JP6181876B2 - マルチメディア情報を管理する方法、装置、及び無人航空機 - Google Patents

マルチメディア情報を管理する方法、装置、及び無人航空機 Download PDF

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Description

ビデオやオーディオデータのようなマルチメディアコンテンツは通常、マルチメディアコンテナファイルにパッケージされ、様々なプログラムによってマルチメディアコンテンツのストリーミングすること、または再生することの少なくとも一方を容易にしている。マルチメディアコンテナファイルの構造及びコンテンツは通常、特定のマルチメディアコンテナフォーマットによって指定されている。マルチメディアコンテナファイルは、様々なデータの種類を、識別、交互配置するために使用され得る。データの種類は、オーディオ、ビデオストリーム、サブタイトル、マルチメディアコンテンツを再生するのに必要な同期情報であり得る。カメラ、カムコーダのようなほとんどのデジタルメディア記録装置またはシステムは通常、マルチメディアコンテンツデータ(例えば、未加工、または、符号化されたビデオまたはオーディオストリームの少なくとも一方)と、対応するマルチメディアコンテナ情報(例えば、コンテンツデータ、コーデックパラメータを記述する情報)との両方を、記録プロセスの一部として記録する。マルチメディアコンテンツデータとマルチメディアコンテナの情報量は、記録中に動的に大きくなる。従って、通常両者は異なる記憶位置に記憶され、互いに上書きすることを防止する。例えば、マルチメディアコンテナ情報は、記録装置の内部フラッシュメモリに記憶される。一方、マルチメディアコンテンツデータは、セキュアデジタル(SD)カード、USBドライブ、ハードディスクドライブのような外部記憶媒体に記憶される。記録が停止された場合、マルチメディアコンテナ情報とマルチメディアコンテンツデータは、結合されるか、ストリーミング、または再生に適したマルチメディアコンテナファイルを生成するのに使用される。
異常なイベントのために記録が停止すると、マルチメディアコンテナファイルを生成できなくなる、または適切に生成されなくなる可能性がある。これは、マルチメディアコンテナファイルの生成に必要なマルチメディアコンテンツデータとマルチメディアコンテナ情報が、様々な場所にあり、最終のマルチメディアコンテナファイルに適切に統合されていないためである。記録の中断を引き起こすそのような異常なイベントは、システムクラッシュ、バッテリの故障、記憶媒体、記録装置、または他の重要構成部品の予想外の遮断等の、ソフトウェアまたはハードウェア故障が含まれ得る。
記録が異常に中断する問題を改善するための手段がある。例えば、記録が正常に停止した場合に生成されていたはずのマルチメディアコンテナファイルを修理するか復旧させるメカニズムを持つ記録装置がある。そのようなメカニズムは通常、過去に記憶したマルチメディアコンテンツデータとマルチメディアコンテナ情報があるということに基づいて、マルチメディアコンテナファイルを生成する。しかし、従来のマルチメディアファイル修復技術には、数多くの制約がある。例えば、もしマルチメディアコンテナ情報にアクセスできない、あるいはマルチメディアコンテナ情報を入手できない場合、マルチメディアファイルを修復することはできない。例えば記録装置の内部ストレージの誤動作や破損が発生すると、マルチメディアコンテナ情報にアクセスできなくなる場合がある。また、マルチメディアコンテナファイルを構築する前に、マルチメディアコンテナ情報が上書きされたり、消去されたりすることもあり得る。例えば、異常なイベントが発生する前のコンテンツデータを記録した古いSDカードの代わりに、新しいSDカードを記録装置に挿入することができる。しかし新しいSDカードには、古いSDカードに過去に記憶されたマルチメディアコンテンツデータは記録されていない。従って、記録装置の内部記憶装置内に残されているコンテナ情報付きのマルチメディアコンテナファイルを復旧することはできない。また、過去に記録されたコンテナ情報は、新しいメディアコンテンツを記録する際に、消去、または上書きされることがある。その場合、後で古いマルチメディアコンテナファイルを復旧することはできない。
この問題の1つの解決方法は、記録装置の内部ストレージ内にある古いマルチメディアコンテナ情報をずっと保管しておくことである。保管期間は、マルチメディアコンテナファイルを生成するために、対応するマルチメディアコンテンツデータを再び利用できるようになるまで(例えば、古いマルチメディアコンテンツデータを含む古いSDカードが、記録装置に再度接続される時)である。欠点としては、記録装置の内部ストレージ内で、無期限に大量の記憶スペースが占有される可能性があることだが、それは大抵、比較的小容量から始まる。従って、空間的なオーバーヘッドを大きくせずに、マルチメディアファイルを修復し、及び復元するための方法や装置の改良が必要になる。
上述した従来のマルチメディアファイル修復技術の制限を克服し、改良を施した、マルチメディアファイルを記憶、修復する方法、システム、装置を提供する。
本発明の一つの実施形態では、マルチメディア情報を管理する方法を提供する。この方法は、
第1の記憶媒体上に、マルチメディアコンテンツデータを記憶するステップと、
第2の記憶媒体上に、マルチメディアコンテンツデータに関連付けられ、マルチメディアコンテナフォーマットに従ったマルチメディアコンテンツデータを含む、マルチメディアコンテナファイルを生成するのに使用する、マルチメディアコンテナ情報の第1の複製物を記憶するステップと、
第1の記憶媒体上に、マルチメディアコンテンツデータに関連付けられたマルチメディアコンテナ情報の、1つ以上のバックアップコピーを記憶するステップと、
マルチメディアコンテンツデータと、マルチメディアコンテナ情報の第1の複製物と、マルチメディアコンテナ情報の1つ以上のバックアップコピーからなるグループから選択された、マルチメディアコンテナ情報の好ましいコピーとの少なくとも一部に基づき、マルチメディアコンテナファイルを生成するステップと、を備える。
本発明の他の実施形態では、マルチメディア情報を管理するシステムを提供する。このシステムは、
1つ以上のプロセッサと、
1つ以上のプロセッサにより実行可能であり、システムに少なくとも、
第1の記憶媒体上に、マルチメディアコンテンツデータを記憶させ、
第2の記憶媒体上に、マルチメディアコンテンツデータに関連付けられ、マルチメディアコンテナフォーマットに従ったマルチメディアコンテンツデータを含む、マルチメディアコンテナファイルを生成するのに使用する、マルチメディアコンテナ情報の第1の複製物を記憶させ、
第1の記憶媒体上に、マルチメディアコンテンツデータに関連付けられたマルチメディアコンテナ情報の、1つ以上のバックアップコピーを記憶させ、及び、
マルチメディアコンテンツデータと、マルチメディアコンテナ情報の第1の複製物とマルチメディアコンテナ情報の1つ以上のバックアップコピーとからなるグループから選択された、マルチメディアコンテナ情報の好ましいコピーと、の少なくとも一部に基づき、マルチメディアコンテナファイルを生成させる、命令を含むメモリと、
を備える。
本発明の他の実施形態では、マルチメディア情報を記録する装置を提供する。この装置は、
1つ以上のプロセッサと、
1つ以上のプロセッサにより実行可能であり、この装置に少なくとも
第1の記憶媒体上に、マルチメディアコンテンツデータを記憶させ、
第2の記憶媒体上に、マルチメディアコンテンツデータに関連付けられ、マルチメディアコンテナフォーマットに従ったマルチメディアコンテンツデータを含む、マルチメディアコンテナファイルを生成するのに使用する、マルチメディアコンテナ情報の第1の複製物を記憶させ、
第1の記憶媒体上に、マルチメディアコンテンツデータに関連付けられたマルチメディアコンテナ情報の、1つ以上のバックアップコピーを記憶させ、及び、
マルチメディアコンテンツデータと、マルチメディアコンテナ情報の第1の複製物とマルチメディアコンテナ情報の1つ以上のバックアップコピーとからなるグループから選択された、マルチメディアコンテナ情報の好ましいコピーとの少なくとも一部に基づき、マルチメディアコンテナファイルを生成させる、命令を含むメモリと、
を備える。
本発明の他の実施形態では、1つ以上の、コンピュータが読み取り可能な非一時的記憶媒体を提供する。
この非一時的記憶媒体には実行可能な命令が記憶され、
この実行可能な命令は、
コンピュータシステムの1つ以上のプロセッサにより実行されると、コンピュータに少なくとも
第1の記憶媒体上のマルチメディアコンテンツデータを記憶させ、
第2の記憶媒体上のマルチメディアコンテンツデータに関連付けられ、マルチメディアコンテナフォーマットに従ったマルチメディアコンテンツデータを含む、マルチメディアコンテナファイルを生成するのに使用する、マルチメディアコンテナ情報の第1の複製物を記憶させ、
第1の記憶媒体上のマルチメディアコンテンツデータに関連付けられたマルチメディアコンテナ情報の、1つ以上のバックアップコピーを記憶させ、及び、
マルチメディアコンテンツデータと、マルチメディアコンテナ情報の第1の複製物とマルチメディアコンテナ情報の1つ以上のバックアップコピーからなるグループから選択された、マルチメディアコンテナ情報の好ましいコピーとの少なくとも一部に基づき、マルチメディアコンテナファイルを生成する。
本発明の他の実施形態では、マルチメディアファイルを生成する方法を提供する。この方法は、
マルチメディアコンテンツデータが記憶されている第1の記憶媒体を検出するステップと、
第1の記憶媒体の検出に応じて、第2の記憶媒体上に記憶されたマルチメディアコンテナ情報の第1の複製物と、第1の記憶媒体上に記憶されたマルチメディアコンテナ情報の複数のバックアップのコピーからなるグループから、マルチメディアコンテナフォーマットに従ったマルチメディアコンテンツデータを含むマルチメディアコンテナファイルを生成するために使用する、マルチメディアコンテナ情報のコピーを選択するステップと、
マルチメディアコンテンツデータと、マルチメディアコンテナ情報の選択したコピーに基づき、マルチメディアコンテナフォーマットに従ったマルチメディアコンテナファイルを生成するステップと、を備える。
本発明の他の実施形態では、マルチメディアファイルを生成するシステムを提供する。このシステムは、
1つ以上のプロセッサと、
1つ以上のプロセッサにより実行可能であり、このシステムに、少なくとも、
マルチメディアコンテンツデータが記憶された、第1の記憶媒体を検出させ、
第1の記憶媒体の検出に応じて、
第2の記憶媒体に記憶されたマルチメディアコンテナ情報の第1の複製物と、第1の記憶媒体に記憶されたマルチメディアコンテナ情報の複数のバックアップコピーからなるグループから、マルチメディアコンテナフォーマットに従った、マルチメディアコンテンツデータを含むマルチメディアコンテナファイルを生成するために使用する、マルチメディアコンテナ情報のコピーを選択させ、及び、
マルチメディアコンテンツデータと、マルチメディアコンテナ情報の選択したコピーに基づき、マルチメディアコンテナフォーマットに従ったマルチメディアコンテナファイルを生成させる、命令を含むメモリと、を備える。
本発明の他の実施形態では、マルチメディアファイルを生成する装置を提供する。この装置は、
1つ以上のプロセッサと、
1つ以上のプロセッサにより実行可能で、この装置に、少なくとも、
マルチメディアコンテンツデータが記憶された、第1の記憶媒体を検出させ、
第1の記憶媒体の検出に応じて、
第2の記憶媒体に記憶されたマルチメディアコンテナ情報の第1の複製物と、第1の記憶媒体に記憶されたマルチメディアコンテナ情報の複数のバックアップコピーからなるグループから、マルチメディアコンテナフォーマットに従ったマルチメディアコンテンツデータを含む、マルチメディアコンテナファイルを生成するために使用する、マルチメディアコンテナ情報のコピーを選択させ、及び、
マルチメディアコンテンツデータと、マルチメディアコンテナ情報の選択したコピーに基づき、マルチメディアコンテナフォーマットに従ったマルチメディアコンテナファイルを生成させる、命令を含むメモリと、を備える。
本発明の他の実施形態では、1つ以上の、コンピュータが読み取り可能な非一時的記憶媒体を提供する。
この記憶媒体には、実行可能な命令が記憶され、
コンピュータシステムの1つ以上のプロセッサにより命令が実行されると、コンピュータシステムに少なくとも、
マルチメディアコンテンツデータが記憶された、第1の記憶媒体を検出させ、
第1の記憶媒体の検出に応じて、
第2の記憶媒体上に記憶されたマルチメディアコンテナ情報の第1の複製物と、第1の記憶媒体に記憶されたマルチメディアコンテナ情報の複数のバックアップコピーからなるグループから、
マルチメディアコンテナフォーマットに従ったマルチメディアコンテンツデータを含むマルチメディアコンテナファイルを生成するために使用する、マルチメディアコンテナ情報のコピーを選択させ、及び、
マルチメディアコンテンツデータと、マルチメディアコンテナ情報の選択したコピーに基づき、マルチメディアコンテナフォーマットに従ったマルチメディアコンテナファイルを生成させる。
本発明の他の実施形態では、マルチメディアコンテンツを記録する方法を提供する。この方法は、
マルチメディアコンテンツデータが記録装置に取得された時に、リアルタイムまたはほぼリアルタイムで、第1の記憶媒体上にマルチメディアコンテンツデータを記録するステップと、
