JP6188442B2 - ラックおよびそれを用いた光学機器 - Google Patents

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Description

本発明は、ラックおよびそれを用いた光学機器に関する。
デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラなどの光学機器の小型化の要請に伴い、それに装着されるレンズ鏡筒の小型化も要求されている。また、バッテリーの小型化と撮影可能時間の長時間化のため、レンズ鏡筒の省電力化も求められている。特許文献1は、レンズ鏡筒において、レンズ保持枠を光軸方向へ移動するのにモータとラックを用い、モータの送りネジにラックを付勢するためにねじりコイルばねを使用する移動機構を開示している。
特開2005−315935号公報
送りネジを本歯と挟み歯で挟み込む構造のラックでは、落下などの衝撃により、本歯と挟み歯が送りネジのネジ山から歯飛びして撮影画像の乱れやボケをもたらす。歯飛び防止のために、特許文献1のような強い付勢力をラックと送りネジの間に作用させると両者間の摩擦力の増大によりモータの回転負荷が増大し、モータの省電力化を妨げられるか、モータ、ひいてはレンズ鏡筒が大型になる。一方、通常状態では付勢された本歯のみが送りネジと係合する構造のラックの場合では、衝撃印加時に送りネジの軸に対して本歯と反対側に配置された対向歯が送りネジのネジ山と係合してラックの送りネジの軸方向への位置ズレを防ぐ。しかし、この衝撃が非常に強い場合には、本歯の先端に大きなせん断力が作用して本歯が削れるおそれがあり、その後の動作不良の原因となる。
一方、近年のデジタルカメラやデジタルビデオカメラなどの小型化に伴ってラックも小型であることが必要である。
本発明は、小型の構成で駆動負荷を削減し、ある程度の衝撃に対して歯飛びを防止し、非常に強い衝撃に対する本歯の破損を防止することが可能なラックおよびそれを用いた光学機器を提供することを例示的な目的とする。
本発明のラックは、レンズを含む可動部材に取り付けられ、駆動手段の駆動力を前記可動部材に伝達するラックであって、前記駆動手段によって回転される送りネジと係合する本歯を有する第1の部材と、前記送りネジに関して前記本歯と反対側に配置されて前記送りネジと係合可能な対向歯を有し、前記第1の部材に対して回転可能な第2の部材と、前記本歯を前記送りネジに対して付勢する付勢力を加える第1の付勢手段と、前記本歯と前記対向歯が互いに近づくように前記第1の部材と前記第2の部材の間に付勢力を加える第2の付勢手段と、を有し、前記送りネジの前記中心軸に垂直な平面において、前記第1の付勢手段が前記第1の部材と接触する領域と、前記第2の付勢手段が前記第1の部材と接触する領域と、前記第2の付勢手段が前記第2の部材と接触する領域は、いずれも前記第2の部材の回転軸と前記送りネジの前記中心軸を結ぶ直線に関して前記レンズの光軸側に設けられることを特徴とする。
本発明によれば、小型の構成で駆動負荷を削減し、ある程度の衝撃に対して歯飛びを防止し、非常に強い衝撃に対する本歯の破損を防止することが可能なラックおよびそれを用いた光学機器を提供することができる。
本実施形態の撮像装置のブロック図である。 図1に示す撮像装置のラック近傍の構成を示す斜視図である。 異なる方向から見た図2に示すラックの分解斜視図である。 図2のラックの近傍の部分拡大斜視図と断面図である。 図2の部分拡大図である。 図6(a)は図2の側面図であり、図6(b)〜(d)は図6(a)に比較される構成の側面図である。 図2に示すラックの動作を説明するための側面図である。
図1は、光学機器(撮像装置)のブロック図である。本実施形態の光学機器はレンズ一体型カメラであるが、本発明はレンズ鏡筒がカメラ本体に着脱可能に装着されるカメラシステムにも適用可能である。また、光学機器は、一眼レフカメラ、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラなどにも適用可能である。レンズ鏡筒は、被写体の光学像を形成する撮影光学系を有する。
