JP6175991B2 - 画像読取装置 - Google Patents

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Description

本発明は画像読取装置に関する。
特許文献1に従来の画像読取装置の例が開示されている。この画像読取装置は、筐体と第1ガイド部と第2ガイド部と読取部と搬送部とを備えている。筐体は、第1導入口と第2導入口と排出口とを有している。第2導入口は、第1導入口の幅方向の一端側に位置し、かつ幅方向の長さが第1導入口より小さい。排出口は、第1導入口及び第2導入口に連通している。第1ガイド部は、筐体に設けられている。第1ガイド部は、第1導入口と排出口とを繋ぎ、屈曲部分を有している。第2ガイド部は、筐体に設けられている。第2ガイド部は、第2導入口と、第1ガイド部の屈曲部分近傍に位置する合流位置とを直線状に繋いでいる。読取部は、筐体内に設けられている。読取部は、合流位置より排出口側に位置している。搬送部は、筐体に設けられている。
より詳しくは、搬送部は、第1搬送部を有している。第1搬送部は、合流位置と排出口との間に位置している。第1搬送部は、第1駆動ローラと第2駆動ローラと第1従動ローラと第2従動ローラとを有している。第1駆動ローラは、幅方向の一端側、かつ第2導入口から排出口までの経路の内側に位置し、回転駆動される。第2駆動ローラは、第1駆動ローラより幅方向の中央側、かつ経路の外側に位置し、回転駆動される。第1従動ローラは、第1ガイド部に案内される媒体を挟持可能に第1駆動ローラと対向している。第2従動ローラは、第1ガイド部に案内される媒体を挟持可能に第2駆動ローラと対向している。
この画像読取装置では、搬送部が第1ガイド部及び第2ガイド部に案内される媒体を排出口まで搬送する。この際、第1搬送部は、合流位置を通過する媒体を排出口に向けて搬送する。そして、読取部は、合流位置を通過した媒体の画像を読み取る。
特開2012−100115号公報
ところで、従来の画像読取装置では、一般的に、第1従動ローラは、第1駆動ローラに向けて所定の付勢力で付勢されている。第2従動ローラは、第2駆動ローラに向けて所定の付勢力で付勢されている。また、特許文献1には図示されていないが、従来の画像読取装置は、一般的に、規制部を備えている。規制部は、幅の異なる複数種類の媒体が第1導入口から導入される際、それらの媒体を幅方向の中央基準で位置決めする。
ここで、幅方向の一端側、かつ第2導入口から排出口までの経路の内側に位置する第1駆動ローラ及び第1従動ローラに挟持されないような幅の狭い媒体は、名刺やはがき等であって、用紙等である幅の広い媒体より一般的に厚い場合が多い。このため、第1導入口から導入される媒体の搬送方向が屈曲部分によって曲げられる際、幅の狭い媒体には、幅の広い媒体に作用する搬送抵抗よりも大きな搬送抵抗が作用し易い。このため、幅の狭い媒体と第2駆動ローラとの間でスリップが発生し易くなる。その結果、幅の異なる複数種類の媒体が第1導入口から導入される際、幅の広い媒体と幅の狭い媒体とに搬送速度差が生じ易くなる。搬送速度差とは、より具体的には、幅の広い媒体が第1導入口から合流位置を経由して排出口に到達する際の搬送速度と、幅の狭い媒体が第1導入口から合流位置を経由して排出口に到達する際の搬送速度との差である。
このような搬送速度差を抑制するため、第1従動ローラを第1駆動ローラに向けて付勢する付勢力と、第2従動ローラを第2駆動ローラに向けて付勢する付勢力とをともに単純に大きくする方法が考えられる。しかし、付勢力をそのように大きくした場合、それらの付勢力の反力が筐体に作用し、筐体の剛性が不足するおそれがある。そして、筐体の剛性不足を解消するために、筐体の補強や材質の変更等を行わなければならず、大型化や製造コストの高騰を招いてしまう。
本発明は、筐体の剛性不足を抑制しつつ、幅の異なる複数種類の媒体が第1導入口から導入される際に幅の広い媒体と幅の狭い媒体とに搬送速度差が発生することを抑制できる画像読取装置を提供することを目的とする。
本発明の画像読取装置は、第1導入口と、前記第1導入口の幅方向の一端側に位置し、かつ前記幅方向の長さが前記第1導入口より小さい第2導入口と、前記第1導入口及び前記第2導入口に連通する排出口とを有する筐体と、
前記第1導入口から導入される媒体を前記幅方向の中央基準で位置決めする規制部と、
前記筐体に設けられ、前記第1導入口と前記排出口とを繋ぎ、屈曲部分を有する第1ガイド部と、
前記筐体に設けられ、前記第2導入口と、前記第1ガイド部の前記屈曲部分近傍に位置する合流位置とを直線状に繋ぐ第2ガイド部と、
前記筐体内に設けられ、前記合流位置より前記排出口側に位置し、前記合流位置を通過した媒体の画像を読み取る読取部と、
前記筐体に設けられ、前記第1ガイド部及び前記第2ガイド部に案内される媒体を前記排出口まで搬送する搬送部とを備え、
前記搬送部は、前記合流位置と前記排出口との間に位置し、前記合流位置を通過する媒体を前記排出口に向けて搬送する第1搬送部を有し、
前記第1搬送部は、前記幅方向の一端側、かつ前記第2導入口から前記排出口までの経路の内側に位置し、回転駆動される第1駆動ローラと、
前記第1駆動ローラより前記幅方向の中央側、かつ前記経路の外側に位置し、回転駆動される第2駆動ローラと、
前記第1ガイド部に案内される媒体を挟持可能に前記第1駆動ローラと対向する第1従動ローラと、
前記第1ガイド部に案内される媒体を挟持可能に前記第2駆動ローラと対向する第2従動ローラと、
前記第1従動ローラを第1付勢力で前記第1駆動ローラに向けて付勢する第1付勢部材と、
前記第2従動ローラを前記第1付勢力より大きい第2付勢力で前記第2駆動ローラに向けて付勢する第2付勢部材とを有していることを特徴とする。
本発明の画像読取装置では、第2付勢部材の第2付勢力は、第1付勢部材の第1付勢力より大きい。これにより、幅方向の一端側、かつ経路の内側に位置する第1駆動ローラ及び第1従動ローラよりも、第1駆動ローラより幅方向の中央側、かつ第2導入口から排出口までの経路の外側に位置する第2駆動ローラ及び第2従動ローラの方が媒体をより強く挟持できる。このため、第1駆動ローラ及び第1従動ローラに挟持されないような幅の狭い媒体と第2駆動ローラとの間でスリップが発生し難くなる。その結果、幅の異なる複数種類の媒体が第1導入口から導入される際に幅の広い媒体と幅の狭い媒体とに搬送速度差が発生することを抑制できる。