マルチメディアコンテンツデータと関連付けられ、マルチメディアコンテナフォーマットに従ったマルチメディアコンテンツデータを含む、マルチメディアコンテナファイルを生成するために使用する、マルチメディアコンテナ情報の第1の複製物を、リアルタイムまたはほぼリアルタイムで、第2の異なる記憶媒体上に記録するステップと、
マルチメディアコンテナ情報の記録とほぼ同時に、第2の記憶媒体とは異なる、1つ以上のバックアップ記憶媒体に記憶された、マルチメディアコンテナ情報の1つ以上のバックアップコピーを更新するステップと、を備える。
本発明の他の実施形態では、マルチメディアファイルを生成するシステムを提供する。このシステムは、
1つ以上のプロセッサと、
1つ以上のプロセッサにより実行可能であり、システムに少なくとも、
リアルタイムまたはほぼリアルタイムで、マルチメディアコンテンツデータが記録装置に取得された時に、第1の記憶媒体上にマルチメディアコンテンツデータを記録させ、
リアルタイムまたはほぼリアルタイムで、第2の異なる記憶媒体上に、マルチメディアコンテンツデータと関連付けられ、マルチメディアコンテナフォーマットに従ったマルチメディアコンテンツデータを含むマルチメディアコンテナファイルを生成するために使用する、マルチメディアコンテナ情報の第1の複製物を記録させ、及び、
マルチメディアコンテナ情報の記録とほぼ同時に、第2の記憶媒体とは異なる、1つ以上のバックアップ記憶媒体に記憶された、マルチメディアコンテナ情報の1つ以上のバックアップコピーを更新させる、命令を含むメモリと、を備える。
本発明の他の実施形態では、マルチメディアファイルを生成する装置を提供する。この装置は、
1つ以上のプロセッサと、
1つ以上のプロセッサにより実行可能であり、装置に少なくとも、
リアルタイムまたはほぼリアルタイムで、マルチメディアコンテンツデータが装置に取得された時に、第1の記憶媒体上にマルチメディアコンテンツデータを記録させ、
リアルタイム、またはほぼリアルタイムで、第2の異なる記憶媒体上にマルチメディアコンテンツデータと関連付けられ、マルチメディアコンテナフォーマットに従ったマルチメディアコンテンツデータを含む、マルチメディアコンテナファイルを生成するために使用する、マルチメディアコンテナ情報の第1の複製物を記録させ、及び、
マルチメディアコンテナ情報の記録とほぼ同時に、第2の記憶媒体とは異なる、1つ以上のバックアップ記憶媒体に記憶された、マルチメディアコンテナ情報の1つ以上のバックアップコピーを更新させる、命令を含むメモリと、を備える。
本発明の他の実施形態では、コンピュータが読み取り可能な1つ以上の非一時的記憶媒体を提供する。
この記憶媒体には、実行可能な命令が記憶され、
コンピュータシステムの1つ以上のプロセッサによりこの命令が実行された場合、コンピュータシステムに少なくとも、
マルチメディアコンテンツデータが記録装置に取得された時に、リアルタイムまたはほぼリアルタイムで、第1の記憶媒体上にマルチメディアコンテンツデータを記録させ、
マルチメディアコンテンツデータと関連付けられ、マルチメディアコンテナフォーマットに従ったマルチメディアコンテンツデータを含むマルチメディアコンテナファイルを生成するために使用する、マルチメディアコンテナ情報の第1の複製物を、リアルタイムまたはほぼリアルタイムで、第2の異なる記憶媒体上に記録させ、及び、
マルチメディアコンテナ情報の記録とほぼ同時に、第2の記憶媒体とは異なる、1つ以上のバックアップ記憶媒体に記憶された、マルチメディアコンテナ情報の1つ以上のバックアップコピーを更新させる。
本発明の他の実施形態では、本明細書で説明した方法を適用した記録装置を提供する。本明細書で説明した装置は、記録装置を含んでもよい。
本発明の他の実施形態では、無人航空機(UAV)を提供する。無人航空機は,本明細書で説明したシステム、装置、または記録装置に接続することまたは搭載することの少なくとも一方が可能である。また、本明細書で説明したシステム、方法を、無人航空機に適用し得る。
ある実施形態では、第1の記憶媒体を、記録装置に取り外し可能に接続できる。第1の記憶媒体は、例えばセキュアデジタル(SD)カード、またはUSBドライブを含み得る。記録装置は、オーディオ、またはビデオ信号を記録できる。第2の記憶媒体は、記録装置と内部で接続できる。第2の記憶媒体は、フラッシュメモリを含み得る。
ある実施形態では、第1の記憶媒体、または第2の記憶媒体は、リモートの記憶媒体を含む。
また、マルチメディアコンテナ情報は、マルチメディアコンテンツデータの記述的情報を含み得る。マルチメディアコンテナ情報は、マルチメディアコンテンツデータ用の符号化情報を含み得る。符号化情報は、マルチメディアコンテンツデータの圧縮、または暗号化に関連させてもよい。マルチメディアコンテナ情報は、マルチメディアコンテンツデータの記憶場所情報も含み得る。
ある実施形態では、マルチメディアコンテンツデータは、オーディオ、またはビデオデータを含み得る。
ある実施形態では、マルチメディアコンテナ情報の1つ以上のバックアップコピーが更新される。マルチメディアコンテナ情報の1つ以上のバックアップコピーの、少なくとも1つは、定期的に更新できる。また、マルチメディアコンテナ情報の1つ以上のバックアップコピーの少なくとも2つが、交互に更新される。
ある実施形態では、マルチメディアコンテナ情報の好ましいコピーが、マルチメディアコンテナ情報の第1の複製物に関連付けられた有効性指標の少なくとも一部に基づいて選択され、マルチメディアコンテナファイルを生成するために使用され得る。
また、マルチメディアコンテナ情報の好ましいコピーを選択することは、マルチメディアコンテナ情報の第1の複製物が、マルチメディアコンテナファイルを生成するために使用できるか否かをマルチメディアコンテナ情報の第1の複製物に関連付けられた有効性指標に基づいて判定することを含み得る。
ある実施形態では、マルチメディアコンテナ情報の好ましいコピーを選択することは、マルチメディアコンテナ情報の第1の複製物が、マルチメディアコンテナファイルを生成するために使用できることを有効性指標が示した場合に、マルチメディアコンテナ情報の第1の複製物を、マルチメディアコンテナ情報の好ましいコピーとして選択するステップ、
マルチメディアコンテナ情報の第1の複製物が、マルチメディアコンテナファイルを生成するために使用できないことを有効性指標が示した場合に、マルチメディアコンテナ情報の1つ以上のバックアップコピーの1つを、マルチメディアコンテナ情報の好ましいコピーとして選択するステップ、を含み得る。
また、マルチメディアコンテナ情報の1つ以上のバックアップコピーの1つを選択することは、マルチメディアコンテナ情報の1つ以上のバックアップコピーの各々に関連付けられた更新指標に、少なくとも一部が基づくことができる。
ある実施形態では、マルチメディアコンテナ情報のコピーを選択することは、マルチメディアコンテナ情報の第1の複製物、または、マルチメディアコンテナ情報の複数のバックアップコピーのどれかが、第1の記憶媒体に記憶されたマルチメディアコンテンツデータに対応するか否かを判定することを含むことができる。また、マルチメディアコンテナ情報の第1の複製物が、マルチメディアコンテンツデータに対応しないと判定されると、マルチメディアコンテナ情報の複数のバックアップコピーの1つを選択することができる。
ある実施形態では、マルチメディアコンテナファイルを生成することは、マルチメディアコンテナ情報の選択されたコピーからの情報と、マルチメディアコンテンツデータを組み合わせることを含む。また、マルチメディアコンテナファイルを生成することは、マルチメディアコンテナ情報に基づいて記述情報を生成することを、さらに含む。
ある実施形態では、マルチメディアコンテナ情報の1つ以上のバックアップコピーの少なくとも1つが、移動され、消去され、消去済の印が付けられ、あるいは、マルチメディアコンテナファイルの生成後に使用しなくなる。また、マルチメディアコンテナ情報の第1の複製物、またはコンテンツデータの少なくとも一方が、移動され、消去され、消去済の印が付けられ、あるいは、マルチメディアコンテナファイルの生成後に使用しなくなるようにできる。
本発明の様々な実施形態は、個別に、全体的に、またはお互いを、組み合わせ得ることを理解されたい。本明細書で説明した、発明の様々な実施形態は、以下に説明する任意の特定のアプリケーション、または任意の他の種類のデータオブジェクトのストレージ及び生成に適用され得る。本発明の他の目的、及び特徴は、明細書、特許請求の範囲、添付図面を精査することにより明らかになる。
(参照による組込み)
本明細書において言及される、刊行物、特許、及び特許出願は全て、それぞれが明確的に、個別的に、参照により本明細書に組み込まれることが意図され、参照により同程度まで組み込まれる。
本発明を適用したマルチメディア管理システムを示す図である。 本発明を適用したマルチメディア管理システムの他の実施例を示す図である。 本発明の実施形態に関わるマルチメディアコンテナファイルを生成して記憶するプロセスを示す図である。 本発明の実施形態に関わる、マルチメディアコンテナ情報とマルチメディアコンテンツデータを組み合わせて、マルチメディアコンテナファイルを生成する方式を示す図である。 本発明を適用したマルチメディアを管理するプロセスを示すフローチャートである。 本発明を適用したマルチメディア記憶装置を実装するプロセスを示すフローチャートである。 本発明の実施形態に関わる、データを更新するためのタイムラインを示す図である。 本発明を適用したマルチメディアファイルを修復するプロセスを示すフローチャートである。 本発明を適用したマルチメディアファイルを修復するプロセスを示すフローチャートである。 本発明を適用した装置のブロック図である。 本発明の実施形態に関わるマルチメディア管理システムを搭載した無人航空機(UAV)を示す図である。
以下、本発明による既存のマルチメディアファイル修復技術の制約を克服し、マルチメディアファイルを記憶して修復する改善を施した方法、システム、装置について説明する。本発明の実施形態によれば、与えられたマルチメディアコンテンツデータに関連付けられた、マルチメディアコンテナ情報のバックアップコピーが、マルチメディアコンテンツデータと共に、記録装置に取り外し可能に接続された外部ストレージ上に記憶される。マルチメディアコンテナ情報の第1の複製物が、記録装置に関連付けられた内部ストレージ上に記憶される。主なコンテナ情報とコンテンツデータは、コンテンツデータが記憶装置により取得される時に、リアルタイムまたはほぼリアルタイムで記録される。(例えば、バッテリの故障、記憶媒体の切断のような)異常なイベントが起こると、コンテナ情報はコンテナ情報の第1の複製物、またはバックアップコピーから選択され得る。それにより、コンテナファイルの修復または再生を成功させる可能性を高め得る。
図1には、マルチメディア管理システム100が、本発明の実施形態に従って示されている。システム100は、本明細書に記載した様々な実施形態で、ビデオ、オーディオ、静止画像のようなマルチメディアデータを、取得、記憶、または修復の少なくとも一つを実行できる。図1及び他の図に示した構成要素は、説明だけを目的としており、制限する意図はない。様々な実施形態において、本明細書で説明した以外の構成要素も含まれ得る。
システム100は、記録装置102をシステムの少なくとも一部として含み得る。記録装置102は、オーディオ、ビデオ、静止画像、またはアナログ、またはデジタルデータのような他の信号を、記録または処理の少なくとも一方を実行する任意の装置を含み得る。記録装置は、(デジタルカメラのような)カメラ、カムコーダ、ビデオカメラ、デジタルメディアプレーヤ(PMP)、カメラホン、スマートホン、携帯情報端末(PDA)、タブレットコンピュータ装置、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、スマートTV、ゲームコンソール等を含み得る。
記録装置102は、オーディオ、ビデオ、または他の信号を取得して、処理できる記録システム104を含み得る。例えば、記録システム104は、画像、音声、または他の種類の情報を取得するセンサを含み得る。センサは、(フォトセンサのような)イメージセンサ、レンズ、または他の光学部品、マイクロホン等を含み得る。記録システム104は、様々なデータ記憶装置上に、オーディオ、ビデオ、画像、テキスト、または他のアナログ、またはデジタル信号を表すデータを記憶させること、または記録されたデータに基づき、再生、またはストリーミング用の(マルチメディアコンテナファイルのような)メディアファイルを生成させることの少なくとも一方が可能である。メディアファイルは、オーディオまたはビデオ記録の終了時のような正常な状況の下で生成され得る。また、メディアファイルは、ソフトウェアのクラッシュ、ハードウェア(バッテリ、データ記憶媒体、または他のハードウェア部品等)の故障、データ記憶媒体またはシステムの他の重要部品の切断のような異常なイベントの発生後に生成され得る。異常なイベントの発生後には、マルチメディアコンテナファイルを再生あるいは修復することが必要となり得る。
様々な実施形態では、ファイル修復プロセスは、自動的に、またはユーザの行動に応答して開始される。例えば、修復プロセスは、あるイベントが検出されたこと、またはシステムが正常運転を再開したことを示す条件に応答して、自動的に行うことができる。そのようなイベントまたは条件は、システム・パワーアップ、(例えばSDカードが記録装置に挿入された時というように、)新しい記憶媒体の接続時、または他の類似するイベントや条件を含み得る。他の実施形態では、ユーザインタフェース、または記録装置の入力装置(例えば、ジョイスティック、キーボード、マウス、タッチスクリーン、音声コマンド、ジェスチャー、コントローラの回転、または並進動作等を介する)を使用して、メニュー項目を選択するような、ユーザの行動に反応して、修復プロセスは開始される。
