JP6189698B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する画質調整処理に関し、特に該画質調整処理における調整精度の向上技術に関する。
従来、画像形成装置における画像形成特性(いわゆる、現像剤の帯電特性、ガンマ特性など)を最適な状態に保つため、所定のテストパターンの出力結果に基づいて画質調整を行う技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2008−288722号公報
しかし、上記従来技術によると画像調整処理時に印字するテストパターンの濃度が、該テストパターンが印字されるシートの表面性に大きく影響を受けるため、図5(A)に示すように、調整濃度目標値をよく使われる普通紙に合わせて固定にしていると、図5(B)に示すように、濃度が薄く印刷されるシート(例えば、中質紙など。)では調整濃度目標値がシートに印刷される最大濃度値を超え、図5(C)に示すように、濃度が濃く印刷されるシート(例えば、光沢紙など。)では調整濃度目標値がシートに印刷される最大濃度値に及ばずにシートの本来の特性を生かせなくなるという問題がある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、シートごとに適した画質調整をすることが可能な画像処理装置、画像形成装置および画像処理方法を提供することにある。
本発明に係る画像処理装置は、シート上に形成されたテストパターン画像をセンサにより読み取り、読み取った情報に基づいて所定の画質調整処理を行うものであって、前記テストパターンは最高濃度のパッチを含む複数のパッチを有し、前記センサは前記複数のパッチの濃度を測定するパッチ濃度測定手段を有し、前記複数のパッチの入力値に対する濃度の目標値を計算する目標値計算部を備え、前記目標値計算部は、高濃度部分の目標値を、前記最高濃度のパッチ濃度値を最大目標値として、入力値に対して比例関係となるように設定し、低濃度部分の目標値を、予め設定されている固定値のままとし、前記低濃度部分と前記高濃度部分との間の目標値を、階調飛びが発生しないように滑らかに補間する。
本発明に係る画像形成装置は、上述したいずれかの画像処理装置と、前記画像処理装置にて処理された画像をシート上に形成する画像形成部と、を備える。
本発明に係る画像形成装置は、収容されているシートの紙種を設定可能な給紙部と、前記給紙部に設定された所定の紙種のシート上に形成されたテストパターン画像を前記パッチ濃度測定手段により測定した測定値を記憶する記憶部と、画像調整処理の対象シートの供給源として前記給紙部が選択された場合、前記対象シートの紙種を前記所定の紙種に推定し、前記対象シート上に形成されたテストパターン画像を前記パッチ濃度測定手段により測定した測定値と前記記憶部に記憶された測定値とを比較する測定値比較部と、を備え、前記画像処理部は、前記測定値比較部により両測定値が大きく異なると判断された場合に、前記対象シートの紙種は前記所定の紙種ではない旨を警告する。
本発明に係る画像処理方法は、シート上に形成されたテストパターン画像をセンサにより読み取り、読み取った情報に基づいて所定の画質調整処理を行うものであって、最高濃度のパッチを含む複数のパッチを有するテストパターンを形成するステップと、前記センサにより読み取った前記複数のパッチの濃度を測定するステップと、高濃度部分の目標値を、前記最高濃度のパッチ濃度値を最大目標値として、入力値に対して比例関係となるように設定し、低濃度部分の目標値を、予め設定されている固定値のままとし、前記低濃度部分と前記高濃度部分との間の目標値を、階調飛びが発生しないように滑らかに補間するステップと、を含む。
本発明によれば、画像処理装置は、シート固有の最高濃度特性を生かしつつ画像の濃度を適切に調整することができる。
本発明によれば、画像処理装置は、シート固有の低濃度特性に影響されることなく画像の濃度を適切に調整することができる。
