JP6183804B2 - 吸収性物品 - Google Patents
吸収性物品 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6183804B2 JP6183804B2 JP2013249742A JP2013249742A JP6183804B2 JP 6183804 B2 JP6183804 B2 JP 6183804B2 JP 2013249742 A JP2013249742 A JP 2013249742A JP 2013249742 A JP2013249742 A JP 2013249742A JP 6183804 B2 JP6183804 B2 JP 6183804B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- row
- recess
- absorber
- center line
- pair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
Description
凹部列45を構成する複数の凹部(深凹陥部)それぞれの深さは、吸収体4の無荷重下における厚みに対して、好ましくは10%以上、更に好ましくは15%以上、そして、好ましくは50%以下、更に好ましくは40%以下、より具体的には、好ましくは 10%以上50%以下、更に好ましくは15%以上40%以下である。
前側斜行凹部列51の傾斜角度αは、好ましくは20°以上、更に好ましくは30°以上、そして、好ましくは80°以下、更に好ましくは70°以下、より具体的には、好ましくは20°以上80°以下、更に好ましくは30°以上70°以下である。
後側斜行凹部列61の傾斜角度βは、好ましくは30°以上、更に好ましくは45°以上、そして、好ましくは85°以下、更に好ましくは80°以下、より具体的には、好ましくは30°以上85°以下、更に好ましくは45°以上80°以下である。
前側斜行凹部列51の縦方向長さH1は、好ましくは20mm以上、更に好ましくは40mm以上、そして、好ましくは100mm以下、更に好ましくは70mm以下、より具体的には、好ましくは20mm以上100mm以下、更に好ましくは40mm以上70mm以下である。
後側斜行凹部列61の縦方向長さH2は、好ましくは50mm以上、更に好ましくは70mm以上、そして、好ましくは150mm以下、更に好ましくは120mm以下、より具体的には、好ましくは50mm以上150mm以下、更に好ましくは70mm以上120mm以下である。
肌対向面を形成する表面シート、非肌対向面を形成する裏面シート及びこれら両シート間に位置する吸収体を具備し、着用者の腹側に配される腹側部及び背側に配される背側部とそれらの間に位置する股下部とを有すると共に、該腹側部から該股下部を介して該背側部に延びる縦方向とこれに直交する横方向とを有する吸収性物品であって、
前記吸収体の肌対向面又は非肌対向面に、該吸収体を厚み方向に圧縮することにより形成された複数の凹部が平面視線状に配列されてなる、凹部列が形成されており、該凹部列は、該吸収体の***ポイント域を縦方向に二分する***ポイント域縦中心線よりも該吸収体の前記腹側部側の縦方向前端側に位置する、前側凹部列と、該***ポイント域縦中心線よりも該吸収体の前記背側部側の縦方向後端側に位置する、後側凹部列とを有し、
前記前側凹部列は、複数の前記凹部が前記***ポイント域縦中心線の近傍から前記吸収体の縦方向前端側且つ横方向外方に向かって延びる平面視線状に配列されてなる、一対の前側斜行凹部列を有し、一対の該前側斜行凹部列の一方と他方とは直接繋がっておらず横方向に所定の間隔を置いて配され、その間隔は、該***ポイント域縦中心線側の端部間において最小であり、
前記後側凹部列は、複数の前記凹部が前記***ポイント域縦中心線の近傍から前記吸収体の縦方向後端側且つ横方向外方に向かって延びる平面視線状に配列されてなる、一対の後側斜行凹部列を有し、一対の該後側斜行凹部列の一方と他方とは直接繋がっておらず横方向に所定の間隔を置いて配され、その間隔は、該***ポイント域縦中心線側の端部間において最小であり、
前記前側斜行凹部列の横方向に対する傾斜角度は、前記後側斜行凹部列の横方向に対する傾斜角度に比して小さい吸収性物品。
前記前側凹部列は、複数の前記凹部が前記***ポイント域縦中心線の近傍にて横方向に延びる平面視線状に配列されてなる、前側横方向凹部列を有し、該前側横方向凹部列と一対の前記前側斜行凹部列とが繋がっており、
前記後側凹部列は、複数の前記凹部が前記***ポイント域縦中心線の近傍にて横方向に延びる平面視線状に配列されてなる、後側横方向凹部列を有し、該後側横方向凹部列と一対の前記後側斜行凹部列とが繋がっている前記<1>記載の吸収性物品。
<3>
