JP6182905B2 - 燃料レール - Google Patents

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Description

本発明は、燃料供給源からの燃料を燃料噴射弁に分配する燃料レールに関する。
従来、複数の配管、および、配管同士を接続する接続部を備えた燃料レールが知られている。例えば特許文献1に記載された燃料レールでは、同一形状の複数の樹脂パイプ同士を同一形状のコネクタで接続することにより、部材の共用化を図っている。
特開2003−28028号公報
特許文献1の燃料レールでは複数の樹脂パイプおよびコネクタを覆うハウジングを備えている。また、コネクタは、内燃機関に取り付けられた燃料噴射弁に直接被さるようにして取り付けられる。そのため、コネクタを樹脂パイプの管軸周りに回転させれば、内燃機関に取り付けられた燃料噴射弁に対するコネクタの取り付け角度の微調整が可能である。
しかしながら、特許文献1の燃料レールでは、コネクタのピボットがハウジングの軸孔に挿入および支持されているため、例えばコネクタ同士の間隔を変更するような調整はできない。そのため、内燃機関に形成される燃料噴射弁の取り付け穴の間隔によっては、燃料噴射弁にコネクタを被せることができず、燃料レールの内燃機関への取り付けが不可となるおそれがある。また、製造工程において、ハウジングに形成する軸孔の間隔を、燃料噴射弁の取り付け穴の間隔が異なる内燃機関毎に変更する必要がある。したがって、部材の十分な共用化が図れないおそれがある。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、内燃機関への取り付けが容易で、部材の共用が可能な燃料レールを提供することにある。
本発明は、内燃機関の燃焼室に燃料を噴射供給する複数の燃料噴射弁とともに内燃機関に取り付けられ、燃料供給源からの燃料を燃料噴射弁に分配する燃料レールであって、燃料流入部と第1配管と第2配管とカップ部と中央ブロックと接続ブロックとを備えている。
燃料流入部には、燃料供給源からの燃料が流入する。第1配管は、一端が燃料流入部に接続可能なよう設けられ、内側に燃料が流通可能な第1流路を有している。第2配管は、一端が第1配管の他端に接続可能なよう複数設けられ、内側に燃料が流通可能な第2流路を有している。カップ部は、複数の第2配管の他端それぞれに対応するよう複数設けられ、燃料噴射弁を取り付け可能に形成されている。中央ブロックは、燃料流入部と第1配管の一端とを接続するよう設けられている。接続ブロックは、第1配管の他端と第2配管の一端とを接続するよう設けられている。また、本発明では、第1配管は、第1仮想面上に配置されている。第2配管は、第1仮想平面に交差する第2仮想平面上に配置されている。複数の第2配管は、互いに別体、かつ、同じ長さに形成され、さらに、一端が接続ブロックに接続している。
本発明では、例えば第2配管をL字状に形成しておき、接続ブロックを支点にして第2配管を管軸周りに回転させることにより、内燃機関に取り付けられた燃料噴射弁に対するカップ部の取り付け角度の調整が可能である。また、接続ブロックに対する第2配管の挿入量を変更することにより、内燃機関に形成される燃料噴射弁の取り付け穴の間隔と複数のカップ部同士の間隔とが一致するよう調整することができる。これにより、燃料レールを内燃機関に容易に取り付けることができる。
また、本発明では、製造工程において、例えば接続ブロックに対する第2配管の挿入量を変更することにより、同一の部材(第2配管)を用いて、燃料噴射弁の取り付け穴の間隔が異なる内燃機関に取り付け可能な燃料レールを製造することができる。したがって、部材の共用化を図ることができる。
本発明の第1実施形態による燃料レールに燃料噴射弁を取り付け、内燃機関に取り付けた状態を示す図。 (A)は本発明の第1実施形態による燃料レールを示す図、(B)は(A)を矢印B方向から見た図。 (A)は図2(B)を矢印III方向から見た図、(B)は(A)を矢印B方向から見た図。 (A)は本発明の第1実施形態による燃料レールの中央ブロックを示す図、(B)は(A)を矢印B方向から見た図、(C)は(B)を矢印C方向から見た図、(D)は(A)のD−D線断面図。 本発明の第1実施形態による燃料レールの接続ブロックを示す断面図。 本発明の第2実施形態による燃料レールの中央ブロックを示す断面図。
