JP6181914B2 - セラミド産生促進剤 - Google Patents

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本発明は、セラミド産生促進剤に関するものである。
セラミド(スフィンゴ脂質の一種)は、生体全体の中では微量な脂質である。但し、セラミドは、皮膚の最も外側の層である角層中では、脂質の半分以上を占めており、皮膚の保湿機構及びバリア機構に重要な役割を果たしている。しかしながら、乾燥肌、荒れ肌、アトピー性皮膚炎、老人性乾皮症及び乾癬等の皮膚疾患においては、角層中のセラミド量が減少し、皮膚の保湿能やバリア能の低下等を引き起こしていることが数多く報告されている。そこで、減少したセラミドを外部から補給する方法が試みられているが、現在のところ必ずしもその効果は十分なものではない。
そこで、減少したセラミドを外部から補給する方法ではなく、細胞自身によるセラミド産生促進効果を高める手法が、特許文献1〜4で提案されている。
特開2011−231056 特開2011−121935 特開2002−370998号公報 特開2000−169359号公報
本発明は、セラミド産生促進効果を有する従来とは異なる素材を見出すことを目的とする。
本発明(1)は、米の粉砕物を有効成分として含有するセラミド産生促進剤である。
本発明(2)は、米の抽出物を有効成分として含有するセラミド産生促進剤である。
本発明(3)は、前記抽出物が、米に水又は有機溶媒を加えたもの、米を酸又はアルカリで処理したもの、米の加水物に酵素又は麹を作用させたもの、或いは、これらを加熱又は非加熱下でおこなったものである、前記発明(2)のセラミド産生促進剤である。
本発明(4)は、米を抽出するに際し、その抽出前、抽出と同時又は抽出後に酵素又は麹を作用させたものを有効成分として含有するセラミド産生促進剤である。
本発明(5)は、米の抽出物又はそれに酵素若しくは麹を作用させたものに、アルコール発酵又は有機酸発酵を行ったものを有効成分として含有するセラミド産生促進剤である。
本発明(6)は、有機酸発酵が乳酸発酵である、前記発明(5)のセラミド産生促進剤である。
ここで、本明細書中の各用語の意義を説明する。「抽出」とは、物理的処理(例えば、圧搾、加熱処理)、化学的処理(例えば、水又は有機溶媒を添加、酸やアルカリ処理、液体CO処理)、生物的(生化学的)処理(例えば、麹、微生物処理、酵素処理)を単独又は組み合わせて施すことをいう。
以下、本発明を実施するための一形態について詳述する。尚、本発明の本質は、材料と用途であり、それ以外の要素(例えば、投与量、剤型、作用機序等)は何ら本発明を限定するものではない。
まず、本形態に係る「米」とは、白米、玄米及び発芽させた米といった米だけでなく、白糠及び赤糠等といった米の一部も含む概念である。但し、白米部分を必須的に含むもの、即ち、白米、玄米、発芽させた米、白糠を用いることが好適である。ここで、白米及び玄米に関しては、ジャポニカ、インディカ米を問わず、うるち米、及び餅米等の玄米及び白米を指し、品種、種類は問わない。また、白糠及び赤糠とは、一般に、精白時に出てくる92%以上の赤糠や92%以下の白糠を指すが、両者が混合したものを使用してもよい。但し、92%〜50%、80%〜60%、60%〜30%等、92%〜30%のいずれかの白糠を含むものが好適である。なお、有効成分は、熱及び光に対して安定であるため、上記の原料は、浸漬、蒸煮、焙煎(砂焙り、網焙り、熱風焙煎等全てを指す)、蒸煮焙煎、凍結乾燥等の表面変性、UV照射等の光変性、パットライス等の加圧焙煎、揚げる等の原料処理をしてもよい。白米、玄米及び発芽させた米は、そのまま用いても有効であるが、実用上の面から粉砕して用いるのが好ましい。白米、玄米及び発芽させた米を粉砕して粉体化するには、粉砕機又は精米機を用い一般的な方法で行なえばよい。