本発明実施形態に係る画像形成装置の内部構成例を示す縦断面図である。 実施形態に係る画像形成装置の制御系の構成例を示すブロック図である。 画像処理部による画像処理の手順を示すフローチャートである。 階調補正処理の手順を示すフローチャートである。 従来技術の階調補正結果を示す模式図である。 本発明の階調補正結果(第1の実施形態)を示す模式図である。 本発明の階調補正結果(第2の実施形態)を示す模式図である。 本発明の第3実施形態に係る階調補正処理の手順を示すフローチャートである。
以下に、本発明に係る画像処理装置、画像形成装置及び画像処理方法について、その実施形態を示す図面に基づいて詳述する。
<第1の実施形態>
図1は本実施形態に係る画像形成装置の内部構成例を示す縦断面図である。本実施形態の画像形成装置1は、取得した画像データに基づいて、コピー用紙、OHP(Over Head Projector)フィルム等のシート上に多色及び単色の画像を形成するプリント機能を有する。また、画像形成装置1は、外部の情報処理装置から文字、図形、写真等の画像データをページ記述言語の形式で受信し、印刷可能な印刷実行データ(画像データ)を生成する機能も有する。
本実施形態の画像形成装置1の最下部には、画像形成に使用するシート(記録用紙)を収容するトレイを有する引出し式の給紙カセット(第1の給紙部)20が配設されている。給紙カセット20は、ユーザが手前側に引き出すことによりトレイを開放することができ、トレイを開放させた状態でシートの補充を行うことができる。また、図1における画像形成装置1の右側面には、少量のシートを載置する手差しトレイ(第2の給紙部)26が設けられており、手差しトレイ26上に載置されたシートも画像形成装置1内部に取り込まれて画像形成される。
給紙カセット20の上部には露光ユニット11が設けられている。露光ユニット11の上部には、黒(BK)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色を用いて多色画像を形成するために、各色毎の現像器12a,12b,12c,12d、感光体ドラム13a,13b,13c,13d、クリーナユニット14a,14b,14c,14d、帯電器15a,15b,15c,15d等が設けられている。
なお、各符号に付したa、b、c、dの記号は、例えば黒(BK)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色に対応するように記載しているが、以下では、特定の色に対応する部材を指定して説明する場合を除いて、各色に対して設けられている部材をまとめて、現像器12、感光体ドラム13、クリーナユニット14、帯電器15と記載する。
帯電器15a〜15dには、それぞれ対応する感光体ドラム13a〜13dに接触するように構成されたローラ型帯電器が用いられており、感光体ドラム13a〜13dの表面を所定の電位に均一的に帯電させる。なお、ローラ型帯電器の代わりに、ブラシ型帯電器、チャージャー型帯電器を用いる構成であっても良い。例えば、帯電器15a〜15dはそれぞれ対応する感光体ドラム13a〜13dの表面をマイナス極性に帯電させる。
露光ユニット11は、レーザ光を照射するレーザ照射部及び反射ミラーを備えたレーザスキャニングユニット(LSU)により構成されており、レーザ照射部から発せられたレーザ光が感光体ドラム13a〜13d上に照射されるようにポリゴンミラー及び反射ミラーが設けられている。なお、露光ユニット11には、LSUのほかに、例えばEL(Electro Luminescence:エレクトロルミネセンス)やLED(LightEmitting Diode:発光ダイオード)等の発光素子をアレイ状に並べた書込みヘッドを用いることもできる。
露光ユニット11は、印刷実行データに基づいてレーザ光を発し、帯電器15a〜15dにより帯電された感光体ドラム13a〜13dの表面にレーザ光を照射して感光体ドラム13a〜13d上のマイナス電荷を除去する。これにより、印刷実行データ(画像データ)に応じた静電潜像が感光体ドラム13a〜13d上に形成される。