以下、本発明の複数の実施形態による燃料レールを図面に基づき説明する。なお、複数の実施形態において実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による燃料レールを図1〜3に示す。
図1に示すように、第1実施形態の燃料レール1は、例えば内燃機関(以下、「エンジン」という)2に取り付けられる。エンジン2は、4つの気筒3を有する4気筒エンジンである。各気筒3には、燃焼室4が形成されている。エンジン2は、例えばガソリンを燃料として駆動する。各燃焼室4には、図示しない吸気ポートが接続されており、当該吸気ポートを経由して燃焼室4に吸気が導入される。
燃料噴射弁10は、4つの燃焼室4のそれぞれに接続するよう形成された取り付け穴5に取り付けられる。すなわち、燃料噴射弁10は、4つ取り付けられる。燃料噴射弁10は、噴孔11が燃焼室4内に露出するよう取り付けられる。燃料噴射弁10の噴孔11から噴射される燃料は、霧状となって燃焼室4に導入され、燃焼室4で燃焼する。
本実施形態では、燃料レール1は、燃料噴射弁10とともにエンジン2に取り付けられ、燃料供給源としての燃料タンク6からの燃料を燃料噴射弁10に分配する。
図1〜3に示すように、燃料レール1は、燃料流入部20、第1配管30、第2配管40、カップ部50、中央ブロック60、接続ブロック70および圧力センサ80等を備えている。
燃料流入部20は、例えばステンレス等の金属により筒状に形成されている。燃料流入部20の一端には、燃料配管8の一端が接続される。燃料配管8の他端は、燃料タンク6から燃料を吸引し吐出する燃料ポンプ7の吐出口に接続されている。これにより、燃料流入部20には、燃料タンク6からの燃料が流入する。
第1配管30は、例えばステンレス等の金属により筒状に形成されている。第1配管30は、図2(B)に示すように、例えば軸方向の途中を略直角に曲げられることによりL字状に形成されている。第1配管30は、一端が燃料流入部20近傍に位置するよう、すなわち、燃料流入部20に接続可能なよう設けられている。第1配管30は、内側に燃料が流通可能な第1流路31(図1〜3に示す一点鎖線参照)を有している。第1流路31は、第1配管30の管軸Ax1に沿って形成されている。図2(A)、(B)に示すように、本実施形態では、第1配管30は、一端同士が対向するよう、かつ、管軸Ax1が同一平面(第1仮想平面P1)上に位置するよう、2つ設けられている。
第2配管40は、例えばステンレス等の金属により筒状に形成されている。第2配管40は、第1配管30と外径および内径が同じである。つまり、第1配管30と第2配管40とは、例えば同一の金属パイプを切断して得た材料により形成されている。第2配管40は、図2(A)に示すように、例えば軸方向の途中を略直角に曲げられることによりL字状に形成されている。第2配管40は、一端が第1配管30の他端近傍に位置するよう、すなわち、第1配管30の他端に接続可能なよう設けられている。第2配管40は、内側に燃料が流通可能な第2流路41(図1〜3に示す二点鎖線参照)を有している。第2流路41は、第2配管40の管軸Ax2に沿って形成されている。図2(A)、(B)に示すように、本実施形態では、第2配管40は、1つの第1配管30に対し、一端同士が対向するよう、かつ、管軸Ax2が同一平面(第2仮想平面P2)上に位置するよう、2つ設けられている。すなわち、第2配管40は、計4つ設けられている。
ここで、第1配管30および第2配管40は、第1仮想平面P1と第2仮想平面P2とが直交するよう配置されている(図3(B)参照)。
カップ部50は、例えばステンレス等の金属により形成されている。カップ部50は、本体51および固定部52を有している。本体51は、筒状に形成されている。固定部52は、筒状に形成され、軸が本体51の軸と平行になるよう本体51と一体に形成されている。カップ部50は、本体51の一端が第2配管40の他端に接続するよう設けられている。本体51と第2配管40とは、例えばろう付けにより接続されている。カップ部50は、4つの第2配管40の他端それぞれに対応するよう4つ設けられている。
