JP6180386B2 - 建築用タワークレーンまたはジブクレーンのローピング方法 - Google Patents

建築用タワークレーンまたはジブクレーンのローピング方法 Download PDF

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本発明は、建築用タワークレーンやジブクレーンなどのクレーンにおいて、ジブの起伏動作に用いるワイヤーロープを仕込む作業や抜き取る作業を安全にかつ短時間で行うための、ローピング方法に関する。
建築用タワークレーンやジブクレーン(以下、単に「クレーン」という。)を組立てる手順は、概ね以下の通りとなる(図6A,図6B)。
(工程1)クレーン本体aを設置する。
(工程2)クレーン本体aにジブbを取付ける。
(工程3)ジブbを支えるとともに、該ジブbの起伏動作を行うための起伏駆動ワイヤーcを、ジブ中間に設けた起伏シーブブロックdに取付ける。
(工程4)起伏駆動ワイヤーcを、トラスa1の頂部にある頂部シーブeを介して、起伏ウインチドラムfの尻手に固定し、起伏ウインチドラムfでもって前記起伏駆動ワイヤーcを巻き取って、ジブb先端に接続したペンダントワイヤーgを緊張する。
図6Cに、図6Aに係る従来のローピング構造の模式図を示す。
ジブbを起こす際には、起伏駆動ワイヤーcを起伏ウインチドラムfで巻き取り、巻架距離lを縮めて、ペンダントワイヤーgを緊張する。
反対に、ジブを伏せる(倒す)際には、起伏駆動ワイヤーcを巻きだして、巻架距離lを拡げ、ペンダントワイヤーgへの緊張を開放する。
なお、下記の特許文献1に記載のジブクレーンも、上記した従来のローピング構造を呈している。
特開2012−25540号公報
上記従来の方法では、以下に記載する観点のうち、少なくとも何れか一つの観点について改良の余地を残している。
(1)移動距離の観点。
前記(工程3)に示す起伏駆動ワイヤーcのローピング作業は、作業員が重いワイヤーロープを持った状態で、クレーン本体aのトラス頂部と、ジブb中間に設けた起伏シーブブロックdとの間を、何度も往復しなければならないため、作業員の負担が大きくなる。
(2)高所作業の観点。
前記(工程3)の作業は、高所な位置での危険な作業でもあるため、作業員の安全管理にも多くの注意を払う必要がある。
(3)効率性の観点。
起伏駆動ワイヤーcの掛け条数が多い場合は、ジブbや起伏シーブブロックdまでの往復回数も増加するため、作業員の作業時間も当然増加する。
また、前記(工程3)の作業は必ず組立時、解体時に行われる。
建築用タワークレーン及びジブクレーンは、その性質上、組立・解体を頻繁に繰り返す重機であり、その都度、前記(1)〜(3)の懸念事項が生じる。
これらの懸念事項を緩和・解消できれば、より利便性の高い建築用タワークレーン及びジブクレーンの提供が可能となる。
すなわち、本発明は、クレーンの組立・解体作業をより安全かつ効率的に実施することが可能な手段の提供を目的とするものである。
上記課題を解決すべくなされた本願の第1発明は、建築用タワークレーンまたはジブクレーンのローピング方法であって前記建築用タワークレーンまたはジブクレーンは、クレーン本体およびジブを備えており、前記クレーン本体とジブとの固定前に、前記クレーン本体には、起伏用ウインチドラムと、前記起伏用ウインチドラムで巻き取り可能な起伏駆動ワイヤーと、前記起伏駆動ワイヤーを巻き掛ける可動シーブブロックと、前記可動シーブブロックに巻き掛けるトラス側ペンダントワイヤーと、を予め組み立てておき、かつ、前記ジブにはジブ側ペンダントワイヤーを予め取り付けておき、前記クレーン本体とジブとの固定後に、前記トラス側ペンダントワイヤーとジブ側ペンダントワイヤーとを接続してペンダントワイヤーを構成し、前記起伏駆動ワイヤーの巻き取りによる、前記可動シーブブロックの引き下げおよび前記ペンダントワイヤーの緊張でもって、前記ジブを起伏可能としたことを特徴とする。
