JP6174369B2 - 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、貨幣を認識する情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムに関する。
従来より、商品の値段を携帯端末等のカメラ又はQRコード(登録商標)により取得する技術が知られている。例えば、特許文献1には、携帯端末のカメラで撮影した値札情報に基づいて値段を取得することが記載されている。なお、特許文献1では、値札情報とともに、該撮影場所の位置情報を取得することで、位置情報に基づく周辺店舗の値段も取得している。
特開2011−48591号公報
ここで、上述した技術を利用して海外通貨で表示されている値段を取得することが考えらえる。しかしながら、例えば、値段が購入者にとってなじみのない国の通貨単位の値段で表示されている場合には、購入者は該通貨の為替レートを把握していないため、値段を見た際に即座に値段の感覚をつかむことができない。このような場合、購入者は、為替レートを調べて、それに基づき自国通貨単位の値段を自ら算出する必要がある。このことが、海外における商品購入等を煩わしいものとしている。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、異なる通貨単位の値段算出を簡易化することで、海外通貨で値段表示された商品の購入が円滑に行える情報処理装置及び情報処理方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の情報処理装置は、値段を示す情報である値段情報を含む値段画像を入力する入力手段と、入力手段により入力された値段画像に示された数字及び通貨記号を画像認識する画像認識手段と、情報処理装置の位置を示す位置情報を取得する位置取得手段と、画像認識手段によって画像認識された通貨記号の候補から、位置取得手段によって取得された位置情報に係る地域において用いられない通貨記号を除外することにより一の通貨記号を特定して、該一の通貨記号を通貨単位特定情報とし、該通貨単位特定情報に基づいて、値段情報に対応する通貨単位及び該通貨単位と異なる通貨単位との変換レートを特定する変換レート特定手段と、変換レート特定手段により特定された変換レートに基づいて、値段情報に対応する異なる通貨単位の値段を算出する算出手段と、算出手段により算出された異なる通貨単位の値段を通知する通知手段と、を備えている。
この発明によれば、通貨単位特定情報に基づいて、値段画像に示された通貨単位の変換レートが特定される。通貨単位特定情報を用いることにより、通貨単位の変換レートを容易に特定することができる。また、算出手段によって算出された異なる通貨単位の値段が、通知手段により商品の購入者等に通知されるため、商品の購入者等は自らレート計算等を行うことなく異なる通貨単位を把握できる。すなわち、異なる通貨単位の値段算出を簡易化し、海外通貨で値段表示された商品の購入を円滑に行うことができる。
また、本発明の情報処理装置において、画像認識手段は、値段画像に示された通貨記号を画像認識し、変換レート特定手段は、画像認識手段によって画像認識された通貨記号を通貨単位特定情報として用いる。これにより、通貨単位の特定精度、ひいては変換レートの特定精度を高くすることができる。
また、本発明の情報処理装置において、情報処理装置の位置を示す位置情報を取得する位置取得手段をさらに備え、変換レート特定手段は、位置取得手段により取得された位置情報を通貨単位特定情報として用いる。これにより、通貨単位の特定精度、ひいては変換レートの特定精度を高くすることができる。
また、本発明の情報処理装置において、通知手段は、入力手段により入力された値段画像に、算出手段により算出された異なる通貨単位の値段を重畳表示する。入力手段により入力された画像に重畳表示されることで、商品の購入者等は、異なる通貨単位の値段をより感覚的に把握しやすくなる。算出手段は、算出した異なる通貨単位の値段と、値段画像及び値段画像における値段表示位置情報とを対応付けて通知手段に出力してもよい。
また、本発明の情報処理装置において、通貨単位毎に為替レートを記憶する記憶手段をさらに備え、変換レート特定手段は、記憶手段に記憶された為替レートに基づいて、値段情報に対応する通貨単位の変換レートを特定する。情報処理装置内に記憶された為替レートから通貨単位の変換レートを特定することで、変換レート特定処理を迅速に行うことができる。