また、第1付勢力及び第2付勢力をともに単純に大きくするわけではなく、第1付勢力は従来通りのままでよいので、第2付勢力の増加分に応じた反力が筐体に作用しても、筐体の剛性が不足し難い。
したがって、本発明の画像読取装置では、筐体の剛性不足を抑制しつつ、幅の異なる複数種類の媒体が第1導入口から導入される際に幅の広い媒体と幅の狭い媒体とに搬送速度差が発生することを抑制できる。
第1搬送部は、読取部と排出口との間に位置していることが望ましい。搬送部は、合流位置と読取部との間に位置し、合流位置を通過する媒体を排出口に向けて搬送する第2搬送部をさらに有していることが望ましい。そして、第2搬送部は、第1駆動ローラより幅方向の中央側、かつ経路の外側に位置し、回転駆動される第3駆動ローラと、第1ガイド部に案内される媒体を挟持可能に第3駆動ローラと対向する第3従動ローラと、第3従動ローラを第2付勢力と等しい第3付勢力で第3駆動ローラに向けて付勢する第3付勢部材とを有していることが望ましい。
この構成によれば、第1搬送部及び第2搬送部により、第1導入口から導入されて合流位置を通過する媒体に対して、読取部の前後で駆動力が確実に伝達される。ここで、第3付勢部材が第3従動ローラを第2付勢力と等しい第3付勢力で第3駆動ローラに向けて付勢するので、第1駆動ローラ及び第1従動ローラに挟持されないような幅の狭い媒体と第3駆動ローラとの間でもスリップが発生し難くなる。これにより、この画像読取装置では、幅の異なる複数種類の媒体が第1導入口から導入される際に幅の広い媒体と幅の狭い媒体とに搬送速度差が発生することをより確実に抑制できる。なお、第2付勢力と第3付勢力とが等しいとは、設計又は製造上の誤差を含む。
第1搬送部は、幅方向の他端側に位置し、回転駆動される第4駆動ローラと、第1ガイド部に案内される媒体を挟持可能に第4駆動ローラと対向する第4従動ローラと、第4従動ローラを第1付勢力と等しい第4付勢力で第4駆動ローラに向けて付勢する第4付勢部材とをさらに有していることが望ましい。
この構成によれば、第1駆動ローラ及び第1従動ローラと、第4駆動ローラ及び第4従動ローラとが幅方向の一端側と他端側とで対をなして、第1導入口から導入される幅の広い媒体を搬送するので、その媒体が斜行し難い。なお、第1付勢力と第4付勢力とが等しいとは、設計又は製造上の誤差を含む。
第2付勢力は、第1付勢力の1.2倍以上であることが望ましい。発明者らは、第2付勢力がこのような範囲にある場合、幅の異なる複数種類の媒体が第1導入口から導入される際に幅の広い媒体と幅の狭い媒体とに搬送速度差が発生することを効果的に抑制できることを実験により確認している。
第2付勢力は、第1付勢力の1.8倍以下であることが望ましい。発明者らは、第2付勢力がこのような範囲にある場合に筐体の剛性不足を効果的に抑制できることを実験により確認している。
筐体は、第1筐体と、排出口の近傍において幅方向と平行に延びる開閉軸心周りで開閉可能に第1筐体を支持するとともに、第2ガイド部が設けられた第2筐体とを有していることが望ましい。第2導入口は、第2筐体に形成されていることが望ましい。第1導入口、第1ガイド部及び排出口は、第2筐体と、閉じた状態の第1筐体とにおける互いに対向する対向面によって形成されていることが望ましい。そして、第1駆動ローラ及び第2駆動ローラは、第2筐体に配されていることが望ましい。また、第1従動ローラ、第2従動ローラ、第1付勢部材及び第2付勢部材は、第1筐体に配されていることが望ましい。
この場合、第1筐体が排出口を挟んだ幅方向の一端側と他端側とで第2筐体に支持されるので、第1筐体における幅方向の中央が第1付勢力及び第2付勢力の反力の影響を受け易い。この点、上記構成であれば、第1付勢力は従来通りのままでよいので、第1筐体の剛性不足を抑制できる。
実施例の画像読取装置に係り、トレイが開放位置にある状態の主に前方を示す斜視図である。 実施例の画像読取装置に係り、トレイが閉鎖位置にある状態の主に後方を示す斜視図である。 実施例の画像読取装置に係り、トレイが閉鎖位置にある状態の主に前方を示す斜視図である。 実施例の画像読取装置に係り、トレイが開放位置にある状態を示す模式上面図である。 実施例の画像読取装置に係り、図4のA−A断面を示す断面図である。 実施例の画像読取装置に係り、図4のB−B断面であって、トレイが閉鎖位置にある状態を示す断面図である。 実施例の画像読取装置に係り、第1筐体を開いた状態を示す部分斜視図である。 実施例の画像読取装置に係り、第1従動ローラ、第2従動ローラ、第3従動ローラ、第4従動ローラ、第1付勢部材、第2付勢部材、第3付勢部材及び第4付勢部材を残しつつ第1筐体を取り除いた状態を示す部分斜視図である。 実施例の画像読取装置に係り、(a)は図4のC−C断面において、第2搬送部の一例である上流側搬送部を抜き出して示す模式図であり、(b)は図4のD−D断面において、第1搬送部の一例である下流側搬送部を抜き出して示す模式図である。 実施例の画像読取装置に係り、ニップ荷重と副走査倍率との関係を示すグラフである。
以下、本発明を具体化した実施例を図面を参照しつつ説明する。
(実施例)
図1に示すように、実施例の画像読取装置1は、本発明の画像読取装置の具体的態様の一例である。図1では、排出口13側を装置の前側と規定し、排出口13に対向した場合に左手に来る側を左側と規定して、前後、左右及び上下の各方向を表示する。そして、図2以降に示す各方向は、全て図1に示す各方向に対応させて表示する。以下、図1等に基づいて、画像読取装置1が備える各構成要素について説明する。
<全体構成>
図1〜図6に示すように、画像読取装置1は、筐体30と、トレイ36とを備えている。筐体30は、第1筐体31と第2筐体32とを有している。
第1筐体31は、第2筐体32の上側に位置している。第1筐体31と第2筐体32とは、上下方向の間隔を有して互いに対向している。第2筐体32は、第1側壁部33Rと第2側壁部33Lとを有している。第1側壁部33Rは、第2筐体32の右側面を構成している。第2側壁部33Lは、第2筐体32の左側面を構成している。第1側壁部33Rと第2側壁部33Lとは、上側に延びて第1筐体31を左右方向の外側から挟んでいる。
