以下に、本願に係る提示装置、提示方法、提示プログラム、端末装置、及び表示プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る提示装置、提示方法、提示プログラム、端末装置、及び表示プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
(実施形態)
〔1.提示処理〕
まず、図1を用いて、実施形態に係る提示処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る提示処理の一例を示す図である。図1に示す例においては、所定の対象が、ユーザが購入した商品、またはユーザが提供を受けたサービス(以下、併せて「商品等」とする場合がある)、またはその商品等を提供する提供元(以下、「ストア」とする場合がある)である場合を示す。具体的には、図1に示す例においては、ユーザU1が所有する端末装置10にユーザU1が利用した商品等やその商品等を提供するストアに対する評価情報を提示する場合を示す。図1に示す例においては、端末装置10において起動された所定のアプリにおいて、商品等やストアの評価情報が提示される。
また、図1に示す例においては、端末装置10において提示される評価情報の表示内容の変更に応じて、端末装置10を端末装置10−1〜端末装置10−4として説明する。なお、端末装置10−1〜10−4は同一の端末装置10である。また、以下では、端末装置10−1〜端末装置10−4について、特に区別なく説明する場合には、端末装置10と記載する。
まず、端末装置10−1において提示される評価情報について説明する。図1に示す例において、端末装置10は、提示装置100(図2参照)から受信したユーザU1が投稿した評価情報を表示する。例えば、端末装置10は、提示装置100(図2参照)に取得要求を送信することにより、ユーザU1に関する評価情報を受信する。
図1に示すように、端末装置10−1中の領域AR11には、公開される投稿者名がユーザU1であることを示す情報、ユーザU1が投稿した商品等に対する評価に関する統計的情報SI11(以下、「商品評価統計SI11」とする)、およびユーザU1が投稿したストアに対する評価に関する統計的情報SI21(以下、「ストア評価統計SI21」とする)が表示される。なお、以下では、評価を「レビュー」と表記する場合がある。
ここで、商品評価統計SI11及びストア評価統計SI21の詳細について説明する。まず、商品評価統計SI11には、ユーザU1がレビューを投稿した商品等の数が含まれる。図1に示す例においては、商品評価統計SI11には、ユーザU1がレビューを投稿した商品等の数が「3件」であることを示す情報が含まれる。また、商品評価統計SI11には、ユーザU1がレビューを投稿した商品等の割合を示す商品等への投稿率が「60%」であることを示す情報が含まれる。なお、ここでいう商品等への投稿率とは、ユーザU1が投稿可能になった商品等の数と、ユーザU1がレビューを投稿した商品等の数との割合を意味する。すなわち、図1に示す例においては、ユーザU1が投稿可能になった商品等の数は5件(=3×100/60)である。
また、図1に示す例においては、商品評価統計SI11には、商品等への投稿率が「60%」であることを示す情報として、文字情報「投稿率:60%」と、左端から右側へ延びるバーが含まれる。なお、図1に示す例において、ユーザU1が商品を購入したり、サービスの提供を受けたりした場合、その商品等に対してレビューが投稿可能になるものとする。
また、ストア評価統計SI21には、ユーザU1がレビューを投稿したストアの数が含まれる。図1に示す例においては、ストア評価統計SI21には、ユーザU1がレビューを投稿したストアの数が「2件」であることを示す情報が含まれる。また、ストア評価統計SI21には、ユーザU1がレビューを投稿したストアの割合を示す商品等への投稿率が「40%」であることを示す情報が含まれる。なお、ここでいうストアへの投稿率とは、ユーザU1が投稿可能になったストアの数と、ユーザU1がレビューを投稿したストアの数との割合を意味する。すなわち、図1に示す例においては、ユーザU1が投稿可能になったストアの数は5件(=2×100/40)である。
また、図1に示す例においては、ストア評価統計SI21には、ストアへの投稿率が「40%」であることを示す情報として、文字情報「投稿率:40%」と、左端から右側へ延びるバーが含まれる。なお、図1に示す例において、ユーザU1が商品を購入したり、サービスの提供を受けたりした場合、その商品等に提供するストアに対して投稿可能になるものとする。なお、投稿可能になるストアは、商品等の購入やサービスの提供を受けることをキャンセルしたストアが含まれてもよい。また、図1に示す例において、投稿可能になるストアは、商品等の各々に対応付けられるが、配送ごとに対応付けられてもよい。例えば、投稿可能になるストアは、同じ配送でユーザに届けられた商品Aと商品Bとに対応付けられてもよい。
また、領域AR11において商品評価統計SI11及びストア評価統計SI21の下部には、「商品レビュー」と表記された商品等タブCT11と「ストア評価」と表記されたストアタブCT21とが表示される。図1中の端末装置10−1においては、商品等タブCT11が選択されており、領域AR11の下部に位置する領域AR12〜AR14には、商品等に関する評価情報が表示される。すなわち、図1に示す例において、各領域AR12〜AR14には、ユーザU1が購入した商品に関する評価情報が表示される。なお、図1中の端末装置10−1においては、評価が未投稿の商品等から順に領域AR11の下部に表示される。
以下、端末装置10−1中の各領域AR12〜AR14に表示される各商品の評価情報について説明する。ここで、ストアDで購入した水Aは、ユーザU1が評価を投稿していない商品等のうちで、投稿可能になった日付が最新のものとする。すなわち、図1に示す例において、ストアDで水Aを購入した日付が、ユーザU1が評価を投稿していない商品等のうち最新である。そのため、図1中の端末装置10−1においては、領域AR11に続く領域AR12には、ストアDで購入した水Aに関する評価情報が表示される。
具体的には、領域AR12には、商品名を示す文字情報「商品名:水A」や水Aに関する画像IC12等が表示される。また、領域AR12には、水Aを購入したストアDを評価するための表示へ変更するストア情報SR12が表示される。なお、ストア情報SR12として「ストアD このストアを評価する」が表示される。例えば、ユーザU1はストア情報SR12を指でタッチする等して選択することにより、ストアDを評価する表示へ端末装置10の表示を変更させる。なお、ストアD等のストアを評価する表示については後述する。
また、領域AR12には、ストアDで購入した水Aに対する評価を示す採点情報GR12が表示される。図1に示す例において、領域AR12には、採点情報GR12として5つの星が表示される。端末装置10−1においては、ストアDで購入した水Aに対する評価が未投稿であるため、採点情報GR12として白抜きされた5つの星が表示される。なお、ユーザは、端末装置10−1中の採点情報GR12の星をタッチする等により、ストアDで購入した水Aに対する評価を入力できるが、詳細は後述する。
次に、端末装置10−1中の領域AR13に表示される商品の評価情報について説明する。ここで、ストアCで購入した洋服Bは、ユーザU1が評価を投稿していない商品等のうちで、投稿可能になった日付がストアDで購入した水Aの次に新しいものとする。すなわち、図1に示す例において、ストアCで洋服Bを購入した日付が、ユーザU1が評価を投稿していない商品等のうちストアDで購入した水Aの次に新しい。そのため、図1中の端末装置10−1においては、領域AR12に続く領域AR13には、ストアCで購入した洋服Bに関する評価情報が表示される。
具体的には、領域AR13には、商品名を示す文字情報「商品名:洋服B」や洋服Bに関する画像IC13等が表示される。また、領域AR13には、洋服Bを購入したストアCを評価するための表示へ変更するストア情報SR13が表示される。なお、ストア情報SR13として「ストアC このストアを評価する」が表示される。例えば、ユーザU1はストア情報SR13を指でタッチする等して選択することにより、ストアCを評価する表示へ端末装置10の表示を変更させる。
また、領域AR13には、ストアCで購入した洋服Bに対する評価を示す採点情報GR13が表示される。図1に示す例において、採点情報GR13として5つの星が表示される。端末装置10−1においては、ストアCで購入した洋服Bに対する評価が未投稿であるため、採点情報GR13として白抜きされた5つの星が表示される。
次に、端末装置10−1中の領域AR14に表示される商品の評価情報について説明する。ここで、ストアCで購入した洋服Aは、ユーザU1が評価を投稿済みの商品等のうちで、投稿可能になった日付が最新のものとする。すなわち、図1に示す例において、ストアCで洋服Aを購入した日付が、ユーザU1が評価を投稿済み商品等のうち最新である。そのため、図1中の端末装置10−1においては、領域AR13に続く領域AR14には、ストアCで購入した洋服Aに関する評価情報が表示される。
具体的には、領域AR14には、商品名を示す文字情報「商品名:洋服A」や洋服Aに関する画像IC14等が表示される。また、領域AR14には、洋服Aを購入したストアCを評価するための表示へ変更するストア情報SR14が表示される。なお、ストア情報SR14として「ストアC このストアを評価する」が表示される。なお、図1に示す例において、ストアは、提供した商品等の各々に対して評価されるものとする。すなわち、図1に示す例において、洋服Aを購入したストアCと、洋服Bを購入したストアBとは別々に評価される。
また、領域AR14には、ストアCで購入した洋服Aに対する評価を示す採点情報GR14が表示される。図1に示す例において、採点情報GR14として5つの星が表示される。端末装置10−1においては、ストアCで購入した洋服Aに対する評価が投稿済みであるため、採点情報GR14として黒塗りされた4つの星と白抜きされた1つの星とが表示される。図1に示す例においては、黒塗りされた星の数がユーザにより投稿された採点(評価)とする。すなわち、図1に示す例において、ストアCで購入した洋服Aに対するユーザU1の点数は、5点満点中4点であったことを示す。
