性ウレタン樹脂及びアクリルグラフト水性ウレタン樹脂の少なくとも一方からなるシェルとを備えたコアシェル粒子とを含有したインクジェット記録用インク組成物であって、前記インク組成物に占める前記トリプロピレングリコールモノメチルエーテルの割合は0.5乃至10質量%の範囲内にあり、前記インク組成物に占める前記コアシェル粒子の割合は1乃至30質量%の範囲内にある。
実施形態によれば、インクジェット記録装置は、インクカートリッジと、前記インクカートリッジに収容されたインク組成物とを含むインクジェット記録装置であって、前記インク組成物は、水とグリコールエーテルとを含んだ分散媒であって、前記グリコールエーテルはトリプロピレングリコールモノメチルエーテルのみである分散媒と、顔料と、疎水性アクリル樹脂からなるコアと、水性ウレタン樹脂及びアクリルグラフト水性ウレタン樹脂の少なくとも一方からなるシェルとを備えたコアシェル粒子とを含有し、前記インク組成物に占める前記トリプロピレングリコールモノメチルエーテルの割合は0.5乃至10質量%の範囲内にあり、前記インク組成物に占める前記コアシェル粒子の割合は1乃至30質量%の範囲内にある。
実施形態に係るインク組成物を用いたインクジェット記録に利用可能なインクジェット記録装置の一例を概略的に示す図。
以下に、実施形態に係るインクジェット記録用インク組成物及びこれを用いた記録方法について説明する。
<インクジェット記録用インク組成物>
実施形態に係るインクジェット記録用インク組成物は、分散媒と、顔料と、コアシェル粒子とを含有している。顔料及びコアシェル粒子と分散媒とは、サスペンション又はエマルジョンを形成している。このインク組成物は、顔料分散剤などの添加剤を更に含有していてもよい。
このインク組成物は、インクジェット記録装置、例えばインクジェットプリンタのヘッドノズルからの吐出に適切な粘度を有している。一例によれば、このインク組成物は、25℃における粘度が20mPa・s以下である。
以下に、このインク組成物の各成分について説明する。
[顔料]
顔料は、分散媒中に分散している。
顔料としては、無機顔料及び有機顔料の何れを用いてもよい。
無機顔料としては、例えば、酸化チタン、アルミニウム顔料及び酸化鉄が挙げられる。これら無機顔料は、コンタクト法、ファーネス法、及びサーマル法などの公知の方法によって製造したカーボンブラックと併用してもよい。
有機顔料としては、例えば、アゾレーキ顔料、不溶性アゾ顔料、縮合アゾ顔料、及びキレートアゾ顔料などを含むアゾ顔料;フタロシアニン顔料、ペリレン顔料、ペリノン顔料、アントラキノン顔料、キナクリドン顔料、ジオキサジン顔料、チオインジゴ顔料、イソインドリノン顔料、及びキノフタロン顔料などの多環式顔料;塩基性染料型キレート及び酸性染料型キレートなどの染料キレート;ニトロ顔料;ニトロソ顔料;又はアニリンブラックを使用できる。
イエローのインク組成物を得る場合、顔料として、ピグメントイエロー155を使用することが好ましい。
インクジェット記録用インク組成物のイエロー顔料としては、主に、ピグメントイエロー74が使用されている。これは、ピグメントイエロー74は、発色性及び分散安定性に優れているためであると考えられる。しかしながら、ピグメントイエロー74は、耐光性が低い。そのため、ピグメントイエロー74を含有したインク組成物を用いて製造した印刷物は、屋外での使用に適していない。
ピグメントイエロー155は、十分な発色性及び分散安定性を有しているのに加え、耐光性にも優れている。それ故、ピグメントイエロー155を含有したインク組成物は、特に、屋外で使用される印刷物の製造に適している。
顔料としては、1種のみを使用することができる。或いは、顔料として、2種以上を使用してもよい。例えば、ピグメントイエロー155を主顔料とし、他の1以上の顔料を補助顔料として用いてもよい。補助顔料を使用すると、色調を調整することができる。
顔料として、自己分散顔料化したものを使用してもよい。自己分散顔料とは、顔料に表面処理を施して、分散剤なしで水等に分散可能とした顔料である。ここで、表面処理は、例えば、真空プラズマ処理、ジアゾカップリング処理、又は酸化処理である。この表面処理により、顔料に、例えば、カルボニル基、カルボキシル基、ヒドロキシル基、及びスルホン基の少なくとも1種の官能基又はその塩を結合させる。例えば、上記官能基又は官能基を含んだ分子を顔料の表面にグラフトさせる。これにより、顔料の水等への親和性が高まり、分散剤なしで水等に分散可能となる。
