JP6168404B2 - 粉砕システム - Google Patents

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Description

本発明は、原料の粉砕分野に係り、セメント原料、スラグ、クリンカ、石灰石、石炭、及びその他無機原料、並びに、バイオマスを含む有機原料を微粉砕するに好適な竪型粉砕機を使用した粉砕システムに関する。
従来から、石炭等を粉砕する粉砕機として竪型粉砕機(竪型ミル、或いは竪型ローラミルと称されることもある)と呼ばれる粉砕機が広く用いられている。
竪型粉砕機は、被粉砕物(本明細書においては単に原料と称することもある)を効率的に粉砕することができるという優れた特性を備えていることのみならず、例えば、機内に熱ガス等を導入することによって原料の粉砕と乾燥を同時に行うという優れた特徴を有している。
なお、竪型粉砕機により原料を乾燥させる際においては、竪型粉砕機の機内に供給するガスの温度コントールが重要であることが知られており、例えば、下記の特許文献1においては、熱空気と冷空気を混合することによって、竪型粉砕機の機内に供給する空気の温度を制御している。
特開昭62−276317号公報
ところで、近年、竪型粉砕機に対する大型化要求のニーズが高まっており、竪型粉砕機の製作メーカの多くは、大型化の要求に対して、回転テーブル径及び粉砕ローラ径のサイズアップ、又粉砕ローラ個数の増加等によって対応するとともに、大型化した機内の雰囲気を均一化するために、例えば、ガス供給口の設置位置等に対して工夫を凝らしている。
ここで、図11にローラ数の増加に伴うガス供給口(ガスダクトと称することもある)の配置例を記載する。竪型粉砕機の大型化に際して、大型化した機内のガス雰囲気の均一性を確保するために、複数個所に配した複数個のガス供給口から同一温度のガスを供給することが好ましいとされている。
というのは、仮に、複数個所にある複数個のガス供給口から相違する温度のガスが供給された場合に、回転テーブル上にある原料性状(湿分状態等)が、その置かれた位置によってそれぞれ相違する状態となり、その結果として、複数個ある粉砕ローラによる原料噛み込みの状態が、それぞれの粉砕ローラの位置により、それぞれ異なる状態となって、安定した運転が困難となる危険性がある。
また、複数個あるそれぞれの粉砕ローラにおいて、運転中、噛み込み状態が異なるまま原料を粉砕し続ければ、それぞれの粉砕ローラで摩耗の進行度合いが異なった状況になる。通常、粉砕ローラは、一番摩耗した粉砕ローラの交換時期に合わせて、同時に全ての粉砕ローラを交換する。そのため、摩耗の進行度合いが粉砕ローラでそれぞれ相違すれば、一番摩耗した粉砕ローラの交換時期に合わせて、交換が必要なほど摩耗していない粉砕ローラも取り替えることになり、非効率である。
さらに言えば、複数個所にある複数個のガス供給口から、それぞれ相違する温度のガスが供給されると、高温のガスを供給する側の位置にある機構への影響、例えば、粉砕ローラのベアリングの寿命低下(高温により潤滑油の効果が低下)、又、オイルシール等の寿命の低下等、が問題となる可能性が高くなる。
ここで、複数個所にある複数個のガス供給口から同じ温度のガスが供給されないケースとして、以下のような2つのケースがある。
まず、第1のケースとして、複数個所にある複数個のガス供給口に対して外部から同じ温度のガスが供給されないケースを説明する。
従来、竪型粉砕機に供給する熱ガスは、加熱装置により昇温した熱ガス(本明細書においてはこれを第1の熱ガスと称することもある)を使用していた。
しかし、近年は、省エネルギーの観点から、竪型粉砕機から取り出した熱ガス(本明細書においてはこれを第2の熱ガスと称することもある)の一部を竪型粉砕機内に戻して再使用することが行われている。
第2の熱ガスは、循環ガスとも呼ばれており、竪型粉砕機に供給する際の熱ガスより温度が低くなってはいるものの、常温に比較すればまだ十分に温度が高いガスである。
第2の熱ガスは、そのまま温度では、竪型粉砕機に供給する熱ガスの温度として不十分である。しかし、ミキシングチャンバ(ミキシングチャンバー、或いは、混合器と称されることもある)を使用して、第2の熱ガスと第1の熱ガスを混合して使用することによって、竪型粉砕機で原料を乾燥する際に必要なエネルギーを削減することが可能になる。