図1において、左側は被写体側、右側は像側である。本実施形態の撮影光学系は、一例として4群構成の変倍光学系を有する。L1は変倍時に固定の正の屈折力の第1レンズ群である。L2は、矢印に示すように、光軸方向に移動することにより変倍動作を行う(被写体距離を変更する)負の屈折力の第2レンズ群(変倍レンズ群またはズームレンズ群)である。L3は固定の正の屈折力の第3レンズ群である。L4は、矢印に示すように、光軸方向に移動することにより合焦動作(焦点調節)を行う正の屈折力の第4レンズ群(フォーカスレンズ群)である。
1は第1レンズ群L1を保持する前玉鏡筒、2は第1の変倍レンズ群としての第2レンズ群L2を保持する第1の移動部材、3は第3レンズ群L3を保持する固定部材、4は第4レンズ群L4を保持する第2の移動部材である。CCDまたはCMOS、ローパスフィルター、赤外カットフィルター等からなる撮像手段(撮像素子)30は、不図示の後部鏡筒により固定保持され、撮影光学系が形成した光学像を光電変換する。
31はカメラ信号処理回路であり、撮像手段30の出力に対して所定の増幅やガンマー補正などを施す。32はマイコンであり多数の信号を取り入れ、その信号処理を行ったり、入力信号に応じて多数の信号を出力し、光学機器の制御等を施したりする制御手段である。33はマイコン32で信号処理された画像信号や、その他、記録条件などを記録する記録手段である。50は変倍動作を指示するズームスイッチである。51は撮影者が意識的にマニュアルフォーカス動作(合焦動作)を指示するフォーカススイッチである。52は電源スイッチである。
第1の移動部材2は、後述する2本のガイドバー101、102により、撮影光学系の光軸方向に移動可能に支持されている可動部材である。第2の移動部材4は、図1に不図示の2本のガイドバーにより、光軸方向に移動可能に支持されている。
5は、撮像手段30に入射する光量を調整する絞り装置であり、駆動部6により2枚の絞り羽根を互いに逆方向に移動させて開口径を変化させるギロチン式である。34は、絞り装置駆動部6の駆動磁石の回転位置をホール素子で検出する絞りセンサー回路である。撮像手段30からの信号にカメラ信号処理回路31が所定の増幅やガンマー補正などを施し、その結果をマイコン32に出力する。マイコン32は、カメラ信号処理回路31からの入力信号と絞りセンサー回路34からの絞り駆動部の回転量などの入力信号に応じて、絞り駆動回路37に絞り駆動信号を出力し、光量調整を行う。
8は、第2レンズ群L2を光軸方向に移動し、変倍動作を行わせる駆動手段(アクチュエータ)であるズームモータである。ズームモータ8によって回転される送りネジ(リードスクリュー)8aには、光軸方向への移動が自在に案内保持された第1の移動部材2に設置されたラック7が噛み合っている。ズームモータ8が回転すると第1の移動部材2は光軸方向に移動する。送りネジ8aは、ズームモータを構成するロータと同軸かつ光軸と平行に配置されている。送りネジ8aは、例えば、SUS、鉄などから構成される。8bはモータ板金である。
9はフォトインタラプタから構成されるズーム初期位置センサーである。ズーム初期位置センサー9は、第1の移動部材2に形成された不図示の遮光部の光軸方向への移動による遮光、透光の切り替わりを光学的に検出し、第1の移動部材2の光軸方向の基準位置(ズーム初期位置)を検出する。
電源スイッチ52が入れられると、ズームモータ8は、マイコン32の制御の下でズーム駆動回路35から駆動信号を受信する。ズーム初期位置センサー9が検出したズーム初期位置を基準として、第1の移動部材2は、予め決められた位置に移動して待機する。ズームモータ8は、ズーム初期位置からのステップ数でズームスイッチ50の操作に対応した位置制御が行なわれる。ズームスイッチ50が操作されると、移動方向がどちらに操作されているかをマイコン32が判断し、ズーム動作が行なわれる。
11は、第4レンズ群L4を光軸方向に移動し、合焦動作を行わせる駆動手段(アクチュエータ)としてのフォーカスモータである。フォーカスモータ11によって回転されるリードスクリュー(送りネジ)11aには、光軸方向への移動が自在に案内保持された第2の移動部材4に設置されたラック部材10が噛み合っている。フォーカスモータ11が回転すると第2の移動部材4は光軸方向に移動する。送りネジ11aは、フォーカスモータを構成するロータと同軸かつ光軸と平行に配置されている。