図1に示すように、本体51は、他端が燃料噴射弁10を取り付け可能なよう形成されている。また、固定部52は、内側に例えばボルト9が通されることにより、エンジン2に固定される。これにより、燃料レール1は、エンジン2に取り付けられる。ここで、4つのカップ部50は、等間隔となるよう配置される。
中央ブロック60は、図4に示すように、本体61、配管接続穴62、流入部接続穴63およびセンサ接続穴64等を有している。本体61は、例えばステンレス等の金属により、図1〜4に示すように直方体状に形成されている。
図4に示すように、配管接続穴62は、本体61の向かい合う面同士を接続するよう本体61に形成されている。ここで、配管接続穴62は、軸が第1仮想平面P1上に位置するよう、かつ、第2仮想平面P2に対し平行となるよう形成されている。配管接続穴62には、両端に、2つの第1配管30の一端それぞれが、所定量挿入され接続されている(図4(D)参照)。中央ブロック60と第1配管30とは、配管接続穴62においてろう付けされることにより接続されている。
流入部接続穴63は、配管接続穴62の端部が開口する面以外の面に一端側が開口するよう本体61に形成されている。ここで、流入部接続穴63は、軸が第1仮想平面P1に直交するよう、かつ、第2仮想平面P2に対し平行となるよう形成されている。流入部接続穴63には、燃料流入部20の他端が挿入され接続されている(図4(D)参照)。中央ブロック60と燃料流入部20とは、流入部接続穴63においてろう付けされることにより接続されている。ここで、燃料流入部20は、軸が第1仮想平面P1に直交するよう設けられている(図3(B)参照)。
流入部接続穴63と配管接続穴62との間には、流入部接続穴63および配管接続穴62よりも内径が小さいオリフィス65が形成されている。オリフィス65は、流入部接続穴63の他端側と配管接続穴62の中央とを接続するよう形成されている。これにより、燃料タンク6の燃料は、燃料配管8および燃料流入部20を経由して、中央ブロック60の内部、すなわち、流入部接続穴63、オリフィス65および配管接続穴62に流入し、第1配管30の第1流路31に導かれる。
このように、中央ブロック60は、内部の流入部接続穴63、オリフィス65および配管接続穴62により、燃料流入部20と2つの第1配管30の一端とを接続している。
センサ接続穴64は、配管接続穴62および流入部接続穴63が開口する面以外の面に一端側が開口するよう本体61に形成されている。ここで、センサ接続穴64は、軸が第1仮想平面P1に対し平行となるよう、かつ、第2仮想平面P2に直交するよう形成されている。センサ接続穴64には、後述する圧力センサ80が挿入され接続されている(図4(B)参照)。中央ブロック60と圧力センサ80とは、センサ接続穴64においてろう付けされることにより接続されている。ここで、圧力センサ80は、第2仮想平面P2に対し平行となるよう設けられている(図3(B)参照)。
センサ接続穴64と配管接続穴62との間には、センサ接続穴64よりも内径が小さいセンサ穴66が形成されている。センサ穴66は、センサ接続穴64の他端側と配管接続穴62の中央とを接続するよう形成されている。
接続ブロック70は、図2、3に示すように、2つの第1配管30の他端に1つずつ、計2つ設けられている。接続ブロック70は、図5に示すように、本体71、配管接続穴72、73を有している。本体71は、例えばステンレス等の金属により、直方体状に形成されている。
配管接続穴72は、本体71の向かい合う面同士を接続するよう本体71に形成されている。ここで、配管接続穴72は、軸が第1仮想平面P1と第2仮想平面P2との交線上に位置するよう形成されている。配管接続穴72には、両端に、2つの第2配管40の一端それぞれが、所定量挿入され接続されている。接続ブロック70と第2配管40とは、配管接続穴72においてろう付けされることにより接続されている。
