JP6175870B2 - 面実装バルントランス - Google Patents

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Description

本発明は、メガネ型コアを用いた面実装バルントランスに関する。
ダブルバランスドミキサ、広帯域トランス、インピーダンス変換用トランスなどに使用可能な高周波トランスとして、メガネ型コアを用いたバルントランスが用いられている。
図5は、従来の面実装バルントランスの分解透視斜視図である。図において、巻線は省略している。
面実装バルントランス60は、略矩形の板状の樹脂ベース80と、ベース80の上に載置された貫通孔71a、71bを有するメガネ型コア70と、メガネ型コア70に巻回された巻線からなる。
ベース80の上面には、メガネ型コア70に嵌合する凹部85が設けられ、凹部85に接着剤50が塗布され、メガネ型コア70が嵌合するように載置されて、固定されている。
ベース80の対向する両側面には、複数の金属端子91が等間隔に植設され、金属端子91の根元の絡げ部91bに巻線の端末が絡げられる。
ベース80の隣り合う金属端子91と金属端子91との間には、絡げた巻線の端末の引出し方向を規制するとともに、金属端子間での短絡を防止するための、ベース80の外周方向に突出する凸部81が設けられている。
またベース80には、平面視で面実装バルントランスの極性を分かるように、切り欠き86が設けられている。
特開2002−198227号公報 特開平11−87148号公報
近年、電子機器の小型薄型化や高機能化に伴って、面実装バルントランスも高密度実装が可能な物が求められている。しかし、上記した面実装バルントランス60は、凹部85を設けるため縁取りw(図中、斜線で示す)だけベース80を大きくしなければならなかった。また、金属端子91の根元の絡げ部91aに巻線端末を絡げるとともに先端を実装部91bとしているため、金属端子91にはある程度の長さが必要になり、金属端子91の延出方向の長さが短くできなかった。その結果、回路基板上での面実装バルントランスの占有面積を小さくできないという問題があった。
本発明の面実装バルントランスは、複数の貫通孔を有するメガネ型コアと、前記メガネ型コアを載置する載置面を有するベースと、前記ベースに植設された複数の金属端子とからなり、前記金属端子は、前記ベースの対向する側面から露出する絡げ部と、前記対向する側面と直交する側面から露出する実装部とを備え、前記絡げ部が隣接する間の前記ベース側面に、前記ベースの外周方向に突出するとともに載置面より上方に突出する、凸部を設けた、ことを特徴とする。
本発明の面実装バルントランスによれば、回路基板上への高密度実装が可能な、占有面積が小さい面実装バルントランスを提供することができる。
本発明の面実装バルントランスの一実施例を示す斜視図である。 図1の面実装バルントランスの分解透視斜視図である。 製造工程での金属端子を説明するための図である。 ベースの様々な実施例を示す透視斜視図である。 従来の面実装バルントランスの分解透視斜視図である。
以下、本発明の面実装バルントランスの一実施例を図面を用いて説明する。
図1は本発明の面実装バルントランスの斜視図であり、図2は図1の分解透視斜視図を示す。図において、巻線は省略している。
図1乃至図2に示すように、面実装バルントランス10は、略矩形の板状の樹脂製のベース30と、ベース30の上面に載置された貫通孔21a、21bを有するメガネ型コア20とメガネ型コア20に巻回された巻線からなる。
ベース30にはL字形状に形成された複数の金属端子41〜46が植設され、金属端子41〜46の一方の先端の絡げ部41a、42a、43a、44a、45a、46aは、ベース30の一方の対向する側面から等間隔に露出し、他方の先端の実装部41b、42b、43b、44b、45b、46bは、対向する側面と直交するいずれかの側面から等間隔に露出し、金属端子41〜46が平面視交差しないように配置されている。
隣接する絡げ部41aと42a、42aと43a、44aと45a、45aと46aのそれぞれの間には、ベース30の外周方向に突出するとともに載置面より上方に突出する凸部31、32、33、34がそれぞれ設けられている。
実装部41b、42b、43b、44b、45b、46bは、ベース30の側面から底面に沿って折り曲げられて実装基板との接続をするための実装端子となる。また、載置面には、接着剤のはみ出しを防止するための接着剤溜まり35が設けられている。
上記した面実装バルントランス10に、絶縁被覆された導線が巻線され、金属端子41〜46の絡げ部に巻線の端末部が絡げられて、半田ディップ等により電気的に接続される。絡げる金属端子や、巻回仕様は、面実装バルントランスの仕様による。
図3は、製造工程での金属端子を説明するための図である。金属端子41〜46は、連続したフレーム40を打ち抜いて形成されている。
図中、一点鎖線で示した部分が樹脂に埋設され、点線で示した部分で切断されてフレーム40から切り離される。
上記した面実装バルントランス10は、凸部31〜34により、隣り合う金属端子と巻線の引出し方向を規制するとともに絡げ部での短絡を防止し、さらにメガネ型コア20の載置位置も規制することができる。また、金属端子の絡げ部と実装部とを別々の端末としたので、端子の突き出しを短くできる。
さらにまた金属端子41〜46は、L字形状の部分が樹脂に埋設されているので、端子の抜け強度を強めることができ、絡げ部と実装部を分けたので、絡げ作業時のテンションより実装端子の配列が乱れてしまう虞もない。
金属端子は、L字形状に限らず、十字形状、T字形状とすることもできる。図は、ベースの様々な実施例を示す透視斜視図である。図において、樹脂部分の略外形を点線で示す。
(a)において、金属端子421は、絡げ部421a、421bと、実装部421c、421dとを有する十字形状としている。
(b)において、金属端子422は、絡げ部422a、421bと、実装部421dとを有するT字形状としている。
(c)において、金属端子423は、絡げ部423aと、実装部423c、423dとを有するT字形状としている。
(b)と図(b)に示したように、金属端子をT字形状とすることにより、従来の面実装バルントランスの切り欠きによる極性表示の代わりとすることができる。
10、60 面実装バルントランス
20,70 メガネ型コア
21a、21b、71a、71b 貫通孔
30、80 ベース
31〜34、81〜84 凸部
35 接着剤溜まり
40 フレーム
41〜46、91、421,422,423 金属端子
41a〜46a、91a 絡げ部
41b〜46b、91b 実装部
50 接着剤
85 凹部
86 切り欠き

Claims (4)

  1. 複数の貫通孔を有するメガネ型コアと、
    前記メガネ型コアを載置する載置面を有するベースと、
    前記ベースに植設された複数の金属端子とからなり、
    前記金属端子は、
    前記ベースの対向する側面から露出する絡げ部と、
    前記対向する側面と直交する側面から露出する実装部とを備え、
    前記絡げ部が隣接する間の前記ベース側面に、前記ベースの外周方向に突出するとともに
    載置面より上方に突出する、複数の凸部を設け
    前記複数の凸部は、前記メガネ型コアの載置位置を規制するように配置された、
    ことを特徴とする面実装バルントランス。
  2. 前記メガネ型コアに巻回した巻線をさらに備え、
    前記巻線の端末を前記絡げ部に接続した、
    請求項1記載の面実装バルントランス。
  3. 前記実装部は、前記ベースの側面から底面に沿って折り曲げた、
    請求項1乃至2記載の面実装バルントランス。
  4. 前記載置面に接着剤溜まりを設けた、
    請求項1乃至3記載の面実装バルントランス。
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