JP6180478B2 - フリータイプ双方向クラッチ - Google Patents

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Description

本発明は、入力軸と出力軸との間の動力伝達状態を変更するクラッチ装置、特に、入力軸からの正・逆回転の動力を出力軸に伝達し、出力軸からの動力の伝達は、出力軸を空転させて遮断するフリータイプ双方向クラッチに関するものである。
モーターなどの駆動源から機械装置あるいは作業機器等を駆動する動力伝達系では、駆動する機器の特性に対応するよう各種の伝達装置が使用される。このような伝達装置の中で双方向クラッチと呼ばれるものは、入力軸(駆動側)から出力軸(従動側)への動力伝達では、入力軸の正方向回転及び逆方向回転をともに出力軸に伝達し、反対向きの、出力軸から入力軸への動力伝達は遮断する機能を備えている。双方向クラッチには、出力軸からの動力伝達を遮断するときに出力軸を空転させるクラッチがあり、フリータイプ双方向クラッチと呼ばれている。
フリータイプ双方向クラッチは、一例として、電動カーテンや電動スライドドア等を手動でも操作できるようにした開閉駆動装置に適用することができる。この場合、フリータイプ双方向クラッチは、駆動モーターとカーテンの巻き上げ機構との間に介在され、入力軸に駆動モーターが、出力軸に巻き上げ機構が連結される。駆動モーターを正・逆回転させるとカーテンの昇降が可能であるとともに、駆動モーターの停止位置においては、手動による巻き上げ機構の操作が可能であって、このときには、出力軸が空転するので駆動モーターに悪影響を及ぼすことがない。こうした機能は、電磁クラッチを使用しても達成できるが、電磁クラッチを作動させるには電力を必要とし、電力制御のための複雑な制御装置等も必要となる。
フリータイプ双方向クラッチとしては、例えば、本出願人の創案に係る特許第4949196号に記載された双方向クラッチが知られており、これについて、図11により説明する。図11(a)は、フリータイプ双方向クラッチの全体的な構造を示す断面図、図11(b)(c)は、作動を示す作動図である。
図11(a)に示すとおり、円筒形のハウジングHGの内部には、間隙をおいて円筒形の出力部材OMを回転可能に配置し、これを出力軸に固着する。入力軸には、断面円形の上下部分を切除して長軸部と短軸部とを形成した入力部材IMが固着してあり、出力部材OMと入力部材IMとの間に2分割された中間部材MMが配置されている。2個の中間部材MMは、互いに接近するようその間に引張りばねTSが設けてあり、また、中間部材MMの周縁部には、楔形凹所に挿入されたローラROが、出力部材OMの内面と対向するように設けられている。
入力軸の回転に伴って、図11(b)に示すように、入力部材IMが時計方向に回転すると、長軸部と短軸部とを形成した入力部材IMは、カムのように作用して2個の中間部材MMを分離する方向に移動する。これにより、ローラROが楔形凹所と出力部材OMの内面との間に噛み込まれた状態となり、入力部材IMの回転が、中間部材MM及びローラROを介して出力部材OMに伝達される。入力部材IMの反時計方向の回転も、同様に出力部材OMから出力軸に伝達される。
一方、出力軸側から駆動されて出力部材OMが回転したとしても、図11(c)に示すように、2個の中間部材MMは、引張りばねTSにより接近した位置のままであって、ローラROと出力部材OMの内面との間には間隙が存在する。そのため、出力部材OMの回転は入力部材IMに伝達されず、出力軸は単に空転することとなる。
フリータイプ双方向クラッチは、手動操作ができる電動カーテン以外にも、例えば、複写機の紙送り用ローラに適用することも可能で、これに適用すると、紙詰まりの用紙を取り除くときに、ローラを手動で逆回転させることができる。そして、フリータイプ双方向クラッチを利用すると、簡易な装置による自動的な動力伝達の制御が可能となって、電磁クラッチにより制御する場合のような、電力等の使用が不必要となるとともに、出力軸側から不測の逆入力があった場合に、駆動源のモーター等を保護することも可能となる。