前記前側横方向凹部列の横方向長さは、一対の前記前側斜行凹部列の一方と他方との前記***ポイント域縦中心線側の端部での間隔L1に一致し、また、前記後側横方向凹部列の横方向長さは、一対の前記後側斜行凹部列の一方と他方との該***ポイント域縦中心線側の端部での間隔L2に一致し、
前記間隔L1と前記間隔L2とは同じであり、且つそれぞれ好ましくは10mm以上、更に好ましくは20mm以上、そして、好ましくは60mm以下、更に好ましくは50mm以下、より具体的には、好ましくは10mm以上60mm以下、更に好ましくは20mm以上50mm以下である前記<2>記載の吸収性物品。
<4>
前記前側横方向凹部列の横方向長さは、一対の前記前側斜行凹部列の一方と他方との前記***ポイント域縦中心線側の端部での間隔L1に一致し、また、前記後側横方向凹部列の横方向長さは、一対の前記後側斜行凹部列の一方と他方との該***ポイント域縦中心線側の端部での間隔L2に一致し、
前記間隔L1が前記間隔L2に比して短く、且つ該間隔L1と該間隔L2との比(L1/L2)は、好ましくは0.1以上、更に好ましくは0.3以上、そして、好ましくは0.9以下、更に好ましくは0.8以下、より具体的には、好ましくは0.1以上0.9以下、更に好ましくは0.3以上0.8以下である前記<2>記載の吸収性物品。
<5>
前記前側凹部列は前記前側横方向凹部列を有しておらず、前記後側凹部列は前記後側横方向凹部列を有していない前記<2>記載の吸収性物品。
前記凹部列は、複数の前記凹部が前記***ポイント域縦中心線に一致して配列されてなる、***ポイント域縦中心凹部列を有し、該***ポイント域縦中心凹部列と一対の前記前側斜行凹部列及び一対の前記後側斜行凹部列とが繋がっている前記<1>記載の吸収性物品。
<7>
前記前側斜行凹部列の縦方向長さは、前記後側斜行凹部列の縦方向長さに比して短い前記<1>〜<6>の何れか一項に記載の吸収性物品。
<8>
一対の前記前側斜行凹部列の一方と他方との前記***ポイント域縦中心線側の端部での間隔は、一対の前記後側斜行凹部列の一方と他方との該***ポイント域縦中心線側の端部での間隔に比して短い前記<1>〜<7>の何れか一項に記載の吸収性物品。
前記前側凹部列は前記前側斜行凹部列を二対以上有しているか、又は前記後側凹部列は前記後側斜行凹部列を二対以上有している前記<1>〜<8>の何れか一項に記載の吸収性物品。
<10>
一対の前記前側斜行凹部列及び一対の前記後側斜行凹部列は、それぞれ、前記吸収体を横方向に二分する吸収体横中心線を挟んで左右対称に形成されている前記<1>〜<9>の何れか一項に記載の吸収性物品。
<11>
前記凹部列を構成する複数の凹部は、それぞれ、平面視において一方向に長い形状を有し且つ該凹部の長手方向と該凹部列の延びる方向とが交差するように配され、且つ複数の前記凹部は、それぞれ、該凹部をその幅方向に二分する凹部幅中心線の延長線が前記***ポイント域縦中心線の横方向中央部と交わるように配され、且つ複数の前記凹部は、前記吸収体を横方向に二分する吸収体横中心線を挟んで左右対称に形成されている前記<1>〜<10>の何れか一項に記載の吸収性物品。
前記吸収体は、液保持性の吸収性コアと、該吸収性コアの肌対向面及び非肌対向面を被覆する透水性のコアラップシートとを含んで構成され
前記吸収性コアは、縦方向に沿う両側縁が内向きの円弧状に湾曲し、
前記コアラップシートは、前記吸収性コアの横方向の長さの2倍以上3倍以下の幅を有し、該吸収性コアの肌対向面(前記表面シートとの対向面)の全域を被覆し、且つ該吸収性コアの縦方向に沿う両側縁から横方向外方に延出し、その延出部が、該吸収性コアの下方に巻き下げられて、該吸収性コアの非肌対向面の全域を被覆している前記<1>〜<11>の何れか一項に記載の吸収性物品。
<13>
前記吸収性コアは、木材パルプ、親水化剤により処理された合繊繊維等の親水性繊維からなる繊維集合体、又は、該繊維集合体に粒子状の吸水性ポリマーを保持させたものであり、前記コアラップシートは、紙、又は、親水化処理が施された繊維からなる親水性不織布である前記<12>記載の吸収性物品。
<14>
前記凹部列は、前記吸収体のみに形成されており、前記表面シート及び前記裏面シートには形成されていない前記<1>〜<13>の何れか一項に記載の吸収性物品。
<15>
前記凹部は、熱を伴うか又は伴わないエンボス、あるいは超音波エンボス等のエンボス加工により形成されたものである前記<1>〜<14>の何れか一項に記載の吸収性物品。
前記凹部列は、複数のエンボス凹部が間欠的に配置されて平面視線状(破線状)に形成されており、該凹部列を構成する凹部の数は、好ましくは3個以上、更に好ましくは5個以上、そして、好ましくは30個以下、更に好ましくは10個以下、より具体的には、好ましくは3個以上30個以下、更に好ましくは5個以上10個以下である前記<1>〜<15>の何れか一項に記載の吸収性物品。
<17>
前記凹部列における隣り合う凹部間は、エンボス加工が施されていない非エンボスの平坦部か、又は、該凹部よりも深さの浅い凹部からなり、