また、領域AR14には、評価情報の編集するための表示に変更する編集情報ER14が表示される。なお、編集情報ER14として「この商品のレビューを編集する」が表示される。例えば、ユーザU1はストア情報SR14を指でタッチする等して選択することにより、ストアCで購入した洋服Aに対する評価情報を編集する表示へ端末装置10の表示を変更させる。図1に示す例において、編集情報ER14がユーザU1により選択された場合、ストアCで購入した洋服Aに対する評価情報を編集する画面、例えば、端末装置10−4中の領域AR121に示すような編集するための画面を表示する。
ここから、端末装置10−1における表示状態から、他の表示状態への変更について説明する。まず、表示切替MC1を行うことにより、端末装置10の表示を商品等に関する評価情報の表示から、ストアに関する評価情報の表示へ変更する場合を説明する。例えば、ユーザが領域AR11中のストアタブCT21を選択することにより、端末装置10は、商品等に関する評価情報の表示から、ストアに関する評価情報の表示へ変更する。具体的には、図1に示す例においては、端末装置10−1における表示から、端末装置10−2における表示へ変更する。図1に示すように、端末装置10−2中の領域AR11には、公開される投稿者名がユーザU1であることを示す情報、商品評価統計SI11、およびストア評価統計SI21が表示される。
図1中の端末装置10−2においては、ストアタブCT21が選択されており、領域AR11の下部に位置する領域AR22〜AR24には、ストアに関する評価情報が表示される。すなわち、図1に示す例において、各領域AR22〜AR24には、ユーザU1が商品等を提供したストアに関する評価情報が表示される。なお、図1中の端末装置10−2においては、評価が未投稿のストアから順に領域AR11の下部に表示される。
以下、端末装置10−2中の各領域AR22〜AR24に表示される各ストアの評価情報について説明する。ここで、水Aを購入したストアDは、ユーザU1が評価を投稿していないストアのうちで、投稿可能になった日付が最新のものとする。すなわち、図1に示す例において、ストアDで水Aを購入した日付が、ユーザU1が評価を投稿していないストア等のうち最新である。そのため、図1中の端末装置10−2においては、領域AR11に続く領域AR22には、ストアDで購入した水Aに関する評価情報が表示される。
具体的には、領域AR22には、ストア名を示す文字情報「ストア名:ストアD」やストアDに関する画像IC22等が表示される。また、領域AR22には、ストアDから提供された商品等を示すストア情報SR22が表示される。図1に示す例においては、ストア情報SR22として「購入した商品 水A」が表示される。なお、ユーザU1がストア情報SR22を選択した場合、ストアDで購入した水Aを評価するための表示へ端末装置10の表示を変更させてもよい。例えば、ユーザU1がストア情報SR22を選択した場合、端末装置10−2における表示から、端末装置10−1における表示へ変更してもよい。
また、領域AR22には、水Aを購入したストアDに対する評価を示す採点情報GR22が表示される。図1に示す例において、採点情報GR22として5つの星が表示される。端末装置10−2においては、水Aを購入したストアDに対する評価が未投稿であるため、採点情報GR22として白抜きされた5つの星が表示される。なお、ユーザは、端末装置10−2中の採点情報GR22の星をタッチする等により、水Aを購入したストアDに対する評価を入力できる。なお、ストアに対する評価を示す採点情報は、商品等に対する評価を示す採点情報と同様である。
次に、端末装置10−2中の領域AR23に表示されるストアの評価情報について説明する。ここで、洋服Bを購入したストアCは、ユーザU1が評価を投稿していないストアのうちで、投稿可能になった日付が水Aを購入したストアDでの次に新しいものとする。すなわち、図1に示す例において、ストアCで洋服Bを購入した日付が、ユーザU1が評価を投稿していないストアのうちで水Aを購入したストアDの次に新しい。そのため、図1に示す例においては、領域AR22に続く領域AR23には、洋服Bを購入したストアCに関する評価情報が表示される。
具体的には、領域AR23には、ストア名を示す文字情報「ストア名:ストアC」やストアCに関する画像IC23等が表示される。また、領域AR23には、ストアCから提供された商品等を示すストア情報SR23が表示される。図1に示す例においては、ストア情報SR23として「購入した商品 洋服B」が表示される。また、領域AR23には、洋服Bを購入したストアCに対する評価を示す採点情報GR23が表示される。
次に、端末装置10−2中の領域AR24に表示されるストアの評価情報について説明する。ここで、美容Aのサービスを受けたストアBは、ユーザU1が評価を投稿していないストアのうちで、投稿可能になった日付が3番目に新しいものとする。すなわち、図1に示す例において、ストアCで美容Aの提供を受けた日付が、ユーザU1が評価を投稿していないストアのうちで、洋服Bを購入したストアCの次に新しい。そのため、図1に示す例においては、領域AR23に続く領域AR24には、美容Aのサービスを受けたストアBに関する評価情報が表示される。
具体的には、領域AR24には、ストア名を示す文字情報「ストア名:ストアB」やストアBに関する画像IC24等が表示される。また、領域AR24には、ストアBから提供された商品等を示すストア情報SR24が表示される。図1に示す例においては、ストア情報SR24として「受けたサービス 美容A」が表示される。また、領域AR24には、美容Aのサービスを受けたストアBに対する評価を示す採点情報GR24が表示される。なお、ここでいう美容Aとは、例えば美容院であるストアBにおいて提供されるカットやカラーリング等の所定のサービスを意味する。このように、端末装置10−2においては、各ストアに関する評価情報が表示される。
なお、商品等に関する評価情報の表示からストアに関する評価情報の表示への変更は、端末装置10−1中のストア情報SR12〜SR14が選択されることにより行われてもよい。この場合、端末装置10−2に表示される評価情報の表示位置は、選択されたストア情報SR12〜SR14に応じて変更してもよい。例えば、端末装置10−1においてストア情報SR13が選択された場合、洋服Bを購入したストアCに関する評価情報を表示する領域AR23が端末装置10−2の画面の上端に位置するように表示されてもよい。また、図1に示す例においては、ユーザU1が商品等タブCT11を選択することにより、端末装置10−2における表示から、端末装置10−1における表示へ変更する。なお、ストアに関する評価情報の表示から商品等に関する評価情報の表示へ変更は、端末装置10−2中のストア情報SR22〜SR24が選択されることにより行われてもよい。
次に、端末装置10−1における表示状態から、スクロール操作MS1を行い領域AR14より下部の領域を表示する場合を説明する。例えば、ユーザが端末装置10にタッチした指を下から上に移動させることにより、領域AR14より下部に位置する領域AR15、AR16を表示する。具体的には、図1に示す例においては、端末装置10−1における表示から、端末装置10−3における表示へ変更する。図1に示すように、端末装置10−3には、領域AR13〜AR16が表示される。端末装置10−3における領域AR13、AR14に表示される評価情報は、端末装置10−1における領域AR13、AR14に表示される評価情報を同様である。
ここから、端末装置10−3中の領域AR15に表示される商品の評価情報について説明する。ここで、ストアBでサービスを受けた美容Aは、ユーザU1が評価を投稿済みの商品等のうちで、投稿可能になった日付がストアCで購入した洋服Aの次に新しいものとする。すなわち、図1に示す例において、ストアBで美容Aのサービスを受けた日付が、ユーザU1が評価を投稿済み商品等のうちストアCで購入した洋服Aの次に新しい。そのため、図1中の端末装置10−3においては、領域AR14に続く領域AR15には、ストアBでサービスを受けた美容Aに関する評価情報が表示される。
具体的には、領域AR15には、商品名を示す文字情報「サービス名:美容A」や美容Aに関する画像IC15等が表示される。また、領域AR15には、美容Aのサービスを受けたストアBを評価するための表示へ変更するストア情報SR15が表示される。なお、ストア情報SR15として「ストアB このストアを評価する」が表示される。また、領域AR15には、ストアBでサービスを受けた美容Aに対する評価を示す採点情報GR15が表示される。また、領域AR15には、評価情報の編集するための表示に変更する編集情報ER15が表示される。なお、編集情報ER15として「この商品のレビューを編集する」が表示される。例えば、ユーザU1は編集情報ER15を指でタッチする等して選択することにより、ストアBでサービスを受けた美容Aに対する評価情報を編集する表示へ端末装置10の表示を変更させる。
次に、端末装置10−3中の領域AR16に表示される商品の評価情報について説明する。ここで、ストアAで購入した水Aは、ユーザU1が評価を投稿済みの商品等のうちで、投稿可能になった日付が3番目に新しいものとする。すなわち、図1に示す例において、ストアAで水Aを購入した日付が、ユーザU1が評価を投稿済み商品等のうちストアBでサービスを受けた美容Aの次に新しい。そのため、図1中の端末装置10−3においては、領域AR15に続く領域AR16には、ストアAで購入した水Aに関する評価情報が表示される。なお、図1に示す例において、商品等は、提供を受けた商品等の各々に対して評価されるものとする。すなわち、図1に示す例において、ストアDで購入した水Aと、ストアAで購入した水Aとは評価される。また、ストアAにおいて水Aを複数回購入した場合、その購入した水A毎に評価されてもよい。
具体的には、領域AR16には、商品名を示す文字情報「商品名:水A」や水Aに関する画像IC16等が表示される。また、領域AR16には、ストアAで購入した水Aを評価するための表示へ変更するストア情報SR16が表示される。なお、ストア情報SR16として「ストアA このストアを評価する」が表示される。また、領域AR16には、ストアAで購入した水Aに対する評価を示す採点情報GR16が表示される。また、領域AR16には、評価情報の編集するための表示に変更する編集情報ER16が表示される。なお、編集情報ER16として「この商品のレビューを編集する」が表示される。例えば、ユーザU1は編集情報ER16を指でタッチする等して選択することにより、ストアAで購入した水Aに対する評価情報を編集する表示へ端末装置10の表示を変更させる。