図15に従来技術によるミキシングチャンバの1例を示す。
図15に示したミキシングチャンバ150は、本体の下部に第1の熱ガスを取り入れるための第1の熱ガスの取入口151(第1熱ガス取入口151と称することもある)と、第2の熱ガスを取り入れるための第2の熱ガス取入口152(第2熱ガス取入口152と称することもある)を備えるとともに、上部にガス排出口153A、153Bを備えている。そして、第1熱ガス取入口151又第2熱ガス取入口152からミキシングチャンバ150内に取り入れられた第1の熱ガスと第2の熱ガスは、ミキシングチャンバ150の胴体中を流れる間に混合されて均一となり、上部に設けられた2箇所のガス排出口から排出される構造となっている。
しかし、ここで温度の異なる第1の熱ガスと第2の熱ガスを混合して均一な温度とするためには、熱ガスを混合するための流路長さが必要であり、ミキシングチャンバ150の胴体長LMを必然的に長く形成することが必要になる。
また、竪型粉砕機のガス供給口は、竪型粉砕機の下部に設けられており、できるだけ低い位置にガス排出口を配することが配管設計上も有利であり、基礎や敷地の問題等から、胴体長LMを長くすることは、配置上の制限により難しい場合が多い。
したがって、ミキシングチャンバ150の胴体長LMを長く形成することができず、その結果、ミキシングチャンバ150内で熱ガスが十分に混合されないために、2つのガス排出口からそれぞれ相違した温度のガスが排出されて送風されることになる。
また、前述の問題を引き起こす第2のケースとして、一部のガス供給口から供給される熱ガスに、温度の低いガスが混入するケースがある。
というのは、竪型粉砕機内で粉砕した原料の中で、比較的径の大きなものを、竪型粉砕機の下方に設けた排出シュート(排石シュートと称されることもある)より、一旦、抜き出してから、再度、竪型粉砕機に投入し粉砕するという原料の再供給システムが、従来から広く一般に使用されている。
前述の排出シュートは、原料を機外に抜き出す際において、機内に大気などが流れ込んでくるのを防止するため、気密性の高いダンパ構造を採用しているが、その気密性には限界があって、大気などがリークして機内に流れ込んでくるのを完全に防止することができないというのが実状である。
そのため、排出シュートを、前述したガス供給口に隣接(近傍に設けた場合等を含む)して設けた場合において、排出シュートに隣接したガス供給口から機内に供給する熱ガスに、前述のリークにより機内に流れ込んだガスが混合し、温度低下を引き起こし、その結果として、複数のガス供給口から相違する温度のガスが送風されて機内に供給される可能性がある。
本発明は、以上、説明したような問題点に鑑みてなされたものであり、竪型粉砕機の機内雰囲気を均一にして、原料を効率良く粉砕するに好適な粉砕システムに関する。
上記の目的を達成するため、本発明による粉砕システムは、
(1) 回転テーブルの上面に回転自在な粉砕ローラを備えて、回転テーブル上に供給した原料を、回転テーブルと粉砕ローラとの間で粉砕し、回転テーブルの下方に設けた複数個のガス供給口から機内に供給したガスによって吹き上げることにより、竪型粉砕機の上方に設けた上部取出口からガスとともに取り出す竪型粉砕機と、加熱装置により昇温した第1の熱ガスと該竪型粉砕機の上部取出口から取り出した第2の熱ガスを混合して、該竪型粉砕機に設けた複数個のガス供給口に送風するミキシングチャンバを備えて、該ミキシングチャンバは、該第1の熱ガスと該第2の熱ガスを混合した後にガスを送風する複数個のガス排出口を備えるとともに、該ミキシングチャンバ内において該第1の熱ガスと第2の熱ガスを混合する熱ガスの流路に風向調整板を備え粉砕システムであって、該ミキシングチャンバの胴体を筒型に形成して、該胴体の下部に第1の熱ガス取入口と第2の熱ガス取入口を対向するように配するとともに、該胴体の上部に混合したガスを排出して送風する複数個のガス排出口を配して、該胴体の下部に配した第1及び第2の熱ガス取入口と、該胴体の上部に配した2つのガス排出口との間であって、該胴体の中の第1の熱ガス取入口側に、前記風向調整板として回動自在のダンパを配した。