前記凹部列の長さ方向に隣り合う凹部間の間隔は、該凹部列を構成する各凹部の該長さ方向の長さよりも短い前記<1>〜<16>の何れか一項に記載の吸収性物品。
<18>
前記凹部列における隣り合う凹部間は、該凹部よりも深さの浅い凹部からなり、該浅い凹部の凹陥深さは該凹部の凹陥深さの20%以下である前記<1>〜<17>の何れか一項に記載の吸収性物品。
<19>
前記凹部列においてその長さ方向に隣り合う凹部間の間隔は、該凹部列を構成する各凹部の該長さ方向の長さよりも短く、該凹部の長さに対する該凹部の間隔の割合は80%以下、好ましくは50%以下である前記<1>〜<18>の何れか一項に記載の吸収性物品。
前記凹部列は前記吸収体の非肌対向面に形成されている前記<1>〜<19>の何れか一項に記載の吸収性物品。
<21>
前記凹部列を構成する複数の前記凹部それぞれの幅は、好ましくは30mm以上、更に好ましくは50mm以上、そして、好ましくは130mm以下、更に好ましくは100mm以下、より具体的には、好ましくは30mm以上130mm以下、更に好ましくは50mm以上100mm以下である前記<1>〜<20>の何れか一項に記載の吸収性物品。
<22>
前記前側斜行凹部列の横方向に対する傾斜角度αと前記後側斜行凹部列の横方向に対する傾斜角度βとの差(β−α)は、好ましくは5°以上、更に好ましくは10°以上、そして、好ましくは60°以下、更に好ましくは50°以下、より具体的には、好ましくは5°以上60°以下、更に好ましくは10°以上50°以下である前記<1>〜<21>の何れか一項に記載の吸収性物品。
<23>
前記前側斜行凹部列の縦方向長さH1は、前記後側斜行凹部列の縦方向長さH2に比して短くなっており、
前記縦方向長さH1と前記縦方向長さH2との差(H2−H1)は、好ましくは10mm以上、更に好ましくは40mm以上、そして、好ましくは80mm以下、更に好ましくは60mm以下、より具体的には、好ましくは30mm以上80mm以下、更に好ましくは40mm以上60mm以下であり、
前記縦方向長さH1は、好ましくは20mm以上、更に好ましくは40mm以上、そして、好ましくは100mm以下、更に好ましくは70mm以下、より具体的には、好ましくは20mm以上100mm以下、更に好ましくは40mm以上70mm以下であり、
前記縦方向長さH2は、好ましくは50mm以上、更に好ましくは70mm以上、そして、好ましくは150mm以下、更に好ましくは120mm以下、より具体的には、好ましくは50mm以上150mm以下、更に好ましくは70mm以上120mm以下である前記<1>〜<22>の何れか一項に記載の吸収性物品。
一対の前記前側斜行凹部列及び一対の前記後側斜行凹部列は、それぞれ、平面視において内側に凸の湾曲部を前記***ポイント域に有している前記<1>〜<23>の何れか一項に記載の吸収性物品。
<25>
一対の前記前側斜行凹部列は、それぞれ、前記***ポイント域縦中心線の近傍から前記吸収体の縦方向前端側且つ横方向外方に向かって延びる斜行部分と、該斜行部分の縦方向前端寄り(該***ポイント域縦中心線から相対的に遠い側)の長さ方向端部から縦方向に延びる直線部分とを有しており、
一対の前記後側斜行凹部列は、それぞれ、前記***ポイント域縦中心線の近傍から前記吸収体の縦方向後端側且つ横方向外方に向かって延びる斜行部分と、該斜行部分の縦方向後端寄り(該***ポイント域縦中心線から相対的に遠い側)の長さ方向端部から縦方向に延びる直線部分とを有している前記<1>〜<24>の何れか一項に記載の吸収性物品。
<26>
前記吸収性物品は使い捨ておむつである前記<1>〜<25>の何れか一項に記載の吸収性物品。
<27>
前記使い捨ておむつは、レッグギャザー及び立体ギャザーを有する前記<26>記載の吸収性物品。
常法に従い、図1及び図2に示すおむつ1と同様の基本構成を有する展開型使い捨ておむつを作製した。表面シートとして、坪量36g/m2のエアスルー不織布を用い、裏面シートとして、透湿性シートと外層不織布とを貼り合わせた坪量30g/m2の複合シートを用い、吸収性コアとして、坪量200g/m2のパルプ繊維の集合体に粒子状の吸水性ポリマーを保持させたもの(吸水性ポリマーの坪量186g/m2)を用い、コアラップシートとして、坪量13.5g/m2の親水性且つ透液性の紙を用いた。
前側凹部列5と後側凹部列6との境界線として、***ポイント域縦中心線PLではなく、おむつを縦方向Xに二分する仮想的な物品縦中心線1Lx(図1参照)を用いた以外は、実施例1と同様にして展開型使い捨ておむつを作製した。
前側斜行凹部列51の傾斜角度α及び後側斜行凹部列61の傾斜角度βを共に80°とした以外は、実施例1と同様にして展開型使い捨ておむつを作製した。