図1、図5及び図6に示すように、第1筐体31は、上面31A、前面31B及び上側案内面31Gを有している。上面31Aは、上側を向く平面である。上面31Aは、後側から前側に向かって下り傾斜している。上面31Aの中央には、タッチパネル70が設けられている。前面31Bは、前側を向く平面である。前面31Bは、上面31Aの前端縁に連続し、下側に向かって垂直に延びている。上側案内面31Gは、下側を向く屈曲平面である。上側案内面31Gは、上面31Aの後端縁の下側から前側に向かって下り傾斜している。上側案内面31Gは、第1筐体31における前後方向の略中央において水平に向きを変える。上側案内面31Gは、前側に向かって略水平に延びて、前面31Bの下端縁31BAに連続している。
図1、図2及び図5〜図8に示すように、第2筐体32は、前面32B、下側案内面32G及び後面32Cを有している。前面32Bは、前側を向く平面である。前面32Bの上端縁32BAは、前面31Bの下端縁31BAに対して、隙間を有して下側に離間している。前面32Bは、下側に向かって垂直に延びている。下側案内面32Gは、上側を向く屈曲平面である。下側案内面32Gは、後面32Cの上端縁の上側から上側案内面31Gに沿うように、前側に向かって下り傾斜している。下側案内面32Gは、第2筐体32における前後方向の中央において水平に向きを変える。下側案内面32Gは、前側に向かって水平に延びて、前面32Bの上端縁32BAに連続している。後面32Cは、後側を向く平面である。後面32Cは、下側に向かって略垂直に延びている。
図2及び図6〜図8に示すように、第2筐体32は、下側カード案内面32J及び上側カード案内面32Hを有している。下側カード案内面32Jは、下側案内面32Gの水平部分における右端部に連続し、後側に向かって水平に延びて後面32Cまで達している。上側カード案内面32Hは、下側カード案内面32Jに対して上側に離間している。上側カード案内面32Hは、下側カード案内面32Jと平行に、後側に向かって水平に延びて後面32Cまで達している。上側カード案内面32Hの上下方向の位置は、上側案内面31Gの水平部分の上下方向の位置とほぼ同じである。
なお、上側案内面31G、下側案内面32G、上側カード案内面32H及び下側カード案内面32Jは、平滑な平面からなる構成に限定されず、複数のリブの先端縁等によって構成されていてもよい。
図4、図6及び図8に示すように、下側カード案内面32Jが下側案内面32Gの水平部分における右端部に連続する位置を合流位置J1とする。
図1及び図4〜図6に示すように、筐体30には、第1導入口11と排出口13とが形成されている。第1導入口11に、シートSHが挿入される。シートSHは、例えば、用紙やOHPシート等である。シートSHは、本発明の「媒体」の一例である。シートSHは、例えば、幅の広いものではレターサイズやA4サイズの用紙等であり、幅の狭いものでは葉書等である。なお、幅の狭い名刺やカード等については、屈曲平面である上側案内面31G及び下側案内面32Gに沿って案内されることが可能な程度に薄く曲り易い場合には、シートSHに含まれる。
より詳しくは、図5に示すように、第1導入口11は、第1筐体31と第2筐体32との間に形成されている。第1導入口11は、上側案内面31Gの後端縁31GAと、下側案内面32Gの後端縁32GAとの隙間である。図1に示すように、第1導入口11は、右側の第1側壁部33Rの近傍から左側の第2側壁部33Lの近傍まで、左右方向に延びている。第1導入口11の左右方向の長さは、シートSHの幅よりも長く設定されている。
本実施例では、第1導入口11の幅方向は、左右方向である。第1導入口11の幅方向の一端側は、第1導入口11の右端側である。第1導入口11の幅方向の他端側は、第1導入口11の左端側である。
図1及び図5に示すように、排出口13からシートSHが排出される。排出口13は、第1筐体31と第2筐体32との間に形成されている。より詳しくは、排出口13は、前面31Bの下端縁31BAと、前面32Bの上端縁32BAとの隙間である。排出口13は、右側の第1側壁部33Rの近傍から左側の第2側壁部33Lの近傍まで、左右方向に延びている。排出口13の左右方向の長さは、第1導入口11と同様、シートSHの幅よりも長く設定されている。
図4〜図6に示すように、画像読取装置1は、第1ガイド部10を備えている。第1ガイド部10は、第1筐体31の上側案内面31Gと、第2筐体32の下側案内面32Gとに上下方向から挟まれてなる通路である。第1ガイド部10は、図4〜図6に示す第1搬送経路P1を形成している。第1ガイド部10は、第1搬送経路P1に沿って、シートSHを後側の第1導入口11から前側の排出口13へ案内する。
図5及び図6に示すように、第1ガイド部10は、第1導入口11から前側に向かって下り傾斜している。第1ガイド部10は、筐体30における前後方向の中央において屈曲して前側に向きを変更する屈曲部分を有している。そして、第1ガイド部10は、屈曲部分から排出口13まで水平に延びている。
図7に示すように、第2筐体32は、開閉軸心X31周りで開閉可能に第1筐体31を支持している。開閉軸心X31は、第1筐体31の前面31Bの下端縁31BA側、すなわち、排出口13の近傍に位置して左右方向に延びている。第1筐体31が第2筐体32に対して上方に離間するように揺動することにより、第1ガイド部10が開放される。
要するに、第1導入口11、第1ガイド部10及び排出口13は、閉じた状態の第1筐体31と第2筐体32とにおける互いに対向する対向面、すなわち、第1筐体31の上側案内面31Gと、第2筐体32の下側案内面32Gとによって形成されている。
図2、図4、図6及び図7に示すように、筐体30には、第2導入口12が形成されている。第2導入口12に、幅の狭いカードCAが挿入される。カードCAは、小面積の枚葉である。カードCAは、例えば、名刺、キャッシュカード、会員証又は免許証等である。カードCAも、本発明の「媒体」の一例である。
より詳しくは、図4及び図6に示すように、第2導入口12は、第2筐体32の後面32Cに貫通して形成されている。第2導入口12は、後面32Cにおける上下方向の中間部、かつ第1側壁部33R側に開口している。第2導入口12は、左右方向に延びている。第2導入口12の左右方向の長さは、第1導入口11の左右方向の長さよりも小さく形成されている。また、第2導入口12の左右方向の長さは、カードCAの幅よりも長く設定されている。第2導入口12の上下方向の位置は、第1ガイド部10の水平部分及び排出口13の上下方向の位置とほぼ同じである。第2導入口12は、第1導入口11の右端側と上下方向において重なる位置にある。
図3及び図6に示すように、排出口13の右端側から、カードCAが排出される。要するに、排出口13からは、第1導入口11から挿入されたシートSH及び第2導入口12から挿入されたカードCAが共通して排出される。