このように、端末装置10−3においては、端末装置10−1において表示された領域AR14よりも下部の領域AR15、AR16が表示される。
次に、端末装置10−1における表示状態から、評価入力ME1によりコメント欄等を表示する状態へ変更する場合を説明する。図1に示す例においては、ユーザが端末装置10−1中の採点情報GR12の星をタッチする等により、ストアDで購入した水Aに対する評価を投稿する画面が表示される。図1に示す例においては、例えば、ユーザが端末装置10−1中の採点情報GR12の中央の星をタッチすることにより、ストアDで購入した水Aに対するユーザU1の点数が5点満点中3点と入力される。これにより、図1に示す例においては、端末装置10−1における表示から、端末装置10−4における表示へ変更する。図1に示すように、端末装置10−4中の領域AR12の下部には、ストアDで購入した水Aに対するコメント等の評価情報の入力を受け付ける領域AR121が表示される。
なお、端末装置10は、商品等やストアに対する点数を種々の操作により受け付けてもよい。例えば、端末装置10は、ユーザが採点情報GR12に表示された領域をタッチした指を左から右へ移動させた場合に、その移動量に応じて点数を増加させてもよい。また、端末装置10は、ユーザが採点情報GR12に表示された領域をタッチした指を右から左へ移動させた場合に、その移動量に応じて点数を減少させてもよい。
ここで、端末装置10−4中の領域AR121の表示について説明する。端末装置10−4中の領域AR121には、ストアDで購入した水Aに対するコメントの入力を受け付けるコメント入力欄IR11が表示される。また、端末装置10−4中の領域AR121には、コメント入力欄IR11に入力された文字情報に基づくコメントの充実度を示す充実度メータCR11が表示される。なお、充実度メータCR11の表示態様は、コメント入力欄IR11に入力された文字情報に応じて変更されるが、充実度メータCR11の表示態様の変更についての詳細は後述する。端末装置10−4中の領域AR121には、ストアDで購入した水Aに対するコメントのタイトルの入力を受け付けるタイトル入力欄IR12が表示される。
また、端末装置10−4中の領域AR121には、コメント入力欄IR11に入力したコメントを他のソーシャルメディアへの投稿可否を指定する、共有ボタンSB11、SB12が表示される。図1に示す例において、共有ボタンSB11にチェックが入っているため、コメント入力欄IR11に入力されたコメントは、ソーシャルAにも投稿される。また、端末装置10−4中の領域AR121には、「投稿する」と表示された投稿ボタンPB11が表示される。例えば、ユーザU1が投稿ボタンPB11を押下することにより、ストアDで購入した水Aに対するユーザU1の評価情報が投稿される。
上述したように、図1に示す例において、端末装置10には、ユーザU1が投稿した商品等に対する評価に関する統計的情報である商品評価統計SI11や、ユーザU1が投稿したストアに対する評価に関する統計的情報であるストア評価統計SI21が表示される。また、商品評価統計SI11やストア評価統計SI21が表示される領域AR11の下部には、評価が未投稿の商品等やストアから順に表示される。また、端末装置10において、各領域AR12〜AR16、AR22〜AR24には、商品等やストアの各々に対する評価を示す採点情報GR12〜GR16、GR22〜GR24が表示される。そして、ユーザU1による採点情報GR12〜GR16、GR22〜GR24に対する所定の操作に応じて、コメント等の評価情報の入力を受け付ける領域が表示される。
図1に示す例においては、ユーザU1の採点情報GR12に対する操作に応じて、ストアDで購入した水Aに対するコメント等の評価情報の入力を受け付ける領域AR121が表示される。ユーザU1は、端末装置10−4中の領域AR121に表示されたコメント入力欄IR11等の各種入力を受け付ける部分により、ストアDで購入した水Aに対する評価情報を投稿する。このように、提示装置100は、商品等やストアに対する評価に関する統計的情報や未投稿の商品等やストアを提示することにより、ユーザによるレビューの投稿を促進することができる。すなわち、提示装置100は、ユーザによるレビューの統計的情報等を可視化してユーザに提示することにより、ユーザにレビューの投稿の動機づけを行い、ユーザによるレビューの投稿を促進することができる。
なお、ユーザによるレビューの投稿を促進するために、提示システム1(図2参照)は、ユーザの投稿率に応じて、ユーザに所定の対価(インセンティブ)を付与してもよい。例えば、ユーザの商品等に対する投稿率が80%に達した場合、提示システム1は、そのユーザに所定のサービスで利用可能なポイントの付与や商品等のサンプルの先行提供を行ってもよい。これにより、提示装置100は、ユーザによるレビューの投稿を促進することができ、多くのレビューの投稿によりレビューを充実させることができる。
投稿可能になる商品等の数は、各ストアにおける商品等について1つとしてもよい。例えば、図1に示す例において、ユーザU1が、ストアAで水Aを複数回(例えば、10回等)購入した場合であっても、ユーザU1が、ストアAで購入した水Aに対する評価は1つとしてもよい。これにより、提示システム1は、同じストアで同じ商品を定期的に購入するユーザに、毎回レビューを投稿させる負荷を抑制し、定期的に商品を購入するユーザや定期的にサービスの提供を受けるユーザの投稿率が低下することを抑制できる。そのため、提示装置100は、定期的に商品を購入するユーザ等のユーザがレビューを投稿するモチベーションが低下することを抑制でき、多くのレビューの投稿によりレビューを充実させることができる。
なお、図1に示す例において、提示システム1は、ユーザU1が希望する場合、ストアAで購入した水Aに対する評価を購入する毎に投稿を受け付けてもよい。この場合、提示装置100は、レビューが投稿されたストアAで購入した水Aの数を、ユーザU1が投稿可能になった商品等の数に加えてもよい。これにより、提示システム1は、投稿数や投稿率を増加させることを希望するユーザには定期的に購入する商品等へのレビューの投稿により投稿数や投稿率を増加させることを可能にしつつ、ユーザが定期的に購入する商品等にレビューを投稿しなくても、投稿率を下げることを抑制できる。例えば、所定のインセンティブがユーザのレビュー総数と投稿率とに基づいて付与される場合、ユーザU1は、定期的にストアAで購入する水Aのレビューを投稿することにより、投稿済みのレビュー数を増加させ、所定のインセンティブを受けることが可能となる。また、提示装置100は、ユーザによるレビューの投稿を促進することができ、多くのレビューの投稿によりレビューを充実させることができる。
なお、図1に示す例においては、ユーザU1にユーザU1の商品等やストアに対する評価に関する統計的情報や未投稿の商品等やストアを提示する場合を示したが、提示システム1は、例えばユーザU2にユーザU1の統計的情報等を提示してもよい。すなわち、提示システム1は、ユーザに他のユーザの統計的情報等を提示してもよい。これにより、提示システム1は、ユーザ間において投稿率等の情報を可視化することにより、ユーザによるレビューの投稿を促進することができ、多くのレビューの投稿によりレビューを充実させることができる。また、提示システム1は、ユーザのレビューの投稿数や投稿率に応じて、所定のランク付けを行ってもよい。例えば、提示システム1は、投稿率が80%以上の人を優ランクとし、投稿率が60%以上80%未満の人を良ランクとし、投稿率が60%未満の人を普通ランクとしてもよい。これにより、提示装置100は、ユーザによるレビューの投稿を促進することができ、多くのレビューの投稿によりレビューを充実させることができる。
なお、上記例において、端末装置10に表示される商品等やストアの評価情報やその表示態様は一例であって、目的に応じて種々の情報を表示し、目的に応じて種々の表示態様で表示されてもよい。例えば、端末装置10には、統計的情報として、レビューが未登録の商品等の数やレビューが未登録のストアの数を表示してもよい。これにより、提示装置100は、ユーザによるレビューの投稿を促進することができ、多くのレビューの投稿によりレビューを充実させることができる。
また、図1に示す例においては、端末装置10において統計的情報が表示される領域AR11に下に並ぶ商品等やストアの順序は、レビューが未登録の商品等であって、登録可能になった日付が新しい商品等から順に表示される場合を示した。例えば、端末装置10には、レビューが登録済みの商品等から順に表示し、その下部にレビューが未登録の商品等が表示されてもよい。また、例えば、端末装置10には、後述する通知情報の通知タイミングが近いものから順にレビューが未登録の商品等が表示されてもよい。また、例えば、端末装置10には、他のユーザによるレビューの総数が少ない商品等であって、ユーザによるレビューが未登録の商品等から順に表示されてもよい。また、例えば、端末装置10には、商品等の属性が類似するもの同士が連続して表示される順序で一覧表示されてもよい。
また、端末装置10には、複数の商品等を併せて評価の投稿を可能とするような表示態様で商品等が表示されてもよい。例えば、表示順が連続する2つの商品等が表示される表示領域に「併せて評価」ボタンを表示し、そのボタンが押下された場合、その2つの商品に対して併せて評価の投稿を受け付けてもよい。また、ユーザがコメントの入力等の評価を行う場合、過去の評価の履歴に基づいて比較対象を提示してもよい。この場合、ユーザは過去に自分が行った評価と比較しながら商品等に対する評価を行うことができるため、ユーザが評価を投稿することを容易化できる。このように、提示システム1においては、ユーザがレビューを登録可能になった商品等を目的に応じて種々の基準に基づいた順序で提示してもよい。なお、ストアの表示順についても同様である。
〔2.提示システムの構成〕