また、本願の第2発明は、前記第1発明において、前記トラス側ペンダントワイヤーを前記可動シーブブロックに多条掛けしたことを特徴とする。
また、本願の第3発明は、前記第1発明または第2発明において、前記可動シーブブロックとは別に独立して前記ペンダントワイヤーを緊張可能な可動ペンダントブロック、を更に有することを特徴とする。
本願発明によれば、以下に記載する効果のうち、少なくとも何れか1つの効果を得ることができる。
(1)移動距離の観点。
クレーン本体のトラス周辺でローピング作業がほぼ完結するため、作業員がジブまで移動する必要がなく、作業員の移動距離を短縮化することができる。
(2)高所作業の観点。
作業員がジブまで移動する必要がないため、作業員の落下事故などの危険性を未然に排除することができる。
(3)効率性の観点。
作業員の移動距離が短くなるため、当然作業時間の短縮化に寄与する。
また、起伏駆動ワイヤーのローピング作業や、ペンダントワイヤーの一部のローピング作業を、整備工場または組立現場地上で予め完了させておくことで、現場での作業時間の短縮化も期待できる。
実施例1に係るローピング構造を用いたクレーンを示す概略正面図。 実施例1に係るローピング構造の模式図。 図2Aにおいて起伏駆動ワイヤーを巻き取った状態を示す模式図。 図1において起伏駆動ワイヤーを巻き取った状態を示す概略正面図。 実施例2に係るローピング構造の模式図。 図4Aにおいてペンダントブロックを引き下げた状態を示す模式図。 実施例3に係るローピング構造の模式図。 従来のローピング構造を用いたクレーンを示す概略正面図。 図6Aにおいて起伏駆動ワイヤーを巻き取った状態を示す概略正面図。 従来のローピング構造の模式図。
以下、各図面を参照しながら、本発明の実施例について説明する。
まず、本発明の第1実施例に係るローピング構造について説明する。
<1>全体構成。
図1を参照する。本発明は、建築用タワークレーンまたはジブクレーンなどのクレーンに適用するローピング構造である。
本発明に係るローピング構造は、クレーンのジブB側から伸びるペンダントワイヤー10と、クレーンのトラスA1側から伸びる起伏駆動ワイヤー20とを繋ぐ、可動シーブブロック30の配置形態を特徴の一つとする発明である。
以下、各部材の詳細について説明する。
<2>ペンダントワイヤー。
ペンダントワイヤー10は、ジブB側に取り付けるワイヤーである。
ペンダントワイヤー10は、一端をジブBの先端に取付け、他端を可動シーブブロック30に取り付ける。
ペンダントワイヤー10の長さは一定であり、前記他端に取り付けてある可動シーブブロック30の移動による、ペンダントワイヤー10の緊張または開放動作により、ジブBの起伏動作を行うことができる。
<2.1>ペンダントワイヤーの分割。
ペンダントワイヤー10は長尺であるため、適当な長さに分割しておくことが望ましい。本実施例では、ペンダントワイヤー10を、トラス側のペンダントワイヤー10aと、ジブ側のペンダントワイヤー10bとが連結した構成としている。
<3>起伏駆動ワイヤー。
起伏駆動ワイヤー20は、クレーン本体AのトラスA1側に取り付けるワイヤーである。
起伏駆動ワイヤー20は、可動シーブブロック30と、固定シーブブロック40との間に巻設し、固定シーブブロック40側の一端は起伏用ウインチドラム50に取り付ける。
この起伏用ウインチドラム50でもって起伏駆動ワイヤー20を巻きとることにより、可動シーブブロック30を起伏用ウインチドラム50側に引き寄せることができる。
<4>可動シーブブロック。
可動シーブブロック30は、前記ペンダントワイヤー10と、前記起伏駆動ワイヤー20とを繋ぐための部材である。