発芽させた米を製造する場合、胚芽のついた米を水に浸漬あるいは水を噴霧して発芽させる。発芽させる時の温度は10〜50℃である。ただし、発芽さえすれば、温度及び時間は問わない。また、発芽中に水が腐敗する危険性がある場合は、腐敗しないように水を取り替えるか、何らかの防腐を行うのが好ましい。ここで、発芽とは、発芽する直前から発芽したものまで全てを指す。この発芽させた米をよく洗浄して用いる。この時、乾燥して用いてもよい。米を抽出、あるいは酵素分解又は麹を作用させる場合、原料の米を粉砕して顆粒あるいは粉体化すると、表面積が大きくなるため効率がよくなる。粉砕しなくてもよいが、この場合には、米組織の分解及び抽出に長時間を要する。
米を水抽出する場合、抽出温度は、高温が効率的であるが、低温でも十分に抽出を行うことができる。ただし、40℃以下の低温の場合は、pHを酸性あるいはアルカリ性にするか、防腐剤あるいはアルコールを加えて、米が腐敗しないように処理することが望ましい。抽出時間は、有効成分さえ抽出できれば、長くても短くてもよく、抽出温度により定めればよい。また、抽出は、加圧下又は常圧下で行っても、減圧下で行ってもよい。水抽出の場合、最も問題になるのは糊化現象である。糊状になれば、抽出効率が悪くなるばかりでなく、実作業においては困難を極める。これを防ぐためには、アミラーゼを加えて反応させるか、塩酸などで酸性にして澱粉を切ってやればよく、この方法を用いることにより、十分に解決でき、実用上も全く問題はない。
抽出物中の有効成分は、酸,アルカリに安定であるためか、酸分解抽出、あるいはアルカリ分解抽出を行うのも有効である。この場合、必要により中和、脱塩を行う。有機溶媒で抽出する場合も、米はなるべく微粉砕又は粉体化して抽出することが望ましい。有機溶媒はアルコール,アセトン,n―へキサン,酢酸エチル、メタノール等の一般的な有機溶媒でよいが、人体に対して有害なものは抽出後、溶媒を完全に除去する必要があるので安全なものがよい。また、米を酵素分解、又は麹を作用させてもよい。ここで言う酵素分解とは、澱粉分解酵素(液化酵素、糖化酵素),蛋白分解酵素,脂肪分解酵素,繊維分解酵素,リグニン分解酵素,ペクチン分解酵素等米に働く酵素を1種又は2種以上作用させることをいう。例えば、液化酵素と糖化酵素との組み合わせを挙げることができる。また、麹として麹菌の種類及び米の品種,種類は問わない。なお、酸、アルカリ抽出、有機溶媒抽出、酵素分解、麹作用を組み合わせて行ってもよい。
また、前記の抽出を行うに当り、抽出の前、抽出と同時又は抽出の後に、上記の酵素分解及び麹を作用させてもよい。
更に、上記の処理を行なうと同時又は処理後、アルコール発酵あるいは乳酸発酵、酢酸発酵等の有機酸発酵を行ってもよい。特に、有機酸発酵、その中でも乳酸発酵を行なうと、セラミド産生促進効果が高いことが確認されている。また、アルコール発酵を行なった場合は、濃縮がしやすく、有効成分の濃縮が容易になる。なお、酵母による通気発酵、アルコール沈殿等を行なって除糖してもよい。尚、発酵形態としては、もろみ発酵及び液体発酵のいずれでもよいが、液体発酵が好適である。なお、これらの発酵を2回以上繰り返す、又は異なる発酵法を組み合わせてもよい。
以上のようにして得られた本形態品は、残渣を分離することなくそのまま、あるいは圧搾、濾過して用いる。そのまま用いるときは、殺菌あるいは除菌して製品にする。なお、内用での用途であれば、例えば、エアゾール剤、液剤、ゼリー剤、エリキシル剤、カプセル剤、顆粒剤、丸剤、懸濁剤、乳剤、散剤、細粒剤、錠剤、シロップ剤、注射剤、トローチ剤、リモナーデ剤等の剤型で用いることもできる。更には、食品や飲料に添加する処方もあり得る。また、外用での用途であれば、例えば、乳液、クリーム、化粧水、美容液、パック、洗浄料、メーキャップ化粧料、ローション剤、軟膏、懸濁剤、乳剤、エアゾール、貼付剤等の剤型で用いることもできる。なお、用途に応じて、他の配合成分や薬剤を添加してもよい。ここで、本形態品の添加量は、添加対象となる医薬品、飲食品等の種類にもよるが、一般的に、製品100重量部当たり、本形態品エキスを0.0001〜90重量部、好適には0.01〜60重量部、最も好適には0.1〜30重量部添加する。また、本形態品の適用量は、体重1kg当たり、一日0.0001〜100ml、好適には一日0.001〜50ml、最も好適には0.01〜20mlである。
実施例1