図4及び図6に示すように、画像読取装置1は、第2ガイド部20を備えている。第2ガイド部20は、第2筐体32の上側カード案内面32Hと下側カード案内面32Jとに上下方向から挟まれて直線状に延びる通路である。要するに、第2ガイド部20は、第2筐体32に設けられている。第2ガイド部20は、合流位置J1において、第1ガイド部10に合流する。
第2ガイド部20が第1ガイド部10に合流する合流位置J1は、第1ガイド部10の屈曲部分の近傍、すなわち、上側案内面31G及び下側案内面32Gの前側から後側に向かって下り傾斜する部分から水平に向きを変える屈曲部分に設定されている。
図4に示すように、第1ガイド部10の右端側において、第2ガイド部20の左右方向の幅と同じ幅で合流位置J1から排出口13まで延びる領域をカード搬送領域29とする。第2ガイド部20と、カード搬送領域29とは、図4及び図6に示す第2搬送経路P2を形成している。第2搬送経路P2は、後側の第2導入口12から前側の排出口13の右端側まで水平に延びている。第2搬送経路P2は、本発明の「第2導入口から排出口までの経路」の一例である。
第2ガイド部20は、第2導入口12から挿入されたカードCAを第2搬送経路P2に沿って第1ガイド部10に合流するように案内する。そして、第1ガイド部10のカード搬送領域29は、そのカードCAを第2搬送経路P2に沿って排出口13の右端側へ案内する。
図1〜図3等に示すように、トレイ36は、基部36A、中間部36B及び先端部36Cを有している。基部36Aは、左右方向に延びる開閉軸心X36A周りに揺動可能に第1側壁部33R及び第2側壁部33Lに支持されている。中間部36Bは、基部36Aの開閉軸心X36Aから遠い端縁側において、基部36Aに連結されている。先端部36Cは、中間部36Bの基部36Aから遠い端縁側において、中間部36Bに連結されている。中間部36Bの中央には、操作開口39が矩形状に開口している。
トレイ36が図1、図4及び図5に示す開放位置にある状態では、基部36A、中間部36B及び先端部36Cが下側案内面32Gの傾斜部分に連続するように後側に向かって上り傾斜し、第1導入口11を開放している。この状態において、基部36A、中間部36B及び先端部36Cの上側を向く面は、保持面36Hを構成している。ユーザがトレイ36に1枚又は複数枚のシートSHを載置すると、保持面36HがそのシートSHを下側から保持する。
一方、トレイ36が図2、図3及び図6に示す閉鎖位置にある状態では、基部36Aが垂直になって第2筐体32の後面32Cと面一になる。中間部36Bが第1筐体31の上面31Aを上側から覆う。先端部36Cが第1筐体31の前面31Bを前側から覆う。この状態において、操作開口39は、タッチパネル70を外部に露出させている。
図1、図5及び図8に示すように、画像読取装置1は、左右一対の規制部36Gを備えている。各規制部36Gは、左右方向に摺動可能に基部36Aに設けられて、保持面36H上に突出している。各規制部36Gは、基部36A内に配された図示しないラック&ピニオン機構に連結されている。各規制部36Gは、トレイ36の保持面36Hに保持されて第1導入口11に導入されるシートSHを左右方向の外側から挟んで左右方向の位置決めを行う。この際、各規制部36Gは、ラック&ピニオン機構によって連動し、第1導入口11における左右方向の中央基準でシートSHを位置決めする。
図1は、各規制部36Gが左右方向において最も離間した状態を示している。この状態では、各規制部36Gは、レターサイズのシートSHを第1導入口11における左右方向の中央基準で位置決めする。図8は、各規制部36Gが左右方向において接近した状態を示している。この状態では、各規制部36Gは、葉書サイズのシートSHを第1導入口11における左右方向の中央基準で位置決めする。図示は省略するが、各規制部36Gは、図8に示す状態からさらに接近することにより、名刺サイズのシートSHを第1導入口11における左右方向の中央基準で位置決めする。
図4〜図6に示すように、画像読取装置1は、回路基板54と駆動源40Mと搬送部40と読取部55とを備えている。
図5及び図6に示すように、回路基板54は、第2筐体32の底部に配されている。回路基板54は、CPU、ROM及びRAM等からなる制御回路を有している。回路基板54には、ACアダプタ及び給電コードを介して、家庭用コンセントから電力が供給される。回路基板54は、駆動源40M、読取部55、タッチパネル70等に電気的に接続され、適宜それらに電力を供給して制御を行う。
図4に示すように、駆動源40Mは、第2筐体32内における第2側壁部33L側に設けられている。駆動源40Mは、図示しないモータ及び伝達ギヤ群を有している。駆動源40Mは、回路基板54に制御されることにより駆動力を発生する。
図4〜図8に示すように、搬送部40は、分離ローラ48、分離パッド49、上流側搬送部41及び下流側搬送部42を有している。上流側搬送部41は、本発明の「第2搬送部」の一例である。下流側搬送部42は、本発明の「第1搬送部」の一例である。読取部55は、第1読取部55A及び第2読取部55Bを有している。これらは、第1ガイド部10において、後側から前側から向かって、すなわちシートSHの搬送方向の上流側から下流側に向かって、分離ローラ48及び分離パッド49、上流側搬送部41、第2読取部55B、第1読取部55A、下流側搬送部42という順番で配されている。また、分離ローラ48及び分離パッド49は、第1導入口11と合流位置J1との間に位置している。上流側搬送部41、第2読取部55B、第1読取部55A及び下流側搬送部42は、合流位置J1と排出口13との間に位置している。以下、この順番で、これらの構成を説明する。
図4、図5、図7及び図8に示すように、分離ローラ48は、第2筐体32内に回転可能に支持されている。分離ローラ48の上部は、下側案内面32Gの傾斜部分から第1ガイド部10に露出している。分離ローラ48は、第1ガイド部10における左右方向の中央部に配されている。
分離ローラ48は、回路基板54が駆動源40Mを制御することにより、駆動源40Mに回転駆動される。分離ローラ48は、トレイ36に載置されたシートSHに当接しつつ回転することにより、そのシートSHを第1ガイド部10に送り出す。