12はフォトインタラプタから構成されるフォーカス初期位置センサーである。フォーカス初期位置センサー12は、第2の移動部材4に形成された不図示の遮光部の光軸方向への移動による遮光、透光の切り替わりを光学的に検出し、第2の移動部材4の光軸方向の基準位置(フォーカス初期位置)を検出する。
電源スイッチ52が入れられると、フォーカスモータ11は、マイコン32の制御の下でフォーカス駆動回路36から駆動信号を受信する。フォーカス初期位置センサー12が検出したフォーカス初期位置を基準として、第2の移動部材4は、予め決められた位置に移動して待機する。フォーカスモータ11は、フォーカス初期位置からのステップ数でズームスイッチ50およびフォーカススイッチ51の操作に対応した位置制御が行なわれる。オートフォーカス時、フォーカス駆動回路36は、マイコン32からの入力信号に応じてフォーカスモータ11に通電し、第4レンズ群L4を光軸方向に駆動する。
次に、本実施形態のラック(ラックユニット)7について説明する。ラック7は、第1の移動部材2に取り付けられ、ズームモータ8の駆動力を第1の移動部材2に伝達する。
図2は、撮像装置のラック7の近傍を示す斜視図である。同図に示すように、第1の移動部材2は、本体部20、スリーブ部21、回り止め部22、ラック保持部を有する。本体部20は、第2レンズ群L2を中央に保持し、略円筒形状を有する。スリーブ部21は、本体部20に固定され、ガイドバー101が挿入される貫通孔21aを有する。回り止め部22は、本体部20に固定され、ガイドバー102が挿入される凹部22aを有する。この結果、第1の移動部材2は、ガイドバー101、102に案内されて光軸方向に移動可能に支持される。
ラック保持部は、ラック7を回転可能に保持し、それぞれ軸穴部を有する2つのブロック23、24とその間の凹部25を有する。凹部25にはラック7が一部突出した状態で収納される。後述するメインラック70の軸部75の両端がブロック23、24のそれぞれの軸穴部23a、23bに回転可能に支持される。凹部25から突出したラック7の一部は、駆動手段であるズームモータ8の送りネジ8aに係合する。
図3(a)と(b)は、異なる方向から見たラック7の分解斜視図である。ラック7は、メインラック70、サブラック40、挟みばね50、ねじりコイルばね60を有し、小型化されている。メインラック70やサブラック40は、POMやPCなどから構成され、モールド、プレス、金属の削り出しなどによって構成される。
メインラック70は、係合部(第1の部材)71と軸部75を有する。
係合部71は、図2及び図3に示すように、正面から見るとL字形状を有し、L字の一端で軸部75に結合され、結合部から張り出して軸部75とほぼ平行に折れ曲がっている腕部として構成されている。71aは、係合部71の軸部75と係合する端部の内面としての当接面である。
係合部71の送りネジ側には本歯72が形成されている。本歯72は、送りネジ8aのネジ山と係合し、送りネジ8aからズームモータ8の駆動力を受ける。係合部71の送りネジ8aと反対側の面73は、図3(b)と図3(c)に示すように、挟みばね50の腕部52とねじりコイルばね60の腕部62を係止する係止面として機能する。図3(b)に示すように、係合部71の本歯72の内側(軸部75側)には本歯72から送りネジ側に突出した突起としての2つのストッパー(規制手段)74が形成されている。
軸部75は、図3に示すように、挟みばね50のコイル部51、サブラック40の本体部41の軸穴部42、ねじりコイルばね60のコイル部61をこの順番で貫通する。軸部75は、第1の移動部材2のラック保持部の2つのブロック23、24の軸穴部23a、24aに回転可能に支持される。軸部75は、ラック7の回転軸として機能する。
図4(a)は、図2のラック7の近傍の部分拡大斜視図であり、図4(b)は、図4(a)の軸部75の中心軸を通る断面における断面図である。図4(b)に示すように、ブロック23には貫通孔23aが設けられ、ブロック24には貫通孔24aが設けられ、貫通孔23aと24aの中心軸は、光軸と平行な一点鎖線で示すX−X軸に一致している。X−X軸は、ラック7の回転軸として機能する。ラック7はX−X軸の周りに全体として回転可能であると共にこの軸の周りにサブラック40はメインラック70に対して回転可能である。貫通孔23aには軸部75のテーパ部76が挿入され、貫通孔24aには軸部75の筒部77が挿入され、筒部77は略円柱形状を有する。