白米を粉砕機にかけ、白米の粉砕物1kgを得た。この粉砕物を蒸煮、冷却した後、液化酵素5gと水3Lを添加し、60℃で4時間放置した。その後、加熱昇温させ、冷却した後、濾過器を用いて固液分離を行い、ろ液2.5Lを得た。これを85℃で30分加熱して本実施例に係るエキスを得た。
実施例2
白米を粉砕機にかけ、白米の粉砕物1kgを得た。この粉砕物に麹250gと水3Lを添加し、55℃で16時間放置した。その後濾過器を用いて固液分離を行い、ろ液2.6Lを得た。これを85℃で30分加熱して本実施例に係るエキスを得た。
実施例3
白米を粉砕機にかけ、白米の粉砕物1kgを得た。この粉砕物に澱粉分解酵素5gと水3Lを添加し、55℃で16時間放置した。その後濾過器を用いて固液分離を行い、ろ液2.5Lを得た。これを85℃で30分加熱して本実施例に係るエキスを得た。
実施例4
白米を粉砕機にかけ、白米の粉砕物1kgを得た。この粉砕物に繊維分解酵素5gと水3Lを添加し、50℃で16時間放置した。その後濾過器を用いて固液分離を行い、ろ液2.0Lを得た。これを85℃で30分加熱して本実施例に係るエキスを得た。
実施例5
白米を粉砕機にかけ、白米の粉砕物1kgを得た。この粉砕物に液化酵素5gと水3Lを添加し、60℃で4時間放置した。その後、加熱昇温させ、冷却した後、澱粉分解酵素5gを加え、55℃で4時間放置した。その後濾過器を用いて固液分離を行い、ろ液2.6Lを得た。これを85℃で30分加熱して本実施例に係るエキスを得た。
実施例6
白米を粉砕機にかけ、白米の粉砕物1kgを得た。この粉砕物に液化酵素5gと水3Lを添加し、60℃で4時間放置した。その後、加熱昇温させ、冷却した後、蛋白質分解酵素5gを加え、55℃で4時間放置した。その後濾過器を用いて固液分離を行い、ろ液2.5Lを得た。これを85℃で30分加熱して本実施例に係るエキスを得た。
実施例7
白米を粉砕機にかけ、白米の粉砕物1kgを得た。この粉砕物に、蛋白質分解酵素5g、脂肪分解酵素5g、繊維分解酵素5g、澱粉分解酵素5g、ペクチン分解酵素5gと水3Lを加え、50℃で20時間放置した。その後、徐々に温度を上げていき、5分間煮沸抽出した後、30℃まで冷却し、絞り機で絞り、本実施例に係るエキス2.6Lを得た。
実施例8
精白歩合30〜60%の白糠1kgに液化酵素5gと水3Lを添加し、60℃で4時間放置した。その後、加熱昇温させ、冷却した後、澱粉分解酵素5gを加え、55℃で4時間放置した。その後濾過器を用いて固液分離を行い、ろ液2.4Lを得た。これを85℃で30分加熱して本実施例に係るエキスを得た。
実施例9
精白歩合60〜80%の白糠1kgに液化酵素5gと水3Lを添加し、60℃で4時間放置した。その後、加熱昇温させ、冷却した後、澱粉分解酵素5gを加え、55℃で4時間放置した。その後濾過器を用いて固液分離を行い、ろ液2.4Lを得た。これを85℃で30分加熱して本実施例に係るエキスを得た。
実施例10
精白歩合50〜92%の白糠1kgに液化酵素5gと水3Lを添加し、60℃で4時間放置した。その後、加熱昇温させ、冷却した後、澱粉分解酵素5gを加え、55℃で4時間放置した。その後濾過器を用いて固液分離を行い、ろ液2.3Lを得た。これを85℃で30分加熱して本実施例に係るエキスを得た。
実施例11
精白歩合30〜92%の白糠1kgに液化酵素5gと水3Lを添加し、60℃で4時間放置した。その後、加熱昇温させ、冷却した後、澱粉分解酵素5gを加え、55℃で4時間放置した。その後濾過器を用いて固液分離を行い、ろ液2.5Lを得た。これを85℃で30分加熱して本実施例に係るエキスを得た。
実施例12
精白歩合50〜70%の白糠490g、92%以上の赤糠10gに、蛋白質分解酵素2g、脂肪分解酵素2g、繊維分解酵素2g、澱粉分解酵素2g、ペクチン分解酵素2gと水1.5Lを加え、50℃で20時間放置した。その後、徐々に温度を上げていき、5分間煮沸抽出した後、30℃まで冷却し、絞り機で絞り、本実施例に係るエキス1.2Lを得た。
実施例13