可動シーブブロック30は、前記ペンダントワイヤー10を巻掛けるための第1のシーブ31と、前記起伏駆動ワイヤー20を巻掛けるための第2のシーブ32とを有する。
<4.1>可動構造。
可動シーブブロック30は、クレーン本体AのトラスA1の後方の領域に配置し、起伏駆動ワイヤー20の巻き取り・巻き出し動作によって、可動自在に構成する。
<4.2>仮固定構造。
可動シーブブロック30は、前記した可動構造とは別に、トラス本体のステーなどに仮固定可能に構成する。
<5>作動例。
次に、図2A、2B、図3を参照しながら可動シーブブロック30の作動について説明する。
図2Aは、起伏駆動ワイヤー20の巻き取り前の状態を示しており、図2Bは、起伏駆動ワイヤー20の巻き取り後の状態を示している。
図2Aの状態では、可動シーブブロック30と固定シーブブロック40との間の起伏駆動ワイヤー20の巻架距離はLである。
この状態から、起伏用ウインチドラム50でもって起伏駆動ワイヤー20を巻きとると、可動シーブブロック30は、起伏用ウインチドラム50側に引き寄せられて、可動シーブブロック30と固定シーブブロック40との間の起伏駆動ワイヤー20の巻架距離はLへと縮まる。
この可動シーブブロック30の引き寄せ動作により、ペンダントワイヤー10は緊張した後、クレーン本体A側に引っ張られて、図3に示すようにジブBを起こすことができる。
<5.1>ペンダントワイヤーの多条掛け。
ペンダントワイヤー10が緊張する間と、ペンダントワイヤー10の緊張後から最小作業半径までの間のストロークは、可動シーブブロック30の移動距離に比例する。
そして、可動シーブブロック30をトラスA1後方の領域に配置した都合上、可動シーブブロック30の移動距離の許容長さは、従来構造よりも短くなる恐れがある。
そこで、可動シーブブロック30の移動距離が短くても、ジブBを起こすためのストロークをより長く確保可能とするために、本発明では、可動シーブブロック30に取付けられたペンダントワイヤー10の掛け数をできる限り増やすよう構成する。
図2A,図2Bに示すように、本実施例では、ジブB側に伸びるペンダントワイヤー10は2条掛けであり、可動シーブブロック30に取付けるペンダントワイヤー10は、別途設けた固定シーブ70を介して4条掛けである。
当該構成によれば、ペンダントワイヤー10の移動量と可動シーブブロック30の移動量は2:1となり、可動シーブブロック30の移動量は半分で済むこととなる。
<6>使用例。
上記したローピング構造を適用したクレーンの使用例について説明する。
<6.1>組立前の状態(図示せず)
(1)各シーブブロックの仮固定。
整備工場または組立現場地上で、事前に起伏駆動ワイヤー20のローピングを行う場合を想定する。
まず、可動シーブブロック30はトラスA1の後ステーの上部側に仮固定し、固定シーブブロック40はトラスA1の後ステーの下部側に仮固定した状態としておく。
この状態で、可動シーブブロック30と固定シーブブロック40の間に、起伏駆動ワイヤー20をローピングする。
(2)起伏駆動ワイヤーの処理。
可動シーブブロック30と固定シーブブロック40との間のローピングが完了した後、起伏駆動ワイヤー20の一端は、トラスA1の後ステーまたは固定シーブブロック40の適当な箇所に仮止めしておき、トラスA1が上架された後には起伏ウインチドラム50の尻手へと取り付ける。
他方、起伏駆動ワイヤー20の他端は、所定の箇所に取り付け固定しておく。
(3)ペンダントワイヤーの処理。
トラス側のペンダントワイヤー10aは、予め可動シーブブロック30に取付けておくことができる。
ジブ側のペンダントワイヤー10bは、ジブBの地組の際、ジブBの背面または上面に仮止めしておく。
<6.2>現場での作業
(1)ペンダントワイヤーの接続(図1)。