サブラック(第2の部材)40は、落下等の外乱衝撃による歯飛びを防止し、本体部41と係合部44を有する。サブラック40はメインラック70に対して回転可能に構成される。
本体部41は、大きさの異なる円筒をそれらの中心軸を合わせた状態で組み合わせた形状を有し、その中心軸を中心とする円筒形状の軸穴部42を有する。軸穴部42には、メインラック70の軸部75が挿入される。本体部41の中央付近には両隣の円筒部よりも大きい径のフランジ43を有する。フランジ43は、挟みばね50が収納される収納部とねじりコイルばね60が収納される収納部を分ける。
図4では、フランジ43と係合部71の当接面71aとの間に挟みばね50が配置され、フランジ43とブロック24の間にねじりコイルばね60が配置されている。フランジ43には、ねじりコイルバネ60からの力が作用する。フランジ43は光軸方向に延びる腕部43aを有する。本実施形態では、腕部43aは後述するT−T線に関してモータ8と反対側(T−T線と光軸の間)に配置される。
係合部44は、本体部41の外側に張り出して、光軸とほぼ平行に延びている。係合部44の送りネジ側には対向歯45が形成される。対向歯45は送りネジ8aと係合可能に構成されている。
図3(b)に示すように、係合部44の内側(本体部41側)には対向歯45から突出した突起としての2つのストッパー(規制手段)46が形成されている。各ストッパー46はメインラック70のストッパー74に接触して係合部44のそれ以上の送りネジ側への回転を防止する。この結果、係合部71と44の間に挟みばね50によって付勢力が加わっていても対向歯45は、通常状態では、送りネジ8aには接触しない。なお、ストッパーとしての突起は係合部71と44の少なくとも一方に設けられれば足りる。
挟みばね50は、X−X軸を回転中心として本歯72と対向歯45が互いに近づくように係合部71とサブラック40の間に付勢力を加える第2の付勢手段である。挟みばね50は、例えば、トーションばねから構成される。挟みばね50は、サブラック40のフランジ43と係合部71の当接面71aの間に設けられ、コイル部51、腕部52、53を有する。コイル部51には、メインラック70の軸部75が貫通する。図2、4に示すように、腕部52は、メインラック70の面73に係止され、腕部53は、サブラック40のフランジ43の腕部43aに係止される。後述するように、挟みばね50の腕部52が係合部71を付勢する部分と挟みばね50の腕部53がサブラック40の腕部43aを付勢する部分は、いずれも後述するT−T線に関してズームモータ8と反対側(光軸とT−T線の間)に設けられる。
ねじりコイルばね60は、本歯72を送りネジ8aに対して付勢する付勢力を加える第1の付勢手段である。ねじりコイルばね60は、コイル部61、腕部62、63を有する。コイル部61には、メインラック70の軸部75が貫通する。腕部62は、図2、4に示すように、メインラック70の面73に係止される。腕部63は、第1の移動部材2のスリーブ21に係止される。ねじりコイルばね60の腕部62が係合部71を付勢する部分は後述するT−T線に関してズームモータ8と反対側(光軸とT−T線の間)に設けられる。また、ねじりコイルばね60の腕部63が第1の移動部材2を付勢する部分は後述するT−T線に関してズームモータ8と反対側(光軸とT−T線の間)に設けられることが好ましい。
ねじりコイルばね60は、ブロック24とフランジ43の間に軸方向の弾性力を加え、第1の移動部材2、ガイドバー101、ラック7及び送りネジ8aを光軸に平行な方向に付勢する。これにより、それぞれのガタが片寄せされ、嵌合または噛合いのガタを防止することができる。
具体的には、サブラック40は、図4(b)に示す方向に、ねじりコイルばね60の光軸方向の付勢力62aが加えられる。この結果、図3(b)、4(b)に示す本体部41の当接面71a側の面である当接面41aが係合部71の当接面71aに当接するように付勢され、本歯72と対向歯45の位相ずれを防いでいる。ねじりコイルばね60の付勢力62aは、メインラック70のテーパ部76に対する第1の移動部材2の軸穴部23aへの付勢にも用いられ、第1の移動部材2の光軸方向の移動のガタ付きを抑えている。