メディアファイルの記憶と修復に加え、マルチメディア管理システム100は、オーディオ、ビデオ、または他の信号のアナログ・デジタル変換、1つ以上の符号化アルゴリズムを使用した、信号の圧縮または解凍、記録データの暗号化または復号化の少なくとも一方、記録データの再生、伝送またはストリーミングの少なくとも一方、その他の機能を行うモジュールや構成部品も含み得る。
マルチメディア管理システム100は、取得され、処理され、生成され、またはマルチメディア管理システムにより使用されるデータを記憶するための、複数のデータ記憶装置も含む。様々な実施形態では、データ記憶装置は、半導体、磁気、光、または任意の適切な技術を利用したものであり得る。データ記憶装置は、、フラッシュメモリ、USBドライブ、メモリーカード、固体ドライブ(SSD)、ハードディスクドライブ(HDD)、フロッピーディスク、光ディスク、磁気テープ等を含み得る。ある実施形態では、記憶装置は、1つ以上の内部記憶媒体106、及び1つ以上の外部記憶媒体108a〜cを含むことができる。
内部記憶媒体106は、1つ以上のデータ記憶装置を含み得る。データ記憶装置は、記録装置102の不可欠な部分であり、通常は記録装置102から取り外されることはない。例えば、内部ストレージは記録装置の本体、つまりハウジング内に置かれ、容易には移動できなくてもよい。そのような内部記憶媒体は、NAND型フラッシュメモリのような内部フラッシュメモリ、及び他の適切な種類のメモリ部品を含み得る。内部記憶媒体は、内部バスを介して、記録装置の処理ユニットにより直接アクセス可能な場合もある。
外部記憶媒体108a〜bは、記録装置に取り外し可能に接続できるリムーバブル記憶装置を含み得る。例えば、リムーバブル記憶装置は、有線接続またはハードウェアベースの接続を介して、記録装置に操作可能に接続してもよい。また、リムーバブル記憶装置を、記録装置に挿入しても、記録装置から取り外してもよく、記録装置本体の外側に取り付けることもできる。このようなリムーバブル記憶装置は、PCカード、コンパクトフラッシュ、スマートメディア、メモリスティック、メモリスティックデュオ、メモリスティック・プロ・デュオ、ミニチュアカード、マルチメディアカード(MMC)、縮小サイズ・マルチメディアカード(RS−MMC)、MMCマイクロカード(MMCmicro)、PS2カード、セキュアデジタル(SD)カード、SxS、ユニバーサル・フラッシュストレージ(UFS)、ミニSD、マイクロSD、xDピクチャカード、インテリジェントスティック(iStick)、シリアル・フラッシュモジュール(SFM)、NTカード、XQDカードのような任意の適切なフォーマットのメモリーカードを含み得る。外部記憶媒体は、外付けハードディスクドライブ、光ディスクドライブ、テープドライブ、フロッピードライブ、及び記録装置に操作可能に接続できる他の適切な記憶装置を含み得る。外部記憶媒体は、記録装置と物理的に接続せずに、有線または無線ネットワーク接続を介して記録装置と通信可能なネットワーク接続記憶媒体も含み得る。ネットワーク接続記憶媒体は、例えば、クラウド・ストレージのようなデータストレージサーバである。
内部、及び外部記憶装置は、様々な種類のデータを記憶できる。内部記憶装置と比較すると、外部記憶装置は通常、記憶容量が大きい。内部記憶装置の方が、(リード及びライト時間が速い等)高性能な場合もある。そのため、外部ストレージ108aは通常、デジタルオーディオ、ビデオ、静止画像、テキスト、または他の搭載物データのデータストリームのような、比較的容量の大きいマルチメディアコンテンツデータ112(コンテンツデータとも呼び得る)を記憶するために使用される。内部ストレージ106は通常、マルチメディアコンテンツデータ112に関連付けられた、比較的容量の小さいマルチメディアコンテナ情報110(コンテナ情報とも呼ばれる)を記憶するために使用される。コンテナ情報は、特定のマルチメディアコンテナフォーマット(コンテナフォーマットとも呼ばれる)に従ったマルチメディアコンテナファイルを生成するために有用である。コンテンツデータとコンテナ情報は通常は共に、コンテンツデータストリームを記録しながら、リアルタイムまたはほぼアルタイムで、徐々に記憶され、更新される。
本発明のある実施形態では、コンテナ情報には、コンテナファイルの生成に必須である冗長性が与えられる。この冗長性は、内部記憶装置106内に記憶されているコンテナ情報110の第1の複製物に加え、コンテナ情報114a〜cのバックアップコピーを追加し、外部記憶装置108a〜b内に記憶することにより与えられる。ある実施形態では、コンテナ情報114a〜bのバックアップコピーは、コンテンツデータ112と同じ記憶媒体108aに記憶することができる。あるいは、コンテナ情報114cのバックアップコピーは、コンテンツデータ112の場合とは異なる、記憶媒体108bに記憶することもできる。図1に示すコンテナ情報のバックアップコピーの数と、記憶装置の数は、説明のためのものであり、限定を意図するものではない。例えば、外部記憶装置108a〜b各々は、1、2、3、4、またはそれ以上のコンテナ情報のコピーを持つことができる。他の実施形態では、コンテナ情報のバックアップコピーは、1、2、3、4、またはそれ以上の外部記憶装置に記憶してもよい。同様に、1、2、3、4、またはそれ以上の外部装置を利用してもよい。
バックアップコンテナ情報は、コンテンツデータまたはコンテナ情報の少なくとも一方を記憶するのと実質的に同時に更新できる。例えば、バックアップコンテナ情報は、コンテンツデータまたはコンテナ情報の少なくとも一方を記憶する際、リアルタイム、または2秒、1秒、0.5秒、0.1秒、2秒、0.01秒以内に更新できる。ある実施形態では、バックアップコンテナ情報を定期的に更新して、最新のコンテナ情報を反映させる(例えば1秒、2秒、または4秒毎)。1つ以上のバックアップコピーは、所定のスケジュール、または所定の基準のセットに基づいて更新できる。例えば、多数のバックアップコピーが提供された場合、そのコピーは交互に、すなわち各コピーがほぼ同じ頻度で更新されるという、ラウンドロビン方式で更新できる。また、他の実施形態では、異なる頻度、または優先順位で、コピーを更新してもよい。例えば、コンテンツデータ112と同じ記憶媒体に記憶されたコンテナ情報114a〜bのバックアップコピーは、別の外部記憶装置108bに記憶されたバックアップコンテナ情報114cよりも高い頻度で更新してもよい。そのように更新する頻度、または優先順位を変えることは、場所、(リード/ライト速度等の)性能パラメータ、容量、負荷、可用性、セキュリティ、または記憶装置に関連付けられた他の特性、ユーザの好み、または他の関連要素に基づき得る。更新頻度、または更新基準は、システムのユーザにより指定することもできる。コンテナ情報の記録と更新の方法に関する詳細は、図5〜7を参照して説明する。
修復プロセス中は、マルチメディアコンテンツデータ112と、1次コンテナ情報110とコンテナ情報114a〜cのバックアップコピーから選択したコンテナ情報の好ましいコピーに基づいて、コンテンツファイルを生成できる。コンテンツの修復方法に関する詳細は、図8,9を参照して説明する。
マルチメディアコンテナファイル(コンテナファイル)は、1つ以上のオーディオ、またはビデオストリーム、サブタイトル、チャプター情報、メタデータ、様々なストリームを共に再生するのに必要な同期情報、及び任意の他の適切な情報のような1つ以上のデータの種類を識別、及び挿入するために使用する、コンピュータが読み取り可能なデータファイルである。コンテナファイルの構造、構成、または内容の少なくとも1つは通常、適切なコンテナフォーマットにより指定される。例えば、(例えば、オーディオビデオインタリーブ(AVI)、MP4,Mastroskaのような)コンテナフォーマットは、ファイルデータを、ブロック、チャンク、またはセグメントに分け、チャンクはそれぞれタグ、及び対応するデータのサブチャンクを持つ。データのサブチャンクは、(例えば映画の一部のような、)実際のオーディオ・ビジュアルコンテンツデータ、またはコンテンツデータを記述するメタデータを含み得る。メタデータは、長さ、幅、高さ、及びビデオのフレームレート、コンテンツデータのファイルの種類、インデックス、またはコンテンツデータ、またはその構成要素(例えば、トラック、チャプター)に関連付けられたコーデック情報を含み得る。
一般的に、コンテナ情報とは、対応するコンテンツデータに関連付けられた任意の情報であり、コンテンツデータは特定のコンテナフォーマットに従ったコンテナファイルを生成するのに使用される。コンテナ情報は、コンテナファイル、コンテンツデータ、他のメタデータ、またはユーザが定義した拡張データのような任意の適切な情報を記述するメタデータを含み得る。このようなコンテナデータは、例えば、寸法、長さ、高さ、幅、フレームレート、ファイル位置情報(例えば、開始位置、終了位置またはオフセットの少なくとも1つ)、符号化情報(例えば、コーデック情報、またはエラー訂正コード情報)、暗号化情報、及びコンテンツデータ、またはその構成要素の他の情報、を含み得る。コンテンツデータの構成要素は、トラック、フレーム、チャプター等を含み得る。コンテナファイル内に記憶されたメタデータは、全体としてまたはその個々の構成要素として、コンテンツデータに結び付けられ得る。様々な実施形態において、コンテナ情報を使用して、コンテナファイル内にメタデータを直接的、または間接的に蓄積できる。例えば、対応するコンテナファイルに直接コピーできるコンテナ情報もあれば、後でコンテナファイルにコピーされる追加情報を生成するために使用できるコンテナ情報もある。コンテンツデータを、メタデータとしてコンテナファイルにコピーできる場合もある。コンテンツデータは、コンテナファイルに入力される前に、修正され、符号化され、分割され、暗号化され、またはコンテナフォーマットに従うか、ユーザが定義したやり方で処理される場合もある。
オーディオ及びビデオのような、多数のメディアの種類を保持するコンテナフォーマットは、例えば、3GP、アドバンスドシステムフォーマット(ASF)、AVI、DVR−MS、フラッシュビデオ、インターチェンジファイルフォーマット(IFF)、マトリョーシカ(MKV)、MJ2−モーションJPEG2000、QuickTimeファイルフォーマット、MPEGプログラムストリーム、MPEG−2トランスポートストリーム(MPEG−TS)、MP4、Ogg、RealMedia、DivXメディアフォーマット等を含む。また、1つのメディアデータの種類だけを保持できるコンテナフォーマットもある。このようなメディアデータは、例えば、オーディオ(例えば、オーディオインターチェンジファイルフォーマット(AIFF)、リソースインターチェンジファイルフォーマット(RIFF),波形オーディオファイルフォーマット(WAV)、Extensible Music Format)、または静止画像(例えば、フレキシブルイメージトランスポートシステム(FITS)、タグ付きイメージファイルフォーマット(TIFF))がある。他のコンテナフォーナットを使用して、多数の種類のメディアデータを保持することもできる。
コンテンツデータをコンテナファイルに記憶する前に、様々な符号化スキームを使用して、オーディオ、ビデオ、または他のコンテンツデータを、(例えば圧縮のように)符号化することができる。オーディオ符号化スキームは、例えば、オーディオコーディング(AAC)、AC−3、アップルロスレスオーディオコーデック(ALAC)、MPEG−4 オーディオロスレスコーディング(MPEG−4 ALS)、マルチバンドエキサイテーション(MBE)、アダプティブマルチレート(AMR)オーディオコーデック、アダプティブマルチレートワイドバンド(AMR−WB)、アダプティブトランスフォームアコースティックコーディング(ATRAC)、BroadVoice、拘束エネルギーラップドトランスフォーム(CELT)、Codec2、Enhanced AC−3、フリーロスレスオーディオコーデック(FLAC)、G.711、G.719、G.722、G.722.1、G.722.2、G.723.1、G.726、G.728、G.729、GSM−FR、インターネットロービットレートコーデック(iLBC)、インターネットスピードオーディオコーデック(iSAC)、Monkey‘s Audio、MP3、MP2、Musepack、Asao、Opus、RealPlayer、Shorten、SILK、Siren 7、Speex、SVOPC、Ogg、WavPack、ウィンドウズメディアオーディオ(WMA)等を含む。ビデオ圧縮フォーマットの例は、MPEG−2 Part 2、MPEG−4 Part 2、H.264(MPEG−4 Part 10)、H.263、H.262、MPEG−4 Part 2、HEVC、ポータブルネットワークグラフィックス(PNG)、QuickTime Animation、Theora、Dirac、DV、GoPro CineForm、Motion JPEG、RealVideo、RV40、VP8、VP9等を含む。
様々な実施形態の中には、マルチメディアコンテンツデータと、それに対応するマルチメディアコンテナ情報を様々な方法で組み合わせて、マルチメディアコンテナファイルのための、マルチメディアコンテナフォーマットの仕様に従うマルチメディアコンテナファイルを生成することができるものもある。コンテナ情報とコンテンツデータは、コンテナファイルの異なる部位に置くことができる。例えば、コンテナ情報は、ヘッダー内、コンテンツデータの前、またはコンテナファイルの最後に記憶させ、コンテンツデータをそれに続けることができる。あるいは、コンテナ情報またはコンテンツデータの少なくとも一方は、コンテナファイルの中で並べ換えられた小さな部分に分割することができる場合もある。例えば、コンテンツデータは、多数のフレームからなるビデオを含み得る。コンテナ情報は、ビデオの長さ、フレームレート、コーデック情報のようなビデオ全体に関するメタデータを含み得る。それらのビデオに特化したメタデータは、コンテナファイルのヘッダー部に記憶してもよい。コンテナ情報は、ビデオの各フレームに関するメタデータも含んでもよく、そのようなフレームに特化したメタデータは、個別のフレーム各々のヘッダーとして記憶され得る。