地組したジブBをクレーン本体Aに取付けた後、トラス側のペンダントワイヤー10aと、ジブ側に仮止めされたペンダントワイヤー10bを接続する。
(2)ペンダントワイヤーの緊張(図3)。
次に、固定シーブブロック40を所定の位置に固定するとともに、可動シーブブロック30の仮固定を解除する。
この状態で起伏ウインチドラム50を駆動すると、可動シーブブロック30が下方へと移動し、ペンダントワイヤー10が緊張する。
ペンダントワイヤー10が緊張し、さらに起伏ウインチドラム50を駆動し続けることで、ジブBは最大作業半径から最小作業半径までの領域を動作できる状態になる。
このように、本実施例に係るローピング構造によれば、作業員がジブB上を歩行する機会は、ペンダントワイヤー10の接続作業時のみであり、起伏駆動ワイヤー20のローピングの為に、ジブBを歩行する必要は無い。
次に、本発明の第2実施例に係るローピング構造について図4A,4Bを参照しながら説明する。
<1>可動シーブブロックのストロークについて。
実施例1で説明した、可動シーブブロック30の移動量(ストローク)は、ジブBを支持可能な位置までペンダントワイヤー10を緊張させることに要するストロークも含まれている。
この間のストロークを別の手段で補うことができれば、クレーンの実作業に必要な有効最小ストロークで設計でき、トラスA1の後ステーの部材長さも短くできるメリットが期待できる。
<2>可動ペンダントブロックの追加。
そこで、本実施例に係るローピング構造では、図4Aに示すように、新たに可動ペンダントブロック80を設ける。
可動ペンダントブロック80は、ペンダントワイヤー10を掛ける第3の可動シーブ81と、前記可動ペンダントブロック80を、固定シーブブロック40側に引き寄せるために、引き寄せワイヤー90を掛ける第4の可動シーブ82と、引き寄せ後の前記可動ペンダントブロック80を、クレーン本体Aに固定するためのブラケット(図示せず)とで構成する。
引き寄せワイヤー90の一端は所定の箇所に固定し、他端は起伏ウインチドラム50に繋ぐことができる。
この可動ペンダントブロック80と、固定シーブ70および可動シーブブロック30との間で、前記ペンダントワイヤー10を多条掛けするように構成する。本実施例では、ペンダントワイヤー10の掛け数は6条掛けとなり、ストローク比は3:1となる。
<3>作動例
(1)可動シーブブロックの仮固定。
まず、可動シーブブロック30は仮固定の状態とする。
(2)ペンダントブロックの引き寄せ。
引き寄せワイヤー90を、起伏ウインチドラム50に繋いで巻き取ることで、可動ペンダントブロック80は起伏ウインチドラム50側に引き寄せられる。
この引き寄せ動作に追従して、第3の可動シーブ81に巻きかえてあるペンダントワイヤー10が緊張することとなる。
よって、可動シーブブロック30を仮固定したまま、ジブBを支持可能な位置までペンダントワイヤー10を緊張することができる。
(3)可動ペンダントブロックの固定。
その後、可動ペンダントブロック80をクレーン本体Aに固定する。
(4)巻き取り対象の切替。
そして、起伏ウインチドラム50の繋ぎ先を引き寄せワイヤー90から起伏駆動ワイヤー20に切り替える。
なお、引き寄せワイヤー90の巻き取り・巻き出しを、別途設けたチェーンブロック等を用いて行う場合には、本工程は不要である。
(5)可動シーブブロックの引き寄せ。
最後に、可動シーブブロック30の仮固定を解除してから、前記実施例1と同様に起伏駆動ワイヤー20の巻き取りを行えば、起伏駆動ワイヤー20の巻き取り直後から、ジブBの起伏動作が可能となる。
このように、本実施例に係るローピング構造によれば、ペンダントワイヤー10の緩みを解消する初期緊張動作を、可動ペンダントブロック80に割り当てることによって、可動シーブブロック30のストロークを、ジブBの起伏動作の為のペンダントワイヤー10の緊張または開放動作に最大限確保することができる。