図5は、第1の移動部材2に取り付けられたラック7の近傍における図2の部分拡大斜視図である。
第1の移動部材2の仮組み状態では、メインラック70はねじりコイルばね60の付勢力62bによってX−X軸周りに付勢され、メインラック70の本歯72とズームモータ8の送りネジ8aが噛合付勢される。ねじりコイルばね60のもう一端の付勢力63aによって移動部材2は、スリーブ部21および回り止め部22と、ガイドバー101、102の間のガタ取りを行い、ガイドバー101、102に対して移動部材2が精度よく移動可能となる。
また、挟みばね50により、サブラック40の腕部43aに付勢力53aをフランジ43に対して与えることによってX−X軸を回転中心とした回転力を発生させ、ストッパー46がメインラック70のストッパー74に当接するように付勢される。メインラック70は挟みばね50の腕部52からの付勢力52aにより付勢されている。
図6(a)は、図2を右側から見た側面図である。一点鎖線で示すT−T線はX−X軸と送りネジ8aの中心軸に垂直な平面においてX−X軸(軸部75の中心軸)と送りネジ8aの中心軸を結んだ直線である。図6(a)に示すように、ねじりコイルばね60の腕部62の付勢力62bを加える部分と、挟みばね50の腕部52の図5に示す付勢力52aを加える部分が、それぞれT−T線と光軸Oの間(T−T線に関してズームモータ8と反対側)に設けられている。図6(a)では、挟みばね50の腕部52のみが見えており、その奥にねじりコイルばね60の腕部62が配置されている。
図6(b)は、本実施形態の図6(a)と比較される構成の側面図である。図6(b)では、挟みばね50の腕部52を、サブラック40側に腕部52’として設けている点が図6(a)とは異なる。図6(b)に示す構成では、腕部52’がT−T線と光軸Oの間に設けられていない。
バネの寸法精度はラック7のサブラック40やモータ板金8bよりも悪いため、挟みばね50とモータ板金8bとの間隔sを広げる必要がある。つまり、送りネジ8aとモータ板金8bの間を図6(a)に示す間隔h1よりも広げる必要が生じ、ズームモータ8が大型化する。本実施例のように第1の移動部材2の移動機構が、2本のガイドバー101、102、リードスクリュー8aとラック7からなる場合、ズームモータ8の位置や大きさにより全体の大きさが決まりやすい。図6(a)に示す本実施形態の配置にすると製品の外径がR1で済むものが、図6(b)に示す配置では外径がR2まで大きくなる。
図6(c)は、図6(a)と比較される別の構成の側面図である。図6(c)では、挟みばね50の腕部53を、サブラック40の裏側に腕部43a’を設け、サブラック40側に腕部53’として設けている点が図6(a)とは異なる。図6(c)に示す構成では、腕部53’がT−T線と光軸Oの間に設けられていない。
図6(c)に示す構成でも、スペース効率は、(図6(b)ほどではないが)図6(a)に示す構成よりも低くなる。また、腕部43a’とスリーブ部21とが干渉しないようにするためには図6(d)に示す矢印方向から組み込むことになるが、この結果、第2レンズ群L2などの近傍の光学素子に傷や汚れを発生させるおそれがある。
このため、図6(a)に示す構成は小型化と組立から見て有利である。
次に、外乱等の衝撃を受けた際のラック7の機能について説明する。図7(a)〜(c)は、送りネジ8aと本歯72との係合部の拡大側面図である。
図7(a)は、通常動作時において送りネジ8aと本歯72が係合し、対向歯45が送りネジ8aから離れている状態(以下、「通常状態」と呼ぶ場合もある)を示している。対向歯45は、ストッパー74と46とが接触することによって送りネジ8aから離れた状態で維持される。また、ストッパー74、46は、後述するように、本歯72と対向歯45の間隔dが送りネジ8aの外径Dよりも小さくなるように対向歯の送りネジ8aに対する距離を規制している。なお、本歯72、対向歯45は送りネジ8aのネジ山形状に対応した形状を有する。