図2に示すように、提示システム1は、端末装置10と、提供元装置50と、電子商取引装置200と、提示装置100とが含まれる。端末装置10と、提供元装置50と、電子商取引装置200と、提示装置100とは所定のネットワークNを介して、有線または無線により通信可能に接続される。なお、図2に示した提示システム1には、複数台の端末装置10や、複数台の提供元装置50、複数台の電子商取引装置200や、複数台の提示装置100が含まれてもよい。
端末装置10は、ユーザによって利用される情報処理装置である。端末装置10は、ユーザによる操作に従って、アプリケーション(以下、「アプリ」と称する場合がある)を起動する。なお、以下では、端末装置10をユーザと表記する場合がある。すなわち、以下では、ユーザを端末装置10と読み替えることもできる。なお、上述した端末装置10は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)や、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等により実現される。
提供元装置50は、商品等を提供するストアによって利用される情報処理装置である。例えば、提供元装置50は、電子商取引装置200を介して、端末装置10を利用するユーザとの間で電子商取引を行う。また、例えば、提供元装置50は、例えば提示装置100が電子商取引サービスを提供する場合、提示装置100を介して端末装置10を利用するユーザとの間で電子商取引を行ってもよい。
電子商取引装置200は、電子商取引サービスを提供する情報処理装置である。例えば、電子商取引装置200は、ストアによって利用される提供元装置50から商取引を行う商品等の情報を受け付ける。また、例えば、電子商取引装置200は、端末装置10からの要求に応じて、提供元装置50から受け付けた商品等の情報を配信する。また、例えば、電子商取引装置200は、端末装置10から提供元装置50から受け付けた商品等の商取引に関する情報を受け付ける。例えば、電子商取引装置200は、端末装置10から提供元装置50から受け付けた商品を購入する意思表示に関する情報を受け付ける。また、電子商取引装置200は、提示装置100に電子商取引に関する各種情報を送信する。例えば、電子商取引装置200は、端末装置10を利用するユーザが購入した商品に関する情報や提供を受けたサービスに関する情報を提示装置100に送信する。また、例えば、電子商取引装置200は、商品等を提供するストアに関する情報を提示装置100に送信する。また、例えば、電子商取引装置200は、端末装置10から商品等やサービスに対するユーザの評価を取得してもよい。
提示装置100は、端末装置10からの提示要求に応じて、端末装置10を利用するユーザにおける評価に関する統計的情報を提示する情報処理装置である。また、提示装置100は、電子商取引装置200から、ユーザが評価を投稿可能な所定の対象である商品等やサービスに関する情報を取得する。また、提示装置100は、端末装置10から商品等やサービスに対するユーザの評価を取得する。なお、提示装置100が電子商取引サービスを提供する場合、提示装置100は、電子商取引サービスにおける情報に基づいて、ユーザが評価を投稿可能な所定の対象に関する情報を収集してもよい。また、電子商取引装置200が端末装置10から商品等やサービスに対するユーザの評価を取得する場合、提示装置100は、電子商取引装置200から商品等やサービスに対するユーザの評価を取得してもよい。また、端末装置10から商品等やサービスに対するユーザの評価の投稿を取得する外部装置がある場合、提示装置100は、その外部装置から商品等やサービスに対するユーザの評価を取得してもよい。
〔3.提示装置の構成〕
次に、図3を用いて、実施形態に係る提示装置100の構成について説明する。図3は、実施形態に係る提示装置100の構成例を示す図である。図3に示すように、提示装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、提示装置100は、提示装置100の管理者等から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークと有線または無線で接続され、端末装置10との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。実施形態に係る記憶部120は、図3に示すように、対象情報記憶部121と、評価情報記憶部122とを有する。
(対象情報記憶部121)
実施形態に係る対象情報記憶部121は、所定の対象に関する情報を記憶する。所定の対象である商品等に関する情報やその商品等を提供するストアに関する情報を記憶する。図4には、対象情報記憶部121に記憶される対象に関する情報の一例を示す。図4に示すように、対象情報記憶部121は、公衆放送に関する情報として、「ユーザID」、「取引ID」、「商品/サービス名」、「時刻」、「提供元」といった項目が含まれる。
「ユーザID」は、ユーザを識別するための識別情報を示す。例えば、ユーザID「U1」により識別されるユーザは、図1の例に示したユーザU1に対応する。また、「取引ID」は、対応するユーザが行った電子商取引を識別するための識別情報を示す。また、「商品/サービス名」は、対応する取引IDにより識別される電子商取引においてユーザが購入した商品や提供を受けたサービスを示す。また、「時刻」は、対応する取引IDにより識別される電子商取引に関する時刻を示す。例えば、対応する取引IDにより識別される取引が商品に関する取引である場合、「時刻」は、対応する取引IDにより識別される取引における商品がユーザに送達された時刻であってもよい。例えば、対応する取引IDにより識別される取引がサービスに関する取引である場合、「時刻」は、対応する取引IDにより識別される取引におけるサービスの提供をユーザが受けた時刻、例えば予約時刻等であってもよい。例えば、「時刻」は、対応する取引IDにより識別される電子商取引に関する契約が成立した時刻であってもよい。また、「提供元」は、対応する商品またはサービスを提供するストアを示す。
例えば、図4に示す例において、ユーザU1は、取引ID「T11」〜「T15」等により識別される電子商取引を行ったことを示す。また、取引ID「T11」により識別される電子商取引の対象は商品「水A」であることを示す。また、取引ID「T11」により識別される電子商取引の時刻は、「2015年7月11日12時01分35秒」であることを示す。また、取引ID「T11」により識別される電子商取引の商品「水A」を提供する提供元は、「ストアA」であることを示す。
なお、対象情報記憶部121は、上記は対象に関する情報の一例であって、対象に関する情報であれば目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、対象情報記憶部121は、商品やサービスなどの取引価格に関する情報などを記憶してもよい。また、対象情報記憶部121は、ユーザがキャンセルした商品やサービスなどに関する情報などを記憶してもよい。また、取引IDには複数の商品やサービスが対応付けられてもよい。例えば、ユーザがまとめて購入した複数の商品には同じ取引IDが対応付けられてもよい。この場合、対象情報記憶部121には、商品やサービスを識別する情報が記憶されてもよい。そして、商品やサービスを識別する情報が各商品等を識別する情報として用いられてもよい。
(評価情報記憶部122)
実施形態に係る評価情報記憶部122は、評価(レビュー)に関する情報を記憶する。図5には、評価情報記憶部122に記憶されるユーザに関する情報の一例を示す。図5に示すように、評価情報記憶部122は、評価に関する情報として、「ユーザID」、「カテゴリ」、「評価ID」、「評価対象」、「取引ID」、「評価情報」といった項目が含まれる。
「ユーザID」は、ユーザを識別するための識別情報を示す。また、「カテゴリ」は、評価対象が分類されるカテゴリを示す。図5に示す例におけるカテゴリは、「商品」、「ストア」である。なお、カテゴリ「商品」には、商品やサービスが分類され、「ストア」商品等の提供元であるストアが分類される。また、「評価ID」は、対応する評価対象に対する評価を識別するための識別情報を示す。また、「評価対象」は、対応するユーザが投稿可能になった対象である商品等やストアを示す。また、「取引ID」は、対応する評価対象に関する電子商取引を識別するための識別情報を示す。
また、評価情報には、「点数」、「コメント」、「充実度」といった項目が含まれる。「点数」は、対応する評価対象に関するユーザの評価である点数を示す。例えば、「点数」には、対応する評価対象に関するユーザの評価が5点満点中の何点かを示す。「コメント」は、対応する評価対象に関してユーザが投稿したコメントを示す。また、「充実度」、対応する評価対象に関するユーザの評価の充実度を示す。例えば、「充実度」には、対応する評価対象に関するユーザの評価(コメント)の充実度が10点満点中の何点かを示す。
例えば、図5に示す例において、評価ID「RG11」〜「RG13」や評価ID「RS11」、「RS13」等により識別される評価対象には、ユーザU1により評価情報が投稿されたことを示す。また、図5に示す例において、評価ID「RG11」により識別される評価対象「水A」は、評価情報としてコメントが未投稿であることを示す。また、評価ID「RG14」、「RG15」、「RS12」、「RS14」、「RS15」等により識別される評価対象には、ユーザU1による評価情報が未投稿であることを示す。
例えば、図5に示す例において、評価ID「RS11」により識別される評価対象「ストアA」は、点数が「2.5」であることを示す。また、評価ID「RS11」により識別される評価対象「ストアA」には、コメントとして「何度も利用しているのですが…」といった文字情報が投稿され、充実度が「6」であることを示す。
また、評価情報記憶部122は、評価対象に関する画像や画像へのファイルパス等の情報を記憶する。なお、評価情報記憶部122は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、評価情報記憶部122は、評価対象に関する評価情報が投稿された時刻に関する情報を記憶してもよい。
(制御部130)