次に、本発明の第3実施例に係るローピング構造について図5を参照しながら説明する。
本実施例に係るローピング構造は、実施例2に記載のローピング構造において、引き寄せワイヤー90の機能を、起伏駆動ワイヤー20に兼用させた構造である。
具体的には、可動シーブロック30と、固定シーブブロック40の間を巻架した起伏駆動ワイヤー20の一端を、さらに可動ペンダントブロック80を構成する第4のシーブ82に巻掛けて固定し、起伏駆動ワイヤー20の他端を、起伏ウインチドラム50に接続する構造とする。
なお、説明の便宜上、ペンダントワイヤー10を巻掛ける第3のシーブ81の図示は省略している。
可動シーブブロック30が仮固定され、可動ペンダントブロック80が可動状態であれば、起伏駆動ワイヤー20を巻き取れば可動ペンダントブロック80の引き寄せ動作となる。
反対に、可動シーブブロック30が可動状態であり、可動ペンダントブロック80が固定されていれば、起伏駆動ワイヤー20を巻き取れば可動シーブブロック30の引き寄せ動作となる。
本実施例に係るローピング構造によれば、起伏ウインチドラム50へのワイヤーの付け替えを行うことなく、可動シーブブロック30の引き寄せ動作と、可動ペンダントブロック80の引き寄せ動作を実施することができる。
本願発明に係るローピング構造を実施するにあたり、可動シーブブロックや可動ペンダントブロックを設けるためのワイヤー、シーブ、ブロック、ウインチの構成態様等は、公知の範囲で決定することができる。
よって、本願発明の権利範囲は、前記した各実施例の態様に限定されない。
10 ペンダントワイヤー
20 起伏駆動ワイヤー
30 可動シーブブロック
31 第1のシーブ
32 第2のシーブ
40 固定シーブブロック
50 起伏ウインチドラム
60 頂部シーブ
70 固定シーブ
80 可動ペンダントブロック
81 第3の可動シーブ
82 第4の可動シーブ
90 引き寄せワイヤー
A クレーン本体
A1 トラス
B ジブ

Claims (3)

  1. 建築用タワークレーンまたはジブクレーンのローピング方法であって
    前記建築用タワークレーンまたはジブクレーンは、クレーン本体およびジブを備えており、
    前記クレーン本体とジブとの固定前に、
    前記クレーン本体には、起伏用ウインチドラムと、前記起伏用ウインチドラムで巻き取り可能な起伏駆動ワイヤーと、前記起伏駆動ワイヤーを巻き掛ける可動シーブブロックと、前記可動シーブブロックに巻き掛けるトラス側ペンダントワイヤーと、を予め組み立てておき、かつ、前記ジブにはジブ側ペンダントワイヤーを予め取り付けておき、
    前記クレーン本体とジブとの固定後に、
    前記トラス側ペンダントワイヤーとジブ側ペンダントワイヤーとを接続してペンダントワイヤーを構成し、
    前記起伏駆動ワイヤーの巻き取りによる、前記可動シーブブロックの引き下げおよび前記ペンダントワイヤーの緊張でもって、前記ジブを起伏可能としたことを特徴とする、
    建築用タワークレーンまたはジブクレーンのローピング方法
  2. 前記トラス側ペンダントワイヤーを前記可動シーブブロックに多条掛けしたことを特徴とする、
    請求項1に記載の建築用タワークレーンまたはジブクレーンのローピング方法
  3. 前記可動シーブブロックとは別に独立して前記ペンダントワイヤーを緊張可能な可動ペンダントブロック、を更に有することを特徴とする、
    請求項1または2に記載の建築用タワークレーンまたはジブクレーンのローピング方法
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