)()に記載の粉砕システムにおいて、前記竪型粉砕機に設けた複数個のガス供給口のそれぞれ上方に温度測定器を配して、該複数個のガス供給口から供給されるガスの温度を測定し、該複数個のガス供給口から供給されるガスの温度の差が小さくなるようにして、該ダンパの開度を制御する。
)()に記載の粉砕システムにおいて、前記温度測定器の上方に隣接して、該温度測定器を上方から覆う摩耗防止板を配した
)(1)乃至()までのいずれか1項に記載の粉砕システムにおいて、前記ガス供給口の中の少なくとも1つに熱ガスの温度を調整するための調整ガスを供給する調整ガス供給口を備えて、前記調整ガスの供給口に調整ガスの供給量を制御する風量調整用のダンパを備えた。
本発明によれば、複数のガス供給口から異なる温度のガスが供給されることを防止して、機内の雰囲気を均一にして原料を効率良く粉砕する。
本発明の実施形態に係わり粉砕システムの構成を説明する図である。 本発明の実施形態に係わりミキシングチャンバの構造を説明する図である。 本発明の実施形態に係わりミキシングチャンバと竪型粉砕機の配置を説明する図である。 本発明の実施形態に係わりミキシングチャンバ内のガス流れ説明する概念図である。 本発明の実施形態に係わり竪型粉砕機の構成を説明する図である。 本発明の実施形態に係わりガス供給口の配置を説明する図である。 本発明の実施形態に係り温度測定器の構成を説明する図である。 本発明の実施形態に係り熱ガスの挙動を説明する概念図である。 本発明の実施形態に係り排石の挙動を説明する概念図である。 本実施形態に係わり粉砕ローラの動作機構を説明する参考図である。 本実施形態に係わり粉砕ローラの個数とガス供給口の配置例を説明するための参考図である。 本発明による他の実施形態に係り竪型粉砕機の構成を説明する図である。 本発明による他の実施形態に係りガス供給口、調整ガス供給口の配置を説明する図である。 本発明による他の実施形態に係り熱ガス、リークガス、及び、調整ガスの挙動を説明する概念図である。 従来技術に係りミキシングチャンバの構成を説明する図である。
以下、図面等に基づき本発明による好ましい実施形態の1例について説明する。
図1から図14は本発明の実施形態に係わり、その好ましい例を示したものであって、図1は粉砕システムの全体構成を説明する図である。
図2はミキシングチャンバの構造を説明する図であり、図3はミキシングチャンバと竪型粉砕機の配置を説明する図であり、図4はミキシングチャンバ内のガス流れ説明する概念図である。
図5は竪型粉砕機の構成を説明する図であり、図6はガス供給口の配置を説明する図であり、図7は温度測定器の構成を説明する図である。
図8は熱ガスの挙動を説明する概念図であり、図9は排石の挙動を説明する概念図である。図10は粉砕ローラの動作機構を説明する参考図であり、図11は粉砕ローラの個数とガス供給口の配置例を説明するための参考図である。
また、図12から図14は、本発明による他の実施形態に係り第2の実施形態として、図12は竪型粉砕機の構成を説明する図であり、図13はガス供給口、調整ガス供給口の配置を説明する図であり、図14は熱ガス、リークガス、及び、調整ガスの挙動を説明する概念図である。なお、図15は従来技術に係りミキシングチャンバの構成を説明する図である。
本発明の実施形態に係り粉砕システム10の好ましい1例等について説明する。
本実施形態による粉砕システム10は、その基本的な構成として、竪型粉砕機1と、竪型粉砕機1に設けた複数個のガス供給口に対して加熱ガスを送風して供給するミキシングチャンバ50と、を備えている。そして、図1に示した粉砕システム10は、さらに熱ガスを昇温するための加熱装置70、捕集装置82、吸引ファン84、分配装置86、及び、原料等を各機器に搬送する搬送装置、又原料ホッパ80等を備えている。
以下、図1等に基づいて、粉砕システム10の工程の流れについて簡略に説明する。
原料ホッパ80から取り出された被粉砕物(原料と称することもある)は、ベルトコンベヤ等の搬送装置を介して、竪型粉砕機1(竪型粉砕機1の構成については詳細を後述する)の原料投入口13に投入される。
原料投入口13に投入された原料は、竪型粉砕機1内で粉砕されて、機内を流れるガスとともに、上部取出口39から竪型粉砕機1の機外に取り出される。