図3の説明に戻って、制御部130は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、提示装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(配信プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図3に示すように、制御部130は、取得部131と、生成部132と、提示部133とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図3に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部130が有する各処理部の接続関係は、図3に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
(取得部131)
取得部131は、ユーザが評価を投稿可能な所定の対象に関する情報を取得する。例えば、取得部131は、ユーザと所定の関係を有する商品またはサービスに関する情報を取得する。具体的には、取得部131は、ユーザが取引した商品またはサービスに関する情報を取得する。例えば、取得部131は、ユーザと所定の関係を有する提供元であるストアに関する情報を取得する。具体的には、取得部131は、ユーザが取引したストアに関する情報を取得する。また、例えば、取得部131は、ユーザが評価を投稿可能な商品等やストアに関する情報を取得する。また、例えば、取得部131は、電子商取引装置200から電子商取引に関する各種情報を送信する。例えば、取得部131は、電子商取引装置200からユーザが取引を行った商品等やストアに関する情報を取得する。
また、取得部131は、ユーザによる所定の対象に対する評価を取得する。例えば、取得部131は、ユーザによる商品またはサービスに対する評価を取得する。また、例えば、取得部131は、ユーザによる提供元であるストアに対する評価を取得する。例えば、取得部131は、端末装置10から商品等やストアに対するレビューを取得する。また、電子商取引装置200が端末装置10から商品等やサービスに対するユーザの評価を取得する場合、取得部131は、電子商取引装置200から商品等やサービスに対するユーザの評価を取得してもよい。また、端末装置10から商品等やサービスに対するユーザの評価の投稿を取得する外部装置がある場合、取得部131は、その外部装置から商品等やサービスに対するユーザの評価を取得してもよい。
また、取得部131は、端末装置10からユーザにおける評価に関する統計的情報の提示を要求する提示要求を取得してもよい。また、取得部131は、評価として文字情報を取得する。例えば、取得部131は、評価情報に含まれるコメントとして入力された文字情報を取得する。また、取得部131は、ユーザによる評価の他のサービスへの投稿に関する情報を取得する。例えば、取得部131は、ユーザによる評価をソーシャルメディアへの投稿の可否を示す情報を取得する。
(生成部132)
生成部132は、取得部131により取得された所定の対象に関する情報と所定の対象に対する評価とに基づいて、ユーザにおける評価に関する統計的情報を生成する。例えば、生成部132は、取得部131により取得された商品またはサービスに関する情報と、商品またはサービスに対する評価に基づいて、ユーザにおける評価に関する統計的情報を生成する。また、例えば、生成部132は、取得部131により取得された提供元であるストアに関する情報と、ストアに対する評価に基づいて、ユーザにおける評価に関する統計的情報を生成する。
また、例えば、生成部132は、ユーザが評価を投稿可能な所定の対象の数と、ユーザが評価を投稿した所定の対象の数との割合を示す統計的情報を生成する。具体的には、生成部132は、ユーザが評価を投稿可能な商品等の数と、ユーザが評価を投稿した商品等の数との割合を示す統計的情報を生成する。また、具体的には、生成部132は、ユーザが評価を投稿可能なストアの数と、ユーザが評価を投稿したストアの数との割合を示す統計的情報を生成する。
生成部132は、所定の対象が評価を投稿可能に一覧表示される一覧情報を生成する。例えば、生成部132は、商品等が評価を投稿可能に一覧表示される一覧情報を生成する。具体的には、生成部132は、ユーザが取引した商品等が評価を投稿可能に一覧表示される一覧情報を生成する。また、例えば、生成部132は、ストアが評価を投稿可能に一覧表示される一覧情報を生成する。具体的には、生成部132は、ユーザが取引したストアが評価を投稿可能に一覧表示される一覧情報を生成する。なお、生成部132が生成する一覧情報は、所定の対象が評価を投稿可能に一覧表示される画像情報であってもよい。
生成部132は、所定の対象が投稿可能になった日時に基づいて並んだ一覧情報を提示する。例えば、生成部132は、商品等が投稿可能になった日時に基づいて並んだ一覧情報を提示する。また、例えば、生成部132は、ストアが投稿可能になった日時に基づいて並んだ一覧情報を提示する。また、生成部132は、所定の対象の属性に基づいて並んだ一覧情報を提示する。例えば、生成部132は、商品等が投稿可能になった日時に基づいて並んだ一覧情報を提示する。
生成部132は、所定の対象が所定の対象の属性に基づいて並んだ一覧情報を生成する。例えば、生成部132は、通知情報の通知するタイミングが近いものから順にレビューが未登録の商品等が表示されてもよい。また、生成部132は、所定の対象が所定の対象に対して評価を行った他のユーザの数に基づいて並んだ一覧情報を提示する。例えば、生成部132は、他のユーザによるレビューの総数が少ない商品等であって、ユーザによるレビューが未登録の商品等から順に並んだ一覧情報を生成する。
生成部132は、ユーザによる評価に基づいてスコアを算出し、スコアに関する情報を生成する。例えば、生成部132は、ユーザにより入力されたコメントに基づいてスコアとして充実度を算出し、スコアに関する情報としてコメントの充実度に関する情報を生成する。また、生成部132は、取得部131により取得された文字情報の有用性に基づいてスコアを算出し、スコアに関する情報を生成する。また、生成部132は、取得部131により取得された文字情報の文字数に基づいてスコアを算出し、スコアに関する情報を生成する。
また、生成部132は、取得部131により取得された他のサービスへの投稿に関する情報に基づいてスコアを算出し、スコアに関する情報を生成する。また、生成部132は、ユーザによる評価が未投稿の所定の対象に対する評価を促す通知情報を生成する。例えば、生成部132は、ユーザによる評価が未投稿の商品等に対する評価を促す通知情報を生成する。また、例えば、生成部132は、ユーザによる評価が未投稿のストアに対する評価を促す通知情報を生成する。
(提示部133)
提示部133は、ユーザにおける評価に関する統計的情報を提示する。例えば、提示部133は、生成部132により生成された統計的情報を端末装置10へ提示する。提示部133は、生成部132により生成された一覧情報を提示する。例えば、提示部133は、所定の対象が評価を投稿可能に一覧表示される一覧情報を提示する。また、例えば、提示部133は、所定の対象が投稿可能になった日時に基づいて並んだ一覧情報を提示する。また、例えば、提示部133は、所定の対象が所定の対象の属性に基づいて並んだ一覧情報を提示する。また、例えば、提示部133は、所定の対象が所定の対象に対して評価を行った他のユーザの数に基づいて並んだ一覧情報を提示する。
また、提示部133は、ユーザによる評価に基づいて算出されるスコアに関する情報を提示する。例えば、提示部133は、生成部132により生成されたスコアに関する情報を端末装置10に提示する。例えば、提示部133は、ユーザにより入力されたコメントに基づいてスコアとして充実度に関する情報を提示する。また、提示部131は、ユーザによる評価が未投稿の所定の対象に対する評価を促す通知情報を提示する。例えば、提示部133は、生成部132により生成され通知情報を端末装置10に提示する。
〔4.端末装置の構成〕
次に、図6を用いて、実施形態に係る端末装置10の構成について説明する。図6は、実施形態に係る端末装置10の構成例を示す図である。図6に示すように、端末装置10は、通信部11と、記憶部12と、入力部13と、出力部14と、制御部15とを有する。
(通信部11)
通信部11は、例えば、通信回路等によって実現される。そして、通信部11は、図示しない所定のネットワークと有線または無線で接続され、提示装置100や電子商取引装置200や提供元装置50との間で情報の送受信を行う。
(記憶部12)
記憶部12は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部12は、例えば、端末装置10にインストールされているアプリケーションに関する情報、例えばプログラム等を記憶する。
(入力部13)
入力部13は、ユーザからの各種操作を受け付ける。例えば、入力部13は、タッチパネル機能により表示面を介してユーザからの各種操作を受け付けてもよい。また、入力部13は、端末装置10に設けられたボタンや、端末装置10に接続されたキーボードやマウスからの各種操作を受け付けてもよい。
(出力部14)
出力部14は、例えば液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等によって実現されるタブレット端末等の表示画面であり、各種情報を表示するための表示装置である。
(制御部15)
制御部15は、例えば、CPUやMPU等によって、端末装置10内部の記憶部12などの記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。例えば、この各種プログラムは、インストールされているアプリケーションのプログラムが含まれる。また、制御部15は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図6に示すように、制御部15は、送信部151と、受信部152と、表示部153とを有し、以下に説明する提示処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部15の内部構成は、図6に示した構成に限られず、後述する提示処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部15が有する各処理部の接続関係は、図6に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