吸収体として図11に示す吸収体4Hを用いた以外は、実施例1と同様にして展開型使い捨ておむつを作製した。吸収体4Hにおいては、一対の前側斜行凹部列51,51の一方及び他方が、***ポイント域縦中心線PLの横方向Yの中心にて直接繋がっており、また、一対の後側斜行凹部列61,61の一方及び他方も、中心線PLの横方向Yの中心にて直接繋がっており、凹部列45全体として平面視略X字状を有している。即ち、吸収体4Hにおいては、一対の凹部列51,51の一方と他方との中心線PL側の端部での間隔L1(図3参照)、及び一対の凹部列61,61の一方と他方との中心線PL側の端部での間隔L2(図3参照)が何れもゼロである。
吸収体にエンボス加工を施さず、吸収体の肌対向面及び非肌対向面に凹部列を形成しなかった以外は、実施例1と同様にして展開型使い捨ておむつを作製した。
各実施例及び比較例のおむつのフィット性を評価した。具体的には、乳幼児の各サイズ別の体型より設計された簡易モデルに、評価対象のおむつを常法に従って装着し、該モデルの前側から股間部にかけてのおむつのフィット性(前側股間部フィット性)について、特に、着用時における足繰り及び股間部(排尿部)に対するおむつの沿いやすさ(柔軟性)を目視観察した。その観察結果は下記の通りであった。下記観察結果に基づき、各実施例及び比較例のおむつの前側股間部のフィット性を、A(優れる)、B(普通)、C(劣る)の3段階にランク分けした。そのランク分けの結果を下記表1に示す。
比較例1:おむつがモデルの足繰り及び股間部に沿いにくく、ややフィットし難く、装着しやすさにやや劣る。排尿部付近ではおむつとモデルとの間に僅かな隙間が形成されて、おむつがモデルを圧迫することがない。おむつの垂れ下がりは見られない。
比較例2:おむつがモデルの股間部に沿いやすい。しかし、股間部においておむつとモデルとの間に適度な隙間がなく、おむつが排尿部付近を塞いでおり、吸収体の腹側に大きな皺とヨレが生じている。おむつの垂れ下がりは見られない。
比較例3:特にモデルの腹側の足繰りに対しおむつがフィットしない。おむつが垂れ下がり、モデルの排尿部付近に液がたまるような窪みが形成される。
比較例4:おむつがモデルに対して柔軟に沿いにくく、装着し難い。おむつがモデルの足繰り及び股間部にフィットしない。おむつ装着直後は、モデルの排尿部付近がおむつによって圧迫されている。おむつ全体がずり落ちてしまう。
2 表面シート
3 裏面シート
4,4A〜4H 吸収体
4f 吸収体の縦方向前端
4r 吸収体の縦方向後端
40 吸収性コア
41 コアラップシート
45 凹部列
45s 凹部列
5 前側凹部列
50 前側横方向凹部列
51 前側斜行凹部列
6 後側凹部列
60 後側横方向凹部列
61 後側斜行凹部列
7 ***ポイント域縦中心凹部列
F 腹側部
M 股下部
R 背側部
P ***ポイント域
PL ***ポイント域縦中心線
X 縦方向
Y 横方向
Claims (8)
- 肌対向面を形成する表面シート、非肌対向面を形成する裏面シート及びこれら両シート間に位置する吸収体を具備し、着用者の腹側に配される腹側部及び背側に配される背側部とそれらの間に位置する股下部とを有すると共に、該腹側部から該股下部を介して該背側部に延びる縦方向とこれに直交する横方向とを有する吸収性物品であって、
前記吸収体の肌対向面又は非肌対向面に、該吸収体を厚み方向に圧縮することにより形成された複数の凹部が平面視線状に配列されてなる、凹部列が形成されており、該凹部列は、該吸収体の***ポイント域を縦方向に二分する***ポイント域縦中心線よりも該吸収体の前記腹側部側の縦方向前端側に位置する、前側凹部列と、該***ポイント域縦中心線よりも該吸収体の前記背側部側の縦方向後端側に位置する、後側凹部列とを有し、
前記前側凹部列は、複数の前記凹部が前記***ポイント域縦中心線の近傍から前記吸収体の縦方向前端側且つ横方向外方に向かって延びる平面視線状に配列されてなる、一対の前側斜行凹部列を有し、一対の該前側斜行凹部列の一方と他方とは直接繋がっておらず横方向に所定の間隔を置いて配され、その間隔は、該***ポイント域縦中心線側の端部間において最小であり、
前記後側凹部列は、複数の前記凹部が前記***ポイント域縦中心線の近傍から前記吸収体の縦方向後端側且つ横方向外方に向かって延びる平面視線状に配列されてなる、一対の後側斜行凹部列を有し、一対の該後側斜行凹部列の一方と他方とは直接繋がっておらず横方向に所定の間隔を置いて配され、その間隔は、該***ポイント域縦中心線側の端部間において最小であり、
前記前側斜行凹部列の横方向に対する傾斜角度は、前記後側斜行凹部列の横方向に対する傾斜角度に比して小さい吸収性物品。 - 前記前側凹部列は、複数の前記凹部が前記***ポイント域縦中心線の近傍にて横方向に延びる平面視線状に配列されてなる、前側横方向凹部列を有し、該前側横方向凹部列と一対の前記前側斜行凹部列とが繋がっており、
前記後側凹部列は、複数の前記凹部が前記***ポイント域縦中心線の近傍にて横方向に延びる平面視線状に配列されてなる、後側横方向凹部列を有し、該後側横方向凹部列と一対の前記後側斜行凹部列とが繋がっている請求項1記載の吸収性物品。 - 前記凹部列は、複数の前記凹部が前記***ポイント域縦中心線に一致して配列されてなる、***ポイント域縦中心凹部列を有し、該***ポイント域縦中心凹部列と一対の前記前側斜行凹部列及び一対の前記後側斜行凹部列とが繋がっている請求項1記載の吸収性物品。