配管接続穴73は、配管接続穴72の端部が開口する面以外の面に一端側が開口するよう本体71に形成されている。ここで、配管接続穴73は、軸が第1仮想平面P1上に位置するよう、かつ、第2仮想平面P2に直交するよう形成されている。配管接続穴73は、他端側が配管接続穴72の中央に接続するよう形成されている。配管接続穴73には、一端に、第1配管30の他端が、所定量挿入され接続されている。接続ブロック70と第1配管30とは、配管接続穴73においてろう付けされることにより接続されている。
このように、接続ブロック70は、内部の配管接続穴73、72により、第1配管30の他端と第2配管40の一端とを接続している。これにより、燃料流入部20から中央ブロック60の内部に流入した燃料は、第1配管30(第1流路31)、接続ブロック70、第2配管40(第2流路41)、カップ部50を経由して各燃料噴射弁10に分配される。
圧力検出手段としての圧力センサ80は、上述のとおり、中央ブロック60のセンサ接続穴64に設けられている。圧力センサ80は、先端に検出部81を有している。圧力センサ80は、検出部81が中央ブロック60のセンサ穴66を経由して配管接続穴62内に露出するよう、センサ接続穴64に設けられている。
圧力センサ80は、検出部81に作用する圧力、すなわち、配管接続穴62内の圧力を検出可能である。圧力センサ80は、検出部81で検出した圧力に関する信号を、図示しない電子制御ユニット(以下、「ECU」という)に出力する。これにより、ECUは、中央ブロック60内、すなわち、第1配管30および第2配管40を含む燃料レール1内の圧力を検出することができる。ECUは、例えば、圧力センサ80で検出した圧力に基づき、燃料レール1内の圧力が目標の圧力になるよう燃料ポンプ7の作動を制御する。また、ECUは、圧力センサ80で検出した圧力等に基づき、各燃料噴射弁10から噴射される燃料の量が目標の噴射量となるよう各燃料噴射弁10の作動を制御する。
本実施形態では、2つの第1配管30は、いずれも同じ長さに形成されている。また、4つの第2配管40は、いずれも同じ長さに形成されている。つまり、第1配管30および第2配管40は、第1流路31と第2流路41とを合わせた流路長が、燃料流入部20と各燃料噴射弁10との間においていずれも等しくなるよう形成されている。これにより、燃料噴射弁10作動時の圧力脈動は、各燃料噴射弁10から中央ブロック60まで等しく伝達される。そのため、圧力センサ80の検出部81近傍の圧力の乱れが低減される。
以上説明したように、本実施形態では、第2配管40は、接続ブロック70に接続されている。また、第2配管40は、L字状に形成されている。そのため、本実施形態では、接続ブロック70を支点にして第2配管40を管軸Ax2周りに回転させることにより、エンジン2に取り付けられた燃料噴射弁10に対するカップ部50の取り付け角度の調整が可能である。また、接続ブロック70に対する第2配管40の挿入量を変更することにより、エンジン2に形成される燃料噴射弁10の取り付け穴5の間隔と複数のカップ部50同士の間隔とが一致するよう調整することができる。これにより、燃料レール1をエンジン2に容易に取り付けることができる。
また、本実施形態では、製造工程において、例えば接続ブロック70に対する第2配管40の挿入量を変更することにより、同一の部材(第2配管40)を用いて、燃料噴射弁10の取り付け穴5の間隔が異なるエンジンに取り付け可能な燃料レール1を製造することができる。したがって、部材の共用化を図ることができる。
また、本実施形態は、中央ブロック60に設けられ、中央ブロック60内の圧力を検出可能な圧力センサ80をさらに備えている。そして、2つの第1配管30は、いずれも同じ長さに形成されている。また、4つの第2配管40は、いずれも同じ長さに形成されている。つまり、第1配管30および第2配管40は、第1流路31と第2流路41とを合わせた流路長が、燃料流入部20と各燃料噴射弁10との間においていずれも等しくなるよう形成されている。これにより、燃料噴射弁10作動時の圧力脈動は、各燃料噴射弁10から中央ブロック60まで等しく伝達される。そのため、圧力センサ80の検出部81近傍の圧力の乱れが低減される。その結果、圧力センサ80による燃料レール1内の圧力の検出精度を向上することができる。
また、2つの第1配管30がいずれも同じ長さに形成され、4つの第2配管40がいずれも同じ長さに形成されていることにより、部材の共通化を図ることができる。
