JP6182854B2 - 空気調和装置 - Google Patents

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Description

湿度設定値を調節する湿度制御手段を備えた空気調和装置に関するものである。
従来、空調機における空気調和装置は、デマンド制御時に各部屋に設置される人数検出装置からの人数情報を検出し、各空調機器に対するデマンド制御量の重み付けを行うことで、各部屋の温度を一定に保つ制御を行っている。(特許文献1参照)。
特開平6―335164号(0022―0025段落、第3図)
特許文献1に記載の技術では、室内空間の在席人数を検知し在席人数が少ない空間から優先的に設定温度を高く調節し、冷房運転率を落とすデマンド制御を行う。
このため、在席人数が多い場合には、温度は同じであっても相対湿度が高くなり、不快指数が上昇し快適性を損なうという問題があった。
本発明は、従来技術の課題を解決するため、使用者がリモコンから入力した在席目安人数と人感センサから検知した在席人数を比較し、在席目安人数及び在席人数に応じて湿度設定値を調節して湿度制御するため、快適性を損なわず省エネ制御を実現することを目的とする。
本発明の空気調和装置は、
室内空間へ送風する送風機及び蒸発器を有する室内機と、
前記室内空間内の在席人数を検知する人感センサと、
前記送風機及び前記蒸発器を使用して、前記室内空間の除湿を行う除湿手段と、
前記室内機と冷媒配管で接続された室外機と、
前記室内機及び前記室外機と通信し、前記室内機及び前記室外機の運転操作を受付けるとともに、前記室内空間の在席目安人数の入力操作を受付ける室内リモコンと、
前記人感センサで検知した前記在席人数前記室内リモコンに入力された前記在席目安人数との比較結果に基づいて湿度設定値を調節し、前記湿度設定値に基づいて前記除湿手段を制御する湿度制御手段と、
を備えたことを特徴とする空気調和装置である。
本発明の空気調和装置は、
人感センサで検知した在席人数、及び室内リモコンに入力された在席目安人数に応じて湿度制御を行うため、快適性を損なわず省エネ制御を実現できるという効果がある。
実施の形態1に係る空気調和装置100の構成図を示す。 湿度制御に関する湿り空気線図200の概略図を示す。 実施の形態1に係る湿度設定値Hを調節するフロ―チャ―トF100を示す。 実施の形態2に係る湿度設定値Hを調節するフロ―チャ―トF200を示す。 実施の形態3に係る湿度設定値Hを調節するフロ―チャ―トF300を示す。 実施の形態4に係る湿度設定値Hを調節するフロ―チャ―トF400を示す。 実施の形態5に係る空気調和装置500の構成図を示す。 実施の形態6に係る空気調和装置600の構成図を示す。 実施の形態6に係る室内機602の内部構造の断面図を示す。 実施の形態6に係る再熱器607の内部構造の断面図を示す。 実施の形態6に係る湿度設定値Hを調節するフロ―チャ―トF600を示す。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る空気調和装置100の構成図である。
この発明の空気調和装置100は、
1つの部屋からなる室内空間101の側壁あるいは天井に設置され、内部に有した送風機117A,117B(後述する除湿手段)、蒸発器118A,118B(後述する除湿手段)により冷却除湿機能を有する2台の室内機102A,102Bと、
室内機102A,102Bに設けられ、室内空間101から吸込空気103を吸い込むよう形成された吸込口(図示なし)と、室内空間101へ空気を吹き出すよう形成された吹出口110A,110Bと、
吹出口110A,110Bの近傍に設置され、室内空間101内の在席人数を検知する人感センサ111A,111Bと、
室内空間101の外部に設置された室外機113と、
室内空間101の外部に設置され、
室内機102A,102Bと室外機113との間に介在して接続配置され、冷媒の流れ制御する分流コントローラ109と、
室内機102A,102Bと分流コントローラ109との間を接続され、冷媒が内部に充填された冷媒配管114と、
室外機113と分流コントローラ109との間を接続され、冷媒が内部に充填された冷媒配管115と、
室内機102A,102Bと通信し、室内空間101内の在席目安人数を入力操作する室内リモコン108A,108Bと、
室内リモコン108A,108Bと室内機102A,102Bとの間を通信接続し、さらに、室内機102A,102B、室外機113と通信接続して運転状態や運転制御に関する信号の送受信を行う通信線130と、
室外機113内部に配置され、室内機102A,102Bと通信し、使用電力,風量設定,冷媒の流れを運転制御する室外機制御装置112(湿度制御手段)と、
から構成される。
図1に示した、本発明の実施の形態1に係る空気調和装置100の構成について、詳細に説明するを示す。
2台の室内機102A,102Bは、1つの部屋からなる室内空間101の側壁あるいは天井に設置されている。
室内機102Aは、内部に送風機117A、蒸発器118Aを配置しており、冷却除湿機能を有する。同様に、室内機102Bは、内部に送風機117B、蒸発器118Bを配置しており、冷却除湿機能を有する。
室内機102A,102Bには、室内空間101から吸込空気103を吸い込むよう形成された吸込口(図示なし)が形成されている。
室内機102A,102Bには、室内空間101へ空気を吹き出すよう形成された吹出口110A,110Bが形成されている。
なお、吸込口、及び、吹出口110A,110Bは任意の形状で構わない。
人感センサ111A,111Bは、吹出口110A,110Bの近傍に設置されており、人を検知する複数の感知軸を持つなどして、設置位置を中心に室内空間101内を2分割した担当エリアを持っている。
この人感センサ111A,111Bは広範囲に在席人数を検知するよう、例えば上下左右に首振り可動な機構としても良い。
人感センサ111A,111Bは、例えば赤外線センサが適用され、
赤外領域の光である赤外線を対象物から受光し電気信号に変換することにより、担当エリア内の在席人数をそれぞれ検知している。
また、人感センサ111A,111Bは、室内空間101内の在席人数を検知可能な手段であれば、赤外線センサ以外にも、CCD赤外領域の光である赤外線以外の光を受光し電気信号に変換するセンサを使用しても良い。
分流コントローラ109及び室外機113は、一般的に室内空間101の外部に設置されている。
室内機102A,102Bはそれぞれ、冷媒が内部に充填された冷媒配管114により分流コントローラ109との間を接続されており、冷媒を循環させている。
室外機113は、冷媒が内部に充填された冷媒配管115により分流コントローラ109との間を接続されており、冷媒を循環させている。
分流コントローラ109は、室内機102A,102Bへの冷媒の流れを分流制御する。
室外機113内部には、室外機制御装置112が配置されている。
室外機制御装置112は、マイコン、抵抗、コンデンサなど電子部品を電気接続して形成された電気回路で構成されている。室外機制御装置112は室内機102A,102Bと通信し、使用電力,風量設定,冷媒の流れを運転制御する。
室外機制御装置112は、人感センサ111A,111Bにより得られた担当エリア内の在席人数を検知し、室内空間101内全体の在席人数を算出している。
通信線130は、室内リモコン108A,108Bと室内機102A,102Bとの間を通信接続している。さらに、室内機102A,102B、室外機113と通信接続している。
通信線130は、室内機102A,102B、及び、室外機113の運転状態や運転制御に関する信号の送受信を行う。
人感センサ111A,111Bにより検知された担当エリア内の在席人数は、通信線130を通して室外機113内に配置された室外機制御装置112に伝達される。
室内リモコン108A,108Bは、室内空間101内の目標温度や運転モード(室内機及び室外機の運転操作)の他、在席目安人数の入力も受け付ける。