特許第4949196号公報
上述のとおり、図11のフリータイプ双方向クラッチは、コンパクトであって確実に動力伝達を制御可能な機械部品であるけれども、用途によっては未だ改良すべき余地が残されている。本発明は、こうしたフリータイプ双方向クラッチの、以下に述べるような課題を解決するものである。
まず、図11の双方向クラッチでは、入力軸から出力軸への動力伝達は、ローラROの噛み込みにより行われ、ローラROと出力部材OMの内面との間の摩擦によって入力トルクが出力側に伝達される。ローラROの接触面の摩擦力が失われるとトルク伝達が不可能となるため、双方向クラッチの伝達トルクは、摩擦力による制限を受ける。
また、入力軸の回転が出力軸に伝達するには、図11(b)に示すように、入力部材IMが少し回転して2個の中間部材MMを押し広げ、ローラROを出力部材OMの内面に当接する必要がある。入力部材IMの回転が直ちに出力部材OMの回転となるわけではなく、入力部材IMと出力部材OMとの間にはいわば不感帯が存在するとともに、部材の当接に伴って騒音が発生する。さらに、入力部材IMの駆動トルクを解除すると、引張りばねTSと中間部材MMにより入力部材IMが少し押し戻されて逆回転するため、入力部材IMの駆動トルクを解除する毎に、いわば0点復帰のための位置補償が必要となる。こうしたことから、図11のようなフリータイプ双方向クラッチを介在させて正確な位置制御を行う場合、制御系の構造が複雑化する。
上記の課題に鑑み、本発明は、複数の外歯が形成された作動子と同一歯数の内歯が形成された円筒部材とを組み合わせて、入力軸の回転時には作動子等をロック状態とし、さらに、出力軸の回転時には作動子の公転運動を許容するようにして、フリータイプ双方向クラッチを構成するものである。すなわち、本発明は、
「回転不能のハウジング、前記ハウジング内で共通の回転軸を中心として回転可能な入力軸及び出力軸を備え、前記入力軸からの正・逆方向の回転は前記出力軸に伝達されるとともに、前記出力軸からの前記入力軸への回転の伝達は、前記出力軸が空転して遮断されるフリータイプ双方向クラッチであって、
前記ハウジングの内部には、前記回転軸を中心として回転可能な円筒部材と、前記ハウジングと前記円筒部材との間において前記円筒部材の回転に拘束力を付与するばねと、前記円筒部材内において前記回転軸の周りを公転する作動子とが設置され、
前記円筒部材の内周面には複数の内歯が形成され、前記入力軸には複数の外歯が形成された平板部が固着され、前記出力軸には断面円形の偏心部が固着されており、さらに、
前記作動子の外周面には、前記円筒部材の内歯の谷部にそれぞれ入り込む同一歯数の外歯が形成され、かつ、前記作動子の軸方向の一方側には、前記入力軸の平板部の外歯が入り込む同一歯数の内歯が形成された第1穴部が設けられるとともに、他方側には、前記出力軸の偏心部が嵌り込む断面円形の第2穴部が設けられており、
前記入力軸の平板部の外歯が前記作動子の第1穴部の内歯に接触して、前記作動子が前記回転軸の周りを公転可能である」ことを特徴とするフリータイプ双方向クラッチとなっている。
請求項2に記載のように、本発明のフリータイプ双方向クラッチでは、前記円筒部材の内周面の断面形状が正多角形であって、それぞれの頂部が内歯を構成し、かつ、前記作動子の外周面の断面形状が正多角形であって、それぞれの頂部が前記円筒部材の内歯の谷部に入り込む外歯を構成するようにすることができる。
また、請求項3に記載のように、前記作動子の第1穴部と第2穴部とは軸方向に連通しており、前記入力軸に固着された平板部の端面と前記出力軸に固着された偏心部の端面とが相互に当接するように構成することができる。
請求項4に記載のように、前記入力軸及び前記出力軸の対向する面には、その一方の中心部に中央軸を形成するとともに、他方の中心部に前記中央軸が嵌まり込む中心穴を形成することが好ましい。
さらに、請求項5に記載のように、前記入力軸に固着した平板部に形成された外歯の側面及び前記作動子の第1穴部の内歯の側面に、前記入力軸が回転したとき互いに当接する平面部を形成することが好ましい。