本発明の情報処理方法は、値段を示す情報である値段情報を含む値段画像を入力する入力ステップと、入力ステップにおいて入力された値段画像に示された数字及び通貨記号を画像認識する画像認識ステップと、情報処理装置の位置を示す位置情報を取得する位置取得ステップと、画像認識ステップにおいて画像認識された通貨記号の候補から、位置取得ステップにおいて取得された位置情報に係る地域において用いられない通貨記号を除外することにより一の通貨記号を特定して、該一の通貨記号を通貨単位特定情報とし、該通貨単位特定情報に基づいて、値段情報に対応する通貨単位及び該通貨単位と異なる通貨単位との変換レートを特定する変換レート特定ステップと、変換レート特定ステップにおいて特定された変換レートに基づいて、値段情報に対応する異なる通貨単位の値段を算出する算出ステップと、算出ステップにおいて算出された異なる通貨単位の値段を通知する通知ステップと、を含んでいる。本情報処理方法は、上述した情報処理装置と同様の効果を奏することができる。
本発明の情報処理プログラムは、値段を示す情報である値段情報を含む値段画像を入力する入力モジュールと、入力モジュールにより入力された値段画像に示された数字及び通貨記号を画像認識する画像認識モジュールと、情報処理装置の位置を示す位置情報を取得する位置取得モジュールと、画像認識モジュールによって画像認識された通貨記号の候補から、位置取得モジュールによって取得された位置情報に係る地域において用いられない通貨記号を除外することにより一の通貨記号を特定して、該一の通貨記号を通貨単位特定情報とし、該通貨単位特定情報に基づいて、値段情報に対応する通貨単位及び該通貨単位と異なる通貨単位との変換レートを特定する変換レート特定モジュールと、変換レート特定モジュールにより特定された変換レートに基づいて、値段情報に対応する異なる通貨単位の値段を算出する算出モジュールと、算出モジュールにより算出された異なる通貨単位の値段を通知する通知モジュールと、を備えている。本情報処理プログラムは、上述した情報処理装置及び情報処理方法と同様の効果を奏することができる。
本発明によれば、異なる通貨間での値段換算を簡易化することで、海外通貨で値段表示された商品の購入を円滑に行うことができる。
本実施形態に係る携帯端末の機能を示すブロック図である。 記憶部に記憶された為替レートの例を示す図である。 通知部による重畳表示イメージを示す図である。 携帯端末のハードウェア構成図である。 本実施形態に係る携帯端末の処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
図1は、本実施形態に係る携帯端末1の機能を示すブロック図である。図1に示されるとおり、携帯端末1は、カメラ11と、位置取得部12と、画像認識部13と、変換レート特定部14と、算出部15と、記憶部16と、通知部17と、を備えている。携帯端末1は情報処理装置であり、スマートフォン等の携帯機器や、PC端末などの通信端末である。以下、図1に示す機能ブロックに基づいて、各機能ブロックを説明する。
カメラ11は、商品又はサービス(以下商品等と記載する)の値段を示す情報である値段情報を含む値段画像を画像認識部13及び通知部17に入力する入力手段としての機能を有するものである。値段情報とは、例えば商品等の値札等である。商品等の値段情報とは、数字及び通貨記号の双方を含むもの(例えば$100)であってもよいし、数字のみ(例えば100)であってもよい。カメラ11は、値段画像を、数ms〜数十ms間隔で画像認識部13及び通知部17に入力する。
位置取得部12は、基地局から発信される電波の受信状況を利用して測位する基地局測位や、GPSを利用するGPS測位等によって携帯端末1の位置情報を取得する位置取得手段としての機能を有するものである。位置取得部12は、例えば数秒〜数十秒間隔で、携帯端末1の位置情報を取得しており、取得した位置情報を変換レート特定部14に入力する。
画像認識部13は、カメラ11により入力された値段画像に示された数字を画像認識する画像認識手段としての機能を有するものである。画像認識部13による画像認識は、従来から周知となっている技術、例えばOCR(Optical Character Recognition)技術により行われ、予め登録された複数の数字のパターンを参照することにより、値段表示に示された数字を認識する。
また、画像認識部13は、値段画像に示された通貨記号を画像認識することとしてもよい。この場合には、複数の通貨の通貨記号のパターンについても予め登録しておく必要がある。画像認識した通貨記号が、後述する通貨単位特定情報となる。画像認識部13は、画像認識した結果を算出部15及び変換レート特定部14に入力する。
また、画像認識部13は、値段画像を画像認識する際、値段画像において値段情報が表示がされている位置を示す値段表示位置情報を取得する。そして、画像認識部13は、値段画像と値段画像における値段表示位置情報とを紐づけて、算出部15に入力する。
