JP6183237B2 - 読取装置用線状光源装置 - Google Patents
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Description
しかしながら、LED素子にはバラツキ(個体差)が存在するため、一方のLED素子と他方のLED素子とに明るさ(光量)の差がある場合には、配光分布のバランスが崩れてしまい、端部の中央部に対する光量比が所定範囲を逸脱してしまう。また、LED素子の寿命特性は均一ではなく、点灯時間を経るにしたがって光量に差が生じるため、これによっても、配光分布のバランスは崩れてしまう。このように配光分布の変化が生ずると、例えば原稿面に対する光の照度が部分的に不足したり、カラーバランスが欠如したりするといった問題が生ずる。
下記条件(A)および条件(B)を満足する状態が得られるよう、前記反射部を構成する個々のプリズム要素が形成されていることを特徴とする。
条件(B):前記第1の発光素子と第2の発光素子を光束比が1:1となる条件で点灯させたときに得られる前記長手方向における配光分布曲線において、当該導光体の両端部の2つの照度ピークの長手方向の位置をそれぞれxp、xp’、長手方向の中心位置の照度を100%とし、当該一方の照度ピークの位置xpにおける照度を(100+Axp)%、当該他方の照度ピークの位置xp’における照度を(100+Axp’)%としたとき、前記第1の発光素子および前記第2の発光素子のいずれか一方のみを点灯させたときに得られる長手方向の配光分布曲線における前記一方の照度ピークの位置xpの照度が、(100−2×Axp)%以上、(100+4×Axp)%以下の範囲内であり、前記他方の照度ピークの位置xp’の照度が、(100−2×Axp’)%以上、(100+4×Axp’)%以下の範囲内となること。
また、前記凹凸溝の深さが長手方向中央側に向かうに従って小さくなる構成とすることができる。
さらにまた、前記反射部を構成するプリズム要素は、近位側の発光素子に対向する一方の光学的平面の表面が光吸収面として機能する光吸収プリズム要素を含み、当該光吸収プリズム要素の配置密度が長手方向中央側に向かうに従って低くなる構成とすることができる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る読取装置用線状光源装置の一例における構成の概略を示す断面図である。図2は、図1に示す読取装置用線状光源装置の、導光体の長手方向に垂直な断面図である。図3は、図1に示す読取装置用線状光源装置における反射部の構成を概略的に示す拡大断面図である。
この読取装置用線状光源装置は、長手方向における両端面10a,10bの各々が光取込面とされた棒状の導光体10と、この導光体10の一端面10aに対向して配置された一端側LED光源30aと、導光体10の他端面10bに対向して配置された他端側LED光源30bと、導光体10を支持するための導光体支持台40とを備えている。
他端側LED光源30bは、導光体10の他端面10bと長手方向に離間して配置された平板状の基板31bと、この基板31bの一面上に実装された第2の発光素子としてのLED素子32bと、導光体10の他端面10bとLED素子32bとの間の空間を取り囲むよう設けられた反射体33bとにより構成されている。
導光体10の反射部15は、導光体10の外周面において複数の凹凸溝が長手方向に互いに離間した位置に形成されることにより隣接する凹凸溝間に形成された複数のプリズム要素20により構成されている。この例においては、凹凸溝は、例えば断面形状が略V字状のV字溝16により構成されており、各々のプリズム要素20は、断面台形状とされている。また、V字溝16の深さDは均一な大きさとされている。
また、導光体支持台40を構成する材料としては、導光体10の出射部11以外の箇所から導光体10の外部に出射される光を吸収して遮蔽することができるものであることが好ましく、例えば、ポリカーボネート樹脂などを用いることができる。また、適宜の基材の表面に光吸収性を有する塗装が施されたものを用いることもできる。