自己分散顔料を使用する場合、後述する顔料分散剤を併用してもよい。上記の通り、自己分散顔料は、分散剤なしで水等の分散媒に分散可能である。しかしながら、そのような分散媒中に疎水性が高い物質又はコアシェル粒子が存在している場合、時間の経過とともに、顔料の粒径が増加するか、又は、顔料が凝集して沈降することがある。自己分散顔料と顔料分散剤とを併用すると、分散媒中に疎水性が高い物質又はコアシェル粒子が存在している場合であっても、時間の経過に伴う顔料の粒径の増加や顔料の凝集及び沈降を抑制できる。
顔料の平均粒径は、例えば30乃至300nmの範囲内にあり、典型的には50乃至200nmの範囲内である。
顔料の平均粒径は、動的光散乱法を用いた粒度分布計を用いて測定することができる。粒度分布計としては、例えば、HPPS(マルバーン社)が挙げられる。
インク組成物に占める顔料の割合は、2乃至15質量%の範囲内にあることが好ましく、3乃至10質量%の範囲内にあることがより好ましい。この割合を小さくすると、高い画像濃度を達成することが難しくなる。この割合を大きくすると、インク組成物の保存性が低下するとともに、インクの吐出に関して不都合を生じることがある。
[コアシェル粒子]
コアシェル粒子は、分散媒中に分散している。
コアシェル粒子は、コアと、これを取り囲んだシェルとを含んでいる。コアは、疎水性アクリル樹脂からなる。シェルは、水性ウレタン樹脂及びアクリルグラフト水性ウレタン樹脂の少なくとも一方からなる。
コアシェル粒子は、定着剤としての役割を果たす。コアシェル粒子は、記録媒体が非浸透性であった場合であっても、記録媒体に対して密着性に優れた印刷層を形成可能とする。また、コアシェル粒子は、印刷層の耐擦過性を向上させる。
インク組成物に占めるコアシェル粒子の割合は、1乃至40質量%の範囲内にあることが好ましく、1乃至30質量%の範囲内にあることがより好ましく、3乃至20質量%の範囲内にあることがより好ましい。
コアシェル粒子は、顔料と混合するまで、例えば、連続相が水である水系樹脂エマルジョンの分散相として存在している。インク組成物は、例えば、この水系樹脂エマルジョンと、顔料などの他の成分とを混合することにより得られる。
[分散媒]
分散媒は、水とグリコールエーテルとを含んだ水溶液である。
ここで使用するグリコールエーテルは、220℃以上の沸点を有している。そのようなグリコールエーテルとしては、例えば、ジエチレングリコールモノイソブチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、トリプロピレングリコールモノメチルエーテル、又はトリエチレングリコールモノブチルエーテルを使用することができる。
これらグリコールエーテルは、沸点が高いため揮発し難い。また、これらグリコールエーテルは、上記エマルジョン又はサスペンションの再溶解性に優れている。従って、このインク組成物を使用した場合、インクジェットヘッドのノズル近傍におけるインク組成物の乾燥を抑制することができる。それ故、インクジェット記録装置のメンテナンスに要する労力を軽減することができる。
分散媒に占める上記グリコールエーテルの割合は、好ましくは0.5乃至15質量%の範囲内にあり、より好ましくは0.5乃至10質量%の範囲内にあり、更に好ましくは0.5乃至5質量%の範囲内にある。この割合が小さい場合、上記の効果が小さい。この割合を大きくすると、定着性が低下する可能性がある。
(湿潤剤)
分散媒は、インク組成物の乾燥を防止する湿潤剤を更に含むことができる。湿潤剤としては、水溶性の液体湿潤剤、例えば、多価アルコール、含窒素複素環化合物、アミン類、又は含硫黄化合物を使用することができる。これら液体湿潤剤は、インク組成物中における顔料の分散安定性を高める作用も有している。
多価アルコールとしては、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、グリセリン、1,2,6−ヘキサントリオール、1,2,4−ブタントリオール、1,2,3−ブタントリオール、及び3−メチル−1,3,5−ペンタントリオールが挙げられる。
含窒素複素環化合物としては、例えば、N−メチル−2−ピロリドン、N−ヒドロキシエチル−2−ピロリドン、2−ピロリドン、1,3−ジメチルイミダゾリジノン、及びε−カプロラクタムが挙げられる。