図5及び図7に示すように、分離パッド49は、第1筐体31に組み付けられている。分離パッド49は、上側案内面31Gにおいて第1ガイド部10に露出している。分離パッド49は、ゴムやエラストマー等の摩擦部材からなる板状体である。分離パッド49は、図示しない付勢部材に付勢されて、分離ローラ48に押し付けられている。これにより、分離ローラ48と分離パッド49とは、第1ガイド部10において搬送されるシートSHを挟んで一枚ずつ分離し得る。
図4〜図8及び図9(a)に示すように、上流側搬送部41は、合流位置J1と第2読取部55Bとの間に位置している。上流側搬送部41は、第3駆動ローラ131、132とカード用駆動ローラ151とを有している。
第3駆動ローラ131、132とカード用駆動ローラ151とは、第2筐体32に配されて、上流側駆動軸41Sに固定されている。上流側駆動軸41Sは、駆動源40Mから右側の第1側壁部33Rの近傍まで左右方向に延びている。カード用駆動ローラ151は、第1ガイド部10の右端側、かつ第2搬送経路P2の内側に位置している。第3駆動ローラ131、132は、カード用駆動ローラ151より左右方向の中央側、かつ第2搬送経路P2の外側に位置している。第3駆動ローラ131は、分離ローラ48より左側に位置している。第3駆動ローラ132は、分離ローラ48より右側に位置している。第3駆動ローラ131、132とカード用駆動ローラ151とは、駆動源40Mの駆動力が上流側駆動軸41Sを介して伝達されることにより回転駆動される。
また、上流側搬送部41は、第3従動ローラ135、136と第3付勢部材138、139とカード用従動ローラ155とを有している。
第3従動ローラ135、136は、第1筐体31に配されて、第3従動軸134に回転可能に支持されている。図5、図8及び図9(a)に示すように、第3従動軸134は、上流側駆動軸41Sの真上に位置して、第3駆動ローラ131より左側から第3駆動ローラ132より右側まで左右方向に延びている。第3従動ローラ135は、第3駆動ローラ131の真上に位置して、第3駆動ローラ131と対向している。第3従動ローラ136は、第3駆動ローラ132の真上に位置して、第3駆動ローラ132と対向している。
図8及び図9(a)に示すように、第3付勢部材138、139は、圧縮コイルバネである。第3付勢部材138、139は、第1筐体31に配されて、第3従動軸134の上側に位置している。第3付勢部材138は、第3従動軸134の左端部を第3付勢力F3で上流側駆動軸41Sに向けて付勢している。第3付勢部材139は、第3従動軸134の右端部を第3付勢力F3で上流側駆動軸41Sに向けて付勢している。つまり、第3付勢部材138、139は、第3従動ローラ135と第3従動ローラ136とをそれぞれ第3付勢力F3で第3駆動ローラ131、132に向けて付勢している。これにより、第3従動ローラ135、136は、第3駆動ローラ131、132に押し付けられている。そして、第1ガイド部10に案内されるシートSHを第3駆動ローラ131、132と第3従動ローラ135、136とが挟持し、搬送力を伝達する。
図6〜図8に示すように、カード用従動ローラ155は、第1筐体31に回転可能に支持されている。カード用従動ローラ155は、上側案内面31Gから露出した状態で、カード用駆動ローラ151に上方から対向している。カード用駆動ローラ151とカード用従動ローラ155との間の隙間は、第1ガイド部10に案内されるシートSHが第2搬送経路P2の内側を通過する程度に幅が広い場合にそのシートSHの厚みより厚く設定されて、そのシートSHを挟持しないようになっている。その一方、カード用駆動ローラ151とカード用従動ローラ155との間の隙間は、第2ガイド部20に案内されるカードCAを挟持可能な大きさに設定されて、そのカードCAに搬送力を伝達可能となっている。
なお、図6に示すように、第2ガイド部20の上側カード案内面32H側には、カード用補助ローラ156が配されている。カード用補助ローラ156は、第2導入口12から導入されるカードCAを下側カード案内面32Jに沿わせるように付勢する。
第2読取部55Bは、第2筐体32に組み付けられている。より具体的には、第2読取部55Bは、Contact Image Sensor(以後、「CIS」と略す)、CISホルダ及びコンタクトガラス等を備える。第2読取部55Bの上面は、下側案内面32Gの水平部分において第1ガイド部10に露出している。
第1読取部55Aは、第1筐体31に組み付けられている。より具体的には、第1読取部55Aは、CIS、CISホルダ及びコンタクトガラス等を備える。第1読取部55Aの下面は、上側案内面31Gの水平部分において第1ガイド部10に露出している。
図4に示すように、第1読取部55A及び第2読取部55Bは、右側の第1側壁部33Rの近傍から、左側の第2側壁部33Lの近傍まで左右方向に延びている。図4〜図6に示すように、第1読取部55A及び第2読取部55Bは、カード搬送領域29を含む第1ガイド部10全体を上下方向から挟むように対向している。
上記構成により、第1読取部55A及び第2読取部55Bは、シートSHが第1ガイド部10において搬送される場合、そのシートSHの両面の画像を読み取る。また、第1読取部55A及び第2読取部55Bは、第2ガイド部20に案内されて第1ガイド部10に合流したカードCAがカード搬送領域29において搬送される場合、そのカードCAの両面の画像を読み取る。
図4〜図8及び図9(b)に示すように、下流側搬送部42は、第1読取部55Aと排出口13との間に位置している。下流側搬送部42は、第1駆動ローラ111と第2駆動ローラ121、122と第4駆動ローラ141とを有している。第1駆動ローラ111と第2駆動ローラ121、122と第4駆動ローラ141とは、第2筐体32に配されて、下流側駆動軸42Sに固定されている。下流側駆動軸42Sは、駆動源40Mから右側の第1側壁部33Rの近傍まで左右方向に延びている。第1駆動ローラ111は、第1ガイド部10の右端側、かつ第2搬送経路P2の内側に位置している。第2駆動ローラ121、122は、第1駆動ローラ111より左右方向の中央側、かつ第2搬送経路P2の外側に位置している。第2駆動ローラ121は、分離ローラ48より左側に位置している。第2駆動ローラ122は、分離ローラ48より右側に位置している。第4駆動ローラ141は、第2駆動ローラ121より左側、すなわち、第2駆動ローラ121、122を挟んで第1駆動ローラ111とは反対側に位置している。第1駆動ローラ111と第2駆動ローラ121、122と第4駆動ローラ141とは、駆動源40Mの駆動力が下流側駆動軸42Sを介して伝達されることにより回転駆動される。