玄米を粉砕機にかけ、玄米の粉砕物500gを得た。この粉砕物に、蛋白質分解酵素2g、脂肪分解酵素2g、繊維分解酵素2g、澱粉分解酵素2g、ペクチン分解酵素2gと水1.5Lを加え、50℃で20時間放置した。その後、徐々に温度を上げていき、5分間煮沸抽出した後、30℃まで冷却し、絞り機で絞り、本実施例に係るエキス1.2Lを得た。
実施例14
胚芽のついたままの米1kgを30℃の水につけ3日間浸漬、吸水させ、米を発芽させた。この発芽米をよく洗浄した後、50℃で24時間乾燥し、その後細かく微粉砕し、発芽米の粉砕物を得た。この発芽米粉砕物500gに、蛋白質分解酵素2g、脂肪分解酵素2g、繊維分解酵素2g、澱粉分解酵素2g、ペクチン分解酵素2gと水1.5Lを加え、50℃で20時間放置した。その後、徐々に温度を上げていき、5分間煮沸抽出した後、30℃まで冷却し、絞り機で絞り、本実施例に係るエキス1.1Lを得た。
実施例15
白米を粉砕機にかけ、白米の粉砕物1kgを得た。この粉砕物に1/10N塩酸3Lを添加し、よく撹拌し24時間放置した。その後、濾過器を用いて固液分離を行い、苛性ソーダで中和し、2.3Lの抽出液を得た。これを85℃で30分加熱して本実施例に係るエキスを得た。
実施例16
白米を粉砕機にかけ、白米の粉砕物1kgを得た。この粉砕物に95%エタノール3Lを添加し、よく撹拌し4日間放置した。その後、濾過器を用いて固液分離を行い、2Lの抽出液を得た。このろ液に水4Lを加え、ロータリーエバポレーターでエタノールを留去し2Lとした。これを85℃で30分加熱して本実施例に係るエキスを得た。
実施例17
白米を粉砕機にかけ、白米の粉砕物1kgを得た。この粉砕物に液化酵素5gと水3Lを添加し、60℃で4時間放置した。その後、加熱昇温させ、冷却した後、澱粉分解酵素5gを加え、55℃で4時間放置し、加熱殺菌、冷却後乳酸菌を加え、37℃で2日間発酵を行った。これを、絞り機で絞り、固液分離し、85℃で30分加熱して本実施例に係るエキスを得た。
実施例18
実施例1で得られた液2.5Lを加熱殺菌し、冷却後乳酸菌を加え、37℃で2日間発酵を行った。その後濾過器を用いてろ過を行い、85℃で30分加熱して本実施例に係るエキス2.4Lを得た。
実施例19
実施例7で得られた液2.6Lに、酵母を加え、15日間発酵を行った。その後濾過器を用いてろ過を行い、85℃で30分加熱して本実施例に係るエキス2.5Lを得た。
実施例20
実施例11で得られたろ液2.5Lに、95%エタノール150mLと酢酸菌を加え、20日間酢酸発酵を行った。その後濾過器を用いてろ過を行い、85℃で30分加熱して本実施例に係るエキス2.4Lを得た。
試験例1
(セラミド産生量測定試験)
正常ヒト表皮角化細胞(クラボウ社製)を組織培養用100mm ディッシュに8×105個を播種し、HuMedia-KG2培地(増殖添加剤としてインスリン10μg/ml、ヒト組み換え型上皮成長因子0.1ng/ml、ハイドロコーチゾン0.5μg/ml、ゲンタマイシン50μg/ml、アンフォテリシンB50ng/ml、ウシ脳下垂体抽出物(BPE)0.4%v/vを含有)を用いて37℃・5%CO2条件下で培養した。コンフルエントの状態まで培養後、同培地のBPE不含培地に実施例18を各種濃度(0%,0.1%,0.5%,1%,2%)で加えた培地を用いて7日間、添加し、セルスクレーパーを用いて細胞を剥離し、細胞を回収した。Bligh&Dyer法を用いて全脂質を抽出しシリカゲル60プレートを用いて薄層クロマトグラフィーを行った。クロロホルム:メタノール:酢酸=190:9:1で展開、呈色反応には、10%硫酸銅/8%リン酸溶液を用いた。結果を表1及び図1に示す。
Figure 0006181914
図1は、実施例で実施したセラミド産生量測定試験結果を示した図である。

Claims (1)

  1. 白米粉砕物を蒸煮、冷却した後に液化酵素を作用させ、さらに乳酸菌により発酵させた後にろ過を行いエキスを得る工程を含む、アトピー皮膚炎患者に対して当該エキスを体重1kg当たり一日0.01〜20mlの適用量にて使用する外用セラミド産生促進剤の製造方法
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