例えば、送信部151は、電子商取引装置200に商品等の情報の配信要求を送信する。また、例えば、送信部151は、電子商取引装置200に商品等の商取引に関する情報を送信する。例えば、送信部151は、電子商取引装置200に商品を購入する意思表示に関する情報を受け付ける。また、例えば、送信部151は、電子商取引装置200にサービスの提供を受ける意思表示に関する情報を受け付ける。また、送信部151は、提示装置100に、ユーザにおける評価に関する情報の提示要求を送信する。
例えば、受信部152は、電子商取引装置200から商品等の情報を受信する。また、受信部152は、ユーザが評価を投稿可能な所定の対象に関する情報と、ユーザによる所定の対象に対する評価とに基づく統計的情報を受信する。例えば、受信部152は、ユーザが評価を投稿可能な商品等に関する情報と、ユーザによる商品等に対する評価とに基づく統計的情報を受信する。また、例えば、受信部152は、ユーザが評価を投稿可能なストアに関する情報と、ユーザによるストアに対する評価とに基づく統計的情報を受信する。
また、受信部152は、所定の対象が評価を投稿可能に一覧表示される一覧情報を受信する。例えば、受信部152は、商品等が評価を投稿可能に一覧表示される一覧情報を受信する。また、例えば、受信部152は、ストアが評価を投稿可能に一覧表示される一覧情報を受信する。
また、受信部152は、所定の対象が投稿可能になった日時に基づく順序で所定の対象が一覧表示される一覧情報を受信する。例えば、受信部152は、商品等が投稿可能になった日時に基づく順序で商品等が一覧表示される一覧情報を受信する。また、例えば、受信部152は、ストアが投稿可能になった日時に基づく順序でストアが一覧表示される一覧情報を受信する。
また、受信部152は、所定の対象の属性に基づく順序で所定の対象が一覧表示される一覧情報を受信する。例えば、受信部152は、商品等の属性に基づく順序で商品等が一覧表示される一覧情報を受信する。また、受信部152は、所定の対象に対して評価を行った他のユーザの数に基づく順序で所定の対象が一覧表示される一覧情報を受信する。例えば、受信部152は、商品等に対して評価を行った他のユーザの数に基づく順序で商品等が一覧表示される一覧情報を受信する。また、例えば、受信部152は、ストアに対して評価を行った他のユーザの数に基づく順序でストアが一覧表示される一覧情報を受信する。
表示部153は、提示装置100から受信した各種情報を表示する。表示部153は、提示装置100から受信した各種情報を出力部14に表示する。例えば、表示部153は、受信部152により受信された統計的情報を表示する。表示部153は、受信部152により受信された一覧情報を表示する。
なお、上述した制御部15による表示処理等の処理は、例えば、JavaScript(登録商標)などにより実現されてもよい。また、上述した提示装置100から受信した各種表示に関する処理が専用アプリにより行われる場合、制御部15は、例えば、所定のアプリや専用アプリを制御するアプリ制御部を有してもよい。
〔5.提示処理のフロー〕
次に、図7を用いて、実施形態に係る提示システム1による提示処理の手順について説明する。図7は、実施形態に係る統計的情報の提示の一例を示すフローチャートである。
図7に示すように、提示装置100の取得部131は、対象情報を取得する(ステップS101)。例えば、取得部131は、電子商取引装置200から、ユーザが評価を投稿可能な所定の対象である商品等やサービスに関する情報を対象情報として取得する。なお、取得部131は、提示装置100が電子商取引サービスを提供する場合、対象情報記憶部121から対象情報を取得してもよい。また、取得部131は、ユーザが投稿した評価情報を取得する(ステップS102)。例えば、取得部131は、端末装置10を用いてユーザが投稿した評価情報を取得する。また、例えば、取得部131は、端末装置10から商品等やサービスに対するユーザの評価を評価情報として取得する。
その後、取得部131が端末装置10から提示要求を取得した場合(ステップS103:Yes)、提示装置100の生成部132は、ユーザの評価に関する統計的情報を生成する(ステップS103)。例えば、生成部132は、取得部131により取得された商品等やストアに関する情報と商品等やストアに対する評価とに基づいて、ユーザにおける評価に関する統計的情報を生成する。例えば、生成部132は、ステップS101で取得された対象情報と、ステップS102で取得された評価情報とに基づいて、ユーザにおける評価に関する統計的情報を生成する(ステップS104)。その後、提示装置100の提示部133は、生成部132が生成した統計的情報を提示する(ステップS105)。例えば、提示部133は、生成部132が生成した統計的情報を端末装置10へ提示する。なお、取得部131が端末装置10から提示要求を取得していない場合(ステップS103:No)、提示装置100はステップS103の処理を繰り返す。
〔6.通知情報の提示について〕
上述したように、提示装置100は、ユーザによる評価が未投稿の所定の対象に対する評価を促す通知情報を提示してもよい。例えば、提示部133は、ユーザによる評価が未投稿の商品等に対する評価を促す通知情報を端末装置10へ提示してもよい。この点について以下説明する。
例えば、ユーザが食品を購入した場合と、ユーザが電化製品を購入した場合とでは、ユーザがレビューを投稿するタイミングが異なる場合が多い。ユーザが購入した商品が食品である場合、その賞味期限等に基づいて、ユーザが商品を利用、すなわちユーザが購入した食品を食べる時期は所定の期間に限定される。また、食品の場合、ユーザが食べた直後が最もユーザがレビューを投稿する可能性が高いと想定される。そのため、提示装置100は、ユーザが食品を食べると想定される時期に基づくタイミングで、ユーザに食品に対する評価を促す通知情報を提示することが望ましい。
一方、ユーザが購入した商品が電化製品である場合、ユーザは購入してすぐに電化製品を使用する可能性が高いが、その段階ではユーザがレビューを投稿する可能性は高くないと想定される。例えば、電化製品を購入したユーザはその電化製品を使用し始めてから、所定の期間使用した後に、電化製品に対するレビューを投稿する可能性は高ないと想定される。そのため、提示装置100は、電化製品に応じた所定の期間に基づくタイミングで、ユーザに電化製品に対する評価を促す通知情報を提示することが望ましい。このように、商品等の属性に応じてユーザに評価を促す通知情報を提示するのに適切なタイミングが異なる。そのため、提示装置100は、所定の対象の属性に基づいて規定されるタイミングで、評価を促す通知情報を提示する。なお、上記の食品と電化製品とは一例であって、提示装置100は、種々の商品やサービスの属性ごとに適切なタイミングで通知情報を提示する。
なお、提示装置100は、種々の手段から適宜選択して通知情報をユーザに提示してもよい。例えば、提示装置100は、種々の商品やサービスの属性ごとに適切なタイミングでユーザに通知情報を含む電子メールを送信してもよい。また、例えば、提示装置100は、種々の商品やサービスの属性ごとに適切なタイミングでユーザの利用する端末装置10にプッシュ通知してもよい。これにより、提示装置100は、ユーザに未投稿の対象を提示することにより、ユーザがその対象に対して評価を投稿する可能性を高めることができる。また、提示装置100は、所定の対象の属性に基づいて規定されるタイミングで、評価を促す通知情報を提示することにより、対象毎に適したタイミングで通知情報を提示することが可能となり、ユーザが評価を投稿する可能性を高めることができる。したがって、提示装置100は、ユーザが評価を投稿する可能性を高め、ユーザによるレビューの投稿を促進することができる。
また、例えば、提示装置100の生成部132は、各商品等に応じて取引時期とレビューの投稿時期との関係を学習することにより、各商品等の属性ごとの適切なタイミングを判定するモデルを生成し、そのモデルを用いて適切なタイミングでユーザに通知情報を提示してもよい。具体的には、生成部132は、対象情報記憶部121に記憶された対象に関する情報と評価情報記憶部122に記憶された評価(レビュー)に関する情報を用いて、各商品等の属性ごとの適切なタイミングを判定するモデルを生成してもよい。また、例えば、生成部132は、各商品等の属性ごとのタイミングに基づいて一覧情報を生成してもよい。例えば、生成部132は、各商品等の属性ごとのタイミングが最も近い商品等から順に並んだ一覧情報を生成してもよい。これにより、提示装置100は、ユーザが評価を投稿する可能性がより高いものから順にユーザに視認させることが可能となる。したがって、提示装置100は、ユーザが評価を投稿する可能性を高め、ユーザによるレビューの投稿を促進することができる。
ここで、図8を用いて、実施形態に係る提示システム1による通知情報の提示の手順について説明する。図8は、実施形態に係る通知情報の提示の一例を示すフローチャートである。
図8に示すように、提示装置100の取得部131は、対象情報を取得する(ステップS201)。例えば、取得部131は、電子商取引装置200から、ユーザが評価を投稿可能な所定の対象である商品等やサービスに関する情報を対象情報として取得する。なお、取得部131は、提示装置100が電子商取引サービスを提供する場合、対象情報記憶部121から対象情報を取得してもよい。また、取得部131は、ユーザが投稿した評価情報を取得する(ステップS202)。例えば、取得部131は、端末装置10を用いてユーザが投稿した評価情報を取得する。また、例えば、取得部131は、端末装置10から商品等やサービスに対するユーザの評価を評価情報として取得する。
その後、ユーザが未投稿の対象がある場合(ステップS203:Yes)、提示装置100の生成部132は、投稿可能になってから、対象の属性に基づく所定の期間が経過した対象があるかどうかを判定する(ステップS204)。例えば、生成部132は、各商品等の属性に基づく通知情報を通知するタイミングに関する情報に基づいて、未投稿の対象が投稿可能になってから対象の属性に基づく所定の期間が経過したかどうかを判定する。このとき、生成部132は、上述した各商品等の属性ごとの適切なタイミングを判定するモデルを用いてもよい。