そして、上部取出口39から、竪型粉砕機1の機外にガスとともに取り出された原料は、捕集装置82により、ガスと分離されて製品110となる。
ここで、図1に示した粉砕システム10は、原料の中の一部を排出シュート34から抜き出す構成となっている。そして、排出シュート34から抜き出された原料は、ベルトコンベヤ装置等で搬送されて、再度、竪型粉砕機1の原料投入口13から投入されて、繰り返し粉砕される構成となっている。
次に、本実施形態に係る粉砕システム10のガス流れに関する構成について簡略に説明する。加熱装置70により加熱されて昇温された第1の熱ガス(本実施形態においては350℃程度まで昇温された空気)は、加熱装置70からガスラインG1を介してミキシングチャンバ50(ミキシングチャンバ50の構成については詳細を後述する)の第1の熱ガス取入口51(第1熱ガス取入口51と称することもある)に送風されて供給される。
また、吸引ファン84により、竪型粉砕機1の上部取出口39から粉砕された原料とともに取り出されたガスは、捕集装置82により、原料と分離されて、その一部が分配装置86により分配されて、ガスラインG2を介して、第2の熱ガス取入口52(第2熱ガス取入口52と称することもある)に送風されて供給される構成となっている。
なお、加熱装置70から第1熱ガス取入口51に供給される高温の熱ガスは、所謂、熱源ガスと称されるものであり、また、竪型粉砕機1の上部取出口39から第2熱ガス取入口52に供給されている比較的低温の熱ガスは、所謂、循環ガスと称されるものである。
そして、ミキシングチャンバ50内に供給された第1の熱ガスと第2の熱ガスは、ミキシングチャンバ50に設けられた第1のガス排出口53A及び第2のガス排出口53Bから排出されて、それぞれガスラインG3又ガスラインG4を介して、竪型粉砕機1のガス供給口33A及び33Bに送風されて供給される構成となっている。
以下、本実施形態に係る竪型粉砕機1の好ましい構成について詳細に説明する。
本実施形態に用いた竪型粉砕機1は、図5或いは図10に示すように、竪型粉砕機1の外郭を形成する上部ケーシング1B、下部ケーシング1A、竪型粉砕機1の下部に設置された減速機2Bと駆動モータ2Mによって駆動される回転テーブル2、及び、回転テーブル2に従動して回転するコニカル型の粉砕ローラ3等を備えている。
また、図5に示した竪型粉砕機1は、駆動モータ2Mの駆動用電源として図示しないインバータ電源を備えており、運転中、回転テーブル2の回転速度が任意に変更可能な可変速式の竪型粉砕機1である。
そして、図5に示した竪型粉砕機1は、回転テーブル2の上方に形状が略逆切頭円錐型の内部コーン19を備えるとともに、内部コーン19の上部に固定式の一次分級羽根14と、内部コーン19の上方で一次分級羽根14の内側に回転式の分級羽根を備えた回転式分級機15を有している。なお、回転式分級機15が備えた回転式羽根は、竪型粉砕機1の上部に設置された図示しない駆動モータにより駆動されて自在に回転する構成となっている。
ここで、図5に示した竪型粉砕機1は、回転テーブル2の下方にガスを導入するためのガス供給口として第1のガス供給口33A(第1ガス供給口33Aと称することもある)と第2のガス供給口33B(第2ガス供給口33Bと称することもある)、粉砕された原料の中で所望の粒径になるまで粉砕されていない一部の原料を排石として取り出すための排出シュート34(排石シュート34と称することもある)を備え、又、回転テーブル上方にはガスと共に粉砕後の原料(製品)を取り出すことのできる上部取出口39を備えている。なお、排出シュート34から取り出された原料は、ベルトコンベヤ等を介して搬送されて、再度、竪型粉砕機1の原料投入口13から機内に投入される構成となっている。
図5に示した竪型粉砕機1においては、回転テーブル3の下方に、竪型粉砕機1の機内に熱ガスを供給する第1ガス供給口33Aと第2ガス供給口33Bが、下部ケーシング1Aにおいて、回転テーブル2の軸心を挟んで、対向するように配されている。また、第2ガス供給口33Bには、排出シュート34が下方に隣接されている。