図2には、マルチメディア管理システム200が、本発明の他の実施形態に従って示されている。システム200は、図1に関連して上述したシステム100に類似しているが、記録システム104の、1つ以上の機能性、または特徴を集合的に実装した、構成部品、またはモジュールの例を、さらに詳細に示している。
システム200は、ビデオ、オーディオ、静止画像のようなメディアデータを取得、または収集するための、取得モジュール203を有する。ある実施形態では、取得モジュールは、画像、音声、または他の信号を取得するための、1つ以上のセンサを含む、または操作可能に接続できる。このセンサは、光学画像を電気信号に変換する画像センサ、またはマイクロホンのような音声取得センサの少なくとも一方を含み得る。また、このセンサは、慣性センサ、位置センサ(例えば、GPS、及び磁気探知器)、レンジセンサ(例えば、超音波、赤外線、及びLIDAR)、またはシステム200に関連付けられた状態を判定するための任意の他の適切なセンサを含んでもよい。これらの非ビジュアルオーディオセンサにより提供されるセンサデータは、コンテナファイルに組み込んでもよいし、またはコンテナファイルに組み込まれたデータを生成するのに使用してもよい。例えば、位置情報はビデオファイルのためのキャプションの一部になってもよい。
取得モジュール203は、例えばコンテンツデータの圧縮または符号化の少なくとも一方を実行することにより、取得したコンテンツデータを処理できる場合もある。また、取得モジュール203は、取得したコンテンツデータに関連付けられたコンテナ情報を生成することもできる。コンテナ情報は、コンテンツデータを記述する様々な情報、様々なセンサから得られたセンサデータ、コンテナファイルを生成するのに使用することができる任意の他の関連情報を含み得る。コンテンツデータを記述する様々な情報は、例えば、ビデオファイルのサイズ、長さ、高さ、幅、フレームレート、符号化パラメータ、タイムスタンプである。センサデータは、例えば、位置、高度、または記録装置202の運動情報である。様々な実施形態では、コンテナ情報は、システム200の1つ以上の構成部品(例えば、取得モジュール203、記憶モジュール205)、システムの外部にある装置(例えば、図示しないユーザ装置、またはリモート制御装置)、または任意の他の適切なソースにより提供され得る。
システム200は、取得モジュール203に操作可能に接続され、コンテンツデータ212、及び対応するコンテナ情報210を記憶する記憶モジュール205も備える。図2において、太線の矢印は、記憶モジュール205と様々な記憶装置間のデータ転送を示す。特にある実施形態では、コンテンツデータ212は、1つ以上の外部(例えば、リムーバブル)記憶装置208に記憶され、対応するコンテナ情報210は、1つ以上の内部記憶装置206に記憶される。また、記憶モジュール205は、コンテンツデータ212が記憶されている1つ以上の外部記憶装置208内で、コンテナ情報をバックアップして定期的に更新できる。図1に関連して上述しように、、外部装置内にバックアップコンテナ情報を記憶すると、コンテナ情報に冗長性が与えられ、異常なイベントの後でコンテナファイルの修復に成功する可能性が増大する。また、記憶モジュール205は、コンテナ情報の圧縮及び生成のような、取得モジュール203に関連して上述した機能性のいくつかを、実装することもできる。図5、6において、記憶モジュールによって実現できる方法の例を、さらに詳細に説明する。
図2において、システム200は、コンテナファイルを生成する修復モジュール207を備えている。コンテナファイルは、コンテンツデータと、対応するコンテナ情報とに基づく。通常、記録が停止すると、記録されたコンテンツデータと、それに対応するコンテナ情報に基づき、コンテナファイルが生成される。しかし、コンテナファイルが生成される前に、またはコンテナファイルが生成中に、異常イベントが起こる可能性がある。そのような異常イベントは、例えば、記録アプリケーションのクラッシュを含む、ソフトウェア、またはハードウェアの故障、バッテリの故障、記憶媒体、記録装置、または記録用の任意の他の重要な構成部品等の事故による断線、または誤動作を含み得る。また、異常イベントは、外部からの力により引き起こされることもある。例えば、記録装置が無人航空機(UAV)のような移動物体により運搬されると、その移動物体へ加えられた衝撃または損傷により、記録装置に誤動作または損傷が発生する可能性がある。そのような移動物体の損傷は、天候条件、火災、爆発、衝突、乱気流、離陸または着陸、他の物体からの衝撃、または他の要因が原因となり得る。異常イベントが発生した結果、コンテナファイルは全く生成されないこともある。また、コンテナファイルが部分的に生成される、または不適切に生成されるかの少なくとも一方が起こりえる。
異常イベントが発生した後で、システムが運転を再開する場合、修復モジュールは、コンテナファイルを適切に生成する要求を検出し、コンテナファイルを生成するのに必要なコンテンツデータと、それに対応するコンテナ情報を発見しようと試みる。そのために、内部記憶装置206または外部記憶装置208の少なくとも一方から、修復モジュールはデータを読み出すことができる。図2において、白抜き矢印は、修復モジュール207とデータ記憶装置間の通信、またはデータ転送を示している。ある実施形態において、修復モジュール207は、まず内部記憶装置206の内部に記憶されているコンテナ情報の存在及び有効性をチェックする。コンテナ情報は、最新のものであれば有効であり、コンテナファイルを生成するのに用いることができる。コンテナ情報が存在し、かつ有効である場合、外部記憶装置208をチェックして、対応するコンテンツデータがあるか否かを判定する。もし存在していて有効であれば、内部記憶装置206に記憶されているコンテナデータと、外部記憶装置208に記憶されているコンテンツデータを使用して、コンテナファイルを生成する。もしコンテナ情報が無効であれば、外部記憶装置208はバックアップコンテナ情報の有無をチェックすることができる。バックアップコピーが、外部記憶装置208に記憶されているコンテンツデータに対応している場合は、既存のバックアップコピーから、コンテナ情報の適切なバックアップコピーを選択して、コンテナファイルを生成するために、コンテンツデータと組み合わせる。また、選択したバックアップコピーは、ごく最近更新したもの、サイズが一番大きいもの、または他の基準に基づく最適なものであり得る。また、選択したコンテナ情報を使用して、(例えば、コンテナファイルの一部を追加、または修正することにより)存在するコンテナファイルを修復したり、新しいコンテナファイルを生成したりすることができる。図8、9を参照して、修復プロセスの実施形態を、詳細に説明する。
修復モジュールが、通常環境下でも異常環境下でも、コンテナファイルを生成するように構成されている場合もある。例えば、修復モジュールは、記録が正常に終了した場合(例えば、ユーザが記録装置上の「停止」ボタンを選択した場合)に、コンテナファイルを生成する。上述した異常環境の後だけに、修復モジュールが、コンテナファイルを生成することもあり得る。
様々な実施形態にて、システム200は、本明細書で説明した場合より多くの、または、少ない構成部品を備えてもよい。例えば、ある実施形態では、システム200は、コンテンツデータ、コンテナ情報、コンテナファイル、または任意の他の種類のデータの少なくとも一つを、外部装置(例えば、リモート端末)に転送するかストリーミングするための転送モジュール、またはストリーミングモジュールを含んでもよい。他の実施形態では、システム200は、記録したコンテンツデータを再生する再生モジュールを備えてもよい。また、システム200が、記憶モジュール、または修復モジュールを備えることができない場合もある。
様々な実施形態にて、システム200の構成部品は、1つ以上の装置に実装できる。例えば、ある実施形態では、取得モジュール、記憶モジュール、内部記憶媒体、及び修復モジュールは全て、1台の記録装置の一部となり得る。他の実施形態では、上述の構成部品(例えば、修復モジュール、記憶モジュール、取得モジュール)の少なくともいくつか、またはその機能のいくつかは、記録装置とは別の装置またはシステムに実装できる。例えば、修復モジュールまたは記憶モジュールを別のシステムに実装してもよい。
図3には、マルチメディアコンテナファイルを記憶、及び生成するプロセス300が、本発明の実施形態に従って例示されている。例えば、図1〜2に示されている記録装置によりメディアデータが302で取得されると、コンテンツデータ306は、1つ以上のコンテンツ記憶メディア310a〜b内に記憶される。ここで、対応するコンテナファイルを生成するのに使用するコンテンツデータ306と関連付けられたコンテナ情報304は、1つ以上のコンテナ情報記憶媒体308a〜c内に記憶することができる。図3に示す記憶媒体のような構成部品の数は、説明目的だけであり、制限する意図はない。記憶媒体は、様々な特性を持つ様々な記憶装置を持ち得る。例えば、記憶媒体は、(例えば、記録装置のような)特定の装置またはシステムに対して、外付け、または内蔵、またはリムーバブル、または非リムーバブルであってもよい。記憶媒体は、(例えば、フラッシュベースのメモリのような)半導体、(例えば、ハードドライブディスクのような)磁気、(例えば、光ディスクのような)光、または任意の適切な技術に基づいて実装できる。さらに記憶媒体は、(例えば、リモートデータ記憶サーバのような)ローカル、及びリモート記憶装置を含んでもよい。
コンテナ情報記憶媒体308cとコンテンツ記憶媒体310aを囲む破線ボックスにより示すように、コンテナ情報記憶媒体は、コンテンツ記憶媒体と重複してもよい。つまり、コンテナ情報記憶媒体(例えば、記憶媒体308c)の少なくともいくつかは、コンテンツ記憶媒体(例えば、記憶媒体310)の少なくともいくつかと同じでもよい。コンテンツ記憶媒体がコンテナ記憶媒体のサブセットである場合もある。コンテンツ記憶媒体は、コンテナ記憶媒体の一部ではなく、少なくとも1つの記憶媒体を含む場合もある。
ある実施形態では、コンテナ記憶媒体は、コンテンツ記憶媒体(例えば、記憶媒体308a〜b)の一部ではない、少なくとも1つの記憶媒体を含む。また、コンテナ記憶媒体は、ローカル記憶媒体(例えば、記憶媒体308b〜c)またはリモート記憶媒体(例えば、記憶媒体308a)の少なくとも一方を含んでもよい。
コンテナ記憶媒体308a〜cに記憶されたコンテナ情報は、ほぼ同じ、または異なる頻度で更新され得る。例えば、記録装置の内部ストレージ上に記憶されたコンテナ情報の第1の複製物は、コンテナ情報が生成されるか、またはコンテンツデータが生成されるか、の少なくとも一方のときに、リアルタイムまたはほぼリアルタイムで、更新され得る。この場合、コンテナ情報のバックアップコピーは、それよりも低い頻度で更新されてもよい。他の実施例では、ローカルの記憶媒体上に記憶されたコンテナ情報のコピーは、リモートのストレージに記憶されたコンテナ情報のコピーよりも高い頻度で、更新され得る。
コンテナ情報またはコンテンツデータの少なくとも一方が、1つ以上の記憶媒体上に記憶される前に、小さい部分に分割されること、または符号化されることの少なくとも一方が実行され得る。例えば、コンテナ情報またはコンテンツデータの少なくとも一方は、冗長性、または前方誤り訂正符号化スキームを付けて符号化され得る。そして、符号化データは様々な記憶媒体に記憶され得る。コンテナ情報またはコンテンツデータの少なくとも一方は、記憶される前に、圧縮、暗号化、または処理され得る場合もある。コンテナ情報またはコンテンツデータの少なくとも一方は、記憶媒体上にそのまま記憶されること、または未処理のままにされることの少なくとも一方があり得る。また、コンテナ情報またはコンテンツデータの少なくとも一方を記憶することまたは更新することの少なくとも一方は、記録装置(例えば、図2に示した記憶モジュール)により、または他のコンピュータ装置により実行され得る。
コンテナファイルの生成中、通常の環境下で、または異常イベント発生後のどちらかで、コンテンツデータ314と、それに対応するコンテナ情報312は、各々のストレージから、本明細書で説明した方法に従って読み出される。コンテナファイル316を生成するのに使用する前に、読み出されたデータをさらに処理(例えば復号、解凍または暗号解除)する実施形態もあり得る。
様々な実施形態では、マルチメディアコンテンツデータと、それに対応するマルチメディアコンテナ情報を、様々な方法で結合し、マルチメディアコンテナファイルのためのマルチメディアコンテナフォーマットの仕様に従ったマルチメディアコンテナを生成できる。図4には、マルチメディアコンテナ情報と、マルチメディアコンテンツデータを結合させて、マルチメディアコンテナファイルを生成する、いくつかの方法の例が示されている。図に示されているように、マルチメディアコンテンツデータ402と、それに対応するマルチメディアコンテナ情報404を結合して、マルチメディアコンテナファイル406を生成できる。様々なコンテナフォーマット408a〜dに基づき、コンテンツデータ(白で図示)と、コンテナ情報(縞パターンで図示)とは、コンテナファイル内で、別個に構築され得る。例えば、コンテナ情報は、コンテナフォーマット408aに従えば、コンテナファイルのヘッダー内に記憶され、その後にコンテンツデータを続けることができる。コンテナ情報は、例えばコンテナフォーマット408bに従えば、コンテンツデータの最後に記憶することもできる。コンテナ情報は、例えばコンテナフォーマット408cに従えば、ファイルの先頭と、最後の両方に記憶することもできる。コンテンツデータまたはコンテナ情報の少なくとも一方は、例えばコンテナフォーマット408dに従えば、コンテナファイル内で分割され、交互に並べることもできる。