なお、実施の形態1において室内リモコン108A,108Bは、室内空間101内に固定設置されないスマートフォン、携帯電話などの移動端末に置き換えられても構わない。この場合、室内リモコン108A,108Bと室内機102A,102B間で、運転状態や運転制御に関する信号をやりとりする有線接続は無線方式に置き換えられる。
図2は、室内空間101内の湿度制御に関する湿り空気線図200の概略図である。
「湿り空気線図」とは、室内空間101内において湿り空気がさまざまな温度,湿度状態にあるときの状態点を、横軸を温度、縦軸を湿度として、二次元座標上にプロットしてチャートにしたものである。
図2のグラフには、横軸に乾湿計の乾球温度[℃]、縦軸に絶対湿度[kg/kg]がプロットされている。グラフ中に描かれている2本の曲線は、室内空間101内の相対湿度[%]である100%RH曲線、及び50%RH曲線を示している。
室内空間101内における相対湿度[%]は、相対湿度=水蒸気分圧/飽和水蒸気圧×100[%]の計算式で算出される。
ここで、水蒸気分圧は室内空間101内の水蒸気の分圧力であり、水蒸気分圧=飽和水蒸気圧と等しくなるときが相対湿度=100[%]の状態であり、この状態の空気を「飽和空気」と呼ぶ。また、湿り空気が「飽和空気」の状態にあるときに乾球温度と湿球温度が等しくなり、乾球温度=湿球温度となる。
図2の状態点の移動について、図1ながら
室内空間101内において、室内から取り込まれた吸込空気103は内部に有した蒸発器118を通過させた後、曲線上の状態点を移動させて、相対湿度Hinから目標である相対湿度H1まで冷却除湿を行う。
例えば、室内空間101内において、吸込空気103の相対湿度HがH=Hin、吸込温度TinがTin=30℃であるときを考える。
吸込空気103の空気の温度を下げていくと、状態点は左方向にシフトし露点温度に近づき、100%RH曲線に抵触する。
露点温度に達すると、空気中の水分は蒸発器118に結露開始し、水滴が発生する。これにより、室内空間101内の空気の除湿が達成される。
このように、冷却除湿の原理は、湿り空気を露点温度以下に冷却して結露させ、室内空間101内の湿り空気を除湿できることを利用している。
逆に、室内空間101内の相対湿度HがH=H1、吹出温度T1がT1=20℃であるときを考える。
室内空間101内の空気の温度をTout=25℃まで上げていくと、状態点は右方向にシフトし露点温度から遠ざかり、100%RH曲線から50%RH曲線付近に移行する。これにより、空気中の水分は水蒸気となり、室内空間101内の相対湿度は50%程度に下がる。
本実施の形態における、室内空間101内の湿度を制御する具体的な手順について説明する。
図3は、本発明の実施の形態1に係る、室内空間101内の湿度設定値Hを調節するフロ―チャ―トF100である。図1ながら
今、使用者が室内空間101内において、室内機102A付近に在室している場合を仮定する。
室内機102A,102Bは、まず目標となる湿度設定値Hで運転している。
最初に、使用者は最も近い位置にある室内機102Aと通信接続された室内リモコン108Aを入力操作し、室内空間101内の「在席目安人数」を入力する(ステップS101)。
すると、室内空間101内の「在席目安人数」に関する情報が通信線130を介して、室外機制御装置112に伝わる。
室外機制御装置112は、吹出口110A,110Bの近傍に設置された人感センサ111A,111Bに制御開始指示を出す。
人感センサ111A,111Bは、室内空間101内の在席人数の検知を開始する(ステップS102)。
室外機制御装置112は、人感センサ111A,111Bにより検知した室内空間101内全体の在席人数と、先程使用者が室内リモコン108Aを入力操作して入力した「在席目安人数」とを比較開始する(ステップS103)。
第一の判定(S103)において、在席人数と「在席目安人数」との比較結果が在席人数>「在席目安人数」である場合、室内空間101内に「在席目安人数」よりも多数の人が在席していると判断し、YESへ進む。
この場合、室外機制御装置112は、室内機102A,102Bを制御することにより、室内空間101内の在席人数に基づいて室内空間101内を、湿度設定値HをH=H−ΔHのように湿度調節値ΔH分だけ低く調節する(ステップS104)。
次に、S104において、室内空間101内の相対湿度が下限値である40%を下回るかどうか、第二の判定にて判断する(ステップS105)。
第二の判定(S105)において相対湿度が40%を下回る場合、YESへ進む。
すると、室外機制御装置112は湿度設定値Hを40%にするよう、室内機102及び室外機113を運転制御する(ステップS106)。
第二の判定(S105)において相対湿度Hが40%を超えている場合、NOへ進む。 湿度調節値ΔH分だけ調節するよう、人感センサ111A,111Bを使用して室内空間101内の在席人数を検知するS102の直前に再び戻り、上記ステップを繰り返し継続する。
人感センサ111による室内空間101内の在席人数の検知時間の間隔は、人の動きによる在席人数の変化を検知するために、例えば10分間隔で制御する。
一方、第一の判定(S103)において在席人数と「在席目安人数」との比較結果が、在席人数≦「在席目安人数」であった場合、室内空間101内に「在席目安人数」よりも少数の人が在席していると判断し、NOへ進む。
この場合、室外機制御装置112は、室内機102A,102Bを制御することにより、室内空間101内の在席人数に基づいて室内空間101内を、湿度設定値HをH=H+ΔHのように湿度調節値ΔH分だけ高く調節する(ステップS107)。
次に、室内空間101内の相対湿度Hが上限値である70%を上回るかどうか、第三の判定にて判断する(ステップS108)。
第三の判定(S108)において相対湿度Hが70%を超えている場合、YESへ進む。
この場合、室外機制御装置112は湿度設定値Hを70%にするよう、室内機102及び室外機113を運転制御する(ステップS109)。
第三の判定(S108)において相対湿度Hが70%を超えない場合、NOへ進む。
湿度調節値ΔH分だけ調節するよう、S102の直前に再び戻り、上記ステップを繰り返し継続する(ステップS110)。 人感センサ111による室内空間101内の在席人数の検知時間の間隔は、人の動きによる在席人数の変化を検知するために、例えば10分間隔で制御する。
上記では、第二の判定(S105)及び第三の判定(S108)において、湿度設定値Hの許容変動範囲は40%から70%の間と設定したが、空調機が調節可能である湿度範囲なら任意の値に設定してもよい。
なお、上記において湿度調節値ΔHは、室内空間101内の在席人数と「在席目安人数」の差分に応じて湿度調節値ΔH1、ΔH2(ΔH1<ΔH2)をあらかじめ複数準備しておき、在席人数の差分の大小に応じて、室内空間101内の在席人数との差分を反映した湿度設定値Hに近づけるようにするとよりきめ細やかな湿度制御を行うことができる。
また、上記において湿度調節値ΔHは、湿度設定値H0に向かって段階的に近づけるよう時間帯で湿度設定値Hを調節して、滑らかな運転制御ができる。
室内リモコン108A、108Bが、室内空間101内にあることにより、「在席目安人数」の入力を受け、室内空間101内の在席人数を反映した湿度設定値に近づけることができる。
以上のように、実施の形態1においては、
使用者が、室内リモコン108を入力操作して入力した「在席目安人数」と、人感センサ111が検知した在席人数を比較し、室内空間101内に人が多数在席していることによって上昇する湿度を、同室内中に設置した室内機102A,102Bを制御することによって室内空間101内の湿度を低減させるので、快適性を損なわず省エネ制御を実現できるという効果がある。
また、上記の説明では、室内機102A,102B両方を使用して冷却除湿処理を行ったが、通常運転している室内機102Aを湿度調節専用の室内機102Bと組み合わせて空気調和装置を構成することで運転量を減少させ、さらに省エネ制御を実現する。さらに、既存の空調機設備の一部を湿度調節専用の室内機102Bは除湿運転のみを行うため、低コストで実現できるという効果もある。
実施の形態2.