また、本実施形態では、第1配管30および第2配管40は、外径および内径が同じである。これにより、第1配管30および第2配管40を、例えば同一の金属パイプを切断して得た材料により形成することができる。よって、母材の共通化を図ることができる。
また、本実施形態では、中央ブロック60は、内部にオリフィス65を有している。これにより、オリフィス65下流側の圧力を低減できるため、第1配管30および第2配管40の外径を小さくすることができる。そのため、燃料レール1の製造コストを低減することができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態による燃料レールの一部(中央ブロック)を図6に示す。第2実施形態は、中央ブロックの内部が第1実施形態と異なる。
図6に示すように、第2実施形態では、中央ブロック60は、配管接続穴62を2つ、オリフィス65を2つ有している。
2つの配管接続穴62は、本体61の向かい合う面それぞれに、それぞれの一端側が開口するよう本体61に形成されている。流入部接続穴63は、配管接続穴62の端部が開口する面以外の面に一端側が開口するよう、かつ、2つの配管接続穴62の間に位置するよう本体61に形成されている。2つのオリフィス65は、それぞれ、2つの配管接続穴62の他端側と流入部接続穴63とを接続するよう本体61に形成されている。
本実施形態では、センサ穴66は、流入部接続穴63に接続するよう形成されている。
このように、第2実施形態では、中央ブロック60が2つのオリフィス65を有している。これにより、オリフィス65下流側の圧力を低減できるため、第1実施形態と同様、第1配管30および第2配管40の外径を小さくすることができる。そのため、燃料レールの製造コストを低減することができる。
(他の実施形態)
上述の実施形態では、燃料レールが、第2配管を4つ備え、4気筒エンジンに適用される例を示した。これに対し、本発明の他の実施形態では、例えば4つの第2配管のうちの1つを取り外し、3気筒エンジンに適用することとしてもよい。また、例えば4つの第2配管のうちの2つを取り外し、2気筒エンジンに適用することとしてもよい。
また、上述の4つの第2配管を備える燃料レールを2つ用いることにより、本発明を8気筒エンジンに適用することができる。さらに、上述の3つの第2配管を備える燃料レールを2つ用いることにより、本発明を6気筒エンジンに適用することもできる。
また、本発明の他の実施形態では、圧力検出手段を備えていなくてもよい。また、第1配管および第2配管は、第1流路と第2流路とを合わせた流路長が、燃料流入部と各燃料噴射弁との間において異なるよう形成されていてもよい。
また、本発明の他の実施形態では、第1配管および第2配管は、外径および内径の少なくとも一方が異なっていてもよい。
また、本発明の他の実施形態では、中央ブロックは、内部にオリフィスを有していなくてもよい。
また、本発明の他の実施形態では、接続ブロックは、第1実施形態および第2実施形態の中央ブロックのように、内部にオリフィスを有していてもよい。この場合、接続ブロックのオリフィス下流側の圧力を低減できるため、第2配管の外径を小さくすることができる。
また、本発明の他の実施形態では、第1仮想平面と第2仮想平面とは直交していなくてもよい。
また、本発明の他の実施形態では、中央ブロックおよび接続ブロックは、直方体状に限らず、多面体状、多角柱状、球状、円柱状、錐体状等、どのような形状に形成されていてもよい。
このように、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。
1 ・・・・燃料レール
20 ・・・燃料流入部
30 ・・・第1配管
31 ・・・第1流路
40 ・・・第2配管
41 ・・・第2流路
50 ・・・カップ部
60 ・・・中央ブロック
70 ・・・接続ブロック

Claims (12)

  1. 内燃機関(2)の燃焼室(4)に燃料を噴射供給する複数の燃料噴射弁(10)とともに前記内燃機関に取り付けられ、燃料供給源(6)からの燃料を前記燃料噴射弁に分配する燃料レール(1)であって、
