JP6171641B2 - 画像処理装置、画像処理装置の制御プログラム、画像処理装置の制御方法及び音波通信装置 - Google Patents

画像処理装置、画像処理装置の制御プログラム、画像処理装置の制御方法及び音波通信装置 Download PDF

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Description

本発明は、画像処理装置、画像処理装置の制御プログラム、画像処理装置の制御方法及び音波通信装置に関し、特に、複数の端末間での音波通信に関する。
近年、情報の電子化が推進される傾向にあり、電子化された情報の出力に用いられるプリンタやファクシミリ及び書類の電子化に用いるスキャナ等の画像処理装置は欠かせない機器となっている。このような画像処理装置は、撮像機能、画像形成機能及び通信機能等を備えることにより、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ、複写機として利用可能なMFP(Multi Function Peripheral:複合機)として構成されることが多い。
他方、近年、携帯電話が高機能化され、PCに準じた情報処理機能を有するスマートフォンやタブレット端末のような携帯型の情報処理装置(以降、「携帯端末」とする)の普及が進んでいる。このような携帯端末からの印刷出力に際しては、携帯端末という特性上、専用のプリンタドライバ等がインストールされる等して予め端末内に登録された画像形成装置以外の装置からの出力が求められることがある。
このような場合、携帯端末が置かれた環境において利用可能な画像形成装置の一覧を得ると共に、その画像形成装置への印刷ジョブの送信を可能とするためにIPアドレスを取得することが求められる。そのような技術として、携帯端末及びサービス装置夫々において、接続支援サーバから受信したアクセス情報に基づいて通信設定を行う方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。これにより、複数の画像形成装置の情報を記憶しているサーバを設け、そのサーバに対して携帯端末からアクセスすることによりIPアドレスなどの情報を取得して印刷ジョブを送信することが可能となる。
また、近距離での通信の方法として、ディジタルデータを音波として送受信する方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
上述したようなIPアドレス等のネットワーク情報を取得するための手段として、IPアドレスを含む各端末の情報を音波によってやり取りし、そのやり取りによって取得されたIPアドレスによって通信を行うことにより印刷ジョブを送信することが考えられる。その場合、通信に用いる音波の周波数は、異なる機器で同一の周波数を用いることが出来ない。従って、単一の周波数を用いてやり取りを行う場合、複数の画像形成装置と携帯端末との間で1対1の通信を夫々行う必要があり、全ての装置について情報のやり取りを終えるまでに非常に時間を要する。
夫々の機器が異なる周波数を用いて情報を発信すれば、複数の機器が同時に情報を発信することが可能となる。しかしながら、利用可能な周波数は有限であり、夫々の機器に固有の周波数を割り当てることは困難である。
また、サーバを用いる方法の場合、サーバを運用することが前提となるためにコストがかかると共に、携帯端末という特性に対応するためには、夫々の画像形成装置が設置されている位置の情報を比較的高精度に管理する必要があるため、管理や運用が困難である。尚、このような課題は、上述したような携帯端末と画像形成装置との関係に限らず、携帯端末から通信可能な機器を音波を用いて探索する際の課題として同様に発生し得る。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、複数の機器間で音波を用いて情報のやり取りを可能とすることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、音波による通信が可能な画像処理装置であって、音波による通信を行う音波通信部と、前記音波による通信を制御する音波通信制御部とを含み、前記音波通信制御部は、周辺に存在する他の画像処理装置に対して、音波による通信において使用する音波の周波数の調整を行うための機器接続情報調整音を前記音波通信部に発信させ、他の画像処理装置から前記機器接続情報調整音を受信した場合に、音波による通信において使用している音波の周波数により、前記機器接続情報調整音に応答するための機器接続情報応答音を前記音波通信部に発信させ、他の画像処理装置から前記機器接続情報応答音を受信した場合に、音波による通信において使用する音波の周波数の一覧であって予め定められている周波数の一覧に基づき、前記予め定められている周波数の信号を、受信した前記機器接続情報応答音から抽出し、前記予め定められている周波数のうち、受信した前記機器接続情報応答音から信号が抽出された周波数以外の周波数を、音波による通信において使用する音波の周波数として決定することを特徴とする。
また、本発明の他の態様は、音波による通信が可能な画像処理装置の制御プログラムであって、周辺に存在する他の画像処理装置に対して、音波による通信において使用する音波の周波数の調整を行うための機器接続情報調整音を、音波による通信を行う音波通信部に発信させるステップと、他の画像処理装置から前記機器接続情報調整音を受信した場合に、音波による通信において使用している音波の周波数により、前記機器接続情報調整音に応答するための機器接続情報応答音を前記音波通信部に発信させるステップと、他の画像処理装置から前記機器接続情報応答音を受信した場合に、音波による通信において使用する音波の周波数の一覧であって予め定められている周波数の一覧に基づき、前記予め定められている周波数の信号を、受信した前記機器接続情報応答音から抽出し、前記予め定められている周波数のうち、受信した前記機器接続情報応答音から信号が抽出された周波数以外の周波数を、音波による通信において使用する音波の周波数として決定するステップとを情報処理装置に実行させることを特徴とする。
また、本発明の更に他の態様は、音波による通信が可能な画像処理装置の制御方法であって、周辺に存在する他の画像処理装置に対して、音波による通信において使用する音波の周波数の調整を行うための機器接続情報調整音を、音波による通信を行う音波通信部に発信させ、他の画像処理装置から前記機器接続情報調整音を受信した場合に、音波による通信において使用している音波の周波数により、前記機器接続情報調整音に応答するための機器接続情報応答音を前記音波通信部に発信させ、他の画像処理装置から前記機器接続情報応答音を受信した場合に、音波による通信において使用する音波の周波数の一覧であって予め定められている周波数の一覧に基づき、前記予め定められている周波数の信号を、受信した前記機器接続情報応答音から抽出し、前記予め定められている周波数のうち、受信した前記機器接続情報応答音から信号が抽出された周波数以外の周波数を、音波による通信において使用する音波の周波数として決定することを特徴とする。
また、本発明の更に他の態様は、音波通信装置であって、音波による通信を行う音波通信部と、前記音波による通信を制御する音波通信制御部とを含み、前記音波通信制御部は、周辺に存在する他の画像処理装置に対して、音波による通信において使用する音波の周波数の調整を行うための機器接続情報調整音を前記音波通信部に発信させ、他の画像処理装置から前記機器接続情報調整音を受信した場合に、音波による通信において使用している音波の周波数により、前記機器接続情報調整音に応答するための機器接続情報応答音を前記音波通信部に発信させ、他の画像処理装置から前記機器接続情報応答音を受信した場合に、音波による通信において使用する音波の周波数の一覧であって予め定められている周波数の一覧に基づき、前記予め定められている周波数の信号を、受信した前記機器接続情報応答音から抽出し、前記予め定められている周波数のうち、受信した前記機器接続情報応答音から信号が抽出された周波数以外の周波数を、音波による通信において使用する音波の周波数として決定することを特徴とする。
本発明によれば、複数の機器間で音波を用いての情報のやり取りが可能となる。
本発明の実施形態に係るシステムの運用形態を示す図である。 本発明の実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を模式的に示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る画像処理装置の機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る画像処理装置の主制御部の機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るモバイル端末の機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るモバイル端末のモバイル制御部の機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の起動時における周波数の決定動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る周波数リストの例を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の機器接続情報調整音に対する応答の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るモバイル端末による接続可能機器の検索動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るモバイル端末による接続可能機器の検索結果を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の機器接続情報要求音に対する応答の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る画像形成装置及びモバイル端末の音波通信の可能範囲を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の優先設定機器の設定動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の強制機器接続情報調整音に対する応答の動作を示すフローチャートである。
実施の形態1.
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。本実施形態においては、スマートフォンやタブレット端末等のモバイル機器から画像処理装置を利用するシステムであって、音波を介して情報のやり取りをすることによってネットワーク通信を可能とする音波通信システムを例として説明する。
図1は、本実施形態に係る音波通信システムの運用形態の例を示す図である。図1に示すように、本実施形態に係る音波通信システムは、画像処理装置1a、1b、1c・・・及びモバイル端末2が、IP通信によって互いに通信可能に接続されて構成されている。
画像処理装置1a、1b、1c・・・(以降、総じて「画像処理装置1」とする)は、撮像機能、画像形成機能及び通信機能等を備えることにより、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ、複写機として利用可能なMFP(Multi Function Peripheral:複合機)である。また、モバイル端末2は、スマートフォン、タブレット端末、PDA(Personal Digital Assistants)等の可搬型の情報処理端末である。本実施形態に係るモバイル端末2は、画像処理装置1を提供するメーカーやサードパーティによって提供されているアプリケーション・プログラムがインストールされることにより、携帯端末でありながら画像処理装置1に対して印刷ジョブを送信して画像形成出力を実行させることが可能となる。
次に、本実施形態に係る音波通信システムに含まれる画像処理装置1及びモバイル端末等の情報処理装置を構成するハードウェアについて説明する。図2は、本実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。図2に示すように、本実施形態に係る情報処理装置は、一般的なサーバやPC(Personal Computer)等と同様の構成を含む。
即ち、本実施形態に係る情報処理装置は、CPU(Central Processing Unit)10、RAM(Random Access Memory)20、ROM(Read Only Memory)30、HDD(Hard Disk Drive)40及びI/F50がバス80を介して接続されている。また、I/F50にはLCD(Liquid Crystal Display)60及び操作部70が接続されている。この他、画像処理装置1の場合、画像形成出力やスキャンを実行するエンジンが含まれる。
CPU10は演算手段であり、情報処理装置全体の動作を制御する。RAM20は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性の記憶媒体であり、CPU10が情報を処理する際の作業領域として用いられる。ROM30は、読み出し専用の不揮発性記憶媒体であり、ファームウェア等のプログラムが格納されている。HDD40は、情報の読み書きが可能な不揮発性の記憶媒体であり、OS(Operating System)や各種の制御プログラム、アプリケーション・プログラム等が格納される。尚、HDDの他、SSD(Solid State Drive)等の半導体記憶装置を用いても良い。
I/F50は、バス80と各種のハードウェアやネットワーク等を接続し制御する。LCD60は、ユーザが情報処理装置の状態を確認するための視覚的ユーザインタフェースである。操作部70は、キーボード、マウス、各種のハードボタン、タッチパネル等、ユーザが情報処理装置に情報を入力するためのユーザインタフェースである。
このようなハードウェア構成において、ROM30やHDD40若しくは図示しない光学ディスク等の記憶媒体に格納されたプログラムがRAM20に読み出され、CPU10がそれらのプログラムに従って演算を行うことによりソフトウェア制御部が構成される。このようにして構成されたソフトウェア制御部と、ハードウェアとの組み合わせによって、本実施形態に係る音波通信システムを構成する各機器の機能を実現する機能ブロックが構成される。
次に、本実施形態に係る画像処理装置1の機能について説明する。図3は、本実施形態に係る画像処理装置1の機能構成を示すブロック図である。図3に示すように、本実施形態に係る画像処理装置1は、コントローラ100、ADF(Auto Documennt Feeder:原稿自動搬送装置)110、スキャナユニット120、排紙トレイ130、ディスプレイパネル140、給紙テーブル150、プリントエンジン160、排紙トレイ170、IP通信部180及び音波通信部190を有する。
また、コントローラ100は、主制御部101、エンジン制御部102、入出力制御部103、画像処理部104及び操作表示制御部105を有する。図3に示すように、本実施形態に係る画像処理装置1は、スキャナユニット120、プリントエンジン160を有する複合機として構成されている。尚、図3においては、電気的接続を実線の矢印で示しており、用紙の流れを破線の矢印で示している。
ディスプレイパネル140は、画像処理装置1の状態を視覚的に表示する出力インタフェースであると共に、タッチパネルとしてユーザが画像処理装置1を直接操作し若しくは画像処理装置1に対して情報を入力する際の入力インタフェース(操作部)でもある。
IP通信部180は、画像処理装置1がTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)によってネットワーク通信を行うためのインタフェースであり、Ethernet(登録商標)インタフェースや、IEEE 802.11シリーズによる無線通信用のインタフェースが用いられる。
音波通信部190は、画像処理装置1が音波によって情報のやりとりを行うためのインタフェースであり、音波を発するためのスピーカや音波を受けるためのマイクによって構成される。本実施形態に係る音波通信部190は、送信するべき情報の信号を通信用の周波数の音波に変換して上述したスピーカから発信する。また、音波通信部190は、マイクによって受信した音波を電気信号に変換する。
本実施形態に係る画像処理装置1は、モバイル端末2との間で音波通信部190を介して各装置のIPアドレスの情報をやり取りすることにより、IP通信部180による通信によって印刷ジョブの送信が可能な状態となる。そして、音波通信部190が音波の発信に用いる周波数を決定する際に、他の機器との調整動作を実行することが本実施形態に係る要旨の1つである。
コントローラ100は、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせによって構成される。具体的には、ROM30やHDD40等の不揮発性記憶媒体に格納されたファームウェア等の制御プログラムが、RAM20にロードされ、それらのプログラムに従ってCPU10が演算を行うことにより構成されるソフトウェア制御部と集積回路などのハードウェアとによってコントローラ100が構成される。コントローラ100は、画像処理装置1全体を制御する制御部として機能する。
主制御部101は、コントローラ100に含まれる各部を制御する役割を担い、コントローラ100の各部に命令を与える。エンジン制御部102は、プリントエンジン160やスキャナユニット120等を制御若しくは駆動する駆動手段としての役割を担う。入出力制御部103は、IP通信部180、音波通信部190を介して入力される信号や命令を主制御部101に入力する。また、主制御部101は、入出力制御部103を制御し、IP通信部180や音波通信部190を介してモバイル端末2等の他の装置にアクセスする。
画像処理部104は、主制御部101の制御に従い、印刷出力すべき画像情報に基づいて描画情報を生成する。この描画情報とは、画像形成部であるプリントエンジン160が画像形成動作において形成すべき画像を描画するための情報である。また、画像処理部104は、スキャナユニット120から入力される撮像データを処理し、画像データを生成する。この画像データとは、スキャナ動作の結果物として画像処理装置1に格納され若しくはIP通信部180を介して他の機器に送信される情報である。操作表示制御部105は、ディスプレイパネル140に情報表示を行い若しくはディスプレイパネル140を介して入力された情報を主制御部101に通知する。
尚、プリンタ機能のみを有する画像処理装置の場合、図3に示すADF110、スキャナユニット120及び排紙トレイ130が省略されると共に、エンジン制御部102の機能から、ADF110、スキャナユニット120及び排紙トレイ130を制御するための機能が省略される。
図4は、本実施形態に係る主制御部101に含まれるソフトウェアモジュールを示す図である。図4に示すように、本実施形態に係る主制御部101は、コピーアプリ111、プリンタアプリ112、スキャナアプリ113、ファックスアプリ114、音波解析部115、音波生成部116及びシステム制御部117を含む。システム制御部117は、画像処理装置1全体の動作を制御するソフトウェアモジュールであり、基本ソフトウェアであるOS(Operating System)等によって構成される。
コピーアプリ111、プリンタアプリ112、スキャナアプリ113、ファックスアプリ114は、夫々コピー、プリンタ、スキャナ、ファックスとしての画像処理装置1の機能を担うソフトウェアモジュールである。音波解析部115及び音波生成部116は、本実施形態の要旨に係る機能を担うソフトウェアモジュールであり、音波通信部190による音波の発信や音波通信部190を介して受信した音波の解析を行う。即ち、音波解析部115及び音波生成部116が、音波通信制御部として機能する。
画像処理装置1がプリンタとして動作する場合は、まず、入出力制御部103がIP通信部180を介して印刷ジョブを受信する。この印刷ジョブは、画像処理装置1に対してプリントアウトを依頼する情報処理装置において生成された情報であり、本実施形態においてはモバイル端末2によって生成される情報である。そして、印刷ジョブは、印刷ジョブであることを示すヘッダー情報、出力するべき画像の情報及びプリントアウトに際して設定されるべきパラメータの情報を含む。
入出力制御部103は、受信した印刷ジョブを主制御部101に転送する。主制御部101においては、受信した印刷ジョブがシステム制御部117からプリンタアプリ112に受け渡され、プリンタアプリ112が画像処理部104を制御して印刷ジョブに含まれる文書情報若しくは画像情報に基づいて描画情報を生成する。画像処理部104によって描画情報が生成されると、エンジン制御部102は、プリンタアプリ112の制御に従い、生成された描画情報に基づき、給紙テーブル150から搬送される用紙に対して画像形成を実行する。プリントエンジン160の具体的態様としては、インクジェット方式による画像形成機構や電子写真方式による画像形成機構等を用いることが可能である。プリントエンジン160によって画像形成が施された文書は排紙トレイ170に排紙される。
画像処理装置1がスキャナとして動作する場合は、ユーザによるディスプレイパネル140の操作若しくはIP通信部180を介して外部の機器から入力されるスキャン実行指示に応じて、操作表示制御部105若しくは入出力制御部103が主制御部101にスキャン実行信号を転送する。主制御部101においては、スキャン実行信号がシステム制御部117からスキャナアプリ113に受け渡され、スキャナアプリ113が受信したスキャン実行信号に基づき、エンジン制御部102を制御する。
エンジン制御部102は、ADF110を駆動し、ADF110にセットされた撮像対象原稿をスキャナユニット120に搬送する。また、エンジン制御部102は、スキャナユニット120を駆動し、ADF110から搬送される原稿を撮像する。また、ADF110に原稿がセットされておらず、スキャナユニット120に直接原稿がセットされた場合、スキャナユニット120は、エンジン制御部102の制御に従い、セットされた原稿を撮像する。即ち、スキャナユニット120が撮像部として動作する。
撮像動作においては、スキャナユニット120に含まれるCCD等の撮像素子が原稿を光学的に走査し、光学情報に基づいた撮像情報が生成される。エンジン制御部102は、スキャナユニット120が生成した撮像情報を画像処理部104に転送する。画像処理部104は、主制御部101のスキャナアプリ113の制御に従い、エンジン制御部102から受信した撮像情報に基づき画像情報を生成する。画像処理部104が生成した画像情報はHDD40等の画像処理装置1に装着された記憶媒体に保存される。画像処理部104によって生成された画像情報は、ユーザの指示に応じてそのままHDD40等に格納され若しくはIP通信部180を介して入出力制御部103により外部の装置に送信される。
また、画像処理装置1が複写機として動作する場合は、コピーアプリ111の制御に従って上述したスキャン動作が実行され、エンジン制御部102がスキャナユニット120から受信した撮像情報若しくは画像処理部104が生成した画像情報に基づき、画像処理部104が描画情報を生成する。その描画情報に基づいてプリンタ動作の場合と同様に、エンジン制御部102がプリントエンジン160を駆動する。
次に、本実施形態に係るモバイル端末2の機能構成について、図5を参照して説明する。図5に示すように、本実施形態に係るモバイル端末2は、図2において説明したLCD60、操作部70に加えて、コントローラ200、IP通信部210及び音波通信部220を含む。また、コントローラ200は、入出力制御部201、操作制御部202、表示制御部203及びモバイル制御部230を含む。
IP通信部210は、モバイル端末2がTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)によってネットワーク通信を行うためのインタフェースであり、Ethernet(登録商標)インタフェースや、IEEE 802.11シリーズによる無線通信用のインタフェースが用いられる。
音波通信部220は、モバイル端末2が音波によって情報のやりとりを行うためのインタフェースであり、音波を発するためのスピーカや音波を受けるためのマイクによって構成される。本実施形態に係る音波通信部220は、送信するべき情報の信号を通信用の周波数の音波に変換して上述したスピーカから発信する。また、音波通信部190は、マイクによって受信した音波を電気信号に変換する。IP通信部210、音波通信部220は、図2に示すI/F50によって実現される。
コントローラ200は、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせによって構成される。コントローラ200は、モバイル端末2全体を制御する制御部である。入出力制御部201は、IP通信部210を介して入力される情報を取得すると共に、IP通信部210を介して他の機器に情報を送信する。また、入出力制御部201は、音波通信部220を介して入力される情報を取得すると共に、音波通信部220を介して他の機器に情報を送信する。
操作制御部202は、操作部70に対するユーザによる操作内容の信号を取得し、モバイル制御部230等のモバイル端末2において動作するモジュールに入力する。表示制御部203は、モバイル制御部230のGUI(Graphical User Interface)等、モバイル端末2の状態をモバイル端末2の表示部であるLCD60に表示させる。
モバイル制御部230は、コントローラ200において各部に命令を与えることによりモバイル端末2全体の動作を制御する。モバイル制御部230は、OS等の基本ソフトウェア、ミドルウェア及び各種のアプリケーションによって構成される。
図6は、本実施形態に係るモバイル制御部230に含まれるソフトウェアモジュールを示す図である。図6に示すように、本実施形態に係るモバイル制御部230は、閲覧アプリ231、プリンタドライバ232、音波解析部233、音波生成部234及びシステム制御部235を含む。システム制御部235は、モバイル端末2全体の動作を制御するソフトウェアモジュールであり、基本ソフトウェアであるOS(Operating System)等によって構成される。
閲覧アプリ231は、モバイル端末2において画像情報や文書情報を閲覧するための機能を担うソフトウェアモジュールである。プリンタドライバ232は、モバイル端末2において、画像処理装置1に画像形成出力を実行させるための印刷ジョブを生成する機能を担うソフトウェアモジュールである。音波解析部233及び音波生成部234は、本実施形態の要旨に係る機能を担うソフトウェアモジュールであり、音波通信部220による音波の発信や音波通信部220を介して受信した音波の解析を行う。
このような構成において、本実施形態に係るシステムは、各画像処理装置1が音波通信のための音波の発信に用いる周波数を決定する処理に特徴を有する。以下、画像処理装置1に電源が投入された後の起動時の動作について説明する。図7に示すように、本実施形態に係る画像処理装置1は、電源が投入されて起動動作を開始すると、主制御部101の音波生成部116が入出力制御部103を制御し、音波通信部190を介して機器接続情報調整音を発信する(S701)。
S701において発信される機器接続情報調整音は、周囲の画像処理装置1との間で、音波通信に用いる音波の周波数の調整を行うための音波信号であり、機器接続情報調整音のための周波数として予め設定されている周波数の音波で発信される。そのため、機器接続情報調整音に用いられる音波の周波数は、上述したようにIPアドレスをやり取りするための音波の周波数とは異なる。
機器接続情報調整音を受信した周囲の画像処理装置1は、機器接続情報応答音を発信する。この機器接続情報応答音は、周囲の画像処理装置1夫々が音波通信に用いている周波数の音波信号であり、前記機器接続情報調整音に応答するための機器接続情報応答音であることを示す識別子の情報を含む。機器接続情報調整音を受信した周囲の画像処理装置1の動作については後に詳述する。これにより、機器接続情報調整音を発信した画像処理装置1は、周囲の画像処理装置1から機器接続情報応答音を受信し(S702)、受信結果、即ち音波信号から変換された電気信号を記憶媒体に保存する(S703)。
機器接続情報応答音を受信した画像処理装置1は、周囲の画像処理装置1が発信した識別子の情報を受信結果から抽出するための処理を開始するため、その処理において用いられる変数“i”に“1”をセットする(S704)。そして、変数“i”が“N”を超えるまで、以下の処理を繰り返す(S705/YES)。この“N”とは、画像処理装置1において使用可能な周波数として予め定められている周波数の総数である。
本実施形態に係る主制御部101の音波解析部115は、図8に示すような周波数リストの情報を保持している。図8に示すように、本実施形態に係る周波数リストの情報は、音波による通信において使用する音波の周波数として予め定められている周波数の一覧であって、夫々の周波数の“番号”及び夫々の“周波数”を示す情報が関連付けられた情報である。図8の例の場合、周波数の総数“N”は“5”である。音波解析部115は、現在の“i”の値に対応する“周波数”をターゲット周波数とし、その周波数成分に含まれる信号を抽出する(S706)。
S706の処理において、複数の周波数の信号が含まれる受信結果から特定の周波数成分を取り出すための技術としては、ハイパスフィルタやローパスフィルタ、直交検波方式並びにFFT(Fast Fourier Transform)等の様々な公知技術を用いることが可能である。
S706の処理の結果、ターゲット周波数に上述した識別子の信号が含まれていなかった場合(S707/YES)、音波解析部115は、その周波数を、画像処理装置1が音波通信において用いる周波数として決定し(S708)、処理を終了する。他方、ターゲット周波数に上述した識別子の信号がふくまれていた場合(S707/NO)、音波解析部115は、“i”の値をインクリメントして(S709)、周波数リストに含まれる次の周波数をターゲット周波数としてS705からの処理を繰り返す。即ち、音波解析部115は、機器接続情報応答音の受信結果から信号が抽出された周波数以外の周波数を、音波による通信において使用する周波数として決定する。
周波数リストに含まれるすべての周波数をターゲット周波数としてS705からの処理を繰り返した結果、全ての周波数が既に使用中であると、“i”の値が“N”を超えてしまう(S705/NO)。その場合、音波解析部115は、操作表示制御部105を制御し、図7の動作を実行中の画像処理装置1が音波通信において利用可能な周波数が無いことを示す画面をディスプレイパネル140に表示して(S710)、処理を終了する。
このような処理により、本実施形態に係る画像処理装置1は、電源が投入された後の起動処理において、周囲に存在する他の画像処理装置1との間で音波通信に用いる音波の周波数の調整処理を実現する。そのため、画像処理装置1は、周囲に存在する画像処理装置1とは異なる周波数を音波通信に用いる周波数として選択、決定することが可能であり、複数の画像処理装置1が同時に音波通信を行うことが可能となる。
次に、図7のS701において機器接続情報調整音を受信した周囲の画像処理装置1の動作について、図9を参照して説明する。図9に示すように、画像処理装置1が、機器接続情報調整音を受信すると(S901)、主制御部101の音波解析部115が、受信した音波の音圧が所定の閾値以上であるか否か確認する(S902)。S902における閾値は、機器接続情報調整音の発信元である画像処理装置1と、機器接続情報調整音を受信した画像処理装置1との間の距離に応じて定められた値である。
具体的には、本実施形態に係る音波通信システムにおいては、夫々の画像処理装置1を中心とした半径rの円に含まれる範囲を通信可能範囲として設定する。従って、上述した閾値は、音波の距離減衰における減衰量に基づいて決定され、夫々の画像処理装置1において発信された音波の音圧が通信可能距離であるrの間に減衰した結果の音圧に相当する値である。
S902において受信した音波の音圧が所定の閾値未満であった場合(S902/NO)、音波解析部115は、周波数を調整する必要のない機器、即ち、半径r以上離れた位置に設置された画像処理装置1からの機器接続情報調整音であると判断し、機器接続情報応答音を発信することなく処理を終了する。
他方、受信した音波の音圧が所定の閾値以上であった場合(S902/YES)、音波生成部116は、音波通信に用いるための周波数として、図7に示すような動作を経て既に決定されている周波数により、上述した識別子を含む機器接続情報応答音を生成し(S903)、入出力制御部103を制御して音波通信部190を介して発信する(S904)。これにより、図7のS702に示す機器接続情報応答音の発信が完了する。
このような処理により、図7のS701において発信された機器接続情報調整音に対して応答する他の画像処理装置1は、機器接続情報調整音を発信した画像処理装置1から半径rの範囲内に設置された画像処理装置1のみとなる。その結果、周波数の調整が必要な装置間でのみ機器接続情報調整音と機器接続情報応答音とがやり取りされ、音波通信において使用する周波数が調整されることとなる。
次に、図7、図9において説明したような動作により夫々の機器が用いる周波数が調整された状態において、モバイル端末3が音波通信により夫々の画像処理装置1からIPアドレスを取得して利用可能な画像処理装置1を検索する際の動作について、図10を参照して説明する。図10に示すように、本実施形態に係るモバイル端末2は、ユーザの操作によって利用可能な画像処理装置1の検索動作を開始すると、モバイル制御部230の音波生成部234が入出力制御部201を制御し、音波通信部220を介して機器接続情報要求音を発信する(S1001)。
S1001において発信される機器接続情報要求音は、モバイル端末2が周囲の画像処理装置1に対して音波通信により夫々の装置のIPアドレスを取得するための音波信号であり、機器接続情報要求音のための周波数として予め設定されている周波数の音波で発信される。そのため、機器接続情報要求音に用いられる音波の周波数は、図8において説明した、夫々の画像処理装置1が音波通信に用いる周波数とは異なる。
機器接続情報要求音を受信した周囲の画像処理装置1は、機器接続情報槌音を発信する。この機器接続情報通知音は、周囲の画像処理装置1夫々が音波通信に用いている周波数の音波信号であり、機器接続情報通知音であることを示す識別子の情報に加えて、夫々の画像処理装置1が、IP通信部180を介して通信する際に用いているIPアドレスの情報を含む。機器接続情報要求音を受信した周囲の画像処理装置1の動作については後に詳述する。
これにより、機器接続情報要求音を発信したモバイル端末2は、周囲の画像処理装置1から機器接続情報通知音を受信し(S1002)、受信結果、即ち音波信号から変換された電気信号を記憶媒体に保存する(S1003)。
機器接続情報通知音を受信したモバイル端末2は、周囲の画像処理装置1が発信した機器接続情報通知音に含まれるIPアドレスの情報受信結果から抽出するための処理を開始するため、その処理において用いられる変数“i”に“1”をセットする(S1004)。そして、変数“i”が“N”を超えるまで、以下の処理を繰り返す。この“N”とは、画像処理装置1において使用可能な周波数として予め定められている周波数の総数である。
本実施形態に係るモバイル制御部230の音波解析部233も、画像処理装置1と同様に、図8に示すような周波数リストの情報を保持している。音波解析部233は、現在の“i”の値に対応する“周波数”をターゲット周波数とし、その周波数成分に含まれる信号を取り出す(S1005)。
S1005の処理においても、図7のS706の処理と同様に、複数の周波数の信号が含まれる受信結果から特定の周波数成分を取り出すための技術としては、ハイパスフィルタやローパスフィルタ、直交検波方式並びにFFT(Fast Fourier Transform)等の様々な公知技術を用いることが可能である。
音波解析部233は、S1005の処理によって取り出した信号をIPアドレスに変換し(S1006)、現在のターゲット周波数において信号が検出されたことを示す識別子及び変換されたIPアドレスの情報と関連付けて保存する。これにより、図11に示すような、夫々のターゲット周波数ごとに信号の有無及びIPアドレスの情報が関連付けられたテーブルが生成される。この情報が、モバイル端末2において利用可能な画像処理装置1の一覧の情報として用いられる。
その後、音波解析部233は、現在の“i”の値が“N”であるか否かを確認し、“N”に達していなければ(S1007/NO)、“i”の値をインクリメントして(S1008)、周波数リストに含まれる次の周波数をターゲット周波数としてS1005からの処理を繰り返す。そして、“i”の値が“N”に達していれば(S1007/YES)、利用可能な画像処理装置1の検索動作が完了したとして、処理を終了する。
このような動作により、図11に示すようなテーブルがモバイル端末2において生成される。モバイル端末2においては、システム制御部235が図11に示すようなテーブルに基づいて表示制御部203を制御し、LCD60に情報を表示することにより、利用可能な画像処理装置1の一覧をユーザに提示することが可能となる。そして、ユーザによって選択された画像処理装置1のIPアドレスを用いて、印刷ジョブの送信等を行うことが可能となる。
次に、図10のS1001において機器接続情報要求音を受信した周囲の画像処理装置1の動作について、図12を参照して説明する。図12に示すように、画像処理装置1が、機器接続情報要求音を受信すると(S1201)、主制御部101の音波解析部115が、受信した音波の音圧が所定の閾値以上であるか否か確認する(S1202)。S1202における閾値は、機器接続情報要求音の発信元であるモバイル端末2と、機器接続情報要求音を受信した画像処理装置1との間の距離に応じて定められた値である。
具体的には、本実施形態に係る音波通信システムにおいては、夫々のモバイル端末2を中心とした半径r/2の円に含まれる範囲を通信可能範囲として設定する。ここでいう“r”とは、図9のS902の動作において判断対象とされた閾値の元である半径rと同一である。即ち、本実施形態に係るモバイル端末2は、夫々の画像処理装置1が、互いに音波通信に用いるための周波数を調整する領域の半分の領域に含まれる画像処理装置1を、利用可能な画像処理装置として抽出する。尚、S1202における閾値は、音波の距離減衰における減衰量に基づいて決定され、夫々の画像処理装置1において発信された音波の音圧が距離r/2の間に減衰した結果の音圧に基づいて決定される。
S1202において受信した音波の音圧が所定の閾値未満であった場合(S1202/NO)、音波解析部115は、周波数を調整する必要のない機器、即ち、半径r/2以上離れた位置にあるモバイル端末2からの機器接続情報要求音であると判断し、機器接続情報通知音を発信することなく処理を終了する。
他方、受信した音波の音圧が所定の閾値以上であった場合(S1202/YES)、音波生成部116は、音波通信に用いるための周波数として、図7に示すような動作を経て既に決定されている周波数により、上述した識別子及びIPアドレスを含む機器接続情報通知音を生成し(S1203)、入出力制御部103を制御して音波通信部190を介して発信する(S1204)。これにより、図10のS1002に示す機器接続情報応答音の発信が完了する。
図13は、本実施形態に係る音波通信システムにおいて各機器の位置関係の例を示す図である。図13においては、画像処理装置1aを中心とした半径rの円を例として図示されている。図13に示すように、画像処理装置1aを中心とした半径rの円の内部には、画像処理装置1b、1c、1d、1eが含まれている。そして、画像処理装置1a〜1fは、夫々周波数No.1〜5の周波数が割り当てられており、同時に音波通信を行うことが可能である。
他方、画像処理装置1aを中心とした半径rの円の外部には、画像処理装置1fが設置されている。画像処理装置1aと画像処理装置1fとは、r以上離れて設置されているため、図9のS901において受信される音波の音圧が所定の閾値を下回り、S902において周波数の調整が不要な機器であると判断される。従って、画像処理装置1fには、画像処理装置1aと同一の周波数No.1の周波数が割り当てられている。
また、図13においては、モバイル端末2を中心とした半径r/2の円の内部に画像処理装置1a、1bが含まれる。従って、モバイル端末2は、図10の動作を実行することにより、図11に示すような情報であって、画像処理装置1a、1bに対応する情報が登録された情報を生成し、画像処理装置1a、1bを利用可能な状態となる。
また、本実施形態においては、夫々の画像処理装置1は半径rの範囲を周波数の調整範囲としており、モバイル端末2が利用可能な画像処理装置1は、モバイル端末2から半径r/2の範囲に設置された画像処理装置1とされている。これにより、図13の画像処理装置1a、1fのように、同一の周波数が設定されている2つの画像処理装置間は、少なくともr以上離れて設置されることとなる。
この場合において、仮にモバイル端末2が画像処理装置1aと画像処理装置1fとを結ぶ線分上において機器接続情報要求音を発信したとしても、機器接続情報通知音を発信する範囲はモバイル端末2から半径r/2以内であるため、画像処理装置1a、1fの両方が機器接続情報通知音を発信することはなく、周波数の重複を防ぐことができる。尚、周波数の重複をより確実に防ぐためには、機器接続情報通知音を発信する範囲を、モバイル端末2から半径r/2よりも更に短い範囲とするような閾値を設定することが好ましい。
以上説明したように、本実施形態に係る音波通信システムにおいては、夫々の画像処理装置1の起動時において、あらかじめ定められた複数の周波数について既に夫々の周波数を利用している他の機器が周囲に設置されているか否かを確認し、未だ利用されていない周波数を自身が使用する周波数として決定する。このため、所定の通信範囲内において、同一の周波数によって音波通信が行われることを回避することができ、複数の機器間で音波を用いて情報のやり取りを可能とすることができる。
また、本実施形態に係る音波通信システムは、複数の画像処理装置1から、モバイル端末2によって利用可能な装置を検索する際の通信のために用いられ、夫々の画像処理装置1は、モバイル端末2からの音波通信を介した要求に応じて、自身が使用する周波数として決定した周波数の音波により、自身のIPアドレスを送信してTCP/IP通信による印刷ジョブのやりとりを可能とする。これにより、モバイル端末2において、専用のプリンタドライバがインストールされる等して登録された装置以外からの画像形成出力を容易に実現することが可能となる。
尚、上記実施形態においては、画像処理装置1とモバイル端末2との間でIPアドレスをやり取りするために用いられる音波通信システムを例として説明した。しかしながら、これは一例であり、音波が到達する程度の比較的近い範囲に設置された機器間において音波を用いて通信を行う装置であれば同様に適用可能である。即ち、画像処理装置1に限らず、音波による通信が可能な音波通信装置であれば、上記実施形態を適用可能であり同様の効果を得ることが可能である。
実施の形態2.
実施の形態1においては、図7において説明したように、利用可能な周波数が既にすべて利用されていた場合、周波数不足として音波通信システムには参加せずに処理を終了する場合を例として説明した。しかしながら、高機能な装置等、他の装置よりも優先的に音波通信システムに参加させて、モバイル端末2からの利用を可能とするべき場合もあり得る。そのような優先的に周波数を割り当てるべき装置の動作について以下に説明する。
図14は、他の装置よりも優先的に周波数を割り当てるべきである優先設定機器として設定された画像処理装置1の周波数割り当て動作を示すフローチャートである。図14に示すように、画像処理装置1において、ユーザによるディスプレイパネル140への操作により、優先設定機器としての設定操作を受け付けると(S1401)、主制御部101のシステム制御部117は、優先設定機器としての設定情報を記憶媒体に記憶し、図7において説明したような起動時の動作を行うために、再起動を行う(S1402)。
尚、S1401においては、優先設定機器としての設定を示す識別情報の他、図8に示す周波数リストに含まれる複数の周波数のうち、強制的に設定する周波数の“番号”が同時に選択されて設定され、記憶媒体に格納される。再起動後の起動動作において、システム制御部117が、記憶媒体に記憶されている優先設定機器としての設定情報を確認すると(S1403)、音波生成部116が、図7に示す動作において発信される機器接続情報調整音ではなく、強制機器接続情報調整音を発信する(S1404)。
S1404において発信される強制機器接続情報調整音は、強制機器接続情報調整音であることを識別するための識別子の他、優先設定機器の設定に際して選択された周波数を示す“番号”の情報を含む。また、強制機器接続情報調整音は、周囲の画像処理装置1に対して、所定の周波数を使用している装置があった場合に、その設定を強制的に解除させるための音波信号であり、強制機器接続情報調整音のための周波数として予め設定されている周波数の音波で発信される。そのため、強制機器接続情報調整音に用いられる音波の周波数は、図8に示すように周波数リストに登録されている音波の周波数とは異なる。また、強制機器接続情報調整音の周波数としては、例えば機器接続情報調整音と同一の周波数を用いても良い。
これにより、強制機器接続情報調整音を受けた周囲の画像処理装置1においては、強制機器接続情報調整音に含まれる“番号”を使用している装置の周波数設定が解除される。そして、強制機器接続情報調整音を発信した画像処理装置1においては、音波解析部115が、優先設定機器としての設定情報として格納された周波数を、図7のS708のように、音波通信において使用する周波数として決定し(S1405)、処理を終了する。これにより、優先設定機器としての設定がされた画像処理装置1においては、選択された周波数が強制的に使用周波数として設定され、音波通信が可能な状態となる。
次に、図14のS1404において発信される強制機器接続情報調整音を受信した他の画像処理装置1の動作について図15を参照して説明する。図15に示すように、他の画像処理装置1が、強制機器接続情報調整音を受信すると(S1501)、主制御部101の音波解析部115が、図9のS902と同様に、受信した音波の音圧が所定の閾値以上であるか否か確認する(S1502)。S1502における閾値は、機器接続情報調整音の発信元である画像処理装置1と、機器接続情報調整音を受信した画像処理装置1との間の距離に応じて定められた値であり、実施の形態1と同様に半径rに対応した音圧の閾値が用いられる。
S1502において受信した音波の音圧が所定の閾値未満であった場合(S1502/NO)、音波解析部115は、周波数を調整する必要のない機器、即ち、半径r以上離れた位置に設置された画像処理装置1からの強制機器接続情報調整音であると判断し、特に処理を実行することなく処理を終了する。
他方、受信した音波の音圧が所定の閾値以上であった場合(S1502/YES)、音波解析部115は、受信した強制機器接続情報調整音に含まれる“番号”の情報に基づき、優先設定機器が使用する周波数を抽出する(S1503)。そして音波解析部115は、抽出した周波数と、自身が音波通信に用いる周波数として図7に示すような動作を経て既に決定されている周波数とが同一であるか否かを比較する(S1504)。
S1504の比較の結果、周波数が異なれば(S1504/NO)、音波解析部115は、現在使用中の周波数を利用して音波通信を継続可能であるため、特に処理を実行することなく処理を終了する。他方、周波数が同一であった場合(S1504/YES)、音波解析部115は、現在使用中の周波数は、優先設定機器によって使用される周波数であり、その周波数を利用して音波通信を継続することが不可能であるため、使用中の周波数の設定を解除する(S1505)。
その後、音波解析部115は、操作表示制御部105を制御し、音波通信における周波数が未設定であることを示す画面をディスプレイパネル140に表示して(S1506)、処理を終了する。このような処理により、強制機器接続情報調整音を受信した画像処理装置1における動作が完了する。
以上、説明したように、本実施形態に係る音波通信システムにおいては、優先設定機器として設定された機器が、強制機器接続情報調整音を発信することにより、優先設定機器において使用する周波数と同一の周波数を音波通信において使用する周波数として選択している機器においては設定を強制的に解除させる。そのため、高性能な画像処理装置1等、他の画像処理装置よりも優先して音波通信に参加させ、モバイル端末2からの利用が可能な状態とする優先設定機器を設定することが可能となる。
尚、上記実施形態においては、図15のS1505において設定を解除した後、未設定画面を表示して処理を終了する場合を例として説明した。しかしながら、図8において説明した周波数リストに空きがあれば、音波通信において使用する周波数として他の周波数を設定して音波通信に参加することも可能である。そのためには、図7において説明した動作を再度実行する必要がある。従って、図15のS1505において設定解除を行った後、未設定画面を表示するのではなく、図7に示す動作を実行するようにしても良い。これにより、強制機器接続情報調整音を受信することによって周波数設定を解除した装置も、他の周波数を使用して音波通信に参加することが可能となる。
1、1a、1b、1c、1d、1e、1f 画像処理装置
2 モバイル端末
10 CPU
20 RAM
30 ROM
40 HDD
50 I/F
60 LCD
70 操作部
80 バス
100 コントローラ
101 主制御部
102 エンジン制御部
103 入出力制御部
104 画像処理部
105 操作表示制御部
110 ADF
111 コピーアプリ
112 プリンタアプリ
113 スキャナアプリ
114 ファックスアプリ
115 音波解析部
116 音波生成部
117 システム制御部
120 スキャナユニット
130 排紙トレイ
140 ディスプレイパネル
150 給紙テーブル
160 プリントエンジン
170 排紙トレイ
180 IP通信部
190 音波通信部
200 コントローラ
201 入出力制御部
202 操作制御部
203 表示制御部
210 IP通信部
220 音波通信部
230 モバイル制御部
231 閲覧アプリ
232 プリンタドライバ
233 音波解析部
234 音波生成部
235 システム制御部
特開2010−74420号公報 特開2013−3713号公報

Claims (11)

  1. 音波による通信が可能な画像処理装置であって、
    音波による通信を行う音波通信部と、
    前記音波による通信を制御する音波通信制御部とを含み、
    前記音波通信制御部は、
    周辺に存在する他の画像処理装置に対して、音波による通信において使用する音波の周波数の調整を行うための機器接続情報調整音を前記音波通信部に発信させ、
    他の画像処理装置から前記機器接続情報調整音を受信した場合に、音波による通信において使用している音波の周波数により、前記機器接続情報調整音に応答するための機器接続情報応答音を前記音波通信部に発信させ、
    他の画像処理装置から前記機器接続情報応答音を受信した場合に、音波による通信において使用する音波の周波数の一覧であって予め定められている周波数の一覧に基づき、前記予め定められている周波数の信号を、受信した前記機器接続情報応答音から抽出し、前記予め定められている周波数のうち、受信した前記機器接続情報応答音から信号が抽出された周波数以外の周波数を、音波による通信において使用する音波の周波数として決定することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記音波通信制御部は、他の画像処理装置から前記機器接続情報調整音を受信した場合において、受信した前記機器接続情報調整音の音圧が所定の閾値以上であった場合にのみ、前記機器接続情報応答音を前記音波通信部に発信させることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記所定の閾値は、前記他の画像処理装置が発信した前記機器接続情報調整音が所定の通信可能距離で減衰した後の音圧に相当する値であり、
    前記音波通信制御部は、携帯端末から音波による通信の要求である機器接続情報要求音を受けた場合において、受信した前記機器接続情報要求音が前記所定の通信可能距離の半分以下の距離で減衰した後の音圧に相当する値以上であった場合にのみ、前記機器接続情報要求音に対する応答である機器接続情報通知音を、音波による通信において使用する音波の周波数として決定した周波数で、前記音波通信部に発信させることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記音波通信制御部は、装置に電源が投入された後の起動処理において、前記機器接続情報調整音を前記音波通信部に発信させることを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記音波通信制御部は、
    指定された周波数を優先的に設定するべきことを示す優先設定機器設定を検知した場合に、前記機器接続情報調整音に替えて、前記指定されている周波数を優先的に使用することを示す強制機器接続情報調整音を前記音波通信部に発信させると共に、前記指定された周波数を、音波による通信において使用する音波の周波数として決定し、
    前記強制機器接続情報調整音を受信した場合において、音波による通信において使用する音波の周波数として決定した周波数が前記指定された周波数と同一である場合に、前記使用する音波の周波数の設定を解除することを特徴とする請求項1乃至4いずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記音波通信制御部は、前記強制機器接続情報調整音を受信した場合において、前記使用する音波の周波数の設定を解除した場合、前記機器接続情報調整音を前記音波通信部に発信させることを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 前記音波通信制御部は、
    装置に電源が投入された後の起動処理において、前記機器接続情報調整音を前記音波通信部に発信させ、
    前記優先設定機器設定を受け付けた場合に、装置を再起動するための信号を出力することを特徴とする請求項5または6に記載の画像処理装置。
  8. 前記音波通信制御部は、前記予め定められている周波数の一覧に含まれる周波数以外の周波数で、前記機器接続情報調整音を前記音波通信部に発信させることを特徴とする請求項1乃至6いずれか1項に記載の画像処理装置。
  9. 音波による通信が可能な画像処理装置の制御プログラムであって、
    周辺に存在する他の画像処理装置に対して、音波による通信において使用する音波の周波数の調整を行うための機器接続情報調整音を、音波による通信を行う音波通信部に発信させるステップと、
    他の画像処理装置から前記機器接続情報調整音を受信した場合に、音波による通信において使用している音波の周波数により、前記機器接続情報調整音に応答するための機器接続情報応答音を前記音波通信部に発信させるステップと、
    他の画像処理装置から前記機器接続情報応答音を受信した場合に、音波による通信において使用する音波の周波数の一覧であって予め定められている周波数の一覧に基づき、前記予め定められている周波数の信号を、受信した前記機器接続情報応答音から抽出し、前記予め定められている周波数のうち、受信した前記機器接続情報応答音から信号が抽出された周波数以外の周波数を、音波による通信において使用する音波の周波数として決定するステップとを情報処理装置に実行させることを特徴とする画像処理の制御プログラム。
  10. 音波による通信が可能な画像処理装置の制御方法であって、
    周辺に存在する他の画像処理装置に対して、音波による通信において使用する音波の周波数の調整を行うための機器接続情報調整音を、音波による通信を行う音波通信部に発信させ、
    他の画像処理装置から前記機器接続情報調整音を受信した場合に、音波による通信において使用している音波の周波数により、前記機器接続情報調整音に応答するための機器接続情報応答音を前記音波通信部に発信させ、
    他の画像処理装置から前記機器接続情報応答音を受信した場合に、音波による通信において使用する音波の周波数の一覧であって予め定められている周波数の一覧に基づき、前記予め定められている周波数の信号を、受信した前記機器接続情報応答音から抽出し、前記予め定められている周波数のうち、受信した前記機器接続情報応答音から信号が抽出された周波数以外の周波数を、音波による通信において使用する音波の周波数として決定することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  11. 音波による通信を行う音波通信部と、
    前記音波による通信を制御する音波通信制御部とを含み、
    前記音波通信制御部は、
    周辺に存在する他の画像処理装置に対して、音波による通信において使用する音波の周波数の調整を行うための機器接続情報調整音を前記音波通信部に発信させ、
    他の画像処理装置から前記機器接続情報調整音を受信した場合に、音波による通信において使用している音波の周波数により、前記機器接続情報調整音に応答するための機器接続情報応答音を前記音波通信部に発信させ、
    他の画像処理装置から前記機器接続情報応答音を受信した場合に、音波による通信において使用する音波の周波数の一覧であって予め定められている周波数の一覧に基づき、前記予め定められている周波数の信号を、受信した前記機器接続情報応答音から抽出し、前記予め定められている周波数のうち、受信した前記機器接続情報応答音から信号が抽出された周波数以外の周波数を、音波による通信において使用する音波の周波数として決定することを特徴とする音波通信装置。
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