図5には、マルチメディアを管理するプロセス500が、本発明の実施形態に従って示されている。プロセス500は、図1〜2を参照して説明したマルチメディア管理システムの構成要素により実行され得る。プロセス500(または本明細書で説明した任意の他のプロセス、またはその変形と組合せの少なくとも一方)のいくつか、または全ては、実行可能な命令で構成された、1つ以上のコンピュータまたは制御システムの制御下で実行され得る。そして、ハードウェア、またはその組合せにより、1つ以上のプロセッサ上でまとめて実行する符号(例えば、実行可能な命令、1つ以上のコンピュータプログラム、または1つ以上のアプリケーション)として実装され得る。この符号は、コンピュータが読み取り可能な媒体上に、例えば、1つ以上のプロセッサにより実行可能な複数の命令からなる、コンピュータプログラムの形式で記憶され得る。コンピュータが読み取り可能な記憶媒体は、非一時的記憶媒体でもよい。動作を記載した順番は、制限を意図するものではなく、説明した操作の任意の数を、任意の順番または平行の少なくとも一方で組み合わせてプロセスを実装してもよい。
プロセス500は、第1の記憶媒体上にマルチメディアコンテンツデータを記憶するステップ502を含む。このマルチメディアコンテンツデータは、オーディオ、ビジュアル、または他の種類のデータを含み得る。コンテンツデータは、図1〜2に示したような記録装置から入手してもよい。記録装置は、例えば(デジタルカメラのような)カメラ、カムコーダ、ビデオカメラ、デジタルメディアプレーヤ(PMP)、カメラホン、スマートホン、携帯情報端末(PDA)、タブレットコンピューティング装置、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、スマートTV、ゲームコンソール等が含まれる。第1の記憶媒体は、図1〜2に示した外部ストレージ108a〜b及び208、または図3に示したコンテンツストレージ310a〜bと類似したものでもよい。例えば、第1の記憶媒体は、記録装置に取り外し可能に、または取り外し可能に接続することができるメモリーカード(例えば、SDカード、またはUSBドライブ)を含み得る。また、第1の記憶媒体は、例えばネットワーク接続を介して、記憶装置に操作可能に接続できるリモート記憶装置を含むこともある。
上述のように、コンテンツデータは、記憶媒体に記憶される前に、圧縮、暗号化、符号化、または処理されてもよい。ある実施形態では、新しいコンテンツデータとして、リアルタイム、またはほぼリアルタイムで更新されたコンテンツデータは、記録装置により取得される。他の実施形態では、コンテンツデータは、定期的に徐々に(例えば、数秒毎に)増やして更新され得る。
プロセス500は、第2の記憶媒体に、マルチメディアコンテンツデータに関連付けられたマルチメディアコンテナ情報の第1の複製物を記憶するステップ504を含む。マルチメディアコンテナ情報は、マルチメディアコンテナフォーマットに従うマルチメディアコンテナファイルを生成するのに有用である。マルチメディアコンテナファイルはマルチメディアコンテンツデータと情報を含む。情報は、マルチメディアコンテンツデータを復元、または描画するのに使用するマルチメディアコンテナ情報に基づく。
一般的に、コンテナ情報とは、対応するコンテンツデータに関連付けられた任意の情報であり、特定のコンテナフォーマットに従ったコンテナファイルを生成するのに使用される。コンテナ情報は、コンテナファイル、コンテンツデータ、他のメタデータ、またはユーザが定義した拡張データのような、任意の適切な情報を記述するメタデータを含み得る。例えば、このようなコンテナデータは、サイズ、長さ、高さ、幅、フレームレート、ファイル位置情報(例えば、開始位置、終了位置、またはオフセットの少なくとも1つ)、符号化情報(例えば、コーデック情報、またはエラー訂正コード情報)、暗号化情報、及びコンテンツデータ、またはその構成要素の他の情報を含み得る。コンテンツデータの構成要素は、トラック、フレーム、チャプター等を含み得る。コンテナファイルに記憶されたメタデータは、コンテンツデータに、全体としてまたはその個々の構成要素として、関連させ得る。様々な実施形態では、コンテナ情報は、コンテナファイルを直接的または間接的に追加するのに使用できる。例えば、対応するコンテナファイルに直接コピーできるコンテナ情報もあれば、後でコンテナファイルにコピーされる追加情報を生成するために使用するコンテナ情報もある。
第2の記憶媒体は、図1〜2を参照して上述した内部ストレージ106,206、または図3を参照して上述したコンテナ情報ストレージ308a〜cに類似したものであり得る。例えば、第2のストレージは、通常、記録装置の不可欠な部分であり取り外すことができない、1つ以上のデータ記憶装置を含み得る。例えば、そのような内部記憶媒体は、NANDタイプフラッシュメモリ、及び他の適切な種類のメモリ装置のような、記録装置の内部フラッシュメモリを含む。また、記録装置の処理ユニットにより、内部バスを介して、内部記憶媒体にアクセスできる場合もある。
コンテナ情報は、記憶媒体に記憶される前に、符号化、暗号化、または処理され得る。ある実施形態では、コンテナ情報は、新しいコンテンツデータが、記録装置により取得される際、またはコンテンツデータが更新される際の少なくとも一方の場合に、新しいコンテナ情報が生成されると、リアルタイム、またはほぼリアルタイムで、更新できる。他の実施形態では、コンテナ情報は、コンテンツデータを記録することとは独立して(例えば、定期的に)更新される。
上述のように、本発明はコンテナ情報を重複して記憶する方法を提供するものである。この方法は、コンテナファイルを修復するため、生成するために不可欠である。プロセス500は、第1の記憶媒体にマルチメディアコンテナ情報の1つ以上のバックアップコピーを記憶するステップ506を含む。コンテナ情報のバックアップコピーは、図1〜2を参照して上述したコンテナ情報114a〜c、または214a〜bのバックアップコピーに類似し得る。最初にバックアップコピーは、最初に記憶され、続いてコンテンツデータまたはコンテナ情報の少なくとも一方の第1の複製物が記録される際に、ほぼ同時に更新できる。通常、コンテナ情報のバックアップコピーの更新は、コンテナ情報の第1の複製物の更新よりも低い頻度で行われる。ある実施形態では、コンテナ情報のバックアップコピーは、コンテナ情報の第1の複製物と同じ頻度で更新できる。他の実施形態では、コンテナ情報のバックアップコピーは、所定のスケジュールに従って周期的に(例えば、数秒毎に)更新される。例えば、バックアップコピーは、(例えば、コピー1が更新され、その後でコピー2が更新され、その後でコピー1が更新される、というように)交互に更新することもできる。また、バックアップコピーは、所定の優先順位、または場所、負荷、重要度、コピーまたは記憶媒体(複数可)の少なくとも一方に関連付けられた他の特性のような他の要因、に基づいて更新することもできる。
最後に、プロセス500は、少なくとも一部は次の(a),(b)に基づいてマルチメディアコンテナファイルを生成するステップ508を備える。(a)マルチメディアコンテンツデータ、(b)マルチメディアコンテナ情報の第1の複製物とマルチメディアコンテナ情報の1つ以上のバックアップコピーとを備えるグループから選択された、マルチメディアコンテナ情報の好ましいコピー。コンテナファイルの生成については、図7〜8を参照して説明する。コンテナファイルの生成に成功した後、コンテナ情報の第1の複製物、コンテナ情報のバックアップコピー、またはコンテンツデータの少なくとも1つは、任意に消去する、消去のマーキングをする、遮蔽する、または読めなくすることにより、記憶空間を開放し得る。
図6には、マルチメディア記録を実装するためのプロセス例600が、実施形態に従って示されている。プロセス600は、図1〜2を参照して上述した、マルチメディア管理システムの構成要素により実施できる。例えば、プロセス600は、図1の記録システム104、または図2の記録モジュール205を備えることができる。一般的に、プロセス600を使用して、コンテナ情報の記憶に冗長性を持たせることができ、それによりマルチメディア記録システムの構造安定性を増加することができる。
プロセス600は、第1の記憶媒体上にコンテンツデータを記録するステップ602を備える。記録は、オーディオ、ビデオ、静止画像、または他の種類のデータのようなコンテンツデータを取得、または生成する際、リアルタイム、またはほぼリアルタイムで、実行できる。ある実施形態では、取得されたメディアデータは、記録する前に、圧縮、暗号化、(例えば、前方誤り訂正コードを付けて)符号化、または処理され得る。コンテンツデータは、記憶媒体の連続した領域内で、または記憶媒体の様々なパーティション、または部分で、順番に記憶され得る。この記憶は、1つ以上の(例えば、ファイルのような)オブジェクトとして記憶され得る。ある実施形態では、第1の記憶媒体は、図5を参照して上述した第1の記憶媒体に類似し得る。例えば、第1の記憶媒体は、SDカード、またはUSBドライブのようなリムーバブルメモリーカードを含み得、これらは記録装置に取り外し可能に接続できる。
プロセス600は、第2の記憶媒体上のコンテンツデータに関連付けられたコンテナ情報を記録するステップ604も備える。この記録は、コンテナ情報の生成の際、またはコンテンツデータの生成の際の少なくとも一方の場合に、リアルタイム、またはほぼリアルタイムで実行できる。他の実施形態では、コンテンツデータの取得または記録の少なくとも一方と、コンテナ情報の記録との間で、実質的な遅延が発生する可能性もある。上述のように、コンテナ情報はコンテンツデータと関連があり、コンテンツデータに基づき生成することができるし、ユーザ、または隔地の制御装置のような外部装置により提供することもできる。コンテナ情報は、記憶の前に処理(例えば暗号化)され得る。コンテナ情報は、記憶媒体の連続した領域内で、または記憶媒体の様々なパーティション、または部分で、順番に記憶され得る。この記憶は、1つ以上の(例えば、ファイルのような)オブジェクトとして記憶することができる。ある実施形態では、第2の記憶媒体は、図5を参照して上述した第2の記憶媒体と類似していてもよい。例えば、第2の記憶媒体は、記録装置の内部フラッシュメモリを含み得る。
プロセス600は、第1の記憶媒体に記憶されているマルチメディアコンテナ情報の1つ以上のバックアップコピーを更新するステップ606も備える。マルチメディアコンテナ情報のバックアップコピーは、(例えば、第1の記憶媒体のような)コンテンツデータと同じ記憶媒体上、または第1と第2の記憶媒体とは異なる、第3の記憶媒体上に記憶できる。コンテナ情報を様々な記憶媒体上に記憶すれば、コンテナ情報に冗長性を持たせることができるので、マルチメディアファイルの修復プロセスの構造安定性を増すことができる。例えば、もし第2のストレージ上に記憶されたコンテナ情報の第1の複製物が(例えば、消去、破損、記憶装置の故障のために)入手できなくても、コンテナ情報のバックアップコピーは、入手して使用できる。
コンテンツデータの記録、またはコンテナ情報の記録の少なくとも一方とほぼ同時に、バックアップコピーを記憶して更新できる。各バックアップコピーは、所定のまたは任意の頻度で更新できる。通常、バックアップコピーの更新頻度は、コンテンツデータまたは1次コンテナ情報の更新頻度よりも少ない。しかし、バックアップ頻度が、コンテンツデータまたは1次コンテナ情報の少なくとも一方の更新頻度とほぼ同じになる場合もある。一般的に、コンテンツデータ、コンテナ情報の第1の複製物、またはコンテナ情報のバックアップコピーを更新する場合、更新データに関連付けられた更新指標もリフレッシュできる。例えば、最新の更新時間や、更新数等を示す更新指標は、その後の修復プロセスで使用でき、コンテナファイルの生成のために使用する適切なコピーを選択できる。
図7には、データ更新のタイムラインの例が、本発明の実施形態に従って示されている。図7において、白抜き矢印は、コンテンツデータの更新を示す。実線黒矢印は、コンテナ情報の第1の複製物の更新を示し、縞模様の矢印はコンテナ情報のバックアップコピーの更新を示す。説明のためだけに、2つのバックアップコピーを示すが、同じ更新パターンは、任意の数のコピーにも適用できる。
ある実施形態では、タイムライン702で示すように、バックアップコピーは、交互に、すなわちラウンドロビン方式で更新される。例えば、バックアップコピー1は、時刻t1で更新され、バックアップコピー2は、t2で更新され、バックアップコピー1は、t3で更新される。
他の実施形態では、タイムライン704で示すように、バックアップコピーがランダム方式で更新される。つまり、コンテナ情報のランダムバックアップコピー(複数可)は、ある時間間隔で更新するように選択することができる。
さらに他の実施形態では、タイムライン706で示すように、バックアップコピーのクラスタを、ある時間間隔でほぼ同時に更新できる。例えば、バックアップコピー1とバックアップコピー2は、時刻t1,t2、t3で更新される。