アミン類としては、例えば、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モノエチルアミン、ジエチルアミン、及びトリエチルアミンが挙げられる。
含硫黄化合物としては、例えば、ジメチルスルホキシド、スルホラン、及びチオジエタノール等が挙げられる。
多価アルコール、含窒素複素環化合物、アミン類及び含硫黄化合物以外の液体湿潤剤としては、例えば、プロピレンカーボネート、炭酸エチレン、及びγ−ブチロラクトンが挙げられる。
これらの湿潤剤の中では、グリセリンは、他の湿潤剤と比較して、保水性が高く、しかも沸点が高いため揮発し難い。従って、湿潤剤の少なくとも一部として、グリセリンを使用することが好ましい。
インク組成物中の湿潤剤の濃度は、1乃至40質量%が好ましく、2乃至40質量%がより好ましい。
湿潤剤は、1種のみを使用してもよく、2種以上を組合せて使用してもよい。また、湿潤効果を更に向上させるため、上述した液体湿潤剤と、尿素、チオ尿素、及びエチレン尿素等の固体湿潤剤とを併用してもよい。固体湿潤剤が湿潤剤全体に占める割合は、30質量%以下であることが好ましい。
(顔料分散剤)
分散媒は、顔料分散剤(又は吐出安定剤)を更に含むことができる。
顔料分散剤は、例えば、高分子分散剤又は界面活性剤である。
高分子分散剤としては、例えば、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸、アクリル酸−アクリロニトリル共重合体、アクリル酸−アクリル酸エステル共重合体、スチレン−アクリル酸共重合体、スチレン−メタクリル酸共重合体、及びスチレン−マレイン酸共重合体が挙げられる。
界面活性剤としては、例えば、脂肪酸塩類、高級アルキルジカルボン酸塩、高級アルコール硫酸エステル塩類、高級アルキルスルホン酸塩、高級脂肪酸とアミノ酸との縮合物、スルホ琥珀酸エステル塩、ナフテン酸塩、液体脂肪油硫酸エステル塩類、アルキルアリルスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルカルボン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩、及びポリオキシエチレンアルキルエーテルエーテルリン酸塩などの陰イオン界面活性剤が挙げられる。
界面活性剤として、ポリオキシエチレンアルキルエーテル類、ポリオキシエチレンアルキルエステル類、ソルビタンアルキルエステル類、ポリオキシエチレンソルビタンアルキルエステル類、及びアセチレングリコール類などの非イオン性界面活性剤を使用してもよい。
これらの中では、ポリオキシエチレンアルキルエーテルカルボン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩、及びポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩などのポリオキシエチレン陰イオン界面活性剤が好ましい。そのような界面活性剤を顔料分散剤として用いると、時間の経過に伴う顔料の粒径の増加や顔料の凝集及び沈降を抑制できる。それ故、非常に優れた保存安定性を達成できる。
顔料分散剤の量は、顔料に対して、1乃至50質量%の範囲内にあることが好ましく、5乃至40質量%の範囲内にあることがより好ましい。
(その他の添加剤)
分散媒は、その他の添加剤を更に含むことができる。
例えば、分散媒は、表面張力調整剤を更に含んでいてもよい。
表面張力調整剤として、上述した非イオン性界面活性剤を使用してもよい。表面張力調整剤としては、例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテル類、ポリオキシエチレンアルキルエステル類、ソルビタンアルキルエステル類、ポリオキシエチレンソルビタンアルキルエステル類、及びアセチレングリコール類が挙げられる。また、表面張力調整剤として、シリコン系界面活性剤又はフッ素系界面活性剤を使用してもよい。
インク組成物における表面張力剤の濃度は、0.5乃至3質量%の範囲内にあることが好ましい。
分散媒は、pH調整剤又は防腐若しくは防カビ剤を更に含んでいてもよい。
pH調整剤としては、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、リン酸二水素カリウム、及びリン酸水素二ナトリウムが挙げられる。
防腐又は防カビ剤としては、例えば、安息香酸ナトリウム、ペンタクロロフェノールナトリウム、2−ピリジンチオール−1−オキサイドナトリウム、ソルビン酸ナトリウム、でヒドロ酢酸ナトリウム、及び1,2−ジベンゾソチアゾリン−3−オンが挙げられる。
