JP6174009B2 - ドーズカウンタ - Google Patents

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Description

本発明は、ドーズカウンタ、及び、特に、これに限定されないが、定量吸入器と共に使用するためのドーズカウンタに関連する。
薬剤吸入器装置は、よく知られている。それは、多くの異なる形で提供されると共に、多くの病気の治療において使用され得る。
吸入器は、典型的には、監督無しで長期にわたって患者によって使用される。特にぜんそくのような状態に対しては、使用者が常に十分な供給量を有していることを保証するために、当該使用者が吸入器に残る薬剤のレベルの信頼できる記録を持つことが、重要である。この理由により、吸入器から放出されるまたは吸入器に残る投薬の回数の経過を追うために、吸入器にドーズカウンタ(dose counter)が設けられていることが、徐々に一般的になっている。
本発明は、好ましくは定量吸入器(Metered Dose Inhaler、MDI)と共に使用するための、ドーズカウンタ機構を提供する。定量吸入器には、典型的には、搬送用の薬剤の加圧されたキャニスタが設けられている。MDIキャニスタは、作動時に予め定められた1回分の薬剤を放出するバルブステムを有している。MDIキャニスタの作動は、典型的には、ハウジング内のバルブステムを抑えることと、バルブステムをキャニスタ内に移動させて投薬量を管理するために、MDIキャニスタの逆の端部に圧力をかけることと、を含む。キャニスタから前記力が除かれると、バルブシステムは所定位置へと跳ね戻る。
カウンタは、幅広い種類の応用で役に立つと共に、薬剤コンテナに残る薬剤の投薬回数の正確な決定がそうでなければ得ることが困難である定量吸入器(MDI)などの医療用ディスペンサの分野で特に重要である。
WO2006/062448は、吸入器の作動毎に前進される、数字が付されたテープを備えたドーズカウンタを開示している。当該ドーズカウンタは、キャニスタと一緒に移動するために取り付けられている。
WO99/36115は、残りの投薬量を表示するために回転可能なディスクを備えた別のドーズカウンタを開示している。WO99/36115のドーズカウンタは、MDI吸入器のハウジング内に取り付けられており、キャニスタの直線運動を計数ディスクの回転運動に変換するための、ウォームギヤを含む複雑なギヤリンケージを備えている。
特に、従来の知識及び技術から明らかであるように、薬剤コンテナ/吸入器、特にMDIからの薬剤の1回分の投薬量の放出を確実に「計数」する単純化したドーズカウンタまたはドーズカウンタアセンブリを提供することには、困難がある。
本発明のドーズカウンタは、キャニスタのこの直線移動を1つの回転方向における回転移動へと変換することによってキャニスタの作動の回数を計数するための単純な機械的手段を提供する。
本発明の目的は、読みやすい形の表示部を有する単純な機械的なドーズカウンタまたはドーズカウンタアセンブリを提供することにある。
本発明によれば、回転計数要素、または被駆動ホイールと、アクチュエータと、を備え、前記アクチュエータは前記回転計数要素に対して第1位置から第2位置まで移動可能であると共に、当該アクチュエータが前記回転計数要素の回転に抵抗するために前記第1位置に位置する時に当該回転計数要素の相補的な特徴部と係合する成形形状部を有し、前記アクチュエータの前記成形形状部は、前記第2位置へと向かう前記アクチュエータの移動によって前記回転計数要素との係合から移動される、というドーズカウンタが提供される。
前記アクチュエータの前記成形形状部は、当該アクチュエータまたは当該アクチュエータの特徴部の自由端または面、例えば当該アクチュエータもしくは当該アクチュエータ上に設けられた***された突出部または部分の先端または頂点、であり得る。前記回転計数要素の前記相補的な特徴部は、前記アクチュエータの前記成形形状部を受けるのに適した入口または窪みであり得る。
また、前記アクチュエータが前記第2位置から前記第1位置まで移動する時の前記回転計数要素に対する当該アクチュエータの前記成形形状部の係合は、前記計数要素の前進を補助し得る。
前記アクチュエータは、1回分の薬剤の搬送中に分配キャニスタ、例えばMDIキャニスタ、の直線移動によって、前記第1位置から前記第2位置まで、おそらく直線的に、移動され得る。前記キャニスタは、前記アクチュエータを当該キャニスタの移動の方向に移動させるために、前記アクチュエータの一部に当接し得る。
前記アクチュエータの一体的に形成された部分であり得る、前記ドーズカウンタの1つまたは2つ以上の弾性的に変形可能な部分が、前記アクチュエータの前記第1位置から前記第2位置までの移動に抵抗するために当該アクチュエータが前記第1位置から前記第2位置まで移動される時に変形され、当該アクチュエータを前記第1位置へと戻すように付勢する、またはバイアスをかける、復元力を提供し得る。
前記アクチュエータは、回転構成要素の一部に係合する留め部を有し、これにより、前記アクチュエータが前記第1位置から前記第2位置まで移動する時に、前記回転構成要素を前記第1方向に回転させ得る。前記留め部は、前記アクチュエータが前記第2位置から前記第1位置まで移動する時に前記回転構成要素から離れるように曲がって前記回転要素の前記一部を通過して移動し得るように、前記アクチュエータの弾性的に変形可能な部分上に設けられ得る。
前記回転構成要素は、前記回転計数要素であり得る、または、前記回転計数要素を駆動するための駆動ホイールであり得る。
前記駆動ホイールは、前記留め部が係合し得る当該駆動ホイールの外縁を囲むように位置する第1の複数の歯を有し得る、及び、前記計数要素に係合すると共に当該計数要素を前進させるための1つまたは2つ以上の更なる歯を有し得る。
前記回転計数要素は、当該回転計数要素が前記吸入器の作動毎に前進されるように、前記駆動ホイールによって永続的に駆動され得る。前記回転計数要素の回転角度は、おそらく異なる数の規則的に間隔を空けられた歯を前記第1の複数の歯及び前記更なる歯に設けることによって、前記駆動ホイールに対して拡大または縮小され得る。その代わりに、回転計数要素は、例えば1つだけ、または2つ以上の、個別の更なる歯を設けることによって、前記駆動ホイールが完全に一周する毎に1回だけ、または前記駆動ホイールが完全に一周する間に1回より多く、前進され得る。
例えば、前記第1の複数の歯が10個の歯を有し、前記1つまたは2つ以上の歯がただ1つの歯を有するならば、前記計数要素は、10回の作動毎に1回前進されよう。前記第1の複数の歯は、10個より多くの歯も有し得る。
前記ドーズカウンタは、前記第1方向とは逆の第2方向における前記駆動ホイールの回転を防止するための、単純なラチェット機構のような、非復帰手段を備え得る。これは、投薬が駆動ホイールの逆回転によって計数から「逸失(lost)」されないこと、を保証することを補助する。
前記計数要素の前進は、おそらく前記アクチュエータの一部と相互作用する前記計数要素に設けられた特徴部によって、所定の回数の投薬が計数された後に防止され得る。
前記カウンタは、定量吸入器に一体化され得る、またはそうでなければ、定量吸入器と組み合わせて設けられ得る。
また、本発明は、アクチュエータと、被駆動ホイールと、を備え、前記アクチュエータが、第1及び第2の弾性的に変形可能な部分を有する1つの単一構成要素であると共に、使用時に、適用される直線移動を前記被駆動ホイールの回転移動に変換する、というドーズカウンタを提供する。
好ましくは、前記カウンタは、アクチュエータと、駆動ホイールと、被駆動ホイールと、を有する機構を備えるが、カウンタは、アクチュエータ及び被駆動ホイールのみを必要とすると想定され得る。
前記アクチュエータは、好ましくは前記駆動ホイール一部と係合する留め部を有すると共に第1及び第2の弾性的に変形可能な部分を有する1つの単一部分である。
前記留め具は、前記駆動ホイールから離れるように曲がり得るように、前記アクチュエータの前記第1の弾性的に変形可能な部分上に設けられている。これは、前記留め具が、前記アクチュエータが第1方向に移動する時に前記駆動ホイールの一部に係合するが、前記アクチュエータが前記第1方向とは逆であり得る第2方向に移動する時に前記駆動ホイールの同じ部分を通過して移動することを許容する。前記第1の弾性的に変形可能な部分の材料におけるバネ付勢力または弾性が、変形に抵抗する傾向があると共に、前記部分を非変形状態へと戻すように付勢する。前記アクチュエータの移動は、例えば、直線状であり得る。
前述したように、前記アクチュエータには、第2の弾性的に変形可能な部分が更に設けられている。この第2の弾性的に変形可能な部分は、前記第1方向における前記アクチュエータの移動に抵抗するように配置されている。前記第2の弾性的に変形可能な部分は、好ましくは、ハウジングの一部に係合すると共に、前記アクチュエータが第1方向に移動される時に前記ハウジング及び前記アクチュエータ間にバネ力を提供するように曲がる。前記バネ力は、前記第2方向における前記アクチュエータの移動を促し得る。
前記アクチュエータは、1回分の薬剤の搬送中に、MDIキャニスタの直線移動によって前記第1方向に移動され得る。前記MDIキャニスタは、当該MDIキャニスタの移動の方向に前記アクチュエータを移動させるために、前記アクチュエータの一部に当接し得る。次に、前記アクチュエータの前記留め部は、前記アクチュエータが前記第1方向に移動される時に前記駆動ホイールを回転させる当該駆動ホイールの一部、例えばギヤの歯、に係合し得る。前記駆動ホイールのデザインが、少なくとも1つのギヤの歯(すなわち、5または10またはそれ以上の数)を有し得るようなものであり得るということは、当業者によって十分に認められよう。
前記駆動ホイールは、好ましくは、被駆動ホイールとの係合のための、1つまたは2つ以上の歯のような手段が設けられた突起部を有している。その代わりとして、前記アクチュエータの前記留め部は、被駆動ホイールに直接係合し得る。
前記カウンタの要求に応じて、前記駆動ホイールと前記被駆動ホイールとの間の係合は、前記被駆動ホイールが、前記被駆動ホイールが前記吸入器の作動毎に前進されるように前記駆動ホイールによって永続的に駆動されること、または、例えば前記被駆動ホイールが前記駆動ホイールの完全な回転毎にのみ前進されるように周期的に駆動されること、を提供し得る。その代わりに、前記被駆動ホイールは、前記駆動ホイールの完全な1回転の間に1回より多く前進され得る。具体的な実施の形態を参照して本明細書において以後に説明されるように、前記駆動ホイールと前記被駆動ホイールとの間の係合は、前記被駆動ホイールが前記駆動ホイールの5回または10回またはそれ以上の前進毎に少なくとも1回前進されるように、前記被駆動ホイールが前記駆動ホイールによって永続的に駆動されること、を提供し得て、前記被駆動ホイールの前進を生じさせるための前記駆動ホイールの前進の回数は、デザイン/要求に応じて変わり得る。
前記被駆動ホイールの駆動が断続的である場合に、前記被駆動ホイールの自由回転を選択的に防止するための手段が設けられ得る。この手段は、前記アクチュエータが前記第1及び第2方向に移動する時に前記被駆動ホイールの特徴部に係合及び脱係合する代わりの前記アクチュエータの更なる特徴部によって提供され得る。前記被駆動ホイールの特徴部に対する前記アクチュエータの前記更なる特徴部の係合は、前記被駆動ホイールを前進させることを補助し得る。
放出された投薬または前記キャニスタに残る投薬の回数を表示するマークは、前記被駆動ホイール上に直接設けられ得る。
従って、本発明は、吸入器装置によって分配された投薬または吸入器装置内に残る投薬の経過を追うために、1回分の投薬量がMDIキャニスタから搬送される毎に作動される単純な機械的なカウンタ機構を提供する。
本発明の一実施の形態に従って与えられている説明を補完すると共に本発明の特徴のより良い理解を促すために、及び、当該説明の一体的な部分として、例示であって非限定的に、以下のものが示されている一組の図面が、当該説明に付随する。
図1は、本発明の第1の実施の形態からのアクチュエータを示している。 図2は、本発明の第1の実施の形態からの駆動ホイールを示している。 図3は、本発明の第1の実施の形態からの被駆動ホイールを示している。 図4は、本発明の第1の実施の形態による図1、図2及び図3の構成要素の配置を示している。 図5は、ハウジングに取り付けられた図5の配置を示している。 図6は、本発明の第2の実施の形態によるアクチュエータ、駆動ホイール、及び、被駆動ホイールの配置を示している。 図7は、図6の配置のためのハウジングを示している。 図8は、本発明の第3の実施の形態によるアクチュエータ、駆動ホイール、及び、被駆動ホイールの配置を示している。 図9は、ハウジングに取り付けられた図8の配置を示している。 図10は、第3の実施の形態のドーズカウンタを内蔵する吸入器装置の断面図を示している。
本発明は、上に挙げられた図面を参照して、3つの好ましい実施の形態の以下の説明からより良く理解されよう。説明を通して、「前」及び「後」のような用語は、便宜のためにのみ使用され、使用時における様々な構成要素の向きにいかなる限定を課すことをも意図されていない。
更に、同等のまたは同様の構成要素には、それらの関係を示すために、100だけ離された同様の符号が付されよう。例えば、特定の特徴または構成要素が第1の実施の形態において符号1を付されている場合、第2及び第3の実施の形態における同等の特徴または構成要素は、それぞれ、符号101及び201を付されよう。
本発明の第1の実施の形態は、付随する図面の図1乃至図5に示されている。
図1は、アクチュエータ構成要素2を分離して示している。アクチュエータ2は、概して長方形状の断面を有する中央ビーム4を有する単一構成要素である。MDIキャニスタ(不図示)と係合するための突出部6が、ビーム4の第1端部において、当該ビーム4の前面から延伸している。突出部6の方向に湾曲する前に初めに中央ビーム4から離れるように直角に延伸する一対の湾曲ワーム8が、中央ビーム4の中心点付近において、当該中央ビーム4の逆側から延伸している。
フックまたは留め部10が、駆動ホイール(図2参照)の歯と係合するために、ビーム4の第2端部に設けられている。フック10は、前記駆動ホイールの歯と係合するための第1面9と、中央ビーム4に対して浅い角度で配置された第2傾斜面11と、を提供するために、中央ビーム4の一側から延伸する概して三角形状の突出部として設けられている。
切り欠き12が、中央ビーム4の一部がフック10から離れる向きに曲がることを許容するために、中央ビーム4の逆側においてフック10と湾曲アーム8との間に設けられている。切り欠き12が設けられていることは、フック10と湾曲アーム8との間にアクチュエータ2の第1の弾性的に変形可能な部分14を形成する。切り欠きは、弾性的に変形可能な部分が使用時に曲がる時にストレスの集中を回避するために、概して半円形状を有するように示されているが、四角形または「V」字形状の切り欠きのような多くの他の形状も用いられ得る。
湾曲アーム8は、更に後で説明されるような、アクチュエータ2の第2の変形可能な部分を提供する。
更に***された領域16が、第1端部と湾曲アーム8との間でビーム4に沿って延伸する当該中央ビーム4の後面上に設けられている。***された領域16は、ビーム4の側面と平行な側面を有しており、後で十分にされる理由のために、湾曲アーム8に最も近い端部において丸みを帯びた先端17に形成されている。***された領域16は、突出部6と湾曲アーム8との間の中央ビーム4の部分に、いくらかの更なる剛性を追加的に提供する。
図2は、本発明の第1の実施の形態の駆動ホイール18を示している。駆動ホイール18の外周には、アクチュエータ2のフック10の第1面9が使用時に係合する平らなエッジ19と第2の外向きに湾曲されたエッジ21とを各々が有するのこぎり形状の歯20のリングが設けられている。湾曲されたエッジ21の代わりに、浅い角度を有する直線状のエッジが用いられ得る。
円状突起部22が、図示されたように駆動ホイール18の第1面から延伸しており、当該円状突起部22には、使用時に被駆動ホイール(図3参照)の一部に係合する単一の駆動歯24が設けられている。駆動ホイールの逆面(不図示)は、フラットである。駆動歯24は、円状突起部22の外周上に設けられており、概して三角形状であるが、わずかに湾曲されたエッジを有している。ただ1つの駆動歯24が示されているが、必要であれば更なる駆動歯を設けることは可能である。
図3は、本発明の第1の実施の形態のための被駆動ホイール26を示している。被駆動ホイール26は、概してフラットな円状リングの形状であり、第1面上に設けられた、MDIキャニスタ内に残る投薬の回数を示す数字28を有している。被駆動ホイール/リング26の第2の逆の面は、図3において明確に示されていないが、図2の駆動ホイール19の駆動歯24によって、及び、アクチュエータ2上の***された領域16の丸みを帯びた先端17によって係合されるための多くの特徴部を有している。
図4は、図1乃至図3の構成要素が使用中にドーズカウンタ機構を形成するために係合するやり方を示している。図4の図は、図3において不可視であった被駆動ホイール26の逆の面を示している。多くの小円筒形状突起部30が、被駆動リング26の面を囲むように立設しているのが見られ得る。突起部30は、被駆動リング26の内径と外径との間のおよそ中間の、共通の直径に位置決めされており、当該被駆動リング26の周囲の大部分を囲むように設けられている。
突起部30の径方向外側に、更なる突出部32が設けられている。更なる突出部32は、被駆動リング26の全周を囲むように延びている狭い壁部として設けられている。中央ビーム4の後面は、突起部30及び更なる突出部32の***された面に当接すると共に、当該面を横切って滑動するように配置されている。
更なる突出部32は、各突起部30を囲む部分的なループを形成するように成形されており、これにより、多くの入口33が壁部に形成されている。各入口33は、アクチュエータ上の***された領域16の丸みを帯びた先端17を受けるような大きさ及び形状に成形されている。突起部30が存在していない被駆動ホイール/リング26の部分上では、更なる突出部32が、被駆動ホイール/リング26の外周を囲むように広がっている。
図4は、例えば投薬の間のような中立位置における第1の実施の形態のドーズカウンタ機構を示している。駆動ホイールの駆動歯24は、図からほとんど全体的に見えなくされているが、被駆動ホイール/リング26のいかなる部分とも係合していない。そのように、図4に示されるように、駆動ホイール18と被駆動ホイール/リング26との間にリンクがなく、被駆動ホイール/リングは、アクチュエータ2上の***された領域16の丸みを帯びた先端17の位置が被駆動ホイール26上の入口33内に無ければ、自由に回転しよう。
一回分の投薬量が搬送される時、MDIキャニスタ(不図示)へと適用される圧力は、第1直線方向(図示された例では上向き)において突出部6に力を適用しよう。これは、アクチュエータ2上の***された領域の丸みを帯びた先端17が入口33から移動して被駆動ホイールが回転することを許容するように、アクチュエータ2の上向きの移動を生じさせよう。アクチュエータ2のフック10が、駆動ホイール18ののこぎり形状の歯20の1つと係合されているため、駆動ホイール18は、アクチュエータ2の直線移動の結果として、反時計回りの方向に回転しよう。しかしながら、駆動歯24は、図4において駆動歯24に最も近い突起部30の左側面との係合から離れるように回転されるから、駆動ホイール18のこの反時計回りの移動は、被駆動ホイール/リング26を前進させないであろう。
連続する作動が、突起部30との係合から離れて被駆動リング26の内周内の空間へと入る駆動歯24の継続する回転につながって初めて、駆動ホイール18は、駆動歯24が第1の突起部30の右側面に接触するように十分離れて回転されよう。この時点で、吸入器の次の作動が、駆動ホイール18及び駆動歯24の更なる回転を生じさせ、それらは、被駆動ホイールの第1の突起部30と係合されて、被駆動ホイール26を1ステップ前進させよう。吸入器装置の更なる作動が被駆動ホイール26の移動を生じさせないように、被駆動ホイール26の移動は、駆動歯24が突起部30を通過して移動することを許容して初めて、駆動ホイールの完全な回転が完了されて、駆動歯24が被駆動ホイール26の第2の突起部30の右側面に係合する。
前述の説明は、アクチュエータ2の突出部6と係合状態にあるMDIキャニスタの移動の結果として、1回分の薬剤が装置から搬送されている時の、すなわちアクチュエータが第1方向(図4に示されたように上向き)に移動される時の、前記部分の係合に関連する。各搬送の後に、アクチュエータ2は、当然、図4に示される位置に戻るために、第2方向に移動する必要があろう。これは、ここで、図5を参照して説明されよう。
図5は、ハウジング34内に配置された図4の構成要素2、18、26を示している。図4と比較して、構成要素2、18、26の配置の逆側が可視である。これは、アクチュエータ2が鉛直上向きに移動される時に、図5に見られるような駆動ホイール18が時計回りの方向に回転されること、を意味している。
アクチュエータの突出部6は、MDIキャニスタとの係合のために、ハウジング34内の溝部36を通って延伸している。溝部36は、中央ビーム4の横向きの移動を制限するが、図示された位置からの鉛直上向きの移動は、自由である。
図4に示されたように、1回分の薬剤がMDIキャニスタから搬送される時、アクチュエータ2は、上向きに移動される。
湾曲アーム8の端部は、一対の開口38内において、ハウジング34内の所定位置に抑えられる。アーム8の端部は、開口38内に固定され得る、または、開口38内で滑動するいくらかの自由度を有し得る。しかしながら、アクチュエータ2が説明されたように鉛直上向きに移動する時に湾曲アーム8が弾性的に変形するように、湾曲アーム8の移動は、ある程度制限されなければならない。
湾曲アーム8の弾性的な変形は、アクチュエータ2を図5に示された位置へと戻るように付勢するシステム内のエネルギーの高まりを生じさせよう。従って、1回分の投薬量が搬送されると共に駆動ホイール18が1ステップ回転されると、アクチュエータ2を当該アクチュエータ2の開始位置へと戻るように付勢する内部で生成された力が生じる。MDIキャニスタから圧力が開放される時、突出部6にこれまでに作用する力は除去され、アクチュエータ2は、変形された湾曲アーム8によって生成された力の影響を受けて、鉛直下向きに自由に移動できる。
ドーズカウンタからの信頼できる計数を保証する際に、図5に示されるようなアクチュエータ2の開始位置へと戻る当該アクチュエータ2の移動が、駆動ホイール18を反時計回りに回転させる働きをしない、ということが重要である。アクチュエータは2つの逆の方向に駆動ホイール18を通過して移動する必要があるため、これは問題があり得る。
駆動ホイール18は、ハウジング34の後面40から延伸する突起部回りの回転のために取り付けられている。単純なラチェット機構が、その自由端が後面から突き出るように、ハウジングから後面40に対してわずかな角度で延伸する細い棒状の材料42によって、提供されている。棒部42の自由端は、駆動ホイール18上ののこぎり形状の歯の1つの平らなエッジ19と係合するように示されている。棒部42の角度は、駆動ホイール18が図示されたように時計回りに回転する時、傾斜された棒部42が駆動ホイール18に経路にわたって通過する連続する歯20の各々によって駆動ホイール18の経路から徐々に屈折される、ということを意味する。しかしながら、反時計回りの駆動ホイール18の回転は、のこぎり形状の歯20の各々の平らなエッジ19と当接する棒部42の自由端によって抵抗される。
更に、アクチュエータの切り欠き部分12は、中央ビーム4が第1の弾性的に変形可能な部分14において駆動ホイール18から離れるように曲がることを許容し、これにより、アクチュエータ2のフック10は、駆動ホイール18に大きな力を適用することなく、駆動ホイール18ののこぎり形状の歯20を単純に通過して滑動する。これは、駆動ホイール18上ののこぎり形状の歯20の湾曲したエッジ21の形状と、アクチュエータ2のフック10を形成する概して三角形状の突出部の比較的浅い傾斜面11とによって更に補助される。これは、前述の単純なラチェット機構と組み合わされて、駆動ホイールが図5に示されるような反時計回りに回転されないことを保証する。
また、被駆動ホイール26は、被駆動ホイール26の内面に係合すると共にアクチュエータ2及び駆動ホイール18を受け入れるための中断部を有する部分円状壁部として設けられた突起部上に取り付けられている。
アクチュエータ2の開始位置へと戻る当該アクチュエータ2の各移動と一緒に、***された領域16の丸みを帯びた先端17は、被駆動ホイール/リング26上に設けられた更なる突出部32内の入口33の1つと係合しよう。作動が被駆動ホイール/リング26の前進につながらない場合、丸みを帯びた先端はそこから来た入口33と再び係合しよう。作動が被駆動ホイールの前進につながる時(図示された実施の形態では10作動毎)、丸みを帯びた先端17は、被駆動ホイール/リングをその新しい位置に保持すると共に計数が維持されることを保証するために、被駆動ホイール/リング26の周りの次の入口33と係合しよう。また、アクチュエータ2の***された領域16の丸みを帯びた先端17の係合は、駆動歯24の突起部30との係合が被駆動ホイール/リング26を十分に回転させない場合に、被駆動リング26が適切に前進されることを保証すること、を補助し得る。被駆動ホイール26上の計数の前進は、場合によっては、装置の2回の連続的な作動にわたって生じ得る。そのような状況では、丸みを帯びた先端17は、単純に、2つの隣り合う入口33間の更なる壁状の突出部32の一部上に一時的に静止する。
前述のようなアクチュエータ2の提供が、単純かつ信頼できるやり方で、MDIキャニスタの直線移動がドーズカウンタの回転移動に変換されることを許容する、ということは明らかである。アクチュエータ2の2つの離間した弾性的に変形可能な部分8、14は、吸入器装置の各作動後に、ドーズカウンタの前記回転移動を逆転または中断させるというリスク無しで、アクチュエータ2を開始位置に戻すために一緒に動作する。
更に、被駆動ホイール/リング26の更なる突出部32の入り口33の各々に対するアクチュエータ上の***された領域16の丸みを帯びた先端17の係合は、作動間の被駆動ホイール/リング26の自由な回転を防止する。これは、装置が使用されていない時における、カウンタの偶発的な移動の危険を回避する。
カウンタ機構のロック及び機能を更に改善するために、アクチュエータ2の切り欠き部分1を有する被駆動ホイール/リング26を取り付ける部分環状壁部の構造と共に、被駆動ホイール/リング26の更なる突出部32の入口33の各々に対するアクチュエータ上の***された領域16の丸みを帯びた先端17間の係合と、駆動ホイールののこぎり形状の歯20に対するアクチュエータ2のフック10の係合とが、カウンタ機構の様々な部分をロックするための更なる保持を提供する。
被駆動ホイール26の外周を囲むように広がる更なる壁状の突出部32の部分は、MDIキャニスタから全ての投薬量が排出されるときに、被駆動ホイール26の更なる移動を防止することに役立つ。駆動歯24が最後の突起部30と係合すると、アクチュエータ2の丸みを帯びた先端17は、被駆動ホイール26の外周における更なる突出部32と当接したままであり、図示されたようなアクチュエータ2の開始位置へと戻る当該アクチュエータ2の移動を妨げよう。MDIキャニスタからの更なる投薬量の搬送は、駆動ホイール18の更なる移動を生じさせず、従って、被駆動ホイール26の更なる移動を生じさせないであろう。追加的に、更なる突起部30が、駆動歯24によって係合されるように設けられておらず、実際生じる駆動ホイール18の継続する回転は、被駆動ホイール26に伝達され得ない。
本発明の第2の実施の形態が、図6及び図7に示されている。
アクチュエータ102、駆動ホイール118、及び、被駆動ホイール126が、第1の実施の形態のように設けられており、多くの点で類似している。従って、以下の説明は、第2の実施の形態の構成要素に見られる重要な相違に焦点を置いている。
図6は、図4において提供された第1の実施の形態の図に類似する第2の実施の形態の図を示している。
アクチュエータ102は、図1のアクチュエータ2と本質的に同一である。しかしながら、更なる***された領域146が、中央ビーム4の前面上に設けられている。
駆動ホイール118は、第1の実施の形態の駆動ホイール18とは、2つの点で異なっている。第1に、駆動歯124がのこぎり形状の歯120の外径を超えて突出するように、突起部122が、第1の実施の形態の突起部22より大きな直径を有している。第2に、一対のラチェット歯142が、駆動ホイール118の内周面上に設けられている。ラチェット歯142は、駆動ホイール118が図6に示すように反時計回りに回転されるときに曲がるが、時計回りにおける駆動ホイール118の回転に抵抗するように、傾けられている。
第2の実施の形態の被駆動ホイール/リング126は、第1の実施の形態から突起部30が欠けているが、第1の実施の形態の更なる突出部32に類似する壁状の突出部132を有している。駆動ホイール上の突起部122のより大きな直径は、第2の実施の形態における駆動歯142が、アクチュエータ102上の第1の***された領域116の丸みを帯びた先端によって係合される壁状の突出部132の逆側に、単純に係合することを許容する。これは、図4に示される突起部30の必要性を除去する。
前述のように、壁状の突出部132の一部分は、カウンタがゼロに達する時に被駆動ホイール126の更なる前進を防止するために、被駆動ホイール126の外縁を囲むように広がっている。
第2の実施の形態のためのケーシング134が、図7に示されている。第1の実施の形態のハウジング34と比較して最も大きな相違は、駆動ホイール118がその上に取り付けられることになる突起部144が、当該突起部144の外縁上に歯を有する、ということである。突起部144の歯は、第1の実施の形態における柔軟性を有する棒部42とのこぎり形状の歯20との係合と同様に、一方向における駆動ホイールの回転に抵抗するように、駆動ホイール118上のラチェット歯142と係合する。
ハウジング134内の構成要素102、118、126の配置は、第1の実施の形態と同じである。同様に、第2の実施の形態のドーズカウンタの動作は、第1の実施の形態と同じであり、第1の実施の形態に対して説明された利点は、第2の実施の形態にも適用され、そのため、これらの詳細は、ここでは繰り返されない。
本発明の第3の実施の形態が、図8及び図9に示されている。またしても、ドーズカウンタ機構は、アクチュエータ202と、被駆動ホイール226と、構成要素202、218、226の相互作用及び動作と、を備えている。
図8に見られる最も明らかな相違は、第3の実施の形態の被駆動ホイール226が、第1及び第2の実施の形態のようなリングとしてではなく、平らなディスクとして設けられている、ということである。これは、第1及び第2の実施の形態では、駆動ホイール18、118が被駆動ホイール/リング26、126の径方向内側に位置決めされていたことに対して、第2の実施の形態の駆動ホイール218が被駆動ホイール226の径方向外側に位置決めされている、ということを意味する。
被駆動ホイール226の大部分を囲むように入口233が、第1及び第2の実施の形態の被駆動リング26、126上の壁状の突出部32、132によって設けられる入口と同様に、設けられている。入口233は、第3の実施の形態において、被駆動ホイール226の外縁を囲むような被駆動ホイール226の選択的な薄い部分によって設けられている。
第3の実施の形態の駆動ホイール218の突起部222は、第2の実施の形態と同様に、駆動歯224が鋸形状の歯220の外径を超えて延伸するような直径を有している。第3の実施の形態のアクチュエータ202は、被駆動ホイール226の入口233との係合のための、フック210を超える丸みを帯びた先端217を有している。第3の実施の形態における構成要素202、218、226の配置は、駆動歯224及びアクチュエータ202の先端217が両方とも、被駆動ホイール上に設けられた同一の入口233と係合する、ということを意味する。第1及び第2の実施の形態とは違って、入口233を有しない被駆動ホイール226の外縁の更なるより薄い部分が、アクチュエータ202の先端217を受け入れるための窪み248が設けられている、ということを意味する。この窪み248の内部には、駆動歯224が係合するためのものが存在しておらず、そのため、アクチュエータ202の先端217が前記窪み248に入ると、被駆動ホイール226の更なる前進が防止される。
図9に示されるハウジング243は、第1及び第2の実施の形態のハウジング43、143より構造において単純である。一対のガイド杭(peg)236が、アーム208の下方においてアクチュエータ202の中央ビーム204の両側上に設けられている。アーム208の自由端部は、前述のように開口内で抑えられておらず、ハウジング234の壁部238に単純に当接している。また、第1の実施の形態の***された領域16に類似するアクチュエータ202上の***された領域216が、図9に見える。
構成要素202、218、226の配置における変化を除いて、第3の実施の形態のドーズカウンタの動作及び利点は、第1及び第2の実施の形態に対して説明されたことと同様である。
図10は、ドーズカウンタが吸入器装置内にどのように内臓されているか、を示している。図10は、第3の実施の形態のカウンタを示しているが、第1及び第2の実施の形態のカウンタは、吸入器本体を製造する時または現在の吸入器装置を改造する際のいずれかにおいて、全く同じやり方で、吸入器本体内に一体化され得る。好ましくは、吸入器本体が製造される時に、ハウジングが吸入器本体と一体的に形成される。
MDIキャニスタ250が、当該キャニスタ250に力が適用される時に一回分の投薬量が放出されるような位置に抑えられたバルブステム254を有する吸入器本体252の内部に示されている。第3の実施の形態のドーズカウンタ機構は、吸入器本体252内に組み込まれた状態で示されており、カバー256が、個々の構成要素202、218、226を視界から隠すと共に機構からの塵を保持するために設けられている。窓部258が、カバーにおいて、MDIキャニスタ内に残る投薬量の現在の計数に対応する被駆動ホイール226の一部を示すために設けられている。
また、カバー256は、機構の様々な構成要素202、218、226を所定位置に保持するために、使用時に内面となるところから突出する突出部を有し得る。このようにして、機構の構成要素202、218、226をハウジング内に固定する必要性が存在しない。それらは、ハウジング243及びカバー256の特徴部によって所定位置に単純に保持され得る。
図10に示されるように、ドーズカウンタは、以前の図に示された位置から反転されている。しかしながら、本発明のドーズカウンタの向きは、ドーズカウンタの動作に何の関係もない。
アクチュエータ202の突出部206は、MDIキャニスタのキャップ部分260と接触した状態で示されている。使用者が一回分の投薬量を搬送したい時、力が、MDIキャニスタ250に(図示されるように鉛直下向きに)適用される。この力は、前に説明されたようにドーズカウンタを動作させるために、アクチュエータ202上の突出部206を介して伝わる。
上に説明された3つの実施の形態の様々な構成要素は、多くの類似点を有しており、1つの実施の形態に関連して説明された特定の特徴が多くの場合に他の説明された実施の形態に同様に適用可能であることは、当業者にとって明らかである。単純に一例として、第1の実施の形態の湾曲アーム8の端部は、図5に示されるような開口部38内に位置決めされる必要はないが、図9に示されたものと同様の方法でハウジング34に設けられた硬い壁部に当接するように単純になされ得る。前記実施の形態は、説明の役に立つことのみを意図されており、本発明の範囲を制限することをいかなる形でも意図されていない。
本発明は、上に説明された具体的な実施の形態に制限されない。代わりの配置及び適切な材料が当業者にとって明らかであろう。
様々な置き換え及び修正が本発明の精神から逸脱することなくここに開示された本発明に為され得ることが、当業者にとって容易に明らかであろう。従って、本発明は、好ましい実施の形態及び選択的な特徴によって具体的に開示されているが、ここに開示されたコンセプトの修正及び変更が当業者によって行われ得て、そのような修正及び変更は、本発明の範囲内に入っていると考えられる。
ここに使用された表現及び用語は、説明を目的としており、制限しているとみなされるべきでないことは理解されよう。「含まれる」、「備えている」、または、「有している」、及び、それらのバリエーションの使用は、その後にリストされる項目及びその等価物と追加的な項目とを包含することを意味している。
本明細書及び添付された特許請求の範囲に使用されるように、「(a)」、「(an)」及び「前記(the)」の単数形は、文脈が明らかに別段の定めをしていない限り、複数の参照を含むことは、留意されなければならない。従って、例えば、「頂上部(a ridge)」は、1つの頂上部と2つ以上の頂上部とを有する。

Claims (21)

  1. 回転計数要素と、
    アクチュエータと、
    を備え、
    前記アクチュエータは、前記回転計数要素に対して第1位置から第2位置まで移動可能であると共に、当該アクチュエータが当該回転計数要素の回転を防止するために前記第1位置に位置する時に当該回転計数要素の相補的な特徴部と係合する成形形状部を有し、
    前記アクチュエータの前記成形形状部は、前記第2位置へと向かう前記アクチュエータの移動によって、前記回転計数要素との係合から移動されて前記回転計数要素が回転することが許容され
    ことを特徴とするドーズカウンタ。
  2. 前記アクチュエータは、前記第1位置から前記第2位置まで直線的に移動可能である
    ことを特徴とする請求項1に記載のドーズカウンタ。
  3. 前記アクチュエータは、1回分の薬剤の搬送中に、分配キャニスタの直線移動によって、前記第1位置から前記第2位置まで移動される
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のドーズカウンタ。
  4. 前記キャニスタは、前記アクチュエータを当該キャニスタの移動の方向に移動させるために前記アクチュエータの一部に当接する
    ことを特徴とする請求項3に記載のドーズカウンタ。
  5. 1つまたは2つ以上の弾性的に変形可能な部分が、前記アクチュエータの前記第1位置から前記第2位置までの移動に抵抗するために当該アクチュエータが前記第1位置から前記第2位置まで移動される時に変形され、当該アクチュエータを前記第1位置へと戻すように付勢する復元力を提供する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のドーズカウンタ。
  6. 前記1つまたは2つ以上の弾性的に変形可能な部分は、前記アクチュエータの一部である
    ことを特徴とする請求項5に記載のドーズカウンタ。
  7. 前記アクチュエータは、回転構成要素の一部に係合する留め部を有し、これにより、前記アクチュエータが前記第1位置から前記第2位置まで移動する時に、前記回転構成要素を第1方向に回転させる
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のドーズカウンタ。
  8. 前記留め部は、前記アクチュエータが前記第2位置から前記第1位置まで移動する時に前記回転構成要素から離れるように曲がって前記回転構成要素の前記一部を通過して移動し得るように、前記アクチュエータの弾性的に変形可能な部分上に設けられている
    ことを特徴とする請求項7に記載のドーズカウンタ。
  9. 前記回転構成要素は、前記計数要素である
    ことを特徴とする請求項7または8に記載のドーズカウンタ。
  10. 前記回転構成要素は、前記回転計数要素を駆動するための駆動ホイールである
    ことを特徴とする請求項7または8に記載のドーズカウンタ。
  11. 前記回転計数要素は、当該回転計数要素が前記アクチュエータの作動毎に前進されるように、前記駆動ホイールによって永続的に駆動される
    ことを特徴とする請求項10に記載のドーズカウンタ。
  12. 前記回転計数要素は、前記駆動ホイールが完全に一周する毎に1回だけ前進される
    ことを特徴とする請求項10に記載のドーズカウンタ。
  13. 前記回転計数要素は、前記駆動ホイールが完全に一周する間に1回より多く前進されることを特徴とする請求項10に記載のドーズカウンタ。
  14. 前記駆動ホイールは、前記留め部が係合し得る当該駆動ホイールの外縁を囲むように位置する第1の複数の歯を有する
    ことを特徴とする請求項10乃至13のいずれかに記載のドーズカウンタ。
  15. 前記駆動ホイールは、前記計数要素に係合すると共に当該計数要素を前進させるための1つまたは2つ以上の更なる歯を有する
    ことを特徴とする請求項14に記載のドーズカウンタ。
  16. 前記1つまたは2つ以上の更なる歯は、ただ1つの歯を有する
    ことを特徴とする請求項15に記載のドーズカウンタ。
  17. 前記第1の複数の歯は、10以上の歯を有する
    ことを特徴とする請求項14乃至16のいずれかに記載のドーズカウンタ。
  18. 前記第1方向とは逆の第2方向における前記駆動ホイールの回転を防止するための非復帰手段
    を更に備えたことを特徴とする請求項10乃至17のいずれかに記載のドーズカウンタ。
  19. 前記アクチュエータが前記第2位置から前記第1位置まで移動する時の前記回転計数要素に対する当該アクチュエータの前記成形形状部の係合は、前記計数要素の前進を補助する
    ことを特徴とする請求項1乃至18のいずれかに記載のドーズカウンタ。
  20. 前記計数要素の前進は、所定の回数の投薬が計数された後に防止される
    ことを特徴とする請求項1乃至19のいずれかに記載のドーズカウンタ。
  21. 請求項1乃至20のいずれかに記載のドーズカウンタを備えた定量吸入器。
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