本発明のフリータイプ双方向クラッチは、回転不能のハウジング内に、共通の回転軸を中心として回転可能な入力軸及び出力軸を設置するとともに、複数の外歯が形成された作動子を同一歯数の内歯が形成された円筒部材と組み合わせてハウジング内に収容し、ハウジングと円筒部材との間にばねを設置するものである。入力軸には複数の外歯が形成された平板部が固着されており、出力軸には断面円形の偏心部が固着されている。作動子の軸方向の一方側には、入力軸に設けられた平板部の外歯が入り込む同一歯数の内歯が形成された第1穴部が形成され、入力軸に設けられた平板部の外歯は第1穴部に入り込むと共に第1穴部に形成された内歯に接触している。作動子の軸方向の他方側には、第2穴部が形成され、ここに出力軸に設けられた偏心部が嵌め込まれる。
入力軸が回転したときは、後に詳述するように、入力軸と円筒部材及び作動子がロック状態となり、作動子は、入力軸の回転軸の周りを入力軸と一体的に回転する。作動子には出力軸の偏心部が嵌め込まれ、出力軸の回転軸は入力軸と共通であるので、結局、入力軸は作動子を介して出力軸と一体化されることとなる。そのため、入力軸からの正・逆方向の回転は出力軸にそのまま伝達されて、出力軸が同一回転数で同じ方向に回転する。
これに対し、出力軸が回転すると、出力軸の偏心部に嵌め込まれた作動子は、その中心が共通の回転軸の周りを移動(円運動)するが、作動子には複数の外歯が形成され、同一歯数の内歯が形成された円筒部材と組み合わされている。そして、円筒部材は、ハウジングとの間に設置されたばねにより拘束力が付与されて固定されるため、作動子は、円筒部材内で自転を起こすことなく共通の回転軸の周りを公転することとなる。公転する作動子の第1穴部に形成された内歯は、入力軸に設けられた平板部の外歯に入り込んで一部はその壁面と接触しているけれども、作動子と円筒部材との関係と同様に、これらは公転運動を許容するよう係合されているので、作動子の公転が入力軸に回転トルクを作用させることはない。つまり、出力軸が回転しても、作動子が円筒部材内で公転するだけであって、出力軸は空転し、その回転は入力軸に伝達されない。
このように、本発明のフリータイプ双方向クラッチにおいては、公転運動を許容する作動子と円筒部材を利用して、入力軸から出力軸へ動力を伝達するとともに、反対向きへの伝達は、出力軸を空転させて遮断する。出力軸への伝達は、作動子や円筒部材をロック状態とすることにより行われ、摩擦力を利用するものではないため、伝達トルクが摩擦力により制限されることはない。作動子等のロック状態は、出力軸から駆動しようとすると直ちに生じるので、不感帯が存在せず、0点復帰のための位置調整を省くことができる。
また、本発明のフリータイプ双方向クラッチでは、出力軸を空転させるために作動子を固定するばねは、作動子の外周とハウジングとの間に置かれる。作動子の外周は入力軸等と比べて径が大きいので、ばね力が小さくとも作動子に対して確実に制動トルクを付与できる。
請求項2のフリータイプ双方向クラッチは、円筒部材の内周面の断面形状を正多角形として、夫々の頂部を内歯とするとともに、作動子の外周面の断面形状を正多角形として、それぞれの頂部を外歯としたものである。円筒部材の内周面の断面形状と作動子の外周面の断面形状が共に正多角形であって、比較的単純な形状であるため、請求項2のフリータイプ双方向クラッチは製造が容易である。また、円筒部材の内周面と作動子の外周面との接触面積が大きくなり、入力軸からの伝達トルクを増大することができる。
請求項3の発明は、作動子の第1穴部と第2穴部とが軸方向に連通していて、入力軸に固着された平板部の端面と出力軸に固着された偏心部の端面とが相互に当接するものである。このようにすることで、出力軸は入力軸によってスラスト方向に軸受けされているのと同等の効果を得ることができ、回転時において回転軸がぶれてしまうのを防止することができる。
請求項4の発明は、入力軸及び出力軸の対向する面の一方に中心軸を形成し、他方に中心穴を形成して、中心軸と中心穴とを嵌め合わせるものである。こうすると、中心軸が中心穴に軸受されて、入力軸と出力軸を安定して支持し回転させることが可能となる。