現像器12a〜12dのそれぞれは、黒、シアン、マゼンタ、イエローの各色のトナー(現像剤)を収納しており、収納しているトナーをマイナス極性に帯電させると共に、このトナーを感光体ドラム13a〜13dの表面に形成された静電潜像に対して供給する。マイナス極性に帯電しているトナーは、感光体ドラム13a〜13dの表面においてレーザ光によってマイナス電荷が除去された部分に吸着し、これにより、現像器12は、それぞれ対応する感光体ドラム13上の静電潜像を顕像化したトナー像を形成する。
感光体ドラム13a〜13dの周囲には、現像器12a〜12d及び帯電器15a〜15dのほかに、感光体ドラム13a〜13dの表面に顕像化されたトナー像をシートに転写した後に感光体ドラム13a〜13dの表面に残留するトナーを回収及び除去するクリーナユニット14a〜14dが設けられている。
本実施形態の画像形成装置1は、感光体ドラム13a〜13d上のトナー像を中間転写方式によってシート上に転写するように構成されており、感光体ドラム13a〜13dの上部に中間転写ベルトユニット18を備えている。中間転写ベルトユニット18は、中間転写ベルト17、中間転写ベルト駆動ローラ171、中間転写ベルト従動ローラ172、中間転写ローラ16a,16b,16c,16d、中間転写ベルトクリーニングユニット19等を備えている。また中間転写ベルトユニット18は、中間転写ベルト17の張架状態を維持する中間転写ベルトテンション機構(図示せず)を備えている。なお、以下では、中間転写ローラ16a,16b,16c,16dをまとめて中間転写ローラ16と記載することとする。
中間転写ベルト駆動ローラ171、中間転写ベルトテンション機構、中間転写ローラ16a〜16d、中間転写ベルト従動ローラ172等は、中間転写ベルト17を張架し、中間転写ベルト駆動ローラ171の駆動力により中間転写ベルト17を図中の矢符で示す方向へ回転させるように構成されている。中間転写ローラ16a〜16dは、中間転写ベルトテンション機構に設けられた中間転写ローラ取付部に回転可能に支持されている。また、中間転写ローラ16a〜16dは、中間転写ベルトテンション機構の電源部(図示せず)に接続されており、電源部からの帯電電位によって中間転写ベルト17との接触部分において中間転写ベルト17を所定電位(転写バイアス)に帯電させる。これにより、感光体ドラム13a〜13dのそれぞれから転写されるトナー像が中間転写ベルト17に吸着される。
中間転写ベルト17は、例えば厚さ1100μm〜1150μm程度のフィルムを用いて無端状に形成されており、その表面を感光体ドラム13a〜13dのそれぞれに接触させて設けられている。感光体ドラム13a〜13dのそれぞれに形成された各色のトナー像を中間転写ベルト17に順次的に重ねて転写することにより、中間転写ベルト17上にカラーのトナー像(多色トナー像)が形成される。
感光体ドラム13a〜13dから中間転写ベルト17へのトナー像の転写は、中間転写ベルト17の裏側に接触している中間転写ローラ16a〜16dによって行われる。中間転写ローラ16a〜16dには、トナー像を転写するために高電圧の転写バイアス、即ち、トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧が印加されている。中間転写ローラ16a〜16dは、直径18〜110mmの金属(例えば、ステンレス)軸をベースとし、その表面が、導電性の弾性材(例えば、EPDM、発砲ウレタン等)により覆われているローラである。この導電性を有する弾性材により、中間転写ローラ16a〜16dは中間転写ベルト17に対して均一的に高電圧を印加することができる。本実施形態では、転写電極としてローラ形状の電極を用いているが、ブラシ形状の電極を用いることもできる。
上述したように各感光体ドラム13a〜13d上で各色に応じて顕像化されたトナー像は中間転写ベルト17上で積層され、印刷用の画像が多色トナー像により中間転写ベルト17上で再現される。このように中間転写ベルト17上に転写された多色トナー像は、中間転写ベルト17の回転によって、シートと中間転写ベルト17との接触位置に配置される転写ローラ21によってシート上に転写される。