また、下流側搬送部42は、第1従動ローラ115と第2従動ローラ125、126と第4従動ローラ145と第1付勢部材118、119と第2付勢部材128、129と第4付勢部材148、149とを有している。
第1従動ローラ115は、第1筐体31に配されて、第1従動軸114に回転可能に支持されている。図6、図8及び図9(b)に示すように、第1従動軸114は、下流側駆動軸42Sの真上に位置して、第1駆動ローラ111より左側から第1駆動ローラ111より右側まで左右方向に延びている。第1従動ローラ115は、第1駆動ローラ111の真上に位置して、第1駆動ローラ111と対向している。
図5、図7、図8及び図9(b)に示すように、第2従動ローラ125、126は、第1筐体31に配されて、第2従動軸124に回転可能に支持されている。第2従動軸124は、下流側駆動軸42Sの真上に位置して、第2駆動ローラ121より左側から第2駆動ローラ122より右側まで左右方向に延びている。第2従動ローラ125は、第2駆動ローラ121の真上に位置して、第2駆動ローラ121と対向している。第2従動ローラ126は、第2駆動ローラ122の真上に位置して、第2駆動ローラ122と対向している。
図7、図8及び図9(b)に示すように、第4従動ローラ145は、第1筐体31に配されて、第4従動軸144に回転可能に支持されている。第4従動軸144は、下流側駆動軸42Sの真上に位置して、第4駆動ローラ141より左側から第4駆動ローラ141より右側まで左右方向に延びている。第4従動ローラ145は、第4駆動ローラ141の真上に位置して、第4駆動ローラ141と対向している。
図8及び図9(b)に示すように、第1付勢部材118、119は、圧縮コイルバネである。第1付勢部材118、119は、第1筐体31に配されて、第1従動軸114の上側に位置している。第1付勢部材118は、第1従動軸114の左端部を付勢力F118で下流側駆動軸42Sに向けて付勢している。第1付勢部材119は、第1従動軸114の右端部を付勢力F119で下流側駆動軸42Sに向けて付勢している。付勢力F118と付勢力F119との合力が第1付勢力F1である。つまり、第1付勢部材118、119は、第1従動ローラ115を第1付勢力F1で第1駆動ローラ111に向けて付勢している。これにより、第1従動ローラ115は、第1駆動ローラ111に押し付けられている。そして、第1ガイド部10に案内されるシートSHが第2搬送経路P2の内側を通過する程度に幅が広い場合に、第1駆動ローラ111と第1従動ローラ115とがそのシートSHの右側を挟持し、搬送力を伝達する。
第2付勢部材128、129は、圧縮コイルバネである。第2付勢部材128、129は、第1筐体31に配されて、第2従動軸124の上側に位置している。第2付勢部材128は、第2従動軸124の左端部を第2付勢力F2で下流側駆動軸42Sに向けて付勢している。第2付勢部材129は、第2従動軸124の右端部を第2付勢力F2で下流側駆動軸42Sに向けて付勢している。つまり、第2付勢部材128、129は、第2従動ローラ125と第2従動ローラ126とをそれぞれ第2付勢力F2で第2駆動ローラ121、122に向けて付勢している。これにより、第2従動ローラ125、126は、第2駆動ローラ121、122に押し付けられている。そして、第1ガイド部10に案内されるシートSHを第2駆動ローラ121、122と第2従動ローラ125、126とが挟持し、搬送力を伝達する。
第4付勢部材148、149は、圧縮コイルバネである。第4付勢部材148、149は、第1筐体31に配されて、第4従動軸144の上側に位置している。第4付勢部材148は、第4従動軸144の左端部を付勢力F148で下流側駆動軸42Sに向けて付勢している。第4付勢部材149は、第4従動軸144の右端部を付勢力F149で下流側駆動軸42Sに向けて付勢している。付勢力F148と付勢力F149との合力が第4付勢力F4である。つまり、第4付勢部材148、149は、第4従動ローラ145を第4付勢力F4で第4駆動ローラ141に向けて付勢している。これにより、第4従動ローラ145は、第4駆動ローラ141に押し付けられている。そして、第1ガイド部10に案内されるシートSHが第2搬送経路P2の内側を通過する程度に幅が広い場合に、第1駆動ローラ111及び第1従動ローラ115とは反対側に位置する第4駆動ローラ141と第4従動ローラ145とがそのシートSHの左側を挟持し、搬送力を伝達する。
ここで、第1付勢力F1、第2付勢力F2、第3付勢力F3及び第4付勢力F4は、以下のような大小関係となるように設定されている。すなわち、第2付勢力F2は、第1付勢力F1より大きい。より具体的には、第2付勢力F2は、第1付勢力F1の1.2倍以上である。また、第2付勢力F2は、第1付勢力F1の1.8倍以下である。このような第1付勢力F1及び第2付勢力F2の大小関係は、発明者らが試験を実施して得られた試験結果、例えば、図10のグラフ等に基づいて設定される。図10のグラフについては、後で説明する。
また、第3付勢力F3は、第2付勢力F2と等しくされている。なお、第2付勢力F2と第3付勢力F3とが等しいとは、設計又は製造上の誤差を含む。さらに、第4付勢力F4は、第1付勢力F1と等しくされている。なお、第1付勢力F1と第4付勢力F4とが等しいとは、設計又は製造上の誤差を含む。
本実施例では、一例として、付勢力F118、F119がそれぞれ250gfとされ、付勢力F118、F119の合力である第1付勢力F1が500gfとされている。そして、第2付勢力F2及び第3付勢力F3が第1付勢力F1の1.5倍である750gf以上であって、なるべく750gfに近くなるように設定されている。また、付勢力F148、F149がそれぞれ250gfとされ、付勢力F148、F149の合力である第4付勢力F4が第1付勢力F1と等しい500gfとされている。
図1及び図5に示すように、タッチパネル70は、第1筐体31の内部における上面31A側に組み付けられている。タッチパネル70は、上面31Aにくり抜かれた矩形状のタッチパネル用開口31Hにより外部に露出している。タッチパネル70は、液晶パネルと、液晶パネルの背面側から光を照射する蛍光ランプやLED等の光源と、液晶パネルの表面に貼り合わされた接触感知膜とを有している。