投稿可能になってから対象の属性に基づく所定の期間が経過した対象がある場合(ステップS204:Yes)、生成部132は、所定の期間が経過した対象に対する評価の投稿を促す通知情報を生成する(ステップS205)。その後、提示装置100の提示部133は、生成部132が生成した通知情報を提示する(ステップS206)。例えば、提示部133は、生成部132が生成した通知情報を端末装置10へ提示する。なお、ユーザが未投稿の対象がない場合(ステップS203:No)や、投稿可能になってから対象の属性に基づく所定の期間が経過した対象がない場合(ステップS204:No)、提示装置100は処理を終了する。なお、提示装置100は、例えば1日おき等の所定の間隔で、上述した通知情報の提示の処理を行ってもよい。
〔7.評価の充実度について〕
ここで、端末装置10における評価の入力に基づく評価の充実度について説明する。以下では、図1に示す端末装置10−4中に表示された領域AR121において、ストアDで購入した水Aに対するコメントの入力を受け付けた場合を例に説明する。図9は、実施形態に係る端末装置におけるコメントの入力の一例を示す図である。なお、図9中の端末装置10−4と図1中の端末装置10−4とは同じ表示内容である。また、端末装置10−4〜10−6は同一の端末装置10である。
端末装置10−4中の領域AR121に表示されるコメント入力欄IR11にユーザU1がコメント入力MD1を行った場合、ユーザU1により入力された文字情報がコメント入力欄IR11に表示される。図9に示す例において、ユーザはコメント入力欄IR11にストアDで購入した水Aに対するコメントを入力する。具体的には、図9に示す例において、ユーザU1が文字情報「飲みやすいので、定期的に購入して」をコメント入力欄IR11に入力する。
端末装置10−5は、ユーザU1がコメント入力欄IR11に文字情報「飲みやすいので、定期的に購入して」を入力した場合の端末装置10である。ここで、コメント入力欄IR11への文字情報の入力に応じて、コメントの充実度を示す充実度メータCR11の表示態様が変動する。図9中の端末装置10−4においては、コメント入力欄IR11に文字情報の入力が無いため、充実度メータCR11である10個の連続する四角は全て白抜きで表示される。すなわち、端末装置10−4においては、コメント入力欄IR11に文字情報の入力が無いため、充実度メータCR11は、充実度は0点であることを示す。
一方、図9中の端末装置10−5においては、コメント入力欄IR11に文字情報「飲みやすいので、定期的に購入して」が入力されているため、充実度メータCR11である10個の連続する四角のうち、2つが所定の色で表示される。すなわち、端末装置10−5においては、コメント入力欄IR11に文字情報が入力されているため、充実度メータCR11は、充実度は2点であることを示す。
次に、ユーザU1が端末装置10−5の状態からコメント入力欄IR11にさらにコメント入力MD2を行った場合を説明する。端末装置10−6は、ユーザU1がコメント入力欄IR11への入力を行い、コメント入力欄IR11に文字情報「飲みやすいので、定期的に購入しています。他の水も飲んでみたのですが、これが一番飲みやすい」が入力した場合の端末装置10である。このように、端末装置10−6においてコメント入力欄IR11に入力された文字情報は、端末装置10−5においてコメント入力欄IR11に入力された文字情報よりも多い。すなわち、端末装置10−6におけるコメント入力欄IR11は、端末装置10−5におけるコメント入力欄IR11よりも充実度が高いといえる。
そのため、図9中の端末装置10−6においては、充実度メータCR11である10個の連続する四角のうち、5つが所定の色で表示される。すなわち、端末装置10−6においては、コメント入力欄IR11に文字情報が入力されているため、充実度メータCR11は、充実度は5点であることを示す。このように、端末装置10−6における充実度メータCR11は、端末装置10−5における充実度メータCR11よりも高い充実度を示す。このように、ユーザに視覚的にコメント等の評価の充実度を提示することにより、ユーザにレビューの投稿の動機づけを行い、ユーザによるレビューの投稿を促進することができる。すなわち、提示装置100は、ユーザによるレビューの投稿を促進することができ、多くのレビューの投稿によりレビューを充実させることができる。
なお、コメントの充実度については、文字情報が意味のある場合に充実度を高くしてもよい。例えば、コメントとして入力された文字情報が、同じ文字を連続であったり、「あいうえお…」等の意味のない羅列であったりした場合、充実度が高くしなくてもよい。また、登録された所定の辞書情報を検索することにより、コメントとして入力された文字情報の充実度を判定してもよい。これにより、ユーザによる評価に基づくスコアとしてコメントの充実度が算出される。このように、コメント入力欄IR11に無意味な文字情報の入力を抑制し、意味ある文字情報に対してのみ充実度を高くすることにより、ユーザにコメントを入力する動機づけを行い、ユーザによるレビューの投稿を促進することができる。すなわち、提示装置100は、ユーザによるレビューの投稿を促進することができ、多くのレビューの投稿によりレビューを充実させることができる。
また、提示システム1は、コメント入力欄IR11等の評価の充実度等に基づいて算出されるスコアに基づいて、ユーザに所定のインセンティブを付与してもよい。この点について、図10を用いて説明する。図10は、実施形態に係る評価情報に基づくインセンティブの付与の一例を示すフローチャートである。
図10に示すように、提示装置100の取得部131は、対象情報を取得する(ステップS301)。例えば、取得部131は、電子商取引装置200から、ユーザが評価を投稿可能な所定の対象である商品等やサービスに関する情報を対象情報として取得する。なお、取得部131は、提示装置100が電子商取引サービスを提供する場合、対象情報記憶部121から対象情報を取得してもよい。また、取得部131は、ユーザが投稿した評価情報を取得する(ステップS302)。例えば、取得部131は、端末装置10を用いてユーザが投稿した評価情報を取得する。また、例えば、取得部131は、端末装置10から商品等やサービスに対するユーザの評価を評価情報として取得する。
その後、提示装置100は、対象情報と評価情報とに基づくスコアを算出する(ステップS303)。例えば、提示装置100の生成部132は、ステップS301で取得された対象情報と、ステップS302で取得された評価情報とに基づいてスコアを算出する。例えば、生成部132は、評価情報に含まれるコメント等の基づく評価の充実度に基づいてスコアを算出する。ステップS303において算出したスコアが所定の閾値未満である場合(ステップS304:No)、提示装置100は、処理を終了する。
また、ステップS303において算出したスコアが所定の閾値以上である場合(ステップS304:Yes)、提示装置100は、ユーザに所定のインセンティブを付与する(ステップS305)。例えば、提示装置100の提示部133は、ユーザに所定のインセンティブを付与することを示す情報を提示してもよい。例えば、スコアが所定の閾値以上である場合、提示システム1は、そのユーザに所定のサービスで利用可能なポイントの付与や商品等のサンプルの先行提供を行ってもよい。これにより、提示装置100は、ユーザによるレビューの投稿を促進することができ、多くのレビューの投稿によりレビューを充実させることができる。なお、スコアは、取得部131により取得された他のサービスへの投稿に関する情報に基づいて算出されてもよい。
例えば、図9に示す例において、共有ボタンSB11にチェックが入っているため、コメント入力欄IR11に入力されたコメントは、ソーシャルAにも投稿される。つまり、ユーザU1は自身の評価をソーシャルAにも投稿しており、提示装置100の生成部132は、ソーシャルAにおけるユーザU1の影響度等に基づいてスコアを算出し、スコアに関する情報を生成してもよい。また、提示部133は、他のサービスへの投稿の有無も加味したスコアに関する情報を提示してもよい。これにより、提示装置100は、ユーザの投稿の価値を視覚的に提示することにより、ユーザにレビューの投稿の動機づけを行い、ユーザによるレビューの投稿を促進することができる。すなわち、提示装置100は、ユーザによるレビューの投稿を促進することができ、多くのレビューの投稿によりレビューを充実させることができる。
〔8.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る提示装置100は、取得部131と、提示部133とを有する。取得部131は、ユーザが評価を投稿可能な所定の対象に関する情報と、ユーザによる所定の対象に対する評価とを取得する。提示部133は、取得部131により取得された所定の対象に関する情報と所定の対象に対する評価とに基づいて、ユーザにおける評価に関する統計的情報を提示する。
これにより、実施形態に係る提示装置100は、所定の対象に対する評価に関する統計的情報や未投稿の所定の対象を提示することにより、ユーザによるレビューの投稿を促進することができる。すなわち、提示装置100は、ユーザによるレビューの統計的情報等を可視化してユーザに提示することにより、ユーザにレビューの投稿の動機づけを行い、ユーザによるレビューの投稿を促進することができる。
また、実施形態に係る提示装置100において取得部131は、ユーザと所定の関係を有する商品またはサービスに関する情報と、ユーザによる商品またはサービスに対する評価とを取得する。提示部133は、取得部131により取得された商品またはサービスに関する情報と、商品またはサービスに対する評価に基づいて、統計的情報を提示する。
これにより、実施形態に係る提示装置100は、商品等に対する評価に関する統計的情報や未投稿の商品等を提示することにより、ユーザによるレビューの投稿を促進することができる。すなわち、提示装置100は、ユーザによるレビューの統計的情報等を可視化してユーザに提示することにより、ユーザにレビューの投稿の動機づけを行い、ユーザによるレビューの投稿を促進することができる。