上述したように、バックアップコピーの更新は、コンテンツデータまたはコンテナ情報の少なくとも一方の第1の複製物の更新、とほぼ同時に実行される。しかし、更新に関わるオーバーヘッドを減らすために、通常はその頻度を低くする。他の実施形態では、本明細書において上述したもの以外の更新パターンを、バックアップコピーを更新するのに使用し得る。
図8には、マルチメディアファイルの修復を実行するプロセス800が、本発明の実施形態に従って示されている。プロセス800は、図1〜2に関連して上述した、マルチメディア管理システムの構成要素により実行できる。例えば、プロセス800は、図1の記録システム104,または図2の修復モジュール207により、実装され得る。
プロセス800は、マルチメディアコンテンツデータが記憶された第1の記憶媒体を検出するステップ802を含む。第1の記憶媒体は、図5、6を参照して上述した第1の記憶媒体に類似し得る。例えば、第1の記憶媒体は、SDカード、またはUSBドライブのようなリムーバブルメモリーカードを含み得、これらは、記録装置に取り外し可能に接続できる。
一般的に、プロセス800は、異常イベント発生後の通常操作の再開、またはコンテナファイル修復プロセスを開始する要求を知らせる、所定のイベントまたは条件を検出することも含み得る。このような所定のイベント、または条件は、ドライブのパワーオン、リムーバブル記憶媒体の接続、部分的に生成されたコンテナファイルの検出、異常イベントにより引き起こされたエラーの検出等を含み得る。
プロセス800は、対応するコンテナファイルを生成するために、対応するマルチメディアコンテナ情報を選択するステップ804を含む。この場合、対応するマルチメディアコンテナ情報は、第1の記憶媒体上に記憶されたコンテンツデータに適合する。ある実施形態では、コンテナ情報は、第1の記憶媒体、または第2の記憶媒体から選択してもよい。第2の記憶媒体は、図5〜6を参照して上述した第2の記憶媒体に類似してもよい。例えば、第2のストレージは、1つ以上のデータ記憶装置を含むことができる。通常、このデータ記憶装置は、記録装置に組み込まれた部品であり、記録装置から取り出すことはない。そのような内部記憶媒体は、例えば、NANDタイプフラッシュメモリ、及び他の適切な種類のメモリ装置のような、記録装置の内部フラッシュメモリが含まれる。また、内部記憶媒体は、記録装置の処理ユニットにより、内部バスを介してアクセスすることもできる。また、バックアップ記憶情報が、(例えば、第3,第4のような)追加記憶媒体内に記憶されている場合は、そのような追加記憶媒体を検索して、コンテナファイルを生成するのに使用する最適のコンテナ情報を見つけることができる。
ある実施形態では、(例えば、第1の複製物、またはバックアップコピーのような)コンテナ情報を含む記憶媒体を、所定の順番で、またはランダムの順番で検索することもできる。その順番は、信頼性、更新状況、場所、サイズ、コスト、及び他の要因に基づき得る。例えば、最新のコンテナ情報を持つ可能性が非常に高いと思われる記憶媒体(例えば、第2の、または内部記憶媒体)を最初に検索し、最新のコンテナ情報を持つとは思われない記憶媒体(複数可)(例えば、第1の、または外部記憶媒体)をその次に検索してもよい。他の実施例では、アクセスタイムの速い記憶媒体(複数可)を、アクセスタイムの遅い記憶媒体(複数可)よりも前に検索してもよい。
同様に、コンテナ情報の複数のコピーが、ある記憶媒体に記憶された場合、コンテナファイルを生成するために使用する好ましいコピーを選択するのは、(例えば、信頼性、更新状況、サイズ、場所、コスト、及び他の要因に基づき)ランダムな順番、または所定の順番に基づいてよい。例えば、ある実施形態では、直近に更新に成功したバックアップコピー、または成功した更新数が一番多いバックアップコピーが、コンテナ情報の複数のバックアップコピーの中から選択される。他の実施形態では、一番大きいファイルサイズを持つバックアップコピーが選択される。対応するコンテナ情報が識別され、読み出されると、図4を参照して上述したように、コンテンツデータと組み合わせることにより、ステップ806でマルチメディアコンテナファイルを生成できる。
ある実施形態では、コンテナファイルの生成に成功した後に、第1の複製物またはバックアップコピーの少なくとも一方を含むコンテナ情報を消去する、消去のマーキングをする、または使用できなくすることが好ましい(ステップ808)。また、コンテナ情報は、所定の期間、または任意の期間、保管してもよい。あるいは、コンテナファイルの生成に成功した後、または所定の期間または任意の期間保管した後で、コンテナデータを消去する、消去のマーキングをする、または使用できなくしてもよい。
図9には、マルチメディアファイルを修復するプロセス900が、本発明の実施形態に従って示されている。ある実施形態では、対応するコンテナファイルを生成するために、プロセス900を使用し、あるコンテナデータ用に適応するコンテナ情報を取得し得る。プロセス900は、図1〜2を参照して上述したマルチメディア管理システムの構成要素を使用して実現し得る。例えば、プロセス800は、図1の記録システム104,または図2の修復モジュール207を使用して実現し得る。
プロセス900は、所定のイベント、または条件を検出するステップ902を含む。そのような所定のイベントまたは条件は、メモリーカードのような取り外し可能な媒体を記録装置に接続することを含み得る。この接続は、記録装置のパワーアップ時、または記憶装置の動作中に検出し得る。
プロセス900は、ステップ904を含む。ステップ904では、検出されたイベント、または条件に応じて、コンテナ情報の第1の複製物が、記録装置の内部ストレージに記憶され、有効であるか否かを判定する。この内部ストレージは、図1と図2に示した内部ストレージ106と205それぞれにに類似し得る。
一般的に、コンテナ情報(第1の複製物か、バックアップコピーかどちらか)のコピーは、コンテナファイルを生成するのに使用することができれば、有効である。コンテナ情報のコピーの有効性は、コンテナ情報のコピーに関連付けられた有効性指標、またはフラグにより表し得る場合もある。例えば、「0」はコンテナ情報のコピーが有効でないことを示し、「1」は有効であることを示し得る。有効性指標の他の変形(例えば、数字、アルファベット、またはその組合せ)も、本発明の範囲内にある。
有効性指標は、コンテナ情報のコピーが、ある条件下で有効か、無効かを示すように設定し得る。例えば、関連するコンテナ情報のコピーの更新が成功し、最新のコンテナ情報が反映された後、有効性を示すように有効性指標を設定してもよい。有効性指標を、コンテナ情報の関連するコピーを使用してコンテナファイルの生成が成功した後、(例えば、記憶媒体が突然取り出される、ハードウェアまたはソフトウェアが故障するというような)異常なイベントにより記録が妨害されなければ、通常、記録時の最後に無効であることを示すように設定し得る。コンテナ情報のコピーが無効であれば、ストレージから安全に消去できる。他の実施形態では、何らかの理由により、関連するコンテナ情報のコピーの更新が成功しない場合に、有効性指標が、無効であることを示すように設定し得る。
コンテナ情報の第1の複製物が有効であると判定されると、外部ストレージが対応するコンテンツデータを含むか否かが、ステップ912で判定される。外部ストレージは、図1と図2に示した外部ストレージ108a〜b及び208にそれぞれが類似し得る。上述のように、外部ストレージを使用して、コンテナ情報のバックアップコピーだけでなく、コンテンツデータを記憶し、内部ストレージ上に記憶されたコンテナ情報の第1の複製物に冗長性を持たせることもできる。
ステップ904での判定とステップ912での判定に応じて、コンテナ情報の第1の複製物と、それに対応するコンテンツデータを使用して、ステップ914で上述のようにコンテナ情報を生成する。これは、ステップ904で、内部ストレージ上のコンテナ情報の第1の複製物が有効と判定され、ステップ912で、外部ストレージが対応するコンテンツデータを含んでいると判定された場合である。また、ある実施形態では、コンテナ情報(例えば、1次またはバックアップ)は、対応するコンテンツデータを識別するために使用できるコンテンツ識別情報を含む。
ステップ904で、内部ストレージ上のコンテナ情報の第1の複製物が有効と判定され、ステップ912で、外部ストレージがそれに対応するコンテンツデータを含まない、と判定された場合、ステップ906で、外部ストレージが両方のコンテンツデータを含むか否かを判定する。外部ストレージは、コンテンツデータを持つことができる。しかし、そのコンテンツデータは、内部ストレージ上に記憶された1次コンテナ情報とは対応していないかもしれない。このシナリオが発生する可能性があるのは、例えば、異常イベント発生後に、異なる外部ストレージ(例えば、異なるSDカード)が記録装置に接続された場合である。外部ストレージには、1次コンテナ情報とは必ずしも対応していない、何らかのコンテンツデータが含まれるかもしれない。外部ストレージはまた、コンテンツデータには対応するが、1次コンテナ情報とは必ずしも対応しない、何らかのバックアップコンテナ情報を含む可能性もある。コンテナファイルの修復または生成に成功した後、バックアップコンテナ情報がストレージから除去された実施形態において、そのようなバックアップコンテナファイルが外部ストレージ上に存在しているということは、外部ストレージ上に記憶された、コンテナ情報のバックアップコピーと、コンテンツデータに基づき、コンテナファイルを生成する必要があることを示している。このことは、以下に説明するステップ910で行われる。これに対して、もし内部ストレージ上のコンテナ情報の第1の複製物が無効であれば(第1の複製物がコンテナファイルを生成するのに使用できないということ)、ステップ904で判定したように、プロセス900はステップ906に進む。
ある実施形態では、ステップ906にて、バックアップコンテナ情報があるかどうかが、最初に判定される。上述のように、コンテナファイルの生成に成功した後で、バックアップコンテナ情報が除去された場合、そのようなバックアップコンテナ情報があると、通常、コンテナファイルを生成するのに、バックアップコンテナ情報を使用しなかったことを示唆している。もしそのようなバックアップコンテナ情報が存在していれば、それに対応するコンテンツデータがあるかどうか、外部ストレージをチェックする。
ステップ906で判定したように、外部ストレージが、コンテンツデータと、それに対応するバックアップコンテナ情報との両方を持っていれば、所定の規則に従って、ステップ908にてコンテナ情報の適切なバックアップコピーが選択される。例えば、外部ストレージに記憶されたコンテンツデータに対応する、コンテナ情報のバックアップコピーがたくさんあれば、ある実施形態では、最後に更新が成功したバックアップコピーが選択される。そのような選択は、最後にいつ更新が行われたかを示す、更新指標に基づいてなされ得る。また、他の要因に基づくユーザからの指定、または所定の規則に基づいて、コンテナ情報のバックアップコピーは適切に、または好ましく選択され得る。そのような要因とは、例えば、有効性指標、ファイルサイズ、生成時間、最終アクセス時間のようなコピー、または記憶装置のコピーに関連付けられた他の属性、または特性を含み得る。そして、ステップ910で、外部ストレージ上のコンテンツデータと共に、コンテナ情報の選択されたバックアップコピーを使用して、コンテナファイルが生成される。
そうでなければ、ステップ906で判定したように、もし外部ストレージがコンテンツデータと、それに対応するバックアップコンテナ情報を含んでいなければ、ステップ916で示すように、修復操作は行われず、コンテナファイルが生成されることもない。
ある実施形態では、プロセス900は、消去すること、消去のマーキングをすること、またはコンテナ情報(例えば、コンテナ情報の第1の複製物、またはコンテナ情報のバックアップコピーの少なくとも一方)、または(例えば、ステップ910,または914の後で)コンテナファイルの少なくとも一方の生成に成功した後、データストレージからのコンテンツデータを使用できなくすること、をさらに備える。そのような消去は、コンテナファイルの生成後、または所定のアルゴリズム、またはスケジュールに従って、所定の期間内に行うことができる。
図10には、装置1000が、本発明の実施形態に従って示されている。例えば、装置1000は、図1〜2を参照して上述した記録装置102,202のような記録装置、またはその構成部品を備えることができる。ある実施形態では、装置1000は、図10に示されるよりも多くの構成部品を含み得る。しかし、本発明の実施形態を説明するために、これらの構成部品全てを示す必要はない。装置1000は、処理ユニット1004,メモリ1006,検出ユニット1010,光通信インタフェース1002,光ディスプレイ1008を備える。装置1000の構成部品は、バス、または他の種類の通信チャネルを介して、お互いに操作可能に接続できる。
検出ユニット1010は、様々な種類のセンサを利用して、装置の周辺に関する情報を収集できる。様々な種類のセンサは、様々な種類の信号、または様々なソースからの信号を検出できる。例えば、センサは、視覚信号を収集する視覚センサまたは画像センサと、音声を収集するマイクロホンを含み得る。検出ユニットは、内部センサ、GPSセンサ、近接センサ(例えば、LIDAR)等を含み、記録装置の状態、または無人航空機(UAV)のような記録装置を搭載した物体に関する他の情報を収集する場合もある。