このとき、中間転写ベルト17及び転写ローラ21は所定のニップで圧接されると共に、転写ローラ21には多色トナー像をシート上に転写させるための電圧、即ち、トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧が印加される。ここで、中間転写ベルト17と転写ローラ21との間のニップを定常的に得るために、転写ローラ21又は中間転写ベルト駆動ローラ171の何れか一方を金属等の硬質材料により構成し、他方を弾性ゴム、発泡性樹脂等の軟質材料により構成している。
また、上述のようにして感光体ドラム13a〜13dとの接触により中間転写ベルト17に付着したトナー、又は転写ローラ21によってシート上に転写が行われずに中間転写ベルト17上に残留したトナーは、次工程でトナーの混色を発生させる原因となるため、中間転写ベルト従動ローラ172の近傍に設けられた中間転写ベルトクリーニングユニット19によって除去及び回収される。中間転写ベルトクリーニングユニット19には、中間転写ベルト17に接触するクリーニング部材としてクリーニングブレードが設けられており、クリーニングブレードが中間転写ベルト17と接触する部分は、中間転写ベルト17の裏側から中間転写ベルト従動ローラ172で支持されている。
給紙カセット20及び手差しトレイ26は、それぞれに積層されたシートの先端部近傍にピックアップローラ28a,28bを有しており、各ピックアップローラ28a,28bにより1枚毎に分離給送されたシートは搬送経路Sを通じて画像形成装置1内部へ供給される。なお、搬送経路S上の適宜箇所には、シートの搬送を促進及び補助するための搬送ローラ27が複数設けられており、ピックアップローラ28a,28bによりそれぞれ分離給送されて搬送ローラ27まで搬送されたシートは、搬送ローラ27によってレジストローラ23まで搬送経路Sを通じて搬送される。
レジストローラ23は、上述した転写ローラ21及び中間転写ベルト駆動ローラ171の下側に設けられている。レジストローラ23が、給紙カセット20又は手差しトレイ26から搬送されてきたシートを一旦保持し、シートの先端と中間転写ベルト17上のトナー像の先端とを整合するタイミングでシートを転写ローラ21へ搬送することにより中間転写ベルト17上のトナー像を前記シート上に転写する。
トナー像が転写されたシートは略垂直に搬送され、転写ローラ21の上側に設けられた定着ユニット22に到達する。定着ユニット22は、ヒートローラ24及び加圧ローラ25等を備えており、図示しない温度検出器からの検出値に基づいてヒータ(図示せず)を制御することによりヒートローラ24を所定の定着温度に保つ。また定着ユニット22は、多色トナー像が転写されたシートをヒートローラ24と加圧ローラ25とに挟んで回転させ、ヒートローラ24の熱によりシート上に多色トナー像を熱定着させる。なお、シートに転写された多色トナー像は、溶融、混合、圧接し、シートに熱定着する。
多色トナー像が熱定着したシートは、定着ユニット22の出口近傍に設けられた搬送ローラにより定着ユニット22から排出される。
定着ユニット22を通過したシートは、片面印刷要求の場合、排紙ローラ29を通じて、画像形成装置1の上面に設けられた排紙トレイ30上にフェイスダウンで排出される。両面印刷要求の場合、定着ユニット22を通過したシートは、排紙ローラ29により一旦チャックされた後、排紙ローラ29が逆回転されることにより両面原稿搬送路S1へと導かれ、搬送ローラ31により再度レジストローラ23まで搬送される。そして、シートは、裏面側にトナー像を転写及び熱定着された後、排紙ローラ29により排紙トレイ30上に排出される。
なお、画像形成装置1は、上述した構成のほかにも、例えば、サイズが異なる複数種のシートを収容できる給紙カセット、数千枚単位のシートを収容できる大容量給紙カセット、複数の排紙トレイ及び画像形成されたシートを各排紙トレイに搬送するための搬送機構等を備えることもでき、また、これらをオプション機能として後付けできる構成とすることもできる。