なお、本実施形態では、好ましい例の1つとして図11(2)に示すような配置により、竪型粉砕機1内にガス供給口が配されているが、本発明の適応の範囲はこれに限るものではなく、例えば、図11(1)、(3)、又(4)に示した他の配置又配列について、ガス供給口が配列されていても良く、ガス供給口の配置又配列は、本発明の技術思想を逸脱しない範囲で特に限定されない。
また、本実施形態においては、所謂、負圧型の竪型粉砕機1を使用しており、前述したように、上部取出口39に接続された吸引ファン84により竪型粉砕機1の機内のガスを吸い込むことによって、上部取出口39から粉砕後の原料をガスとともに取り出すとともに、2つのガス供給口から熱ガスを吸引することにより、機内にガスを送風させて供給させる構成となっている。
さらに、本実施形態においては、図5又図6に示すように、第1ガス供給口33Aの上方には第1の温度測定器91A(第1温度測定器91Aと称することもある)、第2ガス供給口33Bの上方には第2の温度測定器91B(第2温度測定器91Bと称することもある)が配されており、第1温度測定器91A及び第2温度測定器91Bには、それぞれ図7に示すように第1摩耗防止板93A又は第2摩耗防止板93Bが設けられている。
なお、本実施形態においては、温度測定器として熱電対式の温度センサーを使用し、図7に示すように、温度測定器91A又91Bの上方に断面L型の鋼材を配して、温度度測定器91A又91Bを上方から覆うようにしてカバーすることにより、温度測定器91A又91Bを保護する摩耗防止板93A又摩耗防止板93Bを構成した。しかし、本発明による摩耗防止板の構成は、これに限るものではなく、例えば、断面コの字型或いは断面半円型等の部材を利用しても良く、上方から落下してくる原料より温度測定器91A又は91Bの測定部を保護することができ、下方から上昇してくるガスが該測定部に流れ込んできて温度測定できる構造であれば良く、本発明の技術思想を逸脱しない範囲で特に限定されない。
本実施形態による竪型粉砕機1においては、前述の構成によって、図8に示したように、運転中、第1及び第2のガス供給口33A及び33Bより熱ガス(本実施形態においては熱空気)を導入することによって、回転テーブル2の下方から一次分級羽根14及び回転式分級機15を通過して上部取出口39へと流れる熱ガスの気流が生じる構成となっている。
以下、竪型粉砕機1に備えた粉砕ローラ3の構成等について簡略に説明する。
本実施形態に使用した竪型粉砕機1の粉砕ローラ3は、図11(2)に示すように回転テーブル2の上面に4個が配されて、回転テーブル2の方向に押圧されるよう構成されており、回転テーブル2が回転することにより、回転テーブル2に対して原料を介して従動して回転する。
また、本実施形態に使用した粉砕ローラ3は、図10に示すように、スイングレバーに取り付けられて、下部ケーシング1Aに取り付けられた軸を中心として回動自在に軸支されており、スイングレバーのアームには油圧シリンダが取り付けられている。
なお、油圧シリンダには図示しない油圧ラインを介して油圧ユニットが接続されている。そして、本実施形態においては、油圧ユニットを作動させることによって油圧シリンダを作動させてアームを駆動することにより、スイングレバーを動かして粉砕ローラ3を所望する加圧力で回転テーブル2側に押し付けることができる構成となっている。
次に、竪型粉砕機1内における原料の流れについて簡略に説明する。
原料投入口13から投入されて回転テーブル2上で粉砕された原料は、熱ガスの流れにより吹き上げられてケーシング内を上昇し、一次分級羽根14方向に流れるが、径が大きく重量の大きな原料は一次分級羽根14まで到達できずに落下して、回転テーブル2上で再度粉砕される。また、一次分級羽根14を到達通過して回転式分級機15を通過できなかった原料は、内部コーン19上に落下して回転テーブル2中央部分付近に供給され、回転テーブル2上で、再度、粉砕される。そして、回転式分級機15を通過した径の小さな原料は、上部取出口39からガスとともに製品として取り出される。
なお、本実施形態においては、粉砕された原料の中において、比較的径の大きな原料の中の一部が、図9に示すように、環状通路30より落下して、排石として竪型粉砕機1の下部にある排出シュート34から機外に排出される構成となっている。
以下、本実施形態によるミキシングチャンバ50の構成について詳細に説明する。