請求項5の発明は、入力軸に固着した平板部に形成された外歯の側面及び作動子の第1穴部の内歯の側面に、入力軸が回転したとき互いに当接する平面部を形成したものである。
本発明のフリータイプ双方向クラッチにおいては、出力軸の回転により作動子が公転しても入力軸は回転しないようにするため、入力軸に固着された平板部に形成された外歯は、基本的には、公転する作動子の内歯が創成する包絡線となっている。そして、作動子の内歯と入力軸の外歯とは、一部で接触(点接触)することとなるので、出力軸に大きな負荷が作用している状態で入力軸から回転駆動すると、入力軸の外歯と作動子の内歯との間で滑りが生じる恐れがある。請求項5の発明のように構成した場合には、入力軸の外歯の側面及び作動子の内歯の側面に形成した面同士が面接触する。したがって、出力軸に負荷がかかった状態で入力軸を回転させたときに、入力軸の外歯と作動子の内歯との噛み合いが確実なものとなり、入力軸の外歯が作動子の内歯に対して滑ることが防止される。
本発明のフリータイプ双方向クラッチの第1実施例を示す構造図である。 第1実施例のフリータイプ双方向クラッチの作動を説明する図である。 第1実施例の入出力軸の単体図である。 第1実施例の動力伝達関連部品の単体図である。 第1実施例における、各歯の歯形についての変形例を示す図である。 第1実施例における、入力軸及び作動子についての変形例を示す図である。 本発明のフリータイプ双方向クラッチの第2実施例を示す図である。 第2実施例における、入力軸及び作動子についての変形例を示す図である。 本発明のフリータイプ双方向クラッチの第3実施例を示す図である。 第3実施例における、入力軸及び作動子についての変形例を示す図である。 従来のフリータイプ双方向クラッチの一例を示す図である。
以下、図面に基づいて、本発明のフリータイプ双方向クラッチについて説明する。図1には、本発明のフリータイプ双方向クラッチの第1実施例の全体構造を示し、その作動の説明図を図2に示す。また、図3、図4は、第1実施例のフリータイプ双方向クラッチの主要な構成部品を単体の状態で示すものである。
図1に示すように、第1実施例のフリータイプ双方向クラッチは、固定された断面円形のハウジング1の中心部に配置された、共通の回転軸oを有する入力軸2と出力軸3とを備えている。
ハウジング1は、円周壁部と端板部からなるカップ状部材であって、その中心軸は入力軸2及び出力軸3の回転軸oと同一である。ハウジング1の開口端部には、内部を閉鎖する円板状のシールド体11が圧入されている。シールド体11が圧入された側のハウジング1の内周面には、後述するばね5が配設される環状溝部12が形成されている。
入力軸2は、円柱型軸部とその先端部に固着された平板部21を備え(単体図である図3(a)も参照)、平板部21の外周面には複数の外歯21eが形成されている。外歯21eの夫々の歯型は、図1の右方のA−A断面に示すとおり、回転軸oから半径方向外方に先細り的に延出した後に、その延出端縁が回転軸oを中心とした円弧形状をなすようにして形成されており、全体として略等脚台形形状である。入力軸2はハウジング1の端板部の中心を貫通してハウジング1に軸受される。
出力軸3は、円柱型軸部とその先端部に固着された断面円形の偏心部31を備える(単体図である図3(b)も参照)。偏心部31の中心は、出力軸3の回転軸oとeだけ離れている。出力軸3はシールド体11の中心を貫通してシールド体11に軸受される。
ハウジング1の内部には円筒部材4が回転可能に設置されている。図1の右方の断面A−Aに示すとおり(単体図である図4(a)も参照)、円筒部材4の中心軸は回転軸oと一致し、その内周面には複数の内歯4iが形成されている。内歯4iの夫々の歯型は、円筒部材4の平面図において、回転軸oに向かって半径方向内方に末広がり的に延出した後に、その延出端縁が回転軸oを中心とした円弧形状をなすようにして形成されており、全体として略等脚台形形状である。円筒部材4の一方の端部は、ハウジング1の端板部に当接されるとともに、反対側の端部は、シールド体11に当接される。