図2は本実施形態に係る画像形成装置1の制御系の構成例を示すブロック図である。本実施形態の画像形成装置1は、CPU(Central Processing Unit)2、RAM(Random AccessMemory)3、HDD(Hard Disk Drive)4、操作パネル5、ネットワークコントローラ6、画像処理部7、画像形成部8等を備える。画像形成装置1が備える各部はバスを介して相互に接続されている。画像処理部7は、本発明に係る画像処理装置としての動作を行う。
CPU2は、バスを介して接続される上述したハードウェア各部の動作を制御すると共に、HDD4に格納されている制御プログラムに従って、種々のソフトウェア的機能を実行する。
HDD4は大容量のメモリ装置であり、上述したようなハードウェア各部をCPU2が制御するための制御プログラムを予め格納している。RAM3は揮発性の半導体メモリであり、CPU2による制御プログラムの実行中に発生するデータを一時的に記憶する。CPU2が、HDD4に格納してある制御プログラムをRAM3に読み出して順次実行することにより、画像形成装置1を、本発明の画像処理装置及び画像形成装置として動作させる。
またHDD4は、ネットワークコントローラ6を介して外部の装置から受信した印刷ジョブ、印刷ジョブを展開して得られる印刷実行データ(印刷対象のデータ)、画像処理部7によって所定の画像処理が施されたデータ等を記憶する。HDD4に記憶されたデータ(処理対象のデータ)はCPU2が指示するタイミングで画像処理部7又は画像形成部8へ読み出される。
更にHDD4は、画像処理部7による画像処理に使用される各種データ(例えば、中間調処理に用いる階調補正処理結果の補正量)を格納する。
操作パネル5は、ユーザからの操作指示を受け付けるための各種操作ボタンを備えた操作部と、ユーザに対して報知すべき情報を表示するLEDディスプレイ、液晶ディスプレイ等の表示部とにより構成されている。なお、操作パネル5を、表示画面に触れることで入力が可能なタッチパネルによって構成してもよい。
ネットワークコントローラ6は、外部のパーソナルコンピュータ等の情報処理装置と通信回線を介して通信を行うための通信インタフェースであり、外部の情報処理装置との間でデータの送受信を行う。外部の情報処理装置は、ページ記述言語形式のデータ(印刷ジョブ)を送信し、ネットワークコントローラ6は、外部の情報処理装置から送信されてくる印刷ジョブを受信する。ネットワークコントローラ6は、受信した印刷ジョブをHDD4又は画像処理部7へ転送する。画像処理部7は、転送されてきた印刷ジョブを展開して印刷実行データを生成し、生成した印刷実行データをHDD4へ転送する。HDD4は、ネットワークコントローラ6から転送されてきた印刷ジョブ及び画像処理部7から転送されてきた印刷実行データを、例えばページ単位で記憶する。
画像処理部7は、ネットワークコントローラ6が受信した印刷ジョブを展開して印刷実行データを生成する処理を行い、また、印刷実行データに対して、色変換処理、階調補正処理、中間調処理等の各種の画像処理を実行する。特に本実施形態の画像処理部7は、シートの特性に応じた画質調整処理結果の補正量を用いた中間調処理を行うために、画像処理部7には画質調整処理の目標値を計算する目標値計算部(不図示。)を備える。なお、画像処理部7が行う処理の詳細については後述する。画像処理部7は、画像処理後のデータ(画像データ)をHDD4へ出力する。
画像処理部7は、所定の画像処理を実行するための制御プログラムをCPU2が実行することによって実現されるソフトウェア的機能であってもよいし、専用のハードウェア回路によって実現されてもよい。
画像形成部8は、図1に示した各部を含み、印刷対象のデータに基づく画像をシート上に形成する画像形成手段である。
画像形成装置1は、上述した構成のほかに、画像形成部8による色再現性を向上させるために行うカラーキャリブレーションに用いる情報の取得手段として、濃度センサ9、温湿度センサ10等も備えてもよい。
上述した構成の画像形成装置1は、ネットワークコントローラ6を介して外部の情報処理装置から受信した印刷ジョブから、画像処理部7によって印刷実行データを生成し、生成した印刷実行データに基づく画像を画像形成部8によってシート上に形成する。