一端側LED光源30aにおけるLED素子32aおよび他端側LED光源30bにおけるLED素子32bのいずれか一方を単独で点灯させたときに得られる導光体10の長手方向における配光分布曲線が両端部の各々に照度ピークを有すること。
ただし、いずれか一方を単独で点灯させたときに得られる照度ピークは、一端側LED光源30aにおけるLED素子32aと他端側LED光源30bにおけるLED素子32bとを光束比が1:1となる条件で点灯させたときに得られる導光体10の長手方向における配光分布曲線においての両端部の2つの照度ピークと一致する必要はない。
また「照度ピーク」とは、長手方向における周辺の照度よりも照度が高く盛り上がっているためにピークとして視認されるものをいい、必ずしも長手方向中心位置における照度より高いことを意味しない。
例えば、図8を参照して説明すると、一端側LED光源30aにおけるLED素子32aを単独で点灯させたときに得られる実線で示す配光分布曲線(a)においては、例えば−140mm付近に一端側照度ピークを有し、例えば140mm付近に他端側照度ピークを有する。
一端側LED光源30aにおけるLED素子32aと他端側LED光源30bにおけるLED素子32bとを光束比が1:1となる条件で点灯させたときに得られる導光体10の長手方向における配光分布曲線において、両端部の2つの照度ピークの長手方向位置をそれぞれ、xp、xp’と置く。
一方の照度ピークの長手方向位置xpにおける照度を(100+Axp)%とし、他方の照度ピークの長手方向位置xp’における照度を(100+Axp’)%とする。
このとき、一端側LED光源30aにおけるLED素子32aおよび他端側LED光源30bにおけるLED素子32bのいずれか一方を単独で点灯させたときに得られる長手方向の配光分布曲線は、長手方向の中心位置の照度を100%としたときに、前記長手方向位置xpにおける照度が、(100−2×Axp)%以上、(100+4×Axp)%以下の範囲内であり、前記長手方向位置xp’における照度が、(100−2×Axp’)%以上、(100+4×Axp’)%以下の範囲内となること。
例えば、図7を参照して説明すると、一端側LED光源30aにおけるLED素子32aと他端側LED光源30bにおけるLED素子32bとを光束比が1:1となる条件で点灯させた時に得られる実線で示す配光分布曲線(α)において、両端部の2つの照度ピークの長手方向の位置をそれぞれ、xp、xp’と置く(ここでは、それぞれ−140mm付近、+140mm付近の位置)。また、長手方向の中心位置の照度を100%とし、一方の照度ピークの長手方向位置xpにおける照度を(100+Axp)%とし、他方の照度ピークの長手方向位置xp’における照度を、(100+Axp’)%とする。
このとき、図8に示すように、一端側LED光源30aにおけるLED素子32aを単独で点灯したときに得られる長手方向の配光分布曲線(a)における長手方向位置xpの照度が、(100−2×Axp)%以上、100+4×Axp)%以下の範囲内であり、前記長手方向位置xp’における照度が、(100−2×Axp’)%以上、(100+4×Axp’)%以下の範囲内となっている。
また、他端側LED光源30bにおけるLED素子32bを単独で点灯したときに得られる長手方向の配光分布曲線(b)における長手方向位置xpの照度が、(100−2×Axp)%以上、100+4×Axp)%以下の範囲内であり、前記長手方向位置xp‘における照度が、(100−2×Axp’)%以上、(100+4×Axp’)%以下の範囲内となっている。
以上において、配光分布曲線は、いずれも、点灯初期時のLED素子によるものであって、例えば点灯初期時においてLED素子の明るさにバラツキがある場合には、図7に示す配光分布曲線(α)において、照度が高い照度ピーク位置の値が用いられる。
端部領域L1におけるV字溝16の形成ピッチp1と、中央部領域L2におけるV字溝16の形成ピッチp2との比(p1/p2)は、例えば0.15〜0.85である。