図2に示したミキシングチャンバ50は、その胴体が円筒形の筒型に形成されており、その本体の一部を構成する胴体部分の下部に第1熱ガス取入口51と第2熱ガス取入口52が対向するように配されており、胴体部分の上部に第1のガス排出口53Aと第2のガス排出口53Bが配されている。
また、胴体部分の下部に配した第1及び第2の熱ガス取入口と、胴体部分の上部に配した2つのガス排出口との間であって、第1の熱ガス取入口側に、風向調整板として回動自在のダンパが配されている。
ここで、第1熱ガス取入口51には、加熱装置70が接続されて、加熱装置により高温(本実施形態においては350℃程度)に昇温されたガスが第1の熱ガスとして送風されて供給される構成となっている。
また、第2熱ガス取入口52には、前述した竪型粉砕機1の上部取出口39から粉砕された原料とともに取り出された第2の熱ガス(本実施形態においては70℃程度)が、捕集装置82により、原料とガスに分離されて、その一部が、送風されて取り入れられるよう構成されている。そして、第1の熱ガスと第2の熱ガスは、ミキシングチャンバ50の胴体中を流れる間に混合されて、上部に設けられた2個所のガス排出口、即ち、ガス排出口53A又53Bから排出される構造となっている。
なお、ミキシングチャンバ50内に配されたダンパ55は、胴体の上部に配したガス排出口と、胴体の下部に配した熱ガス取入口との間であって、胴体の中の第1の熱ガス取入口側に配されて、ミキシングチャンバ50の胴体部分を形成するケーシングに回動自在に軸支されており、モータ55Mに駆動されて、その角度をミキシングチャンバ50内で自在に変化させることができる。
詳細は後述するが、ダンパ55は、第1熱ガス取入口51より取り入れられた熱ガスと第2熱ガス取入口52からミキシングチャンバ50内に取り入れられた熱ガスが、ミキシングチャンバ50内を上昇して混合される際において、そのガスの流れに影響を与えて混合の程度を調整する。
以下、本実施形態による粉砕システム10の運転方法について、その好ましい1例を詳細に説明する。
竪型粉砕機1の運転開始時においては、上部取出口39に接続された吸引ファン84を作動させることにより機内を負圧にすることによって、図8に示すように、第1ガス供給口33A及び第2ガス供給口33Bから、それぞれ熱ガスを機内に向けて円滑に送風させて導入する。
なお、本実施形態においては、図3に示すように、ミキシングチャンバ50の第1ガス排出口53A又第2ガス排出口53Bから、それぞれ第1ガス供給口33A又第2ガス供給口33Bに接続する構成としており、それぞれの位置から竪型粉砕機1の機内に導入されて供給された熱ガスは、竪型粉砕機1の機内を下方から上方に抜けるガスの流れを形成する。
次に、竪型粉砕機1に原料を供給し、竪型粉砕機1の原料投入口13に投入された原料(本実施形態においては被粉砕物であるセメントクリンカ)は、原料投入口13を介して回転テーブル2の中央付近に投入されて、渦巻き状の軌跡を描きながら、回転テーブル2の外周側に移動する。そして、回転テーブル2の外周側に移動した原料は、回転テーブル2と粉砕ローラ3に噛み込まれて粉砕される。
回転テーブル2と粉砕ローラ3に噛み込まれて粉砕された原料は、回転テーブル2の外縁部に周設されたダムリングを乗り越えて、回転テーブル上面2の外周部とケーシングとの隙間である環状通路30(環状空間部30と称することもある)へと向かう。
環状通路30に達した原料は、前述した熱ガスの流れにより吹き上げられてケーシング内を上昇し、一次分級羽根14方向に流れるが、径が大きく重量の大きな原料は、一次分級羽根14まで到達できずに落下して、回転テーブル2上で再度粉砕される。
また、一次分級羽根14を到達通過して回転式分級機15を通過できなかった原料は、内部コーン19上に落下して回転テーブル2中央部分付近に供給され、回転テーブル2上で、再度、粉砕される。そして、回転式分級機15を通過した径の小さな原料は、上部取出口39から製品として取り出される。なお、環状通路30へと向かった原料の中で、比較的重量の重いものの一部は、図9に示したように、回転テーブル2の下方に落下して、排出シュート34を介して機外に排出される。
ここで、本実施形態においては、竪型粉砕機1の運転を行うに際して、第1ガス供給口33A及び第2ガス供給口33Bから供給される熱ガスの温度を、それぞれの上方に配した第1温度測定器91A又第2温度測定器91Bで測定して、図示しない制御装置に送信している。