また、実施形態に係る提示装置100において取得部131は、ユーザと所定の関係を有する提供元に関する情報と、ユーザによる提供元に対する評価とを取得する。提示部133は、取得部131により取得された提供元に関する情報と、提供元に対する評価に基づいて、統計的情報を提示する。
これにより、実施形態に係る提示装置100は、提供元であるストアに対する評価に関する統計的情報や未投稿のストアを提示することにより、ユーザによるレビューの投稿を促進することができる。すなわち、提示装置100は、ユーザによるレビューの統計的情報等を可視化してユーザに提示することにより、ユーザにレビューの投稿の動機づけを行い、ユーザによるレビューの投稿を促進することができる。
また、実施形態に係る提示装置100において提示部133は、所定の対象が評価を投稿可能に一覧表示される一覧情報を提示する。
これにより、実施形態に係る提示装置100は、ユーザがレビューの投稿しやすい表示態様の一覧情報が提示できるため、ユーザによるレビューの投稿を促進することができる。
また、実施形態に係る提示装置100において提示部133は、所定の対象が投稿可能になった日時に基づいて並んだ一覧情報を提示する。
これにより、実施形態に係る提示装置100は、ユーザが評価を投稿する可能性がより高いものから順にユーザに視認させることが可能となる。したがって、提示装置100は、ユーザが評価を投稿する可能性を高め、ユーザによるレビューの投稿を促進することができる。
また、実施形態に係る提示装置100において提示部133は、所定の対象が所定の対象の属性に基づいて並んだ一覧情報を提示する。
これにより、実施形態に係る提示装置100は、ユーザが評価を投稿する可能性がより高いものから順にユーザに視認させることが可能となる。したがって、提示装置100は、ユーザが評価を投稿する可能性を高め、ユーザによるレビューの投稿を促進することができる。
また、実施形態に係る提示装置100において提示部133は、所定の対象が所定の対象に対して評価を行った他のユーザの数に基づいて並んだ一覧情報を提示する。
これにより、実施形態に係る提示装置100は、全体として評価の数が少ない商品等から順にユーザに視認させることにより、評価の少ない商品等に対する評価が投稿される可能性を高めることが可能となる。したがって、提示装置100は、多くの対象に評価を投稿する可能性を高め、ユーザによるレビューの投稿を促進することができる。
また、実施形態に係る提示装置100において提示部133は、ユーザによる評価に基づいて算出されるスコアに関する情報を提示する。
これにより、実施形態に係る提示装置100は、評価の投稿率等に基づくスコアをユーザに視覚的に提示することにより、ユーザにレビューの投稿の動機づけを行い、ユーザによるレビューの投稿を促進することができる。すなわち、提示装置100は、ユーザによるレビューの投稿を促進することができ、多くのレビューの投稿によりレビューを充実させることができる。
また、実施形態に係る提示装置100において取得部131は、評価として文字情報を取得する。提示部133は、取得部131により取得された文字情報の有用性に基づいて算出されるスコアに関する情報を提示する。
これにより、実施形態に係る提示装置100は、スコアとしてコメント等の評価の充実度をユーザに視覚的に提示することにより、ユーザにレビューの投稿の動機づけを行い、ユーザによるレビューの投稿を促進することができる。すなわち、提示装置100は、ユーザによるレビューの投稿を促進することができ、多くのレビューの投稿によりレビューを充実させることができる。
また、実施形態に係る提示装置100において提示部133は、取得部131により取得された文字情報の文字数に基づいて算出されるスコアに関する情報を提示する。
これにより、実施形態に係る提示装置100は、スコアとしてコメント等の評価の充実度をユーザに視覚的に提示することにより、ユーザにレビューの投稿の動機づけを行い、ユーザによるレビューの投稿を促進することができる。すなわち、提示装置100は、ユーザによるレビューの投稿を促進することができ、多くのレビューの投稿によりレビューを充実させることができる。
また、実施形態に係る提示装置100において取得部131は、ユーザによる評価の他のサービスへの投稿に関する情報を取得する。提示部133は、取得部131により取得された他のサービスへの投稿に関する情報に基づいて算出されるスコアに関する情報を提示する。
これにより、実施形態に係る提示装置100は、他のサービスへの投稿の有無も加味したスコアに関する情報を提示することにより、そのユーザの投稿の価値を視覚的に提示することにより、ユーザにレビューの投稿の動機づけを行い、ユーザによるレビューの投稿を促進することができる。すなわち、提示装置100は、ユーザによるレビューの投稿を促進することができ、多くのレビューの投稿によりレビューを充実させることができる。
また、実施形態に係る提示装置100において提示部133は、ユーザによる評価が未投稿の所定の対象に対する評価を促す情報を提示する。
これにより、実施形態に係る提示装置100は、ユーザに未投稿の対象を提示することにより、ユーザがその対象に対して評価を投稿する可能性を高めることができる。したがって、提示装置100は、ユーザが評価を投稿する可能性を高め、ユーザによるレビューの投稿を促進することができる。
また、実施形態に係る提示装置100において提示部133は、所定の対象の属性に基づいて規定されるタイミングで、評価を促す情報を提示する。
これにより、実施形態に係る提示装置100は、所定の対象の属性に基づいて規定されるタイミングで、評価を促す通知情報を提示することにより、対象毎に適したタイミングで通知情報を提示することが可能となり、ユーザが評価を投稿する可能性を高めることができる。したがって、提示装置100は、ユーザが評価を投稿する可能性を高め、ユーザによるレビューの投稿を促進することができる。
また、実施形態に係る提示装置100において提示部133は、ユーザが評価を投稿可能な所定の対象の数と、ユーザが評価を投稿した所定の対象の数との割合を、統計的情報として提示する。
これにより、実施形態に係る提示装置100は、所定の対象に対する評価に関する統計的情報として、投稿可能な件数と投稿済みの件数との割合を提示することにより、自身の投稿率や未投稿の数等を視覚的に提示することができ、ユーザによるレビューの投稿を促進することができる。すなわち、提示装置100は、ユーザによるレビューの統計的情報等を可視化してユーザに提示することにより、ユーザにレビューの投稿の動機づけを行い、ユーザによるレビューの投稿を促進することができる。
また、実施形態に係る端末装置10は、受信部152と、表示部153とを有する。受信部152は、ユーザが評価を投稿可能な所定の対象に関する情報と、ユーザによる所定の対象に対する評価とに基づく統計的情報を受信する。提示部133は、受信部152により受信された統計的情報を表示する。
これにより、実施形態に係る端末装置10は、所定の対象に対する評価に関する統計的情報や未投稿の所定の対象を表示することにより、ユーザによるレビューの投稿を促進することができる。すなわち、端末装置10は、ユーザによるレビューの統計的情報等を可視化してユーザに提示することにより、ユーザにレビューの投稿の動機づけを行い、ユーザによるレビューの投稿を促進することができる。
また、実施形態に係る端末装置10において受信部152は、所定の対象が評価を投稿可能に一覧表示される一覧情報を受信する。表示部153は、受信部152により受信された一覧情報を表示する。
これにより、実施形態に係る端末装置10は、ユーザがレビューの投稿しやすい表示態様の一覧情報を表示できるため、ユーザによるレビューの投稿を促進することができる。
また、実施形態に係る端末装置10において受信部152は、所定の対象が投稿可能になった日時に基づく順序で所定の対象が一覧表示される一覧情報を受信する。
これにより、実施形態に係る端末装置10は、ユーザが評価を投稿する可能性がより高いものから順にユーザに視認させることが可能となる。したがって、端末装置10は、ユーザが評価を投稿する可能性を高め、ユーザによるレビューの投稿を促進することができる。
また、実施形態に係る端末装置10において受信部152は、所定の対象の属性に基づく順序で所定の対象が一覧表示される一覧情報を受信する。
これにより、実施形態に係る端末装置10は、ユーザが評価を投稿する可能性がより高いものから順にユーザに視認させることが可能となる。したがって、端末装置10は、ユーザが評価を投稿する可能性を高め、ユーザによるレビューの投稿を促進することができる。
また、実施形態に係る端末装置10において受信部152は、所定の対象に対して評価を行った他のユーザの数に基づく順序で所定の対象が一覧表示される一覧情報を受信する。
これにより、実施形態に係る端末装置10は、全体として評価の数が少ない商品等から順にユーザに視認させることにより、評価の少ない商品等に対する評価が投稿される可能性を高めることが可能となる。したがって、端末装置10は、多くの対象に評価を投稿する可能性を高め、ユーザによるレビューの投稿を促進することができる。
〔9.ハードウェア構成〕
上述してきた実施形態に係る提示装置100は、例えば図11に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図11は、提示装置100の機能を実現するコンピュータ1000の一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300またはHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータをネットワークNを介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る提示装置100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置からネットワークNを介してこれらのプログラムを取得してもよい。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の行に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
〔10.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。