また、導光体10の端部より数えてm(mは1以上の整数)番目のプリズム要素20と(m+1)番目のプリズム要素20との間隔を形成ピッチpm、(m+1)番目のプリズム要素と(m+2)番目のプリズム要素との間隔を形成ピッチp(m+1)とするとき、導光体10の長手方向中央位置に向かってpm<p(m+1)となるよう構成されていてもよい。
第1の光学的平面21の長手方向に対する傾斜角αは、例えば80〜90°であることが好ましく、第2の光学的平面22の長手方向に対する傾斜角βは、例えば5〜15°であることが好ましい。
図5は、本発明の第2の実施形態に係る読取装置用線状光源装置の一例における構成の概略を示す断面図である。
この読取装置用線状光源装置は、第1の実施の形態に係る読取装置用線状光源装置において、導光体の反射部の構造が異なることの他は、第1の実施の形態に係る読取装置用線状光源装置と同様の構成を有する。
凹凸溝は、例えば断面形状が略V字状のV字溝16により構成されており、V字溝16の深さは、長手方向中央側に向かうに従って小さくなる状態で形成されている。従って、隣接するV字溝16間には、例えば断面台形状のプリズム要素20が形成され、各々のプリズム要素20の高さは、端部から長手方向中央側に向かうに従って小さくなっている。
反射部15は、プリズム要素20が導光体10の中心位置に対してほぼ対称に形成されて構成されている。
一方の光学的平面21の長手方向に対する傾斜角αは、例えば80〜90°であることが好ましく、他方の光学的平面22の長手方向に対する傾斜角βは、例えば5〜15°であることが好ましい。
一方、他端側LED光源30bからの光は、直接的にあるいは反射体33bによって反射されて導光体10の他端面10bに入射する。この導光体10の他端面10bより入射した光は、導光体10によって長手方向に導かれる。このとき、中心位置より他端側に位置されるプリズム要素20の一方の光学的平面21に入射される光の一部は、当該一方の光学的平面21によって反射されてその反射光が導光体10の光出射面から出射される。また、当該一方の光学的平面21に入射される光の他の全部は、プリズム要素20を透過して導光体10の外部に出射されて導光体支持台40によって拡散される。さらに、中心位置より一端側に位置されるプリズム要素20に入射される光はプリズム要素20の他方の光学的平面22によって反射され、その反射光が導光体10の光出射面から出射される。
従って、上記のような反射部15の構造によっても、上記条件(A)および条件(B)を満足する状態を得ることができる。
図6は、本発明の第3の実施形態に係る読取装置用線状光源装置の一例における構成の概略を示す断面図である。
この読取装置用線状光源装置は、第1の実施の形態に係る読取装置用線状光源装置において、導光体の反射部の構造が異なることの他は、第1の実施の形態に係る読取装置用線状光源装置と同様の構成を有する。
この例におけるプリズム要素は、近位側のLED光源に対向する一方の光学的平面21の表面が光透過面としても機能するもの20と、近位側のLED光源に対向する一方の光学的平面21の表面が光吸収面として機能する光吸収プリズム要素20aとを含んでいる。そして、反射部15は、光吸収プリズム要素20aの配置密度が長手方向中央側に向かうに従って低くなる状態で、形成されている。
光吸収プリズム要素20aは、例えば近位側のLED光源に対向する一方の光学的平面21の表面に例えば黒色インクなどによる塗装が施されて構成されている。
従って、上記のような反射部15の構造によっても、上記条件(A)および条件(B)を満足する状態を得ることができる。
図1乃至図3に示す構成を参照して、下記の仕様を有する本発明に係る読取装置用線状光源装置を作製した。
[導光体支持台(40)]
材質:アクリル樹脂
[LED光源(30a,30b)]
LED素子(32a,32b):白色光を出射するもの
[導光体(10)]
寸法:全長340mm、外径5mm、円柱状
材質:アクリル樹脂
凹凸溝:V字溝、深さ0.2mm、端部領域(L1)のピッチ(p1)2.5mm、中央領域(L2)のピッチ(p2)4mm
プリズム要素の断面形状:台形状、一方の光学的平面の傾斜角(α)80〜90°の範囲内、他方の光学的平面の傾斜角(β)5〜15°の範囲内