変換レート特定部14は、通貨単位特定情報に基づいて、値段情報に対応する通貨単位及び該通貨単位と異なる通貨単位との変換レートを特定する変換レート特定手段としての機能を有するものである。具体的には、変換レート特定部14は、通貨単位特定情報に基づいて通貨単位を特定する通貨単位特定処理と、特定した通貨単位の変換レートを特定する変換レート特定処理とを行う。
変換レート特定部14による通貨単位特定処理に用いられる通貨単位特定情報とは、その情報を取得することによって通貨単位が一意に特定される情報である。変換レート特定部14は、例えば、画像認識部13により画像認識された通貨記号を通貨単位特定情報として用いて通貨単位を特定する。また、変換レート特定部14は、例えば、位置取得部12により取得された携帯端末1の位置情報を通貨単位特定情報として用いて通貨単位を特定する。携帯端末1の位置情報からは、少なくとも携帯端末1が位置する国が特定できるため、当該国で流通している通貨単位を特定することができる。
なお、変換レート特定部14は、上述した、画像認識部13により画像認識された通貨記号と位置取得部12により取得された携帯端末1の位置情報との両方を通貨単位特定情報として用いて通貨単位を特定することもできる。これによれば、画像認識部13により画像認識された通貨記号の候補が複数あるような場合(画像認識によって、一の通貨記号を特定できなかった場合)であっても、携帯端末1の位置情報から携帯端末1が位置する国を特定できるため、当該位置情報を補助的に用いて、当該国の通貨単位でない通貨単位の通貨記号を除外し、適切な一の通貨単位を特定できる。
変換レート特定部14による変換レート特定処理は、通貨単位特定処理において特定した通貨単位と、記憶部16に記憶された為替レートとに基づいて行われる。変換レート特定部14は、変換レート特定処理において特定した特定の通貨単位の変換レートを、算出部15に入力する。記憶部16が記憶する為替レートとは、通貨単位毎の他の通貨との変換レートである。記憶部16が記憶する為替レートを、図2を用いて説明する。図2は、記憶部16に記憶された為替レートの例を示す図である。例えば、通貨単位が$(ドル)であると特定されている場合には、図2のアメリカ欄(表の2行目)より、ドルの変換レートを特定することができる。すなわち、1ドルは93.1円であり、0.767ユーロであり、1.02カナダドルであるとする変換レートを特定できる。
図1に戻り、記憶部16は、インターネット回線等を通じて、クラウド上に設けられた為替レート更新装置21と通信を行い、最新の為替レートを取得し記憶する記憶手段である。為替レート更新装置21は、リアルタイムに為替レートを更新している。記憶部16は、例えば数分〜数十分毎に為替レート更新装置21と通信を行い為替レートを最新のレートに更新する。なお、記憶部16が為替レート更新装置21と通信ができない場合であっても、記憶部16には、最後に為替レート更新装置21と通信を行った際の為替レートが記憶されているため、変換レート特定部14による変換レートの特定は可能である。
算出部15は、画像認識部13から入力された値段画像に示された数字と、変換レート特定部14から入力された特定の通貨単位の変換レートとに基づいて、当該特定の通貨単位とは異なる通貨単位換算での値段を算出する算出手段としての機能を有するものである。例えば、変換レート特定部14により通貨単位がドルと特定され、変換レート特定部14により図2のアメリカ欄(表の2行目)の変換レートが入力されたとする。該変換レートは1ドルに対する各通貨単位の金額を表している。そして、例えば、画像認識部13から入力された値段画像に示された数字が100である場合には、円における値段は、100ドル=93.1円×100=9310円、と算出される。なお、値段を算出したい通貨単位(異なる通貨単位)は、事前に設定しておいてもよいし、値段算出毎に設定してもよい。このような設定は、算出部15に入力される。
算出部15は、算出した異なる通貨単位の値段と画像認識部13から入力された値段画像及び値段画像における値段表示位置情報とを紐づけて、通知部17に入力する。
通知部17は、カメラ11から入力された値段画像に、算出部15から入力された、算出したい通貨単位(異なる通貨単位)の値段を重畳表示する通知手段としての機能を有するものである。値段画像への重畳表示は、従来から周知となっているAR(AUGMENTED REALITY:拡張現実)技術が用いられる。
具体的には、通知部17は、算出部15から、値段画像とともに、該画像における値段表示位置情報が入力されているため、値段表示位置情報に示された位置の近傍を、異なる通貨単位の値段を重畳表示する位置として特定する。そして、特定した重畳表示する位置に、算出部15から入力された異なる通貨単位の値段を重畳表示する。