以下に、画像処理部7が行う処理について説明する。図3は画像処理部7による画像処理の手順を示すフローチャートである。ここでは、ネットワークコントローラ6を介して受信した印刷ジョブを画像処理部7が展開して得られた印刷実行データに対して行う各種の画像処理について説明する。なお、印刷ジョブは、例えば、ユーザのPC(Personal Computer)からの印刷処理である。画像形成装置1の画像処理部7は、印刷ジョブに基づいて、例えばCMYK(C:シアン、M:マゼンタ、Y:イエロー、K:ブラック)データ又はBK(白黒)データ等の印刷実行データを生成する。印刷実行データは、例えば256階調で表現されており、各画素の画素値(階調値)は0〜255のいずれかの値をとる。
画像処理部7は、処理対象の印刷実行データがRGBデータであるか否かを判断しており(ステップS1)、RGBデータである場合(ステップS1:YES)、印刷実行データに対して色変換処理を行い(ステップS2)、CMYK(C:シアン、M:マゼンタ、Y:イエロー、K:ブラック)データを生成する。色変換処理は、RGBデータを、補色であるCMYの色空間に変換してCMYデータを生成すると共に、CMYデータからKデータを生成し、元のCMYデータからKデータを差し引いて新たなCMYデータを生成する処理である。
一方、処理対象の印刷実行データがRGBデータでない場合(ステップS1:NO)、画像処理部7は、ステップS2の処理をスキップし、色変換処理を行わない。色変換処理は、例えば、画像形成装置1が備えるファームウェア(図示せず)に実装されたカラーマネジメントモジュールにて、ICCプロファイルのカラーテーブルに基づいて行われる。
画像処理部7は、印刷実行データに対して階調補正処理を行う(ステップS3)。これにより、印刷実行データ(画像データ)の空間周波数特性が補正され、出力画像のぼやけ又は粒状性劣化が防止できる。なお、印刷実行データがCMYKデータである場合、画像処理部7は、色成分毎に階調補正処理を行う。
次に画像処理部7は、階調補正処理した印刷実行データに対して、ディザマトリクスパターンを用いた中間調処理を行う(ステップS4)。なお、中間調処理の詳細については後述する。中間調処理も、印刷実行データがCMYKデータであれば、色成分毎に行われる。
画像処理部7は、中間調処理した印刷実行データをHDD4又はRAM3に一旦記憶し、画像形成を行う所定のタイミングで読み出して画像形成部8へ出力し、画像形成部8にて画像形成を行う(ステップS5)。
次に、本実施形態の画像形成装置の階調補正動作の制御動作について、図4のフローチャートに沿って説明する。
階調補正動作が開始すると、まず、画像形成部8によってパッチ画像を作成する(ステップS11)。パッチ画像にはCMYKそれぞれ単色の中間調パッチと最高濃度パッチ、及び何も印字しない用紙の下地を測定するための紙白パッチが含まれている。中間調パッチにはいくつかの階調が含まれている。
次に作成したパッチ画像の各パッチを濃度センサ9で読み取る(ステップS12)。この際、濃度が測定できる方法であれば、センサに限らず、画像形成装置に備え付け、あるいは別装置としてのスキャナや、目視によって読み取っても良い。濃度センサ9は図1に図示していないが、搬送経路S上の定着ユニット22よりも下流側に配置される。例えば、排紙ローラ29からは排紙トレイ30上にシートが排出される排出口に配置することができる。濃度センサ9で読み取った濃度は目標値の中間階調特性と比較して(ステップS13)、画像形成装置の中間階調特性が目標値に近づくように階調補正量を算出する(ステップS14)。
本発明は、ステップS12で各パッチの濃度を読み取った結果を用いて、ステップS13にて比較する目標値の中間調階調特性を算出する。