- 前記前側斜行凹部列の縦方向長さは、前記後側斜行凹部列の縦方向長さに比して短い請求項1〜3の何れか一項に記載の吸収性物品。
- 一対の前記前側斜行凹部列の一方と他方との前記***ポイント域縦中心線側の端部での間隔は、一対の前記後側斜行凹部列の一方と他方との該***ポイント域縦中心線側の端部での間隔に比して短い請求項1〜4の何れか一項に記載の吸収性物品。
- 前記前側凹部列は前記前側斜行凹部列を二対以上有しているか、又は前記後側凹部列は前記後側斜行凹部列を二対以上有している請求項1〜5の何れか一項に記載の吸収性物品。
- 一対の前記前側斜行凹部列及び一対の前記後側斜行凹部列は、それぞれ、前記吸収体を横方向に二分する吸収体横中心線を挟んで左右対称に形成されている請求項1〜6の何れか一項に記載の吸収性物品。
- 前記凹部列を構成する複数の凹部は、それぞれ、平面視において一方向に長い形状を有し且つ該凹部の長手方向と該凹部列の延びる方向とが交差するように配され、且つ
複数の前記凹部は、それぞれ、該凹部をその幅方向に二分する凹部幅中心線の延長線が前記***ポイント域縦中心線の横方向中央部と交わるように配され、且つ複数の前記凹部は、前記吸収体を横方向に二分する吸収体横中心線を挟んで左右対称に形成されている請求項1〜7の何れか一項に記載の吸収性物品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013249742A JP6183804B2 (ja) | 2013-12-03 | 2013-12-03 | 吸収性物品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013249742A JP6183804B2 (ja) | 2013-12-03 | 2013-12-03 | 吸収性物品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015104645A JP2015104645A (ja) | 2015-06-08 |
JP6183804B2 true JP6183804B2 (ja) | 2017-08-23 |
Family
ID=53435131
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013249742A Active JP6183804B2 (ja) | 2013-12-03 | 2013-12-03 | 吸収性物品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6183804B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3634353B1 (en) * | 2017-06-09 | 2022-02-09 | Essity Hygiene and Health Aktiebolag | Disposable hygiene article with improved fit |
CN110730651B (zh) | 2017-06-09 | 2021-06-01 | 易希提卫生与保健公司 | 具有改善的贴合性的一次性卫生物品 |
WO2018226133A1 (en) * | 2017-06-09 | 2018-12-13 | Essity Hygiene And Health Aktiebolag | Disposable hygiene article with improved fit |
MY196154A (en) | 2018-12-05 | 2023-03-17 | Essity Hygiene & Health Ab | Disposable Hygiene Article With Improved Fit |
MX2021006638A (es) | 2018-12-05 | 2021-07-15 | Essity Hygiene & Health Ab | Articulo de higiene desechable con ajuste mejorado. |
MX2021006701A (es) | 2018-12-05 | 2021-07-15 | Essity Hygiene & Health Ab | Articulo de higiene desechable con ajuste mejorado. |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3953848B2 (ja) * | 2002-03-13 | 2007-08-08 | ユニ・チャーム株式会社 | パンツ型の使い捨ておむつ |