そして、第1温度測定器91Aで測定した温度(第1ガス供給口33Aのガス温度)と、第2温度測定器91Bで測定した温度(第2ガス供給口33Bのガス温度)とが相違した場合に、図示しない制御装置から指令信号を発信して、ミキシングチャンバ50内に風向調整板として配したダンパ55の角度を変更する。
即ち、本実施形態においては、粉砕システム10の運転中において、竪型粉砕機1内の温度を、第1温度測定器91A又第2温度測定器91Bで測定し、測定した温度が異なっている場合は、ミキシングチャンバ50内のダンパ55を駆動してダンパ55の角度を変化させることにより同一温度に近づくように調整する。
なお、ベアリングの保護の観点などから考えた場合には、温度差を30℃以内にすることが好ましく、さらに同一(温度差が10℃以内の範囲)とすることがさらに好ましい。
ここで、図4に、ダンパ55を角度θとした場合のガス流れの状態を概念的に示す。
ダンパ55の角度θを90度とした場合に、ガスの流れに影響を与えにくく、角度θを0度(ガス流れに直交する角度)に近づけるほど、ガスの流れに影響を与えて、第1の熱ガスと第2の熱ガスの混合する能力が大きくなる。
なお、温度の高い第1の熱ガスは、温度の低い第2の熱ガスに比較して、ミキシングチャンバ50の胴体内を急激に上昇しやすく、その結果、第1の熱ガスと第2の熱ガスが十分に混合されないまま上部のガス排出口から排出される可能性があって、どちらか一方のガス排出口に高い温度の熱ガスが大量に流れて、その結果、第1のガス排出口53Aと第2のガス排出口53Bとで排出されるガスの温度が大きく相違するという問題を生じる可能性がある。
本実施形態によれば、第1温度測定器91A又第2温度測定器91Bにより、第1ガス供給口33Aのガス温度と第2ガス供給口33Bのガス温度を測定し、温度が相違する場合には、ダンパ55の角度θを変更して、ガスの流れの向きに変化を与えることにより、第1の熱ガスと第2の熱ガスを混合の度合いを調整する。
例えば、第1温度測定器91A又第2温度測定器91Bにより、第1ガス供給口33Aのガス温度と第2ガス供給口33Bのガス温度を測定して、温度が相違する場合に、第1の熱ガスと第2の熱ガスが十分に混合されていないと判断した場合には、ダンパ55の角度θを小さくして0度に近づけることによって、ガスの流れの向きに変化を与えることにより、第1の熱ガスと第2の熱ガスを十分に混合することが可能である。
なお、前述したように、排出シュート34からリークガスが流れ込んで、第1ガス供給口33Aのガス温度と第2ガス供給口33Bのガス温度が相違する場合には、ミキシングチャンバ50から、第1ガス供給口33Aと第2ガス供給口33Bに、同じ温度のガスを送風しても、実際に機内に供給される熱ガスの温度が異なり問題となる場合がある。
本実施形態においては、ダンパ50の角度θを調整することにより、ある一定の範囲内において、第1ガス排出口53Aと第2ガス排出口53Bの温度の差を調整することが可能であるから、前述したリークガスの流れ込みによる温度差についても、ある一定範囲内の限度内において、改善することが可能であり、有利な作用効果を有する。
次に、本発明による他の実施形態として、前述したリークガスによる温度差について特に改善効果の高い好ましい例の1つとして、第2の実施形態(第2実施形態と称することもある)を図12に示す。
以下、第2実施形態について、前述した本実施形態と異なる部分を説明する。
第2実施形態においては、図12に示したように、第1ガス供給口33Aに調整ガス供給口90が配されている。そして、第1ガス供給口33Aに設けた調整ガス供給口90は、図13に示すように、その内部に開閉自在な調整ガス用ダンパ90Aを備えており、調整ガス用ダンパ90Aは図示しない制御装置からの指令信号により、その開度を変化させて調整ガス供給口90から機内に供給するガスの供給量を調整することができる。
なお、第2実施形態においては、上部取出口39に接続された吸引ファン84により竪型粉砕機1の機内のガスを吸い込むことによって、図14に示すように、ガス供給口から熱ガスを導入して機内に送風し供給するとともに、調整ガス(本実施形態においては常温の空気)を機内に吸引して導入する構成となっている。そして、図示しない前述の制御装置からの指令信号により調整ガス用ダンパ90Aの開度を調整することにより、大気を機内に吸い込んで導入することによって、常温の空気を調整ガスとして機内に送風して供給することができる構成となっている。
第2実施形態においては、前述の構成により、運転中、第2温度測定器91Bで測定した温度が、排出シュート34から流入した常温のリークガスにより著しく低下し、ミキシングチャンバ50に配したダンパ55の角度θを変更しても、第1温度測定器91Aとの温度差が所望する範囲まで改善されなかった際において、さらに改善することを目的とし、図示しない制御装置から指令信号を発信して、第1ガス供給口33Aに設けた調整ガス用ダンパ90Aを開動作する。
これにより、第1ガス供給口33Aに調整ガス供給口90から大気(常温の空気)を導入して供給することにより、第1ガス供給口33Aから供給される熱ガスの温度を下げて、第2ガス供給口33Bから供給される熱ガスの温度に近づけることが可能になる。
したがって、第2実施形態においては、排出シュート34からのリークガスの影響についても特に効果的な対処が可能であり有利な作用効果を有している。
以上のように本願発明に係わる竪型粉砕機及び竪型粉砕機の運転方法は、機内の雰囲気を均一にして原料を効率良く粉砕する際に、特に好適に使用できる。
1 竪型粉砕機
2 回転テーブル
3 粉砕ローラ
10 粉砕システム
13 原料投入口
14 一次分級羽根
15 回転式分級機
19 内部コーン
33A 第1のガス供給口
33B 第2のガス供給口
34 排出シュート
39 上部取出口
50 ミキシングチャンバ
51 第1の熱ガス取入口
52 第2の熱ガス取入口
53A 第1のガス排出口
53B 第2のガス排出口
55M モータ
90 調整ガス供給口
90A 調整ガス用ダンパ
91A 第1の温度測定器
91B 第2の温度測定器
93A 第1の摩耗防止板
93B 第2の摩耗防止板

Claims (4)

  1. 回転テーブルの上面に回転自在な粉砕ローラを備えて、回転テーブル上に供給した原料を、回転テーブルと粉砕ローラとの間で粉砕し、回転テーブルの下方に設けた複数個のガス供給口から機内に供給したガスによって吹き上げることにより、竪型粉砕機の上方に設けた上部取出口からガスとともに取り出す竪型粉砕機と、
    加熱装置により昇温した第1の熱ガスと該竪型粉砕機の上部取出口から取り出した第2の熱ガスを混合して、該竪型粉砕機に設けた複数個のガス供給口に送風するミキシングチャンバを備えて、
    該ミキシングチャンバは、該第1の熱ガスと該第2の熱ガスを混合した後にガスを送風する複数個のガス排出口を備えるとともに、該ミキシングチャンバ内において該第1の熱ガスと第2の熱ガスを混合する熱ガスの流路に風向調整板を備え粉砕システムであって、
    該ミキシングチャンバの胴体を筒型に形成して、該胴体の下部に第1の熱ガス取入口と第2の熱ガス取入口を対向するように配するとともに、該胴体の上部に混合したガスを排出して送風する複数個のガス排出口を配して、
    該胴体の下部に配した第1及び第2の熱ガス取入口と、該胴体の上部に配した2つのガス排出口との間であって、該胴体の中の第1の熱ガス取入口側に、前記風向調整板として回動自在のダンパを配したことを特徴とする粉砕システム。
  2. 前記竪型粉砕機に設けた複数個のガス供給口のそれぞれ上方に温度測定器を配して、該複数個のガス供給口から供給されるガスの温度を測定し、
    該複数個のガス供給口から供給されるガスの温度の差が小さくなるようにして、該ダンパの開度を制御する請求項記載の粉砕システム。
  3. 前記温度測定器の上方に隣接して、該温度測定器を上方から覆う摩耗防止板を配した請求項記載の粉砕システム。
  4. 前記ガス供給口の中の少なくとも1つに熱ガスの温度を調整するための調整ガスを供給する調整ガス供給口を備えて、前記調整ガスの供給口に調整ガスの供給量を制御する風量調整用のダンパを備えた請求項1乃至請求項までのいずれか1項に記載の粉砕システム。
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