また、一端側LED光源(30a)を単独で点灯させたときの配光分布を、上記と同様の方法により、測定したところ、図8において実線で示す配光分布曲線(a)が得られた。さらに、他端側LED光源(30b)を単独で点灯させたときの配光分布を、上記と同様の方法により、測定したところ、図8において一点鎖線で示す配光分布曲線(b)が得られた。
このように、上記の読取装置用線状光源装置においては、一端側LED光源(30a)および他端側LED光源(30b)のいずれか一方を点灯したときに得られる配光分布曲線における一端側ピークの長手方向位置(xp)の照度が、(100−2×Axp)%以上、(100+4×Axp)%以下の範囲内であり、他端側ピークの長手方向位置(xp’)の照度が、(100−2×Axp’)%以上、(100+4×Axp’)%以下の範囲内であることが確認された。
実施例1において作製した読取装置用線状光源装置において、導光体の反射部の構造を次のように変更したことの他は、実施例1において作製したものと同一の構成を有する本発明に係る読取装置用線状光源装置を作製した。
〔反射部(15)〕
凹凸溝:V字溝、深さ0.2mm、端部領域(L1)のピッチ(p1)2.5mm、中央部領域(L2)のピッチ(p2)4mm
プリズム要素(20)の断面形状:台形状、一方の光学的平面の傾斜角(α)80〜90°、他方の光学的平面の傾斜角(β)5〜15°
また、一端側LED光源を単独で点灯させたときの配光分布を測定したところ、図10において実線で示す配光分布曲線(a)が得られた。さらに、他端側LED光源を単独で点灯させたときの配光分布を測定したところ、図10において一点鎖線で示す配光分布曲線(b)が得られた。
このように、上記の読取装置用線状光源装置においては、一端側LED光源および他端側LED光源のいずれか一方を点灯したときに得られる配光分布曲線における一端側ピークの長手方向位置(xp)の照度が、(100−Axp)%以上、(100+3×Axp)%以下の範囲内であり、他端側ピークの長手方向位置(xp’)の照度が、(100−Axp’)%以上、(100+3×Axp’)%以下の範囲内であることが確認された。
実施例1において作製した読取装置用線状光源装置において、図6に示す構成を参照して、導光体の反射部の構造を次のように変更したことの他は、実施例1において作製したものと同一の構成を有する本発明に係る読取装置用線状光源装置を作製した。
〔反射部(15)〕
凹凸溝:V字溝、ピッチ4mm、深さ:0.05〜0.4mm(端部側0.3〜0.4mm、中央側0.05〜0.15mm)の範囲内、凹凸溝の深さが長手方向中央側に向かうに従って小さくなるよう形成
プリズム要素の断面形状:台形状、一方の光学的平面の傾斜角(α)80〜90°、他方の光学的平面の傾斜角(β)5〜15°
実施例1において作製した読取装置用線状光源装置において、導光体に反射部を形成せずに、導光体の光出射面の反対側に、導光体の長手方向に沿って延びる拡散シートを配置したことの他は、実施例1において作製したものと同一の構成を有する比較用の読取装置用線状光源装置を作製した。拡散シートとしては、PET樹脂よりなる基材の導光体と接する表面にTiO2を用いた拡散反射面が設けられたものを用いた。
図11において実線で示す配光分布曲線(α)が得られた。この配光分布曲線(α)においては、中心位置に対して−140mmの位置に一端側ピークが存在すると共に中心位置に対して140mmの位置に他端側ピークが存在し、中心位置の照度を100%としたとき、ピーク照度が約120%(Axp,Axp’≒20%)の大きさであった。
また、一端側LED光源を単独で点灯させたときの配光分布を、上記と同様の方法により、測定したところ、図12において実線で示す配光分布曲線(a)が得られた。さらに、他端側LED光源を単独で点灯させたときの配光分布を、上記と同様の方法により、測定したところ、図12において一点鎖線で示す配光分布曲線(b)が得られた。