ハウジング1の内部には、図1の断面B−Bに示すように、円筒部材4の回転に拘束力を付与するばね5が、ハウジング1と円筒部材4との間に設置されている。ばね5は細長い長方形の板ばねである。このばね5は、ハウジング1の内周面に形成された環状溝部12内で、円筒部材4のほぼ全周を取り巻くように設けてあり、一部が円筒部材4と接触し、他の一部がハウジング1と接触する。
さらに、円筒部材4内においては回転軸oの周りを公転する作動子6が設置されている(図1では分かり易いようにハッチングを施す)。作動子6の外周面には、円筒部材4の内歯4iの谷部にそれぞれ入り込む同一歯数の外歯6eが形成されている(単体図である図4(b)も参照)。外歯6eの夫々の歯型は、作動子6の中心軸o´から半径方向外方に末広がり的に延出した後に、その延出端縁が中心軸o´を中心とした円弧形状をなすようにして形成されており、全体として略等脚台形形状である。作動子6は、その中心軸o´が回転軸oとeだけ偏心した状態で、円筒部材4の内部に配置されていて、これにより、図1の断面A−Aの状態では、上側で作動子6の外歯6eが円筒部材4の内歯4iの谷部に接触するのに対し、下側で外歯6eの延出端縁が内歯4iから離れるようになる。つまり、内歯4iが形成された円筒部材4の内周面は、作動子6が自転することなくその中心軸o´が回転軸oの周りを相対的に移動(公転)したときに、外歯6eを備えた作動子6の外周面が創成する包絡線となっている。
作動子6の入力軸2側には、入力軸2に設けられた平板部21の外歯21eが入り込む同一歯数の内歯6iが形成された第1穴部61が設けられている。内歯6iの夫々の歯型は、作動子6の中心軸o´に向かって半径方向内方に先細り的に延出した後に、その延出端縁が中心軸o´を中心とした円弧形状をなすようにして形成されており、全体として略等脚台形形状である。従って、図1の断面A−Aに示すとおり、作動子6の外周の外歯6eと円筒部材4の内歯4iとの関係とは逆に、下側で作動子6の内歯6iが入力軸2の外歯21eの谷部に入り込むのに対し、上側で内歯6iが外歯21eの谷部から離れるようになる。つまり、外歯21eが形成された入力軸2の平板部21の外周面は、作動子6が自転することなくその中心軸o´が回転軸oの周りを相対的に移動(公転)したときに、内歯6iを備えた作動子6の第1穴部61の内周面が創成する包絡線となっている。
また、作動子6の出力軸3側には、出力軸3の偏心部31が嵌り込む断面円形の第2穴部62が設けられる。この第2穴部62は、入力軸2に設けられた第1穴部61と軸方向に連通しており、入力軸2に固着された平板部21の端面と出力軸3に固着された偏心部31の端面とが相互に当接する。これにより、入力軸2と出力軸3とは、互いにスラスト方向に軸受けされているのと同等の効果を得ることができ、入力軸2と出力軸3の軸方向の位置決めが行われると共に、回転時における軸の傾きが防止される。
さらに、出力軸3の中央部には、入力軸2に向けて延びる中央軸32が設けてあり、この中央軸32は入力軸2の中央部に形成された中央穴22に嵌まり込む。これにより、入力軸2と出力軸3とは相互に軸受された状態となり、回転時における軸の傾きあるいは不安定な作動が防止される。
ここで、図1の第1実施例のフリータイプ双方向クラッチの作動について、図2を用いて説明する。
図2の上図の断面A−A等における各矢印に示すように、入力軸2が、例えば、駆動源のモーターにより時計方向(軸方向の右方から見て)に回転すると、入力軸2に設けられた平板部21の外歯21eと作動子6の内歯6iとの接触点において、平板部21の外歯21eが作動子6の内歯6iを内側から押しつける形で、作動子6に回転軸o周りの回転トルクを付与する。円筒部材4は、ハウジング1内で回転軸oの周りを回転可能に支持されているので、入力軸2、作動子6及び円筒部材4が一体となりロックされた状態で、ばね5による制動トルクに打ち勝って回転軸oの周りを回転する。作動子6の回転は、偏心部31で結合された出力軸3を回転させることとなり、結局、出力軸3に連なる機械装置、例えば、カーテンの巻き上げ機構に駆動力が伝達される。作動子6等の入出力軸間の部材が全体的にロックされるこの駆動力の伝達は、入力軸2の回転方向が逆であっても同じである。