本実施の形態2では、湿度設定値Hを、除湿機能を有する室内機102内の送風機117が送風する風量Pを制御することで調節する。その他の仕様は実施の形態1と同様である。
図4は、本発明の実施の形態2に係る、室内空間101内の湿度設定値Hを調節するフロ―チャ―トF200である。図1を参照しながら説明
今、使用者が室内空間101内において、室内機102A付近に在室している場合を仮定する。
室内機102A,102Bは、まず目標となる湿度設定値Hで運転している。
最初に、使用者は最も近い位置にある室内機102Aと通信接続された室内リモコン108Aを入力操作して、室内空間101内の「在席目安人数」を入力する(ステップS201)。
すると、室内空間101内の「在席目安人数」に関する情報が通信線130を介して、室外機制御装置112に伝わる。
室外機制御装置112は、吹出口110A,110Bの近傍に設置された人感センサ111A,111Bに制御開始指示を出す。
人感センサ111A,111Bは、室内空間101内の在席人数の検知を開始する(ステップS202)。
人感センサ111A,111Bは、設置位置を中心に室内空間101内を2分割した担当エリアを持っており、担当エリア内の在席人数をそれぞれ検知する。
通信線130を介して、室外機制御装置112に伝わった室内空間101内の在席人数は、室外機制御装置112により室内空間101内全体の在席人数に統合、変換される。
室外機制御装置112は、人感センサ111A,111Bにより検知した室内空間101内全体の在席人数と、先程使用者が室内リモコン108Aを入力操作して入力した「在席目安人数」とを比較開始する(ステップS203)。
第一の判定(S203)において、在席人数と「在席目安人数」との比較結果が、在席人数>「在席目安人数」である場合、室内空間101内に「在席目安人数」よりも多数の人が在席していると判断し、YESへ進む。
この場合、室外機制御装置112は、室内機102A,102Bを制御することにより、室内空間101内の在席人数に基づいて室内空間101内を、送風機117の風量PをP=P−ΔPのように風量調節値ΔP分だけ低く調節する(ステップS204)。
送風機117の風量Pを小さくすることで、吹出温度が低下し除湿能力が向上する。
次に、S204において、室内空間101内の相対湿度が下限値である40%を下回るかどうか、第二の判定にて判断する(ステップS205)。
第二の判定(S205)において相対湿度が40%を下回る場合、YESへ進む。
すると、室外機制御装置112は湿度設定値Hを40%にするよう、室内機102及び室外機113を運転制御する(ステップS206)。
第二の判定(S205)において相対湿度Hが40%を超えている場合、NOへ進む。 湿度調節値ΔH分だけ調節するよう、S202の直前に再び戻り、上記ステップを繰り返し継続する(ステップS210)。
一方、第一の判定(S203)において在席人数と「在席目安人数」との比較結果が、在席人数≦「在席目安人数」であった場合、室内空間101内に「在席目安人数」よりも少数の人が在席していると判断し、NOへ進む。
この場合、室外機制御装置112は、室内機102A,102Bを制御することにより、室内空間101内の在席人数に基づいて室内空間101内を、送風機117の風量PをP=P+ΔPのように風量調節値ΔP分大きく調節する(ステップS207)。
送風機117の風量Pを大きくすることで、吹出温度が上昇し過剰に除湿することを防ぐ。
次に、室内空間101内の相対湿度Hが上限値である70%を上回るかどうか、第三の判定にて判断する(ステップS208)。
第三の判定(S208)において相対湿度Hが70%を超えている場合、YESへ進む。
この場合、室外機制御装置112は湿度設定値Hを70%にするよう、室内機102及び室外機113を運転制御する(ステップS209)。
第三の判定(S208)において相対湿度Hが70%を超えない場合、NOへ進む。
湿度調節値ΔH分だけ調節するよう、S202の直前に再び戻り、上記ステップを繰り返し継続する(ステップS210)。
なお、上記において風量調節値ΔPは、室内空間101内の在席人数に応じてあらかじめ複数準備しておき段階的に近づけるよう湿度設定値Hを調節しても構わない。
さらに、空調機の風量Pを制御するため、ファンの回転数を制御したり、後に実施の形態6で示す風量規制板107を用いたりしてもよい。
以上のように、実施の形態2においては、
使用者が、室内リモコン108を入力操作して入力した「在席目安人数」と、人感センサ111が検知した在席人数を比較し、室内機102内の送風機117が送風する風量Pを制御することで、室内空間101内の湿度を低減させるので、快適性を損なわず省エネ制御を実現できるという効果がある。
実施の形態3.