タッチパネル70は、回路基板54に制御されて、画像読取動作の処理状況やエラー状況等である画像読取装置1の稼働状況等を表示する。また、タッチパネル70は、外部からの操作を受け付ける。具体的には、タッチパネル70は、例えば、画像読取を開始するためのボタンや、設定入力用のボタン等の各種のボタンを表示する。そして、ユーザがいずれかのボタンに対応する処理の実行指示や設定入力を行うために、タッチパネル70に触れると、タッチパネル70は、その操作を受け付けて、回路基板54に伝達する。
<シート及びカードの画像読取動作>
この画像読取装置1では、以下のようにして、シートSH及びカードCAの画像が読み取られる。
図1及び図5に示すように、シートSHの画像が読み取られる場合、ユーザにより、トレイ36が開放位置にある状態とされる。トレイ36が開放位置にある状態であれば、その状態が維持される。そして、ユーザにより、トレイ36にシートSHが載置される。回路基板54は、タッチパネル70からシートSHの読取指示があった場合等に、図示しないシート検出センサによってトレイ36の保持面36HにシートSHが保持されていることを確認した上で、シートSHの画像読取動作を開始する。
そうすると、回路基板54は、駆動源40Mに駆動力を発生させるように制御する。これにより、まず、分離ローラ48が分離パッド49とシートSHを挟みながら回転する。分離ローラ48は、トレイ36上のシートSHを第1導入口11から導入し、シートSHを第1ガイド部10に送り出す。この際、複数枚のシートSHが重なった状態で搬送されようとしている場合、分離パッド49とシートSHとの間の摩擦力などにより、シートSHが一枚ずつ分離され得る。
次に、上流側搬送部41の第3駆動ローラ131、132及び第3従動ローラ135、136によって、分離ローラ48に送り出されたシートSHを第1ガイド部10において搬送する。第1ガイド部10において搬送されるシートSHの両面の画像が第1読取部55A及び第2読取部55Bにより読み取られる。画像が読み取られたシートSHは、下流側搬送部42の第1駆動ローラ111、第2駆動ローラ121、122、第4駆動ローラ141、第1従動ローラ115、第2従動ローラ125、126及び第4従動ローラ145によって、排出口13から筐体30の外部に排出される。
一方、図2、図3及び図6に示すように、カードCAの画像が読み取られる場合、ユーザにより、トレイ36が閉鎖位置にある状態とされる。トレイ36が閉鎖位置にある状態であれば、その状態が維持される。そして、図2に示すように、ユーザにより、カードCAが筐体30の後側から第2導入口12に差し込まれる。そうすると、カードCAは、第2ガイド部20を通過し、その先端がカード搬送領域29に到達する。回路基板54は、タッチパネル70からカードCAの読取指示があった場合等に、図示しないカード検出センサによって第2導入口12からカードCAが挿入されていることを確認した上で、カードCAの画像読取動作を開始する。
そうすると、回路基板54は、駆動源40Mに駆動力を発生させるように制御する。これにより、上流側搬送部41のカード用駆動ローラ151及びカード用従動ローラ155によって、カード搬送領域29、すなわち第2搬送経路P2の内側においてカードCAを搬送する。カード搬送領域29において搬送されるカードCAの両面の画像が第1読取部55A及び第2読取部55Bにより読み取られる。図3に示すように、画像が読み取られたカードCAは、下流側搬送部42の第1駆動ローラ111及び第1従動ローラ115によって、排出口13の右端側から筐体30の外部に排出される。
<作用効果>
実施例の画像読取装置1では、下流側搬送部42において、第2付勢部材128、129の第2付勢力F2は、第1付勢部材118、119の第1付勢力F1より大きい。より詳しくは、第2付勢力F2は、第1付勢力F1の1.2倍以上、1.8倍以下である。これにより、第1ガイド部10の右端側、かつ第2搬送経路P2の内側に位置する第1駆動ローラ111及び第1従動ローラ115よりも、第1駆動ローラ111より左右方向の中央側、かつ第2搬送経路P2の外側に位置する第2駆動ローラ121、122及び第2従動ローラ125、126の方がシートSHをより強く挟持できる。このため、第1駆動ローラ111及び第1従動ローラ115に挟持されないような幅の狭い葉書や名刺等のシートSHと第2駆動ローラ121、122との間でスリップが発生し難くなる。その結果、この画像読取装置1では、幅の異なる複数種類のシートSHが第1導入口11から導入される際に幅の広いシートSHと幅の狭いシートSHとに搬送速度差が発生することを抑制できる。
より詳しくは、図10に示すグラフにおいて、横軸のニップ荷重は、第1付勢力F1に対して第2付勢力F2が何倍であるかを示している。縦軸の副走査倍率は、シートSHの実際の搬送方向の長さに対して、読取部55が読み取った画像におけるシートSHの搬送方向の長さが何%変化しているかを示している。
折れ線L1は、厚さ0.2mm程度の名刺であるシートSHを搬送部40によって搬送する際のニップ荷重と副走査倍率との関係を示している。折れ線L2は、厚さ0.2mm程度の葉書であるシートSHを搬送部40によって搬送する際のニップ荷重と副走査倍率との関係を示している。折れ線L3は、厚さ0.3mm程度の名刺であるシートSHを搬送部40によって搬送する際のニップ荷重と副走査倍率との関係を示している。
折れ線L1、L2、L3からわかるように、第2付勢力F2が第1付勢力F1の1倍である場合、副走査倍率が4〜9%程度であって読取画像が実際より搬送方向に延びてしまうことがわかる。その一方、第2付勢力F2が第1付勢力F1より大きくなると副走査倍率が減少し、1.2倍以上で品質上許容される程度まで減少し、1.8倍を超えると副走査倍率の変化が殆どなくなる傾向となる。このような試験結果から、この画像読取装置1では、第1駆動ローラ111及び第1従動ローラ115に挟持されないような幅の狭い葉書や名刺等のシートSHと第2駆動ローラ121、122との間でスリップが発生し難いことが明らかである。
また、第1付勢力F1及び第2付勢力F2をともに単純に大きくするわけではなく、第1付勢力F1は従来通りのままでよいので、第2付勢力F2の増加分に応じた反力が筐体30に作用しても、筐体30の剛性が不足し難い。特に、この画像読取装置1では、第1筐体31が排出口13を挟んだ左右両端側で第2筐体32に支持されるので、仮に何ら対策を施さなければ、第1筐体31における左右方向の中央が第1付勢力F1及び第2付勢力F2の反力の影響を受け易い。この点、この画像読取装置1では、第1付勢力F1は従来通りのままでよいので、第1筐体31の剛性不足を抑制できる。