これに対して、図2の下図中央の縦断面図における矢印に示すように、出力軸3が反時計方向(軸方向の左方から見て)に回転した場合には、作動子6に回転自在に嵌め込まれた偏心部31によって、作動子6の中心軸o´が、出力軸3の回転軸oを中心とする半径eの円周上を移動する。このとき、作動子6の外周に形成された複数の外歯6eは、円筒部材4の内周面に形成された同一歯数の内歯4iの谷部に入り込んでおり、円筒部材は、ハウジングとの間に設置されたばねにより拘束力が付与されて固定されるため、作動子6は、円筒部材4内で公転し自転しない。つまり、作動子6の外周面に形成された全ての外歯6eは、図2の下図のB−B断面における小円矢印のように、半径eの円周上を移動することとなり、円筒部材4には回転トルクを及ぼさない。この関係は、作動子6に設けられた内歯6iと入力軸2に設けられた外歯21eにおいても同様であって(下図の断面A−A参照)、作動子6は、入力軸2に回転トルクを及ぼすことなく、回転軸oの周りを公転する。
図示の実施形態においては、ばね5は、径の大きいハウジング1と円筒部材4との間に設けられているため、ばね5の摩擦力による制動トルクが大きくなり、円筒部材4の回転に対する拘束力を確実に得ることができる。
このように、作動子6が円筒部材4や入力軸2に対して公転運動を許容するよう係合されているので、出力軸3が回転しても、作動子6は、固定された円筒部材4内で公転するだけであって、出力軸3は空転し、その回転は入力軸2に伝達されない。例えば、出力軸3に連なるカーテンの巻き上げ機構を駆動する動力伝達系では、駆動源のモーターを停止したまま、カーテンを手動で昇降することが可能である。
図5には、図1の第1実施例のフリータイプ双方向クラッチにおける各歯の歯型についての変形例を示す。この変形例のものは、図1のフリータイプ双方向クラッチと比較すると、作動子に設けた外歯と内歯、及びこれらと噛み合う部材の歯型が異なり、基本的な構成や作動は、図1のフリータイプ双方向クラッチと同じである。図5は、図1の断面A−Aに対応する図であって、同一の構成要素については符号にBを付加して表す。
図5の変形例では、入力軸に設けられた平板部21Bの外歯21eBの歯形は、回転軸oから半径方向外方に末広がり的に延出した後に先細り的に延出し、その延出端縁が回転軸oを中心とした円弧形状をなすようにして形成されている。従って、外歯21eBの周方向両側には周方向外側に夫々突出する、一対の凸部αが形成されている。また、円筒部材4Bの内歯4iBの歯形は、回転軸oに向かって半径方向内方に先細り的に延出した後に末広がり的に延出し、その延出端縁が回転軸oを中心とした円弧形状をなすようにして形成され、内歯4iBの周方向両側には周方向内側に夫々突出する、一対の凹部βが形成されている。
そして、これらと噛み合う作動子6Bの外歯6eBの歯形には、外歯6eBの周方向両側には周方向外側に夫々突出する、一対の凸部γが形成され、第1穴部の内歯6iBの歯形には、一対の凹部ωが形成されている。このように、互いに係合する部分に凹部と凸部が形成されることで、作動子6Bが回転(自転)又は公転する際に、作動子6Bが径方向へ過剰に移動してしまうのを回避することができる。
図6には、図1の第1実施例のフリータイプ双方向クラッチにおける入力軸及び作動子についての変形例を示す。この変形例のものは、図1のフリータイプ双方向クラッチと比較すると、入力軸2(平板部)の外歯21eの側面及び作動子6(第1穴部)の内歯6iの側面の双方に、当接する平面部7が形成されている点で異なり、基本的な構成や作動は、図1のフリータイプ双方向クラッチと同じである。
即ち、図6(a)においては、入力軸2の外歯21eの断面形状における周方向両側が略三角形形状に削られて、平坦な平面部7が設けられている(鎖線は削る前の状態を示す)。一方、作動子6の内歯6iの断面形状における周方向両側は、もともと平面部として形成されている。そして、入力軸2が駆動源のモーターにより回転したときに、入力軸2の外歯21eの側面と作動子6の内歯6iの側面とが相互に面接触することとなる。換言すると、入力軸2の外歯21eと作動子6の内歯6iとの所謂当たりが良好なものとなる。それ故に、入力軸2に形成された外歯21eと作動子6に形成された内歯6iとの噛み合いは確実なものとなり、出力軸3に幾分の負荷がかかった状態で入力軸2が回転したときであっても、入力軸2の外歯21eが作動子6の内歯6iに対して滑ることが防止される。