JP3691499B2 (ja) * | 2003-07-02 | 2005-09-07 | ユニ・チャーム株式会社 | 使い捨てのパンツ型着用物品 |
EP1827336B2 (en) * | 2004-11-30 | 2016-08-17 | SCA Hygiene Products AB | Absorbent article |
MY148995A (en) * | 2006-12-13 | 2013-06-28 | Uni Charm Corp | Absorbent article |
JP5773665B2 (ja) * | 2011-01-28 | 2015-09-02 | 大王製紙株式会社 | 吸収性物品 |
JP5665576B2 (ja) * | 2011-01-31 | 2015-02-04 | ユニ・チャーム株式会社 | 使い捨ておむつ |
-
2013
- 2013-12-03 JP JP2013249742A patent/JP6183804B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015104645A (ja) | 2015-06-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5243195B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP6183804B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP2015192862A (ja) | 吸収性物品 | |
EP2092923A1 (en) | Absorptive article | |
CN108697539B (zh) | 吸收性物品 | |
JP6577802B2 (ja) | ***間パッド | |
WO2015015969A1 (ja) | 吸収性物品 | |
JP2017108884A (ja) | 吸収性物品 | |
JP6824031B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP5076022B1 (ja) | 使い捨ておむつ | |
JP6714444B2 (ja) | 使い捨ておむつ | |
JP2016010516A (ja) | 使い捨て着用物品 | |
JP6726076B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP6385395B2 (ja) | 吸収性物品 | |
CN109562002B (zh) | 吸收性物品 | |
TWI702945B (zh) | 吸收性物品 | |
JP7025837B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP6419454B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP6620004B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP7469028B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP2016112234A (ja) | 吸収性物品 | |
JP6153291B2 (ja) | 使い捨ておむつ | |
JP7049762B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP7010582B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP6591279B2 (ja) | 吸収性物品、吸収性物品の包装構造体及び吸収性物品の包装構造体の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20160201 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160913 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170621 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170704 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20170718 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170718 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6183804 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |