JP6172881B1 - 加工用治具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 様々な形状又は寸法のワークを安定して保持し、低コストで高精度に加工することが可能な加工用治具を提供する。【解決手段】 加工用治具1は、ワークW1を支持するフレーム10と、フレーム10に対して可動して、フレーム10との間でワークW1を支持する可動部20と、可動部20を駆動させる駆動部30と、を備え、フレーム10は、下フレーム11と、下フレーム11の両側端から立ち上がるサイドフレーム12と、両側のサイドフレーム12の上方に連結される上フレーム13と、下フレーム11上面且つ両側のサイドフレーム12の下側の間でワークW1の下方を支持する下方支持部14と、を有し、下方支持部14は、ワークW1の下方を挟持するワーク下方表側付き当て部材15及びワーク下方裏側付き当て部材18が取り付けられ、可動部20は、駆動部30が移動させ、ワークW1の裏側に付き当てられるワーク上方裏側付き当て部材22を含む可動基部21と、可動基部21に取り付けられワークW1の上方を支持する上方支持部23と、ワークW1をワーク上方裏側付き当て部材22との間で挟持するワーク上方表側付き当て部材24と、を有することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、工作機械等に用いられる加工用治具に関する。
従来、工作機械等にワークを取り付けるために加工用治具が用いられている(特許文献1)。 特許文献1に示される工作機械には、ワークを取り付けるために両面イケールが用いられている。
国際公開2014/002173号
従来の加工用治具は、ベースとワーク取付部とからなり、ワーク取付部は、設置されるワークの形状又は寸法にあわせて個別に製作されていた。そのため、加工用治具にかかるコストが高くなり、ワークの製作コストも高くなっていた。
本発明の一実施形態は、上記の課題を解決し、様々な形状又は寸法のワークを安定して保持し、低コストで高精度に加工することが可能な加工用治具を提供する。
本発明の一実施形態にかかる加工用治具は、
ワークを支持するフレームと、
前記フレームに対して可動して、前記フレームとの間で前記ワークを支持する可動部と、
前記可動部を駆動させる駆動部と、
を備え、
前記フレームは、
下フレームと、
前記下フレームの両側端から立ち上がるサイドフレームと、
両側の前記サイドフレームの上方に連結される上フレームと、
前記下フレーム上面且つ両側の前記サイドフレームの下側の間で前記ワークの下方を支持する下方支持部と、
前記可動部を案内する案内部と、
を有し、
前記下方支持部は、前記ワークの下方を挟持するワーク下方表側付き当て部材及びワーク下方裏側付き当て部材が取り付けられ、
前記可動部は、
前記駆動部が移動させ、前記ワークの裏側に付き当てられるワーク上方裏側付き当て部材を含む可動基部と、
前記可動基部に取り付けられ前記ワークの上方を支持する上方支持部と、
前記ワークを前記ワーク上方裏側付き当て部材との間で挟持するワーク上方表側付き当て部材と、
を有する。
本発明の一実施形態にかかる加工用治具は、
前記ワーク下方表側付き当て部材は、前記下方支持部に対して移動可能であって、
前記ワーク上方表側付き当て部材は、前記ワーク上方裏側付き当て部材に対して移動可能である。
本発明の一実施形態にかかる加工用治具は、
前記上フレームは、表側に凹部が形成される。
本発明の一実施形態にかかる加工用治具は、
前記下フレームの上面は、
前記下方支持部の表側に前記下方支持部から離れるにつれて低くなる下フレーム第1スロープが形成され、
前記下方支持部の裏側に前記下方支持部から離れるにつれて低くなる下フレーム第2スロープが形成される。
本発明の一実施形態にかかる加工用治具は、
前記駆動部は、
力を発生する操作部と、
前記操作部が発生させた力を伝達する伝達部と、
前記伝達部が伝達した力を左右に分配する分配部と、
前記分配部から分配された力によって前記可動部を上下方向に移動させる連結部と、
を有する。
本発明の一実施形態にかかる加工用治具は、
前記操作部は、ハンドルの回転により回転力を発生し、
前記分配部は、前記上フレームの裏側に移動不能且つ回転可能に支持され、両サイドフレームにわたって左右に延びる軸部材からなり、
前記連結部は、前記フレームに移動不能且つ回転可能に支持され、前記両サイドフレームの内側を上下方向に延びる軸部材からなり、
前記連結部の外周にはネジが形成され、前記可動基部の裏側に形成された連結突出部を貫通し、
前記連結突出部は、内周にネジが形成され、前記連結部の外周のネジと噛み合う。
本発明の一実施形態にかかる加工用治具は、
前記サイドフレームは、上方から下方へ向けて表裏方向の幅が拡がる。
本発明の一実施形態にかかる加工用治具は、
両側の前記サイドフレームの前記下フレーム側、且つ、表側及び裏側には、両側の間隔が上方で長く下方に向かって短くなるサイドフレーム第1スロープ及びサイドフレーム第2スロープが形成される。
本発明の一実施形態にかかる加工用治具によれば、様々な形状又は寸法のワークを安定して保持し、低コストで高精度に加工することが可能となる。
本実施形態の加工用治具の表側の斜視図を示す。 図1の一部を拡大した図を示す。 本実施形態の加工用治具の表側の正面図を示す。 本実施形態の加工用治具の裏側の斜視図を示す。 本実施形態の加工用治具の裏側の正面図を示す。 本実施形態の加工用治具の上面図を示す。 本実施形態の加工用治具の断面図を示す。 他の実施形態の加工用治具の表側の斜視図を示す。 図8に示した他の実施形態の加工用治具の断面図を示す。 形状が異なるワークを取り付けた状態の本実施形態の加工用治具の表側の斜視図を示す。
本実施形態の加工用治具について説明する。
図1は、本実施形態の加工用治具の表側の斜視図を示す。図2は、図1の一部を拡大した図を示す。図3は、本実施形態の加工用治具の表側の正面図を示す。図4は、本実施形態の加工用治具の裏側の斜視図を示す。図5は、本実施形態の加工用治具の裏側の正面図を示す。図6は、本実施形態の加工用治具の上面図を示す。図7は、本実施形態の加工用治具の断面図を示す。なお、本実施形態では、矢印Aの方向を表側、表側の反対方向を裏側とする。
本実施形態の加工用治具1は、ワークW1を支持するフレーム10と、フレーム10に対して可動してフレーム10との間でワークW1を支持する可動部20と、可動部20を駆動させる駆動部30と、を備える。本実施形態の加工用治具1は、横型マシニングセンタ専用の両面イケールを一例とする。ワークW1は、金型等でよい。
フレーム10は、下フレーム11と、下フレーム11の両側端から立ち上がるサイドフレーム12と、両側のサイドフレーム12の上方に連結される上フレーム13と、下フレーム11上面且つ両側のサイドフレーム12の下側でワークW1の下方を支持する下方支持部14と、可動部20を案内する案内部19と、を有する。すなわち、加工用治具1は、正面から見て、下フレーム11、サイドフレーム12及び上フレーム13によって囲まれた四角形状となる。なお、フレーム10は、1つの材料を加工して一体に形成してもよく、それぞれ別に形成されたものを取り付けて構成してもよい。
下フレーム11は、加工用治具1を設置箇所に取り付ける部分である。下フレーム11の上面は、下方支持部14の表側に下フレーム第1スロープ11aが形成され、下方支持部14の裏側に下フレーム第2スロープ11bが形成される。下フレーム第1スロープ11a及び下フレーム第2スロープ11bは、下方支持部14側が高く、下方支持部14から離れるにつれて低くなる。具体的には、下フレーム第1スロープ11a及び下フレーム第2スロープ11bは、それぞれ30度以下で傾斜することが好ましく、さらに25度以下で傾斜することが好ましい。
サイドフレーム12は、下方で下フレーム11と連結され、上方で上フレーム13と連結される。サイドフレーム12は、上方から下方へ向けて表裏方向の幅がテーパ状に拡がる。すなわち、サイドフレーム12は、下フレーム11との連結部分が長く、上フレーム13との連結部分が短い略台形状に形成される。具体的には、サイドフレーム12の表裏方向の端面は、上方から下方に向けて鉛直方向に対して、それぞれ20度以下で拡がることが好ましく、さらにそれぞれ10度以下で拡がることが好ましい。したがって、加工用治具1を設置箇所に安定して設置することが可能となる。
両サイドフレーム12の下フレーム11側、且つ、表側には、サイドフレーム第1スロープ12aが形成される。両側のサイドフレーム第1スロープ12aの間隔は、上方が長く、下方に向かって短くなる。したがって、加工用治具1を設置箇所に安定して設置することが可能となる。
両サイドフレーム12の下フレーム11側、且つ、裏側には、サイドフレーム第2スロープ12bが形成される。両側のサイドフレーム第2スロープ12bの間隔は、上方が長く、下方に向かって短くなる。したがって、加工用治具1を設置箇所に安定して設置することが可能となる。
このように、下フレーム第1スロープ11a及び下フレーム第2スロープ11b、並びに、サイドフレーム第1スロープ12a及びサイドフレーム第2スロープ12bが形成されることによって、フレーム10とワークW1との干渉を少なく、又は干渉しないようにすることが可能となる。また、切削後のチップを溜めることなく、落下させることが可能となる。
上フレーム13は、両サイドフレーム12の上方に連結される。上フレーム13は、上方から見て、表側の中央部分に凹部13aが形成される。具体的には、上方から見て、凹部13aの位置で下方支持部14を確認できるように形成することが好ましい。したがって、大型のワークW1を設置するためクレーンを使用する際に、クレーンに吊されたワークW1が上フレーム13との干渉を少なく、又は干渉しないようにすることができ、ワークW1の寸法の制限を緩和することが可能となる。
下方支持部14は、表面141と裏面142を有し、下フレーム11上面及び両サイドフレーム12の下方内面を表側と裏側に分割する。なお、下方支持部14は、1つの材料を加工してフレーム10と一体に形成してもよく、フレーム10とは別に形成されたものを取り付けて構成してもよい。
下方支持部14は、上面にワーク載置部14aと下方表側逃げ部14bが形成される。ワーク載置部14aは、両サイドフレーム12側から中央に向けて同じ角度で下方に傾斜する。したがって、ワーク載置部14aは、ワークW1を的確な位置に安定して保持することができる。下方表側逃げ部14bは、ワーク載置部14aの中央で凹状に形成される。したがって、径の小さい円形のワークW1の場合に、ワークW1をワーク載置部14aで保持しながら、ワークW1の一部を下方表側逃げ部14bに突出させて、的確な位置に安定して保持することができる。
下方支持部14は、下フレーム第1スロープ11a及び下フレーム第2スロープ11bの面積が同一となる位置に形成されると好ましい。同様に、下方支持部14は、サイドフレーム第1スロープ12a及びサイドフレーム第2スロープ12bの面積が同一となる位置に形成されると好ましい。このように構成することによって、ワークW1を安定して支持することができ、加工精度及び工具寿命を向上させることが可能となる。
下方支持部14は、表側にワークW1の表側インローW1aに付き当てられる表側下方付き当て部材15が取り付けられる。ワーク下方表側付き当て部材15は、ワークW1の中心を含む鉛直方向に対して線対称に取り付けられることが好ましい。ワーク下方表側付き当て部材15は、先端にワーク下方表側保持部15aが形成される。本実施形態のワーク下方表側保持部15aは、ワークW1の保持力を高めるため、先細に形成されている。ワーク下方表側保持部15aのワークW1側には、ワークW1の表側インローW1aが嵌め込まれるように段部15bが形成される。
ワーク下方表側付き当て部材15は、下方表側付き当て部材軸部16によって、下方支持部14に対して回転可能に支持される。また、ワーク下方表側付き当て部材15は、下方表側付き当て部材位置決め部17によって、下方支持部14に対して位置決めされる。下方表側付き当て部材軸部16及び下方表側付き当て部材位置決め部17は、伸縮可能であっても、長さが異なる物を交換して使用してもよい。
例えば、ワーク下方表側付き当て部材15に長孔15cを形成し、下方支持部14に形成したネジ穴にボルト等を螺合することで、下方表側付き当て部材位置決め部17を構成し、ワークW1に対する位置を調節すればよい。また、下方表側付き当て部材軸部16の位置も移動可能としてもよい。本実施形態では、下方表側付き当て部材軸部16と下方表側付き当て部材位置決め部17が、下方表側付き当て部材調節部を構成する。
本実施形態では、ワーク下方表側付き当て部材15は、下方表側付き当て部材軸部16を中心として角度を変更して移動させることが可能である。しかしながら、この構成に限らず、ワーク下方表側付き当て部材15をワークW1に対して進退可能に移動させてもよい。この場合、下方表側付き当て部材軸部16を設けず、下方支持部14又はワーク下方表側付き当て部材15に凹凸状のガイド等を形成し、下方表側付き当て部材調節部を構成してもよい。
ワーク下方表側付き当て部材15を移動可能な構成とすることで、ワーク下方表側保持部15aの段部15bが表側インローW1aに的確に嵌め込まれ、ワークW1を安定して保持することが可能となる。
下方支持部14の裏側には、ワーク下方裏側付き当て部材18が取り付けられる。ワーク下方裏側付き当て部材18は、上面にワーク下方裏側保持部18aと下方裏側逃げ部18bが形成される。ワーク下方裏側保持部18aは、両サイドフレーム12側から中央に向けて同じ角度で下方に傾斜する。したがって、ワーク下方裏側保持部18aは、ワークW1を的確な位置に安定して保持することができる。下方裏側逃げ部18bは、ワーク下方裏側保持部18aの中央で凹状に形成される。したがって、径の小さい円形のワークW1の場合に、ワークW1をワーク下方裏側保持部18aで保持しながら、ワークW1の一部を下方裏側逃げ部18bに突出させて、的確な位置に安定して保持することができる。
また、ワーク下方裏側付き当て部材18は、下方支持部14に対して移動可能に取り付けられることが好ましい。例えば、ワーク下方裏側付き当て部材18に長孔を形成し、下方支持部14に形成したネジ穴にボルト等を螺合することで高さを調節すればよい。ワーク下方裏側付き当て部材18を高さ調節可能な構成とすることで、ワーク下方裏側保持部18aが裏側インローW1bに的確に嵌め込まれ、ワークW1を安定して保持することが可能となる。
したがって、下方支持部14のワーク下方表側付き当て部材15とワーク下方裏側付き当て部材18は、ワークW1の下方を挟持して、ワークW1を安定して保持することが可能となる。
両サイドフレーム12の下方支持部14側の上方には、案内部19が設けられる。本実施形態の案内部19は、可動部20を上下方向に案内する長孔19aが形成される。案内部19は、1つの材料を加工してフレーム10と一体に形成してもよく、フレーム10とは別に形成されたものを取り付けて構成してもよい。
可動部20は、フレーム10に対して可動して下方支持部14との間でワークW1を支持する。可動部20は、駆動部30が移動させる可動基部21と、可動基部21に取り付けられワークW1の上方を支持する上方支持部23と、ワークW1の表側インローW1aに付き当てられるワーク上方表側付き当て部材24と、ワーク上方表側付き当て部材24を可動基部21に対して支持する上方表側付き当て部材軸部25と、ワーク上方表側付き当て部材24を位置決めする上方表側付き当て部材位置決め部26と、を有する。
可動基部21は、基板211と、基板211に取り付けられワークW1の裏側インローW1bに付き当てられるワーク上方裏側付き当て部材22を有する。なお、可動基部21とワーク上方裏側付き当て部材22は、一つの部材で一体に形成されてもよい。
基板211は、両サイドフレーム12の間に設置される板状の部材である。基板211は、駆動連結部211aで駆動部30に連結され、上下方向に移動可能である。基板211の表側には、ワーク上方裏側付き当て部材22が取り付けられる。
ワーク上方裏側付き当て部材22は、基板211の表側に取り付けられ、ワークW1の裏側インローW1bを保持する。ワーク上方裏側付き当て部材22は、下面にワーク上方裏側保持部22aと上方裏側逃げ部22bが形成される。
ワーク上方裏側保持部22aは、両サイドフレーム12側から中央に向けて同じ角度で上方に傾斜する。本実施形態のワーク上方裏側保持部22aの裏側は、ワークW1の保持力を高めるため、先細に形成されている。したがって、ワーク上方裏側保持部22aは、ワークW1を的確な位置に安定して保持することができる。
上方裏側逃げ部22bは、ワーク上方裏側保持部22aの中央で凹状に形成される。したがって、径の小さい円形のワークW1の場合に、ワークW1をワーク上方裏側保持部22aで保持しながら、ワークW1の一部を上方裏側逃げ部22bに突出させて、的確な位置に安定して保持することができる。
なお、本実施形態の基板211は、ワーク上方裏側付き当て部材22のワーク上方裏側保持部22a及び上方裏側逃げ部22bの形状にあわせて先細に形成されているが、その他の形状でもよい。
ワーク上方裏側付き当て部材22は、案内部19の表側に突出するように被案内部22cが形成されている。本実施形態では、表側の被案内部22cと裏側のワーク上方裏側付き当て部材22で、案内部19の長孔19aを貫通するボルト27を支持する。ボルト27を締結することで、可動部20を上下移動させた後、その位置を保持する力を与えることが可能となる。
上方支持部23は、ワーク上方裏側付き当て部材22に対して高さ調節可能に取り付けられる。上方支持部23は、ワークW1の中心を含む鉛直方向に対して線対称に取り付けられることが好ましい。上方支持部23の下面にワーク押さえ部23aが形成される。本実施形態のワーク押さえ部23aは、両サイドフレーム12側から中央に向けて同じ角度で上方に傾斜する。したがって、ワーク押さえ部23aは、ワークW1を的確な位置に安定して保持することができる。
ワーク上方表側付き当て部材24は、ワークW1の表側インローW1aに付き当てられる。ワーク上方表側付き当て部材24は、先端にワーク上方表側保持部24aが形成される。本実施形態のワーク上方表側保持部24aは、ワークW1の保持力を高めるため、先細に形成されている。ワーク上方表側保持部24aのワークW1側には、ワークW1の表側インローW1aが嵌め込まれるように段部24bが形成される。
ワーク上方表側付き当て部材24は、上方表側付き当て部材軸部25によって、ワーク上方裏側付き当て部材22に対して回転可能に支持される。また、ワーク上方表側付き当て部材24は、上方表側付き当て部材位置決め部26によって、ワーク上方裏側付き当て部材22に対して位置決めされる。上方表側付き当て部材軸部25及び上方表側付き当て部材位置決め部26は、伸縮可能であっても、長さが異なる物を交換して使用してもよい。
例えば、ワーク上方表側付き当て部材24に長孔24cを形成し、ワーク上方裏側付き当て部材22に形成したネジ穴にボルト等を螺合することで、上方表側付き当て部材位置決め部26を構成し、ワークW1に対する位置を調節すればよい。また、上方表側付き当て部材軸部25の位置も移動可能としてもよい。本実施形態では、上方表側付き当て部材軸部25と上方表側付き当て部材位置決め部26が、上方表側付き当て部材調節部を構成する。
本実施形態では、ワーク上方表側付き当て部材24は、上方表側付き当て部材軸部25を中心として角度を変更して移動させることが可能である。しかしながら、この構成に限らず、ワーク上方表側付き当て部材24をワークW1に対して進退可能に移動させてもよい。この場合、上方表側付き当て部材軸部25を設けず、ワーク上方裏側付き当て部材22、上方支持部23又はワーク上方表側付き当て部材24に凹凸状のガイド等を形成し、第1上方付き当て部材保持部を構成してもよい。
ワーク上方表側付き当て部材24を移動可能な構成とすることで、ワーク上方表側保持部24aの段部24bが表側インローW1aに的確に嵌め込まれ、ワークW1を安定して保持することが可能となる。
したがって、ワーク上方裏側付き当て部材22とワーク上方表側付き当て部材24は、ワークW1の上方を挟持して、ワークW1を安定して保持することが可能となる。
駆動部30は、力を発生する操作部31と、操作部31が発生させた力を伝達する伝達部32と、伝達部32が伝達した力を左右に分配する分配部33と、分配部33から分配された力によって可動部20を上下方向に移動させる連結部34と、を有する。
本実施形態の操作部31は、ハンドル31aの回転により回転力を発生する。操作部31は、上フレーム13を貫通する伝達部32を軸として回転する。操作部31は、伝達部32のうち、上フレーム13に対して表側に突出した部分に取り付けられる。
伝達部32は、操作部31を回転させることによって軸を中心として回転する。伝達部32は、上フレーム13に回転可能に支持され、上フレーム13を貫通する。伝達部32は、表側で操作部31により軸を中心として回転させられ、裏側に回転力を伝達する。伝達部32の裏側には伝達歯車32aが取り付けられている。伝達歯車32aは、かさ歯車等でよい。
分配部33は、伝達部32が伝達した力を左右に分配する。本実施形態の分配部33は、上フレーム13の裏側に形成された第1駆動支持部33bに移動不能且つ回転可能に支持され、両サイドフレーム12にわたって左右に延びる軸部材からなる。分配部33は、伝達歯車32aに噛み合う入力歯車33aと、連結部34に力を伝える左右の出力歯車33bと、を有する。入力歯車33aは、伝達歯車32aにあわせた形状でよい。本実施形態の伝達歯車32aは、かさ歯車なので、入力歯車33aもかさ歯車でよい。
連結部34は、分配部33から分配された力によって可動部20を上下方向に移動させる。連結部34は、フレーム10に移動不能且つ回転可能に支持され、両サイドフレーム12の内側を上下方向に延びる軸部材からなる。本実施形態の連結部34は、上方を上フレーム13の裏側に形成された第1駆動支持部33bに移動不能且つ回転可能に支持され、下方をサイドフレーム12の内側に形成された第2駆動支持部12cに移動不能且つ回転可能に支持される。
連結部34は、上方に分配部33の出力歯車33bと噛み合う連結歯車34aを有する。連結歯車34aは、出力歯車33bにあわせた形状でよい。本実施形態の出力歯車33bは、かさ歯車なので、連結歯車34aもかさ歯車でよい。
連結部34は、軸部材の外周にネジ34bが形成されている。連結部34のネジ34bは、可動部20の可動基部21を構成する基板211の裏側に形成された連結突出部211cを貫通する。連結突出部211cは、内周にネジ211dが形成されたネジ孔が形成されている。連結部34の外周のネジ34bは、連結突出部211cの内周のネジ211dと噛み合うように取り付けられる。なお、両側の連結部34の外周のネジ34bは、互いに逆ネジとなっている。連結部34の外周のネジ34b及び連結突出部211cの内周のネジ211dは、強度を向上させるため、台形ネジが好ましい。
したがって、本実施形態の加工用治具1は、伝達部32を中心に操作部31を回転させると、分配部33及び両側の連結部34が回転し、可動部20が上下方向に移動する。つまり、駆動部30は、可動部20を的確に上下動させることが可能となる。
なお、本実施形態とは異なり、伝達部32と分配部33を一つの軸に対して回転可能に構成し、一方のサイドフレーム12の裏側から側方に突出させ、突出した部分に操作部31を取り付ける構造としてもよい。また、操作部31を上フレーム13の上方又は裏側に取り付けてもよい。
次に、ワークW1を加工用治具1に設置する方法について説明する。
まず、操作部30を操作して、可動部20を上方向に移動させる。可動部20の位置は、ワークW1が下方支持部14と上方支持部23の間に嵌る位置より少し高い位置が好ましい。
続いて、ワークW1を下方支持部14のワーク載置部14aに載置する。この時、下方表側付き当て部材軸部16及び下方表側付き当て部材位置決め部17を軸方向に伸ばしておくとよい。次に、ワーク下方裏側付き当て部材18のワーク下方裏側保持部18aにワークW1の裏側インローW1bを嵌め込む。ワーク下方裏側付き当て部材18は、ワーク下方裏側保持部18aに裏側インローW1bが嵌め込まれるように、下方支持部14に対して予め高さを調節しておいてもよい。
続いて、下方表側付き当て部材調節部を構成する下方表側付き当て部材軸部16及び下方表側付き当て部材位置決め部17を調節して、ワーク下方表側付き当て部材15のワーク下方表側保持部15aに形成された段部15bをワークW1の表側インローW1aに嵌め込む。この時点で、ワークW1の下方が加工用治具1に支持される。
次に、操作部30を操作して、上方支持部23のワーク押さえ部23aがワークW1に接触し、ワーク上方裏側付き当て部材22のワーク上方裏側保持部22aがワークW1の裏側インローW1bに嵌め込まれるまで、可動部20を下方向に移動させる。上方支持部23は、ワーク押さえ部23aがワークW1に接触した時点でワーク上方裏側保持部22aが裏側インローW1bに嵌め込まれるように、ワーク上方裏側付き当て部材22に対して予め高さを調節しておいてもよい。
続いて、上方表側付き当て部材調節部を構成する上方表側付き当て部材軸部25及び上方表側付き当て部材位置決め部26を調節して、ワーク上方表側付き当て部材24のワーク上方表側保持部24aに形成された段部24bをワークW1の表側インローW1aに嵌め込む。この時点で、ワークW1が加工用治具1に支持される。
このように、本実施形態の加工用治具1によれば、様々な形状又は寸法のワークを安定して保持し、低コストで高精度に加工することが可能となる。
図8は、他の実施形態の加工用治具の表側の斜視図を示す。図9は、図8に示した他の実施形態の加工用治具の断面図を示す。
図8及び図9に示す実施形態は、下方支持部14のワーク載置部14aにワーク下側支持段部14dが形成され、上方支持部23のワーク押さえ部23aにワーク上側支持段部23dが形成される。ワーク下側支持段部14dは、ワークW2の下方の裏側インローW2bに嵌め込まれる。ワーク上側支持段部23dは、ワークW2の上方の裏側インローW2bに嵌め込まれる。
このように、下方支持部14及び上方支持部23が裏側インローW2bに的確に嵌め込まれ、ワークW2を安定して保持することが可能となる。
ワークW2の裏側インローW2bは、下方支持部14のワーク下側支持段部14d及びワーク下方裏側付き当て部材18のワーク下方裏側保持部18aの両方に嵌め込まれてもよい。また、ワークW2の裏側インローW2bは、上方支持部23のワーク上側支持段部23d及びワーク上方裏側付き当て部材22のワーク上方裏側保持部22aの両方に嵌め込まれてもよい。
なお、ワークW2に表側インローW2a及び裏側インローW2bが形成されていない場合、ワークW2は、上下方向を下方支持部14及び上方支持部23に支持され、上側をワーク上方表側付き当て部材24とワーク上方裏側付き当て部材22に挟持され、下側をワーク下方表側付き当て部材15とワーク下方裏側付き当て部材18に挟持されればよい。
また、ワークW2に表側インローW2a及び裏側インローW2bにいずれかが形成されている場合であっても、ワークW2の形状によっては下方支持部14、上方支持部23、ワーク上方表側付き当て部材24、ワーク上方裏側付き当て部材22、ワーク下方表側付き当て部材15及びワーク下方裏側付き当て部材18のすべてに嵌め込む必要はなく、いずれかに嵌め込むか、又は嵌め込まなくてもよい。
図8及び図9に示す加工用治具1に設置したワークW2は、図1に示したワークW1より径と表裏方向の長さが長い。したがって、ワークW2を加工用治具1に設置する際には、ワークW1を加工用治具1に設置する際よりも可動部20の上方向への移動距離を長くする。また、ワークW2を加工用治具1に設置する際には、ワークW1を加工用治具1に設置する際よりもワーク下方表側付き当て部材15及びワーク上方表側付き当て部材24の表側方向への移動距離を長くする。
このように、本実施形態の加工用治具1によれば、異なる寸法のワークを安定して保持し、低コストで高精度に加工することが可能となる。
図10は、図1とは形状が異なるワークを取り付けた状態の本実施形態の加工用治具の表側の斜視図を示す。
図10に示す加工用治具1に設置したワークW3は、図1に示したワークW1と形状が異なる。図1に示したワークW1は円柱状なのに対して、図10に示すワークW3は、直方体である。したがって、ワークW3を加工用治具1に設置する際には、ワークW3の側面が水平方向又は鉛直方向となるようにすることが好ましい。その後は、図1及び図8の方法と同様なので、説明を省略する。
このように、本実施形態の加工用治具1によれば、異なる形状のワークを安定して保持し、低コストで高精度に加工することが可能となる。
以上、本実施形態の加工用治具1は、ワークW1を支持するフレーム10と、フレーム10に対して可動して、フレーム10との間でワークW1を支持する可動部20と、可動部20を駆動させる駆動部30と、を備え、フレーム10は、下フレーム11と、下フレーム11の両側端から立ち上がるサイドフレーム12と、両側のサイドフレーム12の上方に連結される上フレーム13と、下フレーム11上面且つ両側のサイドフレーム12の下側の間でワークW1の下方を支持する下方支持部14と、可動部20を案内する案内部19と、を有し、下方支持部14は、ワークW1の下方を挟持するワーク下方表側付き当て部材15及びワーク下方裏側付き当て部材18が取り付けられ、可動部20は、駆動部30が移動させ、ワークW1の裏側に付き当てられるワーク上方裏側付き当て部材22を含む可動基部21と、可動基部21に取り付けられワークW1の上方を支持する上方支持部23と、ワークW1をワーク上方裏側付き当て部材22との間で挟持するワーク上方表側付き当て部材24と、を有する。したがって、加工用治具1は、様々な形状又は寸法のワークを安定して保持し、低コストで高精度に加工することができる。
また、本実施形態の加工用治具1は、ワーク下方表側付き当て部材15は、下方支持部14に対して移動可能であって、ワーク上方表側付き当て部材24は、ワーク上方裏側付き当て部材22に対して移動可能である。したがって、加工用治具1は、さらに様々な形状又は寸法のワークを安定して保持することができる。
また、本実施形態の加工用治具1は、上フレーム13は、表側に凹部13aが形成される。したがって、大型のワークW1を設置するためクレーンを使用する際に、クレーンに吊されたワークW1が上フレーム13と干渉しないようにすることができ、ワークW1の寸法の制限を緩和することが可能となる。
また、本実施形態の加工用治具1は、下フレーム11の上面は、下方支持部14の表側に下方支持部14から離れるにつれて低くなる下フレーム第1スロープ11aが形成され、下方支持部14の裏側に下方支持部14から離れるにつれて低くなる下フレーム第2スロープ11bが形成される。したがって、下フレーム第1スロープ11a及び下フレーム第2スロープ11bは、フレーム10とワークW1との干渉を少なくすることができる。また、下フレーム第1スロープ11a及び下フレーム第2スロープ11bは、切削後のチップを溜めることなく、落下させることができる。
また、本実施形態の加工用治具1は、駆動部30は、力を発生する操作部31と、操作部31が発生させた力を伝達する伝達部32と、伝達部32が伝達した力を左右に分配する分配部33と、分配部33から分配された力によって可動部20を上下方向に移動させる連結部34と、を有する。したがって、駆動部30は、可動部20を的確に上下に移動させることができる。
また、本実施形態の加工用治具1は、操作部31は、ハンドル31aの回転により回転力を発生し、分配部33は、上フレーム13の裏側に移動不能且つ回転可能に支持され、両サイドフレーム12にわたって左右に延びる軸部材からなり、連結部34は、フレーム10に移動不能且つ回転可能に支持され、両サイドフレーム12の内側を上下方向に延びる軸部材からなり、連結部34の外周にはネジ34bが形成され、可動基部21の裏側に形成された連結突出部211cを貫通し、連結突出部211cは、内周にネジ211dが形成され、連結部34の外周のネジ34bと噛み合う。したがって、駆動部20は、可動部20を安定して移動させることができる。
また、本実施形態の加工用治具1は、サイドフレーム12は、上方から下方へ向けて表裏方向の幅が拡がる。したがって、加工用治具1を設置箇所に安定して設置することが可能となる。
また、本実施形態の加工用治具1は、
両側のサイドフレーム12の下フレーム11側、且つ、表側及び裏側には、両側の間隔が上方で長く下方に向かって短くなるサイドフレーム第1スロープ12a及びサイドフレーム第2スロープ12bが形成される。したがって、加工用治具1を設置箇所に安定して設置することが可能となる。
以上、本実施形態の加工用治具1をいくつかの実施例に基づいて説明してきたが、本発明はこれら実施例に限定されず種々の組み合わせ又は変形が可能である。
1…加工用治具
10…フレーム
11…下フレーム
12…サイドフレーム
13…上フレーム
14…下方支持部
15…ワーク下方表側付き当て部材
16…下方表側付き当て部材軸部
17…下方表側付き当て部材位置決め部
18…ワーク下方裏側付き当て部材
19…案内部
20…可動部
21…可動基部
22…ワーク上方裏側付き当て部材
23…上方支持部
24…ワーク上方表側付き当て部材
25…上方表側付き当て部材軸部
26…上方表側付き当て部材位置決め部
30…駆動部
31…ハンドル
32…伝達部
33…分配部
34…連結部

Claims (8)

  1. ワークを支持するフレームと、
    前記フレームに対して可動して、前記フレームとの間で前記ワークを支持する可動部と、
    前記可動部を駆動させる駆動部と、
    を備え、
    前記フレームは、
    下フレームと、
    前記下フレームの両側端から立ち上がるサイドフレームと、
    両側の前記サイドフレームの上方に連結される上フレームと、
    前記下フレーム上面且つ両側の前記サイドフレームの下側の間で前記ワークの下方を支持する下方支持部と、
    前記可動部を案内する案内部と、
    を有し、
    前記下方支持部は、前記ワークの下方を挟持するワーク下方表側付き当て部材及びワーク下方裏側付き当て部材が取り付けられ、
    前記可動部は、
    前記駆動部が移動させ、前記ワークの裏側に付き当てられるワーク上方裏側付き当て部材を含む可動基部と、
    前記可動基部に取り付けられ前記ワークの上方を支持する上方支持部と、
    前記ワークを前記ワーク上方裏側付き当て部材との間で挟持するワーク上方表側付き当て部材と、
    を有する
    ことを特徴とする加工用治具。
  2. 前記ワーク下方表側付き当て部材は、前記下方支持部に対して移動可能であって、
    前記ワーク上方表側付き当て部材は、前記ワーク上方裏側付き当て部材に対して移動可能である
    ことを特徴とする請求項1に記載の加工用治具。
  3. 前記上フレームは、表側に凹部が形成される
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の加工用治具。
  4. 前記下フレームの上面は、
    前記下方支持部の表側に前記下方支持部から離れるにつれて低くなる下フレーム第1スロープが形成され、
    前記下方支持部の裏側に前記下方支持部から離れるにつれて低くなる下フレーム第2スロープが形成される
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の加工用治具。
  5. 前記駆動部は、
    力を発生する操作部と、
    前記操作部が発生させた力を伝達する伝達部と、
    前記伝達部が伝達した力を左右に分配する分配部と、
    前記分配部から分配された力によって前記可動部を上下方向に移動させる連結部と、
    を有する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の加工用治具。
  6. 前記操作部は、ハンドルの回転により回転力を発生し、
    前記分配部は、前記上フレームの裏側に移動不能且つ回転可能に支持され、両サイドフレームにわたって左右に延びる軸部材からなり、
    前記連結部は、前記フレームに移動不能且つ回転可能に支持され、前記両サイドフレームの内側を上下方向に延びる軸部材からなり、
    前記連結部の外周にはネジが形成され、前記可動基部の裏側に形成された連結突出部を貫通し、
    前記連結突出部は、内周にネジが形成され、前記連結部の外周のネジと噛み合う
    ことを特徴とする請求項5に記載の加工用治具。
  7. 前記サイドフレームは、上方から下方へ向けて表裏方向の幅が拡がる
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項6に記載の加工用治具。
  8. 両側の前記サイドフレームの前記下フレーム側、且つ、表側及び裏側には、両側の間隔が上方で長く下方に向かって短くなるサイドフレーム第1スロープ及びサイドフレーム第2スロープが形成される
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項7に記載の加工用治具。
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