<記録方法>
上述したインク組成物を用いたインクジェット記録には、例えば、図1に示すインクジェット記録装置を利用することができる。
図1に示すインクジェット記録装置は、排紙トレイ118が設けられた筐体を含んでいる。筐体内には、カセット100及び101、供紙ローラ102及び103、搬送ローラ対104及び105、レジストローラ対106、搬送ベルト107、ファン110、負圧チャンバ111、搬送ローラ対112、113及び114、インクジェットヘッド115C、115M、115Y及び115Bk、インクカートリッジ116C、116M、116Y及び116Bk、並びに、チューブ117C、117M、117Y及び117Bkが設置されている。
カセット100及び101は、サイズの異なる記録媒体Pを収容している。供紙ローラ102又は103は、選択された記録媒体のサイズに対応した記録媒体Pをカセット100又は101から取り出し、搬送ローラ対104及び105並びにレジストローラ対106へ搬送する。
搬送ベルト107は、駆動ローラ108と2本の従動ローラ109とによって張力が与えられている。搬送ベルト107の表面には所定間隔で穴が設けられている。搬送ベルト107の内側には記録媒体Pを搬送ベルト107に吸着させるため、ファン110に連結された負圧チャンバ111が設置されている。搬送ベルト107の搬送方向下流には、搬送ローラ対112、113及び114が設置されている。なお、搬送ベルト107から排紙トレイ118までの搬送経路には、記録媒体P上に形成された印刷層を加熱するヒータを設置することができる。
搬送ベルト107の上方には、画像データに応じてインクを記録媒体Pに吐出するインクジェットヘッドが4列配列されている。上流から、シアン(C)インクを吐出するインクジェットヘッド115C、マゼンタ(M)インクを吐出するインクジェットヘッド115M、イエロー(Y)インクを吐出するインクジェットヘッド115Y、及びブラック(Bk)インクを吐出するインクジェットヘッド115Bkの順である。
インクジェットヘッド115C、115M、115Y及び115Bkには、対応したインクが収容されているシアン(C)インクカートリッジ116C、マゼンタ(M)インクカートリッジ116M、イエロー(Y)インクカートリッジ116Y、及びブラック(Bk)インクカートリッジ116Bkが設けられている。これらカートリッジ116C、116M、116Y及び116Bkは、それぞれ、チューブ117C、117M、117Y及び117Bkによって、インクジェットヘッド115C、115M、115Y及び115Bkに連結されている。
インクカートリッジ116C、116M、116Y及び116Bkの少なくとも1つが収容しているインク組成物は、実施形態に係るインク組成物である。ここでは、一例として、インクカートリッジ116C、116M、116Y及び116Bkが収容しているインク組成物は、何れも実施形態に係るインク組成物であるとする。
次に、このインクジェット記録装置の画像形成動作について説明する。
先ず、画像処理手段(図示しない)が、記録のための画像処理を開始し、画像データに対応した画像信号を生成するとともに、各種ローラや負圧チャンバ111などの動作を制御する制御信号を生成する。
供紙ローラ102又は103は、画像処理手段による制御のもと、カセット100又は101から、選択されたサイズの記録媒体Pを1枚ずつ取り出し、搬送ローラ対104及び105並びにレジストローラ対106へ搬送する。レジストローラ対106は、記録媒体Pのスキューを補正し、所定のタイミングで記録媒体Pを搬送する。
負圧チャンバ111は、搬送ベルト107の穴を介して空気を吸い込んでいる。従って、記録媒体Pは、搬送ベルト107に吸着された状態で、搬送ベルト107の移動に伴い、インクジェットヘッド115C、115M、115Y及び115Bkの下方の位置へと順次搬送される。
インクジェットヘッド115C、115M、115Y及び115Bkは、画像処理手段による制御のもと、記録媒体Pが搬送されるタイミングに同期してインクを吐出する。これにより、記録媒体Pの所望の位置に、カラー画像が形成される。