本実施の形態3では、湿度設定値Hを、除湿機能を有する室内機102内の蒸発器118の蒸発温度Tを制御することで調節する。その他の仕様は実施の形態1と同様である。
図5は、本発明の実施の形態3に係る、室内空間101内の湿度設定値Hを調節するフロ―チャ―トF300である。図1を参照しながら説明
今、使用者が室内空間101内において、室内機102A付近に在室している場合を仮定する。
室内機102A,102Bは、まず目標となる湿度設定値Hで運転している。
最初に、使用者は最も近い位置にある室内機102Aと通信接続された室内リモコン108Aを入力操作し、室内空間101内の「在席目安人数」を入力する(ステップS301)。
すると、室内空間101内の「在席目安人数」に関する情報が通信線130を介して、室外機制御装置112に伝わる。
室外機制御装置112は、吹出口110A,110Bの近傍に設置された人感センサ111A,111Bに制御開始指示を出す。
人感センサ111A,111Bは、室内空間101内の在席人数の検知を開始する(ステップS302)。
人感センサ111A,111Bは、設置位置を中心に室内空間101内を2分割した担当エリアを持っており、担当エリア内の在席人数をそれぞれ検知する。
通信線130を介して、室外機制御装置112に伝わった室内空間101内の在席人数は、室外機制御装置112により室内空間101内全体の在席人数に統合、変換される。
室外機制御装置112は、人感センサ111A,111Bにより検知した室内空間101内全体の在席人数と、先程使用者が室内リモコン108Aを入力操作して入力した「在席目安人数」とを比較開始する(ステップS303)。
第一の判定(S303)において、在席人数と「在席目安人数」との比較結果が、在席人数>「在席目安人数」である場合、室内空間101内に「在席目安人数」よりも多数の人が在席していると判断し、YESへ進む。
この場合、室外機制御装置112は、室内機102A,102Bを制御することにより、室内空間101内の在席人数に基づいて室内空間101内を、蒸発器118の蒸発温度TをT=T−ΔTのように蒸発温度調節値ΔT分だけ小さく調節する(ステップS304)。
蒸発温度Tを低くすることで、吹出温度が低下し除湿能力が向上する。
次に、S304において、室内空間101内の相対湿度が下限値である40%を下回るかどうか、第二の判定にて判断する(ステップS305)。
第二の判定(S305)において相対湿度が40%を下回る場合、YESへ進む。
すると、室外機制御装置112は湿度設定値Hを40%にするよう、室内機102及び室外機113を運転制御する(ステップS306)。
第二の判定(S305)において相対湿度Hが40%を超えている場合、NOへ進む。
湿度調節値ΔH分だけ調節するよう、S302の直前に再び戻り、上記ステップを繰り返し継続する(ステップS310)。
一方、第一の判定(S303)において、在席人数と「在席目安人数」との比較結果が、在席人数≦「在席目安人数」である場合、室内空間101内に「在席目安人数」よりも少数の人が在席していると判断し、NOへ進む。
この場合、室外機制御装置112は、室内機102A,102Bを制御することにより、室内空間101内の在席人数に基づいて室内空間101内を、蒸発器118の蒸発温度TをT=T+ΔTのように蒸発温度調節値ΔT分だけ大きく調節する(ステップS307)。
このように、蒸発温度Tを高くすることで、過剰の除湿を防ぐ。
次に、室内空間101内の相対湿度Hが上限値である70%を上回るかどうか、第三の判定にて判断する(ステップS308)。
第三の判定(S308)において、相対湿度Hが70%を超えている場合、YESへ進む。
この場合、室外機制御装置112は湿度設定値Hを70%にするよう、室内機102及び室外機113を運転制御する(ステップS309)。
第三の判定(S308)において相対湿度Hが70%を超えない場合、NOへ進む。
湿度調節値ΔH分だけ調節するよう、S302の直前に再び戻り、上記ステップを繰り返し継続する(ステップS310)。
なお、上記において蒸発温度調節値ΔTは、室内空間101内の在席人数に応じてあらかじめ複数準備しておき、段階的に近づけるよう湿度設定値Hを調節しても構わない。また、蒸発温度調節値は、電子膨張弁の開度を制御して蒸発器118に流れる冷媒の量を調節したり、圧縮機の周波数を制御したりして調節してもよい。
以上のように、実施の形態3においては、
使用者が、室内リモコン108を入力操作して入力した「在席目安人数」と、人感センサ111が検知した在席人数を比較し、室内機102内の蒸発器118の蒸発温度Tを制御することで室内空間101内の湿度を低減させるので、快適性を損なわず省エネ制御を実現できるという効果がある。
実施の形態4.
本実施の形態4では、湿度設定値Hを、不快指数DI(Discomfort Index)から算出した値で調節する。その他の仕様は実施の形態1と同様である。
不快指数DIは、DI=0.81T+0.01U(0.99T―14.3)+46.3の式により算出される。
ここで、Tは室内空間101の温度[℃]、Uは室内空間101の相対湿度[%]である。
一般的に、不快指数DIがDI=70〜75では、室内空間101内に在席している人は特に不快に感じない。
不快指数DIがDI=76〜80に達すると在席人数の一割が不快となり、不快指数DIがDI=80を越えると在席人数の全員が不快に感じるとされている。
例えば、室内空間101内の温度TがT=26℃において、不快指数DIをDI=72程度に抑えるには、室内空間101内の相対湿度UはU=40.5%に設定する必要がある。
図6は、本発明の実施の形態4に係る、室内空間101内の湿度設定値Hを調節するフロ―チャ―トF400である。図1を参照しながら説明
ここでは、設定温度TがT=26℃、湿度設定値HがH=40.5%に設定されている場合を例に挙げて説明する。
この場合、湿度設定値HをH=40.5%に設定しても、室内空間101内の不快指数DIはDI=72であり、快適性を損なわない。これより、室内空間101内の湿度設定値HをH=40.5%と決定し、初期設定する(ステップS401)。
今、使用者が室内空間101内において、室内機102A付近に在室している場合を仮定する。
室内機102A,102Bは、まず目標となる湿度設定値Hで運転している。
最初に、使用者は最も近い位置にある室内機102Aと通信接続された室内リモコン108Aを入力操作し、室内空間101内の「在席目安人数」を入力する(ステップS402)。
すると、室内空間101内の「在席目安人数」に関する情報が通信線130を介して、室外機制御装置112に伝わる。
室外機制御装置112は、吹出口110A,110Bの近傍に設置された人感センサ111A,111Bに制御開始指示を出す。
人感センサ111A,111Bは、室内空間101内の在席人数の検知を開始する(ステップS403)。
人感センサ111A,111Bは、設置位置を中心に室内空間101内を2分割した担当エリアを持っており、担当エリア内の在席人数をそれぞれ検知する。