なお、値段表示位置情報に示された位置の近傍ではなく、値段表示位置の場所そのものに異なる通貨単位の値段を重畳表示してもよい。この場合、現地の価格は画面上には表示されず、重畳表示された異なる通貨単位の値段のみが表示されることとなる。
ここで、通知部17が異なる通貨単位の値段を重畳表示する対象の画像は、カメラ11から入力される値段画像をもとに作成されるが、上述したように、カメラ11は数ms〜数十ms間隔で値段画像を入力しているため、カメラ11から入力された値段画像をもとに重畳表示位置を決定しても、現実の位置とは異なる場合があり、単に、算出部15から入力された値段表示位置情報に基づいて異なる通貨単位の値段を重畳表示することは好ましくない。
よって、通知部17は、算出部15から入力された値段画像における値段表示位置と比較してカメラ11から入力された値段画像における値段表示位置がどの程度変化したか特定(値段表示位置をトラッキングすることにより変化量を特定)し、該変化量を考慮した上で、カメラ11から入力された値段画像に、異なる通貨単位の値段を重畳表示する。このような重畳表示は、上述したように、従来から周知となっているAR技術により実現される。
なお、算出部15が、異なる通貨単位の値段と画像認識部13から入力された値段画像における値段表示位置情報とを紐づけて通知部17に入力しているため、例えば、図3に示されるように、1つの画像に2つ以上の値段情報が含まれている場合にも、それぞれ適切に値段の重畳表示部分201,202を表示することができる。
なお、値段画像以外の部分、例えば図3における「SAVE」という文字については、「割引」のように、指定した言語への翻訳結果を表示してもよい。この場合は、値段画像のようにリアルタイムの変換レートを参照することなく、辞書による翻訳結果を重畳表示すればよい。なお、画像内の言語を他の言語に翻訳して表示するものとしては、NTTドコモ社製「うつして翻訳」やGoogle社製「Google Translate」のようなサービスがすでにある。
次に、図4を参照して、携帯端末1のハードウェア構成について説明する。図4は、携帯端末1のハードウェア構成図である。図1に示される携帯端末1は、物理的には、図4に示されるとおり、CPU101、主記憶装置であるRAM102及びROM103、入力デバイスである入力装置104、ディスプレイ等の出力装置105、ネットワークカード等のデータ送受信デバイスである通信モジュール106、半導体メモリ等の補助記憶装置107などで構成されている。図1における各機能は、図4に示すCPU101、RAM102等のハードウェア上に所定のコンピュータソフトウェアを読み込ませることにより、CPU101の制御のもとで入力装置104、出力装置105、通信モジュール106を動作させるとともに、RAM102や補助記憶装置107におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。
次に、上述したように構成された本実施形態の携帯端末1の処理について説明する。図5は、本実施形態に係る携帯端末1の処理を示すフローチャートである。
まず、ユーザ操作により、値段を算出したい通貨単位が算出部15に入力される(S1)。通貨単位の設定後、携帯端末1のカメラにより、商品の値札等の値段情報を含む値段画像が、画像認識部13及び通知部17に入力される(S2、入力ステップ)。
つづいて、画像認識部13により、カメラ11が入力した値段画像に示された数字及び通貨記号が画像認識される(S3、画像認識ステップ)。画像認識結果は算出部15及び変換レート特定部14に入力される。また、画像認識部13により、値段画像における値段表示位置情報が取得され、値段画像と値段画像における値段表示位置情報とが算出部15に入力される。
つづいて、位置取得部12による携帯端末1の位置情報の取得が可能か否かが判断される(S4)。位置情報の取得が可能である場合には、該位置情報が取得され変換レート特定部14に入力される。そして、変換レート特定部14により、携帯端末1の位置情報が通貨単位特定情報として用いられ通貨単位が特定される(S5、変換レート特定ステップ)。
一方、S4において位置情報の取得ができない場合には、変換レート特定部14により、画像認識部13が画像認識した値段画像に示された通貨記号が通貨単位特定情報として用いられ通貨単位が特定される(S6、変換レート特定ステップ)。
つづいて、変換レート特定部14により、記憶部16が記憶する通貨単位毎の為替レートが取得される(S7、変換レート特定ステップ)。そして、為替レートに基づいて、変換レート特定部14により、値段画像に示された通貨単位の変換レートが特定される(S8、変換レート特定ステップ)。該変換レートは、変換レート特定部14により算出部15に入力される。