図5(A)〜(C)は従来の目標値の中間階調特性の模式図である。目標値は画像処理部7に予め記録されている固定値であり、通常は図5(A)に示すように、一般的な紙種において有効となるような値が設定されている。しかし特殊な紙種、特に図5(B)のように、光沢紙のような紙種において濃度が一般的な紙種よりも濃く印字される場合、目標値が固定値のために本来出せるはずの濃度を画像処理によって抑えることとなる。図5(C)のように、中質紙のような紙種において濃度が一般的な紙種よりも薄く印字される場合、目標値が固定値のために一定以上の入力値に対して全て最大濃度を出力し、高濃度部の階調が無くなってしまうこととなる。
図6は本実施形態に係る目標値の中間階調特性の模式図である。ステップS12で各色の最大濃度を濃度センサで読み取り、それを最大濃度目標値として、入力値に対して比例関係となるように濃度の目標値の中間階調特性を算出する。これにより図6(A)のように、光沢紙のような紙種において濃度が一般的な紙種よりも高く印字される場合においても、目標値が最大濃度によって変動するために本来出せる濃度を画像処理によって抑えることなく印字することができる。また図6(B)のように、中質紙のような紙種において濃度が一般的な紙種よりも低く印字される場合においても、目標値が最大濃度によって変動するために最大濃度を出力するのは最大入力値のみとなり、高濃度部の階調を無くすことなく印字することができる。
<第2の実施形態>
図7は、低濃度部分の特性をも考慮した目標値の中間階調特性の模式図である。光沢紙のような紙種において濃度が一般的な紙種よりも高く印字される場合において、低濃度部分は図5同様に固定値の目標値を取り、高濃度部分は図6(A)同様にステップS12で各色の最大濃度を濃度センサ9で読み取り、それを最大濃度目標値とし、入力値に対して比例関係となるように濃度の目標値の中間階調特性を算出する。低濃度と高濃度の間の部分は階調飛びが発生しないよう滑らかに補間する。補間については一次関数で行ってもよいし、指数関数やべき乗関数、スプライン曲線などを用いてもよい。
最大濃度が一般的な紙種よりも高いような用紙においても、低濃度部分は一般的な紙種と同じような中間調階調特性である方が良い場合に、本実施形態のような目標値は好適となる。
第1の実施形態(図6参照。)で説明した目標値を採用するか、本実施形態で説明した目標値を採用するかは、ユーザが用途に応じて選べても良いし、いずれかに適切な方に固定しても良い。
<第3の実施形態>
画像形成装置は、収容されるシートの紙種を設定可能な給紙部を備えている場合がある。例えば、図1の画像形成装置1では、手差しトレイ26(第2の給紙部)に光沢紙専用のトレイとして設定するような場合である。
本実施形態はこのような場合を想定し、HDD4に、手差しトレイ26に設定された所定の紙種(上の例では、光沢紙。)のシート上に形成されたパッチ画像の濃度センサ9による測定値が記憶される。記憶されるデータは直近の測定値だけでも良い。
また本実施形態では、画像処理部7は、上記の目標値計算部の機能に加えて、画像調整処理の対象シートの供給源として手差しトレイ26が選択された場合、対象シートの紙種を光沢紙に推定し、対象シート上に形成されたテストパターン画像を濃度センサ9により測定した測定値とHDD4に記憶された測定値とを比較する測定値比較部の機能も兼ねることになる。
次に、本実施形態の画像形成装置の階調補正動作の制御動作について、図8のフローチャートに沿って説明する。
ユーザにより操作パネル5を通じて、階調補正実施対象のシートの供給源として手差しトレイ26が選択された後、階調補正動作が開始すると、画像処理部7は階調補正実施対象のシートを手差しトレイ26に指定された所定の紙種に推定する(ステップS21)。
そして、図4のステップS11と同様にして画像形成部8によってパッチ画像が作成される(ステップS22)。次に図4のステップS12と同様にして作成したパッチ画像の各パッチを濃度センサ9で読み取る(ステップS23)。
次に、画像処理部7は対象紙種のシートについて測定された各パッチの濃度値と、HDD4に記憶された所定の紙種のシートについて測定された各パッチの濃度値と、をRAM3に読み出して比較し、測定結果が大きく異なるか否かを判定する(ステップS24)。判定の結果、画像処理部7は対象紙種についての測定結果と登録紙種についての測定結果が大きく異なる場合(ステップS24:YES)、操作パネル5を通じて対象シートの紙種が所定の紙種ではない旨の警告を発する(ステップS25)。