図7(b)は、第1の移動部材2が光軸方向の衝撃値Aを受け、本歯72が送りネジ8aのネジ山をせり上がった状態を示している。衝撃値Aは挟みばね50の付勢力よりも大きく、衝撃値Aの衝撃が加わると、メインラック70とサブラック40の間隔が広がる開き動作をし、挟みばね50によって付勢されているサブラック40の対向歯45が送りネジ8aのネジ山に接近する。但し、送りネジ8aの中心軸と本歯72と送りネジ8aとの接触位置を通る平面における本歯72と対向歯45の間隔dは、送りネジ8aのネジ山の高さDよりも小さい(D>d)。従って、本歯72と対向歯45との両方が送りネジ8aのネジ山に掛かり、ラック7が送りネジ8aの軸方向にずれることはない。
対向歯45は通常状態では送りネジ8aに接触しないが、本歯72と対向歯45が歯飛びするほどの衝撃を受けた場合は接触し、ラック7の歯飛びを防止する。対向歯45がなければ、歯飛び防止のために、ねじりコイルばね60による付勢力を強める必要があるが、それではラックと送りネジ間の摩擦力が大きくなってズームモータの回転負荷が増大し、モータの省電力化を妨げられる。あるいは、モータ、ひいてはレンズ鏡筒が大型になる。本実施形態は、対向歯45を上述のように配置することによってこの問題を解決している。
図7(c)は、第1の移動部材2が光軸方向に衝撃値Bを与えられた状態を示している。衝撃値Bは衝撃値Aよりも大きい(A<B)。つまり、衝撃値Bにより、送りネジ8aの外径Dよりも本歯72と対向歯45の間隔が大きくなる開き動作が発生する。送りネジ8aのネジ山からの抗力によって、本歯72と対向歯45とが互いに離れる方向の力が加わる。この力が挟みばね50の付勢力を上回ることで、メインラック70とサブラック40との開き動作が発生する。その結果、本歯72と対向歯45との間隔が広がり、d’となる。ここで、D、d、d’の大小関係は、d<D≦d’である。
そのため、本歯72が送りネジ8aのネジ山を乗り越えるようにして軸方向に移動する歯飛びが許容される。これにより、本歯72と対向歯45の歯先端に大きなせん断力が加わって本歯やリードスクリューの欠けや削れが生じることを防止する。この破損が生じると、その後の製品動作が不安定となったり、動作不良となったりする。なお、ねじりコイルばね60の付勢力は挟みばね50の付勢力に比べて小さい。これにより、対向歯45を衝撃値A以上B未満の場合に確実に送りネジ8aに接触させて歯飛びを防止することができる。本実施形態では、挟みばね50の付勢力の調整によって衝撃値Bを任意に設定することが可能である。
本歯72と対向歯45の少なくとも一方が、挟みばね50が加える付勢力に抗して送りネジ8aから離れるように、係合部71、44は相対的に移動可能に設けられている。対向歯45が移動不能であるとすると、衝撃が非常に強い場合には、ラック歯の先端に大きなせん断力が作用して、ラック歯が削れ、動作不良となるおそれがある。そこで、本実施形態では、衝撃値B以上と非常に強い場合には、本歯72と対向歯45の少なくとも一方が送りネジ8aから離れることによってこの問題を解決している。
以上説明したように、通常状態では、本歯72によってモータ8の駆動力を移動部材2に伝える。落下などによって衝撃値B未満の衝撃が加えられた場合は、本歯72と対向歯45とが送りネジ8aのネジ山に掛かり、ラック7の歯飛びを防止し、第1の移動部材2の光軸方向へのズレを防止する。衝撃値B以上の衝撃が加えられた場合は、メインラック70とサブラック40の開き動作が発生して、第1の移動部材2の光軸方向へのズレを許容し、本歯72の破損を防止する。本歯72と対向歯45が、送りネジ8aの中心軸に直交する場合だけでなくリード角を持っている場合についても本発明は適用可能である。
本実施形態では、通常状態では、本歯72が送りネジ8aと接触し、反対側には接触する歯がない。しかし、本歯のみが送りネジに接触する場合、ラックの移動を安定にするためには本歯に加える付勢力を強くする必要があり、モータの回転負荷が増大し、モータの省電力化を妨げられるか、モータ、ひいてはレンズ鏡筒が大型になるおそれがある。そこで、通常状態で本歯と反対側で送りネジ8aに接触する挟み歯を有する部材が更に設けられてもよい。この場合、本歯72と挟み歯はねじりコイルばね60の付勢力によって、送りネジ8aを挟み込むことになり、送りネジ8aの回転による駆動力は、本歯72と挟み歯とを介して第1の移動部材2に伝達される。挟み歯はサブラック40に設けられてもよい。これにより、部品点数を削減することができる。