通信線130を介して、室外機制御装置112に伝わった室内空間101内の在席人数は、室外機制御装置112により室内空間101内全体の在席人数に統合、変換される。
室外機制御装置112は、人感センサ111A,111Bにより検知した室内空間101内全体の在席人数と、先程使用者が室内リモコン108Aを入力操作して入力した「在席目安人数」とを比較開始する(ステップS404)。
第一の判定(S404)において、在席人数と「在席目安人数」との比較結果が、在席人数>「在席目安人数」である場合、室内空間101内に「在席目安人数」よりも多数の人が在席していると判断し、YESへ進む。
この場合、室外機制御装置112は、室内機102A,102Bを制御することにより、室内空間101内の在席人数に基づいて室内空間101内を、湿度設定値HをH=H−ΔHのように湿度調節値ΔH分だけ低く調節する(ステップS405)。
次に、S405において、室内空間101内の相対湿度が下限値である40%を下回るかどうか、第二の判定にて判断する(ステップS406)。
第二の判定(S406)において相対湿度が40%を下回る場合、YESへ進む。
すると、室外機制御装置112は湿度設定値Hを40%にするよう、室内機102及び室外機113を運転制御する(ステップS407)。
第二の判定(S406)において相対湿度Hが40%を超えている場合、NOへ進む。
湿度調節値ΔH分だけ調節するよう、S403の直前に再び戻り、上記ステップを繰り返し継続する(ステップS411)。
一方、第一の判定(S404)において在席人数と「在席目安人数」との比較結果が、在席人数≦「在席目安人数」であった場合、室内空間101内に「在席目安人数」よりも少数の人が在席していると判断し、NOへ進む。
この場合、室外機制御装置112は、室内機102A,102Bを制御することにより
、室内空間101内の在席人数に基づいて室内空間101内を、湿度設定値HをH=H+ΔHのように湿度調節値ΔH分だけ高く調節する(ステップS408)。
次に、室内空間101内の相対湿度Hが上限値である70%を上回るかどうか、第三の判定にて判断する(ステップS409)。
第三の判定(S409)において相対湿度Hが70%を超えている場合、YESへ進む。
この場合、室外機制御装置112は、湿度設定値Hを70%にするよう、室内機102及び室外機113を運転制御する(ステップS410)。
第三の判定(S409)において相対湿度Hが70%を超えない場合、NOへ進む。
湿度調節値ΔH分だけ調節するよう、S403の直前に再び戻り、上記ステップを繰り返し継続する(ステップS411)。
以上のように、実施の形態4においては、
使用者が、室内リモコン108を入力操作して入力した「在席目安人数」と、人感センサ111が検知した在席人数を比較し、室内空間101内に人が多数在席していることによって上昇する湿度を、不快指数DIから算出した湿度設定値を用いた後に、同室内中に設置した室内機102A,102Bを制御することによって室内空間101内の湿度を低減させるので、快適性を損なわず省エネ制御を実現できるという効果がある。
実施の形態5.
本実施の形態5は、図1で示した実施の形態1において、室内空間101内に設置した2つの室内機102A,102Bを、室内に設置した3つの室内機502A,502B,502Cで冷却除湿する構成に変更したものである。
その他の構成については、図1と同様である。詳細については、以下で説明する。
図7は、本発明の実施の形態5に係る空気調和装置500の構成図である。
この発明の空気調和装置500は、
1つの部屋からなる室内空間501の側壁あるいは天井に設置され、内部に有した送風機517A,517B,517C(後述する除湿手段)、蒸発器518A,518B,518C(後述する除湿手段)により冷却除湿機能を有する3台の室内機502A,502B,502Cと、
室内機502A,502B,502Cに設けられ、室内空間501から吸込空気503を吸い込むよう形成された吸込口(図示なし)と、室内空間501へ空気を吹き出すよう形成された吹出口510A,510B,510Cと、
吹出口510A,510B,510Cの近傍に設置され、室内空間501内の在席人数を検知する人感センサ511A,511B,511Cと、
室内空間501の外部に設置された室外機513と、
室内空間501の外部に設置され、
室内機502A,502B,502Cと室外機513との間に介在して接続配置され、冷媒の流れ制御する分流コントローラ509と、
室内機502A,502B,502Cと分流コントローラ509との間を接続され、冷媒が内部に充填された冷媒配管514と、
室外機513と分流コントローラ509との間を接続され、冷媒が内部に充填された冷媒配管515と、
室内機502A,502B,502Cと通信し、室内空間501内の在席目安人数を入力操作する室内リモコン508A,508B,508Cと、
室内リモコン508A,508B,508Cと室内機502A,502B,502Cとの間を通信接続し、さらに、室内機502A,502B,502C、室外機513と通信接続し、運転状態や運転制御に関する信号の送受信を行う通信線530と、
室外機513内部に配置され、室内機502A,502B,502C、及び室外機513と通信し、使用電力,風量設定,冷媒の流れを運転制御する室外機制御装置512(湿度制御手段)と、
から構成される。
図7に示した、本発明の実施の形態5に係る空気調和装置500の構成について、詳細に説明するを示す。
3台の室内機502A,502B,502Cは、1つの部屋からなる室内空間501の側壁あるいは天井に設置されている。
室内機502Aは、内部に送風機517A、蒸発器518Aを配置しており、冷却除湿機能を有する。同様に、室内機502Bは、内部に送風機517B、蒸発器518Bを配置しており、冷却除湿機能を有する。同様に、室内機502Cは、内部に送風機517C、蒸発器518Cを配置しており、冷却除湿機能を有する。
室内機502A,502B,502Cには、室内空間501から吸込空気503を吸い込むよう形成された吸込口(図示なし)が形成されている。
室内機502A,502B,502Cには、室内空間501へ空気を吹き出すよう形成された吹出口510A,510B,510Cが形成されている。
なお、吸込口、及び、吹出口510A,510B,510Cは任意の形状で構わない。
人感センサ511A,511B,511Cは、吹出口510A,510B,510Cの近傍に設置されており、人を検知する複数の感知軸を持つなどして、設置位置を中心に室内空間501内を3分割した担当エリアを持っている。
分流コントローラ509は、室内機502A,502B,502Cと室外機513との間に介在して接続配置され、冷媒の流れ制御する。
室内機502A,502B,502Cはそれぞれ、冷媒が内部に充填された冷媒配管514により分流コントローラ509との間を接続されており、冷媒を循環させている。