その後、搬送ローラ対112、113及び114は、画像が形成された記録媒体Pを排紙トレイ118へ排紙する。搬送ベルト107から排紙トレイ118までの搬送経路にヒータを設置した場合、記録媒体P上に形成された印刷層をヒータによって加熱してもよい。ヒータによる加熱を行うと、特に、記録媒体Pが非浸透性である場合に、記録媒体Pに対する印刷層の密着性を高めることができる。
上記の通り、この記録装置では、インクカートリッジ116C、116M、116Y及び116Bkが収容しているインク組成物は、何れも実施形態に係るインク組成物である。それ故、記録媒体Pが紙のように浸透性である場合だけでなく、記録媒体Pが非浸透性である場合、例えば、記録媒体Pがプラスチック、ガラス又は金属からなるな滑らかな記録面を有している場合であっても、密着性に優れた印刷層を形成することができる。また、インクカートリッジ116C、116M、116Y及び116Bkが収容しているインク組成物は何れも実施形態に係るインク組成物であるため、この記録装置では、インクジェットヘッド115C、115M、115Y及び115Bkのノズル近傍におけるインク組成物の乾燥を生じ難い。従って、この記録装置は、メンテナンスの負担が少ない。
以下に、具体例を記載する。
<顔料分散液の調製>
25質量部の顔料と5質量部の界面活性剤と70質量部の純水とを混合し、この混合液をビーズミルによる分散処理に供した。ここでは、顔料としてピグメントイエロー155を使用し、界面活性剤としてポリオキシエチレンアルキルエーテルを使用した。また、ビーズミルの粉砕媒体としては、ジルコニアビーズを使用した。
その後、分散液からビーズを取り除き、分散液を遠心分離及び濾過に供した。濾過には、1μmのメンブランフィルタを使用した。
以上のようにして、顔料を25質量%の割合で含んだイエローの顔料分散液を得た。
<インク組成物の調製>
以下の表1乃至表3に示す配合で顔料分散液と他の成分とを混合した。なお、表1乃至表3において、成分を表示した欄の右側の欄に記載した数値は、その成分の含有量(質量部)を表している。
ここでは、コアシェル粒子源として、水系樹脂エマルジョンである大成ファインケミカル社製のアクリット(登録商標)WEM−202UHを使用した。また、吐出安定剤としては、日信化学工業社製のサーフィノール(登録商標)465を使用した。防腐剤としては、Lonza社製のプロキセル(登録商標)xL−2を使用した。
この混合液は、スターラを用いて1時間攪拌し、その後、1μmのメンブランフィルタで濾過した。これにより、インク組成物を得た。
<メンテナンス性の評価>
表1乃至表3に示すインク組成物の各々を用いて、インクジェット記録装置による印刷を行った。ここでは、東芝テック社製のインクジェット記録装置を使用した。印刷後、インクジェットヘッドを、ホームポジションから離れた位置に固定し、25℃の温度条件下で24時間放置した。その後、印刷を再度行い、インクジェットヘッドの吐出の安定性を調べた。そして、吐出の安定性を以下の基準に照らして、メンテナンス性を評価した。結果を、表1乃至表3に纏める。
◎:放置直後の吐出は不安定であったが、クリーニング動作なしで直ぐに安定な吐出が可能となった。
○:放置直後の吐出は不安定であったが、2回以内のクリーニング動作で安定な吐出が可能となった。
△:放置直後の吐出は不安定であったが、3回以上のクリーニング動作で安定な吐出が可能となった。
×:放置直後の吐出は不安定であり、クリーニング動作を繰り返しても安定な吐出はできなかった。
<保存安定性の評価>
表1乃至表3に示すインク組成物の各々について、インク組成物の粘度及び表面張力を測定した。
また、表1乃至表3に示すインク組成物の各々を100cc計量し、これをガラス製のサンプル瓶に入れた。瓶を密栓して、50℃に設定した高温槽内で60日間保存した。その後、インク組成物の粘度及び表面張力を測定するとともに、沈殿物の有無を調べた。
そして、これら結果を以下の基準に照らして、保存安定性を評価した。結果を、表1乃至3に纏める。
○:物性変化は殆どなく、沈殿物の析出がなかった。
△:大きな物性変化又は大量の沈殿物を生じることはなかったが、僅かな物性変化が見られたか、又は、少量の沈殿物を生じた。
×:大きな物性変化又は大量の沈殿物を生じた。
<密着性の評価>
先ず、表1乃至表3に示すインク組成物の各々を用い、インクジェット記録装置による印刷を行った。
ここでは、ピエゾヘッドを搭載した東芝テック社製のインクジェット記録装置を使用して、記録媒体上の一辺が10mmの正方形状の領域にベタ印刷を行った。これにより形成した印刷層は、ドライヤで10秒間に亘って加熱した。このとき、記録媒体の表面温度は50℃以下であった。