処理ユニット1004は、プログラム可能なプロセッサ(例えば、中央処理ユニット(CPU))のような、1つ以上のプロセッサを持つことができる。処理ユニット1004は、メモリ1006に操作可能に接続できる。メモリ1006は、一時的または非一時的記憶媒体の少なくとも一方を含み、データまたはロジックの少なくとも一方、符号または1つ以上のルーチンの少なくとも一方、または関数を実行するために、処理ユニット1004により実行可能なプログラム命令を記憶できる。このメモリは、1つ以上のメモリユニットを含み得る(例えば、フラッシュメモリカード、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM))。ある実施形態では、検出ユニット1010からのデータを、メモリ1006のメモリユニットに伝達し、その内部に記憶できる。
メモリ1006のメモリユニットは、ルーチン、ロジック、または処理ユニット1004により実行可能なプログラム命令からなるコードの少なくとも1つを記憶して、本明細書で説明した方法の、任意の適切な実施形態を実行することができる。例えば、メモリ1006は、
メディア取得ルーチン1014、メディア記憶ルーチン1016、メディア修復ルーチン1018、及びその他のルーチンを備える。ここで、メディア取得ルーチン1014は、感知データを取得すること、または取得した感知データを処理することの少なくとも一方を実行する。メディア記憶ルーチン1016は、感知データまたは感知データに関連するデータ(例えば、コンテナ情報)の少なくとも一方を記憶する。メディア修復ルーチン1018は、コンテナファイルを修復すること、または生成することの少なくとも一方を実行する。その他のルーチンは、メディアファイルの再生またはストリーミング等を実行する。図10には、単一の処理ユニット1004と、単一のメモリ1006が示されているが、当業者であれば、図10に制限する意図はなく、装置1000は複数の処理ユニット、またはメモリのメモリユニットの少なくとも一方を含むことができることを理解できるであろう。
図10に示すように、装置1000は、外部装置と通信できるオプション通信インタフェース1002を含み得る。例えば、通信インタフェース1002は、外部装置からデータを送信、することまたはデータを受信することの少なくとも一方を行う送信機、受信機、または送受信機の少なくとも1つを備え得る。通信インタフェース1002は、インターネット、無線ネットワーク、セルラーネットワーク、及び任意の他のネットワークのような、1つ以上のネットワークを介して通信を行う、1つ以上の(例えば、ネットワークカードのような)ネットワークインタフェースも含み得る。ある実施形態では、装置100が通信インタフェース1002を全く含まなくてもよい。
オプションディスプレイ1008は、ユーザ入力を受信すること、出力(例えば、オーディオ、またはビデオ出力)を表示すること、またはアプリケーションを実行することの少なくとも1つを実行する装置1000を操作するユーザに、グラフィカルユーザインタフェースを提供できる。ある実施形態では、装置100はディスプレイ1008を含まなくてもよい。
本発明関わるマルチメディア管理システムと装置は、広範囲におよぶ可動物体を、搭載物として、操作可能に接続または携帯の少なくとも一方をすることができる。本発明における可動物体は、空気中で(例えば、固定翼機、回転翼航空機、または固定翼も回転翼も有さない航空機)、水中で(例えば、船舶または潜水艦)、地上で(例えば、車、トラック、バス、バン、オートバイ、自転車等の自動車、ステッキ、釣竿等の可動構造またはフレーム、または列車)、地下で(例えば、地下鉄)、宇宙で(例えば、宇宙飛行機、衛星、または宇宙探査機)等の任意の適切な環境の中で、またはこれらの環境の任意の組合せの中で移動きる。可動物体は、本明細書の他の箇所に説明される乗り物等の輸送手段であり得る。可動物体は、人間、または動物のような生体上に載せることもできる。その場合、適切な動物は、鳥類、イヌ科の動物、ネコ科の動物、ウマ科の動物、ウシ科の動物、羊、豚、イルカ、齧歯動物、または昆虫を含み得る
可動物質は6自由度(例えば、並進で3自由度と回転で3自由度)に関する環境内で自由に移動可能であり得る。一方、可動物体の移動は、所定の経路、軌道、または位置等によって、1つ以上の自由度に関して制約されることがある。移動は、エンジンまたはモータ等の任意の適切な作動機構によって実現できる。可動物体の作動機構は、電気エネルギー、磁気エネルギー、太陽エネルギー、風力エネルギー、重力エネルギー、化学エネルギー、核エネルギー、またはその任意の適切な組合せ等の任意の適切なエネルギー源によって電力を供給され得る。可動物体は、本明細書の他の箇所に説明されるように、推進システムを使用する自走式であり得る。また、推進システムは、電気エネルギー、磁気エネルギー、太陽エネルギー、風力エネルギー、重力エネルギー、化学エネルギー、核エネルギー、またはその任意の適切な組合せで実行してよい。また、可動物体は生物によって運ばれ得る。
場合によっては、可動物体は乗り物であり得る。適切な乗り物は、水上乗り物、航空機、宇宙船、または、地上車を含み得る。例えば、航空機は固定翼機(例えば、飛行機、グライダー)、回転翼航空機(例えば、ヘリコプター、回転翼機)、固定翼と回転翼の両方を有する航空機、またはどちらも有さない航空機(例えば、小型飛行船、熱気球)であり得る。航空機は、空気を通した自走式等、自走式であり得る。自走式車両は、1つ以上のエンジン、モータ、車輪、車軸、磁石、回転翼、プロペラ、羽根、ノズル、またはその任意の適切な組合せを含んだ推進システム等の推進システムを利用できる。また、推進システムは、可動物体が表面から離陸する、表面に着陸する、その現在位置または向きの少なくとも一方を維持する(例えば、ホバーリングする)、向きまたは位置の少なくとも一方を変更可能に使用できる。
可動物体は、ユーザーによって遠隔で制御可能である。例えば、可動物体は、制御端末、または監視端末の少なくとも一方の支援により、制御可能である。ユーザは、制御端末、または監視端末の少なくとも一方を使用して可動物体を制御する際、可動物体から離れていてもよいし、可動物体の上、または中にいてもよい。可動物体は、無人航空機のような無人可動物体であり得る。無人航空機等の無人可動物体には可動物体に搭乗する乗員がいないことがある。可動物体は、人間によってまたは自律制御システム(例えば、コンピュータ制御システム)、またはその任意の適切な組合せによって制御できる。可動物体は、人工知能で構成されたロボット等の自律ロボットまたは半自律ロボットであることがある。
可動物体は任意の適切なサイズまたは寸法の少なくとも一方を有し得る。ある実施形態において、可動物体は、可動物体内部にまたは可動物体上に人間の乗員を備えるためのサイズまたは寸法の少なくとも一方を有し得る。また、可動物体は、可動物体内部にまたは可動物体上に人間の乗員を備えることができるサイズまたは寸法の少なくとも一方より、小さいサイズまたは寸法の少なくとも一方であってよい。可動物体は、人間によって持ち上げられるまたは運ばれるのに適したサイズまたは寸法の少なくとも一方であり得る。また、可動物体は、人間によって持ち上げられるか運ばれるのに適したサイズまたは寸法の少なくとも一方よりも大きいことがある。ある実施例においては、可動物体は、約2cm、5cm、10cm、50cm、1m、2m、5m、または10m以下の最大寸法(例えば、長さ、幅、高さ、直径、対角線)を有し得る。可動物体の最大寸法は、約2cm、5cm、10cm、50cm、1m、2m、5m、または10m以上であり得る。例えば、可動物体の対向する回転翼の軸間距離は、約2cm、5cm、10cm、50cm、1m、2m、5m、または10m以下であってよい。あるいは、対向する回転翼の軸間の距離は、約2cm、5cm、10cm、50cm、1m、2m、5m、または10m以上であってよい。
ある実施形態において、可動物体は、100cm×100cm×100cm未満、50cm×50cm×30cm未満、または、5cm×5cm×3cm未満の体積を有し得る。可動物体の全体積は、約1cm、2cm、5cm、10cm、20cm、30cm、40cm、50cm、60cm、70cm、80cm、90cm、100cm、150cm、200cm、300cm、500cm、750cm、1000cm、5000cm、10,000cm、100,000cm、1m、または、10m以下であり得る。逆に、可動物体の全体積は、約1cm、2cm、5cm、10cm、20cm、30cm、40cm、50cm、60cm、70cm、80cm、90cm、100cm、150cm、200cm、300cm、500cm、750cm、1000cm、5000cm、10,000cm、100,000cm、1m、または、10m以上でもあり得る。
ある実施形態において、可動物体は、32,000cm、20,000cm、10,000cm、1,000cm、500cm、100cm、50cm、10cm、または5cm以下の設置面積(あるいは可動物体によって包囲される側面方向断面積)を有し得る。逆に、設置面積は約32,000cm、20,000cm、10,000cm、1,000cm、500cm、100cm、50cm、10cm、または5cmの以上であり得る。
ある実施形態において、可動物体の重量が、700kgしかないという場合もあり得る。可動物体の重量は、約700kg、750kg、500kg、200kg、150kg、100kg、80kg、70kg、60kg、50kg、45kg、40kg、35kg、30kg、25kg、20kg、15kg、12kg、10kg、9kg、8kg、7kg、6kg、5kg、4kg、3kg、2kg、1kg、0.5kg、0.1kg、0.05kg、0.01kg以下であり得る。逆に、重量は、約700kg、750kg、500kg、200kg、150kg、100kg、80kg、70kg、60kg、50kg、45kg、40kg、35kg、30kg、25kg、20kg、15kg、12kg、10kg、9kg、8kg、7kg、6kg、5kg、4kg、3kg、2kg、1kg、0.5kg、0.1kg、0.05kg、または0.01kg以上であり得る。
ある実施形態では、可動物体は可動物体によって運ばれる積載物に比して小さいことがある。積載物は、以下でさらに詳細を説明するように、搭載物または支持機構の少なくとも一方を含んでよい。ある実施例においては、可動物体重量と積載物重量の割合は、約1:1を超えてよい、未満であってよい、または等しくてよい。また、他の実施例においては、可動物体重量と積載物重量の割合は約1:1を超えてよい、未満であってよい、または等しくてよい。また、支持機構重量と積載物重量の割合は、約1:1を超えてよい、未満であってよい、または等しくてよい。所望される場合には、可動物体重量と積載物重量の割合は、1:2、1:3、1:4、1:5、1:10以下またはさらに少ないことがある。逆に、可動物体重量と積載物重量の割合は、2:1、3:1、4:1、5:1、10:1以上、またはさらに大きいことがある。
ある実施形態において、可動物体の消費エネルギーが低いことがある。例えば、可動物体は約5W/時、4W/時、3W/時、2W/時、1W/時未満、または以下のエネルギーを使用し得る。また、他の実施例では、可動物体の支持機構の消費エネルギーが低いことがある。例えば、支持機構は約5W/時、4W/時、3W/時、2W/時、1W/時未満、または以下のエネルギーを使用し得る。また、可動物体の搭載物の消費エネルギーは、約5W/時、4W/時、3W/時、2W/時、1W/時未満、または以下等の低いエネルギーであり得る。
図11には、無人航空機1100が、本発明の実施形態に従って示されている。無人航空機(UAV)は、本明細書に説明されるように、可動物体の例であり得る。無人航空機1100は4つの回転翼1102、1104、1106、及び1108を有する推進システムを含み得る。任意の数の回転翼が提供されてよい(例えば、1つ、2つ、3つ、4つ、5つ、6つ以上)。無人機の回転翼、回転翼アッセンブリ、及び他の推進システムは、無人機がホバーリングするあるいは位置を維持する、向きを変更する、または場所を変更することの少なくとも一つのことができるようにし得る。対向する回転翼の軸間の距離は任意の適切な長さ1110であり得る。例えば、長さ1110は、2m以下、または5m以下であり得る。ある実施形態において、長さ1110は40cmから1m、10cmから2m、または5cmから5mの範囲内にあり得る。本明細書におけるいかなる無人航空機の説明も、異なるタイプの可動物体等の可動物体に適用してよく、逆の場合も同じである。
ある実施形態では、可動物体は積載物1112を運ぶように構成できる。積載物は、1つ以上乗客、貨物、設備、計器等を含み得る。積載物は筐体内部に備え付けられることがある。筐体は可動物体の筐体とは別個であることもあれば、可動物体の筐体の一部分であることもある。逆に、積載物は筐体と共に備えつけられることがあり、その場合可動物体は筐体を有さない。また、積載物の一部分または積載物全体は筐体なしで提供できる。積載物は、可動物体に対してしっかりと固定できる。また、積載物は、可動物体に対して可動(例えば、可動物体に対して並進可能または回転可能)であり得る。
ある実施形態では、積荷は搭載物を含む。ある実施形態では、搭載物は、本明細書に説明したように、マルチメディアの記録と修復のための方法を実装し得る。例えば、可動物体は無人航空機でもよく、搭載物は図1〜2に関連して上述したような記録装置を含み得る。記録装置は、ビデオ、音声、及び無人航空機の周囲の他のデータを取得できる。ビデオのように取得されたデータは、制御端末、または基地局にストリームダウンしてもよい。本明細書に説明したように、マルチメディアファイルを修復する方法は、無人航空機、または他の移動乗り物にとって、特に重要であり得る。通常、無人航空機は自然の要素または敵の攻撃の少なくとも一方に曝される。従って、例えば、天候条件、着陸または離陸、または周囲の障害物からの衝撃のために、無人航空機及び無人航空機により運ばれる搭載物の誤動作または損傷の少なくとも一方を引き起こし得る。例えば、乱気流、衝撃、または無人航空機の墜落が起きると、記録装置の記録操作に不可欠な構成部品が、断線、または損傷し、記録の中断が発生する可能性がある。そのため、例えば無人航空機が搭載している記録装置は、記録媒体のコンテンツデータを保護できるように、そのような異常なイベントにより引き起こされる記録の中断が頻発する可能性が高い場合にも、スムーズに復帰するように備える必要がある。また、無人航空機の動作環境のために、無人航空機を搭載した記録装置の動作が突発的に中断してもデータを回復または修復することができるエラーに対する強さを備える必要がある。