室外機513は、冷媒が内部に充填された冷媒配管515により分流コントローラ509との間を接続されており、冷媒を循環させている。
室外機513内部には、室外機制御装置512が配置されている。
室外機制御装置512は、マイコン、抵抗、コンデンサなど電子部品を電気接続して形成された電気回路で構成されている。室外機制御装置512は室内機502A,502B,502Cと通信し、使用電力,風量設定,冷媒の流れを運転制御する。
室外機制御装置512は、人感センサ511A,511B,511Cにより得られた担当エリア内の在席人数を検知し、室内空間501内全体の在席人数を算出している。
通信線530は、室内リモコン508A,508B,508Cと室内機502A,502B,502Cとの間を通信接続している。さらに、室内機502A,502B,502C、室外機513と通信接続している。
通信線530は、室内機502A,502B,502C、及び、室外機513の運転状態や運転制御に関する信号の送受信を行う。
人感センサ511A,511B,511Cにより検知された担当エリア内の在席人数は、通信線530を通して室外機513内に配置された室外機制御装置512に伝達される。
室内リモコン508A,508B,508Cは、それぞれ室内機502A,502B,502C、及び室外機制御装置512と通信する。室内リモコン508A,508B,508Cは、室内空間501内の目標温度や運転モード、在席目安人数を受け付ける。
なお、実施の形態5において室内リモコン508A,508B,508Cは、室内空間501内に固定設置されないスマートフォン、携帯電話などの移動端末に置き換えられても構わない。この場合、室内リモコン508A,508B,508Cと室内機502A,502B,502C間で、運転状態や運転制御に関する信号をやりとりする有線接続は無線方式に置き換えられる。
また、1つの部屋からなる室内空間501内部における、人感センサ511A,511B,511Cを使用した湿度の制御方法については、実施の形態1乃至4で説明したフローチャートS100からS400と同様であるので説明は省略する。
さらに、冷却除湿機能を有する3台の室内機のうち、冷房運転優先の室内機502A,502Bと、除湿運転優先の室内機502Cとを用意し、「除湿優先モ―ド」を設けても良く、使用者が室内リモコン508A,508B,508Cからの入力操作で「除湿優先モ―ド」を選定できるようにしても良い。
また、冷房運転優先の室内機502A,502Bと、除湿運転優先の室内機502Cとの比率を2:1、または、冷房運転優先の室内機502Aと、除湿運転優先の室内機502B,502Cとの比率を1:2に変更しても良い。比率は任意でよい。
これらの構成にすると、より一層多様なニーズに対応することができる。
さらに、上記実施の形態5において、室内空間501内に計3台設置しているが、各人感センサ511A,511B,511Cの担当エリア内はさらに細かく分割して細分化されても良い。この場合、人感センサの設置数を増やし、在席人数をそれぞれ検知し、通信線130を介して室外機制御装置112に伝える。
実施の形態6.
本実施の形態6は、図1で示した実施の形態1において、室内空間101内に複数設置した室内機102A,102B,102Cを、1つの室内機602で冷却除湿する構成に変更したものである。
それに伴い、1つの室内空間101が、壁により3つの部屋601A,601B,601Cに区切られた室内空間601に変更されている。
また、1つの室内機602の後段に順次、分岐ダクト605、風量規制板606A,606B,606C、再熱器607A,607B,607C、冷媒配管616、また風量規制板制御部628が追加されている。その他の構成は図1と同様である。詳細については、以下で説明する。
図8は、本発明の実施の形態6に係る空気調和装置600の構成図である。
この発明の空気調和装置600は、
壁により3つの部屋601A,601B,601Cに区切られた室内空間601の天井部に設置され、内部に有した送風機617(後述する除湿手段)、蒸発器618(後述する除湿手段)により冷却除湿機能を有する1台の室内機602と、
室内機602の後段に大径のダクト604を介して接続され、流路を後段に3つに分岐する分岐ダクト605と、
分岐ダクト605の後段に接続され、各部屋601A,601B,601Cに至るまでを接続する、後方に延在する3本の小径のダクト604A,604B,604Cと、
分岐ダクト605の後段に3本のダクト604A,604B,604Cを通して接続され、スロットル弁などにより各ダクト604A,604B,604C内に流れる風量を流量制御する風量規制板606A,606B,606Cと、
風量規制板606A,606B,606Cの後段に、3本のダクト604A,604B,604Cの後方延在部を通して接続し、それぞれ設置された3つの再熱器607A,607B,607Cと、
再熱器607A,607B,607Cの後段に、3本のダクト604A,604B,604Cの後方延在部を通して接続され、室内空間601内に空気を吹き出すよう形成された3つの吹出口610A,610B,610Cと、
吹出口610A,610B,610Cの近傍に設置され、各部屋601A,601B,601C内の在席人数を検知する人感センサ611A,611B,611Cと、
室内空間601の外部に設置された室外機613と、
室内空間601の外部に設置され、
室内機602と再熱器607A,607B,607Cと室外機613との間に介在して接続配置され、冷媒の流れ制御する分流コントローラ609と、
室内機602と分流コントローラ609との間を接続され、冷媒が内部に充填された冷媒配管614と、
室外機613と分流コントローラ609との間を接続され、冷媒が内部に充填された冷媒配管615と、
再熱器607A,607B,607Cと分流コントローラ609との間を接続され、冷媒が内部に充填された冷媒配管616と、
風量規制板606A,606B,606Cと通信し、風量規制板606A,606B,606Cの動作を制御する室内リモコン608A,608B,608Cと、
風量規制板606A,606B,606Cと接続し、風量規制板606A,606B,606Cの風量を流量制御する風量規制板制御部628と、
と室内機602との間を通信し、さらに室内機602、室外機613、室外機制御装置612と通信して(同様に、室内リモコン608A,608B,608Cと風量規制板606A,606B,606Cと通信して)運転状態や運転制御に関する信号の送受信を行う通信線630と、
室外機613内部に配置され、室内機602及び室外機613と通信し、使用電力,風量設定,冷媒の流れを運転制御する室外機制御装置612(湿度制御手段)と、
から構成される。
図8に示した、本発明の実施の形態6に係る空気調和装置600の構成について、詳細に説明するを示す。
1台の室内機602は、壁により3つの部屋601A,601B,601Cに区切られた室内空間601の天井部に設置されている。