また、記録媒体としては、以下の材質からなる非浸透性の記録媒体を使用した。
ポリ塩化ビニル
ポリエチレンテレフタレート
ステンレス
アルミニウム
ガラス
次に、印刷層に粘着テープを貼り、この粘着テープを指で3回擦った。粘着テープとしては、住友スリーエフ社製のScotch(登録商標)メンディングテープ810を使用した。その後、粘着テープを引き剥がし、印刷層の状態を目視で観察した。そして、この状態を以下の基準に照らして、密着性を評価した。
○:記録媒体からの顔料の脱落が全くなかった。
△:記録媒体から少量の顔料が脱落した。
×:記録媒体から多量の顔料が脱落した。
なお、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
以下に、当初の特許請求の範囲に記載していた発明を付記する。
[1]
水と沸点が220℃以上のグリコールエーテルとを含んだ分散媒と、
顔料と、
疎水性アクリル樹脂からなるコアと、水性ウレタン樹脂及びアクリルグラフト水性ウレタン樹脂の少なくとも一方からなるシェルとを備えたコアシェル粒子とを含有したインクジェット記録用インク組成物。
[2]
前記インク組成物に占める前記コアシェル粒子の割合は1乃至30質量%の範囲内にある[1]に記載のインクジェット記録用インク組成物。
[3]
前記インク組成物に占める前記グリコールエーテルの割合は0.5乃至10質量%の範囲内にある[1]又は[2]に記載のインクジェット記録用インク組成物。
[4]
前記グリコールエーテルはトリプロピレングリコールモノメチルエーテルである[1]乃至[3]の何れかに記載のインクジェット記録用インク組成物。
[5]
前記分散媒はグリセリンを更に含んだ[1]乃至[4]の何れかに記載のインクジェット記録用インク組成物。
100…カセット、101…カセット、102…供紙ローラ、103…供紙ローラ、104…搬送ローラ対、105…搬送ローラ対、106…レジストローラ対、107…搬送ベルト、110…ファン、111…負圧チャンバ、112…搬送ローラ対、113…搬送ローラ対、114…搬送ローラ対、115Bk…インクジェットヘッド、115C…インクジェットヘッド、115M…インクジェットヘッド、115Y…インクジェットヘッド、116Bk…インクカートリッジ、116C…インクカートリッジ、116M…インクカートリッジ、116Y…インクカートリッジ、117Bk…チューブ、117C…チューブ、117M…チューブ、117Y…チューブ、118…排紙トレイ、P…記録媒体。

Claims (4)

  1. とグリコールエーテルとを含んだ分散媒であって、前記グリコールエーテルはトリプロピレングリコールモノメチルエーテルのみである分散媒と、
    顔料と、
    疎水性アクリル樹脂からなるコアと、水性ウレタン樹脂及びアクリルグラフト水性ウレタン樹脂の少なくとも一方からなるシェルとを備えたコアシェル粒子とを含有したインクジェット記録用インク組成物であって、
    前記インク組成物に占める前記トリプロピレングリコールモノメチルエーテルの割合は0.5乃至10質量%の範囲内にあり、
    前記インク組成物に占める前記コアシェル粒子の割合は1乃至30質量%の範囲内にあるインクジェット記録用インク組成物
  2. 前記分散媒はグリセリンを更に含んだ請求項1に記載のインクジェット記録用インク組成物。
  3. インクカートリッジと、
    前記インクカートリッジに収容されたインク組成物と
    を含むインクジェット記録装置であって、
    前記インク組成物は、
    水とグリコールエーテルとを含んだ分散媒であって、前記グリコールエーテルはトリプロピレングリコールモノメチルエーテルのみである分散媒と、
    顔料と、
    疎水性アクリル樹脂からなるコアと、水性ウレタン樹脂及びアクリルグラフト水性ウレタン樹脂の少なくとも一方からなるシェルとを備えたコアシェル粒子とを含有し、
    前記インク組成物に占める前記トリプロピレングリコールモノメチルエーテルの割合は0.5乃至10質量%の範囲内にあり、
    前記インク組成物に占める前記コアシェル粒子の割合は1乃至30質量%の範囲内にあるインクジェット記録装置。
  4. 前記分散媒はグリセリンを更に含んだ請求項3に記載のインクジェット記録装置。
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