つづいて、画像認識部13が入力した値段画像に示された数字と変換レート特定部14が入力した変換レートとを用いて、算出部15により算出したい通貨単位(特定の通貨単位とは異なる通貨単位)の値段が算出される(S9、算出ステップ)。該算出結果と、画像認識部13が入力した値段画像及び値段画像における値段表示位置とが、算出部15により通知部17に入力される。
最後に、通知部17により、カメラ11が入力した値段画像に、算出部15が入力した異なる通貨単位の値段が重畳表示される(S10、通知ステップ)。以上で、一連の携帯端末1の処理は終了となる。
次に、コンピュータを上記の携帯端末1として機能させるための情報処理プログラムについて説明する。情報処理プログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体に格納されて提供されるものであり、具体的には、値段を示す情報である値段情報を含む値段画像を入力する入力モジュールと、入力モジュールにより入力された値段画像に示された数字を画像認識する画像認識モジュールと、値段情報に対応する通貨単位及び該通貨単位と異なる通貨単位との変換レートを、通貨単位特定情報に基づいて特定する変換レート特定モジュールと、変換レート特定モジュールにより特定された変換レートに基づいて、値段情報に対応する異なる通貨単位の値段を算出する算出モジュールと、算出モジュールにより算出された異なる通貨単位の値段を通知する通知モジュールと、を備える。上述の各モジュールは、図5に示されるフローチャートに従って動作するものである。
次に、本実施形態の携帯端末1の作用効果について説明する。本実施形態の携帯端末1によれば、通貨単位特定情報に基づいて、値段画像に示された通貨単位の変換レートが特定される。通貨単位特定情報を用いることにより、通貨単位の変換レートを容易に特定することができる。また、算出部15によって算出された、異なる通貨単位の値段が通知部17により商品の購入者等に通知されるため、商品等の購入者等は自らレート計算等を行うことなく異なる通貨単位を把握できる。すなわち、異なる通貨単位の値段算出を簡易化し、海外通貨で値段表示された商品等の購入を円滑に行うことができる。
また、本実施形態の携帯端末1において、画像認識部13が値段画像に示された通貨記号を画像認識し、変換レート特定部14が画像認識部13によって画像認識された通貨記号を通貨単位特定情報として用いて通貨単位を特定することにより、実際に画像認識した通貨記号から通貨単位を特定できるため、通貨単位の特定精度、ひいては変換レートの特定精度を高くすることができる。
また、本実施形態の携帯端末1において、携帯端末1の位置を示す位置情報を取得する位置取得部12をさらに備え、変換レート特定部14は、位置取得部12により取得された位置情報を通貨単位特定情報として用いることにより、通貨単位の特定精度、ひいては変換レートの特定精度を高くすることができる。
また、本実施形態の携帯端末1において、通知部17は、カメラ11により入力された値段画像に、異なる通貨単位の値段を重畳表示することで、商品等の購入者が視認できる画像に通貨単位の値段が重畳表示されるため、異なる通貨単位の値段をより感覚的に把握しやすくなる。
また、本実施形態の携帯端末1において、通貨単位毎に為替レートを記憶する記憶部16をさらに備え、変換レート特定部14は、記憶部16に記憶された為替レートに基づいて、値段情報に対応する通貨単位の変換レートを特定する。携帯端末1内に記憶された為替レートから通貨単位の変換レートを特定することで、変換レート特定処理を迅速に行うことができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、各請求項に記載した要旨を変更しない範囲で変形し、又は他のものに適用したものであってもよい。
例えば、通知部17による異なる通貨単位の値段の通知は、必ずしも画像への重畳表示に限定されるものではなく、商品等の購入者に異なる通貨単位の値段を通知できるものであればよい。すなわち、その他の表示方法や音声等により、異なる通貨単位の値段を通知するものであってもよい。
また、情報処理装置は携帯端末1に限定されず、サーバ装置等であってもよい。また、情報処理装置の各機能は複数の端末により実装されるものでもよく、例えば、記憶部16以外の各機能は携帯端末が保持し、記憶部16はサーバ装置が保持する構成であってもよい。
また、情報処理装置は、ヘッドマウントディスプレイを具備する眼鏡型端末であってもよい。上述した携帯端末1ではカメラ11により入力された値段画像の上に異なる通貨単位の値段を重畳表示したが、情報処理装置が眼鏡型端末である場合には、眼鏡型端末を介してユーザが実際に視認した現実世界の物体に重畳画像を表示する。よって、情報処理装置が眼鏡型端末である場合には、値段画像をもとに重畳画像を重畳する位置を決定し、眼鏡型端末のヘッドマウントディスプレイ表示面に重畳画像を表示する。