室内機602は、内部に送風機617、蒸発器618を配置しており、冷却除湿機能を有する。
人感センサ611A,611B,611Cは、例えば赤外線センサが適用される。
人感センサ611A,611B,611Cは、吹出口610A,610B,610Cの近傍に設置されており、人を検知する複数の感知軸を持つなどして、設置位置を中心に室内空間601内を3分割した担当エリアを持っている。
人感センサ611A,611B,610Cは、赤外領域の光である赤外線を対象物から受光し電気信号に変換して、担当エリア内の在席人数をそれぞれ検知している。
また、人感センサ611A,611B,611Cは、室内空間601内の在席人数を検知可能な手段であれば、赤外線センサ以外にも、赤外領域の光である赤外線以外の光を受光し電気信号に変換するセンサを使用しても良い。
また、人感センサ611A,611B,611Cは、広範囲に在席人数を検知するよう、例えば左右上下に首振り可動な機構としても良い。
分流コントローラ609及び室外機613は、一般的に室内空間601の外部に設置されている。
分流コントローラ609は、室内機602と室外機613、及び再熱器607A,607B,607Cとの間に介在して接続配置され、冷媒の流れ制御する。
室内機602は、冷媒が内部に充填された冷媒配管614により分流コントローラ609との間を接続されており、冷媒を循環させている。
室外機613は、冷媒が内部に充填された冷媒配管615により分流コントローラ609との間を接続されており、冷媒を循環させている。
室内空間601の外部には、室外機制御装置612が配置されている。
室外機制御装置612は、マイコン、抵抗、コンデンサなど電子部品を電気接続して形成された電気回路で構成されている。室外機制御装置612は室内機602と通信し、使用電力,風量設定,冷媒の流れを運転制御する。
室外機制御装置612は、人感センサ611A,611B,611Cにより得られた担当エリア内の在席人数を検知し、室内空間601内全体の在席人数を算出している。
通信線630は、室内リモコン608A,608B,608Cと室内機602との間を通信接続している。さらに、室内機602、室外機613、及び室外機制御装置612と通信接続している。
通信線630は、室内機602、及び、室外機613の運転状態や運転制御に関する信号の送受信を行う。
人感センサ611A,611B,611Cにより検知された担当エリア内の在席人数は、通信線630を通して室内空間601の外部に配置された室外機制御装置612に伝達される。
なお、実施の形態6において室内リモコン608A,608B,608Cは、室内空間601内に固定設置されないスマートフォン、携帯電話などの移動端末に置き換えられても構わない。この場合、室内リモコン608A,608B,608Cと室内機602間で、運転状態や運転制御に関する信号をやりとりする有線接続は無線方式に置き換えられる。それ以外は、先に実施の形態1で説明した内容と同様である。
また、人感センサ611A,611B,611Cの数についても、室内空間601内の分割数に応じて、複数個設置されても構わない。
図9は、本発明の実施の形態6に係る室内機602の内部構造の断面図である。
室内機602は、風上側に外部から取り込まれた吸込空気603を吸い込むための吸込口(図示なし)、風下側に吹出空気623を吹き出すための吹出口(図示なし)が形成されている。
室内機602の内部は、
先に図8で説明した冷媒配管614、
冷媒配管614の途中位置に接続されて冷媒配管614に流れる冷媒量を調節し冷房能力を調節する調節弁619、
冷媒配管614により分流コントローラ609と接続されて冷媒を蒸発させ吸込空気603を冷却除湿する蒸発器618、
蒸発器618に向けて吸込空気603を送風する送風機617、
調節弁619を制御するよう室内機602の外部に電気接続された制御装置631(図8には図示なし)、
吸込口付近に配置され、室内機602内部の湿度を検知する吸込空気湿度検知器621、吸込口付近に配置され吸込空気603の温度を検知する吸込空気温度検知器620、吹出口付近に配置され吹出空気623の温度を検知する吹出空気温度検知器622で構成されている。
ここで、室内機602内部における、空気の流れについて説明する。
吸込口から室内機602内部に吸い込まれた高温多湿の吸込空気603は送風機617を通過する。その後、室内機602内部に配置された蒸発器618を通過てする。
高温多湿の吸込空気603は、蒸発器618を通過する際に冷却,減湿された後、低温乾燥の吹出空気623となる。
この後、吹出口を通して室内機602外部に吹き出され、冷却,減湿された吹出空気623は、図8で示す後段に接続された分岐ダクト605と3台の風量規制板606A,606B,606Cとを順次通過した後、それぞれ再熱器607A,607B,607Cに吹出される。
図10は、本発明の実施の形態6に係る再熱器607の内部構造の断面図である。
図8において説明したように、再熱器607は3つの再熱器607A,607B,607Cから構成されている。これらは同一であるので、ここでは、再熱器607と称して説明実施する。
再熱器607は、風上側に室内機602の吹出口から吐き出された吹出空気623を吸い込むための吸込口(図8,図10に図示なし)、風下側に吹出空気627を吹き出すための吹出口(8,図10に図示なし)が形成されている。
再熱器607の内部は、
先に図8で説明した冷媒配管616、
冷媒配管616の途中位置に接続されて冷媒配管616に流れる冷媒量を調節し暖房能力を調節する調節弁624、
冷媒配管616により分流コントローラ609と接続されて冷媒を凝縮させ吹出空気623を暖房乾燥する凝縮器625、
吹出口付近に配置され吹出空気627の温度を検知する吹出空気温度検知器626で構成されている。
ここで、再熱器607内部における、空気の流れについて説明する。
吸込口から再熱器607内に吸い込まれた低温乾燥の吹出空気623は、再熱器607内部に配置された凝縮器625を通過する。
低温乾燥の吹出空気623は、凝縮器625を通過する際に暖房,乾燥された後、高温乾燥の吹出空気627となる。(再熱除湿)
この後、吹出口を通して再熱器607外部に吹き出された暖房,乾燥された吹出空気627は、図8に示した後方に延在する各ダクト604A,604B,604Cを通過した後、吹出口610A,610B,610Cにまで至り、それぞれ各部屋601A,601B,601Cの室内空間601に吹出される。
まとめると、室内機602外部から取り込まれた屋外空気である吸込空気603は、室内機602内部から吹き出された吹出空気623が、分岐ダクト605、風量規制板606A,606B,606C、これらにそれぞれ対応した再熱器607A,607B,607Cの順に通過した後、後方に延在する各ダクト604A,604B,604Cの延在部を通して各部屋601A,601B,601Cの室内空間601にそれぞれ送風される。
本実施の形態6における、室内空間601内の湿度を制御する具体的な手順について説明する。
実施の形態6.