本実施形態のラック7は、第2レンズ群L2を移動する移動手段の一部を構成しているが、第4レンズ群L4を移動する移動手段として構成されてもよい。この場合、送りネジ11aには、第2の移動部材4に取り付けられたラックが噛み合い、ロータが回転すると、第4レンズ群L4が光軸方向に駆動される。ねじりコイルばねは、第2の移動部材4、ガイドバー、ラック及び送りネジのそれぞれのガタを片寄せし、これからの嵌合または噛合いのガタを防止する。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
本発明は、ラックと送りネジを使用する各種の工業製品に適用することができる。
7…ラック、8…ズームモータ(駆動手段)、8a…送りネジ、71…係合部(第1の部材)、72…本歯、74…ストッパー(規制手段)、44…係合部(第2の部材)、45…対向歯(第3の歯)、46…ストッパー(規制手段)、50…挟みばね(第2の付勢手段)、60…ねじりコイルばね(第1の付勢手段)

Claims (14)

  1. レンズを含む可動部材に取り付けられ、駆動手段の駆動力を前記可動部材に伝達するラックであって、
    前記駆動手段によって回転される送りネジと係合する本歯を有する第1の部材と、
    前記送りネジに関して前記本歯と反対側に配置されて前記送りネジと係合可能な対向歯を有し、前記第1の部材に対して回転可能な第2の部材と、
    前記本歯を前記送りネジに対して付勢する付勢力を加える第1の付勢手段と、
    前記本歯と前記対向歯が互いに近づくように前記第1の部材と前記第2の部材の間に付勢力を加える第2の付勢手段と、
    有し、
    前記送りネジの前記中心軸に垂直な平面において、前記第1の付勢手段が前記第1の部材と接触する領域と、前記第2の付勢手段が前記第1の部材と接触する領域と、前記第2の付勢手段が前記第2の部材と接触する領域は、いずれも前記第2の部材の回転軸と前記送りネジの前記中心軸を結ぶ直線に関して前記レンズの光軸側に設けられることを特徴とするラック。
  2. 前記第1の付勢手段が前記可動部材と接触する領域も前記回転軸と前記送りネジの前記中心軸を結ぶ直線に関して前記光軸側に設けられることを特徴とする請求項1に記載のラック。
  3. 前記第1の付勢手段の付勢力は前記第2の付勢手段が加える付勢力よりも小さいことを特徴とする請求項1または2に記載のラック。
  4. 前記第1の付勢手段の付勢力によって前記本歯が前記送りネジと係合している状態では前記対向歯は前記送りネジから離れ、前記送りネジの中心軸と前記本歯と前記送りネジとの接触位置を通る平面における前記本歯と前記対向歯の間隔が前記送りネジの外径よりも小さくなるように前記対向歯の前記送りネジに対する距離を規制する規制手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のラック。
  5. 前記規制手段は、前記第1の部材と前記第2の部材の少なくとも一方に設けられた突起であることを特徴とする請求項に記載のラック。
  6. 前記第1の付勢手段は、前記回転軸の方向に弾性力を加えることを特徴とする請求項1乃至のうちいずれか1項に記載のラック。
  7. 前記第1の付勢手段は、ねじりコイルばねであることを特徴とする請求項1乃至のうちいずれか1項に記載のラック。
  8. 前記第2の付勢手段は、挟みばねであることを特徴とする請求項1乃至のうちいずれか1項に記載のラック。
  9. 前記挟みばねはトーションばねであることを特徴とする請求項に記載のラック。
  10. 前記送りネジに関して前記本歯と反対側に配置されて前記送りネジと係合する挟み歯を有する部材を更に有することを特徴とする請求項1乃至のうちいずれか1項に記載のラック。
  11. 前記第2の部材は、前記送りネジに関して前記本歯と反対側に配置されて前記送りネジと係合する挟み歯を更に有することを特徴とする請求項1乃至のうちいずれか1項に記載のラック。
  12. 請求項1乃至11のうちいずれか1項に記載のラックを有する光学機器。
  13. 前記光学機器は撮像装置であることを特徴とする請求項12に記載の光学機器。
  14. 前記光学機器は撮像装置に着脱可能に装着されるレンズ鏡筒であることを特徴とする請求項12に記載の光学機器。
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