したがって、実施例の画像読取装置1では、筐体30の剛性不足を抑制しつつ、幅の異なる複数種類のシートSHが第1導入口11から導入される際に幅の広いシートSHと幅の狭いシートSHとに搬送速度差が発生することを抑制できる。
また、この画像読取装置1では、上流側搬送部41において、第3付勢部材138、139が第3従動ローラ135、136を第2付勢力F2と等しい第3付勢力F3で第3駆動ローラ131、132に向けて付勢するので、第1駆動ローラ111及び第1従動ローラ115に挟持されないような幅の狭いシートSHと第3駆動ローラ131、132との間でもスリップが発生し難くなる。これにより、この画像読取装置1では、幅の異なる複数種類のシートSHが第1導入口11から導入される際に幅の広いシートSHと幅の狭いシートSHとに搬送速度差が発生することをより確実に抑制できる。
さらに、この画像読取装置1では、下流側搬送部42において、第1駆動ローラ111及び第1従動ローラ115と、第4駆動ローラ141及び第4従動ローラ145とが第1ガイド部10の右端側と左端側とで対をなして、第1導入口11から導入される幅の広いシートSHを搬送するので、そのシートSHが斜行し難い。
以上において、本発明を実施例に即して説明したが、本発明は上記実施例に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。
1…画像読取装置、11…第1導入口、12…第2導入口、13…排出口
SH、CA…媒体(SH…シート、CA…カード)
30…筐体、36G…規制部、10…第1ガイド部、J1…合流位置
20…第2ガイド部、55…読取部、40…搬送部
P2…第2導入口から排出口までの経路(第2搬送経路)
42…第1搬送部(下流側搬送部)、41…第2搬送部(上流側搬送部)
111…第1駆動ローラ、115…第1従動ローラ
F1…第1付勢力、118、119…第1付勢部材
121、122…第2駆動ローラ、125、126…第2従動ローラ
F2…第2付勢力、128、129…第2付勢部材
131、132…第3駆動ローラ、135、136…第3従動ローラ
F3…第3付勢力、138、139…第3付勢部材
141…第4駆動ローラ、145…第4従動ローラ
F4…第4付勢力、148、149…第4付勢部材
31…第1筐体、X31…開閉軸心、32…第2筐体
31G…第1筐体の第2筐体と対向する対向面(上側案内面)
32G…第2筐体の第1筐体と対向する対向面(下側案内面)

Claims (4)

  1. 第1導入口と、前記第1導入口の幅方向の一端側に位置し、かつ前記幅方向の長さが前記第1導入口より小さい第2導入口と、前記第1導入口及び前記第2導入口に連通する排出口とを有する筐体と、
    前記第1導入口から導入される媒体を前記幅方向の中央基準で位置決めする規制部と、
    前記筐体に設けられ、前記第1導入口と前記排出口とを繋ぎ、屈曲部分を有する第1ガイド部と、
    前記筐体に設けられ、前記第2導入口と、前記第1ガイド部の前記屈曲部分近傍に位置する合流位置とを直線状に繋ぐ第2ガイド部と、
    前記筐体内に設けられ、前記合流位置より前記排出口側に位置し、前記合流位置を通過した媒体の画像を読み取る読取部と、
    前記筐体に設けられ、前記第1ガイド部及び前記第2ガイド部に案内される媒体を前記排出口まで搬送する搬送部とを備え、
    前記搬送部は、前記合流位置と前記排出口との間に位置し、前記合流位置を通過する媒体を前記排出口に向けて搬送する第1搬送部を有し、
    前記第1搬送部は、前記幅方向の一端側、かつ前記第2導入口から前記排出口までの経路の内側に位置し、回転駆動される第1駆動ローラと、
    前記第1駆動ローラより前記幅方向の中央側、かつ前記経路の外側に位置し、回転駆動される第2駆動ローラと、
    前記第1ガイド部に案内される媒体を挟持可能に前記第1駆動ローラと対向する第1従動ローラと、
    前記第1ガイド部に案内される媒体を挟持可能に前記第2駆動ローラと対向する第2従動ローラと、
    前記第1従動ローラを第1付勢力で前記第1駆動ローラに向けて付勢する第1付勢部材と、
    前記第2従動ローラを前記第1付勢力より大きい第2付勢力で前記第2駆動ローラに向けて付勢する第2付勢部材とを有し
    前記第2付勢力は、前記第1付勢力の1.2倍以上、1.8倍以下であることを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記第1搬送部は、前記読取部と前記排出口との間に位置し、
    前記搬送部は、前記合流位置と前記読取部との間に位置し、前記合流位置を通過する媒体を前記排出口に向けて搬送する第2搬送部をさらに有し、
    前記第2搬送部は、前記第1駆動ローラより前記幅方向の中央側、かつ前記経路の外側に位置し、回転駆動される第3駆動ローラと、
    前記第1ガイド部に案内される媒体を挟持可能に前記第3駆動ローラと対向する第3従動ローラと、
    前記第3従動ローラを前記第2付勢力と等しい第3付勢力で前記第3駆動ローラに向けて付勢する第3付勢部材とを有している請求項1記載の画像読取装置。
  3. 前記第1搬送部は、前記幅方向の他端側に位置し、回転駆動される第4駆動ローラと、
    前記第1ガイド部に案内される媒体を挟持可能に前記第4駆動ローラと対向する第4従動ローラと、
    前記第4従動ローラを前記第1付勢力と等しい第4付勢力で前記第4駆動ローラに向けて付勢する第4付勢部材とをさらに有している請求項1又は2記載の画像読取装置。
  4. 前記筐体は、第1筐体と、前記排出口の近傍において前記幅方向と平行に延びる開閉軸心周りで開閉可能に前記第1筐体を支持するとともに、前記第2ガイド部が設けられた第2筐体とを有し、
    前記第2導入口は、前記第2筐体に形成され、
    前記第1導入口、前記第1ガイド部及び前記排出口は、前記第2筐体と、閉じた状態の前記第1筐体とにおける互いに対向する対向面によって形成され、
    前記第1駆動ローラ及び前記第2駆動ローラは、前記第2筐体に配され、
    前記第1従動ローラ、前記第2従動ローラ、前記第1付勢部材及び前記第2付勢部材は、前記第1筐体に配されている請求項1乃至のいずれか1項記載の画像読取装置。
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