本実施の形態6では、湿度設定値Hを、除湿機能を有する室内機602内の送風機617の後方に配置された風量規制板606A,606B,606Cの風量規制板開閉度Dを制御することで調節する。その他の仕様は実施の形態1と同様である。
図11は、本発明の実施の形態6に係る、室内空間601内の湿度設定値Hを調節するフロ―チャ―トF600である。図8ながら
今、使用者が室内空間601内において、部屋601A付近に在室している場合を仮定する。
室内機602は、まず目標となる湿度設定値Hで運転している。
最初に、使用者は最も近い位置にある室内機602と通信接続された室内リモコン608Aを入力操作し、室内空間601内の「在席目安人数」を入力する(ステップS601)。
すると、室内空間601内の「在席目安人数」に関する情報が通信線630を介して、室外機制御装置612に伝わる。
室外機制御装置612は、吹出口610A,610B,610Cの近傍に設置された人感センサ611A,611B,611Cに制御開始指示を出す。
人感センサ611A,611B,611Cは、室内空間601内の在席人数の検知を開始する(ステップS602)。
室外機制御装置612は、人感センサ611A,611B,611Cにより検知した室内空間601内全体の在席人数と、先程使用者が室内リモコン608Aを入力操作して入力した「在席目安人数」とを比較開始する(ステップS603)。
第一の判定(S603)において、在席人数と「在席目安人数」との比較結果が、在席人数>「在席目安人数」である場合、室内空間601内に「在席目安人数」よりも多数の人が在席していると判断し、YESへ進む。
この場合、室外機制御装置612は、室内機602を制御することにより、室内空間601内の在席人数に基づいて室内空間601内を、風量規制板開閉度DをD=D+ΔDのように風量規制板開閉度調節値ΔD分だけ高く調節する(ステップS604)。
次に、S604において、室内空間601内の相対湿度が上限値である最大風量規制板開閉度Dmaxを下回るかどうか、第二の判定にて判断する(ステップS605)。
第二の判定(S605)において風量規制板開閉度Dが最大風量規制板開閉度Dmaxを上回る場合、YESへ進む。
すると、室外機制御装置612は風量規制板開閉度Dを最大風量規制板開閉度Dmaxにするよう、室内機602及び室外機613を運転制御する(ステップS606)。
第二の判定(S605)において風量規制板開閉度Dが最大風量規制板開閉度Dmaxを超えていない場合、NOへ進む。
湿度調節値ΔH分だけ調節するよう、S602の直前に再び戻り、上記ステップを繰り返し継続する(ステップS610)。
人感センサ611による室内空間601内の在席人数の検知時間の間隔は、人の動きによる在席人数の変化を検知するために、例えば10分間隔で制御する。
一方、第一の判定(S603)において在席人数と「在席目安人数」との比較結果が、在席人数≦「在席目安人数」であった場合、室内空間601内に「在席目安人数」よりも少数の人が在席していると判断し、NOへ進む。
この場合、室外機制御装置612は、室内機602を制御することにより、室内空間601内の在席人数に基づいて室内空間601内を風量規制板開閉度DをD=D−ΔDのように風量規制板開閉度調節値ΔD分だけ低く調節する(ステップS607)。
次に、室内空間601内の風量規制板開閉度Dが下限値である最小風量規制板開閉度Dminを下回るかどうか、第三の判定にて判断する(ステップS608)。
第三の判定(S608)において風量規制板開閉度Dが最小風量規制板開閉度Dminを超えている場合、YESへ進む。
この場合、室外機制御装置612は、風量規制板開閉度Dを最小風量規制板開閉度Dminにするよう、室内機602及び室外機613を運転制御する(ステップS609)。
第三の判定(S608)において風量規制板開閉度Dが最小風量規制板開閉度Dminを超えない場合、NOへ進む。
湿度調節値ΔH分だけ調節するよう、S602の直前に再び戻り、上記ステップを繰り返し継続する。
以上のように、実施の形態6においては、
使用者が、室内リモコン608を入力操作して入力した「在席目安人数」と、人感センサ611が検知した在席人数を比較し、室内機602内の蒸発器618の風量規制板開閉度Dを制御することで室内空間601内の湿度を低減させるので、快適性を損なわず省エネ制御を実現できるという効果がある。
なお、上述した実施の形態では、室内空間の在席人数を検知する人感センサを備えた空気調和装置の制御方法について説明したが、本発明はこれに限定するものではなく、人感センサの設置場所、適用装置を変更すれば異なる用途にも適用できるものであり、室内空間の在席人数を検知する人感センサを使用した空気調和装置以外の装置についても適用できる。
100 空気調和装置、101 室内空間、102A,102B 室内機、103 吸込空気、108A,108B 室内リモコン、109 分流コントローラ、110A,110B 吹出口、111A,111B 人感センサ、112 室外機制御装置、113 室外機、114,115 冷媒配管、117A,117B 送風機、118A,118B 蒸発器、130 通信線、200 湿り空気線図、500 空気調和装置、501 室内空間、502A,502B,502C 室内機、600 空気調和装置、601 室内空間、601A,601B,601C 部屋、602 室内機、603 吸込空気、604 大径のダクト、604A,604B,604C 小径のダクト、605 分岐ダクト、606A,606B,606C 風量規制板、607A,607B,607C 再熱器、608A,608B,608C 室内リモコン、
609 分流コントローラ、610A,610B,610C 吹出口、611A,611B,611C 人感センサ、612 室外機制御装置、613 室外機、614,615,616 冷媒配管、617 送風機、618 蒸発器、619 調節弁、620 吸込空気温度検知器、621 吸込空気湿度検知器、622 吹出空気温度検知器、624 調節弁、625 凝縮器、626 吹出空気温度検知器、628 風量規制板制御部、630 通信線、631 制御装置

Claims (7)

  1. 室内空間へ送風する送風機及び蒸発器を有する室内機と、
    前記室内空間内の在席人数を検知する人感センサと、
    前記送風機及び前記蒸発器を使用して、前記室内空間の除湿を行う除湿手段と、
    前記室内機と冷媒配管で接続された室外機と、
    前記室内機及び前記室外機と通信し、前記室内機及び前記室外機の運転操作を受付けるとともに、前記室内空間の在席目安人数の入力操作を受付ける室内リモコンと、
    前記人感センサで検知した前記在席人数前記室内リモコンに入力された前記在席目安人数との比較結果に基づいて湿度設定値を調節し、前記湿度設定値に基づいて前記除湿手段を制御する湿度制御手段と、
    を備えたことを特徴とする空気調和装置。
  2. 前記湿度制御手段は、前記在席目安人数と前記在席人数を比較し、比較結果に基づいて前記室内空間内の湿度設定値を調節することを特徴とする請求項1に記載の空気調和装置。
  3. 前記湿度制御手段は、前記在席目安人数と前記在席人数との比較結果に基づいて前記送風機から送風する風量を制御し、前記室内空間内の湿度設定値を調節することを特徴とする請求項1に記載の空気調和装置。
  4. 前記湿度制御手段は、前記在席目安人数と前記在席人数との比較結果に基づいて前記蒸発器の蒸発温度を制御し、前記室内空間内の湿度設定値を調節することを特徴とする請求項1に記載の空気調和装置。
  5. 前記湿度制御手段は、前記在席目安人数と前記在席人数との比較結果、及び前記室内空間の温度及び相対湿度から算出される不快指数に基づいて、前記室内空間内の湿度設定値を調節することを特徴とする請求項1に記載の空気調和装置。
  6. 前記室内機を複数台備え、前記室内機の少なくとも一つは前記除湿手段を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の空気調和装置。
  7. 前記除湿制御手段を有する室内機は、前記蒸発器の後段に少なくとも1つの再熱器が配置され、
    前記除湿手段は、前記再熱器により前記室内空間内の再熱除湿を行うことを特徴とする請求項6に記載の空気調和装置。
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