判定の結果、画像処理部7は対象紙種についての測定結果と登録紙種についての測定結果が大きく異ならない場合(ステップS24:NO)、図4のステップS13と同様にして濃度センサ9で読み取った濃度は目標値の中間階調特性と比較して(ステップS26)、図4のステップS14と同様にして画像形成装置の中間階調特性が目標値に近づくように階調補正量を算出する(ステップS27)。
本実施形態によると、ユーザが手差しトレイ26に登録している紙種と異なる紙種のシートを手差しトレイ26に間違えてセットした場合に、画質調整処理を実行した際に間違いに気づかせることが可能となる。また、表面と裏面で紙質が異なる紙種では、裏表を間違えた場合にも機能する。
なお、本実施形態では手差しトレイ26(第2の給紙部)に所定の紙種専用の給紙部として使用される場合を説明したが、給紙カセット20(第1の給紙部)の方に紙種が指定されても良いし、給紙カセット20と手差しトレイ26の両方を別々の紙種の専用の給紙部として使用しても良い。
上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1…画像形成装置
2…CPU
3…RAM
4…HDD
5…操作パネル
6…ネットワークコントローラ
7…画像処理部
8…画像形成部
9…濃度センサ
11…露光ユニット
12a,12b,12c,12d…現像器
13a,13b,13c,13d…感光体ドラム
14a,14b,14c,14d…クリーナユニット
15a,15b,15c,15d…帯電器
16a,16b,16c,16d…中間転写ローラ
17…中間転写ベルト
18…中間転写ベルトユニット
19…中間転写ベルトクリーニングユニット
20…給紙カセット(第1の給紙部)
21…転写ローラ
22…定着ユニット
23…レジストローラ
24…ヒートローラ
25…加圧ローラ
26…手差しトレイ
27…搬送ローラ
28a,28b…ピックアップローラ
29…排紙ローラ
30…排紙トレイ
31…搬送ローラ
171…中間転写ベルト駆動ローラ
172…中間転写ベルト従動ローラ

Claims (2)

  1. シート上に形成されたテストパターン画像をセンサにより読み取り、読み取った情報に基づいて所定の画質調整処理を行う画像処理装置であって、前記テストパターン画像最高濃度のパッチを含む複数のパッチを有し、前記センサは前記複数のパッチの濃度を測定するパッチ濃度測定手段を有する、画像処理装置と
    前記画像処理装置にて処理された画像をシート上に形成する画像形成部と、
    収容されているシートの紙種の設定が可能な給紙部と、
    前記給紙部に設定された所定の紙種のシート上に形成されたテストパターン画像を前記パッチ濃度測定手段により測定した測定値を記憶する記憶部と、
    画像調整処理の対象シートの供給源として前記給紙部が選択された場合、前記対象シートの紙種を前記所定の紙種に推定し、前記対象シート上に形成されたテストパターン画像を前記パッチ濃度測定手段により測定した測定値と、前記記憶部に記憶された測定値と、を比較する測定値比較部と、
    を備え、
    前記画像処理装置は、前記複数のパッチの入力値に対する濃度の目標値を計算する目標値計算部を備え、前記目標値計算部は、前記最高濃度のパッチ濃度値を目標計算値に使用し、
    前記画像処理装置は、前記測定値比較部により両測定値が大きく異なると判断された場合に、前記対象シートの紙種が前記所定の紙種ではない旨を警告する、画像形成装置
  2. 前記目標値計算部は、
    高濃度部分の目標値を、前記最高濃度のパッチ濃度値を最大目標値として、入力値に対して比例関係となるように設定し、
    低濃度部分の目標値を、予め設定されている固定値のままとし、
    前記低濃度部分と前記高濃度部分との間の目標値を、階調飛びが発生しないように滑らかに補間する、請求項1に記載の画像形成装置。
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