1…携帯端末、11…カメラ、12…位置取得部、13…画像認識部、14…変換レート特定部、15…算出部、16…記憶部、17…通知部、21…為替レート更新装置、101…CPU、102…RAM、103…ROM、104…入力装置、105…出力装置、106…通信モジュール、107…補助記憶装置。

Claims (6)

  1. 値段を示す情報である値段情報を含む値段画像を入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力された値段画像に示された数字及び通貨記号を画像認識する画像認識手段と、
    情報処理装置の位置を示す位置情報を取得する位置取得手段と、
    前記画像認識手段によって画像認識された通貨記号の候補から、前記位置取得手段によって取得された位置情報に係る地域において用いられない通貨記号を除外することにより一の通貨記号を特定して、該一の通貨記号を通貨単位特定情報とし、該通貨単位特定情報に基づいて、前記値段情報に対応する通貨単位及び該通貨単位と異なる通貨単位との変換レートを特定する変換レート特定手段と、
    前記変換レート特定手段により特定された変換レートに基づいて、前記値段情報に対応する前記異なる通貨単位の値段を算出する算出手段と、
    前記算出手段により算出された異なる通貨単位の値段を通知する通知手段と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記通知手段は、前記入力手段により入力された値段画像に、前記算出手段により算出された異なる通貨単位の値段を重畳表示する、請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記算出手段は、算出した前記異なる通貨単位の値段と、前記値段画像及び値段画像における値段表示位置情報とを対応付けて通知手段に出力する、請求項2記載の情報処理装置。
  4. 通貨単位毎に為替レートを記憶する記憶手段をさらに備え、
    前記変換レート特定手段は、前記記憶手段に記憶された為替レートに基づいて、前記値段情報に対応する通貨単位の変換レートを特定する、請求項1〜のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 値段を示す情報である値段情報を含む値段画像を入力する入力ステップと、
    前記入力ステップにおいて入力された値段画像に示された数字及び通貨記号を画像認識する画像認識ステップと、
    情報処理装置の位置を示す位置情報を取得する位置取得ステップと、
    前記画像認識ステップにおいて画像認識された通貨記号の候補から、前記位置取得ステップにおいて取得された位置情報に係る地域において用いられない通貨記号を除外することにより一の通貨記号を特定して、該一の通貨記号を通貨単位特定情報とし、該通貨単位特定情報に基づいて、前記値段情報に対応する通貨単位及び該通貨単位と異なる通貨単位との変換レートを特定する変換レート特定ステップと、
    前記変換レート特定ステップにおいて特定された変換レートに基づいて、前記値段情報に対応する前記異なる通貨単位の値段を算出する算出ステップと、
    前記算出ステップにおいて算出された異なる通貨単位の値段を通知する通知ステップと、
    を含む情報処理方法。
  6. 値段を示す情報である値段情報を含む値段画像を入力する入力モジュールと、
    前記入力モジュールにより入力された値段画像に示された数字及び通貨記号を画像認識する画像認識モジュールと、
    情報処理装置の位置を示す位置情報を取得する位置取得モジュールと、
    前記画像認識モジュールによって画像認識された通貨記号の候補から、前記位置取得モジュールによって取得された位置情報に係る地域において用いられない通貨記号を除外することにより一の通貨記号を特定して、該一の通貨記号を通貨単位特定情報とし、該通貨単位特定情報に基づいて、前記値段情報に対応する通貨単位及び該通貨単位と異なる通貨単位との変換レートを特定する変換レート特定モジュールと、
    前記変換レート特定モジュールにより特定された変換レートに基づいて、前記値段情報に対応する前記異なる通貨単位の値段を算出する算出モジュールと、
    前記算出モジュールにより算出された異なる通貨単位の値段を通知する通知モジュールと、
    を備える情報処理プログラム。
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