    前記燃料供給源からの燃料が流入する燃料流入部(20)と、
    一端が前記燃料流入部に接続可能なよう設けられ、内側に燃料が流通可能な第1流路(31)を有する第1配管(30)と、
    一端が前記第1配管の他端に接続可能なよう複数設けられ、内側に燃料が流通可能な第2流路(41)を有する第2配管(40)と、
    複数の前記第2配管の他端それぞれに対応するよう複数設けられ、前記燃料噴射弁を取り付け可能に形成されるカップ部(50)と、
    前記燃料流入部と前記第1配管の一端とを接続するよう設けられる中央ブロック(60)と、
    前記第1配管の他端と前記第2配管の一端とを接続するよう設けられる接続ブロック(70)と、を備え、
    前記第1配管は、第1仮想面(P1)上に配置され、
    前記第2配管は、前記第1仮想平面に交差する第2仮想平面(P2)上に配置されており、
    複数の前記第2配管は、互いに別体、かつ、同じ長さに形成され、さらに、一端が前記接続ブロックに接続していることを特徴とする燃料レール。
  2. 前記燃料流入部は、軸が前記第1仮想平面に対し交差するよう前記中央ブロックに設けられていることを特徴とする請求項1に記載の燃料レール。
  3. 前記燃料流入部は、軸が前記第1仮想平面に対し直交するよう前記中央ブロックに設けられていることを特徴とする請求項2に記載の燃料レール。
  4. 前記カップ部は、軸が前記第2仮想平面に対し平行となるよう前記第2配管の端部に設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の燃料レール。
  5. 前記カップ部は、一端が前記第2配管の他端に接続し他端に前記燃料噴射弁が取り付けられる筒状の本体(51)、および、前記内燃機関に固定される筒状の固定部(52)を有し、
    前記本体および前記固定部は、軸が前記第2仮想平面上に位置するよう設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の燃料レール。
  6. 前記第1配管および前記第2配管は、前記第1仮想平面と前記第2仮想平面とが直交するよう配置されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の燃料レール。
  7. 前記燃料流入部および前記カップ部は、互いの軸が平行になるよう設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の燃料レール。
  8. 前記中央ブロックに設けられ、前記中央ブロック内の圧力を検出可能な圧力検出手段(80)をさらに備え、
    前記燃料流入部は、軸が前記第1仮想平面に対し直交するよう設けられ、
    前記圧力検出手段は、軸が前記第1仮想平面に対し平行となるよう設けられていることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の燃料レール。
  9. 前記中央ブロックに設けられ、前記中央ブロック内の圧力を検出可能な圧力検出手段(80)をさらに備え、
    前記第1配管および前記第2配管は、前記第1流路と前記第2流路とを合わせた流路長が、前記燃料流入部と各前記燃料噴射弁との間においていずれも等しくなるよう形成されていることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の燃料レール。
  10. 前記第1配管および前記第2配管は、外径および内径が同じであることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の燃料レール。
  11. 前記中央ブロックは、内部にオリフィス(65)を有していることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の燃料レール。
  12. 前記接続ブロックは、内部にオリフィスを有していることを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載の燃料レール。
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