図6(b)においては、もともと平面部として形成された側面を備える入力軸2の外歯21eに対して、内歯6iの断面形状の周方向両側が略三角形形状に削られて平面部7となった作動子6が組み合わされている。このものでも、図6(a)の変形例と同様な作用効果が発揮される。
本発明の他の実施形態では、円筒部材の内周面の断面形状を正多角形としてそれぞれの頂部が内歯を構成し、かつ、作動子の外周面の断面形状を正多角形としてそれぞれの頂部が円筒部材の内歯の谷部に入り込む外歯を構成するような構造とすることができる。
ここで、本発明の他の実施形態である、第2実施例のフリータイプ双方向クラッチについて、図7に基づいて、説明する。第2実施例のフリータイプ双方向クラッチは、第1実施例のものと比べると、作動子の断面形状を正方形とし、その頂部を歯型として利用する点で異なり、基本的な構成や作動は、図1のフリータイプ双方向クラッチと同じである。図7は、図1に対応する図であって、同一の構成要素については符号に´(ダッシュ)を付加して表す。
第2実施例においては、図7の断面F−Fに示すとおり、円筒部材4´の内周面の断面形状は正方形(図示の実施形態においては、それぞれの頂部を面取りし平坦にしている)であって、夫々の頂部が内歯4i´を構成している。また、作動子6´の外周面の断面形状は正方形(図示の実施形態においては、それぞれの頂部を平坦にしている)であって、夫々の頂部が外歯6e´を構成している。
さらに、作動子6´の内周面の断面形状は正方形、即ち第1穴部61´は断面正方形であって、夫々の頂部が内歯6i´を構成しており、入力軸2´に設けられた平板部21´の外周面の断面形状も正方形であって、夫々の頂部が外歯21e´を構成している。
図7の第2実施例のフリータイプ双方向クラッチは、上述した第1実施例のフリータイプ双方向クラッチと実質上同一の作動をする。ただし、本実施例においては、円筒部材4´の内周面と作動子6´の外周面の断面形状が単純な正方形であり、作動子6´の内周面と平板部21´の外周面の断面形状も同じく単純な正方形であるため、これらの部品の製造・加工が容易である。また、円筒部材4´の内周面と作動子6´の外周面との接触面積などが大きくなり、入力軸2´から出力軸3´への伝達トルクを増大し、伝達効率を良好とすることができる。
第2実施例においても、図8に図示するように、入力軸2の外歯21e´の側面及び作動子6´の内歯6i´の側面に、入力軸が回転したときに互いに当接する平面部を形成することができる。図8(a)においては、作動子6´の内歯6i´がもともと平面部を有し、入力軸2´の外歯21e´の断面形状における周方向両側が略三角形形状に削られて、当接する平面部7´が設けられている(鎖線は削る前の状態を示す)。一方、図8(b)には、入力軸2´の外歯21がもともと平面部を有し、作動子6´の内歯6i´の断面形状における周方向両側が略三角形形状に削られて、当接する平面部7´を設けるものを示している(鎖線は削る前の状態を示す)。当接する平面部7´を形成することにより、上述した第1実施例の場合と同様に、入力軸2´の外歯21e´と作動子6´の内歯6i´との所謂当たりが良好なものとなる。
本発明にかかるフリータイプ双方向クラッチの他の実施形態としては、第3実施例として図9に図示するような、作動子の断面形状を正6角形とするものでもよい。第3実施例のものも基本的な構成や作動は図1及び図7(特に図7)のフリータイプ双方向クラッチと同じである。図9は、図1及び図7に対応する図であって、同一の構成要素については符号に´´(2ダッシュ)を付加して表す。