このように、上記の比較用の読取装置用線状光源装置においては、一端側LED光源および他端側LED光源のいずれか一方を点灯したときに得られる配光分布曲線は、点灯させたLED光源側の端部に照度ピークが存在し、反対側の端部に向かうに従って照度が徐々に低下する傾向を有するものであり、両端部の各々において、照度が(100−2×Axp)%以上、(100+4×Axp)%以下の範囲内、および、(100−2×Axp’)%以上、(100+4×Axp’)%以下の範囲内となる照度ピークが存在しないものであることが確認された。
10a 一端面
10b 他端面
11 出射部
15 反射部
16 V字溝
20 プリズム要素
20a 光吸収プリズム要素
21 一方の光学的平面
22 他方の光学的平面
30a 一端側LED光源
30b 他端側LED光源
31a,31b 基板
32a,32b LED素子
33a,33b 反射体
40 導光体支持台
Claims (6)
- 互いに対向して長手方向に沿って形成された反射部および出射部を有する棒状の導光体と、当該導光体の長手方向における両端面の各々に対向して配置された第1の発光素子および第2の発光素子とを備えており、前記導光体における反射部が、外周面において複数の凹凸溝が形成されることにより隣接する凹凸溝間に形成された複数のプリズム要素により構成されてなる読取装置用線状光源装置において、
条件(A):前記第1の発光素子および前記第2の発光素子のいずれか一方のみを点灯させたときに得られる長手方向の配光分布曲線が両端部の各々に照度ピークを有し、
条件(B):前記第1の発光素子と第2の発光素子を光束比が1:1となる条件で点灯させたときに得られる前記長手方向における配光分布曲線において、当該導光体の両端部の2つの照度ピークの長手方向の位置をそれぞれxp、xp’、長手方向の中心位置の照度を100%とし、当該一方の照度ピークの位置xpにおける照度を(100+Axp)%、当該他方の照度ピークの位置xp’における照度を(100+Axp’)%としたとき、前記第1の発光素子および前記第2の発光素子のいずれか一方のみを点灯させたときに得られる長手方向の配光分布曲線における前記一方の照度ピークの位置xpの照度が、(100−2×Axp)%以上、(100+4×Axp)%以下の範囲内であり、前記他方の照度ピークの位置xp’の照度が、(100−2×Axp’)%以上、(100+4×Axp’)%以下の範囲内となる
状態が得られるよう、前記反射部を構成する個々のプリズム要素が形成されていることを特徴とする読取装置用線状光源装置。 - 前記第1の発光素子および前記第2の発光素子のいずれか一方のみを点灯させたときに得られる長手方向の配光分布曲線における前記一方の照度ピークの位置xpの照度が、(100−Axp)%以上、(100+3×Axp)%以下の範囲内となり、前記他方の照度ピークの位置xp’の照度が、(100−Axp’)%以上、(100+3×Axp’)%以下の範囲内となる状態が得られる条件で、前記反射部を構成する個々のプリズム要素が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の読取装置用線状光源装置。
- 個々のプリズム要素における近位側の発光素子に対向する一方の光学的平面の長手方向に対する傾斜角αが、遠位側の発光素子に対向する他方の光学的平面の長手方向に対する傾斜角βより大きいことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の読取装置用線状光源装置。
- 前記反射部を構成するプリズム要素のピッチが長手方向中央側に向かうに従って大きくなることを特徴とする請求項3に記載の読取装置用線状光源装置。
- 前記凹凸溝の深さが長手方向中央側に向かうに従って小さくなることを特徴とする請求項3に記載の読取装置用線状光源装置。
- 前記反射部を構成するプリズム要素は、近位側の発光素子に対向する一方の光学的平面の表面が光吸収面として機能する光吸収プリズム要素を含み、当該光吸収プリズム要素の配置密度が長手方向中央側に向かうに従って低くなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の読取装置用線状光源装置。
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