搭載物は、どのような操作または機能も行わないようにできる。あるいは、搭載物は、機能搭載物としても知られているように、操作または機能を行う搭載物であってもよい。例えば、搭載物は、画像取得装置であり得る。任意の適切なセンサ、例えば、画像取得装置(例えば、カメラ)、オーディオ取得装置(例えば、パラボラマイクロホン)、赤外線撮像装置、または紫外線撮像装置を、搭載物に組み込むことができる。センサは、(例えば写真のような)静的なセンサデータ、または(例えばビデオのような)動的なセンサデータを提供できる。ある実施形態では、センサは搭載物の目標物体のためのセンサデータを提供する。
また、1つ以上の目標物体に信号を提供するために、搭載物は1つ以上の放射体を含み得る。照明光源または音源のような、任意の適切な放射体が使用できる。ある実施形態では、搭載物は、例えば可動物体から離れているモジュールと通信するために、1つ以上の送受信機を含む。例えば、その通信は、本明細書で説明した監視端末との通信でもよい。また、搭載物は、環境または目標物体と相互作用してもよい。例えば、搭載物は、工具、器具、またはロボットアームのように、対象物を操作できるメカニズムを含み得る。
また、積載物は、支持機構を含み得る。支持機構は、搭載物のために備えられ得る。搭載物は、支持機構を介して、直接的に(例えば、可動物体に直接、接触して)または、間接的に(例えば、可動物体に接触せずに)可動物体に接続できる。逆に、搭載物は、支持機構を使用せずに、可動物体に取り付け得る。搭載物は、支持機構と一体的に形成できる。あるいは、搭載物は、支持機構から除去可能に接続できる。ある実施形態において、搭載物は、1つ以上の搭載物要素を含み得る。搭載物要素の少なくとも1つは、上述したように、可動物体と支持機構の少なくとも1つに対して可動でよい。
支持機構は、可動物体と一体的に形成できる。あるいは、支持機構は、可動物体から除去可能に接続できる。支持機構は、可動物体に直接または間接に接続し得る。支持機構は、搭載物を支持し得る(例えば、搭載物の重量の少なくとも一部を支える)。支持機構は、搭載物の移動の安定と方向付けのいずれか、または両方を行うことができる適切な取付構造(例えば、ジンバルプラットフォーム)を含み得る。ある実施形態において、支持機構は、可動物体に対する搭載物の状態(例えば、位置と向きの少なくとも1つ)を制御できる。例えば、支持機構は、(例えば、1、2、または、3の並進度、及び、1、2、または、3の回転度のいずれかあるいは両方に関して)可動物体に対して移動できる。この場合、搭載物は、可動物体の移動に関わらず、適切な基準フレームに対して位置と向きの少なくとも1つを維持する。基準フレームは、固定基準フレーム(例えば、周囲環境)でよい。あるいは、基準フレームは、移動基準フレーム(例えば、可動物体、搭載物の目標物体)でよい。
ある実施形態では、支持機構と可動物体の少なくとも1つに対して搭載物を移動可能にできる。移動は、(例えば、1つ、2つ、または、3つの軸に沿った)3以下の自由度に関する並進、(例えば、1つ、2つ、または、3つの軸に沿った)3以下の自由度に関する回転、または、それらの任意の適切な組み合わせであり得る。
また、支持機構は、支持機構フレームアッセンブリ及び支持機構作動アッセンブリを備え得る。支持機構フレームアッセンブリは、搭載物を構造的に支持できる。支持機構フレームアッセンブリは、個々の支持機構フレーム部品を備え得る。支持機構フレーム部品の幾つかは、互いに対して可動でよい。支持機構作動アッセンブリは、個々の支持機構フレーム部品の移動を作動させる1つ以上のアクチュエータ(例えば、モータ)を備え得る。アクチュエータは、複数の支持機構フレーム部品を同時に移動させ得る、または、一度に1つの支持機構フレーム部品を移動させ得る。支持機構フレーム部品の移動によって、対応する搭載物を移動できる。例えば、支持機構作動アッセンブリは、1つ以上の回転軸(例えば、ロール軸、ピッチ軸、または、ヨー軸)を中心にした1つ以上の支持機構フレーム部品を回転させ得る。1つ以上の支持機構フレーム部品の回転によって、搭載物を可動物体に対して1つ以上の回転軸を中心に回転できる。あるいは、支持機構作動アッセンブリは、1つ以上の並進軸に沿って1つ以上の支持機構フレーム部品を並進させ得る。それによって、可動物体に対して1つ以上の対応する軸に沿って搭載物を並進させる。
本明細書では、本発明の好ましい実施形態を示して、説明してきたが、そのような実施形態は、実施例のために提供したものにすぎないことは、当業者には明らかである。本発明から逸脱せずに、数多くのバリエーション、変更や置換を、当業者は行うことができる。本発明を実施する際には、本明細書で説明した本発明の実施形態について、様々な代案を採用できることを理解されたい。以下の特許請求の範囲は、本発明の範囲を規定するものであり、これらの特許請求の範囲とその均等物の範囲内の方法、及び構造は、特許請求の範囲に包含されることを意図している。

Claims (27)

  1. 1つ以上のプロセッサによるマルチメディア情報を管理する方法において、前記1つ以上のプロセッサが、
    マルチメディアコンテンツデータを第1の記憶媒体に記憶するステップと、
    前記マルチメディアコンテンツデータに関連付けられた第1のマルチメディアコンテナ情報の第1の複製物を第2記憶媒体に記憶するステップと、
    前記第1のマルチメディアコンテナ情報の1つ以上のバックアップコピーを前記第1の記憶媒体に記憶するステップと、
    前記第1のマルチメディアコンテナ情報の第1の複製物及び前記第1のマルチメディアコンテナ情報の1つ以上のバックアップコピーから選択される1つの情報である第2のマルチメディアコンテナ情報と、前記第1の記憶媒体に記憶された前記マルチメディアコンテンツデータと、に基づき、マルチメディアコンテナファイルを生成するステップと、
    を実行する、マルチメディア情報を管理する方法。
  2. 前記マルチメディアコンテンツデータは、マルチメディアコンテナフォーマットに沿ったものであり、前記第1のマルチメディアコンテナ情報に含まれる請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の記憶媒体は、記録装置に取り外し可能に接続されている、請求項1または請求項2に記載の方法。
  4. 前記第2の記憶媒体は、前記記録装置に内部で接続されている、請求項3に記載の方法。
  5. 前記第1の記憶媒体、または前記第2の記憶媒体の少なくとも一方は、リモートの記憶媒体である、請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の方法。
  6. 前記マルチメディアコンテンツデータは、オーディオ、またはビデオデータを含む、請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の方法。
  7. 前記第1のマルチメディアコンテナ情報は、前記マルチメディアコンテンツデータのための符号化情報を含む、請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載の方法。
  8. 前記第1のマルチメディアコンテナ情報の1つ以上のバックアップコピーを更新するステップと、をさらに備える、請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載の方法。
  9. 前記第2のマルチメディアコンテナ情報は、前記第1のマルチメディアコンテナ情報の第1の複製物に関連付けられたマルチメディアコンテナファイルを生成するのに有効か否かを示す有効性指標の少なくとも一部に基づいて選択されるステップをさらに備える、請求項1乃至請求項8の何れか1項に記載の方法。
  10. 前記第1のマルチメディアコンテナ情報の第1の複製物が前記マルチメディアコンテナファイルを生成するのに有効であると判断された場合、前記第1のマルチメディアコンテナ情報の第1の複製物を前記第2のマルチメディアコンテナ情報として選択する請求項9に記載の方法。
  11. 前記第1のマルチメディアコンテナ情報の第1の複製物が前記マルチメディアコンテナファイルを生成するのに有効であると判断されなかった場合、前記第1のマルチメディアコンテナ情報の1つ以上のバックアップコピーのうちの1つを前記第2のマルチメディアコンテナ情報として選択する請求項9に記載の方法。
  12. 前記第1のマルチメディアコンテナ情報の1つ以上のバックアップコピーの1つを選択することは、前記第1のマルチメディアコンテナ情報の1つ以上のバックアップコピーの各々と、それぞれ関連付けられた更新指標に少なくとも部分的に基づいている、請求項11に記載の方法。
  13. 異常イベント発生後の操作の再開、またはマルチメディアコンテナファイル修復プロセスを開始する要求を知らせる、所定のイベントまたは条件に基づいて、前記第1のマルチメディアコンテナ情報の第1の複製物が前記マルチメディアコンテナファイルを生成するのに有効か否か判断される請求項9乃至請求項12の何れか1項に記載の方法。
  14. 1つ以上のプロセッサと、
    第1の記憶媒体と、
    第2の記憶媒体と、
    を備える装置において、
    前記1つ以上のプロセッサは、
    マルチメディアコンテンツデータを第1の記憶媒体に記憶させ、
    前記マルチメディアコンテンツデータに関連付けられた第1のマルチメディアコンテナ情報の第1の複製物を第2記憶媒体に記憶させ、
    前記第1のマルチメディアコンテナ情報の1つ以上のバックアップコピーを前記第1の記憶媒体に記憶させ、
    前記第1のマルチメディアコンテナ情報の第1の複製物及び前記第1のマルチメディアコンテナ情報の1つ以上のバックアップコピーから選択される1つの情報である第2のマルチメディアコンテナ情報と、前記第1の記憶媒体に記憶された前記マルチメディアコンテンツデータと、に基づき、マルチメディアコンテナファイルを生成させる装置。
  15. 前記マルチメディアコンテンツデータは、マルチメディアコンテナフォーマットに沿ったものであり、前記第1のマルチメディアコンテナ情報に含まれる請求項14に記載の装置。
  16. 前記第1の記憶媒体は、記録装置に取り外し可能に接続されている、請求項14または請求項15に記載の装置。
  17. 前記第2の記憶媒体は、前記記録装置に内部で接続されている、請求項16に記載の装置。
  18. 前記第1の記憶媒体、または前記第2の記憶媒体の少なくとも一方は、リモートの記憶媒体である、請求項14乃至請求項17の何れか1項に記載の装置。
  19. 前記マルチメディアコンテンツデータは、オーディオ、またはビデオデータを含む、請求項14乃至請求項18の何れか1項に記載の装置。
  20. 前記第1のマルチメディアコンテナ情報は、前記マルチメディアコンテンツデータのための符号化情報を含む、請求項14乃至請求項19の何れか1項に記載の装置。
  21. 前記1つ以上のプロセッサは、前記第1のマルチメディアコンテナ情報の1つ以上のバックアップコピーを更新する請求項14乃至請求項20の何れか1項に記載の装置。
  22. 前記1つ以上のプロセッサは、前記第2のマルチメディアコンテナ情報を前記第1のマルチメディアコンテナ情報の第1の複製物に関連付けられたマルチメディアコンテナファイルを生成するのに有効か否かを示す有効性指標の少なくとも一部に基づいて選択する、請求項14乃至請求項21の何れか1項に記載の装置。
  23. 前記1つ以上のプロセッサは、前記第1のマルチメディアコンテナ情報の第1の複製物が前記マルチメディアコンテナファイルを生成するのに有効であると判断された場合、前記第1のマルチメディアコンテナ情報の第1の複製物を前記第2のマルチメディアコンテナ情報として選択する請求項22に記載の装置。
  24. 前記1つ以上のプロセッサは、前記第1のマルチメディアコンテナ情報の第1の複製物が前記マルチメディアコンテナファイルを生成するのに有効であると判断されなかった場合、前記第1のマルチメディアコンテナ情報の1つ以上のバックアップコピーのうちの1つを前記第2のマルチメディアコンテナ情報として選択する請求項22に記載の装置。
  25. 前記第1のマルチメディアコンテナ情報の1つ以上のバックアップコピーの1つは、前記第1のマルチメディアコンテナ情報の1つ以上のバックアップコピーの各々と、それぞれ関連付けられた更新指標に少なくとも部分的に基づいている、請求項24に記載の装置。
  26. 異常イベント発生後の操作の再開、またはマルチメディアコンテナファイル修復プロセスを開始する要求を知らせる、所定のイベントまたは条件に基づいて、前記第1のマルチメディアコンテナ情報の第1の複製物が前記マルチメディアコンテナファイルを生成するのに有効か否か判断される請求項22乃至請求項25の何れか1項に記載の装置。
  27. 請求項14乃至請求項26の何れか1項に記載の装置を備える無人航空機。
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