第3実施例においても、図10に図示するように、作動子6´´の内歯6i´´の側面及び入力軸の外歯21e´´の側面に、入力軸が回転したとき互いに当接する平面部7´´を形成することができる。図10(a)においては、入力軸の外歯21e´´の断面形状における周方向両側が略三角形形状に削られて、当接する平面部7´´が設けられ、一方、図10(b)においては、作動子6´´の内歯6i´´の断面形状における周方向両側が略三角形形状に削られて、平坦な平面部7´´が設けられている。
以上詳述したように、本発明のフリータイプ双方向クラッチは、複数の外歯が形成された作動子と同一歯数の内歯が形成された円筒部材とを組み合わせ、入力軸の回転時には、作動子等をロック状態として動力伝達を可能とする一方、出力軸の回転時には、作動子の公転運動を許容して出力軸を空転させ、フリータイプ双方向クラッチを構成するものである。上記の実施例では、出力軸の偏心部と作動子との間を滑り軸受けの構造としているが、出力軸の偏心部と作動子との間に転がりベアリングを介在させてもよい、また、入出力軸と作動子との間に軸方向のスラスト軸受けを設け、各可動部品の円滑な回転を図るなど、上記実施例に対し各種の変形が可能であるのは明らかである。
1:ハウジング
11:シールド体
2、2´:入力軸
21、21B、21´:平板部
21e、21eB、21e´、21e´´:外歯
3、3´:出力軸
31:偏心部
4、4B、4´、4´´:円筒部材
4i、4iB、4i´、4i´´:内歯
5:ばね
6、6B、6´、6´´:作動子
6e、6eB、6e´、6e´´:外歯
61、61´:第1穴部
6i、6iB、6i´、6i´´:内歯
62:第2穴部
7、7´、7´´:平面部

Claims (5)

  1. 回転不能のハウジング、前記ハウジング内で共通の回転軸を中心として回転可能な入力軸及び出力軸を備え、前記入力軸からの正・逆方向の回転は前記出力軸に伝達されるとともに、前記出力軸からの前記入力軸への回転の伝達は、前記出力軸が空転して遮断されるフリータイプ双方向クラッチであって、
    前記ハウジングの内部には、前記回転軸を中心として回転可能な円筒部材と、前記ハウジングと前記円筒部材との間において前記円筒部材の回転に拘束力を付与するばねと、前記円筒部材内において前記回転軸の周りを公転する作動子とが設置され、
    前記円筒部材の内周面には複数の内歯が形成され、前記入力軸には複数の外歯が形成された平板部が固着され、前記出力軸には断面円形の偏心部が固着されており、さらに、
    前記作動子の外周面には、前記円筒部材の内歯の谷部にそれぞれ入り込む同一歯数の外歯が形成され、かつ、前記作動子の軸方向の一方側には、前記入力軸の平板部の外歯が入り込む同一歯数の内歯が形成された第1穴部が設けられるとともに、他方側には、前記出力軸の偏心部が嵌り込む断面円形の第2穴部が設けられており、
    前記入力軸の平板部の外歯が前記作動子の第1穴部の内歯に接触して、前記作動子が前記回転軸の周りを公転可能であることを特徴とするフリータイプ双方向クラッチ。
  2. 前記円筒部材の内周面の断面形状が正多角形であって、それぞれの頂部が内歯を構成し、かつ、前記作動子の外周面の断面形状が正多角形であって、それぞれの頂部が前記円筒部材の内歯の谷部に入り込む外歯を構成している請求項1に記載のフリータイプ双方向クラッチ。
  3. 前記作動子の第1穴部と第2穴部とは軸方向に連通しており、前記入力軸に固着された平板部の端面と前記出力軸に固着された偏心部の端面とが相互に当接する、請求項1又は請求項2に記載のフリータイプ双方向クラッチ。
  4. 前記入力軸及び前記出力軸の対向する面には、その一方の中心部に中央軸が形成されるとともに、他方の中心部に前記中央軸が嵌まり込む中心穴が形成される請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のフリータイプ双方向クラッチ。
  5. 前記入力軸に固着した平板部に形成された外歯の側面及び前記作動子の第1穴部の内歯の側面には、前記入力軸が回転したとき互いに当接する平面部が形成されている、請求項1乃至4のいずれかに記載のフリータイプ双方向クラッチ。
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